全日本ラリー観戦ガイドPDF

Japanese Rally Championship Guide Book
全日本ラリー選手権
観戦ガイド2016
CONTENTS
タイヤ規定が大幅に変わるシーズン展望を解説
2016年全日本ラリー ここが変わる
ラリーのルールから参戦車種までやさしく解説
全日本ラリー選手権の基礎知識
全国各地のラリーの特色や観戦情報をチェック
全日本ラリー イベント情報
国内最高峰ラリーを戦うクルーを紹介
2016年選手名鑑
2015年ポイントランキング/JRCA活動報告
制作・発行:JRCアソシエイション
特別寄稿
全国のラリーファンの皆様へ
ラリーファンならびに全日本ラリー選手権観戦ガイドをご覧の皆様、
全日本ラリー観戦ガイド2016の発刊、心よりお喜びを申し上げるとと
もに、日頃より皆様の交通安全へのご協力に感謝いたします。
国家公安委員会で取り組んでいるテーマについて幾つかお話しをさせ
ていただきます。
ひとつめが交通安全です。交通事故の死傷者数は年々減少しています。
これはユーザーの皆様、行政、教育機関、自動車メーカーや警察などが
衆議院議員
一体となって取り組み続けた賜物だと思っております。そんななかでラ
河野太郎
リーというモータースポーツは、一般公道を使い、運転技術の粋を競う
国務大臣
国家公安委員会委員長
行政改革担当
国家公務員制度担当
内閣府特命担当大臣
ーの運転スキルおよび瞬時の判断能力から一般ドライバーが学ぶべきこ
こうのたろう
(消費者及び食品安全、規制改革、防災)
競技であり、運転技術はもとより、変わりゆく状況の中で的確に情報を
得、瞬間の判断力が競われる競技とお聞きしています。ラリードライバ
とは数多く存在すると思われます。自動車産業は日本の基幹産業でもあ
り、自動車技術の進展と共にラリー等モータースポーツのノウハウを交
通安全に応用し、そうした技術を世の中に広めて行くことが出来れば、
交通事故はさらに減るものと期待できるのではないかと考えています。
ふたつめは青少年の健全な育成です。サッカーJリーグでクラブの取
締役をやっていたこともあり、スポーツには大いに関心があります。し
かしスポーツイベントは、大都市近郊のスタジアムで行われることが多
いようです。ラリーの場合、地方の山の中などで開催されることが大半
で、そうした場所では、子供たちは日本を代表するアスリートと交流を
持つ機会は非常に限られます。アスリートとの交流は、それに憧れの目
を向ける子供たちの成長にとって大きな影響を与えることになるのでは
ないでしょうか。警察庁が発表しているデータでは、刑法犯で検挙され
た少年は12年連続で減少しています。非行をさらに減少させていくた
めには、子供たちに夢と希望を与えることが必要と思われます。トップ
アスリートであるラリーストと子供達との触れ合いが、青少年の健全な
成長に役立つことを期待しています。
最後に、ラリーは一般公道を使うという性格上、地元の理解と協力な
くしては成り立たないスポーツイベントです。ラリーが開催地域に及ぼ
す影響は観光誘致などの経済的効果はもとより、地元住人との交流を通
じた地域活性化も期待できます。2016年の全日本ラリー選手権が無事
に成功を収めるとともに、ラリーというモータースポーツ競技がさらに
発展するよう心より祈念しております。
17
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レ ビ
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開ける!
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ス
ス
ア
、6クラ
全国9戦
国内最速の称号は誰の手に!?
全日本ラリー選手権は、日本自動車連盟
(JAF)
が統括する
日本最高峰のモータースポーツ選手権のひとつです
2016年は、全国8都道府県を舞台に9戦が開催されます
ここでは、今シーズンの見どころや注目ポイントを紹介しましょう
アスファルトのワインディングロード
競技スタイルでしたが、2004 年に日
とができなかった生産台数が少ない限定
や深い森の中を駆け抜ける未舗装路など
本で初開催されたWRC「ラリージャパ
車も、ラリーに出場できるようになりま
の一般公道を舞台に、普段通勤やレジャ
ン」を契機に、06 年からは WRC や
した。
ーに使っているクルマと同じようなラリ
APRC など世界各地で開催されている
そして今年、全日本ラリーは新たな変
ーカーが、目の前を信じられないスピー
ラリーと同じようにスペシャルステージ
革を迎えました。そのひとつが、クラス
ドで駆け抜けていく──それが
“ラリー”
(SS)で速さを競う「SSラリー」に刷
区分の再編成です。全日本ラリーは排気
という競技です。その国内最高峰となる
新されました。同時に車両規定も、02
量や車両規定によって6クラスに分けら
JAF全日本ラリー選手権は、1976年
年までは国内独自の規定でしたが、ラリ
れていますが、今シーズンはそれぞれの
から78年まで開催されたJAF全日本ベ
ージャパンが開催される前年の03年に
クラスの区分規定が見直され、クラスに
ストラリースト選定戦を前身に、79年
はFIAのグループNに準じた車両規定に
よって車種が変わることで新たな戦いが
一新。昨年からはグループRに準じた
展開されることでしょう。
にはJAF全日本ラリードライバー選手権、
80年からはJAF全日本ラリー選手権と
「RR 車両」が導入されるなど、世界基
さらに、ターマックラリーに使用でき
して開催され、今年で37年にわたって
準との融合が図られてきました。
るタイヤの規定が大幅に変わったために、
開催されている国内トップレベルのモー
その一方で、国内で販売されている市
これまでの戦いがさらに激しくなること
タースポーツ選手権です。
販車がラリーに出場するために必要な
も予想されます。進化を続ける全日本ラ
全日本ラリー選手権は、かつては速さ
JAF 登録車両規定が昨年改訂されたこ
リー、激戦が予想される今シーズンの新
だけではなく時間に対する正確さを競う
とにより、これまでラリーに出場するこ
たな戦いに、ぜひご期待ください。
18
ラリー観戦を120%楽しむために
早わかり
全 日 本 ラ リ ー 選 手 権 ガ イダ ン ス
全日本ラリー選手権のクラス区分は「日本ラリー選手権規定」で決め
れました。また、JN2クラスとJN1クラスは最も改造範囲が狭くマシン
られています。この規定は毎年発行されていますが、2016年のクラス
のコストが安価なRPN車両がまとめられ、純粋な速さもJN6〜1へと大
区分が大きく変更され、クラス区分はこれまでよりシンプルにまとめら
まかに並べ替えられた格好です。JN5クラスにはラリー専用車両とも言
れました。最高峰となるJN6クラスは4WD、JN5クラスは2WDと駆動
えるRR車両(ベースはFIA R1〜R3)が、JN1クラスにはAE車両が組
方式により二分され、JN4クラスとJN3クラスは排気量によって分けら
み込まれています。今年も新たな車種が全日本ラリーに登場しそうです。
1
クラス区分と主な参戦車両
新型車やラリー専用車両が本格的に参入
2016年は新たな全日本ラリーの歴史の始まり
JN6class
JN5class
JN4class
最高峰クラスは4WD限定
最新のスバル vs 完熟の三菱の戦い
ターボFFとFIAグループRによる
2WD車両の頂点を決めるバトル
実質86/BRZのワンメイククラス
新たな挑戦者の参戦も!?
JN6クラスは国内最高峰クラスとして、長らくライバ
ル対決を繰り広げてきたスバルWRX STIvs三菱ラン
サーエボリューションによる対決。しかし、スバルが
最新のVAB型WRX STIで快進撃を見せた2015年から、
戦況は大きく様変わりしました。2016年からは4WD
限定となったことで、MINI JCWクロスオーバーも
JN6クラスへ組み込まれるなど、2強以外のマシンの
参戦の可能性も広がってきています。昨シーズンを席
巻したVABが勝るか、熟成極まるランエボ勢が巻き
返すか、今年も2強対決から目が離せません。
2016年のJN5クラスは、2500cc超の2WDのRN/RJ
車両と RR 車両で構成されます。トヨタ 86 &スバル
BRZが対象外となり、製造終了から10年を経過した
車両が参加不可能となったため、クラスの主役はトヨ
タ・ヴィッツ GRMN ターボ、プジョー 208 GTi 、
MINI JCWなどのハイパワーFFとなります。また、
RR車両もアバルト500ラリーR3Tに加えて、プジョ
ー208 R2、シトロエンDS3 R3-MAXなどが参戦予定。
戦闘力が高いRR車両とターボFFがどのような戦いを
見せるのか、注目です。
新生JN4クラスの参戦車両は、1500cc超2000cc以下
の車両へと再編成されました。主力車種は86/BRZ。
排気量的には1600ccのホンダ・シビックタイプRや
三菱ミラージュ、1800ccのホンダ・インテグラタイ
プRなどが対象ですが、今年から製造終了後10年を越
えた車両は参戦不可となったため、事実上86/BRZの
ワンメイク状態となりそうな勢いです。2000ccのFR
ながら、ワンメイクレース、タイムアタックなどで爆
発的人気を集め、年々安定感とスピードを増している
86/BRZ。その速さをラリー会場で確かめてください。
JN3class
JN2class
JN1class
小型・軽量なホットハッチに
ロータリー&軽自動車が宣戦布告!
低コスト、ロースピードがコンセプト
改造範囲が狭く身近な車両多数
最も排気量の小さい入門クラス
ハイブリッドやEV車両も対象に
JN3 クラスは下限の排気量が撤廃され、シンプルに
1500ccまでの2WD車両となりました。2016年は、
2014年にこのクラスでチャンピオンを獲得している天
野智之がヴィッツRSで凱旋。昨年王者の岡田孝一のマ
ツダ・デミオと再び相見えます。それ以外にも、昨年
までJN1クラスで活躍したRX-8がJN3クラスへ編入さ
れ、ターマックイベントでは脅威となるかもしれません。
トヨタ・ヴィッツ、ホンダ・フィット、デミオ15MBや
ロードスターなどもこのクラスとなり、群雄割拠の様
相を呈することになりそうです。
2016年のJN2クラスは、昨年までのJN4クラスとまっ
たく同じ規定となっています。排気量区分は1600〜
2000ccで、改造範囲が非常に狭く、新しい車両に限
定されるRPN車両が対象となっています。
そのことから、
参戦コストは比較的安くなっています。また、タイヤ
規定の変更によりひとつのラリーでの使用本数が6本
に制限されたことがどのように影響するかにも注目です。
JN2クラスも86&BRZが主力車種ですが、FD2型シビ
ックタイプRなども参戦可能となっており、まだまだ
新しい車種の登場にも期待がふくらみます。
新しいJN1クラスは旧JN2クラスのRPN車両+AE車
両という組み合わせ。まだまだ台数は少ないAE車両で
すが、すでに電気自動車の日産リーフ、燃料電池車の
トヨタMIRAIなどが参戦した実績があり、今季からは
TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジでハイブ
リッドのトヨタ・アクアのクラスが新設されることから、
アクアの参戦も増えてくるかもしれません。本命は
1600ccのスイフトスポーツですが、パワーだけでは勝
てないのがラリー。1500ccのデミオ、フィット、マー
チ、そしてAE車両による下克上にも期待しましょう。
19
2
日本のラリーのヒエラルキー
3
“全日本ラリー選手権”
は
国内最高峰のラリー競技!
