月 100 件以上のイベントを行う中で、グローバルなライブストリー ミング配信はアクセンチュアの社員や顧客、コミュニティとの間 の物理的距離を縮めるだけでなく出張の必要性を軽減し、それに 伴い二酸化炭素排出量も削減しています。 環境 概要 アクセンチュアおよび そのステークホルダー の持続可能な経済成長 を促進することは私た ちの環境戦略の中核と なっています。2020 年 の 環 境 目 標 を 達 成 し、 地球にとってのより良 い未来に寄与するため に は、 社 員 が 持 つ 力 や デジタルの力を活用す ることが鍵となります。 前回レポート以降の主な成果 2020 年までに社員 1 人当たりの二酸化炭素排出量を 50% 削減するという目標に対し、47% のレベルまで削減 CO2 2007 年以降に削減した二酸化炭素排出量は、 北米の 35 万世帯が 1 年間電気を使用した時に 発生する二酸化炭素排出量に相当 2020 年までにエネルギー効率の 30% 改善という目標を設定 CDP の気候変動質問書への回答に基づき、 最高評価である Climate A List に選定 CDP の気候変動質問書への回答に基づき、100 点満点中 99 点という高スコアで Disclosure Leadership Index に選定 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 2 アクセンチュアの戦略およびアプローチ エネルギーに制約があり二酸化炭素排出量を抑えなければ ならない世界において、アクセンチュアは企業活動による 環境への影響をできる限り抑える必要があると従来から考 えていました。一企業として二酸化炭素排出量の定量化を 初めて行った 2007 年以降、私たちの環境への取り組みは進 化を重ね拡大を続けてきました。現在、私たちは本質的に 環境負荷が少ないクラウドコンピューティングなど数々の イノベーションの構築・検証を行っています。 私たちの環境目標を達成する上で透明性および説明責任が 必要ですが、双方には様々な側面があります。私たちの環 境戦略は下記 3 つの領域に注力しています。 • 温室効果ガスなどの排出量を削減する効率的な企業活動 • お客様やサプライヤーのサステナビリティ実現 • 社員や経営者、パートナー、その他のステークホルダー の意識高揚 環境スチューワードシップはアクセンチュアの企業倫理規 定や「スチューワードシップ」に代表されるコアバリュー に深く根付いています。また、こうした倫理規定やコアバ リューはアクセンチュアの環境方針の羅針盤となるもので す。上記の方針は社内の環境委員会(ESG) によって 2007 年に策定後、毎年見直されています。2014 年に一部改訂さ れました。 私たちの環境戦略に関する説明責任を負うのはピエール・ ナンテルム会長兼 CEO ですが、その下にはガバナンス機構 があり、環境政策や企業目的である環境的に持続可能な成 長促進に関わる活動を監督しています。 効率的な企業活動 サービスを提供する会社というアクセンチュアの性格上、 私たちの二酸化炭素排出量の 80% 以上は、社員の出張に伴 う航空機使用やオフィスでの業務遂行による電気使用が原 因となっています。 企業活動の更なる効率化を実現し、2020 年までに社員 1 人 当たりの二酸化炭素排出量を平均で 2 トンまで削減する目 標を達成するため、3 つの優先事項を設定しました。 グローバルなコンサルタント企業として、私たちが与える環 境負荷は社員の出張に伴う航空機使用や業務遂行による電気 使用から生じる二酸化炭素の排出が大部分を占めています。 • 直接エネルギーの節約に向けたテクノロジーの活用 環境戦略を実行することで、私たちは二酸化炭素排出量を削 減し気候変動の影響の緩和に寄与するような大胆で持続可能 • 再生可能エネルギー源の増加 な成果を達成することができると確信しています。 • デジタルコラボレーションの文化を形成し出張頻度を 私たちはデジタル技術を活用することでコラボレーション 削減 や社内教育を行い、社内やお客様との結びつきを強化する 一方で、さらにはコストや労働時間、出張頻度を削減し、 2008 会計年度に当初の二酸化炭素排出量削減目標を設定し 出張に伴う二酸化炭素排出量を減少させています。また世 て以降、社員 1 人当たりの二酸化炭素排出量を 2007 会計 界各国の約 37.3 万人* の社員に、日常業務の中で革新的な 年度比で 47% 以上減少、数量ベースで社員 1 人当たりの排 環境ソリューションを積極的に共有、導入するように働き 出量を 8 年間で 4.04 から 2.14 トンまで削減しました。こ れは 260 万トンの二酸化炭素の排出を抑えたことに相当し、 かけています。 北米の約 35 万世帯が 1 年間電気を使用した時に発生する二 酸化炭素の量に匹敵します。 * 2016 年 2 月 29 日現在 目標 効率的な企業活動 2020 会 計 年 度 末 ま で に 社 員 1 人当たりの二酸化炭素排出量 を平均で 2 トンまで削減します。 これは 2007 年度比で 50% 以上 の削減になります。 進捗状況 2015 会計年度末までに、社員 1 人当たりの二酸化炭素排出量を 2007 会計年度の 4.04 トンから 2.14 ト ン ま で、47% 削 減 し ま した。 新たな目標 効率的な企業活動 2020 会 計 年 度 末 ま で に、 エ ネ ルギー効率を 2007 会計年度比 で 30% 向上させます。 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 3 CDP の最高評価である Climate A List に選定 アクセンチュアは 2007 年以降毎年 自社の環境パフォーマンスについ て CDP(旧名称:Carbon Disclosure Project)に報告しています。