ECO6、ECO5 便器の洗浄水量を大洗浄8L ( 小洗浄6L) にする

ECO6、ECO5 便器の洗浄水量を大洗浄8L
( 小洗浄6L) にする方法
一部の地域では、便器の洗浄水量が大洗浄8L以上に規定されている場合がありますので、下記要領
にて洗浄水量を変更してください。
■レジオ・サティス・サティスWタイプは、
リモコン操作でアステオ・アメージュV・アメージュZはフ
ト弁部の変更で大洗浄8L(小洗浄6L)に設定できます。
■アメージュZはECO4の場合も、調整により大洗浄8L(小洗浄6L)に設定できます。
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【品番表示位置】
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品名
【洗浄水量変更方法一覧】
品番
1. リモコンで設定により洗浄水量変更
タイプ
品番
変更パターン
①
レジオ DV-R115型
DV-R115
サティス DV-S400型
DV-S428A型、DV-S427A型、DV-S426A型、DV-S425A型、
DV-S424A型、DV-S418A型、DV-S417A型、DV-S416A型、
DV-S415A型、DV-S414A型
サティス Wタイプ
DV-S400型
DV-S428EA型、DV-S427EA型、DV-S426EA型、DV-S425EA型、
DV-S424EA型、DV-S418EA型、DV-S417EA型、DV-S416EA型、
DV-S415EA型、DV-S414EA型
2. フロート弁部の変更により洗浄水量変更
タイプ
品番
アステオ DT-300型
DV-388J型、DV-387J型、DV-386J型、DV-385J型
DV-358J型、DV-357J型、DV-356J型、DV-355J型
アメージュV
DT-V283型、DT-V282型、DT-V281型
シャワートイレ DT-V200型 DT-V253型、DT-V252型、DT-V251型
アメージュV 便器
変更パターン
③
④
DT-V180U型、DT-V150U型
アメージュZ DT-Z183型、DT-Z182型、DT-Z181型
シャワートイレ DT-Z100型 DT-Z153型、DT-Z152型、DT-Z151型
アメージュZ 便器
②
DT-Z180U型、DT-Z150U型
⑤
洗浄水量変更方法は、次ページ以降を参照ください。
管理番号:00066-002(1/9)
1. リモコンで設定により洗浄水量変更
【変更パターン①】 レジオ : DV-R115 型
●壁リモコンの場合
① 流す「小」スイッチと便座開閉スイッチを同じ
タイミングで 20 秒以上押しつづけます。
(セット完了時、「ピッ」という音が鳴ります。)
② 便器鉢内に長さ 760mm のトイレットペーパー
を丸めたもの7個入れ、これが1回の洗浄で排
出できることを確認します。
同じタイミングで 20 秒以上押し続けます。
【変更パターン②】
サティス : DV-S400 型、サティス W タイプ : DV-S400 型
●壁リモコンの場合
① 「温水温度」スイッチと流す「小」スイッチを
同じタイミングで 20 秒以上押してください。
●スマートリモコンの場合
同じタイミングで 20 秒以上押し続けます。
同じタイミングで 20 秒以上押し続けます。
① 「自動洗浄」スイッチと「時」スイッチを同じ
タイミングで 20 秒以上押してください。
●インテリアリモコンの場合
① 流す「大」スイッチと流す「小」スイッチを
同じタイミングで 20 秒以上押してください。
同じタイミングで 20 秒以上押し続けます。
(セット完了時、「ピッ」という音が鳴ります。)
② 便器鉢内に長さ 760mm のトイレットペーパー
を丸めたもの7個入れ、これが1回の洗浄で排
出できることを確認します。
管理番号:00066-002(2/9)
2. フロート弁部の変更により洗浄水量変更
【変更パターン③】アステオ : DT-300 型
フロート弁部
補給水管アダプター
節水カップ
フロートカップ
ストッパー
フロートカップ
オーバーフロー管
フロートゴム
案内棒
弁座
