第2回大学教育研究集会 【主旨】近年大学教育改革は急速な勢いですすめられており,それに呼応して,大学授業の開発 やFD(ファカルティ・ディベロップメント) ,学生による授業評価,さらには IT の普及に伴う 遠隔教育や e-learning など,さまざまな実践的・実証的研究が展開されていす。私たちはこの実 践に反省を加え,これを大学教育全体の知的資産として共有していかねばならないと考えます。 残念ながら,これまでの研究のなかには,ひとりよがりの事例報告や教育の技術面の提案に終 始するもの,数字による武装はされているが何を問題にしているのか不明なものなども混在して います。 「大学教育研究集会」は,大学における教育研究の交流の場として,これからの大学教育 全体の知的資産を共有するにはどうすべきか,皆さまと一緒に考えていく場にしたいと考えてい ます。 (1)教育評価研究部会 <教 室 E21> 座長:安岡高志・菅野憲司 ① 岩 崎 滋 ( ヒ ュ ー マ ン マ ヤ )「 IT 講 習 2 人 講 師 制 と 4192 人 に よ る 評 価 」 ② 秦 由 美 子 ( 滋 賀 大 学 )「 イ ギ リ ス に お け る 教 育 評 価 」 ③ 菅 野 憲 司 ( 千 葉 大 学 文 学 部 )「 評 価 差 値 ( Evaluation Gap Value )」 ④ 本 岡 直 子 ・ 岩 谷 和 夫 ・ 佐 藤 学 ・ 城 本 修 ・ 堂 本 時 夫 ( 広 島 県 立 保 険 福 祉 大 学 )「 広 島 県 立 福 祉 短 期大学における入試方法・成績・学内成績・国家試験合否の関係」 ⑤ 池 田 幸 夫 ( 山 口 大 学 教 育 学 部 )「 イ メ ー ジ 変 化 図 を 用 い た 授 業 評 価 の 試 み 」 ⑥ 安 岡 高 志 ( 東 海 大 学 理 学 部 )「 教 育 評 価 の 評 価 基 準 を 定 め よ 」 総括講演:池田輝政(名古屋大学高等教育研究センター) ( 2 ) カ リ キ ュ ラ ム 研 究 / e-Learning・ 遠 隔 教 育 研 究 部 会 <教 室 E24> 座長:鈴木真理子・西村昭治 ① 渡 邉 裕 ( 東 京 大 学 教 育 学 部 附 属 中 等 教 育 学 校 情 報 科 )「 中 等 教 育 学 校 の 情 報 教 育 に 関 す る カ リ キュラムとその変遷」 ② 倉 島 敬 治 ( 実 践 女 子 大 学 )・ 宇 佐 見 忠 雄 ( 実 践 女 子 大 学 )「 ひ と り よ が り の カ リ キ ュ ラ ム 研 究 」 ③ 西 村 昭 治 ( 早 稲 田 大 学 人 間 科 学 部 )「 ブ ロ ー ド バ ン ド を 活 用 し た e-learning に よ る 通 信 教 育 課 程実施について」 ④ 永 田 智 子 ( 兵 庫 教 育 大 学 )・ 鈴 木 真 理 子 ( 滋 賀 大 学 )・ 中 原 淳 ・ 西 森 年 寿 ( メ デ ィ ア 教 育 開 発 セン ター)・ 笠 井 俊 信 ( 岡 山 大 学 )「 CSCL 環 境 で の 多 様 な 社 会 的 相 互 作 用 に よ る ポ ー ト フ ォ リ オ 作成活動を取り入れた教員養成課程の授業実践と評価」 ⑤ 鈴 木 真 理 子 ( 滋 賀 大 学 )・ 永 田 智 子 ( 兵 庫 教 育 大 学 )・ 中 原 淳 ・ 西 森 年 寿 ( メ デ ィ ア 教 育 開 発 セ ン タ ー )・ 笠 井 俊 信 ( 岡 山 大 学 )・ 浦 嶋 憲 明 ( 三 菱 総 合 研 究 所 )・ 森 広 浩 一 郎 ( 兵 庫 教 育 大 学 )「 多 様 な 社 会 的 相 互 作 用 を 実 現 す る Web 環 境 ポ ー ト フ ォ リ オ の 実 践 」 ⑥ 村 上 正 行 ( 京 都 外 国 語 大 学 )「 多 様 な 相 互 評 価 を 導 入 し た 情 報 教 育 実 践 と 評 価 」 総括講演:大山泰宏(京都大学高等教育教授システム開発センター) -1- ( 3 )授 業 研 究 部 会 A 座長:佐古順彦・原清治 <教 室 E31> ① 木 下 栄 造 ( 兵 庫 医 科 大 学 )「 視 聴 覚 教 材 を 用 い た 論 文 形 式 に よ る 英 語 期 末 試 験 」 ② 原 清 治 ・ 黒 田 恭 史 ・ 西 之 園 晴 夫 ( 佛 