エネルギービジネス分野 都市ビジネス分野

大阪ガス株式会社 アニュアルレポート2002
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大阪ガスグループのビジネス分野
エネルギービジネス分野
G1:大阪ガスとガス事業グループ
原料調達、ガス製造、ガス供給販売、内管・器具
G2 :リキッドガスグループ
燃料ガスの供給販売、工業ガスの製造販売
G3 :日商岩井石油ガスグループ
LPGの元売、卸、小売ビジネス
G4:ガスアンドパワーインベストメントグループ
IPP、ESCO、電力小売、熱供給事業、
国内外エネルギー事業
G5 : ハーマングループ
ガス機器及び関連商品の販売
都市ビジネス分野
G6:アーバネックスグループ
不動産の開発・管理・賃貸
G7:キンレイグループ
冷凍食品の製造販売、レストランチェーンの経営
G8:オージス総研グループ
情報処理サービス、コンピュータ機器及び
ソフトウエアの販売
G9:大阪ガスケミカルグループ
コークス・化成品の販売、炭素材及び関連商品
の製造販売
G10:オージーキャピタルグループ
エンジニアリング、受託研究、住宅設備販売、
警備防災サービス、スポーツビジネス、
シルバービジネス、情報サービス、金融サービス等
エネルギービジネス分野
エネルギービジネス分野は、大阪ガスと都市ガス事業に密接に関連する関係会社で構成されるガス事業グループ(G1)、工業ガス・燃料ガ
スの製造・販売を行うリキッドガスグループ(G2)、2000年9月新たに大阪ガスグループに編入した日商岩井石油ガスグループ(G3)、今後電
力ビジネス、海外エネルギービジネスなどに幅広く取り組むガスアンドパワーインベストメントグループ(G4)、ガス機器の販売を行うハーマ
ングループ(G5)の5つのグループで構成されています。
大阪ガスグループ
エネルギービジネス分野会社数
(2002年3月末)
9社
4社
合計
74社
17社
G1
G3 G
4
G5
33社
11社
G2 家庭用ガス温水床暖房
家庭用ガスの販売量
(百万m3)
2,194
2,207
G1:ガス事業グループ
1,972
―ガス事業概況―
2002年3月期はコージェネレーションシステムやガス空調システムによる新規需要開拓に努めまし
たが、景気の低迷と高気温の影響を受けたためにガス販売量は前期比1.3%減の7,309百万m3とな
りました。
家庭用ガス販売
1992.3
1997.3
2002.3 (年度)
顧客数(全用途合計)は当年度中に83千戸増加し、前期末対比1.3%増の6,484千件となりました。
家庭用ガス販売量は春先の高気温が影響し、前期に比べ2.2%減の2,194百万m3となりました。
大阪ガスでは、
クリーンで効率のよいエネルギーである天然ガスをご家庭でお使いいただくために、
ガス温水床暖房販売台数
安全で機能的なガス機器・システムの開発と販売に積極的に取り組んでいます。
(千台)
最近ではガス温水床暖房、浴室暖房乾燥機などをセットしたセントラルヒーティングシステムの普及
104
が進んでいます。特にガス温水床暖房は、頭寒足熱で健康志向にマッチした理想的な暖房として、
また、
86
高気密・高断熱といった住宅構造の変化に適応した暖房システムとして、近年急速な販売台数の伸びを
示しています。大阪ガスは、暖房市場のシェアを獲得し家庭用ガス販売を拡大する重要な商品としてガ
56
ス温水床暖房を位置づけ、販売に注力しています。
また、家庭用ガス空調の普及による夏期のガス需要開拓にも力を入れており、
ガスヒートポンプ式空
38
調システム「ハウジングマルチ」を発売しております。
28
これらの商品をご利用いただけるお客さまには、
ランニングコストが従来に比べて安くなる新しい料
19
2
2
5
8
金メニューを導入しています。床暖房をお使いのお客さまには「家庭用ガス温水床暖房契約(ほっと料
金)」、床暖房に加えて浴室暖房乾燥機もお使いのお客様にはさらに5%割引く「浴乾割引」を、家庭用ガ
1998.3 1999.3 2000.3 2001,3 2002.3
新 築
既 築
(年度)
ス空調をお使いのお客さまには「家庭用空調契約」が料金メニューとして用意されています。
30/31
