1 キリスト教概説//北垣 創/春A/2 単位/1 年次配当 【講義概要

キリスト教概説//北垣
創/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、キリスト教を学ぶことを通して、人間とは何か、人間がそこに生きている世界とはどの
ようなものなのか、ということを考えていただきたい。キリスト教がそれに拠っている聖書は、独自の
世界観、人間観を表しており、それに対して各自は(肯定、否定にかかわらず)
、様々な意見をもつで
あろうが、そのように「知り」
「考え」
「判断」するというプロセス自体を、自分自身が現実生活の中で
向き合う様々な出来事に対する姿勢を見つめ直す機会にしていただきたい。聖書はそのように取り組む
だけの価値があるからであり、それを理解するための方法や材料を提供するのがこの授業の目的である。
【学習到達目標】
キリスト教を単なる知識として理解するのではなく、聖書の学びを通して、自らが「生きる」ことにつ
いて考え、模索する力と姿勢を養う。
【履修上の注意】
1 回目の授業には必ず出席すること。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
平常点・試験
【講義テーマ】
1 回 宗教とは何か
2 回 キリスト教を学ぶこと
3 回 聖書について
4 回 原初の物語
5 回 イスラエルの歴史(カナン定着まで)
6 回 イスラエルの歴史(王国の成立と滅亡)
7 回 イスラエルの歴史(ヘレニズム時代)
8 回 イエスの出現
9 回 新しい家族
10 回 5000 人の給食
11 回 見失われた羊
12 回 イエスと女性たち
13 回 十字架への道
14 回 残された弟子たち
15 回 まとめ及び試験
1
(再)キリスト教概説//大宮
有博/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、キリスト教を学ぶことを通して、人間とは何か、人間がそこに生きている世界とはどの
ようなものなのか、ということを考えていただきたい。キリスト教がそれに拠っている聖書は、独自の
世界観、人間観を表しており、それに対して各自は(肯定、否定にかかわらず)
、様々な意見をもつで
あろうが、そのように「知り」
「考え」
「判断」するというプロセス自体を、自分自身が現実生活の中で
向き合う様々な出来事に対する姿勢を見つめ直す機会にしていただきたい。聖書はそのように取り組む
だけの価値があるからであり、それを理解するための方法や材料を提供するのがこの授業の目的である。
【学習到達目標】
キリスト教を単なる知識として理解するのではなく、聖書の学びを通して、自らが「生きる」ことにつ
いて考え、模索する力と姿勢を養う。
【履修上の注意】
1 回目の授業には必ず出席すること。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
平常点・試験
【講義テーマ】
1 回 宗教とは何か
2 回 キリスト教を学ぶこと
3 回 聖書について
4 回 原初の物語
5 回 イスラエルの歴史(カナン定着まで)
6 回 イスラエルの歴史(王国の成立と滅亡)
7 回 イスラエルの歴史(ヘレニズム時代)
8 回 イエスの出現
9 回 新しい家族
10 回 5000 人の給食
11 回 見失われた羊
12 回 イエスと女性たち
13 回 十字架への道
14 回 残された弟子たち
15 回 まとめ及び試験
2
キリスト教概説//石田
聖実/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
建学の精神として本学の教育を基礎づけるキリスト教の精神を学ぶ。すなわち、聖書の示す人間観、世
界観を学び、
「人間とは何か」そして「人間がこの世界にあっていかに真実の生を生きうるのか」とい
う問題について考察する。
【学習到達目標】
キリスト教の精神を単なる知識として理解するのではなく、聖書の言葉を学ぶ中で、自らが「生きる」
ことについて考え、模索する力と姿勢を養う。
【履修上の注意】
出席は重視する。
詳細は1回目の講義で説明するので、必ず出席し、その時に配布するプリントをよく読むこと。
【事前準備学習】
聖書の指定された個所を講義前に読んだ上で出席すること。
【教科書】
『聖書 新共同訳(旧新約)』 日本聖書協会
口語訳(日本聖書協会)
、新改訳(日本聖書刊行会)を持っている人はそれを持ってきて下さい。聖書
を持っていない人、他の訳を持っている人は新共同訳をお求め下さい。
【参考書】
『聖書 : 史上最大のベストセラー「聖書」とは、いったい何なのか?』 山我哲雄 PHP研究所 2005
【評価方法】
平常点:40%(出席・チャペルレポートを含む)、期末試験:60%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス、聖書とキリスト教(正典、構成、成り立ち)
2 回 天地創造(創世記1~2章)
3 回 アブラハム(創世記 12~22 章)
4 回 ヤコブ(創世記 25~33 章)
5 回 モーセ(出エジプト記~申命記)
6 回 ルツ(ルツ記)
7 回 ダビデ(サムエル記上 16 章~サムエル記下 12 章)
8 回 「苦難の僕」(イザヤ書 40~55 章)
9 回 イエスの生涯(ビデオ)
10 回 イエスの活動(福音書)
11 回 イエスの言葉(福音書)
12 回 イエスの十字架と復活(福音書)
13 回 イエスの弟子たち
14 回 バウロ
3
15 回 総括と試験
(再)キリスト教概説//髙見
伊三男/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
キリスト教概説として、まず『聖書』における頂点である「新約聖書」について学んでいきます。
『聖
書』は、世界における永遠にわたるベストセラーです。また、西洋文化の基礎であるだけでなく、近年
はアジア、アフリカなどにも急増して読まれています。その『聖書』は、「旧約聖書」と「新約聖書」
から構成されています。
「新約聖書」は、世界の最大宗教であるキリスト教の正典(「新約聖書」と「旧約聖書」)中の正典で
す。その中の中心人物として、“イエス”と“パウロ”がよく挙げられます。イエスは神の(最愛の)
子・救い主(王)と呼ばれています。またパウロは、初代教会におけるイエスの最大の弟子さらには使
徒と言われています。そうしたイエスとパウロについて、
「新約聖書」における注目すべきトピックを
通して学んでいきます。彼らを学びつつ、私達は各自それぞれの人生の土台(岩なる土台)についての
重要なメッセージを与えられるでしょう。講義の 15 回のそれぞれのテーマとしては、下記のとおりで
す。
【学習到達目標】
「新約聖書」、特にその中の代表であるイエスとパウロなどを通して、各自の人生の岩なる土台につ
いて、言い換えれば、人生のまことの、確かさ、模範的友、永遠なる愛について、持続的な関心が与え
られることを目標とします。
その結果、大学のチャペルや各地の教会の礼拝にも、自由に出席できるようになって下さい。
【履修上の注意】
『聖書』(「新約聖書」+「旧約聖典」
)は、本講の教科書ですので、毎回必ず持参して下さい。
『聖書』その中心の「新約聖書」は、今からおよそ 2000 年以上も昔に記され伝えられてきた、歴史的・
世界的に代表的な“古典”です。古典であるがゆえに、昔の時代背景において生まれたものなので、現
代の私達には、理解しがたいことも多々あります。その一助として、DVD を使いますので楽しみにし
てください。
また、質問などありましたら、各授業の終わりなどに遠慮なく聞いてみて下さい。
【事前準備学習】
『聖書』の中の「新約聖書」に、多少なりとも読んで親しむようにしておいて下さい。特に、イエスに
ついての 4 つの「福音書」やパウロについての「使徒言行録」やその後続のパウロの 13 の手紙などを
読んでおくと、講義もより理解しやすくなるかと思います。
【教科書】
『聖書-新共同訳-(本学のキリスト教講義で共通のもの)』 日本聖書教会
上記の『聖書』は、本学におけるすべてのキリスト教講義において共通のものです。各自が毎回必ず持
参して下さい。
【参考書】
『聖書における愛-イエスの愛とパウロの愛』 高見伊三男 春風社 2011 年
4
上記の参考書は、講義の内容と da 伊部分重なりますが、特に新約聖書における、イエスの愛とパウロ
の愛に商店を当てています。
【評価方法】
平常点(30%)+試験[下記](60%)+チャペル[2 回](10%)=計 100 点
【講義テーマ】
1 回 聖書および新薬聖書の概要
2 回 KING OF KINGS (DVD:前編)の鑑賞
3 回 KING OF KINGS (DVD:後編)の鑑賞
4 回 イエスの降誕
5 回 イエスの教え
6 回 イエスの最初の弟子たち および弟子の心がまえ
7 回 イエスのいやし および奇跡
8 回 イエスの十字架
9 回 イエスの復活
10 回 イエスの昇天
11 回 パウロ-ローマ帝国に挑んだ男-(DVD:前編)の鑑賞
12 回 パウロ-ローマ帝国に挑んだ男-(DVD:後編)の鑑賞
13 回 パウロの回心
14 回 パウロの信仰、愛、希望
15 回 まとめおよび試験(レポート形式)
キリスト教概説//杉本
和道/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
キリスト教概説(春)
・キリスト教学(秋)では、建学の精神として本学の教育を基礎づけるキリス
ト教の精神を学ぶ。すなわち、聖書の示す人間観、世界観を学び、「人間とは何か」そして「人間がこ
の世界にあっていかに真実の生を生きうるのか」という問題について考察する。授業の内容は聖書を中
心に行う。
【学習到達目標】
キリスト教の精神を単なる知識として理解するのではなく、聖書の言葉を学ぶ中で、自らが「どう生き
るのか」「なぜ生きるのか」「何のために生きるのか」を考え、模索する力と姿勢を養う。
【履修上の注意】
1.第一回目の授業には必ず出席してください。授業内容・成績評価など大切
な説明をします。
【事前準備学習】
2.『聖書』は必ず毎回の授業に持って来てください。
5
【教科書】
『『聖書(新共同訳)』』 日本聖書協会
【評価方法】
出席(20%)
・チャペル出席2回(10%)、試験(70%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 キリスト教と「いのち」―あなたはひとり― 旧約聖書①
3 回 キリスト教と「誕生」―もし、生まれ変われたら― 新約聖書①
4 回 キリスト教と「願い」―力はどこから?― 新約聖書②
5 回 キリスト教と「人生」―体験と経験― 旧約聖書②
6 回 キリスト教と「学び」―勉強していますか?― 旧約聖書③
7 回 キリスト教と「勝負」―勝ち負けの向こう側― 新約聖書③
8 回 キリスト教と「能力」―持つか使うか、それが問題だ― 新約聖書④
9 回 キリスト教と「目的」―生きていてよかった― 新約聖書⑤
10 回 キリスト教と「関係」―トラブル・ストレスも始まり― 新約聖書⑥
11 回 キリスト教と「対話」―ねぇねぇ聞いて― 旧約聖書④
12 回 キリスト教と「愛」―誰にでもどこでもできること― 新約聖書⑦
13 回 キリスト教と「善」―愛が地球を救うは本当か― 新約聖書⑧
14 回 キリスト教と「喜び」―苦しみと楽しみの不思議な関係―新約聖書⑨
15 回 授業総括および試験
キリスト教学//北垣
創/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、四つの観点からキリスト教を考えていきたい。キリスト教概説では、聖書に拠ってキリ
スト教をみてきた。イエスの活動をきっかけに成立していったキリスト教は、その後の歴史の中で社会
や人間の生き方に影響を与え、また、キリスト教自体のあり方も変化してきた。そのありようを「宗教」
「社会」「学問」「人間」という枠組みの中で捉え直してみたい。「宗教」では、キリスト教自体のあり
方と同時に、他の宗教との比較、あるいは関係を考え、「社会」では、歴史の中で変わってきた社会の
仕組みにキリスト教がどのように関わってきたのか、また、その時々の社会的な課題にどのように取り
組んできたのかをみていく。「学問」では、中世に成立した大学とキリスト教との関わり、また、そこ
で学ばれた諸学問がどのように展開していったのかを捉え、
「人間」では、これまでの考察を踏まえて、
キリスト教の人間理解がもつ意味を考えてみたい。
【学習到達目標】
四つの枠組みそれぞれにおいて、キリスト教がどのような意味をもち、どのようなはたらきを担ってき
たのかを捉え、それが現代に生きる我々とどのような関わりをもっているのかを探求し、自分自身が生
きていく中で向きあうことがらに取り組む姿勢を考える。
【履修上の注意】
1 回目の授業には、必ず出席すること。
6
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
試験 70%、平常点 30%。
【講義テーマ】
1 回 宗教① キリスト教の教会
2 回 宗教② 一神教の系譜
3 回 教③ それぞれの宗教
4 回 社会① 時代と社会
5 回 社会② ディアスポラ
6 回 社会③ 正しさとは何か
7 回 社会④ イエスに倣う
8 回 学問① 大学の誕生
9 回 学問② 存在とは何か
10 回 学問③ 哲学と神学
11 回 学問④ キリスト教と科学
12 回 人間① 初めに言があった
13 回 人間② 私と他者
14 回 人間③ 現代に生きる
15 回 まとめおよび試験
(再)キリスト教学//石田
聖実/秋A(火 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、イエスの死後、弟子たちの活動によって成立していったキリスト教がどのように歴史を
歩んできたかを学ぶ。キリスト教会は初期の迫害期を経てローマ帝国と結びつき、古代末期から中世の
ヨーロッパにおいて支配的存在になっていった。そこからルネサンスや宗教改革が生まれ、近代国家の
成立に至り、現代世界の枠組みを構成する大きな要素の一つであり続けている。すなわちキリスト教の
歴史を学ぶことは、我々が生きている現代の社会を理解することにつながるといえる。この授業では、
そのために歴史の中で社会がどのように変わってきたのか、そこにキリスト教がどのように影響してき
たのかを考察し、それをこれからの社会を考えていく上でのステップボードにできればと考えている。
【学習到達目標】
キリスト教会が誕生してから世界に広がっていく過程と、歴史の流れの中でどのような役割を果たして
きたのかを理解し、その意味を現代の我々がどのように捉え、活かしていけるかを考察する。
7
【履修上の注意】
1 回目の授業には、必ず出席すること。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
平常点・試験
【講義テーマ】
1 回 原始キリスト教会
2 回 パウロ
3 回 キリスト教会の広がりと迫害
4 回 ローマ帝国とキリスト教
5 回 古代地中海世界の終焉
6 回 中世という世界
7 回 十字軍
8 回 ルネサンスと宗教改革
9 回 国家と宗教
10 回 宗教改革と民衆文化
11 回 近代科学の誕生
12 回 革命と啓蒙
13 回 戦争の世紀
14 回 現代のキリスト教
15 回 まとめ及び試験
キリスト教学//石田
聖実/秋A(木 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「キリスト教概説」を履修して、キリスト教の初歩的なことを学んだ者のための講義です。
歴史の中で実際にキリスト教会(キリスト者)がどのように世界の中で生き、活動したかを学びます。
この講義には二つの方向性があります。
一つ目はキリスト教が心の中で神を信じ安らぎを得るだけのものではなく、現実の社会を変革するため
に行動するものであることを知ることです。
もう一つはそのような行動を生み出す思想(神学)を、本学のルーツであるメソジスト教会の創始者ジ
ョン・ウェスレーから学びます。
【学習到達目標】
歴史を学ぶことは未来を作り出す基礎になります。キリストに生かされた人々の活動を学ぶことが単な
る昔の人々についての知識に留まるのでなく、今と将来を生きるための糧になることを目標とします。
8
【履修上の注意】
講義中の私語は厳禁です。当然ながら、携帯メール、携帯音楽プレーヤーなども厳禁です。これらの行
為があった場合、失格にすることもあり得ます。
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
教材はプリントします。参考書もテーマごとに指示します。
【参考書】
『ウェスレー・メソジスト研究(各号)』 日本ウェスレー・メソジスト学会 教文館
『U.G.モルフィ牧師研究--名古屋の廃娼運動』 葛井 義憲 名古屋学院大学総合研究所 1989
【評価方法】
レポート60%、及び平常点(チャペルレポート・教会レポートを含む)40%
レポートは2回。
第1回 締切 11 月 30 日 11 月前半までの講義からテーマを一つ選ぶ。
第2回 締切 1 月 25 日 11 月後半以後の講義からテーマを一つ選ぶ。
【講義テーマ】
1 回 キリスト教と社会福祉
2 回 聖書にみる人権
3 回 ウィルバーフォースと奴隷廃止運動(ビデオ)
4 回 モルフィと廃娼運動
5 回 名古屋学院大学の源流(美普教会とメソジスト諸派)
6 回 宗教改革と英国の教会
7 回 ジョン・ウェスレーの生涯
8 回 ジョン・ウェスレーの生涯(ビデオ)
9 回 ウェスレーの神学1(先行する恵み)
10 回 ウェスレーの神学2(キリスト者の完全)
11 回 ウェスレーの神学3(信仰の確証)
12 回 ウェスレーの神学4(社会的宗教)
13 回 ウェスレーの神学5(金銭の使い方)
14 回 キリスト教と諸宗教
15 回 ウェスレーと音楽/まとめ
(再)キリスト教学//髙見
伊三男/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
キリスト教学として、
『聖書』における基礎である「旧約聖書」について学んでいきます。
『聖書』は、
9
世界における永遠にわたるベストセラーです。また、西洋文化の中核であるだけではなく、近年はアジ
ア、アフリカなどでも急増して読まれています。その『聖書』は、「旧約聖書」と「新約聖書」から構
成されています。
「旧約聖書」は、キリスト教(正典)やユダヤ教(正典)やイスラム教(啓典)といった、世界の代
表的な一神教において、それぞれに重視されています。
「旧約聖書」は、特にキリスト教においては、
「新
約聖書」(正典)に対して、予言と成就、待望と目標といった関係にあります。さまざまな関係におい
て、多様な人生が描写されていますが、全体的に破れ多い、身近な人間性が印象的です。
この講義では、そうした「旧約聖書」から人間性豊かな信仰者たちとその希望について見ていきます。
そうして、私達が「旧約聖書」から「新約聖書」へと導かれていかれることを願うものです。そうした
「旧約聖書」のすそ野から「新約聖書」の頂へと…。講義の 15 回のそれぞれのテーマとしては、下記
のとおりです。
【学習到達目標】
上記の講義概要のごとく、「旧約聖書」における、破れ多い、身近な、人間性豊かな信仰者たちを通し
て、彼らに私達が多少なりとも共感することができるのではないか。さらに、彼らの成就・目標として
の「新約聖書」へと導かれることを願います。ともかく、
「旧約聖書」の面白さをいくらかでも覚える
ようになりますよう。
【履修上の注意】
『聖書』(
「旧約聖書」+「新約聖書」)は、本講の教科書ですので、毎回必ず持参して下さい。
『聖書』やその基礎の「旧約聖書」は、今からおよそ 2000 年以上も昔に記され、伝えられてきた、
歴史的・世界的に代表的な“古典”です。古典であるがゆえに、昔の時代背景において生まれたものな
ので、現代の私たちには理解しがたいことも多々あります。その一助として、DVD を使いますので楽
しみにして下さい。
また、質問などがありましたら、各授業の終わりなどに遠慮なく聞いてみて下さい。
【事前準備学習】
『聖書』の中の「旧約聖書」に多少なりとも読んで親しむようにしておいて下さい。しかし、「旧約
聖書」は 39 巻もあって分厚いものなので、-最初から最後まで一気に読むと案外面白いものですが-、
その中から特に、講義で取り上げる「創世記」
「出エジプト記」
「サムエル記上・下」
「イザヤ書」
「ヨナ
書」「詩編」
「ヨブ記」などにはできるだけ目を通しておくと、より親しみが持てます。
【教科書】
『聖書-新共同訳-(本学のキリスト教講義で共通)』 日本聖書協会
上記の『聖書』は、本学におけるすべてのキリスト教の講義において共通のものです。各自が毎回必ず
持参して下さい。
【参考書】
『聖書の世界-総解説-』 木田・土岐 他 自由国民社
「旧約聖書」や「新約聖書」、すなわち、『聖書』を、考古学や芸術(美術・音楽)
、諸宗教関係史や論
争史、そして各書のダイジェストなどを通して、多角的または総括的に解説しています。
【評価方法】
平常点(30%)+試験[下記](60%)+チャペル[2 回](10%)=計 100 点
10
【講義テーマ】
1 回 聖書および旧約聖書の概要
2 回 天地創造(DVD:前編)の鑑賞
3 回 天地創造(DVD:後編)の鑑賞
4 回 天地の創造
5 回 アダムとエバ-最初の人間-
6 回 アブラハム-信仰の父ー
7 回 十戒(DVD:前編)の鑑賞
8 回 十戒(DVD:後編)の鑑賞
9 回 モーセ-旧約の律法の仲介-
10 回 ダビデ-旧約最大の王-
11 回 イザヤ-旧約最大の預言者-
12 回 ヨナ書
13 回 詩編
14 回 ヨブ記
15 回 まとめおよび試験(レポート形式)
キリスト教学//杉本
和道/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
キリスト教概説(春)・キリスト教学(秋)では、建学の精神として本学の教育を基礎づけるキリスト
教の精神を学ぶ。すなわち、聖書の示す人間観、世界観を学び、「人間とは何か」そして「人間がこの
世界にあっていかに真実の生を生きうるのか」という問題について考察する。授業の内容は聖書を中心
に行う。
【学習到達目標】
キリスト教の精神を単なる知識として理解するのではなく、聖書の言葉を学ぶ中で、自らが「どう生き
るのか」「なぜ生きるのか」「何のために生きるのか」を考え、模索する力と姿勢を養う。
【履修上の注意】
第一回目の授業には必ず出席してください。授業内容・成績評価など大切な説明をします。
【事前準備学習】
『聖書』は必ず毎回の授業に持って来てください。
【教科書】
『『聖書(新共同訳)』』 日本聖書協会
【評価方法】
出席(20%)
・チャペル出席2回(10%)、試験(70%)
11
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 キリスト教と「感情」―そんなに怒らないで― 新約聖書①
3 回 キリスト教と「正しさ」―99と1、大切なのは?― 新約聖書②
4 回 キリスト教と「ことば」―心のナカミを何とかカタチに― 新約聖書③
5 回 キリスト教と「チャレンジ」―もう一度って勇気がいる― 旧約聖書①
6 回 キリスト教と「祈り」―あきらめた祈り― 新約聖書④
7 回 キリスト教と「悟り」―まだ気づかないの?― 新約聖書⑤
8 回 キリスト教と「得失」―「得る」と「失う」を糸にして― 旧約聖書②
9 回 キリスト教と「病」―元祖癒し系― 新約聖書⑥
10 回 キリスト教と「涙」―のび太くんの涙― 新約聖書⑦
11 回 キリスト教と「死」―もう終わっちゃったのかな?― 新約聖書⑧
12 回 キリスト教と「信じる」―信じなくてもいい― 旧約聖書③
13 回 キリスト教と「クリスマス」―来る、待つ、来た― 新約聖書⑨
14 回 キリスト教と「希望」―夢見る老人、幻を見る若者― 新約聖書⑩
15 回 授業総括および試験
キリスト教と文学//北垣
創/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、個々の文学作品を通して文学とは何か、言葉とは何かを考えていきたい。優れた文学作
品は、それぞれ独自の仕方で我々にいろいろな問題を考えさせてくれる(人はなぜ物語を欲するのか?
虚構と現実の関系は?ほんとうのこととは?翻訳とはどのようなことか?・・・)が、その中には、たと
えば聖書のような、宗教的な言語が伝えようとすることがらと相通じる、あるいは重なりあうところが
あるように思われる。というのは、文学も、宗教も、人間と、人間がそこに生きている世界のありよう
を探求する営み、ということでは同じだからである。それらが共鳴する声に耳を傾けることによって、
言葉が我々に喚び起こすものがどのようなものなのかを考えてみたい。
【学習到達目標】
それぞれの作品の読解を通して、そこに描かれている世界や人間の姿を捉え、それらが我々に問いかけ
てくるものに対して自分なりに応答することを試みる。
【履修上の注意】
特になし。
【事前準備学習】
特になし
【評価方法】
試験 70%、平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 器としての言葉(二葉亭四迷)
12
2 回 光としての言葉(ゲルショム・ショーレム)
3 回 「 」を取り去る(フランツ・カフカ)
4 回 『戦艦ポチョムキン』
5 回 神の名(出エジプト記)
6 回 神話としてのシンデレラ
7 回 モノとココロ(ネイティブ・アメリカンの神話世界)
8 回 有形と無形の循環(宮崎駿)
9 回 生命のあり方
10 回 生涯でたった一度の文章
11 回 キリスト教と生命(マイケル・クライトン)
12 回 生命、神、言葉(アブラハムの物語)
13 回 言葉、身体、宗教(十字架上のイエスの言葉)
14 回 言葉が伝えるもの
15 回 まとめおよび試験
キリスト教と文化//伊藤
利行/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
キリスト教と文化の関係には色々あるが、音楽について講義する。
キリスト教は言葉と切り離せない信仰であるが、熱心な信仰は祈りに至り、熱心な祈りは歌や舞踏な
どに発展する。本講義では先史時代の人類と音楽から考察を始め、古代オリエントにおける音楽環境の
考察、聖書に記述された音楽環境を考察し、その後裔ともいえるユダヤ教の音楽、ギリシアの音楽など
の考察を行う。
次に、カトリックにおける聖歌やギリシア正教における聖歌の考察等を経て、宗教改革期におけるプ
ロテスタント讃美歌の成立等を考察し、著名な讃美歌を例として取り上げる。
さらに、我国のキリスト教に大きな影響を与えてきた英米の讃美歌を特にとりあげ代表曲を解説する。
最後に日本へのキリスト教音楽伝播の歴史を振り返る。キリシタン期から始まり、明治期に洋楽が入
って来る。その始まりは讃美歌であった。それは讃美歌から唱歌へとすすみ、こうして日本人の中に西
洋音階が定着し、今日の状況を生み出すに至った事も考察する。
宗教と音楽の関係を理解できるよう、教会関係の音楽のみならずクラシック音楽の代表的な曲の鑑賞
も適宜行う。
【学習到達目標】
キリスト教における音楽の意味とその歴史的展開と影響を理解する。
【履修上の注意】
1)授業概要(PDF ファイル)は原則として授業前にはアップロードの予定です。最低でも目を通して
おいて下さい。
2)欠席5回で失格になります。履修変更に伴なう欠席も欠席になりますので注意して下さい。
3)欠席は必ず証明等を添えて欠席の次回の授業時に届け出て下さい。交通事情等やむを得ない場合の
欠席は内容により考慮することがありますので、必ず欠席届の提出を怠らないで下さい。
4)出席は CCS により判定します。IC カードを忘れた場合は、授業終了時に申し出て下さい。
5)授業当日に申出のあった者以外の出席判定の変更相談は、申出内容を確認できないため応じられま
13
せんので、毎回確実にカードリーダーの読み取りを確認して下さい。
6)授業開始10分以前にリーダーに IC カードをかざした場合には出席にはなりませんのでタイミン
グに注意して下さい。
7)他者の授業を受ける権利(静かな環境で授業に集中できる)を妨げる事が無いように、十分な配慮
を互いに行って下さい。
8)IC カードだけかざして授業を受けないで退室は「不正行為」です。
【事前準備学習】
前回の授業内容を講義概要で確認しておき流れを掴んでおきましょう。
【教科書】
ぴったりの教科書はありません。「読める」講義概要を提供します。
【参考書】
各授業時に必要に応じて指摘します。
【評価方法】
①第 14 回授業終了時点で欠席5回で失格とします。出欠は IC カード記録によるものとします。操作ミ
スは自己責任です。後日の修正は行いません。
②①にかかわらず、欠席オーバーの場合でも、欠席内容に応じて出席補完の追加課題を課すなどして失
格としないことがあります。
③平常点(15%)と適当なまとまりで5回出してもらうミニレポート(1回1000字程度)
(計 85%)
による綜合評価。ミニレポートは、CCS により提出してもらいます。
【講義テーマ】
1 回 キリスト教と音楽の関係、先史における宗教・言語・音楽
2 回 古代における音楽関係の諸資料
3 回 古代中近東における音楽の諸相、古代ギリシアにおける音楽
4 回 聖書に現れた音楽的世界、ユダヤ教の音楽
5 回 初期キリスト教の教会生活と音楽
6 回 正教の聖歌
7 回 中世前期の教会音楽、グレゴリオ聖歌
8 回 中世後期の教会音楽、十字軍の讃美歌、単旋律から多旋律へ
9 回 ミサ曲の誕生、ルネサンス時代の音楽
10 回 オラトリオ バロック時代の音楽
11 回 プロテスタント讃美歌の誕生 宗教改革期の音楽
12 回 プロテスタント讃美歌(1)イギリスの場合
13 回 プロテスタント讃美歌(2)アメリカの場合
14 回 クリスマスの音楽
15 回 日本における西洋音楽導入の経緯、讃美歌と唱歌
14
キリスト教倫理//大宮
有博/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
キリスト教倫理と聞くと、「キリスト教の信者の道徳」であって、キリスト教の信者でない私たちには
関係がないと思った方もおられると思います。ここでは、聖書やキリスト教の歴史を手がかりにして、
平和・人権・環境の問題といった人類の普遍の課題について、私たちがどう取り組めばよいかを考える。
本年度は「貧困」問題と「平和」問題を取り上げます。
【学習到達目標】
1. キリスト教倫理学の方法論と基本的な考え方を理解し、その手法を用いて社会問題を考察する力をつ
ける。
2. 貧困や戦争といった現代社会が抱える問題について理解し、それに対する自分の見解をつくる。
【履修上の注意】
聖書を毎回持参して下さい。
フィールドワークや講演会への参加を、講義中に呼びかけます。
【事前準備学習】
社会問題について関心を持って下さい。例えば、昨年、ある政治家が、テレビによく出る芸人のお母
さんが生活保護を受けているということを公表して、生活保護に対する締め付けを主張しました。この
ことについて皆さんはどう思いましたか。1 回目の授業で討論します。
【教科書】
『聖書』
聖書を毎回持参すること。
【評価方法】
授業中の意見発表やディスカッションの参加点(10 点)
レポート提出(中間と期末の 2 回提出)(各 40 点)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 生活保護問題
3 回 貧困問題と宗教: ホームレス支援の歩み
4 回 貧困と聖書: イエスの歩み(1)―「大工の子」という生い立ち
5 回 貧困と聖書: イエスの歩み(2)―メタノイアの宣教
6 回 貧困と聖書: イエスの教え―ぶどう園の労働者のたとえ
7 回 貧困と聖書: 出エジプト物語
8 回 平和問題についての考え方(1) 非暴力の考え方
9 回 平和問題についての考え方(2) ラインホールド・ニーバーの現実主義の考え方
10 回 平和問題についての考え方(3) MLK の非暴力論・平和論
11 回 平和問題と聖書: 愛敵の言葉
12 回 平和問題と聖書: 聖戦の言葉をどう理解するのか?
13 回 パレスチナ問題(1) 歴史
14 回 パレスチナ問題(2) キリスト教の考え方
15
15 回 総括と最終ディスカッション(プレゼンテーション)
キリスト教史//北垣
創/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、イエスの死後、弟子たちの活動によって成立していったキリスト教がどのように歴史を
歩んできたかを学ぶ。キリスト教会は初期の迫害期を経てローマ帝国と結びつき、古代末期から中世の
ヨーロッパにおいて支配的存在になっていった。そこからルネサンスや宗教改革が生まれ、近代国家の
成立に至り、現代世界の枠組みを構成する大きな要素の一つであり続けている。すなわちキリスト教の
歴史を学ぶことは、我々が生きている現代の社会を理解することにつながるといえる。この授業では、
そのために歴史の中で社会がどのように変わってきたのか、そこにキリスト教がどのように影響してき
たのかを考察し、それをこれからの社会を考えていく上でのステップボードにできればと考えている。
【学習到達目標】
キリスト教会が誕生してから世界に広がっていく過程と、歴史の流れの中でどのような役割を果たして
きたのかを理解し、その意味を現代の我々がどのように捉え、活かしていけるかを考察する。
【履修上の注意】
1 回目の授業には、必ず出席すること。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
平常点・試験
【講義テーマ】
1 回 原始キリスト教会
2 回 パウロ
3 回 キリスト教会の広がりと迫害
4 回 ローマ帝国とキリスト教
5 回 古代地中海世界の終焉
6 回 中世という世界
7 回 十字軍
8 回 ルネサンスと宗教改革
9 回 国家と宗教
10 回 宗教改革と民衆文化
11 回 近代科学の誕生
12 回 革命と啓蒙
13 回 戦争の世紀
16
14 回 現代のキリスト教
15 回 まとめ及び試験
(再)基礎セミナー//大村
照夫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
基礎セミナーは、皆さんが大学生活へ円滑に移行できるために設けられています。大学の制度は高校
までとは 異なっているところが多いので、誰しも戸惑いがちです。入学時に多くの説明を受けますが、
実際に授業が始まると分からないところがでてきます。基礎セミ ナーは、高校までのホームアワー的
な要素も含んでいますから、この時間を活用して不明な点を担当教員とともに明らかにするとよいでし
ょう。基礎セミナーの 担当教員はクラスアドバイザーで、学習面から生活面に全般にわたってアドバ
イスを求められる最初の人です。
担当教員によって進め方は異なります が、共通テキスト『自分発見ノートⅠ』を用いた学習をしま
す。また、基礎セミナーをコアとしてグループで行動する機会が多いので、よき友人作りにも利用し
てください。CCS や先生からの情報だけでなく、友人から得られる情報も大学生活には重要です。
また、大学の授業に早く慣れてもらうために、書 物の読み方や意見の発表の仕方、レジュメの作成
の仕方、レポートの書き方を練習します。
「経済学基礎知識 1000 題」により基礎学力を確立することも
ある でしょう。これらを通じて、
「考える力」
「表現する力」
「要点を理解する力」を養うことを目標と
します。
【学習到達目標】
基礎セミナーは、大学に関する様々な「情報」に触れることを通して、円滑な大学生活を送れるように
すること を目標とする。具体的には、経済学部カリキュラムの理解、3つの教育プログラムの理解・
実践、多様な授業(参加型、実習、大規模、小人数、レポート、定期 テスト...など)への対応、レポー
ト作成や発表などコミュニケーション能力の養成などである。
【履修上の注意】
各自のパソコン持参を求めることがあります。
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
『自分発見ノートⅠ』 名古屋学院大学
【評価方法】
平常点・宿題;50%、期末レポート;50%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス:基礎セミナーとは
2 回 『自分発見ノートⅠ』を利用して:テレイオス①建学の精神
3 回 『自分発見ノートⅠ』を利用して:テレイオス②大学を活用しよう
4 回 『自分発見ノートⅠ』を利用して:テレイオス③大学での学びとは
17
5 回 『自分発見ノートⅠ』を利用して:テレイオス④本に出会おう
6 回 『自分発見ノートⅠ』を利用して:テレイオス⑤プレゼンテーションの進め方
7 回 『自分発見ノートⅠ』を利用して:テレイオス⑥ひとりで悩まない
8 回 中間まとめ:『自分発見ノートⅠ』を利用して
9 回 レジュメ・レポートのまとめ方
10 回 身近な事例で経済・社会を考える
11 回 個別発表と討論① 前半
12 回 個別発表と討論② 後半
13 回 期末レポートに向けて
14 回 『自分発見ノートⅠ』・期末レポート作成状況の確認
15 回 総括:春学期をふりかえり
基礎セミナー//名城
邦夫/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
18
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//秋山
太郎/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
19
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、この
クラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
20
基礎セミナー//小林
礼実/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
21
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//小松
照幸/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づ
き、戸惑うことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。
高校まではいつも一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間
違う仲間と違う教室で授業を受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。
また大学では、自分で調べ、考え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められるように
もなります。皆さんのそんな戸惑いに応えるのが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意
義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、学部にはどんな先生がいるか、学内
にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学生生活を送るうえでの
基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大学での学習方法1.
、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
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・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
1. 毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
2. 基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは
、このクラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
1. 毎回、パソコンを持参して、
「講義記録」を作成すること。
2.
毎回の講義テーマの予習と復習を行うこと。
3.
人生の基礎(大学生活も同様)は生活習慣(衣食住)にあります。くれぐれも、生活習慣病に
ならいよう、規則正しい睡眠、食事、運動に大きな注意を払うこと。
4.
毎回積極的かつ元気に、この授業に臨めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
成績評価は、以下のとおりです。
1. 「講義記録」最低15ページ以上
2. 「考察」最低4ページ
3. 「研究報告書」15ペ
4. 講義への積極的参加
-
20%
ー 20%
ー 50%
- 10%
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
23
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
レポート作成のためのグループワーキング
基本的なパワーポイントの使い方
基本的なプレゼンテーションの仕方
プレゼン発表会
総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//児島
完二/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
24
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//家本
博一/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
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【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//松原
克正/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
26
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
27
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//今村
薫/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
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【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//野村
益夫/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
29
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に
臨めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
30
基礎セミナー//水田
健一/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
31
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//笠井
雅直/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
32
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//阿部
太郎/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
33
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に
臨めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
34
基礎セミナー//河原林
直人/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
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【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//村上
寿来/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
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総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//菅原
晃樹/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
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生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
38
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//吉田
達矢/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
39
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//上山
仁恵/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
40
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
基礎セミナー//佐藤
律久/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑う
ことになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
41
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をよりより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
生生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大
学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までとはどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
毎回の授業のさらに詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認しておくように。
基礎セミナーのクラスの仲間が、1 年次のその他科目のメンバーの基本にもなります。まずは、このク
ラスの中で仲間づくりをしておくことが望まれます。
総合政策学科のみなさんには、春学期後半に政策コンペの準備活動が入ることになります。
【事前準備学習】
この授業に対する特別な事前準備はありません。生活習慣を整え、毎回積極的かつ元気にこの授業に臨
めるようにしてください。
【教科書】
名古屋学院大学 基礎セミナー検討会編『スタンダード 基礎セミナー』
1 年生のみなさんには配布されるので、毎回必ず持参すること。それ以外に教科書・参考書が指定され
る場合もあります。
【評価方法】
授業内での取り組み度合い、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介・ガイダンス(基礎セミナーとは)
2 回 高校と大学の違いについて:長期計画とタイムマネジメント表の作成
3 回 名古屋学院大学の歩みと歴史・CCS の使い方
4 回 大学でのノートの取り方
5 回 本の読み方・文章構成の把握の仕方
6 回 要約の仕方
7 回 レポート作成の仕方と手順
8 回 大学での情報収集の仕方
42
9 回 レポートの体裁の整え方
10 回 引用の仕方・参考文献リストの作成の仕方
11 回 レポート作成のためのグループワーキング
12 回 基本的なパワーポイントの使い方
13 回 基本的なプレゼンテーションの仕方
14 回 プレゼン発表会
15 回 総括(春学期の振り返り)・レポート提出
発展セミナー//松本
浩司/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本科目では、教職への就職を実現するために必要な知識・技能を習得することを目指します。
そのために、
・教職への就職に向けた学生のコミュニティの形成、
・教職への就職に向けての様々なガイダンス(就職をめぐる状況や卒業生の実情についての情報提供な
ど)、
・教員採用試験対策(問題演習、二次試験・面接実習)、
・本学部卒業生(既に教職に就いている方を中心に)をゲストスピーカーに招いての講話、
・フィールドワーク(大学周辺の学童保育所を予定)、
を行う予定です(具体的な内容は受講生の状況を見て都度決定します)。
受講生は、教職への就職を真剣に希望し、それを実現するために真摯かつ積極的に行動することが求
められます。
なお、フィールドワークや講話については、先方の都合により開講時限を移動させることがあります。
(その際、他の授業との重複など、真にやむを得ない事情がある場合は、欠席の取り扱いについては配
慮します。)
【学習到達目標】
・教職への就職をめぐる状況について理解する。
・教員採用試験のしくみを理解する。
・自分が受験予定の都道府県における教員採用試験の傾向と対策を理解する。
・教員採用試験、特に二次試験の小論文・面接等の実力を身につける。
・教職で求められる、子どもや保護者をはじめとする他者と関わる力を鍛える。
【履修上の注意】
学校教員の専門性は、日々の実践に対する内省と絶え間ない学習によって培われるものです。そのよう
な態度について、本科目において明示的に評価することはしませんが、授業での学習における様々な局
面で求められることになりますし、成績にも反映されるものと考えています。
【事前準備学習】
特に教員採用試験対策を時間外に積極的に取り組んでほしい。質問には積極的に応じる。
また、教職への就職の実現に向けて、時間外に積極的に行動してほしい。
43
【評価方法】
授業における取り組みの態度・成果を総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 アイスブレーキング(コミュニティをつくる)
3 回 ガイダンス(教員免許を取るさまざまな方法について)
4 回 ガイダンス(就職をめぐる状況について)
5 回 ガイダンス(卒業生の実情についての情報提供)
6 回 ガイダンス(教員採用試験対策のしかた)
7 回 ガイダンス(教員採用試験のしくみ)
8 回 教員採用試験対策(問題演習)
9 回 教員採用試験対策(面接実習)
10 回 教員採用試験対策(小論文演習)
11 回 教員採用試験対策(集団討議実習)
12 回 ゲストスピーカー講話
13 回 フィールドワーク
14 回 フィールドワークの反省
15 回 まとめおよび試験
キャリアデザイン1a//安藤
りか/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義に,あなたはどのようなイメージを持っていますか?「キャリアデザイン?あぁ,就職について
何かやる授業?」と思っている人もいることでしょう。しかし,それは“半分正解”で“半分ハズレ”
です。ここで“半分正解”というのは,“たしかに本講義では就職のことも多く取り上げる”という意
味です。そして“半分ハズレ”というのは,“しかし本講義で取り上げるのはそれだけではない”とい
う意味です。
つまり,本講義は,もっと広い,
“職業生活も含めた人生全般の道のり”(これが,「キャリア」とい
う言葉の本来の意味合いなのです)について考えたり,それにかかわる知識情報について理解を深めた
りするためのものなのです。“人生全般”という意味では,あなたも生まれて以来,少なくとも既に 18
年以上のキャリアを歩んでいるといえます。あなたはどんな高校生活を送ってきましたか?家族や友達
とはどのようにつきあってきましたか?休日は何をしていましたか?部活は?趣味は?アルバイト
は?…それらの歩みの全てがあなたが今までに作ってきたキャリアなのです。あなたは,今までの自分
のキャリアが気に入っていますか?それとも気に入らないですか?また,それを続けていきたいです
か?それとも変えていきたいですか?
本講義は,あなたが充実した大学生活を送り,また,卒業後は一人前の社会人としてスムーズに第一
歩を踏み出すことができるように,それに必要な基礎的資質やスキルを養うことを目的としています。
そのために,本講義では,最初にあなたの“今”を見つめることからスタートし,大学 4 年間の過ごし
方や 3 年生後半以降の就職活動,そして就職後の長い人生(85 歳まで生きるとすると,なんと 65 年あ
ります!)にまで,考えるテーマを徐々に広げていきます。また,その際には,自分 1 人でじっくりと
44
考えることに加え,同じ学科で学ぶ仲間からもサポートを得られるように(そして,あなたも仲間をサ
ポートしてあげられるように)グループワークやゲームを行う予定です。さらに,授業の進行状況によ
っては,先輩によるミニ講演の実施やテレビドラマの DVD 鑑賞なども検討しています。
講義だからといって身構える必要はありません。リラックスして,自分と素直に向き合いつつ,周囲
の人の意見も聴いてみましょう。そして講義中に気づいたことや感じたこと,知ったことを,講義が終
わった後でも,友達や家族との話題にしてみてください。そんな一見小さなことの積み重ねも,“ちりも
積もれば山となる”で,あなたのより良いキャリア形成につながっていくのです。今のキャリアが気に
入っている人はますます気に入るキャリアになるように,今のキャリアが気に入らない人はもっと気に
入るキャリアになるように,ぜひ本講義でそのきっかけをつかんでください。
【学習到達目標】
①「キャリア」に関する基本的事項を理解している。
②コミュニケーションにおける「自己開示」や「傾聴」の重要性を理解し,それらの資質向上に向けて
努力することができる。
③「大学4年間のキャリア形成」について主体的な問題意識を持ち,それを解決のための行動につなげ
ることができる。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。それだけでも見えてくる世界が変わりますよ。
【事前準備学習】
上記の【講義概要】でも触れたように,本講義の中で感じたことや知ったことを,「講義の中だけの
こと」に留めないで,「講義の外でも」友達や家族との話題にするよう努めてください。そのような日
常生活の中での取り組みがあってこそ,本講義の効果は発揮されるのです。某テレビドラマ風に言えば,
「キャリアは講義室で起きてるんじゃない,現場(=あなたの日常生活)で起きているんだ!」です。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 大学 4 年間のキャリア形成①(本学で学ぶ意義を考える)
3 回 大学 4 年間のキャリア形成②(先輩の例を参考にして考える)
4 回 自己分析(現在の自分像を知る)
45
5 回 他己分析(他者から見た自分像を知る)
6 回 相互理解を深める(価値観の多様性を知る)
7 回 他者の考えを聴く(傾聴のコツを身につける)
8 回 自分の考えを伝える(自己表現のコツを身につける)
9 回 就職活動とキャリア形成①(就職活動の現状を知る)
10 回 就職活動とキャリア形成②(4 年生の先輩による座談会と質疑応答)
11 回 就職後のキャリア形成①(職業人としての生き方を考える)
12 回 就職後のキャリア形成②(卒業生ゲストによるミニ講演と質疑応答)
13 回 就職後のキャリア形成③(就職後のライフサイクルを考える)
14 回 ミニ目標の設定(提出)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン1a//伊藤
由美子/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義に,あなたはどのようなイメージを持っていますか?「キャリアデザイン?あぁ,就職につい
て何かやる授業?」と思っている人もいることでしょう。しかし,それは“半分正解”で“半分ハズレ”
です。ここで“半分正解”というのは,“たしかに本講義では就職のことも多く取り上げる”という意
味です。そして“半分ハズレ”というのは,“しかし本講義で取り上げるのはそれだけではない”とい
う意味です。
つまり,本講義は,もっと広い,
“職業生活も含めた人生全般の道のり”(これが,「キャリア」とい
う言葉の本来の意味合いなのです)について考えたり,それにかかわる知識情報について理解を深めた
りするためのものなのです。“人生全般”という意味では,あなたも生まれて以来,少なくとも既に 18
年以上のキャリアを歩んでいるといえます。あなたはどんな高校生活を送ってきましたか?家族や友達
とはどのようにつきあってきましたか?休日は何をしていましたか?部活は?趣味は?アルバイト
は?…それらの歩みの全てがあなたが今までに作ってきたキャリアなのです。あなたは,今までの自分
のキャリアが気に入っていますか?それとも気に入らないですか?また,それを続けていきたいです
か?それとも変えていきたいですか?
本講義は,あなたが充実した大学生活を送り,また,卒業後は一人前の社会人としてスムーズに第一
歩を踏み出すことができるように,それに必要な基礎的資質やスキルを養うことを目的としています。
そのために,本講義では,最初にあなたの“今”を見つめることからスタートし,大学 4 年間の過ごし
方や 3 年生後半以降の就職活動,そして就職後の長い人生(85 歳まで生きるとすると,なんと 65 年あ
ります!)にまで,考えるテーマを徐々に広げていきます。また,その際には,自分 1 人でじっくりと
考えることに加え,同じ学科で学ぶ仲間からもサポートを得られるように(そして,あなたも仲間をサ
ポートしてあげられるように)グループワークやゲームを行う予定です。さらに,授業の進行状況によ
っては,先輩によるミニ講演の実施やテレビドラマの DVD 鑑賞なども検討しています。
講義だからといって身構える必要はありません。リラックスして,自分と素直に向き合いつつ,周囲
の人の意見も聴いてみましょう。そして講義中に気づいたことや感じたこと,知ったことを,講義が終
わった後でも,友達や家族との話題にしてみてください。そんな一見小さなことの積み重ねも,“ちりも
積もれば山となる”で,あなたのより良いキャリア形成につながっていくのです。今のキャリアが気に
入っている人はますます気に入るキャリアになるように,今のキャリアが気に入らない人はもっと気に
入るキャリアになるように,ぜひ本講義でそのきっかけをつかんでください。
46
【学習到達目標】
①「キャリア」に関する基本的事項を理解している。
②コミュニケーションにおける「自己開示」や「傾聴」の重要性を理解し,それらの資質向上に向けて
努力することができる。
③「大学4年間のキャリア形成」について主体的な問題意識を持ち,それを解決のための行動につなげ
ることができる。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。それだけでも見えてくる世界が変わりますよ
【事前準備学習】
上記の【講義概要】でも触れたように,本講義の中で感じたことや知ったことを,「講義の中だけの
こと」に留めないで,「講義の外でも」友達や家族との話題にするよう努めてください。そのような日
常生活の中での取り組みがあってこそ,本講義の効果は発揮されるのです。某テレビドラマ風に言えば,
「キャリアは講義室で起きてるんじゃない,現場(=あなたの日常生活)で起きているんだ!」です。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 大学 4 年間のキャリア形成①(本学で学ぶ意義を考える)
3 回 大学 4 年間のキャリア形成②(先輩の例を参考にして考える)
4 回 自己分析(現在の自分像を知る)
5 回 他己分析(他者から見た自分像を知る)
6 回 相互理解を深める(価値観の多様性を知る)
7 回 他者の考えを聴く(傾聴のコツを身につける)
8 回 自分の考えを伝える(自己表現のコツを身につける)
9 回 就職活動とキャリア形成①(就職活動の現状を知る)
10 回 就職活動とキャリア形成②(4 年生の先輩による座談会と質疑応答)
11 回 就職後のキャリア形成①(職業人としての生き方を考える)
12 回 就職後のキャリア形成②(卒業生ゲストによるミニ講演と質疑応答)
13 回 就職後のキャリア形成③(就職後のライフサイクルを考える)
47
14 回 ミニ目標の設定(提出)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン1a//石井
邦博/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義に,あなたはどのようなイメージを持っていますか?「キャリアデザイン?あぁ,就職につい
て何かやる授業?」と思っている人もいることでしょう。しかし,それは“半分正解”で“半分ハズレ”
です。ここで“半分正解”というのは,“たしかに本講義では就職のことも多く取り上げる”という意
味です。そして“半分ハズレ”というのは,“しかし本講義で取り上げるのはそれだけではない”とい
う意味です。
つまり,本講義は,もっと広い,
“職業生活も含めた人生全般の道のり”(これが,「キャリア」とい
う言葉の本来の意味合いなのです)について考えたり,それにかかわる知識情報について理解を深めた
りするためのものなのです。“人生全般”という意味では,あなたも生まれて以来,少なくとも既に 18
年以上のキャリアを歩んでいるといえます。あなたはどんな高校生活を送ってきましたか?家族や友達
とはどのようにつきあってきましたか?休日は何をしていましたか?部活は?趣味は?アルバイト
は?…それらの歩みの全てがあなたが今までに作ってきたキャリアなのです。あなたは,今までの自分
のキャリアが気に入っていますか?それとも気に入らないですか?また,それを続けていきたいです
か?それとも変えていきたいですか?
本講義は,あなたが充実した大学生活を送り,また,卒業後は一人前の社会人としてスムーズに第一
歩を踏み出すことができるように,それに必要な基礎的資質やスキルを養うことを目的としています。
そのために,本講義では,最初にあなたの“今”を見つめることからスタートし,大学 4 年間の過ごし
方や 3 年生後半以降の就職活動,そして就職後の長い人生(85 歳まで生きるとすると,なんと 65 年あ
ります!)にまで,考えるテーマを徐々に広げていきます。また,その際には,自分 1 人でじっくりと
考えることに加え,同じ学科で学ぶ仲間からもサポートを得られるように(そして,あなたも仲間をサ
ポートしてあげられるように)グループワークやゲームを行う予定です。さらに,授業の進行状況によ
っては,先輩によるミニ講演の実施やテレビドラマの DVD 鑑賞なども検討しています。
講義だからといって身構える必要はありません。リラックスして,自分と素直に向き合いつつ,周囲
の人の意見も聴いてみましょう。そして講義中に気づいたことや感じたこと,知ったことを,講義が終
わった後でも,友達や家族との話題にしてみてください。そんな一見小さなことの積み重ねも,“ちりも
積もれば山となる”で,あなたのより良いキャリア形成につながっていくのです。今のキャリアが気に
入っている人はますます気に入るキャリアになるように,今のキャリアが気に入らない人はもっと気に
入るキャリアになるように,ぜひ本講義でそのきっかけをつかんでください。
【学習到達目標】
①「キャリア」に関する基本的事項を理解している。
②コミュニケーションにおける「自己開示」や「傾聴」の重要性を理解し,それらの資質向上に向けて
努力することができる。
③「大学4年間のキャリア形成」について主体的な問題意識を持ち,それを解決のための行動につなげ
ることができる。
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【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。それだけでも見えてくる世界が変わりますよ
【事前準備学習】
上記の【講義概要】でも触れたように,本講義の中で感じたことや知ったことを,「講義の中だけの
こと」に留めないで,「講義の外でも」友達や家族との話題にするよう努めてください。そのような日
常生活の中での取り組みがあってこそ,本講義の効果は発揮されるのです。某テレビドラマ風に言えば,
「キャリアは講義室で起きてるんじゃない,現場(=あなたの日常生活)で起きているんだ!」です。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 大学 4 年間のキャリア形成①(本学で学ぶ意義を考える)
3 回 大学 4 年間のキャリア形成②(先輩の例を参考にして考える)
4 回 自己分析(現在の自分像を知る)
5 回 他己分析(他者から見た自分像を知る)
6 回 相互理解を深める(価値観の多様性を知る)
7 回 他者の考えを聴く(傾聴のコツを身につける)
8 回 自分の考えを伝える(自己表現のコツを身につける)
9 回 就職活動とキャリア形成①(就職活動の現状を知る)
10 回 就職活動とキャリア形成②(4 年生の先輩による座談会と質疑応答)
11 回 就職後のキャリア形成①(職業人としての生き方を考える)
12 回 就職後のキャリア形成②(卒業生ゲストによるミニ講演と質疑応答)
13 回 就職後のキャリア形成③(就職後のライフサイクルを考える)
14 回 ミニ目標の設定(提出)
15 回 総括および試験
49
キャリアデザイン1b//安藤
りか/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自分
の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,春学期
の「キャリアデザイン 1a」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づくステップ
として,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
50
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【参考書】
講義内で必要に応じて提示します。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン1b//伊藤
由美子/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,春学
期の「キャリアデザイン 1a」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づくステッ
51
プとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
52
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【参考書】
講義内で必要に応じて提示します。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン1b//山崎
直美/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,春学
期の「キャリアデザイン 1a」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づくステッ
プとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
53
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
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【参考書】
講義内で必要に応じて提示します。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン2a//江利川
良枝/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,201
2 年度の「キャリアデザイン 1a・1b」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づ
くステップとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
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は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
“一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求
めます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については,他の
受講生の学ぶ意欲を削ぐものであるため,厳しく指導します。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨みましょう。どうしても苦手な人は,せめて“ニコッと笑顔をみせる”“相手の
話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
56
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン2a//安藤
りか/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,201
2 年度の「キャリアデザイン 1a・1b」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づ
くステップとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
57
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
“一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求
めます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については,他の
受講生の学ぶ意欲を削ぐものであるため,厳しく指導します。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨みましょう。どうしても苦手な人は,せめて“ニコッと笑顔をみせる”“相手の
話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
58
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン2a//丹山
美香/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,201
2 年度の「キャリアデザイン 1a・1b」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づ
くステップとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
59
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
“一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求
めます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については,他の
受講生の学ぶ意欲を削ぐものであるため,厳しく指導します。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨みましょう。どうしても苦手な人は,せめて“ニコッと笑顔をみせる”“相手の
話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
60
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン2b//江利川
良枝/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,3 年次から始まる就職活動で求められる「筆記試験」および「面接・グループディスカッ
ション」にスムーズに対応できるための基礎的能力を養うことを目的としています。それらに関するよ
り実践的な内容は 3 年次の「キャリアデザイン 3a,3b」で学ぶことになっていますが,本講義はそこに
行く前のいわばウォーミングアップ編として,受講生同士のコミュニケーションを深めながら,なるべ
く楽しく進めていくことを予定しています。
「就職超氷河期」「就活ウツ」「ブラック企業」
「内定取り消し」等々,最近の大学生の就活をめぐっ
てはなんだか気が滅入ってしまうような言葉が付される場合が多々あります。あなたもテレビのニュー
スで「100 社に応募しましたが,全部落ちました」などと答えている就活生の映像を見たことがありま
せんか?そういうのを見て,「僕/私もあんなふうに就活で苦労するのかなぁ…」
,「就職できなかった
らどうしよう…」と早くも不安に思っている人もいるかもしれません。
例年,日本中で大学を卒業する学生は約 55 万人います。それに対して,国内の企業は約 420 万社。
非常に大雑把にいえば,卒業する大学生の 7 倍を上回る数の企業があるのですから,企業を選ばなけれ
ば,あなたもどこかには就職できるはずです。
しかし,あなたが「こんな仕事がしたい」,
「これぐらいのお給料がほしい」,
「こんな雰囲気の会社が
いい」,
「場所は○○がいい」…と思ったとき,就職の入り口はだんだん絞られてきます。つまり,あな
たが企業の「選抜」の対象になってくるということです。そして,その選抜のために,企業は筆記試験
(国語・数学中心)と面接&グループディスカッションを用いることが一般的です。あなたがどれだけ
魅力的な人物で,すぐれたスキルを持っていたとしても,とにかくこの 2 種を突破しなくては希望の仕
事に就ける可能性が減ってしまうのです。ちなみに,どうして企業がこれらの課題を就活生に課してい
るかというと,けっきょく,就職後に必要になるからです。たとえば,お釣りの計算もできない営業マ
ンから商品を買いたいと思うお客さんはいないでしょう?
文系学部が中心の本学では,筆記試験に数学があると聞いただけで“ビビってしまう”人が少なくあ
りません(もしかして,あなたもそうですか?)。でも,心配ご無用。
“備えあれば憂いなし”というで
はありませんか。オリンピック選手だっていきなり本番に臨むわけではなくて,その前の地道なトレー
ニングを重ねているのです。
さぁ,本講義で「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」対策の第一歩を踏み出してみま
しょう。国語・数学に苦手意識を持つ人の受講を歓迎します。
【学習到達目標】
①「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」で求められる能力を理解している。
61
②「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」に苦手意識を持つことなく取り組める。
③ チームの課題を達成するための個人の責任と役割の重要性を認識している。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜かず,積極的に取り
組んでください。
【評価方法】
①グループワークへの参加態度 50%,,②提出物(含:小テスト)50%を総合的に判断し評価します。
ただし,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(主体的なキャリア形成)
2 回 就職活動の基礎知識①(筆記テストの概要)
3 回 グループによるプレゼンテーション①(コミュニケーションゲーム&役割分担)
4 回 グループによるプレゼンテーション②(漢字・語句)
5 回 グループによるプレゼンテーション③(文章理解)
6 回 グループによるプレゼンテーション④(計算)
7 回 グループによるプレゼンテーション⑤(図形)
8 回 グループによるプレゼンテーション⑥(判断推理)
9 回 就職活動の基礎知識②(面接&グループディスカッションの概要)
10 回 自己分析
11 回 面接に必要なマナー
12 回 ロールプレイ(面接)
13 回 ロールプレイ(グループディスカッション)
14 回 ミニ目標の設定
15 回 総括
キャリアデザイン2b//安藤
りか/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,3 年次から始まる就職活動で求められる「筆記試験」および「面接・グループディスカッ
62
ション」にスムーズに対応できるための基礎的能力を養うことを目的としています。それらに関するよ
り実践的な内容は 3 年次の「キャリアデザイン 3a,3b」で学ぶことになっていますが,本講義はそこに
行く前のいわばウォーミングアップ編として,受講生同士のコミュニケーションを深めながら,なるべ
く楽しく進めていくことを予定しています。
「就職超氷河期」「就活ウツ」「ブラック企業」
「内定取り消し」等々,最近の大学生の就活をめぐっ
てはなんだか気が滅入ってしまうような言葉が付される場合が多々あります。あなたもテレビのニュー
スで「100 社に応募しましたが,全部落ちました」などと答えている就活生の映像を見たことがありま
せんか?そういうのを見て,「僕/私もあんなふうに就活で苦労するのかなぁ…」
,「就職できなかった
らどうしよう…」と早くも不安に思っている人もいるかもしれません。
例年,日本中で大学を卒業する学生は約 55 万人います。それに対して,国内の企業は約 420 万社。
非常に大雑把にいえば,卒業する大学生の 7 倍を上回る数の企業があるのですから,企業を選ばなけれ
ば,あなたもどこかには就職できるはずです。
しかし,あなたが「こんな仕事がしたい」,
「これぐらいのお給料がほしい」,
「こんな雰囲気の会社が
いい」,
「場所は○○がいい」…と思ったとき,就職の入り口はだんだん絞られてきます。つまり,あな
たが企業の「選抜」の対象になってくるということです。そして,その選抜のために,企業は筆記試験
(国語・数学中心)と面接&グループディスカッションを用いることが一般的です。あなたがどれだけ
魅力的な人物で,すぐれたスキルを持っていたとしても,とにかくこの 2 種を突破しなくては希望の仕
事に就ける可能性が減ってしまうのです。ちなみに,どうして企業がこれらの課題を就活生に課してい
るかというと,けっきょく,就職後に必要になるからです。たとえば,お釣りの計算もできない営業マ
ンから商品を買いたいと思うお客さんはいないでしょう?
文系学部が中心の本学では,筆記試験に数学があると聞いただけで“ビビってしまう”人が少なくあ
りません(もしかして,あなたもそうですか?)。でも,心配ご無用。
“備えあれば憂いなし”というで
はありませんか。オリンピック選手だっていきなり本番に臨むわけではなくて,その前の地道なトレー
ニングを重ねているのです。
さぁ,本講義で「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」対策の第一歩を踏み出してみま
しょう。国語・数学に苦手意識を持つ人の受講を歓迎します。
【学習到達目標】
①「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」で求められる能力を理解している。
②「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」に苦手意識を持つことなく取り組める。
③ チームの課題を達成するための個人の責任と役割の重要性を認識している。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
63
【事前準備学習】
グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜かず,積極的に取り
組んでください。
【評価方法】
①グループワークへの参加態度 50%,,②提出物(含:小テスト)50%を総合的に判断し評価します。
ただし,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(主体的なキャリア形成)
2 回 就職活動の基礎知識①(筆記テストの概要)
3 回 グループによるプレゼンテーション①(コミュニケーションゲーム&役割分担)
4 回 グループによるプレゼンテーション②(漢字・語句)
5 回 グループによるプレゼンテーション③(文章理解)
6 回 グループによるプレゼンテーション④(計算)
7 回 グループによるプレゼンテーション⑤(図形)
8 回 グループによるプレゼンテーション⑥(判断推理)
9 回 就職活動の基礎知識②(面接&グループディスカッションの概要)
10 回 自己分析
11 回 面接に必要なマナー
12 回 ロールプレイ(面接)
13 回 ロールプレイ(グループディスカッション)
14 回 ミニ目標の設定
15 回 総括
キャリアデザイン2b//丹山
美香/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,3 年次から始まる就職活動で求められる「筆記試験」および「面接・グループディスカッ
ション」にスムーズに対応できるための基礎的能力を養うことを目的としています。それらに関するよ
り実践的な内容は 3 年次の「キャリアデザイン 3a,3b」で学ぶことになっていますが,本講義はそこに
行く前のいわばウォーミングアップ編として,受講生同士のコミュニケーションを深めながら,なるべ
く楽しく進めていくことを予定しています。
「就職超氷河期」「就活ウツ」「ブラック企業」
「内定取り消し」等々,最近の大学生の就活をめぐっ
てはなんだか気が滅入ってしまうような言葉が付される場合が多々あります。あなたもテレビのニュー
スで「100 社に応募しましたが,全部落ちました」などと答えている就活生の映像を見たことがありま
せんか?そういうのを見て,「僕/私もあんなふうに就活で苦労するのかなぁ…」
,「就職できなかった
らどうしよう…」と早くも不安に思っている人もいるかもしれません。
例年,日本中で大学を卒業する学生は約 55 万人います。それに対して,国内の企業は約 420 万社。
非常に大雑把にいえば,卒業する大学生の 7 倍を上回る数の企業があるのですから,企業を選ばなけれ
ば,あなたもどこかには就職できるはずです。
しかし,あなたが「こんな仕事がしたい」,
「これぐらいのお給料がほしい」,
「こんな雰囲気の会社が
64
いい」,
「場所は○○がいい」…と思ったとき,就職の入り口はだんだん絞られてきます。つまり,あな
たが企業の「選抜」の対象になってくるということです。そして,その選抜のために,企業は筆記試験
(国語・数学中心)と面接&グループディスカッションを用いることが一般的です。あなたがどれだけ
魅力的な人物で,すぐれたスキルを持っていたとしても,とにかくこの 2 種を突破しなくては希望の仕
事に就ける可能性が減ってしまうのです。ちなみに,どうして企業がこれらの課題を就活生に課してい
るかというと,けっきょく,就職後に必要になるからです。たとえば,お釣りの計算もできない営業マ
ンから商品を買いたいと思うお客さんはいないでしょう?
文系学部が中心の本学では,筆記試験に数学があると聞いただけで“ビビってしまう”人が少なくあ
りません(もしかして,あなたもそうですか?)。でも,心配ご無用。
“備えあれば憂いなし”というで
はありませんか。オリンピック選手だっていきなり本番に臨むわけではなくて,その前の地道なトレー
ニングを重ねているのです。
さぁ,本講義で「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」対策の第一歩を踏み出してみま
しょう。国語・数学に苦手意識を持つ人の受講を歓迎します。
【学習到達目標】
①「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」で求められる能力を理解している。
②「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」に苦手意識を持つことなく取り組める。
③ チームの課題を達成するための個人の責任と役割の重要性を認識している。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜かず,積極的に取り
組んでください。グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜か
ず,積極的に取り組んでください。
【評価方法】
①グループワークへの参加態度 50%,,②提出物(含:小テスト)50%を総合的に判断し評価します。
ただし,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
65
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(主体的なキャリア形成)
2 回 就職活動の基礎知識①(筆記テストの概要)
3 回 グループによるプレゼンテーション①(コミュニケーションゲーム&役割分担)
4 回 グループによるプレゼンテーション②(漢字・語句)
5 回 グループによるプレゼンテーション③(文章理解)
6 回 グループによるプレゼンテーション④(計算)
7 回 グループによるプレゼンテーション⑤(図形)
8 回 グループによるプレゼンテーション⑥(判断推理)
9 回 就職活動の基礎知識②(面接&グループディスカッションの概要)
10 回 自己分析
11 回 面接に必要なマナー
12 回 ロールプレイ(面接)
13 回 ロールプレイ(グループディスカッション)
14 回 ミニ目標の設定
15 回 総括
ボランティア学//水野他
(1)/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、ボランティアを実践だけでなく、活動そのものを様々な学術的観点から捉えての評価や議論が活
発となってきている。
そこで、本授業は、まずキリスト教学の視点からボランティアを捉えるとともに、社会学や経済学か
らのアプローチを学び、ボランティア活動の学術的な意義を理解することを目的とする。
また、
「福祉」だけではなく、
「国際交流」
「環境」
「まちづくり」など各分野を横断的にとらえ、他者
への理解、社会への関心を深めるとともに、それぞれの分野で活躍されているボランティアリーダーの
方々をゲストとして迎え、ボランティアの学び方・楽しみ方について学習する機会も持つ。
【学習到達目標】
ボランティアをさまざまな学術的視点から学ぶと共に、ボランティア実践者の生の声から、ボランティ
ア活動から得る、気づき・学びについて体感する。
【履修上の注意】
毎授業中に小テストを実施するが、範囲は、当日のほかに前回までの授業内容を含んでいます。復習を
必ずしておくこと。
【事前準備学習】
毎授業中に小テストを実施するが、範囲は、当日のほかに前回までの授業内容を含んでいます。復習を
必ずしておくこと。
【評価方法】
小テスト(30%)、定期テスト(70%)の総合評価
66
【講義テーマ】
1 回 ボランティア学を学ぶ前に(水野)
2 回 キリスト教学とボランティア(葛井)
3 回 キリスト教学と善きサマリア人(葛井)
4 回 ボランティア理論-ボランティアの理念と歴史-(水野)
5 回 ボランティア理論-ボランティアの意義・目的-(水野)
6 回 ボランティア理論-非営利組織・NPO-(水野)
7 回 ボランティア理論-日本のNPO施策-(水野)
8 回 ボランティア理論-社会的企業-(水野)
9 回 ボランティア理論-ボランティアの活性化-(水野)
10 回 実践から学ぶボランティア-国際交流分野から-(水野)
11 回 実践から学ぶボランティア-環境分野から-(水野)
12 回 実践から学ぶボランティア-福祉分野から-(水野)
13 回 実践から学ぶボランティア-名学大の事例から-(水野)
14 回 ボランティアの新たな展開-NPO・社会起業家-(水野)
15 回 授業総括および試験
ボランティア演習//水野他
(2)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ボランティアなどの公共的な社会活動に参加し、体験を通じて人間関係のあり方を学ぶとともに、社会
に対する関心と人間関係形成に不可欠なルール意識を高め、社会の担い手側の視点を育むことを目的と
する。
この授業は、事前学習、中間学習、事後学習、実習(研修も含む)とからなる。
2013 年度は、特に、本学教育学習センター、学習支援センターと連携し、ピアサポート(学生同士で
の支援活動)の担い手育成を主目的とする。
【学習到達目標】
学習・実習を通じて、他者理解、社会への関心を深める。
ピアサポーターの任務と倫理を理解し、ピアサポーター個人の適性を高め、他のピアサポーターと連帯
する態度や技能など
ピアサポーターとしての基礎的な自薦能力を身につける。
【履修上の注意】
最初の講義で、ガイダンスの上、履修の意思を確認の上、受講者を決定します。
欠席した場合はこの授業を履修きなくなる場合があります。絶対に休まないように。
通常の講義の他に、ボランティア実習期間(合計 20 時間以上)があります。
無断欠席は厳禁であり、やむを得ない欠席の場合は、個別で補講あるいはレポートを課す場合がありま
す。
また、授業の性格上受講者を 30 名以下に限定します。
67
【事前準備学習】
前回までの復習や授業内で紹介する書籍・URL について予習をしておくことが望ましい。
【評価方法】
授業態度、実習での評価、実習レポート、成果報告会で発表内容の総合評価。試験は行わない。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーションおよび受講者の決定
2 回 ピササポート概論
3 回 講義&ワークショップ:キリスト教とピアサポート
4 回 ワークショップ:自己理解
5 回 ワークショップ:聞く練習
6 回 ワークショップ:対立の解消
7 回 ワークショップ:問題解決
8 回 ワークショップ:自己防衛
9 回 本学の学生支援の状況と課題
10 回 実習計画書の作成
11 回 実習に向けての事前指導
12 回 中間指導
13 回 成果発表会に向けて
14 回 成果発表会
15 回 事後指導
インターンシップ1//十名
直喜/集春(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
68
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを磨き、徹底遵守を日々心がける。
【事前準備学習】
業界・企業の事前調査を行っておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
インターンシップ1//十名
直喜/集秋(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
69
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを身に付け、励行できるようしておく。
【事前準備学習】
希望する産業・企業の研究を進めておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
70
インターンシップ2//十名
直喜/集春(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを磨き、徹底遵守を日々心がける。
【事前準備学習】
業界・企業の事前調査を行っておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
71
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
企業実習7:インターンシップ先での業務実習
企業実習8:インターンシップ先での業務実習
企業実習9:インターンシップ先での業務実習
企業実習10:インターンシップ先での業務実習
事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
インターンシップ2//十名
直喜/集秋(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを身に付け、励行できるようしておく。
【事前準備学習】
希望する産業・企業の研究を進めておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
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3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
哲学//持田
辰郎/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
主に初めて哲学を学ぶひとのために哲学の諸問題と基礎知識を説明します。具体的には、
「哲学とは
何か」、
「形而上学とは何か」、
「個と普遍の問題」、
「確かさとは何か」という4つのテーマにそって、そ
れぞれ代表的な哲学者の意見の紹介を交えながら説明します。
まずは最初の3回で、私たちの知識や行動基準の「基礎を問うこと」の意味を考えます。私たちの日々
の行動や判断も、意識はしなくてもそれに基づいているはずです。そこでの焦点は「ものの世界」を越
えた「何か」ですが、そのことを第4回から第6回の授業で考えていきます。それによって、人間のあ
り方の図式が見えてきます。第7回から第10回では、真理をどこに求めるのか--こころの中か、世
界の現れか、はたまた「神」か--という問題を、過去の哲学者たちの考えを分類整理しながら紹介し
ます。第11回以降は、以上の議論を踏まえながら、とりわけ現代に生きる私たちの問題を取り上げま
す。「進歩」の意味をも考えていきます。
【学習到達目標】
私たちの日頃の何げない思考、行動、判断の中にも、
「良さ」、価値を求める人間の構造が隠されてい
ます。この授業は、普段明確には意識していない、その構造を意識化することを目標とします。また、
そのようなことを考えることによって、思考の柔軟性を身につけることをも目的としています。
【履修上の注意】
特にありません。
【事前準備学習】
特にありません。これまで哲学について何も知らなくてもかまいませんが、それだけ授業自体が勝負で
す。
【教科書】
必要なものはすべてプリントで配付します。
73
【評価方法】
各回の授業の最後20分間で、その回の授業内容のレポートを提出してもらいます。一回の授業につき
8点満点、学期最後の試験を25点満点とし、すべて加算して60点以上C、70点以上B等々と評価
します。細部については第1回授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 成績評価方法、哲学という言葉
2 回 知識の基礎を問うこと
3 回 考えるときの「枠組み」
4 回 形而上学とは何か/論理実証主義
5 回 ブーバーより..
.「超越」を考えること
6 回 カントとパスカル.
..中間者としての人間
7 回 個と普遍の問題/プラトンのイデア論..
.言葉の限界と「イデア」
8 回 アリストテレスの「質料形相論」.
..ものの世界と「目的」
9 回 ソフィスト vs ソクラテス...倫理に普遍性があるか
10 回 神を語る言葉
11 回 確かさとは何か/見ることと言葉
12 回 「進歩」とは何か
13 回 自由と価値
14 回 まとめ
15 回 まとめおよび試験
哲学史//持田
辰郎/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
哲学を学ぶこととは単に「哲学史の知識を知る」ことではないのですが、「哲学する」ことを学ぶに
は、哲学史上の知識は必要です。この授業では、中世以降の西洋哲学史の流れに即し、各時代の主要な
哲学者、著作、そこでの主な問題、使われている諸概念等をできるだけ整理して紹介します。とりわけ、
各時代に特徴的な問題については、現代的に問い直して紹介したいと思います。そこでの主要な問題は
「宗教的なものの見方」と「科学的なものの見方」です。それぞれ、私たちの世界の見方、人間の捉え
方の一つです。その考察を通じて、自分で考える訓練をおこない、ひいては考え方そのものの多様性を
理解していただきたいと思います。
【学習到達目標】
哲学史の基礎知識を習得するとともに、多様な議論を理解することを通じて、思考の柔軟性を養うこと
を目標とする。
【履修上の注意】
特にありません。
【事前準備学習】
特にありません。これまで哲学について何も知らなくてもかまいませんが、それだけ授業自体が勝負で
す。
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【教科書】
必要なものはすべてプリントで配付します。
【評価方法】
各回の授業の最後20分間で、その回の授業内容のレポートを提出してもらいます。一回の授業につき
8点満点、学期最後の試験を25点満点とし、すべて加算して60点以上C、70点以上B等々と評価
します。細部については第1回授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 成績評価方法、宗教と哲学
2 回 中世哲学の流れと初期教父時代の論争
3 回 アウグスチヌスと新プラトン主義
4 回 悪の問題
5 回 神の存在証明
6 回 神学とは何か
7 回 目的論的自然学
8 回 デカルトの懐疑
9 回 コギトと物体
10 回 心身問題
11 回 近代における心身問題の展開
12 回 本有観念の問題
13 回 カント
14 回 まとめ
15 回 まとめと試験
日本文学//早川
厚一/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
治承から元暦にかけて戦われた源平合戦の前哨戦ともなった保元物語を扱う。皇位継承に絡んだ戦い
であったが、親子・兄弟があい分かれて戦うこととなる。皇室内では、実の兄弟の崇徳院と後白河天皇
が、藤原摂関家の内では、藤原忠実・頼長父子が、長男の忠通と対立し、平家は清盛と叔父忠正が、源
氏は源義朝と、その父為義と残りの兄弟が対立しというように、誠に不思議な戦いでもあった。前半は、
源為朝の奮戦ぶりが中心となろう。当時の武士、合戦の仕方、武器等多方面にわたり講義することとな
ろう。軍記物語は、また女・子供の文学でもあった。物語の後半で、崇徳院方についた為義は、後白河
天皇方についた嫡男義朝の手により斬首される。さらに義朝は、後白河天皇の命令により、幼い四人の
弟達を殺すこととなる。それらの死を、為義や四人の子供たちはどのように迎えようとしたのか。さら
に彼等の死を聞いた妻であり母である為義の北の方はどうしたのか。具体的に読み進めて行きたい。
【学習到達目標】
当時の文化・人々の考え等に思いを馳せ、作品を理解できるようになることを目指す。
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【履修上の注意】
出席と毎回の小テストを重視します。その代わりに、学期末のテストとレポートはありません。欠席が
5回となったら失格となります。
【事前準備学習】
一つの作品を一年通して読んでいきますから、前回の内容を簡単におさらいしてください。授業の始
めに、前回の話のまとめを話しますから、自分がどの程度理解できているかを確認してください。
【教科書】
『『京図本保元物語』』 早川厚一他 和泉書院
【参考書】
図書館の指定図書コーナーに関連図書があります。
【評価方法】
毎回行う小テスト 50%と、 平常点 50%の総合評価です。具体的には、第一回目の授業で話しますから、
必ず出席すること。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション・保元の乱について
2 回 保元物語概説・小テスト
3 回 合戦前哨戦「官軍手分けの事」
・小テスト
4 回 鎮西八郎為朝登場・小テスト
5 回 軍評定の事・小テスト
6 回 伊藤五・六、為朝に果敢に挑む・小テスト
7 回 為朝を恐れ、清盛退却・小テスト
8 回 小山田小三郎是行、為朝に果敢に挑む・小テスト
9 回 為朝に鎌田政清果敢に挑む・小テスト
10 回 大将同士の戦い、為朝対兄義朝との戦い・小テスト
11 回 為朝に大庭景能・金子家忠果敢に挑む・小テスト
12 回 崇徳院・左大臣頼長都落ちの事・小テスト
13 回 為義降参の事・小テスト
14 回 為義最期の事①・小テスト
15 回 これまでのまとめ
日本文学史//早川
厚一/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
治承から元暦にかけて戦われた源平合戦の前哨戦ともなった保元物語を扱う。皇位継承に絡んだ戦い
であったが、親子・兄弟があい分かれて戦うこととなる。皇室内では、実の兄弟の崇徳院と後白河天皇
が、藤原摂関家の内では、藤原忠実・頼長父子が、長男の忠通と対立し、平家は清盛と叔父忠正が、源
氏は源義朝と、その父為義と残りの兄弟が対立しというように、誠に不思議な戦いでもあった。前半は、
源為朝の奮戦ぶりが中心となろう。当時の武士、合戦の仕方、武器等多方面にわたり講義することとな
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ろう。軍記物語は、また女・子供の文学でもあった。物語の後半で、崇徳院方についた為義は、後白河
天皇方についた嫡男義朝の手により斬首される。さらに義朝は、後白河天皇の命令により、幼い四人の
弟達を殺すこととなる。それらの死を、為義や四人の子供たちはどのように迎えようとしたのか。さら
に彼等の死を聞いた妻であり母である為義の北の方はどうしたのか。具体的に読み進めて行きたい。
【学習到達目標】
当時の文化・人々の考え等に思いを馳せ、作品を理解できるようになることを目指す。
【履修上の注意】
出席と毎回の小テストを重視します。その代わりに、学期末のテストとレポートはありません。欠席が
5回となったら失格となります。
【事前準備学習】
一つの作品を一年通して読んでいきますから、前回の内容を簡単におさらいしてください。授業の始
めに、前回の話のまとめを話しますから、自分がどの程度理解できているかを確認してください。
【教科書】
『『京図本保元物語』』 早川厚一他 和泉書院
【参考書】
図書館の指定図書コーナーに関連図書があります。
【評価方法】
毎回行う小テスト 50%と、 平常点 50%の総合評価です。具体的には、第一回目の授業で話しますから、
必ず出席すること。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション・保元物語概説
2 回 武士はなぜ戦うのか・小テスト
3 回 為義最期の事②・小テスト
4 回 為義最期の事③、義朝の弟達最期・小テスト
5 回 義朝、幼少の弟たちを殺す事①・小テスト
6 回 義朝、幼少の弟たちを殺す事②・小テスト
7 回 為義の北の方自害の事・小テスト
8 回 左大臣頼長の死骸実検の事・小テスト
9 回 崇徳院崩御の事・小テスト
10 回 為朝鬼ヶ島に渡る事・小テスト
11 回 平家物語、清盛死去の場面を読む・小テスト
12 回 平家物語宇治川先陣を読む・小テスト
13 回 平家物語那須与一を読む・小テスト
14 回 平曲「宇治川先陣」を聴く・小テスト
15 回 これまでのまとめ
77
心理学概論//谷口
篤/春A(金 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
みなさんは、テレビや雑誌などに取り上げられる「心理テスト」が「心理学」という学問と思っている
かもしれない。心理学は人の心を読んだり、人の心を繰ったりする事が出来ると思っているかもしれな
い。しかし、それは科学としての心理学とはほど遠いものである。心理学は文字通り心の学問である。
しかし、心理学以外の人文科学も「人間とは何か」を追求する学問であり、それぞれが独自のアプロー
チで人間の心に迫ろうとしている。科学としての現代心理学ワールドへみなさんを案内していきたい。
科学的な人間理解の方法に迫ろうとするのが心理学である。随時、簡単な実験・調査を自ら体験しなが
ら、現代心理学のおもしろさを実感してもらえればと思う。その体験の中から、心理学における科学的
な人間理解の方法、考え方を学び、人間理解をより深めてもらいたい。
【学習到達目標】
1.科学的な心の見方がわかる。
2.心理学の研究方法の基礎がわかる。
3.人間の知覚の仕組みと特徴を知る。
4.人間の学習や理解の仕組みがわかる。
5.人間の性格や人間関係の基礎的な見方を理解できる。
【履修上の注意】
コンピュータを使うことが多いので、パソコンを持ってくるように。
出席など平常点も評価に加味されます。欠席しないようにしてください。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次の時間の予告をしますので、テキストの該当箇所を読んでくるようにしてくださ
い。
【教科書】
『スーパーエッセンス心理学』 石田潤・谷口篤
【評価方法】
学期末テスト 75% +
編集 北大路書房 2004 年
平常点 25%で評価する。
【講義テーマ】
1 回 導入 心理学とは
2 回 心理学の研究方法
3 回 知覚心理学1 視覚の仕組み
4 回 知覚心理学2 錯視の特徴と仕組み
5 回 認知心理学1 記憶とは何か
6 回 認知心理学2 記憶の仕組み
7 回 認知心理学3 思考について
8 回 認知心理学4 思考にのエラー
9 回 性格心理学1 性格の理論
10 回 性格心理学2 性格検査
11 回 知能の心理学1 知能の理論
78
12
13
14
15
回
回
回
回
知能の心理学2 知能テスト
社会心理学1 人間関係
社会心理学2 印象
まとめ
心理学概論//谷口
篤/秋A(金 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
みなさんは、テレビや雑誌などに取り上げられる「心理テスト」が「心理学」という学問と思っている
かもしれない。心理学は人の心を読んだり、人の心を繰ったりする事が出来ると思っているかもしれな
い。しかし、それは科学としての心理学とはほど遠いものである。心理学は文字通り心の学問である。
しかし、心理学以外の人文科学も「人間とは何か」を追求する学問であり、それぞれが独自のアプロー
チで人間の心に迫ろうとしている。科学としての現代心理学ワールドへみなさんを案内していきたい。
科学的な人間理解の方法に迫ろうとするのが心理学である。随時、簡単な実験・調査を自ら体験しなが
ら、現代心理学のおもしろさを実感してもらいればと思う。その体験の中から、心理学における科学的
な人間理解の方法、考え方を学び、人間理解をより深めてもらいたい。
【学習到達目標】
1.科学的な心の見方がわかる。
2.心理学の研究方法の基礎がわかる。
3.人間の知覚の仕組みと特徴を知る。
4.人間の学習や理解の仕組みがわかる。
5.人間の性格や人間関係の基礎的な見方を理解できる。
【履修上の注意】
コンピュータを使うことが多いので、パソコンを持ってくるように。
出席など平常点も評価に加味されます。欠席しないようにしてください。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次の時間の予告をしますので、テキストの該当箇所を読んでくるようにしてくださ
い。
【教科書】
『スーパーエッセンス心理学』 石田潤・谷口篤
【評価方法】
学期末テスト 75% +
編集 北大路書房 2004 年
平常点 25%で評価する。
【講義テーマ】
1 回 導入 心理学とは
2 回 心理学の研究方法
3 回 知覚心理学1 視覚の仕組み
4 回 知覚心理学2 錯視の特徴と仕組み
79
5 回 認知心理学1 記憶とは何か
6 回 認知心理学2 記憶の仕組み
7 回 認知心理学3 思考について
8 回 認知心理学4 思考にのエラー
9 回 性格心理学1 性格の理論
10 回 性格心理学2 性格検査
11 回 知能の心理学1 知能の理論
12 回 知能の心理学2 知能テスト
13 回 社会心理学1 人間関係
14 回 社会心理学2 印象
15 回 まとめ
心理学概論//加藤
智宏/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
人に限らず、生き物には意識があります。この意識というものはなかなか形になって見えてきません。
その意識を何とかして目に見える形にしようとしているものが心理学です。
最近では、凶悪犯罪の増加や低年齢化がテレビや新聞などで騒がれています。その原因を探る上で、
心理学がしばしば登場してきます。犯罪と人の心の関係を探ることで動機を知ることや、今後の防犯活
動に役立てようとしているのでしょう。また癒しブームに見られるように、心の安らぎも心理学の研究
対象として必要なものになってきました。カウンセリングも徐々に社会に浸透し、学校や企業の中でも
専門部署を配置するようになって来ました。現代社会では、心理学というものが「心」「意識」への問
題を通じて関心をもたれるようになってきたのです。ただ先にも書きましたが、
「心」
「意識」というも
のを、手の平ですくいあげることはできません。そのため心理学では様々な手法を用いて「意識とはな
んなのか」「心とはなんなのか」を客観的に見つめていこうとしています。
上に述べた犯罪や心の癒しとの関わりだけでなく、心理学では意識を色々な角度から探ってきました。
目に見えないものを扱いながら、その方法は科学的な見地に基づいたものです。主観的な見解を排除し
客観的に意識というものを考えていくために物理学的な方法を用いて研究が進められています。
この講義では、これまで心理学で研究されてきた様々な成果を、出来る限り身近な事例を用い解読し
ていく予定です。
キーワードとして、知覚、認知、記憶、学習、社会、環境、発達、臨床、犯罪などを対象とした講義
を予定しています。
【学習到達目標】
日常生活の出来事に対して、心理学的な見方を取り入れていくことを目標とします。
【履修上の注意】
毎回配布するプリントを元に授業を進めていきます。
【事前準備学習】
特にありません。
一回ごとの授業に集中してください。
80
【教科書】
毎回資料を配布します。
【参考書】
特に指定しません。
希望があれば紹介します。
【評価方法】
期末に行う試験によって判断します。
【講義テーマ】
1 回 心理学の成り立ち
2 回 知覚の不思議 ~錯視と恒常性~
3 回 ゲシュタルト心理学 ~要素と全体~
4 回 学習と記憶
5 回 忘却と変容
6 回 発達心理学 ~ピアジェとエリクソン~
7 回 右脳と左脳
8 回 防衛機制と神経症
9 回 無意識とは?