CDP の 気候変動質問書に対するアクセン チュアの回答では、私たちの環境に 関わるリスクや機会、環境目標達成 に向けた方法などについて詳しく 説明しています。2015 年、私たち は 2 年連続で CDP の最高評価であ る Climate A List に選定されました。 当リストは各企業の報告に基づき、 気候変動の緩和や気候変動への適応 に向けた企業の行動を評価するもの です。 ア ク セ ン チ ュ ア は ま た CDP の Climate Disclosure Leadership Index に選定されました。これは毎年 CDP が気候変動情報開示を求める質問書 を送付し、その回答内容の完全性や 品質を基に情報開示の先進企業とし て S&P500 社のトップ 10 %が選定 されるものです。私たちはディスク ロージャースコアで 100 点満点中 99 点という高いスコアを獲得しま した。 バーチャル・コラボレーションテクノロジーへの投資や可 能な限りで現地採用の推進、アクセンチュアのグローバル・ デリバリー・ネットワーク活用の最大化への取り組みによ り、社員が出張の際利用する航空機使用から生じる二酸化 炭素排出量(社員 1 人当たり)を 2014 会計年度比で 2% 以 上削減しました。 テクノロジーを活用してエネルギー管理 2015 会計年度はアクセンチュアの歴史の中で最もエネル 現在アクセンチュアは世界 120 カ国以上のお客様にサービ スを提供していますが、経営トップ全員が集う物理的なグ ローバル本社はありません。経営トップは四半期に一度会 議室という実際の場に集まり会議を行うほかは、経営はほ ぼバーチャルベースで行われています。経営トップが世界 各国に身を置き、市場やお客様、社員と密接につながるこ とを狙っています。こうしたデジタルガバナンスへの転換 でアクセンチュアの効率が向上する中、二酸化炭素排出量 も削減されています。 ギー効率が高い年となりましたが、この快挙にはエネルギー スマートメーター 使用の管理を上手に行ったことが大きく寄与しています。 私たちはエネルギー管理への取り組みを 2007 会計年度に開 2010 年以降、リモート・エネルギー・モニタリング(REM) 始しましたが、それ以降世界各国のオフィスで使用する電 またはスマートメータリングによりリアルタイムでのモニ 気の電力効率を全体で 28% 以上向上させました。 タリングが可能となり、十分なデータを把握した上でエネ ルギー消費について決定を下すことができるようになりま こうした改善の積み重ねで 2007 年度以降、累積で 74 万メ した。2015 会計年度末までに、世界各国の拠点で 400 台以 ガワット時の電気使用、45 万トン以上の二酸化炭素排出量 上のスマートメーターを設置しました。インドや中国を中 が抑えられたと考えています。別な視点で見ると、これは 心に今後ともスマートメーターの設置を拡大し、2015 会計 100 万バレル以上の石油の消費が抑えられたことに相当し 年度には 140 台の新しいメーターをオンライン化します。 ます。こうしたエネルギー効率の改善により、同期間で 9,600 スマートメーターには信頼性やエネルギー管理の向上など 万 US ドルのエネルギー費用を節約することもできました。 数々の利点があり、エネルギーコストの低減につながって 2020 会計年度末までに、私たちはエネルギー効率を 2007 います。 年度比で 30% 向上させる予定です。この数値目標は 2015 年に設定したのですが、より高い目標に向かうことで環境 への負荷をさらに軽減するという目的を持っています。上 記目標は、継続的な環境戦略の実行、効率向上、インフラ 改善、新規施設や既存オペレーションでのエネルギーモニ ター活用などを通じて実現する予定です。 さらに効率的な照明と冷房 アクセンチュアは日常オペレーションで新技術やデジタル 技術の活用を最大化することで、環境のサステナビリティ を大きく高める可能性がある方法を発見しました。例えば、 ワークプレース・サービスは、お客様であるフィリップス から調達した LED チューブの設置を世界各国のオフィス で展開しています。フィリピンにあるアクセンチュアのオ フィスは、2014 年に 32,000 本以上の LED チューブを設置 し、全ての照明を LED に切り替えました。さらに中国では オフィス改装プロジェクトの際、オフィスの 3 割以上の照 明を LED に転換しました。 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 4 LED 移行により、エネルギー消費量減少による二酸化炭素排出量の削減、蛍光管 や内包されている水銀を排除することによる環境負荷の減少、オペレーティング コストの低減などのメリットが生まれました。2015 年、LED は 300 万キロワッ ト時以上の電気使用や 40 万 US ドル以上の関連コスト、1,500 トン以上の二酸化 炭素の削減に寄与しました。 さらに、アクセンチュアのフィリピンにおける 10 の拠点で、データーセンター の冷房用に設置していた単段圧縮機に代わり、高効率なデジタル制御の圧縮機を 導入しました。これにより常時高速で稼働させる必要がなくなり、一日の大半は 低速で稼働させ、従来より少ないエネルギーで今まで通りの冷房ができるように なりました。上記 10 拠点合計のエネルギー消費量削減分は年間 60 万キロワッ ト時を超えると予想されています。 ブラジルでは、氷を使った冷却システムを導入しています。電力需要の少ない夜 間の水力発電を利用して氷を作り、日中は氷を溶かすことで事務所を冷却してい るのです。これにより電力需要の高い昼間の電気消費量を削減しています。 環境負荷評価・環境負荷削減の取り組み 私たちは環境マネジメントシステム (EMS)ISO 14001 の認証を世界各国で取得し ています。ISO 14001 は企業や組織が環境負荷を最小化するための国際規格です。 