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1 指導資料(1)物語の内容 『親友なのに』 (高学年対象) 制作の意図

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指導資料(1)物語の内容
『親友なのに』
(高学年対象)
制作の意図
子どもたちにとって、友達関係は最も重要な人間関係の一つであり、友達関係の状況によって学校生
活が充実するか否かが方向付けられることも少なくない。子どもたちが、携帯電話のメールやインター
ネットを利用する機会が急激に増加してきている現在、相手の顔が見えないメールと顔を合わせての会
話との違いを理解し、メールなどが相手に与える影響について考えるなど、インターネット等に起因す
る心のすれ違いなどを題材とした親切や思いやり、礼儀に関わる指導が考えられる。
本番組では、メールのやり取りを始めた友達同士の気持ちのすれ違いを題材とし、相互の信頼の下に、
協力して学び合う活動を通して互いに磨き合い、高め合うような、真の友情を育てるとともに、互いの
人格を尊重し合う人間関係を築いていくことをねらいとして制作した。
主な登場人物
モエ(主人公
小学校6年生)・ひとみ(モエの友達)・モエの母親
内容(5分52秒)
項目
友達とあいさつ
内容
○登校時に
モエとひとみは親友で、お互いに分かり合っている。朝、待ち
合わせ場所で会うモエとひとみ。
顔を見るだけで
○登校中の会話
なんとなく様子が違うひとみを見て、「何かあった?」と尋ね
るモエ。親友同士だから、言葉にしなくても伝わることがある。
母との会話
○その日、帰宅して
朝の出来事を母に話すモエ。母も、「さすが幼なじみの親友や
ね。2人とも、お互いのことを思って、よく見てるからよ。」と感
心する。
1
私の携帯電話
○携帯電話を渡されて
母から「仕事に出るから、連絡用に。」と携帯電話を渡される。
約束事
○携帯電話の使い方
母が、携帯電話に関する約束事を告げる。
・何かあったら電話
・メールでもOK
・学校には持って行かない
・電話やメールは家族内だけ
ひとみちゃんとなら・・・
○友達とのメールについて
「ひとみとならメールしてもいい?」と尋ねるモエ。母は、
「ひ
とみちゃんとなら・・・。」と承諾する。
もっとつながれる!
○翌日の登校時
うれしそうなモエを見て、「何かいいことがあった?」と気づ
くひとみ。メールのやり取りができると、2人で喜ぶ。
メールを始めて
○それからのメールのやり取り
テレビの話題など、小さなことでもメールを送ってくるひと
み。
モエは、「登校の時でいいのに。」と感じる。
お風呂に入るため、携帯電話を置くモエ。そのまま返信せずに
寝てしまう。
返事を待っていたのに
○その次の朝
昨夜のメールの返事がないと怒るひとみ。モエは「つい寝てし
まった。」と謝るが、ひとみから「お風呂に入る時や寝る前にメー
ルして。」と言われる。
2
呆れる母
○自宅リビングで
「お風呂に入る。」と送信するモエを見て、呆れる母。ひとみは
「親友だから無視したり待たせたりできない。」と言うが、めん
どくさそうにしている。
寝る前にも
○ベッドで
「おやすみ。」とめんどくさそうに送信するモエに、母は「今の
自分の顔を鏡で見てごらん。」と厳しく話す。
鏡の中の表情
○鏡を見て
母の言葉に、ドキッとして鏡で自分の顔を見るモエ。「どうせ
見えへんやん。」とは言うものの・・・。
「隠しても、親友だったら明日その顔を見たらひとみちゃんには
分かるはず。」と語る母。モエの頭のなかに、ひとみの顔が浮か
ぶ。
どうしてこんな気持ちに?
