准会員制度および准会員への奨学金制度の設立同窓会が行った「若手会員へのアンケート集計」結果から、若手会員と同窓会の間に意識の大きな乖離があることが分かってきました。彼らとの相互理解を計るには、当会から一方的に情報を送るだけではなく、彼らからの情報も受け取っていく必要があり、それには社会に出て行く卒業後では遅く、歯学部入学時からの同窓会参加が望ましいと考え、准会員制度設立について評議員会・総会で、協議承認されました。また、歯学部学生の中には、経済的困窮のため学業の継続が困難な学生が在籍しています。現在様々な奨学金制度がありますが、経済的困窮度に重きをおいた奨学金はありません。そこで、これらの学部学生対象に同窓会から年間学費の援助を行うための准会員への奨学金制度の設立がされました。それぞれの制度の詳細については、下記に記載されております。これらの事業については、同窓会単独で実施運営可能なものではなく、会員の皆さまの御寄付を基本として運営したいと考えております。 ◎准会員制度について【対象者】大阪大学歯学部歯学科学生【身分】歯学部歯学科学生入会金・会費なし所属支部本部内支部（仮称）准会員支部クラス代表者および副代表者をおく（評議員はおかない）【准会員の権利と義務】会報・各種案内の配布談話会・講演会への参加（無料）准会員対象の講演会開催准会員対象奨学金制度各支部との連携による支部事業への参加 ◎准会員への奨学金制度について【対象者】大阪大学歯学部歯学科学生当面は 3～6 回生の 4 学年より 2 名【受給者選考】選考委員会の設置委員構成：学生生活委員会委員長 1 名学生生活委員会委員（クラス担任+教務委員長）同窓会代表者 2 名【奨学金の金額および給付および返済】 1 名につき月額 5 万円（年間 60 万円：学部より受給学生宛に毎月振り込み）当該年度 4 月より翌年 3 月まで 1 期返済不要【奨学金基金】歯学部に「大阪大学歯学部同窓会奨学金」の寄附金口座開設事務手続きについては、大阪大学への寄付となりますので大阪大学歯学部にて実施します。（大阪大学本部が手数料 5%徴収） 1. 基金 100 万円同窓会一般会計より毎年支出 2. 個人寄附金同窓会 HP 上から申し込み・入金大阪大学より税金の控除証明書送付同窓会報に賛助会員名簿掲載（希望者のみ）高額寄附者には学術より講演会、談話会の優待制度あり 3. 学術講演会の開催（オープンフェスタ吹田に倣い寄附金募集）【受給学生の義務】 1. 自筆の誓約書を提出 2. 卒業後同窓会報にて報告 3. 奨学金の趣旨をよく理解し、受給を終了し社会人となった時に後輩学生のために寄附により貢献されんことを望む