同国際規格の取得は私たちの環境負荷削減の真摯な取り組みを私たちのお客様に オーストラリアのシドニーにあるアクセンチュアのオフィスは、オーストラリア・グリーンビルディング協議会による 格付け制度、グリーンスターにおいて最高位の星 6 を獲得しました。 示すものであると同時に、私たちが環境に配慮したパートナーであることを具体 的に示すものです。また同国際規格のアクセンチュア内認証サイトはイノベー コラボレーションテクノロジーによって出張の必要性は最小化されますが、課題 ションのインキュベーターとしての機能があり、当サイトを活用して世界中の認 もあります。テクノロジーの進歩に伴い使わなくなった電子機器廃棄物の処理で 証済アクセンチュアオフィスを把握し、つながることが可能になります。 す。2015 会計年度においても、私たちは電子機器廃棄物を正しく処理すること で環境に配慮した結果を残すことができました。アクセンチュアが廃棄した総重 私たちは業務に関わる水の消費量の最小化に向けて責任を持って取り組んでいま 量 180 トン、46,000 個以上のノート型パソコンやデスクトップの 99% 以上は、 す。私たちの企業活動で水資源を集中的に使うことはありませんが、物理的水不 埋め立てに依らない方法、主にサプライヤーによるリサイクルや責任ある廃棄物 足や経済的水不足が悪化して水ストレスに見舞われる恐れがある地域では水確保 処理業者を通じて廃棄されました。 がいかに重要かについて私たちは認識しています。そのため社員に働きかけて社 員の保全対策に関する意識を高めています。またビル管理会社と共同で、無駄の ない水利用を促進し、可能な限りの改善策を実施しています。 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 5 再生可能なエネルギー源の拡大 コラボレーションテクノロジーでオペレーション効率を向上 再生不能エネルギーを再生可能エネルギーに置き換えることは持続可能なサプラ イチェーンを構築するという私たちの戦略の一部を構成しています。2015 会計 年度において、再生可能エネルギーの利用により社員 1 人あたりの二酸化炭素排 出量を削減し、グローバルで合計 57,000 トンにも及ぶ二酸化炭素排出量を抑え ることに寄与しました。さらに、再生可能エネルギーを利用するオフィスの数を 増やす戦略は 2015 会計年度に大きく前進し、同年度は 2014 会計年度に比べ再 生可能エネルギーを利用した電気の消費量が 30% 増えました。 2015 年、私たちの IT 部門はアクセンチュア全社のデジタル化を加速するという 大胆なミッションを発表しました。IT 部門を先頭にグローバル全体でデジタルオ ペレーションが進み、二酸化炭素排出量やコスト、時間、出張の減少につなげて います。デジタル化は 2020 年およびそれ以降のアクセンチュアの環境目標を達 成する上で大きな鍵となります。 社員を「動かす」のではなくアイディアを「動かす」という哲学の下、出張を極 力抑えるという姿勢が私たちの企業文化に深く根付いています。大半がミレニア インドにおける再生可能エネルギーの利用は、アクセンチュアにとって成功かつ ル世代やデジタル世代の社員にとって、自然に感じられる形でコミュニケーショ 挑戦の場であります。チェンナイにあるアクセンチュア最大のオフィスでは、入 ンを行うことで、社員同士をつなげています。さらに、コラボレーションテクノ 居しているビルの唯一のテナントがアクセンチュアであることからビルの所有主 ロジーに多額の投資を行い、可能な限りハードウエアの使用を控え本質的に持続 の積極的な協力を得、消費電力のかなりの部分をゼロエミッションの風力発電で 可能なソリューションであるクラウドコンピューティングを利用するようにして 賄っています。またバンガロールでは、引き続き風力発電所と直接契約を結び、 います。 主要施設 4 カ所で再生可能エネルギーによる安定的な電力供給を受けています。 こうした私たちの動きにより、新たな再生可能エネルギーの開発に拍車がかかり、 2015 年に私たちが各種のビデオ会議用ツールを使って行ったビデオ会議の合計 インドのエネルギー需給ギャップ解消に寄与する歩みを支えることにつながって 時間を分単位で表すと、何と月平均でほぼ 900 万分に達しました。事実アクセ ンチュアはグローバル規模で Skype for Business を利用する大口ユーザーです。 います。 しかしこうした状況はアクセンチュア社員に限ったことではなく、500 社を超え アクセンチュアは可能な限り再生不能エネルギーに代わって再生可能エネルギー るお客様が Skype for Business やその他のコミュニケーションプラットフォーム の調達ができるようコストベネフィットのある手段の探求を継続的に行っていま を使ってセキュリティが確保された環境でアクセンチュア社員と円滑にコミュニ す。しかし私たちが自社ビルを持たないという事実は、自ら再生可能エネルギー ケーションを取っています。 を生み出す能力が制約されたり、進出先の再生可能エネルギーの供給者と契約を 結ぶことに障害が出るなどの状況を招いています。私たちはテナントとして入居 私たちは、社員にとって必要な時に必要な事をしてくれる各業務に特化したアプ しているビルの所有主にコストベネフィットがあり地元で調達可能な再生可能エ リを立ち上げています。モバイルアプリは私たちのデジタル化を成功させる上で ネルギーにはどのような選択肢があるかを調査するよう働きかけています。また 大きな鍵となります。社員は既にこうしたアプリを使って社員間の結びつきの強 化やキャリアアップ、新たなスキルの獲得、クライアントサービスへの注力強化 それが不可能な場合は、私たちが直接調査できるよう求めています。 を行っています。 スペインやブラジル、フィリピンなど電力市場が厳しく規制されている市場で は、既存の電力網以外からの再生可能エネルギーの調達は大きな課題となってい ます。