大阪ガス株式会社 アニュアルレポート2002
家庭用ガス販売
(年度)
1998.3
1999.3
2000.3
2001.3
2002.3
ガス販売量(百万m3)
2,165
2,114
2,213
2,244
2,194
顧客数(千戸)
5,786
5,909
6,001
6,092
6,172
月間平均使用量(m3/月)
34.8
33.4
34.5
34.5
33.3
大阪の年間平均気温(℃)
17.0
17.7
17.1
17.3
17.5
工業用ガス販売
都市ガスは、金属、化学、機械、食品、繊維などさまざまな工業用分野の基幹エネルギーとして重要な
役割を果たしています。他の一次エネルギーに比べて省エネルギー性、省スペース性、
クリーン性、制
御性に優れていること、お客さまそれぞれのニーズを的確にとらえ、高い技術力に基づくきめ細かい提
案営業活動を行うことにより、需要が拡大しています。
工業炉やボイラーなどの熱需要の分野はもちろん、冷却工程やクリーンルームといった冷熱需要でも
利用が進んでいます。さらに、熱と電気を同時に作り出すコージェネレーションシステムは工場操業にお
いて大幅な省エネルギーを実現するシステムであり、社会的なニーズも背景に普及が進んでいます。
業界初の都市ガスによる環境対策に
配慮したガラス溶解タンク窯
工業用ガス販売量は、大型工業炉の燃料転換やコージェネレーションシステムを中心とした新規需要
の獲得はあったものの、景気影響等により既存顧客での需要が減少、前期に比べ3.0%減少し、3,547
工業用ガス販売量
(百万m3)
百万m3となりました。
3,547
2,929
工業用ガス販売
(年度)
ガス販売量(百万m3)
1,939
1998.3
3,162
顧客数(千件)
月間平均使用量(m3/月)
1999.3
3,134
2000.3
3,526
2001.3
3,656
2002.3
3,547
21
21
21
21
21
15,811
15,834
18,286
19,106
18,560
商業用、公用・医療用ガス販売
商業用、公用・医療用のガス販売は、
ガス空調やコージェネレーションシステムでの利用を中心に増加
しています。大型ビルではガス吸収冷温水機を中心にガス空調システムがすでに主流となっています
1992.3
1997.3
2002.3
(年度)
が、
中小型のビルでも個別空調ニーズに対応できる利便性からガスヒートポンプエアコンの普及が進み、
ガス需要の押し上げに貢献しています。
コージェネレーションシステムについては、大規模商業施設から病院、
ホテル、小規模店舗まで、規模
にかかわらず多くのお客さまにご採用いただいています。特に1999年3月期に中小店舗等向けに発
コージェネレーション累積設置状況
(件、千kW)
売した発電容量9.8kWの小型コージェネレーションシステム「ジェネライト」が好評で、すでに250件
885
の導入実績をあげています。
さらに都市環境事業への取り組みも進めています。上下水処理場では発生汚泥処理工程での焼却や
433
乾燥工程、清掃工場ではごみを焼却した余熱を利用することで発電効率を高めた「スーパーごみ発電」
1,131
が採用され、省エネルギーに貢献しています。
また厨房需要分野では、高効率で厨房環境改善に役立つ「ニュースーパー厨房機器」が注目され、採
用が増加しています。
2002年3月期におけるガス販売は、夏期が比較的高気温であったため冷房需要が好調であったこ
751
178
441
とに加え、
コージェネレーションシステムやガスヒートポンプエアコンを中心に新規需要を獲得したこと
により商業用は943百万m 3と前期に比べ3.2%増加し、公用医療用は492百万 m3と前年比4.6%
の伸びとなりました。
1992.3
設置件数
1997.3
設置容量
2002.3
(年度)
商業用・公用・医療用ガス販売
(年度)
1998.3
1999.3
2000.3
2001.3
2002.3
1,181
1,254
1,312
1,383
1,435
顧客数(千件)
276
280
284
288
291
月間平均使用量(m3/月)
419
444
463
488
506
ガス販売量(百万m3)
商業用・公用・医療用ガス販売量