○ひとみとの写真を見るモエ
壁に貼った写真の中では、ひとみとモエが仲良く笑っている。
改めて2人の友情について考えるモエ。
親友だから
○翌日の朝
登校時ひとみと会っても、なかなか声が出ないモエ。やがて、
決心したように「ひとみ、あのね・・・。」
3
DVD 収録の静止画
4
指導資料(2)
教材「親友なのに」を使った指導案例
1.主題名
○ 友情を深めるには 高B(信頼、友情)
2.ねらい
○ 母の言葉から、友達関係を見直そうとしているモエの思いを考えることを通して、友達と互いに信
頼し、学び合って友情を深めようとする態度を育む。
3.展開
学習活動
主な発問と予想される児童の意識
指導上の留意点
備考
1.自分が考 ○ 親友とは、どんな友達のことだと思い ◇ 親友について自由に話し合わせ、教材
える親友に ますか。
への興味・関心を喚起する。
ついて話し ・なんでも言い合える友達
入 合う。
・友達の中でも大切な友達
・お互いのことを何でも分かっている友
達
導
2.DVD資 ○ ひとみにメールを送ってもよいと言わ ◇ どうしてうれしいのか等の問い返しの DVD
料「親友な
れたとき、モエはどう思ったでしょう。
発問をすることで、モエがひとみとの友 場面絵
のに」を視 ・やった。楽しみだ。
情を深める手段として、メールを捉えて
聴して話し ・もっとひとみと仲良くできる。
いることに気付かせるようにする。
合う。
・ひとみのことうらやましかったから、
うれしい。
○ ひとみに、
「お風呂に入るときや寝る ◇ 「ええっ。
」と困ったような顔をした 場面絵
前にはメールを入れてほしい。」と言わ
ことに触れ、モエの本心に気付かせるよ
れたとき、モエはどんな気持ちで「わか
うにする。
った。
」と言ったのでしょうか。
◇ モエは心から分かったと言ったのか等
・めんどくさいな。どうして。
の補助発問をすることで、ひとみの言葉
・ひとみに悪いことしたから仕方ない
に納得できない気持ちに共感させるよう
か。
にする。
・これがずっと続くのかな。いやだな。
展
開
◎ 母の言葉を聞いて、モエは、どんなこ ◇ 母が、モエに伝えたかったことはどう 場面絵
とを考えていたでしょうか。
いうことかと補助発問をすることで、ひ ワークシート
・私は、いつからひとみに本当の気持ち
とみとの関係を見つめ直しているモエの
をかくすようになったんだろう。
気持ちに気付くことができるようにす
・このままじゃだめだな。こんなの親友
る。
って言わない。
◇ ワークシートに書き込むことで考えを
・本当の気持ちを言わなくちゃ。でもひ
深め、その意見を近くの友だちと交流さ
とみにどう受け取られるか心配やな。
せる。
・ひとみはどう思っているんだろう。ち ◇ 多様な意見を学級全体で交流し、互い
ゃんと話をしないといけないな。
に認め合いながら、ねらいに迫ることが
できるようにする。
3.自分の生 ○ 親友と言える関係であるためには、ど ◇ 話合いを通して、自分たちの友達関係
活を振り返
んなことが大切でしょうか。
や自分自身の課題についても振り返るこ
る。
・言いにくい事でも本音で話すこと。
とができるようにする。
・自分勝手にならないこと。
◇ 互いを尊重し合いながら友情を育てて
・お互いが相手のことをしっかりと考え
いくことで、よい人間関係を構築しよう
ること。
とする意欲を高めるようにする。
終 4.指導者の
末 話を聞く。
◇ 指導者の話を聞き、児童の心に余韻が
残るようにする。
4.指導上の配慮事項
〇 事前に学級の児童の情報機器の扱い方や使用状況を把握し、配慮して指導する。
・本音を言う。
・自分勝手にならない。
・相手のことを考える。
モエ
ひとみ
と
い
け
な
い
な
。
・
ひ
と
み
は
ど
う
思
っ
て
い
る
ん
だ
ろ
う
。
ち
ゃ
ん
と
話
を
し
な
い
取
ら
れ
る
か
心
配
や
な
。
・
本
当
の
気
持
ち
を
言
わ
な
く
ち
ゃ
。
で
も
、
ひ
と
み
に
ど
う
受
け
・
こ
の
ま
ま
じ
ゃ
だ
め
だ
な
。
こ
ん
な
の
親
友
っ
て
言
わ
な
い
。
っ
た
ん
だ
ろ
う
。
・
私
は
、
い
つ
か
ら
ひ
と
み
に
本
当
の
気
持
ち
を
か
く
す
よ
う
に
な
・
わ
か
ら
ん
な
ら
、
わ
か
ら
ん
で
問
題
。
・
親
友
な
ん
や
ろ
?
わ
か
っ
て
し
ま
う
よ
。
・
ひ
と
み
ち
ゃ
ん
な
ら
・
こ
れ
が
ず
っ
と
続
く
の
か
な
。
い
や
だ
な
。
か
。
親
友
だ
か
ら
仕
方
な
い
。
・
ひ
と
み
に
悪
い
こ
と
し
た
か
ら
仕
方
な
い
・
め
ん
ど
く
さ
い
な
。
ど
う
し
て
。
か
ら
、
う
れ
し
い
。
・
ひ
と
み
の
こ
と
う
ら
や
ま
し
か
っ
た
・
も
っ
と
ひ
と
み
と
仲
良
く
で
き
る
。
・
や
っ
た
。
楽
し
み
だ
。
親
友
な
の
に
指
導
資
料
(
3
)
資
料
を
使
っ
た
指
導
の
板
書
計
画
例
母
の
言
葉
を
聞
い
て
、
モ
エ
は
、
ど
ん
な
こ
と
を
考
え
て
い
た
で
し
ょ
う
か
。
親
友
な
の
に
年
組
名
前
(
)
指
導
資
料
(
4
)
資
料
を
使
っ
た
指
導
の
ワ
ー
ク
シ
ー
ト
例
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