私たちが最近買収した EnergyQuote や Procurian の両社は、世界各国の再 生可能エネルギー市場が抱える複雑な課題に対応する上で新たなビジネスインテ リジェンスをアクセンチュアにもたらすと考えています。 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 6 ライブストリーミング配信は世界各国のアクセンチュアの オフィスで毎日のように行われており、社員や経営トップ、 お客様だけでなく一般の方々との間の物理的距離も縮めて います。こうしたバーチャルなフェイス・ツー・フェイス の交流で出張期間が短縮されるだけでなく、時には全くそ の必要性がなくなることがあり、それに応じて二酸化炭素 排出量も減少しています。2015 会計年度において、アクセ ンチュア・ブロードキャストは社員によるウェブキャスト やテレプレゼンス会議、外部での行事など月平均 100 件以 上のイベントを行いました。 アクセンチュア・ブロードキャストを見る(英語) トラベルスマート・チャレンジ 目標 2015 会計年度、アクセンチュアは 4 回目となる年次イベン お客様とサプライヤーのサステナ ビリティ実現 ト、トラベルスマート・チャレンジを開催しました。アー スデイから世界環境デーまでの 6 週間、アクセンチュア社 員はどうすれば航空機や自動車の利用を最小限に抑えて移 動に伴う二酸化炭素排出量を削減できるかについて考え、 工夫し、競い合いました。過去 4 年間で世界中の参加者が 控えたフライトは 11,000 便以上に及び、これは 900 万 US ドル以上の出張費削減に相当します。さらにおよそ 180 万 マイルの道路走行を取りやめ、推定 6,500 トン以上の二酸 化炭素排出量削減に貢献しました。 2016 年 IT リポートのビデオを見る(英語) ビリティの主要領域でお客様やサ プライヤーとの業務に伴う環境負 荷の測定・報告を開始します。 進捗状況 2015 会計年度、お客様との業務に 伴う環境負荷を測定する方法を実 験的に実施しました。 スマートワーク・プログラム スマートワーク・プログラムは、社員が必要に応じて月に 1 週間またはそれ以上の期間を現地オフィスやホームオフィ ス、お客様サイトで働くなど、従来とは異なる出張や通勤 の形態をサポートするプログラムです。また出張費用につ いてのスマートな意思決定、および出張や通勤の削減に役 立つツールやテクノロジーの活用を奨励しています。スマー トワークは、環境スチュワードシップを前進させるだけで なく、ワークライフバランスや社員の仕事への意欲、お客 様へ提供するサービス品質の向上にも役立ちます。 北米では、全ての重要なプロジェクトではスマートワーク の導入に必要なコラボレーションツールやリソース、能力 を備えています。また多くのプロジェクトでは既に複数の コンポーネントを取り入れて、バーチャルで働く社員同士 のつながり強化に役立てています。社員の関わりを高める ことは、二酸化炭素排出削減を促進することと同様に重要 です。お客様企業の社員もアクセンチュア社員と同様、ス マートワーク・プログラム導入による社員エンゲージメン ト向上を実感しています。 2020 会計年度末までに、サステナ 新しい目標 サプライヤーのサステナビリティ 実現 2020 会計年度末までに、二酸化酸 米国カリフォルニア州サンノゼにあるアクセンチュア・テクノロジー・ラボでは、近隣 に居住する研究者も、それ以外の Digital Experiences 担当のチームメンバーも、好みの 移動手段で通勤し、仕事中は留めて置きます。 素排出量削減に向けた目標と実践 を開示する主要サプライヤーの割 合を 75%に伸ばします。 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 7 事例: ケララ・ナレッジ・シティ お客様の課題:スマートな人とスマートな環境、スマートな政府、スマートな 生活、スマートなモビリティが一体化した「持続可能でスマートな都市」とい う概念が、今現実となりつつあります。ケララ州は人口 3,480 万人、インドで 12 番目に大きい州です。2015 年、同州は「ケララ・ナレッジ・シティ」とい う大胆なイニシアチブに着手しました。その狙いは、デジタル経済に向けた世 界トップレベルのナレッジセンター創設により、ケララ州を変革することです。 アクセンチュアのソリューション: 「ケララ・ナレッジ・シティ」計画実現に 当たっては、アクセンチュアが有する実行可能性調査の専門知識を生かすこと ができました。また、アーキテクチャ、エンジニアリングから教育、都市計画、 建設、マクロ経済学、再生可能エネルギー、事業戦略、IT まで、あらゆる分野 のグローバルな専門家やパートナーなどアクセンチュアの誇る豊富な人材を 活用しました。 成果:ケララ州の主要学術機関や研究機関と緊密な連携体制を構築することに よって、私たちはインテリジェントな都市のためのハイパフォーマンス・モデ ルを提唱しました。そのモデルでは、最先端のセキュリティやスマートな交通 システム、太陽光による公共照明や廃棄物処理システムなどの持続可能なエネ ルギー発電が可能になります。私たちの提供するソリューションは、ケララ州 の経済を活性化し今後 10 年間で最大 100 万の新規雇用を創出することにより、 同州に大きなメリットをもたらすと期待されています。 さらに詳しく(英語) 事例: ネスレ:共通価値創造の商業的価値を 定義する お客様の課題:ネスレは、スイスのヴヴェイに本社を置く、多国籍食品・飲料 会社です。同社の思いは、健康・栄養・ウエルネス分野で世界のリーディング 企業として認知されることです。ネスレの共通価値の創造(CSV) への取り組みは、 持続可能なビジネスに対する同社のアプローチを象徴するものです。最重要事 項には、気候変動・人権・食の安全とともに、栄養・地域開発・責任ある調達・ 水資源なども含まれます。このような取り組みの社会的影響には十分な裏付け もあり、測定もされていますが、そこから生まれる商業的価値については、ま だ明確には評価されていません。 