(百万m3)
1,435
1,148
860
1992.3
1997.3
2002.3 (年度)
安全な供給を管理する本社中央指令室
保安の維持・向上
保安の確保はガス事業にとって、事業存続の基盤をなすものです。大阪ガスは、導管等供給設備に対
しては漏洩調査の定期実施はもちろん、経年管の計画的改修、耐震性に優れたポリエチレン管の導入促
進等の保安施策を推進しています。
また、従来より地震に対する備えとして、揺れを感知して自動的にガスの供給を遮断するマイコンメー
ターの導入、供給停止ブロックの形成等種々の対策を講じてきましたが、1995年の阪神淡路大震災の
ガス空調累積設置容量の推移
(千RT)
経験を踏まえ、ガス供給ネットワークの停止ブロックを震災前の2倍へ拡充するとともに、中圧A整圧器
2,648
全数(約300箇所)への遠隔遮断装置の設置、中圧B整圧器全数(約3000箇所)への感震遮断装置の
設置を進め、2000年度に完了させました。特に感震遮断装置の導入で、大規模な地震の場合は被害が
予想される地域のガス供給を即座に自動停止することにより、二次災害防止に努めています。また、本
1,910
社中央指令室の被災時にその監視・制御機能を即座にバックアップする中央指令サブセンターが京都
に完成しており、地震に強い都市ガス供給システムを確立しています。
1,219
G1グループの関係会社
大阪ガスの都市ガス事業に密接に関連する事業分野では、都市ガス事業の上流から下流まで、多様な
局面で事業を補完し、あるいは、都市ガス事業から派生した関係会社が33社あります。このうち連結子
1992.3
1997.3
2002.3
(年度)
会社となっているのは、大阪ガスインターナショナルトランスポート、オージーロード、近畿配管、ハーマ
ンエンジニアリング、エネテック京都、エネテック南大阪の計6社です。大阪ガスインターナショナルトラ
ンスポートはLNG輸送船を所有しており、同社にとって3船目となるオマーン船「LNGジャマル」が
2000年11月就航しました。オージーロードは、
ガス工事などで発生する掘削残土を再生処理し道路
舗装用資材を製造する環境ビジネスを行っています。近畿配管は、当社のガス内外管の施工を行う契約
工事会社群の中核を担っています。エネテック京都、エネテック南大阪の2社は、ガスヒートポンプエア
コンなどの業務用空調機器を中心に販売、施工しています。
大阪ガス株式会社 アニュアルレポート2002
G2:リキッドガスグループ
リキッドガスグループは、中核会社リキッドガスを含む11社の関係会社で構成されており、工業ガス
及び燃料ガスの製造・販売を主たる事業としています。そのうち、連結対象会社はリキッドガス、
コール
ド・エアー・プロダクツ、
クリオ・エアー、
リキッドガス京都、ガスネットの5社です。
空気液化分離装置
(クリオ・エアー)
G3:日商岩井石油ガスグループ
大阪ガスは2000年9月、日商岩井グループのLPG元売会社である日商岩井石油ガスの株式の70
%を取得し、日商岩井石油ガスを中核会社とする17社を新たに大阪ガスグループに編入しました。日
商岩井石油ガスグループ各社は、LPGの輸入から、全国の販売網を通じた卸売・小売を行っています。
この中で連結子会社となっているのは日商岩井石油ガス、日商プロパン石油、他5社の計7社です。
G4:ガスアンドパワーインベストメントグループ
LPG充填所
ガスアンドパワーインベストメントグループは、中核会社のガスアンドパワーインベストメントを含む4
社の関係会社で構成されています。この中で連結子会社は、
ガスアンドパワーインベストメント及びガス
アンドパワーの2社です。ガスアンドパワーインベストメントは2000年6月に設立され、国内外のエネル
ギービジネスに幅広く取り組んでいます。2001年7月には大阪ガスより地域冷暖房事業の譲渡を受けま
した。またガスアンドパワーは2002年4月から酉島エネルギーセンターにて関西電力(株)向けに電力
の卸供給をスタートしています。
地域冷暖房システム
(岩崎橋地区)
G5:ハーマングループ
ハーマングループは中核会社ハーマンを含む9社で構成され、
ガス機器の開発・販売を主要事業として