教 大 学 教 授 法 開 発 室 )「 大 学 に お け る 自 律 的 学 習 支 援 シ ス テムの開発」 ③ 平 畑 博 敏 ( 香 川 県 大 手 前 高 松 高 等 学 校 顧 問 )「 大 学 の 授 業 改 善 に 望 む も の 」 ④ 長 谷 川 元 洋 ( 金 城 学 院 大 学 現 代 文 化 学 部 )「 Mindtools と し て の ICT を 活 用 し た 授 業 の 開 発 , 実践」 ⑤ 吉 谷 須 磨 子 ( 山 形 大 学 医 学 部 )「 問 題 解 決 能 力 の 育 成 に 学 習 プ ロ セ ス 設 計 を 使 い 看 護 実 践 能 力 を高める授業」 ⑥ 佐 古 順 彦 ( 早 稲 田 大 学 人 間 科 学 部 )「 大 学 学 級 環 境 尺 度 の 構 成 − 学 生 に よ る 授 業 評 価 を 考 え る −」 総括講演:石村雅雄(鳴門教育大学学校教育学部) ( 4 )授 業 研 究 部 会 B 座長:牟田博光・毛利猛 <教 室 E30> ① 毛 利 猛 ( 香 川 大 学 )「 大 学 の ア ウ ト ス タ ン デ ィ ン グ ・ テ ィ ー チ ャ ー ズ 」 ② 山 本 博 信 ( 産 能 大 学 経 営 情 報 学 部 )「 演 習 系 授 業 の 授 業 設 計 」 ③ 池 田 い つ 子 ( 福 岡 大 学 理 学 部 )「 質 問 書 と 感 想 文 の 効 果 」 ④ 溝 上 慎 一 ・ 松 下 佳 代 ( 京 都 大 学 高 等 教 育 教 授 シ ス テ ム 開 発 セ ン タ ー )「 ボ ト ム ア ッ プ 式 の 広 義 FDへの拡張−授業現場から出発する−」 ⑤ 牟 田 博 光 ( 東 京 工 業 大 学 教 育 工 学 開 発 セ ン タ ー )「 授 業 評 価 の フ ィ ー ド バ ッ ク 」 総 括 講 演 : 矢 野 裕俊( 大 阪 市 立 大 学 文 学 部 ) ( 5 )授 業 研 究 部 会 C 座長:宮田仁・保崎則雄 <教 室 E11> ① 加 藤 政 弘 ( 愛 知 県 立 知 立 高 等 学 校 )「 体 験 的 学 習 模 型 ( 京 都 模 型 2003) の 利 用 法 」 ② 保 崎 則 雄 ( 早 稲 田 大 学 人 間 科 学 部 )「 英 語 環 境 で 行 う 専 門 科 目 実 践 の 様 相 , 分 析 , 課 題 , 問 題 点」 ③ 田 中 忠 芳 ( 鹿 児 島 国 際 大 学 非 常 勤 講 師 )「 調 べ 学 習 な ら び に プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン の 指 導 と そ の 評価」 ④ 脇 田 里 子 ( 福 井 大 学 教 育 地 域 科 学 部 )「「 多 文 化 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 」 で の 授 業 改 善 」 ⑤ 宮 田 仁 ( 滋 賀 大 学 教 育 学 部 )「 携 帯 電 話 対 応 コ メ ン ト カ ー ド シ ス テ ム を 活 用 し た 多 人 数 講 義 に おける授業コミュニケーションの改善」 ⑥ 岡 部 昌 樹 ( 金 沢 星 稜 大 学 経 済 学 部 )「 ASP 教 材 の 導 入 に よ る 授 業 改 善 」 総括講演:松下佳代(京都大学高等教育教授システム開発センター) ( 6 )F D 研 究 部 会 座長:井手弘人・笹尾敏明 <教 室 E12> ① 井 上 比 呂 子 ( 創 価 女 子 短 期 大 学 非 常 勤 講 師 )・ 清 水 強 志 ( 創 価 大 学 大 学 院 )「 学 生 の 出 席 ・ 欠 席 に関する意識調査」 ② 日 下 和 信 ( 大 阪 キ リ ス ト 教 短 期 大 学 )「 F D 研 究 − 大 学 で の 授 業 検 討 会 の 進 め 方 − 」 ③ 笹 尾 敏 明 ・ 池 田 満 ・ 小 山 梓 ( 国 際 基 督 教 大 学 大 学 院 )「 次 世 代 型 F D プ ロ グ ラ ム に 向 け て − コ ミュニティ心理学的視座からの検討−」 ④ 青 山 浩 之 ・ 福 田 幸 男 ・ 高 橋 和 子 ( 横 浜 国 立 大 学 教 育 人 間 科 学 部 )「 学 部 の 教 育 改 善 に 