10 回 心理療法
11 回 心理テスト
12 回 社会心理学 ~個人と集団~
13 回 応用心理学の紹介 ~犯罪心理学~
14 回 応用心理学の紹介 ~環境心理学~
15 回 総括
現代日本文化論//小松
照幸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代日本文化論の課題は、
(1)現代日本社会システムの特徴
(2)日本人の社会・文化的行動の理解です。
特に、グローバリゼーションの影響による日本人的思考と行動の背景にある
伝統的文化と価値観の変容を研究します。
①
社会システムの特性
分析視点としては
ー
社会学的視点
81
②
思考と行動の日本文化的特性
③
日本と幾つかの国々との文化比較
ー
-
比較文化心理的視点
比較文化的視点
【学習到達目標】
学習到達目標は
1.現代日本の社会システムの概要(政治、経済、社会、文化、宗教システムなど)を理解
すること
2.日本人の伝統的価値観と行動様式を説明できること
3.グローバリゼーションが、日本人の価値観と行動様式に及ぼす影響と多文化共生の課
題を理解すること
4.学習成果として最低、「講義記録」15ページ以上、「考察」4ページ以上 「研究報告書」
4ページ以上作成すること。
【履修上の注意】
1.「私語」は深刻な授業妨害であり、公式注意2回で成績は不可とする
2. 成績評価の対象は最低「講義記録」15 ページ以上、「考察」4ページ以上、そして
「研究報告書」
4ページ以上である
3.「講義記録」は毎週パソコン持参で作成すること(毎週)
4.「講義記録」の取り方は、①本日のテーマ②講義の要点③理解したこと④不明なこと
ー についてまとめること。
5.「考察」①授業後に調査研究し自分のことばでまとめたこと。調査対象は、授業で理
解出来なかった言葉、概念、論理、理論など。及び、より深い理解の為の調査研究
内容。
6.調査資料としては、図書館資料、インターネット検索、新聞、テレビなどの映像資料も
利用すること。
7.尚、ネット検索などで、他人の文章をまる写しした「研究報告」は「不可」とする。
8.「研究報告書」は、毎週の「考察」をまとめたものか、あるいは、新規の研究テーマの
調査研究成果とすること。その場合は、研究テーマに関する先生の許可を得ること。
9.この講義では、学ぶ気概(予習、復習)の無いものは成績評価は不可となる!
【事前準備学習】
1. 毎週の学習テーマの予習をして、授業に臨むこと。
2.
授業中は、講義内容をしっかり理解して「パソコン」で、分かり易い講義記録を作成
すること。 講義の内容で分からなかった「ことば」「概念」
「理論」についても、毎回
必ず記録しておくこと。
3.
講義の後、講義内容について解らなかったことを、必ず調査して「考察」に、その調
査結果と理解したことを、自分の言葉で書いておくこと。
4.
毎週の授業内容の理解程度が、合格、不合格の結果に直結するので、予習と復習
をしない者は、「不合格」になる可能性が高い。
82
【教科書】
テキスト、配布資料を用意します。
【参考書】
1. 独自に作成した、教科書に該当する「冊子」を配布します。
2. 「冊子」の作成代金として実費を徴収する予定です。冊子代金は 1000 円の予定
3. 受講生は、この「冊子」を必ず購入すること。
4. 「冊子」は、第 2 週以降に、授業で配布する予定です。
【評価方法】
1 「講義記録」ページ数と内容
2 「考察」ページ数と内容
3.「研究報告書」ページ数と内容
3 授業参加(態)度(発言など)
(20%)
(20%)
(50%)
(10%)
【講義テーマ】
1 回 講義案内1: 課題、宿題、試験
2 回 講義案内2: 講義記録、研究報告書の作成方法
3 回 日本研究とは何か:比較文化研究の視点
4 回 社会・文化・文化比較の意味
5 回 日本人論の検証:思考と行動の文化的特性
6 回 日本人論の検証:言語文化的特性
7 回 戦後の日本研究の略史
8 回 戦後の日本研究:多様な研究課題と視点
9 回 現代日本文化:主要な文化現象について
10 回 日本の教育文化:日米文化比較による構造特性
11 回 中間試験:講義記録、研究報告書の作成方法、CCSで提出
12 回 日本の教育文化:日米文化比較による価値観の相違
13 回 日本の家族文化:日米文化比較による基本概念の検証
14 回 日本の家族文化:日米文化比較による課題
15 回 日本人論、日本社会論:今後の展望
比較文化入門//小松
照幸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
文化、社会、文化比較、自己理解、他者理解、自文化理解、異・他文化理解
比較文化とは、何と何を比較するのでしょうか?また、比較することにどんな意味と重要性があるの
でしょうか?この言葉を聞いて、皆さんがまず頭に浮かべるのは、西洋とアジア、日本とアメリカ、イ
ギリス、中国といったようなイメージでしょう。
83
確かに文化という概念は、あまりに茫洋としていて、比較対象となる具体的な文化事象はなかなか思
い浮かばないでしょう。現在、日本の大学では比較文化の講義が広く開講されていますが、講義の内容
は随分とまちまちです。その理由は、この分野の研究が新しい分野でひじょうに学際的(いろいろ学問
的アプローチが必要)な領域であり、政治学や経済学あるいは法学のように体系化できていないことに
よります。
比較文化研究の重要性は、世界がグローバリゼーション(国際化)の中にあり、われわれの無知により、
さまざまな人種的、社会的偏見から憎しみや殺人への道(戦争)に進むことから、なんとか共に生きる道
(共生)を探ることにあります。
この講義では、社会的価値観と社会的システムの文化的在り方の学習を通して、受講生が
(1) 「自己理解」 - 自分自身の価値観や行動パターンを知る
(2) 「他者理解」 - 対人関係における適切な距離感の学習
(3) 「自文化理解=日本の社会と文化」 - 社会と文化の構造を知る
(4) 「他・異文化理解」 ー 受講生が気を付けなければならないのは、異文化は必ずしも外国文
化だけに存在するわけで
はなく、われわれの心の中や日本文化の中にも存在するのです。究極の異文化は、自己自身であるとも
いえるでしょう。
この講義で具体的に扱うテーマは、皆さんの日常生活と密接に関わりのある家族文化、教育文化、文化
的価値観などを取り上げ、日本人的社会行動と社会システムが、異文化とどう相違するかについて比較
検討を加え、それらの望ましい方向をともに考えます。
【学習到達目標】
1. 「講義記録」
-
-
2.
「考察」
3.
「研究報告書」
4.
「授業での発言力」
講義要点の記録作成。(最低15ページ以上)
毎週、授業で分からなかったこと[ことば、理論、概念、文化論)の調査研
究成果としての「考察」。 (最低4ページ以上)
「考察」などを利用した調査研究の成果。
-
(最低4ページ以上)
建設的発言とその質的内容。 人前(クラス)で、堂々と自分
の意見が言えるようになること。
【履修上の注意】
1.「私語」は深刻な授業妨害であり、公式注意2回で成績は不可とする
2. 成績評価の対象は「講義記録」15 ページ以上と「研究報告書」4ページ以上である
3.「講義記録」は毎週パソコン持参で作成すること(毎週)
4.「講義記録」の形式は、①本日のテーマ②講義の要点③理解したこと④不明なこと
⑤授業後に調査研究し、自分のことばでまとめた「考察」
5.調査資料としては、図書館資料、インターネット検索、新聞、テレビなどの映像資料
も利用し、「考察」は自分で考え、自分の言葉でまとめること。ネット検索などで、
他人の文章をまる写しした「研究報告」は「不可」とする。
6.「研究報告書」は、毎週の「考察」をまとめたものか、あるいは、新規の研究テーマ
の調査研究成果とすること。
84
7.この講義では、学ぶ気概(予習、復習)の無いものは受講資格が無い!
【事前準備学習】
1. 毎週、パソコンを持参して「講義記録」作成の準備をしてくること
2.
毎週、予習と復習をすること。
3.
前回の講義で分からなかったことは、必ず、調査研究すること。
4.
成績評価の対象である、「3つの課題・宿題」のため、パソコンに
それぞれの回答・解釈を「ノート」に整理して、期末の成績評価の
準備を毎週しておくこと。
【教科書】
主教材は、授業で配布するプリントと図書館の指定図書です。
【参考書】
1. 教科書に該当する「冊子」を配布します。
2.
教科書用「冊子」は、実費代として、1000 円徴収する予定です。(教室で徴収予定)
3.
「冊子」配布は、新学期の授業開始後、2~3週間後の予定。
【評価方法】
1.講義記録
20%
2.考察
20%
3.研究報告書
50%
4.授業への参加度
10%
(発言と内容、出席など)
【講義テーマ】
1 回 受講の案内:課題、宿題、成績評価、学習方法
2 回 受講の案内:A.補足説明、講義記録、研究報告書 B.文化とは?文化比較の意味・目的、
3 回 世界の現状理解:グローバリゼーションと社会・文化との関係
4 回 文化と自己理解:自己とライフサイクル、無知・偏見・差別の意味
5 回 文化と心の関係性とは?文化と自己理解:文化と文明、人間心理と心の構造、アイデンティテイ
ー
6 回 文化と他者理解:文化の構造、自己と他者、タイポロジー
7 回 自文化理解:文化比較の前提としての日本社会・文化の理解
8 回 自文化理解:文化心理とは?日本人らしさとは?
9 回 中間試験:講義記録、研究報告書の作成方法、CCSで提出
10 回 自文化理解:日本文化論とは?社会と文化の理解
11 回 異文化理解:異文化・多文化とは?類似性と相違性の見方
12 回 異文化理解:日米文化比較、社会構造の相違点
85
13 回 異文化理解:教育文化比較
14 回 異文化理解:家族文化比較
15 回 期末試験:講義記録、研究報告書をCCSで提出
多文化共生論//増田
あゆみ/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、世界の多文化社会(さまざまな文化的背景をもつ人々が、一緒に生きる社会)で、人々は、
どのように生きてきたのかを、見ていくなかで、今の日本社会の中の多文化化を考えてみたいと思いま
す。
世界の移民国家や多民族国家の多文化共生に向けての試み、世界中で散在して生きる民族の生き方、お
よび交易都市にみる多文化共生の仕組みなどを、実際の国家の政策、民族を介して分析・考察をしてい
きます。最後に日本社会の多文化性、および、多文化共生を考察してみたいと思います。
【学習到達目標】
「多文化共生」について考える目を養う。
【履修上の注意】
講義に積極的に参加する姿勢が必要になります。レポート課題が数回あります。
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。必要時に資料を配布する。
【参考書】
必要時に提示する。
【評価方法】
試験およびレポート課題提出
【講義テーマ】
1 回 講義「多文化共生論」について
2 回 移民国家アメリカ::移民社会 について
3 回 移民・民族政策について
4 回 多文化主義国家オーストラリア
5 回 オーストラリアの多文化社会
6 回 多民族国家シンガポール・マレーシア
7 回 シンガポールの多民族社会
8 回 交易都市に見る民族融合:マラッカ
9 回 海外在住中華系の人々:華僑
10 回 海外在住日本人:日系人
86
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
日本社会の多文化性
愛知県の在住外国人社会
人種隔離政策:アパルトヘイト
「多文化共生」について
総括
文明論//今村
薫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、先史時代から歴史時代へといたる人類史を総合的に理解することを目指す。
ホモ・サピエンス(現代型ヒト)は、20 万年前からアフリカで誕生したが、ヨーロッパでは同時代に
ネアンデルタール人(旧人)が生きており、その後、ヨーロッパへ進出したホモ・サピエンスとホモ・
ネアンデルターレンシスの 2 種類のホモ属が共存することになった。
その後、ホモ・サピエンスは言語使用にともなう発達したコミュニケーション能力や技術革新によっ
て、寒冷地へ、また乾燥地への進出を果たした。
世界の四大文明は、河川に沿って発達した灌漑農業によって築かれたとされるが、このような文明と
文明を結ぶものは、サハラ砂漠からアラビア半島をへてゴビ砂漠へと帯状に続く乾燥地帯である。乾燥
地に暮らす遊牧民の文化が文明を支えてきたのである。また、モンゴルなどの遊牧民が自ら帝国を築き、
複数の文明を中に取り込む形で文化圏を拡大させたこともあった。
文明は、人口の集中した都市を中核に持つ。都市において、いかにして多数の人間が共住し、多種類
の文化が共存してきたのか解説する。さらに、文化と経済の観点から、時間と空間を越えて文明を比較
し、その本質と成立条件について考察する。
【学習到達目標】
先史時代から歴史時代へといたる人類史を総合的に理解することを目指す
【履修上の注意】
文化人類学、人類学をすでに履修していることが望ましい。
【事前準備学習】
4 大文明について、その場所、時代、特徴について、事前に調べておいてください。
【評価方法】
試験 70%、授業態度と毎回の課題提出 30%
【講義テーマ】
1 回 文明とは何かー文明史を学ぶ意義
2 回 人類進化の概略
3 回 ホモ・サピエンスへの道
4 回 基礎的な発明
5 回 アフリカ―先史時代と帝国
6 回 アフロ・ユーラシア乾燥地文明
7 回 メソポタミア/エジプト
87
8 回 地中海文化複合
9 回 西南アジアとヨーロッパ
10 回 先史時代のインド
11 回 中国―黄河文明(農耕民)と遊牧民文明の相克
12 回 東南アジア文化複合
13 回 経済史から見た文明
14 回 地球人口から見た文明
15 回 現代社会の文明論
宗教と人間//大宮
有博/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「キリスト教ってなじみがないなあ…」と密かに感じている人は多いでしょう。たしかに、キリスト教
文明圏には属していない日本では、宗教と人間の関係が西洋と比べてかなり違っています。かといって、
日本人にしかわからないといった特殊で排他的なものでもありません。その秘密はじつは仏教という宗
教にあるのです。この科目では身近な日本の仏教の人間観を学ぶなかで、宗教のもつ存在意義を考え直
してみたいと思います。
なおこの科目では、特定の宗教を信じているかどうかはまったく関係ありません。あくまで「人間学」
としての「教養」を深めることが主目的であって、布教ではないのです。安心して受講してください。
【学習到達目標】
1. 宗教との出会いを主体的に受けとめる態度を養います。
2. 伝統宗教の現代日本社会における存在意義を理解します。
【履修上の注意】
1. 宗教との出会いを主体的に受けとめる態度を養います。
2. 伝統宗教の現代日本社会における存在意義を理解します。
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
必要に応じてプリント類を配布することがあります
【参考書】
授業中に適宜指示します
【評価方法】
平常点(30%)、試験(形式未定、70%)による総合評価です。出席はICカードでカウントします(修
正には正当な理由が必要です)。なお、欠席数が授業予定総時数の三分の一を超える場合、規定により
欠席過多のため失格となるので注意してください。
88
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 現代日本人と宗教
3 回 聖徳太子と奈良仏教(法相、華厳、律)
4 回 天台宗(最澄)
5 回 真言宗(空海――人物像)
6 回 真言宗(空海――理念と実践)
7 回 浄土教(源信)
8 回 浄土教(法然)
9 回 浄土教(親鸞――人物像)
10 回 浄土教(親鸞――理念と実践)
11 回 禅(栄西)
12 回 禅(道元)
13 回 法華仏教(日蓮)
14 回 その他の諸宗派
15 回 授業総括および試験
聖書と人間//伊藤
利行/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
聖書の主な舞台となった古代中近東世界を考古学・神話・民俗学などの視点から検討し聖書の記述に
外から光をあてる事を目標とします。
聖書は数千年の長い期間にわたって中近東という地域で生じた様々な出来事等を背景として書かれ
ています。したがって様々な民族の人々がどの様に生きどの様に思索したのかを知ることなくして、歴
史的な文書としての聖書を理解することは困難です。この講義の第一の目標は、この聖書の背景となっ
ている世界の理解です。
講義の第二の目標は、周囲の自然的歴史的条件や諸民族のもつ文化等が、具体的に聖書の記述とどの
様に関連しているのかについて理解を深めたいと考えています。これによって、聖書の世界と信仰が、
生まれ出てきた特殊性を理解するとともに、またそれらがどこまで現代にも通じる普遍性を持っている
ものかということを理解する事が可能となるでしょう。
聖書は、文書である限りにおいて、人間の理性に基づき単独で読まれるときにも一定の理解は可能で
すが、それでも理解し難い内容を多く含んでいます。その理解し難い事柄の原因は、主に聖書の成立背
景を周辺世界との比較によって考察する事が欠けている事から生じるといえるでしょう。本講義を通じ
て地についた聖書の歴史的理解とともに現代的理解に繋がる道筋が見えて来る事を目指します。
【学習到達目標】
聖書は書物ですが、多種多様な民族が繰り広げる壮大な人間の歴史を背景として成立しており、人間と
しておよそ経験しうる全ての喜びと悲しみを包含しています。
1.その意味で聖書が極めて普遍的な人間理解に繋がるものである事を理解しましょう。
2.また、そのような世界を背景として、極めてまれな神観念としての一神教世界が生じてきたという
特殊性を理解しましょう。
89
【履修上の注意】
1)授業概要(PDF ファイル)は原則として授業前にはアップロードの予定です。最低でも目を通して
おいて下さい。
2)欠席5回で失格になります。履修変更に伴なう欠席も欠席になりますので注意して下さい。
3)欠席は必ず証明等を添えて欠席の次回の授業時に届け出て下さい。交通事情等やむを得ない場合の
欠席は内容により考慮することがありますので、必ず欠席届の提出を怠らないで下さい。
4)出席は CCS により判定します。IC カードを忘れた場合は、授業終了時に申し出て下さい。
5)授業当日に申出のあった者以外の出席判定の変更相談は、申出内容を確認できないため応じられま
せんので、毎回確実にカードリーダーの読み取りを確認して下さい。
6)授業開始10分以前にリーダーに IC カードをかざした場合には出席にはなりませんのでタイミン
グに注意して下さい。
7)他者の授業を受ける権利(静かな環境で授業に集中できる)を妨げる事が無いように、十分な配慮
を互いに行って下さい。
8)IC カードだけかざして授業を受けないで退室は「不正行為」です。
【事前準備学習】
前回の授業内容を講義概要で確認しておき流れを掴んでおきましょう。
【教科書】
この講義にぴったりの教科書はありません。かなり多くの「読める」講義概要を提供します。
聖書が主要テーマとなるため、聖書(新共同訳・新改訳・改訳など)を用意してください。既に持って
いる人はそれで構いません。
【参考書】
各授業時に必要に応じて指摘します。
【評価方法】
①第 14 回授業終了時点で欠席5回で失格とします。出欠は IC カード記録によるものとします。操作ミ
スは自己責任です。後日の修正は行いません。
②①にかかわらず、欠席オーバーの場合でも、欠席内容に応じて出席補完の追加課題を課すなどして失
格としないことがあります。
③平常点(15%)と適当なまとまりで5回出してもらうミニレポート(1回1000字程度)
(計 85%)
による綜合評価。ミニレポートは、CCS により提出してもらいます。
【講義テーマ】
1 回 古代中近東の自然的枠組み
2 回 古代中近東の歴史的概観
3 回 メソポタミヤ文明の世界(1) 楔形文字の世界
4 回 メソポタミヤ文明の世界(2) シュメールの社会と神話
5 回 メソポタミヤ文明の世界(3) バビロニアの社会と神話
6 回 エジプト文明の世界(1) ヒエログリフ解読とエジプト史の概要
7 回 エジプト文明の世界(2) 古代エジプト社会の発見
8 回 エジプト文明の世界(3) エジプト神話
9 回 東地中海世界(1) 古代東地中海世界概観
10 回 東地中海世界(2) ヒッタイト
90
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
東地中海世界(3) ミノア文明
東地中海世界(4) ウガリット
東地中海世界(5) エブラ
東地中海世界(6) フェニキア人とパレスチナ(カナン人とアモリ人)
まとめと試験
キリスト教人間学//石田
聖実/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
倫理や道徳が力を失うこの現代に生きる私たちは日々の生活の中に不安や空虚感をひそませて暮して
いる。こうしたこころもとなく、生きる目標を見出しかねる日々の中で、私たちは知らず知らずに、自
らを尊び、他者に心を寄せようともする。また、悔いのみがはじめに大きく膨らむ中で、なんとか希望
をもって明日へと歩もうと願う。本講はこうした祈念に心を寄せながら、キリストの言葉が記された聖
書、苦悩や絶望の中にあっても、喜びをもって懸命に生きようとする人々の作品やその人たちの思索と
実践を通して人間の生きる意義を考えてみたい。
【学習到達目標】
到達目標は「自己を尊び」
「他者とともに生きることの素晴らしさを味わい」
「今に耐え、明日へ向かっ
て歩む力」を備えることである。
【履修上の注意】
よく学びたい、よく生きたいとの情熱と、真剣に学ぶ他の受講生に気配りする思いやりをもって、誠実
に講義に参加してもらいたい。
【事前準備学習】
少し教科書を先に読んでおいてもらいたい。
【教科書】
『神谷美恵子の世界』 みすず書房編集部 みすず書房 2004 年
『新共同訳聖書(旧・新約)』 日本聖書協会 2004 年
その都度プリントも配布する。
【参考書】
『神谷美恵子
聖なる声』 宮原安春 講談社 1997 年
【評価方法】
定期試験60%
平常点30%、チャペル参加10%
【講義テーマ】
1 回 概略を説明
2 回 新渡戸稲造ファミリー
3 回 ダンテ的な愛
4 回 「私」の居どころは「悲しみ、苦悩」の世界
91
5 回 死を見つめて
6 回 なぜ「私」でなく、
「あなた」が
7 回 精神医学へ進む
8 回 自分を受け入れたい
9 回 人生とはしたくないことをする場なのか
10 回 転機を生きる
11 回 新生
12 回 負い目を感じつつ
13 回 いつ人生の終止符が打たれても
14 回 愛を受け、愛を行い
15 回 総括及び試験
死生学//大宮・木村光・玉川・吉田
・亀井/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
そもそも死生学(thanatology)は、死の準備教育(death education)および悲嘆教育(grief educat
ion)などいのちの終わりを考察する学として始められた。今では生殖補助医療や出生前診断、遺伝子
操作などのいのちの始まりの問題をも含む「いのちの誕生と死にかかわりあるテーマに対して学際的に
取り組む学問」=「死と生の学問」(Life and Death studies)にまで発展した。確かに、死生学はまだ
歴史の浅い領域ですが、ターミナル・ケアの問題などから必然的に生まれた現代的課題を扱う「ホット
な」科目であると言える。本講義では、この「死生学」という学際科目を、専門領域の異なる教員によ
るリレー講義形式で行う。
【学習到達目標】
1.生老病死を通して人間が生きる意味を深く考える機会を持つ。
2.死を「誰かの死」という 3 人称ではなく、「わたしの死」という 1 人称で捉えることができるように
なる。
3.死を通して「いのち」の意味について深く考え、他人に自分の生命観・死生観を自分の言葉で語るこ
とができるようになる。
【履修上の注意】
1. リレー形式のため、学生証忘れや出欠の機械への通し忘れによる、事後の出欠の変更には十分対応で
きない場合もあるので、 早目に申し出をすること。
2. 講義後に CCS などの Minute Paper を用いた小課題に必ず答えること。
3. 授業を受動的に受けるだけではなく、指定された参考書や講義中に紹介された本や資料を自分から読
むようにすること。
【事前準備学習】
特になし
92
【教科書】
『『いのちはなぜ大切なのか』』 小澤竹俊 (ちくまプリマー新書)筑摩書房 2007
『『ルポルタージュ 出生前診断』』 坂井律子 (NHK スペシャルセレクション)NHK出版 1999
【評価方法】
随時の確認テスト・レポート(最終成績の 20%)、期末試験(最終成績の 80%)を総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 大宮:オリエンテーション―死生学とは何か―
2 回 大宮:ワークショップ「1 人称/2 人称で捉える死」
3 回 大宮: 仏教における死と来世観
4 回 大宮: キリスト教の死生観
5 回 吉田: イスラームの死生観と各儀礼
6 回 木村:生物にとって死とは何か(10/25 はプレ大学祭?)
7 回 木村:霊長類の生と性と社会
8 回 木村:生の継続性
9 回 亀井:生殖医療をめぐる問題(1)生殖補助医療とはなにか
10 回 亀井:生殖医療をめぐる問題(2)出生前診断と着床前診断
11 回 亀井:優生思想とはなにか 優生保護法から母体保護法へ
12 回 大宮: ホスピスの現場から死を考える
13 回 玉川:自殺の社会学(1)現代社会における自殺の傾向
14 回 玉川:自殺の社会学(2)自殺の社会学理論
15 回 大宮: 総括および試験
社会学入門//岡澤
憲一郎/春A(月 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義のねらいは、社会学の基礎知識と理論を学ぶことによって、社会学的な思考方法を身につけて
もらうところにあります。
前半では、著名な社会学者たちをとり上げながら、具体的な事例をもとにして、社会的行為、社会関
係、家族、集団と組織、地域社会などの、社会学の基礎知識をわかりやすく説明していきます。後半で
は、社会学の巨匠として知られるドイツの社会学者ゲオルク・ジンメルの社会学的な理論を紹介します。
かれの理論をもとにすれば、現代社会のさまざまな局面が解読できることを知ってほしいとおもいます。
【学習到達目標】
社会学的思考を修得すること。
【履修上の注意】
春学期(名古屋キャンパス)、月曜、3限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
93
【教科書】
『ゲオルク・ジンメルの思索―社会学と哲学―』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 2004
【評価方法】
平常点及び授業態度(小テスト含む)40%、本試験60%
【講義テーマ】
1 回 成立期の社会学:コントとスペンサー
2 回 集団の学問としての社会学:ドイツの場合
3 回 集団の学問としての社会学:アメリカの場合
4 回 確立期の社会学:エミール・デュルケム
5 回 確立期の社会学:マックス・ウェーバー
6 回 社会的行為とさまざまな理念型
7 回 ゲオルク・ジンメルの社会学
8 回 相互作用の学問
9 回 社会学の対象としての社会化の諸形式
10 回 社交性の社会学
11 回 貨幣の社会学:貨幣とは何か
12 回 貨幣の社会学:象徴としての貨幣
13 回 宗教と現代社会
14 回 まとめ
15 回 社会学的思考方法
社会学入門//岡澤
憲一郎/秋A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
社会科学の巨匠として知られるマックス・ウェーバーの宗教社会学的な研究を中心としながら、宗教
と経済の関係にせまっていきます。
ウェーバーの有名な命題、すなわち近代資本主義の精神的エネルギーとなった「(近代)資本主義の
精神」、つまり「資本主義的エートス」が、プロテスタンティズムの現世内的禁欲に由来するという命
題をとり上げ、それをさらに歴史社会学的に展開していきます。世界のさまざまな宗教の経済倫理につ
いてもふれたいとおもいます。
【学習到達目標】
宗教と経済の関係を歴史社会学的に考察できる能力を獲得すること
【履修上の注意】
秋学期、月、4限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
94
【教科書】
『マックス・ウェーバーとエートス』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 1990
【評価方法】
平常点及び授業態度(小テスト含む)40%、本試験60%
【講義テーマ】
1 回 ウェーバー社会学の対象と方法
2 回 ウェーバーの「中心的問題」:特殊近代西洋の資本主義
3 回 資本主義的エートス
4 回 ユダヤ教とイエス
5 回 イエスのエートス革命とパウロ
6 回 カトリック教会の発展
7 回 カトリックのエートス
8 回 修道士と禁欲のエートス
9 回 宗教改革の経済的影響
10 回 プロテスタンティズムの経済エートス
11 回 儒教と道教
12 回 ヒンドゥー教と仏教
13 回 イスラーム教とユダヤ教
14 回 プロテスタンティズムの世界史的な意義
15 回 まとめ及び試験
社会学入門//宮坂
清/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、前半(第 8 回まで)で、身近な事例を社会学的に読み解くことを通して基礎的な理論を身に
つけ、後半で、現代社会における個別のトピックを社会学の方法を用いて理解する。身近な社会現象が
どのようになりたっているかについて社会学のツールを用いて考えることにより、社会学的なものの見
方を身につける。映像メディアなどを用いたわかりやすい講義をめざす。
【学習到達目標】
親密性と公共性、相互行為、秩序と権力など、社会学の視角によって社会をまなざす方法を身につけ、
現代社会における諸問題を適切に理解することを目指す。
【履修上の注意】
講義内容を理解するだけでなく、問題意識をもちそれを展開する積極的な態度を求める。
【事前準備学習】
教科書を購入し、目次をよく読み、内容構成を把握しておく。
【教科書】
『社会学』 長谷川公一ほか 有斐閣 2007
95
【評価方法】
平常点(30%)、授業内レポート(70%)により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:講義内容・評価方法について
2 回 社会学の方法
3 回 親密性と公共性(1):「社会」の発見
4 回 親密性と公共性(2):ゲマインシャフトとゲゼルシャフト
5 回 相互行為と自己(1):個人形成と社会形成
6 回 相互行為と自己(2):役割期待・ドラマトゥルギー
7 回 社会秩序と権力(1):秩序維持のメカニズム
8 回 社会秩序と権力(2):権力と紛争
9 回 文化と再生産(1):消費社会と文化
10 回 文化と再生産(2):文化的再生産と逸脱
11 回 エスニシティと境界(1):移動の常態化と社会
12 回 エスニシティと境界(2):越境者として生きる
13 回 社会運動と社会構想(1):対抗文化から新しい社会運動へ
14 回 社会運動と社会構想(2):社会構想と価値
15 回 まとめ
宗教社会学//岡澤
憲一郎/春A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
社会科学の巨匠として知られるマックス・ウェーバーの宗教社会学的な研究を中心としながら、世界
のさまざまな宗教をとりあげ、宗教の経済倫理を明らかにしていきます。
【学習到達目標】
世界のさまざまな宗教について知識を深めること。
【履修上の注意】
春学期(名古屋キャンパス)、月曜、4限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
【教科書】
『マックス・ウェーバーとエートス』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 1990
【評価方法】
平常点30%、小テスト10%、本試験60%
96
【講義テーマ】
1 回 はじめに-現代における宗教-
2 回 宗教倫理と現世 a.現世否定的禁欲
3 回 宗教倫理と現世 b.現世内的禁欲
4 回 宗教倫理と現世 c.現世順応
5 回 宗教倫理と現世 d.現世逃避
6 回 宗教倫理と現世 e.現世支配
7 回 宗教倫理と現世 f.現世志向性
8 回 ユダヤ教
9 回 ユダヤ教の神
10 回 預言と預言者
11 回 支配構造と非武装化-イスラエルのばあい-
12 回 カリスマとエートス
13 回 ユダヤ教の経済倫理
14 回 まとめ
15 回 質問及び試験
宗教社会学//岡澤
憲一郎/秋A(月 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ゲオルク・ジンメルは社会学の創設者のひとりであり、生の哲学者としても知られています。ジンメ
ルは宗教をどのようにとらえたのだろうか。かれの宗教観をわかりやすく解説するとともに、21世紀
における宗教のあり方をさぐっていきます。
【学習到達目標】
社会学的思考を修得すること。
【履修上の注意】
秋学期(名古屋キャンパス)、月曜、3限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
【教科書】
『ゲオルク・ジンメルの思索-社会学と哲学-』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 2004
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%(授業態度 30%
小テスト 10%)
【講義テーマ】
1 回 ジンメルにとっての2つの課題
2 回 信頼と信仰
3 回 マルクスとの対決 宗教心
97
4 回 生と社会から宗教へ
5 回 生と宗教
6 回 社会学的な関係から宗教へ
7 回 社会集団の統一と神
8 回 神と人間の自由
9 回 宗教から社会へ
10 回 祭司層
11 回 キリスト教の神
12 回 21世紀へのメッセージ
13 回 信仰内容の幻想的性格
14 回 魂の救済
15 回 授業のまとめと試験
宗教社会学//宮坂
清/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、社会学、なかでも宗教社会学の基礎を身につけ、現代社会における宗教をめぐる諸問題を適
切に理解することを目的とする。前半では新宗教やスピリチュアリティなど現代日本の宗教に関わる諸
問題を取り上げる。後半では世界に視野を広げ、特に南アジアにおける仏教とイスラームについて考察
する。映像資料を活用し、わかりやすい講義を目指す。
【学習到達目標】
「宗教」によって社会を読み解く方法を身につけ、現代社会における宗教をめぐる諸問題を適切に理解
する。
【履修上の注意】
講義内容を理解するだけでなく、問題意識をもちそれを展開する積極的な態度を求める。
【事前準備学習】
指示された参考書を読むことが望まれる。
【教科書】
特に指定しない。
【参考書】
『よくわかる宗教社会学』 櫻井義秀・三木英編著 ミネルヴァ書房 2007 年
【評価方法】
平常点(30%)、授業内レポート(70%)により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:講義内容・評価方法について
2 回 社会学における宗教分析の視座(1):宗教と社会の関係
98
3 回 社会学における宗教分析の視座(2):世俗化論
4 回 現代日本の宗教(1):伝統宗教と新宗教
5 回 現代日本の宗教(2):新宗教の系譜
6 回 現代日本の宗教(3):スピリチュアリティの興隆
7 回 現代日本の宗教(4):伝統宗教の現代
8 回 現代日本の宗教(5):カルトの諸相
9 回 世界の宗教(1):宗教の世界地図
10 回 世界の宗教(2):インド仏教
11 回 世界の宗教(3):仏教の展開
12 回 世界の宗教(4):イスラーム
13 回 世界の宗教(5):南アジアのイスラーム
14 回 世界の宗教(6):先鋭化する宗教
15 回 まとめ
比較宗教学//大宮
有博/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「この大学ではキリスト教の勉強が必修みたいだけれど、宗教は他にもあるではないか?」
、
「キリスト
教は他の宗教よりも優れているの?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。もちろん、宗教はキ
リスト教だけではありませんし、優劣など簡単には決められません。むしろ、多種多彩な宗教について
の知識を身につけることは、悲惨な「文明の衝突」を避けるためにも、いまや不可欠の教養です。本講
義においては、ユダヤ教やイスラームといった一神教、神道やヒンドゥーといった多神教、さらには「神」
を立てない仏教というような世界の諸宗教に触れ、皆さんが生きていくことになる地球文明の時代に欠
かせない宗教的基礎知識の修得を目指します。
宗教に関する知識がなくても大丈夫。安心して受講してください。DVDやビデオといった視聴覚教
材やプリント類も必要に応じて使用します。
【学習到達目標】
1)「宗教」に関して客観的な知識を修得します。
2)諸宗教が育んできた最も良質な特徴を人生に活かせるような視点を獲得します。
【履修上の注意】
本講義においては主体的なノートテイキングが必須です。授業に集中するために講義中のパソコン使用
を禁止するので、登録にあたりあらかじめ注意してください(ただし、特別な事情により使用を希望す
る人は事前に申し出てください)。なおこの授業では必要に応じて【座席指定】を行いますので、教員
の指示に従ってください。
【事前準備学習】
適宜、指示する
【評価方法】
平常点(30%)、試験(形式未定、70%)による総合評価。なお欠席数が授業予定総時数の三分の一を
超える場合、欠席過多のため失格となるので注意してください。
99
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 神道
3 回 仏教(1)――概要
4 回 仏教(2)――親鸞と道元
5 回 仏教(3)――空海と日蓮
6 回 道教
7 回 ヒンドゥー教(1)――現代のヒンドゥー教
8 回 ヒンドゥー教(2)――基礎的な教え
9 回 ゾロアスター教
10 回 ユダヤ教
11 回 イスラーム教(1)――歴史
12 回 イスラーム教(2)――特徴
13 回 信仰の世界的共通性
14 回 信仰と風土
15 回 まとめと試験
日本国憲法//玉木
満/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日常生活を支えているルールのひとつに憲法があります。憲法は、私たち一人ひとりが社会の中で人間
として生きていくために必要な自由・権利を保障し、そしてそれらが脅かされないようにするための政
治のルールと国家の基本的なしくみについて定めた原理であり、歴史の中で獲得されてきた成果です。
この授業では、身近な話題や社会問題を手がかりに日本国憲法で保障されている自由や権利とはどのよ
うな内容で、どのように保障されているのかを裁判例やさまざまな憲法学説を紹介しながら説明します。
また、憲法上の自由や権利、そしてそれらを確保するための国家の基本的なしくみをめぐっては様々な
議論が対立していることも珍しくはありません。それらの対立のポイントを説明しますので、受講生は
憲法上の自由や権利の保障の仕方やそのための国家のあり方を、具体的事例を通して考えるようにして
ください。
【学習到達目標】
①憲法の基礎的な知識を習得し、社会の中で日々起きているさまざまな憲法問題(それに関連した社会
問題や政治問題)の内容を理解して、憲法上の争点を説明できるようにすること。
②受講生自身が、具体的な憲法問題を手がかりに、個人の権利や自由のあり方と国家の役割を考えるら
れるようにすること。
【履修上の注意】
①事前に配布する教材や資料を読んだり、適宜課される課題に取り組むなど十分な予習・復習が必要で
す。十分な予習・復習をせずに単位の取得だけを目的とする学生は受講しないでください。なお、全授
業の 3 分の 2 以上出席する必要がありますので、6 回以上欠席した学生は、期末に行われる定期試験を
受けることができません。
②早退・遅刻は原則として認めません。また、授業中の私語は厳禁とします。他の受講学生の授業を受
100
ける利益を侵害することになり、また、授業妨害になる場合もありますので、厳しく注意します。
③携帯電話・スマートフォンなどの着信音を鳴らしてはなりません(授業中の通話も一切認めません)。
④授業時間中の教室の出入りを禁じます。ひとたび教室内に入ったら、授業が終わるまでは教室を出る
ことはできません。
【事前準備学習】
教科書を事前に読み、読むことができない・分からない言葉を分かるようにしておいて下さい。
【教科書】
『いちばんやさしい憲法入門(第4版)』 初宿正典ほか 有斐閣 2010年
【参考書】
※初回授業で紹介します。
【評価方法】
定期試験(60 点)+授業中に行われる小テストおよび授業の事前事後に出される小課題(40 点)をも
とに、憲法の基礎知識や法制度・手続の正確な理解、法的思考の習熟度により総合評価します。なお、
授業への出席は、原則として単位認定資料に含めません。また、6 回以上欠席した学生は、定期試験を
受けることができません。
【講義テーマ】
1 回 Introduction──憲法を学ぶ意味
2 回 茶髪を校則で禁止するのは違憲?!
3 回 外国人は愛知県知事になれるか?
4 回 離婚した女性は次に結婚するまで半年待たなきゃいけない?!
5 回 君が代を歌え?!──思想の自由と公教育
6 回 内閣総理大臣、靖国へ参拝に行く!
7 回 「わいせつな文書」を売ったら懲役?!
8 回 社会からの「排除」──「健康で文化的な最低限度の生活」とは
9 回 「被告人を死刑に処する。」──死刑制度を考える
10 回 武器で平和を創る?──非武装平和主義の可能性
11 回 「ねじれ国会」──二院制の意義
12 回 首相の選び方──首相公選制と民主主義のかたち
13 回 憲法の番人──違憲審査制って何?
14 回 古くなったらポイ?──憲法改正を考える
15 回 まとめと試験
日本国憲法//榎澤
幸広/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
憲法は、民法や刑法に比べて、身近な存在ではないと感じている学生も多いのではないでしょうか。
しかし、本当に身近ではないのでしょうか。例えば、「お前は国政について意見するな。したら逮捕す
るぞ。」と警察官に言われたらどうでしょう。また、
「お前の親は農民だから子どものお前も農民以外の
101
職は認めない。違う職に就いたら罰するぞ。」と役人に言われたらどうでしょう。そんな世の中は息苦
しいですよね。
実は、憲法に規定されている『人権』とは、普段は空気や水のような存在に感じてしまいがちですが、
今のような事例をふまえて、その存在意義をあらためて検討してみると、なくてはならない重要なもの
だということが理解できるのではないでしょうか。従って、本講義は、憲法上の『人権』について、歴
史的考察や現代的考察を行い、その重要性を再確認してみたいと思います。更に、様々な事例を中心に
日本国憲法を検討していくことによって、皆さんが、日本国憲法の知識と考え方を身につけられるよう
にすることを意図します。
【学習到達目標】
①新聞やテレビのニュースで扱われる憲法関連の事例を理解できるようになること。
②それらの事例をただ単に把握するだけではなく、自分なりの見解を含めた上で多角的に考察できるよ
うになること。
③日本国憲法が試験科目として必要とされる国家試験等を受験する予定の学生にとって、導入部分とし
ての知識や考え方を身に付けるようにすること。
【履修上の注意】
唯一つの履修条件として、授業中私語をする方は真面目に授業を受けている方の迷惑になりますので
参加しないで下さい。できる限り、学生と教員との対話型の講義を行っていきたいと思いますので、参
加者は使用してほしい事例などを積極的に提示して下さい(初回(必ず参加して下さい)にアンケート
を実施しますので、考えておいて下さい)。
【事前準備学習】
義務教育時、あるいは、高校時に学んだ「日本国憲法」の部分を復習しておいて下さい。あるいは戦後、
文部省が発行した『あたらしい憲法のはなし』を読んでおいて下さい。
【参考書】
授業中か、配布するプリントにて紹介致します。
【評価方法】
履修者数などに応じて変更する場合があります。初回の状況で判断します。必ず出席して下さい。
①31 人~65 人:定期試験 70%と小テスト(レポートで実施する場合もあり)30%で評価 ②30 人未
満:小テストを毎回行い、小テストの受験回数 50%と内容 50%で評価 ③65 人を超える場合:定期試
験で評価。赤点(45 点~59 点)の者に対しては、授業中の小テストを9割以上受験している場合、補
助点を付加します。
【講義テーマ】
1 回 憲法とは何か(ガイダンスもかねて)
2 回 二つの事例を検討し憲法を組み立ててみる
3 回 日本国憲法の構造を確認する
4 回 憲法の歴史を考える:明治憲法との関係
5 回 憲法の歴史を考える:憲法 24 条から
6 回 日本国憲法の基本原理:国民主権
7 回 日本国憲法の基本原理:徹底的な平和主義
8 回 日本国憲法の基本原理:基本的人権の尊重
102
9 回 憲法 13 条と 14 条
10 回 人身の自由
11 回 自由権
12 回 社会権
13 回 統治機構:国会・内閣
14 回 統治機構:司法・違憲立法審査制
15 回 もう一度憲法とは何かを振り返る・試験
現代社会と法律//玉木
満/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「法学」といわれると、あまり身近に感じないかもしれません。法を特に意識することなく日常生活
を送ることが多いからです。ところが「社会あるところ、法あり」という法諺があるように、社会生活
を送る上で法は欠かせません。私たちは社会生活を送る上で多かれ少なかれ様々なトラブル・紛争に遭
遇し、場合によっては、法によって紛争を処理する必要があるからです。
この授業では、商品を購入したり、携帯電話の契約したり、下宿をしたり、交通事故に遭ったりした
ときなど、法が「現れる」身近なできことや、裁判や事件など日頃新聞やテレビの中で見聞きする法律
についての話題を素材として、契約や不法行為といった法学の基礎知識や、民事手続、刑事手続といっ
た紛争処理手続、さらには 20 歳以上の一般市民が刑事事件に裁判員として参加する裁判員制度などを
紹介・説明しますので、法制度の基本を理解し、その概要を説明できるようにするという目的で受講を
してください。また、実際にはそれらの法制度やその運用などに関わって様々な議論があります。その
ような法的争点についての様々な考え方もできる限り紹介しますので、それらの理解を通じて法的な考
え方の基礎を習得し、公正で妥当な紛争処理のあり方を模索してみてください。
【学習到達目標】
①さまざまな法分野の基礎的な内容を理解し、説明できるようにすること。
②現代社会の諸問題を法律問題として再構成する法的な視点を養い、受講者各自が現代社会における
様々な法的問題に対して、より公正で満足のいく解決を探求できるようにすること。
【履修上の注意】
①事前に配布する教材や資料を読んだり、適宜課される課題に取り組むなど十分な予習・復習が必要で
す。十分な予習・復習をせずに単位の取得だけを目的とする学生は受講しないでください。なお、全授
業の 3 分の 2 以上出席する必要がありますので、6 回以上欠席した学生は、期末に行われる定期試験を
受けることができません。
②早退・遅刻は原則として認めません。また、授業中の私語は厳禁とします。他の受講学生の授業を受
ける利益を侵害することになり、また、授業妨害になる場合もありますので、厳しく注意します。
③携帯電話・スマートフォンなどの着信音を鳴らしてはなりません(授業中の通話も一切認めません)。
④授業時間中の教室の出入りを禁じます。ひとたび教室内に入ったら、授業が終わるまでは教室を出る
ことはできません。
【事前準備学習】
教科書を事前に読み、読めない・分からない言葉を分かるようにしておいて下さい。
103
【教科書】
『ポケット六法平成 25 年版』 江頭憲治郎ほか編 有斐閣 2012 年
『法の世界へ(第 5 版)
』 池田真朗ほか 有斐閣 2012 年
六法は他社のものでも構いませんが、最新のものを用意してください。古いものを使用する場合は、古
い六法に載っている法令と授業で説明する法令とが異なっているリスクを承知しつつ、各自で新しい法
令を図書館やインターネットで調べる必要があります。
【参考書】
参考書は初回授業で紹介します。
【評価方法】
定期試験(60 点)+授業中に行われる小テストおよび授業の事前事後に出される小課題(40 点)をも
とに、法律の基礎知識や法制度・手続の正確な理解、法的思考の習熟度により総合評価します。なお、
授業への出席は、原則として単位認定資料に含めません。また、6 回以上欠席した学生は、定期試験を
受けることができません。
【講義テーマ】
1 回 日常生活における法──法を学ぶことの意味
2 回 紛争解決と法的な思考
3 回 日常生活における契約(1)──民法とはどんな法律か
4 回 日常生活における契約(2)──契約を結ぶとは、契約締結上のトラブル
5 回 日常生活における契約(3)──契約の代理、契約トラブルの処理
6 回 日常生活におけるアクシデントと法
7 回 家族生活と法(1)──婚姻、夫婦関係
8 回 家族生活と法(2)──親子、相続
9 回 消費生活と法
10 回 労働生活と法
11 回 犯罪と刑法
12 回 犯罪と刑事手続
13 回 裁判員制度
14 回 紛争解決と民事手続
15 回 まとめと試験
現代社会と法律//榎澤
幸広/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「憲法とは何か」と皆さんが誰かに質問された時、もしかすると、こういう回答をするかもしれませ
ん。「憲法は法律の一つで国民が守らなければならないルール」と。しかし、これは間違いです。憲法
は法律でもなければ、国民が守らなければならないルールでもありません。それでは、「法律とは?」
と質問されたら。続けて、「じゃあ、条例とは?」と質問されたら。何かのルールとはわかるものの、
内容を正確に答えたり、他の法との関係を答えるのはなかなか難しいかもしれません。そこで、本講義
は、法の存在意義を検討することはもちろんのこと、日本の法にはどのようなものが存在するのか、そ
して、われわれのよく知る「法律」との関係はどのようなものなのかを理解してもらうことを目的とし
104
たいと思います。
言葉だけみると、難しく感じるかもしれませんが、単なる概念説明に終わるのではなく、様々な事例
を中心に講義を進めていきたいと思います。そして、皆さんが実際に何かの法的問題にぶつかった時に、
深く詳細にその事例を分析できるようになるための前提知識を提供したいと思います。
【学習到達目標】
①日本の法について、基礎的な知識を獲得することができるようになること。
②新聞やニュース番組で取り上げられる法律問題について理解できるようになること。
③法律科目がある国家試験などを受けるための基礎的知識や考え方を養うことができるようになるこ
と。
【履修上の注意】
唯一つの履修条件として、授業中私語をする方は真面目に授業を受けている方の迷惑になりますので参
加しない
で下さい。またできる限り、学生と教員との対話型の講義を行いたいと思います。参加者は使用してほ
しい事例などを
積極的に提示して下さい。初回(必ず参加して下さい)にアンケートを実施しますので、考えておいて
下さい。
【事前準備学習】
毎日、法律の話が関わるニュースにふれて下さい。例えば、犯罪事件や裁判。
義務教育時、あるいは高校時に勉強した法律の部分を復習しておいて下さい。
【参考書】
配布プリントに記載するか、講義中に提示します。
【評価方法】
履修者数などに応じて変更する場合があります。初回の状況で判断します。必ず出席して下さい。
①31 人~65 人:定期試験 70%と小テスト(レポートで実施する場合もあり)30%で評価 ②30 人未
満:小テストを毎回行い、小テストの受験回数 50%と内容 50%で評価 ③65 人を超える場合:定期試
験で評価。赤点(45 点~59 点)の者に対しては、授業中の小テストを9割以上受験している場合、補
助点を付加します。
【講義テーマ】
1 回 現代社会と法の関係(ガイダンスも含む)
2 回 六法とは何か
3 回 法の分類
4 回 憲法とは何か
5 回 法律とは何か:どのような法律が存在するか
6 回 法律とは何か:法律が作られる過程
7 回 命令とは何か
8 回 規則とは何か
9 回 条例とは何か
10 回 その他の法
11 回 国際法とは何か
105
12
13
14
15
回
回
回
回
具体的事例①から法律とその他の法との関係を考える
具体的事例②から法律とその他の法との関係を考える
具体的事例③から法律とその他の法との関係を考える
授業総括及び試験
暮らしと法律//榎澤
幸広/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
法律問題は難しいと考えられがちです。近年はテレビ番組で“法律”という単語がタイトルにつくもの
も増えてきているので、少しはなじみもでてきたことと思います。これらの番組を見た後、法律に興味
を持ち、六法を購入したけれども、難しい言葉や文章が次から次へと出てきて勉強を断念してしまった
という話しをよく聞いたことがあります。確かに法律を読んでみると、「これは本当に日本語か?」と
思うような文章が多く存在します。それでは、
「難しいから法律なんか知らなくてもいいや」というこ
とで話は済むのでしょうか? 結論からいわせてもらえれば、答えはノーです。皆さん一人ひとりが生
活していく上で、法の話が関係しない所はほとんどないといってもよいからです。例えば、皆さんがコ
ンビニで買い物する場合はどうでしょう? 自転車、バスや電車を利用する場合は? 皆さんが日常的
に行っているこのようなこともすべて法の話が関わってくるのです。従って、その知識を持っていれば
持っているほど充実した人生をおくることができるといっても過言ではありません。本講義では、新聞
記事、雑誌記事、マンガなども取り上げ、皆さんの日常生活において法がどのように関わっているのか、
そして皆さんが今後生活していく上で必要な法の知識と考え方を身につけてもらうことを目指します。
【学習到達目標】
①われわれの日常生活と法律がどのように関わっているか理解できるようになること。
②新聞やニュース番組で取り上げられる法律問題について理解できるようになること。
③法律科目がある国家試験などを受けるための基礎的知識を養うことができるようになること。
【履修上の注意】
唯一つの履修条件として、授業中私語をする方は真面目に授業を受けている方の迷惑になりますので
参加しないで下さい。またできる限り、学生と教員との対話型の講義を行っていきたいと思いますので、
参加者は使用してほしい事例などを積極的に提示して下さい(初回(必ず参加して下さい)にアンケー
トを実施しますので、考えておいて下さい)。
【事前準備学習】
毎日、法律の話が関わるニュースにふれて下さい。例えば、犯罪事件や裁判。
義務教育時、あるいは高校時に勉強した法律の部分を復習しておいて下さい。
【参考書】
配布プリントに記載するか、講義中に提示します。
【評価方法】
履修者数などに応じて変更する場合があります。初回の状況で判断します。必ず出席して下さい。
①31 人~65 人:定期試験 70%と小テスト(レポートで実施する場合もあり)30%で評価 ②30 人未
満:小テストを毎回行い、小テストの受験回数 50%と内容 50%で評価 ③65 人を超える場合:定期試
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験で評価。赤点(45 点~59 点)の者に対しては、授業中の小テストを9割以上受験している場合、補
助点を付加します。
【講義テーマ】
1 回 日常生活と法律(ガイダンスも含む)
2 回 まず我々の日常生活を振り返る
3 回 日常生活と関係する法律は何が存在するか?
4 回 結婚・離婚と法
5 回 遺産相続と法
6 回 遺言と法
7 回 犯罪と法
8 回 刑罰と法
9 回 刑法総論に示されていること
10 回 裁判と法
11 回 民事裁判と法
12 回 刑事裁判と法
13 回 労働と法
14 回 医療と法
15 回 授業総括及び試験
現代社会と経済//村上
寿来/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代において経済は大きく揺れ動き、さまざまな問題が生じている。その問題の原因を探ると、経済社
会システム全体、さらには近代社会という時代全体の問題に突き当たらざるを得ない。つまり、経済を
よりひろく現代社会の文脈全体から見ることが不可欠なのである。
経済社会システムにおいては、戦後西側諸国を中心に展開されてきた、市場経済を基調としつつ国家
が経済的安定を保証する経済システムである「福祉国家」が行き詰まり、それを乗り越え、新たなシス
テムを構築することが求められている。システム全体から見直さなければ、現代の経済問題は解決出来
ないのである。本講義では、福祉国家という従来の経済システムが、なぜ現代において出現し、どのよ
うな限界を露呈し、そしてその限界を乗り越えるためにはどのようなシステムへと向かうべきなのか、
といった問題を考察する。さらには、そうしたシステムの問題は、根本的には、近代社会という時代の
本質に深く根ざしたものであり、それゆえ、根本的な解決には、近代社会そのものを乗り越えるという
視点が求められることになる。つまり、現代社会の文脈において経済を考えるためには、結局、歴史全
体の枠組みの中で現代を位置づけなければならないのである。
本講義はこのように非常に広い問題関心のもとで経済について考察するが、こうした視点を獲得する
ことで、学生各自が研究テーマとするさまざまな現代の諸問題についてもより深く洞察する力を身につ
けることができるはずである。
【学習到達目標】
現代経済社会の特徴とその問題の本質を理解する。
これからの社会経済のあり方を自分の頭で考えるための基礎力をつける。
107
【履修上の注意】
私語は厳禁。
【事前準備学習】
教科書を予習し、熟読すること。
【教科書】
『現代の経済社会と福祉社会の展望』 足立正樹・小林甲一編 高菅出版 2013
【参考書】
『現代経済政策論』 丸谷冷史 中央経済社 2005
【評価方法】
試験
60%
平常点
40 %
その他
【講義テーマ】
1 回 現代社会における経済:イントロダクション
2 回 現代の定位
3 回 自由主義の構想
4 回 自由主義の限界
5 回 福祉国家体制の成立
6 回 福祉国家の政策体系
7 回 新自由主義の政策思想
8 回 新社会主義の政策思想
9 回 福祉国家体制の理念と現実
10 回 福祉国家の危機と限界
11 回 近代経済社会と経済倫理
12 回 福祉社会の経済倫理的基盤
13 回 福祉社会における新たな動き
14 回 福祉国家から福祉社会へ
15 回 講義総括及び試験
経済の仕組//村上
寿来/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
経済は、われわれの生活の最も基本的な営みのひとつです。皆さんが大学で勉強するという行為も、ア
ルバイトをするのも、サークル活動を行うことも、友達や、恋人を選んだりすることも、経済的な活動
として説明することができます。皆さんが経済をより直接的にイメージする、毎日のニュースでよく目
にするさまざまな経済情報は、現在の社会の状況を示す非常に重要な情報です。
皆さんは、大学での勉強を経て、多くは就職して社会へと出て行きますが、まず、その進路の選択の際
に、経済情勢がどのような状況であるかが場合によっては大きな影響を及ぼすでしょう。また、各政党
が主張する経済政策がどのような効果を持つのか理解しなければ、選挙で誤った選択をしてしまい、結
果として社会全体が大きな損失を被ることになるかもしれません。つまり、社会人の基礎知識としても、
108
経済の知識は不可欠であるといってよいでしょう。
この講義では、経済学にあまり興味の無い学生にも理解してもらえるように、日々皆さんが触れること
の多い経済に関する情報や概念がなんのことなのか、その制度や数値の変化がどのような意味を持って
いるのか、必要最低限の基礎知識を確実なものにすることを目指します。まずは、GDP、インフレ・デ
フレ、円高・円安、貿易赤字・貿易黒字、平均株価、有効求人倍率等といった概念が持つ意味とそれに
関連する経済の制度について、しっかりと理解することからはじめます。
本講義を通じて経済に興味を持った受講者は、より専門的な書物や関連講義に進んで、知識と理解をさ
らに深めてください。
【学習到達目標】
経済に関連する基本的な概念を理解し、基礎知識を確かなものにする。
経済ニュースや記事の内容が理解できる。
【履修上の注意】
私語は厳禁。
【事前準備学習】
新聞の経済面や経済関連ニュースを毎日チェックするようにしてください。
【参考書】
『学説で読み解く現代経済入門』 ウルリッヒ・ファン・ズントゥム 中央経済社 2011
【評価方法】
試験
習)
50%
平常点
25 %
【講義テーマ】
1 回 経済とは何か:ガイダンス
2 回 国民経済統計の仕組
3 回 経済成長と景気変動
4 回 物価の変動とその影響
5 回 為替レートの変動とその影響
6 回 金融の仕組
7 回 金融政策の仕組
8 回 財政の仕組
9 回 需要と供給の仕組
10 回 就業と失業の仕組
11 回 雇用と経済の仕組
12 回 社会保障の仕組
13 回 年金保険の仕組
14 回 医療制度の仕組
15 回 講義総括及び試験
109
その他
25%(小テスト・自学自
企業と社会//村上
寿来/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学を卒業して企業などに就職すると「社会人」と呼ばれるようになる。そのことが示すように、企業
活動は社会の存在を前提としたものである。そもそも企業と社会は密接に結びついたものであるが、で
はなぜその当たり前の事実を問う必要があるのだろうか。実はあまりに当然すぎるからなのか、企業と
社会との関係は、いわゆる学問としての研究レベルでも、企業自身の側でも、あまり明確に問われてこ
なかったのである。だが、度々繰り返される企業の不祥事などを背景にして、次第に「企業の社会的責
任」(Corporate SocialResponsibility: CSR)という形で、改めて企業と社会の関係が問われるように
なってきた。例えば、先般アメリカで大きな問題となったトヨタ自動車のリコールにまつわる問題は、
(一部の欠陥問題は事実無根であったと判定されたが)社会にたいする企業の責任がいかに重大な問題
か改めて問うことになった。また、世界的な金融危機に端を発した金融機関や大企業の経営破たんとそ
れに対する公的支援は、社会にとっての企業の影響の大きさを示す格好の例であろう。本講義では、企
業とは何か、企業と社会とはどのような関係にあるのか、といった基本的な問題意識から出発し、「企
業の社会的責任」にまつわる諸問題について、具体的事例も交えながら学んでいくことにする。これか
らの企業は、社会的責任をいかに果たすかを常に意識する必要に迫られるようになる。皆さんが将来、
企業等で活躍する際に、この社会的責任とは何なのか、それをどのように果たすべきなのか、各自が自
分の現場から考えるために少しでも役立つことができれば幸いである。
【学習到達目標】
社会における企業の位置づけとその責任を理解する。
企業の社会的責任に関する基礎知識を確かなものとする。
【履修上の注意】
私語は厳禁。受講者の社会的責任も果たしてください。
【事前準備学習】
企業不祥事の問題に関するニュースや、CSR についての情報について日常的にチェックするように。
【評価方法】
試験
60
%
40 %
平常点
【講義テーマ】
1 回 企業と社会の関係を問う意義
2 回 企業とは何か
3 回 市場経済と企業
4 回 企業と社会の関係
5 回 企業の不祥事と責任
6 回 組織と個人の関係
7 回 組織における個人の責任
8 回 企業の社会的責任(CSR)
9 回 CSR の展開
10 回 CSR と市場
11 回 CSR 評価の動き
12 回 SRI の展開
110
その他
13 回 企業の社会的貢献
14 回 社会的企業の展開
15 回 講義総括および試験
国際関係論入門//増田
あゆみ/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在、国際社会で起こっている様々なできごとを理解するためには、その理解を助けるための基本的
な知識と考え方が必要になります。その基本的な知識と考え方を養うための講座のひとつが、国際関係
論です。
本講座では、日本に住む皆さんの生活がどのように国際社会の諸問題と関係しているのかについてを
アジアとの関係において考えていきたいと思います。よって、本講座では、国際関係論のなかでも特に
第三世界(主にアジア、アフリカ、南米をさす)の社会構造に注目する第三世界論を中心に、その理論
および実際の国々の現状をアジアを中心に分析して、日本との関係を考えたいと思います。
【学習到達目標】
新聞、ニュース番組等の内容をより深く理解することができること。
【履修上の注意】
講義内容を聞きながら、自分でノートをとることが必須です(要点が書かれたプリントを配布します)
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。レジュメを配布する。
【参考書】
必要ならば授業中に提示
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%(レポートの評価)
【講義テーマ】
1 回 第三世界とは
2 回 南北問題
3 回 従属論
4 回 第三世界における紛争
5 回 ODA, 環境問題
6 回 難民、移民
7 回 第三世界の経済秩序
111
8 回 アジア太平洋の経済発展と華僑
9 回 日本とアジア
10 回 韓国、台湾
11 回 シンガポール、香港
12 回 ベトナム
13 回 マレーシア、フィリピン
14 回 中国と香港
15 回 日本とアジアの人々
国際政治学//増田
あゆみ/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在、国際社会で起こっている様々なできごとを理解するためには、その理解を助けるための基本的
な知識と考え方が必要になります。その基本的な知識と考え方を養うための講座のひとつが、国際政治
学です。
本講座では、国際社会における様々な事象を、政治、経済、社会、法、時には心理的分析し、国際社
会の構造と動きについて学ぶことを目的とします。国家のみならず、国家以外の活動主体も研究対象に
なります。つまり、国家を超える国際的機関や、国境を超えて活動する企業や団体、個人も対象となり
ます。現在の国際社会の構造の理解と現状に見られる諸問題の分析を行うにあたり、日本に住む皆さん
の生活がどのように国際社会の諸問題と関係しているのかについても一緒に考えていきたいと思いま
す。本講座では、国際政治学の基本観念と原理を学んでから、戦後国際社会の構造とその変化について
を追っていきたいと思います。
【学習到達目標】
新聞、ニュース番組の内容をより深く理解することができるようになること
【履修上の注意】
要点が書かれたプリントを配布しますが、講義内容を聞きながら、自分で、ノートをとることが必須と
なります
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。レジュメを配布する。
【参考書】
必要ならば授業中に提示
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%(レポートの評価)
112
【講義テーマ】
1 回 国際政治学とは:対象と方法
2 回 観念と原理(1) ナショナリズム、民族主義
3 回 (2)帝国主義
4 回 戦後国際社会(1)双極システム
5 回 (2)冷戦:米ソの対立
6 回 冷戦下の世界(1)ヨーロッパ
7 回 (2)アジア、日本
8 回 冷戦後の世界(1)ロシア
9 回 (2)EU
10 回 (3)ドイツ統一
11 回 (4)中国
12 回 軍縮・平和運動
13 回 NGOの活動
14 回 国際的機関の変化
15 回 戦争阻止のために
国際社会入門//増田
あゆみ/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、普段、皆さんが、TVニュースで、目にしたり、聞いたりする世界の出来事を取り上げ、
その出来事の背景にある原因や本質を、一緒に考えていきたい。特に、人として尊厳をもって生きるこ
とができないことがどうして起こるのかということについてを真剣に考えてみたいと思います。
「人権:人が人として尊厳をもって自由に生きる権利」という言葉通して、国際社会の見方を説いてみ
たいと思います。
【学習到達目標】
国際時事ニュースの理解と、さまざまな出来事に接した時に考えることができる力を養うこと
【履修上の注意】
積極的に講義を聞き、参加する姿勢が必要。レポート課題が数回あります。
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。レジュメを配布する。
【参考書】
『人権で世界を変える30の方法』 ヒューマンライツ・ナウ 合同出版 2009年
【評価方法】
試験および課題提出による評価
113
【講義テーマ】
1 回 講義「国際社会入門」について
2 回 児童労働について;子どもの人権
3 回 女性への偏見:女性の人権
4 回 戦争:最大規模の人権の侵害
5 回 民族虐殺:マイノリティの人権
6 回 開発と人権:住民の人権
7 回 貧困と人権:グローバル化と人権
8 回 軍事政権と人権
9 回 テロと反テロによる人権侵害
10 回 多国籍企業の活動と人権
11 回 「人権」:人権侵害とは?
12 回 政府と国際機関の取り組み
13 回 人権擁護運動について
14 回 人権を考えるとはどういうことか
15 回 総括
国際社会問題//中原
聖乃/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、国際社会を、とくに「原子力テクノロジー」から見る。2011 年 3 月、私たちは、福島
原発事故という大きな災害を経験した。直後は、原発稼働の是非、ライフスタイルの転換などが叫ばれ
たものの、2 年後の現在、原発を根本から問い直すという作業を経ないまま、
「ふつう」の暮らしに戻り
つつある。現在、世界の 60 ヵ国で原発は稼働し、日本は原発の輸出も考えている。この授業では、原
子力テクノロジーを柱にして、原子力技術の誕生、植民地問題、低開発問題、放射能の影響、軍産複合
体、国際経済、科学技術など、様々なトピックについて学ぶ。日本の今を生きる私たちにとって必要な
知識を身につける。
【学習到達目標】
①受講者は、原子力テクノロジーについての基礎的な知識を獲得できる。
②受講者は、原子力テクノロジーを、国際社会のなかで包括的に理解できる。、
【履修上の注意】
【履修上の注意】 NGU 教養スタンダードの社会理解の科目である。
【事前準備学習】 新聞やニュースの国際面や国際報道などを見て、国境を越えて展開されるさまざま
な社会問題についてふれておいてほしい。
【事前準備学習】
毎回の授業の最後に、次回授業の予習を説明します。
【教科書】
『放射能難民から生活圏再生へ: マーシャルからフクシマへの伝言』 中原聖乃 法律文化社 2012
114
講義はパワーポイントのハンドアウトなどを使用する。
【参考書】
授業中に紹介する。
【評価方法】
本講義は、最終試験(70%)と平常点(30%)の総合点によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 イントロ
2 回 平和学の射程
3 回 映画『東京原発』鑑賞
4 回 原発の問題点
5 回 原爆開発と原発の誕生
6 回 核実験にみるオリエンタリズム
7 回 放射能の人体への被害
8 回 植民地責任と核実験
9 回 放射能の影響の不確実性
10 回 人体実験
11 回 ヒロシマ・ナガサキ
12 回 国家安全保障
13 回 核の国際管理
14 回 原発事故・原発輸出と核廃棄物輸出
15 回 まとめ及び試験
国際社会問題//吉田
達矢/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代の国際問題の多くは、イスラームが社会的に大きな影響力を持つ地域で起きている。たしかにイ
スラームがそのような諸問題の重要な要素の一つであることは事実である。しかしながら、日本の新
聞・書籍やテレビ番組などにおけるイスラームやイスラーム世界に関する記事やニュースは、いまだ誤
解が多く、それぞれの問題を正確に記述・報道しているとは言いがたい。そして、現在のイスラーム世
界で起きている諸問題は、我々にとっても決して無関係なものではない。
以上を踏まえ、本講義では主に現代イスラーム世界に焦点をあて、それぞれの地域・国家で起きてい
る諸問題について解説し、視聴覚資料も利用しつつ、考察していく。
なお、各回の内容や順序は多少変更することがある。
【学習到達目標】
本講義を受講することによって、日本ではいまだ馴染みがうすく、誤解が多いイスラームやイスラー
ム世界についての理解を深めてほしい。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
115
【事前準備学習】
新聞や報道番組などにおけるイスラームやイスラーム世界に関する記事やニュースに気を配っておく
こと。
イスラーム世界の地理を世界地図などで事前に確認しておくこと。
【教科書】
特になし。
【参考書】
参考文献は適宜紹介する。
【評価方法】
平常点(課題、感想文、授業態度など):40%、試験:60%を目安に総合的に判断する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス・イスラームに関する基礎知識(1)
2 回 イスラームに関する基礎知識(2)
3 回 パレスティナ・イスラエル
4 回 イラン
5 回 イラク
6 回 湾岸産油諸国
7 回 アフガニスタン
8 回 アメリカにおけるイスラーム
9 回 ヨーロッパにおけるイスラーム
10 回 中国におけるイスラーム(特にウイグル)
11 回 東南アジアにおけるイスラーム(特にインドネシア)
12 回 現代トルコの諸相(1):政治と社会
13 回 現代トルコの諸相(2):アルメニア・クルド問題
14 回 トルコと日本の関係史
15 回 まとめおよび試験
現代社会と教育//矢澤
雅/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教育は、常識的なものの見方が広く流布している分野である。マスコミなどで流される教育報道の見
方が広く浸透していることがその大きな理由である。この授業ではこの常識的なものの見方を疑ってみ
ることで教育の常識的見方を越えて見えてくるものは何かということについて追究する。この授業にお
けるテーマは次の3つである。「教育問題」をどう見るか、
「幼児教育・家庭教育」をどう見るか、「近
代・現代学校」をどう見るか、である。
116
【学習到達目標】
この授業の到達目標は次のものである。「教育問題」に対する常識的な見方と社会学的見方を理解す
ること、
「幼児教育・家庭教育」の問題に対する常識的見方と社会学的見方を理解すること、
「近代・現
代学校」に対する常識的見方と社会学的見方を理解することなどである。このことによって、教育につ
いてのより科学的な見方を獲得することを目的とする。
【履修上の注意】
板書した文字をただノートに写すだけでなくノートのとり方を工夫すること
授業で紹介した参考図書を読んでみること
【事前準備学習】
授業の復習をして授業に臨むこと
【教科書】
『プリント教材』
【参考書】
『新版 教育の社会学』 苅谷剛彦他 有斐閣 2011
『教育学入門』 藤田英典 岩波書店
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象として授業態度を加味して評価する
15分以上の遅刻は欠席にする
【講義テーマ】
1 回 教育問題とは何か
2 回 教育病理をどう見るか
3 回 「学校に行かない子ども」をどう見るか
4 回 教育問題の社会学
5 回 子どもをよりよく育てることとは
6 回 早期教育の普及とその問題
7 回 育児産業の興隆とそれを支えるも
8 回 幼児教育の社会学
9 回 近代学校批判の見解
10 回 近代学校誕生以前の学校
11 回 ライフサイクル間関係行為としての教育
12 回 近代学校空間の特殊性
13 回 パノプティコン原理としての近代学校
14 回 近代における「子ども」の発明と「大人」の発明
15 回 授業総括及び試験
117
平和学入門//飯島
滋明/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
みなさんは「平和」と聞くと、
「当然」と思うかもしれません。
「戦争」
「貧困」などはまったく現在で
は存在しないと思うかもしれません。しかし、今こうしている間にも、餓死する人、あるいは戦争で命
を落とす人が地球にいるのです。
この授業では平和にかかわるさまざまな問題を紹介し、皆さんなりの考え方を身につけていただきた
いと思います。
【学習到達目標】
平和についての問題を認識し、受講者の見解を確立すること
【履修上の注意】
授業中の私語は厳禁です。真剣に授業を受けている学生に対して迷惑となりますので、厳しく注意しま
す。
【事前準備学習】
新聞などを読むようにしてください。
【評価方法】
授業中に行う小テストと学期末テストの総合点で評価します。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 「ヒロシマ」と原子爆弾投下
3 回 「ナガサキ」と原子爆弾投下
4 回 原子力発電の是非について(1)
5 回 原子力発電の是非について(2)
6 回 日米関係について(1)
7 回 日米関係について(2)
8 回 アフガニスタン・イラク戦争と日本(1)
9 回 アフガニスタン・イラク戦争と日本(2)
10 回 国際協力とは何か(1)
11 回 国際協力とは何か(2)
12 回 日本の戦後補償について(1)
13 回 日本の戦後補償について(2)
14 回 「難民」問題について
15 回 いままでのまとめ・テスト
人権と社会//大宮
有博/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
<主題>
118
人権とは何か。差別はなぜ生まれるのか。こういった問題にこの科目では、本学の建学の精神でもある
キリスト教の観点から考える。
【学習到達目標】
差別とはどのようなもので、なぜ生まれるのかを考え、人権の重要性を理解し、差別的な考え・発言・
行動について意識を持てるようになる。
【履修上の注意】
(1) 授業以外にボランティアや講演会への参加が義務づけられます。
※ 昨年は学外での人権講座(夜)、ホームレスへの炊き出し、外国人のこども支援などに参加しまし
た。
(2) 授業ではどんどん質問します。
(3) 授業ではたくさん手を動かす作業をします。小グループに分かれてのディスカッションもあります。
※授業中ぼーとしていた人は、このクラスは厳しいです。
【事前準備学習】
1. 人権に関するニュース(例: 身元調査、女性の雇用問題、外国人に対する差別問題など)に関心を持っ
てください。
2. 指定された講演会やボランティア活動に参加し、レポートを提出する。
【評価方法】
授業への参加・貢献(発言やワークシートへの取り組み、小テストなど)10%、期末試験 90%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 差別とは何か
3 回 部落差別 身元調べ
4 回 部落差別 (2) 部落差別と解放闘争の歴史
5 回 部落差別 (3) 現在直面する差別の問題 就職と結婚にまつわる差別、ネット上の差別
6 回 部落差別 (4) 証言に耳を傾けてみよう
7 回 人を大切にするためにわたしを振り返る
8 回 『ホームレスと出会うこどもたち』
9 回 貧困問題とホームレス
10 回 野宿者襲撃
11 回 人を大切にするために磨く「聴く力」・
「伝える力」
12 回 在日外国人が直面する差別
13 回 在日外国人と新しいコミュニティーを形成する
14 回 人権への取り組みの例 識字学級とは何か
15 回 総括・試験
119
数学//宝島
格/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
数およびその計算は算数の初歩であり、大人であれば当たり前のように行えるものである。しかしそ
のプロセスをマニュアル的に書き出せと言われればうまくできない場合が多い。同様に、その扱ってい
る数そのものは一体何かと問われると答えることはなかなか難しい。
本講義では、数のいろいろな範囲について、その明確な意味を明らかにし、どのように「数」の概念
が拡大されてきたかを見るとともに、「無限」というものの扱い方についても考える。
特別な知識は必要でないが、数や数式の扱いにある程度慣れている方が望ましい。
【学習到達目標】
日常ごく常識的に用いている数およびその演算について、その無意識的な扱われ方を明示的に捉えな
おし、順序だてて説明することができるようになることが目標である。
【履修上の注意】
ほぼ毎回の授業で行う練習問題の出来具合によってつける平常点と、期末試験の出来具合とで成績評
価を行う。特に何かの教科書に沿った授業ではないので、授業に出席しその内容を理解しようとする姿
勢が必要がある。
【事前準備学習】
特別な準備は必要ないが、日常ごく当然のこととして思考・行動していることを見つめなおすという
内容なので、心構えとして、論理的に筋の通ったものの考え方をすることに慣れておくことが望ましい。
【評価方法】
平常点 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 無限小数とその計算
3 回 自然数とその計算
4 回 ひきざんと整数
5 回 群・加群
6 回 整数のかけざんと環
7 回 剰余系
8 回 有理数とわりざん・体
9 回 有理数の構成
10 回 拡大体の構成
11 回 実数
12 回 実数の構成と表示
13 回 無限小数表示と実数
14 回 無限と濃度
15 回 まとめおよび試験
120
数理科学//宝島
格/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
トポロジー(位相幾何学)は、図形の形状を問題にする学問である。そこでは、図形を曲げたり伸ば
したり縮めたりしても変わらない性質を探究する。
本講義では、イメージしやすい 2 次元の図形を中心に、ある条件下でどのような図形が考えられるの
か、2 つの図形が同じかどうかをどう判定するのか、といった問題について考える。与えられた条件を
満たすものとしてどのような可能性があるのかを全て網羅することは、一般になかなか難しい作業であ
るが、いろいろなアイデアによりそれが単純な作業に帰着できたり、意外に簡単な結論が得られたりす
ることがわかる。
特別な知識は必要ないが、抽象的な思考法に慣れている方が望ましい。
【学習到達目標】
「全ての可能性」を尽くすための手法を体験することで、その重要性と工夫の必要性を理解し、さら
に、例外を許さない丁寧な証明の重要性を理解すること。その結果として、具体的に曲面の同相判定が
できるようになること。
【履修上の注意】
ほぼ毎回の授業で行う練習問題の出来具合によってつける平常点と、期末試験の出来具合とで成績評
価を行う。特に何かの教科書に沿った授業ではないので、授業に出席しその内容を理解しようとする姿
勢が必要がある。
【事前準備学習】
特別な準備は必要ないが、頭の中で図形を操作してその形を考える場合が多いので、立体的な図形を
想像したり絵に描いたりする練習をしておくことが望ましい。
【評価方法】
平常点 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 1 次元トポロジーと不動点定理
3 回 トポロジー的球面
4 回 2 次元トポロジー
5 回 2 次元図形の展開
6 回 展開図からの図形の構成
7 回 展開図の扱い
8 回 曲面・閉曲面と展開図
9 回 オイラー数
10 回 展開図とオイラー数の計算
11 回 連結性と向き付け可能性
12 回 分類定理
13 回 分類定理の証明
14 回 3 次元多様体
15 回 まとめおよび試験
121
基礎統計学//宝島
格/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
統計は日常生活でも、学問の場面でも、あらゆるところに見られる。統計的な考え方に親しんでいな
い人は、単純な印象によって誤った判断をしてしまうことがある。この講義では、いわゆる統計学の専
門的な事柄ではなく、日常的に用いられる統計にまつわる数字の扱い方を取り上げ、それに慣れ親しむ
ことを目的とする。
【学習到達目標】
統計において数字がどのように扱われるかに親しみ、単純な印象によって誤った判断をせぬよう、落
ち着いて考える習慣を身につけることを目標とする。平均値など統計的な数字の意味(使用する際の注
意点)や、込み入った状況での確率の意味などを理解し、適切に扱えるようになること、論理的な議論
を構成できるようになることが目標である。
【履修上の注意】
数字の計算などにある程度慣れていること、また確率の簡単な計算ができる程度の基礎知識は必要で
ある。
【事前準備学習】
グラフを描く、確率を計算するなどの高校レベルの基礎知識を復習しておくことが望ましい。また、
時事的な問題に、現れる数字に注意して、興味をもって接していることが望ましい。
【評価方法】
平常点 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 平均の扱い
3 回 平均や分散の扱い
4 回 統計数値の扱い
5 回 相関
6 回 相関と因果
7 回 誤った因果の解釈
8 回 確率
9 回 確率の解釈
10 回 誤った確率の使用
11 回 ベイズの確率
12 回 込み入ったベイズの確率
13 回 データの適正な扱い
14 回 論理的な議論
15 回 まとめおよび試験
122
実用統計学//秋元
浩一/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ピタリと予測できれば嬉しいのに、なかなか当たらない。人の気持ち、株価、景気、野菜の値段、等々、
不確定な変動を見極めようとすれば、その背景にある様々な相互関係を解きほぐして何か法則がないか
探る必要があります。また、国の経済はどうなっているのか、地域の状態は良いのか、とった対策は効
果があったのかなかったのか等、知りたい情報を解き明かす方法を考えます。
情報と統計
集団の特徴を表す
比較をする
安定と異常の状態を比較する
走行車両数から経済を知る
予測の試み
【学習到達目標】
統計的方法によって現象を解き明かし因果関係を知る方法を考える力を培うことを目標にする。
【履修上の注意】
座席指定します。受講態度に問題がある場合は失格になります。課題レポートの作成には毎回の授業で
ノートをとることが必須です。
【事前準備学習】
秋元著の指定図書に目を通してください。
【参考書】
『農学・生物学の統計分析大要』 秋元浩一 養賢堂 2002
【評価方法】
出席状況、中間試験結果、定期試験結果を総合的に評価します。
【講義テーマ】
1 回 情報と統計
2 回 統計的な考え方を学ぶ
3 回 平均やばらつきの計算
4 回 少しの例から推定する
5 回 観察をして仮説をたてて検証する方法を知る
6 回 仮説検定法の実際
7 回 正しいサイコロかを考える
8 回 分布の考え方
9 回 ネイルがやる気を起こすって本当か
10 回 両側検定と片側検定
123
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
商品の優劣を検証する
個々が対応する比較と対応しない比較
危険率の考え方
相関と予測
実践的予測
化学//梅本
和泰/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代人にとって、高血圧、糖尿病、心臓病および癌などの生活習慣病患者が急増している。飽食、運動
不足、ストレスと、とりわけ食生活が欧米化して、高カロリー食摂取による栄養過多が原因していると
考えられる。本稿では、高カロリー食品とは対照的な、軽視されてきた食物繊維やオリゴ糖など非栄養
素摂取の必要性と、若者に不足気味なビタミンとミネラルにスポットを当て、代謝上重要であることを
考える。栄養価の高い動物性たんぱく・脂質よりも、栄養価の低い魚介類や植物性たんぱく・脂質の方
が健康によい。糖質、脂質、たんぱく質など精製されたものより、粗製のものほどよいのである。この
ような認識に基づいて、食物の質と量が健康なからだを維持する上で、いかに重要であるかを考える。
次いで、栄養価の面ばかりでなく、食品の保存の面から発酵食品と食品添加物についても講義の対象と
する。
【学習到達目標】
健康な身体を維持する基本となるのは食生活である。そのためには、食物の質と量が重要である。飽
食を避け、適度な運動をして、喫煙を戒め、規則正しい生活習慣からストレスになりにくい体質をつく
ることの必要性をを認識する。
【履修上の注意】
「サイエンス」関連の新聞記事やTV番組などに関心を持って見聞を広めて欲しい。出席を重視す
る。授業中は「集中力」
、「やる気」
、
「根気」を心がけ、「私語」、「居眠り」、「遅刻」を慎むこと。当然
のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあとこれだけは憶えて欲しい簡単な
MinutePaper 課題を、翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえで履修するよう
に。授業は少し早めに終了するので、ノートPC持参するなりして、課題は授業時間内に提出するよう
努めて欲しい。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『化学』 梅本和泰 アトリエ you 2011
参考書の出版年が古くても問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、MinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の基準は、
124
平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 食物の質と量
2 回 栄養と栄養素
3 回 糖質―デンプンの代謝
4 回 糖質―食物繊維
5 回 脂質―動・植物性脂肪
6 回 脂質―脂肪の代謝
7 回 タンパク質―アミノ酸
8 回 タンパク質―補足効果
9 回 ビタミン
10 回 ミネラル
11 回 発酵食品
12 回 食品添加物の効用
13 回 食品添加物の問題点
14 回 医薬品と副作用
15 回 食と生活習慣病
化学と社会//梅本
和泰/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
わが国は化石燃料の大半を海外に依存しているので、安定供給の確保が重要である。石油の有効利用
として、石油化学製品の原料としても、自動車の燃料としても需要の多い軽質油、すなわち直留ガソリ
ンの品質を高める技術としてのリホーミングのトリプルメリットについて述べる。また、低付加価値性
の重質油を高品質の軽質油に変換する技術、クラッキングについて説明する。
次に、エネルギー多消費型の素材型化学工業について、われわれの生活と深く係っている合成繊維、
プラスチック、合成ゴムを中心に述べる。一方、省資源・省エネルギー型ファインケミカルでは、素材
型化学工業と対比しながら、ファインケミカルの特徴について、医薬品、農薬、染料、香料および中性
洗剤の各業種にスポットを当てる。最後に、石油化学工業と深く係っている環境問題、すなわち大気圏、
成層圏および水圏について講義の対象とする。
【学習到達目標】
資源・エネルギーは、国の経済・社会の興亡に係わる重要課題である。とりわけ石油は、資源・エネ
ルギーの中心であり、海外に頼らなければならず、国際的にも非常に弱い立場にあるので、安定供給の
確保と有効利用が重要である。その一環として、資源・エネルギーの依存度を低くして付加価値の高い
機能性に優れた製品を生産することである。省資源・省エネルギーは環境への負荷の低減にもつながる
ことを認識して欲しい。
【履修上の注意】
資源・エネルギー・環境関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の動向を把握するよ
う心がけて欲しい。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
125
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確
認して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目
を示します。
【参考書】
『化学』 梅本和泰 アトリエ you 2011
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエ you 2011
参考書は出版年が古くても問題ありません。
【評価方法】
定期試験の成績50%、MinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条件は、
平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 化石燃料と非化石燃料
2 回 化石燃料資源―石油
3 回 石油化学工業―石油の有効利用
4 回 石油化学工業―合成繊維
5 回 石油化学工業―プラスチック・合成ゴム
6 回 ファインケミカルの特徴
7 回 ファインケミカル―医薬品、農薬
8 回 ファインケミカル―染料、香料、中性洗剤
9 回 化学と環境―化石燃料
10 回 化学と環境―大気圏
11 回 化学と環境―成層圏
12 回 化学と環境―放射性物質
13 回 化学と環境―化学物質
14 回 化学と環境―水圏
15 回 化学と人間社会
生物学//齋藤
久美子/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
生物学のテーマには膨大なものがあり、また近年の生物学、生命科学分野の科学技術は驚異的な速度で
発展している。ヒトとは何かという根源的なテーマはもちろん、今後の医療技術の進展が私たちにもた
らす未来、生命科学技術をめぐる倫理的な問題など、私たちの生活に身近にかかわる様々な問題に適切
に対処するためには、今後は理系・文系の別を問わず、生物学および生命科学の現状を一般の人々も理
126
解し、適切に対処するために、正確な知識と科学的なものの見方、考え方を身につける必要がある。
ただし、限られた講義回数でその全てに追いつき、教えきることは困難である。そこで、生物学の基礎
的な知識はもちろんのこと、将来の人生設計のためにも是非知っておかなければならないと考えられる
事項、これから医療技術に寄与し多くの人の人生に関わるかもしれない重要なテーマをなるべく優先的
に選び、10回までの講義内容とする。
11回からの4回は、学生がグループで自由に生物学、生命科学に関する好きなテーマについて選び、
発表を行う。10回までの講義で教わったことは生物学のほんの一部に過ぎず、ある意味ではここから
が本当の勉強の始まりである。学生自らが、自力で最先端の科学技術、正確な知識を調べる方法を身に
つけ、その内容を深く理解するばかりでなく、積極的に調べた内容について発表を行い仲間と一緒に問
題点を考え、活発に議論や討論を行うことができるまでに到達することを目標としている。
【学習到達目標】
・生命とはなにか、ヒトとは何かについて考える.
・生命科学分野、医療技術の発展が私たちにもたらす未来はどのようなものか、そして私たちはどのよ
うに対応していくのかという問題について考える.
・ヒトはヒトだけでは成り立たず、他の生物と共存して初めて生きていける存在である.生物の多様性、
共存と調和についても考える.