います。そのうち、連結対象会社は中核会社ハーマン、ハーマン企画、ハーマン精機の3社です。
ハーマンは給湯機器・厨房機器・暖房機器など各種ガス関連機器の開発・販売を行っています。長引く
消費不況と価格競争の激化という厳しい事業環境に対応するため、2001年1月にガス機器メーカーの
(株)
ノーリツとの業務提携を決定し、
9月に旧ハーマンを製造・販売・管理の3社に分割、
10月にそのうち
製造会社をノーリツへ譲渡しました。今後は両社の販売ルートの違いを生かした売上の拡大及び製造部
門を中心とした更なる合理化・効率化を追求し、厨房機器に強みを持つハーマンの事業と、給湯ジャンル
に強みを持つノーリツの事業との相互の強みを生かした事業提携を進めていきます。
グループ別の売上高(エネルギービジネス分野)
(年度)
1998.3
(単位:百万円)
1999.3
2000.3
2001.3
2002.3
G1大阪ガスを除くガス事業
45,520
44,651
44,911
49,295
54,475
G2リキットガスG
20,901
19,726
19,848
21,115
20,302
-
-
-
64,698
63,143
25
26
20
585
9,004
48,609
50,317
48,540
49,337
33,568
G3日商岩井石油ガスG
G4ガスアンドパワーインベストメントG
G5ハーマンG
ガラストップビルトインコンロ
32/33
都市ビジネス分野
都市ビジネス分野は、不動産事業等都市開発関連事業を行うアーバネックスグループ(G6)、食品・外食関連事業を行うキンレイグループ
(G7)、情報関連事業を行うオージス総研グループ(G8)、
コークス・化成品・材料関連事業を行う大阪ガスケミカルグループ(G9)、そして、サー
ビスをはじめとした多様な事業領域の関係会社から成り、グループ金融会社としての役割とビジネスインキュベート機能を担うオージーキャ
ピタルグループ(G10)の5つのグループで構成されています。
事業多角化を推進する専門組織として大阪ガスが新分野開発室を設置してから20年以上が経過し、当社グループの都市ビジネスは産業
やお客さまの日常生活の幅広い領域に広がっています。
今後も、新規事業の育成と事業領域の拡大に取り組むと共に、
「選択と集中」により事業の効率化と収益力の向上を図り、グループ全体の
企業価値向上に努めていきます。
大阪ガスグループ
都市ビジネス分野会社数
(2002年3月末)
合計
46社
2社
G7
G10
6
G
13社
19社
6社
6社
G9
8
G
和風レストラン「かごの屋」の店内(キンレイ)
G6:アーバネックスグループ
アーバネックスグループは中核会社アーバネックスを含む13社で構成され、不動産の開発・管理・賃
貸を主要事業としています。連結対象会社はアーバネックス、京都リサーチパーク、セレンディの3社と
なっています。
当グループでは、大型商業施設や京都リサーチパークなどの複合研究・情報施設等の企画・運営を行っ
京都リサーチパーク
ています。また、集合住宅や商業ビル・オフィスビルなどの運営管理事業、各種イベントスペースの企画・
運営、広告事業なども行っています。なお、2002年6月、保有資産の経営効率を高めるために、神戸
ハーバーランド所在の商業施設(オーガスタプラザ)等をグループ外へ売却しました。
G7:キンレイグループ
キンレイグループは中核会社キンレイとオージー・ロイヤルの2社で構成されており、食に関する事業
を行っています。キンレイ、オージー・ロイヤル両社共に連結対象になっています。
キンレイはLNGの冷熱利用に端を発した冷凍技術をベースに冷凍麺等の冷凍食品の製造販売、和風
レストラン「かごの屋」を中心としたレストランの経営を行っています。2002年3月現在で「かごの屋」
冷凍麺の製造ライン(キンレイ)
は35店出店しています。2000年9月、キンレイは大阪ガス関係会社では初めて株式を公開(店頭登
録)しました。この株式公開は、関係会社の経営自立化の進展を象徴するものです。
なお、2002年3月期には事業の「選択と集中」の一環として、キンレイグループの外食事業における
経営資源を「かごの屋」に集中し、近畿地区でファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を展開するオー
