臨時号 HP 限定第１８号平成２８年７月２６日東京都立三田高等学校長笹のぶえ『名門高校の校風と人脈』７月２５日発売週刊エコノミストの７月２５日発売号に、三田高校が取り上げらました。第六高女時代の大先輩から、三田高校の現役の生徒の活躍まで、幅広く紹介されます。これも、NHK の「とと姉ちゃん」の御蔭でしょう。第六高女の OG といえば、とと姉ちゃんこと「暮しの手帖」の大橋鎭子さん、元祖リケジョで猿橋賞の猿橋勝子さん「、戦火のなかの子どもたち」等の絵本作家のいわさきちひろさん、「長い長いペンギンの話」のいぬいとみこさん、つい最近まで三田高校の合唱コンクールの審査員をお務めくださった桐生郁子さん、弓道部部員は野付先生から紹介されていると思いますが「弓道教本第一巻の婦人の射礼」のモデルの石原みよ子さん等がいらっしゃいます。三田高校になってからは、キャリアガイダンスで「はやぶさ」のお話をしてくださった同窓会長でもある筑波宇宙センターの三輪田真さん、昨年のキャリアガイダンスの講師である外ノ池祐太さんは神保町の人気インド料理店マンダラの経営者、曽野綾子著「太郎物語」のモデルは OB で文化人類学者の三浦太郎さん、その奥さんでエッセイストの三浦暁子さんも２年後輩の OG です。そして、現役として紹介されているのが、ロープスピッキング世界大会にこの夏出場が決まっている３年生の柴田恵理さん、７月２０日の六本木のサントリーホールでニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルと一緒にチャイコフスキーの『祝典序曲』を奏でた「三田高等学校管弦楽団」（吹奏楽部と管弦楽部とコーラス部の生徒）のみんな。世界の舞台で活躍する姿はまさに、国際理解教育の三田高校生そのものです。これらの、 OG・ OB に関連する書籍は、司書の金田先生のおかげで、「同窓生」で検索できるように、本校図書館に整理されています。白珠祭では、ワカバ会の部屋で OB・ OG のゆかりの展示物や書籍紹介がされます。 PTA 広報誌でも第六高女＆三田高校の OB・ OG の特集が企画されているそうです。ぜひ、皆さんも、夏休みの読書に OB・ OG ゆかりの書籍を加えてみてください。素敵な先輩の高校生時代に触れると、三田高校の魅力が伝わってきます。そして、ますます、三田高校が愛すべき母校であると実感できます。スペシャル共演東京都立三田高等学校管弦楽団＆ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル７月２０日１９時開演の第２回伊藤忠サマーコンサートニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル東京公演において、三田高校の管弦楽部・吹奏楽部・コーラス部等の総勢９０名余からなる東京都立三田高等学校管弦楽団が、サントリーホールの大舞台で、感動の演奏を披露しました。演目は、チャイコフスキーの「祝典序曲『１８１２年』作品４９ (合唱版 )」です。ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルの面々と同じステージ、隣どうし同じ楽譜を見る席に位置しての演奏。ロシア語による合唱は、事前にロシア人の先生から発音指導を受けての合唱です。難しいロシア語を巧みに発音していました。リハーサル、本番と回を重ねるごとに、三田高生の演奏が上達したと、報告を受けています。２０日のサントリーホールの演目の中でも、一番盛大な拍手をいただいたのが、本校生徒たちのステージだったと思います。アンコールで「威風堂々」を、文字通り堂々と演奏した姿は圧巻でした。鑑賞した関係者からは「涙が出るくらい感動した。」と感想をいただきました。ロシア語の学習から始まり、リハーサルや本番でのプロとのコミュニケーションに英語を駆使し、国際舞台で活躍する面々と時間を共有した今回の体験は、東京都立三田高等学校管弦楽団にとって、体当たりの国際理解教育でした。１学期の締めくくりとして、豊かな至福の時を過ごすことが出来ました。＊ワカバ会 (同窓会 )からは、生徒楽屋にオリジナルチョコレートの差し入れをいただきました。ご支援ありがとうございます。アメリカからのたより６月中旬から、８月末まで、吉見先生が、アメリカで研修しています。便りと写真が届きました。吉見先生に許可をいただいて掲載します。お元気ですか。東京はかなり暑いと聞いています。そちらは考査が終わったころですね。さて、こちらに到着してあっという間に 3 週目に入りました。先週末が連休だったため、初めて電車に乗り遠出しました。（といっても特急のアムトラックで 1 時間ですが）とてもいい旅でした。カリフォルニアはどこへ行っても人が明るく、天候がからりとしていました。大学のほうは宿題が山のように出ています。いま英語でエッセイを書く課題とアメリカ文化のリサーチのためのアンケート作成などに追われています。独立記念日の連休にロサンゼルスへ行きました！ ☆アムトラックに乗車する直前の写真です。アーバインから特急で一時間乗るとロサンゼルスにつきます。 ☆ ロサンゼルス中心部から車で 30 分のサンタモニカ・ビーチエリアです。さすがの連休、混雑していました！三田高校では、７月２３日から、ユネスコより推薦を受けた日中韓青年文化フェスティバルの派遣団として、４名の生徒が、韓国に研修旅行に出かけます。「北極融解と海面上昇」について英語で議論してきます。８月７日８日は、福島県での British Hills English Tour があります。この行事は、昨年から本校の学校行事になりました。８月１０日から１２日までの３日間は、校内で、英語漬けの Mita High School English Program があります。在校生も、吉見先生に負けずに、様々な機会を活用して、英語の研修に励んでいます。２学期は、こうした皆さんの研修の成果を報告する機会を持ちたいです。「感動すれば実現できる。」感動、かんどう、 CANDO、 Can Do、できる。夏休み、「感動」を「できる」に繋げてください。（植松努さんの言葉より）