向 け た 多 面的課題への検討と実践」 ⑤ 清 水 亮 ( 松 阪 大 学 政 策 学 部 )「 実 践 重 視 の 国 際 関 係 論 教 育 へ の モ デ ル 提 言 」 ⑥井手弘人・栗山一孝・天野智水・古賀掲維・長澤多代・林朋美(長崎大学大学教育機能開発セ ン タ ー )「 マ ネ ジ メ ン ト か ら 発 想 す る 大 学 教 育 を 目 指 し て − 長 崎 大 学 ・ 一 年 目 の 成 果 と 課 題−」 総括講演:井下理(慶應義塾大学総合政策学部) -2- ( 7 )e-Learning・ 遠 隔 教 育 研 究 部 会 座長:松浦執・瀬田智恵子 <教 室 E23> ① 中 原 淳 ( メ デ ィ ア 教 育 開 発 セ ン タ ー )・ 山 内 祐 平 ( 東 京 大 学 大 学 院 情 報 学 環 )・ 久 松 慎 一 ( 慶 応 義 塾 大 学 )・ 八 重 樫 文 ( 武 蔵 野 美 術 大 学 )「 ヴ ァ ー チ ャ ル ・ ユ ニ バ ー シ テ ィ づ く り を 支 援 す る−ツールのオープンソース化,運用ノウハウの公開を目指して−」 ② 瀬 田 智 恵 子 ( メ デ ィ ア 教 育 開 発 セ ン タ ー )「 英 国 に お け る 通 信 制 大 学 院 博 士 課 程 − ス コ ッ ト ラ ンドの事例を中心に−」 ③ 望 月 俊 男 ( 総 合 研 究 大 学 院 大 学 文 化 科 学 研 究 科 )・ 中 原 淳 ( メ デ ィ ア 教 育 開 発 セ ン タ ー )・ 松 浦 匡 ・ 一 色 裕 里 ( 東 京 大 学 大 学 院 学 際 情 報 学 府 )・ 山 内 祐 平 ( 東 京 大 学 大 学 院 情 報 学 環 )・ 西 森 年 寿 ( メ デ ィ ア 教 育 開 発 セ ン タ ー )・ 加 藤 浩 ( 総 合 研 究 大 学 院 大 学 文 化 科 学 研 究 科 ・ メ デ ィ ア 教 育 開 発 セ ン タ ー )「 大 学 院 教 育 に お け る e-learning の 可 能 性 − 社 会 人 学 生 に と っ て の e-Learning の 効 果 に 着 目 し て − 」 ④ 田 中 啓 夫 ・ 山 本 公 一 ・ 椎 名 宮 雄 ・ 沖 眞 ( 東 海 大 学 開 発 工 学 部 情 報 通 信 工 学 科 )・ 松 浦 執 ( 東 海 大 学 開 発 工 学 部 沼 津 教 養 教 育 セ ン タ ー )「 対 面 授 業 の た め の 電 子 教 材 と 環 境 整 備 」 ⑤ 本 間 宏 俊 ・ 青 木 由 直 ( 北 海 道 大 学 大 学 院 )「 工 学 基 礎 教 育 に お け る WBT サ ー バ の 構 築 」 ⑥ 松 浦 執 ( 東 海 大 学 開 発 工 学 部 沼 津 教 養 教 育 セ ン タ ー )「 初 等 物 理 の Web 個 別 学 習 支 援 シ ス テ ム による個別弱点補強の試み」 総括講演:山内祐平(東京大学大学院情報学環) (8)授業公開研究部会 座長:田口真奈・吉田雅章 <教 室 E10> ① 田 口 真 奈 ( メ デ ィ ア 教 育 開 発 セ ン タ ー )「 授 業 公 開 を 通 し た F D ネ ッ ト ワ ー ク の 現 状 と 課 題 」 ② 橋 本 勝 ( 岡 山 大 学 教 育 学 部 )「 常 時 公 開 制 度 の 意 義 」 ③ 田 中 毎 実 ( 京 都 大 学 高 等 教 育 教 授 シ ス テ ム 開 発 セ ン タ ー )「 京 都 大 学 公 開 実 験 授 業 の 現 在 」 ④ 岩 崎 信 ( 東 北 大 学 大 学 院 教 育 情 報 学 研 究 部 )「 F D の 観 点 か ら 見 た 東 北 大 学 イ ン タ ー ネ ッ ト ス クール」 ⑤ 廣 兼 志 保 ( 島 根 大 学 教 育 学 部 附 属 教 育 臨 床 総 合 研 究 セ ン タ ー )「 島 根 大 学 の 公 開 授 業 」 ⑥ 吉 田 雅 章 ( 和 歌 山 大 学 経 済 学 部 )「 地 方 国 立 大 学 に お け る 30 数 回 の 公 開 授 業 & 検 討 会 」 総括講演:小田隆治(山形大学教育学部) -3-
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