【履修上の注意】
・講義には、必ず毎回出席すること。
・レポートを提出してもらうことがあるので、講義の内容をよく聞いて重要な部分はしっかりとメモを
とること。
・学生による調査、発表および討論の回は、特に積極的な参加を期待する。
【事前準備学習】
・シラバスを読んで次回の講義内容をある程度予習し、わからない専門用語があれば予め意味を調べて
おくこと。
【教科書】
教科書は特に定めないが、キャンベル生物学、エッセンシャル生物学、ケイン生物学、ジョンソン生物
学、アメリカ大学生物学の教科書(ブルーバックス)、あるいは細胞の分子生物学 molecular biology o
f the Cell、といった教科書がたくさんあるので、是非いろいろな書籍を読んで各自の理解度に合った
ものを探してほしい。
【参考書】
教科書、参考書は特に定めないが、図書館にある生物学関連の書籍を一つだけでなくいろいろ読んでく
ださい。生命科学に関する分野、特にヒトの生殖技術や遺伝子、再生医療等に関する研究は、毎日のよ
うに目覚ましい発展を遂げているので、最先端の科学技術に追いつくためには日々の新聞記事やニュー
スにも目を光らせる必要がある。すでに基礎的な生物学、生命科学の知識があり、英語などの語学に自
信のある人は、講義である程度の知識をつけた後、自分が興味をもったテーマについて海外専門誌の原
著論文に是非挑戦してほしい。それが難しい場合は、ノーベル医学生理学賞のような最先端の科学技術
をわかりやすく解説した雑誌などが日本語でもいろいろ出ているので、図書館で探して読んでほしい。
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【評価方法】
・評価は試験50%、平常点50%とする。
・平常点は、授業態度、随時提示するレポートの内容とグループでの発表・討論の内容などから総合的
に評価する。
【講義テーマ】
1 回 生物の生殖―ヒトの妊娠のしくみ、不妊症や不育症の主な原因と検査、一般不妊治療(人工授精
など)を学ぶ
2 回 受精―受精と発生の初期過程について理解する.高度不妊治療(体外受精・顕微授精)の実際に
ついても学ぶ.
3 回 分化、発生―生命の個の成り立ちを学ぶ.たった一つのヒトの受精卵が細胞分裂を繰り返して約
60兆個の細胞となり、様々な臓器、器官を形成し機能的に分化していくまでを追う.
4 回 遺伝子と遺伝子の発現、染色体異常―生命の設計図であるゲノム、遺伝子、DNA について学ぶ.
染色体の数や構造の異常に起因する主な疾患についても解説する.
5 回 がん―制御不能の細胞. 細胞のがん化が起こるメカニズムとがん細胞の特徴について学ぶ.
6 回 ホメオスタシス―恒常性の維持というしくみ. 自律神経系、内分泌系(ホルモン分泌)、免疫系
について学ぶ.
7 回 アポトーシス―プログラムされた細胞死が支える生命現象、免疫系における細胞の生と死につい
て学ぶ.
8 回 細胞の老化と生物時計―DNA 末端複製問題、テロメアの短縮が定めるヒトや動物の細胞の寿命に
ついて学ぶ.
9 回 iPS 細胞とは―拒絶反応のない再生医療の切り札とされる iPS 細胞について学ぶ.ヒト ES 細胞
やヒトクローン胚との違いについても解説する.
10 回 生物毒―有毒植物、毒をもつ生物の謎に迫る.
11 回 学生による調査、発表および討論①(グループごとの討議、調査、テーマ決定)
12 回 学生による調査、発表および討論②(全体での発表)
13 回 学生による調査、発表および討論③(発表に対する質疑応答など)
14 回 学生による調査、発表および討論④(全体での討論、ふりかえり)
15 回 まとめおよび試験
地球科学概論//小林
記之/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
私たちの住む地球は太陽系に属する惑星であり、そして地球は今のところ生命の宿る唯一の星である。
私たち人間の活動範囲はどんどん広くなり、地球上のみならず宇宙にまで達し、宇宙開発事業も進んで
いる。近年では、私たち人間の住む地球の温暖化など、地球環境の急激な変化により、異常気象などに
よる自然災害が懸念されている。また、日本は繰り返し、地震や津波、火山噴火、風水害などの自然災
害を受けてきた。活動する「地球」での生活、特に日本列島に居住している限り、自然災害に遭遇する
確率はなくならない。自然災害や地球環境問題を正しく認識するには、その背景にある「地球」そのも
のに関した知識が必要不可欠である。正しい「地球科学」の基礎知識を持っていれば、自然災害による
被害を最小限に抑えるための行動がとれる可能性が高くなる。そこで、私たち人間が住むこの地球がど
128
のような姿をしているのか、また地球環境がどのように変化してきたのかを認識しましょう。
本講義では、地球と太陽系のその他の惑星との比較や、地球の成り立ちおよび地球の地層や地質につい
て学び、地学分野に関する観察などを通して、地球に対する総合的な見方や考え方を養います。地球科
学の発達にともなって、地球そのものの解明手段も精細なものになってきています。最近では、地震波
の研究、地磁気の研究、岩石鉱物の研究、地殻熱流量の研究といった研究が発展するにつれて、新しい
地球の活動像が見いだされてきました。地球科学の基礎的な講義にともなって、最新の情報をもりこみ、
これまでの地球科学史の変遷を講義したい。
【学習到達目標】
私たち人間の生活の身のまわりには、山・川の地形・地質・岩石など自然が満ち溢れています。このよ
うに身近な自然を通して、地球科学に目を向け、火山、地震、気象などの自然現象を理解しましょう。
日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心を高め、地学的に探究する能
力と態度を養うとともに、地学の基本的な概念や原理・法則を理解しましょう。また、科学的な見方や
考え方を養うことで、日々の生活を豊かなものにしましょう。
【履修上の注意】
自然に直接触れることや疑問を持つことを常に心がけ、日常生活にあふれる自然現象に関心を持って授
業に出てほしい。また、授業の内容に関心・疑問を持って、自ら見出した問題点に関して謎解きをする
ことを楽しんでください。授業は 60%以上の出席とします。
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然現象に関して、講義内容とどう関係しているのか、毎回考えて講義に臨むよう
にしてください。また、TV やインターネット上でも地球科学に関する話題(例えば、NHK スペシャル
など)が多くありますので、積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
プリント資料を配布します。
【参考書】
『基礎地球科学 第 2 版』 西村祐二郎 他 朝倉書店 2010
『ニューステージ新訂地学図表』 浜島書店 浜島書店 2013
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 地球科学とは
2 回 地球の形・内部構造
3 回 地球の表面構造
4 回 地殻とマントル
5 回 プレートとその動き
6 回 地震
7 回 火山
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8 回 地殻の形成
9 回 地球史
10 回 大気の構造
11 回 大気の運動と天候
12 回 海洋と天候
13 回 地球環境
14 回 宇宙の構成
15 回 総括および試験
地球物理学概論//小林
記之/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
地球物理学は、地球や惑星の上で起きる様々な現象を、物理学を使って解明していくという分野です。
内容は極めて広く、身近な自然現象から、太陽系や惑星の進化や宇宙空間までを対象としています。20
世紀を通じて展開されてきた地球科学の発展と宇宙開発によって、地球物理学はその対象をこの地球だ
けではなく、地球をめぐる惑星間空間、太陽系の他の惑星、そして太陽系と銀河系空間の相互作用領域
にいたるまで広げました。また、地球物理学では、日々の天気の変化のメカニズムを理解し予測に役立
てる、あるいは、しばしば大きな被害をもたらすような地震現象の本質を理解し予測するために物理学
を用いて地球上でおこる様々な現象の理解をはかっています。私たち人間の住む地球上では地球温暖化
や巨大地震の発生、火山噴火、オゾンホール問題など、地球環境の急激な変化などによる自然災害が懸
念されています。人間の活動の規模や影響が非常に大きくなってきた現在、地球物理学の必要性は従来
にも増し大きくなりつつあります。近未来の人類に課された課題とも言える諸問題の解決には、よりよ
い地球そのものの理解が必要とされており、地球物理学のさらなる発展が必要不可欠です。地球(主とし
て固体地球)の性質がどのように理解されているのかを、講義します。地球内部の構造や地球表層で起き
る現象を、物理学を中心に科学的に捉えることによって、固体地球環境についての基礎的な事項につい
て最新の情報をもりこんだ講義を行いたいと思います。
【学習到達目標】
私たち人間の生活の身のまわりには、山・川の地形・地質・岩石など自然が満ち溢れています。このよ
うに身近な自然を通して、地球科学に目を向け、火山、地震、気象などの自然現象を理解しましょう。
日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心を高め、地学的に探究する能
力と態度を養うとともに、地学の基本的な概念や原理・法則を理解しましょう。また、科学的な見方や
考え方を養うことで、日々の生活を豊かなものにしましょう。
【履修上の注意】
自然に直接触れることや疑問を持つことを常に心がけ、日常生活にあふれる自然現象に関心を持って授
業に出てほしい。また、授業の内容に関心・疑問を持って、自ら見出した問題点に関して謎解きをする
ことを楽しんでください。授業は 60%以上の出席とします。
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然現象に関して、講義内容とどう関係しているのか、毎回考えて講義に臨むよう
にしてください。また、TV やインターネット上でも地球科学に関する話題(例えば、NHK スペシャル
130
など)が多くありますので、積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
プリントを配布します。
【参考書】
『地球をはかる (新版地学教育講座)』 藤井陽一郎 他 東海大学出版会 1994
『地震と火山 (新版地学教育講座)』 安藤雅孝 他 東海大学出版会 1996
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 地球の概要・形・大きさ
2 回 地球の重力・アイソスタシー
3 回 地磁気・古地磁気
4 回 プレートテクトニクス
5 回 地震の性質・メカニズム
6 回 地震にともなう自然現象
7 回 地震の分布と日本列島の地震
8 回 兵庫県南部沖地震と東北地方太平洋沖地震
9 回 地震の予知と防災
10 回 社会の防災力
11 回 火山の噴火
12 回 マグマと火成活動
13 回 火山の形と噴火の大きさ
14 回 火山噴火の防災
15 回 総括および試験
人類学//今村
薫/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、人類の起源と進化を題材に、環境と生物の関係を理解することを目指す。
ヒトでない何者かからヒトへの進化過程の研究は、いまだに最も変化と流動性に富む分野のひとつで
ある。ヒトの起源をめぐって、形質人類学、考古学、古生物学、地質学だけでなく、分子遺伝学、霊長
類学からのアプローチも盛んにおこなわれている。ヒトをヒトたらしめた決定的な要因は、直立二足歩
行であり、大脳の肥大化や手先の器用さ、さらに言語の使用は、すべて、直立二足歩行に付随したもの
である。
ヒトが、他の霊長類との共通の祖先から分岐して、独自の道を歩き始めたのは、おおよそ 500 万年前
というのが、形質人類学と分子遺伝学の一致した見解である。こうして、猿人が誕生し、さらに原人、
旧人を経て、現世の我々の直接の祖先にあたる新人へと進化した。しかし、原人以降のヒトの形態学的
131
変化は、わずかであり、生物学的には非常に小さい。つまり、われわれ人類は、文化によって驚異的に
生活環境が変化したが、人体そのものは、数百万年前からほぼ同じなのである。
現在、人類は、最も熱い熱帯から最も寒い極地方まで、また、過酷な乾燥帯にも、ヒマラヤの高地に
も、地球のあらゆる場所に住んでいる。何がそれを可能にさせたのかを、人類がその誕生の地アフリカ
から、世界中に拡散していった過程を追いながら考察する。
【学習到達目標】
人類の起源と進化を題材に、環境と生物の関係を理解することを目指す
【履修上の注意】
ノートの取り方を工夫してください。毎回出す課題は、丁寧な字で書くこと。内容だけでなく、講義
態度も提出された解答から評価します。
【事前準備学習】
身近な動物の観察や、人間の歩き方などの動きを考察してください。
【参考書】
『人間史をたどる』 片山一道・他 朝倉書店 2000 年
【評価方法】
中間テストとしてレポート一回提出。さらに期末テストとしてもう一度レポート課題を出します。これ
ら 2 回のレポートを必ず提出してください。また、毎回の講義で課題を出しますので、その課題の答案
の内容で平常点をつけます。
【講義テーマ】
1 回 ヒトの学名
2 回 進化論の背景
3 回 猿人、最初のヒト
4 回 直立二足歩行とはなにか
5 回 脳か、二足歩行か
6 回 狩猟仮説と採集仮説
7 回 原人の生活
8 回 アフリカからユーラシアへ
9 回 ビッグ・ゲイム・ハンター
10 回 花を愛でた旧人
11 回 新人の出現
12 回 イヴ仮設
13 回 多地域進化説
14 回 人類の課題
15 回 新人から現代人へ
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物理学//小林
記之/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
物理学とは、我々人間の住む自然界に起こる諸現象には一定の規則性があり、それらの法則性を探求す
る学問で、宇宙のあらゆる現象を対象としています。物理学はまず天体の運動を観察することから生ま
れてきました。ケプラーが太陽系の運動の3法則を発見し、その後、ニュートンが力学を完成させまし
た。ファラデーやマックスウェルによって電磁気学が、また熱に関係した熱力学などが 19 世紀の終わ
りに確立され、古典物理学の体系ができあがりました。20 世紀になると自然を大きくとらえるだけでな
く、もっとミクロな世界の分子・原子にまで目が向けられるようになってきました。この中で、電子の
発見や原子構造の解析などが進むにつれ、これまでのニュートン力学では説明のつかないことが出てき
ました。その結果新しい物理学である量子力学が作られてきました。物理学の目的は「自然のしくみ」
を知ろうとすることにあります。得られた知識を応用することによって機械、電気、電子、建築、材料
など日常生活の物質的な生活に大いに役立っています。
本講義では、生活の中にあふれている電気や磁気の性質、地震波、水波、音、光などのいろいろな波、
日常に起こる物体の運動や様々なエネルギーの現象について説明します。
【学習到達目標】
我々人間の周囲に存在する自然に対する関心や探究心を高めましょう。また、物理学的な探究を行う能
力を養うとともに、基本的な原理・法則を理解し、科学的な自然観を養うことで、日々の生活を豊かな
ものにしましょう。
【履修上の注意】
日常生活にあふれる物理現象に関心を持って授業に出てほしい。また、授業で得た知識を持って、自ら
見出した問題点に関して考え、そして謎解きをすることを楽しんでください。
授業は 60%以上の出席とします。
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然や日常生活に結び付けて学習を進めると、理解が一層深まります。また、TV
やインターネット上でも物理学に関する話題(例えば、NHK スペシャルなど)が多くありますので、
積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
授業で使用するパワーポイントにそったプリント資料を配布します。
【参考書】
『面白いほどよくわかる物理』 長沢光晴 日本文芸社 2003
『はじめて学ぶ物理学』 阿部龍蔵 サイエンス社 2006
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 物理学とは
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2 回 物体の運動
3 回 力と運動の法則
4 回 運動量の保存
5 回 仕事と力学的エネルギー
6 回 熱とエネルギー
7 回 波の性質
8 回 音波
9 回 光波
10 回 電場
11 回 電流の動き
12 回 電流と磁場
13 回 電子と原子
14 回 科学技術の中のエネルギー
15 回 総括および試験
科学史//木村
光伸/春A(火 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会を支えている科学技術はどのように形成され、人間文化を担ってきたのだろうか。そもそも
科学的な思考法はいつ、誰が、どのように「発見」し、どういう歴史をたどって現在に至ったのだろう
か。「科学的」と私たちが呼んでいることの内実はいったい何なのだろうか。21世紀に生きる私たち
は科学と技術を最大限に活用しつつ文明を謳歌しているように見える。しかし私たちをとりまく自然環
境は地球規模の危機を招きつつあり、同時に私たちの精神を支えるべき社会的環境においても大きなひ
ずみを生じさせている。
このような現在の状況を背景に私たちが現代文明社会でいき続けるために、私たち自身はもっと科学
的な社会状況を自覚し、真に科学的な生活指針を持たなければならない。そのことを成就する前提とし
て、科学の成り立ちを追及し、科学が明示的に展開してきた「宇宙」
「物質」
「生命」
「生物」そして「人
間」について、それぞれの概念、定義、本質を捉えて科学のあり方を論じてみたい。もうひとつ、科学
の視点から「宗教」や「神秘」の話題にも言及したい。
【学習到達目標】
すべての分野の学習は「科学的」という前提で展開されている。その「科学的」であるということの意
味を理解できるだけの素地を形成することを目標と知る。
【履修上の注意】
授業に出席することは学習の前提であり、何回まで休んでよいのかなどということを気にする学生には
そもそも受講資格などない。また授業ごとに明示される課題を確実にクリアし、最終試験に合格したも
のに単位を与える。
【事前準備学習】
あらかじめ与えられた指示に従って事前学習を行うこと。
134
【教科書】
プリントを活用する。
【参考書】
授業の進行に応じて適宜指示する。
【評価方法】
小テスト、授業のコメントなど授業時の評価(50%)と最終試験(50%)の合計で総合評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 科学に振り回される現代社会
2 回 そもそも科学とは何だろう
3 回 科学の始まり(歴史的理解)
4 回 アリストテレスと科学
5 回 生命の階層的理解
6 回 知識と科学、そしてプリニウスの時代
7 回 キリスト教と科学の相克
8 回 ルネサンスは科学復権の時代だ
9 回 近代科学の始まり
10 回 微小の世界と極大の世界
11 回 自然の秩序と体系
12 回 進化という観念
13 回 ダーウィン進化論を考える
14 回 生命操作の時代
15 回 宇宙・物質・生命・ヒト(科学はどこへ行くのか)
科学史//木村
光伸/秋A(火 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会を支えている科学技術はどのように形成され、人間文化を担ってきたのだろうか。そもそも
科学的な思考法はいつ、誰が、どのように「発見」し、どういう歴史をたどって現在に至ったのだろう
か。「科学的」と私たちが呼んでいることの内実はいったい何なのだろうか。21世紀に生きる私たち
は科学と技術を最大限に活用しつつ文明を謳歌しているように見える。しかし私たちをとりまく自然環
境は地球規模の危機を招きつつあり、同時に私たちの精神を支えるべき社会的環境においても大きなひ
ずみを生じさせている。
このような現在の状況を背景に私たちが現代文明社会でいき続けるために、私たち自身はもっと科学
的な社会状況を自覚し、真に科学的な生活指針を持たなければならない。そのことを成就する前提とし
て、科学の成り立ちを追及し、科学が明示的に展開してきた「宇宙」
「物質」
「生命」
「生物」そして「人
間」について、それぞれの概念、定義、本質を捉えて科学のあり方を論じてみたい。もうひとつ、科学
の視点から「宗教」や「神秘」の話題にも言及したい。
【学習到達目標】
すべての分野の学習は「科学的」という前提で展開されている。その「科学的」であるということの意
135
味を理解できるだけの素地を形成することを目標と知る。
【履修上の注意】
授業に出席することは学習の前提であり、何回まで休んでよいのかなどということを気にする学生には
そもそも受講資格などない。また授業ごとに明示される課題を確実にクリアし、最終試験に合格したも
のに単位を与える。
【事前準備学習】
あらかじめ与えられは指示に従って事前学習を行うこと。
【教科書】
プリントを活用する。
【参考書】
授業の進行に応じて適宜指示する。
【評価方法】
小テスト、授業のコメントなど授業時の評価(50%)と最終試験(50%)の合計で総合評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 科学に振り回される現代社会
2 回 そもそも科学とは何だろう
3 回 科学の始まり(歴史的理解)
4 回 アリストテレスと科学
5 回 生命の階層的理解
6 回 知識と科学、そしてプリニウスの時代
7 回 キリスト教と科学の相克
8 回 ルネサンスは科学復権の時代だ
9 回 近代科学の始まり
10 回 微小の世界と極大の世界
11 回 自然の秩序と体系
12 回 進化という観念
13 回 ダーウィン進化論を考える
14 回 生命操作の時代
15 回 宇宙・物質・生命・ヒト(科学はどこへ行くのか)
生命倫理//大宮・
亀井/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
生命倫理学とは、生命に関わる人間の行為について、人が人と共に幸せに生きていくためのルールを私
たち全員で討論し作成していく学問である。これらルールの論点を整理し、どう対処すればよいのか、
その基準をさぐることを目的とする。そのため毎回の授業は、「導入のディスカッション」→「解説」
→「レポート」の順で行う。
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【学習到達目標】
(1) 生命倫理問題に関して自分の考えをまとめる。
(2) 生命の重さについて考えを深める機会を持つ。
【履修上の注意】
テーマについての活発な発表と議論を期待する。そのため、指定された予習をして毎回授業に臨むこと。
【事前準備学習】
参考書などを事前にしっかり読んでおくこと
【参考書】
『『生命倫理学を学ぶ人のために』』 加藤尚武,加茂直樹編 世界思想社 1998
『『生・老・病・死を考える 15 章』』 庄司進一編著 朝日新聞社 2003
【評価方法】
各回授業ディスカッションおよびミニレポート(40%)+レポート(14 回目に題目が出され 15 回目に提出)
(60%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(1)人工妊娠中絶
3 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(2)出生前診断と選択的中絶①
4 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(3)出生前診断と選択的中絶②
5 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(4)人工授精、体外受精
6 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(5)代理出産
7 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(6)インフォームドコンセント
8 回 生命の始まりをめぐる倫理問題(7)生殖補助医療と自己決定権
9 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (1)安楽死
10 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (2)意識障害の状態の患者に対する治療
11 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (3)人工呼吸器による生
12 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (4)脳死
13 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (5)臓器移植
14 回 生命の終わりをめぐる倫理問題 (6)ホスピス・QOL
15 回 総括および試験
日本史//曽我
良成/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では中学・高校の「日本史」のように、あらゆる分野を古い時代から概観するのではなく、
男女・夫婦・家族の社会的役割という観点にしぼって日本の歴史を眺めることにします。
日本的な男女のあり方は、男性が上位に立ち、女性はそれを支えるというもののように思われがちで
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すが、その男女のあり方は実は、かなり後の時代に政治的につくられたものなのです。戦国時代までの
日本の男女のあり方は、もっと別なものです。
これから私たちが生きていく社会には、どのような男女や家族のあり方が望ましいのかを考えるため、
固定観念にとらわれることのないように、まず歴史をふりかえってみましょう。
【学習到達目標】
あらゆる人々との「共生」の上に、現在の私たちの社会が成り立っていることを理解し、その一員とし
ての役割を果たしていく一人の人間としての意識がもてること。
【履修上の注意】
毎回、その週で学習したことをまとめる小レポートを課題として課します。
単に講義に出ているだけでは評価されませんので注意してください。
【事前準備学習】
次回のテーマに関係する部分の教科書を読んできてください。
急に人名が出てきても誰のことかわからない、ということのないようにしてください。
【教科書】
『日本女性史』
吉川弘文館
【評価方法】
試験 60% 授業まとめ・小レポート 40%
【講義テーマ】
1 回 どうして歴史なんて勉強しなくてはいけないの?
2 回 「原始女性は太陽だった」のか?
3 回 卑弥呼の謎を探る
4 回 男の王と女の王
5 回 律令法における女性の地位
6 回 女性の天皇に関する基礎知識
7 回 女帝の世紀
8 回 平安貴族社会と女性
9 回 二人の天皇に愛された女性
10 回 中世の社会と女性
11 回 戦国時代の政略結婚は悲劇的?
12 回 ルイス・フロイスの見た日本人
13 回 「かかあ天下」の本当の意味
14 回 「女工哀史」の世界
15 回 まとめおよび試験
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日本思想史//荻原
隆/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本の思想-その本質、および伝統と欧化-
この講義は二部構成とする。第一部(春学期)は日本の伝統の中核、日本人の精神の本質にあるも
のはなにかについて考察する。まず最初に日本的とか日本人好みと言われる場合のイメージについて考
えてみよう。次に丸山真男の日本ファシズム・軍国主義論を取り上げ、丸山が日本人の精神性について
どう考えていたかを見てみる。つづいて、日本の代表的な文学作品や国体思想および武士道について検
討する。あわせて、もともと外来思想であるが、日本の伝統の一部になった儒教や仏教についても考え
てみよう。最後に、日本の地理・環境・風土と民族の成り立ちの特質を検討し、津田左右吉の日本思想
史研究を手がかりとしながら、日本的で普遍的な原理を構想することが可能かどうか述べて見ようと思
う。
第二部(秋学期)は明治維新前後における日本近代思想の形成について考察する。まず、幕末維新期
における対外意識の形成とその問題を取り上げる。この期の日本の対外意識には国際関係における規範
という観念がある程度成立するものの、それがとくに東アジアに対しては長続きせず、力の論理に傾斜
してゆくが、それはなぜなのか論ずる。次に福沢・加藤らの明治啓蒙思想を取り上げ、啓蒙とはなにか、
そして彼らの天賦人権論・自然観・人間観・政治観などを従来の儒教的なそれとの差異と連続性という
観点から考察する。また、福沢の文明論を紹介し、西洋文明の光と影、国家と普遍的文明のはざまで彼
がどのように苦悩し、選択をなしたか考えてみる。続いて、自由民権運動を考察する。植木・中江・馬
場らのこの思想集団は明治啓蒙の天賦人権論を継承しつつ、自由権利のさらなる拡大をめざしたもので
あるが、その意義と問題について論ずる。一方、功利主義の立場から自由権利の問題を考えようとした
小野梓の思想の意味についても取り上げる。維新の改革もようやく一段落した明治二十年代になると、
徳富の平民主義、陸の国民主義、志賀や三宅らの国粋主義が出現してくる。これらは啓蒙や民権の思想
が抽象的・概念的性格を持つのに対し、より生産や生活、風土や歴史を重視するという特徴があるが、
こういう思想の意味について考えながら、幕末維新期の思想を全体として振り返っておく。
第一部(春学期)、第二部(秋学期)いずれを履修しても単位を認定する。
「講義・テーマ」はとりあ
えず第一部の15回分を示す。
【学習到達目標】
日本精神についてはとかく誤解が多いので、その本質についてよく認識理解するとともに、伝統と欧化
を巡って日本はいかなる形で普遍的文明に貢献できるかを考えてみる。
【履修上の注意】
授業は静粛・真剣に聴くこと。私語・遅刻・早退は厳禁。
【事前準備学習】
参考文献には一応目を通しておいてほしい。また、広く歴史・文学・哲学などの古典を読み、知識や教
養、論理的思考能力を養っておくことは必須。これらが不足していると、授業を理解できないし、面白
くもないはず。
【参考書】
『現代政治の思想と行動』 丸山真男 未来社 1962
『忠誠と反逆 : 転形期日本の精神史的位相』 丸山真男 筑摩書房 1992
『文学に現はれたる国民思想の研究 (全四巻)』 津田左右吉 岩波書店 1966
139
【評価方法】
小テスト30%、授業態度20%、試験50%を目安に総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 日本的・日本人好みとは
3 回 同上(文学や芸術などを例に)
4 回 同上(丸山真男のファシズム論を読む)
5 回 同上(日本ファシズムの特徴と伝統の関連)
6 回 記紀・詩歌
7 回 王朝文学
8 回 国体思想・武士道
9 回 仏教・儒教
10 回 日本人の歴史的特性-風土と民族の成り立ち
11 回 同上(志賀重昂『日本景論』を読む)
12 回 同上(津田左右吉の業績を手がかりに)
13 回 日本的原理は可能か-伝統と欧化
14 回 日本的原理を未来に生かそう
15 回 授業の総括と試験
日本文化史//曽我
良成/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本の文化の歴史のなかで、とくに興味を引く点について解説をしたいと思います。高校時代の日本史
で文化というと、仏像や文学作品の名前を覚えることだったはずですが、この講義でいう文化とは、も
う少し広い範囲で考えて「日本人の営み」といった意味で考えています。私たちは日本人として、この
ような文化を引き継ぎ、そして次の世代へ渡していく役割を担っています。あまり難しく考えずに、
「文
化」を考えてみませんか?
【学習到達目標】
人間の営みとしての日本の文化が、どのように形成されてきて、どのように私たちに継承され、今の生
活に関わっているのかを、理解できるようになること。
【履修上の注意】
毎回講義終了時に、その講義をまとめる小レポートを提出してもらいます。
たんに出席しているだけでは意味がありません。
【事前準備学習】
次回講義分に関係する教科書の予習をしてきてください。
【教科書】
『日本女性史』
吉川弘文館
140
【評価方法】
試験 60%、講義時感想文・小レポート 40%
【講義テーマ】
1 回 「歴史」って何?「文化」って何?
2 回 日本人はどこから来たか?(1)北から
3 回 日本人はどこから来たか?(2)南から
4 回 文化の始まりとしての「戦争」
5 回 「万葉集」にあらわれた古代人の心
6 回 平安貴族の恋愛と結婚
7 回 鎌倉「新」仏教ってどこが新しいの?
8 回 朝市や行商のおばちゃん達は重要文化財
9 回 江戸時代の庶民女性
10 回 江戸時代の「悪女」
11 回 幕末動乱期の女性活動家
12 回 「良妻賢母」は、誰の良い妻?賢い母?
13 回 東海地方の歴史散歩(1)古墳
14 回 東海地方の歴史散歩(2)国宝建築
15 回 まとめおよび試験
中国文化入門//黄
名時/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
たいていの学生にとって、お隣の国・中国は近くて遠い存在であろう。幼少の頃から慣れ親しんでき
た欧米と比べて、何だかよく分からないが、しかしそれでいて何かと気になる、なんとも不思議な国―
中国―、といったイメージであろうか。パンダ、中国語(ニーハオ・シェシェ…)、中華料理・茶・紹
興酒、漢字・漢語・漢文・書道、漢方薬・ツボ・針灸・薬膳、陶磁器、マージャン、易占い、儒教理念、
三国志・西遊記、万里の長城、シルクロード、チャイナドレス、気功・カンフー・少林寺・太極拳……。
明治維新以後の「脱亜入欧」による政治的中国離れ以来、とりわけ戦後の冷戦構造ともかかわって意識
的にも疎遠な関係が長く続いてきた中国だが、近年、急接近が図られ再び身近な存在になってきている。
授業では、その中国の文化的バックグラウンドと今のトレンドについて講義する。中国とはどのような
国なのか、中国語とはどのような言葉なのか、悠久の歴史の中で育まれてきた大陸文化の特質を解説し
ながら今日の中国を紹介していきたい。
欧州ほどの広大な国土に日本の十倍もの人々が暮らす多民族の国・中国は、消長はあるが、おおむね
紀元前 221 年の秦の始皇帝より清朝・乾隆帝を経て 19 世紀後半に至るまで東アジア周辺国および国際
社会に強大な政治的・文化的影響を与えた超大国であった。これゆえ東アジアの歴史は古代から近代に
至るまで常に中国を中心に展開し、日本・朝鮮韓国・ベトナムなど周辺の国々は時に衛星国として位置
づけられた。2000 年間にわたった華夷秩序および朝貢・冊封体制として知られるものである。華麗な
る隋唐時代には国際都市・長安の都へ日本からも 20 回にわたって遣隋使・遣唐使が派遣された。エリ
ートの日本人留学生や学問僧が命がけで荒海を渡り中国の厖大な文化・文物を懸命に吸収して、最先端
の技術と知識を持ち帰り手本とした。日本がすべてを唐風にすることを最大の目標とし、大陸文化を徹
底的に模倣して国家としての体制と制度を整えていった時代である。かくして中国文化圏への参入を本
141
格化していくこととなる。
ナポレオンはこう語っている、「中国大陸、そこには大国が眠っている。しばらくそのままにしてお
こう。眠りから覚めればすぐに世界をゆさぶることになるのだから」と。近年、中国の活動再開により、
今スーパーパワーとしての中国が復興しつつある。100 年にわたる内憂外患の混迷と激動の時代を経て、
特にここ 10 数年の間に急激に台頭してきた中国は“眠れる獅子”がその長い眠りから目覚めたとも囁
かれる。東南アジアでは現在、中国の DVD ソフトなどが市場に溢れ、中国語がブームになり、また米
国でも大学以外に一部の小中高で生徒が中国語を学び始めている。中国のソフトパワーの展開などとも
言われるが、実際に中国語がビジネスや就職で重要視されて、各国で学習者が急増し、トレンドになっ
てきている。昨今、中国の企業・金融・文化は急速に発展し、さまざまな分野で数々の世界一を誇る。
チャイナパワーの炸裂である。社会主義の壮大な実験を経て、“改革・開放”の門戸開放政策によって
中国は「世界の工場」へ、そして「世界第二の経済大国」へと躍り出た。2020~2025 年には米国を抜
いて世界最大の経済規模になるとの内閣府推計もある。過去に世界一の経済大国であった中国の復権を
危惧する声もある。中国は国際政治・外交・文化さらに科学技術・巨大マーケットなどあらゆる分野で
今、世界を牽引し膨張しつづける中で、かたや新たな摩擦も生み出している。
一方、中国国内は都市と農村の間、漢民族と少数民族の間で教育格差・意識格差・収入格差の大きい
格差社会であり、環境破壊や人口増加・民族対立・民主化問題・汚職不正・物価上昇など山積する課題
も少なくない。経済成長を続ける中国では近年、リストラ・強制立ち退き・農地収用・価値観の多様化
などさまざまな社会問題も生じている。悠久の歴史をもつ多民族の超大国ゆえの今日の現状でもあると
言えよう。講義の中ではいくつかテーマを設定し、100 年を経て再び身近な存在になりつつある大陸中
国の伝統的文化と今日の社会事情を取り上げるとともに、併せて今後の日中関係と東アジアの共生につ
いても考えてみる機会としたい。教室では DVD などの映像資料も用い、目と耳からの情報で現在の生
きた中国の姿を感じ取ることができるようにしていきたい。
なお、この授業では主として新しい中国―「近現代の中国とその伝統文化」を講義テーマとし、古い
中国については秋学期開講の「考古学入門-古代の中国とその文化遺産-」の授業で主に扱う。
【学習到達目標】
受講生が中国の伝統文化と中国の現状について基礎的な知識が得られることを目標とする。
【履修上の注意】
出欠は教室のカードリーダーで読み取るので、学生証を忘れた場合は当日申し出ること。過去形の出
席の届け出は認められない。
毎回講義の最後に小テストとして、授業内容について受講生に感想・意見・論評等を答案用紙に書い
てもらうが、用紙の半分以下しか書いていない答案は減点となるので注意すること。字数は少なくとも
330文字(=30文字×11行)以上を目安とし、答案は、講義内容全般にわたって論評するものと
する。授業テーマの一部分しか論及していない答案は同様に減点となるので注意すること。
【事前準備学習】
日頃より中国の社会や文化に関する知識を積極的に吸収するように努力することを望む。
【教科書】
『』 プリント
142
【参考書】
『中国の衝撃』 溝口雄三 東京大学出版会
『日中逆転 膨張する中国の真実』 日本経済新聞社 日本経済新聞出版社
『民族の世界史5 漢民族と中国社会』 橋本萬太郎 山川出版社
『中国の暮らしと文化を知るための 40 章』 東洋文化研究会 明石書店
『中国近現代史研究のスタンダード』 田中比呂志 研文出版
【評価方法】
授業態度と毎回の小テスト評点(50%)および学期末テスト(50%、持込不可の論述式筆記試験・3
00 文字×4 問)の成績でもって評価する。出欠は教室の CCS 管理システムで集計するので、受講生は
必ず学生証を携帯し自己責任で管理すること。初回授業から欠席のカウントをする。遅刻二回で欠席一
回とする。15 分以上の遅刻・退席は欠席扱いとなる。公欠・病欠は認めておらず、1/3 以上の授業欠席
で失格となるため特に注意をすること。必ず名簿順の座席表に従って着席し、授業中の携帯・私語・入
退室はすべて禁止する。
【講義テーマ】
1 回 中国文明の進化史
2 回 中国と日中文化交流史
3 回 中国文化の特質Ⅰ・特質Ⅱ
4 回 中国の社会と人(大学事情、街、民族音楽)
5 回 中国の伝統文化(春節、中秋節、食、結婚式)
6 回 中国の転換
新人類バーリンホゥと中国ブランド
7 回 中国の映画事情
8 回 膨張するチャイナパワー
9 回 中国最大の都市・上海
10 回 中国の企業文化と商習慣
11 回 中国の教育とその課題
12 回 中国の少数民族事情
13 回 台湾の風土と生活
14 回 中国の武術と少林寺
15 回 授業のまとめと定期試験
英米文化入門//吉野
勇夫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
イギリス、アメリカの文化は現代の世界に広く浸透しています。英語が世界の共通言語となっているの
はその一つの表れです。第二次世界大戦後、アメリカの文化がどっと日本に入ってきて、我々日本人の
ライフスタイルやものの考え方に大きな影響を与えました。この授業では、英米、特にアメリカの歴史、
文化について基礎的なトピックを取り上げて概説します。
【学習到達目標】
英米、特にアメリカで起きている様々な出来事について各自が関心を持ち、自分でさらに掘り下げ、一
層理解を深め、幅広い視野で物事を判断できるようにすることを目標とします。
143
【履修上の注意】
毎回の教材・資料は講師が準備して当日配布します。また、毎回感想文用紙を配りますので、その日の
講義について感じたこと、考えさせられたことを記入し、メールで講師に送るか、翌週の授業日に提出
してください。
【事前準備学習】
受講前に、予定された講義トピックスについて予習をしておいてください。
【教科書】
毎回、講師が準備して配布します。
【評価方法】
試験(レポート提出):70 点
平常点(出席態度、感想文):30%
【講義テーマ】
1 回 アメリカの歴史(1)
2 回 アメリカの歴史(2)
3 回 多民族国家アメリカ
4 回 アメリカの政治体制
5 回 アメリカの大統領制
6 回 アメリカ人の感覚
7 回 さすらうアメリカ人
8 回 アメリカの犯罪・警察
9 回 アメリカ人の仕事の仕方
10 回 日米の異文化摩擦
11 回 アメリカの自動車産業
12 回 アメリカの映画ビジネス
13 回 アメリカのスポーツ
14 回 アメリカの音楽
15 回 まとめ、議論
文化人類学//今村
薫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、現代社会で起きているさまざまな問題を、同時代人として理解することを目指す。
人類は、自然社会、農業社会を経て、17 世紀以来産業社会の時代に突入した。現在は産業による生産
がもっとも充実し、先進国においては多くの人々が豊かさを享受した。しかし、実はこの先進国の住人
は世界の人口の1割を満たすにすぎない。地球上の大多数の人々が貧困や飢餓に苦しんでいるというの
が真実である。また、現在は、先進国と途上国の区別を越えた、地球規模の問題として、温暖化、オゾ
ン層の破壊、大気汚染、環境ホルモンなどの環境問題が深刻化している。さらに、食糧自給率が3割し
かない日本においては、食糧問題も潜在的な脅威である。
この講義では、ゴミ問題、化学物質アレルギーなどの身近なトピックを取り上げ、現代の日本社会の
144
問題を提起したい。また、日本の問題は、環境、貿易、情報などによって必ず地球規模での問題に行き
着く。地球人として、どのように生きるべきかを、自然と人間の共存や人類社会の成立基盤について考
えることから掘り起こしていきたい。
文化人類学は、我々とは異なるロジックにしたがって生きている「他者」を理解することを通じて、
我々自身についてよりよく知ることを目指している。異なる文化を理解しようとするとき、我々は、こ
の日本文化によって形づくられた自分自身の姿を振り返らざるをえない。
個としての人間と、集団としての人類社会の全体を想定するならば、その両者の間に民族が存在し、
文化が存在し、また世界全体を覆うようなシステムが存在している。人間社会の行動パターン、自然資
源の利用、食文化、言語、宗教、民族といった概念を明らかにし、どのように、世界を認識し、文化を
理解するかを解いていく。
【学習到達目標】
現代社会で起きているさまざまな問題を、同時代人として理解することを目指す
【履修上の注意】
ノートの取り方を工夫してください。毎回講義の終わりに課題を出しますが、丁寧な字で書くこと。
内容だけでなく、講義への姿勢も、提出物から判断します。
【事前準備学習】
常日頃から、現代社会を相対化して見るようにしてください。
【評価方法】
期末試験 70%
平常点 30%(授業態度と課題提出)
【講義テーマ】
1 回 21 世紀の潮流
2 回 人口問題
3 回 肉食と食糧問題
4 回 大規模農業の問題点
5 回 農業とバイオ・テクノロジー
6 回 科学の進歩と人類文明
7 回 文化と経済
8 回 贈与交換
9 回 文化とは何か
10 回 食文化について
11 回 言語とは何か
12 回 日本語の特徴
13 回 宗教とは何か
14 回 民族とは何か
15 回 民族紛争について
145
文化人類学//宮坂
清/集秋/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
人類学は、人類のさまざまな営みをとおして「人類とは何か」を考える学問である。本授業では、まず
人類学の基礎を学び、続いて人間の社会、次いで宗教を取り上げ、それらを人類学的にみる方法を学ん
でゆく。映像資料を活用し、わかりやすい講義を目指す。
【学習到達目標】
人類文化の複雑な状況を読み解くための、人類学的な思考力の基礎をつくることを目標とする。
【履修上の注意】
講義内容を理解するだけでなく、問題意識をもちそれを展開する積極的な態度を求める。
【事前準備学習】
指示された参考書を読むことが望まれる。
【教科書】
特に指定しない。
【参考書】
『よくわかる文化人類学』 綾部恒雄、桑山敬己編 ミネルヴァ書房 2010 年
【評価方法】
平常点(30%)、授業内レポート(70%)により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:講義内容・評価方法について
2 回 人類学の基礎(1):人類の来た道
3 回 人類学の基礎(2):言語獲得と文化
4 回 人類学の基礎(3):人類・人種・民族・エスニシティ
5 回 人類と社会(1):生殖と人間
6 回 人類と社会(2):親族の理論
7 回 人類と社会(3):現代社会と家族・親族
8 回 異文化に触れる(1):ドキュメンタリー観賞
9 回 信仰と世界観(1):アニミズムと葬送
10 回 信仰と世界観(2):通過儀礼にみる分類的思考と聖性
11 回 信仰と世界観(3):穢れとタブー
12 回 異文化に触れる(2):映画鑑賞
13 回 ラダックの宗教世界(1):インド仏教からチベット仏教へ
14 回 ラダックの宗教世界(2):民俗宗教とシャーマン
15 回 まとめ
146
世界の近現代史//吉田
達矢/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代世界の問題の多くは近代に起因しており、また近代以降に「世界の一体化」は進展していった。
このため、世界の近現代史を学ぶことは, グローバリゼーションなど現代世界の諸問題を考えるために
必要である。
アジアやアフリカなどの場合も、
「世界の一体化」と無縁な独自の歴史を展開していたわけではなく、
19 世紀以降ほかの地域(特にヨーロッパ)との関係は深くなっていった。ただし、それは単なるヨーロ
ッパ諸国への従属化(植民地化)ではなく、
「世界の一体化」や「近代化(西洋化)」への様々な対応が
みられた。
以上を踏まえ、本講義は世界の近現代史をアジアやアフリカの多くの地域を含むイスラーム世界の観
点から主に考察し、他地域(ヨーロッパなど)の動向との関連についても述べていく。なお、各回の内
容や順序は多少変更することがある。受講者は、世界史を学ぶ意義を考えてもらうと同時に、グローバ
リゼーションなど現代世界の諸問題に対する問題意識を持って履修してもらいたい。
なお、本講義の主な対象年代は 19 世紀以降なので、18 世紀以前の歴史に関しては「世界史」で講
義する。ただし、本講義と「世界史」はそれぞれ別々の内容なので、
「世界史」の受講は必須ではない。
また、イスラーム世界で起きている現在の諸問題については、「国際社会問題」において講義する。
【学習到達目標】
本講義を受講することによって、グローバリゼーションが進んでいる現代世界の状況や問題点を分析
する視点を身につけてもらう。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
歴史用語や人名の暗記が目的ではない。世界の歴史の流れ、現代世界の歴史的背景を理解するように努
めてほしい。
【事前準備学習】
専門的な知識は必要としないが、高校世界史は復習しておくことが望ましい。
また、地理を世界地図などで事前に確認しておくこと。
【教科書】
なし
【参考書】
参考文献は適宜紹介する
【評価方法】
平常点(課題、授業態度など):40%、期末試験:60%を目安に総合的に判断する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス:講義の概要に関する説明
2 回 近代直前(18 世紀後半)の世界
3 回 19 世紀前半のイスラーム世界(1):オスマン帝国
147
4 回 19 世紀前半のイスラーム世界(2):エジプト・イラン・中央アジア
5 回 帝国主義時代のイスラーム世界:オスマン帝国
6 回 帝国主義時代のアフリカ
7 回 帝国主義時代のアジア(1):南アジア・東南アジア
8 回 帝国主義時代のアジア(2):中央アジア・中国など
9 回 第一次世界大戦~第二次世界大戦までのイスラーム世界
10 回 戦前の日本におけるイスラーム
11 回 冷戦期の世界
12 回 冷戦終結後の世界
13 回 現在・これからのイスラーム世界
14 回 グローバル・ヒストリー
15 回 まとめおよび試験
世界史//吉田
達矢/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代世界ではイスラームの影響が非常に大きい。このため、イスラームがどのように世界各地に広がり、
定着していったのかという問題や、世界史におけるイスラームの位置づけを考えることは、世界が経て
来た歴史や現代世界を理解するための手がかりの一つになると思われる。
本講義では、高校世界史ではいまだ記述が少ないイスラームおよびムスリム(イスラーム教徒)の歴
史を中心に扱い、イスラームとほかの地域との諸関係(政治、経済、文化など)についても言及する。
各回の内容や順序は多少変更することがある。
なお、本講義の対象年代は 7~18 世紀であるので、19 世紀以降の世界の歴史については「世界の近
現代史」において、現代世界のイスラームに関連する諸問題については「国際社会問題」において講義
する。ただし、各講義は別々の内容なので、それぞれの受講は必須ではない。
【学習到達目標】
日本・ヨーロッパ・中国などの歴史との比較を常に念頭において受講し、世界の多様性を実感してほし
い。また、日本ではいまだ馴染みがうすく、誤解が多いイスラームやイスラーム世界についての理解も
深めてもらいたい。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
歴史用語や人名の暗記が目的ではない。世界の歴史の流れを理解するように努めてほしい。
【事前準備学習】
専門的な知識は必要としないが、高校世界史を復習しておくことが望ましい。
また、世界の地理に関しても世界地図などで事前に確認しておくこと。
【教科書】
なし
148
【参考書】
参考文献は適宜紹介する。
【評価方法】
平常点(課題、感想文、授業態度など):40%、試験:60%を目安に総合的に判断する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス・「イスラーム世界」について
2 回 預言者ムハンマド
3 回 正統カリフ時代
4 回 アラブ帝国からイスラーム帝国へ:ウマイヤ朝とアッバース朝
5 回 アッバース朝の商業・産業とバグダードの繁栄
6 回 イスラーム世界の文化
7 回 イスラームとヨーロッパ
8 回 イスラームと東南アジア・中央アジア・東アジア
9 回 前近代のアフリカ
10 回 パックス・モンゴリカ:グローバル化以前のグローバル化
11 回 モンゴル帝国以降のアジア史
12 回 近世イスラーム帝国(1):サファヴィー朝、ムガル朝
13 回 近世イスラーム帝国(2):オスマン帝国
14 回 オスマン帝国の諸相
15 回 講義のまとめと試験
考古学入門//黄
名時/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
歴史学の一分野を構成する考古学とは、過去の人間が残した物質資料を読み解く学問である。実際の
遺物・遺構・遺跡の調査・研究をとおして過去の人間活動、即ち昔の人々の生活や社会さらに行動・思
想などを総体的に復原し解明する営みであり、それは人類の記憶をたどる作業でもある。近年の歴史学
の新しい方向として、考古学と文献史学の協力によって新たな歴史像が追究されている。
中国大陸では最古の王朝とされる夏の時代からおよそ 4000 年、この間に各地にいくつもの王朝が誕
生し、特色ある豊かな文化が形成されてきた。それらは互いに影響を与えつつ多様な展開をとげ、世界
に冠たる中国文化を育んだ。そして、日本をはじめ、近隣の衛星国にも多大な影響を及ぼしていくこと
となる。この授業では、主として夏から唐に至る中国歴代の王朝の中心地に焦点をあて、それぞれの地
域の特色が凝縮された代表的な文化財を相互に対比しながら、多元的かつダイナミックに展開してきた
中国古代文化の特質を解説する。
考古資料の上から中国古代史を概観するが、中国考古は先史考古学(旧石器時代・新石器時代)より
も歴史考古学が大きな比重を占めており、授業では夏・殷・周・秦・漢・三国・六朝・隋・唐の各王朝
に重点をおいて、物質文化遺産を中心に講義を行い、遺跡や出土資料など多彩な中国大陸の「文物&考
古」を紹介していく。講義の中で折を見て、考古資料を既存の古典文献と照らし合わせ、
『春秋左氏傳』
『戰國策』や正史『史記』などの叙述と史実との検証を行い、文献史料からだけではうかがい知れない
各時代の社会活動の実態や都市生活・庶民生活の実像に迫る。
中国古代の土器・青銅器・玉器・鉄器・金銀器・貨幣・竹簡木簡・帛書・陶磁器・陶俑・石刻・画像
149
石・仏教彫刻のほか、銅鏡・壁画・建築・建造物などを取り上げ、複眼的視座から多角的実証的に検討
を加えたい。
また大陸文化とのつながりと対比の観点から、日本の弥生~飛鳥・奈良時代の文化財も部分的に扱う。
教室では『中国博物館』
『正倉院寶物』などの DVD 映像資料も用いる予定である。
なお、この「考古学入門」の授業では「古代の中国とその文化遺産」をテーマに講義を行い、現代中
国については春学期の科目「中国文化入門-近現代の中国とその伝統文化-」で開講している。
【学習到達目標】
半期の授業を通して、考古学および中国の文化財・文化遺産について一定の基礎知識が得られること
を目標とする。
【履修上の注意】
出欠は教室のカードリーダーで読み取るので、学生証を忘れた場合は当日申し出ること。過去形の出
席の届け出は認められない。
毎回講義の最後に小テストとして、授業内容について受講者に感想・意見・論評等を答案用紙に書い
てもらうが、用紙の半分以下しか書いていない答案は減点となるので注意すること。字数は少なくとも
330文字(=30文字×11行)以上を目安とし、答案は、講義内容全般にわたって論評するものと
する。授業テーマの一部分しか論及していない答案は同様に減点となるので注意すること。
【事前準備学習】
高校で習った中国各時代の王朝の特色を事前に復習しておくことが望まれる。
受講生は中国の遺跡を実際に見学できなくても、日本国内各地の博物館・美術館などを訪れ、文物・
考古に関する遺物・遺品・文化財・文化遺産に触れる機会を自ら見つけることが望ましい。
【教科書】
プリント資料を配布
【参考書】
『中国考古学概論』 飯島武次 同成社
『夏殷文化的考古学研究』 黄名時 訳
山川出版社『夏殷文化の考古学研究』
『「破鏡(重圓)」の伝承とその習俗 -漢六朝隋唐の副葬半折鏡-』 黄名時 名学大外国語学部論集 6
-2
『考古学でつづる日本史』 『考古学でつづる世界史』 藤本強 同成社
「長安古橋交流文物展 図版解説」黄名時 訳 香川県瀬戸大橋架橋記念博覧会協会『長安古橋交流文物
展』
【評価方法】
授業態度と毎回の小テスト評点(50%)および学期末テスト(50%、持込不可の論述式筆記試験・3
00 文字×4 問)の成績で評価する。出欠は教室のカードリーダーで集計するので、受講生は必ず学生証
を携帯し自己責任で管理すること。初回授業から欠席のカウントをする。遅刻二回で欠席一回とする。
15 分以上の遅刻・退席は欠席扱いとなる。公欠・病欠は認めておらず、1/3 以上の授業欠席で失格とな
150
るため特に注意をすること。必ず名簿順の座席表に従って着席し、授業中の携帯・私語・入退室はすべ
て禁止する。
【講義テーマ】
1 回 考古学と文化遺産
2 回 シルクロードの考古遺跡と出土文物
3 回 黄河文明・新石器時代と夏王朝の誕生
4 回 殷王朝時代の考古遺跡と出土文物
5 回 周王朝時代の考古遺跡と出土文物
6 回 秦・始皇帝時代の考古遺跡と出土文物
7 回 前漢・後漢時代の考古遺跡と出土文物
8 回 縄文・弥生時代の列島と中国大陸
9 回 三国時代の出土文物と卑弥呼の鏡
10 回 古墳時代の日本と中国・六朝時代
11 回 隋唐時代の考古遺跡と出土文物
12 回 遣隋使・遣唐使時代の日本と中国
13 回 唐長安城と奈良平城京
14 回 唐朝工芸と奈良正倉院の宝物
15 回 授業のまとめと期末試験
陶芸論//八木
三生/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在の社会において、芸術、美術の持つ役割、関心は大きくなっています。その反面接する機会は少
なくなっています。芸術というと、美術館等で鑑賞するものというような意識が多くの方にあります。
芸術、美術はそういうものだけでなく、もっと身近にもあり、気軽に触れあえるものなのです。そし
て自身の考え方そのものでもあります。やきもの(陶芸)を通して、芸術、生き方を皆さんと考え、伝
えることができればと考えています。
【学習到達目標】
芸術、美術に関心を持ち、考えることをしていただきたい、参考にしてもらいたい。そして人生を豊か
に、柔軟に生きていく基礎を築いて欲しい。
【履修上の注意】
講義の態度、平常点が重要となります。筆記試験も行います。
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
なし、毎回プリントを配布する。
151
【参考書】
一般的美術、芸術にかんするものを参考にしてください。
【評価方法】
平常点、授業態度等
【講義テーマ】
1 回 講義概要
2 回 創作と個性
3 回 芸術とデザイン
4 回 やきもの(土、制作技法)
5 回 やきもの実習(粘土による制作)可能性を考慮中です
6 回 やきもの焼成、作品返却
7 回 やきものと食 1
8 回 やきものと食 2
9 回 日本、型の文化
10 回 やきもの歴史、古代
11 回 やきもの歴史、中世
12 回 時代と芸術
13 回 芸術の鑑賞
14 回 芸術と生き方
15 回 まとめ及び試験
陶芸演習//八木
三生/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
やきものを実際にろくろを使ったり、ひもつくり等で制作して、焼成し、使ってみる。
体験することによってそのすばらしさ、楽しさ、魅力、苦労を実感してもらいたい。
そして、やきものを通して、様々な美術、芸術に興味を持ってもらいたい。またものつくりの楽しさ、
厳しさも感じてもらいたい。そうすることで仕事、生活の中に取り入れることが出来、うるおいや、楽
しさといった生活の幅が広がると思います。
【学習到達目標】
自分で制作する。ものつくりの楽しさ、厳しさを実感する。
【履修上の注意】
粘土を扱うので(特にろくろ)泥がついたり、汚れたりがつきものです。エプロンはありますが、靴と
かズボン、汚れてもいいものを用意してください。
基本は土ですので、乾燥すると取れやすくなります。
焼けた作品は持って帰れます。
尚制作する作品については進行速度等で変更することがあります。
152
【事前準備学習】
自分で作りたいものなど、お店や、家の焼き物をよく見ておくといいですね。美術雑誌のような作品は
なかなかできません。何事も初めは見よう見まねです、いきなり上手にはできません。まずは安心して
粘土いじりを楽しんでください。
【教科書】
特に教科書は使いません。
【参考書】
陶芸館にある本等を使用します。
【評価方法】
出席して、制作をしてください。作品の良し悪しは評価の対象としません。平常点の評価です。
【講義テーマ】
1 回 土練り、カップつくり
2 回 プレートつくり、カップの絵付け
3 回 型を使った丼作り、プレート絵付け
4 回 仕上げ、釉薬かけ
一部ろくろ
5 回 茶碗つくり
一部ろくろ
6 回 茶碗の仕上げ
一部ろくろ
7 回 型おこし、釉掛け
一部ろくろ
8 回 焼けた自分の茶碗で抹茶を飲む
9 回 方形皿つくり
10 回 招き猫つくり ①
11 回 招き猫つくり ② - 仕上げ 12 回 絵付け、釉掛け
13 回 自由制作
14 回 自由制作 - 仕上げ 15 回 まとめ及び試験(レポート) 作品持ち帰り
環境科学//梅本
和泰/春A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々は地球の大いなる恵のもとに人類として誕生以来、約400万年が経過した。この歴史の中で、
近年めざましく科学が発展したが、人間は太古の時代から環境の影響を受けると同時に、それに積極的
に働きかけることによって発達してきた。とりわけ化学工業は、19世紀のイギリスに端を発した産業
革命以来、はかり知れない利益をもたらしたけれども、環境にも甚大な影響を与えてきたのも周知の事
実である。
本講では、物質文明の中で、環境汚染の発生源と自然界へ及ぼす影響について考え、環境汚染を抑制
するには、いかに対処していくべきかを模索したい。我が国の公害が表面化して問題とされたのは、1
906年(明治39年)に提訴された足尾鉱毒事件が最初のものであろう。近年では、高度経済成長期
153
に有機水銀による水俣病,カドミウムによるイタイイタイ病,大気汚染による四日市および川崎喘息、
製紙工場からのヘドロ公害、めっき工場などからの六価クロム汚染、米ぬか油にPCBが混入したカネ
ミ油症事件、あざらし奇形児を出したサリドマイド薬禍、DDT,BHCなど有機塩素系農薬汚染など、
公害史に残る悲惨な事件が多発している。
こうした惨事は、廃棄物の不適切な処理や無制限な製品の生産と使用にほとんどが原因している。廃
棄物の投棄が自然界へどのような影響を及ぼすか、原料や製品が人体へどのように影響するかという面
はなおざりにされ、もっぱら新製品開発による利潤動機の面で動いていたように思われる。そして今、
非加熱血液製剤によるエイズ汚染で見るように、これまでと同じ動機で惨事が繰り返されていることを
深刻に受け止めなければならない。
一方、海外ではロンドンおよびロサンゼルススモッグ、石油タンカー座礁による海洋汚染、チェルノ
ブイリや福島第一原発事故による放射能汚染、ごみの焼却によるダイオキシン汚染、フロンなどハイテ
ク汚染、酸性雨および地球温暖化など国内と共通する加害と被害が多くあり、環境負荷の程度は局地的
なものから地球規模へと拡大している。講義・テーマに沿って授業を進めていく。
【学習到達目標】
被害を最小限に食い止めるには、いち早く原因を開示して対策を講じることであって、ばれなければ
よしとする「臭いものに蓋」をしたことが事態を一層深刻化させ、大きな社会問題になったことを認識
することが重要である。環境科学の履修を通して、美化運動への参加、廃品回収の協力、低燃費車への
関心など環境問題への意識を高め、日常の生活へ反映できれば目標は達成できたと考える。
【履修上の注意】
「環境」関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の環境問題の動向を把握するように。
通年履修者は秋学期履修者の講義テーマ 1 回~15 回は、16 回~30 回に相当します。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエyou 2011
参考書は出版年が古くても問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、MinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条件は、
平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 自然と人間
154
2 回 公害発生の原因―ロンドンの大災害
3 回 発生源で食い止める―四日市・川崎公害
4 回 ガソリン車の排気ガス
5 回 ディーゼル車の排気ガス
6 回 光化学オキシダント
7 回 酸性雨の発生原因
8 回 酸性雨による被害
9 回 酸性雨の抑制策
10 回 地球温暖化の原因―温室効果ガス
11 回 地球温暖化の影響
12 回 地球温暖化による各国の動向
13 回 地球温暖化の対策
14 回 オゾン層の破壊とフロンガス
15 回 オゾン層の破壊による動植物への影響
環境科学//梅本
和泰/秋A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々は地球の大いなる恵のもとに人類として誕生以来、約400万年が経過した。この歴史の中で、
近年めざましく科学が発展したが、人間は太古の時代から環境の影響を受けると同時に、それに積極的
に働きかけることによって発達してきた。とりわけ化学工業は、19世紀のイギリスに端を発した産業
革命以来、はかり知れない利益をもたらしたけれども、環境にも甚大な影響を与えてきたのも周知の事
実である。
本講では、物質文明の中で、環境汚染の発生源と自然界へ及ぼす影響について考え、環境汚染を抑制
するには、いかに対処していくべきかを模索したい。我が国の公害が表面化して問題とされたのは、1
906年(明治39年)に提訴された足尾鉱毒事件が最初のものであろう。近年では、高度経済成長期
に有機水銀による水俣病,カドミウムによるイタイイタイ病,大気汚染による四日市および川崎喘息、
製紙工場からのヘドロ公害、めっき工場などからの六価クロム汚染、米ぬか油にPCBが混入したカネ
ミ油症事件、あざらし奇形児を出したサリドマイド薬禍、DDT,BHCなど有機塩素系農薬汚染など、
公害史に残る悲惨な事件が多発している。
こうした惨事は、廃棄物の不適切な処理や無制限な製品の生産と使用にほとんどが原因している。廃
棄物の投棄が自然界へどのような影響を及ぼすか、原料や製品が人体へどのように影響するかという面
はなおざりにされ、もっぱら新製品開発による利潤動機の面で動いていたように思われる。そして今、
非加熱血液製剤によるエイズ汚染で見るように、これまでと同じ動機で惨事が繰り返されていることを
深刻に受け止めなければならない。
一方、海外ではロンドンおよびロサンゼルススモッグ、石油タンカー座礁による海洋汚染、チェルノ
ブイリや福島第一原発事故による放射能汚染、ごみの焼却によるダイオキシン汚染、フロンなどハイテ
ク汚染、酸性雨および地球温暖化など国内と共通する加害と被害が多くあり、環境負荷の程度は局地的
なものから地球規模へと拡大している。講義・テーマに沿って授業を進めていく。
【学習到達目標】
被害を最小限に食い止めるには、いち早く原因を開示して対策を講じることであって、ばれなければ
155
よしとする「臭いものに蓋」をしたことが事態を一層深刻化させ、大きな社会問題になったことを認識
することが重要である。環境科学の履修を通して、美化運動への参加、廃品回収の協力、低燃費車への
関心など環境問題への意識を高め、日常の生活へ反映できれば目標は達成できたと考える。
【履修上の注意】
「環境」関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の環境問題の動向を把握するように。
通年履修者は、秋学期履修者の講義テーマ 1 回~15 回が、16 回~30 回に相当します。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエyou 2011
参考書は出版年が古くても問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、CCSMinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条
件は、平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 有害化学物質の環境へ及ぼす影響
2 回 自然破壊と R. カーソン
3 回 環境ホルモン
4 回 ごみ焼却とダイオキシン
5 回 食物連鎖による生物濃縮
6 回 水俣病とイタイイタイ病
7 回 アスベストと中皮腫
8 回 たばこの煙
9 回 神経ガス
10 回 放射能と環境
11 回 原発の利点と問題点
12 回 省エネルギー―コ-ジェネレーション
13 回 再生エネルギー―水力、太陽光、風力
14 回 再生エネルギー―地熱、バイオマス
15 回 ごみ問題―4R 運動
156
生態学//木村
光伸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
21 世紀に入って人間の生存や文明社会持続の前提として、地球環境の保全が重要視されている。本講
義では①生物圏の動態や②個々の生物種の生活史を解明する科学的方法としての生態学を論じる。①で
は熱帯環境に見られる生物多様性など具体的な地域情報をベースに自然の構造を紹介し、②の観点では
主として霊長類などを素材として種の生活史に基礎づけられた生物群集のメカニズムや種内・種間の社
会的諸関係について紹介しつつ、論じる。教養として生物学を学びたい学生にもよくわかるように映像
教材などを活用して、生物的自然のあり方を理解してもらいたい。
【学習到達目標】
現代社会に生きる教養としての生物としての人のあり方についての知識を理解することを目標とする。
生物圏あるいは地球共生系の一員として生きる人間の知恵と責任をしっかり自覚できるように、生態学
的基礎知識を習得する。
【履修上の注意】
すべての授業に参加することが前提である。遅刻は認めない。
授業中に実施する確認テストを真面目に提出する。
授業テーマに沿って指示される事前学習をしっかり準備して授業に臨むこと。
【事前準備学習】
あらかじめ指示された事項についての予習を行うこと。
【評価方法】
平常点(授業への参加 25%、小テスト 25%)、定期試験 50%
【講義テーマ】
1 回 生態学を学ぶということ
2 回 生態学は如何に形成されたか
3 回 自然とは何か
4 回 生物多様性を見る
5 回 生物多様性の原理(1)
6 回 生物多様性の原理(2)
7 回 共生する世界
8 回 種とは何か
9 回 生物進化と適応
10 回 霊長類を考える(1)
11 回 霊長類を考える(2)
12 回 霊長類としてのヒトの位置
13 回 生物群集としての里山
14 回 身近な自然を考えるために
15 回 生態学的理解と自然観
157
地域生態論//木村
光伸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
自然、人間社会、文化構造など多くの条件によって多義的に表現される地域概念を、自然とりわけ生物
社会のありようと人間の具体的な生活との関係として捉え、人間活動の基盤としての自然の重要性を理
解させる。具体的な事例として日本の里山環境、アマゾン熱帯林における自然共生型の生活、中国の辺
境に暮らす少数民族の文化と自然観などを取り上げ、現地から得た資料や映像を駆使して実感のともな
う地域学習を展開する。
【学習到達目標】
グローバルな視点で地域を考える力を養う。世界の中の日本を科学的に体感する。
【履修上の注意】
授業への積極的な参加を重視し、日常的に与えられた課題を解決する努力を求める。
【事前準備学習】
事前に指示された事前準備を行うこと。
【教科書】
『地域生態論』 木村光伸 晃洋書房 2011
【評価方法】
授業への参加 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 地域生態論とは何か
2 回 地域的な自然の成り立ち
3 回 自然―人の住む世界として―
4 回 里山を学ぶ
5 回 日本的な自然ということ
6 回 日本の多様な自然
7 回 地域生態を体感する―自然を歩く―
8 回 地域生態を体感する―まちを歩く―
9 回 アジア的世界―東南アジア―
10 回 アジア的世界―チベット―
11 回 アジア的世界―シルクロード―
12 回 アジア的世界―草原の生活―
13 回 熱帯雨林を考える
14 回 アマゾンの生活
15 回 地域に生きることの意味
158
地球環境学//小林
記之/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々人間が生活する地球は、太陽系の中でも特殊な環境を持っている。その地球の環境問題は、空間的、
時間的広がりが大きく、人間活動の影響が大気圏、生物圏にどのように現れるかを見極めることは、人
間の未来を予想することになる。人間は、土壌を食糧生産の場として使用したり、地下から資源を得た
りして、地質から多くの恵みを得る一方で、火山噴火、地震、洪水などの地質現象よって被害を被って
いる。また、人間は種々の活動を通して地質を改変したり、汚染させたりしており、それが地質現象に
もフィードバックされている。
本講義では、地球環境のそもそもの姿を理解するために、大気・水・土壌という地球環境の重要な構成
要素についてまずは概説します。また、人間活動に伴う、それら要素の化学物質による汚染の実態とメ
カニズムについて多面的に論じます。
【学習到達目標】
我々人間の住む地球の環境がどのように変化してきたのかを知りましょう。また、一連の講義を通じて、
受講生それぞれが地球環境についての基本的な知見を得るとともに、地球環境問題についても自ら考え
るだけの力を養いましょう。
【履修上の注意】
日常生活に関する環境問題に関心を持って授業に出てほしい。また、身の回りだけでなく、国内外で生
じている地球環境に関する問題に目を向けるようにしてください。
授業は 60%以上の出席とします。
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然現象に関して、講義内容とどう関係しているのか、毎回考えて講義に臨むよう
にしてください。また、TV やインターネット上でも地球環境に関する話題(例えば、NHK スペシャル
など)が多くありますので、積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
授業で使用するパワーポイントにそったプリント資料を配布します。
【参考書】
『自然と人間 (新版地学教育講座)』 風岡修 他 東海大学出版会 1994
『地球環境学入門』 山崎友紀 講談社 2010
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 地球環境の概要
2 回 地球環境の観測
3 回 地球の内部構造
4 回 地球での物質循環
159
5 回 地震と環境
6 回 地球温暖化
7 回 温室効果ガスの構造・機能・循環
8 回 オゾン層破壊
9 回 酸性雨
10 回 地球上の資源
11 回 資源エネルギー問題
12 回 地表水と環境
13 回 ダイオキシン類問題の実態と対策
14 回 鉱物資源と環境
15 回 地球環境問題と社会
健康の科学//藤墳
規明/春A(木 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本国憲法の第二十五条、 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければ
ならない」と定めています。
この精神を十分に理解するとともに生命の尊厳を基盤とした個人の健康・保持増進のための日常的努
力が義務として要求されることを理解する必要があると考えられます。
そこで、この考えを具現するため、健康とは何か、その健康を守るための諸施策や個人の健康を保持
増進するための手立てを人文・社会科学的、自然科学的な学問研究から学び、生涯にわたって、身体的、
精神的、社会的に健全な健康観を形成する契機になることを目指しています。
具体的な講義内容は、講義テーマの項で示します。
【学習到達目標】
1.生命の尊厳を基盤とし、公共と調和した健康観を醸造する基礎を確立する。
2.上述の目標を達成するため、健康とは何かを人文・社会科学及び自然科学的な視点から多角的に理
解する。
3.生涯にわたって健康を保持増進するための知識を習得する。
【履修上の注意】
1.自主学習として、日常の生活場面で見聞する健康関連の情報を収集し、講義に望むことを期待しま
す。
【事前準備学習】
前回の授業で学習した内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
60
%
平常点
20
160
%
その他
レポート
2
0
%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 健康に関する権利と義務
3 回 生命体の生と死
4 回 生命体の健康を維持するための装置
5 回 人間とは何か(人間の階層性)
6 回 発育発達・老化と健康
7 回 脳機能(知能と心)の健康
8 回 行動機能の健康
9 回 代謝系機能と健康
10 回 免疫・ホルモン系と健康
11 回 食生活と生活習慣病
12 回 運動と健康、
13 回 環境と健康
14 回 私の健康観
15 回 まとめ及び試験
健康の科学//藤墳
規明/秋A(木 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本国憲法の第二十五条、 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければ
ならない」と定めています。
この精神を十分に理解するとともに生命の尊厳を基盤とした個人の健康・保持増進のための日常的努
力が義務として要求されることを理解する必要があると考えられます。
そこで、この考えを具現するため、健康とは何か、その健康を守るための諸施策や個人の健康を保持
増進するための手立てを人文・社会科学的、自然科学的な学問研究から学び、生涯にわたって、身体的、
精神的、社会的に健全な健康観を形成する契機になることを目指しています。
具体的な講義内容は、講義テーマの項で示します。
【学習到達目標】
1.生命の尊厳を基盤とし、公共と調和した健康観を醸造する基礎を確立する。
2.上述の目標を達成するため、健康とは何かを人文・社会科学及び自然科学的な視点から多角的に理
解する。
3.生涯にわたって健康を保持増進するための知識を習得する。
【履修上の注意】
1.自主学習として、日常の生活場面で見聞する健康関連の情報を収集し、講義に望むことを期待しま
161
す。
【事前準備学習】
前回の授業の内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
0
%
60
%
平常点
20
%
その他
レポート
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 健康に関する権利と義務
3 回 生命体の生と死
4 回 生命体の健康を維持するための装置
5 回 人間とは何か(人間の階層性)
6 回 発育発達・老化と健康
7 回 脳機能(知能と心)の健康
8 回 行動機能の健康
9 回 代謝系機能と健康
10 回 免疫・ホルモン系と健康
11 回 食生活と生活習慣病
12 回 運動と健康、
13 回 環境と健康
14 回 私の健康観
15 回 まとめ及び試験
スポーツの科学//藤墳
規明/春A(木 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の科目名は、「スポーツの科学」です。
「スポーツの科学とは何か」。「何を学ぶ
のか」との問いに答えるためには、
「スポーツ」とは何か、スポーツ活動の「主体である人
間」とは何か、さらに「科学」とは何かを吟味する必要があります。 しかし、この作業には膨
大な時間を必要とします。そこで、本講義では、科学とは、ある対象を解析しそこに潜む真
理や法則性を見つけ出す「方法論」とします。 これまで、人文・社会科学、自然科学的手法
を用いてスポーツとその活動を行う人間を理解するための研究が積み重ねられており、膨
大な知見が蓄積されています。 本講義では、それらの膨大な知見の中から、大学生が生
涯にわたってスポーツを「健康で文化的な」生活を送るために役立てるために必要な内容に
ついて解説し、スポーツ文化の享受者であり、スポーツを愛好する教養人を育てることを
ねらいとしています。
具体的には、講義題目に挙げた内容に沿い、正課体育やクラブ活動等で経験するス
ポーツ種目を具体例に取り上げ、スポーツを理解する科学的目を教授したい。
162
2
【学習到達目標】
1.スポーツ活動を生活の中に定着させ、健康で文化的な生活を営む意欲を醸造する。
2.上述の目標を達成するため、スポーツを人文・社会科学および自然科学的視点から
考察し、スポーツとはなにかを理解する。
3.安全で健康に有効なスポーツ活動を行うための基礎知識を習得する。
【履修上の注意】
1.日常、「体験しているスポーツ」や「見るスポーツ」について、不思議に思うこと、調べ
てみたいこと等の問題意識を持ちながら受講し、講義の中でさらに疑問を膨らませ、それを解決するた
めの自習意欲を希望する。
【事前準備学習】
前回の授業の内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
60
0%
%
平常点
20
%
その他
レポート
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 スポーツの分類学
3 回 スポーツの源流を辿ってみよう
4 回 スポーツ人口とジェンダー
5 回 スポーツの祭典オリンピック
6 回 プロスポーツ及びメディア
7 回 スポーツのルールと行政・管理
8 回 科学技術がスポーツを進化させる
9 回 スポーツ技術の解析と習得法
10 回 脳機能(知能・心)とスポーツ
11 回 スポーツ活動と体力・遺伝子
12 回 スポーツと疾病・障害・傷害予防
13 回 スポーツと栄養及び薬物
14 回 マイ生涯スポーツを見つけよう
15 回 まとめ及び試験
スポーツの科学//藤墳
規明/秋A(木 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の科目名は、「スポーツの科学」です。
「スポーツの科学とは何か」。「何を学ぶ
のか」との問いに答えるためには、
「スポーツ」とは何か、スポーツ活動の「主体である人
間」とは何か、さらに「科学」とは何かを吟味する必要があります。 しかし、この作業には膨
大な時間を必要とします。そこで、本講義では、科学とは、ある対象を解析しそこに潜む真
理や法則性を見つけ出す「方法論」とします。 これまで、人文・社会科学、自然科学的手法
163
2
を用いてスポーツとその活動を行う人間を理解するための研究が積み重ねられており、膨
大な知見が蓄積されています。 本講義では、それらの膨大な知見の中から、大学生が生
涯にわたってスポーツを「健康で文化的な」生活を送るために役立てるために必要な内容に
ついて解説し、スポーツ文化の享受者であり、スポーツを愛好する教養人を育てることを
ねらいとしています。
具体的には、講義題目に挙げた内容に沿い、正課体育やクラブ活動等で経験するス
ポーツ種目を具体例に取り上げ、スポーツを理解する科学的目を教授したい。
【学習到達目標】
1.スポーツ活動を生活の中に定着させ、健康で文化的な生活を営む意欲を醸造する。
2.上述の目標を達成するため、スポーツを人文・社会科学および自然科学的視点から
考察し、スポーツとはなにかを理解する。
3.安全で健康に有効なスポーツ活動を行うための基礎知識を習得する。
【履修上の注意】
1.日常、「体験しているスポーツ」や「見るスポーツ」について、不思議に思うこと、調べ
てみたいこと等の問題意識を持ちながら受講し、講義の中でさらに疑問を膨らませ、それを解決するた
めの自習意欲を希望する。
【事前準備学習】
前回の授業内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
60
0%
%
平常点
20
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 スポーツの分類学
3 回 スポーツの源流を辿ってみよう
4 回 スポーツ人口とジェンダー
5 回 スポーツの祭典オリンピック
6 回 プロスポーツ及びメディア
7 回 スポーツのルールと行政・管理
8 回 科学技術がスポーツを進化させる
9 回 スポーツ技術の解析と習得法
10 回 脳機能(知能・心)とスポーツ
11 回 スポーツ活動と体力・遺伝子
12 回 スポーツと疾病・障害・傷害予防
13 回 スポーツと栄養及び薬物
14 回 マイ生涯スポーツを見つけよう
15 回 まとめ及び試験
164
%
その他
レポート
2
スポーツ初級A
バスケットボール//藤墳
規明/春A(水 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい生活を心がけ、体調を整えて授業に参加すること。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
165
スポーツ初級A
バスケットボール//藤墳
規明/春A(水 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい生活を心がけ、体調を整えて授業に参加する。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
166
スポーツ初級A
卓球//坪田
暢允/春A(木 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術①・②・③ つっつき
4 回 基本技術①・②・③・④ カット
5 回 基本技術①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルゲーム
12 回 シングルゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
167
スポーツ初級A
卓球//米川
直樹/春A(月 3)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の心身の
気づきを深める。
【学習到達目標】
本授業では卓球を通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生涯
スポーツ」として定着しつつある卓球の楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消し、
なおかつ卓球を楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせた卓球の基礎的な技能の習得とル
ールにそった試合ができることもねらいである。さらに、スポーツを実践するなかで、スポーツおける
マナーやエチケットも学習する。
【履修上の注意】
種目:卓球 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、卓球のもつおもしろさ、醍醐味、あ
るいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる(1)卓球の歴史、用具の説明
2 回 ラケットとボールに慣れる(2))ラケットの扱い方
3 回 今の技術でシングルスゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&レシーブ(1)サーブを中心に
7 回 サービス&レシーブ(2)レシーブを中心に
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
168
スポーツ初級A
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
169
スポーツ初級A
テニス//坪田
暢允/春A(月 3・火 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。今日では、これらの身体活動を疾病に対する薬の処方と同じく、運動処方という。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解させ、さらには生涯を通じ楽しむことができる
「生涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学び、今後の運動不足を解消しなおかつ楽し
むことができる一つの手段として習得してくれれば幸いである。またテニスは19世紀にイギリスの貴
族間で発祥し、以来「紳士」のスポーツとされマナーを大変重んじつスポーツとしても知られ、そのマ
ナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットワーク(ラケットの使い方)
2 回 フォアハンドストローク
3 回 バックハンドストローク
4 回 ストローク、サービス
5 回 ボレー、サービス
6 回 サービス、ラリー
7 回 ダブルスフォーメーション(1)
8 回 ダブルスフォーメーション(2)
9 回 ダブルスフォーメーション(3)
10 回 ダブルスフォーメーション(4)
11 回 ダブルスフォーメーション(5)
12 回 ダブルスゲーム
13 回 ダブルスゲーム
14 回 ダブルスゲーム
15 回 ダブルスゲーム
170
スポーツ初級A
テニス//米川
直樹/春A(月 1・月 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の心身の
気づきを深める。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生
涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消
し、なおかつテニスを楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせたテニスの基礎的な技能の
習得とルールにそった試合ができることもねらいである。さらに、テニスは19世紀にイギリスの貴族
間で発祥し、以来「紳士・淑女」のスポーツとされマナーを大変重んじたスポーツとしても知られ、そ
のマナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、卓球のもつおもしろさ、醍醐味、あ
るいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる
2 回 ショートテニス(1)ラリー
3 回 ショートテニス(2)ミニゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&リターン
7 回 ボレー&スマッシュ
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
171
15 回 授業のまとめ
スポーツ初級A
バレーボール//坪田
暢允/春A(月 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス、バレーボールの歴史、現在の日本、世界の状況など
2 回 基礎練習 オーバー、アンダーパス、スパイクに対するレシーブ技術
3 回 基礎練習 オーバー、アンダーパス、サーブに対するレシーブ
4 回 基礎練習 スパイク(オープン攻撃)、サーブ練習
5 回 基礎練習 スパイク(A・Bクイック、時間差)サーブ、
6 回 基礎練習 ブロッキング、サーブ、ゲーム
7 回 応用練習 フォーメーション 1、サーブレシーブに対する 1・5 システム
8 回 応用練習 フォーメーション 2、サーブレシーブに対する0・6システム
172
9 回 審判法、ゲーム
10 回 応用練習 スパイクのストレート・クロスの打ち分け方、ゲーム
11 回 応用練習 ブロッキングの移動方法、ゲーム
12 回 応用練習 スパイクに対するレシーブフォーメーション、ゲーム
13 回 応用練習 サーブの種類(カーブ、シュート、変化球、ジャンピング)ゲーム
14 回 応用練習 レシーブを上手にする方法とパスの応用(正面・横・後方向)
15 回 テスト(レシーブ、スパイク)
スポーツ初級B
バスケットボール//藤墳
規明/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい生活に心がけ、体調を整えて授業に参加する。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
173
12
13
14
15
回
回
回
回
ゲーム(リバウンドの処理)
グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
グループごとに防御法を工夫したゲーム
まとめと実技テスト
スポーツ初級B
卓球//坪田
暢允/秋A(木 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術①・②・③ つっつき
4 回 基本技術①・②・③・④ カット
5 回 基本技術①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
174
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
シングルゲーム
シングルゲーム
シングルゲーム
シングルゲーム
シングルゲーム
スポーツ初級B
卓球//米川
直樹/秋A(月 3)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々の活動力に影響する健康や体力の維持増進は、急激な社会生活の変化の中で極めて重要なことであ
る。本授業は、人間の生命や健康に関する科学に立脚して、健康の保持増進を図り、生活を豊かにし、
進んで将来の社会生活を充実させようとすることがねらいである。
また、近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多く
は生活習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事
をしている割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過
剰に摂取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病な
どを引き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必
要となる。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の
心身の気づきを深め、自主的・積極的に健康と体力を維持増進するために必要な実践能力を養うことが
できるようにすることである。
【学習到達目標】
本授業では卓球を通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生涯
スポーツ」として定着しつつある卓球の楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消し、
なおかつ卓球を楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせた卓球の基礎的な技能の習得とル
ールにそった試合ができることもねらいである。さらに、スポーツを実践するなかで、スポーツおける
マナーやエチケットも学習する。
【履修上の注意】
種目:卓球 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、卓球のもつおもしろさ、醍醐味、あ
るいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる(1)卓球の歴史、用具の説明
2 回 ラケットとボールに慣れる(2))ラケットの扱い方
3 回 今の技術でシングルスゲーム
4 回 フォアハンドストローク
175
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&レシーブ(1)サーブを中心に
7 回 サービス&レシーブ(2)レシーブを中心に
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
スポーツ初級B
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
176
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ初級B
テニス//坪田
暢允/秋A(月 3・火 1・火 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。今日では、これらの身体活動を疾病に対する薬の処方と同じく、運動処方という。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解させ、さらには生涯を通じ楽しむことができる
「生涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学び、今後の運動不足を解消しなおかつ楽し
むことができる一つの手段として習得してくれれば幸いである。またテニスは19世紀にイギリスの貴
族間で発祥し、以来「紳士」のスポーツとされマナーを大変重んじつスポーツとしても知られ、そのマ
ナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットワーク(ラケットの使い方)
2 回 フォアハンドストローク
177
3 回 バックハンドストローク
4 回 ストローク、サービス
5 回 ボレー、サービス
6 回 サービス、ラリー
7 回 ダブルスフォーメーション(1)
8 回 ダブルスフォーメーション(2)
9 回 ダブルスフォーメーション(3)
10 回 ダブルスフォーメーション(4)
11 回 ダブルスフォーメーション(5)
12 回 ダブルスゲーム
13 回 ダブルスゲーム
14 回 ダブルスゲーム
15 回 ダブルスゲーム
スポーツ初級B
テニス//米川
直樹/秋A(月 1・月 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々の活動力に影響する健康や体力の維持増進は、急激な社会生活の変化の中で極めて重要なことであ
る。本授業は、人間の生命や健康に関する科学に立脚して、健康の保持増進を図り、生活を豊かにし、
進んで将来の社会生活を充実させようとすることがねらいである。
また、近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多く
は生活習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事
をしている割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過
剰に摂取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病な
どを引き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必
要となる。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の
心身の気づきを深め、自主的・積極的に健康と体力を維持増進するために必要な実践能力を養うことが
できるようにすることである。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生
涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消
し、なおかつテニスを楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせたテニスの基礎的な技能の
習得とルールにそった試合ができることもねらいである。さらに、テニスは19世紀にイギリスの貴族
間で発祥し、以来「紳士・淑女」のスポーツとされマナーを大変重んじたスポーツとしても知られ、そ
のマナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、テニスのもつおもしろさ、醍醐味、
あるいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
178
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる
2 回 ショートテニス(1)ラリー
3 回 ショートテニス(2)ミニゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&リターン
7 回 ボレー&スマッシュ
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
スポーツ中級A
バドミントン//市野
聖治/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
・ スポーツ(バドミントン)の面白さをシングルスとダブルスにおけるゲームの戦略から学ぶ。
バトミントンの面白さは、ゲームの質的向上によって規定される。ゲームの質は、試しのゲームから
必然的に導き出される課題の解決によって向上される。
・ ストレスの多い社会において健康で活力ある生活を実現するために重要なスポーツの行い方につい
て学ぶ。
自然で楽な身体運動は、自律神経の調整に役立ち、インナーマッスルの意識によってパフォーマンス
も向上する。
【学習到達目標】
①スポーツ(バドミントン)の合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をは
かる。
②スポーツ(バドミントン)を通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につ
ける。
③スポーツ(バドミントン)における競争や協働の経験を通して、他者とのコミュニケーション能力を
養う。
【履修上の注意】
・スポーツ(バドミントン)を行うのに適したウエアー、シューズを持参すること。
179
・発汗に対応する準備、タオルや着替えを用意すること。
【事前準備学習】
指定図書「脱・筋力主義スポーツ上達のコツ」を購読しておくこと。
【参考書】
『脱筋力主義
スポーツ上達のコツ』 市野聖治他 スキージャーナル 2009
【評価方法】
講義内容の理解、ゲーム成績、受講態度(出席)等から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 シングルスゲーム・ルールと戦略
3 回 シングルスゲーム・試しのゲーム①
4 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
5 回 シングルスゲーム・試しのゲーム②
6 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
7 回 シングルスゲーム・まとめ
8 回 ダブルスゲーム・ルールと戦略
9 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム①
10 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
11 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム②
12 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
13 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム③
14 回 試しのゲーム③からの必然的練習課題の解決
15 回 ダブルスゲーム まとめ
スポーツ中級A
卓球//坪田
暢允/春A(木 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2は以下の種目群から選択することになっている。これらの
種目は生涯にわたって友人や家族と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツ中級A・B、3・4 の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
180
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術 ①・②・③ つっつき
4 回 基本技術 ①・②・③・④ カット
5 回 基本技術 ①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術 ①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術 ①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術 ①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルゲーム
12 回 シングルゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
スポーツ中級A
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
181
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ中級A
テニス//坪田
暢允/春A(火 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。今日では、これらの身体活動を疾病に対する薬の処方と同じく、運動処方という。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解させ、さらには生涯を通じ楽しむことができる
「生涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学び、今後の運動不足を解消しなおかつ楽し
むことができる一つの手段として習得してくれれば幸いである。またテニスは19世紀にイギリスの貴
族間で発祥し、以来「紳士」のスポーツとされマナーを大変重んじつスポーツとしても知られ、そのマ
ナーについても学ぶ。
182
【履修上の注意】
種目:テニス 【上級者クラス】
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットワーク(ラケットの使い方)
2 回 フォアハンドストローク
3 回 バックハンドストローク
4 回 ストローク、サービス
5 回 ボレー、サービス
6 回 サービス、ラリー
7 回 ダブルスフォーメーション(1)
8 回 ダブルスフォーメーション(2)
9 回 ダブルスフォーメーション(3)
10 回 ダブルスフォーメーション(4)
11 回 ダブルスフォーメーション(5)
12 回 ダブルスゲーム
13 回 ダブルスゲーム
14 回 ダブルスゲーム
15 回 ダブルスゲーム
スポーツ中級A
バレーボール//坪田
暢允/春A(月 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
183
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 バレーボールの歴史、日本・世界の現況、 オーバー、アンダーパス、レシーブ練習
2 回 パスとレシーブ、スパイク(オープン攻撃)、サーブ、ゲーム
3 回 パスとレシーブ、スパイク(A・Bクイック、時間差)、サーブ、ゲーム
4 回 パスとレシーブ、ブロッキング、サーブ、ゲームでの実践
5 回 パスとレシーブ、サーブレシーブ、ゲームでの実践
6 回 パスとレシーブ、スパイク、サーブ、ゲームでの実践
7 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
8 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
9 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
10 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
11 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
12 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
13 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
14 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
15 回 実技テスト(レシーブとスパイク)
スポーツ中級B
バドミントン//市野
聖治/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
・ スポーツ(バドミントン)の面白さをシングルスとダブルスにおけるゲームの戦略から学ぶ。
バトミントンの面白さは、ゲームの質的向上によって規定される。ゲームの質は、試しのゲームから
必然的に導き出される課題の解決によって向上される。
・ ストレスの多い社会において健康で活力ある生活を実現するために重要なスポーツの行い方につい
て学ぶ。
自然で楽な身体運動は、自律神経の調整に役立ち、インナーマッスルの意識によってパフォーマンス
も向上する。
184
【学習到達目標】
①スポーツ(バドミントン)の合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をは
かる。
②スポーツ(バドミントン)を通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につ
ける。
③スポーツ(バドミントン)における競争や協働の経験を通して、他者とのコミュニケーション能力を
養う。
【履修上の注意】
・スポーツ(バドミントン)を行うのに適したウエアー、シューズを持参すること。
・発汗に対応する準備、タオルや着替えを用意すること。
【事前準備学習】
指定図書「脱・筋力主義スポーツ上達のコツ」を購読しておくこと。
【参考書】
『脱筋力主義
スポーツ上達のコツ』 市野聖治他 スキージャーナル 2009
【評価方法】
講義内容の理解、ゲーム成績、受講態度(出席)等から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 シングルスゲーム・ルールと戦略
3 回 シングルスゲーム・試しのゲーム①
4 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
5 回 シングルスゲーム・試しのゲーム②
6 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
7 回 シングルスゲーム・まとめ
8 回 ダブルスゲーム・ルールと戦略
9 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム①
10 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
11 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム②
12 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
13 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム③
14 回 試しのゲーム③からの必然的練習課題の解決
15 回 ダブルスゲーム まとめ
スポーツ中級B
バスケットボール//藤墳
規明/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
185
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい日常生活に心がけ、体調を整えて授業に参加する。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
スポーツ中級B
卓球//坪田
暢允/秋A(木 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2は以下の種目群から選択することになっている。これらの
種目は生涯にわたって友人や家族と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
186
【学習到達目標】
スポーツ中級A・B、3・4 の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術 ①・②・③ つっつき
4 回 基本技術 ①・②・③・④ カット
5 回 基本技術 ①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術 ①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術 ①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術 ①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルスゲーム
12 回 シングルスゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
スポーツ中級B
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
187
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ中級B
バレーボール//坪田
暢允/秋A(月 1)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
188
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 バレーボールの歴史、日本・世界の現況、 オーバー、アンダーパス、レシーブ練習
2 回 パスとレシーブ、スパイク(オープン攻撃)、サーブ、ゲーム
3 回 パスとレシーブ、スパイク(A・Bクイック、時間差)、サーブ、ゲーム
4 回 パスとレシーブ、ブロッキング、サーブ、ゲームでの実践
5 回 パスとレシーブ、サーブレシーブ、ゲームでの実践
6 回 パスとレシーブ、スパイク、サーブ、ゲームでの実践
7 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
8 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
9 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
10 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
11 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
12 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
13 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
14 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
15 回 テスト(レシーブとスパイク)
スポーツ中級B
バレーボール//坪田
暢允/秋A(月 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
189
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 バレーボールの歴史、日本・世界の現況、 オーバー、アンダーパス、レシーブ練習
2 回 パスとレシーブ、スパイク(オープン攻撃)、サーブ、ゲーム
3 回 パスとレシーブ、スパイク(A・Bクイック、時間差)、サーブ、ゲーム
4 回 パスとレシーブ、ブロッキング、サーブ、ゲームでの実践
5 回 パスとレシーブ、サーブレシーブ、ゲームでの実践
6 回 パスとレシーブ、スパイク、サーブ、ゲームでの実践
7 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
8 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
9 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
10 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
11 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
12 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
13 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
14 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
15 回 テスト(レシーブとスパイク)
190
日本語表現//中尾
比早子/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表
現」の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要
な作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチ
を行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・
書きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合
は、その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。「日本語検定」三級の修得を目指し
ます。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会
2013 年
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
191
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
日本語表現//永井
圭司/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表現」
の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要な
作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチを
行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・書
きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合は、
その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。
「日本語検定」三級の修得を目指します。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会 2013
※配付されるプリント類が徐々に増えていきます。整理して保存できるファイルを用意して下さい。
※教科書の落とし物・忘れ物が多数出ています。教科書には必ず名前を書いておきましょう。
192
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
日本語表現//鹿谷
祐子/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表現」
の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要な
作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチを
行うことにより育成します。
193
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・書
きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合は、
その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。
「日本語検定」三級の修得を目指します。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会
2013
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
(再)日本語表現//小出
祥子/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表現」
の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
194
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要な
作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチを
行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・書
きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合は、
その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。
「日本語検定」三級の修得を目指します。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会
2013
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
195
(再)日本語表現//玉田
沙織/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語の正しい運用は、社会生活を豊かにします。本講義では、話す力と書く力の基礎を学び、大学生
活と、来たるべき社会人としての生活に有効な技能を身につけます。具体的には、文法・敬語・語彙・
漢字の学習をとおして、1.「日本語検定」3級の合格と、2.場に応じた文章作成能力の習得を目指
します。また、改まった場で話す能力を身につけるために、3.三分間スピーチの練習を行います。
【学習到達目標】
1.文法・敬語・語彙・漢字の正しい使い方を身につける。
2.場に応じて、主張を分かりやすく書けるようになる。他者の主張を踏まえる場合は、明確に、
自分のものと区別できるようになる。
3.改まった場において、主張を分かりやすく話せるようになる。
【履修上の注意】
日本語運用能力を高めるためには、ポイントを押さえた反復練習が大切です。授業の復習と CCS 自学
自習問題の活用をとおして、授業内容の定着を確認しましょう。特に、語彙力や漢字能力を養うために
も、教育学習センターでの NGU 漢字検定には積極的に取り組み、CCS 自学自習問題の活用も行いまし
ょう。
【事前準備学習】
前回講義の復習。
【教科書】
『日本語表現テキスト』 日本語表現部会 名古屋学院大学 2013 年
【参考書】
『日本語検定 公式 領域別問題集』 日本語検定委員会等 東京書籍 2008 年
『日本語検定 公式 練習問題集 3級改訂版』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
この他、プリントを多数配布します。教科書、CCS 自学自習問題とともに復習テスト・小テストの範囲
となりますので、無くさないようにしましょう。
【評価方法】
100 点満点とし、復習テスト(7回)40%・中間テスト 20%・期末テスト 20%・スピーチ発表(1回)
10%・平常点 10%で換算する。平常点は授業への参加度に加えて「日本語検定」受検とその成績、CC
S 自学自習問題成果(PC からの解答履歴)、NGU 漢字検定の到達度を加味する。全学共通の単位取得
基礎条件は、5回未満の欠席(最大4回まで)と NGU 漢字検定の8教程修了です。本講義の単位取得
が「上級日本語表現」の履修条件となります。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス、NGU 漢検判定テスト、スピーチの技法、自己紹介
2 回 「剽窃」について、語彙・言葉の意味
196
3 回 復習テスト1、漢字
4 回 復習テスト2、表記
5 回 復習テスト3、文法(1)呼応表現・意味の限定
6 回 復習テスト4、文法(2)ら抜き・さ入れ・れ足す言葉
7 回 復習テスト5、敬語(1)導入・尊敬語
8 回 復習テスト6、敬語(2)謙譲語ⅠⅡ
9 回 復習テスト7、敬語(3)丁寧語・美化語・間違えやすい敬語
10 回 語検対策―中間テストと解説・個別指導―
11 回 スピーチ発表1、文章表現法―正しい文構造、分かりやすい表現―
12 回 スピーチ発表2、レポ作成法(1)問いの見つけ方、資料の探し方
13 回 スピーチ発表3、レポ作成法(2)要約の仕方、構成の練り方
14 回 スピーチ発表4、レポ作成法(3)引用文・参考文献・注の扱い方
15 回 授業総括および期末テスト
日本語表現//川越
めぐみ/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表
現」の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要
な作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチ
を行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・
書きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合
は、その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。「日本語検定」三級の修得を目指し
ます。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会
2013 年
197
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
日本語表現上級//玉田
沙織/春A(水 3)
・秋A(火 2・水 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせない。言語表現能力
の向上をはかるために、主に文章による表現の基礎を培う科目である。具体的には、レポート・小論文・
卒業論文など学術的な文章を書くための基礎的な内容を学習する。
【学習到達目標】
1.適切な表現・ことばを用いた正しく分かりやすい文を書けるようにする。
2.事実と意見、他人の意見と自分の意見を区別し、論理的な文章を書く力を身につける。
3.複数の資料を分析しつつ、正しく引用しながら大学教育で求められるレポート・小論文を書くことが
できる。
【履修上の注意】
1年次必修「日本語表現」の【単位が取得済み】の場合のみ、履修を認める。履修見込み(同時受講)
は認めない。
日本語検定【2級】の合格を目指す場合は、夏期集中講義として開講予定の「日本語表現上級」の登
録を推奨する。同名の講義であるため、単位が認定されるのは一方のみである。
198
日本語運用能力を高めるためには、主体的な取り組みが大切である。授業には積極的に参加し、疑問
点は遠慮せずに質問すること。基礎学力を養うために、CCS 自学自習問題も活用しよう。
【事前準備学習】
前回の復習。
【教科書】
プリントを使用する。
【参考書】
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
提出物 40%、小論文 20%、レポート 20%、復習テスト 20%。
単位取得基礎条件は、全学の基準と同様に5回未満の欠席(最大4回まで)。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 敬語に強くなる(1)
3 回 敬語に強くなる(2)
4 回 メールの達人になる
5 回 語順を整える・意味を一つにする
6 回 文を組み立てる
7 回 論証する
8 回 引用して意見を述べる
9 回 小論文を書く(準備)
10 回 小論文を書く(執筆)
11 回 小論文を書く(推敲)
12 回 レポートを書く(準備)
13 回 レポートを書く(執筆)
14 回 レポートを書く(推敲)
15 回 講評と復習テスト
日本語表現上級//玉田
沙織/集春(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
199
【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
四日間の集中講義です。前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の
応用問題を必ず毎回やること。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
11 回 9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
12 回 ことわざ・四字熟語の学習
13 回 過去問を中心にした「漢字」の学習
14 回 過去問を中心にした「表記」の学習
15 回 日本語能力達成度確認テスト
200
日本語表現上級//川越
めぐみ/春A(火 3)・秋A(火 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の応用問題を必ず毎回やる
こと。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
201
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
ことわざ・四字熟語の学習
過去問を中心にした「漢字」の学習
過去問を中心にした「表記」の学習
日本語能力達成度確認テスト
日本語表現上級//川越
めぐみ/集春(集中)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
四日間の集中講義です。前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の
応用問題を必ず毎回やること。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
202
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
11 回 9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
12 回 ことわざ・四字熟語の学習
13 回 過去問を中心にした「漢字」の学習
14 回 過去問を中心にした「表記」の学習
15 回 日本語能力達成度確認テスト
基礎英語1//可知
れい子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
文法を気にしていたのでは話せない、という人がいます。英語を勉強する目的がハワイのカフェで
お茶を注文することだ、というならそれで十分でしょう。が、将来世界に羽ばたく大きな夢を持った皆
さんには、英語学習の目標をもっともっと高く持って欲しい。長く険しい道のりではありますが。
そのためにはまず基礎を固めること。文法を復習し、語彙を増やし、さらにリスニング、リーディ
ングの練習をたくさん積んで、英語の「速さ」
「量」に押しつぶされない英語力と、将来の外国語学習
継続につながる習慣を身につけましょう。
【学習到達目標】
英語の文法を復習し、語彙を強化、リスニング力、リーディング力の伸長を図る
【履修上の注意】
教科書は毎時必ず持参すること。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れは厳しく取り締まり、評価時の減点対象とします。
3 分の 1 以上の出席をもって期末試験受験を認めますが、毎時の評価が占める割合が高いのでできるだ
け欠席しないこと。
毎授業開始直後に点呼を行い、全学生を呼び終わった時点で着席していない場合は遅刻です。30 分以上
の遅刻は欠席とみなし、遅刻 3 回で 1 回の欠席と計算します。
15 分以上の中座は遅刻と同じ扱いにします。
【事前準備学習】
最初の授業で細かい授業計画を渡します。
その計画に沿って、少なくとも知らない単語がないように予習してきてください。授業中、単語の意味
を尋ねられて答えられない場合は、予習不履行とみなして減点します。
逆に単に単語を調べる以上の家庭学習」をしてくる学生には加点します。詳しくは最初の授業で説明し
203
ます。
【教科書】
『English Grip --Essential English Skills for College Students』 Yoshihiko Honda & Robert H
ickling 金星堂 2008
【評価方法】
授業態度(積極的参加度、パフォーマンス、課題、小テスト等)60%、
中間テスト 20%、期末テスト 20%
詳細については最初の授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 Introduction (シラバス説明、自己紹介、小テスト)
2 回 Unit 1 Fashion 名詞
3 回 Unit 2 Companies 代名詞
4 回 Unit 3 Business Trip 自動詞・他動詞
5 回 Unit 4 Transportation and Commuting 助動詞
6 回 Unit 5 Marketing, Sales and Products 不定詞・動名詞
7 回 Unit 6 Offices and Supplies 場所を表す前置詞
8 回 中間試験
9 回 中間試験返却
10 回 Unit 7 Meetings and Presentations 時間を表す前置詞
11 回 Unit 8 Art 形容詞・副詞
12 回 Unit 9 Restaurants and Food 原級・比較級・最上級
13 回 Unit 10 Housing 接続詞(1)
14 回 Unit 11 The Environment and Recycling 現在時制と現在進行形
15 回 期末試験
基礎英語1//伊藤
隆/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
基礎英語1は「英語を楽しむ」ことを共通のテーマとして揚げています。「楽しい」を簡単な英語で
言えば、amusing(愉快な気持ちにさせる)と interesting(関心や興味をひきおこす)の2つに大別さ
れることはご存知でしょう。このどちらが欠けても「楽しむ」ことにはならないので、私たち担当教員
は適切なバランスをとるように心がけています。バランスのとりかたは教員各自の個性に任せてくださ
い。ただ、20 歳前後の皆さんの知的興味を刺激するのが私たちの大きな関心事ですので...と言えば、
どちらがより強調されるかもうおわかりですね。
今日ではインターネットの普及やビジネスの国際化などによって、以前では考えられないほど日常的
に英語を発信・受信することが必要とされるようになり、英語のリスニングとスピーキングの能力に加
えて、リーディングとライティングの能力を身につける必要も一層高まってきました。建前では、高校
までの学習が完了していればそれで十分対応できるはずなのですが、覚えるそばから忘れるのが人間の
常であり、今すぐ国際コミュニケーションの世界に入っていく準備のできている人はそうはいないでし
ょう。大学の授業では、これまでに学んできたことの再確認に加えて、将来役立つと思われる語、表現、
204
さらには英語圏に生活する人々のものの考え方なども学習できるように、皆さんを支援してゆきます。
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、「英語嫌いでなくなる」こと、また英語が好き
な受講者がより興味を持ったり、もっと勉強したくなったと感じることを目指します。
【履修上の注意】
この授業ではパソコンを使用します。
【事前準備学習】
授業に慣れるために、特に最初の数週間は欠席や遅刻をしないように注意して下さい。
【教科書】
教材は CCS を使って授業時に配布します。
【参考書】
授業時に随時紹介します。
【評価方法】
平常点 100%(授業への積極的参加 60%、毎時の課題 40%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション及び既習事項の確認
2 回 挨拶をする(基礎)
3 回 挨拶をする(応用)
4 回 自己紹介をする(基礎)
5 回 自己紹介をする(応用)
6 回 助言や提案をする(基礎)
7 回 助言や提案をする(応用)
8 回 依頼を断る(基礎)
9 回 依頼を断る(応用)
10 回 謝罪する(基礎)
11 回 謝罪する(応用)
12 回 電話をかける(基礎)
13 回 電話をかける(応用)
14 回 電話を受ける(基礎)
15 回 電話を受ける(応用)
205
基礎英語1//城
哲哉/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業の目標は2つあります。まずは、皆さんの<これまで>の英語の弱点や学習方法を振り返って、
何が足りていないのかをしっかりと確認すること。そして次に、<これから>4 年間の大学生活の中で
どのように英語を勉強すればよいか、各自に適した学習方法を探すことです。これまで英語が苦手だっ
た人も、学習の工夫や努力の継続があれば英語力は確実に伸びていくものと思います。英語が得意な人
は更にステップアップするための方策を探りましょう。語学だけでなく、世界の国々や人々、そこにあ
る文化や習慣に皆さんが興味をもっていただければと思っています。
【学習到達目標】
テキストおよび付属の CD をしっかりと活用すれば、英検準2級程度の語学力に到達できるはずです。
【履修上の注意】
当然のことですが教科書は忘れないこと。授業中のおしゃべりはご法度ですが、受け身の姿勢ではなく、
クラスでは積極的に発言するよう求めます。
【事前準備学習】
毎回教科書の 1Lesson を終えますので、しっかりと予習をしてくること。もし理解できない点等があれ
ば、授業前日までにメールで質問をする位の気構えをもつこと。
【教科書】
『Spotlight on America and Japan』 Joshua Cohen 他著 南雲堂 2013
【評価方法】
平常点 20%、試験 80%
【講義テーマ】
1 回 授業概要・評価方法等の説明
2 回 Lesson 1 CHERRY BLOSSOMS (満開の桜の下で楽しむ日本式ピクニック)
3 回 Lesson 2 NAMES (ファーストネームで対等に話そう)
4 回 Lesson 3 SPORTS (スポーツはやっぱりナマで楽しみたい)
5 回 Lesson 4 EMPLOYMENT (実力主義もいいが、年功序列にも良さがある)
6 回 Lesson 5 FILMS (時間を上手にび低価格で映画鑑賞)
7 回 Lesson 6 KARAOKE (意外にもカラオケには超マジメなアメリカ人)
8 回 Lesson 1~6 総括とテスト
9 回 Lesson 7 SHAKING HANDS (ビジネスで成功する握手のテクニック)
10 回 Lesson 8 JOB HOPPING (いろんな仕事に就いてキャリアアップ)
11 回 Lesson 9 MONEY OR GREETING CARDS? (カードに心を込めたメッセージ)
12 回 Lesson 10 CASH OR CREDIT CARD? (クレジットカードを好んで使うアメリカ人)
13 回 Lesson 11 INDEPENDENCE OR PARASITE? (自立するにはお金がかかる)
14 回 Lesson 12 WORKING YEAR ROUND (有給休暇を最大限に利用するアメリカ人)
15 回 Lesson 7~12 総括とテスト
206
(再)基礎英語1//達本
美香/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
常の授業形式とは違い、E-Learning と呼ばれる自学自習システムを利用した授業を行います。学習内
容は、基礎文法に重点を置いたものとなっています。
【学習到達目標】
英語を実際に活用する上で、必須となる基礎文法のより確実な理解。
【履修上の注意】
初回の授業で E-Learning のオリエンテーション(重要な注意事項含む)を行いますので、必ずノー
トブックPC、LANケーブル及び AC アダプターを持参して下さい。また、毎回の授業でもこれらは
必ず持参して下さい。忘れた場合は授業は受けられませんので注意して下さい。
毎回の授業で、E-Learning の課題(
「講義・テーマ」参照)を出しますので期限までに必ず行って下さ
い(成績に加算されます)。
また、授業連絡は CCS からメールで送信されますので、必ず携帯メールを、学術情報センターもしく
は教務課で登録及び変更しておいて下さい(授業連絡は非常に重要ですから注意して下さい)。
中間テスト及び期末テストの何れかを受けなかった場合は失格となります。
【事前準備学習】
事前にノートパソコンに不具合がないか確認しておくこと。授業時に、起動できない、ログインできな
い、スピードが遅い等、何等かの不具合があると授業を受けられません。また、CCSへログインする
ためのIDとパスワードも確認しておくこと。
【教科書】
E-Learning システムを使用するため、教科書は使用しません。
【評価方法】
試験75%、教室または自宅での学習(課題)25%
*学期半ば(第 8 週)と学期末(第 14 週)に試験実施。
【講義テーマ】
1 回 1-1動詞と文型
2 回 1-2時制
3 回 1-3進行形
4 回 1-4完了形
5 回 1-5不定詞
6 回 1-6動名詞
7 回 1-7態
8 回 1-8助動詞 及び 中間テスト
207
9 回 1-9仮定法
10 回 1-10分詞
11 回 1-11関係詞
12 回 1-12前置詞、接続詞
13 回 1-13名詞、代名詞
14 回 1-14形容詞、副詞 及び 期末テスト
15 回 1-15比較 及び「まとめ」
基礎英語1//石川
純子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
コミュニケーションに役立つ英語表現の習得および英語の聴解力、文法力、語彙力、読解力を高め、T
OEIC テストのスコアを向上させることを目的とする。TOEIC の試験形式に準拠した問題をときなが
ら、音声を聞いた後、出てきた英文を何度も繰り返し読むことで、実際に語学留学をしたり、海外旅行
をする際に役にたつ表現を習得する。
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、「英語嫌いでなくなる」こと、また英語が好き
な受講者がより興味を持っことをめざす。コミュニケーション能力の向上と異文化理解を深める。TOE
IC500 点獲得を目標とする。
【履修上の注意】
ペアワークや role-playing などに積極的に取り組むこと。日常の生活の中で、自主的にテレヒ、ラジオ
などを活用して、英語に接する機会を多くすること。Unit ごとに習得した表現を自分で使えるようにす
る為に復習をすること。辞書を必ず持参すること。
【事前準備学習】
必ず復習をすること。次回の授業範囲を予習し、わからない単語を調べておくこと。
【教科書】
『Let's Talk with Friends Around the World!』 行時
2012 年 1 月 20 日
潔/ Nicholas Bover/長田順子 (株)松柏社
【評価方法】
授業態度、テストの成績を総合的に評価する。
Unit ごとの role-playing も評価の対象とする。
小テスト,role-playing(平常点も含む)40%+定期テスト 60%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Graduation Just Around the Corner!