アクセンチュアのソリューション:アクセンチュア・ストラテジーは数回にわ たり社内ステークホルダーとのインタビューを実施し、ワークショップを開催 しました。またネスレの重要課題評価プロセスをサポートし、社外ステークホ ルダーとネスレのビジネス双方にとっての重要度に照らし合わせた CSV 課題の 順位付けを行いました。 成果:アクセンチュアの分析により、サステナビリティの課題と事業を成功に 導く原動力(効率性、資本コストやプレミアム価格、販売規模、供給保証、バリュー チェーン統合、無形資産など)との関連性が判明しました。ネスレはアクセンチュ アの仕事について「社会利益と株主の期待とのシナジー、およびサステナビリ ティの取り組みから得られるメリットの理解を高める上で非常に有益であった」 と評しました。 さらに詳しく(英語) 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 8 COP21 気候変動サミット 2015 年 12 月 に パ リ で 開 催 さ れ た 国連気候変動枠組条約第 21 回締約 国会議において、アクセンチュアは 気候問題の取り組みについての議論 を進める上で主導的な役割を果たし ま し た。 カ ー ボ ン・ デ ィ ス ク ロ ー ジャー・ プロジェクト(CDP)や世 界経済フォーラム、ウィ・ミーン・ ビジネス(We Mean Business)、万 人の人のための持続可能なエネル ギ ー(SE4All) な ど の 団 体 と 共 に 「アクセンチュア・ソリューション COP21 フォーラム」を開催し、サー キュラー・エコノミーのビジネスモ デルとデジタル時代における環境破 壊要因に注力した価値創造機会にス ポットを当てました。 さらにアクセンチュアは、エネル ギー問題の中でも特に再生可能エネ ルギーやエネルギー効率化、入手法 に焦点を当てた公式会合の一環とし て、SE4All によるテーマ別アクショ ンデーのプログラムの中で民間セク ターによるセッションを担当しまし た。そのセッションでは、お客様企 業の CEO に自社の COP21 への貢献 について語っていただきました。 お客様とサプライヤーのサステナビリティ 実現 パートナーとお客様を気候変動ソリューションの 下に招集する アクセンチュアのソリューションとサービスは、デジタル アクセンチュアが世界中の環境や気候に関するアジェン 化による創造的破壊の時代において企業や公的部門がサス ダに貢献しようと努める上で、私たちはコラボレーター テナビリティ戦略を特定、展開、導入する支援をします。 (collaborator)、コンビ-ナー(convener)、ソートリーダー これらの戦略はハイパフォーマンスを加速し、お客様の最 (thought leader)としての主要な役割を果たしています。 も喫緊のニーズに対応します。またお客様が環境的、社会 そのような活動の中で、他の企業や組織と協働して、世界 をより良い場所にする助けとなる課題やソリューションに 的にプラスの影響をもたらす支援もします。 ついての知見を得ています。アクセンチュアは毎年研究開 2020 年までの環境目標達成に向けて、私たちはお客様のサ 発へ投資することによって、お客様やサプライヤーのサス ステナビリティを実現するという取り組みの進捗報告を加 テナビリティ・パフォーマンス向上などを支援する革新的 速します。そのために 2015 会計年度、お客様がアクセンチュ な事業戦略や技術ソリューションの策定、事業化、普及を アが提供するソリューションとサービスにより削減する二 サポートしています。2015 年の主な実績は次の通りです: 酸化炭素排出量を測定する新たな手法の構築、検証、導入 を開始しました。2016 会計年度を通して、アクセンチュア 国連の取り組み は二酸化炭素排出削減の可能性が最も高い主要なお客様の 2011 年以降、アクセンチュアは国連事務総長主導の「万人 サービスを特定し、お客様のプロジェクトで測定アプロー のための持続可能なエネルギー(SE4All)」においてリーダー チを実際に試し、アプローチの工業化をスタートさせます。 的役割を果たしてきました。SEA4All は、全ての人の持続可 2015 年、私たちは気候変動適応策のコンサルティングや 能なエネルギーへのアクセス達成を目標として国連と世界 サービスのような新たに追加すべきケイパビリティを特定 銀行が主導し、様々なステークホルダーが連携するユニー することができました。現在は次の 3 つのテーマに沿った クなイニシアチブで、目指すところは 2030 年までのエネル ケイパビリティに取り組んでいます。1 つ目は限られた天 ギー効率改善ペースの倍増です。これは国連で採択された 然資源の使用に依存しない成長を目指すリソース効率化と 「持続可能な開発目標(SDGs)」の中でエネルギーに関する サーキュラー・エコノミー、2 つ目は信頼、透明性そしてト 事項をまとめた 7 番目の目標における 3 つの達成目標のう ちの 1 つです。 レーサビリティ、3 つ目は持続可能な価値管理です。 アクセンチュアは従来の環境目標を拡大し、サプライヤー 2015 会計年度にアクセンチュアと SEA4ll は合同レポート の透明性と実践目標を新たな目標として加えました。2020 "Sustainable Energy for All, We Commit" を発表しました。 会計年度末までに、二酸化酸素排出量削減に向けた目標と SEA4ll の 100/100/100 キャンペーンの下、アクセンチュア 実践を開示する主要サプライヤーの割合を 75%に伸ばすこ は民間セクターのエンゲージメントを主導しましたが、レ とを目指しています。私たちは、情報開示こそサプライヤー ポートの中でその結果について次のようにまとめています。 がサステナビリティ・パフォーマンスを管理する上で重要 「775 社の企業、130 を超える中央政府や地方自治体、100 な第一歩であると考えています。