全日本ラリー選手権は日本自動車連
同じく4月から11月にかけて全9戦が予定さ
る国内格式のラリー競技です。その下
れており、それぞれに特徴をもった、その地方
に全国5地区で開催される地方ラリー
度の選手権が置かれています。さらに
その下には都道府県レベルのラリーシ
リーズやジュニアラリーシリーズなど
ドライバー/コ・ドライバーともJAF
今シーズンは北海道で2戦、東北で1戦、関
東で1戦、中部で2戦、近畿で1戦、四国で1
戦、九州で1戦が行われます。2015年と同じ
第6戦 群馬
ーマック6戦という
県シリ
ーズ
ジュ
TGRラ ニアシリーズ
リーチ
ャレン
ジ など
第3戦 福井
第8戦 岐阜
構成で、選手が得意
とする路面やマシン
第1戦 佐賀
の特性の違いなどに
第9戦 愛知
第2戦 愛媛
より、タイトル争い
の競技ライセンス(国内Bライセンス
に大きな影響が現れ
以上)が必要となります。
4
第4戦 福島
くグラベル3戦、タ
中部・近
日本/
畿/中
四国/
九州)
ます。現在はほとんどのラリーが競技
また、ラリーに出場するためには、
ます。
JAF地
方選手
(北海
権
道/東
が置かれ、ピラミッド構造となってい
第7戦 十勝
第5戦 洞爺
ならではの個性豊かなラウンドが設定されてい
JAF
全日本
ラリー
選手権
選手権があり、それぞれに6〜9戦程
の速さを競う「SSラリー」です。
文字どおり全国各地を転戦
開催地と時期が変更に
2016年の全日本ラリー選手権は、2015年と
盟(JAF)登録クラブ・団体が主催す
区間“スペシャルステージ”
(SS)で
開催スケジュール
ると予想されます。
ポイント制度
5
ポイントテーブルが一新
1位は20点、8位は3点に
タイヤ規定の変更
Sタイヤの使用を禁止
市販スポーツラジアルへ
全日本ラリー選手権では、各ラリーのク
年までは10-8-6-5-4-3-2-1点でしたが、
2016年最大の焦点はタイヤ規定の変更です。ターマックラリー
ラス順位に応じて1〜8位までにポイント
2016年からは20-15-12-10-8-6-4-3点
でのタイヤが複数の縦溝を有するタイヤに制限され、これまで主流
が与えられ、全9戦を終えた段階で最も得
へと変更となりました。これに、SS総距
だったSタイヤが使用禁止となりました。
また、
RPN/AE車両
(JN2、
点の高い選手がチャンピオンとなります。
離と路面に応じた得点係数が掛けられます。
JN1クラス)はラベリング/グレーディング対応タイヤに制限。使
ただし、シリーズ戦数が年間8戦以上の場
さらに、デイごとにクラス1〜3位に与え
用可能本数は8本(RPN/AEは6本)となりました。背景には、
合は高得点順に7戦分、7戦以下の場合は
られるデイポイント制が採り入れられ、得
公道での雨天時の安全性、参戦コストの抑制などがあります。選手
全戦が有効となります。ポイントは2015
点獲得のチャンスも増えています。
ごとの使用タイヤに注目してみても面白いでしょう。
ポイント表
(係数早見表)
順位
ポイント×1.0
ポイント×1.2
ポイント×1.5
ポイント×2.0
1位
20
24
30
40
2位
15
18
22.5
30
3位
12
14.4
18
24
4位
10
12
15
20
得点係数
6位
6
7.2
9
12
7位
4
4.8
6
8
8位
3
3.6
4.5
6
※やむをえない理由で競技が
短縮された場合は、 終了した
SS総距離が30km以上かつ
審査委員会が適当と認めた場
合に成立。係数は0.8となる。
順位
ポイント
1位
3点
2位
2点
3位
1点
※デイポイントはイベント係数に関係なく、
クラスごとに上記の点数が与えられる。
車両規定
排気量、駆動方式、車両規定により
新たな車種が年々増加中
全日本ラリー選手権に出場するラリーカーは、今
ですが、排気量の下限がなくなったことでJN1から
年から排気量と駆動方式、改造範囲(車両規定)に
マツダRX-8が移動。勢力図が変わるかもしれません。
よって新たな6クラスに再分類されました。
JN2とJN1はそれぞれ旧JN4、JN2から名称が変
トップカテゴリーであるJN6は、グループN車両
更されました。改造範囲の狭いRPN車両に加えて、
規則に近いRN/RJ車両の4WD。三菱ランサーと
JN1はAE車両とも戦うことになります。
スバルWRX STI、MINIクロスオーバーなどが鎬を
削る最高峰クラスです。JN5は2500cc以上の2WD
のRN/RJ車両、そしてRR車両の戦い。プジョー
208やMINI、ヴィッツGRMNターボなどのターボ
FF と、FIA 規定の R1 〜 R3 が競います。JN4 は
2500cc以下の2WD&4WDのRN/RJ車両となり、
旧JN5の86&BRZが主力車種になります。JN3は
昨年と変わらず1500cc以下の2WDのRN/RJ車両
20
「縦溝を2本以上有す
る市販スポーツラジア
ルタイヤ」の例。ひと
くちに言ってもこのよ
うにタイヤの性格やト
レッドパターンは大き
く異なります。
デイポイント表
SS距離
ターマック グラベル
50〜100㎞未満
1.0
1.2
100〜150㎞未満
1.2
1.5
150㎞以上
1.5
2.0
6
5位
8
9.6
12
16
車両規定
RN車両
FIA/JAF公認車両をベースに作られるラリーカー。
現在の国内最高峰クラスのメインの車両。
RJ車両
JAF登録車両をベースに作られるラリーカー。RN車
両と改造範囲は近い、日本独自の規定。
RR車両
FIAグループRと呼ばれるラリー専用車両。改造範
囲はレーシングカー並み。日本のナンバーが必要。
RPN車両
2006年1月1日以降にJAF登録された車両をベース
としたラリーカー。改造範囲は非常に狭い。
▼2016年 全日本ラリー選手権 クラス区分
JN6
JN5
JN1
WRX STI ヴィッツターボ アバルトR3T
ランサー
208 GTi
DS3 R3
MINIクロスオーバー
MINI
208 R2
2500cc
アクア
リーフ
MIRAI
JN4
86&BRZ
ブーンX4
JN2
2000cc
86&BRZ
シビックタイプR
1600cc
スイフトスポーツ
デミオ
ヴィッツ
アルトワークス
JN3
1500cc
ヴィッツ
フィット
デミオ
RX-8
4WD
RN/RJ
2WD
4WD
2WD
RR
車両規定
RPN
AE
7
ラリーの流れ
競技区間のスペシャルステージでのタイムと
移動区間のリエゾンを走行しながら進行
3
7
2
6
5
1
4
Illustration/Atsushi Arino
たくさんのマシンが一斉にスタート
するサーキットレースと違い、ラリー
は複数の競技区間(スペシャルステー
ジ=SS)を1台ずつタイムアタックし、
その積算タイムで勝敗を争います。
SSとSSの間は、一般の道路を一般の
交通とともに移動します。これは「リ
エゾン」と呼ばれ、ラリー競技の特徴
のひとつです。SSは基本的に立ち入
りが禁止されており、観客は主催者に
よって定められたギャラリーエリアか
リエゾン(ロードセクション)あるい
はサービスパークで観戦することにな
ります。
4
サービスパーク
車両の修復やセッティング変更を行う場
所がサービスパークです。大きくダメー
ジを受けた車両をみるみる修復していく
熟練メカニックの手際はまさに“プロの
仕事”。基本的には見学することも可能
ですが、周囲にはサービスパークに出入
りするラリーカーがいますので注意!
1
スタート
全日本ラリー選手権では、1台ごとの出
走間隔は特別規則書に明記されない限り、
1分ごととされています。SSのタイム
は0.1秒まで計測され、すべてのSSの合
計タイム+ペナルティタイムにより、勝
敗が決定されます。
5
パルクフェルメ
“マシンの整備等が禁止されている場所”
ですが、ほとんどの場合は1日の競技終
了後でラリーカーを保管しておく場所を
意味します。また、競技進行の時間調整、
車列調整のために設けられる場合もあり
ます。この時間調整は“リグループ”と
呼ばれています。
2
スペシャルステージ
スペシャルステージは全開のタイムアタ
ック区間です。ドライバーたちが技量の
すべてを尽くして駆け抜ける様子は迫力
満点。ステージのタイムはスタート地点
とフィニッシュ地点に設置された光電管
で計測されます。
6
リエゾン
SSとSSをつなぐ区間はリエゾン(ロー
ドセクション)と呼ばれ、ラリーカーは
一般車と一緒に交通法規を守って移動し
なければなりません。自分のクルマで観
戦している場合には、ラリーカーとすれ
違ったりすることも。一般道とはいえ競
技中ですので応援にも気をつけましょう。
3
タイムコントロール
ラリー競技ではSSの走行時間以外のあ
らゆる行動が選手ごとに分単位で指定さ
れています。それをチェックするのが様
々な場所に設置されたタイムコントロー
ル(TC)です。選手はすべてのTCを必
ず通過しなければなりません。
7
ヘッドクオーター
ラリー競技全体を運営・管理する本部が
ヘッドクオーターです。ラリー会場近隣
のホテルや公共施設などに設置されるこ
とが多く、報道関係者の仕事場であるメ
ディアセンターや記者会見場が設置され
たり、様々な通達やステージのリザルト
が掲示される場所でもあります。
21
8
ラリーカーの改造範囲
速く走るためのチューニングに加え
高い安全性を備えたスペシャルマシン
外観上の変更点はそれほど多くなく、フェンダーの拡幅など
改造車検などが必要な改造は認められていません。夜間走行
時には法律の範囲内で補助灯の追加なども認められています。
ラリーは公道を使用して行われるモータースポー
負担がかかります。高速で段差を乗り越えたり、時
ツです。スペシャルステージで0.1秒を争う選手た
には石を踏んだりしてダメージを受けることも少な
ちのラリーカーには、ターマック(舗装路)やグラ
くありません。そのため、マシンは強靭なサスペン
ベル(未舗装路)などあらゆる路面で速く走るため
ションのほか、エンジンやトランスミッションなど
のチューニングはもちろん、ボディ補強や万が一の
を守るアンダーガード、乗員を守るためのロールケ
際の安全装備(消火器など)も施されています。
ージや多点式シートベルトなどが装備されているの
荒れた路面で全開走行を続けるマシンには大きな
です。
車両規定にもよりますが、車検の範囲内であれば車高の調整
やウイングの装着もOK。
マフラー交換が可能な車両規定もあ
りますが、主催者側で音量を規制することも増えています。
コクピット
エンジン
ドア内張の素材置換、遮音
材やリヤシートなど不要な
部分の排除が可能です(一
部JN2とJN1を除く)
。コ・
ドライバー側にはラリーコ
ンピュータが装着され、ダ
ッシュボードには防眩加工
など、ラリーカーならでは
の装備も追加されています。
タイヤ&ホイール
駆動系
現在、全日本ラリー選手権ではダンロップ
とヨコハマが代表的なタイヤサプライヤー
と言えるでしょう。タイヤはホイールの適
正適合範囲に含まれるサイズの装着が認め
られています。ホイールは各クラスごとに
使用可能な最大サイズが定められています。
知っておきたい
エンジンの改造は規則によ
り厳しく制限され、コンピ
ュータについてはノーマル
置き換えタイプであれば交
換可能となっています。ま
た、ターボ車両はグループ
N同様、吸気リストリクタ
ーの装着が義務づけられて
います(一部JN2とJN1を除
く)
。
ロールケージ
過酷な条件下で使
用されるラリーカ
ーの駆動系には大
きな負担がかかり
ます。そのためク
ラッチディスク、
クラッチカバー、
フライホイールな
どの交換が可能と
されており、強化
品や軽量品を装着
できます。ケース
の改造なしに装着
できるLSDやクロ
スミッションも装
着可能です。
サスペンション&ブレーキ
アクシデントから
クルーの安全を守
るため、ラリーカ
ーにはロールケー
ジの装着が義務づ
けられています。
横転などの際にも
キャビン部分にダ
メージを受けない
よう FIA または
JAF の厳格な規定
に従って作られた
もので、室内に張
り巡らされた鋼管
の総延長は数10m
にもおよびます。
サスペンションは
取付部分の改造な
しに装着できるも
のであれば自由に
選択できます。舗
装路/未舗装路で
は別のセットを使
用し、タイヤとホ
イールの変更に伴
いブレーキロータ
ーのサイズも変わ
り、舗装路/未舗
装路では車高など
も異なります。
全日本ラリー用語集
FIA/JAF公認車両
FIA/JAF公認を取得するために自動車メーカーがFIA/JAFに届け出た車両です。三菱ランサーエボリューションやスバルWRX STIなどはグループN車両として国際
格式ラリーにも参戦可能です。なお、国内で走る場合はグループNに準じた「RN車両」となり、改造範囲なども若干異なります。
JAF登録車両
FIA公認は取得していないが、国内の各モータースポーツに参加する可能性があるため、自動車メーカーがJAFに届け出た車両です。2013年からはAPRCなどの地域
選手権に各国独自の公認車両(=JAF登録車両)の参戦が認められるようになり、2014年はJAF登録車両の規定が緩和され、登録車両が一気に増えました。
ドライバーとコ・ドライバー
ラリーはふたりひと組で参加するモータースポーツです。コ・ドライバーとは日本語で言うところの
「共同運転者」
。コ・ドライバーはコースの状態を記したペース
ノートを読み上げたり、道先案内、ドライバーのスケジュール管理やメンタルのケアを行なうなど、欠かせない存在と言えます。また、コ・ドライバーもライセン
スが必要で、場合によってはドライバーと交替してステアリングを握ることも可能です。
ペースノートとレッキ
ドライバーはコ・ドライバーの読み上げるペースノートに従ってスペシャルステージを全開で駆け抜けます。ペースノートは主催者によって認められたコースの事
前試走(レッキ)で作成し、コーナーの曲率や道の上り下り、滑りやすい部分や注意ポイントなどの情報が書き込まれています。
アイテナリー
22
ラリーのスケジュールです。ラリーは SS 通過タイム以外のすべてのスケジュールが事前に決められており、このアイテナリーには先頭走者のタイムコントロール
(チェックポイントのようなもの)
通過目標時刻が記されています。全競技車はこのアイテナリーと、各自に渡されるタイムカードを元に行動しなければなりません。
ラ リ ー 観 戦 の コ ツ を 知 っ て 観 戦 旅 行 を よ り 楽 し く !
これだけは知っておきたい
5
ラリー観戦準備
1
お気に入りの選手と
ラリーカーを見つけよう!
モータースポーツの楽しみ
は、自分のお気に入りの選手
やラリーカーを応援すること。
たとえば出身地が同じ選手や、
マイカーと同じラリーカーな
どが分かれば、それだけでも
全日本ラリーがグッと身近な
ものになるはずです。興味が
湧いたらその選手の過去の戦
績なども調べてみましょう。
34 ページからの選手名鑑に
は主要な選手のプロフィール
ラリーの選手はとにかく皆気さくな人ばかり。会場でサ
が掲載されています。ぜひチ インや記念撮影を頼んでみましょう。ラリーによっては
ェックしてください。
“ラリーショー”というサイン会/撮影会もあります。
2
観戦エリアの情報を得て
スケジュールを立てよう
2016年の全日本ラリー選手権はグラベル(未舗装路)3戦、ターマック(舗
装路)6戦で構成されています。ラリーカーのダイナミックな動きを楽しむなら
グラベルラリー、ドライバーの繊細なドライビングテクニックを観るならターマ
ックラリーがオススメです。ただし、スペシャルステージ区間では自由に観戦す
ることはできません。ラリーによってその数は異なりますが、観客の安全を考慮
した観戦エリア=ギャラリーステージが設けられています。ギャラリーステージ
の情報は主催者のウェブサイトの「観戦情報ページ」から入手することができま
す。選手が走るタイミング
はラリーのスケジュールを
表す「アイテナリー」で知
ることができます。これら
の情報も主催者のウェブサ
イトから事前に入手して、
観戦プランを検討してみま
しょう。ギャラリーステー
ジはラリーによっては有料
チケットや事前受付が必要
になる場合も。また、同乗
走行やラリーカー以外のマ
多くのラリーにはギャラリーステージが設けられており、
間
シンのデモランなどが見ら
近で走りを眺めることができます。レースやダートトライ
れるイベントもあります。
アルなどのデモランが行われることも。
3
ラリー観戦の醍醐味は観光とグルメ
各地のうまいものを食べ尽くそう
カ条
大自然を舞台に行われる
ラリーは、レースと比べて
観戦の自由度が大幅UP!
ここでは、観戦エリア情報や
チケット情報の入手方法、
観戦の楽しみ方をご紹介します
主催者のホームページは
ラリーを楽しむ情報が満載
4
どの全日本ラリーも地域や地元自治体とのつながりを大切にしており、お祭り
やほかのイベントと同日開催のところも多くあります。宿泊やグルメ、ラリーの
進行に関わる情報、ギャラリーステージの情報などはすべて、主催者の公式ウェ
ブサイトから入手できますので、まずはウェブサイトをチェックしてみましょう。
ラリーの観戦中も、ウェブサ
イトには役立つ情報がたくさん
あります。多くのラリーではウ
ェブサイトでSS速報タイムを
公開しています。ラリーカーの
走りは目の前に来た時しか見る
ことができませんが、目の前に
来るまで、そして走り去った後
も戦い続けている選手たちのバ
トルは、速報タイムを追いかけ
ていくことで分かります。
また、スタート順が記載され
たスタートリストやラリーの遅
延などの情報も公式ウェブサイ
トで公開されています。いつで
観戦場所や料金、チケットの先行販売、日程などの
も見られるようブックマークし
観戦情報はイベントのひと月ほど前から各サイトで
ておきましょう。
公開されます。
ラリー観戦はSSだけじゃない
リエゾンこそシャッターチャンス!