3 回 Graduation Just Around the Corner (dialogue)
4 回 Smilimg Faces
208
5 回 Smilimg Faces (dialogue)
6 回 Farewell to Friends
7 回 Farewell to Friends(dialogue)
8 回 Japanese as a Communication Tool
9 回 Japanese as a Communication Tool (dialogue)
10 回 Pursuing Dream in Southeast Asia
11 回 Pursuing Dream in Southeast Asia (dialogue)
12 回 Sports Journalism in the US
13 回 Sports Journalism in the US (dialogue)
14 回 Feeling Homesick?
15 回 授業総括及び試験
基礎英語1//飯野
利美/春A(火 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業は、ポップスのヒット曲を聴きながら英語特有の音声変化やリズムに慣れ親しみ、英語の総合
的な力をバランスよく向上させることを目的としている。また歌詞の一部を活用した英文法の問題、T
OEIC 形式のリスニング問題、異文化トピックを扱ったリーディング問題など、多彩な演習問題を通し
て英語力を伸ばすことをめざす。
【学習到達目標】
基礎を再確認しながら英語の総合的な能力を高める。
【履修上の注意】
英語の辞書を必ず持ってくること。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習してくること。
【教科書】
『English with Hit Songs (ポップスで学ぶ総合英語)』 角山 照彦、Simon Capper 成美堂 2011
【評価方法】
定期試験 50% 小テスト 30% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 Unit 1: My heart will go on < Listening >
2 回 Unit 1: My heart will go on < Reading >
3 回 Unit 2: Open arms < Listening >
4 回 Unit 2: Open arms < Reading >
5 回 Unit 3: Life < Listening >
6 回 Unit 3: Life < Reading >
209
7 回 Unit 4: Don't look back in anger < Listening >
8 回 Unit 4: Don't look back in anger < Reading >
9 回 Unit 5: A whole new world < Listening >
10 回 Unit 5: A whole new world < Reading >
11 回 Unit 6: I don't want to miss a thing < Listening >
12 回 Unit 6: I don't want to miss a thing < Reading >
13 回 Unit 7: Review < Listening >
14 回 Unit 7: Review < Reading >
15 回 まとめ及び試験
基礎英語1//飯野
利美/春A(火 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業は、英語に苦手意識のある学生でも安心して基礎から復習でき、楽しく学べるよう工夫されて
いる。やさしい英文で書かれたイギリスの情報を読むことによって、この国の文化に触れ、さまざまな
英語の表現を学ぶ。さらにリスニング能力が向上するような練習も行う。
【学習到達目標】
基礎を再確認しながら英語の総合的な能力を高める。
【履修上の注意】
英語の辞書を必ず持ってくること。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習してくること。
【教科書】
『Looking Around England (イギリス・リスニングの旅)』 テリー オブライエン、 村松秀紀、三原
京、 木村博是、 南雲堂 2011
【評価方法】
定期試験 50% 小テスト 30% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 Lesson 1: London - The Houses of Parliament
2 回 Lesson 2: London - Horse Guards
3 回 Lesson 3: London - Baker Street
4 回 Lesson 4: London - Victoria and Albert
5 回 Lesson 5: Palaces
6 回 Lesson 6: Brighton
7 回 Lesson 7: Stonehenge
8 回 Lesson 1~ Lesson 7 のまとめ
9 回 Lesson 8: Oxbridge
210
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
Lesson 9: Stratford-Upon-Avon
Lesson 10: Robin Hood
Lesson 11: Lincoln
Lesson 12: York
Lesson 13: Yorkshire - Haworth Village
まとめ及び試験
基礎英語1//船井
純平/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業はニュース・新聞記事の読解およびリスニングの練習を中心に進めます。比較的分かりやすい
英語で書かれたニュースや新聞の記事を語彙、文法事項を確認しながら読みます。またニュース、海外
のテレビ番組や映画などを用いて英語を聞き取る練習をします。
【学習到達目標】
英語の基礎力をつけるとともに、英語に関心をもつことを目標とします。
【履修上の注意】
欠席、遅刻、課題の未提出は減点になります。
【事前準備学習】
辞書での単語の調べ方の確認。
【教科書】
プリントを配布します。
【評価方法】
試験
60%
平常点
40%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 英文記事・ニュース(政治)
3 回 リスニング(会話)
4 回 英文記事・ニュース(経済)
5 回 リスニング(ニュース)
6 回 英文記事・ニュース(海外情勢)
7 回 リスニング(DVD)
8 回 まとめ及び中間試験
9 回 英文記事・ニュース(事故・災害)
10 回 リスニング(アメリカ英語)
11 回 英文記事・ニュース(環境)
12 回 リスニング(イギリス英語)
13 回 英文記事・ニュース(科学)
211
14 回 リスニング(映画)
15 回 まとめ及び期末試験
基礎英語1//中山
麻美/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
高校までの英語力を土台にして、標準的な現代英語を正確に読み取る能力を養成するため、基礎的な語
彙力・読解力の充実を図る演習を行う。毎週、短い読み物を読みながら、そこに出てくる文法事項を確
認し、さらに練習問題を解くことにより基礎力を養う。
また更なる応用力をつけるため、映画の中で実際に学習した文法事項がどのように使用されているかを
確認し、映画のワンシーンの配役になりきり、ロールプレイをするアクティビティも取り入れる。
最終的には、最小限必要な文法事項と語彙力の強化をし、丸覚えした難しい英文を話したり書いたりす
るのではなく、シンプルな文章を自分で組み立てて発信できることを目指す。
【学習到達目標】
英語の基本構文を何度も繰り返し復習することで、簡単な表現の定着を促す。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
遅刻は減点の対象とし、3回の遅刻で欠席1回となります。
受講者は指定教材を購入し、毎回授業に持参して下さい(万一、忘れた場合は欠席となります)。その他、
補助教材(ハンドアウト)を適宜配布するので、ファイルに保管し、毎回の授業に持参するようにして下
さい。
【事前準備学習】
毎回、次回の授業内容に関連する宿題を出すため、しっかりと予習して授業に参加してください。
【教科書】
『Communication in SIMPLE ENGLISH/発信型シンプル・イングリッシュ』 森田
子、高橋 順子 三修社 2007年
教科書以外にも、必ず英語辞書を持参してください。
【参考書】
参考図書は授業内で紹介します。
【評価方法】
試験 (50%) 平常点
レポート (10%)
(40%)
212
和子、北本
洋
【講義テーマ】
1 回 授業に際しての注意事項
2 回 This is my everyday life. (一般動詞)
3 回 映画「フォレストガンプ」 (一般動詞)
4 回 Do you keep a diary? (一般動詞)
5 回 映画「プラダを着た悪魔」(一般動詞)
6 回 These are my family photos. (be 動詞)
7 回 映画「アイアムサム」 (be 動詞)
8 回 Where are you from? (be 動詞)
9 回 映画「イン・ハー・シューズ」
(be 動詞)
10 回 We love our town, Sakura-Yokocho. (場所の表現)
11 回 映画「リトル・ミス・サンシャイン」(場所の表現)
12 回 I’m so busy this month! (時の表現)
13 回 映画「魔法のレストラン」(時の表現)
14 回 授業復習および試験対策
15 回 授業の総括及びテスト
基礎英語1//有薗
智美/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本科目では、これまでに学習した英語知識を確認し、その定着を図るのと同時に、自らの弱点を発見し、
大学生としての総合的な英語運用能力を向上させることを目標とする。特に、英語の基本的文法事項、
基本構文、語彙を学習(復習)し、それらを用いて身近なトピックについて理解・表現する力を身につ
ける。授業は教科書の内容に従って進み、その中でペア・グループワークを含む英語活動を実施する。
特に、基礎知識の定着を柱として、新たな語彙を習得し、基礎知識を、英文把握および文章・口頭での
発信に応用できるようにしていきたい。同時に、聴取力向上のため、英語の発音、イントネーション、
リズムにも触れ、理解と発信の両者を結び付けていく。文章・口頭の別や難易に関わらず、英語でのコ
ミュニケーションを行うためには基礎知識が必要であることは言うまでもない。それどころか、難解に
感じられる文章でも、基礎知識があればそれを応用してある程度読み解いていくことが可能である。受
講者は本授業でしっかりと基礎を定着させ、文書や口頭での今後の英語コミュニケーションにつなげて
いくことが期待される。
【学習到達目標】
?それまでに学習した英語の基礎的文法事項を確認し、定着させる
?英語の基礎知識を、身近なトピックについて発信する際に活用できる
213
?英語の基礎知識を、身近なトピックについて書かれた文書や読まれた内容を理解するのに応用できる
【履修上の注意】
教科書を毎時必ず持参すること。
知識の定着のためには、ペアやグループにおいて他者と互いの考えを確認し合うことが有効である。従
って授業では、積極的に他者の考えに触れ、また自分の考えを説明できるように、前向きな姿勢で取り
組むこと。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れ、遅刻等は減点対象とする。また、遅刻 3 回で 1
回の欠席とし、最終試験受験は 3 分の 2 以上の出席をもって認められる。
【事前準備学習】
?毎時、新 unit に出てくる単語テストを行うので予習しておくこと(全 12 回)
?教科書を購入後、巻頭に記載されている Checklink の使用方法をよく読み、登録すること。登録に必
要な講義 ID は初回授業で伝えるので必ず出席すること
?授業で指示された場合には CheckLink 上で課題を行うこと(ChekLink は PC やスマートフォン、携
帯電話端末にて使用可能)
?CCS を通して補助資料を配布する場合があるので確認すること
他、授業での活動に積極的に参加できるよう、授業前にテキストに目を通し、質問があれば準備してお
くこと。
【教科書】
『English Upload』 Robert Hickling, Satsuki Osaki 金星堂 2013
【参考書】
『英和・英英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
【評価方法】
?平常点(授業貢献、ペア・グループワーク、課題等)…30%
?単語テスト(全 12 回)…15%
?中間テスト…15%
?最終試験…40%
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/5 文型・品詞
2 回 Unit 1: That’s Ashley Brown!(be 動詞の現在形と過去形)
3 回 Unit 2: Ashley, Where Are You?(命令文)
4 回 Unit 3: Sorry Tom(現在形と現在進行形)
5 回 Unit 4: Talk to You Later(代名詞)
6 回 Unit 5: Lunch at Karen’s Place(過去形と過去進行形)
7 回 Unit 6: I’m really Excited(過去形と現在完了)
8 回 Unit 7: Here I Am(時を表す前置詞)
9 回 中間テスト及び復習
214
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
Unit 8: What Did You Make? (数えられる名詞と数えられない名詞)
Unit 9: I’m So Tired! (be going to と will)
Unit 10: Just Relax and Have Fun(助動詞)
Unit 11: I’ll Have Water(等位接続詞と2語で成り立つ接続詞)
Unit 12: A Hot Dog Would Be Great!(Yes-No 疑問文)
授業総括及び最終試験
基礎英語2//可知
れい子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
前期に引き続き、英語の基礎固めをしましょう。文法を復習し、語彙を増やし、さらにリスニング、
リーディングの練習をたくさん積んで、英語の「速さ」「量」に押しつぶされない英語力と、将来の外
国語学習継続につながる習慣を身につけましょう。
【学習到達目標】
英語の文法を復習し、語彙を強化、リスニング力、リーディング力の伸長を図る
【履修上の注意】
前期と同じ。
前期の注意事項をよく読んでおいてください。
【事前準備学習】
前期と同じ。
前期の課題に関する項目をよく読んでおいてください。
【教科書】
『English Grip --Essential English Skills for College Students』 Yoshihiko Honda & Robert H
ickling 金星堂 2008
【評価方法】
授業態度(積極的参加度、パフォーマンス、課題、小テスト等)60%、
中間テスト 20%、期末テスト 20%
詳細については最初の授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 Introduction (シラバス説明、前期期末テスト返却)
2 回 Unit 12 Business Profile 過去時制
3 回 Unit 13 Schedules
未来
4 回 Unit 14 Computers and the Internet 現在完了・過去完了
5 回 Unit 15 Industry and Manufacturing 能動態と受動態
6 回 Unit 16 Making Arrangements 接続詞(2)
7 回 Unit 17 Business Culture 否定文
8 回 中間試験
215
9 回 中間試験返却
10 回 Unit 18 Recruitment 疑問視疑問文・付加疑問文
11 回 Unit 19 Entertaining and Socializing 関係代名詞・関係副詞
12 回 Unit 20 Education 後置修飾
13 回 Unit 21 Banking 仮定法
14 回 Unit 22 Health 話法
15 回 期末試験
基礎英語2//伊藤
隆/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
基礎英語2は「英語を楽しむ」ことを共通のテーマとして揚げています。「楽しい」を簡単な英語で
言えば、amusing(愉快な気持ちにさせる)と interesting(関心や興味をひきおこす)の2つに大別さ
れることはご存知でしょう。このどちらが欠けても「楽しむ」ことにはならないので、私たち担当教員
は適切なバランスをとるように心がけています。バランスのとりかたは教員各自の個性に任せてくださ
い。ただ、20 歳前後の皆さんの知的興味を刺激するのが私たちの大きな関心事ですので...と言えば、
どちらがより強調されるかもうおわかりですね。
今日ではインターネットの普及やビジネスの国際化などによって、以前では考えられないほど日常的
に英語を発信・受信することが必要とされるようになり、英語のリスニングとスピーキングの能力に加
えて、リーディングとライティングの能力を身につける必要も一層高まってきました。建前では、高校
までの学習が完了していればそれで十分対応できるはずなのですが、覚えるそばから忘れるのが人間の
常であり、今すぐ国際コミュニケーションの世界に入っていく準備のできている人はそうはいないでし
ょう。大学の授業では、これまでに学んできたことの再確認に加えて、将来役立つと思われる語、表現、
さらには英語圏に生活する人々のものの考え方なども学習できるように、皆さんを支援してゆきます。
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、「英語嫌いでなくなる」こと、また英語が好き
な受講者がより興味を持ったり、もっと勉強したくなったと感じることをめざします。
【履修上の注意】
この授業ではパソコンを使用します。
【事前準備学習】
授業に慣れるために、特に最初の数週間は欠席や遅刻をしないように注意して下さい。
【教科書】
CCS を使って授業時に配布します。
【参考書】
授業時に随時紹介します。
216
【評価方法】
平常点 100%(授業への積極的参加 60%、毎時の課題 40%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション及び既習事項の確認
2 回 許可をもとめる(基礎)
3 回 許可をもとめる(応用)
4 回 依頼をする(基礎)
5 回 依頼をする(応用)
6 回 案内をする(基礎)
7 回 案内をする(応用)
8 回 アポイントメントをとる(基礎)
9 回 アポイントメントをとる(応用)
10 回 弁護をする(基礎)
11 回 弁護をする(応用)
12 回 話のきっかけをつくる(基礎)
13 回 話のきっかけをつくる(応用)
14 回 メールを送る(基礎)
15 回 メールを送る(応用)
基礎英語2//城
哲哉/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業の目標は2つあります。まずは、皆さんの<これまで>の英語の弱点や学習方法を振り返って、
何が足りていないのかをしっかりと確認すること。そして次に、<これから>4 年間の大学生活の中で
どのように英語を勉強すればよいか、各自に適した学習方法を探すことです。これまで英語が苦手だっ
た人も、学習の工夫や努力の継続があれば英語力は確実に伸びていくものと思います。英語が得意な人
は更にステップアップするための方策を探りましょう。語学だけでなく、世界の国々や人々、そこにあ
る文化や習慣に皆さんが興味をもっていただければと思っています。
【学習到達目標】
テキストおよび付属の CD をしっかりと活用すれば、英検準2級程度の語学力に到達できるはずです。
【履修上の注意】
当然のことですが教科書は忘れないこと。授業中のおしゃべりはご法度ですが、受け身の姿勢ではなく、
クラスでは積極的に発言するよう求めます。
【事前準備学習】
毎回教科書の 1Lesson を終えますので、しっかりと予習をしてくること。もし理解できない点等があれ
ば、授業前日までにメールで質問をする位の気構えをもつこと。
【教科書】
『Spotlight on America and Japan』 Joshua Cohen 他著 南雲堂 2013
217
【評価方法】
平常点 20%、試験 80%
【講義テーマ】
1 回 授業概要・評価方法等の説明
2 回 Lesson 13 LOW BIRTHRATE) (兄弟は多くても少なくてもメリットがある
3 回 Lesson 14 DRIVING OR PUBLIC TRANSPORTATION? (デメリットがあっても車は捨てが
たい)
4 回 Lesson 15 AMERICAN FOOD (日本で楽しむ早くておいしいアメリカの食べ物)
5 回 Lesson 16 PARTIES: IN OR OUT? (人が多ければパーティーは楽しい)
6 回 Lesson 17 ANIME IN THE USA (アメリカに進出した日本の人気アニメ)
7 回 Lesson 18 WORK AND FAMILY (遠方へ転勤を命じられたときの対応)
8 回 Lesson 13~18 総括とテスト
9 回 Lesson 19 HIGH SCHOOL AND UNIVERSITY (どちらの国にいてもいつかは一生懸命に勉
強)
10 回 Lesson 20 POLITENESS (日米差が顕著な食事のマナー)
11 回 Lesson 21 LOAN WORDS (日本語と英語の共通点は借用語の多さ)
12 回 Lesson 22 A BUDDHIST CHRISTMAS? (宗教的なアメリカ、商業的な日本)
13 回 Lesson 23 ENTREPRENEUR OR OFFICE WORKER? (多くの起業家を輩出したアメリカ)
14 回 Lesson 24 BATHROOMS: WET OR DRY? (日本のセパレートタイプは良いことづくめ)
15 回 Lesson 19~24 総括とテスト
(再)基礎英語2//達本
美香/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
通常の授業形式とは違い、E-Learning と呼ばれる自学自習システムを利用した授業を行います。学習
内容は、基礎文法に重点を置いたものとなっています。
【学習到達目標】
英語を実際に活用する上で、必須となる基礎文法のより確実な理解。
【履修上の注意】
初回の授業で E-Learning のオリエンテーション(重要な注意事項含む)を行いますので、必ずノート
ブックPC、LANケーブル及び AC アダプターを持参して下さい。毎回の授業でも、これらは必要で
す。持参しない場合は授業は受けられませんので注意して下さい。
また、毎回の授業で、E-Learning の課題(「講義・テーマ」参照)を出しますので期限までに必ず行っ
て下さい(成績に加算されます)。
授業連絡(重要)は CCS から携帯メールに送信されますので、必ずメールアドレスを登録・変更して
おいて下さい(学術情報センターもしくは教務課で登録できます)。
218
中間・期末テストの何れかを受験しない場合は失格となります。
【事前準備学習】
ノートパソコンに不具合がないか必ず事前に確認しておいて下さい。起動できない、ログインできない
等があると授業を受講できません。また、CCSへログインするためのID及びパスワードも事前に確
認すること。
【教科書】
E-Learning システムを使用するため、教科書は使用しません。
【評価方法】
試験75%、教室または自宅での学習(課題)25%
*学期半ば(第 8 週)と学期末(第 14 週)に試験実施。
【講義テーマ】
1 回 2-1動詞と文型
2 回 2-2時制
3 回 2-3進行形
4 回 2-4完了形
5 回 2-5不定詞
6 回 2-6動名詞
7 回 2-7態
8 回 2-8助動詞 及び 中間テスト
9 回 2-9仮定法
10 回 2-10分詞
11 回 2-11関係詞
12 回 2-12前置詞、接続詞
13 回 2-13名詞、代名詞
14 回 2-14形容詞、副詞 及び 期末テスト
15 回 2-15比較 及び「まとめ」
基礎英語2//石川
純子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
コミュニケーションに役立つ英語表現の習得および英語の聴解力、文法力、語彙力、読解力を高め、T
OEIC テストのスコアを向上させることを目的とする。TOEIC の試験形式に準拠した問題をときなが
ら、音声を聞いた後、出てきた英文を何度も繰り返し読むことで、実際に語学留学をしたり、海外旅行
をする際に役にたつ表現を習得する。
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、「英語嫌いでなくなる」こと、また英語が好き
219
な受講者がより興味を持っことをめざす。コミュニケーション能力の向上と異文化理解を深める。TOE
IC500 点獲得を目標とする。
【履修上の注意】
ペアワークや role-playing などに積極的に取り組むこと。日常の生活の中で、自主的にテレヒ、ラジオ
などを活用して、英語に接する機会を多くすること。Unit ごとに習得した表現を自分で使えるようにす
る為に復習をすること。必ず辞書を持参すること。
【事前準備学習】
必ず復習をすること。次回の授業範囲を予習し、わからない単語を調べておくこと。
【教科書】
『Let's Talk with Friends Around the World!』 行時
2012 年 1 月 20 日
潔/ Nicholas Bover/長田順子 (株)松柏社
【評価方法】
授業態度、テストの成績を総合的に評価する。
Unit ごとの role-playing も評価の対象とする。
小テスト,role-playing(平常点も含む)40%+定期テスト 60%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 More Chinese Students Studying Abroad
3 回 More Chinese Students Studying Abroad (dialogue)
4 回 Tapping New Resources
5 回 Tapping New Resources (dialogue)
6 回 Becoming a FIlmmaker
7 回 Becoming a FIlmmaker (dialogue)
8 回 A Helicopter Pilot
9 回 A Helicopter Pilot(dialogue)
10 回 Bycycling Anyone?
11 回 Bycycling Anyone? (dialogue)
12 回 Helping Immigrants Learn German
13 回 Helping Immigrants Learn German (dialogue)
14 回 A Young and Ambitious Reporter
15 回 授業総括及び試験
基礎英語2//飯野
利美/秋A(火 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業は、ポップスのヒット曲を聴きながら、英語特有の音声変化やリズムに慣れ親しみ英語の総合
的な力をバランスよく向上させることを目的としている。また歌詞の一部を活用した英文法の問題、T
OEIC 形式のリスニング問題、異文化トピックを扱ったリーディング問題など、多彩な演習問題を通し
220
て英語力を伸ばすことをめざす。
【学習到達目標】
基礎を再確認しながら英語の総合的な能力を高める。
【履修上の注意】
英語の辞書を必ず持ってくること。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習してくること。
【教科書】
『English with Hit Songs (ポップスで学ぶ総合英語)』 角山 照彦、Simon Capper 成美堂 2011
【評価方法】
定期試験 50% 小テスト 30% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 Unit 8: The stranger < Listening >
2 回 Unit 8: The stranger < Reading >
3 回 Unit 9: Hey now < Listening >
4 回 Unit 9: Hey now < Reading >
5 回 Unit 10: Every time I close my eyes < Listening >
6 回 Unit 10: Every time I close my eyes < Reading >
7 回 Unit 11: Kiss of life < Listening >
8 回 Unit 11: Kiss of life < Reading >
9 回 Unit 12: All I want for Christmas is you < Listening >
10 回 Unit 12: All I want for Christmas is you < Reading >
11 回 Unit 13: Livin' la vida loca < Listening >
12 回 Unit 13: Livin' la vida loca < Reading >
13 回 Unit 14: Review < Listening >
14 回 Unit 14: Review < Reading >
15 回 まとめ及び試験
基礎英語2//飯野
利美/秋A(火 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業は、英語に苦手意識のある学生でも安心して基礎から復習でき、楽しく学べるよう工夫されて
いる。やさしい英文で書かれたイギリスの情報を読むことによって、この国の文化に触れ、さまざまな
英語の表現を学ぶ。さらにリスニング能力が向上するような練習も行う。
221
【学習到達目標】
基礎を再確認しながら英語の総合的な能力を高める。
【履修上の注意】
英語の辞書を必ず持ってくること。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習してくること。
【教科書】
『Looking Around England (イギリス・リスニングの旅)』 テリー オブライエン、 村松秀紀、三原
京、 木村博是、 南雲堂 2011
【評価方法】
定期試験 50%、 小テスト 30%、 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 Lesson 1 ~ Lesson 13 の復習
2 回 Lesson 14: The Lake District
3 回 Lesson 15: Liverpool
4 回 Lesson 16: The Peak National Park
5 回 Lesson 17: A Wedding
6 回 Lesson 18: Dover
7 回 Lesson 19: The Cotswolds
8 回 Lesson 14 ~ Lesson 19 のまとめ
9 回 Lesson 20: People
10 回 Lesson 21: London - The Tower of London
11 回 Lesson 22: London - Westminster Abbey
12 回 Lesson 23: London - The Globe Theatre
13 回 Lesson 24: London - Covent Garden
14 回 Lesson 25: London - The Millennium Bridge
15 回 まとめ及び試験
基礎英語2//船井
純平/秋A(月 2・火 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業はニュース・新聞記事の読解およびリスニングの練習を中心に進めます。比較的分かりやすい
英語で書かれたニュースや新聞の記事を語彙、文法事項を確認しながら読みます。またニュース、海外
のテレビ番組や映画などを用いて英語を聞き取る練習をします。
【学習到達目標】
英語の基礎力をつけるとともに、英語に関心をもつことを目標とします。
222
【履修上の注意】
欠席、遅刻、課題の未提出は減点になります。
【事前準備学習】
辞書での単語の調べ方の確認。
【教科書】
プリントを配布します。
【評価方法】
試験
60%
平常点
40%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 英文記事・ニュース(ビジネス)
3 回 リスニング(会話)
4 回 英文記事・ニュース(健康)
5 回 リスニング(ニュース)
6 回 英文記事・ニュース(スポーツ)
7 回 リスニング(DVD)
8 回 まとめ及び中間試験
9 回 英文記事・ニュース(政治)
10 回 リスニング(アメリカ英語)
11 回 英文記事・ニュース(経済)
12 回 リスニング(イギリス英語)
13 回 英文記事・ニュース(海外情勢)
14 回 リスニング(映画)
15 回 まとめ及び期末試験
(再)基礎英語2//船井
純平/秋A(木 5)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業はニュース・新聞記事の読解およびリスニングの練習を中心に進めます。比較的分かりやすい
英語で書かれたニュースや新聞の記事を語彙、文法事項を確認しながら読みます。またニュース、海外
のテレビ番組や映画などを用いて英語を聞き取る練習をします。
【学習到達目標】
英語の基礎力をつけるとともに、英語に関心をもつことを目標とします。
【履修上の注意】
欠席、遅刻、課題の未提出は減点になります。
223
【事前準備学習】
辞書での単語に調べ方の確認。
【教科書】
プリントを配布します。
【評価方法】
試験
60%
平常点
40%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 英文読解(不定詞)
3 回 リスニング(会話)
4 回 英文読解(文詞)
5 回 リスニング(ニュース)
6 回 英文読解(動名詞)
7 回 リスニング(DVD)
8 回 まとめ及び中間試験
9 回 英文読解(比較)
10 回 リスニング(アメリカ英語)
11 回 英文読解(関係詞)
12 回 リスニング(イギリス英語)
13 回 英文読解(仮定法)
14 回 リスニング(映画)
15 回 まとめ及び期末試験
基礎英語2//中山
麻美/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
春期と同様のテキストを使用する。
高校までの英語力を土台にして、標準的な現代英語を正確に読み取る能力を養成するため、基礎的な語
彙力・読解力の充実を図る演習を行う。毎週、短い読み物を読みながら、そこに出てくる文法事項を確
認し、さらに練習問題を解くことにより基礎力を養う。
また更なる応用力をつけるため、映画の中で実際に学習した文法事項がどのように使用されているかを
確認し、映画のワンシーンの配役になりきり、ロールプレイをするアクティビティも取り入れる。
最終的には、最小限必要な文法事項と語彙力の強化をし、丸覚えした難しい英文を話したり書いたりす
るのではなく、シンプルな文章を自分で組み立てて発信できることを目指す。
【学習到達目標】
英語の基本構文を何度も繰り返し復習することで、簡単な表現の定着を促す。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
224
遅刻は減点の対象とし、3回の遅刻で欠席1回となります。
受講者は指定教材を購入し、毎回授業に持参して下さい(万一、忘れた場合は欠席となります)。その他、
補助教材(ハンドアウト)を適宜配布するので、ファイルに保管し、毎回の授業に持参するようにして下
さい。
【事前準備学習】
毎回、次回の授業内容に関連する宿題を出すため、しっかりと予習して授業に参加してください。
【教科書】
『Communication in SIMPLE ENGLISH/発信型シンプル・イングリッシュ』 森田
子、高橋 順子 三修社 2007年
春期と同じ教科書を使用します。
教科書以外にも、必ず英語辞書を持参してください。
【参考書】
参考図書は授業内で紹介します。
【評価方法】
試験 (50%) 平常点
レポート (10%)
(40%)
【講義テーマ】
1 回 Show & Tell (夏休みの思い出)
2 回 Are you enjoying the Autumn Festival? (進行形)
3 回 映画「ロッキー」 (進行形)
4 回 How was the job interview? (助動詞)
5 回 映画「ライフイズビューティフル」(助動詞)
6 回 What does he look like? (Wh 疑問文)
7 回 映画「フォレストガンプ」 (Wh 疑問文)
8 回 授業復習および中間試験
9 回 Can you come to our Christmas Concert? (基本動詞)
10 回 映画「スラムドックミリオネア」 (基本動詞)
11 回 Santa Claus is coming. (基本動詞と前置詞)
12 回 映画「プラダを着た悪魔」(基本動詞と前置詞)
13 回 Let’s take a trip. (英語で自分を表現するために)
14 回 映画「幸せのレシピ」 (英語で自分を表現するために)
15 回 授業総括および試験
225
和子、北本
洋
基礎英語2//有薗
智美/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本科目では、これまでに学習した英語知識を確認し、その定着を図るのと同時に、自らの弱点を発見し、
大学生としての総合的な英語運用能力を向上させることを目標とする。特に、英語の基本的文法事項、
基本構文、語彙を学習(復習)し、それらを用いて身近なトピックについて理解・表現する力を身につ
ける。授業は教科書の内容に従って進み、その中でペア・グループワークを含む英語活動を実施する。
特に、基礎知識の定着を柱として、新たな語彙を習得し、基礎知識を、英文把握および文章・口頭での
発信に応用できるようにしていきたい。同時に、聴取力向上のため、英語の発音、イントネーション、
リズムにも触れ、理解と発信の両者を結び付けていく。文章・口頭の別や難易に関わらず、英語でのコ
ミュニケーションを行うためには基礎知識が必要であることは言うまでもない。それどころか、難解に
感じられる文章でも、基礎知識があればそれを応用してある程度読み解いていくことが可能である。受
講者は本授業でしっかりと基礎を定着させ、文書や口頭での今後の英語コミュニケーションにつなげて
いくことが期待される。
【学習到達目標】
?それまでに学習した英語の基礎的文法事項を確認し、定着させる
?英語の基礎知識を、身近なトピックについて発信する際に活用できる
?英語の基礎知識を、身近なトピックについて書かれた文書や読まれた内容を理解するのに応用できる
【履修上の注意】
教科書を毎時必ず持参すること。
知識の定着のためには、ペアやグループにおいて他者と互いの考えを確認し合うことが有効である。従
って授業では、積極的に他者の考えに触れ、また自分の考えを説明できるように、前向きな姿勢で取り
組むこと。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れ、遅刻等は減点対象とする。また、遅刻 3 回で 1
回の欠席とし、最終試験受験は 3 分の 2 以上の出席をもって認められる。
【事前準備学習】
?毎時、新 unit に出てくる単語テストを行うので予習しておくこと(全 12 回)
?教科書を購入後、巻頭に記載されている Checklink の使用方法をよく読み、登録すること。登録に必
要な講義 ID は初回授業で伝えるので必ず出席すること
?授業で指示された場合には CheckLink 上で課題を行うこと(ChekLink は PC やスマートフォン、携
帯電話端末にて使用可能)
?CCS を通して補助資料を配布する場合があるので確認すること
他、授業での活動に積極的に参加できるよう、授業前にテキストに目を通し、質問があれば準備してお
くこと。
【教科書】
『English Upload』 Robert Hickling, Satsuki Osaki 金星堂 2013
226
【参考書】
『英和・英英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
【評価方法】
?平常点(授業貢献、ペア・グループワーク、課題等)…30%
?単語テスト(全 12 回)…15%
?中間テスト…15%
?最終試験…40%
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/5 文型・品詞の復習
2 回 Unit 13: Did You Bring the DVD?(場所と移動を表す前置詞)
3 回 Unit 14: Meat, Corn, Fruit and Drinks(Wh-疑問文)
4 回 Unit 15: We Look Pretty Silly(a, an, the / one と ones)
5 回 Unit 16: It Was Professor Goodman(他動詞と自動詞)
6 回 Unit 17: Are You Free on Monday?(能動態と受動態)
7 回 Unit 18: I Think I’ll Buy It(形容詞)
8 回 Unit 19: For Your Legs and Heart(動名詞と不定詞)
9 回 中間テスト及び復習
10 回 Unit 20: My Dad’s Old Desktop(形容詞の比較級と最上級)
11 回 Unit 21: Ladies First (副詞)
12 回 Unit 22: I Just Hope We Get There(従位接続詞)
13 回 Unit 23: Let’s Get Over There, Quick!(関係詞)
14 回 Unit 24: Let’s Do That!(So do I.や Neither do I.などの表現)
15 回 授業総括及び最終試験
英会話1//C.A.
キャンベル/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
「欧米に追いつき追い越せ」といった、受信を目的とした英語学習は終わりを告げ、現在では世界に
向けて英語で発信できる日本人が必要と言われています。大学生になったばかりの今の段階ではまだ発
信する内容もないかもしれませんが、将来より高度な英語でのコミュニケーション能力が必要になると
きに備えて、基礎固めが必要なことは言うまでもありません。
中学や高校の英語では受験のため、ともすれば「どこが間違っているか」に気をとられ木を見て森を
見ない悪癖がついてしまった人もいるのではないでしょうか。大学では多少の間違いは気にせず、全体
としての意思疎通に主眼をおいた学習をしていきましょう。基本的な語彙・文法のおさらいは重要です
が、この授業では特にパフォーマンスを重視します。たくさん英語を使って、たくさん間違えてくださ
い。
227
【学習到達目標】
日常的な会話や通信を英語で行えるよう、語彙力、文法力を含めたコミュニケーション能力全般を伸ば
す。
【履修上の注意】
遅刻について、15分以上の遅刻は1/2出席扱い。
欠席について、5回の欠席で不合格とします。特別な理由があれば前もって連絡して下さい。
授業中の発言は重要視しますので、積極的に参加して下さい。
【事前準備学習】
Be prepared to practiced and think about English in ways you probably have not before.
【教科書】
『No Text』 none none
Prints will be supplied by teacher.
【評価方法】
Attendance/Participation-50%, Quizzes-20%, Final Exam-30%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Pronunciation challenges 1/talking about the past.
3 回 Video listening/interpretation exercise 1.
4 回 Conversation exercise 1.
5 回 Pronunciation challenges 2/talking about present.
6 回 Video listening/interpretation exercise 2.
7 回 Conversation exercise 2.
8 回 Pronunciation challenges 3/things happening now.
9 回 Video listening/ interpretation exercise 3.
10 回 Conversation exercise 3 .
11 回 Pronunciation challenges 4/talking about the future.
12 回 Video listening/interpretation exercise 4.
13 回 Conversation exercise 4.
14 回 Pronunciation challenges 5/talking possibilities.
15 回 Video listening/interpretation exercise 5.
英会話1//可知
れい子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では外国語習得に必要な accuracy「正確さ」
(文法的に正しく且つ場面に応じた適切な言
語を用いる)と fluency「流暢さ」
(相手に自分の言うことを理解してもらうのに十分な量の情報を発話
に盛り込む)のうち、後者に焦点を当てます。
「正確さ」を犠牲にしていいとは言いませんが、日本人
の外国語でのコミュニケーション下手は特に後者に負うところが大きいと言われているからです。「言
228
葉足らず」の汚名を返上しましょう。
リスニングを主軸にモデル会話の暗唱パフォーマンス、ペア、グループワークを通して学習者中
心の会話力養成を目指します。
【学習到達目標】
(1) 一語一句にとらわれることなく、全体的な意味を探しながら口語英語を聞き取ることができる。
また特定の情報を探しながら聞くことができる。
(2) 日常会話で良く使われる語彙、文型を学び、それらを用いて自分のことについて話すことがで
きる。
(3) 相手の言葉が足りなければ補足を促すことができる。
【履修上の注意】
教科書は毎時必ず持参すること。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れは厳しく取り締まり、評価時の減点対象とします。
3 分の 1 以上の出席をもって期末試験受験を認めますが、毎時の評価が占める割合が高いのでできるだ
け欠席しないこと。
毎授業の初めに点呼します。全学生が呼ばれた時点で着席していない場合遅刻となります。
30 分以上の遅刻は欠席とみなし、遅刻 3 回で 1 回の欠席と計算します。
15分以上中座は遅刻と同じ扱いとします。
【事前準備学習】
最初の授業で細かい授業計画表を渡します。
計画に従って、その日カバーする予定の部分に目を通し、知らない単語を調べてくること。
会話文、Reading に関しては意味を考えてくること。
授業中指名されて、単語すら調べてないと判明した時は減点します。
逆に家庭学習に熱心な学生には加点します。
最初の授業で詳しく説明します。
【教科書】
『Four Corners 2』 Jack C. Richards & David Bohke Cambridge University Press 2012
ISBN: 978-0-521-12716-5
【評価方法】
授業態度(積極的参加度、パフォーマンス、課題、小テスト等)60%、
中間テスト 20%、期末テスト 20%
詳細については最初の授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 Introduction/ シラバス説明・自己紹介・Pre-test
2 回 Unit 1: My Interests
3 回 Unit 1: be 動詞、一般動詞の現在形
4 回 Unit 2: Descriptions
229
5 回 Unit 2: 形容詞」
6 回 Unit 3: Rain or Shine
7 回 Unit 3: 程度を表す副詞
8 回 中間試験
9 回 Unit 4: Life at Home
10 回 Unit 4: 可算名詞と不可算名詞、句動詞
11 回 Unit 5: Health
12 回 Unit 5: 命令文、How を使った疑問文
13 回 Unit 6: What's on TV?
14 回 Unit 6: 不定詞と動名詞、未来を表す文
15 回 期末試験
(再)英会話1//C.H.
ワィェンド/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
言語の本質は音声にあります。この授業では、英語を聞き、話す過程において言語の持っている豊かさ
を体験的に学びます。授業は教師から発話される英語を、聴いて恐れることなく、学習できるように工
夫されています。分析的に単語の意味を一つ一つ理解していくのではなく、全体的に発話の意味内容を
状況において把握する力の育成が行われます。
【学習到達目標】
英語を聞く時に、パニック状態にならないで、冷静に意味を考えることが出来る。
【履修上の注意】
適宜、指示する
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
『Smart Choice - Student Book 1』 Ken Wilson Oxford 2007
【参考書】
『英和‐和英辞書』
Please bring dictionaries to class.
【評価方法】
小テスト = 60 points (6 tests X 10 points)
自学自習の宿題 = 120 points (10 points X 12 Units) *
出席 = 75 points (5 points per class: 15 classes)
期末試験 = 50 points
Total = 305 points (+40 ボーナス宿題)
230
S = 300 - 345
(98% ~)
【講義テーマ】
1 回 Class Introduction
2 回 Ch 1: Nice to meet you! (pages 4-9)
3 回 Ch 2: What do you do? (pages 10-15 )
4 回 Ch 3: Do you like noodles? (pages 16-21)
5 回 Ch 4: How often do you do yoga? (pages 24-29)
6 回 Ch 5: What are you watching? (pages 30-35)
7 回 Ch 6: Where were you yesterday? (pages 46-41)
8 回 Ch 7: Which one is cheaper? (pages 44-49)
9 回 Ch 8: What's she like? (pages 50-55)
10 回 Ch 9: What can you do there? (pages 56-61)
11 回 Ch 10: Is there a bank near here? (pages 64-69)
12 回 Ch 11: Did you have a good time? (pages 70-75)
13 回 Ch 12: I'm going to study law. (pages 76-81)
14 回 Final Exam (期末試験)
15 回 Make up for Final Exam
英会話1//D
リンダ/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
Students will improve their English conversation skills with practice listening and speaking.
Expressing personal information and opinions will be encouraged.
【学習到達目標】
In this class we will practice the questions and answers of friendly conversation with foreign
ers.
【履修上の注意】
Always come to class on time with class materials and a dictionary (ideally an electronic dic
tionary).
【事前準備学習】
There will be homework to prepare for speaking in class. Don't come if unprepared.
【教科書】
The textbook will be announced in class.
【評価方法】
Points are given 30%.
Homework 30%.
Classwork 40%. Quizzes
231
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Likes and Dislikes
3 回 Names and nicknames
4 回 Family
5 回 Hometown
6 回 Music
7 回 Sports
8 回 Food
9 回 TV and movies
10 回 Animals
11 回 Shopping
12 回 Holidays
13 回 High School Memories
14 回 Travel
15 回 Future Dreams
英会話1//岡田
佐由里/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
国際化時代を積極的に生き抜いていくためには、否が応でも、大なり小なり英語とのつながりを持って
歩んでいかなければなりません。大学の教養科目として英語を履修しておけば、その後は解放されると
いう時代は終わりました。就職してからも海外出張の際には、この「英語」が必要になってきます。苦
手だからやらないでは、国際化時代を生き抜くビジネスマン、ビジネスウーマンとして颯爽と働いてい
くことは出来ません。だからこそ、大学英語の段階から、使える英語を学習する必要があります。
英会話1では、英語で積極的にコミュニケーションをとるために絶対カバーしておかなくてはならない
状況設定が用意されています。つまり、社会人になる前に、また英語圏を旅する前に、最低限英語で切
り抜ける術を身につけておいたほうがいい状況設定が用意されています。そして、ただ単に読んで理解
できる英語ではなく、
「聴き取れて話せる」力を養います。
「聴き取れるけれど、自分では使えない英語」
ではなく、「聴き取れてスラスラ話せる英語」を増やせるようにします。
そのためには反復学習が必要になります。言葉は繰り返し練習することによって身につくものです。何
度も会話を聴き、リピートし、ロールプレイをします。あごが疲れるほど英語を発話してください。あ
ごの体操だと思ってください。エネルギーを消耗すればするほど「聴き取れて話せる英語」が増えてい
きます。また、発話することにより脳も刺激され、英語が定着し易くなります。
英会話1の内容は英検2次のスピーキングテスト対策にもなります。国際化時代を生き抜くための英語
学習を楽しく元気良く始めましょう。
【学習到達目標】
・英語圏を旅する時に高い確率で起こりうる状況に自分を置き、その場を英語で切り抜ける術を繰り返
し練習することにより、実践的な「聴き取れて話せる」英語を増やします。
・英語圏の文化と自国の文化の相違に興味を持ち、しかし同じ地球人として積極的に英語でコミュニケ
ーションをもってもらいたいと思います。
232
【履修上の注意】
リピート、ロールプレイなど大きな声で元気良く行ってください。そして、のどが渇いたときには静か
に水分を補給してください。
【事前準備学習】
基本的に予習をする必要はありませんが、英語がとても苦手な人は事前に教科書巻末にあるテープスク
リプトなどを参考にして発話練習をしてきてください。また、「就職してからいざという時に役立つ英
語力を身につけておく」ためにも必ず発話練習中心の復習を繰り返し行ってください。
【教科書】
『Passport 2 Student Book (Second Edition, English for Interna』 Angela Buckingham & Le
wis Lansford Oxford 2010
教科書を事前に学内書店で購入し初日の授業に持参して下さい。
【評価方法】
試験
60%
平常点
40%
試験は4回の試験の合計点で評価する。平常点は、毎回授業内で行うペア及びグループアクティビティ
ーで評価する。
【講義テーマ】
1 回 What’s the purpose of your visit?
2 回 How much is it?
3 回 When is the next train to Xi’an?
4 回 1回目の授業~3回目の授業のまとめ及び試験
5 回 The TV is broken.
6 回 What is there to see?
7 回 5回&6回のまとめ及び試験
8 回 I’d like to rent a snowboard, please.
9 回 Tell me about your country.
10 回 How was your weekend?
11 回 8回~10回のまとめ及び試験
12 回 Does it hurt?
13 回 I’d like a cup of coffee, please.
14 回 Destination USA & Destination Canada
15 回 12回&13回のまとめ及び試験
(再)英会話1//加藤
治子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
グローバル社会に生きる現代人にとって、外国語は必須のコミュニケーションの手段である。今や国際
語となっている英語については、「読む・書く・聴く・話す」の4技能について各自の能力に応じた効
果的な学習によりそのスキルの向上を図るとともに、外国の文化や社会に対する認識を深めることを目
233
標とする。英語で活動する機会を豊富に設ける。
【学習到達目標】
簡単な文章の理解と表現ができる程度の学生を対象とし、基礎英語の範囲内の文法、文型を習得し、簡
単な文章の理解と表現ができるようにする。
【履修上の注意】
各授業で語彙テストをします。直前だけでなく、毎日、一度以上見直して繰り返し学習して下さい。語
彙はこの繰り返し学習が大切です。
【事前準備学習】
インターネットで、"Cambridge English Readers Level Test”(ケンブリッジ英語リーダーレベルテ
スト)を受験してから最初の授業に来てください。Starter、Level 1、Level 2まで順番に受けて、得
点をメモして来てください。
http://cdextras.cambridge.org/Readers/RPT_last.swf
現在の自分の英語のレベルを知ることができ、これからの学習が楽しみになります。
【教科書】
『Four Corners 1 Student's Book A with Self-study CD-ROM』 Jack C. Richards, David Bohl
ke Cambridge University Press 2010
必ず教科書を購入してください。教科書を使用して真剣に学習することにより、授業の目標を達成する
ことが可能になります。よって単位の取得に教科書は不可欠です。
【評価方法】
期末テスト30%
語彙テスト30%
授業内評価30%
課題10%
【講義テーマ】
1 回 授業に関する重要な説明、学習者プロフィール、語彙テスト1
2 回 Unit 1 People in your life、語彙テスト2
3 回 Unit 1 People in your life、語彙テスト3
4 回 Unit 2 Away from home、語彙テスト4
5 回 Unit 2 Away from home、語彙テスト5
6 回 Unit 3 Your time、語彙テスト6
7 回 Unit 3 Your time、語彙テスト7
8 回 Unit 4 Changes、語彙テスト8
9 回 Unit 4 Changes、語彙テスト9
10 回 Unit 5 Your space、語彙テスト10
11 回 Unit 5 Your space、語彙テスト11
12 回 Unit 6 What would you like?、語彙テスト12
13 回 Unit 6 What would you like?、語彙テスト13
14 回 復習、語彙テスト14(復習テスト)
15 回 試験、総括
234
(再)英会話1//中山
麻美/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、英語学習者なら誰もが憧れる英語圏の国への旅行や短期留学などの際に、知っていれば
反応できる生活語彙(母国語話者が日常的に使う語彙)や、簡単ではあるが、 伝統的な学校英語とは少し
異なる語彙や頻出する慣用句をテーマ別に提示します。それらの表現や語句を、形式を変えながら繰り
返し学習し、TOEICR テスト形式のリスニング問題の中で再度リサイクルする、
「段階的漆塗り英語学
習法」で体得していきます。もちろん TOEIC の問題を解く際に必要な文法事項もしっかりと押さえて
いきます。
また、留学で遭遇するであろう場面を設定し、ロールプレイをすることでスピーキングの実践力も養っ
ていきます。
【学習到達目標】
英語母語話者が多用する生活語彙や慣用句を学び、学生の TOEIC スコアおよびスピーキング力アップ
を目的とする。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
受講者は指定教材を購入し、毎回授業に持参して下さい(万一、忘れた場合は欠席となります)。その他、
補助教材(ハンドアウト)を適宜配布するので、ファイルに保管し、毎回の授業に持参するようにして下
さい。
【事前準備学習】
毎回、次回の授業内容に関連する宿題を出すため、しっかりと予習して授業に参加してください。
【教科書】
『Journey to Success: Departing for a higher score on the TOEI』 Makoto Kurata, Todd Thor
pe and Hitohiko Mimura 桐原書店
【参考書】
随時、授業内で紹介します。
【評価方法】
試験 (50%) 平常点
レポート (10%)
(40%)
【講義テーマ】
1 回 受講に際しての留意事項
2 回 Departure/Arrival
3 回 英語のリズム
4 回 Homestay
5 回 つながって変化する音
235
6 回 Telephone
7 回 聞こえなくなる音
8 回 授業復習および中間試験
9 回 Shopping
10 回 つながる音
11 回 Getting around
12 回 短縮形の音
13 回 Eating out
14 回 弱くなる音
15 回 授業総括および試験
英会話1//I.S.
ガラキャー/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
English Oral Communication 1 is a course to develop English fluency through natural conve
rsations. Developing conversation strategies in combination with useful language expressions
students will work towards having English only dialogue talking about themselves in groups
with a common topic.
Using the textbook, Nice Talking With You, Text 1 by Tom Kenny & Linda Woo, students wi
ll get the opportunity to improve their English fluency by doing the following:
1. Increase vocabulary.
2. Teach important phrases that will make conversation smoother and more natural.
3. Provide many chances for speaking with other students in English-only environment.
4. Teach a variety of conversation strategies that will extend the length and substance of th
e topics being discussed.
Each unit will be covered over 2 class periods. The lesson format will be as follows:
1st Class (Topic Introduction - Free Conversation - Vocabulary ? Exercises ? Listening)
2nd Class (Quiz ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities)
The course will cover 12 units over term 1 & 2. At the end of each term there will be Engl
ish-only conversation evaluations.
【学習到達目標】
Students will be able to have conversations in English-only on the 12 topics in the textbook.
Ranging from 2-4 minutes.
Use all vocabulary and phrases in a natural context.
【履修上の注意】
Students are expected to bring all class materials to each class.
Speak as much English as possible.
To practice and learn the vocabulary and phrases presented in each unit.
236
【事前準備学習】
Before each class students must finish all homework and come prepared to begin.
Every second week there will be quizzes therefore students should study the vocabulary give
n in the previous lesson.
Class Materials for each class:
Textbook ? Nice Talking With You, Text 1 by Tom Kenny & Linda Woo
Notebook with pens/pencils/eraser etc.
Laptop computer.
File folder for supplement prints.
【教科書】
『Nice Talking With You, Text 1』 Tom Kenny & Linda Woo Cambridge University Press 201
2
The textbook needs to be purchased by every student.
Student must bring to each class as the course content requires that all students have their
individual books.
【参考書】
『N/A』
Supplemental material will be provided by instructor.
【評価方法】
Class Participation and Attitude 20%
Quizzes 30%
Final Evaluation 50%
【講義テーマ】
1 回 Welcome to English Oral Communication.: Course Orientation / Meet & Greet Activities
2 回 Unit 1 Self-Introductions
3 回 Quiz 1 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
4 回 Unit 2 Family: (Repeating / Getting Time to Think)
5 回 Quiz 2 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
6 回 Unit 3 Shopping: (Showing Interest / Showing you’re Listening / Introducing a Questio
n)
7 回 Quiz 3 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
8 回 Unit 4 Food: (Agreeing & Disagreeing)
9 回 Quiz 4 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
10 回 Unit 5 Music: (Asking for examples / Tripling your reaction)
11 回 Quiz 5 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
12 回 Unit 6 Free Time: (Giving just enough information / Being General)
13 回 Quiz 6 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
237
14 回 Review of Units 1 -6. Conversation Strategies and Preparation
15 回 Final Evaluation
英会話2//C.A.
キャンベル/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
「欧米に追いつき追い越せ」といった、受信を目的とした英語学習は終わりを告げ、現在では世界に
向けて英語で発信できる日本人が必要と言われています。大学生になったばかりの今の段階ではまだ発
信する内容もないかもしれませんが、将来より高度な英語でのコミュニケーション能力が必要になると
きに備えて、基礎固めが必要なことは言うまでもありません。
中学や高校の英語では受験のため、ともすれば「どこが間違っているか」に気をとられ木を見て森を
見ない悪癖がついてしまった人もいるのではないでしょうか。大学では多少の間違いは気にせず、全体
としての意思疎通に主眼をおいた学習をしていきましょう。基本的な語彙・文法のおさらいは重要です
が、この授業では特にパフォーマンスを重視します。たくさん英語を使って、たくさん間違えてくださ
い。
【学習到達目標】
日常的な会話や通信を英語で行えるよう、語彙力、文法力を含めたコミュニケーション能力全般を伸ば
す。
【履修上の注意】
遅刻について、15分以上の遅刻は1/2出席扱い。
欠席について、5回の欠席で不合格とします。特別な理由があれば前もって連絡して下さい。
授業中の発言は重要視しますので、積極的に参加して下さい。
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
『No Text』 none none
Prints will be supplied by teacher.
【評価方法】
Attendance/Participation-50%, Quizzes-20%, Final Exam-30%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Pronuciation challenges/talking about the past.
3 回 Video listening/interpretation exercise.
4 回 Talking about yourself.
5 回 Pronunciation challenges/talking about present.
6 回 Video listening/interpretation exercise.
7 回 Talking about hobbies/likes & dislikes.
238
8 回 Pronunciation challenges/things happening now.
9 回 Video listening/ interpretation exercise.
10 回 Talking about your qualities/characteristics.
11 回 Pronunciation challenges/talking about the future.
12 回 Video listening/interpretation exercise.
13 回 Talking about plans and goals.
14 回 Pronunciation challenges/talking possibilities.
15 回 Video listening/interpretation exercise.
英会話2//可知
れい子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
前期に引き続き fluency「流暢さに焦点を当てて英語を使ってみましょう。
「言葉足らず」の汚名を
返上しましょう。
リスニングを主軸にモデル会話の暗唱パフォーマンス、ペア、グループワークを通して学習者中
心の会話力養成を目指します。
【学習到達目標】
(1) 一語一句にとらわれることなく、全体的な意味を探しながら口語英語を聞き取ることができる。
また特定の情報を探しながら聞くことができる。
(2) 日常会話で良く使われる語彙、文型を学び、それらを用いて自分のことについて話すことがで
きる。
(3) 相手の言葉が足りなければ補足を促すことができる。
【履修上の注意】
教科書は毎時必ず持参すること。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れは厳しく取り締まり、評価時の減点対象とします。
3 分の 1 以上の出席をもって期末試験受験を認めますが、毎時の評価が占める割合が高いのでできるだ
け欠席しないこと。
30 分以上の遅刻は欠席とみなし、遅刻 3 回で 1 回の欠席と計算します。
遅刻とは、毎授業始めに行う点呼時、学生全員を呼び終わった段階で着席していない状態をいいます。
15分以上の中座も、遅刻と同扱いとします。
【事前準備学習】
前期と同じ。
【教科書】
『Four Corners 2』 Jack C. Richards & David Bohlke Cambridge University Press 2012
ISBN: 978-0-521-12716-5
【評価方法】
授業態度(積極的参加度、パフォーマンス、課題、小テスト等)60%、
中間テスト 20%、期末テスト 20%
239
詳細については最初の授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 Introduction/ シラバス説明・前期期末テスト返却
2 回 Unit 7: Shopping
3 回 Unit 7 比較級
4 回 Unit 8: Fun in the City
5 回 Unit 8 助動詞、最上級
6 回 Unit 9: People
7 回 Unit 9 過去形
8 回 中間試験
9 回 中間試験返却・Unit 10: In a Restaurant
10 回 Unit 10 冠詞、現在完了形(経験)
11 回 Unit 11: Entertainment
12 回 Unit 11 so, too, either, neither などの用法
13 回 Unit 12: Time for a Change
14 回 Unit 12 will を使った文
15 回 期末試験
(再)英会話2//C.H.
ワィェンド/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
言語の本質は音声にあります。この授業では、英語を聞き、話す過程において言語の持っている豊かさ
を体験的に学びます。英語を発話する時に、自分の知っている語彙を駆逐して間違いを恐れずに自己表
現が出来るような訓練を行います。又、教師のジェスチャーや口の形状を言語情報として捉えて、具体
的な状況から英語を理解する力の育成が行われます。
【学習到達目標】
授業を欠席したときは授業担当講師に必ず連絡をください。
授業で配布するハンドアウト(プリント)は試験の際に重要ですから保存してください。
【履修上の注意】
適宜、指示する
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
『Smart Choice - Student Book 2 「2nd Edition」』 Ken Wilson Oxford 2011
宿題は自学自習で行います
【参考書】
『英和‐和英辞書』
240
辞典または電子辞書を持ってきて下さい。ケイタイの辞書機能は使用禁止とします。
【評価方法】
小テスト = 60 points (6 tests X 10 points)
自学自習の宿題 = 120 points (10 points X 12 Units) *
出席 = 75 points (5 points per class: 15 classes)
期末試験 = 50 points
Total = 305 points (+40 ボーナス宿題)
S = 300 - 345
(98% ~)
【講義テーマ】
1 回 Class Introduction and 宿題の説明
2 回 Ch 1: How was your vacation? (pages 4-9)
3 回 Ch 2: I think it's exciting! (pages 10-15 )
4 回 Ch 3: Do it before you're 30 (pages 16-21)
5 回 Ch 4: The best place in the world! (pages 24-29)
6 回 Ch 5: Where's the party? (pages 30-35)
7 回 Ch 6: You should try it! (pages 46-41)
8 回 Ch 7: There are too many stores! (pages 44-49)
9 回 Ch 8: I like guys who are creative. (pages 50-55)
10 回 Ch 9: What were you doing? (pages 56-61)
11 回 Ch 10: It might be an elephant. (pages 64-69)
12 回 Ch 11: I used to sing. (pages 70-75)
13 回 Ch 12: Living in a pyramid. (pages 76-81)
14 回 期末試験及びまとめ
15 回 再試験の日及びまとめ
英会話2//D
リンダ/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
Students will improve their English conversation skills with practice listening and speaking
on topics of their own choice. Question grammar, expressing personal information and defen
ding opinions will be practiced.
【学習到達目標】
Students will be encouraged to create conversations on topics of personal interest.
【履修上の注意】
Always come to class on time with class materials and a dictionary (ideally an electronic dic
tionary).
241
【事前準備学習】
Students must research at home to come to class prepared.
【教科書】
No textbook
【評価方法】
There will be written and spoken quizzes throughout comprising 60% of the grade.
l quiz will be 40% of the grade.
The fina
【講義テーマ】
1 回 Introduction, choosing topics
2 回 Forming a list of topics for conversations
3 回 Topic one questions
4 回 Topic one answers
5 回 Topic one quiz
6 回 Topic two questions
7 回 Topic two answers
8 回 Topic two quiz
9 回 Topic three questions
10 回 Topic three answers
11 回 Topic three quiz
12 回 Preparation for Last Quiz
13 回 Practice for Last Quiz
14 回 Last Quiz
15 回 Interview
英会話2//岡田
佐由里/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
国際化時代を積極的に生き抜いていくためには、否が応でも、大なり小なり英語とのつながりを持って
歩んでいかなければなりません。大学の教養科目として英語を履修しておけば、その後は解放されると
いう時代は終わりました。就職してからも海外出張の際には、この「英語」が必要になってきます。苦
手だからやらないでは、国際化時代を生き抜くビジネスマン、ビジネスウーマンとして颯爽と働いてい
くことは出来ません。だからこそ、大学英語の段階から、使える英語を学習する必要があるのです。
英会話2では、英会話1に引き続き、さらに英語で積極的にコミュニケーションをとるために絶対カバ
ーしておかなくてはならない状況設定ばかりが用意されています。つまり、社会人になる前に、また英
語圏を旅する前に、最低限英語で切り抜ける術を身につけておいたほうがいい状況設定ばかりが用意さ
れています。そして、ただ単に読んで理解できる英語ではなく、
「聴き取れて話せる」力を養います。
「聴
き取れるけれど、自分では使えない英語」ではなく、「聴き取れてスラスラ話せる英語」を増やせるよ
うにします。
そのためには反復学習が必要になります。言葉は繰り返し練習することによって身につくものです。何
度も会話を聴き、リピートし、ロールプレイをします。あごが疲れるほど英語を発話してください。あ
242
ごの体操だと思ってください。エネルギーを消耗すればするほど「聴き取れて話せる英語」が増えてい
きます。また、発話することにより脳も刺激され、英語が定着し易くなります。
英会話2の内容は英検2次のスピーキングテスト対策にもなります。国際化時代を生き抜くための英語
学習を楽しく元気良く始めましょう。
【学習到達目標】
・英語圏を旅する時に高い確率で起こりうる状況に自分を置き、その場を英語で切り抜ける術を繰り返
し練習することにより、実践的な「聴き取れて話せる」英語を増やします。
・英語圏の文化と自国の文化の相違に興味を持ち、しかし同じ地球人として積極的に英語でコミュニケ
ーションをもってもらいたいと思います。
【履修上の注意】
リピート、ロールプレイなど大きな声で元気良く行ってください。逆に、のどが渇いたときには静かに
水分を補給してください。
【事前準備学習】
基本的に予習をする必要はありませんが、英語がとても苦手な人は事前に教科書巻末にあるテープスク
リプトなどを参考にして発話練習をしてきてください。また、「就職してからいざという時に役立つ英
語力を身につけておく」ためにも必ず発話練習中心の復習を繰り返し行ってください。
【教科書】
『Passport 2 Student Book (Second Edition, English for Interna』 Angela Buckingham & Le
wis Lansford Oxford 2010
前期に使用した教科書の後半部分を扱います。新たに教科書を購入する必要はありません。
【評価方法】
試験
60%
平常点
40%
試験は4回の試験の合計点で評価する。平常点は、毎回授業内で行うペア及びグループアクティビティ
ーで評価する。
【講義テーマ】
1 回 Would you like to visit the Temple of Heaven?
2 回 I want to send an attachment.
3 回 I’d like a chicken sandwich, please.
4 回 1回目の授業~3回目の授業のまとめ及び試験
5 回 Go straight along this road.
6 回 Have you been to the Great Wall yet?
7 回 5回目&6回目のまとめ及び試験
8 回 Excuse me. Can you help us?
9 回 I don’t think this is right.
10 回 Keep in touch.
11 回 8回目~10回目のまとめ及び試験
12 回 Did you pack this bag yourself?
13 回 Are you going snowboarding again?
243
14 回 Destination China & Destination Australia
15 回 12回目&13回目のまとめ及び試験
(再)英会話2//加藤
治子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
グローバル社会に生きる現代人にとって、外国語は必須のコミュニケーションの手段である。今や国際
語となっている英語については、「読む・書く・聴く・話す」の4技能について各自の能力に応じた効
果的な学習によりそのスキルの向上を図るとともに、外国の文化や社会に対する認識を深めることを目
標とする。英語で活動する機会を豊富に設ける。
【学習到達目標】
簡単な文章の理解と表現ができる程度の学生を対象とし、基礎英語の範囲内の文法、文型を習得し、簡
単な文章の理解と表現ができるようにする。
【履修上の注意】
各授業で語彙テストをします。直前だけでなく、毎日、一度以上見直して繰り返し学習して下さい。語
彙はこの繰り返し学習が大切です。
【事前準備学習】
インターネットで、"Cambridge English Readers Level Test”(ケンブリッジ英語リーダーレベルテ
スト)を受験してから最初の授業に来てください。Starter、Level 1、Level 2まで順番に受けて、得
点をメモして来てください。
http://cdextras.cambridge.org/Readers/RPT_last.swf
現在の自分の英語のレベルを知ることができ、これからの学習が楽しみになります。
【教科書】
『Four Corners 1 Student's Book B with Self-study CD-ROM』 Jack C. Richards, David Bohl
ke Cambridge University Press 2010
必ず教科書を購入してください。教科書を使用して真剣に学習することにより、授業の目標を達成する
ことが可能になります。よって単位の取得に教科書は不可欠です。
【評価方法】
期末テスト30%
語彙テスト30%
授業内評価30%
課題10%
【講義テーマ】
1 回 後期授業に関する重要な説明、学習者プロフィール、語彙テスト1
2 回 Unit 7 Food, 語彙テスト2
3 回 Unit 7 Food, 語彙テスト3
4 回 Unit 8 In the neighborhood, 語彙テスト4
5 回 Unit 8 In the neighborhood, 語彙テスト5
6 回 Unit 9 What are you doing?, 語彙テスト6
7 回 Unit 9 What are you doing?, 語彙テスト7
244
8 回 Unit 10 Past experiences, 語彙テスト8
9 回 Unit 10 Past experiences, 語彙テスト9
10 回 Unit 11 Getting away, 語彙テスト10
11 回 Unit 11 Getting away, 語彙テスト11
12 回 Unit 12 Time to celebrate, 語彙テスト12
13 回 Unit 12 Time to celebrate, 語彙テスト13
14 回 復習、語彙テスト14(復習テスト)
15 回 試験、総括
(再)英会話2//中山
麻美/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
春期と同じテキストを使用する。
この授業では、英語学習者なら誰もが憧れる英語圏の国への旅行や短期留学などの際に、知っていれば
反応できる生活語彙(母国語話者が日常的に使う語彙)や、簡単ではあるが、 伝統的な学校英語とは少し
異なる語彙や頻出する慣用句をテーマ別に提示します。それらの表現や語句を、形式を変えながら繰り
返し学習し、TOEICR テスト形式のリスニング問題の中で再度リサイクルする、
「段階的漆塗り英語学
習法」で体得していきます。もちろん TOEIC の問題を解く際に必要な文法事項もしっかりと押さえて
いきます。
また、留学で遭遇するであろう場面を設定し、ロールプレイをすることでスピーキングの実践力も養っ
ていきます。
【学習到達目標】
英語母語話者が多用する生活語彙や慣用句を学び、学生の TOEIC スコアおよびスピーキング力アップ
を目的とする。
【履修上の注意】
講義中の私語・携帯電話の使用・飲食・無断退出は厳禁。
受講者は指定教材を購入し、毎回授業に持参して下さい(万一、忘れた場合は欠席となります)。その他、
補助教材(ハンドアウト)を適宜配布するので、ファイルに保管し、毎回の授業に持参するようにして下
さい。
【事前準備学習】
毎回、次回の授業内容に関連する宿題を出すため、しっかりと予習して授業に参加してください。
【教科書】
『Journey to Success: Departing for a higher score on the TOEI』 Makoto Kurata, Todd Thor
pe and Hitohiko Mimura 桐原書店
春期と同じテキストを使用する。
245
【参考書】
随時、授業内で紹介します。
【評価方法】
試験 (50%) 平常点
レポート (10%)
(40%)
【講義テーマ】
1 回 受講に際しての留意事項
2 回 Parties and Celebrations
3 回 英語のリズム
4 回 Hotel
5 回 つながって変化する音
6 回 Sightseeing
7 回 聞こえなくなる音
8 回 授業復習および中間試験
9 回 Staying healthy
10 回 つながる音
11 回 Housing
12 回 短縮形の音
13 回 Studying abroad
14 回 弱くなる音
15 回 授業総括および試験
英会話2//I.S.