2016 会計年度末までにア を超える金融機関による様々なエネルギー効率改善と持続 クセンチュアの主要サプライヤー全社に対し二酸化酸素排 可能エネルギーへの投資、このような取り組みは経済成長 に貢献し気候変動による環境負荷を削減します」 出量削減に向けた実践を開示するよう奨励します。 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 9 さ ら に 2015 会 計 年 度 に は、 国 連 グ ロ ー バ ル コ ン パ ク ト (UNGC)やケアリング・フォー・クライメート(Caring for Climate)と提携して "Special Edition CEO Study: A Call to Climate Action" をまとめました。この調査では気候変動問 題は企業にとって新しいテクノロジーやソリューション導 入のビジネス機会となり得ることにフォーカスしています。 このレポートはアクセンチュアが UNGC と築いてきた長期 的提携関係の継続を象徴するものとなりました。 候変動に対する企業のコミットメントを打ち出し、世界各 国の首脳にそれぞれの国別状況と産業セクターに合った気 候変動ソリューションを策定するよう求めました。 CDP の取り組み 2015 年、CDP との継続的パートナーシップの一環としてア クセンチュアはレポート "Low Carbon, High Stakes" を発表 しました。このレポートでは、新たな収益を生み出しなが らも世界の平均気温上昇を 2 度未満に抑えるためには、公 世界経済フォーラムの取り組み 益事業はいかに投資すべきか、また政府が方針や規制を通 アクセンチュアは世界経済フォーラムのグローバルプロ してこの数値目標の実現を支援するためには何をすべきか ジェクトを、社員のプロボノ(社員の時間とスキルを無償 について考察しています。その中で、効率的な低炭素エネ で提供する取り組み)という形で支援し、2020 年およびそ ルギーシステムへの移行は、世界中の電気事業業界にとっ れ以降も気候変動問題において目に見える成果をもたらす て、2030 年までに年間 2,450 ~ 3,800 億ユーロの新たな価 官民パートナーシップを企画・提供しています。具体的には、 値創出をもたらす可能性があると明らかになりました。 アクセンチュアは CEO レベルの経営陣に対して以下の働き 無駄を富に変える:サーキュラー・エコノミーにおいて競 かけを行っています。 争優位性を生み出す • 革新的で具体的な排出量削減目標の実現 • 情報開示やストレステスト、環境ポリシーを通じてグロー バルな金融システムが気候変動リスクや二酸化炭素リク スにさらされる脅威の削減 • 様々な産業セクター全体で環境に優しいイノベーション を拡大するためのバリューチェーンをまたぐコラボレー ションプロジェクトの増加 アクセンチュアの会長兼 CEO であるピエール・ナンテル ムは世界経済フォーラム協賛の下に新たに設立された CEO Climate Leadership Group のメンバーとして、世界 150 カ 国以上の国・地域で業務を行うグローバル企業 75 社の CEO を代表して活動しています。各 CEO は、2015 会計年度に具 体的な企業主導の気候変動ソリューションへのサポートを 表明する公開状に署名した CEO Climate Leaders であり、気 2015 年、アクセンチュア・ストラテジーでサステナビリ ティを担当するピーター・レイシーとヤコブ・ルトクヴィ ストは "Waste to Wealth: Creating Advantage in a Circular Economy" を上梓しました。同著では、天然資源利用による 成長から切り離され、デジタルの進展により可能となった サーキュラー・エコノミーは、過去 250 年間で最大のビジ ネス変革となる可能性を秘めている点について考察してい ます。アクセンチュアの調査から、サーキュラー・エコノミー のビジネスモデルを実践することで、2030 年までに新たに 4 兆 5,000 億 US ドルの経済成長が創出されることが判明し ました。筆者はサーキュラー・エコノミーの 5 つのビジネ スモデルや様々な業界の大手企業の事例など、破壊的であ りながらも実践的な戦略を提示しています。 サーキュラー・エコノミー 実践を奨励 2015 年 1 月、ダボスで開催された 世界経済フォーラム年次総会におい て、ヤング・グローバル・リーダー (YGL)とアクセンチュアが共同で設 立した第 1 回サーキュラー・エコノ ミー・アワードの結果が発表されま した。このプログラムは、限られた 天然資源の使用に依存しない成長を 提唱するサーキュラー・エコノミー の実践において目覚ましい貢献を果 たした個人や組織を表彰するもので す。アワード受賞者(団体)は 5 つ のカテゴリーのおよそ 200 のエント リーから選ばれました。 アクセンチュアはまた、官民学のメ ンバーによるイニシアチブである YGL タスクフォースの共同会長も務 めています。タスクフォースの参加 者が描く社会的、環境的に豊かな世 界とは、収益性の高いビジネスが地 球上の限られた資源の中でスマート な製品やサービスを生み出している 世界であり、メンバーはそのような 社会の創造を目指して活動に取り組 んでいます。 ビデオを見る(英語) ビデオを見る(英語) 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 10 グローバル・e- サステナビリティ・イニシアチブ 気候変動適応への取り組み 2015 年、アクセンチュアがグローバル・e- サステナビリティ・イニシアチブ(GeSI) 歴史的に見ると、豪雨や灌漑などの気候変動への取り組みの成果を測定すること と合同で調査・発表したレポート "SMARTer2030: ICT Solutions for 21st Century は困難でした。