5
ギャラリーステージは、安全
のために道路よりも高い場所や
少し離れた場所に設けられるこ
とが多くなっています。そのた
め、近くで写真を撮りたいと思
っても、なかなか難しいもので
す。一方、移動区間であるロー
ドセクション=リエゾンは、ラ
リーカーも一般の交通に混じっ
て走るため、その土地ならでは
の風景を見つけることができれ
ばシャッターチャンスも広がり
ます。リエゾンのルートは主催
者のウェブサイトにあるラリー
ルートを参照したり、ファンが
まとめた情報もあります。もち
ろん、一般道ですので交通ルー
ルはしっかりと守りましょう。
時間調整のために選手が休憩することもあります。
驚
異的なスピードで走るマシンとのどかな風景のなか
のマシン、どちらもラリーならではの光景です。
リエゾンで市街地を通過するラリー
カー。季節感やその土地の雰囲気を
写せるのもレースにはない魅力です。
せっかく全国各地で開催されて
いるのですから、その土地ならで
はのおいしいものや歴史的な名所
も観戦プランに組み込みましょう。
24 ページからの観戦ガイドで各
ラリーの“名物”を紹介していま
す。最近はラリー期間中に自身で
も走行を楽しめる
「オートテスト」
なども増えてきています。
!
CAUTION
ラリー会場には地元グルメの出店が出店すること
も多くあります。観戦の合間を見て、ぜひその土
地ならではの味も堪能してください。
2015年から導入されたオートテス
トは、安全装備なしで誰でも参加
できる競技。嬬恋と北海道で実際
に開催され、好評を博しました。
モータースポーツには
危険がともないます!!
ラリーに限らず、モータースポーツ観戦には
危険がともないます。
主催者の指示に従い、
危
険な場所には近づかないようにしましょう。
ま
た、指定された観戦エリア内であってもラリ
ーカーがコースアウトしたりクラッシュした
部品が飛んでくる可能性もあります。走行中
はなるべくコースに背を向けたりせず、いつ
でも逃げられる態勢でいることが必要です。
23
Round
1
佐 賀 県
ツール・ド・九州2016 in 唐津
http://ww21.tiki.ne.jp/~gravel-msc/
●総距離:315㎞ ●SS路面:ターマック ●主催団体:グラベルモータースポーツクラブ
(GRAVEL)
タイヤにもドライバーにも厳しいテクニカルステージ
2015年リザルト
●日程4月10日
(金)
∼12日
(日)
●開催地:佐賀県唐津市 ●ラリー総距離:301.97㎞ ●路面・ターマック
●SS総距離:69.35㎞
(14本)
●天候:デイ1/ウェット・ドライ、
デイ2/ドライ ●ポイント係数:1.0
2015年ウイナー
総合順位
クラス
ドライバー/コ・ドライバー
マシン
1
JN6
勝田範彦/足立さやか
ラック名古屋スバルDL WRX STI
1:01:34.4
12
JN5
眞貝知志/漆戸あゆみ
ABARTH 500 Rally R3T
1:05:29.8
15
JN4
石川昌平/石川恭啓
ARTAオートバックスBRZ
1:05:51.3
20
JN3
岡田孝一/鶴田邦彦
キーストーンナビゲーターDLデミオ
1:07:00.8
27
JN2
田中伸幸/藤田めぐみ
加勢eレーシングBSクスコWMスイフト
1:09:05.7
36
JN1
松田保夫/杉原慶彦
SRS-RX8
1:10:34.8
24
Sammy
4月8日
(金)
∼10日
(日)佐賀県唐津市
全日本ラリー選手権は、今年も佐賀県唐津市で
開幕戦を迎えます。唐津神社で行われる交通安全
祈願と、大鳥居を拠点に行われるセレモニアルス
タートは開幕戦の風物詩となり、毎年多くのラリ
ーファンが応援に駆けつけます。唐津市南東部を
舞台に行われるラリーは、ラフでタイヤへの攻撃
性が高いターマック路面で、コーナーの奥が深く
曲がり込んだ林道ステージが大きな特徴です。シ
リーズの中で最も「タイヤに厳しいラリー」と言
地元の
名物
Supported by
全国に名を轟かす
呼子イカの活き造り
玄界灘を臨む唐津市は、新鮮な魚や海産物
を取りそろえたグルメの街としてもおなじ
みです。なかでも、呼子町で水揚げされる
「呼子イカ」の透き通るような活き造りは、
タイム
われ、速さはもちろんのこと、タイヤマネージメ
ントも勝負の行方を左右する大きな要素となって
います。サービス会場は、昨年まで特設ステージ
が設けられていた唐津市東港埠頭駐車場に移動し、
サービス会場から約2km 離れた畔水記念館に特
設ステージが新たに設けられました。ニューカマ
ーが勢ぞろいするとともに、開幕 10 連覇の偉業
を達成した勝田範彦選手の戦いぶりなど、今年も
見どころたっぷりのラリーとなるでしょう。
アクセス情報
唐津市
イベント開場/サービスパーク
愛媛県
のある二夕子3丁目倉庫一帯は、
佐賀県
唐津壱岐フェリーターミナル付
近。クルマの場合、福岡市内か
ら福岡高速∼福岡前原道路、唐
津道路の唐津 IC まで約1時間。
佐賀市内から国道203号線∼厳木多久道路で約1時間。電車
では福岡市内から地下鉄∼JR直通快速で1時間10分。駅か
らはクルマで10分程度。
全国区で人気を誇る名産品。そのほか、肉
汁たっぷりのパテにチーズ、ハムエッグな
どが溢れんばかりに詰まっている「からつ
バーガー」も代表的なご当地グルメです。
Round
2
愛 媛 県
久万高原ラリー
Supported by
http://www2.odn.ne.jp/mac/
Sammy
4月29日
(金)
∼5月1日
(日) 愛媛県久万高原町
●総距離:306.30㎞ ●SS路面:ターマック ●主催団体:松山オートクラブ
(MAC)
、
チーム.エトワール
(ETOILE)
、
ドライバーズクラブルーキー(D.C.R)
国内最長のターマックステージSS誇るタフなラリー
ターマックとグラベルのどちらでもラリーを開
催できるフィールドを兼ね備えている久万高原ラ
リーは、昨年から再びターマックを舞台に全日本
ラリーを開催しています。ラリーの拠点となる美
川スポーツランド(美川スキー場跡地)は、標高
約1000m付近に位置し、ほとんどのSSが雲海を
見下ろす高地に設定されているため、
「天空のバ
トル」とも言われています。特に、四国カルスト
の広大な台地を眺望することができる大川嶺は、
このラリーの名物ステージとして人気を集めてい
ます。また、今年はSS総距離が150kmを超え、
1本のSSが20kmを超えるロングSSも設定。も
ともと空気が薄い高地が舞台となるため、エンジ
ンパワーに大きな影響を与えるラリーですが、今
年はブレーキにも厳しいラリーが展開されること
が予想されます。美川スポーツランドに設定され
たギャラリーステージでは、日中でも真っ赤に焼
けたブレーキローターを見ることができます。
2015年リザルト
●日程:5月8日
(金)
∼10日
(日)
●開催地:愛媛県上浮穴群久万高原町 ●ラリー総距離:278.79㎞
●路面:ターマック ●SS総距離108.54㎞
(9本)
●天候:デイ1/ウェット、
デイ2/ドライ ●ポイント係数:1.2
2015年ウイナー
総合順位
クラス
1
JN6
ドライバー/コ・ドライバー
マシン
新井敏弘/田中直哉
フジスバルアライモータースポーツWRX
1:31:09.6
タイム
4
JN5
柳澤宏至/中原祥雅
ADVANクスコRALLY+208GTi
1:35:52.1
7
JN4
香川秀樹/浦 雅史
BRIG ラック シビックタイプR
1:37:03.9
15
JN3
岡田孝一/鶴田邦彦
キーストーンナビゲーターDLデミオ
1:40:16.6
16
JN2
高橋悟志/箕作裕子
ミツバWMDLラックマジカル冷機ヴィッツ
1:41:28.2
地元の
名物
高地の気候を活かした
トマトやそうめんが名物
冷涼な気候を活かした色とりどりの高原野
菜が名産の久万高原町。なかでも「桃太郎
トマト」は減農薬減化学肥料に取り組み、
「エコひめ」の認証を受けた安全/安心な
アクセス情報
ヘッドクオーターやサービスパ
愛媛県
ーク、ギャラリーステージが集
久万高原町
約されている旧美川スキー場
(美川スポーツランド)までは、
クルマの場合は松山 IC から国
道33号線で約90分。松山市内
から麓までのバスもありますが、スキー場まで10km弱ある
ため、レンタカーなどでの移動が基本。スキー場までの道で
はラリーカーともすれ違うことがあるため注意。
トマトです。地元では「どんぐりトマト」
と呼ばれている「アイコ」も、糖度と酸味
のバランスがとれた逸品。水がきれいな町
ならではの
「美川手延べそうめん」
もぜひ!
25
Round
3
福 井 県
若狭ラリー
Supported by
http://wakasarally.com
Sammy
5月20日
(金)
∼22日
(日) 福井県おおい町
●総距離:415㎞ ●SS路面:ターマック ●主催団体:モータースポーツクラブシンフォニーオブ京都
(SYMPHONY)
、
大阪電気通信大学体育会自動車部
(OECU-AC)
海と山の風光明媚な景色を舞台とするターマックラリー
若狭ラリーは、2014 年まで京都府の丹後半島
を舞台に開催されていたラリーに代わり、昨年か
ら新たに全日本シリーズに組み込まれました。福
井県西部から京都府の北東部にかかかる若狭湾は、
日本海側としては珍しいリアス式海岸でもあり、
風光明媚な地形は観光名所としてもおなじみです。
その若狭湾に面したリゾート施設「うみんぴあ大
飯」を拠点とするターマックラリーは、走行距離
約420kmのラリールートに81kmのSSを設定する
2015年リザルト
●日程:6月5日
(金)
∼7日
(日)
●開催地:福井県おおい町 ●ラリー総距離:510.57㎞ ●路面:ターマック
●SS総距離:75.08㎞
(14本)
●天候:デイ1/ウェット・ドライ、
デイ2/ドライ ●ポイント係数:1.0
2015年ウイナー
総合順位
クラス
1
JN6
マシン
タイム
勝田範彦/足立さやか
ラック名古屋スバルDL WRX STI
54:07.2
56:42.3
アクセス情報
サービスパーク、ギャラリース
愛媛県
テージはおおい町のリゾート施
福井県
設「うみんぴあ大飯」に隣接。
ギャラリーステージまでは特設
おおい町
駐車場に駐車して徒歩5分の好
立地となっています。クルマの
場合、うみんぴあ大飯へは舞鶴若狭自動車道の小浜西ICか
ら約10分。電車の場合は最寄りの若狭本郷駅から約1.6km。
タクシーで約4分、徒歩でも20分程度となっています。
8
JN5
眞貝知志/漆戸あゆみ
ABARTH500RallyR3T DL
14
JN1
中村晃規/古川智崇
DLディクセルNETracingRX-8
57:15.8
15
JN4
番場彬/亀森隆志
ADVAN Gd 高崎くす子 86
57:45.9
25
JN2
中井育真/佐土原慶一
デューポイント・DL・フィルインSデミオ
1:00:38.8
29
JN3
武田雄一郎/鈴木和人
シロキヤ・DL・BRIG・ヴィッツwCCP
1:01:10.8
若狭湾で水揚げされる魚介類は
「若狭もの」
として珍重されています。なかでも鯖は、
1200年以上前から若狭から京都へ届けられ、
行き交う道が「鯖街道」と呼ばれたほど。
旬の時期は3∼ 12 月。脂ののった鯖を丸
ごと豪快に焼き、生姜醤油で食べる「浜焼
き鯖」は全国的に有名です。塩漬けの鯖を
糠漬けにした「へしこ」も若狭の名産です。
地元の
名物
26
ドライバー/コ・ドライバー
予定です。昨年、好評だった観光有料道路「レイ
ンボーライン」の SS は今年は見送りとなりまし
たが、新たな林道 SS を設定。この SS は、2000
年代前半に開催されていたラリーオブ京都で使わ
れていたステージでもあり、かつての名勝負が繰
り広げられることでしょう。また、サービスパー
クから近隣の場所に今年もギャラリーステージを
設定。観戦しやすいことから、人気スポットのひ
とつとなっています。
海の幸の宝庫、若狭湾は
様々な鯖料理がオススメ
Round
4
福 島 県
がんばろう!福島MSCCラリー2016
http://www.mazdasportscarclub.jp/Fukushima2016.html
6月10日
(金)
∼12日
(日) 福島県棚倉町・鮫川村・いわき市
●総距離:約460㎞ ●SS路面:グラベル ●主催団体:マツダスポーツカークラブ
(MSCC)
シリーズグラベル初戦は、ハードな山岳ステージが舞台
江戸時代の棚倉藩の城下町、福島県棚倉町を拠
点に開催される第4戦は、今シーズンのグラベル
ラリー初戦となる重要な1戦です。SS は、深い
轍が刻まれた路面や砕石が散乱したガレ場が多い
ため、SS総距離は約70km(予定)と短めですが、
全日本ラリー随一とも言われるラフロードが連続
します。そのため、タイヤのパンクやサスペンシ
ョンを傷めるといった車両トラブルでリタイアす
る車両が続出することが多く、0.1 秒を争うスプ
2015年リザルト
リントラリーながらもサバイバルラリーの一面も
持っています。
ギャラリーステージは、ラリーの拠点となるル
ネサンス棚倉と、広大な牧草畑のなかのターマッ
ク林道を縫うように疾走する鹿角平観光牧場の2
カ所。特にルネサンス棚倉では、篠塚建次郎によ
るデモラン&同乗走行や、じゃんけん大会なども
実施。サービスパークも近く、スタート、フィニ
ッシュ、整備の様子まで丸2日間楽しめます。
アクセス情報
●日程:7月23日
(木)
∼26日
(日)
●開催地:福島県棚倉町・鮫川村・いわき市
●ラリー総距離:458.94㎞ ●路面:グラベル
(一部ターマック)
●SS総距離:62.02㎞
(15本)
●天候:デイ1/ドライ、
デイ2/ドライ ●ポイント係数:1.2
2015年ウイナー
ルネサンス棚倉は、東北自動車
愛媛県
道の白河ICから国道289号線で
棚倉町
福島県
約 40 分。常磐自動車道は那珂
ICから国道118号線経由で約90