ガラキャー/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
English Oral Communication 1 is a course to develop English fluency through natural conve
rsations. Developing conversation strategies in combination with useful language expressions
students will work towards having English only dialogue talking about themselves in groups
with a common topic.
Using the textbook, Nice Talking With You, Text 1 by Tom Kenny & Linda Woo, students wi
ll get the opportunity to improve their English fluency by doing the following:
1. Increase vocabulary.
2. Teach important phrases that will make conversation smoother and more natural.
3. Provide many chances for speaking with other students in English-only environment.
4. Teach a variety of conversation strategies that will extend the length and substance of th
e topics being discussed.
Each unit will be covered over 2 class periods. The lesson format will be as follows:
1st Class (Topic Introduction - Free Conversation - Vocabulary ? Exercises ? Listening)
246
2nd Class (Quiz ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities)
The course will cover 12 units over term 1 & 2. At the end of each term there will be Engl
ish-only conversation evaluations.
【学習到達目標】
Students will be able to have conversations in English-only on the 12 topics in the textbook.
Ranging from 2-4 minutes.
Use all vocabulary and phrases in a natural context.
【履修上の注意】
Students are expected to bring all class materials to each class.
Speak as much English as possible.
To practice and learn the vocabulary and phrases presented in each unit.
【事前準備学習】
Before each class students must finish all homework and come prepared to begin.
Every second week there will be quizzes therefore students should study the vocabulary give
n in the previous lesson.
Class Materials for each class:
Textbook ? Nice Talking With You, Text 1 by Tom Kenny & Linda Woo
Notebook with pens/pencils/eraser etc.
Laptop computer.
File folder for supplement prints.
【教科書】
『Nice Talking With You, Text 1』 Tom Kenny & Linda Woo Cambridge University Press 201
2
The textbook needs to be purchased by every student.
Student must bring to each class as the course content requires that all students have their
individual books.
【参考書】
『N/A』
Supplemental material will be provided by instructor.
【評価方法】
Class Participation and Attitude 20%
Quizzes 30%
Final Evaluation 50%
【講義テーマ】
1 回 Welcome back to English Oral Communication 1. Summer Holiday
247
2 回 Unit 7 Travel : (Showing surprise / Reacting to bad news)
3 回 Quiz 7 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
4 回 Unit 8 Sports: (Making summary comments / Showing indifference)
5 回 Quiz 8 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
6 回 Unit 9 Friends
7 回 Quiz 9 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
8 回 Unit 10 Work: (Doubling the question / Guessing the next word)
9 回 Quiz 10 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
10 回 Unit 11 Movies
11 回 Quiz 11 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
12 回 Unit 12 Personal Tech: (Letting your partner raise a topic / Raising a related topic)
13 回 Quiz 12 ? Real Conversations ? Prepare a Conversation ? Wrap Up Activities
14 回 Review of Units 7 -12. Conversation Strategies and Preparation
15 回 Final Evaluation
実用英語演習1//城
哲哉/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
キャンパスでの大学生活を題材にした教材を使って、英語圏の大学生が用いる英語の語彙や言い回しに
ついて学習し、実用的な英語運用能力を高める。またそれらと並行して、海外の人々とのコミュニケー
ションを円滑に進めるにはどのような心構えや配慮が必要なのかを、日本人と英語圏の人々との表現方
法やジェスチャアの違い、ものの捉え方の差などについても理解を深める。
【学習到達目標】
海外の人々と接する場面で実際に必要とされる英語の語彙や表現について知識を高め、それを十分に活
用しうるだけの運用能力(発音プラス状況に応じたコミュニケーション戦略の使い分け)をもつこと。
【履修上の注意】
この授業で扱う語句や表現、言い回しは、皆さんが実際の英語の運用の場面で役に立つものばかりであ
る。知識としてそれらを知るだけでなく、実際のコミュニケーションで使えるように発音や抑揚に気を
つけながら口頭練習を行う。もちろん授業だけでの練習は足りないので、自宅での繰り返し練習が必要
となる。
【事前準備学習】
自習用の CD を使ってしっかりと予習を行うこと。特に各 Unit の最後が Writing 練習になっており、
自分自身のことについて説明や意見が求められる。何について述べるのか、自分がどう考えるかについ
て、しっかりと準備をしておくこと。
【教科書】
『Campus English』 Hiroko Nishikage 他著 センゲージ・ラーニング 2013
今年度の教科書は、一年間を通して使用します。
248
【評価方法】
平常点と筆記試験の点数を合算して評価する。
【講義テーマ】
1 回 授業概要・テキスト・評価方法等の説明
2 回 Unit 1 Where is the PC room?
3 回 Unit 2 What does "term" mean?
4 回 Unit 3 When does Golden Week start?
5 回 Unit 4 I'm a member of the International Exchange Club.
6 回 Unit 5 I have a part-time job as a sales clerk.
7 回 Unit 6 What do you think about this program?
8 回 Unit 1~6 の総括と試験
9 回 Unit 7 How will you spend your vacation?
10 回 Unit 8 When is the due date?
11 回 Unit 9 May I take a bath every night?
12 回 Unit 10 Is this the right bus to go downtown?
13 回 Unit 11 Do you need some help?
14 回 Unit 12 It looks like my GPA has improved.
15 回 Unit 7~12 の総括と試験
実用英語演習1//日木
満/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
適切な文章を書く力はコミュニケーションをするときや何か伝えたいことを発信するときに、なくては
ならないものです。IT時代を迎え、伝達手段がグローバルに普及した今日、世界の人々と意思の疎通
を図り、ビジネスに、友達との気楽な会話にと、英語での表現は欠かせません。本講座では、初心者の
ためにつくられた英作文のテキストを使って、ナチュラルな英文を書くために必要なトレーニングを行
います。
【学習到達目標】
まず、身近なトピックから始めて、より専門的な分野・場面で役に立つ表現を使ってネイティブ・スピ
ーカーのような英語力の習得を目指します。具体的にはテキストに網羅されている自然な英文を書くた
めに必要な、有用語句の習得、構文の使い方、運用力を身につけることを目標とします。
【履修上の注意】
1)予習(日々の学習)を前提とする授業です。授業は一週間の予習の成果を発表する場だと考えてく
ださい。個人差はあると思いますが、毎週、少なくとも 2~3 時間の予習が必要になるはずです。その
つもりで履修して下さい。
2)授業では辞書を使った作業もするので、英和辞典を毎回持参すること。(電子辞書でも紙の辞書で
も可)
【事前準備学習】
高校までの英文法の復習
249
【教科書】
『起きてから寝るまで英語表現 700』 吉田研作(監修)、新井貴和/武藤勝彦(執筆・解説) アルク 2
009
【参考書】
適宜、授業中に指示します。
【評価方法】
概ね、毎週の課題・クイズが 50%、テスト(教科書・基本語)が 50%。
【講義テーマ】
1 回 授業の説明 実力診断テスト(*最終的な毎回の講義内容は初回の授業で配布する詳細シラバス
を参照のこと)
2 回 Ch. 1 朝([単語]・[体の動き])
3 回 Ch. 2 通勤([単語]・[体の動き]), 基本語 1(take)
4 回 Ch. 3 家事([単語]・[体の動き]), 基本語 2(give)
5 回 Ch. 4 オフィス([単語]・[体の動き]), 基本語 3(get)
6 回 Ch. 5 IT ライフ([単語]・[体の動き]), 基本語 4(have)
7 回 Ch. 6 家でくつろぐ([単語]・[体の動き]), 基本語 5(hold)
8 回 Ch. 7 休日の外出([単語]・[体の動き]), 基本語 6(keep)
9 回 Ch. 8 外食([単語]・[体の動き]), 基本語 7(make)
10 回 Ch. 9 健康・ダイエット([単語]・[体の動き]), 基本語 8 (break)
11 回 Ch. 10 夜([単語]・[体の動き]), 基本語 9(cut)
12 回 [単語] [体の動き] まとめ, 基本語 10(be)
13 回 [単語] [体の動き]テスト(Ch. 1~Ch. 10), 基本語のまとめ
14 回 基本語テスト(1~10)
15 回 まとめと課題
実用英語演習2//城
哲哉/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
キャンパスでの大学生活を題材にした教材を使って、英語圏の大学生が用いる英語の語彙や言い回しに
ついて学習し、実用的な英語運用能力を高める。またそれらと並行して、海外の人々とのコミュニケー
ションを円滑に進めるにはどのような心構えや配慮が必要なのかを、日本人と英語圏の人々との表現方
法やジェスチャアの違い、ものの捉え方の差などについても理解を深める。
【学習到達目標】
海外の人々と接する場面で実際に必要とされる英語の語彙や表現について知識を高め、それを十分に活
用しうるだけの運用能力(発音プラス状況に応じたコミュニケーション戦略の使い分け)をもつこと。
250
【履修上の注意】
この授業で扱う語句や表現、言い回しは、皆さんが実際の英語の運用の場面で役に立つものばかりであ
る。知識としてそれらを知るだけでなく、実際のコミュニケーションで使えるように発音や抑揚に気を
つけながら口頭練習を行う。もちろん授業だけでの練習は足りないので、自宅での繰り返し練習が必要
となる。
【事前準備学習】
自習用の CD を使ってしっかりと予習を行うこと。特に各 Unit の最後が Writing 練習になっており、
自分自身のことについて説明や意見が求められる。何について述べるのか、自分がどう考えるかについ
て、しっかりと準備をしておくこと。
【教科書】
『Campus English』 Hiroko Nishikage 他著 センゲージ・ラーニング 2013
今年度の教科書は、一年間を通して使用します。
【評価方法】
平常点と筆記試験の点数を合算して評価する。
【講義テーマ】
1 回 授業概要・テキスト・評価方法等の説明
2 回 Unit 13 I don't know which to choose.
3 回 Unit 14 He got a job offer with a copy machine company.
4 回 Unit 15 How do you make them?
5 回 Unit 16 It is a celebration day for kids.
6 回 Unit 17 What is your favorite dish at the cafeteria?
7 回 Unit 18 What is Christmas like in your country?
8 回 Unit 13~18 の総括と試験
9 回 Unit 19 Your e-mail is full of garbled text.
10 回 Unit 20 I'd like to talk about my research.
11 回 Unit 21 That's why I applied for the position.
12 回 Unit 22 Who's your date?
13 回 Unit 23 Why don't we plan a farewell party?
14 回 Unit 24 I have set three goals for myself.
15 回 Unit 19~24 の総括と試験
実用英語演習2//日木
満/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
適切な文章を書く力はコミュニケーションをするときや何か伝えたいことを発信するときに、なくては
ならないものです。IT時代を迎え、伝達手段がグローバルに普及した今日、世界の人々と意思の疎通
を図り、ビジネスに、友達との気楽な会話にと、英語での表現は欠かせません。本講座では、初心者の
ためにつくられた英作文のテキストを使って、ナチュラルな英文を書くために必要なトレーニングを行
います。
251
【学習到達目標】
まず、身近なトピックから始めて、より専門的な分野・場面で役に立つ表現を使ってネイティブ・スピ
ーカーのような英語力の習得を目指します。具体的にはテキストに網羅されている自然な英文を書くた
めに必要な、有用語句の習得、構文の使い方、運用力を身につけることを目標とします。
【履修上の注意】
1)予習(日々の学習)を前提とする授業です。授業は一週間の予習の成果を発表する場だと考えてく
ださい。個人差はあると思いますが、毎週、少なくとも 2~3 時間の予習が必要になるはずです。その
つもりで履修して下さい。
2)授業では辞書を使った作業もするので、英和辞典を毎回持参すること。(電子辞書でも紙の辞書で
も可)
【事前準備学習】
高校までの英文法の復習
前置詞の復習
【教科書】
『起きてから寝るまで英語表現 700』 吉田研作(監修)、新井貴和/武藤勝彦(執筆・解説) アルク 2
009
【参考書】
適宜、授業中に指示します。
【評価方法】
概ね、毎週の課題・クイズが 50%、(教科書・基本語)が 50%。
【講義テーマ】
1 回 授業の説明 実力診断テスト(*最終的な毎回の講義内容は初回の授業で配布する詳細シラバス
を参照のこと)
2 回 Ch. 1a 朝([つぶやき表現]1-18)
3 回 Ch. 1b 朝(19-32)基本語 1(in)
4 回 Ch. 2a 通勤(1-18), 基本語 2(on)
5 回 Ch. 2b 通勤(19-36), 基本語 3(at)
6 回 Ch. 3a 家事(1-18), 基本語 4(by)
7 回 Ch. 3b 家事(19-36), 基本語 5(to)
8 回 Ch. 4a オフィス(1-18), 基本語 6(with)
9 回 Ch. 4b オフィス(19-36), 基本語 7(for)
10 回 Ch. 5a IT ライフ (1-18), 基本語 8(of)
11 回 Ch. 5b IT ライフ (19-36), 基本語 9(under)
12 回 [つぶやき表現] まとめ, 基本語 10(up & down)
13 回 [つぶやき表現] (Chs. 1-5) 筆記テスト、基本語のまとめ,
14 回 [つぶやき表現] (Chs. 1-5) 聞き取りテスト, 基本語テスト(1~10)
15 回 まとめ
252
情報英語演習1//伊藤
隆/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業では、各教員がそれぞれ工夫した手法で情報機器を活用しますが、パソコンを利用する授業で
は、インターネット上のさまざまな情報を用いて、英語による情報交換・情報検索・情報発信をするた
めの基礎的な能力を身につけることが期待されています。より具体的には、インターネット上から入手
可能なバラエティに富んだ英文を読解したり、電子メールをやりとりしたり、インターネットの検索サ
イトを使って調査を行ったり、コンピュータを使ったプレゼンテーションを練習したりします。また、
パソコン以外の機器を利用する授業では、DVD や CD から流れる映像と音声を素材として、より実践
的に英語を運用するために必要な能力が身につくような授業が展開されます。情報機器を使いながらの
英語の勉強は、高校までの授業とは一味違った経験をあなたに提供してくれるはずです。
【学習到達目標】
情報機器(パソコンやその他の機器)を媒体として英語を使用し、またそれと同時に、英語を使用しな
がら情報機器の初歩的な操作に習熟することを目標としています。
【履修上の注意】
この授業ではパソコンを使います。
【事前準備学習】
授業に慣れるために、特に最初の数週間は欠席や遅刻をしないように注意して下さい。
【教科書】
E ラーニング教材の購入が必要になります。また、CCS を使って授業時に配布する教材もあります。
【参考書】
授業時に随時紹介します。
【評価方法】
平常点 100%(授業への積極的参加 60%、毎時の課題 40%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション及び既習事項の確認
2 回 インターネット上の辞書を使う(基礎)
3 回 インターネット上の辞書を使う(応用)
4 回 インターネットでよく使う表現(基礎)
5 回 インターネットでよく使う表現(応用)
6 回 有名人について調べる(基礎)
7 回 有名人について調べる(応用)
8 回 グリーティング・カードを送る(基礎)
9 回 グリーティング・カードを送る(応用)
10 回 レストランを探す(基礎)
11 回 レストランを探す(応用)
253
12
13
14
15
回
回
回
回
映画について調べる(基礎)
映画について調べる(応用)
ホテルを予約する(基礎)
ホテルを予約する(応用)
情報英語演習2//伊藤
隆/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業では、各教員がそれぞれ工夫した手法で情報機器を活用しますが、パソコンを利用する授業で
は、インターネット上のさまざまな情報を用いて、英語による情報交換・情報検索・情報発信をするた
めの基礎的な能力を身につけることが期待されています。より具体的には、インターネット上から入手
可能なバラエティに富んだ英文を読解したり、電子メールをやりとりしたり、インターネットの検索サ
イトを使って調査を行ったり、コンピュータを使ったプレゼンテーションを練習したりします。また、
パソコン以外の機器を利用する授業では、DVD や CD から流れる映像と音声を素材として、より実践
的に英語を運用するために必要な能力が身につくような授業が展開されます。情報機器を使いながらの
英語の勉強は、高校までの授業とは一味違った経験をあなたに提供してくれるはずです。
【学習到達目標】
情報機器(パソコンやその他の機器)を媒体として英語を使用し、またそれと同時に、英語を使用しな
がら情報機器の初歩的な操作に習熟することを目標としています。
【履修上の注意】
この授業ではパソコンを使います。
【事前準備学習】
授業に慣れるために、特に最初の数週間は欠席や遅刻をしないように注意して下さい。
【教科書】
E ラーニング教材の購入が必要になります。また、CCS を使って授業時に配布する教材もあります。
【参考書】
授業時に随時紹介します。
【評価方法】
平常点 100%(授業への積極的参加 60%、毎時の課題 40%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション及び既習事項の確認
2 回 インターネットでよく使う表現(基礎)
3 回 インターネットでよく使う表現(応用)
4 回 本を注文する(基礎)
5 回 本を注文する(応用)
6 回 レンタカーを借りる(基礎)
254
7 回 レンタカーを借りる(応用)
8 回 飛行機の切符を予約する(基礎)
9 回 飛行機の切符を予約する(応用)
10 回 劇場のチケットを予約する(基礎)
11 回 劇場のチケットを予約する(応用)
12 回 美術館に行く計画をたてる(基礎)
13 回 美術館に行く計画をたてる(応用)
14 回 インターネット上の文章を読解する(基礎)
15 回 インターネット上の文章を読解する(応用)
TOEIC英語演習1//有薗
智美/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
TOEICR は、英語の非母語話者を対象にした英語運用能力テストであり、国内の企業では、雇用時や内
部評価の際にそのスコアを一つの評価材料とするところが少なくない。このテストは、職場での会話、
取引先等との電話、メディアにおけるアナウンスなどに対する聞き取り能力や、ビジネスにおけるメー
ル、質問状、発注書、広告、社内掲示、記事などに対する読み取り能力、またそれを可能にする語彙力・
文法力などが問われる。つまり、
「ビジネスシーンで行われる英語でのコミュニケーション」において、
耳や目から入ってくる情報を、限られた時間で正確に解釈することができるかを測るテストである。テ
スト内容は、前述のように「ビジネスにおける実践的英語」が基本であるため、日々そのような英語に
積極的に触れていくことが必要であることは言うまでもないが、同時に、テストの出題傾向を知り、基
本的なテクニックを身につけることも、スコアアップの有効な手段である。
そこで本演習では、基本的には教科書に沿って、TOEIC の出題形式や傾向を知り、聴取、語彙、文
法、読解に関するテクニックを身につけていくことを目指した授業を行う。その一方で、単に TOEIC
テスト受験とスコアアップを最終目標とするのではなく、TOEIC テストのための学習を通して、将来
受講者がビジネスシーンにおいて自信を持って英語コミュニケーションを行えるようになることを目
指したい。
【学習到達目標】
?TOEIC 未受験者は TOEIC 特有の出題形式を知り、基本的テクニックや文法事項を学習することで受
験に備える
?TOEIC 受験経験者は、基本的テクニックや頻出文法事項に対する理解を深め、出題ポイントをしっか
りと意識したうえで、自己のスコアを更新する
【履修上の注意】
教科書を毎時必ず持参すること。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れ、遅刻等は減点対象とする。また、遅刻 3 回で 1
回の欠席とし、最終試験受験は 3 分の 2 以上の出席をもって認められる。
255
【事前準備学習】
授業は2回で Unit 一つを終える形で進むが、後半の回で当該 Unit の単語テストを行うので予習・復習
をしておくこと(全 6 回)。また、授業での活動に積極的に参加できるよう授業前にテキストに目を通
し、授業中や授業後に生じた疑問点はそのままにせず必ず質問すること。
【教科書】
『Start-up Course for the TOEICR Test』 Nagaki Kitayama, Bill Benfield 成美堂 2011
【参考書】
『英和・英英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
【評価方法】
?平常点(授業態度、ペア・グループワーク、課題等)…30%
?単語テスト…10%
?中間テスト…20%
?最終試験…40%
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/TOEICR について
2 回 Unit 1: Vocabulary Upgrade(旅行関係), Listening Upgrade(疑問代名詞、進行形), TOEI
C EXERCISE part 1-4
3 回 Unit 1: 単語テスト, Grammar Upgrade(時制、進行形), TOEIC EXERCISE part 5-7
4 回 Unit 2: Vocabulary Upgrade(交通、販売), Listening Upgrade(助動詞、形容詞、時・場所・
数の表現), TOEIC EXERCISE part 1-4
5 回 Unit 2: 単語テスト, Grammar Upgrade(現在完了形、能動態と受動態)
6 回 Unit 3: Vocabulary Upgrade(飲食店・食品), Listening Upgrade(動詞・過去形), TOEIC
EXERCISE part 1-4
7 回 Unit 3: 単語テスト, Grammar Upgrade(主語と述語、目的語と補語), TOEIC EXERCISE
part 5-7
8 回 中間テスト及び見直し
9 回 Unit 4: Vocabulary Upgrade(建築、商談), Listening Upgrade(疑問副詞、動詞と目的語、
時・場所・数の表現), TOEIC EXERCISE part 1-3
10 回 Unit 4: 単語テスト, TOEIC EXERCISE part 4-7 (Double passage)
11 回 Unit 5: Vocabulary Upgrade(通信、指示), Listening Upgrade(否定疑問、場所・数・金額
の表現), TOEIC EXERCISE part 1-4
12 回 Unit 5: 単語テスト, Grammar Upgrade(形容詞、限定詞), TOEIC EXERCISE part 5-7
13 回 Unit 6: Vocabulary Upgrade(建築、約束), Listening Upgrade(疑問副詞、動詞と目的語),
TOEIC EXERCISE part 1-4
14 回 Unit 6: 単語テスト, Grammar Upgrade(準動詞: 不定詞、分詞、動名詞), TOEIC EXER
CISE part 5-7
15 回 最終試験及びまとめ
256
TOEIC英語演習2//有薗
智美/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
TOEICR は、英語の非母語話者を対象にした英語運用能力テストであり、国内の企業では、雇用時や内
部評価の際にそのスコアを一つの評価材料とするところが少なくない。このテストは、職場での会話、
取引先等との電話、メディアにおけるアナウンスなどに対する聞き取り能力や、ビジネスにおけるメー
ル、質問状、発注書、広告、社内掲示、記事などに対する読み取り能力、またそれを可能にする語彙力・
文法力などが問われる。つまり、
「ビジネスシーンで行われる英語でのコミュニケーション」において、
耳や目から入ってくる情報を、限られた時間で正確に解釈することができるかを測るテストである。テ
スト内容は、前述のように「ビジネスにおける実践的英語」が基本であるため、日々そのような英語に
積極的に触れていくことが必要であることは言うまでもないが、同時に、テストの出題傾向を知り、基
本的なテクニックを身につけることも、スコアアップの有効な手段である。
そこで本演習では、春学期に引き続き、基本的には教科書に沿って、TOEIC の出題形式や傾向を知
り、聴取、語彙、文法、読解に関するテクニックを身につけていくことを目指した授業を行う。その一
方で、単に TOEIC テスト受験とスコアアップを最終目標とするのではなく、TOEIC テストのための学
習を通して、将来受講者がビジネスシーンにおいて自信を持って英語コミュニケーションを行えるよう
になることを目指したい。
【学習到達目標】
?TOEIC 未受験者は TOEIC 特有の出題形式を知り、基本的テクニックや文法事項を学習することで受
験に備える
?TOEIC 受験経験者は、基本的テクニックや頻出文法事項に対する理解を深め、出題ポイントをしっか
りと意識したうえで、自己のスコアを更新する
【履修上の注意】
教科書を毎時必ず持参すること。
授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、教科書忘れ、遅刻等は減点対象とする。また、遅刻 3 回で 1
回の欠席とし、最終試験受験は 3 分の 2 以上の出席をもって認められる。
【事前準備学習】
授業は2回で Unit 一つを終える形で進むが、後半の回で当該 Unit の単語テストを行うので予習・復習
をしておくこと(全 6 回)。また、授業での活動に積極的に参加できるよう授業前にテキストに目を通
し、授業中や授業後に生じた疑問点はそのままにせず必ず質問すること。
【教科書】
『Start-up Course for the TOEICR Test』 Nagaki Kitayama, Bill Benfield 成美堂 2011
【参考書】
『英和・英英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
257
【評価方法】
?平常点(授業態度、ペア・グループワーク、課題等)…30%
?単語テスト…10%
?中間テスト…20%
?最終試験…40%
により、総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 Introduction(授業の進め方、注意点、評価方法等)/TOEICR について
2 回 Unit 7: Vocabulary Upgrade(食品、案内), Listening Upgrade(疑問副詞、時制、感謝・同
意の表現), TOEIC EXERCISE part 1-4
3 回 Unit 7: 単語テスト, Grammar Upgrade(副詞、法助動詞), TOEIC EXERCISE part 5-7
4 回 Unit 8: Vocabulary Upgrade(歯科、医療), Listening Upgrade(There~, Who~), TOEI
C EXERCISE part 1-3
5 回 Unit 8: 単語テスト, TOEIC EXERCISE part 4-7 (Double passage)
6 回 Unit 9: Vocabulary Upgrade(美術館、入場料), Listening Upgrade(Why~、完了形、手段・
時の表現), TOEIC EXERCISE part 1-4
7 回 Unit 9: 単語テスト, Grammar Upgrade(仮定法), TOEIC EXERCISE part 5-7
8 回 中間テスト及び見直し
9 回 Unit 10: Vocabulary Upgrade(購入、応募、案内), Listening Upgrade(would~、名詞、肯
定・否定の表現),TOEIC EXERCISE part 1-4
10 回 Unit 10: 単語テスト, Grammar Upgrade(接続詞、分詞構文), TOEIC EXERCISE part 5
-7
11 回 Unit 11: Vocabulary Upgrade(運動、開催), Listening Upgrade(否定疑問、前置詞句),
TOEIC EXERCISE part 1-4
12 回 Unit 11: 単語テスト, Grammar Upgrade(過去・未来完了形、過去進行形), TOEIC EXER
CISE part 5-7
13 回 Unit 12: Vocabulary Upgrade(パーティー、荷物), Listening Upgrade(受動態の進行形、
付加疑問文), TOEIC EXERCISE part 1-3
14 回 Unit 12: 単語テスト, TOEIC EXERCISE part 4-7 (Double passage)
15 回 最終試験及びまとめ
ドイツ語1//保坂
和宣/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
新しい外国語であるドイツ語に親しみながら,日常的なドイツ語表現の習得を目指していく。初歩的な
ドイツ語会話テクストを用いて,やさしいドイツ語会話表現練習,平易なドイツ語文の読解演習,ドイ
ツ語による自己表現練習等を行っていくなかで,ドイツ語の言語構造への理解を次第に深めていきたい。
授業ではドイツの最新ポップスのヴィデオクリップやドイツ映画等の教材を用い,ドイツ文化を紹介す
る時間も設ける予定。新しい外国語の学習であることをふまえ,関心を持ち積極的に授業に参加するこ
とを望みたい。
258
【学習到達目標】
独語検定試験 4 級合格レベルの基本的表現能力の涵養
【履修上の注意】
ドイツ語という新しい外国語の学習であることをふまえて、 常に生き生きとした関心、 興味を抱いて
授業に臨んで欲しい。 学ぶ主体としての自覚を持ち、 積極的に授業に参加することを望む。質問は大
歓迎。 辞書必携のこと。
【事前準備学習】
ドイツ語は英語と同じゲルマン語で、語彙的にも文法的にも重なる部分があるので、英語の基礎を今一
度確認しておくこと。
【教科書】
『ドイチュ
アインブリック!みんなで学ぼう、ドイツとドイツ語』 鈴木
保坂 大学書林 2012
【参考書】
推薦独和辞書:新キャンパス独和辞典(郁文堂)、新アクセス独和辞典(三修社)
【評価方法】
定期試験7割、課題の発表等の平常点3割。 授業時は辞書必携のこと.定期試験は辞書持ち込みの予
定。
【講義テーマ】
1 回 ドイツ語概説
ゲルマン語としてのドイツ語の特質を英語との対比を通して概説
2 回 文字と発音
ドイツ語の文字と発音の解説及び発音練習
3 回 簡単な会話、数詞
会話表現の導入として、挨拶表現、数詞の練習
4 回 動詞
ドイツ語動詞の人称変化現象の説明、現在形
5 回 動詞(2)、文構成
sein,haben,文の組み立て、語順
6 回 名詞
名詞の性別および格について
7 回 定冠詞、複数形 定冠詞とその格変化
8 回 不定冠詞
不定冠詞とその格変化
9 回 不規則動詞、命令
不規則動詞、命令表現
10 回 前置詞
前置詞の格支配
11 回 数詞(2) 数詞と序数
12 回 話法の助動詞とその用法
13 回 助動詞構文 枠構造
14 回 前期まとめ
15 回 定期試験及び総括
259
ドイツ語2//保坂
和宣/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
ドイツ語1の継続講義。ドイツ語の日常的、現代的表現を文法的に捉え、ドイツ語文の構造の理解を深
めていきたい。授業ではドイツの最新ビデオクリップや映画、ドキュメンタリーといった教材を用いて
さまざまな文化情報にも接する予定。
【学習到達目標】
独語検定試験 4 級合格から3級合格レベルへの基本的表現能力の涵養
【履修上の注意】
ドイツ語という新しい外国語の学習であることをふまえて、 常に生き生きとした関心、 興味を抱いて
授業に臨んで欲しい。 学ぶ主体としての自覚を持ち、 積極的に授業に参加することを望む。質問は大
歓迎。 辞書必携のこと。
【事前準備学習】
ドイツ語1の継続講義なので、春季のドイツ語の内容を確認しておくこと。
【教科書】
『ドイチュ
2
アインブリック!
みんなで学ぼう、ドイツとドイツ語』 鈴木
保坂 大学書林 201
【参考書】
推薦独和辞書:新キャンパス独和辞典(郁文堂)、新アクセス独和辞典(三修社)
【評価方法】
定期試験7割、 課題の発表等の平常点3割。 授業時は辞書必携のこと.試験は辞書持ち込みの予定。
【講義テーマ】
1 回 形容詞
2 回 再帰代名詞と再帰動詞
3 回 動詞の三基本形
時制について
4 回 過去表現
過去形、過去人称変化
5 回 副文について
6 回 従属接続詞による副文の表現
7 回 定形後置の現象
8 回 完了表現
現在完了形とその用法
9 回 関係代名詞
定関係代名詞による副文の表現
10 回 関係代名詞(2) 不定関係代名詞による副文の表現
11 回 受動表現
受動態とその用法
12 回 受動表現(2) 自動詞の受動文、動作受動と状態受動
13 回 接続法
接続法第Ⅱ式の表現、 非現実話法
14 回 接続法(2) 接続法第Ⅰ式の表現、間接話法、要求話法
15 回 定期試験及び総括
260
フランス語1//坂本
久生/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
フランス語の基礎をわかりやすく説明し、口頭や筆記の練習を通じて、理解力、表現力を養います。
【学習到達目標】
基礎的な表現を理解できるとともに、挨拶の表現など、自分でもすぐに言えるようにすることを目標と
します。
【履修上の注意】
十分に予習、復習をするとともに、授業には真剣に取り組むこと。また、4回目の授業からは仏和辞典
(紙の辞書でも電子辞書でもよい)を持参すること。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、わからない単語を辞書で調べて、文の意味を考えておくこと。
【教科書】
『パラレル』 大岩、坂本他 白水社 2011
【評価方法】
定期試験 60%、発音 15%、平常点(受講状況)25%により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション、発音の基礎
2 回 綴り字記号、綴りと発音(母音字)
3 回 綴りと発音(子音字)、リエゾン
4 回 挨拶の表現、名詞の性と数
5 回 冠詞、Exercices 1
6 回 会話1
7 回 動詞 etre、形容詞の一致
8 回 Exercices 2、会話2
9 回 動詞 avoir、否定形
10 回 Exercices 3
11 回 会話3、第1群規則動詞
12 回 疑問形、Exercices 4
13 回 会話4
14 回 動詞 aller, venir、疑問形容詞
15 回 総括および試験
261
フランス語2//坂本
久生/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
春学期に引き続き、新たな文法的事項を学びながら、基本的なフランス語の表現を学習していきます。
【学習到達目標】
辞書を使ってテキストの文章がわかるとともに、基本的な表現を使えるようにすることを目標とします。
しっかり勉強すれば仏語検定4級に合格できるようにします。
【履修上の注意】
このクラスは春学期に「フランス語1」を履修していること、あるいは同等以上の力があることを前提
としている。したがって、フランス語について知識がないまま、秋学期のみ履修しても、よほど努力し
ない限り、単位の修得は困難である。
十分に予習、復習をするとともに、授業には真剣に臨むこと。また、授業に際しては、辞書を持参する
こと。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、わからない単語を辞書で調べて、文の意味を考えておくこと。
【教科書】
『パラレル』 大岩、坂本他 白水社 2011
【評価方法】
定期試験 60%、発音 15%、平常点(受講状況)25%により評価する。
【講義テーマ】
1 回 命令法、Exercices 5
2 回 会話5、動詞 faire
3 回 近接未来、近接過去、疑問副詞
4 回 Exercices 6
5 回 会話5、第2群規則動詞
6 回 形容詞の性数変化、Exercices 7
7 回 会話7、動詞 pouvoir など
8 回 動詞 prendre など、Exercices 8
9 回 会話8、動詞 savoir など
10 回 補語人称代名詞、Exercices 9
11 回 会話9
12 回 複合過去の形と用法
13 回 Exercices 10
14 回 会話 10
15 回 総括および試験
262
スペイン語1//重松
由美/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
スペイン語は、世界の数億人が日常的に使っている言語であり、スペイン以外にも中南米などで話され
ている国際語です。海外では、その実用性の高さから、スペイン語教育が急速に発展しています。
また、日本には約 6 万人の中南米出身者が住んでおり、ここ東海地方には多くの集住地域があることか
ら、教育や医療分野でのスペイン語習得に対する関心が高まっています。「スペイン語1」はスペイン
語の基礎を習得するクラスであり、スペイン語の発音に慣れ、基本的な挨拶表現と現在時制を用いた自
己表現ができるようになることを目的とします。
【学習到達目標】
スペイン語の発音と基礎的な文法事項(現在形)を学ぶことを目的とします。特に口頭での練習問題を
繰り返し行い、基礎的な会話力を身に付けていく予定です。
【履修上の注意】
理解できない点は、授業中に積極的に質問してください。
ペアーワークには積極的に参加してください。
宿題は必ずやってきてください。
【事前準備学習】
次回の授業に出てくる単語の意味を調べてくること。
【教科書】
『Accion!』 四宮瑞枝ほか 白水社 2010
【参考書】
『スペイン語ミニ辞典 西和・和西(改訂版)』 宮城昇編 白水社 2003
【評価方法】
期末テスト 60%、中間テスト 20%、授業態度 20%
【講義テーマ】
1 回 【あいさつする】アルファベット、発音、アクセント
2 回 イントネーション
3 回 【食料品を買う】数字
4 回 名詞の性と数、冠詞
5 回 【人を紹介する】主格人称代名詞、SER 動詞
6 回 疑問文と否定文
7 回 形容詞
8 回 【仕事や勉強について話す】-AR 動詞
9 回 頻度の表現、曜日の表現
10 回 【日常生活について話す】-ER,-IR 動詞
11 回 所有詞
12 回 時刻の表現
13 回 【自分の出身地について話す】指示詞
263
14 回 ESTAR 動詞
15 回 まとめおよび試験
スペイン語2//重松
由美/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
スペイン語は、世界の数億人が日常的に使っている言語であり、スペイン以外にも中南米などで話され
ている国際語です。海外では、その実用性の高さから、スペイン語教育が急速に発展しています。
日本には約 6 万人の中南米出身者が住んでおり、ここ東海地方には多くの集住地域があることから、教
育や医療分野でのスペイン語習得に対する関心は高まっています。「スペイン語2」は、スペイン語の
基礎を習得するクラスであり、スペイン語の発音に慣れ、現在時制と過去時制を用いた基本的な自己表
現ができるようになることを目的とします。
【学習到達目標】
スペイン語の発音と基礎的な文法事項(直説法現在不規則活用と過去形)を学ぶことを目的とします。
特に口頭での練習問題を繰り返し行い、基礎的な会話力を身に付けていく予定です。
【履修上の注意】
理解できない点は、授業中に積極的に質問してください。
ペアーワークには積極的に参加してください。
宿題は必ずやってきてください。
【事前準備学習】
次回の授業に出てくる単語の意味を調べておくこと。
【教科書】
『Accion!』 四宮瑞枝ほか 白水社 2010
【参考書】
『スペイン語ミニ辞典 西和・和西(改訂版)』 宮城昇編 白水社 2003
【評価方法】
期末テスト 60%、中間テスト 20%、授業態度 20%
【講義テーマ】
1 回 【伝統文化を紹介する】直接目的人称代名詞
2 回 SABER,CONOCER
3 回 【パーティーを準備する】間接目的人称代名詞
4 回 現在形不規則活用動詞
5 回 【旅行の計画を立てる】
6 回 よく使う不規則活用動詞
7 回 所有詞(後置形)
8 回 【趣味について話す】比較表現
264
9 回 GUSTAR 型動詞
10 回 【生活習慣と体調を述べる】再帰動詞
11 回 「自分自身を~する」
12 回 【ボランティアとして活動する】現在完了
13 回 現在進行形
14 回 【ルーツをたどる】点過去
15 回 線過去
中国語1//陳
秦銀/春A(水 1)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練習を十分に
行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能力を高める
だけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深
められるようにもする。
【学習到達目標】
発音をしっかり学び、単語の量を増やし、文法を理解した上で、中国語を活用できるようにする。とり
わけ、簡単なことが中国語で言えるようにしてもらいたい。
【履修上の注意】
予習と復習をしてほしい
【事前準備学習】
教科書の準備をしてほしい。
【教科書】
『『楽しい中国語教室』』 趙
晴・陳
秦銀 郁文堂 2013
【参考書】
授業中指示します。
【評価方法】
出席状況、授業中と授業後の勉強状況
試験成績
40%
【講義テーマ】
1 回 声調、単母音、複合母音
2 回 子音
3 回 鼻音を伴う母音、発音のまとめ
4 回 第1課 こんにちは。
5 回
6 回 第2課 私は図書館に行く。
60%
本文 A 形容詞述語文
本文 B 主述述語文
本文 A 動詞述語文
265
7 回
本文 B 動詞述語文「是」述語文
8 回 第3課 今日は何月何日ですか。 本文 A 名詞述語文
9 回
本文 B 時刻の言い方
10 回 第4課 あなたは何人家族ですか。 本文 A 所有を表す「有」
11 回
本文 B 存在を表す「有」
12 回 第5課 あなたは今どこにいますか。 本文 A 所在を表す「在」
13 回
本文 B 主語+在+場所+動詞+目的語
14 回 第6課 昨日どこに行きましたか。
本文 A 動作の完了を表す「了」
15 回
本文 B ~を~しながら、~する
中国語1//陳
秦銀/春A(水 3)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練習を十分に
行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能力を高める
だけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深
められるようにもする。
【学習到達目標】
発音をしっかり学び、単語の量を増やし、文法を理解した上で、中国語を活用できるようにする。とり
わけ、簡単なことが中国語で言えるようにしてもらいたい。
【履修上の注意】
予習と復習をしてほしい
【事前準備学習】
教科書の準備をしてほしい。
【教科書】
『『楽しい中国語教室』』 趙
晴・陳
秦銀 郁文堂 2013
【参考書】
授業中指示します。
【評価方法】
出席状況、授業中と授業後の勉強状況
試験成績
40%
【講義テーマ】
1 回 声調、単母音、複合母音
2 回 子音
3 回 鼻音を伴う母音、発音のまとめ
4 回 第1課 こんにちは。
60%
本文 A 形容詞述語文
266
5 回
6 回 第2課
7 回
8 回 第3課
9 回
10 回 第4課
11 回
12 回 第5課
13 回
14 回 第6課
15 回
本文 B 主述述語文
私は図書館に行く。
本文 A 動詞述語文
本文 B 動詞述語文「是」述語文
今日は何月何日ですか。 本文 A 名詞述語文
本文 B 時刻の言い方
あなたは何人家族ですか。 本文 A 所有を表す「有」
本文 B 存在を表す「有」
あなたは今どこにいますか。 本文 A 所在を表す「在」
本文 B 主語+在+場所+動詞+目的語
昨日どこに行きましたか。
本文 A 動作の完了を表す「了」
本文 B ~を~しながら、~する
中国語1//陳
雷/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、文型を学習し、最低限のコミュニケーション能力を習得する。
会話から基本的な表現を学び、目・耳・口を使って、文型を繰り返し練習することにより効果的な講義
を行います。
【学習到達目標】
中国語の日常会話能力を身に付けます。
【履修上の注意】
毎回授業の後に必ず復習すること
【事前準備学習】
新しい単語と文法を例文を参考しながら自習してください。
【教科書】
『1 年生のコミュニケーション中国語』 劉
塚本 慶一 監修
【評価方法】
出席率 40% 授業に参加する意欲 20%
穎 白水社 2013
期末試験 40%
【講義テーマ】
1 回 単母音、声調
2 回 子音、軽声
3 回 重母音、鼻母音
4 回 復習練習
5 回 第一課自己紹介 文法、単語、会話練習
6 回 第一課自己紹介 復習練習
7 回 第二課これは何ですか? 文法、単語、会話練習
267
8 回 第二課これは何ですか?復習練習
9 回 第三課これはいかがですか? 文法、単語、会話練習
10 回 第三課これはいかがですか? 復習練習
11 回 第四課買い物 文法、単語、会話練習
12 回 第四課買い物 復習練習
13 回 第五課どこにありますか?文法、単語、会話練習
14 回 第五課どこにありますか? 復習練習
15 回 まとめ練習
中国語1//梁
音/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
まず、吉本興業のメーバーである雨上がり決死隊が出演するビデオを参考して、中国語の発音であるピ
ンインを学習する。
次に、恋に落ちた猫である莎莎は人間に変身して、助けてくれた美男子である田村に接近。その恋の行
く末は?物語性の強いビデオを見ながら、テキストを通して基本文型を中心に、中国語の表現形式への
理解を深め、聞く・話す・読む・書くなどの練習を行い、中国語の基礎を身に付ける。更に関連する現
代中国の社会・文化・歴史なども説明する。
【学習到達目標】
きれいな中国語を発音すること。自然に中国語を話せること。楽しく中国語でコミュニケーションを取
れること。
【履修上の注意】
授業は演習を中心とするため、各自CDを利用して予習し、積極的に授業を参加し、中国語を話すこと
が望ましい。また、普段から現代中国の諸問題や、中国文化と日本文化の共通性について興味を持って
日々学習してほしい。
【事前準備学習】
一時間程度テキストを精読し、復習及び予習を行うこと。漢字を書きながら発音することをおすすめし
ます。
【教科書】
『アニメ中国語
恋する莎莎』 相原
茂・陳
淑梅・飯田
敦子共著 朝日出版社
【評価方法】
学習態度、小テストの成績を加味し、筆記試験の成績を総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 発音(声調・単母音)
2 回 発音(複母音)
3 回 発音(鼻音)
4 回 発音(子音)
268
5 回 「空港」(自己紹介)
6 回 第一課の練習
7 回 と、となりに(お会いできてうれしい)
8 回 第二課の練習
9 回 「チェックイン」(ホテルに入った)
10 回 第三課の練習
11 回 「はい、チーズ!」(北京で写真をとろう)
12 回 第四課の練習
13 回 「何年生まれ?」
(身の上話)
14 回 第五課の練習
15 回 前期のまとめ及び試験の準備
中国語2//陳
秦銀/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、十分に会話の練習を
行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能力を高める
だけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深
められるようにもする。
【学習到達目標】
1年間中国語を学習した時点で中国語検定準4級のレベルに到達することを目標とする。教材の内容を
学ぶことを通して、単語の量を増やし、文法を理解した上で、中国語を活用できるようになること。
【履修上の注意】
予習と復習をしてほしい。
【事前準備学習】
教科書の準備をしてほしい。
【教科書】
『『楽しい中国語教室』』 趙
晴・陳
秦銀 郁文堂 2013
【参考書】
授業中指示する
【評価方法】
出席状況、授業中と授業後の勉強状況
試験成績
40%
60%
【講義テーマ】
1 回 前期の内容を復習する。
2 回 第7課 あなたは何を食べるのが好きですか。
269
本文 A 変化を表す「了」
3 回
本文 B 願望を表す「想」
4 回 第8課 私は店へ行って買い物をしました。
本文 A 連動文
5 回
本文 B 指示代名詞
6 回 第9課 この洋服はとてもいいですね。
本文 A 常用量詞
7 回
本文 B 量詞の使い方
8 回 第10課 あなたは中国語が本当に上手ですね。本文 A 程度補語
9 回
本文 B 強調文
10 回 第 11 課 私は今日バスケットクラブにいかないとだめです。
本文 A 助動詞「得」
11 回
本文 B
前置詞
12 回 第12課 あなたは運転できますか。
本文 A 「会・能・可以」の使い方
13 回
本文 B 比較形
14 回
自己紹介
15 回
復習
中国語2//陳
雷/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、文型を学習し、最低限のコミュニケーション能力を習得する。
会話から基本的な表現を学び、目・耳・口を使って、文型を繰り返し練習することにより効果的な講義
を行います。
【学習到達目標】
中国語の日常会話能力を身に付けます。
【履修上の注意】
毎回授業の後に必ず復習すること
【事前準備学習】
新しい単語と文法を例文を参考しながら自習してください。
【教科書】
『1 年生のコミュニケーション中国語』 劉
塚本 慶一 監修
【評価方法】
出席率 40% 授業に参加する意欲 20%
穎 白水社 2013
期末試験 40%
【講義テーマ】
1 回 第6課 何がありますか? (文法・単語・会話)
2 回 第6課 何がありますか? (復習・練習)
3 回 第7課 何時に行きますか
(文法・単語・会話)
4 回 第7課 何時に行きますか (復習・練習)
270
5 回 第8課 ホテルのフロントで(文法・単語・会話)
6 回 第8課 ホテルのフロントで (復習・練習)
7 回 第9課 タクシーに乗る (文法・単語・会話)
8 回 第9課 タクシーに乗る (復習・練習)
9 回 第10課 試着と支払い(文法・単語・会話)
10 回 第10課 試着と支払い(復習・練習)
11 回 第11課 苦情を訴える (文法・単語・会話)
12 回 第11課 苦情を訴える(復習・練習)
13 回 第12課 紛失届を出す (文法・単語・会話)
14 回 第12課 紛失届を出す(復習・練習)
15 回 まとめ
中国語2//梁
音/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
恋に落ちた猫である莎莎は人間に変身して、助けてくれた美男子である田村に接近。その恋の行く末
は?物語性の強いビデオを見ながら、中国語の発音を学習した学生を対象に、単語の量を増やし、基礎
文型を活用し、日常会話によく使う文句などを学び、十分に練習を行い、コミュニケーション能力を高
める。さらに、中国語の能力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣な
ど中国についての関心を高め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
自由自在に中国語を使える。その上、1年間中国語を学習した時点で中国語検定準4級のレベルに到達
することを目標とする。
【履修上の注意】
授業は演習を中心とするため、各自CDを利用して予習し、積極的に授業を参加し、中国語を話すこと
が望ましい。また、普段から現代中国の諸問題や、中国文化と日本文化の共通性について興味を持って
日々学習してほしい。
【事前準備学習】
一時間程度テキストを精読し、復習及び予習を行うこと。漢字を書きながら発音することをおすすめし
ます。
【教科書】
『アニメ中国語
恋する莎莎』 相原
茂・陳
淑梅・飯田
敦子共著 朝日出版社
【評価方法】
学習態度、小テストの成績を加味し、筆記試験の成績を総合して評価する。
【講義テーマ】
1 回 「故宮」(世界遺産)
2 回 「遊園地」
271
3 回 「北京の朝」(中国人は何をしているの)
4 回 復習(1-3 回)、練習
5 回 「プレゼント」(もらってうれしい)
6 回 「北京動物園」(パンダがいる)
7 回 「北京ダック」(美味しい)
8 回 復習(5-7 回)、練習
9 回 「サッカー観戦」(どっちが勝った?)
10 回 「プールサイド」
(泳げる?)
11 回 復習(9-10 回)、練習
12 回 「お医者さん」(風邪をひいた)
13 回 「月の夜」(ついに告白)
14 回 「上海へ」(しばらくお別れ)
15 回 復習(12-14 回)、練習
韓国語1//趙
賢美/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
最近日本と韓国は文化交流も多様化しており、日本において韓国の社会や文化に興味を持つ人がます
ます増えている。特に韓国ドラマや歌を中心とした韓流ブームは一時的なブームの壁を越え、韓国の姿
を見せることによって今までの韓国のイメージを変えつつある。日本から一番近い外国である韓国の文
化に触れながら、日本語と文法や単語などの類似点が多くて外国語の中で最も覚えやすく吸収しやすい
言語である韓国語を習得することによって韓国との関わりを深く考える。
本講座では、韓国語(ハングル)についての知識がまったくない受講生を対象とし、基礎から丁寧
に学習していく。前期(韓国語 I)
・後期(韓国語 II)の1年を通して、日常会話ができる程度のコミュ
ニケーション能力を身につけることを目指す。基礎文法の学習だけではなく会話の練習や平易な文章の
講読も行ないバランスよく韓国語を学んでいく。さらに、ビデオやパソコンの動画、メールなどのマル
チメディアとインターネットを融合した学習方法を取り入れ、効率良く楽しい学習環境の構築を図る。
最後に、両国の文化理解に役立つ知識が吸収できるよう、言語を超えて文化・歴史・社会などの分野に
幅広く触れていきたい。
【学習到達目標】
・基本的な韓国語の文字と文法の習得はもちろん正しい発音ができるよう練習を重ねる。
・挨拶を含めて簡単な日常会話ができることを目指す。
【履修上の注意】
・元気で積極的に授業に取り込む態度が望ましい。
・各ユニットについての予習・復習を必ず行う。
【事前準備学習】
・韓国語に関する入門書(新書類)は、数多く出版されているので、1 冊は読んでおいてほしい。
272
【教科書】
『授業中に必要な教材を配布する。
』
【参考書】
『文法から学べる韓国語ドリル』 李
昌圭 ナツメ社 2010
【評価方法】
・平常点(授業態度、課題の提出状況等から判断し評価する)(30%)、
・試験(70%)
【講義テーマ】
1 回 韓国を知ろう(韓国の歴史・文化・生活習慣などの情報)
2 回 基本文字①(母音字)
3 回 基本文字②(子音字)
4 回 基本文字③(濃音)
5 回 基本文字④(合成母音字)
6 回 基本文字⑤(終音)
7 回 発音のルール①(連音化、濃音化)
8 回 発音のルール②(激音化、鼻音化)
9 回 ハングルの半切表(読む練習)
10 回 助詞
11 回 基本会話①(自己紹介)
12 回 基本会話②(~です。~ます。)
13 回 基本会話③(これ・それ・あれ)
14 回 基本会話④(これは何ですか。)
15 回 総括及び試験
韓国語2//趙
賢美/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
最近日本と韓国は文化交流も多様化しており、日本において韓国の社会や文化に興味を持つ人がます
ます増えている。特に韓国ドラマや歌を中心とした韓流ブームは一時的なブームの壁を越え、韓国の姿
を見せることによって今までの韓国のイメージを変えつつある。日本から一番近い外国である韓国の文
化に触れながら、日本語と文法や単語などの類似点が多くて外国語の中で最も覚えやすく吸収しやすい
言語である韓国語を習得することによって韓国との関わりを深く考える。
本講座では、韓国語(ハングル)についての知識がまったくない受講生を対象とし、基礎から丁寧に
学習していく。前期(韓国語 I)
・後期(韓国語 II)の1年を通して、日常会話ができる程度のコミュニ
ケーション能力を身につけることを目指す。基礎文法の学習だけではなく会話の練習や平易な文章の講
読も行ないバランスよく韓国語を学んでいく。さらに、ビデオやパソコンの動画、メールなどのマルチ
メディアとインターネットを融合した学習方法を取り入れ、効率良く楽しい学習環境の構築を図る。最
後に、両国の文化理解に役立つ知識が吸収できるよう、言語を超えて文化・歴史・社会などの分野に幅
広く触れていきたい。
273
【学習到達目標】
・韓国語 I に続いて、文法と発音を中心とした練習を行う。
・韓国語を用いてインターネットメールのやり取りができ、正しい発音での簡単なコミュニケーション
ができることを目指す。
【履修上の注意】
・積極的に授業に取り込む態度が望ましい。
・韓国語 I を履修した前提で講義を行うため、前期に当たる内容の理解を固めてほしい。
・各ユニットの予習と復習を必ず行う。
【事前準備学習】
・韓国ドラマや映画などをたくさん鑑賞しておくことをすすめる。
【教科書】
『授業中に必要な教材を配布する。
』
【参考書】
『文法から学べる韓国語ドリル』 李
昌圭 ナツメ社 2010
【評価方法】
・平常点(授業態度、課題の提出状況等から判断し評価する)(30%)
・試験(70%)
【講義テーマ】
1 回 韓国を知ろう(韓国の歴史・文化・生活習慣などの情報)
2 回 基本会話①(さまざまな挨拶)
3 回 基本会話②(住所を尋ねる)
4 回 基本会話③(場所を尋ねる、漢数詞)
5 回 基本会話④(問い合わせ、固有数詞)
6 回 基本会話⑤(~ある。~ない。助数詞)
7 回 基本会話⑥(時間の言い方)
8 回 基本会話⑦(時間の都合を聞く)
9 回 基本会話⑧(好き嫌いを尋ねる)
10 回 基本会話⑨(値段を尋ねる)
11 回 基本会話⑩(週末の計画を聞く)
12 回 基本会話⑪(待ち合わせ)
13 回 基本会話⑫(誘い)
14 回 会話の練習
15 回 総括及び試験
274
手話入門//今村
彩子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
ろう・難聴者のコミュニケーション方法のひとつである手話を通して、ろう・難聴者との関わりを広げ
ていく。また、ろう・難聴者のドキュメンタリーの観賞を通して、ろう・難聴者のことを知る。
【学習到達目標】
ろう者との会話に興味をもち、自己紹介を話題に手話で会話ができる程度の力を目標とする。
【履修上の注意】
毎回、復習して授業に参加すること。実技のため、定員を20名までとする。定員を超えた場合は初回
の講義で試験を実地し、20名にする。
【事前準備学習】
なし
【教科書】
『新手話教室』 社会福祉法人全国手話研修センター 財団法人全日本ろうあ連盟出版局 2005 年
【評価方法】
レポート・授業態度・実技試験などの総合評価。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション・名前を表してみよう
2 回 つたえあってみましょう
3 回 自己紹介1 名前を紹介しましょう
4 回 自己紹介2 家族を紹介しましょう
5 回 自己紹介3 趣味について話しましょう
6 回 自己紹介4 数字を使って話しましょう
7 回 自己紹介5 仕事について紹介しましょう
8 回 自己紹介6 あなたの家を紹介しましょう
9 回 総復習
10 回 1日のことを話しましょう
11 回 一ヶ月のことを話しましょう
12 回 一年のことを話しましょう
13 回 総復習
14 回 交流会
15 回 総括及び実技試験
手話基礎//今村
彩子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
ろう・難聴者のコミュニケーション方法のひとつである手話を通して、ろう・難聴者との関わりを広げ
275
ていく。また、ろう・難聴者のドキュメンタリーの観賞を通して、様々な環境や年代のろう・難聴者の
こと、彼らの歴史的背景を知る。
【学習到達目標】
ろう者と会話をしようとする態度をもち、1日・1週間・1年の家族との身近な生活や体験を話題に手
話で会話ができる程度の力を目標とする。
【履修上の注意】
以前、本大学で受講した「手話」
「手話入門」
「手話1」の授業で、B 以上の成績を修めた学生を履修可
能とする。それ以外の学生は受講不可。実技のため、定員を20名までとする。定員を超えた場合は初
回の講義で試験を実地し、20名にする。
【事前準備学習】
手話入門で学んだことを復習しよう
【教科書】
『手話教室 基礎』 社会福祉法人全国手話研修センター 財団全日本ろうあ連盟出版局 2007 年
【評価方法】
レポート・授業態度・実技試験などの総合評価。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介1 名前と家族の紹介 基本文法 具体的表現Ⅰ
2 回 自己紹介2 趣味と仕事 基本文法 具体的表現Ⅱ
3 回 自己紹介3 数字 基本文法 置き換えの表現
4 回 1日に関する表現 基本文法 表情
5 回 1ヶ月に関する表現 基本文法 主語の明確化Ⅰ位置・方向を工夫して表現しましょう①
6 回 1年に関する表現 基本文法 主語の明確化Ⅱ位置・方向を工夫して表現しましょう②
7 回 季節に関する表現 基本文法 主語の明確化Ⅲ指差しを使って表現しましょう
8 回 都道府県・地名 基本文法 主語の明確化Ⅳ体の向きをかえて表現しましょう
9 回 基本文法 空間の活用Ⅰ左右・前後・上下の空間を活用して表現しましょう
10 回 基本文法 空間の活用Ⅱ指差しや視線を活用して表現しましょう
11 回 基本文法 同時性
12 回 基本文法 単語や文の代理的表現
13 回 基本文法のまとめ
14 回 総括及び実技試験
15 回 交流会
情報処理基礎//程
(インストラクター4)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
276
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
277
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
(再)情報処理基礎//程
(インストラクター5)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
278
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
情報処理基礎//程
(インストラクター2)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
279
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
280
情報処理基礎//程
(インストラクター3)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
281
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
情報処理基礎//程
(インストラクター1)①/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
282
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
(再)情報処理基礎//程
(インストラクター7)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
283
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
284
情報概論//程
鵬/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
ICT(Information and Communication Technology)時代といわれるような高度情報化社会におい
ては、情報科学に関する知識と技能が社会人の必須教養として求められている。この科目はこのような
社会ニーズに応えるために開講されたものである。具体的にいうとこの講義では、情報とは何かをはじ
め、情報の表現方法、情報処理の仕組み、情報の活用方法に関する概念、原理、仕組み、技法などをわ
かり易く解説するするとともに、これまでにどのような ICT が知られているか、また実際に ICT がど
のように利用されているかについても概説する。
この講義内容は各週テーマに書かれているものより構成される。とりわけ知識をより深く理解させる
ために、講義の進め方としては、まず指定テーマに関するいろいろな概念、原理、仕組み、技術などを
取り上げてその解説を行い、そして学生にテーマと関連のある実践的な課題を示し、講義中その課題の
解答を完成させるという「双方向コミュニケーション」講義方式が採用されるのである。
【学習到達目標】
○情報科学に関する基礎知識
○情報処理の仕組み
○情報活用法
を理解したうえ、それらを活用して問題解決に提案ができるようにすること
【履修上の注意】
パソコンやインターネットの利用により課題を作成して提出することがあるので、パソコン(一式)を
持参する必要がある。
【事前準備学習】
パソコン、インターネットの使い方をマスターしておくこと
【教科書】
自作教材(PowerPoint ファイル)
【参考書】
必要な時に指示
【評価方法】
平常点(課題、小テスト、学習態度など):50%
期末定期試験:50%
【講義テーマ】
1 回 履修ガイダンス + 情報科学とは何か
2 回 高度情報化社会とは
3 回 情報とは/アナログデータ/デジタルデータ
4 回 情報処理技術とは
285
5 回 計算機科学とは
6 回 計算機内部での情報表現法/情報量の計算
7 回 計算機の仕組み/ハードウエア
8 回 ソフトウエア/OS/アプリケーションソフト
9 回 インターネットの仕組み/活用法
10 回 情報検索/情報管理/情報倫理
11 回 情報処理システムとは
12 回 個人・ビジネスの情報活用
13 回 地域社会の情報活用
14 回 これからの情報科学の展望
15 回 授業総括及び試験
教職論//矢澤
雅/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教師とは何なのかという問いに対していろいろな答え方がある。教師をめぐる言説は巷にあふれてい
るといっていいかもしれない。この授業では、教師に関連する基本的理論および教師をと捉える視点を
提示し教師についての理解を深めることを目的とする。この授業を通して教職への適性を各自確認する
ことも意識的に考えてほしい。授業は、講義を主とするが、随時、参考資料の講読やビデオ鑑賞を行う。
【学習到達目標】
授業の到達目標は次のものである。教職の意義と役割について理解すること、戦前戦後の教員の歴史
について理解すること、教師の基本的・具体的資質について理解すること、現代公教育における教員の
使命を理解すること、教員の職務について理解すること、教員の力量形成とその支援について理解する
こと、教員養成制度の概要について理解することなどである。これらにより、教職への関心や意欲を高
めることを目的とする。
【履修上の注意】
板書の文字をただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介する参考図書をできるだけ読んでみること
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
【教科書】
『教職論』 岩田康之 学文社 2012 年
【参考書】
『教師とは : 教師の役割と専門性を深める』 日本教師教育学会 学文社 2002.10
『教師をめざす : 教員養成・採用の道筋をさぐる』 日本教師教育学会 学文社 2002.10
『教師として生きる : 教師の力量形成とその支援を考える』 日本教師教育学会 学文社 2002.10
286
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席とする
【講義テーマ】
1 回 教職の意義と教員の役割、ビデオ
2 回 教師と生徒の関係
3 回 同僚教師との関係
4 回 戦前における教師
5 回 戦後における教師
6 回 3つの教師像
7 回 教師に求められる資質能力
8 回 公教育と教員の使命
9 回 学校教師という仕事
10 回 教員の職務内容
11 回 教員の身分と服務
12 回 進路選択に資することを目的とした活動(DVDの鑑賞または本学卒業生の教師との交流)
13 回 教員の研修と力量形成
14 回 教職への学び
15 回 授業総括及び試験
教育原理//矢澤
雅/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
授業は、人間形成を促す教育はどうあるべきかを常に問う形で進める。授業で触れる内容は、教育の
本質、教育の歴史と思想、学校の成立とその現代的課題、学習指導と生徒指導の在り方、教師の仕事、
生涯学習に関する事項についてである。受講生は、これらの知識を広く習得するとともに考察を深めて
ほしい。授業形態は、講義を主とするが、参考資料を随時配布し内容の理解を深める。
【学習到達目標】
この授業の到達目標は以下のものである。教育の理念および教育とは何かということについて理解す
ること、教育の歴史および教育思想に関する基礎的・基本的な知識や原理を理解すること、学ぶことの
意味と学力形成とは何かについて理解を深めること、教育評価の意味を理解すること、教職の意義とは
何かということについての認識を深めることなどである。それによって首尾一貫した教育観を構築する
ことを目的とする。
【履修上の注意】
板書の文字をただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した参考図書をできるだけ読むこと
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
287
【教科書】
『新版補訂版
やさしい教育原理』 田嶋一他 有斐閣 2011
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15分以上の遅刻は欠席とする
【講義テーマ】
1 回 教育とは何か
2 回 発達と教育の関係
3 回 学校教育の歴史
4 回 戦後日本の学校教育
5 回 コメニウスの教育思想
6 回 ルソーの教育思想
7 回 ペスタロッチの教育思想
8 回 ヘルバルトの教育思想
9 回 デューイの教育思想
10 回 学習することの意味と学習指導について
11 回 授業とは何か
12 回 学力と教育評価について
13 回 生徒指導について
14 回 教師の仕事について
15 回 授業総括及び試験
教育心理学概論1//谷口
篤/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教育心理は心理学の諸理論を教育の現場に応用する科学である。学校教育を考える上で、教育心理学
に関するさまざまな知識や技術を習得し、それらを利用しながら教育に関わる現象を分析的に捉えるこ
とは重要である。また、近年、「不登校」、「いじめ」、「学級崩壊」といった学校をめぐる出来事が社会
問題化してきている。将来教職に携わる諸君にとって、これらの問題を自分自身の問題として真剣に捉
える必要がある。この授業では、教育心理学の基本的な用語や理論を正確に理解し、実際の教育現場を
イメージしながら自分の中に取り入れ、学校をめぐる問題を心理学的に考える基礎を養うことを主な目
的としている。
どのようにしたら効果的な学習は進められるか、生徒が意欲的に学習に取り組むためにはどのような
条件が必要となるのか、多様な反応をする生徒を個々に理解し、適切な反応をするには、何が必要であ
るのか。
また、学校教育は生徒一人ひとりの自己実現をはかるために、生徒を指導・援助し、豊かな人生を歩
む方向づけをすることを目指すものである。そのために教科指導は勿論、生徒の人間性の成長を促進す
る役割を担う。この講義では、学校教育に求められている人間性の成長について、その基礎知識や技術
の習得を目標とする。これらの教育現場における課題を念頭におきつつ、教育心理学1の内容としては、
主として、発達と学習の基礎的問題を取り上げる。
288
【学習到達目標】
教育における発達心理学の意義を理解すること。様々な発達の側面と、その理論、発達の原動力につい
て理解すること。
【履修上の注意】
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次週の範囲の予告をするので、テキストの該当部分を読んでおくこと。
【教科書】
『学校で役立つ心理学』 谷口篤・田村隆宏 八千代出版 2011
【評価方法】
試験 75%
平常点 25%
【講義テーマ】
1 回 教育心理学の意義
2 回 発達心理学の意義と一般原理
3 回 発達の理論1 認知発達
4 回 発達の理論2 精神分析理論
5 回 身体的発達と精神的発達
6 回 知覚の仕組みと発達
7 回 記憶の仕組みと発達
8 回 読み書き能力の発達とその仕組み
9 回 思考と知能の仕組みと発達 1 知能の発達
10 回 思考と知能の仕組みと発達 2 思考の発達
11 回 パーソナリティと情緒の仕組みと発達
12 回 社会性の仕組みと発達 友人関係
13 回 社会性の仕組みと発達2 親子関係
14 回 発達の障害と適応
15 回 まとめ
教育心理学概論2//谷口
篤/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教育心理は心理学の諸理論を教育の現場に応用する科学である。学校教育を考える上で、教育心理学
に関するさまざまな知識や技術を習得し、それらを利用しながら教育に関わる現象を分析的に捉えるこ
とは重要である。また、近年、「不登校」、「いじめ」、「学級崩壊」といった学校をめぐる出来事が社会
問題化してきている。将来教職に携わる諸君にとって、これらの問題を自分自身の問題として真剣に捉
289
える必要がある。この授業では、教育心理学の基本的な用語や理論を正確に理解し、実際の教育現場を
イメージしながら自分の中に取り入れ、学校をめぐる問題を心理学的に考える基礎を養うことを主な目
的としている。
どのようにしたら効果的な学習は進められるか、生徒が意欲的に学習に取り組むためにはどのような
条件が必要となるのか、多様な反応をする生徒を個々に理解し、適切な反応をするには、何が必要であ
るのか。これらの教育現場における課題を念頭におきつつ、教育心理学2の内容としては、主として、
教育心理学1の内容をふまえ、教育の方法などの具体的問題を考えながら、学習における"時"の問題(レ
ディネス)、学習のプロセスで生じる意欲の形成と喪失の問題(モーティベイション)、学習者のもつ資
質の問題(パーソナリティとハンディキャップ)、教育の方法論の問題(人間関係のダイナミクッス)、
学習材料のもつさまざまな性質と学習者の反応の問題などについてできるだけ具体的に検討していく。
【学習到達目標】
様々な学習の理論と方法、授業の過程、勉学への動機付けの高め方教育評価の意義とその効果的利用法、
クラス作りなどについて理解出来るようにすることを通して、教育について考える態度を形成する。
【履修上の注意】
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次週の範囲の予告をするので、テキストの該当部分を読んでおくこと。
【教科書】
『学校で役立つ心理学』 谷口篤・田村隆宏 八千代出版 2011
【評価方法】
試験 75%
平常点 25%
【講義テーマ】
1 回 学習の理論と方法1 連合、条件付け
2 回 学習の理論と方法2 認知学習
3 回 学習の理論と方法3 社会的学資有
4 回 発達と学習の個人差
5 回 教授学習過程1 発見学習 有意味受容学習
6 回 教授学習過程2 プログラム学習 完全習得学習
7 回 学習と動機づけ
8 回 教育における評価の意義
9 回 教育における評価の実際
10 回 学級の中の人間関係1 友人関係の形成
11 回 学級の中の人間関係2 リーダーシップ
12 回 教師としてのキャリア形成
13 回 児童・生徒の適応と指導1 発達障害
14 回 児童・生徒の適応と指導2 適応障害
15 回 まとめ
290
教育制度論//矢澤
雅/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
学校教育に携わる者(小・中・高等学校の教員)にとって、教師と生徒あるいは生徒同士の人格的相
互交渉関係がどのような教育制度や教育法規の基盤の上で営まれているかという問題について考察を
深めることがこの授業の目的である。とりわけ、公教育の概念と歴史、現代の公教育制度の基本的原理
については重点を置いて説明する。また、学校の歴史的発展過程の特質についても詳しく説明する。さ
らに日本国憲法の教育規定の条文、教育基本法をはじめとして学校教育法などの教育法規について基本
的知識を獲得することをめざす。
【学習到達目標】
授業の到達目標は次のものである。公教育の意義について理解を深めること、学校体系と学制改革の
歴史について理解を深めること、日本国憲法及び教育基本法の教育規定について理解を深めること、学
校の設置と組織について理解を深めること、義務教育の意義と教育に中立性の意義について理解を深め
ること、学校運営制度について理解を深めること、教育行財政制度について理解を深めることなどであ
る。
【履修上の注意】
板書した文字をただ写すだけでなくノートのとり方を工夫すること
教育法規については『教育小六法』を携行し随時確認すること
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
【教科書】
『要説 教育制度
【参考書】
『教育小六法
三訂版』 森秀夫 学芸図書株式会社 2012 年
平成25年版』 浦野東洋一他編 学陽書房 2013 年
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席とする
【講義テーマ】
1 回 公教育と教育制度の意義
2 回 学校の発達の歴史
3 回 戦前の教育体制
4 回 戦後の教育体制
5 回 国際的教育宣言・条約の教育規定
6 回 日本国憲法の教育規定
7 回 教育基本法の規定
291
8 回 学校の設置と組織
9 回 義務教育の意義
10 回 教育の中立性
11 回 学校経営と学級経営
12 回 教育委員会制度
13 回 教育行政の意義
14 回 教育財政の意義
15 回 授業総括及び試験
特別活動論//犬塚
文雄/集春/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
特別活動は、子どもたちが学校生活の中で最も楽しみにしている教科外活動の代表であり、教育課程の
一領域として位置づけられている。本講では、この特別活動の重要性と困難性を、小集団演習を通して
体験的に深めていきたい。
【学習到達目標】
・特別活動の意義や指導法について、グループ検討を通して理解を深める。
・特別活動の 3 内容の現状と問題点について、グループ検討を通して理解を深め、併せて、活性化の具
体的な提案を行うことができる。
【履修上の注意】
特になし
【事前準備学習】
特になし
【参考書】
『新訂キーワードで拓く新しい特別活動』 日本特別活動学会監修 東洋館出版社 2010
【評価方法】
グループ検討レポート(50%)・学期末試験(50%)の比率で評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 子どもたちの今日的状況と特別活動
3 回 特別活動の目標と内容
4 回 特別活動の基本的性格(特質)
5 回 特別活動と総合との関連
6 回 特別活動と道徳との関連
7 回 特別活動とボランティア活動
8 回 望ましい集団活動の条件
9 回 学級活動・ホームルーム活動の現状と課題
292
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
生徒会活動の現状と課題
学校行事の現状と課題
特別活動の歴史
特別活動と生徒指導
特別活動の評価
特別活動の課題と展望
教育の方法と技術//谷口
篤/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
激しく変わる教育環境の中でメディア(特にコンピュータ)利用の研究・実践と授業デザインは教育方
法の中心的課題である。コミュニケーションとしての教授・学習過程の中で、教師主導の教材提示型の
メディアの利用ではなく、学習者が自ら学び、思考の道具として使えることが大切である。
「心理学か
らの新しい学びへの提案」
「コミュニケーションとしての教授・学習プロセス」
「学習・教授を支援する
メディア」「授業デザイン」を主なテーマとして講義は構成される。
(学習方法)講義を参考にしながら、個人とグループでテーマを見つけ一定期間調査研究する(個人研
究は期末レポート、グループ研究は授業デザインのプレゼンテーションとして発表)。講義は出来るだ
け自分の言葉でノートに書き取り、新たな資料を加えてワープロで編集して自分の学習の成果としてデ
ジタルファイルで保存できるようにする。保存した内容はコンピュータを使ったいろいろな様式で表現
して適宜発表できるように再編集する。
【学習到達目標】
1)教育方法学の一つとしての授業デザインの基本的概念と教育実践への応用のための理論と方法を理
解する。
2)メディアリテラシー(メディアに関する知識や技能)を高め、学習や教育の実践能力を養う。
3)メディアを利用した学習環境や授業設計の理論と方法を理解し実践する。
4)メディア〔特にコンピュータ〕を使ったいろいろな学習・教授方法を研究する。
【履修上の注意】
本講義はいろいろな学習体験(グループ学習、ネットワーク学習、メディア体験など)をしながら、実
践的に知識や技術を身につけていくことをねらいとしています。原則として、コンピュータの基礎的な
操作能力が要求されます。
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
教育心理学概論1,および2の単位取得済みであることが望ましい。
インターネット社会について、認識を深めておいてほしい。
【評価方法】
試験 75% 平常点 25%で評価する。
293
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 学習と授業ーコミュニケーション理論の観点から
3 回 授業デザインの基礎
4 回 授業デザインの方法
5 回 学習を支援する方法には何があるか(1)-教育メディア概論
6 回 教授法とメディア
7 回 学習を支援する方法には何があるか(2)-コンピュータ
8 回 学習を支援する方法には何があるか(3)-マルチメディアとネットワーク
9 回 メディアリテラシー演習(1)
10 回 授業の中のメディアの役割(1) コミュニケーション理論の観点から
11 回 授業の中のメディアの役割(2)授業デザインの観点から
12 回 協調学習とインターネット
13 回 教科教育の特性とメディア利用
14 回 メディアリテラシー演習(2)-教科教育の特性とメディア利用<プレゼンテーション>
15 回 講義のまとめ
道徳教育論//葛井
義憲/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
教員である前に、責任のもてる、自律した人間でありたい。それも、相手を理解し、相手とともに歩
き、相手の「隠された能力」を少しでも引きだせる「奉仕者」としての人間でありたいと願う。その希
求を実現するためには、生徒一人ひとりを深く見つめ、その存在に寄り添って、耳を傾け、それらの存
在の人格形成、成長・発達に携わることが求められる。
教育の荒廃が語られ、社会から道徳がなくなったと言われだした。それ故、かかる現状からの脱出、
蘇生のためにも、道徳教育への期待はますます大きくなってゆくことだろう。また、教員の道徳への関
心の高さ、その実践力も一層強く問われてゆこう。
本講では、道徳に大きな関心を表わすむ林竹二、灰谷健次郎、谷昌恒などの書物、研究論文などを通
し、また、ボランティア活動記録、中学校学習指導要領、聖書などを参考資料として、道徳教育論の授
業をすすめ、受講者が道徳的指導力、実践力を身につけることを目指す。
各講義の後半で、受講者に「生きる意義、いのちの尊さ、正義、愛、平和、差別、悪、利他、エゴ」
などからテーマを選び、そのことについて発表する機会をも設ける。
【学習到達目標】
授業の到達目標は道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度など道徳性を養うことを目指す。テーマは「人
間の尊厳と役割」「他者への愛と責任」「人間のもつ悪と罪」
「公共性、正義、平和、真理の大事さ」な
どである。
【履修上の注意】
教職を目指す以上、出席は当然。また、他の人々の言葉に心を開いて聞くことを求める。
【事前準備学習】
ジャンルは問いませんが、教育に関する書物を少し読んでもらいたい。
294
【教科書】
プリントを配布する。
【参考書】
『林竹二著作集』 林竹二 筑摩書房 1983 年
『梅原猛の授業、道徳』 梅原猛 朝日新聞社 2003 年
『灰谷健次郎の発言』 灰谷健次郎 岩波書店 1999 年
『中学校学習指導要領』 文部科学省 国立印刷 2003 年
『教育力の原点』 谷昌恒 岩波書店 1996 年
その都度、指示する。
【評価方法】
試験60%
平常点30%、受講態度 10%。
【講義テーマ】
1 回 生きることの意味 1.人間が人間であることー他の存在の中でー
2 回 〃
2.私の生きる意義と役割に向かってー勇気と希望をもってー
3 回 〃
3.自律した私を目指してー誠実に実行し、結果に責任をもつー
4 回 生命に対する畏敬の念 ー各人各様の輝きー
5 回 傷つきやすく、やさしい存在 ー苦悩、悲しみを体験してー
6 回 相手の痛みに心を寄せてー谷昌恒の作品よりー
7 回 有限ないのちのすばらしさー谷昌恒の書物よりー
8 回 よりよく生きる人生を求めて ー人間の罪と悪を見つめてー
9 回 「大いなるもの」に赦され、愛されてー愛の自覚ー
10 回 愛あふれる家庭形成と信頼できる社会建設のために
11 回 学校における道徳教育の展開
1.指導計画案の作成
12 回 学校における道徳教育の展開
2.模擬授業の発表
13 回 よりよく生きる人生を求めて ー世界平和を求め、真理を愛する人としてー
14 回 道徳の意義を考える
15 回 総括及び試験
生徒・進路指導論//立川
義政/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
生徒指導・進路指導は、児童生徒一人一人の人間形成の場としての学校において教科指導、道徳教育、
特別活動、総合的な学習の時間とともに教育目標を達成していく上で不可欠なものである。こうした教
科指導等を通した学習活動は、社会を担う有為な人間形成の育成を目指している。一方、生徒指導・進
路指導は、その時代に生きる社会環境の中で児童生徒一人一人の健全な成長と人格の形成を直接の目的
としている。従って、このような学習活動と生徒指導・進路指導は、学校教育を推進する上で深く関わ
っているのである。
更に、急速な社会環境の変化や情報化社会の多様な広がりの中で、生涯にわたっての自己形成と健全
なる人格の発達を進めていくには、児童生徒一人一人に自己指導力・自己統制力(規範意識)を育成し
295
ていく必要がある。この自己指導力・自己統制力の基底をなす規範意識を育成していくには、生徒指導・
進路指導の対応に関する方針や基準を教師集団がともに共通理解し、明確化するとともに児童生徒、保
護者等に周知し、毅然とした姿勢と粘り強い指導を展開していくことが必要である。
以上の考えについて、具体例を通して理解し、生徒指導・進路指導に対する考え方を確立することが
本授業の主たる目的である。
【学習到達目標】
○規範意識を育成することに関して、ピアジェとエリクソンの理論をもとに考察することで、自己形成
や健全なる人格の発達と教育活動とは極めて深く関わっていることを認識することができる。
○生徒指導・進路指導は、学校教育活動を円滑に推進させるための重要な教育活動であることを具体的
な実践事例を基に考え、その意義を認識することができる。
【履修上の注意】
講義ごとに講義内容に対する自分の考え、意見、疑問点、質問等を記述して提出する。
【事前準備学習】
学校教育で生じる生徒指導上の問題・課題に興味・関心を持ち、自分の意見や考えを持って授業に臨
むこと。
【教科書】
資料は作成して配布する。
【参考書】
『生きる力が育つ生徒指導と進路指導』 松田
『生徒指導提要』 文科省 教育図書 2010
文子・高橋
超
編著 北大路書房 2006
【評価方法】
課題レポート60%、授業毎に授業内容に対する自分の考えや意見等40%
【講義テーマ】
1 回 生徒指導・進路指導の意義と歴史(事例:藩校教育)
2 回 生徒指導・進路指導の教育的意義(事例:オランダの教育)
3 回 生徒指導・進路指導の課題とは(事例:教員評価)
4 回 生徒指導と諸教育活動との関連性Ⅰ(発達課題と成長)
5 回 生徒指導と諸教育活動との関連性Ⅱ(ピアジェとエリクソンの理論)
6 回 生徒指導と諸教育活動との関連性Ⅲ(事例:道徳性と道徳教育)
7 回 問題行動への対応(事例:いじめ)
8 回 問題行動への対応(事例:非行、暴力、器物破損等)
9 回 問題行動への対応(事例:不登校、ひきこもり)
10 回 生徒指導・進路指導の内容と領域、組織と計画(事例:体罰)
11 回 生徒指導・進路指導の進め方と今日的課題(事例:学力テスト)
12 回 教育相談の内容と領域、組織と計画(事例:モンスターペアレント)
13 回 教育相談の進め方と今日的課題(事例:迷惑メール)
14 回 新しい教育観と生徒指導・進路指導のアセスメント(事例:法制度)
15 回 新しい教育観と生徒指導・進路指導に対する自己の考えの発表
296
教育相談//谷口
篤/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義は、教免法における「生徒指導、教育相談及び進路指導に関する科目」に該当するものであり、
教育相談について論じる。
今教育界で問題になっている不登校、いじめ、非行、学校崩壊といった領域の問題を直接考えなけれ
ばならない科目である。不登校、いじめ、非行、自殺など学校における生徒指導上の諸問題は、年々複
雑な様相を見せており、最近では、授業の成立しない学級が増加するなどの問題も発生している。社会
の急激な変化に伴い、人格形成の基礎となる家族構造の変化、家庭や地域の教育力の低下さらに少子化
の進行など、子ども達の意識や行動に、様々なゆがみや弱さが生じている。平成 20 年版の新学習指導
要領では、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力
などの育成を重視されています。従来ともすると学校における生徒指導、教育相談は、問題行動への対
処という消極的な側面のみ強調される傾向が見受けられた。生徒指導、教育相談、進路指導は、本来、
ひとり一人の児童生徒の望ましい人格形成を通して、自らの自己実現の力を育む積極的な側面を持ち、
「生きる力」を育む教育機能として、学校教育の重要な柱なのである。
「生きる力」を育て、
「個性の伸
長」をめざす教育改革の進行する学校教育のなかで、近い将来教壇に立つ諸君に、学校現場の現状と実
践的な課題をふまえて、学習を進めたい。諸君の積極的な参加を期待する。
教育相談は、教育相談の意義、教育相談の基本的な技法、学校での教育相談の進め方等を学習する。
特に、不登校、いじめ、非行等の子どもたちへの取り組みは、事例を挙げながら考えて行きたい。
【学習到達目標】
教育相談の意義と教育相談の実施に当たって留意すべきことについて具体的な事例を基に理解する。
【履修上の注意】
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
教育心理学概論1,および2の単位取得済みであることが望ましい。
【評価方法】
試験 75%
平常点 25%
【講義テーマ】
1 回 はじめに:ガイダンス
2 回 学校における教育相談 教育相談の意義と役割
3 回 スクールカウンセラーの意義と役割
4 回 カウンセリングの技術と教育1 カウンセリングマインドを生かした教師の指導と教育
5 回 カウンセリングの技術と教育2 保護者との面談
6 回 青年期の発達と教育1 青年期の発達の理解
7 回 青年期の発達と教育2 発達の理解と心理テスト
297
8 回 生徒指導上の諸問題生徒指導上の諸問題の理解
9 回 不登校1 不登校の理解
10 回 不登校2 不登校の事例と対応
11 回 いじめ1 いじめの理解
12 回 いじめ2 いじめの事例と対応
13 回 非行・校内暴力 非行・校内暴力の理解と対応
14 回 外部専門機関外部相談専門機関の種類と連携
15 回 まとめ
ミクロ経済学入門//秋山
太郎/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「ミクロ経済学入門」は、経済学の基礎理論の講義を行う必修科目である。経済活動を行う個別の経
済単位である消費者(家計)や生産者(企業)の需要・供給行動がどのようにして決まるのか、また彼
らの市場での交換を通じて取引量や価格がどのようなメカニズムで決定されるのかを分析し、その取り
引きが社会的に望ましいか否かを判断するのが「ミクロ経済学」である。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」
と同時にその復習時間も用意されている。また、CCS には「自学自習」が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後に期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り組
みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マクロ
経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部で
の学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑みて、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、全く新しい学問を学び始めるのであるから、しばらくは忍耐と努力が要求されよう。しかし、
ひとたびミクロ・マクロ経済学を修得すれば、以後の経済学諸科目が非常にたやすいものとなろう。ま
た、全国の大学の経済学部生は経済学学習においてすべてが同じスタートラインに立っているので、努
力次第ではいかようにも道が開かれている。諸君が経済学を身につけ、社会で有能な人間として活躍す
ることを切に願っている。
【学習到達目標】
市場の働き、即ち価格メカニズムについて基本的な知識を習得すること。
【履修上の注意】
言うまでもないが受講する上でのマナーはしっかりと守ること。
【事前準備学習】
特にありません。
【教科書】
『マンキュー入門経済学』 N.グレゴリー・マンキュー著
298
足立英之他訳 東洋経済新報社 2008
【評価方法】
期末テストの結果と小問題などの平常点から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 経済学の十大原理
2 回 経済学者らしく考える
3 回 需要と供給
4 回 需要の価格弾力性
5 回 財の種類と需要曲線のシフト
6 回 需要曲線の見方
7 回 効用最大化
8 回 供給曲線のシフト
9 回 費用概念
10 回 利潤最大化
11 回 余剰分析
12 回 課税の影響
13 回 外部性
14 回 演習問題
15 回 授業総括及び試験
ミクロ経済学入門//松原
克正/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「ミクロ経済学入門」は、経済学の基礎理論の講義を行う必修科目である。経済活動を行う個別の経
済単位である消費者(家計)や生産者(企業)の需要・供給行動がどのようにして決まるのか、また彼
らの市場での交換を通じて取引量や価格がどのようなメカニズムで決定されるのかを分析し、その取り
引きが社会的に望ましいか否かを判断するのが「ミクロ経済学」である。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」
と同時にその復習時間も用意されている。また、CCS には「自学自習」が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後に期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り組
みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マクロ
経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部で
の学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑みて、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、全く新しい学問を学び始めるのであるから、しばらくは忍耐と努力が要求されよう。しかし、
ひとたびミクロ・マクロ経済学を修得すれば、以後の経済学諸科目が非常にたやすいものとなろう。ま
た、全国の大学の経済学部生は経済学学習においてすべてが同じスタートラインに立っているので、努
力次第ではいかようにも道が開かれている。諸君が経済学を身につけ、社会で有能な人間として活躍す
ることを切に願っている。
299
【学習到達目標】
市場の働き、即ち価格メカニズムについて基本的な知識を習得すること。
【評価方法】
目安:平常点40%
期末試験60%
ミクロ経済学入門//阿部
太郎/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「ミクロ経済学入門」は、経済学の基礎理論の講義を行う必修科目である。経済活動を行う個別の経
済単位である消費者(家計)や生産者(企業)の需要・供給行動がどのようにして決まるのか、また彼
らの市場での交換を通じて取引量や価格がどのようなメカニズムで決定されるのかを分析し、その取り
引きが社会的に望ましいか否かを判断するのが「ミクロ経済学」である。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」
