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Press Release
ハノーバーメッセ 2016 にボッシュが出展
(ホール 7、ブース C18)
ネットワーク化されたセンサー、機械、ソフトウェア:
ボッシュがインダストリー4.0 をワンストップで提供
効率と透明性の向上に役立つデータ分析
 コネクテッド・マニュファクチャリングのメリットをボッシュが紹介
 生産性の向上、品質管理の最適化、エネルギー需要の低減に寄与
 デジタル経済を築く契機となる TTIP 交渉
 ヴェルナー・シュトルト:「自由貿易はインダストリー4.0 の発展に必要なもの」
 ボッシュはハノーバーメッセ 2016 のパートナー国である米国で 110 年間にわたり
活動を展開
ドイツ/ハノーバー、シュトゥットガルト – 「インダストリー4.0」は、単なる専門的流行語
ではありません。ボッシュは見本市「ハノーバーメッセ」において、ネットワーク化された
工場がついに現実のものとなる姿をご紹介します。ボッシュのブースでは、機械、セン
サー、ソフトウェアを組み合わせてデジタル接続した工場の様子を展示し、バリュー
チェーンのあらゆるところで生産性の向上、リアルタイムでの品質管理、エネルギー需
要の低減といったさまざまメリットがもたらされていることをご紹介しています。世界各
地にある約 250 のボッシュ工場で製造コーディネートを担当するボッシュ取締役会メン
バーのヴェルナー・シュトルトはこう述べています。「私たちはインダストリー4.0 に合わ
せて調整されたコンポーネントやコンセプトをワンストップで提供し、製造業の透明性と
効率を向上させることができます。それが結果的に、ボッシュのお客様の競争優位性
につながります」。ボッシュはすでに 100 件を超えるインダストリー4.0 関連プロジェクト
を成功させています。「私たちがインダストリー4.0 のリーディングユーザーであるという
ことは、私たちがこの分野のニーズを熟知しているということです。その経験はまた、イ
ンダストリー4.0 のリーディングサプライヤーとしてもお客様のためにも活かされていま
す」とシュトルトは説明します。ハードウェアとソフトウェアに関する専門知識と経験は不
可欠ではあるものの、それだけでは足りません。「私たちにはオープンスタンダードが
欠かせません。独自のシステムがあまりに多いと、インダストリー4.0 の進化が妨げら
れてしまいます」とシュトルトは補足します。
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2016 年 4 月 25 日
PI 9248 RB Res/Na
TTIP の早期締結
上記を踏まえ、環大西洋貿易投資パートナーシップ(TTIP)自由貿易協定の交渉を早
急にまとめる必要があることをシュトルトは述べています。「米国との協力により、欧州
は国際的な商取引の構造構築に積極的に関わることができます。この機会を逃せば、
通商政策に関する EU の影響力が低下してしまうおそれもあります。自由貿易はイン
ダストリー4.0 の発展に必要なものであることを忘れてはなりません」(シュトルト)。
TTIP は米国も重視しており、4 月 24 日に開催された世界最大級の産業技術見本市
であるハノーバーメッセの開会式にバラク・オバマ大統領が出席しました。「私たちには
包括的な合意が必要です。これは欧州にとって、デジタル経済や知的財産保護のため
に必要な枠組みを作るチャンスとなるからです。これを実現できないと、他の地域が別
の協定を通じて、国際的な商取引構想により大きな影響力を行使することになるでしょ
う」とシュトルトは付け加えました。
ボッシュはハノーバーメッセ 2016 のパートナー国である米国で 110 年間にわたり
活動を展開
ボッシュは 1906 年に本見本市のパートナー国である米国に進出し、同国では現在、
約 1 万 7,600 人の従業員が働いています。「私たちは 2015 年に約 3 億 4,000 万
ユーロを米国に投資し、2016 年にもほぼ同額を投じる予定です」(シュトルト)。ボッ
シュは、米国においても製造業のネットワーク化に力を入れています。たとえばサウス
カロライナ州のアンダーソン工場で、従業員が「スマートウォッチ」を使用して生産ライン
を監視する体制をボッシュで初めて導入しました。
品質管理:ネットワーク化により不良ゼロの目標の実現が近づく
ボッシュは「Industry 4.0 live at Bosch」をテーマに掲げ、バリューストリームに則り、企
業の枠を越えて製造業のネットワーク化を進める手法を 4 月 25~29 日の開催期間中
にハノーバーで紹介する予定です。そうした手法の一例となるのが、自動車業界など
で見られる、重要保安なネジ結合の継続的な品質管理です。ネットワーク接続に対応
可能なボッシュのコードレスナットランナー「Nexo」は、ネジ締め工程中のトルクなどを
記録し、このデータをプロセス品質管理ソフトウェアに送信できるため、ソフトウェアは
ネジ締め工程が正しく実施されたかどうかをリアルタイムで識別することができます。
逸脱があった場合にはそのことがすぐにわかり、担当者に直接伝えられます。また、
コードレスナットランナーによって生成されたデータは製造ホールの大型ディスプレイ
「ActiveCockpit」に表示されます。そこにはチャートや図がわかりやすく表示されるた
め、従業員は現在の生産の進捗をリアルタイムで把握できるようになります。
センサーから入るリアルタイムな情報により物流管理を改善
リアルタイムで提供される情報は、物流管理の改善にも役立ちます。そこで、「TraQ」
(track quality 「品質トラック」)と呼ばれるセンサーソリューションを導入し、サプライ