分、いわき勿来ICから国道289
号線経由で約 60 分。電車の場
合は、水郡線棚倉駅から徒歩10分となっています。ルネサ
ンス棚倉から鮫川村の鹿角平観光牧場まではクルマで約40
分程度かかるので、観戦したい人はクルマは必須です。
総合順位
クラス
ドライバー/コ・ドライバー
マシン
タイム
1
JN6
新井敏弘/田中直哉
フジスバルアライモータースポーツWRX
59:54.5
10
JN5
関根正人/竹下紀子
GセキネンDLWMMOTULミラージュ
1:05:45.4
15
JN3
寺川和紘/石川美代子
四国産直市場BRIG恵歯会HWデミオ
1:08:25.1
22
JN2
中西昌人/廣島 真
ADVAN・WM・KYBマクゼススイフト
1:11:28.4
福島県の農村地帯である開催地周辺は、農
産物の名産品が豊富。棚倉町のブルーベリ
ーは、視力や眼精疲労の回復、美肌、便秘、
動脈硬化の予防に効果があると言われます。
また、鮫川村の「手まめ館」では地場産大
豆でつくる味噌や豆腐、きな粉が人気。太
陽の光をたっぷりと浴びたいわき市の完熟
トマトも深い味わいが注目を集めています。
地元の
名物
豊かな自然で育まれた
地元の農産物が話題
27
Round
5
北 海 道
2016 ARK ラリー洞爺
Supported by
http://www.team-ark.jp
7月1日
(金)
∼3日
(日) 北海道洞爺湖町
●総距離:約350㎞ ●SS路面:グラベル ●主催団体:アーク・オートクラブ・オブ・スポーツ
(TEAM ARK)
良質な林道を擁する人気のグラベルイベント
シリーズの折り返し地点となる第5戦は、北海
道有数の観光地・洞爺湖周辺のグラベル林道が舞
台となります。火山活動で形成された雄大で美し
い自然や貴重な地質を有する
「洞爺湖ジオパーク」
は、2009 年に世界ジオパークネットワークに登
録されました。SSは、洞爺湖、有珠山、昭和新山、
羊蹄山などの観光スポットを駆け巡るように設定
され、北海道らしい雄大なハイスピードステージ
から本州の林道を彷彿させるテクニカルステージ、
2015年リザルト
●日程:7月3日
(金)
∼5日
(日)
●開催地:北海道洞爺湖町 ●ラリー総距離:394.18㎞
●路面:グラベル ●SS総距離:66.74㎞
(14本)
●天候:デイ1/ドライ、
デイ2/ドライ ●ポイント係数:1.2
2015年ウイナー
総合順位
クラス
1
JN6
28
ドライバー/コ・ドライバー
マシン
タイム
新井敏弘/田中直哉
フジスバルアライモータースポーツWRX
50:12.8
13
JN5
関根正人/竹下紀子
GセキネンDLWMMOTULミラージュ
55:16.1
20
JN2
田中伸幸/藤田めぐみ
加勢eレーシングYHクスコWMスイフト
57:29.1
23
JN3
寺川和紘/石川美代子
四国産直市場BRIG恵歯会HWデミオ
57:50.1
地元の
名物
Sammy
“若狭”
でも
“芋”
でもない
洞爺湖名物わかさいも
洞爺湖土産として人気を集めているのが、
「わかさいも」。
「芋を一切使わずに焼き芋
のようなお菓子を作りたい」と、創業者が
1930 年に生み出したこの銘菓は、北海道
さらに豪快に水しぶきを上げて通過する川渡りス
テージなど、変化に富んでいるのが大きな特徴で
す。また、全般的に路面コンディションが安定し
ているため、ドライバーからも「走りやすい」と
好評です。ギャラリーステージは2日間に渡り林
道ステージ数カ所に設定されるほか、家族連れで
も観戦しやすい特設ステージをラリーの拠点とな
る「洞爺湖文化センター」に設定。観光とラリー
を同時に楽しむことができるラリーです。
アクセス情報
ヘッドクオーターとサービスパ
北海道
ークが設置される洞爺湖文化セ
ンターからギャラリーステージ
洞爺湖町
までは徒歩で移動可能となって
います。洞爺湖温泉街にも徒歩
5分という、観戦には絶好の立
地です。クルマの場合は、道央自動車道虻田洞爺湖ICを降
りて、国道230号線を洞爺湖方面へ向かって湖畔を右折する
とすぐ。電車の場合はJR洞爺駅からタクシーで約10分です。
では知らない人がいない有名なお菓子です。
原料は、地元で獲れる大福豆と昆布。北海
道の恵みを凝縮した銘菓は、長い歴史とと
もに多くの人に愛されてきた逸品です。
Round
6
群 馬 県
モントレー2016 in 嬬恋
http://www.rally-montre.com
8月26日
(金)
∼28日
(日) 群馬県嬬恋村
●総距離:380㎞ ●SS路面:ターマック
(一部グラベル)
●主催団体:上州オートクラブ
(JAC)
全日本ラリー随一のハイスピード・ターマックステージ
かつて、全日本ラリーのなかでも高い人気を誇
った「モントレー」が、2012 年に群馬県渋川市
を拠点として9年ぶりに復活。2014 年からは日
本のモータースポーツ発祥の地と言われる嬬恋村
に拠点を移し、今年で3年目を迎えます。
残暑が厳しい8月の下旬に開催されるラリーで
すが、開催地の嬬恋村は夏でも涼しい高原の避暑
地としても有名。爽やかな気候のなか、観光道路
の嬬恋パノラマラインや2車線道路の県道の一部
を封鎖して行われるラリーは、全日本ラリーのな
かで最も SS の平均スピードが高いラリーとして、
チャレンジングなドライバーの心を刺激します。
今年は、安全対策として高速ステージの速度を
抑制する設定を予定していますが、それでも群を
抜く高速バトルは、ギャラリーにとっても見応え
タップリの戦いが展開されることでしょう。ギャ
ラリーステージは、林道ステージのほかに、観戦
しやすい特設ステージも設定しています。
2015年リザルト
●日程:8月28日
(金)
∼30日
(日)
●開催地:群馬県嬬恋村 ●ラリー総距離:286.589㎞
●路面:ターマック(一部グラベル)
●SS総距離:66.74㎞(14本)
●天候:デイ1/ウエット、デイ2/ウエット
●ポイント係数:1.0
2015年ウイナー
総合順位
クラス
ドライバー/コ・ドライバー
マシン
タイム
1
JN6
新井敏弘/田中直哉
フジスバルアライモータースポーツWRX
45:23.9
アクセス情報
ヘッドクオーター、ギャラリー
群馬県
ステージ、宿泊施設も兼ねるパ
ルコール嬬恋リゾートホテルは、
嬬恋村
上信越自動車道の碓氷軽井沢
IC からは鬼押ハイウェイを経
由して約80分、上田菅平ICか
らは国道144号線を経由して約60分。電車の場合は軽井沢駅
からクルマで約40分。パルコール嬬恋リゾートホテルから
浅間サーキットまではクルマで約40分となっています。
9
JN5
天野智之/井上裕紀子
豊田自動織機・ラックDLヴィッツGRMN
48:12.5
12
JN4
横尾芳則/渡邉晴子
諏訪姫PLUMレーシングBS86
48:41.3
26
JN3
岡田孝一/大久保叡
キーストーンナビゲーターDLデミオ
48:41.3
28
JN2
須藤浩志/新井正和
スマッシュBRIGコマツスイフト
52:42.7
夏から秋にかけて出荷される嬬恋村の高原
キャベツは、この時期の売り上げが全国の
総出荷量の半分を占め、名実ともに日本一
の生産量を誇ります。浅間山を背景に広が
るキャベツ畑は圧巻。ラリー開催中はギャ
ラリー向けに獲りたてのキャベツが無料配
布(先着順)され、なにも付けずに食べて
もその甘みに驚くことでしょう。
地元の
名物
日本一の生産量と味
嬬恋高原キャベツ
29
Round
7
北 海 道
ラリー北海道 2016
http://www.rally-hokkaido.com/jp/
9月23日
(金)
∼25日
(日) 北海道十勝地方
●総距離:約1000㎞ ●SS路面:グラベル ●主催団体:A.G.メンバーズスポーツクラブ北海道
(A.G.MSC 北海道)
タイトルの行方を占う国内最大スケールのラリー
FIAアジア・パシフィックラリー選手権
(APRC)
と併催して開催されるラリー北海道は、格式、規
模、SS 総距離ともに国内最大級を誇るスケール
の大きなラリーです。WRC ラリージャパンで使
われた十勝平野の山岳路を舞台に、2日間で競わ
れるラリーのSS総距離は約230km。1本のSSが
約30kmというロングステージもあり、さらにSS
の平均スピードも 100km/h を超えるハイスピー
ドステージが用意されるなど、まさに海外ラリー
2015年リザルト
●日程:9月18日(金)∼20日(日)
●開催地:北海道十勝地方 ●ラリー総距離:741.66㎞ ●路面:グラベル
●SS総距離:189.82㎞
(17本)
●天候:デイ1/ウエット、
デイ2/ドライ ●ポイント係数:2.0
2015年ウイナー
総合順位
クラス
1
JN6
マシン
奴田原文雄/佐藤忠宜
ADVAN-PIAAランサー
2:04:53.4
タイム
2:23:06.7
7
JN5
関根正人/竹下紀子
GセキネンDL WM MOTUL ミラージュ
11
JN3
岡田孝一/鶴田邦彦
キーストーンナビゲーターDLデミオ
2:33:42.1
13
JN2
阿部敬珠/阿部祥吾
ISMFカーショップHIROスイフト
2:44:15.8
地元の
名物
30
ドライバー/コ・ドライバー
ラリー会場で北海道を
満喫できる
「食の祭典」
大自然に恵まれた広大で肥沃な十勝平野は、
農業や酪農が盛んなために、食材の宝庫と
して知られています。その食材が一斉に集
まるのが、
北愛国交流広場で開催される
「北
を彷彿させるステージが連続します。速さはもち
ろん、最後まで走り切る忍耐力と強さ、そしてト
ラブルを克服するチーム力という総合力が問われ
るラリーでもあります。今年も、ラリーの拠点と
なる帯広市郊外の北愛国交流広場に設定された特
設ステージのほか、ダイナミックな走りを観戦で
きる林道 SS を用意。全日本では見ることができ
ない、APRC を走るグループ R5 マシンの走りを
観戦できるのも、魅力のひとつとなっています。
アクセス情報
サービスパークや SSS が設定
北海道
される北愛国交流広場は、札内
川にかかる愛国大橋の河川敷。
帯広市
会場では北海道・食の祭典など
様々なイベントが催されます。
帯広駅からはクルマで約 20 分
程度。土曜日にギャラリーステージが設定されている陸別サ
ーキットへは、帯広駅から道東自動車道の本別JCTで降り、
国道245号線で約120分となっています。
海道・食の祭典」。北海道名物のザンギや
フレンチドックなどの軽食から、道内の食
材をふんだんに使ったカレーや豚丼など、
あらゆる北海道の食文化が集結します。
Round
8
岐 阜 県
第44回M.C.S.C.ラリー ハイランドマスターズ2016
http://mcsc-rally.com
10月14日
(金)
∼16日
(日) 岐阜県高山市
●総距離:約300㎞ ●SS路面:ターマック ●主催団体:松本カースポーツクラブ
(M.C.S.C)
紅葉に染まる飛騨高山の山々を走る伝統の1戦
今年で 44 回目の開催を迎えるラリーハイランド
マスターズは、全日本ラリーのなかで最も長い歴
史を誇る伝統の1戦です。かつてはラフロードを
昼夜問わずひた走るラリーのスタイルから「カー
ブレイクラリー」と呼ばれていましたが、2008
年以降はターマックラリーとして開催され、耐久
性よりも速さが重視したスプリントラリーへと変
貌を遂げました。ラリーの拠点は、岐阜県高山市
郊外の道の駅・モンデウス飛騨位山。そこから集
2015年リザルト
●日程:10月16日(金)∼18日(日)
●開催地:岐阜県高山市 ●ラリー総距離:301.40㎞ ●路面:ターマック
●SS総距離:87.84㎞
(12本)
●天候:デイ1/ドライ、
デイ2/ドライ ●ポイント係数:1.0
2015年ウイナー
総合順位
クラス
1
JN6
ドライバー/コ・ドライバー
マシン
新井敏弘/田中直哉
フジスバルアライモータースポーツWRX
7
9
タイム
JN4
横尾芳則/渡邉晴子
諏訪姫PLUMレーシングBS86
1:09:58.1
JN5
山口清司/山本磨美
jmsADVANエナペタル久與86
1:10:36.4
1:05:41.5
落を挟み東側に位置する舟山スノーリゾートアル
コピアでは、大きな駐車場に設定された特設ステ
ージを観戦することができます。また、今年は全
日本ラリー選手権としての競技性だけではなく、
観戦者向けのラリーパークなど、PR 面でも充実
を図り、多くの観客を集う計画も行う予定です。
SS 総距離を約 90km に延長する予定もあり、0.1
秒を争うスリリングな展開とともに、マシンやタ
イヤの耐久性も重要なポイントとなりそうです。
アクセス情報
高山市
高山市までのアクセスは、東京
からは中央道∼国道 158 号線
(途中に安房峠道路)経由で約
岐阜県
5時間。名古屋市内からは名古
屋高速∼名神高速∼東海北陸道
∼国道41号線経由で約150分ほ
ど。ギャラリーステージのひだ舟山スノーリゾートアルコピ
ア/サービスパークのあるモンデウス飛騨位山は、高山市内
からクルマで40分程度の場所に位置しています。
20
JN2
鈴木 尚/山岸典将
スマッシュDLitzzコマツスイフト
1:14:09.1
22
JN3
岡田孝一/鶴田邦彦
キーストーンナビゲーターDLデミオ
1:14:15.2
「飛騨の小京都」と呼ばれる高山市は、国
選定重要伝統的建造物群保存地域に指定さ
れ、海外からも多くの観光客が訪れる観光
スポット。名物も多く、北アルプスの自然
が育んだ飛騨牛、赤かぶら、鶏ちゃん、朴
葉味噌、宿難(すくなか)かぼちゃなど、
ここでしか食べられない特産品がいっぱい。
極上グルメをぜひ堪能してください。
地元の
名物
飛騨牛から朴葉みそまで
極上グルメの宝庫
31
Round
9
愛 知 県
新城ラリー2016
http://www.shinshiro-rally.jp
11月4日
(金)
∼6日
(日) 愛知県新城市
●総距離:400㎞ ●SS路面:ターマック ●主催団体:モンテカルロ・オート・スポーツ・クラブ