組織の側から見ても、気候変動をコントロールすることはほぼ不 Challenges" では、情報通信技術(ITC)や情報通信機材の活用による低炭素成長 可能でした。しかし気候変動に対するレジリエンス戦略を通して環境変化に備え とエネルギー効率向上の事例について考察しています。スマートフォンやネット ワークでつながれたセンサー、スマートグリッド、その他の ITC 機器がより速く 低価格で世界中どこでも場所を選ばずアクセスが可能になるにつれ、それらのデ バイスは環境的、経済的、社会的に大きなメリットを生み出す可能性があります。 例えば、2030 年までに世界中の二酸化炭素排出量の 20% 削減、11 兆 US ドルを 超える新たな経済的価値、e-healthcare サービスを世界中で新たに 16 億人に提供、 農業収穫量の推定 30% 増加などがあります。 適応することが可能となるにつれ、デジタルがこの状況を変えています。 アクセンチュアは過去数年間、実用的なリソースの拡大を進めて、企業が気候変 動適応策を取る支援をしてきました。アクセンチュアが最近発表したレポート "Climate Resilience Goes Digital: Using digital strategies to manage risk" では、デ ジタルテクノロジーが部門の枠組みを超えた組織のレジリエンス戦略や高い ROI 実現にとっていかに有用であるかについて考察しています。 2015 年、アクセンチュアがメンバーとして参加している Future Leaders Program of the World Business Council for Sustainable Development (WBCSD) が発表した レポート "Climate resilience: A guide for the CEO" で、アクセンチュアは他の数 ナショナル・ビジネス・イニシアチブ 社と共同で執筆を担当しました。シンプルかつ実行可能な 3 ステップのプロセス 2015 年、アクセンチュアとナショナル・ビジネス・イニシアチブ(NBI)は、ア とフレームワークについて提案してある同レポートは、CEO が気候変動に対して フリカおよびグローバルの企業の経営者と合同レポート "Reimagining Africa's レジリエントなビジネスモデルを構築する助けとなるでしょう。 Future: The $350 Billion Opportunity for Sustainable Business" を発表しました。 アフリカの大手企業数社の CEO とのコンサルテーションを基に作成された同レ さらにアクセンチュアは、グラクソ・スミスクラインおよびオックスフォード ポートでは、4 つのカテゴリー(新しい市場、コラボラティブ・オペレーティン 大学と提携して "Climate Change and Health: Framing the Issue" と題する調査 ビデオを見る(英語) グ・モデル、リソース効率化、信頼)におけるイノベーション拡大により、競争 優位性が向上し、日々変化するお客様のニーズや広範囲にわたる社会のニーズへ の対応が可能になると述べています。高価値の機会を切り開く設計図に従うこと で、アフリカの企業には社会経済的、環境的課題に取り組む新たな挑戦から毎年 約 3,500 億 US ドルの価値を創出する機会が生まれます。 結果を発表しました。そこでは、将来発生する可能性のある疾患のコントロー ルや健康インフラ計画、業界や政府側の効果的に対応・適応する体制整備のた めには、気候変動が人間の健康に及ぼす影響を理解することが重要であると強 調しています。 ビデオを見る(英語) 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 11 社員主体の取り組み アクセンチュアの環境プログラムの成功は、サステナビリティの目標実現に向け て社員の意識を高め、必要な知識を身に付けさせ、やる気を起こさせてきた活動 の賜物ともいえます。そして実はこのことが次世代人材を採用・定着させる可能 性を大きく拡大するのです。現代のハイパフォーマーは組織やお客様、社会、そ して環境に寄与できる仕事を望んでいることが、アクセンチュアが実施した調査 や SNS の発言から明らかになっています。 アクセンチュア経営陣は環境目標を公表し、自社のビジネスの指針となり社員に 共通の価値観を浸透させる助けとなる一連の環境原則を明確にしてきました。各 国の環境担当リードはエネルギー消費を削減するプログラムを導入し、オフィス スペース 1 平方メートル当たりのキロワット時で年間改善数値目標達成に向けて 取り組んでいます。アクセンチュアの社員は、常にさまざまな工夫をして、日々 の業務においてまたサステナビリティに対するポジティブな態度および習慣の育 成をサポートする意識確立や教育、行動変革のイニシアチブを通して、自社の環 境戦略を実行しています。 フィリピンの例をご紹介しましょう。フィリピンのオフィスでは社員が考案した エネルギーコンテストを実施しました。社員はスマートエネルギーメーターへ直 接アクセスする権利を与えられ、フロアごとに前月比で何パーセントエネルギー 消費を削減できたかを競い合いました。アクセンチュアの社員は適切なツールを 与えられれば大きな成果を上げるのです。 エコ・チャンピオンとエコ・ボランティア 米国のアクセンチュア社員とその家族はコミュニティの仲間たちと力を合わせて、地元の恵まれない地区に 100 本の 植樹を行いました。 1 年を通して、私たちは世界中のオフィスで市場重視のエコ・エンゲージメント・ キャンペーンを実施し、環境に対して責任ある行動をサポートしながら意識向上 と活動推進を目指しています。2015 会計年度、社員主導のエコサミットは 25 カ 国から 260 人以上の参加者を集めました。