チェーンを監視しています。このシステムでは、パッケージや製品本体に埋め込まれた
センサーが温度、振動、明るさ、湿度など、輸送中の品質関連情報を記録して、Bosch
IoT Cloud に送信します。さらに、クラウド上のボッシュのソフトウェアアプリケーション
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がセンサーの測定値を許容レベルと比較し、これらのどれかに逸脱があった場合には
顧客、サプライヤー、サービスプロバイダーにリアルタイムで通知と警告を送ります。こ
のシステムは、特に半導体や精巧なレーザーテクノロジーなどの精密機器の輸送で大
きな力となります。ネットワーク化された輸送ボックスは、強すぎる振動を検知し、それ
をオーナーや保険会社に報告してくれるからです。これにより、損害が発生した位置と
その原因を直接特定できるだけでなく、機械部品の配送が遅れる場合にはさらに別の
手配を考えることもできます。また、万が一商品が損傷してもタイムリーに通知されるた
め、生産の中止など、コストに関わる下流への影響を最小限に抑えられるというメリット
があります。
競争力を高めるデータ分析
コネクテッド・マニュファクチャリング(ネットワーク化された製造)から届くデータには、貴
重な情報が含まれています。これを正しく活用できれば、生産プロセスの最適化や競
争力の向上につなげることができます。この点についてサポートしてくれるのが、ボッ
シュの製造分析ツールとサービスソフトウェアです。このシステムでは、生産に合わせ
て特別に設計されたアルゴリズムを使用して、ユーザーが定義したデータを分析しま
す。合理的に分析・用意された情報は特に機械の予測保守に役立ち、予期せぬ製造
のダウンタイムを防ぐことができます。
インテリジェントに接続されたワークステーションが習熟をスピードアップ
ボッシュは APAS シリーズを導入し、工業生産の生産性向上にも貢献しています。こ
の生産アシストシステムは、プログラミングが容易で、柔軟に活用することができます。
同シリーズにこのほど、新しい APAS ワークステーションが加わりました。このワークス
テーションではインテリジェントなネットワーク化が採用され、作業台、協調型ロボット
アーム、作業指示を表示するモニターが組み合わされています。また、感知式のセン
サースキンを備えたロボットアームは、人に接近しすぎた場合に直ちに停止できるよう
になっているため、防護壁を使用することなく、人と機械が協働することができます。こ
れにより、同システムは機械と従業員間の連携の面で新たな可能性を切り拓くことにな
りました。そのため APAS は、人と直接協働する上で安全なシステムであるという認定
を雇用者の損害賠償保険協会から受けることができました。
ボッシュの 2 本柱の戦略:リーディングユーザー&リーディングサプライヤー
ハノーバーで発表したソリューションを通じて、ボッシュはインダストリー4.0 の戦略とな
る 2 本柱を明らかにしました。1 つ目の戦略は、コネクテッド テクノロジーのリーディン
グユーザーであること、もう 1 つの戦略は、この分野のさまざまなソリューションをお客
様に提供することです。「ボッシュのリーディングサプライヤー、リーディングユーザーと
しての二重の役割は、私たちの競争上の優位性を高めることになります。私たちは、お
客様のための製品やサービスに自分たちの経験を活かすことができます。そのすべて
にわたり、私たちは人に焦点を合わせています。多種多様なデータ分析ツール、アル
ゴリズム、ソフトウェアが従来にも増して、人々をサポートするようになりました」とシュト
ルトは述べています。このように、インダストリー4.0 は企業の競争力の向上にも効果
的に寄与しています。
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シュトルト:「デジタル経済に欠かせないオープンスタンダード」
シュトルトは、インダストリー4.0 がもたらすチャンスを損ねるサイロ化した数多くのソ
リューションについて警鐘を鳴らしています。「企業や国の境界がない、真にグローバ
ルなアプローチだけが、複数の技術規則による制限を受けることなく、コネクテッドイン
ダストリーを最大限に発展させることができます。企業や国の枠を越え、異なるメー
カー製の機器やソフトウェアの相互接続を可能にする唯一の方法であるオープンスタ
ンダードの導入をボッシュは推奨しています。デジタル経済が国の内外を問わずス
ムーズに機能するためには、標準化が絶対不可欠なのです」。これまで多くの場合、世
界的な共通言語の欠落が製造業、物流、建設やエネルギー管理分野の円滑な国際的
協調を妨げてきました。
そのためシュトルトは、ドイツ インダストリー4.0 プラットフォームと国際的なインダストリ
アル インターネット コンソーシアム(IIC)との間で最近合意されたパートナーシップを歓
迎しています。両組織は、それぞれのリファレンスアーキテクチャ(インダストリー4.0 プ
ラットフォームの場合は RAMI4.0、IIC の場合は IIRA)を互いに調整し、両者の技術基
盤を連携させようとしています。そしてグローバルに活動を展開するボッシュは、このど
ちらの組織にも会員として名を連ねています。この 2 つのアプローチが連携できれば、
コネクテッドインダストリーの中枢であるこの 2 つの規格間でのデータ交換が実際に可
能になります。ボッシュのホンブルク工場では、多数のネットワーク化ソリューションを
組み合わせ、生産を最適に管理し、特にピーク需要時間帯の電力消費を抑制する試
みが進められています。これにより製造コストが下がり、競争力も向上し、環境保護面
でもプラスの効果が得られる見込みです。
詳細情報
1) 詳細
ボッシュのホンブルク工場におけるエネルギー管理:http://bit.ly/1Wb2FlS