(MASC)
国内最大級を誇る充実したラリーイベントを展開
シリーズを締めくくる最終戦は、愛知県の新城
市が舞台となります。愛知県や新城市の支援をは
じめ、自動車メーカーやグループ企業のラリーに
対する理解と協力の輪が広がり、新城総合公園を
拠点とするラリーは、今では愛知県を代表するモ
ータースポーツイベントとして広く認知されてい
ます。イベント内容も充実し、ギャラリーステー
ジでラリー観戦だけではなく、国内外の有名なド
ライバーによるデモランやトークショーなどが催
され、イベントパークには地元企業や自動車関連
メーカーのブースが所狭しと並び、会場を訪れた
観客は一日中モータースポーツと触れ合うことが
できます。また、昨年から設定された鬼久保エリ
アのギャラリーステージは、コテージ前や公園の
中を全開で走る海外ラリーのようなシチュエーシ
ョンが人気です。今年は、SS総距離が100kmを
超える新城ラリー。最終戦にふさわしいバトルが
各クラスで繰り広げられることでしょう。
2015年リザルト
●日程:10月30日
(金)
∼11月1日
(日)
●開催地:愛知県新城市 ●ラリー総距離:301.40㎞ ●路面:ターマック
●SS総距離:96.735㎞
(12本)
●天候:デイ1/ドライ、
デイ2/ドライ ●ポイント係数:1.0
2015年ウイナー
総合順位
クラス
1
JN6
マシン
勝田範彦/石田裕一
ラックSTI 名古屋スバル DL WRX
1:13:02.5
タイム
1:17:40.3
今年3月に新東名高速道路の新
城 IC が開通し、クルマでのア
愛知県
クセスが大幅に改善。名古屋
新城市
ICから新城ICまでは約45分、
東京(用賀)からは約2時間
50分で、新城ICから会場の新
城総合公園まではわずか2kmの好立地。電車の場合は、豊
橋駅からJR飯田線で新城駅まで約20分。駅からは例年シャ
トルバスも運行されているので、電車での観戦も便利です。
7
JN5
勝田貴元/足立さやか
TOYOTA GAZOO Racing 86
11
JN4
横尾芳則/渡邉晴子
諏訪姫PLUMレーシングBS86
1:18:19.3
24
JN3
岡田孝一/鶴田邦彦
キーストーンナビゲーターDLデミオ
1:22:32.3
27
JN2
須藤浩志/新井正和
スマッシュBRIGコマツスイフト
1:23:04.6
39
JN1
松田保夫/杉原慶彦
SRS-DL-RX8
1:28:34.9
長篠・設楽ヶ原合戦の史跡として有名な新
城市は、豊かな自然、興味深い歴史、そし
てグルメにあふれた魅力あるエリアです。
次郎柿、里芋の八名丸、鳳来牛など様々な
特産品がありますが、なかでも関谷醸造の
「ほうらいせん」は、地元を代表する銘酒
として愛されており、SS の名称やラリー
ゲートなどにも使われおなじみの存在です。
地元の
名物
32
ドライバー/コ・ドライバー
アクセス情報
SSの名称にもなっている
地元の銘酒ほうらいせん
Japanese Rally Championship
新井敏弘
JN6
Class
Toshihiro ARAI
Driver
2015
CHAMPION
マシン:スバルWRX STI
(VAB)
2015年ランキング:JN6クラスチャンピオン/群馬県
2005年、2007年の世界プロダクションカーラリー選
手権(PWRC )チャンピオンであり、名実ともに日
本を代表するラリードライバー。2014 年から本格的
に全日本ラリーに復帰し、昨年ついにタイトルを奪取。
スバルWRX STIで2年連続チャンピオンを狙う。
▶︎▶︎
2016 Driver &
田中直哉
JN6
Class
Naoya TANAKA
Co-Driver
2015
CHAMPION
主なドライバー:新井敏弘
2015年ランキング:JN6クラスチャンピオン/長野県
的確なリーディング能力と判断力を備えるトップコ・
ドライバー。JN5クラスの眞貝知志と長年コンビを組
んできたが、昨年初めてフルで組んだ新井敏弘からも
高評価を得ている。ラリーのために英語学習中という
ストイックな面も。新井とのコンビを継続予定だ。
http://ameblo.jp/toshiarai/
天野智之
JN5
Class
Tomoyuki AMANO
Driver
2015
CHAMPION
マシン:トヨタ・ヴィッツGRMNターボ
(NCP131改)
2015年ランキング:JN5クラスチャンピオン/愛知県
2014 年に開幕7連勝を挙げて JN3 タイトルを獲得し
たヴィッツマイスター。限定車のトヨタ・ヴィッツ
GRMNターボで挑んだ2015年は、様々な車種が入り
乱れる激戦のJN5クラスを見事に制覇。今季はJN3ク
ラスにスイッチし、NAのヴィッツで再び王座を目指す。
http://blogs.yahoo.co.jp/vitzcity111
石川昌平
JN4
Class
Shohei ISHIKAWA
Driver
2015
CHAMPION
マシン:スバルBRZ
(ZC6)
2015年ランキング:JN4クラスチャンピオン/富山県
2015 年はスーパーオートバックス・ラリーチームと
してJN4クラスにスバルBRZで挑み、数多のライバル
のなかで見事に自身初の全日本タイトルを獲得。20
代の若手ドライバーとして注目されてきたが、今季は
チャンピオンとしてさらなる成長が期待される。
岡田孝一
JN3
Class
Koichi OKADA
Driver
2015
CHAMPION
マシン:マツダ・デミオ
(DE5FS)
2015年ランキング:JN3クラスチャンピオン/福岡県
ラリー歴 37 年を誇る九州出身のベテラン。昨年は年
間6勝を挙げて悲願の全日本チャンピオンを獲得。ベ
テランらしく、ターマック、グラベルともに終始安定
した走りを披露した。今季は新型のマツダ・デミオ
15MBで、再び天野智之と真っ向勝負に挑む。
高橋悟志
JN2
Class
Satoshi TAKAHASHI
Driver
2015
CHAMPION
マシン:トヨタ・ヴィッツRS
(NCP131)
2015年ランキング:JN2クラスチャンピオン/愛知県
2007 年にトヨタ・カローラレビンでクラスチャンピ
オンを獲得した中部地区出身のドライバー。昨年は排
気量1600ccまでのマシンが参戦可能なJN2クラスで、
不利と言われる1500ccのヴィッツをドライブ。クレ
バーな走りで見事年間チャンピオンを獲得した。
松田保夫
JN1
Class
Yasuo MATSUDA
Driver
2015
CHAMPION
マシン:マツダRX-8
(SE3P)
2015年ランキング:JN1クラスチャンピオン/愛知県
御歳70歳という2015年の最年長ドライバーにして、
JN1クラスのチャンピオンだ。長年の経験はもちろん、
クラス不成立のラリーにも参戦を続け、ラリーにおい
て諦めずに走り続けることの大切さを自ら実証した。
今季は心機一転、マツダ・デミオで参戦予定。
34
井上裕紀子
JN5
Class
Yukiko INOUE
Co-Driver
2015
CHAMPION
主なドライバー:天野智之
2015年ランキング:JN6クラスチャンピオン/群馬県
公私にわたり天野智之を支え、パートナーとして戦い
続けている、全日本ラリーを代表する女性コ・ドライ
バーのひとり。昨年はヴィッツ GRMN ターボでの未
知の勝負に挑み、2010 年以来6年連続チャンピオン
を獲得。今季も天野とともにヴィッツで挑む。
http://corollafx.blog71.fc2.com/
石川恭啓
JN4
Class
Yasuhiro ISHIKAWA
Co-Driver
2015
CHAMPION
主なドライバー:石川昌平
2015年ランキング:JN4クラスチャンピオン/東京都
2013 年までは主に宇田圭佑とタッグを組み、石川昌
平と組み始めたのは 2014 年から。全日本ラリーフル
参戦は2015年が初年度ながら、昌平との
“ダブル石川”
コンビで見事JN4クラスのチャンピオンを獲得した。
常に冷静沈着なナビゲートで今季も活躍が期待される。
鶴田邦彦
JN3
Class
Kunihiko TSURUTA
Co-Driver
2015
CHAMPION
主なドライバー:岡田孝一
2015年ランキング:JN3クラスチャンピオン/鹿児島県
大学時代は自動車部で活動し、2011 年から九州ラリ
ー選手権を中心に全日本ラリーにスポット参戦。岡田
孝一と組んだのは 2015 年からだが、いきなりチャン
ピオンを獲得したシンデレラボーイだ。母親もコ・ド
ライバー経験者という期待の若手。
箕作裕子
JN2
Class
Yuko MITSUKURI
Co-Driver
2015
CHAMPION
主なドライバー:高橋悟志
2015年ランキング:JN2クラスチャンピオン/神奈川県
長年高橋悟志とコンビを組んでいる、神奈川出身のコ
・ドライバー。ラリーに関する豊富な知識を有し、ペ
ースノートリーディングだけでなくラリー全体を常に
見渡せる経験で高橋選手を支えた。全日本選手権だけ
でなく、地方選手権、計算ラリーまで幅広くこなす。
杉原慶彦
JN1
Class
Yoshihiko SUGIHARA
Driver
2015
CHAMPION
主なドライバー:松田保夫
2015年ランキング:JN3クラスチャンピオン/静岡県
JAF中部・近畿ラリー選手権を中心として、他地区の
ドライバーともスポット参戦で組むなど、様々な選手
と経験を積み重ねてきたコ・ドライバー。2015年は
松田保夫とのタッグでターマック全戦を戦い見事タイ
トルをつかんだ。
Co-Driver Profile
勝田範彦
JN6
Class
Norihiko KATSUTA
Driver
マシン:スバルWRX STI
(VAB)
2015年ランキング:JN6クラス 2位/愛知県
通算6回のチャンピンを獲得しているトップドライバ
ーのひとり。ターマックラリーを得意としており、特
に開幕戦唐津に関しては、なんと 10 年連続優勝とい
う過去に類を見ない大記録を継続中。11 連勝記録と
ともに、チャンピオン奪還を目指す。
http://katsuta.way-nifty.com/norihiko/
炭山裕矢
JN6
Class
Yuya SUMIYAMA
Driver
マシン:スバルWRX STI
(VAB)
2015年ランキング:JN6クラス 4位/群馬県
名門キャロッセのエースドライバーとして、全日本ラ
リー選手権はもちろん、全日本ダートトライアル選手
権でもチャンピオンを獲得しているドライバー。
APRCのアジアカップも2度制するなど、特にグラベ
ルでの速さと安定した走りに定評がある。
選手名鑑
奴田原文雄
JN6
Class
Fumio NUTAHARA
Driver
マシン:三菱ランサーエボリューション
(CZ4A)
2015年ランキング:JN6クラス 3位/北海道
全日本ラリー選手権は最高峰クラスで9回、通算 10
回という最多タイトル記録をもつドライバー。マシン
は熟成を重ねた三菱ランサーエボリューションで、タ
ーマック、グラベルを問わず、どのような路面にも対
応するドライビングテクニックを持っている。
http://www.nutahara.com
福永修
JN6
Class
Osamu FUKUNAGA
Driver
マシン:三菱ランサーエボリューション
(CZ4A)
2015年ランキング:JN6クラス 5位/京都府
近畿地区を代表するドライバーであり、オサムファク
トリー代表。2008年まではダイハツ・ブーンX4で、
2009年からはランサー、
WRX STIで参戦し続けている。
新井敏弘、勝田範彦、奴田原文雄のビッグ3に最も近
いドライバーとして、悲願のJN6クラス優勝を目指す。
http://osamu-factory.jp
鎌田卓麻
JN6
Class
Takuma KAMADA
Driver
マシン:スバルWRX STI
(VAB)
2015年ランキング:JN6クラス 8位/北海道
WRCやAPRCなどで活躍してきた実力派ドライバー。
ここ数年は全日本ダートトライアルと2足のわらじを
履きながらも、2014年、15年とスバルBRZでクラス
優勝を達成。今季はダートトライアルでも VAB 型
WRX STIに乗り換え、再びダブルタイトルを狙う。
http://www.kamadatakuma.com
竹内源樹
JN6
Class
Genki TAKEUCHI
Driver
マシン:スバルWRX STI
(GRB)
2015年ランキング:JN6クラス 13位/群馬県
2014 年にキャロッセのワークスドライバーに抜擢さ
れた若手ドライバーの急先鋒。2014 年はスバル BRZ
を駆りJN4クラスチャンピオンに輝いた。今年のラリ
ーオブ嬬恋では念願の優勝も果たし、今季は新型の
VAB型WRX STIで全日本に挑戦する。
石田正史
JN6
Class
Masashi ISHIDA
Driver
マシン:三菱ランサーエボリューション
(CZ4A)
2015年ランキング:JN6クラス 11位/群馬県
1981 年から全日本ラリーに参戦し続けているベテラ
ンドライバー。前橋市にあるカーステーション・マル
シェの代表として、ラリーカーだけでなくストリート
チューニングの世界でも有名。2001 年のインターナ
ショナル・ラリー・イン北海道のウイナーでもある。
http://cs-marche.com
関根正人
JN5
Class
Masato SEKINE
Driver
マシン:三菱ミラージュ
(CJ4A)
2015年ランキング:JN5クラス 2位/北海道
昨年は、クラウドファンディングによりシリーズ中盤
から三菱ミラージュでシリーズ参戦を果たし、JN5ク
ラスシリーズ2位に入賞。今年は心機一転、シトロエ
ンDS3 R3-MAXでJN5クラスにフル参戦し、自身に
とっても初となるシリーズチャンピオンを狙う。