① 止水栓を閉めます。 注意1
② 洗浄ハンドルを操作してロータンク内の水を抜きます。
③ 本体をリフトアップさせます。
④ 電源プラグをコンセントから抜きます。
⑤ ロータンクフタを外します。
⑥ 中フタを外します。
⑦ 補給水管アダプターをオーバーフロー管から外します。
⑧ 洗浄ハンドルレバーから玉鎖をフックごと外します。
注意2
補給水管
アダプター
オーバー
フロー管
ツメを少し広げると
外しやすくなります。
洗浄ハンドル
レバー
⑨ フロートカップストッパーをオーバーフロー管から外し、
フロートカップを引き抜きます。
⑩ フロートカップから節水カップを取り外します。
フック
玉鎖
節水カップ
引き抜きます
フロート
カップ
ストッパー
フロートカップ
オーバーフロー管
フロートカップ
⑪ フロートカップをオーバーフロー管に取り付けます。 注意3
⑫ フローカップストッパーをオーバーフロー管に取り付けます。 注意4
⑬ 玉鎖をフックごと、洗浄ハンドルレバーに取り付けます。
接続管ホルダー
⑭ 補給水管アダプターをオーバーフロー管に差し込みます。
中フタ
注意5
⑮ 中フタの四隅を押して、しっかりと取り付けます。
⑯ 電源プラグをコンセントに差し込み、本体を下ろします。
⑰ ロータンクフタを取り付けます。
⑱ 止水栓を開けます。
⑲ 便器洗浄を行い、十分な洗浄水量であることを確認します。
管理番号:00066-002(3/9)
【変更パターン④】アメージュV シャワートイレ : DT-V200 型
アメージュV 便器 : DT-V100U型
「節水カップの取り外し方」に従って、節水カップを取り外してください。
※節水カップの取り外しは、給水を止めてタンク内の水を抜いた状態で行ってください。
節水カップ(緑色の部品)
大6L/小5L
節水カップの取り外し方
大8L/小6L
レバー
① 洗浄ハンドルからフックごと玉鎖を外します。
フック
玉鎖
② オーバーフロー管を矢印の方向に回します。
③ オーバーフロー管を真上に引っ張って取り
出します。
③
②
注意 7
④ フロートカップを取り出します。
フロート
カップ
オーバー
フロー管
注意 6
④
注意 8
弁座
⑤ 節水カップ裏側に4ヶ所のツメがあります。
指をかけて、2ヶ所ずつ外してください。
節水カップ
参考1
ツメ
ツメ
節水カップ
⑥ フローカップをフロート弁座に取り
付けます。
※フロートゴム玉の案内棒をフロー
ト弁座のガイド穴に確実に差し込
んでください。
⑦ オーバーフロー管を差し込んでくだ
さい。
フロートカップ
オーバーフロー管
⑥
フロートゴム玉
案内棒
ガイド穴
※フロートカップ
の円筒部にオー
⑦
バーフロー管が
通るように差し
込んでください。
フロート弁座
円筒部
管理番号:00066-002(4/9)
⑧ オーバーフロー管を回して固定します。
※WL 表示リングがフロート弁の外側を向くように
してください。
また DT-V283U、DT-V282U、DT-V281U の場合は、
WL表示リングの位置を下図のように変更し、止
水位の調整を行ってください。
⑧
回す
WL表示リング
一番下の段へ
WL表示リング
⑨ 玉鎖を取り付けます。
※奥までしっかりと取り付けてください。
⑩ 給水が終わったらロータンク内の水位 ( 水面)
がオーバーフロー管の「WL」マークに合っ
ていることを確認します。
水位が「WL」マークに合っていなければ、
水位を調節します。
調節ねじ
参考2
オーバーフロー管
「WL」マーク
【変更パターン⑤】アメージュZ シャワートイレ : DT-Z100 型
アメージュZ 便器 : DT-Z100U型
止めリング
浮玉
水位調整筒
フラッパー弁
① 止水栓を閉めます。 注意1
② 洗浄ハンドルを操作してロータンク内の水を抜き
ます。
③ ロータンクフタ・中フタを外します。
④ 洗浄ハンドルから玉鎖を外します。
玉鎖 ( 黒 )
洗浄ハンドル
レバー
玉鎖 ( 白 )
管理番号:00066-002(5/9)
⑤ 弁座からフラッパー弁を外します。
フラッパー弁
弁座
弁座
⑥ フラッパー弁から筒を外し、浮玉の位置を図の位置に合わせます。
止めリング
①
②
③
④
⑤
1.