参加者はライブチャットやアクセン チュアのオンライのエコ・エンゲージメント・サークルを使って廃棄物やエコボ ランティア、エネルギー節約などのトピックについて議論しました。 アクセンチュア社員はまた、オフィス廃棄物や二酸化炭素排出への取り組み、在 宅勤務推進や出張形態の見直し、アースデイや国連世界環境デー関連イベントの 開催など、世界各地で様々な活動を実施しました。2015 年に社員が関わった取 り組みを 2 例ご紹介します。 世界中に広がるエコ・チャンピオン・ネットワークは、エコスマートな働き方に • 英国のアクセンチュアでは、 「世界水の日」にちなんだ活動を行いました。水 関する革新的なアプローチを策定し、世界各国に展開していく活動を支えていま に関わる問題で苦しむ人々や将来の水管理体制について見直す目的で国連が制 す。現在、どの地域にもエコ・チームがあり、合計で 5,600 名を超える社員ボラ 定したこの日、エコ・チャンピオンは手引きを作成して同僚に、水についての ンティアが参加しています。さらにそれぞれの地域のオフィスでエコ活動に熱心 知識とともに節電や電気代削減を達成しながら節水をする方法を伝えました。 な社員は、自身のコミュニティで共通の趣味を持つグループの活動に参加したり、 単発でトレーニングやその他のオフィス内イベントの指揮を執ったりして、環境 • カナダのアクセンチュアでは、社員は Toronto Renewable Energy Cooperative への取り組みに貢献しています。 「グリーンカラー」キャ と協働で低所得層出身の中等学校の生徒 400 人以上に、 リアを探求できるスキルと経験を提供しました。 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 12 今後の流れ 2015 年 12 月、国連気候変動パリ会議における歴史的な国際合意の採択を受け、各国政府と企業経営者はサステナビリティ の課題に対して決意を新たにしています。しかしながら、この合意によって地球に負担をかけずに未来世代の発展を成し 遂げるためには、全てのステークホルダーが求めている複雑な政策と実践という厳しい現実が待ち受けています。 アクセンチュアの環境戦略 は、国連の持続可能な開発 目標 7 および 13 を支援し ます アクセンチュアは他の企業や各国政府と協働して、具体的な気候変動ソリューションと持続可能な成果をもたらす政策を 実践に移すことに尽力しています。アクセンチュアはこれからも引き続き気候変動を事業継続リスクとして探求し、その 一環として、COP21 のパリ協定での注目度の高さを考慮して、カーボンプライシング(炭素価格制度)の妥当性と影響の 評価などを行います。 さらにアクセンチュアは、気候変動への対応を、共通価値創造の機会ととらえています。サステナビリティの政策と実践 の効果を最大化することによって、アクセンチュアは自社が事業を展開する社会的経済的状況を改善しつつ、競争優位性 を高めます。 7 エネルギーを みんなに そしてクリーンに 13 気候変動に 具体的な対策を アクセンチュアは、下流工程を見回して、私たちが提供するソリューションとサービスがお客様のサステナビリティ活動 に及ぼす影響を評価し、環境スチュワードシップを社外にも展開します。私たちは気候変動適応コンサルティングやサー ビスのようなオファリングを、特に気候変動リスクが高い地域で開発しています。 上流工程では、サプライチェーンにおける二酸化炭素排出量は企業の環境負荷の相当な部分を占めると理解しています。 私たちは今後も引き続きサステナビリティの主要領域で、お客様やサプライヤーとの活動による環境影響を測定・報告し ます。またサプライヤーの透明性と実行目標を実現する体制を整え、主要サプライヤーに二酸化炭素削減に向けた目標と 実践を開示するよう働きかけます。 気候変動に対処するイノベーションやテクノロジーは数限りなく存在しています。しかしながら、気候変動に有意義な影 響をもたらすためには、デジタルソリューションを大規模に適用する必要性が高まっています。アクセンチュアの果たす 役割は重大です。これからも他の企業や各国政府と協力してデジタル領域の力を活用し、パリ協定の合意に基づく具体的 な成果達成への動きを加速してこの惑星のより良い未来を形成する支援をしていきます。 詳しくはaccenture.comをご参照ください | 13 アクセンチュアについて アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の 5 つの 領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を 誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40 を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルな どの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創 出を支援しています。世界 120 カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ 37 万 3,000 人の社員が、イノベーショ ンの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。 アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp を ご覧ください。 Copyright© 2016 Accenture All rights reserved. Accenture, its logo, and High Performace Delivered are trademarks of Accenture. 16-1571
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