http://blog.livedoor.jp/gbox23/archives/65888431.html
眞貝知志
JN5
Class
Tomoyuki SHINKAI
Driver
マシン:アバルト500ラリーR3T
2015年ランキング:JN5クラス 3位/愛知県
学生時代からキャリアを積み、2012 年にホンダ・イ
ンテグラタイプRでチャンピオンを獲得。2015年にラ
リーRR車両のアバルト500ラリーR3Tでシリーズ3
位を獲得。今年はローマラリーへの挑戦を予定してお
り、開幕戦唐津と第6戦嬬恋にスポット参戦の予定だ。
http://mcrt.jp/
石田雅之
JN5
Class
Masayuki ISHIDA
Driver
マシン:トヨタ86
(ZN6)
2015年ランキング:JN5クラス 5位/群馬県
C-ONE のワークスドライバーとして有名な群馬スペ
シャリスト。一時休止もしていたが、昨年はJN5クラ
スにトヨタ 86 で参戦し、優勝こそなかったものの開
幕戦唐津で2位、第4戦洞爺、第5戦福島で連続3位
と活躍。86勢最有力候補としてJN4クラスに挑む。
山口清司
JN5
Class
Seiji YAMAGUCHI
Driver
マシン:トヨタ86
(ZN6)
2015年ランキング:JN5クラス 4位/愛知県
2008 年にトヨタ・カローラレビンで当時の JN3 クラ
スチャンピオンとなり、その後もレビンで戦い続けて
きた山口清司は、2014年最終戦から86にスイッチし、
JN5クラスに参戦。昨年は第8戦高山でついにクラス
優勝を果たしシリーズ4位を獲得した。
http://rallyborg.blog50.fc2.com/
柳澤宏至
JN5
Class
Hiroshi YANAGISAWA
Driver
マシン:プジョー208 GTi
(A9C5F03)
2015年ランキング:JN5クラス 6位/群馬県
キャロッセ社員兼ドライバーとしてAPRCや全日本ラ
リーで経験を積み重ねてきた。ほとんど経験のないマ
シンでいきなり速さを見せる天才肌のドライバーだ。
昨年はプジョー208 GTiで2戦目にして優勝。今季は
RR車両の208 R2のステアリングを握る。
35
Japanese Rally Championship
▶︎▶︎
2016 Driver & Co-Driver Profile
勝田貴元
JN5
Class
Takamoto KATSUTA
Driver
マシン:トヨタ・ヴィッツGRMNターボ(NCP131改)、トヨタ86(ZN6)
2015年ランキング:JN5クラス 7位/愛知県
幼少期よりカートを走り、FTRS、TDPとフォーミュ
ラレースでステップアップしていた勝田範彦の息子。
全日本ラリーでもクラス優勝を果たす逸材だ。昨年ト
ヨタのラリードライバー育成プログラムに選出された。
今季は海外ラリーを中心に経験を積む予定だ。
横尾芳則
JN4
Class
Yoshinori YOKOO
Driver
マシン:トヨタ86
(ZN6)
2015年ランキング:JN4クラス 2位/長野県
名門C-ONEで2006年に全日本チャンピオンを獲得し
た横尾芳則。長いブランクがあったが、2013 年にラ
ックのドライバーに大抜擢され、復帰1年目にしてタ
イトルを獲得。昨年後半からプラム・レーシングチー
ムのトヨタ86で3連勝し、変わらぬ速さを見せた。
香川秀樹
JN4
Class
Hideki KAGAWA
Driver
マシン:ホンダ・シビックタイプR
(FD2)
2015年ランキング:JN4クラス 4位/愛知県
2010年にホンダ・インテグラ・タイプRでチャンピオ
ンを獲得。2013年にJN5クラスに投入したFD2型シ
ビックタイプRをRPN車両に切り替え、昨年からJN4
クラスに参戦した。86 & BRZ を相手に第2戦久万高
原で優勝。今季も対86&BRZの台風の目となるか。
鷹野健太郎
JN3
Class
Kentaro TAKANO
Driver
マシン:マツダ・デミオ
(DE5FS)
2015年ランキング:JN3クラス 2位/東京都
1998年から2001年にかけて4WDの三菱ミラージュを
駆り、全日本ラリー選手権で活躍していたが、昨年マ
ツダ・デミオで本格的にラリー復帰を果たし、JN3ク
ラスシリーズ2位を獲得した。1998 年の第8戦以来
となる全日本優勝を狙う。
鈴木尚
JN2
Class
Hisashi SUZUKI
Driver
マシン:スズキ・スイフトスポーツ
(ZC31S)
2015年ランキング:JN2クラス 2位/神奈川県
須藤浩志を師匠と仰ぎ、昨年の第8戦で自身初となる
全日本初優勝を獲得。シリーズランキングもJN2クラ
ス2位となり、見事な師匠越えを果たした。今季も昨
年同様、ターマックラリーを中心にスズキ・スイフト
スポーツで参戦しシリーズチャンピオンを目指す。
田中伸幸
JN2
Class
Driver
Hiroki ARAI
Driver
マシン:トヨタ・ヴィッツGRMNターボ
(NCP131改)
2015年ランキング:JN5クラス 21位/東京都
新井敏弘の息子であり、勝田貴元とともにトヨタのラ
リードライバー育成プログラムに抜擢されたひとり。
全日本ラリーでは成績は残せていないが、父・敏弘の
才能を受け継いだことは間違いない。今季も学業の傍
ら、海外ラリーでの育成プログラムをこなす。
小濱勇希
JN4
Class
Yuki KOHAMA
Driver
マシン:スバルBRZ
(ZC6)
2015年ランキング:JN4クラス 3位/埼玉県
2013 年の東日本ラリー選手権でシリーズチャンピオ
ンを獲得。昨年はスバルBRZでJN4クラスに出場し、
開幕戦、第3戦、第8戦の3戦で2位入賞を果たす速
さを見せた。今季は、全日本初優勝とともにシリーズ
タイトルを狙う若手期待の20代ドライバーだ。
番場彬
JN4
Class
Akira BAMBA
Driver
マシン:トヨタ86
(ZN6)
2015年ランキング:JN4クラス 5位/埼玉県
かつてAPRCでスズキ・スイフトスポーツとプロトン
・サトリアネオでジュニアカップを獲得。昨年久々に
全日本ラリーに復帰し、クスコ・ジュニアラリーチー
ムからJN4クラスに参戦、若狭では優勝も飾った。今
季はスズキ・アルトワークスで参戦予定だ。
寺川和紘
JN3
Class
Kazuhiro TERAKAWA
Driver
マシン:マツダ・デミオ
(DE5FS)
2015年ランキング:JN3クラス 5位/広島県
2007年から全日本ラリーにスポット参戦を続けており、
昨年のJN3クラスのグラベルラウンド2戦に出場して
2勝を獲得し、頭角を表した。今季もマツダ・デミオ
でグラベルラリーにスポット参戦する予定。JN3クラ
スを面白くさせてくれる存在だ。
須藤浩志
JN2
Class
Hiroshi SUDO
Driver
マシン:スズキ・スイフトスポーツ
(ZC32S)
2015年ランキング:JN2クラス 3位/千葉県
1998年から2002年にかけて、当時の全日本ラリー2
輪駆動部門で活躍したベテランドライバー。昨年の
JN2クラスにスズキ・スイフトスポーツで復活を果た
し、4戦に出場し2勝を獲得するという健在ぶりをみ
せた。今季も、その速さと強さに注目だ。
Nobuyuki TANAKA
佐藤忠宜
JN6
Class
マシン:スズキ・スイフトスポーツ
(ZC31S)
2015年ランキング:JN2クラス 5位/北海道
Co-Driver
“シンコーさん”の愛称でおなじみの大ベテランラリ
ースト。一昨年は設立されたばかりのJN2クラスにス
ズキ・スイフトスポーツで参戦し、4勝を挙げてチャ
ンピオンを獲得。昨年は2勝を挙げたものの後半戦を
欠場。JN2クラスの注目ドライバーのひとりだ。
36
新井大輝
JN5
Class
Tadayoshi SATO
主なドライバー:奴田原文雄
(CZ4A)
2015年ランキング:JN6クラス 2位/千葉県
2009 年から奴田原文雄のコ・ドライバーを務め、過
去に2度の全日本タイトルを獲得。コ・ドライバーと
してだけでなく、ラリーのタイム集計&配信システム
「TRICS 」で国内ラリーに大きく貢献してきた。今季
も奴田原をサポートする。JRCA選手部会長でもある。
保井隆宏
JN6
Class
Takahiro YASUI
Co-Driver
主なドライバー:炭山裕矢
2015年ランキング:JN6クラス 3位/神奈川県
全日本ラリーでは勝田範彦や三好秀昌、APRCでは番
場彬のコ・ドライバーを務めるなど、30 代ながら豊
富な経験をもつ。2013 年からはキャロッセの炭山裕
矢とコンビを組み、APRCや全日本で実績を積み重ね
てきた。今季も全力でサポートする。
石田裕一
JN6
Class
Yuichi ISHIDA
Co-Driver
主なドライバー:勝田範彦
2015年ランキング:JN6クラス 5位/神奈川県
2002年から全日本ラリーに参戦し、飯泉忠男、星野博、
岡田孝一、筒井克彦らのコ・ドライバーを歴任。特徴
的な節まわしのペースノートリーディングが選手から
も好評だ。昨年は勝田範彦と第6戦以降でコンビを組
み、シリーズ5位を獲得した。
市野諮
JN6
Class
Hakaru ICHINO
Co-Driver
主なドライバー:鎌田卓麻
2015年ランキング:JN6クラス 9位/神奈川県
1980 年代からの長いキャリアを持つ。多くのトップ
ドライバーのコ・ドライバーを務め、2008 年には三
好秀昌とともにアフリカラリー選手権チャンピオンを
獲得した。テインの代表取締役も務め、今季も鎌田卓
麻と組んでタイトルを目指す。
遠山裕美子
JN5
Class
Yumiko TOYAMA
Co-Driver
主なドライバー:石田雅之
2015年ランキング:JN5クラス 4位/東京都
大井こずゑのコ・ドライバーとして 2005 年に全日本
デビュー。2006 年に田中伸幸とコンビを組みいきな
り優勝、2013 年のシーズン途中から石田雅之と組む
とやはり優勝を飾った、文字どおり勝利の女神だ。今
季も石田と組んで全日本に挑戦する。
石川美代子
JN3
Class
Miyoko ISHIKAWA
Co-Driver
主なドライバー:寺川和紘
2015年ランキング:JN3クラス 5位/広島県
2009 年から寺川和紘のコ・ドライバーとして全日本
にスポット参戦し、2014 年に岡田孝一のコ・ドライ
バーを務め2勝を獲得。2015 年は寺川とともに2勝
を挙げたシンデレラガールだ。昨年寺川と結婚し、今
季は夫婦で優勝を目指す。
新井正和
JN2
Class
Co-Driver
足立さやか
JN6
Class
Sayaka ADACHI
Co-Driver
主なドライバー:勝田範彦、勝田貴元
2015年ランキング:JN6クラス 4位/愛知県
2010〜13年まで勝田範彦とのコンビで4年連続チャ
ンピオンを獲得。FIAが推し進めるウィメン・イン・
モータースポーツのアンバサダーのひとりとして、女
性のモータースポーツ参加にも貢献している。昨年は
勝田貴元の海外チャレンジプログラムにも貢献した。
鈴木裕
JN6
Class
Hiroshi SUZUKI
Co-Driver
主なドライバー:福永修
2015年ランキング:JN6クラス 6位/兵庫県
ダイハツ・ワークスチームでコ・ドライバーを努めて
きた大ベテランが、2014 年から全日本ラリーに復帰。
昨年から福永修とコンビを組み、福永選手の活躍を脇
からサポートしてきた。悲願の初優勝に向けて、今季
も福永を後押しする。
漆戸あゆみ
JN5
Class
Ayumi URUSHIDO
Co-Driver
主なドライバー:眞貝知志
2015年ランキング:JN5クラス 3位/長野県
多くのトップドライバーのナビを務め、2014 年には
岡田孝一選手とのコンビでシリーズ2位を獲得した実
力派のコ・ドライバー。昨年からはアバルト500ラリ
ーR3Tで本格参戦を果たした眞貝知志をサポート。今
年は第6戦嬬恋で眞貝と組むことが決まっている。
中原祥雅
JN5
Class
Yoshimasa NAKAHARA
Co-Driver
主なドライバー:柳澤宏至
2015年ランキング:JN5クラス 5位/東京都
サファリラリーを筆頭に、APRCなど世界のラリーで
活躍してきたレジェンド的存在のコ・ドライバー。岩
下良雄、綾部美津雄、小西重幸といったトップドライ
バーと組み、近年は一貫して柳澤宏至とタッグを組ん
でおり、今年はプジョー208 R2で全日本に参戦する。
山岸典将
JN2
Class
Norimasa YAMAGISHI
Co-Driver
主なドライバー:鈴木尚
2015年ランキング:JN2クラス 2位/千葉県
昨年は鈴木尚のコ・ドライバーを務め、JN2クラスラ
ンキング2位を獲得。1995 年から全日本ラリーに出
場し、これまで須藤浩志、平塚忠博らのコ・ドライバ
ーを務めてきたベテランで、2011 年からコンビを組
む鈴木尚の教育係とも呼ばれている。趣味は詩吟。
Masakazu ARAI
藤田めぐみ
JN2
Class
主なドライバー:須藤浩志
2015年ランキング:JN2クラス 4位/千葉県
Co-Driver
昨年須藤浩志とコンビを組み、約 10 年ぶりに全日本
復帰を果たした。かつては原口真の正コ・ドライバー
として全日本6勝を挙げている優勝請負人でもある。
昨年は優勝回数を8回に更新。今季も須藤とのコンビ
で優勝回数更新を目指す。
Megumi FUJITA
主なドライバー:田中伸幸
2015年ランキング:JN2クラス 5位/福岡県
九州出身のコ・ドライバーとして、岡田孝一とともに
全日本デビュー。2014 年に当時初めて設立された
JN2クラス(今季のJN1クラス)に田中伸幸と出場し、
全日本タイトルを獲得した。地方選手権から全日本選
手権まで幅広くこなせるマルチプレーヤーだ。
37
全 日 本 選 手 権 直 下 の タ イ ト ル
「JAF地方ラリー選手権」
とは?