ジー・ロイヤルについてはフランチャイザーであるロイヤル株式会社に譲渡する決定をしました。
大阪ガス株式会社 アニュアルレポート2002
G8:オージス総研グループ
オージス総研グループは中核会社オージス総研を含む6社で構成され、情報関連サービスを主たる
事業としています。連結対象はオージス総研1社となっています。
オージス総研は大阪ガスのシステム開発部をルーツとし、現在ではソフトウェアの開発及び販売業務、
システム機器の販売、お客さまの業務をサポートするヘルプデスク業務など、情報関連で幅広いサービ
スを提供しています。また、高度なシステムを効率的に開発するために不可欠なオブジェクト指向技術
の分野では、わが国でも有数の技術を有しています。
高度情報化・ネットワーク社会の進展に伴い、
ITに対するニーズはますます高まっています。当グループ
岩崎コンピュータセンター
(オージス総研)
では2000年3月期にEC/EDIビジネスを行う「イーキューブネット・
ドットコム」を三菱商事とともに設立
し、
また、
2001年9月には優れたシステム開発力、
コンピュータ支援エンジニアリング分野のノウハウを持
つ宇部情報システムを子会社とするなど、
次世代の情報サービス体制の構築・強化に取り組んでいます。
G9:大阪ガスケミカルグループ
大阪ガスケミカルグループは中核会社大阪ガスケミカルを含む6社で構成され、炭素材・コークス・
化成品等の製造販売を行っています。連結対象会社は大阪ガスケミカル1社です。
当グループでは大阪ガスが蓄積してきた石炭化学の技術をベースに、さまざまな産業分野に不可欠
なコークス・化成品を販売するとともに、最先端素材である汎用炭素繊維、繊維状活性炭、球状炭素材の
製造・販売を行っています。最近では健康ブームに伴い、繊維状活性炭を使用した家庭用浄水器及び浄
水器のカートリッジの販売なども好調です。
新幹線のぞみ車両に採用されている
「軽量断熱材」
(大阪ガスケミカル)
G10:オージーキャピタルグループ
オージーキャピタルグループは、サービス、エンジニアリング、受託研究、物販、住まい、
シルバー、情報
関連事業を営む関係会社を束ねる持株会社として設立されました。オージーキャピタルはキャッシュ
マネジメントシステム(CMS)の運用を通じグループ内資金の効率化に貢献する他、
携帯電話やインターネット
向けのコンテンツビジネスなどの新規事業のインキュベーターとしての役割を果たしています。
オージーキャピタルグループを構成する関係会社はオージーキャピタルを含め、19社になります。その
事業内容は大変多岐にわたっています。
生活サポートセンター
「アクティブライフ夙川」
連結対象会社は中核会社のオージーキャピタル、
大阪ガスエンジニアリング(エンジニアリング関連サー
ビス)、大阪ガス住設(住宅設備関連サービス)、大阪ガスセキュリティサービス(セキュリティサービス)、
オージースポーツ(スポーツ施設運営)、エルネット(地域情報誌の発行)など計13社となっています。
当グループでは中核会社であるオージーキャピタルの経営資源配分機能を一層強化し、
新規事業の育成
と事業領域の拡大に取り組むと共に、
「選択と集中」により事業の効率化と収益力の向上を図っていま
す。選択と集中の一環として、2002年3月にはホームセンター事業を経営するキッコリーを、
ホームセ
ンターを全国展開する株式会社コメリに譲渡する決定をしました。
グループ別の売上高(都市ビジネス分野)
(年度)
(単位:百万円)
1998.3
1999.3
2000.3
2001.3
2002.3
G6アーバネックスG
32,979
32,789
32,635
31,769
36,305
G7キンレイG
31,906
33,508
33,363
34,447
34,713
G8オージス総研G
34,311
32,214
32,387
31,489
35,834
G9大阪ガスケミカルG
16,225
15,187
15,353
17,407
14,890
G10オージーキャピタルG
80,165
85,168
86,645
86,006
81,404
情報誌「ぱど」
(エルネット)
34/35