Bosch IoT Cloud:http://bit.ly/1RQY07q
IIC およびインダストリー4.0 プラットフォームと進めるボッシュのパートナーシップ:
http://bit.ly/1Wb2FlS
2) ボッシュのエキスパートによるプレゼンテーション
ボッシュのエキスパートによるハノーバーメッセフォーラムのプレゼンテーション(タイト
ル:「Industrial IT meets the industrial internet – HANNOVER MESSE 2016」、
ZVEI e.V.、VDMA e.V.、インダストリー4.0 プラットフォーム、インダストリアル インター
ネット コンソーシアム)、ホール 8、D19:
4 月 26 日 14:00
インダストリー4.0 のリファレンス アーキテクチャ モデル
(RAMI4.0)の最新情報、Martin Hankel(ボッシュ・レックスロ
ス)
4 月 28 日 12:00
喧伝から現実へ – ボッシュにおけるインダストリー4.0
Stefan ASSmann(ボッシュ)
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4 月 29 日 13:00
インダストリアル インターネットの相互運用の推進
Dirk Slama(ボッシュ)、Richard Soley(IIC)
3) ボッシュにおけるインダストリー4.0 の詳細
 ボッシュの展示セレクション:
http://www.bosch-presse.de/TBWebDB/en-US/PressText.cfm?id=7606
 ボッシュはインダストリー4.0 プラットフォームとインダストリアル インターネット コン
ソーシアムの規格を初めて組み合わせることに成功:http://bit.ly/1Wb2FlS
 インダストリー4.0 を通じてボッシュが競争力を向上:http://bit.ly/224WALA
4) その他のボッシュ・ブース
ホール 17、ブース B38:ボッシュ・レックスロス
ホール 17、ブース D04:APAS を使用してネットワーク化した作業現場ソリューショ
ン
報道用画像:1-RB-19624, 1-RB-20863-d, 1-RB-20864-e, 1-RB-20994,
1-RB-20995, 1-RB-21910, 1-RB-21911, 1-RB-21912, 1-RB-21913, 1-RB-21915,
1-RB-21916, 1-RB-22118, 1-CR-21639, 1-PA-22196
報道関係対応窓口:
Thilo Resenhoeft
電話:+49 711 811-7088
ボッシュ・グループ概要
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディ
ング・カンパニーです。2014年の従業員数は約360,000人(2015年4月1日現在)、売上高は490
億ユーロ*を計上しています。事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、
消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッ
シュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約440社、世界約60カ国にあるドイ
ツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加 えると、世
界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワーク
が、ボッシュのさらなる成長の基盤です。2014年に ボッシュは全世界で約4,600件の国際特許
の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライ
フに向けたイノベーションの提供を戦略的目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサー
ビスを通じ、人々の生活の質を向上します。つまりボッシュはコーポレートスローガンである
「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。
*公表された2014年の売上高には、現在では完全子会社化されたかつての折半出資の合弁会社
であるBSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH(現在はBSH Hausgeräte GmbHに社名変更)お
よびZF Lenksysteme GmbH(現在はRobert Bosch Automotive Steering GmbHに社名変更)は含
まれていません。
さらに詳しい情報は 以下を参照してください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式ツイッター(ドイツ語)
www.bosch.co.jp/ ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
https://twitter.com/Boschjapan ボッシュ・ジャパン 公式ツイッター(日本語)
https://www.facebook.com/bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式フェイスブック (日本語)
https://www.youtube.com/boschjp ボッシュ・ジャパン 公式 YouTube(日本語)
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