●北海道ラリー選手権
ラウンド 日程
ラリー名
開催地
(距離)
第1戦
第2戦
1月24日
2月21日
第30回EZO ENDLESS RALLY
北海道ブリザードラリー
北海道
(11)
北海道
(13)
第3戦
第4戦
6月12日
Super Tarmac PLUS 2016
北海道
(60)
7月17日
ノースアタックラリー
第5戦
第6戦
8月7日
EZO SUMMER RALLY2016
9月3日〜4日 2016ARKスプリント300
北海道
(100)
北海道
(150)
第7戦
10月8日〜9日 とかち2016
北海道
(90)
北海道
(15)
●東日本ラリー選手権
ラウンド 日程
第1戦
第2戦
第3戦
第4戦
第5戦
第6戦
第7戦
ラリー名
開催地
(距離)
1月16日〜17日 御岳SNOWLAND RALLY 2016
1月29日〜31日 Rally of Tsumagoi
5月28日〜29日 南信州ラリー2016in阿南町&天龍村&売木村
長野
(100)
群馬
(400)
長野
(200)
6月18日〜19日 第36回どんぐりラリー北秋田
7月16日〜17日 2016ツール・ド・東北
8月20日〜21日 第39回りんどうALPEN ATTACK2016 第33回りんどう美ヶ原高原RALLY2016
秋田
(150)
青森
(120)
長野
(230)
10月22日〜23日 第35回八子ヶ峰ラリー2016
長野
(200)
JAF地方ラリー選手権は全日本ラリー選
手権参戦への登竜門として、日本を5つの
区域(北海道、東日本、中部・近畿、中四
国、九州)に分けて開催されています。登
竜門となるシリーズなので、走行距離やス
ペシャルステージ総距離も全日本選手権よ
り短く設定されており、その分参加費用も
安価になるような工夫が施されています。
車両規則や競技規則など、基本的なルー
ルは全日本選手権と同じですが、各地域の
特色や考え方が活かせるよう、地域ごとで
裁量が許されている部分もあり、全日本選
手権とは若干異なるルールで行なわれてい
る地域もあります。
また、ギャラリーステージを設定するラ
リーもありますので、観戦してみたい方は
ホームページを見たり直接問い合わせてみ
ましょう。
●中部・近畿ラリー選手権
ラウンド
第1戦
第2戦
第3戦
第4戦
第5戦
第6戦
第7戦
日程
4月23日〜24日
5月20日〜22日
6月25日〜26日
7月23日〜24日
7月16日〜17日
ラリー名
MASCラリーin新城2016
若狭ラリー2016 ※
いなべ福王ラリー2016
ANDテクニカルツアー2016
第52回大阪電通大チャリティーラリー「丹後半島ラリー2016」
8月20日〜21日 第32回シロキヤラリーin豊根
10月22日〜23日 第37回神大ラリー
開催地
(距離)
愛知
(150)
福井
(500)
三重(140)/滋賀(20)
富山
(150)
京都
(180)
愛知
(160)
兵庫
(160)
●中四国ラリー選手権
ラウンド
第1戦
第2戦
第3戦
第4戦
第5戦
日程
5月28日〜29日
6月26日
8月6日
9月10日
10月29日
ラリー名
開催地
(距離)
つるぎ山アルペンラリー2016
徳島
(120)
2016ラリーin安芸高田
広島
(50)
四国のてっぺんDCRラリー2016in嶺北
高知
(130)
MACラリーin久万高原
愛媛
(100)
第26回チェリッシュつちの子ラリー inにいみ・2016 岡山
(100)
●九州ラリー選手権
ラウンド
第1戦
第2戦
第3戦
第4戦
第5戦
第6戦
第7戦
第8戦
日程
3月19日〜20日
5月14日〜15日
6月11日〜12日
7月9日〜10日
7月30日〜31日
9月17日〜18日
10月15日〜16日
11月5日〜6日
ラリー名
第54回ACK.KITナイトラリー
ACKスプリングラリー2016
MCA CAPRICCIO 2016
第28回FMSCマウンテンラリー2016
サファリイン九州2016
グラベルマインドラリー2016in唐津
EAST九州2016
ひむかラリー2016
開催地
(距離)
福岡
(150)
福岡
(150)
福岡
(110)
佐賀
(140)
大分
(150)
佐賀
(130)
大分
(150)
宮崎
(180)
各主催者ホームページ
北海道
http://jmrc-h-rally.sblo.jp/
東日本
(関東&東北) http://www.geocities.jp/bc_rally/
中部
近畿
中国
四国
九州
http://www.jmrc-chubu.jp/
http://www.h6.dion.ne.jp/~s11/
http://www.jmrc-chugoku.org/rally/
http://www.jmrc-shikoku.gr.jp/pages/rally/
http://www.jmrc-kyushu.gr.jp/
各カレンダーの
( )
内は総走行距離。※は全日本選手権と併催。
39
JAPANESE RALLY CHAMPIONSHIP
2015 POINT RANKING
ポイントランキング
2014年から大きな車両規定の変更がなかった2015年はニューマシンの投入、それに伴う選手のクラス移動、
そして次世代を担う20代の若手の台頭と活躍といった明るい話題が豊富なシーズンとなりました
●得点について
●有効得点について
各クラスごとに1〜8位までの選手に対して、規定のポイントが与えられます。得点
係数がかかっている場合は、この表の得点に係数をかけて、小数点第1位までを換算し
ます。なお、2011年度をもって総合順位の表彰はなくなりました。
シリーズ戦が年間8戦以上の場合は7戦分までの高得点順の合計、7戦以下の場合は
全戦の合計が有効得点になります。
2015年は年間9戦のため7戦分の高得点順合計が有効となり、各クラスの順位が認
定されました。
なお、有効得点合計が同点の場合は上位得点が高い順や上位得点獲得数が多い順など、
細かい規則に従って順位認定がなされます。
順位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
得点
10点
8点
6点
5点
4点
3点
2点
1点
●得点係数について
●デイポイントについて
得点係数は、実際に走行したSSの総距離および路面に従ってかけられます。小数点
以下の得点もすべて有効です。
2015年はターマック6戦とグラベル3戦で争われ、ランキング上位を狙ううえで得
点係数が重要となりました。
選手権として成立した各デイで、クラスごとに1位=3点、2位=2点、3位=1点
が与えられます。このデイポイントには得点係数はかかりません。デイ1でリタイアし
てもデイ2で1位を獲ることでポイントを獲得できるなど、選手権争いでは重要な要素
になっています。
※表の項目は、上から戦数/開催場所/路面(T=ターマック、G=グラベル)
、係数を表します。
JN6 class
2015年のJN6クラスは、新井敏弘、炭山裕矢、鎌田卓麻の
3選手が開幕戦から新型WRX STIを投入し、さらに勝田範
彦も第5戦福島から新型にスイッチ。最終的に新井が5戦
▶▶ドライバー
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
15
17
18
19
20
21
22
氏名
新井 敏弘
勝田 範彦
奴田原 文雄
炭山 裕矢
福永 修
新井 大輝
筒井 克彦
鎌田 卓麻
石崎 秀雄
今井 聡
石田 正史
横嶋 良
竹内 源樹
吉澤 哲也
勝田 貴元
萩原 信一郎
佐藤 兵馬
徳尾 慶太郎
堀江 拓
泉 陽介
堀田 信
生田 輝明
▶▶コ•ドライバー
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
7
16
12
4
3
6
16
3
11.6
6
9.2
7
14
3
11
1
2
5
4
2
17
4.6
7
9.2
12.6
18
12.6
7
9.2
3.6
4.8
4.8
2.4
1.2
2
8
10
4
1
1
21
8
24
13
15
13
8
4
13
15
8
4
5
3
5
3
5
4
1
13
9
11
3
3
4
2.4
2
1
2
1.2
1
JN5 class
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
127
95.2
80
58
25.6
18.6
18
16
10
9.4
8.8
8
7.2
5
4
4
3
3
2.4
2
1.2
1
113
87.6
77
55
25.6
18.6
18
16
10
9.4
8.8
8
7.2
5
4
4
3
3
2.4
2
1.2
1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
19
21
21
23
24
40
氏名
天野 智之
関根 正人
眞貝 知志
山口 清司
石田 雅之
柳澤 宏至
勝田 貴元
大倉 聡
曽根 崇仁
木下 聡
松倉 拓郎
中村 修
折登 文洋
小倉 雅俊
上原 利宏
寺島 信也
坂 昭彦
松原 久
草間 一朝
二瓶 崇
青柳 勉
新井 大輝
大橋 逸夫
山口 貴利
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
18
18
21
22
23
23
氏名
田中 直哉
佐藤 忠宜
保井 隆宏
足立 さやか
石田 裕一
鈴木 裕
伊勢谷 巧
高橋 巧
市野 諮
河西 晴雄
北川 紗衣
宮城 孝仁
木村 裕介
加勢 直毅
井手上 達也
安江 照明
馬瀬 耕平
竹原 静香
藤本 大典
高木 充
枝光 展義
馬場 雄一
石田 一輝
萠抜 浩史
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2.
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
7
12
4
16
3
6
16
11.6
3
6
9.2
7
3
14
4
11
1
2
5
4
2
17
7
9.2
4.6
12.6
18
7
9.2
12.6
3.6
13
11
3
21
24
13
15
8
4
15
8
4
9
3
8
13
15
5
8
3
4.8
4.8
2.4
1.2
1
10
4
5
2.4
5
3
4
2
1
2
1.2
1
2
1
1
86/BRZ に加えて、プジョー 208 GTi 、トヨタ・ヴィッツ
GRMNターボ、MINI JCWクロスオーバー、そしてラリー
RR車両のアバルト500ラリーR3Tといった多彩な車種が登
▶▶ドライバー
順位
を制してチャンピオンを獲得しました。また、息子の新井
大輝も本格的に全日本ラリーデビューを果たし、第4戦洞
爺では親子1−2フィニッシュも達成しました。
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
127
80
58
50.2
49
25.6
18.6
18
14
10
9.4
8.8
8
7.2
5
4
3.4
2
2
2
2
1.2
1
1
113
77
55
50.2
49
25.6
18.6
18
14
10
9.4
8.8
8
7.2
5
4
3.4
2
2
2
2
1.2
1
1
場し注目を集めたJN5クラスは、ヴィッツGRMNターボを
ドライブした天野智之が2013年以来のクラス優勝を達成し
ました。
▶▶コ•ドライバー
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
8
11.6
12
13
5
10
6
4.2
6
15
4
2
3
17
5
7.2
3.6
2.4
9
3
2
3
16
7
15
14
2.4
6
10.2
8
2
11
9
6
3
13
14.6
2
3.6
4
1
11.6
1
19
25
8
1
13
6
4
14
2
10
2
13
6.8
1
5
10.2
6
3
2
3
3.6
4.8
1
3
2
4
2.4
4.8
3
3
1
1.2
1.2
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
91.6
63
59.2
36.4
34.2
34
28.6
20.2
19.2
16.4
13.6
13
12.8
10.2
9
8
7
6
4.8
4.8
3
3
2.2
1.2
81.6
63
59.2
36.4
34.2
34
28.6
20.2
19.2
16.4
13.6
13
12.8
10.2
9
8
7
6
4.8
4.8
3
3
2.2
1.2
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
13
15
16
17
18
19
20
21
22
22
24
25
26
27
28
氏名
井上 裕紀子
竹下 紀子
漆戸 あゆみ
遠山 裕美子
中原 祥雅
桝谷 知彦
北田 稔
小坂 典嵩
島津 雅彦
石田 裕一
足立 さやか
松倉 英実
木村 悟士
山本 磨美
中里 守利
平山 真理
佐瀬 拓野
関根 慎二
竹原 静香
高橋 浩子
和田 善明
菅野 総一郎
藤井 俊樹
伊藤 和哉
三浦 昂
豊田 耕司
山田 真記子
山田 政樹
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
8
11.6
12
13
10
6
3
2
4.2
15
17
3.6
7.2
2.4
6
5
3
9
2
4
5
3
16
2.4
6
7
15
10.2
3.6
14
11
8
2
4
1
6.8
9
6
3
10
1
14.6
11.6
1
19
25
2
13
10.2
3
3.6
4.8
1
2.4
13
5
3
2
2
4
3
1.2
1.2
14
6
3
4.8
2
1
8
2
13
1
4
3
6
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
91.6
64
61.6
35.2
34
20.2
18.2
16.4
15
14.6
14
13.6
13
13
12.8
10.2
9
8
6
6
6
4.8
4.8
3
2.2
2
1.2
1
81.6
64
61.6
35.2
34
20.2
18.2
16.4
15
14.6
14
13.6
13
13
12.8
10.2
9
8
6
6
6
4.8
4.8
3
2.2
2
1.2
1
JN4 class
1600cc超2000cc以下のRPN車両で争われるJN4クラスは、 石川昌平が、後半3戦を制した2013年JN3クラスチャンピ
グラベルを除くターマック6戦のみ成立。86/BRZ だけで
オンの横尾芳則の追撃をかわし、初めてのタイトルを手に
なくホンダ・シビックタイプRも参戦しましたが、若手の
しました。2016年はJN2クラスへと名称を変更します。
▶▶ドライバー
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
氏名
石川 昌平
横尾 芳則
小濱 勇希
香川 秀樹
番場 彬
佐藤 隆行
加納 武彦
鎌野 賢志
山岸 健
▶▶コ•ドライバー
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀
愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
16
13.6
6
11
5
8
1
3
6
16
7.2
6.6
12
8
15
3
4
2
1
4
5.8
8
16
不
成
立
不
成
立
7
10
4
3
2
不
成
立
6
16
10
3
8
16
7
4
8
5
10
JN3 class
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
57.6
48
46
43
40.2
32.6
15
9.8
5
57.6
48
46
43
40.2
32.6
15
9.8
5
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
氏名
岡田 孝一
鷹野 健太郎
藤田 幸弘
武田 雄一郎
寺川 和紘
島田 章
戸塚 和幸
本名 修也
いとう りな
唐釜 真一郎
内藤 学武
渡部 哲成
木村 謙治
16
3
12
5
18
8.2
4
13.6
14
13
6
8
4
8
13.6
7
8.2
3
13.6
6
18
16
4.8
3.6
4.8
8.2
1
16
11
26
8
4
6
3
16
5
8
4
16
12
2
2
7
2
3
5
4
11
3
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
124.6
51.8
45.2
39.6
34
27
21
19.6
16.8
13
11
7
4
121.6
51.8
45.2
39.6
34
27
21
19.6
16.8
13
11
7
4
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
13
15
16
17
18
高橋 悟志
鈴木 尚
須藤 浩志
中西 昌人
田中 伸幸
中井 育真
阿部 敬珠
松田 保夫
加藤 祐介
三苫 和義
平山 十四朗
大野 靖春
二ツ川 英明
権田 哲也
高篠 孝介
石原 裕也
濱岡 卓也
木村 謙治
5
9