と同時にその復習時間も用意されている。また、CCS には「自学自習」が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後に期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り組
みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マクロ
経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部で
の学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑みて、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、全く新しい学問を学び始めるのであるから、しばらくは忍耐と努力が要求されよう。しかし、
ひとたびミクロ・マクロ経済学を修得すれば、以後の経済学諸科目が非常にたやすいものとなろう。ま
た、全国の大学の経済学部生は経済学学習においてすべてが同じスタートラインに立っているので、努
力次第ではいかようにも道が開かれている。諸君が経済学を身につけ、社会で有能な人間として活躍す
ることを切に願っている。
【学習到達目標】
市場の働き、即ち価格メカニズムについて基本的な知識を習得すること。
【履修上の注意】
演習問題を完全に理解するように努めてほしい。
講義テーマが変更になる場合がある。
【事前準備学習】
特に必要なし。
【教科書】
『マンキュー入門経済学』 N・グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 2008
300
【評価方法】
目安:平常点40%
期末試験60%
【講義テーマ】
1 回 経済学の十大原理
2 回 経済学者らしく考える
3 回 需要と供給
4 回 需要の価格弾力性
5 回 財の種類・需要曲線のシフト
6 回 需要曲線の見方
7 回 効用最大化
8 回 供給曲線のシフト
9 回 様々な費用
10 回 利潤最大化
11 回 生産者余剰
12 回 社会的余剰
13 回 政府の政策
14 回 演習
15 回 授業総括及び試験
(再)ミクロ経済学入門//村上
寿来/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「ミクロ経済学入門」は、経済学の基礎理論の講義を行う必修科目である。経済活動を行う個別の経
済単位である消費者(家計)や生産者(企業)の需要・供給行動がどのようにして決まるのか、また彼
らの市場での交換を通じて取引量や価格がどのようなメカニズムで決定されるのかを分析し、その取り
引きが社会的に望ましいか否かを判断するのが「ミクロ経済学」である。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」
と同時にその復習時間も用意されている。また、CCS には「自学自習」が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後に期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り組
みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マクロ
経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部で
の学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑みて、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、全く新しい学問を学び始めるのであるから、しばらくは忍耐と努力が要求されよう。しかし、
ひとたびミクロ・マクロ経済学を修得すれば、以後の経済学諸科目が非常にたやすいものとなろう。ま
た、全国の大学の経済学部生は経済学学習においてすべてが同じスタートラインに立っているので、努
力次第ではいかようにも道が開かれている。諸君が経済学を身につけ、社会で有能な人間として活躍す
ることを切に願っている。
301
【学習到達目標】
市場の働き、即ち価格メカニズムについて基本的な知識を習得すること。
【履修上の注意】
私語・遅刻厳禁
進度によって講義テーマは変わる可能性があります。
【事前準備学習】
教科書は独習可能なので、自主的に読んでおくと講義の理解は格段に進みます。
【教科書】
『マンキュー入門経済学』 N・グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 2008
【参考書】
『入門経済学
第 3 版』 伊藤元重 日本評論社 2009
【評価方法】
平常点 40% 期末試験 60%
【講義テーマ】
1 回 経済学の十大原理
2 回 経済学者らしく考える
3 回 需要と供給
4 回 需要の価格弾力性
5 回 財の種類・需要曲線のシフト
6 回 需要曲線の見方
7 回 効用最大化
8 回 供給曲線のシフト
9 回 様々な費用
10 回 利潤最大化
11 回 生産者余剰
12 回 社会的余剰
13 回 政府の政策
14 回 まとめおよび試験
15 回 総括および試験
(再)ミクロ経済学入門//菅原
晃樹/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「ミクロ経済学入門」は、経済学の基礎理論の講義を行う必修科目である。経済活動を行う個別の経
済単位である消費者(家計)や生産者(企業)の需要・供給行動がどのようにして決まるのか、また彼
らの市場での交換を通じて取引量や価格がどのようなメカニズムで決定されるのかを分析し、その取り
引きが社会的に望ましいか否かを判断するのが「ミクロ経済学」である。
302
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」
と同時にその復習時間も用意されている。また、CCS には「自学自習」が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後に期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り組
みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マクロ
経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部で
の学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑みて、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、全く新しい学問を学び始めるのであるから、しばらくは忍耐と努力が要求されよう。しかし、
ひとたびミクロ・マクロ経済学を修得すれば、以後の経済学諸科目が非常にたやすいものとなろう。ま
た、全国の大学の経済学部生は経済学学習においてすべてが同じスタートラインに立っているので、努
力次第ではいかようにも道が開かれている。諸君が経済学を身につけ、社会で有能な人間として活躍す
ることを切に願っている。
【学習到達目標】
ミクロ経済学は特に他の経済学の基礎となるものです。よってミクロ経済学入門の合格点を達成しミク
ロ経済学の思考方法を理解し、また応用できることになることが目標である。ミクロ経済学は特に他の
経済学の基礎となるものです。よってミクロ経済学入門の合格点を達成しミクロ経済学の思考方法を理
解し、また応用できることになることが目標である。
【履修上の注意】
再履修者向けの講義なので、難易度を低くして解説を行う。
また、試験の難易度も低くするが、
合格するためには毎回出席して問題演習をこなすことが重要となる。
【事前準備学習】
1年次に行ったミクロ経済学入門の復習をすることが望ましい。
【教科書】
『マンキュー入門経済学』 N.グレゴリー マンキュー
足立英之他翻訳 東洋経済新報社 2008
【評価方法】
試験
30%
70%
平常点
【講義テーマ】
1 回 ミクロ経済学とはなにか
2 回 需要曲線と供給曲線
3 回 需要の価格弾力性
4 回 財の種類
5 回 需要曲線のシフト
6 回 需要曲線の見方
7 回 効用最大化
8 回 供給曲線のシフト
303
その他
9 回 様々な費用
10 回 利潤最大化
11 回 生産者余剰
12 回 社会的余剰
13 回 政府の政策
14 回 問題演習
15 回 授業総括及び試験
ミクロ経済学入門//上山
仁恵/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「ミクロ経済学入門」は、経済学の基礎理論の講義を行う必修科目である。経済活動を行う個別の経
済単位である消費者(家計)や生産者(企業)の需要・供給行動がどのようにして決まるのか、また彼
らの市場での交換を通じて取引量や価格がどのようなメカニズムで決定されるのかを分析し、その取り
引きが社会的に望ましいか否かを判断するのが「ミクロ経済学」である。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」
と同時にその復習時間も用意されている。また、CCS には「自学自習」が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後に期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り組
みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マクロ
経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部で
の学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑みて、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、全く新しい学問を学び始めるのであるから、しばらくは忍耐と努力が要求されよう。しかし、
ひとたびミクロ・マクロ経済学を修得すれば、以後の経済学諸科目が非常にたやすいものとなろう。ま
た、全国の大学の経済学部生は経済学学習においてすべてが同じスタートラインに立っているので、努
力次第ではいかようにも道が開かれている。諸君が経済学を身につけ、社会で有能な人間として活躍す
ることを切に願っている。
【学習到達目標】
市場の働き、即ち価格メカニズムについて基本的な知識を習得すること。
【履修上の注意】
評価方法の「平常点」とは、単純に出席点(カードリーダーでの出席登録)では無い。
各回の終わりに理解度チェックの小テストを行うので、その小テストの理解度に応じて平常点を付与す
る。
遅刻や居眠り、私語等により出席はしているものの、平常点が付与されない場合があることに注意する
こと。
【事前準備学習】
この講義の事前準備学習として、高校の数学の教科書等を用い、1 次関数(直線の式・グラフの描き方)
304
についてよく復習しておくこと。1 次関数の基礎知識が無い場合、この授業を理解することは難しい。
テキスト等を読んでも理解できない場合は、事前にサポートを行うことから、CCS を通してこの科目の
担当者(上山)に連絡を取って欲しい。
【教科書】
『マンキュー入門経済学』 N・グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 2008
【参考書】
『入門 経済学
第3版』 伊藤元重 日本評論社 2009
【評価方法】
期末試験 60 点、平常点 40 点(計 100 点満点中 60 点以上獲得で単位を付与する)。
「平常点」とは各回の小テスト等である。詳細は第 1 回目講義ガイダンスで説明する。
【講義テーマ】
1 回 講義ガイダンス・ミクロ経済学を学ぶ意義
2 回 需要と供給(市場均衡)
3 回 需要と供給(超過需要・超過供給と市場メカニズム)
4 回 需要と供給(シフトと市場均衡の変化)
5 回 需要の価格弾力性
6 回 限界効用の概念(消費者の行動原理:効用最大化)
7 回 消費者余剰の概念
8 回 需要と供給、及び、消費者の行動原理のまとめ
9 回 様々な費用の概念①
10 回 様々な費用の概念②
11 回 企業の行動原理:利潤最大化
12 回 生産者余剰の概念
13 回 社会的余剰の概念
14 回 企業の行動原理と社会的余剰のまとめ
15 回 授業総括及び試験
マクロ経済学入門//秋山
太郎/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
マクロ経済学は、1国や1地域の経済活動全体を分析の対象とした学問である。テレビや新聞では、
景気や物価の話が毎日のように報道されているが、こうした話題の多くはマクロ経済学と直結したもの
である。
マクロ経済学で扱う GDP は、私たちの生活に直接関係無いように感じられるかもしれない。しかし、
よくよく考えてみると、けっしてそんなことはない。景気が悪化すれば失業者があふれるし、働く人々
の給料もあがらず、家計に余裕がなくなる。さらに、学生にとっては、アルバイト先が簡単にはみつか
らないといった事態にもなりかねない。また、物価が安いことは消費者にとってはありがたいことであ
るが、それと同時に、働くお父さんやお母さんたちの給料が上がらないことも意味している。そう考え
305
てみると、諸君の財布の中身は、日本経済の良し悪しで決まってくることになる。
本講義では、GDP や物価指数などマクロ経済の動きを見る上で必要不可欠な諸指標をしっかりと理
解し、それらの諸指標が実際にどのように動いているのかについて学ぶ。したがって、講義中にグラフ
が多用されることになるが、恐れることはない。グラフの見方に一度慣れてしまえば、これほど便利な
ものはないことに気がつくはずである。一つ一つのグラフを確実に理解していってもらいたい。このよ
うな基礎的な訓練が、不況などの複雑な現実問題を考えるための土台となる。根気よく講義と演習問題
に取り組むことを通じて、自分の理解を確かめながら確実に進んでゆこう。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」と
同時にその復習時間も用意している。また、CCS には「自学自習」問題が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後には期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り
組みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マク
ロ経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部
での学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑み、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、講義内容、進度が変更になる場合がある。
【学習到達目標】
本講義の「学習到達目標」は、国全体の経済活動のメカニズムに関する基本的な知識を習得することで
ある。
【履修上の注意】
言うまでもないが受講する上でのマナーはしっかりと守ること。
【事前準備学習】
特にありません。
【教科書】
『マンキュー入門経済学』 N.グレゴリー・マンキュー著
足立英之他訳 東洋経済新報社 2008
【評価方法】
期末テストの結果と小問題などの平常点から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 経済学の十大原理
2 回 経済学者らしく考える
3 回 国内総生産(GDP)の測定(前半)
4 回 国内総生産(GDP)の測定(後半)
5 回 名目 GDP と実質 GDP
6 回 物価指数:GDP デフレーターと消費者物価指数
7 回 貯蓄と投資
8 回 貸付資金市場の分析
9 回 失業
306
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
貨幣とインフレーション
総需要曲線
総供給曲線
経済変動の要因
演習問題
授業総括及び試験
マクロ経済学入門//松原
克正/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
マクロ経済学は、1国や1地域の経済活動全体を分析の対象とした学問である。テレビや新聞では、
景気や物価の話が毎日のように報道されているが、こうした話題の多くはマクロ経済学と直結したもの
である。
マクロ経済学で扱う GDP は、私たちの生活に直接関係無いように感じられるかもしれない。しかし、
よくよく考えてみると、けっしてそんなことはない。景気が悪化すれば失業者があふれるし、働く人々
の給料もあがらず、家計に余裕がなくなる。さらに、学生にとっては、アルバイト先が簡単にはみつか
らないといった事態にもなりかねない。また、物価が安いことは消費者にとってはありがたいことであ
るが、それと同時に、働くお父さんやお母さんたちの給料が上がらないことも意味している。そう考え
てみると、諸君の財布の中身は、日本経済の良し悪しで決まってくることになる。
本講義では、GDP や物価指数などマクロ経済の動きを見る上で必要不可欠な諸指標をしっかりと理
解し、それらの諸指標が実際にどのように動いているのかについて学ぶ。したがって、講義中にグラフ
が多用されることになるが、恐れることはない。グラフの見方に一度慣れてしまえば、これほど便利な
ものはないことに気がつくはずである。一つ一つのグラフを確実に理解していってもらいたい。このよ
うな基礎的な訓練が、不況などの複雑な現実問題を考えるための土台となる。根気よく講義と演習問題
に取り組むことを通じて、自分の理解を確かめながら確実に進んでゆこう。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」と
同時にその復習時間も用意している。また、CCS には「自学自習」問題が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後には期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り
組みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マク
ロ経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部
での学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑み、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、講義内容、進度が変更になる場合がある。
【学習到達目標】
本講義の「学習到達目標」は、国全体の経済活動のメカニズムに関する基本的な知識を習得することで
ある。
【評価方法】
目安:平常点40%、試験60%
307
マクロ経済学入門//阿部
太郎/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
マクロ経済学は、1国や1地域の経済活動全体を分析の対象とした学問である。テレビや新聞では、
景気や物価の話が毎日のように報道されているが、こうした話題の多くはマクロ経済学と直結したもの
である。
マクロ経済学で扱う GDP は、私たちの生活に直接関係無いように感じられるかもしれない。しかし、
よくよく考えてみると、けっしてそんなことはない。景気が悪化すれば失業者があふれるし、働く人々
の給料もあがらず、家計に余裕がなくなる。さらに、学生にとっては、アルバイト先が簡単にはみつか
らないといった事態にもなりかねない。また、物価が安いことは消費者にとってはありがたいことであ
るが、それと同時に、働くお父さんやお母さんたちの給料が上がらないことも意味している。そう考え
てみると、諸君の財布の中身は、日本経済の良し悪しで決まってくることになる。
本講義では、GDP や物価指数などマクロ経済の動きを見る上で必要不可欠な諸指標をしっかりと理
解し、それらの諸指標が実際にどのように動いているのかについて学ぶ。したがって、講義中にグラフ
が多用されることになるが、恐れることはない。グラフの見方に一度慣れてしまえば、これほど便利な
ものはないことに気がつくはずである。一つ一つのグラフを確実に理解していってもらいたい。このよ
うな基礎的な訓練が、不況などの複雑な現実問題を考えるための土台となる。根気よく講義と演習問題
に取り組むことを通じて、自分の理解を確かめながら確実に進んでゆこう。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」と
同時にその復習時間も用意している。また、CCS には「自学自習」問題が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後には期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り
組みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マク
ロ経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部
での学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑み、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、講義内容、進度が変更になる場合がある。
【学習到達目標】
本講義の「学習到達目標」は、国全体の経済活動のメカニズムに関する基本的な知識を習得することで
ある。
【履修上の注意】
出席状況を重視する。
講義テーマが変更になる場合がある。
【事前準備学習】
特になし。
308
【教科書】
『マンキュー入門経済学』 N・グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 2008
【評価方法】
目安:平常点40%、試験60%
【講義テーマ】
1 回 国民所得の測定 1-GDP の測定
2 回 国民所得の測定 2-実質と名目
3 回 生計費の測定
4 回 国民所得と生計費の測定<演習>
5 回 貯蓄、投資と金融システム-金融機関と市場
6 回 貯蓄、投資と金融システム-貸付資金市場
7 回 失業と自然失業率
8 回 金融システム・失業<演習>
9 回 貨幣システムとインフレーション
10 回 総需要と総供給 1-総需要曲線と総供給曲線
11 回 総需要と総供給 2-経済変動
12 回 貨幣システム・総需要と総供給<演習>
13 回 乗数
14 回 まとめ及び試験
15 回 授業総括及び試験
(再)マクロ経済学入門//村上
寿来/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
マクロ経済学は、1国や1地域の経済活動全体を分析の対象とした学問である。テレビや新聞では、
景気や物価の話が毎日のように報道されているが、こうした話題の多くはマクロ経済学と直結したもの
である。
マクロ経済学で扱う GDP は、私たちの生活に直接関係無いように感じられるかもしれない。しかし、
よくよく考えてみると、けっしてそんなことはない。景気が悪化すれば失業者があふれるし、働く人々
の給料もあがらず、家計に余裕がなくなる。さらに、学生にとっては、アルバイト先が簡単にはみつか
らないといった事態にもなりかねない。また、物価が安いことは消費者にとってはありがたいことであ
るが、それと同時に、働くお父さんやお母さんたちの給料が上がらないことも意味している。そう考え
てみると、諸君の財布の中身は、日本経済の良し悪しで決まってくることになる。
本講義では、GDP や物価指数などマクロ経済の動きを見る上で必要不可欠な諸指標をしっかりと理
解し、それらの諸指標が実際にどのように動いているのかについて学ぶ。したがって、講義中にグラフ
が多用されることになるが、恐れることはない。グラフの見方に一度慣れてしまえば、これほど便利な
ものはないことに気がつくはずである。一つ一つのグラフを確実に理解していってもらいたい。このよ
うな基礎的な訓練が、不況などの複雑な現実問題を考えるための土台となる。根気よく講義と演習問題
に取り組むことを通じて、自分の理解を確かめながら確実に進んでゆこう。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」と
同時にその復習時間も用意している。また、CCS には「自学自習」問題が用意されている。講義の進行
309
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後には期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り
組みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マク
ロ経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部
での学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑み、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、講義内容、進度が変更になる場合がある。
【学習到達目標】
国全体の経済活動のメカニズムに関する基本的な知識を習得すること。
【履修上の注意】
私語・遅刻厳禁。
【事前準備学習】
教科書は独習可能なので、自主的に読んでいくと講義の理解は進みます。
【教科書】
『マンキュー入門経済学』 N・グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 2008
【評価方法】
平常点 40% 試験 60%
【講義テーマ】
1 回 経済学の十大原理
2 回 経済学者らしく考える
3 回 GDP の測定
4 回 名目と実質
5 回 生計費の測定
6 回 金融システム
7 回 貸付資金市場
8 回 失業と自然失業率
9 回 貨幣とインフレーション
10 回 総需要曲線
11 回 総供給曲線
12 回 経済変動の二つの原因
13 回 乗数
14 回 まとめおよび試験
15 回 総括および試験
310
マクロ経済学入門//上山
仁恵/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
マクロ経済学は、1国や1地域の経済活動全体を分析の対象とした学問である。テレビや新聞では、
景気や物価の話が毎日のように報道されているが、こうした話題の多くはマクロ経済学と直結したもの
である。
マクロ経済学で扱う GDP は、私たちの生活に直接関係無いように感じられるかもしれない。しかし、
よくよく考えてみると、けっしてそんなことはない。景気が悪化すれば失業者があふれるし、働く人々
の給料もあがらず、家計に余裕がなくなる。さらに、学生にとっては、アルバイト先が簡単にはみつか
らないといった事態にもなりかねない。また、物価が安いことは消費者にとってはありがたいことであ
るが、それと同時に、働くお父さんやお母さんたちの給料が上がらないことも意味している。そう考え
てみると、諸君の財布の中身は、日本経済の良し悪しで決まってくることになる。
本講義では、GDP や物価指数などマクロ経済の動きを見る上で必要不可欠な諸指標をしっかりと理
解し、それらの諸指標が実際にどのように動いているのかについて学ぶ。したがって、講義中にグラフ
が多用されることになるが、恐れることはない。グラフの見方に一度慣れてしまえば、これほど便利な
ものはないことに気がつくはずである。一つ一つのグラフを確実に理解していってもらいたい。このよ
うな基礎的な訓練が、不況などの複雑な現実問題を考えるための土台となる。根気よく講義と演習問題
に取り組むことを通じて、自分の理解を確かめながら確実に進んでゆこう。
本講義は複数の教員が担当しているが、どのクラスでも講義内容は同じであり、毎回の「演習問題」と
同時にその復習時間も用意している。また、CCS には「自学自習」問題が用意されている。講義の進行
と共に順々に開放されていくので、講義内容や基礎知識の確認の為に活用されたい。
講義の最後には期末試験が行われるが、合格点に達しない場合は、自学自習問題への一定程度の取り
組みを前提として二次試験を受けてもらう。二次試験に合格すればC評価を得ることができる。「マク
ロ経済学」と「ミクロ経済学」は他の応用分野の基礎となるので、この科目の理解度が今後の経済学部
での学習に大きく影響する。このような本科目の重要性に鑑み、特別に二次試験制度を採用している。
なお、二次試験の評価は一次試験よりも厳しくなる。
以上のように、本科目は理解度を高めるための様々な工夫がなされている。
なお、講義内容、進度が変更になる場合がある。
【学習到達目標】
国全体の経済活動のメカニズムに関する基本的な知識を習得すること。
【履修上の注意】
評価方法の「平常点」とは、単純に出席点(カードリーダーでの出席登録)では無い。
各回の終わりに実施する理解度チェックの小テストに応じて平常点を付与する。
従って、遅刻や居眠り、私語等により、出席をしているものの平常点が付与されないことに注意するこ
と。
【事前準備学習】
この講義の事前準備学習として、前期の「ミクロ経済学入門」の内容についてよく復習しておくこと。
ミクロ経済学入門の内容が理解できていない場合、この授業を理解することは難しい。
311
【教科書】
『マンキュー入門経済学』 N・グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 2008
【参考書】
『入門 経済学
第3版』 伊藤元重 日本評論社 2009
【評価方法】
期末試験 60 点、平常点 40 点(計 100 点満点中 60 点以上獲得で単位を付与する)。
「平常点」とは各回の小テスト等である。詳細は第 1 回目講義ガイダンスで説明する。
【講義テーマ】
1 回 講義ガイダンス・マクロ経済学を学ぶ意義
2 回 GDP の理解(GDP の測定方法)
3 回 GDP の理解(名目と実質)
4 回 GDP の理解(GDP 統計の見方)
5 回 GDP の理解のまとめ
6 回 短期金利と長期金利の理解①
7 回 短期金利と長期金利の理解②
8 回 消費者物価指数の理解と様々な物価
9 回 貯蓄、投資と金融システム
10 回 名目金利・実質金利
11 回 貨幣機能と金融政策
12 回 貨幣の量と物価
13 回 様々な失業率の概念
14 回 乗数と財政政策
15 回 授業総括及び試験
演習//大村
照夫/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
幅広く経済政治、社会の仕組みを理解する。
【指導方針概要】
皆さんで楽しくゼミに参加していただきます。その中から自分を見出し、自分の将来を考えます。
【テキスト】
こちらでプリントを用意いたします。
【学生に対する希望事項】
とりあえずゼミに参加してください。
312
演習//名城
邦夫/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
西ヨーロッパ・アメリカの経済発展
および日本社会の歴史的特質
【指導方針概要】
まず最初に、経済史の基礎知識を関連する経済学と歴史学の入門的文献によって学び、その後代表的な
経済史理論について学習する予定である。さらには、西ヨーロッパ諸国やアメリカの経済の発展につい
て、そして特に希望する場合には、西ヨーロッパやアメリカの現状について報告をしてもらい、最後に
4000字程度のレポートを作成しもらうことにしている。
ゼミでは、出席を重視し、できるだけ学生の意欲を引き出せるような演習にしたいと考えている。学
生が希望すれば、コンパや、ゼミ合宿を行う予定である。
【テキスト】
授業開始時に説明する。
【学生に対する希望事項】
ヨーロッパの歴史や経済に興味のある学生が望ましい。学生にできるだけ発表してもらい、学生が参加
する形でゼミを運営していきたい。
演習//早川
厚一/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
日本語能力向上を目指そう―日本語検定二級の獲得を目指す
【指導方針概要】
11月にある日本語検定二級獲得を目指します。さらに、余力のある人は、一級獲得を目指します。
胸張って履歴書に書けます。毎回講義の後、小テストをして、確実に実力のアップを目指します。
【テキスト】
当方で用意いたします。
【学生に対する希望事項】
一年次に、日本語表現を履修した人。できれば、日本語検定三級を既に持っている人が望ましい。し
かし、二級ならば一足飛びに獲得も無理ではありません。やる気のある人のみ応募してください。
演習//秋山
太郎/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
日経新聞主催の学生大会であるストック・リーグに参加して、グループ・ワーキングにより 1 月に投稿
するレポートを作成します。これは以下を目的とします。
313
①自ら考え、自発的に課題に取り組む習慣をつけること。
②グループ・ワーキングを通じて仲間との協力・責任関係を構築するとともに、仲間意識を高め、互
いに良い刺激を与えあう関係をつくること。
ゼミ運営はできる限りゼミ生中心にしたいと思っています。
【指導方針概要】
自分で課題を見つけ、考え、調べ、そして自分なりの解答を見出す、そんな自立した学生に育てるこ
と、これが主な指導方針です。2 年ゼミではストック・リーグでの入賞という一つの目標を設定し、ゼ
ミの仲間と一緒に苦心しながらアイデアを出し合い、議論を繰り返しながらそれに向けて形ある成果を
作り上げて行ってもらいます。確かに簡単ではない課題ですが、だからこそそれを乗り越えた後の成長
が、またゼミ仲間との仲間意識の高まりが期待できます。
またゼミ仲間と積極的に親交を深め、楽しく議論して学ぶ環境作りに力を入れます。人と良い関係を
つくるという努力を習慣づけるように仕向けるつもりです。
【テキスト】
ゼミ内で指示する。
【学生に対する希望事項】
真剣にゼミ生とは向き合うつもりです。無気力な人、責任感のない人、遅刻・欠席を繰り返してしまい
そうな人は遠慮願います。
演習//小林
礼実/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
●経済学的思考を身につけること
【指導方針概要】
●本演習の主題(目的)は、経済学的思考を身に着けることです。
●副主題として、金融の理論に基づき日本あるいは諸外国の金融に係わる問題を解明・理解することを
目的としていますから、金融に関心がある人は大歓迎。
★金融の実務を知ってもらうために金融業界への社会見学や会社訪問を行います。毎年、愛知銀行、名
古屋銀行、日銀、名古屋証券取引所、日本証券業協会へ行きます。
【2 年次】テキスト等の輪読を通じて経済学の基礎知識や分析手法を習得します。
ゼミは、輪読、プレゼンテーション、グループディスカッションなどを中心に進められます。
ゼミでは、ともに学び・遊び、将来の就職先に向けて切磋琢磨できる良い仲間をたくさん作ってくださ
い。
314
【テキスト】
『はじめて学ぶ金融のしくみ(第 3 版)』 家森信善 中央経済社 2012
『信頼できる銀行ってこんなに簡単にわかるんだ』 家森信善 中央経済社 2003
『日本の金融』 家森信善 東洋経済新報社 2006
・適宜必要に応じて配布または購入を指示します。
・「金融」に係わる記事に着目しながら、毎日日本経済新聞を読んでください。
【学生に対する希望事項】
単位をきちんと取得している、ヤル気あふれる学生さんを期待します。
さらに、将来に向けた明確な進路を持つ人なら大歓迎。
例えば、金融機関(銀行、証券会社、保険会社、信用金庫)へ就職を志望する人、公務員志望の人など。
●金融系の科目である金融論入門、金融論、国際金融論、現代ファイナンスを積極的に履修してくださ
い。
●さらに経済の応用分析を行う際に不可欠である中級マクロ経済学、中級ミクロ経済学、統計学、計量
経済学を履修されることをお薦めします。
●遅刻常習者、無断欠席、報告欠席、課題未提出といった大学生としての最低限マナーが守れない学生
は容赦なく不合格にするので、覚悟して来てください。
演習//小松
照幸/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
1 年生ゼミは前期(春学期)のみ開講され後期(秋学期)はありません。そこで、新入生にとって最も
重要なことは、第一に(1)生活習慣病に対する予防。次に(2)大学 4 年間の明瞭な学習目標と学習
スケジュール(履修計画)を立てる。第(3)はスピードと集中力による学習方法を身に付けること。
そして第(4)は、人生の生き方、職業に対する明確な目標を考えることです
【指導方針概要】
指導方針は(1)大学の諸施設を訪問して、様々な利用方法を体験すること。→ (図書館、情報セン
ター、チャペル、国際交流センター、教務課、学生課、体育施設、食堂、教員研究室、保健センターな
ど)(2)生活習慣病の怖しさを知ること(2)しっかりした学習方法の確立(集中力、要領、情報入
手力、分析力、まとめ力)(3)大学 4 年間の明確な学習計画を作ること(4)留学あるいは「旅」の
深い意味を考え、行動計画を立てること。(5)学ぶ喜びを見出すこと。最後に(6)これらの課題に
ついて、必要充分なレポート作成し提出すること。それによって、これからの 4 年間に充分な自己責任
を全うすること。
【テキスト】
『大学におけるめんたるへるす』 国立大学保健管理施設協議会 国立大学保健管理施設協議会 199
2
『自己分析』 早稲田教育出版編集部(編) 早稲田教育出版 2000
『図解、聞く力が身につく本』 高蔦幸広 PHP文庫 2005
『なぜあの人は集中力があるのか』 中谷彰宏 PHP文化 2005
『れぽーと、論文の書き方』 吉田健正 なかにしや出版1997
インターネットの利用による検索方法
315
【学生に対する希望事項】
(1)生活習慣が乱れると、大学生活では生き残れない。
(2)毎日判らないことを調べ、知りたいことを調査研究し、自分のための勉強をすること。それが本
物の実力となります。
(3)ほとんどあらゆる情報はインターネット検索で瞬時に調べられる。
(4)自分自身の一番の欠点と向き合って、そこから逃げないこと。
(5)人生「やるしかない」ことを、身をもって深く理解すること。
(6)生きることに、大きな夢を持ちつづけること。
(7)毎日運動すること。12 時前に寝て熟睡すること。野菜を食べること。
演習//児島
完二/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
1. イノベーションの進展と経済社会の変容の研究
-WEB ベーステクノロジーおよびクラウドコンピューティングによる経済社会への影響の動向と応
用-
□ 電子書籍の行方:タブレット端末による市場の拡大
□ 通信帯域の需要と供給:スマートフォンと無線帯域
□ SNS の今後:日本の mixi と facebook, Twitter, Linkdin など
□ サイマル放送と規制(法・技術)
2. 就職に向けた基礎作り
-人間力と学士力の養成-
□ コンピュータ利用の基礎技術と知識:タイピング, SNS
□ コミュニケーション力:プレゼン力、レポート作成のための日本語能力
□ 経済学的基礎知識:経済学コア 6, SPI, 日経テスト など
【指導方針概要】
演習では、上記の主題(テーマ)の元で2年次までの「学士力の達成」を目指します。経済学を学ぶ
2年生として、最低限必要な知識・技術を身につけ、経済学的な考え方を養います。きちんとした指導
をするために「ルーブリック(Rublic)」を明示し、これに基づいたゼミ生の能力開発を行ないます。
まず、春学期には興味・関心のある研究テーマでグルーピングを行ない、隔週でグループ発表を実施
します。これを通じて、基本的な ICT の知識や技術の習得とともに、経済社会や情報関連産業の動向に
も関心を高めます。さらに、CCSなどを利用したゼミ内のコミュニケーション手段(クラウドツール)
を活用しながら、グループ学習の効率を高めます。このプロセスからゼミ生同士の相互扶助・信頼関係
を築き上げ、ゼミ内での活発な議論ができること(コミュニケーション力)を目指します。最後に、グ
ループ研究の成果を各自がレポートとしてまとめます。
続く秋学期には、提出されたレポートを大学2年の「経済学部生らしい」レベルにまで引き上げます。
基本的な日本語文章の書き方から始まり、適切な経済データを図表・グラフとして表現する方法、論理
的なストーリー展開、文献の引用方法など、多岐にわたって指導します。このプロセスで、Word の多
彩な機能(図表番号・脚注・文書校正・変更履歴など)を使います。また、お互いの文章をチェック(ダ
メだし)することで、各人の作文能力を養成します。レポートを完成させるまでに習得した技術・知識
316
を発展させることで、4年次での卒業論文の作成も容易になるはずです。
そして、全員がノートパソコンを仕事のツールとして、ある程度まで活用できるようにします。すな
わち、有用な社会人として、企業や組織で重宝されるようになるような足ががりを作ることをゼミの到
達目標とします。そこで、コア6の達成・タイピング技術の向上だけでなく、ブログ(Facebook、Twi
tter など)での情報発信、各種資格試験(IT パスポート、TOEIC、日経テスト、経済学検定)やイン
ターシップ、留学なども推奨します。
*ルーブリック(Rublic):レベルの目安を数段階に分けて記述して、達成度を判断する基準を示すも
の。
【テキスト】
特になし。
【学生に対する希望事項】
希望者は「経済学コア 6」を必ず終わらせてください。
(これは「学士力」を高める有効な教材です。)
ゼミナールでは自分を高めたいと思う「やる気」さえあればOKです。ですから事前の ICT の技術・
知識は不問です。高い志を持って、ゼミに臨んで下さい。ゼミの仲間で切磋琢磨することで、自分を変
えることが可能です。自分を良い方向に変えたいという意志があれば、まず行動が変わります。1 年間、
皆と頑張り続けることで、良い習慣が身につきます。2 年間続ければ、それが性格になり、皆から信頼
されて、自分の人生を好転させることも可能でしょう。
最も望ましいのは、「好奇心と情熱」を持っている学生です。これを持って持続して努力すれば、何
でも達成できるでしょう。その意味で、インターンシップや留学・資格試験を志す学生も歓迎します。
演習//家本
博一/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
現代ヨーロッパ学入門
本演習は、現代ヨーロッパ事情を学ぶ糸口として、第2次世界大戦後における欧州の政治、経済、社
会、民族、宗教、歴史など各側面に焦点を当てて基本理解を得ることを目的としている。
【指導方針概要】
・家本が作成した資料を用いる勉学に加えて、ビデオ、地図、写真集などの教材を用いて、現代ヨーロ
ッパ事情を学ぶ。
・本演習の履修者には、家本が実施する講義科目(「欧米経済論」、「比較経済論」)を本演習と並行して
必ず履修すること。
・本演習の履修者には、適宜紹介する図書、資料類を十分に活用し、また、質疑・討論を通じて理解を
深めることを強く希望する。
・本演習の履修者は、毎時間必ずパソコンを携帯すること。また、家本との間で、パソコンを活用した
議論、資料のやりとりを行うため、学習に際してのパソコン利用を重視する。
【テキスト】
『ヨーロッパ学への招待』 加賀美雅弘、川手圭一、久邇良子 学文社 2010 年
ゼミでは、テキストとして指定した『ヨーロッパ学への招待』に準拠しながら、さらに家本が作成した
317
資料を用いて進める。
【学生に対する希望事項】
・比較経済・歴史コース、現代経済コース、金融・財政コース、国際経済コースに所属する学生が望ま
しい。
・ヨーロッパに関心のある者に参加してほしい。
・出席状況は毎回厳しく管理する。また、課題レポートの提出期限も厳守していただく。
演習//松原
克正/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
金融の理論と実際
【指導方針概要】
「金融」とは「お金」の「融通」のことである。
「おかね」の話というと身近なようであるが意外に知らないことが多い。
このコースでは「おかね」についてじっくりと考えたい。
まずは経済学と金融論の知識を広く浅く学んだあと、その中からテーマを限定して、より深く分析する。
授業は研究報告と討論が中心となるが、パワーポイントを使用した発表を行うため、毎回パソコンを持
ってくること。
あらかじめ、Word・Excel・PowerPoint を一通り使えるようにしておくことが望ましい。
【テキスト】
未定
【学生に対する希望事項】
書類審査により選考する。
「やる気」さえあれば、所属コースは問わない。
ゼミ(演習)は学生主体で作り上げるものであるため、意欲的に取り組んでもらいたい。
無断欠席は一度たりともしないこと。
演習//伊沢
俊泰/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
以下の二つを主要な研究主題とする。
1.
「経済学的センス」の向上・・・ミクロ経済学の現実社会への適用例を書物を輪読しながら学ぶ。
「イ
ンセンティブ」や「トレードオフ」などの重要概念をしっかり身につける。
318
2.「グループ課題研究(年次後半)
」・・・いくつかのグループに分かれ,現代経済,経済学に関する
テーマをゼミ生が決め,グループ発表を中心とした自主的研究発表を行う。
【指導方針概要】
1年次に学んだ入門レベルのマクロ経済学・ミクロ経済学の学習について皆さんはどのような感想を持
っただろうか。抽象的で敬遠されがちな経済理論であるが,現実経済への適用範囲はきわめて広い。実
際、経済学の考え方を適用してさまざまな社会問題を解決に導く例はよく見られることなのである。
「経済学」とは「お金」も「時間」も「資源」も限られた世界に生きる私たちが,どのような選択をす
れば無駄をなくせるかを教えてくれる学問である。
この演習では,主としてミクロ経済理論をさまざまな事象に応用し,経済学特有の論理的思考方法を身
につけることを狙いとする。経済理論の切れ味を体験できるようなゼミにするつもりである。
演習ではテキストを決めて,メンバー各自が輪番で内容を要約・発表・質疑応答しながら進めていく。
その過程でレジュメの作成,発表の仕方,討論の進め方を学んでもらう。またDVD・ビデオなどの視
聴覚教材も積極的に用いる予定である。
具体的な内容としては、1,2 年次の講義で学ぶ基礎的なミクロ経済学(消費者行動・企業行動・市場均
衡)の習得に加え、戦略的思考に欠かせない初歩的な「ゲーム理論」の考え方も教授するつもりである。
言うまでもなく,「演習」は経済学部専門教育の基盤となるものであるから,毎回の出席や数回の課題
の消化が欠かせない。また同時にゼミ・メンバー間の親睦・交流を深める場としても重要である.学習
だけでなく様々な点で活発な活動を行うゼミとしたい。
1年次に経済理論を学んだが,これをどのように使えばよいかに悩んでいる人は是非このゼミで学習を
深めて欲しい。
【テキスト】
『①: 人でなしの経済理論 -トレードオフの経済学-』 ハロルド・ウィンター バジリコ 2009
『③: ゲーム理論の思考法』 川西 諭 中経出版 2009
『③: マンキュー入門経済学』 グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 2007
①を春学期、②を秋学期のテキストとする予定。③は 1 年次のミクロ・マクロ経済学入門のテキストで
あり、参考図書として用いる(特に第 1 章の「経済学の十大原理」)
。常に座右において折にふれ読み直
してほしい。
【学生に対する希望事項】
・2年次において中級レベルの経済学講義である「ミクロ経済学」,
「マクロ経済学」を履修することを
望む.また『経済学コア 6』の自習問題に毎月取り組んで欲しい。授業では時々ノートパソコンを利用
する.
成績評価については,日ごろの出席状況と学習態度を重視する.無断欠席・遅刻は許されない.
演習//今村
薫/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
経済人類学--交換の人類学--
319
【指導方針概要】
経済活動とは、独自の文化や社会の価値観から独立して存在するものではなく、あくまでも人間の行
う行為の一つである。したがって、そこには、非合理的な部分や社会慣習にしたがった部分もある。ま
た、とくに伝統的社会では、儀礼や儀式、象徴行為に経済活動が埋め込まれている側面もある。この演
習では、経済活動と文化的活動の関係について学ぶ。
【テキスト】
そのつど指定する。
【学生に対する希望事項】
いろいろなことに興味を持ち、自分でテーマや問題を見つけて積極的に取り組んでいこうとする学生
を希望する。演習は、講義のように受け身で知識を習得する場ではなく、自分自身で考え、主体的に行
動して、テーマに関する資料を集める。また、自分の意見を述べ、学生どうしでの意見交換や討論を行
う。
無気力人間、無断欠席の学生は認めない。
演習//野村
益夫/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
経済記事の読み方
【指導方針概要】
現在の日本では、新聞やテレビで景気や失業などの経済問題が頻繁に取り上げられる。このような経
済問題を理解するためには、マクロ経済学・ミクロ経済学などの専門知識が非常に役に立つ。経済学の
概念や理論をより深く理解するためには、GDPや財政赤字などの日本経済の生きたデータについて理
解することが大切である。この演習では、新聞記事・資料等を通して、日本経済や世界経済を題材とし
て経済問題について検討する。
演習では、ゼミ参加者の報告を中心として経済記事の読み方について勉強する。併せて、日本経済の
マクロ経済学・ミクロ経済学的側面についても研究する。また、この演習では、経済学科の学生として
当然知っておくべき景気の見方等の基本的知識を学習する。成績は、テキストの輪読発表や、レポート
をもとに決定される。出席は単位認定の前提条件である。演習の具体的スケジュールなどについては、
第一回の演習で話す予定である。
【テキスト】
経済のテキスト(町田顯著
『「日経新聞」の読み方』
東洋経済新報社)を予定している。
【学生に対する希望事項】
応募に際して、所属コースを問わない。必ず授業に出席するように要求する。
320
演習//水田
健一/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
経済理論ならびに公共経済学、地方財政論の研究を行うための基礎的知見を養い、分析の方法を身につ
ける。
【指導方針概要】
上級学年での経済分析や経済理論、特に公共経済学や社会資本分析、および国や地方の財政に関する理
論的、実証的研究を行うための体系的な基礎力を養うことを目的とします。本演習では、公共経済学お
よび地方財政論に関する基礎的な文献を輪読して学生諸君の分析力を養い、より進んだ研究のための足
がかりとしたいと思います。報告分担を決めたうえで、報告分担者にはテキストの内容をレジメにまと
めた上で報告してもらいます。報告担当に当たっていない場合も事前にテキストをよく読んでおき、演
習時には積極的に質問して、議論を盛り上げて下さい。報告者の報告に対し何も質問が出ないような沈
滞した演習にならないよう受講者全員で協力して下さい。
【テキスト】
テキストは未定です。参考までに 2012 年度の演習では、中川雅之『公共経済学と都市政策』日本評論
社 2008 年 1 月刊 をテキストに用いて、公共経済学理論、地方財政論、都市経済学の領域を理論的な
観点から学習しています。
2013 年度に使用するテキストが決まったら、この「演習概要」に記入しますので、この「演習概要」
を見て下さい。2013 年 3 月中にはテキストを決めて、「演習概要」に書き入れます。
【学生に対する希望事項】
応募に際して、所属コースを問わない。
これまでの演習では、一部に演習を無断で欠席する学生や、テキストを購入しないで済ませようとする
学生、購入してもテキストを持参しない学生が目につきました。演習の無断欠席は厳禁です。やむを得
ず欠席する場合は必ず事前に連絡すること。また、指示したテキストは演習開始時までに必ず購入し、
毎回持参すること。テキストを持たずに出席しても、出席扱いにはしません。度重なる場合は、
「失格」
とします。コンパなどのゼミ行事には、なるべく全員が参加するよう希望します。
また、演習での報告に当たっては、特に次の点に気をつけて下さい。①レジメをまとめるときは、テキ
ストの丸写しは厳禁です。自分なりにテキスト内容をよく理解し、自分の言葉でテキストの内容を整理
したレジメを作成する。自分の言葉でキスト内容を要約し、再構成する文章力を身につけて下さい。②
レジメの「棒読み」はしない。聞き手に対して報告内容をわかりやすく報告する能力を身につける。図
表の内容を説明する際は、プロジェクターや黒板での作図を用いながら、作図に即した説明を行って下
さい。レジメに書いた内容をただ棒読みするだけの報告では、報告したことにはなりません。
演習//笠井
雅直/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
日本の企業の発展過程を、世界の企業の発展過程と比較しながら、その特質を取り上げます。トヨタ自
動車が何故、世界的な企業になることができたのかについても、併せて、取り上げます。
321
【指導方針概要】
テキストの文献を読んで、理解して、内容を発表するということを基本にしています。したがって、出
席することが、大前提となります。
また、現実の、企業や工場について理解するために、工場見学を実施して、文献の理解の一助にしたい
と考えています。
【テキスト】
『経営革命の構造』 米倉誠一郎 岩波文庫
【学生に対する希望事項】
成績は、
出席状況
年二回のレポート提出
テキストの内容発表や疑問の提示、ゼミの司会などの状況
から判断します。
演習//阿部
太郎/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
「マクロ経済学・社会経済学」の視点から、貧困問題を始めとした様々な社会問題について考えます。
【指導方針概要】
できるだけ受講者と議論をしながらゼミを運営していこうと思います。また、基本的にこちらから指示
を出すようなことは極力避けたいと思います。
【学生に対する希望事項】
自分の取り組みたい問題について、ぼんやりとでもよいので普段から考えておいてください。また、ゼ
ミでやりたいことを積極的に提案して実行してください。
演習//黒田
知宏/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
この演習(以下ゼミと呼ぶ)は,1 年間という長い期間を通して行われる。
期間だけでなく,ゼミは他の通常の講義とは次の 2 つの意味でも全く異なる。
(1)一緒に学ぶ仲間(ゼミテン)は、一生の友人となる。
(2)黒板を前にして教えを請うのではなく、自らで調べゼミテンと議論する事で学ぶ。
http://www.flickr.com/photos/tkngu758/
322
教員と学生が互いに選んだもの同志マッチするという意味では,これからが本当のゼミのスタートであ
る.
諸君が学ぶ経済学をさらにもう一歩進め、現実に起こっている現象まで解釈できるようになるのが目標
である。
【指導方針概要】
この演習は、経済学を使って議論可能な様々な社会問題を扱う。
現実の問題に合わせて、経済学も日々発展してきている。
その為には、諸君が入門科目では習うことのない、最新の経済学の内容にも触れる必要がある。
とりわけ、最近注目されているのはゲーム理論、を使った考え方である。
このゲーム理論は、様々な経済問題を分析するのに役立つ。
例えば、
●学校給食費はなぜ滞納されがちなのか
●ちまたのマナー違反はなぜなくならないのか
●割りカンだとどうして注文しすぎてしまうのか
●テレビや雑誌に取り上げられる店が必ずしも美味しいとは限らないのはなぜか
など、自分以外のライバルのいる状況での意思決定ならば経済学にとどまらず応用可能である。
社会に出てからも、戦略的思考が身に付いていれば、必ず役に立つはずだ(少なくとも損はしない)と確
信している。
そこで春季はゲーム理論に関する極めて平易な書籍を選び、輪読する。
輪読は以下のルールで進める。
(1)ゼミの総人数に応じて、1 グループ当たり 3~4 人のグループに分かれる。
(2)指定されたメンバーは担当箇所をレジュメにまとめ、報告する。
(3)報告担当でないグループは、コメンテーターとして報告内容を要約した上で質問をする。
(4)報告準備不足、遅刻や無断欠席の責任はグループで追ってもらう。
秋季は、経済学の諸問題を考えるために、グループで1冊の書物を使い、毎週プレゼン報告する。
4,5 のグループが 1 冊ずつ選択し,内容を要約しながら報告すれば,ゼミ生全員で 4,5 冊の書物を分
業して読んだことになる.
2010 年度のグループが選択した書物は
「人は意外に合理的」,ティム・ハーフォード[著],ランダムハウス講談社
「経済は感情で動く」,マッテオ・モッテルーニ[著],紀伊国屋書店
「競争の作法」,斉藤誠[著],ちくま新書
「日本は世界第 5 位の農業大国」,浅川芳裕[著],講談社α新書
2011 年度のグループが選択した書物は
「人は意外に合理的」,ティム・ハーフォード[著],ランダムハウス講談社
323
「経済は感情で動く」,マッテオ・モッテルーニ[著],紀伊国屋書店
「不自由な経済」,松井彰彦[著],日本経済新聞社
「農業で稼ぐ」,飯田泰之,浅川芳裕[著],日本評論社
「インセンティブ」,タイラー・コーエン[著],日経 BP 社
1年間のゼミでの学習の成果は、ゼミ報告書としてレポート提出を義務付ける。
2011 年度のグループが選択した書物は
「人は意外に合理的」,ティム・ハーフォード[著],ランダムハウス講談社
「戦略的ゲーム理論 実践ワークブック」,中野明[著],秀和システム
プレゼンは PPT を利用して行ってもらうが,秋学期終了時に提出してもらうレポートは PPT を作成す
るときに用意した素材を,DOC 形式に変換して文章化をする必要がある.
この作業は,3 年次になって本格的な経済演習のゼミが始まった時に必ず必要とされる作業であるから,
2 年のうちから習得しておくことが求められる.
【学生に対する希望事項】
『ゼミ選考への要望事項』
CCS 上でオンライン申込をしたうえで,担当教員まで以下の書類を後日提出する事を選考の条件とする.
各選考期間の最終日17時までに以下の4点の書類を提出する事を選考の条件とする
(1)学籍番号と氏名,現在の所属ゼミで学んでいる(きた)こと
(2)通年のゼミに対して何を望むかを簡潔に
(3)黒田ゼミの要項を読んだうえで,意気込みを簡潔に.
(4)最近読んだ新聞から気になる記事を簡潔に
以上を A4 用紙1枚以内にまとめて研究室ポスト(702室)に提出する事.
応募状況により面接に呼び出すことがあります
『ゼミの学生に望む事』
●経済学の発展科目を積極的に並行履修する事
●はっきりとした問題意識と成長したいという覚悟を持つこと
成績よりも【やる気や人物】を重視して採用します。
演習//河原林
直人/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
経済学を活用した学習の理解と方法の修得
【指導方針概要】
1 年次に履修した基礎演習の経験を活かして,本演習では一歩踏み込んだ形での学習方法を試みたい。
原則として,3 年次の経済演習における学習に繋げる前提で指導を行うが,それにこだわらずに様々な
324
発想の学生同士が互いに刺激しあえるような場を提供できれば良いと考えている。
本演習は,担当者が経済史の専門であるため,基本的には経済史に興味や関心のある学生の参加を求め
たいが,絶対的な希望ではない。過去の歴史と現代とは必ず繋がっていることから,無関心ではない程
度に認識してもらえれば良い。
要するに,幅広い分野への関心を持つ学生であれば,本演習への参加によって知的好奇心の充足に繋が
るような場所になるだろう。
授業は,基本的にテキストの輪読を行うが,いくつか異なる学習方法を合間に挿入して,学生の基礎力
を高める工夫を試みたい。
特に,PC でコア6演習を解くことは基本学習として本ゼミでは毎回行う。
その他,インターンシップへの全員参加も方針として挙げておく。
【テキスト】
未定。
決定次第,各自で購入してもらいます。
【学生に対する希望事項】
演習希望の学生は,必ず面談に来ること。
面談の際には志望理由・関心のあるテーマを書いた紙を持参するように!
積極的な取り組みができない人は演習の運営に支障を来します。
従って,欠席しないことが大前提です。
これを守れない人は失格にすることもあります。
何事にも頑張ってチャレンジする学生さんの応募を期待しています。
演習//村上
寿来/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
現代社会の基本問題についてさまざまな観点から理解を深め、それに対する解決の方向性を探る。特に、
東日本大震災の復興問題と少子高齢化問題を中心に、それ以外にもさまざまな問題を取り扱う。
【指導方針概要】
前期では現代社会の基本問題に関して、ゼミ共通のテーマを設定し、文献の輪読やディスカッションを
通じて、問題解決に向けた基礎能力を身につけてもらいます。今年は、東日本大震災からの復興をテー
マにする予定です。後期には各自が独自のテーマ設定のもとで研究報告を行い、レポートを作成してい
きます。
【テキスト】
未定。最初のゼミの際に決定する。
【学生に対する希望事項】
遅刻、無断欠席厳禁。ゼミでは学生をひとりの「大人」として扱います。無責任な行動は自分にはね返
ってくるのでそのつもりで。ゼミでは、より広い観点から問題を扱うので、経済学はもちろんですが、
325
それだけでなく政治学、社会学、社会福祉学、哲学、倫理学など幅広い関心をもつ学生も歓迎します。
演習//菅原
晃樹/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
「労働経済学」「開発経済学」を経済学の思考法を用いて理解する。
【指導方針概要】
「労働経済学」「開発経済学」の身近なトピックに関して、経済学の思考法で考える力を養う。
簡単ではあるが経済学の思考法を習得することができる書籍を輪読する。
(下記にあるテキストのうち何冊かを選び輪読する)
前半は毎回振り分けられた2・3人のグループで発表を行ってもらう。
後半は一人ずつの発表を行う。
その際、ワード・エクセル・パワーポイントを用いて発表を行ってもらう。
これらのソフトは使おうとすれば覚ることができるが、そもそも使えるようになろうという意欲のない
学生はこの演習についていけなくなる。
面談では労働問題や途上国の問題に関して、どのようなトピックに関心を持っているかを質問します。
【テキスト】
『貧乏人の経済学』 バナジー・デュフロ みすず書房
『競争と公平感』 大竹文雄 中公新書
『傲慢な援助』 ウィリアム・イースタリー 東洋経済
『未来志向「10年先を読む統計力」』 神永正博 朝日新聞出版
『不自由な経済』 松井彰彦 日本経済新聞出版社
これらの中から2・3冊選んで輪読を行う。
選ばれた図書は必ず購入しなければならない。
【学生に対する希望事項】
無断欠席や締め切りを守らない学生は即失格にします。
ゼミ内における団体行動における最低限のマナーを守ることを心がけてもらいます。
演習//吉田
達矢/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
イスラーム世界の政治・経済・歴史に関する研究
326
【指導方針概要】
イスラーム世界(特に中東地域)の政治・経済・歴史・社会などに関心がある学生の参加を求める。ま
た、イスラームに関連するテーマならば、ほかの地域(欧米、東南アジア、日本など)をあつかっても
かまわない。
演習の計画としては主に、春学期はこちらが指定するテーマ、秋学期は関心があるテーマについて個々
人の発表をしてもらう予定。(多少変更する可能性がある)
研究発表を実践することによって、発表の仕方や文献の調べ方などを学んでいってもらう。
成績は、出席点、発表、年二回のレポート課題、授業態度などから総合的に判断する。
【学生に対する希望事項】
中東やイスラームは、普段の生活のなかではあまり馴染みがないものかもしれない。しかし、イスラー
ムや中東諸国の動向を無視しては成り立たないのが国際社会の現状である。このため、イスラームや中
東に関して理解を深めることは、国際化が進むなかで今後ますます必要になってくるだろう。
日頃から新聞やニュース番組などに気を配り、国際情勢に関心を持つように心がけてほしい。
なお、無断の欠席や遅刻は当然ながら厳禁。また、各発表後の質疑応答(ディスカッション)など、演
習への積極的な参加を求める。
演習//上山
仁恵/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
自分自身のことを知る・興味を持つ分析テーマを探す(卒業論文作成のための導入教育)
【指導方針概要】
2 年次のゼミの目標は、1 年かけて、自分の興味が持てる分析テーマを探すことです。就職活動では、
「大
学で何を学んできたのか」が質問され、卒業論文の内容を説明することになります。3 年次と 4 年次で
は卒業論文を作成していきますが、3 年次になり、卒業論文の分析がスタートできるように、2 年次で
各自興味のある分析テーマを確立させていくのが目標です。
そのためには、経済学の基礎知識を固め、自分自身を知ることが必要となります。ゼミでは、まず前期
で、1 年次で学んだ経済学の復習も兼ね、経済学の基礎知識を勉強していきます。そして、自分自身の
ことをよく知るために、様々なディスカッションを行います。さらに後期では、自分の興味が持てるテ
ーマを選定し、それに対して簡単な分析を行い、プレゼンテーションをして貰います。3 年次から本格
的な卒業論文の分析がスタートできるように、2 年次ではその準備を進めていきます。
【学生に対する希望事項】
「演習」では授業態度(やる気)で評価します。自分自身を教育したい・自分を変えていきたいという
意識を持って下さい。
327
演習//佐藤
律久/通年/4 単位/2 年次配当
【主題】
ミクロ経済理論に対する理解を深める
【指導方針概要】
本演習においては、ミクロ経済理論への理解を深めることを目的に、関連するテキストを輪読します。
まず、春学期においては、経済理論を学ぶ上で必要な論理的思考能力の向上をテーマにテキストを選定
し、輪読してもらいます。
それをもとに、秋学期においては、ゲーム理論や行動経済学を含むミクロ経済理論に関するテキストを
輪読します。
・輪読の具体的な方法について:
数人ずつのグループに分かれた上で、
1. 各グループごとにテキストの指定範囲の内容を要約して分かりやすく解説する(パワーポイン
トや紙媒体の資料などを補助的に使用すること)
2. 他グループからの質疑に対する応答を行う
という手順で行います。ただし、ある程度慣れた時点で、個人での報告を行ってもらう場合があり
ます。
輪読においては演習生の自主性を重んじ、またそれを育むことを目的として、テキストの選定から輪読
の進行など多くのことを演習生自身に行ってもらいます。
もちろん質問や相談には喜んで乗りますし、こちらからアドバイスをすることもありますが、私はあく
までみなさんの補助役だと心得てください。
【テキスト】
『経済学的思考のセンス』 大竹文雄 中央公論新社 2005
『ダメな議論』 飯田泰之 筑摩書房 2006
『伝える力』 池上彰 PHP 研究 2007
『最新 行動経済学入門 「心」で読み解く景気とビジネス』 真壁昭夫 朝日新聞出版 2011
『ひたすら読むエコノミクス』 伊藤秀史 有斐閣 2012
上はあくまでも一案です。実際には、上記のものにさらに数冊を加えたリストを提示した上で、演習生
自身に選定してもらいます。
【学生に対する希望事項】
責任感とやる気をもった学生を希望します。
遅刻、無断欠席、輪読準備の怠慢などは演習の運営に大きな支障をきたしますので、これらの行為を繰
り返す演習生については不合格を含めた厳しい処分を科します。
328
統計学入門//野村
益夫/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
経済学には、ミクロ経済学やマクロ経済学等の経済理論の体系がある。これらの理論が現実の経済現
象の説明として有効な力を持つかどうかを検討することは重要である。統計学や計量経済学の分野で開
発されたツールは、経済理論がどの程度現実の経済現象を説明できるのかを明らかにしてくれる。従っ
て、統計学は経済等の現実のデータを分析する道具である。統計学は記述統計と推測統計の2つの部分
に分けられる。この講義で取り扱う記述統計は、学生諸君にとって非常に馴染みのある平均等の概念を
取り扱う。
まず、統計学の入門的なガイダンスを行い、経済データ等を図・表としてまとめる方法について講義
する。データを図にまとめる方法として度数分布を紹介して、度数分布の形状の特徴を示す統計量とし
て平均や分散等を紹介する。時間に余裕があれば、計量経済学の授業内容に関連するものとして正規分
布という確率変数を説明する。
この講義の発展した授業としては統計学や計量経済学がある。特に、計量経済学の履修を薦める。ま
た、授業は必ず出席することが単位取得の近道である。
【学習到達目標】
記述統計として、度数分布、平均、分散、標準偏差の概念を理解する。基本的な確率分布として、正規
分布を理解する。
【履修上の注意】
必ず出席すること。出席しないと、単位取得は困難である。
【事前準備学習】
数列、指数関数の知識につて、復習するのが望ましい。教科書を事前に購入するのが望ましい。
【教科書】
『基本統計学』 豊田利久・大谷一博・小川一夫・長谷川光・谷崎久志 東洋経済新報社
【参考書】
『新統計概論』 森田優三, 久次智雄著 日本評論社 1993.10
【評価方法】
原則として、100%試験で評価する。なお、平常点を考慮する場合もある。
【講義テーマ】
1 回 統計学とはなにか
2 回 数学の予備的準備(数列、指数等)
3 回 数学の予備的準備(数列の和、積分等)
4 回 度数分布の説明
5 回 度数分布の作成
6 回 平均等の統計量と度数分布
7 回 平均等の統計量の説明
8 回 平均の計算
329
9 回 ばらつきを表す統計量
10 回 分散と標準偏差の計算
11 回 確率変数と正規分布
12 回 正規分布と確率密度関数
13 回 正規分布表の使用方法
14 回 講義内容の確認
15 回 まとめ及び試験
統計学入門//上山
仁恵/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
みなさんは、経済や社会の様々な集団(集合)や経済・社会の動きの特徴を捉えたいとき、統計データ
を用います。
統計データから様々な統計量を計算し、対象とする集団や集合の特徴を捉えようとします。
例えば、みなさんがよく知っている平均値もその1つでしょう。しかし、統計量は平均値だけではあり
ません。
平均値のほかにも、中央値や最頻値など、いろいろな統計量があります。そして、集団や集合の特徴を
“正確に”捉えるためには、平均値だけでは不十分であり、様々な統計量を用い、あらゆる方面から対
象を見る必要があります。さらに、平均値の計算は、みなさんがよく知っている、全部の値を足し、全
部の個数で割るという方法だけではありません。みなさんが知っている平均値は「算術平均」と呼ばれ
るものですが、平均値には算術平均の他にも、加重平均や幾何平均など様々な平均値があります。統計
データには、様々な性質のデータがあり、そのことを認識した上で、各統計データに適した統計量を用
いなければ、対象とする集団や集合の特徴をミスリーディングしてしまう可能性もあります。間違った
解釈や判断の下で適切な行動を取ることはできません。
この講義では、様々な統計量の概念、及びその計算ができるようになり、統計量を用いて、いろいろな
対象について適切な解釈や判断ができるようになることを目標とします。
なお、本講義で用いる数学の知識は、四則演算(足し算、引き算、割り算、掛け算)と平方根(ルート)
のみであり、卓上電卓を用いて計算します。数値計算は苦手と思う人もいるかもしれませんが、簡単な
数字を用い、丁寧に計算過程を示し、みなさんにはゆっくりと計算して貰います。
【学習到達目標】
様々な統計データを用い、表やグラフの作図、及び基本的な統計量を算出し、様々な対象について適切
な解釈や判断ができるようになることである。
【履修上の注意】
平方根(ルート:√)計算ができる卓上電卓を用意すること。ほぼ毎回講義内で使用します。
なお、ルート計算が付いていない卓上電卓もあります。ルート計算の機能が付いているかどうか確認し
て下さい。
(卓上電卓は 100 円均一ショップでも購入できます。)
この講義の準備学習として、卓上電卓での計算に慣れておいて下さい。
【事前準備学習】
平方根(√:ルート)計算ができる卓上電卓を用意すること。
330
【教科書】
特になし
【参考書】
講義内で提示する
【評価方法】
平常点 20 点、期末試験 80 点(計 100 点満点中 60 点以上の獲得で単位を付与する)。なお、平常点の
評価方法については、第 1 回目の講義ガイダンスで説明する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス(統計学を学ぶ必要性)
2 回 基本統計量①:平均値、中央値、最頻値などの理解とその計算
3 回 平均値・中央値の関係とデータのばらつき(度数分布表とヒストグラム)
4 回 エクセル演習①
5 回 基本統計量②:様々な平均値の理解とその計算
6 回 基本統計量③:分散・標準偏差の概念と計算
7 回 標準偏差の意義
8 回 標準偏差の応用(株価の変動・偏差値・管理図など)
9 回 エクセル演習②
10 回 中間の理解度チェック
11 回 分布の概念と統計学の2大定理
12 回 2変量の関係を検証する(相関関係)
13 回 2変量の関係を検証する(擬似相関の概念)
14 回 エクセル演習③
15 回 総括および理解度チェック
経済史入門//名城
邦夫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
世界史を二つの視点から分析し、現代経済社会の理解にまで至ることを目指したい。まず第一の視点は、
各国史の独自の発展を認め、各国社会経済発展自身の自主的発展とその生産力の上昇が歴史発展の推進
力とみなす認識方法である。このような認識方法では特に、それぞれの社会の階級関係が大きな意味を
持ち、それを基礎に社会構成が決定され、質的に異なる国民経済の同時的存在を現代社会の状況と理解
するものである。一言でいえば不均等発展の同時存在から中心地域の硬直化による他地域への技術と生
産力の移転による覇権国の交代を想定するものである。第二の視点は、経済発展の基本的推進力は商品
貨幣経済の発展拡大によって達成されるという認識方法をとるものである。各地域さらには各国の経済
発展は外部の流通過程、具体的には商品貨幣経済の展開によって達成されるとする立場である。本講義
では両者の視点を念頭に置き、さらに近年のグローバルヒストリーの視点も参考にしつつ、地域と外部
世界のインパクトとレスポンスの関係を基本とし、世界史的に把握する立場から古代から第二次世界大
戦後のヨーロッパ統合とアメリカの覇権の衰退に至る現代までの経済史の発展過程を概観する。前半で
はその内、西ヨーロッパにおける産業革命までの時期を論ずる予定である。後半では産業革命以降のヨ
331
ーロッパ、アメリカ、日本経済史上の重要事項を講義する。資本主義世界経済システムのイギリスによ
る覇権の成立について説明し、それが、ドイツ、アメリカによって挑戦を受け、第一次、第二次世界大
戦を経て、アメリカの覇権への移行の過程を述べる。20 世紀初頭の大衆社会の実現とファシズムの成立、
さらには第二次世界大戦後のアメリカンシステムの確立を述べ、つづいて 1990 年代以降のその動揺と
そこから展望される 21 世紀世界について展望する予定である。
【学習到達目標】
西ヨーロッパにおける市場経済の成立と発展過程の概要を理解し、さらに、資本主義市場経済の基本的
特徴と現代資本主義の特徴について理解するように努める。21 世紀に入った現代社会を 16 世紀以降の
グローバリゼーションの一環ととらえ、その変革の可能性について学習する。
【履修上の注意】
毎回アンケートを取り、テーマごとに小テストを行う予定である。講義の予習、基礎学力を養うため
に自学自習を行ってもらう予定である。
【事前準備学習】
世界地図であらかじめヨーロッパ、アジア、アメリカの歴史地図を古代、中世、近世、近代、現代の経
済に関する頁を中心に見ておくこと。高校世界史の用語集を用意し、封建制、地理上の発見、商業革命、
オランダ共和国、イギリス絶対王政、市民革命、農業革命、産業革命、近代資本主義、フォードシステ
ム、独占資本主義の項目を読んでおくこと。
【教科書】
教科書は使用しない。
【参考書】
『経済史入門』 岡田泰男 慶應義塾大学出版社 1999 年
『ドイツ社会経済史』 F-W・ヘニング著柴田秀樹訳 ドイツ社会経済史
参考書は講義中に逐次指示する。
【評価方法】
試験 50% 平常点 40%(アンケート内容 20%
工業化前のドイツ 1998 年
小テスト 20%)、自学自習による評価 10%
【講義テーマ】
1 回 経済史とは何か
2 回 ヨーロッパ封建社会の特徴
3 回 ヨーロッパにおける荘園制の成立と発展
4 回 中世都市の成立
5 回 中世都市の発展と農村の変化
6 回 中世商業革命と市場経済の成立
7 回 貨幣信用経済の発展
8 回 中世世界経済と教皇庁の役割
9 回 地理上の発見と資本主義世界経済の成立
10 回 商業資本主義の発展とロンドンの隆盛
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11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
絶対王政の成立とプロト・工業化
イギリス市民革命の歴史的意義
イギリス産業革命
イギリス資本主義の発展と20世紀の停滞
経済史の課題とまとめ
経済史入門//河原林
直人/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
世の中には「歴史」と聞くだけでアレルギーを示す人がいる。
本講義では,学生諸君の苦手意識を「少しだけ」軽減することを一つの目的としている。学生諸君が大
学入学以前の段階で学んだ世界史や日本史と,本講義は何が異なるのであろうか?
経済史を学ぶ目的は,
「歴史を学ぶこと」・「歴史的事象を経済学的に理解すること」を大きな柱とし
ているが,そこで焦点をあてるのは,「資本主義システムの成立過程と特質を学ぶこと」である。
おそらく,
「過去の話を学んでも役には立たない」と考える学生は少なくないであろう。しかし,現
代の経済を理解するには,表面に現れた「結果」だけではなく,「因果関係」を歴史的な観点から知る
必要がある。それは,機械的な暗記では不可能である。時間軸に沿った,当時の状況や前提条件となる
諸要因をも含めて総合的に把握されなければならない。このような物事の認識を可能にする思考を養う
ことが,実社会においても充分役立つと考えられる。
本講義では,上記の目的を実現するために必要な方法,情報の基本部分について紹介してみたい。経
済史は,生産・流通・消費・貿易・国際経済・金融・財政等々あらゆる領域を含んでいる。様々な領域
の話を聞くことで学生諸君の関心が広がることを期待したい。
歴史は過去の話として受け止めてはいけません。これらは「過去と現在の対話」を行うことによって,
初めて有用な知識となるのです。
【学習到達目標】
単なる歴史的知識を学ぶだけでなく,経済学の基礎知識をも理解すること。そして,資本主義社会の特
質や成立過程を把握すること。それは,現在の社会経済を知るために必要な知識となります。
【履修上の注意】
受講にあたっての注意事項を最初の時間にお話しします。必ず出席して下さい。下記の講義計画はあく
までも予定ですので,必ずしも実際の講義内容,もしくは順番と一致するわけではありません。追加の
情報については講義時に随時アナウンスします。
【事前準備学習】
世界地図を見ること(自然地理の情報が大変重要です)。
可能であれば,世界史について復習しておいて下さい。
【教科書】
特に無し
333
【参考書】
『経済史入門』 川勝平太 日経文庫 2003
タイトルに入門と書かれていますが,そこそこの知識を要求します。文章表現という点で比較的読みや
すいです。本講義で省略する部分(経済史の理論的背景など)は,この本で補完できます。
【評価方法】
学期末に試験を行い,総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 はじめに ~経済学と経済史とは?~
2 回 歴史の捉え方 ~経済学から考える~
3 回 人間の経済観 ~社会・宗教・文化~
4 回 社会関係の成立 ~共同体の形成・貨幣の機能~
5 回 経済生活の原点 ~農業社会の出現~
6 回 経済生活の展開 ~都市の成立と弱点・社会的分業~
7 回 人類社会の経済的展開(1) ~古代・中世前期~
8 回 人類社会の経済的展開(2) ~中世後期~
9 回 異文化世界の交流 ~商品と労働力の国際移動~
10 回 商品経済化の進展 ~経済成長の要件~
11 回 人類社会の経済的展開(3) ~近世~
12 回 近代資本主義の成立 ~商品経済化の進展~
13 回 近代資本主義の特質 ~産業資本の形成~
14 回 産業革命の環境整備 ~農業革命と等価交換~
15 回 ヨーロッパ資本主義とその世界史的影響
日本経済入門//十名
直喜/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本経済の成長・停滞のプロセスと要因について確かめ、日本経済の発展過程を見直す。
【学習到達目標】
日本経済について基礎的な理解力(歴史と理論)を身につける
【履修上の注意】
授業のマナーは厳守!(私語はしない。帽子はとる。トイレは事前に済ませておく。遅刻しない。携帯
は電源を切る)
【事前準備学習】
参考書を 1 冊入手し、事前に読んでおく。
【教科書】
とくに指定しない。講義ではレジュメ・資料を配布し、それをベースにして進める。
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【参考書】
『日本の経済』 伊藤 修 中央公論社 2007
『戦後史』 中村政則 岩波書店 2005
『日本経済史』 石井寛治・原朗・武田晴人 東京大学出版会 2000
『戦後の日本経済』 橋本寿朗 岩波書店 1995
【評価方法】
毎回出席をチェックし、評価に入れる。必要に応じて、小テスト行い、理解をより確かなものにする。
学期末テスト 75%+平常点 25%。
【講義テーマ】
1 回 日本経済をいかに学ぶか―全体像と歴史をつかむ
2 回 日本経済 150 年の画期と戦前日本経済
3 回 マクロ経済の 100 年と戦後日本経済
4 回 敗戦直後の混乱(経済破壊・生活困窮)
5 回 民主改革と経済復興
6 回 高度経済成長(投資とイノベーション)
7 回 高度成長経済(所得倍増計画と開放経済体制)
8 回 ニクソンショックと石油危機
9 回 減量経営と ME 革命
10 回 産業構造の転換と ME 革命
11 回 「最強」のメイド・イン・ジャパンと企業社会
12 回 市場主義の台頭とプラザ合意
13 回 バブル経済の発生と崩壊(長期経済停滞)
14 回 東アジアの成長と日本経済
15 回 円高構造の転換と日本経済(総括)
日本経済入門//笠井
雅直/春A(金 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本経済の基礎力がどこにあるかを確かめ、日本経済の成長過程を見直す。
【学習到達目標】
日本経済についての基礎力をつける
【履修上の注意】
まず、講義に出ることが第一の義務です。
そして、静かに講義を受けることが第二の義務です。
さらに、講義内容について、教員に質問することが、第三の義務です。
【事前準備学習】
前回のノートに目を通して、前回の配布資料を持参すること。前回の講義に関する概略を頭に入れてく
ること。
335
【教科書】
参考テキストについては、講義の中で案内します。まず、配布資料や講義内容について、理解すること
に心掛けてください。
【評価方法】
講義中に実施される小テストの結果など、の日常点と学期末の定期試験の結果によって評価を出します。
それぞれ、50%の割合です。
【講義テーマ】
1 回 現代日本経済の諸問題と講義の概要ガイダンス
2 回 戦前日本経済についての概観
3 回 敗戦と戦後改革の実施
4 回 戦後改革についての概観とその意義
5 回 戦後復興期の経済政策
6 回 朝鮮戦争と日本経済
7 回 高度成長についての概観
8 回 第一次高度成長と日本経済
9 回 第二次高度成長と日本経済
10 回 ニクソン・ショックと日本経済
11 回 オイル・ショックと日本経済
12 回 1970年代の日本経済と ME 化
13 回 1980年代の日本経済と国際化
14 回 日本経済のバブル化とシステム転換
15 回 現代日本経済の歴史的位置と展望
日本経済入門//笠井
雅直/春A(金 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本経済の基礎力がどこにあるかを確かめ、日本経済の成長過程を見直す。
【学習到達目標】
日本経済についての基礎力をつける
【履修上の注意】
まず、講義に出ることが第一の義務です。
そして、静かに講義を受けることが第二の義務です。
さらに、講義内容について、教員に質問することが、第三の義務です。
【事前準備学習】
前回の講義内容について確認することと、前回の配布資料に目を通してくること。
336
【教科書】
参考テキストについては、講義の中で案内します。まず、配布資料や講義内容について、理解すること
に心掛けてください。
【評価方法】
講義中に実施される小テストの結果など、の日常点と学期末の定期試験の結果によって評価を出します。
それぞれ、50%の割合です。
【講義テーマ】
1 回 現代日本経済の諸問題と講義の概要ガイダンス
2 回 戦前日本経済についての概観
3 回 敗戦と戦後改革の実施
4 回 戦後改革についての概観とその意義
5 回 戦後復興期の経済政策
6 回 朝鮮戦争と日本経済
7 回 高度成長についての概観
8 回 第一次高度成長と日本経済
9 回 第二次高度成長と日本経済
10 回 ニクソン・ショックと日本経済
11 回 オイル・ショックと日本経済
12 回 1970年代の日本経済と ME 化
13 回 1980年代の日本経済と国際化
14 回 日本経済のバブル化とシステム転換
15 回 現代日本経済の歴史的位置と展望
日本経済入門//黒田
知宏/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本経済はどのような経緯で現代の成熟社会に至ったのかをデータと歴史を紐解きながら説明する。
日本は統計データが十分整備されており、学生からもデータへのアクセスが可能なことから、日本経済
に関わるデータを用いて、グラフを作成することから始める。
具体的には、
・日経平均株価
・為替レート
・物価指数
・GDP
など、1年時のマクロ経済学入門で学習する代表的なデータを用いてより深い理解へと誘う。
【学習到達目標】
・日本経済の成長の過程を頭に入れる。
・現代の日本経済の抱える問題点を整理する。
337
【履修上の注意】
授業アンケート機能を使って、毎回講義内容の確認を行います、
【事前準備学習】
毎月出題される経済学コア6に関連する問題がたくさん用意されています。
【評価方法】
授業アンケートの提出状況および試験の点数による。
【講義テーマ】
1 回 日本経済に関わるデータの見方:名目と実質の違い
2 回 景気判断の目安:景気動向指数
3 回 GDP の成長とこれまでの成長率の推移
4 回 株価とバブル:日米の経験から学ぶ
5 回 物価水準の捉え方:CPI と CGPI と GDP デフレータ
6 回 為替制度の変遷:戦後の固定相場制度
7 回 為替制度の変遷:変動相場制の導入
8 回 国際収支表の見方
9 回 主要部門のバランスシート
10 回 GNI と GDP
11 回 交易条件と交易損失
12 回 財政の維持可能性
13 回 経済連携協定:EPA、TPP
14 回 国際経済における日本の役割
15 回 総括および試験
経済数学入門//秋山
太郎/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「経済学は難しい」とこぼす学生にしばしば出会うが,よくよく話を聞いてみると,方程式などの数
学的なところが苦手であるという場合が大変多い.確かに経済学の講義では,数式がよく使われる.経
済学は,このような数学の利点を利用して発展してきた.したがって,経済学で使われる数学ツール(経
済数学と呼ぼう)を習得することは,現代の経済学を理解する上で大変重要になっている.
経済学では,各経済主体(プレイヤー)はそれぞれの目標(満足度や収入や利潤)が最も高まるように行動
する,と想定している.例えば,コア科目である「ミクロ経済学」
・
「マクロ経済学」では,消費者は効
用(満足度)を最大化し,企業は利潤を最大化するように行動すると教わる.場合によっては企業は費用
を最小化するように行動するとも説明されるだろう.しかし,大事なのは,効用を最大にするような消
費量はいくつか,利潤が最大になるような生産量はいくつか,費用が最小になるような投入の組み合わ
せはいくらか,といった活動水準がどのようにして決まるのかということである.
説明の仕方は,いくつかある.最も簡単なものは,言葉だけによる直感的な説明だろう.それでも,
肝心なところまでは説明できない.次に簡単なものは,グラフを描く説明だろう.言葉だけに比べれば,
視覚的に理解が深まる気がする.しかし,それでもいまいち正確にはわからない場合,最後の手段とし
338
て,数学を用いて説明をすることになる.
どうしてわざわざ数学を使う必要があるのだろうか.それは,「明快」であるからである.数式を用
いると,言葉のみの場合よりも複雑な事象が整理され,見えやすくなることが多い.また,数学は相手
を説得する強力な武器にもなる.数学的に導き出された結論は,総理大臣であろうとも否定することは
できない.1+1=2 という結果は,誰がやっても同じになるはずである.経済政策を論じる場合に数式モ
デルが利用されるのは,このような理由による.
ただ,このような利点を実感できるには,数学特有の決まりを理解する必要がある.そのなかには,
高校では習うことが少ないか,馴染みのない部分が含まれている.本講義では,経済学で使用するとい
う条件をつけた,初歩的な数学を勉強する.比例・反比例といった初歩的なものから一つずつ講義を進
めていき,最終的には微分を用いて経済主体の最適化行動を説明できるようにしたい.
基礎的な経済数学の知識を身につければ,経済学部の 2 年次以降の講義がより楽しくなること請け合
いである.学生諸君の積極的な受講を待っている.なお,本講義を受講したものは,より上級の「経済
数学」,「ミクロ経済学」
,「マクロ経済学」,「経済政策論」を受講することをお勧めする.
【学習到達目標】
微分の考え方を用いて,経済主体の最適化行動(目的の最大化・最小化)を分析できるようになること.
【履修上の注意】
●毎回講義後半に小テスト(練習問題)を行う.
●さらに追加で毎週宿題を出すこともある.(平常点に加算します)
●1 回でも講義を聞き逃すと追い付けなくなるので注意が必要.
関連科目: ミクロ経済学,マクロ経済学,現代経済学,経済政策論
【事前準備学習】
特にありません。
【参考書】
『経済学で出る数学
008
高校数学からきちんと攻める』 尾崎大輔
【評価方法】
(1)試験 100 点満点中の素点を採用.
(2)平常点
最終成績は
(1)+(2)の合計点数が 60 点未満は無条件で不可(D)とします.
【講義テーマ】
1 回 需要と供給と市場メカニズム:一次関数,連立方程式
2 回 グラフと余剰の測定:一次関数
3 回 利潤の最大値を求めよう:二次関数の平方完成,最大値
4 回 複利計算
5 回 指数・対数とルート
6 回 割引現在価値を求めよう:等比数列
7 回 微分とはどのような考え方か:限界概念
8 回 需要の価格弾力性:変化率の公式
339
経済セミナー編集部編 日本評論社 2
9 回 微分のいくつかの公式
10 回 関数の増加・減少と最大値・最小値
11 回 利潤最大化の条件とは:限界収入と限界費用
12 回 効用最大化の条件とは:多変数の微分(偏微分)
13 回 問題演習
14 回 総括
15 回 授業総括および期末試験
経済数学入門//佐藤
律久/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この科目では、経済学で用いられる様々な数学の中から主だったものをいくつか選び、それらの初歩
的な内容について講義します。より具体的には、「関数とそのグラフ」
・「線形代数」・「指数計算・無限
級数計算」・
「(一次関数の)微分法」の四つのトピックを扱います。
上に挙げた数学は、ミクロ・マクロ経済学をはじめ計量経済学や経済統計など、経済学の様々な分野
で用いられており、それらを深く学び理解するためには必須の知識です。また、本科目を通して数理的
な思考能力を鍛えれば、現実において直面する様々な選択の機会においても、より冷静で客観的な視点
を持てるようになるでしょう。例えば、「指数計算・無限級数計算」で扱う複利計算の方法やしくみを
理解しておくことは、将来資産運用を考える際にきっと役に立つはずです。
毎回の講義では、数学が不得意な受講者がいることも想定してできるだけ丁寧に解説を行うつもりで
す。また、講義の最後には理解の確認と定着を目的に、簡単な演習問題を実施する予定です。ただし、
本科目の内容を確実に理解するには、受講者自身の努力も不可欠であることを心得て下さい。
【学習到達目標】
1.行列に関する基本的な演算を理解し、関連した計算問題を解けるようになる。
2.複利計算や割引現在価値の計算を実際に行えるようになる。
3.微分法の基礎を理解し、それを使って関数の最大値および最小値を求めることができるようになる。
【履修上の注意】
1.講義中の私語は慎むこと。注意しても改善が見られない場合には平常点を大幅に減ずる。
2.複利計算や割引現在価値についての講義の際には、計算機を持参してもらう場合がある。
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
教科書は特に使用せず、講義内容を要約した資料を毎回配布する予定。
【参考書】
『経済学で使う微分入門』 川西諭 新世社 2010 年
『経済学と経済学に必要な数学がイッキにわかる!!』 石川秀樹 学習研究社 2009 年
340
【評価方法】
期末試験の得点:70%
平常点:30%
【講義テーマ】
1 回 関数とグラフ
2 回 連立一次方程式の解法
3 回 線形代数入門① 行列とその演算
4 回 線形代数入門② 行列式と逆行列
5 回 線形代数入門③ 連立一次方程式の解法
6 回 累乗と複利計算
7 回 割引現在価値
8 回 無限等比数列の和
9 回 微分法① 微分係数と導関数
10 回 微分法② 微分に関する諸公式
11 回 微分法③ 合成関数の微分
12 回 微分法④ 微分係数と関数の最大・最小
13 回 微分法⑤ ミクロ経済学への応用
14 回 13 回までの復習
15 回 まとめおよび試験
財政学入門//水田
健一/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
財政とは、国家あるいは政府の歳入・歳出活動をいう。歳入活動としては、租税徴収、貨幣発行、罰
金徴収、手数料徴収、公企業収入などがあり、歳出活動としては、政府消費、政府投資、移転支出、補
助金などがある。政府はこれらの政策手段を用いて、資源の効率的配分、所得分配の公平性、経済の安
定という三つの目標を達成しなければならないといわれている。政府の政策手段と政策目標の間には、
手段と目標の最適な組み合わせ、手段の非有効性、目標設定といった問題が存在する。財政学はこのよ
うな問題の解答を探す学問分野である。
本講義では、最初にわが国の財政の仕組みについて説明した後に、予算の概要や予算課程についての
説明を行う。次いで、所得、資産、および消費に対する課税の制度的側面を説明する。さらに、公債発
行や赤字財政に関わる諸問題についても考察を深める。最後に地方財政ならびに国と地方の財政関係に
ついて解説する。
【学習到達目標】
・財政の役割と、日本の財政制度の大枠を理解する。
・1990 年代以降のわが国の財政赤字の累増とそれをもたらした政治経済学的要因について理解する。
・わが国の予算や租税の制度的側面について基礎的な理解を得る。
・プライマリー・バランスや財政の維持可能性など、財政問題を時間軸に沿って理解する。
341
【履修上の注意】
・1 年次のミクロ経済学入門とマクロ経済学入門の理解を前提とする。
・講義中の私語・携帯電話の使用・教室徘徊など、諸々の他人の迷惑となる行為は厳禁とする。これら
の行為が甚だしい場合は、注意の上、減点対象とする。
・関連科目として、経済・政策両学科とも配当されている経済政策論と、経済学科の学生のみに配当さ
れている公共経済学も並行履修すると、学習効果の向上が見込めよう。
・指定するテキストは必ず購入して、授業時に持参すること。試験間際にテキストを入手できず試験の
準備ができなくなっても、その結果は自己責任とします。
・テキストの内容の一部については講義ノートをCCS上にアップロードして受講者の便宜を図ってい
る。CCS(教材ダウンロード)にアップしてある「講義ノート」をダウンロードして、該当部分をプ
リントアウトしたものを授業時に持参すること。
・CCS(教材ダウンロード)にアップしてある講義ノートには作図を載せていないので、作図部分は
テキストを確認してほしい。
・毎回授業中に当日の授業内容に関する問題を出すので、授業後、CCS の MinutePaper でその回答を
提出していただく。授業の出席確認は、MinutePaper への解答を確認することによって行う。Minute
Paper での解答により確認した出席結果は、CCSの「出席状況」には反映されないので注意すること。
CCSの「出席状況」は、教室への入退出時の学生証の機械読み取りを、機械的に反映しているだけな
ので、この授業では利用しない。出席の確認は、あくまでも MinutePaper の解答に基づいて行う。
【事前準備学習】
1 年次のミクロ経済学入門、マクロ経済学入門の授業内容を十分復習し、両授業のテキストの内容を理
解する。
現在の日本の財政の状況と、その諸問題について、財務省のウェブサイトを読み、調べておく。
CCS のコア6の、2 年次(2012 年 11 月)のテーマ「年金制度と国税」の 60 題の問題にトライして、
全問の解答を行う。
【教科書】
使用する教科書は現在のところまだ未定です。使用する教科書は、第 1 回目の授業時に発表します。ま
た、3 月中に使用する強化 h そが決まれば、このシラバス画面に記載します。ちなみに、2012 年度に使
用した教科書は、
釣雅雄・宮崎智視 『グラフィック財政学』 新世社 2009 年 でした。
第 1 回目の授業時に指示された教科書は、翼館の教科書販売所(または丸善売店)で、必ず購入するこ
と。
【参考書】
『財政 第 3 版 (現代経済学入門)
』 井堀 利宏 岩波書店 2008
『財政学 第 3 版 (新経済学ライブラリ7)
』 井堀 利宏 新世社 2006
『財政読本 第 6 版』 井堀 利宏/ 土居 丈朗 東洋経済新報社 2001
『グラフィック財政学』 釣雅雄・宮崎智視 新世社 2009
『基礎コース 財政学 第 3 版』 林宜嗣 新世社 2011
【評価方法】
期末試験 60%
平常点(出席・課題の提出・授業態度)
40%
342
【講義テーマ】
1 回 プロローグ: 授業予定、授業方針の説明
2 回 財政の仕組み
3 回 予算課程
4 回 予算のなかみ
5 回 租税制度の概要
6 回 所得への課税:所得税と法人税
7 回 消費・資産への課税とその他の租税
8 回 財政の時間軸
9 回 プライマリー・バランスと財政収支
10 回 政府債務とその償還
11 回 政府債務の維持可能性
12 回 地方制度と地方財政
13 回 地方の歳入と歳出
14 回 地方財政収支と財政再建
15 回 授業の総括および試験
金融論入門//小林
他
礼実/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
金融とは、私たちに預金をはじめとする貯蓄手段を提供するとともに、企業などに対しては資金を調
達する手段を提供する。こうした金融活動は、国内総生産や雇用量および物価などといったマクロ経済
変数への影響を通じて、私たちの日常生活に大きな影響を及ぼす。
金融論は、カネの流れに関わるあらゆる経済現象を分析の対象とした学問である。テレビや新聞では、
株価や為替レートのことを報じた金融ニュースが毎日報道されているが、ほとんどの経済活動がカネの
流れと不可分であるため、金融の問題は私たちの身近な問題といえよう。金融論を理解するためには、
実際の金融制度と金融市場の仕組みに関する知識が不可欠である。
そこで、本講義では、入門レベルの金融論として理解してもらいたい、「マクロ金融」に関連したテ
ーマを概説する。
●将来金融機関に就職を希望する学生は本講義を履修することを推奨する。
【学習到達目標】
本講義の目標は、現実の金融諸問題についての理解を深めるために、実際的金融知識と金融理論、特に、
「マクロ金融」に関連したテーマ、を習得すること。
【履修上の注意】
●受講に当っての注意事項を説明するので 1 回目の授業には必ず出席すること。
①履修に際して、高校程度の数学の知識を有していることを前提とする。
②毎日、金融に関連した記事に着目しながら日経新聞(あるいは、朝日新聞や中日新聞といったその他
一般紙でもかまわない)を読み、議論(着目した理由、記事の要約、記事が日米の株価などといった金
融ニュースや実体経済に及ぼす影響など)できるよう準備して下さい。
343
【事前準備学習】
高校程度の数学の復習をしておいてください。
【教科書】
『はじめて学ぶ金融のしくみ(第 3 版)』 家森信善 中央経済社 2012 年
『コンパクトマクロ経済学』 飯田泰之・中里透 新世社 2009 年
【参考書】
『日本経済新聞』
『金融論をつかむ』 前多康男等 有斐閣 2006 年
【評価方法】
①平常点(受講態度など)・小テスト(持込み可)45%
②学期末試験(持込み不可)55%
【講義テーマ】
1 回 講義ガイダンス、金融論とは
2 回 マクロ・ミクロ経済学入門の復習
3 回 財市場の均衡①:財市場における基本的な関係式
4 回 財市場の均衡②:総需要(家計消費、設備投資、政府支出)
5 回 財市場の均衡③:財市場の需給均衡(IS 曲線の導出、貯蓄と投資の一致)
6 回 金融市場の均衡①:貨幣と債券
7 回 金融市場の均衡②:貨幣需要
8 回 金融市場の均衡③:貨幣供給
9 回 金融市場の均衡④:貨幣市場の需給均衡(金利の決定、LM 曲線の導出)
10 回 財市場と金融市場の同時均衡(IS-LM 分析)(第 4、5 章)
11 回 金融政策:金融緩和と金融引締(第 6 章)
12 回 伝統的な金融政策と日本の金融政策の概要(第 6 章)
13 回 現代の金融政策:非伝統的な金融政策(第 6 章)
14 回 見直し及び質問受付日
15 回 授業総括及び学期末試験
金融論入門//松原
克正/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
金融に関連するニュースは毎日のように新聞やテレビなどで報じられているが、それが私たちの生活に
どのような影響を及ぼすのかを考えるとき、金融論の知識は理解を助ける一つの手がかりを提供してく
れる。この講義を通じて経済現象の見方・考え方を学んでほしい。特に、将来銀行などの金融機関に就
職しようと考えている学生には受講を勧める。
【学習到達目標】
金融に関する知識を習得し、日々の経済現象に対する理解を深める。
344
【履修上の注意】
内容が連続的であり継続して受講する必要があるため、欠席等に対するペナルティーは意識的に重くし
てある。また、中学校程度の数学の知識を必要とするため、苦手意識がある者はあらかじめ復習してお
く必要がある。なお、いくつかの重要な話をするので1回目の授業には必ず出席すること。
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
『使用しない。』
【参考書】
『適宜指示する。』
【評価方法】
定期試験(60点)+平常点(40点)
平常点は持ち点40点から始まり、遅刻、欠席、居眠りなどによって1回につき10点ずつ減点する。
【講義テーマ】
1 回 基礎的諸概念
2 回 均衡所得の決定
3 回 貯蓄と投資の均衡
4 回 IS 曲線の導出
5 回 貨幣の役割と定義
6 回 預金創出のメカニズム
7 回 LM 曲線の導出
8 回 同時均衡
9 回 金融政策の目的と手段
10 回 金融政策の有効性と限界
11 回 演習問題
12 回 インフレーションとデフレーション
13 回 ルール主義と裁量主義
14 回 最近の政策評価
15 回 まとめと確認
国際経済学入門//伊沢
俊泰/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
グローバル化の時代とよく言われます。確かに、モノ(商品貿易)、お金(資本移動)、ヒト(海外留
学・国際ビジネス・労働移民)、企業(外資企業・直接投資)が国境を当たり前のように越える時代に
皆さんは生きています。この講義ではそういった国境を越える経済活動を理解するための学問である
「国際経済学(International Economics)」の入門として,最低限必要な事項を幅広く説明します.
j 上記のように「国際経済学」はヒト,モノ,カネの国際的な流れに注目した学問です.