2.
※上から8番目と9番目の
の間に止めリングを付ける
(図の 8.−④)
8.-④
8.
-④
⑦ フラッパー弁に弁座を取り付け、スムーズに
動くことを確認します。
フラッパー弁
注意 9
⑧ 洗浄ハンドルに玉鎖を取り付けます。
注意 10
カチッ
弁座
⑨ 中フタ・ロータンクフタを取り付けます。 注意 11
⑩ 止水栓を全開にします。 注意 1
⑪ 試運転を行います。
※ ECO4タイプの場合も、大洗浄8L、小洗浄6L仕様の変更が可能です。
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管理番号:00066-002(6/9)
【注意事項】
注意 1
止水栓を開けたままストレーナーを外さないでください。
※ストレーナー部から漏水します。
止水栓の調節部は樹脂製ですので、キズを付ける恐れがあります。必要以上に閉めすぎ
ないでください。以下の点に注意してください。
※マイナス溝にあったマイナスドライバーを使用してください。
1. 止水栓を閉めておきたい場合は、次の要領で閉めてください。
(1) はじめに軽く閉めます。
(2) スピンドルがとまったところから、
さらに約1/4
回転(目安)ほど締めます。
2. 止水栓を全開にする場合は、固着を防ぐため必ず
止水栓
スピンドルを全開の位置から半回転戻しておいて
ください。
スピンドル
(マイナス溝)
注意 2
フックから鎖を外さないでください。
※洗浄不良の原因になります。
注意 3
フロートゴムをキズつけないように注意してください。
※止水不良の原因になります。
フロートゴムの案内棒をフロート弁座のガイド穴に確実に差し込んでください。
※止水不良の原因になります。
注意 4
ストッパーは、正しい位置に取り付けてください
※洗浄不良の原因になります。
注意 5
オーバーフロー管のリブとリブの間に奥まで確実に差し込んでください。
リブ
注意 6
リブ
オーバーフロー管に取り付いている補給水ホース(黒)は取り外さないでください。
補給水ホースを取り外した場合は、必ず元の位置に戻してください。
※洗浄不良の原因になります。
補給水管ホースは、オーバーフロー管の正面側
の管に差し込まないでください。
※洗浄不良の原因になります。
オーバーフロー管
管理番号:00066-002(7/9)
注意 7
注意 8
注意9
フロートゴム玉・Oリングを傷付けないようにしてください。
※止水不良の原因になります。
【流動式の場合】
流動用ホースを取り外して作業を行ってください。
作業終了後は、必ず元の位置に戻してください。
※止水不良の原因になります。
玉鎖は手前側が白、壁側が黒になるように取り付けてください。
※反対に取り付けると洗浄不良の原因になります。
取り外し方
取り付け方
壁側
手前側
玉鎖(黒)
玉鎖(白)
その後ハンドルを操作し、正常に動作することを確認してください。
※止水不良の原因になります。
注意 10
鎖の張りすぎやたるみがないことを確認してください。
※洗浄不良や止水不良の原因になります。
適切
注意 11
クロスしている
たるみすぎ
張りすぎ
手洗付の場合、接続管立上がり部を中フタにある接続管立上り部の取付位置にしっかりと
はめ込んでください。
※取付位置を間違えたり、取付けが不十分だと漏水の原因となります。
取付位置
管理番号:00066-002(8/9)
【参考】
参考 1
マイナスドライバーなどで、ツメを一箇所ずつひっかけて外すと
簡単に取り外せます。
参考2
時計回りにまわす:水位が上がります。
下がる
上がる
調節ネジ
管理番号:00066-002(9/9)