12
3
15
18
13.6
6
6
4
9
1
10
15
13.6
9.2
18
14.6
17
9.2
4
3.6
4.8
2
8
4
2
9
13
7
2
6
12
16
3
25
5
4
6
5
1
3
2
8
8
13
15
3
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
77.2
64.6
49
46.2
45
28
25
11.2
8
8
7.6
6.8
6
6
5
4
3
2
77.2
64.6
49
46.2
45
28
25
11.2
8
8
7.6
6.8
6
6
5
4
3
2
1
2
3
4
5
松田 保夫
中村 晃規
喜多見 孝弘
国沢 光宏
大井 貴之
6
16
3
1
5.8
6.6
7.2
6
1
12
8
15
3
8
16
6
16
10
3
7
10
不
成
立
不
成
立
4
3
2
不
成
立
8
5
8
16
7
4
10
4
2
有効得点
(ベスト7戦)
57.6
53
46
43
33
11
11
10
7.8
7.6
7.2
4
4
2
57.6
53
46
43
33
11
11
10
7.8
7.6
7.2
4
4
2
田雄一郎、藤田幸弘、寺川和紘らが挑むという構図に。し
かし序盤から優勝を重ねた岡田が6戦を制し、自身初とな
るチャンピオンを獲得しました。
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
氏名
鶴田 邦彦
尼子 祥一
藤田 彩子
鈴木 和人
石川 美代子
木村 悟士
松浦 俊朗
湊 比呂美
大久保 叡
石黒 祐輔
内藤 雄樹
新井 祐一
小藤 桂一
福村 幸則
小泉 雅之
沼田 晴代
石田 裕一
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福島 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (G) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.2
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
16
3
12
5
18
8.2
4
13.6
14
6
8
13.6
7
8.2
13.6
6
18
16
4.8
8.2
3.6
3
13
4
11
26
8
16
5
8
4
3
2
4
16
12
8
6
4.8
1
16
11
3
7
4
2
2
5
3
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
105.6
51.8
45.2
39.6
34
21
20
19.6
19
15
12
12
6
5
4.8
3
1
105.6
51.8
45.2
39.6
34
21
20
19.6
19
15
12
12
6
5
4.8
3
1
イナーが生まれる激戦に。チャンピオンはコンスタントに
上位を獲得した 2007 年チャンピオンの高橋悟志が獲得。
2016年はJN1クラスへと名称を変更します。
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
11
13
13
13
16
17
18
19
氏名
箕作 裕子
山岸 典将
廣嶋 真
新井 正和
藤田 めぐみ
佐土原 慶一
阿部 祥吾
杉原 慶彦
藤上 亘
東山 徹大
遠藤 誠
中島 昌也
井上 大幾
栃原 正浩
豊田 智孝
宮部 弘陽
明治 慎太郎
依田 統
石田 裕一
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福島 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (G) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.2
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
5
9
3
12
15
18
13.6
6
6
4
1
9
10
15
13.6
14.6
9.2
17
18
9.2
4.8
4
2
9
7
13
2
2
8
6
3
25
12
16
5
8
8
13
15
5
6
4
4
3
1
3.6
3
2
1400ccまでのマシンとAE車両で争われるJN1クラスは、
わ
ずか3戦の成立に終わりましたが、不成立となったラウン
ドでも積極的に参戦を続けた全日本ラリー最年長となる70
▶▶ドライバー
氏名
13.6
合計
得点
▶▶コ•ドライバー
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
JN1 class
順位
16
4
11
5
8
1600cc未満のRPN車両で争われたJN2クラスは、1600cc
のスズキ・スイフトスポーツと、トヨタ・ヴィッツやホン
ダ・フィットなどの1500ccマシンが競い合い、7人ものウ
▶▶ドライバー
氏名
石川 恭啓
渡邉 晴子
馬場 雄一
浦 雅史
亀森 隆志
味村 寛
横手 聡志
藤井 俊樹
蔭山 恵
宮城 孝仁
織田 千穂
萠抜 浩史
木村 裕介
坂井 智幸
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
▶▶コ•ドライバー
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
JN2 class
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
12
14
氏名
コンパクトな1500ccまでの2WDマシンで争われるJN3クラ
スは、2014年に天野智之と好勝負を演じたベテランの岡田
孝一が引き続きマツダ・デミオで参戦し、鷹野健太郎、武
▶▶ドライバー
順位
順位
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
77.2
64.6
51.2
49
45
28
25
11.2
8
6.8
6
6
4
4
4
4
3.6
3
2
77.2
64.6
50.2
49
45
28
25
11.2
8
6.8
6
6
4
4
4
4
3.6
3
2
歳の松田保夫が初チャンピオンを手にしました。また、ト
ヨタMIRAI、日産リーフといったAE車両での参戦も話題と
なりました。
▶▶コ•ドライバー
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
16
12
1
不
成
立
12
16
不
成
立
不
成
立
不
成
立
不
成
立
不
成
立
15
3
11
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
43
19
12
11
1
43
19
12
11
1
順位
1
2
3
4
氏名
杉原 慶彦
木原 雅彦
古川 智崇
三輪 智信
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦
佐賀 愛媛 福井 北海道 福島 群馬 北海道 岐阜 愛知
(T) (T) (T) (G) (G) (T) (G) (T) (T)
x1.0
x1.2
x1.0
x1.2
x1.2
x1.0
x2.0
x1.0
x1.0
16
12
1
不
成
立
12
16
不
成
立
不
成
立
不
成
立
不
成
立
不
成
立
15
11
3
合計
得点
有効得点
(ベスト7戦)
43
23
19
1
43
23
19
1
41
活動報告
JRCアソシエイションは日本のラリーの
振興のために活動しています
JRCアソシエイションは、ラリーの振興を目指して2000年7月に設立され
ました。設立以来、国際化を目指したSSラリーへの移行、救急体制や安
全に関する啓蒙、ギャラリーステージ設置の働きかけ、プロモーション活
動など、多くの課題に取り組んでいます。活動をスムーズにするために主
催者/選手/スポンサー/メディアの4部会を設け、迅速で柔軟な活動が
行える組織としています。各部会が連携し、主催者や選手と問題点を共有
して問題解決のための努力を続けています。近年では、ラウンドごとの公
式記者会見への協力をはじめとして動画やSS速報の配信、J-SPORTSの
全日本ラリー番組の放映への協力など、広くラリーの認知度を向上させる
ための活動に力点を置いています。
総合理念
モータースポーツとしてのラリーの振興を目的とする
JRCA重点活動項目
①ラリーの認知度向上を目指す
②スポーツとしての質とレベルの高いラリーを目指す
③地域、社会に貢献できるラリーを目指す
JRCA理事会役員一覧
会長:長瀬努
副会長:田畑邦博、新井敏弘、中原祥雅
事務局長:伊藤忍
主催者部会:部会長 西井敏則
選手部会:部会長 佐藤忠宜
スポンサー部会:部会長 長瀬努
(兼任)
メディア部会:部会長 中島正義
2015年 JRCAの主な活動内容
42
JRCAホームページの運営
SS速報メールの配信
ダイジェストムービーの配信
JRCAのホームページでは、全日本ラリー選手権に関
する様々な情報を随時更新しています。ラリーレポー
ト、写真、動画で配信しているほか、スマートフォン
にも対応しています。また、ラリーを知らない方に
向けた基本的なルールの解説、本誌(観戦ガイド)の
PDF版を公開するほか、入会の申し込みも行えます。
ラリーはサーキットレースと異なり、リアルタイムで
選手たちのタイムを確認・比較することができませ
ん。そこで、選手にご協力いただき、上位の選手たち
のSS終了直後の速報タイムを、EメールにてJRCA会
員向けに配信しています。観戦するうえで、競技中の
ラリーカーの暫定順位を知ることができます。
JRCAでは動画配信サービス
「GyaO!」
と
「YouTube」
に
て、各ラウンドのラリーカーの走りを収めたダイジェ
スト動画を公開しています。選手の協力により集めら
れたインカービデオによる走行中の様子やペースノー
トの読み上げなど、普段は決して見られない映像も楽
しめます。これらはすべて無料で公開しています。
公式記者会見の実施
主催者意見交換会の実施
JRCAアワードの選出
ラリーについてより広く、多くの方々に知っていただ
くことを目的として、JRCAでは地元の新聞社、テレ
ビ局などのメディアを対象とした公式記者会見のサポ
ートを行っています。そのラリーでの注目選手や地元
選手、各クラスの上位入賞者へのインタビューなどに
より、選手やラリーのさらなるメディア露出の機会を
設けています。
JRCAとして、全日本ラリー選手権の各イベントがよ
り実りのあるものとなるよう、
「主催者意見交換会」を
実施しています。各ラリーの特色や新たな試み、目標
を伝え合い、それらについて意見交換しながら、主催
者間の連帯感や知識の共有を図り理念を共有すること
で、全日本ラリーのシリーズとしての内容の向上を目
指しています。
JRCAで は、 日 本 のラリー の 振 興・ 発 展 に 貢 献 し
た 人 や 団 体 を 表 彰 す る「JRCAアワード」の 選 定 を
2006年 か ら 行 っ て い ま す。2015年 度 の 受 賞 者 は、
数 多 く の 全 日 本ラリー でCRO(COMPETITOR’S
RELATIONS OFFICERS)を務めてきた原信義氏に
授与しました。原氏はCROとしてラリーのスムーズ
な進行に尽力してこられました。
2016年度JRCA入会のお願い
日本のラリーを元気にする
JRCA会員を募集中!
JRCAは日本のラリーの振興を目的とする任意団体です。
「ラリーの認知向上を目指す」
「スポーツとしての質とレベルの高いラリーを目指す」
「地域、社会に貢献できるラリーを
目指す」の3つを重点活動項目として、主催者、選手、メディア、スポンサー、ファンな
ど色々な立場の方々とともに活動しています。日本のラリーの存続と発展のためには、皆
様のご協力が不可欠です。多くの皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
年会費
会員サービス
●団体・法人会員 10,000円
(一口)
●個人会員
5,000円
(一口)
●JRCA会員メール配信
(事前リリース、直前告知、結果速報、リザルト)
●JRCA SS速報メールの配信
(SS終了ごとにタイム速報)
●JRCガイドブックの送付
(年1回)
※会員期間は2016年4月1日から2017年3月31日まで。
JRCAウェブサイトの
「JRCA入会のご案内」
からお申し込みください。
入会方法
申し込み内容を受理しましたら、会費納入のご連絡をさせていただきます。
お問い合わせ先
JRCAお問い合わせフォーム:http://www.jrca.gr.jp/contact
メールアドレス:[email protected]
入会のご案内:http://www.jrca.gr.jp/join
JRCA会長 ごあいさつ
ラリーに集うすべての方々がより楽しめるように
2016年JRCA会長
長瀬 努
平素よりJRCアソシエイションの活動にご
こうしたプロモーション効果の拡充に伴い、
理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
ラリー界全体として、いま一度、ルール理解
ここ数年、全日本ラリーのギャラリー動員
の徹底や、
ギャラリー増加に伴う
「おもてなし」
数の増加に加え、テレビなど、媒体への露出
など手厚いホスピタリティの実現など、再確
が増えてきています。これもひとえに、全日
認しなければならないことはたくさんあります。
本ラリーの主催者をはじめ、地元自治体、参
そこで、本年からのJRCAは、会設立の原
加選手やチームなど、全日本ラリーを取り巻
点を再確認しながら、選手と主催者が協力し
く皆様のご尽力の賜物と思い、感謝申し上げ
合い、ラリー界全体がより良い方向に向かえ
ます。またJRCAといたしましても、これま
るような活動を行っていくことにいたしました。
で動画配信や速報配信など、プロモーション
そうすることで、
ラリーに集うすべての方々が、
活動を推進してきた効果が上がったものと思
より一層楽しめるようなラリーを開催してい
います。
ければ幸いに思います。
43
絶賛更新中!
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世界最高峰のWRCから参加型のTGRラリーチャレンジまで
あらゆるラリー情報をいち早くお届け!
WRC.comのオフィシャルパートナーとして
公式ニュースもしっかり配信しています
ラリプラ・メンバーズ
メール会員募集中!
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(1年間)
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「ラリープラス RALLY PLUS」
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日本で唯一のラリー専門誌
「RALLY PLUS」は2016年も
2月、6月、10月、12月の年4回発行!
ラリーの魅力をより深く掘り下げていきます!
参加型モータースポーツを楽しむための情報誌
ラリー、ジムカーナ、ダートトライアルなどの国内B
ライセンス競技を楽しんでいる選手、ショップ、関係
者の皆さんを応援します!
主なコンテンツ
●編集部の視点による特集企画
●全日本ラリー/ジムカーナ/ダートト
ライアル選手権の詳細レポート
●トップ選手やショップに聞く、マシン
づくりやセッティングのノウハウ
●現役選手によるドライビングテクニッ
ク講座
●Bライモータースポーツ関連最新ニ
ュース など
主なコンテンツ
●世界ラリー選手権を筆頭に、世
界ラリークロス選手権、 全日本ラ
リー選手権、 アジア・パシフィッ
クラリー選手権などの情報が満載
●毎号趣向を凝らした特集企画
●各ラウンドリザルト&ポイント
スタンディングス
●世界の雰囲気を感じられるフォ
トギャラリー など
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に対応しております。
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プレイドライブ公式サイト▶▶ http://playdrive.jp/
受注センター ▶▶ 03-5357-8963
合同会社サンク
RALLYPLUS/プレイドライブ編集部 〒213-0002 神奈川県川崎市高津区二子5-5-21-202 TEL:044-850-5115
サミーは、モータースポーツを応援します
サミーは文化・スポーツを支援する活動に力を注いでいます。
その活動のひとつとして、今年から全日本ラリー選手権をサポートし
ラリーを通じて、皆様とともにイベントを盛り上げ
地域の活性化とラリーの振興につながる活動を積極的に行います。
サミーはTOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ RACEには自社チームで参戦し、ラリー、レースの楽しさを実体験として伝えてまいります
www.sammy.co.jp