345
扱われるトピック(国際経済問題)もとても幅が広くなります.
皆さんは、毎日読む新聞記事にこうした問題をどれくらい見つける事ができるでしょう.またどんな国
際経済問題に興味を覚えますか?
国際経済学で扱うべき主要な問題(分野)をいくつかに類型化するならば,
(1)自由な交換・取引からの利益は?
(2)貿易パターン(何をどこの国が輸出するか)は何によって決まるのか?
(3)保護主義と貿易政策の効果 (輸入品に負けてしまいそうな産業は保護すべきか?)
(4)国際収支の決まり方と不均衡 (貿易黒字はよいことで貿易赤字は悪いこと?)
(5)為替の相場制度と相場の決定 (どんなときに円高 or 円安になるの?)
(6)財政金融政策,国際政策協調 (G7, G20 ってどんな役割を果たしているのか?)
(7)国際的な資本の流れ (資金・資本は国境を越えてどの方向に流れるのか?)
のようにまとめられるでしょう.
これらの問題を扱う為に,国際経済学には2つのアプローチ:
・財やサービスの実物取引を扱う,国際貿易理論
・資本取引を含む対外マクロ経済を扱う,国際マクロ(金融)理論
が用意されています.
この国際経済学入門という講義では,とりわけ上記の2つの理論の対象または前提となるような,現
実の経済を詳細な例を題材にして眺めます.
その際に,皆さんの頭の中で特に意識してもらいたい事は
・身の回りのモノがどこの国で作られたものなのか
・エネルギー価格や素材価格の変化は身の回りの暮らしにどう影響するのか
・国際経済制度の移り変わりと世界の歴史
・TPP? 食料自給率? など国際経済理解に重要な経済用語の意味内容
といった事柄です.
厳密で詳細な理論(考え方)は秋学期以降開講の展開科目,「国際経済学」にて展開されます.
この入門科目を履修した学生は是非とも「国際経済学」も併せて履修する事を強く薦めます.
本講義の大まかな流れは次の通りです.
まずは国際貿易編では,世界の貿易を行われている現状を調べた上で,そもそもなぜ各国は貿易を行う
のだろうか?という根源的な問題について考えて行きます.
そこでは ``比較優位''という非常に重要な概念が説明されます.
次に,貿易体制編では,実際の世界各国の貿易がどのようなルールに則って行われるのか,について
学びます.
戦後の国際経済体制の変遷を眺めつつ,GATT/WTO の基本理念がなぜ必要なのか,について説明しま
す.
実際のいくつかの貿易政策についても具体的な説明があるでしょう.
最後に,通貨体制編では,国際金融に関わる基礎知識として,戦後の国際通貨体制の変遷を眺めなが
ら,為替制度について学びます.
また,国際収支表の読み取り方,経常収支の黒字と赤字の意味する事をマクロ経済の視点から説明しま
す.
【学習到達目標】
346
以下にあるように国際経済については誤解や誤った風説が流布している。受講者には、このような誤解
を正すような国際経済の正確な知識と直感を修得してもらうことが目標である.
<よくある国際経済の誤解の例>
1.自由貿易により国内経済は打撃を受けてしまう(?)
2.輸出が増えると良くて,輸入が増えると悪い(?)
3.貿易黒字があれば経済は豊かさを維持できる(?)
これらの誤解を解く為には,1.比較優位の概念,2.貿易制限の効果,3.国際収支の3点セットを
理解する必要がある.
【履修上の注意】
1.授業中の私語に対しては厳格な態度で注意する.
2.説明を聞かず,ノートを取らず,出席目的だけの学生は単位が取れない.
3.CCSの機能(Minute paper,教材ダウンロードなど)を頻繁に利用する。
4.履修前提科目: 「ミクロ経済学入門」,「マクロ経済学入門」を履修していることを前提に講義を進
めます.
5.並行履修推奨科目: 「ミクロ経済学1」, 「マクロ経済学1」, 「金融論入門」, 「経済政策論」,
「国際経済学」を併せて履修することを薦めます。
6.現実の国際経済から目を離さない為にも、新聞を読み,現実の経済問題と講義で学んだ国際経済学
の見方との関係について考えること.
【事前準備学習】
1 年次に履修した 「ミクロ経済学入門」,「マクロ経済学入門」の内容をしっかり復習してから授業に
臨むこと.
特に、
「需要と供給の図」
「消費者余剰と生産者余剰」
「GDP(国内総生産)と GNI(国民総所得およびそ
の構成」などの基礎概念をこの講義で頻繁に活用するので、事前の復習が必要である。
【教科書】
『国際経済学をつかむ』 石川城太,菊池徹,椋寛 有斐閣 2007.10
学習ガイドとして表記の教科書を指定する予定であるが,普段の講義におけるパワーポイントのスライ
ド・コピーも教科書代わりに配布する。
【参考書】
『サクッとわかる図解国際経済のしくみ』 清野一治監修 PHP 文庫 2005
『ゼミナール国際経済入門 改訂第 3 版』 伊藤元重 日本経済新聞社 2005
『基礎コース 国際経済学』 澤田康幸 新世社 2004
『入門・国際経済学』 石井安憲,清野一治他 有斐閣 1999
『コンパクト国際経済学』 多和田真 新世社 2010
講義開始時点でリーディングリストを配布する。
【評価方法】
期末試験(持込不可)成績 70%,平常点(Minute Paper 提出などに基づく)30%、以上の合計で評価
する。
347
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:講義ガイダンス,国際経済学の考え方
2 回 [I] (International Trade)--- なぜ各国は貿易するのだろうか?
3 回 --- 国際貿易の歴史(自由貿易への道のり)
4 回 --- 貿易を決定する基礎原理:比較優位とはどのような概念か?
5 回 --- 世界貿易量の増加と東アジアの生産ネットワークの形成の背景
6 回 --- 比較優位概念は現実の貿易の流れをどう説明するか?
7 回 [II] (Trading System)--- 戦後国際貿易体制の変遷
8 回 ---自由貿易体制: GATT/WTO の仕組みとルール
9 回 --- 貿易をコントロールする手段:貿易政策の種類と内容
10 回 --- 地域貿易協定の形成と WTO との関わり
11 回 --- 貿易をめぐる新しい問題:対外投資,知的所有権,サービス取引
12 回 [III] (Currency System)--- 戦後国際通貨体制の変遷
13 回 --- 国際収支表の見方:経常収支とは?その黒字と赤字は何を意味するのか?
14 回 --- 貯蓄投資バランスと経常収支
15 回 まとめと総評
国際経済学入門//黒田
知宏/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
国際経済学の入門として,最低限必要な事項を幅広く説明します.
そもそも国際経済学はヒト,モノ,カネの国際的な流れに注目した学問です.
扱われるトピック(国際経済問題)もとても幅が広くなります.
現代では多くの新聞記事の中にこうした問題を見つける事ができるでしょう.
国際経済学で扱うべき主要な問題(分野)をいくつかに類型化するならば,
(1)自由な交換・取引からの利益は?
(2)貿易パターンの決定は何によって決まるか?
(3)保護主義と貿易政策の効果
(4)国際収支の決まり方と不均衡
(5)為替の相場制度と相場の決定
(6)財政金融政策,国際政策協調
(7)国際的な資本の流れ
のようにまとめられるでしょう.
これらの問題を扱う為に,国際経済学には2つのアプローチ:
・財やサービスの実物取引を扱う,国際貿易理論
・資本取引を含む対外マクロ経済を扱う,国際マクロ(金融)理論
が用意されています.
この国際経済学入門という講義では,とりわけ上記の2つの理論の対象または前提となるような,現
実の経済を詳細な例を題材にして眺めます.
その際に,皆さんの頭の中で特に意識してもらいたい事は
348
・身の回りのものがどこの国で作られたものなのか
・最近の素材価格の高騰に興味を持つ
・国際経済の制度の移り変わりと世界の歴史
・食料自給率とは?
といった事柄です.
厳密で詳細な理論(考え方)は秋学期開講の展開科目,国際経済学にて展開されます.
この入門科目を履修した学生は是非とも国際経済学も合わせて履修する事を強く薦めます.
本講義の大まかな流れは次の通りです.
まずは国際貿易編では,世界の貿易を行われている現状を調べた上で,そもそもなぜ各国は貿易を行う
のだろうか?という根源的な問題について考えて行きます.
そこでは ``比較優位''という非常に重要な概念が説明されます.
次に,貿易体制編では,実際の世界各国の貿易がどのようなルールに乗っ取って行われるのか,につ
いて学びます.
戦後の国際経済体制の変遷を眺めつつ,GATT/WTO の基本理念がなぜ必要なのか,について説明しま
す.
実際のいくつかの貿易政策についても説明があるでしょう.
最後に,通貨体制編では,国際金融に関わる基礎知識として,戦後の国際通貨体制の変遷を眺めなが
ら,為替制度について学びます.
また,国際収支表の読み取り方,経常収支の黒字と赤字の意味する事をマクロの視点から説明します.
【学習到達目標】
国際経済にまつわる以下の誤解を打破する事が目標.
1.自由貿易により経済は打撃を受けてしまうのか
2.輸出が増えると良くて,輸入が増えると悪い?
3.外国資本を受け入れつつ,輸出を伸ばす事が出来るのか?
これらの誤解を解く為には,1.比較優位の概念,2.貿易制限の効果,3.国際収支の3点セットを
理解する必要がある.
【履修上の注意】
静粛な受講を妨げる行為に対しては厳格な態度で注意する.
説明を聞かず,ノートを取らず,出席目的だけの学生は単位が取れない.
授業アンケートを利用した宿題を毎回出題する.
並行履修推奨科目
関連科目
:
:
ミクロ経済学,マクロ経済学,国際経済学
国際金融論,金融論,経済政策論,現代経済学,欧米経済論,経済学史
現実の国際経済から目を離さない為にも,新聞を読むこと.
現実の経済問題と国際経済学との関係について考えること.
【事前準備学習】
新聞の1面だけで構わないので毎日欠かさず読んでおきましょう。
349
【教科書】
『国際経済学をつかむ』 石川城太,菊池徹,椋寛 有斐閣 2007.10
【参考書】
『サクッとわかる図解国際経済のしくみ』 清野一治監修 PHP 文庫 2005
『入門・国際経済学』 石井安憲,清野一治他 有斐閣 1999
『ゼミナール国際経済入門 改訂第3版』 伊藤元重 日本経済新聞社 2005
『グローバル・エコノミー【新版】
』 岩本武和他 有斐閣アルマ 2007
【評価方法】
(1)試験100点
(2)平常点
(1)+(2)の合計点数で評価します。
合計点数が 60 点未満は無条件で不可(D)とします。
【講義テーマ】
1 回 【ガイダンスと準備】--- 世界貿易の現状,日本経済とのかかわり
2 回 【Ⅰ.国際貿易】--- 絶対優位と比較優位:国際競争力に関する誤解
3 回 --- 産業内貿易:東アジアの生産ネットワーク https://www.ngu.ac.jp/ccsfs/common/sso/lcmswm
v?URL=/asxngu01/JFL000337.html
4 回 --- 多国籍企業と海外直接投資:生産拠点の国際化 https://www.ngu.ac.jp/ccsfs/common/sso/lcms
wmv?URL=/asxngu01/NVK000338.html
5 回 【Ⅱ.貿易体制】--- 国際貿易体制の変遷,GATT/WTO の 3 原則 https://www.ngu.ac.jp/ccsfs/c
ommon/sso/lcmswmv?URL=/asxngu01/NXY000339.html
6 回 --- 自由貿易からの利益:直観的な説明,FTA とは
7 回 --- 自由貿易の制限:関税政策の実情
8 回 --- 自由貿易の制限:少数の利益 VS 多数の損失
9 回 --- 余剰分析:貿易利益,関税による損失の計算
10 回 【Ⅲ.通貨体制】--- 国際通貨体制の変遷,戦前の通貨制度から
11 回 --- 戦前通貨制度の概観:世界恐慌と通貨制度 https://www.ngu.ac.jp/ccsfs/common/sso/lcmsw
mv?URL=/asxngu01/YLV000340.html
12 回 --- 戦後通貨制度の概観:固定相場制から変動相場制へ https://www.ngu.ac.jp/ccsfs/common/ss
o/lcmswmv?URL=/asxngu01/BMU000341.html
13 回 --- 国際収支表の見方:経常収支,資本収支,外貨準備高増減 https://www.ngu.ac.jp/ccsfs/com
mon/sso/lcmswmv?URL=/asxngu01/ZLO000345.html
14 回 --- 経常収支と為替レート https://www.ngu.ac.jp/ccsfs/common/sso/lcmswmv?URL=/asxngu01
/EJL000347.html
15 回 --- 最新の国際経済トピック,および期末試験 https://www.ngu.ac.jp/ccsfs/common/sso/lcmsw
mv?URL=/asxngu01/UYK000344.html
350
経済思想入門//家本
博一/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
経済思想入門//大塚
雄太/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
労働経済学入門//阿部
太郎/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
「労働」とはみなさんが生きていくためには避けては通れない経済活動の1つです。しかし、我々の生
活に密接に関わっているからこそ様々な問題がそこには発生します。この講義では労働経済学の基礎を
習得し、労働経済学の主なトピックを理解することにより、現実社会へ幅広く応用をできるようになっ
ていただきます。
この講義ではまず労働経済学の対象範囲となぜそれを学ぶのかを、日本の制度や雇用の現状をデータを
通じて解説します。その後しばらくは労働市場の解説を行います。労働市場とは労働の需要者である企
業と、労働の供給者である人々がお互いに労働を取引している場で、アルバイトの募集の広告や就職活
動における面接などが具体的なイメージです。財の市場と同様にそこで賃金と雇用量が決定します。こ
の労働市場で企業が需要をどのように決定するか、また人々が供給をどのように決定するのかを解説し
ます。そして、その需要と供給に基づき賃金と雇用量がどのように調整され決定されるのかを解説しま
す。
後半は賃金、教育訓練、終身雇用や成果給などの雇用制度、失業、労働の制度や慣習の考え方を紹介し、
現実の日本の労働市場の特徴と問題点を解説します。また、近年になって問題が明らかになっている少
子高齢化、女性の労働、若年者の労働、高齢者の労働について、データや問題点を紹介します。その際、
学生が自ら労働に関するデータを用い、様々な労働問題に関する要因や解決策を明らかにする作業を行
ってもらいます。
【学習到達目標】
労働市場の基本的な理論を習得し、それを応用して日本における労働市場の現状や問題点を理解する。
【履修上の注意】
講義内容が変更になる場合があります。
【事前準備学習】
特にありません。
【教科書】
『労働経済学入門[新版]』 太田聰一・橘木俊詔 有斐閣 2012
351
【評価方法】
目安:平常点 40 点、期末試験 60 点
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 労働経済学とは何か
3 回 賃金と雇用の決まり方
4 回 日本の労働市場
5 回 賃金格差
6 回 教育と訓練
7 回 労働市場の流動化
8 回 失業が発生する理由
9 回 失業対策
10 回 女性労働
11 回 若者労働
12 回 高齢者労働
13 回 労働経済学の意義
14 回 おわりに
15 回 総括および試験
労働経済学入門//菅原
晃樹/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
「労働」とはみなさんが生きていくためには避けては通れない経済活動の1つです。しかし、我々の生
活に密接に関わっているからこそ様々な問題がそこには発生します。この講義では労働経済学の基礎を
習得し、労働経済学の主なトピックを理解することにより、現実社会へ幅広く応用をできるようになっ
ていただきます。
この講義ではまず労働経済学の対象範囲となぜそれを学ぶのかを、日本の制度や雇用の現状をデータを
通じて解説します。その後しばらくは労働市場の解説を行います。労働市場とは労働の需要者である企
業と、労働の供給者である人々がお互いに労働を取引している場で、アルバイトの募集の広告や就職活
動における面接などが具体的なイメージです。財の市場と同様にそこで賃金と雇用量が決定します。こ
の労働市場で企業が需要をどのように決定するか、また人々が供給をどのように決定するのかを解説し
ます。そして、その需要と供給に基づき賃金と雇用量がどのように調整され決定されるのかを解説しま
す。
後半は賃金、教育訓練、終身雇用や成果給などの雇用制度、失業、労働の制度や慣習の考え方を紹介し、
現実の日本の労働市場の特徴と問題点を解説します。また、近年になって問題が明らかになっている少
子高齢化、女性の労働、若年者の労働、高齢者の労働について、データや問題点を紹介します。その際、
学生が自ら労働に関するデータを用い、様々な労働問題に関する要因や解決策を明らかにする作業を行
ってもらいます。
【学習到達目標】
労働市場の基本的な理論を習得し、それを応用して日本における労働市場の現状や問題点を理解する。
352
労働に関するデータを扱えるようになる。
【履修上の注意】
ワードやエクセルに関する基本的な操作を事前に習得しておくこと。また、新聞を読むなどして現実の
労働問題に関する興味・関心を持っておくことが望ましい。
【事前準備学習】
ミクロ経済学入門・マクロ経済学入門・データ表現技法の知識を基礎に行います。
復習をしておくことが望ましい。
【教科書】
『労働経済学入門・新版』 太田聰一・橘木俊詔 有斐閣 2012
【参考書】
『労働経済学』 大森義明 日本評論社 2008
【評価方法】
期末試験:50%
平常点:20%
レポート等課題:30%
【講義テーマ】
1 回 労働経済学とはなにか
2 回 データで見る日本の労働市場
3 回 非自発的失業:循環的要因と労働市場の構造的要因
4 回 賃金と雇用の決まり方1:供給の基本
5 回 賃金と雇用の決まり方2:労働供給曲線の形状
6 回 賃金と雇用の決まり方3:労働需要の基本
7 回 賃金と雇用の決まり方4:限界生産物価値と賃金
8 回 賃金と雇用の決まり方5:労働市場均衡分析
9 回 賃金の下方硬直性と公務員
10 回 賃金格差の現状とその理由
11 回 日本の人口の推移と問題点
12 回 少子高齢化対策1:少子化の要因と対応策
13 回 少子高齢化対策2:高齢者雇用と外国人労働
14 回 若年雇用の問題点:置き換え効果と世代効果
15 回 授業総括及び試験
現代経済事情//児島
他/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「現代経済事情」は、2012 年度から始まった新設科目であり、経済学部経済学科の1年次生を対象と
しています。毎年、総合テーマを決定し、複数の教員が自分の専門領域から解説をするという科目です。
今年度は「日本経済と名古屋学院大学の 50 年」という総合テーマの下、7名の教員による連続講義の
形で進めます。7名の教員がそれぞれ「50 年」や「半世紀」をキーワードに講義をします。
353
2014 年度は名古屋学院大学が創立して 50 年を迎えます。記念すべき 50 周年に先立って、日本経済と
名古屋学院大学の半世紀を考えるのが、本講義の目的です。1964 年(昭和 39 年)には、アジアで初と
なる東京オリンピックが開催されました。交通インフラとして東海道新幹線や東名高速道路が完成しま
した。日本経済は、いわゆる高度成長を体験していました。その年に名古屋学院大学は砂田橋(名古屋
市東区)でスタートしたわけです。1970 年代には日本経済は二度にわたるオイルショックを経験しま
した。1980 年代には円高やバブル経済、1990 年以降はバブル経済が崩壊し、
「失われた 20 年」ともい
われています。
大学は 1968 年に瀬戸の広大なキャンパスへ移転しました。その後、商学部・外国語学部や大学院が誕
生しました。充実した留学制度や I 教育 T、街づくり活動は瀬戸キャンパスで生まれ育ったものです。2
007 年には、中部圏の大学に先駆けて都心回帰「名古屋キャンパス」を新設しました。白鳥学舎の一部
は、1988 年の名古屋デザイン博の会場です。昔から地元と繋がりが深く、地域貢献にも積極的な大学
で、今や卒業生は 4 万人を超えています。
50 年という歴史をさまざまな角度から振り返り、日本経済と大学の発展を講義を通じて皆さんと考えて
ます。具体的には、労働、家計、地元企業、国際交流、近代日本とアジア、経済データ、経済理論の変
遷などを取り上げます。
【学習到達目標】
講義内容から 50 年という歳月の重さを理解できるようする。そして、日本経済や大学の発展から、自
分の住んでいる国や学んでいる大学に誇りを持てるようにする。自分たちが、これからの歴史を作って
ゆく意識を持てるようにする。
また、リレー講義には「多くの先生方を知る」という狙いもあるので、実際に、講義を受けて先生の専
門性や人柄などを理解してもらいたい。
【履修上の注意】
教員ごとに指示があるので、必ず出席し、課題を期日までに済ませておくこと。
【事前準備学習】
「経済学コア 6」にも関連する設問があるので、その月の課題まで全て修了させておくこと。
【教科書】
『経済学部生のための基礎知識 300 題』 名古屋学院大学
経済学部
【参考書】
『昭和史(下)』 中村 隆英 東洋経済新報社 2012
【評価方法】
1. 出席や MinutesPaper と自学自習の取組状況など(40%)
2. 筆記試験(60%)
定期試験期間にマークシート形式による筆記試験を実施します。
354
2012
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス:50 年前の経済と時代背景(児島完二)
2 回 日本経済の 50 年(阿部太郎)
3 回 マクロ経済学の 50 年(阿部太郎)
4 回 戦後半世紀の家計の資産運用:金融資産・不動産、及び、遺産の位置付け(上山仁恵)
5 回 統計データから見る格差社会:半世紀の移り変わり(上山仁恵)
6 回 国勢調査で見る日本の人口の 50 年(菅原晃樹)
7 回 労働力調査から見る雇用の 50 年(菅原晃樹)
8 回 近代日本の 50 年(河原林直人)
9 回 日本とアジアの 50 年(河原林直人)
10 回 名古屋学院大学の 50 年 -構想と現実-(笠井雅直)
11 回 地域の産業集積とトヨタ自動車に関する戦後50年の検証(笠井雅直)
12 回 日本の大学における国際教育交流:戦後 50 年の歴史(小松照幸)
13 回 名古屋学院大学における国際教育交流の略史(小松照幸)
14 回 名古屋学院大学の 50 年と地域経済(児島完二)
15 回 講義のまとめとテスト(児島完二)
社会科内容学(日本史)1//曽我
良成/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
社会科・地歴科教員として「日本史」を教えるために必要な歴史的事項の理解を深めます。ともすれば、
歴史の学習は単純な事項の羅列による暗記学習におちいりがちですが、教える側の教師が因果が関係と
して政治史を理解できていないことに、その原因があります。そこで、本講義は教師を志す学生のため
に、とくに政治史に重点をおき、体制や政権の成立・展開・衰退を歴史の流れに重点を置いて講義して
いきます。出席が規定に満たない場合、失格となります。
【学習到達目標】
社会科系教員としてふさわしい日本史の知識を獲得すること。
【履修上の注意】
教員免許のための科目ですので、一般科目以上に出欠席・遅刻・課題などについて厳しい態度で臨みま
す。
【事前準備学習】
次回講義テーマ関係分の教科書コピーを配布するので
事前に予習をしてくること。
【教科書】
『詳説日本史図録』 山川出版社
同書を高校で使用していた人はそれを使用しても可です。
【評価方法】
レポート 30%
平常点 70%(課題作成 30%
授業態度 40%)
355
【講義テーマ】
1 回 歴史を学ぶこと・教えること
2 回 邪馬台国と大和政権
3 回 律令国家の成立と発展
4 回 摂関時代の政治
5 回 鎌倉幕府の成立と展開
6 回 南北朝の動乱
7 回 室町幕府の成立と展開
8 回 戦国時代と織豊政権の成立
9 回 江戸幕府の成立と発展
10 回 幕藩体制の動揺と列強の接近
11 回 明治維新と近代国家の成立
12 回 大正デモクラシーの時代
13 回 太平洋戦争と日本
14 回 戦後の日本
15 回 授業総括及び試験
社会科内容学(日本史)2//曽我
良成/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
社会科内容学(日本史)1では、政治の流れを中心にした通史を解説しますが、本講義では、日本史学
会で論争になっているテーマ、長い時代にわたってその変化を理解しておかなくてはならないテーマな
どについて、より詳しい専門的な内容の講義を行います。あわせて、そのテーマに関する基本的史料の
購読も行い、高校地歴科・社会科教員として必要な日本史の知識・技術の習得を目的としています。出
席が規定に満たない場合、失格となります。
【学習到達目標】
社会科系教員としてふさわしい日本史の知識を獲得すること。
【履修上の注意】
教員免許のための科目ですから、一般科目以上に出欠席・遅刻・課題などには厳しい姿勢で臨みます。
【事前準備学習】
次回講義関係分の教科書コピーを必ず予習してきてください。
【教科書】
『詳説日本史図録』 山川出版社
同書を高校時代に使用していた人はそれを使用しても可です。
【評価方法】
レポート 30%
平常点 70%(課題作成 30%
授業態度 40%)
356
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 日本古代史の論点(1)縄文と弥生
3 回
〃
(2)律令国家と天皇
4 回
〃
(3)摂関政治と貴族
5 回 日本中世史の論点(1)平氏政権と鎌倉幕府
6 回
〃
(2)元寇と東アジア情勢
7 回
〃
(3)守護大名と戦国大名
8 回 日本近世史の論点(1)織豊政権
9 回
〃
(2)三大改革と田沼政治
10 回
〃
(3)公武合体と尊皇攘夷
11 回 日本近代史の論点(1)明治政府と近代化
12 回
〃
(2)大正デモクラシーと政党政治
13 回
〃
(3)戦争と経済
14 回 歴史を教える意識について
15 回 授業総括及び試験
社会科内容学(外国史)1//名城
邦夫/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
15 世紀 20 年代にポルトガルによって大航海時代が開始され,ヨーロッパは世界規模の市場経済を生み
出すことになった。ポルトガル、スペインの世界帝国は 16 世紀中に後退し、新たに北西ヨーロッパの
主権国民国家オランダの台頭によって近代社会は始まりを迎えた。オランダの早熟な市民社会の形成は
アムステルダムを中心とする資本主義世界経済体制を生み出すことになった。オランダは独特の国家体
制と強大な海軍力と商業上の支配力によって世界経済の中心に位置し、アムステルダム銀行を頂点とす
る近代資本主義経済を生み出し、海外植民地を建設していった。しかしながら、国家体制の脆弱性と人
口規模の少なさ等の問題から 17 世紀末から 18 世紀に初めにかけて世界経済の中心から後退し、イギリ
スの台頭を見ることになった。イギリスはそれまでの年手工業中心の経済から農村手工業による世界的
需要の獲得に成功し、国内資源の豊富さによる製鉄業の発達さらには海運業の発達によってオランダの
支配を覆し、世界帝国を築くこととなった。
以上を前提に講義においてはアメリカ史に関する講義を行う。その際以下の視点から講義する。現代
アメリカ社会を歴史的に形成されたアメリカ特有の「文化構造」によって説明する。ヨーロッパ、とり
わけイギリス・ピューリタリズムを基盤として成立したアメリカの価値体系は新大陸植民地として社会
を形成していく過程でその性格を大きく変えていき、植民期末期、独立戦争当時にはヨーロッパとは非
常に異なる「文化構造」を形成していた。さらにその後の西部開拓による独立農民の意識が加わり、非
人間的市場における競争にさらされた結果、プラグマティズム=功利主義へと発展した。こうしてアメ
リカ的「文化構造」は事業的成功、機動性、競争、変化、大胆さ、大規模性を価値とし、個人的努力に
よる職業的成功と高い生活水準の追求を特有の行動様式とするようになった。このような文化構造は独
立戦争から南北戦争にかけて形成され、これが歴史的過程を経て変容していった。以下、アメリカ史の
重要事象の「文化構造」による規定と、その事象自体によって「文化構造」が変容し、いかにして現代
アメリカ社会が形成されていったかを社会経済史と「文化構造」論の総合によって検討する。講義計画・
テーマに掲げる中から各自一つのテーマを選んでレポートを作成し、報告してもらう予定である。教職
科目なので、少人数教育の実を挙げるために討論を中心に進め、受講者の報告と講義を交互に行ってい
357
きたい。
【学習到達目標】
16 世紀ヨーロッパにおける資本主義世界経済の成立と主権国民国家の確立による世界史の構造転換
に注目し、オランダ中心の資本主義世界経済がイギリス中心に移行する過程でのちに世界帝国を築くこ
とになるアメリカの成立と発展を概観する。それぞれの時代、世界経済の中心の地位を巡ってオランダ、
フランス、イギリス、ドイツ、アメリカが覇を競い、それぞれの主権国家形成の相違による内的発展の
性格によりその位置が決定された。オランダ、イギリスと比較し、現代世界経済を特徴付けることにな
るアメリカ社会の特質を解明することによって現代社会の特徴を理解することを目指している。
【履修上の注意】
授業における発表を重視し、課題レポートの内容も加えて評価する。
【事前準備学習】
ヨーロッパ列強の世界進出とアメリカ国家の成立、宗教と資本主義経済の関係等を学習するので植民地
支配、アメリカ独立戦争、南北戦争、セクトについてあらかじめ調べておくこと。
【参考書】
『アメリカ経済史 Ⅰ』 鈴木圭介編 東京大学出版会 1988 年
『アメリカ経済史 Ⅱ』 鈴木圭介 東京大学出版会 1988 年
『図説大航海時代』 増田義郎 河出書房新社 2008 年
『植民地時代アメリカの宗教思想』 増井志津代 上智大学出版会 2006 年
【評価方法】
報告、レポート、出席によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 大航海時代、ポルトガル、スペインの植民活動
2 回 オランダ、フランスの植民活動
3 回 イギリスの植民活動とピューリタン
4 回 植民期アメリカの経済発展とアメリカ的人間類型の形成
5 回 西漸運動とアメリカ憲法
6 回 アメリカ資本主義と南北戦争
7 回 アメリカ産業革命期におけるボストン・ニューヨーク企業家類型の意義
8 回 アメリカの経済発展と宗教
9 回 アメリカ独占形成期の人間類型 カーネギーとモルガン
10 回 20 世紀初頭アメリカンシステム(大量生産大量販売)の形成とフォード
11 回 アメリカ独占資本主義の確立
12 回 現代資本主義とアメリカ人―市場経済信仰の行方
13 回 学生による報告:「アメリカ植民地の発展と宗教思想」と討論
14 回 学生による報告:「南北戦争後の南部の状況」と討論
15 回 学生による報告:「20 世紀アメリカと宗教」と討論
358
社会科内容学(外国史)2//名城
邦夫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
近世以降のヨーロッパ史をドイツ史中心に講義する。
ルネッサンスと宗教改革はヨーロッパ近代社会形成に大きな影響を及ぼしたが、ドイツでは宗教改革
が激しくたたかわれ、その結果、その国家統一に常に問題を残し、その後の発展で波錠をきたすことと
なった。ドイツは近代になって大きく 3 回の国家統合の時期があった。まず、19 世紀初頭のナポレオ
ン戦争後の国家体制の再編成期である。これは、それまでの 300 の主権国家からなっていたドイツが 3
0 の諸侯国に整理されたものである。その後 1871 年にプロイセンの主導のもとに 1000 万人オーストリ
ア・ドイツ人の排除によって国家統一が達成された。この時点では、中世以来の東部国境線の問題は未
解決のままであった。第一次世界大戦後、ポーランドの建国による一部東部領土の割譲によって旧プロ
イセンは東西に分断された。第二次世界大戦後、再度、領土は四分の三に縮小され、さらに東西に分割
された。ドイツ人にとって最も困難な時代であり、ドイツ人に反米反ロシア感情を増幅させる結果とな
った。1990 年東西ドイツの統一は、歴史上初めて民族問題と国家統一の問題が曲がりなりにも解決さ
れることとなった。しかしながら、東部地域に対する潜在的な拡大欲求が根強く、ドイツが近代以降、
国家統一と民族問題の解決のために常に追求しつづけた中欧帝国建設の意志との矛盾が問題をはらむ
こととなる。以上の視点から、以下に掲げた講義計画・テーマの中から各自に一つのテーマを選んでレ
ポートを作成し、報告してもらう予定である。
【学習到達目標】
ドイツを中心とするヨーロッパにおける近代社会の成立、
とりわけ EU の成立発展を学ぶことによって、
ヨーロッパ民主主義の特徴を理解し、現代社会に生きる世界観を身に着けることを目指す。
【履修上の注意】
授業での報告とレポートを重視する。
【事前準備学習】
ルネッサンス、宗教改革、三十年戦争、2 月革命、3 月革命、主権国民、中欧帝国、第一次世界大戦、
ハイパーインフレーション、ワイマール共和国、ナチズム、東西ドイツの分裂、1990 年ドイツ再統一
の用語を事前に調べること。
【参考書】
『神聖ローマ帝国』 ピーター・ウイルソン著山本文彦訳 岩波書店 2005 年
『世界歴史 16 主権国家と啓蒙』 近藤和彦 岩波書店 1999 年
『ドイツ史』 木村靖二 山川出版社 2001 年
【評価方法】
出席と報告、レポートを総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 ヨーロッパ封建社会と都市の発展
2 回 ルネッサンス
3 回 宗教改革
4 回 オスマントルコの台頭
5 回 30 年戦争とドイツ国家統一の歴史的背景
359
6 回 ナポレオン戦争とドイツ国家統一
7 回 ドイツ産業革命と資本主義の発展
8 回 ワイマール共和国とドイツ資本主義
9 回 ナチスとドイツ資本主義
10 回 第二次世界大戦後のドイツ
11 回 1990 年ドイツ再統一と EU
12 回 中欧帝国思想とドイツナショナリズム
13 回 学生の報告:「ドイツにおける国民国家形成の問題」と討論
14 回 学生の報告:「ドイツ国民主義と保守主義」と討論
15 回 学生の報告:「1848 年ドイツ市民革命の意義」と討論
社会科内容学(人文地理)1//林
上/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
人文地理学は,人間の営みを地域や空間の視点から総合的に明らかにする学問である。20 世紀から 2
1 世紀にかけて,世界の諸地域では社会や経済の仕組みに大きな変化があった。こうした変化の背景と
なる要因や変化の過程について考えてみたい。具体的に取り上げるのは,高度に発展した資本主義とい
う経済システム,資本主義のもとで行われる生産,交換,消費のメカニズム,資本主義社会の基盤をな
す国家や国境,それに個人のアイデンティティ,民族,ナショナリズムなどである。現代を生きるわれ
われの存在そのものについて根源的な問いかけをしてみたい。
【学習到達目標】
人文地理学を学ぶのは,われわれが生活している社会や経済の仕組みを地域や空間の視点から理解し,
その成り立ちを知ることにある。こうした能力を養うには,まず人文活動の歴史的発展と現状に関する
知識を習得する必要がある。そのうえで,習得した知識をもとに,望ましい社会や経済のあり方につて
考える。人文社会についての知識と応用力を獲得することが,この科目の学習到達目標である。
【履修上の注意】
テキストを使用するので,必ず手に入れて講義ののぞむこと。
【事前準備学習】
テキストを事前によく読んでおくこと。
【教科書】
『現代都市地理学』 林
上 原書房 2012
【参考書】
『現代都市地域論』 林
『都市経済地理学』 林
上 原書房 2005
上 原書房 2004
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%
360
【講義テーマ】
1 回 都市地理学の成り立ちと都市のとらえ方
2 回 経済,社会,文化,政治の都市的影響
3 回 環境論から構造主義までの都市地理学
4 回 ポストモダニズム以降の都市地理学
5 回 都市の発生・成立と初期の都市発展
6 回 産業革命から始まる近代都市の発展
7 回 低経済成長期以降の都市の多様化
8 回 世界における経済発展と都市化
9 回 都市人口変化の周期性と発展モデル
10 回 都市の空間的形態と都市地域の類型
11 回 都市システムのスケールと類型
12 回 都市の機能・類型と都市次元分析
13 回 都市システムの立地と説明理論
14 回 都市内部の土地利用と形態の意味
15 回 社会生態的接近と都市構造モデル
社会科内容学(人文地理)2//林
上/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
人文地理学は,人間の営みを地域や空間の視点から総合的に明らかにする学問である。20 世紀から 2
1 世紀にかけて,世界の諸地域では社会や経済の仕組みに大きな変化があった。こうした変化の背景と
なる要因や変化の過程について考えてみたい。具体的に取り上げるのは,高度に発展した資本主義とい
う経済システム,資本主義のもとで行われる生産,交換,消費のメカニズム,資本主義社会の基盤をな
す国家や国境,それに個人のアイデンティティ,民族,ナショナリズムなどである。現代を生きるわれ
われの存在そのものについて根源的な問いかけをしてみたい。
【学習到達目標】
人文地理学を学ぶのは,われわれが生活している社会や経済の仕組みを地域や空間の視点から理解し,
その成り立ちを知ることにある。こうした能力を養うには,まず人文活動の歴史的発展と現状に関する
知識を習得する必要がある。そのうえで,習得した知識をもとに,望ましい社会や経済のあり方につて
考える。人文社会についての知識と応用力を獲得することが,この科目の学習到達目標である。
【履修上の注意】
テキストを使用するので,必ず手に入れて講義ののぞむこと。
【事前準備学習】
エキスとを事前によく読んでおくこと。
【教科書】
『社会経済地域論』 林
上 未定 2008(見込み)
361
【参考書】
『現代都市地理学』 林
『都市経済地理学』 林
上 原書房 2012
上 原書房 2004
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%
【講義テーマ】
1 回 都市政策の役割と展開の方向
2 回 資本主義社会と欧米の都市計画
3 回 日本の都市計画の歩みと持続性
4 回 交通基盤の成り立ちと都市の発展
5 回 都市の交通問題とその対応方法
6 回 情報通信システムの発展と都市
7 回 経済グローバル化と都市産業空間
8 回 経済グローバル化と新たな産業空間
9 回 産業構造の高度化と労働の階層化
10 回 グローバル経済を管理する世界都市
11 回 社会経済の変化と都市地域の再生
12 回 社会経済の変化と都市地域再生の試み
13 回 イギリスにおける都市地域の再生
14 回 アメリカの都市再生政策の変化
15 回 現代都市の小売・サービス空間
社会科内容学(地誌)1//林
上/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代の都市地域は社会経済の変化にともなって大きく変わっている。日本の場合,バブル経済の形成
とその崩壊,さらにその後の不況と回復といった激しい変化を受けながら,都市の地域構造が再編され
てきている。こうした地域再編の実態に対してグローバル化,サービス経済化,環境問題,都市政策な
ど幅広い視点から検討を加える。
【学習到達目標】
地誌学は人文地理学の一部を構成するが,基本的には地域地理学であり,一般地理学での研究成果を
都市という地域を対象として総合的に結び合わせたものである。それゆえ,都市という地域に限定して
はいるが,地理学一般の考え方や概念を取り入れながら考察している点に総合性がある。こうした総合
性が理解できる能力を習得することが,この科目の学習到達目標である。
【履修上の注意】
テキストを使用するので,必ず手に入れて講義にのぞむこと。
【事前準備学習】
テキストを事前によく読んでおくこと。
362
【教科書】
『現代都市地域の構造再編』 林
【参考書】
『現代都市地域論』 林
『都市経済地理学』 林
上 原書房 2007
上 原書房 2005
上 原書房 2004
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%
【講義テーマ】
1 回 現代都市地域のとらえ方
2 回 経済のグローバル化と都市地域の再編
3 回 市場の多様化と商業立地の多極化
4 回 専門分化するサービス業の新展開
5 回 技術革新の進展と交通・通信の新動向
6 回 居住パターンの変化と就業の多様化
7 回 少子高齢化と地域社会の変質・再編
8 回 都市中心部における生活拠点の再生
9 回 少数民族集団の都市流入と地域再編
10 回 行政域再編による都市存立基盤の維持
11 回 持続可能・循環型都市地域への志向
12 回 都市地域構造の課題と解決に向けての取り組
13 回 都市地域構造の将来
14 回 学期のまとめ
15 回 期末試験及び総評
社会科内容学(地誌)2//林
上/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代の都市地域は社会経済の変化にともなって大きく変わっている。日本の場合,バブル経済の形成
とその崩壊,さらにその後の不況と回復といった激しい変化を受けながら,都市の地域構造が再編され
てきている。こうした地域再編の実態に対してグローバル化,サービス経済化,環境問題,都市政策な
ど幅広い視点から検討を加える。
【学習到達目標】
地誌学は人文地理学の一部を構成するが,基本的には地域地理学であり,一般地理学での研究成果を
都市という地域を対象として総合的に結び合わせたものである。それゆえ,都市という地域に限定して
はいるが,地理学一般の考え方や概念を取り入れながら考察している点に総合性がある。こうした総合
性が理解できる能力を習得することが,この科目の学習到達目標である。
363
【履修上の注意】
テキストを使用するので,必ず手に入れて講義にのぞむこと。
【事前準備学習】
テキストを事前によく読んでおくこと。
【教科書】
『現代都市地域の構造再編』 林
【参考書】
『現代都市地域論』 林
『都市経済地理学』 林
上 原書房 2007
上 原書房 2005
上 原書房 2004
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%
【講義テーマ】
1 回 現代都市地域のとらえ方
2 回 経済のグローバル化と都市地域の再編
3 回 市場の多様化と商業立地の多極化
4 回 専門分化するサービス業の新展開
5 回 技術革新の進展と交通・通信の新動向
6 回 居住パターンの変化と就業の多様化
7 回 少子高齢化と地域社会の変質・再編
8 回 都市中心部における生活拠点の再生
9 回 少数民族集団の都市流入と地域再編
10 回 行政域再編による都市存立基盤の維持
11 回 持続可能・循環型都市地域への志向
12 回 都市地域構造の課題と解決に向けての取り組
13 回 都市地域構造の将来
14 回 学期のまとめ
15 回 期末試験及び総評
社会科内容学(自然地理)1//石川
輝海/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
日本列島はアジア大陸と太平洋の間に位置する弧状列島で、太平洋側の深い海溝地形と陸上に分布す
る多数の火山・山地・盆地は世界でも有数の起伏の大きな地形を形成している。さらに、現在の日本列
島は地殻変動・地震活動・火山活動が活発で、地球上でもっとも活動的な変動帯の一つである。日本列
島の地形形成はこのような変動帯としての特性に深く関与している。地形の形成と発達は基本的には地
殻変動に規制されている。しかし個々の地形のあらわれ方はその地域の気候や植生などに由来する侵
食・堆積作用による、また地表を構成する岩石や土壌などの性質によっても異なる。したがって、ある
地形が主として地殻変動に起因する地形であることを判定するためには、地形の成因と形成過程につい
364
ての広い知識を必要とするし、さらに地殻変動のあらわれ方や原因についての理解がなければならない。
ある地形が変動地形であることが解れば、地形に表現されて地殻変動の様式や量を地形から読み取るこ
とができる。最近の研究は活断層、活褶曲、海岸段丘による旧汀線の波状変形など、最近に形成された
段丘面などの地形面の変位から、第四紀後期における地殻変動の累積性、等速性を経験則として導きだ
し、地殻変動速度を定量化した。しかし、その研究対象は第四紀後期の新しい地形面の変位であり、等
速性を第四紀中期や初期まで外捜しても現在の山地や丘陵地の地形を説明しきれていない。
日本列島は変動帯として活動期である。そのため見事な自然景観を形成している。それらについて論
文を紹介しながら授業を進める。論文を読み、まとめる力を養う。主にレポート試験とする。
【学習到達目標】
自然地理学の論文を読み、内容の解析を行う。不明な点を自己で調査研究する能力を養う。教育の現場
で使用する教材を選択する能力を付ける。
【履修上の注意】
自然地理学の論文を多数読み、まとめる力を養うため、毎時間レポートを書いていただきます。授業に
は必ず出席すること。
【事前準備学習】
指定された論文を事前に読み、要約する。わからないことは調べる。
【教科書】
使用しない。
【参考書】
『変動する日本列島』 藤田和夫著 岩波書店 1985.6
『日本列島の誕生』 平朝彦著 岩波書店 1990.11
『日本の地形 : 特質と由来』 貝塚爽平著 岩波書店 1991.4
『日本の自然』 中野尊正著,小林国夫著 中野尊正著,小林国夫著 1962
【評価方法】
提出物、試験の結果による。
レポート・試験 100%
【講義テーマ】
1 回 自然環境と諸要素
2 回 大気の大循環
3 回 海流の大循環
4 回 世界の地形と地形の形成
5 回 地形の類型
6 回 山地の地形
7 回 氷河地形
8 回 世界の植生帯と土壌帯
9 回 世界の土壌
10 回 熱帯地域
11 回 熱帯雨林の特性
12 回 熱帯の風土病
365
13 回 地形景観の読み方
14 回 熱帯の農業
15 回 緑の革命、コメ造り
社会科内容学(自然地理)2//石川
輝海/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
地形解析として地形断面図、水系図、切峰面図の作成を行う。これらの作図は山地の地図を各人に1枚
を決めて行う。地形断面図は現地形の起伏の状態、谷浸食の様子など、日本の山岳地域の浸食程度、浸
食作用のすすみ方を読みとる。水系図は浸食作用のすすみ方によってその地域の地質、地質構造および
気候条件などを読みとることができる。特に気候によって風化作用のすすみ方が異なるため、流路のパ
ターンに現れる。切峰面図は原地形の復原である。浸食作用を最も受けていない所を使用して浸食作用
を受ける以前の地形を描き出し、その地域の構造運動および浸食作用の大きさを解析して、地形形成の
プロセスを読みとる。以上の作業を行うことによって地形図を読む能力を養う。地形図は見る物ではあ
りません。読む物です。どこに何があり、どのような地形になっているか、描き出せれば、成功です。
地形断面図、水系図、切峰面図とそのレポートを提出していただきます。
【学習到達目標】
地形図を利用して、地形の発達を解析する。堆積作用、浸食作用、造山作用による地形の変容を読み取
る。地形図より情報を読み取ることを目的とする。
【履修上の注意】
5万/1、地形図を1枚購入していただきます。作図が中心です。
【事前準備学習】
講義をしません。遅れると遅れを取りなおすのに大変です。欠席した場合は家で学習し、必ず遅れない
ようにすること、忘れ物をしないことです。
【教科書】
使用しない。
【参考書】
『変動する日本列島』 藤田和夫著 岩波書店 1985.6
『日本列島の誕生』 平朝彦著 岩波書店 1990.11
『日本の地形 : 特質と由来』 貝塚爽平著 岩波書店 1991.4
『日本の自然』 中野尊正著,小林国夫著 岩波書店 1962
【評価方法】
提出物により評価する、地形断面図、水系図、切峰面図
【講義テーマ】
1 回 地形の発達について
2 回 地形図とその読み方
366
及びレポート 100%
3 回 地形解析の方法
4 回 地形解析レポートの書き方
5 回 水系図について
6 回 水系図の作成
7 回 地形断面図について
8 回 地形断面図の作成
9 回 切峰面図の目的について、
10 回 切峰面図の作成、高度の読み方
11 回 切峰面図の作成、等高線の引き方
12 回 切峰面図の作成
13 回 地形解析の方法
14 回 地形の理論考察
15 回 地形図から自然環境を読み取る
国際法概論1//長尾
良子/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この科目は、教員免許法における「教科に関する科目」(教科専門科目)に該当する。したがって、国際
法学の一般的学術的な説明、専門性を高める内容だけでなく、小中高校の教育現場で活用できる国際法
関連の学習方法についても提示していきたい。
国際法学一般の講義の部分においては、国際法の基本事項について説明する。今日の国際社会は、様々
な対立や摩擦を伴いつつもグローバリゼーションの中でより一層相互依存関係を深めている。この現代
国際社会を規律する法が国際法(国際公法)であり、授業では国際法の歴史や基本的概念、理論(学説や判
例)を説明する。国際法の成立形式や成立過程および国際法主体の考察を出発点として、国際社会で問題
になっている時事問題などもとりあげて説明していく。
「国際法」は高等学校「公民」の免許状取得に必要な科目であるが(教員免許法施行規則 5 条)、内容的に
は、国際連合など小学校から扱われる分野である。学習指導要領によれば(小学校‐平成 23 年 4 月~、
中学校‐平成 24 年 4 月~、高等学校‐平成 25 年度入学生以降実施)、
①小学校社会科第 6 学年の学習内容(1~3)の(3)世界の中の日本の役割のイ. で、国際連合の働きについ
て
②中学校社会科公民的分野の学習内容(1~4)の「(4)私たちと国際社会の諸課題」の「ア 世界平和と人類
の福祉の増大」で、
国連はじめ国際協調の観点から、国際社会の諸課題、日本の役割等々について
③高等学校公民科の「現代社会」の学習内容(1~3)の「(2)現代社会と人間としての在り方生き方」((ア~
オ)の「オ 国際社
会の動向と日本の果たすべき役割」で、人権、国際法の意義、国際社会の諸課題、国際協力、日本
の役割等々について
④高等学校公民科の「政治・経済」の学習内容は、「(1)現代の政治」、「(2)現代の経済」、「(3)現代社会の諸
課題」から構成さ
れており、(1)の「イ 現代の国際政治」で、人権、国際法の意義、国連をはじめとする国際機構の役
割、国際紛争の諸
367
要因、日本の役割等々が学習される。また(2)の「イ 国民経済と国際経済」で学習される貿易、国際
経済機関や(3)の「イ
国際社会の政治や経済の諸課題」で学習される地球環境と資源・エネルギー問題、人種・民族問題
等々も国際法に関連
する分野である。
以上の点をふまえ、国際法の基本事項の説明と合わせて、国際法や国際連合についての指導例や国際理
解教育の実例なども紹介していく。
授業の進め方としては、教科書を中心に説明した後、必要に応じて、ビデオ、DVD の映像や国際機
関などのサイトを見たり、グループ・ディスカッションや、人権教育のゲームなどの参加型学習を体験
する。
【学習到達目標】
① 国際法の基本的枠組みや基本原理を理解する。
② 国際法と日本とのかかわり、私たちの日常生活との関連性について理解する。
③ 将来の社会系教員として、国際的な時事問題を説明できるようになる。
【履修上の注意】
1.教員免許のための科目なので、遅刻・欠席は原則しないように。(やむを得ない場合は除く、代替措
置あり)
2.最初の授業、およびその後数回の授業にはノートパソコンを持参すること。
3.「国際法概論1」(基礎編)と「国際法概論2」(応用編)は内容が連動しているので、「国際法概論1」を
履修した学生は
「国際法概論2」も履修することを薦める。(同一の教科書の前半と後半)
4.関連科目として、「国際関係論入門」、「国際政治学」、「国際社会入門」、「国際社会問題」、「平和学
入門」、「人権と社会」、
「環境科学」、「現代社会と法律」などを複数履修することによって理解が一層深まる。
【事前準備学習】
1.これまでのふりかえり(復習)をした上で、次回講義内容の教科書の該当部分をあらかじめ読んでお
く。
2.時事問題についての理解を深めるため、ニュースや新聞の国際面に目を通し、国際情勢に関心をも
つ。
3.CCSで紹介している、次回講義内容に関連するサイトを確認しておく。
【教科書】
『よくわかる国際法』 大森正仁編著 ミネルヴァ書房 2008
【参考書】
『コンパクト学習条約集』 芹田健太郎編集代表 信山社 2010
368
【評価方法】
アサイメント・ペーパー(課題1-5%・課題2-5% 課題未提出者は期末試験の受験資格無し)の提出と3.
定期試験-40%(1・2・3の合計 50%)と
平常点(授業参加度、コメント用紙の提出状況など 50%)を総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 国際法とは何か:国内法との違い
2 回 国際法の歴史:国際連合の成立
3 回 国際法の成立形式:国際慣習法、条約、決議等
4 回 国際法の主体:国家、国際機構、NGO、個人等
5 回 空間と国際法・陸の国際法(1):領土・領海・領空
6 回 陸の国際法(2):パレスチナ問題
7 回 陸の国際法(3):日本の領土問題
8 回 海の国際法(1):国連海洋法条約
9 回 海の国際法(2):深海底、境界画定問題
10 回 空と宇宙の国際法:国際航空法、宇宙条約
11 回 国際紛争の平和的解決:国際司法裁判所
12 回 国際人権法:人権の国際的保障
13 回 国際経済法:南北問題、貧困、環境との関連
14 回 国際環境法、国際民主主義の可能性
15 回 まとめおよび試験
国際法概論2//長尾
良子/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この科目は、教員免許法における「教科に関する科目」(教科専門科目)に該当する。したがって、「国際
法概論1」の応用編としての専門的な説明だけでなく、小中高校の教育現場で活用できる国際法関連の
学習方法についても提示していきたい。
国際法学の講義の部分においては応用編として、「安全及び平和」に関する国際法について説明する。
今日の国際社会は、様々な対立や摩擦を伴いつつもグローバリゼーションの中でより一層相互依存関係
を深めている。授業では、現代国際社会における「安全及び平和」について、国際法の各分野から多面的
に考察していく。国際テロリズムや日中朝の極東情勢、中東情勢等々の具体的な問題をとりあげて説明
する。
「国際法」は高等学校「公民」の免許状取得に必要な科目であるが(教員免許法施行規則 5 条)、内容的に
は、国際連合など小学校から扱われる分野である。学習指導要領によれば(小学校‐平成 23 年 4 月~、
中学校‐平成 24 年 4 月~、高等学校‐平成 25 年度入学生以降実施)、国際の平和及び安全にかかわる
部分としては、
①小学校社会科第 6 学年の学習内容(1~3)の(3)世界の中の日本の役割で、異文化理解、世界平和の大切
さ、平和な国際
社会の実現に努力している国際連合の働きについて
②中学校社会科公民的分野の学習内容(1~4)の「(4)私たちと国際社会の諸課題」の「ア 世界平和と人類
369
の福祉の増大」で、
世界平和実現のための国際協調の観点、国家主権の相互尊重、日本国憲法の平和主義、日本の安全
と防衛、国際
貢献等々について
③高等学校公民科の「現代社会」の学習内容(1~3)の「(2)現代社会と人間としての在り方生き方」(ア~オ)
の「オ 国際社会
の動向と日本の果たすべき役割」で、国際法の意義、核兵器と軍縮問題、日本の安全保障と防衛、
国際貢献、
国際平和、国際協力、日本の役割等々について
④高等学校公民科の「政治・経済」の学習内容は、「(1)現代の政治」、「(2)現代の経済」、「(3)現代社会の諸
課題」から構成さ
れており、(1)の「イ 現代の国際政治」で、国際法の意義、国連をはじめとする国際機構の役割、日
本の安全保障と防衛、
国際貢献、国際紛争の諸要因、国際平和に寄与する日本の役割等々がある。また(3)の「イ 国際社
会の政治や経済の
諸課題」で学習される人種・民族問題と地域紛争なども国際の平和及び安全にかかわる問題である。
以上の点をふまえ、関連する国際法の説明と合わせて、国際平和や国際連合についての指導例や国際理
解教育の実例なども紹介していく。
授業の進め方としては、教科書を中心に説明した後、必要に応じて、ビデオ、DVD の映像や国際機
関などのサイトを見たり、グループ・ディスカッションや、人権教育のゲームなどの参加型学習を体験
する。
【学習到達目標】
① 国際的な諸問題を時間的経緯や空間的広がりの中で、国際法を通して多角的に理解する視点を養う。
② 将来の社会系教員として、国際的な時事問題を説明できるようになる。
【履修上の注意】
1.教員免許のための科目なので、遅刻・欠席は原則しないように。(やむを得ない場合は除く、代替措
置あり)
2.授業でパソコンを使用することもある。
3.「国際法概論1」(基礎編)と「国際法概論2」(応用編)は内容が連動しているので、事前に「国際法概論
1」(基礎編)を履修し
ておくことが望ましいが、基本事項を復習しながら授業をすすめるので、「国際法概論2」(応用編)
からでも履修できる。
(教科書のⅠ~Ⅴ章・Ⅸ章の国際法の基本事項をふまえた講義内容である)
4.関連科目として、「国際関係論入門」、「国際政治学」、「国際社会入門」、「国際社会問題」、「平和学
入門」、「人権と社会」、
「環境科学」、「現代社会と法律」などを複数履修することによって理解が一層深まる。
370
【事前準備学習】
1.これまでのふりかえり(復習)をした上で、次回講義内容の教科書の該当部分をあらかじめ読んでお
く。
2.時事問題についての理解を深めるため、ニュースや新聞の国際面に目を通し、国際情勢に関心をも
つ。
3.CCSで紹介している、次回講義内容に関連するサイトを確認しておく。
【教科書】
『よくわかる国際法』 大森正仁編著 ミネルヴァ書房 2008
【参考書】
『コンパクト学習条約集』 芹田健太郎編集代表 信山社 2010
【評価方法】
アサイメント・ペーパー(課題1-10%・課題2-10% 課題未提出者は期末レポートの提出資格無し)の提
出と3.期末レポート-10%(1・2・3の合計30%)と
平常点(授業参加度、コメント用紙の提出状況など70%)を総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 国際社会における安全・平和を脅かす諸問題
2 回 国際テロリズム:国際テロ行為に関する諸条約
3 回 国際犯罪:国際法と国内法の関係
4 回 国際刑事裁判所:国際司法裁判所との違い
5 回 国際の平和と安全の維持(1):国連の集団安全保障
6 回 国際の平和と安全の維持(2):国際法における自衛権
7 回 武力紛争法(1):国際人道法の展開-イラク戦争
8 回 武力紛争法(2):大量破壊兵器-ABC兵器
9 回 国連の平和維持活動(PKO):日本のPKO参加
10 回 平和構築:破綻国家の再建、難民、真実和解委員会
11 回 人権の国際的保障:国連子どもの権利条約
12 回 国連人権教育の10年:ゲームによる人権教育の実例
13 回 国際法各分野の相互の関連性:人間の安全保障
14 回 文明間の対話か衝突か:国連文明間の対話年、世界遺産条約
15 回 まとめと期末レポート提出
政治学1//荻原
隆/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
近現代の規範的政治理論(1)-政治社会における善と正義-
この講義は、近現代における代表的な規範的政治理論を取り上げ、それらが政治社会におけるあるべき
根本規範-善と正義-の問題をどのように取り扱ってきたのか分析しながら、学生諸君とともにこの問
題を考えてみようとするものである。政治学2とあわせて履修してほしい。政治学1では、まず、近代
371
とはいかなる社会国家であるのかを、学問・政治・経済・社会・理念といったさまざまな視点から分析
し、その構造的特徴を明らかにしながら講義の導入とする。次に、形成期近代市民社会の代表的な規範
原理であるホッブズとロックの自然権理論を取り上げ、その構造と性格を考察しながら、それがなぜ今
日まで人権思想の源泉として大きな影響を保持し続けてきているのかを論ずる。そして、自然権理論に
対抗して成立し、現代においてもさまざま評価と批判を受けているベンサムの功利主義の原理(最大多
数の最大幸福)を分析し、人権理論との対比を行なう。
【学習到達目標】
国家や社会が成り立つ根本的な規範について原理的にーこの場合は概念を行使してー考えることの意
義や面白さを理解してもらうことを目的としている。物事を原理的かつ論理的に思考する習慣や能力を
養ってもらえればと思う。
【履修上の注意】
遅刻・早退・私語は厳禁。
【事前準備学習】
テキストには一応目を通しておくこと。また広く哲学・文学・歴史などの古典に親しみ、新聞やニュー
スはよくチェックし、知見や教養を高めておくこと。基礎的な知識・思考力が不足していると、授業を
理解できないし、興味もわかないであろう。
【教科書】
『西洋政治理論史』 藤原保信 早稲田大学出版部 1985
『20世紀の政治理論』 藤原保信 岩波書店 1991
『西洋政治理論史』 藤原・飯島編 新評論 1995
【評価方法】
小テスト30%、平常点20%、期末試験50%
【講義テーマ】
1 回 講義の目的
2 回 近現代の構造-学問の視点から-
3 回 近現代の構造-政治・経済の視点から-
4 回 近現代の構造-理念の視点から-
5 回 伝統的自然法思想-T・アクィナスを中心に-
6 回 近代的自然権思想-ホッブズとロックを中心に-
7 回 伝統と近代の国家観
8 回 伝統的自然法と近代自然権思想の連関と差異
9 回 自然権思想の意義と影響
10 回 自然権思想の意義と影響-実証主義と対比して-
11 回 功利主義の登場
12 回 功利主義の理論-ベンサムを中心に-
13 回 功利主義の意義と問題
14 回 人権思想と功利主義
15 回 授業の総括と試験
372
政治学2//荻原
隆/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
近現代の規範的政治理論(2)-政治社会における善と正義-
ついで、ベンサムの功利主義を継承しつつ、大きな質的転換をなしたJ.S.ミルの理論を取り上げ、
さらにグリーンやバーカーらのイギリス理想主義の政治哲学が功利や快楽に代えて人格や自己実現を
政治共同体の目的としていったことの意味を考えてみる。一方、今世紀のアメリカ政治学はこれらの規
範的政治論理の流れとは違って、政治学の経験科学化を追求してきた。ベントレー、メリアム、ラスウ
ェルからイーストン、ドイッチュに到る政治学者がそうである。ここではとくにイーストンを取り上げ、
政治学を経験的事実の領域に限定し、複雑な政治行動を説明する一般理論の構築を目指す体系分析の意
義と問題を考察する。このような、いわゆる行動科学としての政治学に対し、1960 年代の後半には脱
行動革命と呼ばれる激しい批判が生じ、1970 年代には規範的政治理論の復権を志向するロールズ、ノ
ジック、ドゥオーキンらの著作が次々に公刊されていった。ここでは、功利主義を批判しつつ、自由主
義と平等主義の調和を図ろうとするロールズの正義論を取り上げ、その意義と問題を考えてみる。最後
に、現代世界における公共性の喪失を鋭く論じたアレントとハーバーマスをとりあげ、個と個、あるい
は個と共同社会の関係において現代ではなにがなお可能であるかを論じてみようと思う。
【学習到達目標】
国家や社会が成り立つ根本的な規範について原理的にーこの場合は概念を行使してー考えることの意
義や面白さを理解してもらうことを目的としている。物事を原理的かつ論理的に思考する習慣や能力を
養ってもらえればと思う。
【履修上の注意】
遅刻・早退・私語は厳禁。
【事前準備学習】
テキストには一応目を通しておくこと。また広く哲学・文学・歴史などの古典に親しみ、新聞やニュー
スはよくチェックし、知見や教養を高めておくこと。基礎的な知識・思考力が不足していると、授業を
理解できないし、興味もわかないであろう。
【教科書】
『西洋政治理論史』 藤原保信 早稲田大学出版部 1985
『20世紀の政治理論』 藤原保信 岩波書店 1991
『西洋政治理論史』 藤原・飯島編 新評論 1995
【評価方法】
小テスト30%、平常点20%、試験50%
【講義テーマ】
1 回 自然権と功利主義-人間・規範・国家
2 回 功利主義の転回-ミルの場合
3 回 近代の政治的理想主義-ミルの民主主義論をめぐって
4 回 近代の政治的理想主義-グリーンとバーカー
373
5 回 近代の政治的理想主義-バーカー
6 回 近代の政治的理想主義の特徴と意義-善と正義
7 回 近代の政治的理想主義の特徴と意義-国家の概念
8 回 アメリカ政治学の挑戦-その一般的特徴
9 回 アメリカ政治学の挑戦-イーストンを中心
10 回 規範的政治理論の復権
11 回 規範的政治理論の復権-ロールズを中心に
12 回 規範的政治理論の復権-ロールズの正義論の特徴と問題
13 回 現代における公共性理論-アレントの場合
14 回 現代における公共性理論-ハーバーマスの場合
15 回 授業の総括と試験
実践福祉論//手嶋
雅史/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
新学習指導要領では、総合的な学習の時間をはじめ、各教科・領域において福祉に関する内容が重視さ
れている。また、文部科学省調査で LD・ADHD・高機能自閉症により学習や生活について特別な支援
が必要な児童生徒は約6%程度通常の学級に在籍し、さらに特殊教育・特別支援教育が必要な児童生徒
は全体の約8.5~9.5%と推計している。そうした背景のもと障害者基本法改正において発達障害
や難病が障害に含まれることとなった。これからの教員志望者にとって、「健常児生徒への福祉教育」
だけでなく「特別支援児生徒への福祉支援」についても基礎的な理解は不可欠といえる。実践福祉論で
は、学生自身が福祉の課題を身近な問題としてとらえなおし、実際に自分はどのような役割を果たせる
かを考える事をテーマとする。
講義は「介護等体験」に必要な視点や基本理念、概念、制度、政策、サービス内容などを概観し、障害
者権利条約等の時代を背景に、高齢者・児・障害者をめぐる環境(家族・地域・教育・労働・保健・医
療・住宅など)の現状を明らかにしていく。主としてパワーポイントを利用した講義と演習・小グルー
プでのディスカッションなど学生が体験や共感を通じて学ぶことができるように構成する。
【学習到達目標】
初級レベル(障害・介護ヘルパー3級レベルの知識)の福祉用語の理解をもって障害児(者)・老人福
祉分野に関する入門書ならびに新聞雑誌の関連記事の趣旨が理解できる水準に到達すること
【履修上の注意】
教員免許取得希望者は介護等体験に出かける前にこの授業を履修する必要がある。
準備学習:各自の課題やテーマを予め整理しておくこと。授業後は気付きをキーワードとして書き出し
ておくこと。
【事前準備学習】
教職を履修するにあたり、介護等体験の意味やねらいを整理しておくこと。
【教科書】
指定しません
374
【参考書】
指定しません
【評価方法】
試験70%(テスト持ち込みはコピー禁止)
平常点30%
【講義テーマ】
1 回 実践福祉論を学ぶにあたって
実践福祉論受講のガイダンス
2 回 基本的視点の整理
福祉の概念を理解するのに必要な視点について学ぶ
3 回 ノーマライゼーションの理念
4 回 福祉の史的展開 世紀転換期の動向と課題を含めて
5 回 日本の福祉基礎構造改革
介護保険・自立支援法を中心に
等
6 回 福祉需要の把握方法とその具体的内容
7 回 障害者の抱える問題
8 回 高齢社会の抱える問題
9 回 児童の福祉課題
10 回 障害者福祉の役割と意義 スウェーデンの脱施設化から
11 回 障害者の生活支援サービス 雇用・就労におけるジョブコーチ制度に学ぶ住宅生活環境への対応
を中心に 等
12 回 現代社会の福祉問題
社会実態を過去数年の関連記事から読み取る
13 回 ボランティアを通じて ヘンリーランドワースに学ぶ
14 回 福祉実践演習
障害者からの相談(ロールプレイにて体験)
15 回 まとめ及び試験
教育課程論//矢澤
雅/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は人間形成を促す教育課程はどのようなものかということについて探究することが主題で
ある。教育課程の問題は、学校教育において、児童・生徒に何を教え何を学ばせるかという問題につい
て研究することであるが、その問題はつきつめると子どものニーズと社会の要求の2つの要素をどのよ
うに統一していくかという問題になる。この授業では、そのような視点から教育課程について考えると
ともに基礎的・基本的事項についての理解を深めることをめざす。
【学習到達目標】
この授業では、わが国の戦前と戦後の教育課程の歩みを理解すること、学習指導要領の役割と性格に
ついて理解すること、教育課程編成の基本的原則について理解すること、教育課程の評価について理解
すること、教育課程の今日的課題について理解することなどを目標とする。
【履修上の注意】
板書の文字をノートにただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した図書について可能な限り読んでみること
375
【事前準備学習】
教科書を使って予習をすること
【教科書】
『第3版 新しい時代の教育課程』 田中耕治他著 有斐閣アルマ 2011 年
『中学校学習指導要領解説 総則編』 文部科学省 ぎょうせい 2008 年
『高等学校学習指導要領解説 総則編』 文部科学省 東山書房 2009 年
【参考書】
『中学校学習指導要領』 文部科学省 東山書房 2008 年
『高等学校学習指導要領』 文部科学省 東山書房 2009 年
【評価方法】
試験の結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席にする
【講義テーマ】
1 回 教育課程(カリキュラム)の意義
2 回 近代日本の教育課程
3 回 戦後「新教育」のカリキュラム改革
4 回 系統性重視の教育課程
5 回 「新しい学力観」と教育課程
6 回 「生きる力」と教育課程
7 回 教育課程と学習指導要領の関係
8 回 教育課程における分化と統合(総合的な学習の時間)
9 回 教育課程編成の原則(教育内容の選択)
10 回 教育課程編成の原則(教育内容の組織)
11 回 単元構成と教材研究
12 回 教育課程評価とは何か
13 回 社会システムと教育課程
14 回 教育課程の今日的課題
15 回 授業総括および試験
社会科・地理歴史科教育法1//林
上/集春/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
地理歴史科教育法は、学校教育の現場において地理歴史科の授業を行う方法について学ぶ科目である。
この世界の事象は、すべてある時代のある場所で生起したことがらであり、そうしたことがらの集まり
を体系的に整理し解釈を加えたものが地理学や歴史学を構成している。体系的に整理するには何らかの
方法が必要であり、また解釈を加えるには価値観が前提となる。地理歴史科教育法では、学問的な方法
論を学ぶとともに、人間が空間という次元を通してものごとを理解する意味について学習を行う。具体
的には、空間を認識するために人間が考え出した種々の道具や機器、あるいは測定方法や表現方法とい
ったものからはじまり、現象相互間の通時的な因果関係すなわち時間的推移・発展の発見に至るまで、
376
空間と時間をキーワードに地理学と歴史学の方法・概念について学ぶ。本年度は、近代の都市空間を対
象として、そこで行われた種々の人間活動、とりわけ近代化における交通基盤づくりに注目し、都市が
時間を経て発展し、空間的構造をもつに至る過程を追究する。こうした課題を研究することを通して、
われわれは空間をどのように認識したらよいのか、また時間的変化をどのように理解したらよいかを学
ぶ。地理学と歴史学は一見するとまったく別の学問のように思われるが、空間と時間、地域と時代とい
う対応関係で多くの類似性を持っている。両学問に共通する概念・理論・実証について理解を深めるこ
とが地理歴史科教育法の目的である。
【学習到達目標】
社会科教授のうち,歴史と地理の両分野において,世界を幅広く理解し,学んだことがらを第三者に,
わかりやすく伝える能力が身につくようにする。
【履修上の注意】
社会科は,文字通り社会の中で起こっていることがらを対象に調査・分析・表現する科目である。かな
り幅広い知識が求められるので,歴史,地理に限定せず,社会,経済,文化などに関連する分野の文献・
資料などにも目を向けるようにしてほしい。
【事前準備学習】
テキストをよく読んでおくこと。
【教科書】
林 上著「近代都市の交通と地域発展」大明堂
【参考書】
『経済発展と都市構造の再編』 林
上著 大明堂 1995
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%
【講義テーマ】
1 回 都市の発展と立地類型および交通
2 回 鉄道開通前後の交通と市街地構造
3 回 港湾の建設と港湾業務の地域的展開
4 回 鉄道・電車網と都市基盤の構築
5 回 港湾の拡張と後背地域の産業発展
6 回 電車網の展開と都市基盤の拡充
7 回 港湾基盤の拡充と電車事業の発展
8 回 自動車交通の発展と都市構造の形成
9 回 交通の発展・統合化と交通流動
10 回 交通と地域発展の相互関係
11 回 地理学と歴史学の類似点と相違点
12 回 地理学と歴史学の研究方法
13 回 地理歴史科教育法のまとめ
14 回 学期のまとめ
15 回 期末試験及び総評
377
社会科・地理歴史科教育法2//曽我
良成/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
高校の地理・歴史の教員となるために必要な知識や授業技術の修得をめざします。自分たちの高校時代
の地理・歴史の授業は暗記中心でつまらなかったという人が多いはずなのに、自分が教師になるとそう
いったつまらない授業をしてしまうものです。地理や歴史という教材の内容は実は驚きやおもしろさの
かたまりのはずです。いかにして、その驚きやおもしろさを授業として展開すればよいのか「日本史」
を素材にして、一緒に考えていきましょう。ただし、教員免許のための時間ですから、遅刻・欠席には
厳しい態度で臨みます。各自その自覚をもって受講してください。
【学習到達目標】
地理歴史科の教材研究と授業構成の方法を理解する。
【履修上の注意】
教職を目指すという意識で講義に取り組むこと。
無断欠席は一切認めない。
やむを無い事情がある場合は考慮するので申し出ること。
【事前準備学習】
前回終了時に、次回の課題を設定するので、
自分のできる範囲でよいので取り組んでおくこと。
【教科書】
『地理歴史科教育』
【評価方法】
レポート 30%
学術図書出版社 2010
平常点 70%(出席 30%
授業態度 40%)
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 楽しい歴史の授業とは
3 回 「講義」と「授業」の違い
4 回 学習指導要領とは何か
5 回 高校日本史授業研究-古代
6 回
〃
-中世
7 回
〃
-近世
8 回
〃
-近代
9 回 指導案とは何か
10 回 指導案作成準備
11 回 指導案作成作業
12 回 指導案にもとづく授業実践
378
13 回 授業実践の反省と課題の発見
14 回 教育実習に向けての準備
15 回 授業総括及び試験
社会科・公民科教育法//立川
義政/通年/4 単位/2 年次配当
【講義概要】
わが国の戦前における社会科教育に関わる歴史について学ぶとともに、戦後の社会科教育の誕生や変
遷を学習内容や指導方法という観点から学びことにより社会科教育の意義について理解する。
現行の中学校学習指導要領の社会科「公民的分野」や、高等学校学習指導要領の公民科「現代社会」
「倫
理」
「政治・経済」の趣旨を理解するとともに、平成 20 年(中学校)、21 年(高等学校)に告示された
学習指導要領についても現行と比較しながらそれらの意図することを学び、具体的な実践例を通して理
解する。
現代の社会で生じてきている論点・争点(環境やエネルギー、人権、国際関係、等々)を取り上げ、
そのような論点・争点に関わる問題・課題について、生徒一人ひとりが、主体的に考察し、人間として
の在り方や生き方についての自覚を育て良識ある公民として必要な能力と態度を育てるための具体的
で実践的な指導のあり方について、教材研究をするとともに、学習指導案を作成し、模擬授業をする。
【学習到達目標】
○ 社会科学習指導案の作成に関する基礎的な知識・技能等を修得し、学習指導案を立案することがで
きる。
○ 作成した学習指導案をもとに模擬授業を実践することを通して、発問の仕方、個人・集団に対する
支援のあり方、板書のあり方、情報機器等の活用の仕方等を習得することができる。
【履修上の注意】
1、日ごろから社会情勢、特に教育に関する時事問題については関心をもって生活し、テレビや新聞等
における関連するそれらの情報内容は、理解しておくことが望ましい。
2、授業ごとに教育に関わる現在問題になっている事柄について、自分の考え、意見、疑問点、質問等
を記述して提出する。
3、公民的資質を育成するための指導案作成過程において、現在生じている日本や世界の論点・争点に
関する問題・課題を取り上げ、その問題・課題を追求し、解決するための教材内容を構造化していくこ
とが、この授業における主な課題研究となる。
【事前準備学習】
社会科教育公民科の学習活動のあり方を計画し、実践していくための授業なので、日々国内外で生じ
る政治経済、社会問題について関心を持ち、 自己の意見・考えを持って授業に臨むこと。
【教科書】
資料は作成して配布する。
【参考書】
『社会・地歴・公民科教育法』 白井 嘉一 柴田 義松 編着 学文社 2009
『21 世紀「社会科」への招待』 魚住 忠久 山根 栄次 共編 学術図書出版 2010
379
【評価方法】
課題レポート・学習指導案・模擬授業60%、授業毎に授業内容に対する自分の考えや意見等40%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンスと現代の教育課題Ⅰ(教育基本法の改正)
2 回 DVD「地球でイチバン子どもにやさしい教育」の視聴(オランダの教育の考察)
3 回 社会科の歴史Ⅰ(奈良・平安・鎌倉・室町時代)
4 回 社会科の歴史Ⅱ(江戸時代【藩校教育】)
5 回 戦前の社会科教育Ⅰ(明治・大正・昭和 20 年までの地理・歴史・公民教育)
6 回 戦前の社会科教育Ⅱ(教育勅語と修身教育)
7 回 戦後の社会科教育Ⅰ(社会科の誕生・教育基本法と学習指導要領)
8 回 戦後の社会科教育Ⅱ(社会科の教育課程の変遷①)
9 回 戦後の社会科教育Ⅲ(社会科の教育課程の変遷②)
10 回 社会科の学習過程(問題解決学習と系統学習)
11 回 中学校社会科公民的分野の現行と新教育課程(主旨と比較)実践事例を通して指導案作成の基
礎・基本を学習
12 回 高等学校公民科の現行と新教育課程Ⅰ(現代社会:主旨と比較)実践事例を通して指導案作成の
基礎・基本を学
13 回 高等学校公民科の現行と新教育課程Ⅱ(倫理:主旨と比較)実践事例を通して指導案作成の基礎・
基本を学習
14 回 高等学校公民科の現行と新教育課程Ⅱ(政・経:主旨と比較)実践事例を通して指導案作成の基
礎・基本を学習
15 回 社会科公民科社会科学習指導案を作成・発表
16 回 現代の教育課題Ⅱ(社会状況と学校社会で生じている問題)
17 回 社会科(中)・公民科(高)と総合的な学習の時間との関連
18 回 中学校社会科公民的分野における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅰ、教材の構造化
19 回 中学校社会科公民的分野における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅱ、指導案の作成・発表
20 回 中学校社会科公民的分野における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅲ、模擬授業・分析
21 回 高等学校公民科(現代社会)における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅰ、教材の構造化
22 回 高等学校公民科(現代社会)における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅱ、指導案の作成・発
表
23 回 高等学校公民科(現代社会)における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅲ、模擬授業・分析
24 回 高等学校公民科(倫理)における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅰ、教材の構造化
25 回 高等学校公民科(倫理)における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅱ、指導案の作成・発表
26 回 高等学校公民科(倫理)における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅲ、模擬授業・分析
27 回 高等学校公民科(政治・経済)における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅰ、教材の構造化
28 回 高等学校公民科(政治・経済)における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅱ、指導案の作成・
発表
29 回 高等学校公民科(政治・経済)における教材開発・研究・学習指導案の作成Ⅲ、模擬授業・分析
30 回 社会科、公民科の教師に求められている力量について考察
380
統計学//野村
益夫/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
統計学の入門から中級の入口までの内容を前半は記述統計を後半は推測統計を中心に講義する。おお
むね、各時限の前半を理論内容の概説に、後半分をその内容の演習に当てることとする。また、できる
かぎり、時限の最初の 10~15 分を、その時々の重要な社会・経済トピックスの経済統計的解説に当て
ることとする。
統計学の歴史、各学問分野との関連性から入り、データのまとめ方を図・表の作成の仕方・特徴を特
に度数分布の描き方、性質を中心に説明し、次いで種々の平均やチラバリの尺度の性質や計算方法をあ
まり数学的にならずに講義する。最後に正規分布による確率計算の演習を行って前半を終了する。
後半は標本理論の概説から入り、各種分布の性質と関連性を説明し、その分布による確率計算の演習
を行う。次いで、推定・検定の概念の説明と、平均・分散に関する種々の場合の演習を行う。
最後に、回帰分布・相関分布を単純な関数から複雑な関数へと講義・演習をし、当てはまりの尺度の
説明、演習で講義を終了する。
【学習到達目標】
統計学の入門から中級の入口までの内容を前半は記述統計を後半は推測統計を中心に講義する。
【履修上の注意】
必ず出席すること。出席しないと、単位取得は難しい。
【事前準備学習】
受講する前に、統計学入門の単位を取得することが望ましい。数列、指数関数の知識につて、復習する
のが望ましい。
【教科書】
『基本統計学』 豊田利久・大谷一博・小川一夫・長谷川光・谷崎久志 東洋経済新報社
【参考書】
『新統計概論』 森田優三, 久次智雄著 日本評論社 1993.10
【評価方法】
原則として、100%試験で評価する。なお、出席点を考慮する場合もある。
【講義テーマ】
1 回 簡単な数学
2 回 正規分布
3 回 母集団と標本
4 回 標本分布(無作為抽出、標本平均の分布)
5 回 標本分布(中心極限定理、正規母集団からの標本分布)
6 回 推定と推定量について
7 回 推定量の性質
8 回 区間推定
9 回 仮説検定の考え方
10 回 仮説検定と 2 種類の過誤
381
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
平均の検定:母分散が既知の場合
平均の検定:母分散が未知の場合
講義内容の確認
講義内容の数値例による確認
まとめ及び試験
統計学//上山
仁恵/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義は「統計学入門」の知識をベースに、現在、企業や公的機関など、様々なところでよく利用
されている「回帰分析」の概念を学びます。
まず、復習として、「統計学入門」では、2変数の相関関係の検証方法を学びました(散布図や相関
係数)。この講義の受講に当たっては、
「統計学入門」の講義資料を用い、相関関係の検証方法について、
しっかり復習しておいて下さい。
そして、相関関係の検証では、単純に「2変数に関係があるかどうか」を検証することしかできませ
んでしたが、次のステップとしては、相関関係があるのであれば、一方の変数が他方の変数に影響を与
えているのだろうか?さらに、影響を与えているのであれば、どれぐらい影響を与えているのだろうか、
という検証を行いたいところです。このような検証方法が、「回帰分析」という統計手法です。
例えば、企業にとっては、我が社のセールスに為替相場の変動が影響しているのだろうか?もし影響
しているのであれば、1 円の円高で我が社のセールスがどれだけ変化するのだろうか、その具体的な予
測数値が入手できます。また、公的機関にとっては、子供手当等による公的補助が出生率に影響を与え
ているのだろうか?もし影響を与えているのであれば、例えば、公的補助 1 ヵ月 1 万円の支給により、
出生率はどれだけ増加するのだろうか、その具体的な予測数値が入手可能となります。
以上のことから、回帰分析は、現在、企業や官公庁等で幅広く使用され、重宝されている統計分析の
手法となっています。この授業では、非常に有用性の高い「回帰分析」の統計手法の概念を学び、様々
なマクロデータや財務データを用い、「回帰分析」が使いこなせるようになることを目標とします。
【学習到達目標】
因果関係の検証手法である「回帰分析」の概念を学び、様々なマクロデータや財務データを用いて因果
関係を検証し、適切なシミュレーションや解釈ができるようになることです。
【履修上の注意】
「統計学入門」の単位(レベルとしては B 以上)が付与されていることが前提です。また、この講義は、
各回の講義の積み重ねとなるため、欠席をした場合、講義の理解が著しく難しくなることに注意して下
さい(やむを得ず欠席する場合は、後日フォローアップは行います)
。
【事前準備学習】
「統計学入門」の内容を復習しておいて下さい(特に、「分布の概念」の箇所の復習が必要です)。
なお、本講義はエクセルを用いた講義です。エクセルの基本操作(シート上での計算、グラフの作成、
関数の挿入)ができるかどうか確認して下さい。
382
【教科書】
特になし
【参考書】
講義内で提示する
【評価方法】
平常点 20 点、中間試験 40 点、期末試験 40 点(計 100 点満点中 60 点以上の獲得で単位を付与する)。
平常点の評価方法については、第 1 回目の講義ガイダンスで説明する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス:この講義の内容の説明と統計学入門の復習
2 回 回帰分析の概念
3 回 単回帰分析①:回帰式の作成
4 回 単回帰分析②:最小 2 乗法
5 回 単回帰分析③:変数の有意性(t 検定)その1
6 回 単回帰分析④:変数の有意性(t 検定)その2
7 回 単回帰分析⑤:シミュレーション
8 回 単回帰分析の結果をレポートする(プレゼンテーション)
9 回 単回帰分析のまとめと中間試験
10 回 重回帰分析①:重回帰分析の概念と有意性の検定
11 回 重回帰分析②:決定係数
12 回 重回帰分析③:ダミー変数
13 回 重回帰分析④:シミュレーション
14 回 重回帰分析の結果をレポートする(プレゼンテーション)
15 回 まとめと試験
経済数学//佐藤
律久/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本科目では、経済学と関わりのある様々な数学のうち、
「多変数関数の微分」・
「多変数関数の極大・
極小」・「微分方程式」の三つを取り上げて講義します。
これらはミクロ経済学やマクロ経済学、計量経済学などをより専門的に学ぶ上で欠かせないものであ
り、大学院への進学を考えている場合には特に有用でしょう。例えば、消費者・企業の行動や一国の経
済成長の仕方について数理的に分析したり、現実の経済データをもとにして経済理論の正しさを検証し
たりするために必要な数学的知識は、本科目を通して身につけることができます。
毎回の講義ではできるだけ丁寧な解説を心掛けるつもりですが、内容は「経済数学入門」と比べてか
なり難しいものとなります。十分な理解を獲得するには、受講者自身の意欲と努力が必要不可欠である
ことを心得て下さい。なお、講義の最後には理解の確認と定着を目的とした問題演習を実施する予定で
す。
383
【学習到達目標】
1.多変数関数の偏微分および全微分の計算方法を理解し、関連する計算問題を解けるようになる。
2.多変数関数の極大値または極小値を、制約がない場合とある場合の両方について求めることができ
るようになる。
3.一階定係数の線形微分方程式を理解し、関連する計算問題を解けるようになる。
【履修上の注意】
講義中の私語は慎むこと。注意しても改善が見られない場合には平常点を大幅に減ずる。
【事前準備学習】
「経済数学入門」あるいは高校の数学の授業で学んだ「微分」の概念についてよく復習しておくこと。
【教科書】
教科書は特に使用せず、講義内容を要約したプリントを毎回配布する予定。
【参考書】
『はじめよう経済数学』 浅利一郎・山下隆之 日本評論社 2003 年
その他、講義中に適宜提示する。
【評価方法】
期末試験の得点:70%
平常点:30%
【講義テーマ】
1 回 多変数関数の微分①偏微分
2 回 多変数関数の微分②偏導関数の計算
3 回 多変数関数の微分③全微分
4 回 多変数関数の微分④経済学への応用例
5 回 多変数関数の微分⑤問題演習
6 回 多変数関数の極大・極小①制約条件がないケース
7 回 多変数関数の極大・極小②経済学への応用例
8 回 多変数関数の極大・極小③制約条件があるケース
9 回 多変数関数の極大・極小④経済学への応用例
10 回 多変数関数の極大・極小⑤問題演習
11 回 微分方程式①微分方程式とは
12 回 微分方程式②一階定係数の線形微分方程式
13 回 微分方程式③経済学への応用例
14 回 微分方程式④問題演習
15 回 まとめおよび試験
384
ミクロ経済学1//黒田
知宏/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
経済における合理性(便益と費用の比較)がいかに大切であるか,に重点を置いて以下の 3 点を明らかに
する.
・生産の効率性はどのようにして達成されるか.
・消費選択の効率性はどのようにして達成されるか.
・市場における交換の利益はどのようにして生まれるか.
【学習到達目標】
受講上の到達目標は、市場均衡の効率性がなぜそれほど重要であるかを理解することです。
【履修上の注意】
●毎回講義後半に小テストを行います.(出席確認です)
●さらに追加で毎週宿題を出します.(平常点に加算します)
●1回でも講義を聞き逃すと追い付けなくなるので注意が必要.
履修前提科目: 1 年次のミクロ経済学入門の単位を修得していること.
並行履修推奨科目: マクロ経済学,経済政策論
関連科目: 国際経済学,財政学,現代経済学
【事前準備学習】
練習問題を繰り返し解くことで、ミクロ経済学に慣れ親しんでください。
【教科書】
『ミクロ経済学入門 (日経文庫)』 奥野正寛 日本経済新聞出版社 1990
新書サイズに必要最低限がコンパクトにまとめられており,必携である.
しかしながら,しっかり読もうとすると内容は意外と手強い.
講義で説明する板書と合わせてじっくり読むが吉.
【参考書】
『スタンダード経済学シリーズ ミクロ経済学』 林 敏彦 東洋経済新報社 1984
『ミクロ経済学』 奥野正寛編著 東京大学出版会 2008
『経済学で出る数学 高校数学からきちんと攻める』 尾山 大輔,経済セミナー編集部編著 日本評
論社 2008
『ミクロ経済学I』 奥野正寛,鈴村興太郎 岩波書店 1985
林さんの教科書は古いが伝統的な主体均衡を学ぶには丁度良い.
奥野さんの東大出版会の教科書は最新の中級(学部上級)テキストの決定版.
特に,ゲーム理論や不完全競争,不確実性と情報の非対称性など最新のトピックに詳しい.
さらに上の大学院で通用する内容を求める場合は,岩波書店の奥野・鈴村が最高峰となる.
なお,高校数学が苦手という学生は,経済セミナー増刊から出ているものが良い.
【評価方法】
●期末試験では,ノートと教科書・参考書のみ持ち込みを認めます.
385
(1)試験100点満点中の素点を採用。
(2)平常点=15×(講義参加率)
最終成績は
(1)+(2)の合計点数が60点未満は無条件で不可(D)とします。
【講義テーマ】
1 回 入門のおさらい - 需要と供給,市場均衡,余剰概念,
2 回 需要関数と需要の価格弾力性,供給の価格弾力性
3 回 選好関係の仮定,効用関数と無差別曲線
4 回 予算制約下の効用最大化と需要関数,間接効用関数
5 回 所得変化,価格変化と消費選択
6 回 生産関数,等量曲線,PPF
7 回 利潤最大化と派生要素需要関数
8 回 費用関数と供給曲線
9 回 短期と長期の費用曲線
10 回 長期市場均衡(参入と退出)
11 回 生産経済の一般均衡,厚生経済学の基本定理
12 回 外部性と内部化
13 回 不確実性とリスク資産への選好
14 回 情報の非対称性
15 回 これまでの総括及び期末試験
ミクロ経済学1//佐藤
律久/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本科目では、中級レベルのミクロ経済理論について講義します。より具体的には、ミクロ経済学の諸
理論の中でも比較的長い歴史をもつ、「消費者行動理論」・
「生産者行動理論」・「部分均衡理論」
・「一般
均衡理論」という四つの理論を取り上げます。
「消費者行動理論」
・
「生産者行動理論」は、一年次の「ミクロ経済学入門」で学んだ「需要」と「供
給」という概念の背後にある理論であり、これらを学ぶことで需要と供給の二概念について一段と深い
理解が得られるでしょう。また、「部分均衡理論」とは、一つの財の市場における「均衡」を分析する
ものであり、その基礎については「入門」ですでに学んでいるはずです。一方、
「一般均衡理論」は、
二つ以上の財の市場を同時に考え、それらの市場すべてが「均衡」する状態を分析するものです。これ
は「入門」では扱われなかった新しいトピックであり、「国際経済学」などの発展科目を学ぶ際には必
須の内容です。なお、以上の理論はいずれも「完全競争市場」を前提としたものです。これに対して「完
全競争の仮定が成り立たないケース」を対象としたミクロ経済学の諸理論は「ミクロ経済学2」で扱い
ます。
ミクロ経済学の諸理論は本来微分や積分をなどの数学を用いて構築されているものですが、本講義に
おいては、数学を用いた説明は最小限にとどめ、その代わりに図を用いた視覚的・直感的な説明を主体
とするつもりです。ただし、本科目の内容は「入門」と比べてより抽象的で難しいものになっています
386
ので、十分な理解を獲得するには相応の努力が必要です。なお、各回の講義の最後には演習問題を行い、
理解の確認を行う予定です。
【学習到達目標】
1.需要・供給曲線の背後にある消費者及び企業の最適化行動を簡潔なモデルに基づいて理解し,図解
によって説明できるようになること。
2.経済均衡における資源配分がどのような意味での「望ましさ」を備えているかをよく理解し、説明
できるようになること。
【履修上の注意】
1.入門段階のミクロ経済学を習得済みであること。
2.授業中の私語は慎むこと。注意しても改善が見られない場合には平常点を大幅に減ずる。
【事前準備学習】
1.「ミクロ経済学入門」で学んだ内容について一通り復習しておくことが望ましい。
2.一次関数や二次関数のグラフの見方を(一次関数については描き方も)復習しておくことが望まし
い。
【教科書】
教科書は特に使用せず、授業内容を要約したプリントを毎回配布する予定。
【参考書】
『基礎からわかるミクロ経済学[第 2 版]』 家森信善・小川光 中央経済社 2007 年
『今までで一番やさしいミクロ経済学』 小暮太一 マトマ出版 2012 年
『ミクロ経済学』 奥野正寛 東京大学出版会 2008 年
【評価方法】
期末試験:70%
平常点:30%
【講義テーマ】
1 回 消費者理論① 効用関数と効用最大化問題
2 回 消費者理論② 無差別曲線による分析
3 回 消費者理論③ 予算制約と最適消費
4 回 消費者理論④ 所得の変化と需要
5 回 消費者理論⑤ 価格の変化と需要
6 回 消費者理論⑥ 代替効果と所得効果
7 回 生産者理論① 総費用・固定費用・可変費用
8 回 生産者理論② 平均費用・平均可変費用・限界費用
9 回 生産者理論③ 利潤最大化生産量の決定
10 回 生産者理論④ 損益分岐価格・操業停止価格
11 回 部分均衡理論 消費者余剰と生産者余剰
12 回 一般均衡理論① 純粋交換経済における均衡
13 回 一般均衡理論② エッジワース・ボックス
14 回 一般均衡理論③ 厚生経済学の第一基本定理
387
15 回 まとめおよび試験
ミクロ経済学2//黒田
知宏/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
ミクロ経済学1で学習した市場均衡の効率性は素晴らしい性質を持っていた。
すなわち、各経済主体が与えられた条件の下で合理的に行動すると、市場均衡では最も効率的な資源配
分がもたらされたのだ。
この講義では上記の効率性が成り立たないような状態を扱う。
具体的には競争が不完全である状況を分析する。
このような状況では、各経済主体は自身の置かれた設定のもとで費用と便益を比較することにより、合
理的に意思決定しているにもかかわらず、導かれる結果が社会的に見ると非効率的となる。
この理由をひもとくには、各経済主体の合理的な意思決定をより深く理解しておく必要がある。
そのため、この講義の前半部分ではゲーム理論の考え方を説明し、各主体の最適戦略の組み合わせであ
るナッシュ均衡について学んでもらう。
講義の後半では、不完全競争の代表である寡占市場を取り上げて、特有の問題点や解決方法について考
えてもらう。
【学習到達目標】
・ゲーム理論の利得表を自分で作成することが出来ること。
・ゲームの木を自分で描くことが出来ること。
・ナッシュ均衡がどのような性質を持っているかをよく理解すること。
・競争が不完全であると、どのような非効率性が発生するのかを理解すること。
【履修上の注意】
毎回小テストを行います。
ミクロ経済学1で学習した内容を理解していると前提します。
【事前準備学習】
毎回の練習問題を繰り返し解くことで、ゲーム理論の考え方に慣れ親しんでください。
【教科書】
適宜、資料を配布します。
【参考書】
『ミクロ経済学:戦略的アプローチ』 松井彰彦、梶井厚志 日本評論社 2000
『入門ゲーム理論と情報の経済学』 神戸伸輔 日本評論社 2004
『ゲーム理論入門』 武藤滋夫 日経文庫 2001
388
【評価方法】
毎回の小テストの提出状況や、試験の成績によります。
【講義テーマ】
1 回 市場均衡の効率性とその限界
2 回 独占企業の価格設定:粗利潤と純利潤をグラフに書く
3 回 複占企業の価格設定:粗利潤と純利潤をグラフに書く
4 回 価格カルテルと戦略的参入阻止
5 回 価格引き下げ競争を戦略形ゲームで記述する:利得表を作成する
6 回 戦略形ゲームの解を見つける:支配戦略と最適反応
7 回 参入阻止を展開形ゲームで記述する:ゲームの木を描く
8 回 同時手番と逐次手番の違い:ゲームの木を描く
9 回 ナッシュ均衡とサブゲーム完全均衡
10 回 独占企業の供給量と需要曲線との関係:需要曲線を描く
11 回 価格競争とベルトラン・ナッシュ均衡:限界費用の違い
12 回 価格競争とベルトラン・ナッシュ均衡:破滅的競争(Cut throat competition)
13 回 数量競争とクールノー・ナッシュ均衡:残余需要から最適反応を求める
14 回 先行者の利益とシュタッケルベルグ均衡:クールノー・ナッシュ均衡との違い
15 回 総括および試験
ミクロ経済学2//佐藤
律久/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本科目では、中級レベルのミクロ経済理論のうち、
「独占市場」
・
「外部性」
・
「ゲーム理論(の応用)」・
「情報の経済学」という四つのトピックを取り上げ、それぞれ講義します。
これらのうち、
「独占市場」
・
「外部性」
・
「情報の経済学」の三つに共通しているのは、
「ミクロ経済学
入門」の授業で学んだ「完全競争市場の仮定」が成り立たない場合を対象にしたものであるということ
です。例えば、
「独占市場」はある財を生産する企業が一社しか存在しない市場を指し、
「市場には無数
の企業が存在する」ことを仮定する完全競争市場とは、企業自身の行動や社会全体の利益の大きさにつ
いて大きく異なる結論が得られます。一方、「ゲーム理論」は正確には数学の一分野ですが、ミクロ経
済学の「完全競争市場の仮定が成り立たないケース」の分析には特に力を発揮するものです。本科目で
扱うのは入門程度の内容ですが、ミクロ経済学やその他の関連科目を学ぶ上では十分に役立つでしょう。
「ミクロ経済学1」と同じく、数式ではなく図の使用を中心とした、できるだけ丁寧な説明を心掛け
たいと思っています。ただし、内容はやはり「入門」よりも高度になっていますので、本科目を修める
には受講者自身の努力が不可欠です。なお、各回の講義の最後には演習問題を行い、理解の確認を行う
予定です。
【学習到達目標】
1.独占市場と完全競争市場の違いを、余剰の概念を使って説明できるようになる。
2.外部不経済がもたらす結果とその解決方法を理解する。
3.ゲーム理論の基礎を理解し、様々なゲームにおける均衡を見つけることができるようになる。
389
4.情報の非対称性が存在する市場を、ゲーム理論を応用して分析する方法を理解する。
【履修上の注意】
1.「ミクロ経済学1」または「ミクロ経済学」の内容を前提として講義を行う部分がある。
2.講義中の私語は慎むこと。注意しても改善が見られない場合には平常点を大幅に減ずる。
【事前準備学習】
1.「ミクロ経済学1」または「ミクロ経済学」を履修していた者はその内容について復習しておくこ
とが望ましい。
2.これらの科目を履修していない者は、相当の内容を参考書等で独習しておく必要がある。参考書や
独習する範囲については
「ミクロ経済学1」のシラバスを参照し、少なくとも「生産者行動理論」の部分で挙げている項目
について理解しておくこと。
【教科書】
教科書は特に使用せず、講義の内容を要約した資料を毎回配布する予定。
【参考書】
『今までで一番やさしいミクロ経済学』 小暮 太一 マトマ出版 2012 年
『ゲーム理論の思考法』 川西 諭 中経出版 2009 年
『ミクロ経済学』 奥野 正寛 東京大学出版会 2008 年
『入門ゲーム理論と情報の経済学』 神戸 伸輔 日本評論社 2004 年
【評価方法】
期末試験の得点:70%
平常点:30%
【講義テーマ】
1 回 独占市場①独占企業の価格決定
2 回 独占市場②独占均衡
3 回 独占市場③競争均衡との比較
4 回 外部性①外部経済と外部不経済
5 回 外部性②ピグー税
6 回 外部性③コースの定理
7 回 ゲーム理論入門①「囚人のジレンマ」ゲーム
8 回 ゲーム理論入門②寡占市場の分析
9 回 ゲーム理論入門③ナッシュ均衡
10 回 ゲーム理論入門④展開形ゲーム
11 回 ゲーム理論入門⑤サブゲーム完全均衡
12 回 情報の経済学入門①レモン市場と逆選択
13 回 情報の経済学入門②シグナリング
14 回 13 回までの内容の復習
15 回 まとめおよび試験
390
マクロ経済学1//秋山
太郎/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は「マクロ経済学入門」で学習した内容をさらに進め、基本的なマクロ経済学体系を学習する
ことにより、経済学において重要視される GDP、失業などの諸変数がどのように決定されるかについ
ての知識を習得することをその目的とする。講義は財政・金融政策が上記の変数にどのような影響を与
えるのか、実際これまでの日本経済においてどのような政策がなされ、どのような効果があったのかな
ど、理論と現実を関連付けながら進める。
繰り返しになるが、本講義は「マクロ経済学入門」をしっかりと学習していることを前提に進める。
よって、もし「マクロ経済学入門」の内容を忘れてしまった人は初回の講義までに復習しておいてもら
いたい。また講義計画はあくまで計画であるため、途中変更する可能性があることを事前に知らせてお
く。
経済学部に入学した以上、是非、本講義の内容は習得してもらいたい。講義は一方的には行わず、受
講生の反応や課題の出来具合を見ながらできる限り丁寧に進めるように工夫する。理解ができなかった
箇所は遠慮せずに質問に来て欲しい。できる限りのサポートをし、受講生の理解を助けるつもりである。
【学習到達目標】
マンデル・フレミング モデルを使った簡単なマクロ分析ができるようになること。
【履修上の注意】
講義中に私語をせずしっかりと学習に取り組める自信のある者のみの履修を歓迎する。
【事前準備学習】
マクロ経済学入門の内容をしっかり復習しておくこと。
【教科書】
特に指定しない。参考図書は随時、講義内で紹介する。
【評価方法】
試験 60 %
平常点
40 %
【講義テーマ】
1 回 復習:財市場の分析
2 回 投資関数と IS 曲線の導出
3 回 IS 曲線の性質
4 回 貨幣需要
5 回 貨幣供給
6 回 LM 曲線の導出とその性質
7 回 IS-LM 分析-財・貨幣市場同時分析-
8 回 IS-LM 分析-経済政策の効果-
9 回 IS-LM 分析の応用
10 回 IS-LM 分析のまとめと練習問題
11 回 為替市場
12 回 国際収支均衡
391
13 回 マンデル・フレミング・モデル(固定相場制)
14 回 マンデル・フレミング・モデル(変動相場制)
15 回 授業総括及び試験
マクロ経済学1//阿部
太郎/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は「マクロ経済学入門」で学習した内容をさらに進め、基本的なマクロ経済学体系を学習する
ことにより、経済学において重要視される GDP、失業などの諸変数がどのように決定されるかについ
ての知識を習得することをその目的とする。講義は財政・金融政策が上記の変数にどのような影響を与
えるのか、実際これまでの日本経済においてどのような政策がなされ、どのような効果があったのかな
ど、理論と現実を関連付けながら進める。
繰り返しになるが、本講義は「マクロ経済学入門」をしっかりと学習していることを前提に進める。
よって、もし「マクロ経済学入門」の内容を忘れてしまった人は初回の講義までに復習しておいてもら
いたい。また講義計画はあくまで計画であるため、途中変更する可能性があることを事前に知らせてお
く。
経済学部に入学した以上、是非、本講義の内容は習得してもらいたい。講義は一方的には行わず、受
講生の反応や課題の出来具合を見ながらできる限り丁寧に進めるように工夫する。理解ができなかった
箇所は遠慮せずに質問に来て欲しい。できる限りのサポートをし、受講生の理解を助けるつもりである。
【学習到達目標】
マンデル・フレミング モデルを使った簡単なマクロ分析ができるようになること。
【履修上の注意】
講義内容は、知識を一つ一つ積み上げていくようなものであるので、欠席が多いと単位取得が困難にな
る場合があることに注意すること。
【事前準備学習】
特にない。
【教科書】
『新版 マクロ経済学』 中谷武他 勁草書房 2009
【参考書】
『マンキュー入門経済学』 N・グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 2008
【評価方法】
目安:期末試験 80%、平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 国民所得統計 1-ストックとフローなど
3 回 国民所得統計 2-三面等価の原則など
392
4 回 財市場の分析 1-消費関数など
5 回 財市場の分析 2-乗数など
6 回 財市場の分析 3-財政政策について
7 回 金融市場の分析 1-貨幣など
8 回 金融市場の分析 2-日本銀行の金融政策について
9 回 金融市場の分析 3-貨幣需要について
10 回 金融市場の分析 4-金融市場の均衡について
11 回 IS-LM分析 1-基本
12 回 IS-LM分析 2-応用
13 回 マンデル・フレミング モデル 1-基本
14 回 マンデル・フレミング モデル 2-応用
15 回 まとめ及び試験
マクロ経済学2//秋山
太郎/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、「マクロ経済学1」で得られた知識を土台としながら、そこで触れられなかった問題に取り
組む。例えば、「マクロ経済学1」で取り上げた消費関数や投資関数は様々な考え方の一つを提示した
に過ぎず、本講義ではより深い考察が行われる。また、物価の変動、労働市場の明示化、資本が蓄積し
ていく長期的な経済についての考察などもなされる。本講義内容を習得することにより、現実のマクロ
経済の動きをより深く理解することができるであろう。
【学習到達目標】
AD-AS 分析と成長理論を用いて、簡単な経済分析ができるようになること。
【履修上の注意】
マクロ経済学入門をしっかりと復習して理解しておくこと。
【事前準備学習】
マクロ経済学入門をしっかりと復習して理解しておくこと。
【評価方法】
期末試験:70%、平常点:30%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 IS-LM 分析の復習
3 回 消費需要の決定
4 回 投資需要の決定
5 回 大国開放経済
6 回 総需要曲線
7 回 労働市場の分析~労働需要曲線の導出~
8 回 労働市場の分析~労働供給曲線の導出~
393
9 回 総供給曲線(古典派 VS ケインズ派)
10 回 総需要-総供給分析
11 回 経済政策について考える
12 回 景気循環理論
13 回 経済成長について考える
14 回 経済成長理論
15 回 総括
マクロ経済学2//阿部
太郎/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、
「マクロ経済学1」で得られた知識を土台としながら、そこで触れられなかった問題に取
り組む。例えば、「マクロ経済学1」で取り上げた消費関数や投資関数は様々な考え方の一つを提示し
たに過ぎず、本講義ではより深い考察が行われる。また、物価の変動、労働市場の明示化、資本が蓄積
していく長期的な経済についての考察などもなされる。本講義内容を習得することにより、現実のマク
ロ経済の動きをより深く理解することができるであろう。
【学習到達目標】
AD-AS 分析と成長理論を用いて、簡単な経済分析ができるようになること。
【履修上の注意】
講義テーマが変更になる場合がある。
【事前準備学習】
「マクロ経済学1」の内容を復習しておくこと。
【教科書】
『新版 マクロ経済学』 中谷武他 勁草書房 2009
【評価方法】
目安:期末試験 80%、平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 マクロ経済のデータ
3 回 財・サービスの生産と雇用
4 回 消費需要の決定
5 回 投資需要の決定
6 回 IS-LM 分析の復習
7 回 大国開放経済
8 回 物価と総需要、総供給
9 回 労働市場
10 回 景気循環
394
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
経済成長
マクロ経済学の諸潮流
マクロ経済学の課題
おわりに
総括および試験
計量経済学//野村
益夫/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代の経済学の一つの大きな特徴は、経済統計データの分析が盛んに行われることである。日々の家
計・企業・政府の経済活動の結果から得られる経済統計データが多数公表され、それらを用いることに
よって経済問題の分析が可能になる。興味ある経済問題を実証的に分析したい場合には、分析者はこの
問題に関連する経済統計データが記載されている統計書やデータベースを探し出すことから始める。分
析者は、統計書やデータベースからデータを集めてから、適切な分析手法を選択して問題の分析を行う。
経済データの利用と分析について、分析者の目的が景気の動向と政府活動の関係であるケースで具体
的に説明しよう。代表的な景気の指標としては、実質 GDP がある。政府活動のデータとして、政府支
出がある。実質 GDP と政府支出のデータは『国民経済計算年報』
(内閣府経済社会総合研究所編)より
得ることができる。このような政府刊行物等からデータを集めて計量経済学的分析を行うことができる。
この講義の目的は、経済統計データの分析に関して基本的な計量経済学の方法論を解説することであ
る。最小 2 乗法、重回帰最小 2 乗推定量の統計的性質、正規回帰モデルの標準的仮定について解説する。
計量経済学を本格的に学ぼうとすれば、統計学、数学の知識が必要である。この講義では、数理の展開
はできる限り簡単なものに限定し、統計学の知識はあまり必要としない。また、現実経済の消費データ
の計量経済学的分析についても説明する。なお、計量経済学の応用として経済学の実証研究がある。
【学習到達目標】
最小 2 乗推定量の公式を理解する。また、最小 2 乗法の考え方を理解する。
【履修上の注意】
統計学を履修していることが望ましい。
【事前準備学習】
受講する前に、統計学入門の単位を取得することが望ましい。数列、指数関数の知識につて、復習する
のが望ましい。
【教科書】
『統計学から始める計量経済学』 北坂真一 有斐閣
上記教科書を予定している。変更する場合もある。
【評価方法】
試験 100% 平常点 10%前後(試験結果が悪い場合のみ平常点を考慮する。ただし、平常点は出席状況
100%である。)
395
【講義テーマ】
1 回 計量経済学について
2 回 数学の準備(数列、指数関数)
3 回 数学の準備(数列の和、積分)
4 回 線形回帰モデルと最少2乗法の考え方
5 回 最少2乗法の原理
6 回 最小 2 乗推定量の導出:微分を用いる方法
7 回 最小 2 乗推定量の導出:微分を用いない方法
8 回 最小 2 乗推定量の計算
9 回 決定係数
10 回 回帰分析の応用
11 回 重回帰モデルへの拡張
12 回 自由度修正済み決定係数
13 回 最小 2 乗推定量の統計的性質
14 回 誤差項分散の推定量
15 回 授業内容の確認
経済データ分析//児島
完二/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義では、経済学におけるデータ分析の基本的方法の取得をテーマとします。パソコンのリテラシ
ー(基礎的操作)から、経済学で必要となる分析(統計学・計量経済学)の入門的手法を習得すること
を目的とします。専門科目でのデータ処理・分析のみならず、将来、さまざまなデータを処理する際に、
最低限必要な内容を学習します。 経済・経営分析に必要な統計的手法(特に、回帰分析)を習得する
ことを目的とします。実際の経済・経営データをパソコンで計算しながら、いくつもの例題を採り上げ
て、実際の経済分析に役立つ手法を習得します。
具体的学習内容としては、前半は基本統計量を、後半は最小二乗法を扱います。
前半6回で、データの簡単な統計的処理(基本統計量)を学習します。データの整理(度数分布表)か
らデータの特徴を捉えるための統計量(平均や標準偏差)を実際に計算しながらその意味を理解します。
1変数だけでなく、2変数の関係を捉えるための方法を学習します。最後に、電卓や暗算ではできない
ような大量のデータの処理をマスターします。
後半は、最小二乗法を扱います。まず、中心を通る直線を決定するために残差の概念を学習し、残差の
計算を行います。自分で回帰分析用ワークシートを作成しながら推定の原理を学びます。データと直線
の当てはまり具合を検証するために、決定係数を学習します。
【学習到達目標】
経済学部生として必要な能力(学士力)のうち、データ処理に関する分野の達成を目指す。PC での処
理の内容を理解し、自分ひとりでできるようになることが目標です。すなわち、必ず(学士)力がつく
授業とします。
396
【履修上の注意】
以下の3科目が修了していることを前提とする。
1.情報処理基礎:学習した PC 操作内容
2.データ表現技法:Excel でのグラフ描画の技術
3.統計学入門:基本統計量の計算方法
毎回、ノートパソコンを使用しますが、操作説明が中心の実習ではありません。手続きを理解するのが
最も重要です。授業は連続していますので、欠席するとわからなくなります。個別フォローはできませ
んので、授業の欠席・遅刻、説明を聞いてなかったということにならないようにして下さい。
【事前準備学習】
「データ表現技法」でのグラフ描画の技術をしっかり復習しておくように。「統計学入門」の内容をし
っかり復習しておくように。
毎回、授業前に指定された CCS の自学自習で必ず予習(全問クリア)をしてください。授業の冒頭で、
予習範囲に関する小テストを実施します。
関連科目(統計学、計量経済学)の履修を推奨します。
【評価方法】
1. 中間テストと期末テスト(60%)
2. 授業への参加(MinutePaper、小テストほか)状況(30%)
3. 自学自習の取組状況(10%)
【講義テーマ】
1 回 「統計学入門」の内容確認:統計学の基礎知識の確認
2 回 「データ表現技法」
、「情報処理基礎」の内容確認:パソコン操作能力の確認
3 回 データの代表値:分布と中心を示す位置 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/ied/ied.html
4 回 データの代表値:算術平均 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/ied/ied.html
5 回 散らばりの尺度:偏差と分散 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/ied/ied.html
6 回 散らばりの尺度:標準偏差 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/ied/ied.html
7 回 2 変数の関係:散布図 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/ied/ied.html
8 回 2 変数の関係:相関係数 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/ied/ied.html
9 回 これまでの内容(基本統計量)の確認:中間テスト
10 回 散布図と中心を通る直線 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/eda/eda.html
11 回 残差の概念と残差平方和の計算 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/eda/eda.html
12 回 残差平方和の最小値探索 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/eda/eda.html
13 回 残差平方和最小の条件:最小2乗推定量 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/eda/eda.html
14 回 適合度としての決定係数 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/eda/eda.html
15 回 これらの学習(分析ツール、統計ソフト R)と講義まとめ、テスト
397
経済データ分析//野村
益夫/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代の経済学研究の一つの大きな特徴は、経済統計データの分析が盛んに行われることである。日々
の家計・企業・政府の経済活動の結果から得られる経済統計データが多数公表され、それらを用いるこ
とによって経済問題の分析が可能になる。興味ある経済問題を実証的に分析したい場合には、分析者は
この問題に関連する経済統計データが記載されている統計書やデータベースを探し出すことから始め
る。分析者は、統計書やデータベースからデータを集めてから、適切な分析手法を選択して問題の分析
を行う。分析手法は、エクセルや統計学・計量経済学のソフトを用いることで利用可能である。
経済データの利用と分析について、分析者の目的が景気の動向と政府活動の関係であるケースで具体
的に説明しよう。代表的な景気の指標としては、実質 GDP がある。政府活動のデータとして、政府支
出がある。実質 GDP と政府支出のデータは『国民経済計算年報』
(内閣府経済社会総合研究所編)より
得ることができる。このような政府刊行物や政府のホームページ等からデータを集めて計量経済学的分
析を行うことができる。
この講義の目的は、経済統計データの分析に関して基本的な計量経済学の方法論を解説して、その応
用(経済データ分析)に関して説明することである。データの要約、最小 2 乗法、決定係数、正規回帰
モデルの標準的仮定、仮説検定について解説する。経済データ分析を本格的に行うとすれば、統計学、
数学の知識が必要である。この講義では、数理の展開はできる限り簡単なものに限定するが、統計学や
計量経済学の知識はある程度必要である。また、現実経済データの計量経済学的分析についても説明す
る。なお、経済データ分析(計量経済学の応用)として経済学の実証研究がある。
【学習到達目標】
最小 2 乗推定量の公式を理解する。最小 2 乗法の考え方を理解して、経済データ分析を実行できる。分
析の際、仮説検定の方法を理解する。
【履修上の注意】
受講する前に、統計学入門と計量経済学を単位取得することが望ましい。
【事前準備学習】
数列、指数関数、微分の知識につて、復習するのが望ましい。統計学入門と計量経済学に関する復習も
必要である。
【評価方法】
試験 100% 平常点 30%前後(試験結果が悪い場合のみ平常点を考慮する。ただし、平常点は出席状況
100%である。)
【講義テーマ】
1 回 経済データ分析について
2 回 数学の準備(数列の和、微分・積分)
398
3 回 データの要約
4 回 線形回帰モデルと最少2乗法の考え方
5 回 最少2乗法の原理
6 回 最小 2 乗推定量の導出:微分を用いる方法
7 回 最小 2 乗推定量の計算と決定係数
8 回 最小 2 乗法の応用
9 回 重回帰モデルへの拡張と自由度修正済み決定係数
10 回 古典的回帰モデルと最小 2 乗推定量の統計的性質
11 回 攪乱項(誤差項)分散の推定量と仮説検定
12 回 仮説検定の応用
13 回 回帰分析の応用
14 回 授業内容の確認
15 回 授業内容のまとめと試験
経済学史//大村
照夫/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
経済学の歴史は比較的浅い。つまり封建社会から資本主義に移行した時期が最近のことであるからであ
る。今からおよそ 200 年から 300 年以前の経済学が古典派経済学と呼ばれる学問領域である。本講では
古典派経済学を中心に特にアブラハム・タッカーの経済・政治思想を展開する。もちろん経済学の父、
アダム・スミス、あるいはリカードウ、マルサス等の経済学者の理論もとりあげて、経済学のの歴史を
勉強する。
【学習到達目標】
適宜、指示する
【履修上の注意】
適宜、指示する
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
大村照夫『アブラハム・タッカー研究序説』晃洋書房
【評価方法】
レポートもしくはテスト、
平常点 40%(出席状況 40%)による。
【講義テーマ】
1 回 伝記
2 回 業績
3 回 各版の構成
4 回 序論について
399
5 回 精神の機能
6 回 行動
7 回 効用と動機
8 回 快楽
9 回 満足
10 回 満足に対する期待
11 回 満足と不安
12 回 満足と善
13 回 満足と無関心
14 回 満足と意志
15 回 総括
経済学史//大塚
雄太/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
情報経済論//児島
完二/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
20 世紀の終わり頃からインターネットの利用が広がり、それにともない情報技術(Information Tec
hnology)はめざましい発展を遂げてきました。従来は IT と呼称していましたが、コミュニケーション
(Communication)技術と結びつき、ICT が一般的になっています。ICT の技術革新(イノベーショ
ン)は経済社会に多大な影響を与え、従来の組織の形態や経済主体のライフスタイルまで変えてきまし
た。そのインパクトの大きさから「IT 革命」とも呼ばれています。IT バブルのような過剰な期待はな
くなりましたが、今でも大きな技術の進展が見られます。例えば、Web 技術では Web2.0 という言葉に
代表されます。システム系ではクラウド、コミュケーションではソーシャルネットワークなど、枚挙に
暇がありません。IC カードやスマートフォンなども実用化され、多様な分野で利活用されています。
本講義は経済学部の設置科目なので、ICT の発展と経済社会との関わりをメインテーマとします。経
済学ではヒト・モノ・カネの流れを扱い、消費者・生産者・政府という経済主体を考えます。これら3
つの経済主体が ICT の進展により、どのように変容したのかについて学びます。まず、消費者の変化で
す。インターネットや携帯電話を使うことで生活は便利になりました。もはやこれらなしに生活できな
いという若者もいるほどです。しかし、「情報格差」という社会問題も作り出しました。次に生産者で
す。プロ野球の経営に IT 業界が進出していることを見ても、この 20 年間の躍進はめざましいものでし
た。従来の企業も積極的に ICT を導入し、業務の効率化を図っています。最後に政府も ICT への取り
組みを行なっています。例えば、情報政策や電子政府の推進を実施しています。
このように経済社会を構成する企業、家計、政府がどのように情報通信技術を受け入れ、活用してい
るかを考察します(イノベーションの普及)。情報を効率的に活用することで合理的な経済活動が可能
になったかを、多くの事例をもって解説します。具体的な内容は、毎回の【講義・テーマ】を参照して
ください。技術的な内容は必要最低限にするとともに、身近な例を用いてできるだけ分かり易く解説を
します。ここで扱う内容には各種情報関連資格試験にも関連する範囲も含まれていますので、この講義
400
を基礎としてさらに発展した内容に取り組んでください。
【学習到達目標】
「実力がつく」授業を目指します。ネットワークの関連知識では、講義開始時よりも理解が深まるよ
うにします。具体的には、就職活動や社会で活躍する時に必要となる情報ネットワークに関する基礎知
識を確立します。
【履修上の注意】
本科目ではノートパソコンを利用した(PC エンハンスドな)授業です。CCS の教育支援システム(自
学自習・MinutesPaper・授業理解度調査・小テスト)を毎回、利用します。また、これらにより個々
の学生の学習進度(自学自習)や理解度(MinutesPaper、電子アナライザ、小テスト)をチェックし
ます。CCS を通じて授業に参加した実績は、平常点として評価をします。
【事前準備学習】
毎回、授業前に指定された CCS の自学自習で必ず予習(全問クリア)をしてください。授業の冒頭で、
予習範囲に関する小テストを実施します。
【教科書】
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン 日経 BP 社 2012.9
【参考書】
『通信崩壊 : IT 革命と規制緩和の結末』 藤井耕一郎 草思社 2002.12
『ウェブ進化論』 梅田望夫 ちくま新書 2006
『次世代インターネットの経済学』 依田高典 岩波新書 2011
『フラット化する世界』 トーマス・フリードマン 日本経済新聞 2008
『これから情報・通信市場で何が起こるのか』 野村総合研究所 東洋経済新報社 2007
など、追って指示します。
【評価方法】
1. 期末試験: 70%
2. ネットでの授業参加(CCS の MinutesPaper・自学自習の予習状況、小テストなど):
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス:情報と経済社会
2 回 コンピュータ・ネットワークの仕組みと発展
3 回 インターネットの仕組みと WWW の発展
4 回 ドメイン名と IP アドレス
5 回 OS の進化とソフト産業の発展
6 回 ブロードバンドの普及とその影響
7 回 デジタル化による通信業界の再編
8 回 デジタル化による放送業界の再編
9 回 企業の情報化から B2B へ
10 回 経営情報システムから Web2.0 へ
11 回 e コマースの発展と電子決済
12 回 日本の情報政策と電子政府
401
30%
13 回 Web の進化と社会の変化
14 回 シェアとソーシャルツール
15 回 講義のまとめ(技術革新と経済)と試験
金融論//小林
礼実/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
金融とは、私たちに預金をはじめとする貯蓄手段を提供するとともに、企業などに対しては資金を調
達する手段を提供する。こうした金融活動は、国内総生産や雇用量および物価などといったマクロ経済
変数への影響を通じて、私たちの日常生活に大きな影響を及ぼす。
金融論は、カネの流れに関わるあらゆる経済現象を分析の対象とした学問である。テレビや新聞では、
株価や為替レートのことを報じた金融ニュースが毎日報道されているが、ほとんどの経済活動がカネの
流れと不可分であるため、金融の問題は私たちの身近な問題といえよう。金融論を理解するためには、
実際の金融制度と金融市場の仕組みに関する知識が不可欠である。
そこで、本講義では、入門レベルの金融論として理解してもらいたい、「ミクロ金融」および「金融
システム」に関連したテーマを概説する。
●将来金融機関に就職を希望する学生は本講義を履修することを推奨する。
【学習到達目標】
本講義の目標は、現実の金融諸問題についての理解を深めるために、実際的金融知識と金融理論、特に、
「ミクロ金融」および「金融システム」に関連したテーマ、を習得すること。
【履修上の注意】
●受講に当っての注意事項を説明するので 1 回目の授業には必ず出席すること。
①履修に際して、高校程度の数学の知識を有していることを前提とする。
②毎日、金融に関連した記事に着目しながら日経新聞(あるいは、朝日新聞や中日新聞といったその他
一般紙でもかまわない)を読み、議論(着目した理由、記事の要約、記事が日米の株価などといった金
融ニュースや実体経済に及ぼす影響など)できるよう準備して下さい。
【事前準備学習】
高校程度の数学の復習をしておいてください。
【教科書】
『はじめて学ぶ金融のしくみ(第 3 版)』 家森信善 中央経済社 2012 年
【参考書】
『日本経済新聞』
『金融論をつかむ』 前多康男等 有斐閣 2006 年
【評価方法】
①平常点(受講態度など)・小テスト(持込み可)45%
402
②学期末試験(持込み不可)55%
【講義テーマ】
1 回 講義ガイダンス、金融論とは
2 回 貨幣(貨幣の役割、定義、貨幣の内訳)
3 回 金利①(金利の基本概念:利子率)
4 回 金利②(金利の基本概念:単利、複利、実質利子率、名目利子率)
5 回 金利③(利子率と債券の関係:貨幣の時間的価値、CF 評価)
6 回 金利④(債券の評価)
7 回 金利⑤(利子率の決定要因、金利の期間構造)
8 回 金融システム
9 回 金融仲介機関の役割
10 回 日本の金融機関
11 回 金融システム安定化のための政策
12 回 金融商品
13 回 金融市場
14 回 見直し及び質問受付日
15 回 授業総括及び学期末試験
金融論//松原
克正/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
金融に関連するニュースは毎日のように新聞やテレビなどで報じられているが、それが私たちの生活に
どのような影響を及ぼすのかを考えるとき、金融論の知識は理解を助ける一つの手がかりを提供してく
れる。この講義を通じて経済現象の見方・考え方を学んでほしい。特に、将来銀行などの金融機関に就
職しようと考えている学生には受講を勧める。
【学習到達目標】
金融に関する知識を習得し、日々の経済現象に対する理解を深める。
【履修上の注意】
内容が連続的であり継続して受講する必要があるため、欠席等に対するペナルティーは意識的に重くし
てある。また、一部ではあるが高校程度の数学の知識を必要とするため、苦手意識がある者はあらかじ
め復習しておくこと。 なお、いくつかの重要な話をするので1回目の授業には必ず出席すること。
【事前準備学習】
適宜、指示する
【教科書】
『使用しない。』
【参考書】
『適宜指示する。』
403
【評価方法】
定期試験(60点)+平常点(40点)
平常点は持ち点40点から始まり、遅刻、欠席、居眠りなどによって1回につき10点ずつ減点する。
【講義テーマ】
1 回 基礎的諸概念
2 回 金融仲介
3 回 金利
4 回 割引率と現在価値
5 回 貯蓄計画
6 回 効用最大化
7 回 異時点間消費計画
8 回 最適現金保有額
9 回 不確実性
10 回 リスクの評価
11 回 安全資産と危険資産
12 回 資産選択
13 回 分散投資
14 回 演習問題
15 回 まとめと確認
経済史//名城
邦夫/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
世界史をグローバルヒストリーの視点から再検討し、16 世紀以降の世界を一つの世界として捉え、ユー
ラシア大陸の東と西で大きな変革が行われた点に注目する。ヨーロッパでは資本主義市場経済が成立し、
日本でも一定の市場経済を伴う経済社会が形成された。その後のグローバリゼーションを経て、段階的
に世界は一つの市場経済体制に編成されていった過程をヨーロッパと日本に注目して検討する。近代資
本主義社会の本質を土地から離脱した資本の行動の全面的解放と捉え、資本の行動を国民国家が促進す
ると同時に公的に規制し、近代的民主主義社会が形成されたと考えられる。21 世紀には一層のグローバ
リゼーションが進展する中で、国際的に行動する資本とそれを規制する国家の連合体がどのように行動
するかが最大の課題である。大衆社会の形成と国家さらには国際資本の行動の三つ巴の関係がどのよう
な 21 世紀社会を形成するか学生自身に考えてもらう授業を行っていきたい。
【学習到達目標】
西ヨーロッパにおける市場経済の成立と発展過程の概要を理解し、さらに日本の江戸時代以降の経済発
展との比較を通じて、資本主義市場経済の基本的特徴と現代資本主義の特徴について理解するように努
める。さらに、近世以降のグローバリゼーションの意義について探求し、現代社会を転換期ととらえる
世界史認識を共有できるように促す。
【履修上の注意】
毎回アンケートを取り、テーマごとに小テストを行う予定である。講義の予習、基礎学力を養うため
404
に自学自習を行ってもらう予定である。
【事前準備学習】
地理上の発見、ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスの世界進出について事前に調べておいてく
ださい。近世日本の「出島」
「対馬」琉球」
「松前」の交易の性格を幕藩体制とアジア、ヨーロッパの関
係の中で確認しておくこと。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
『オランダ東インド会社の歴史』 科野浩蔵 同文館 1988 年
『オランダ風説書』 科野浩蔵 中公新書 2010 年
『流通経済史』 山川出版社 2008 年
『日本経済史1』 速水融 岩波書店 1988 年
『日本経済史 2』 新保博 岩波書店 1988 年
講義中に指示する
【評価方法】
試験 50% 平常点 40%(アンケート内容 20%
小テスト 20%)、自学自習による評価 10%
【講義テーマ】
1 回 16 世紀世界の転換
2 回 日本における近世社会の成立
3 回 江戸時代前期の経済社会
4 回 日本における市場経済の成立
5 回 江戸時代後期の経済社会
6 回 日本における国民国家の成立と明治維新
7 回 日本における産業革命
8 回 日本資本主義の海外進出
9 回 1873 年「大不況」と資本主義の構造転換
10 回 資本主義の発展と独占形成
11 回 戦間期の資本主義の動揺
12 回 戦後資本主義の発展とフォーディズム
13 回 冷戦の崩壊と世界資本主義の構造転換
14 回 産業資本主義から高度技術情報資本主義への転換
15 回 21 世紀世界のゆくえ
経済史//河原林
直人/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
元来,経済のみならず学問的な理論や研究の構築には歴史研究が重要な位置を占めている。実際に「古
典」の多くは歴史的叙述に裏づけられた学問として体系化されている。しかし,現在の経済学において
405
は,それらの認識がやや弱くなっているように思われる。正確に経済的諸事象を理解するには,原因・
過程・結果などを総合して捉える視角が要求される。とりわけ「時間軸」に対する考慮が適切でなけれ
ば因果関係を把握することができない。従って,経済史は単なる歴史の暗記とは異なり,社会科学的「思
考」を養う役割を担っているのである。
本講義では歴史的側面から世界経済とアジア地域の経済的ダイナミズムを概観し、経済史的理解を深
める知識を養いたい。ただし,古代から現代までを網羅的に扱うことは困難であるため,特に現代に大
きな影響を与えた「近代」を中心とした内容を紹介したい。
本講義での中心テーマは,「アジアとヨーロッパの関係」である。この二つの地域がどのような形で
経済的関係を形成したのかを時代に沿って見てみると,今までとは異なる「世界」が見えてくるだろう。
ここで明らかにされる「世界」は,学生諸君にとって大きな衝撃を受けるものである可能性が高い。最
後に,本講義で紹介する諸情報が現代世界を理解する上で極めて有用なものであることを付け加えてお
こう。
【学習到達目標】
歴史的事実の羅列や暗記を排除して講義を行います。「過去から学んで現在を見る」という方法を本
講義を通して会得してもらいたい。
【履修上の注意】
受講にあたっての注意事項を最初の時間にお話しします。必ず出席して下さい
【事前準備学習】
世界地図を見ること。
【教科書】
特に無し
【参考書】
『世界史年表・地図』 亀井高孝・三上次男・堀米庸三・林健太郎編 吉川弘文館 2006
この参考書でなくてはならない理由はありませんが,講義の内容を理解する上で世界史地図は役に立ち
ます。もし高校の時に購入したものがあれば,それでも構いません。
【評価方法】
試験 80%
平常点
20%
さしあたりの目安として,このようなバランスで評価したいと考えています。正式な評価方法は講義
を進めていく中で決定する予定です。
【講義テーマ】
1 回 はじめに ~経済史の学び方~
2 回 歴史認識の概念 ~東洋と西洋~
3 回 貧しいヨーロッパ・豊かなアジア
4 回 アジア物産の影響と経済的意味
5 回 大航海時代とアジア・新大陸
6 回 東インド会社とアジア世界
7 回 茶のインパクト
8 回 産業革命のインパクト
406
9 回 19 世紀のアジア ~中国とインド~
10 回 アヘンのインパクト
11 回 中国の開港による社会経済的変化
12 回 帝国主義時代における社会経済的変化
13 回 第一次世界大戦とアジア
14 回 第二次世界大戦とアジア
15 回 資源・経済・戦争 ~現代への展望~
日本経済史//笠井
雅直/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
日本の工業化について、企業経営に焦点をあてて検討したい。日本型の企業経営の原型は、明治期の企
業経営にあった。明治期の代表的な形態である国家資本型および財閥資本型をとりあげる。その発展要
因として、対外的な軍事的対応に起因する政府の産業政策の先導性、そして企業経営レベルにおける外
国企業の情報・技術・資本への依存性をとりあげ、戦前期を通して、企業経営の発展の支柱であったこ
とを明らかにしたい。
【学習到達目標】
日本の工業化が可能となった諸条件について習得し、説明できることが目標。
【履修上の注意】
講義については、常に、疑問をもって、聴くこと。
【事前準備学習】
前回の範囲を、テキスト、ノートなどによって確認すること。
【教科書】
『日本の産業革命』 石井寛治 講談社〔講談社学術文庫〕 2012 年
【評価方法】
毎回の小テストと期末の試験の結果から評価
【講義テーマ】
1 回 日本経済史の問題領域
2 回 ペリー来航の世界史的意味
3 回 幕末貿易の特徴と外国貿易商社
4 回 明治維新の過程
5 回 明治政府の工業化政策
6 回 松方財政と軍拡
7 回 産業革命と貿易構成
407
8 回 日清戦争の経済史的意味
9 回 東アジアの帝国主義と日本
10 回 日露戦争の経済史的意味
11 回 日露戦後の日本経済
12 回 国家資本の事業経営
13 回 第一次世界大戦と日本経済
14 回 戦時下の日本経済
15 回 戦前日本資本主義の段階と特徴について
西洋経済史//名城
邦夫/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
産業革命以降のヨーロッパの経済発展を概観し、イギリスとドイツの産業革命の比較を行う。さらにそ
の後のドイツ社会の発展とヨーロッパ統合の過程を説明し、通貨統合に至る経済社会の発展を概観する。
続いてドイツ史における民族問題について概要を説明し、スラブ人、ユダヤ人、トルコ人を中心とする
アラブ人を巡る問題をドイツ経済史との関連で説明する。イスラム世界の変革とヨーロッパ統合の関係
についても考察する。
【学習到達目標】
ヨーロッパの近代以降の経済発展について、近隣諸民族との関連で理解することを目指す。近代ヨーロ
ッパが、現代において統合を実現した過程で近隣諸民族との関係をどのように展開したかについても理
解するように務める。さらに、21 世紀の諸問題についての理解に役立つような見解についても、経済史
の立場から提供することを目指す。
【履修上の注意】
毎回出席を取り、小テストも行う予定である。
【事前準備学習】
イギリス産業革命、三十年戦争、ナポレオン戦争、ドイツ三月革命、1871 年ドイツ国家統一、第一次
世界大戦、ナチス、ヨーロッパ統合について調べておくこと。
【教科書】
コピーして渡す予定である。
【参考書】
『西洋経済史』 岡田康男 八千代出版 1995 年
『現代ヨーロッパ経済史』 原輝史・工藤章 有斐閣 1996 年
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%(出席状況 20%
小テスト 20%)
【講義テーマ】
1 回 イギリス産業革命の意義
408
2 回 工業化の各国比較
3 回 ドイツ産業革命の特質
4 回 20 世紀前半のドイツ経済
5 回 ナチスの台頭とドイツの敗退
6 回 第二次世界大戦後のドイツ
7 回 奇跡の復興と独仏の提携
8 回 ヨーロッパ共同体とドイツ
9 回 統一後のドイツ経済
10 回 通貨統合後のヨーロッパ
11 回 ドイツにおける民族問題:スラブ人
12 回 ユダヤ人問題とヨーロッパ
13 回 ドイツ史におけるトルコ人問題
14 回 ドイツ統一の精神史
15 回 ヨーロッパとイスラム 21 世紀のゆくえ
比較経済論//家本
博一/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義では、比較経済体制論への入門を目的として、「1989 年東欧革命」と「1991 年ソ連邦の消滅」
によって自己崩壊した現代社会主義に焦点を当てて、旧東欧諸国における現代社会主義の基本動向を明
かにした上で、なにゆえ現代社会主義は自己崩壊したのかという比較経済体制論における基本問題を論
じる。その際、学生諸君の理解を深めるため、各種の資料、文献だけでなく、視聴覚教材(ビデオ)、
地図などを活用していきたい。
本講義では、履修生が①比較経済体制論の基本問題である現代社会主義の自己崩壊過程とその結果につ
いて、②社会主義から資本主義への歴史上初めての体制転換の過程について、それぞれ具体的に理解す
ることをその達成目標とする。このため、履修生に対しては、歴史的な展開過程の実相を詳細に、具体
的に説明することとする。
【学習到達目標】
履修生が①比較経済体制論の基本問題である現代社会主義の自己崩壊過程とその結果について、②社会
主義から資本主義への歴史上初めての体制転換の過程について、それぞれ具体的に理解することを達成
目標とする。
【履修上の注意】
本講義を履修する学生諸君は、家本が担当する「欧米経済論」(秋学期A)を並行して履修されたい。
【教科書】
『比較経済論講義要綱』 家本博一 三恵社 2008 年
『歴史年表①-ロシア・旧ソ連邦・中欧の歴史』 家本博一 三恵社 2008 年
『歴史年表③-ゴルバチョフ政権の6年間』 家本博一 三恵社 2008 年
科目担当者である家本が作成した講義要綱と歴史年表を教科書として利用する。
409
【評価方法】
筆記試験の結果と出欠調査の結果を総合して判定する。なお、出欠調査はカード読み取り機を用いて実
施するが、全ての講義に出席した者については、筆記試験結果に 10 点を加点する。
【講義テーマ】
1 回 「ロシア革命」の実像と虚像
2 回 レーニン時代の社会主義建設過程(1)
3 回 レーニン時代の社会主義建設過程(2)
4 回 レーニンの死とスターリンの「一国社会主義論」
5 回 スターリン時代の社会主義建設過程(1)-第2次世界大戦前
6 回 スターリン時代の社会主義建設過程(2)-第2次世界大戦後
7 回 東欧での「人民民主主義」体制への移行-1940年代後半
8 回 スターリンの死と「脱スターリン化」への動き
9 回 フルシチョフの「スターリン批判」演説と東欧の激変-ポーランド、ハンガリー、ユーゴスラヴ
ィア
10 回 チェコスロヴァキア「プラハの春」事件と「ブレジネフ・ドクトリン」
11 回 1980年代初めにおけるポーランド「連帯」運動とその意義
12 回 ソ連邦ゴルバチョフ政権の「ペレストロイカ」路線とその余波
13 回 東欧での現代社会主義体制の自己崩壊
14 回 「ペレストロイカ」路線の挫折と現代社会主義体制の自己破壊
15 回 講義内容の総括と筆記試験
経済英語//城
哲哉/春A・秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
日本や世界の経済情勢に関して、英文で書かれた論評や記事を題材にその内容理解を目指す。本年度は、
ユニークな経営理念を持ってものづくりに励む日本の企業 15 社に関する英文を読みながら、ビジネス
の動きについて洞察を深め、そこで用いられている英語表現について学習する。
【学習到達目標】
経済やビジネス関連の英文記事を正確に読み取り、この分野の語彙や語法などについても知識を深める。
【履修上の注意】
この授業を登録するにあたって、次の 2 点を心に留めておいてい欲しい。1.予習が必須であり、毎週
CCS を通して、課題の提出が求められること。2.毎回授業の最後に試験を行うこと。従って、毎回気
を緩めないで授業に参加する必要があり、成績はこれらの課題と試験の累積点によって決まる。最後の
試験は行わないので、常日頃の勉強が何よりも重視される。授業は春と秋の両方の学期で開講されるが、
どちらか一方しか単位認定は行わない。本年度は、両学期とも同じテキストを利用する。
【事前準備学習】
当然のことであるが毎回しっかりと予習して、CCS による課題の提出を忘れないこと。毎回授業に出て
試験を受けていても、課題での点数が低いために単位の認定が受けられない学生が毎年数名います。
410
【教科書】
『Leading the Way: Major Japanese Corporations』 小澤 健志 他著 南雲堂 2013
【評価方法】
毎週提出する CCS による課題(毎回 3 点)と授業の最後に行う小試験(毎回 5 点)の累計点
詳細は最初の授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 Chapter1: アサヒグループホールディングス株式会社 (Asahi Group Holdings, Ltd.) -「世
界品質」で信頼される企業を目指す-
2 回 Chapter2: キヤノン株式会社 (Canon Inc.) -光学技術をカメラから複写機へ展開-
3 回 Chapter3: KDDI 株式会社 (KDDI CORPORATION) -新たな情報通信の世界を提供-
4 回 Chapter4: シチズンホールディングス株式会社 (Citizen Holdings Co., Ltd.) -電波時計で時
計業界をリード-
5 回 Chapter5: スズキ株式会社 (Suzuki Motor Corporation) -軽自動車で業界をリード-
6 回 Chapter6: 積水ハウス株式会社 (Sekisui House, Ltd.) -家族の未来を守る家-
7 回 Chapter7: 株式会社セブン-イレブン・ジャパン (Seven-Eleven Japan Co.,Ltd.) -「新・総
合生活産業」を目指して-
8 回 Chapter8: 大正製薬ホールディングス株式会社 (TAISHO PHARMACEUTICAL HOLDING
S CO., LTD.) -『リポビタンD』で有名な製薬会社-
9 回 Chapter9: 豊田通商株式会社 (Toyota Tsusho Corporation) -トヨタグループの総合商社-
10 回 Chapter10: 日東電工株式会社 (NITTO DENKO CORPORATION) -ニッチ分野で世界一
-
11 回 Chapter11: 日本金銭機械株式会社 (Japan Cash Machine Co., Ltd.) -金銭識別機の会社
-
12 回 Chapter12: 日本経済新聞社 (Nikkei Inc.) -ビジネスマンと就活学生には必読の新聞-
13 回 Chapter13: マブチモーター株式会社 (MABUCHI MOTOR CO., LTD.) -小型モーターで
世界一のシェア-
14 回 Chapter14: 株式会社ヤマダ電機 (Yamada Denki Co., Ltd.) -家電量販店で最大手-
15 回 Chapter15: 株式会社ユニクロ (UNIQLO CO., LTD.) -カジュアル衣料で世界展開-
憲法1(人権)//玉木
満/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
「社会あるところ、法あり(Ubi societas, ibi ius. )」という古い法諺があるように、法とは人間が
共同して社会生活を営む上で不可欠の社会規範です。その法の中でも「最高法規」とされているのが憲
法です。憲法は、私たち一人ひとりが社会の中で人間として生きていくために必要な自由・権利を保障
し、そしてそれらが脅かされないようにするための政治のルールと国家の基本的なしくみについて定め
た原理であり、歴史の中で獲得されてきた成果です。この講義では、日本国憲法のいわゆる「人権」規
定に定められた個人の権利や自由が、どのような内容で、どのように保障されているのか、そこで争わ
れている問題点は何かなどを裁判例や憲法学説を用いて解説します。その上で、各講義テーマにおいて
「人権」はどのように保障されるべきかを受講者に考えてもらいます。
411
【学習到達目標】
①新聞やテレビのニュースで扱われる憲法関連の事例を理解できるようにすること。
②それらの事例をただ単に把握するだけではなく、自分なりの見解を含めた上で多角的に考察できるよ
うにすること。
③日本国憲法が試験科目として必要とされる国家試験等を受験する予定の学生にとって、基本的な知識
や考え方を身に付けるようにすること。
【履修上の注意】
①事前に配布する教材や資料を読んだり、適宜課される課題に取り組むなど十分な予習・復習が必要で
す。十分な予習・復習をせずに単位の取得だけを目的とする学生は受講しないでください。なお、全授
業の 3 分の 2 以上出席する必要がありますので、6 回以上欠席した学生は、期末に行われる定期試験を
受けることができません。
②早退・遅刻は原則として認めません。また、授業中の私語は厳禁とします。他の受講学生の授業を受
ける利益を侵害することになり、また、授業妨害になる場合もありますので、厳しく注意します。場合
によっては退室を命じ、その回以降の受講を認めません。
③携帯電話・スマートフォンなどの着信音を鳴らしてはなりません(授業中の通話も一切認めません)。
④授業時間中の教室の出入りを禁じます。ひとたび教室内に入ったら、授業が終わるまでは教室を出る
ことはできません。
⑤2013 年(平成 25 年)版の六法を持参してください。
【事前準備学習】
教科書を事前に読み、読めない文字や分からない言葉を分かるようにしておいて下さい。
【教科書】
『憲法1(第5版)』 野中俊彦・中村睦男・高橋和之・高見勝利 有斐閣 2012 年
【参考書】
※初回授業で紹介します。
【評価方法】
定期試験(60 点)+授業中に行われる小テストおよび授業の事前事後に出される小課題(40 点)をも
とに、憲法の基礎知識や法制度・手続の正確な理解、法的思考の習熟度により総合評価します。なお、
授業への出席は、原則として単位認定資料に含めません。また、6 回以上欠席した学生は、定期試験を
受けることができません。
【講義テーマ】
1 回 Introduction--憲法を学ぶ意味
2 回 人権保障の一般原則①──人権とは何か、人権享有主体.
3 回 人権保障の一般原則②──人権の適用範囲、制約原理
4 回 個人の尊重と包括的基本権
5 回 法の下の平等
6 回 精神的自由(1)──思想・良心の自由
7 回 精神的自由(2)──信教の自由
8 回 精神的自由(3)──表現の自由①(保障の意味と保障内容)
9 回 精神的自由(4)──表現の自由②(表現規制)
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回
回
回
回
回
回
経済的自由・財産権
社会権(1)──生存権
社会権(2)──労働に関する権利
社会権(3)──教育を受ける権利
人身の自由と適正手続の保障
まとめと定期試験
憲法1(人権)//榎澤
幸広/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
憲法は、民法や刑法に比べて、身近な存在ではないと感じている学生も多いのではないでしょうか。
しかし、本当に身近ではないのでしょうか。例えば、「お前は国政について意見するな。したら逮捕す
るぞ。」と警察官に言われたらどうでしょう。また、
「お前の親は農民だから子どものお前も農民以外の
職は認めない。違う職に就いたら罰するぞ。」と役人に言われたらどうでしょう。そんな世の中は息苦
しいですよね。実は、憲法に規定されている『人権』とは、普段は空気や水のような存在に感じてしま
いがちですが、今のような事例をふまえて、その存在意義をあらためて検討してみると、なくてはなら
ない重要なものだということが理解できるのではないでしょうか。
しかし、受講者の中には、
「そんな話は昔の話でしょ。」という人もいるかもしれません。確かに、一
つの見方をすれば、日本国憲法は過去の記憶を反省材料として記録しているともいえなくもありません。
ですが、現在、本当に国家による人権侵害はなくなったのでしょうか? 例えば、無実の人が何らかの
間違いで有罪になったり。ただ単に自分の意見を示したビラを配布した人が警察に逮捕されたり。この
ような事例を分析するためにも、そして、自分が人権侵害を受ける可能性がゼロではないことをふまえ
た上で、憲法に示される『人権』とは何かを、皆さんたちと再考していきたいと思います。
【学習到達目標】
①新聞やテレビのニュースで扱われる憲法関連の事例を理解できるようにすること。
②それらの事例をただ単に把握するだけではなく、自分なりの見解を含めた上で多角的に考察できるよ
うにすること。
③日本国憲法が試験科目として必要とされる国家試験等を受験する予定の学生にとって、導入部分とし
ての知識や
考え方を身に付けるようにすること。
【履修上の注意】
唯一つの履修条件として、授業中私語をする方は真面目に授業を受けている方の迷惑になりますので参
加しないで下さい。また、できる限り、学生と教 員との対話型の講義を行っていきたいと思いますの
で、参加者は使用してほしい事例などを積極的に提示して下さい(初回(必ず参加して下さい)にアン
ケートを実施しますの で、考えておいて下さい)。
【事前準備学習】
義務教育時、あるいは、高校時に学んだ「日本国憲法」の部分を復習しておいて下さい。あるいは戦後、
文部省が発行した『あたらしい憲法のはなし』を読んでおいて下さい。
413
【教科書】
『リアル憲法学(第2版)』 石埼学・押久保倫夫・笹沼弘志 法律文化社 2013
【参考書】
講義中に配布するプリントに記載するか、板書します。
【評価方法】
履修者数などに応じて変更する場合があります。初回の状況で判断します。必ず出席して下さい。
①31 人~65 人:定期試験 70%と小テスト(レポートで実施する場合もあり)30%で評価 ②30 人未
満:小テストを毎回行い、小テストの受験回数 50%と内容 50%で評価 ③65 人を超える場合:定期試
験で評価。赤点(45 点~59 点)の者に対しては、授業中の小テストを9割以上受験している場合、補
助点を付加します。
【講義テーマ】
1 回 憲法とは何か(ガイダンスもかねる)
2 回 憲法の原理Ⅰー民主主義か個人権思想の展開
3 回 人権を考える上でのキーワード:個人の尊重
4 回 人権を考える上でのキーワード:差別
5 回 人権を考える上でのキーワード:法の下の平等
6 回 精神的自由権:思想・良心の自由と信教の自由
7 回 精神的自由権:表現の自由
8 回 経済的自由権:職業選択の自由
9 回 経済的自由権:財産権
10 回 人身の自由:奴隷的拘束・意に反する苦役からの自由
11 回 人身の自由:被疑者・被告人の権利
12 回 社会権
13 回 参政権
14 回 国務請求権
15 回 授業総括及び試験
憲法2(統治機構)//玉木
満/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
「社会あるところ、法あり(Ubi societas, ibi ius. )」という古い法諺があるように、法とは人間が
共同して社会生活を営む上で不可欠の社会規範です。その法の中でも「最高法規」とされているのが憲
法です。憲法は、私たち一人ひとりが社会の中で人間として生きていくために必要な自由・権利を保障
し、そしてそれらが脅かされないようにするための政治のルールと国家の基本的なしくみについて定め
た原理であり、歴史の中で獲得されてきた成果です。この講義では、日本国憲法のいわゆる「統治機構」
として定められている政治のルールや国家の基本的なしくみが、どのような内容なのか、そこで争われ
ている問題点は何かなどを外国の制度との比較や裁判例や憲法学説を用いて解説します。その上で、各
講義テーマにおいて国家の政治決定システムや人権保障システムがどうあるべきかを受講者に考えて
もらいます。
414
【学習到達目標】
①新聞やテレビのニュースで扱われる憲法関連の事例を理解できるようにすること。
②それらの事例をただ単に把握するだけではなく、自分なりの見解を含めた上で多角的に考察できるよ
うにすること。
③日本国憲法が試験科目として必要とされる国家試験等を受験する予定の学生にとって、基本的な知識
や考え方を身に付けるようにすること。
【履修上の注意】
①事前に配布する教材や資料を読んだり、適宜課される課題に取り組むなど十分な予習・復習が必要で
す。十分な予習・復習をせずに単位の取得だけを目的とする学生は受講しないでください。なお、全授
業の 3 分の 2 以上出席する必要がありますので、6 回以上欠席した学生は、期末に行われる定期試験を
受けることができません。
②早退・遅刻は原則として認めません。また、授業中の私語は厳禁とします。他の受講学生の授業を受
ける利益を侵害することになり、また、授業妨害になる場合もありますので、厳しく注意します。場合
によっては退室を命じ、その回以降の受講を認めません。
③携帯電話・スマートフォンの着信音を鳴らしてはなりません(授業中の通話も一切認めません)。
④授業時間中の教室の出入りを禁じます。ひとたび教室内に入ったら、授業が終わるまでは教室を出る
ことはできません。
⑤2014 年(平成 26 年)版の六法を持参してください。
【事前準備学習】
憲法 1 を受講していることが望ましい。
【教科書】
『憲法2(第5版)』 野中俊彦・中村睦男・高橋和之・高見勝利 有斐閣 2012 年
【参考書】
※初回授業で紹介します。
【評価方法】
定期試験(60 点)+授業中に行われる小テストおよび授業の事前事後に出される小課題(40 点)をも
とに、憲法の基礎知識や法制度・手続の正確な理解、法的思考の習熟度により総合評価します。なお、
授業への出席は、原則として単位認定資料に含めません。また、6 回以上欠席した学生は、定期試験を
受けることができません。
【講義テーマ】
1 回 Introduction─憲法を学ぶ意味
2 回 日本憲法史
3 回 非武装平和主義(1)──平和的生存権と戦争放棄
4 回 非武装平和主義(2)──安全保障のあり方
5 回 近代立憲主義
6 回 国民主権と代表制──民主主義のあり方
7 回 選挙制度と政党
8 回 国会
9 回 内閣
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回
回
回
回
回
回
裁判所(1)──司法権の意義と限界
裁判所(2)──違憲審査制
地方自治
象徴天皇制度と国民主権
憲法改正
まとめと定期試験
民法1//大原
寛史/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
民法は、私人間を規律する法であるといわれており、日常生活に深く関係しているといえます。つまり、
みなさんにとっても、身近な法律であるといえます。また、民法における考え方は、他の多くの法の基
礎とされています。
本講義は、その民法を初めて学ぶ経済学部のみなさんのための科目です。みなさんの中には、「民法と
いう言葉は聞いたことあるけれど、まったく内容はわからないなぁ…不安だなぁ…」と思われている方
もいるでしょう(私もそうでした)
。そんなみなさんに、身近な法律であるといえる民法のルールを、
本講義を通じて知ってもらおう、というわけです。
本講義では、民法の全体像の把握、基礎的な知識の習得を中心に、民法ではどのような解決方法が用意
されているか、民法はどのような役割を果たしているのかを、日常生活において起こりうるトラブルを
素材として、みなさんと一緒に学んでいきたいと考えています。
そのうえで、みなさんが、内容を「理解する」ことを目標とします。つまり、講義で扱った民法の条
文(または、判例や学説)を「丸覚えする」ことではなく、例えば、条文(または、判例や学説)では
なぜそのようになっているかを「理解する」ことに重点をおいて、講義を進めていくこととします。経
済学を専門に学ばれているみなさんにとって、民法を少しでも身近なものとして感じ取って(さらには、
楽しんで)もらえたら、担当者として、これほど嬉しいことはありません。
すでに述べましたように、本講義では、日常生活において起こりうるトラブルを素材として、民法を勉
強していきます。その方法により、民法を学ぶ上で重要な基礎知識であると考えられるものを、関係す
る範囲で取りあげたいと考えています(=民法のすべての内容を扱うわけではありませんが、秋学期開
講科目「民法2」と関連させて、できる限り網羅的に取り上げることを考えていますので、あわせて受
講されるとよいと思います)。みなさんにとって馴染みのある法律バラエティー番組のようなトラブル
を、少しだけ「アカデミック」に勉強していきたいと思います(どうでしょうか?「大学の講義」らし
くないですか?)。
【学習到達目標】
・民法の全体像を把握すること。
・民法に規定されているルールを読み、「どのような状況を想定しているのか」を理解すること。
・民法に規定されているルールを用いて、日常生活において起こりうるトラブルの解決方法を考えるこ
とができるようになること。
(=簡単な事例問題を解けるようになること)
416
【履修上の注意】
・講義には、毎回、六法を持参して下さい(「理解する」ことが目標であることをお忘れなく)。
・予習ももちろんですが、復習により力点を置いて下さい。
・いうまでもないことですが、私語厳禁!!楽しみながら学ぶことが一番ですが、講義は遊びではありま
せん。
私語をしている受講生の方には、単位を与えないことがあります。
※下記の講義・テーマにおいて、民法を学習される前の皆さんに、講義内容を少しでもイメージをつか
んでいただけたらと思い、サブタイトルを付けています。興味をもっていただけたら幸いです。決して
ふざけているわけではありません。
【事前準備学習】
・初回講義時に指示します。
【教科書】
・講義は、配布レジュメを中心に進める予定です。
【参考書】
・初回講義時に指示します。
【評価方法】
・学期末試験 100%で評価します。こちらも、詳細は、初回講義時に指示します。
・なお、講義期間中に 1~2 回、不定期に小テストを実施し、学期末試験のみで単位修得が不可能な者
に加点を行います。単位取得に自信がない受講生は、毎回講義に出席し、小テストを受講し、復習して
下さい。
【講義テーマ】
1 回 開講にあたって
2 回 民法って?①
3 回 民法って?②
4 回 契約って?
5 回 法律行為って?
6 回 意思表示って?
7 回 法律行為の内容って?
8 回 代理って?
9 回 債務不履行って?①
10 回 債務不履行って?②
11 回 権利能力・行為能力って?
12 回 物権って?
13 回 時効って?
14 回 まとめ①
15 回 まとめ②
――「民法1」の講義って、どんな感じ?――
――法律学の世界をのぞいてみよう!――
――法律学の世界での「民法」って?――
――よく聞く「契約」。民法の世界ではどうなっている?――
――あんなこといいな♪できたらいいな♪――
――そんなつもりじゃなかった!――
――あんなこといいな♪の「あんなこと」がダメ?――
――そんなこと頼んでない!――
――契約を守ってもらえない!――
――契約を守ってもらえない!…場合の特別ルール――
――あんなこといいな♪が自分で自由に決めれない?――
――俺のモノは俺のモノ!オマエのモノも俺のモノ?――
――ナマケモノは損をする?――
※講義内容の総復習
※講義内容の総復習およびテスト対策
417
民法2//川村
隆子/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は「民法1」の続編である。
民法の内容は、一般的に、
「民法総則」、
「物権」、
「債権」
、
「不法行為」、
「親族・相続(家族法)」の分
野に分かれ、1044条から構成されているが、この講義では、
「債権」と「不法行為」を中心に学ぶ。
債権の内容は、日常生活において、最も身近にある規定である。
例えば、「A君はラーメン屋さんに入り、店員さんに席に案内され、水とおしぼりを出された。その
後、A君はおしぼりで手をふき、水を一口飲んだ後にラーメンを注文した。ところが、急にバイト先の
店長から呼び出されて、ラーメンを食べる時間がなくなり、お店を出ようとした時、店員からラーメン
代の支払いを求められた。」
さて、A君は食べていないラーメンの代金を支払わなければならないか?
また、
「B君は通学中に交通事故にあったが、軽傷だったので加害者から通院代とお見舞い(3万円)
をもらい、相手と今後、事故の責任を求めないことを約束して、和解した。ところが、事故から半年た
ったある日、B君の首に激痛が
走り、原因は半年前の事故であることが判明した。」
さて、B君は、一度和解した半年前の事故の加害者に、再度、損害賠償を請求できるか?
この講義では、上記のような様々な日常の出来事に対する民法の規定を理解し、発生する事象に対処
できる力を養いたいと考える。
【学習到達目標】
民法2(債権、不法行為)の内容を暗記するのではなく理解し、身近なトラブル(とくに金銭トラブ
ルや事故)を民法上の規定を適用して、解決へ結び付けることができる、法的思考力を身につけたい。
【履修上の注意】
<履修上の注意>
・ 私語一切禁止 … 私語をする者は、教室から退出してもらうので、留意すること。
・ 講義には、教科書、六法、筆記具等を必ず持参すること。
【事前準備学習】
・教科書を通読し、通読で理解できる内容と、理解できなかった内容を把握した上で、
授業に出席すること。
・教科書の通読で、読めなかった漢字や理解できなかった専門用語は予め調べておくこと。
【教科書】
『コンパクト民法 財産法』 目崎 哲久 他著 法律文化社 2006 年
* 教科書は「民法1(川村)」と同じ教科書であるので、「民法1(川村)」で購入した人は改めて
購入しなくてよいので注意してください。
* 授業中に民法の条文が参照できるように、六法等を準備しておくこと。
【参考書】
『民法講義0 ゼロからの民法入門』 近江 幸治 成文堂 2012 年
『民法概論③ 債権総論 第 2 版補訂版』 川井 健 有斐閣 2009 年
418
『民法概論④
債権各論
補訂版』 川井
健 有斐閣 2010 年
【評価方法】
期末試験および授業中に指示する課題提出
* 授業態度によっては、減点するので注意すること。
【講義テーマ】
1 回 債権とは
2 回 債権の効力(債務不履行)
3 回 債権の効力(損害賠償)
4 回 債権の保全(債権者代位権)
5 回 債権の保全(詐害行為取消権)
6 回 多数当事者の債権関係(分割・不可分、連帯債務、保証債務)
7 回 債権譲渡と債務引受
8 回 債権の消滅
9 回 契約とは(成立、契約の効果)
10 回 売買契約
11 回 貸借契約(賃貸借、使用貸借、消費貸借など)
12 回 その他の契約(贈与、請負、委任、寄託、和解など)
13 回 不法行為
14 回 特殊の不法行為
15 回 まとめ及び試験
民法2//大原
寛史/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
会社法1//藤井
信秀/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、会社法に関するものである。平成 17 年成立の「会社法」は、合名会社・合資会社・合同会
社・株式会社の4つの会社形態を認めており、その概説をおこなう。最初に個人企業と共同企業のそれ
ぞれの長所と短所について説明するとともに、共同企業に属する会社における資本・労力の結合と危険
の分散・軽減の機能を説明する。次に各会社形態を区分する標準となる「社員の責任の態様」によって、
各会社形態の基本的特質を明らかにし、会社債権者と社員との法的関係を説明する。また、この基本的
特質が会社の経営、持分の譲渡、会社財産の確保などに影響を及ぼしていることを解説する。その後、
この基本的特質が理解されたことを前提に、もう少し詳しく合名会社・合資会社・合同会社の順に詳し
く説明する予定である。
以後、現在においても最も重要な会社形態である株式会社を詳しく説明する。
まず、株式会社の設立方法である発起設立と募集設立を説明し、株式会社の作り方を理解してもらう。
419
次に株主(社員)の地位である株式を説明することにより、株主相互間の関係と株主と会社との権利義
務関係を明らかにする。
【学習到達目標】
本講義においては、会社制度に関する基本的な知識を取得することを目的とする。講義受講後において、
概説書並びに新聞・雑誌等の記事が理解できる水準に到達することを目標とする。
【履修上の注意】
六法全書を持ってきてください。
【事前準備学習】
教科書の指定はしておりませんが、多くの教科書タイプの本が出版されています。それらを事前に読ん
で、あらかじめある程度の知識を得ていることが望ましい。
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 個人企業と共同企業(組合、権利能力のない社団、匿名組合、会社など)
2 回 会社の定義、社員の責任、会社の種類
3 回 持分会社(合名会社、合資会社、合同会社)
4 回 株式会社の特徴、各種定義規定の説明
5 回 株式会社の設立…発起設立
6 回 株式会社の設立…募集設立
7 回 発起人等の責任、設立無効の訴え
8 回 株式…株主の責任、株主の権利、株式の内容についての特別の定め
9 回 株式…異なる種類の株式
10 回 株式…株主名簿、株式の譲渡
11 回 株式…自己株式の取得、株式の併合、分割、無償割当て、単元株式数
12 回 株式…募集株式の発行
13 回 株式… 株券、株券喪失登録
14 回 新株予約権…発行、割当て、払込み、新株予約権原簿
15 回 まとめ及び試験
会社法2//藤井
信秀/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、会社法に関するものである。平成 17 年成立の「会社法」は、合名会社・合資会社・合同会
社・株式会社の4つの会社形態を認めているが、会社の定義や合名会社・合資会社・合同会社・株式会
社の大まかな相違点や概説、及び株式会社の設立と株式(株主の地位)については「会社法 1」で講義
をするので既に受講済みであることが望ましい。
講義の内容と順序は、以下のようになる。
最初に、株式会社における最高の意思決定機関である株主総会と種類株主総会を説明する。
420
次に、株主総会以外の機関(取締役、取締役会、会計参与、監査役、監査役会、会計監査人、委員会)
の選任・解任、権限、責任を説明する。
その次に、会社の組織再編行為(組織変更、合併、会社分割、株式交換及び株式移転)の説明をする。
なお、ここで事業譲渡についても説明する。
続いて、会社の計算(会計の原則、会計帳簿、計算書類等、資本金・準備金、剰余金の配当)と社債
の説明をする。
最後に、訴訟(会社の組織に関する訴え、株式会社における責任追及等の訴え)について説明するが、
多くは、関連する事項の説明の際に同時に説明をし、残された部分のみを取り扱う。
【学習到達目標】
本講義においては、会社制度に関する基本的な知識を取得することを目的とする。講義受講後において、
概説書並びに新聞・雑誌等の記事が理解できる水準に到達することを目標とする。
【履修上の注意】
六法全書を持ってきてください。
【事前準備学習】
教科書の指定はしておりませんが、多くの教科書タイプの本が出版されています。それらを事前に読ん
で、あらかじめある程度の知識を得ていることが望ましい。
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 機関…株式会社の機関設計
2 回 機関…株主総会、種類株主総会
3 回 機関…役員及び会計監査人の選任及び解任
4 回 機関…取締役・取締役会
5 回 機関…会計参与・監査役・監査役会
6 回 機関…会計監査人
7 回 機関…委員会
8 回 機関…執行役
9 回 機関…役員等の損害賠償責任
10 回 機関…株主代表訴訟
11 回 計算等…会計の原則、会計帳簿、計算書類等、連結計算書類
12 回 計算等…資本金、準備金、剰余金の配当
13 回 合併(新設合併・吸収合併)
14 回 株式交換・株式移転
15 回 まとめ及び試験
421
行政法//飯島
滋明/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
「行政法」なんて聞くと、自分とは関係ないと思われる方もいるかもしれません。しかし、出生、婚姻、
家の新築や増改築、公的施設の利用、子どもの保育所への入所、電気、水道、ガス、公立学校の教員に
よる体罰や学校事故、生活保護や介護保険、税金など、数えればきりがありませんが、私たちの生活は
「行政」と密接に関連しています。
この講義では、こうした「行政」の組織や作用を対象としている「行政法」についての法的問題を紹介
します。その上で行政法のあり方について、受講者の見解を深めてもらいたいと考えています。
【学習到達目標】
行政法のしくみと役割を理解すること。行政法に関する法的問題を認識し、受講者の見解を身につける
こと。
【履修上の注意】
授業中の私語は厳禁です。真剣に授業を受けている学生に対して迷惑となりますので、厳しく注意しま
す。六法は必ず持参して下さい。
【事前準備学習】
新聞などを読むようにしてください。
【教科書】
特に指定しません。
【参考書】
公務員・行政書士などを目指す受講者には、原田尚彦『行政法要論』(学陽書房)の最新版での学習を薦
めます。
【評価方法】
授業中に行う小テストと学期末試験の総合点で評価します。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション・行政法とは
2 回 事例1 違法建築物と行政法(1)
家の新築・改築ができない?
3 回 事例1 違法建築物と行政法(2) 行政指導
4 回 事例1 違法建築物と行政法(3) 行政行為
5 回 事例1 違法建築物と行政法(4) 行政上の強制執行、即時強制
6 回 事例2 道路建設のために家を取り上げられたらどうなるの?損失補償について
7 回 事例3 教師による体罰と行政法(1)体罰は許される?
8 回 事例3 教師による体罰と行政法(2) いわゆる「体罰報告書」の開示請求と不服申立てにつ
いて
9 回 事例3 教師による体罰と行政法(3) いわゆる「体罰報告書」と行政事件訴訟について
10 回 事例3 教師による体罰と行政法(4) 体罰と国家賠償請求について
11 回 事例4 保育基本計画と行政法 保育所民営化を手がかりに
12 回 事例5 「行政主体」としての自治体について(1) なぜ自治体が必要か
422
13 回 事例5 「行政主体」としての自治体について(2) 「自治体自主立法」としての条例につい
て
14 回 事例5 「行政主体」としての自治体について(3) 「住民自治」はどうあるべきか
15 回 事例6 いままでのまとめ・学期末試験
地域政策入門//井澤
・水野/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
地域政策における課題は実に様々です。また、政策立案に対しては、諸学問を統合する力も必要となっ
てきます。特に、経済学・政治学・法学等の基礎知識を前提として、政策の高度化を図っていく必要が
あります。但し、本講義は、入門編として位置づけられていますので、それらの修得を前提とするもの
ではありませんが、それらの視点が必要であることを、可能な限り具体的な事例を交えて、理解できる
ように努めていきます。また、ここで興味関心を惹いた政策テーマが、以後の学習に関しての活動付け
となるように試みます。
【学習到達目標】
本講義では、そのための入門として位置づけ、地域における現状と課題を的確に捉えていく能力を身に
つけていくことを獲得目標とします。その上で、現段階での諸課題の解決方策を議論していくことで、
地域政策の面白さを実感し、以後の学問的考究へ誘うことも目標の一つとします。
【履修上の注意】
毎授業中に小テストを実施するが、範囲は、当日のほかに前回までの授業内容を含んでいます。復習を
必ずしておくこと。
【事前準備学習】
常日頃、新聞や雑誌(情報誌)、あるいは下記の参考書などを手に取り、講義テーマにかかわる記事等
について、読んで頭の中に入れておいてください。そうすることで、講義内容の理解度が深まります。
【教科書】
講義の都度、講義資料を配布します。
【参考書】
『人口減少時代の大都市経済』 松谷明彦 東洋経済新報社 2010
『社会保障の「不都合な真実」』 鈴木亘 日本経済新聞出版社 2010
『デフレの正体』 藻谷浩介 角川書店 2010
『「都市縮小」の時代』 矢作弘 角川書店 2009
【評価方法】
平常点(30 点)・定期試験(70 点)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンスと地域政策の視点(井澤)
2 回 地域政策にかかわる社会環境を考える①-人口減少と少子高齢化と市街地の縮減の加速化-(井
423
澤)
3 回 地域政策にかかわる社会環境を考える②-ヒトとモノと情報のボーダレス化の新展開-(井澤)
4 回 地域政策にかかわる社会環境を考える③-地球温暖化と自然環境への配慮とスマートタウン-
(井澤)
5 回 地域政策にかかわる社会環境を考える④-地域の開発から地域の再生への転換-(井澤)
6 回 産業観光を通じて地域政策を見る(井澤)
7 回 国土計画と市町村合併-集中 VS 分散と集権 VS 分権-(井澤)
8 回 自治体の総合計画とまちづくりの新しい潮流-計画と参加-(井澤)
9 回 中心市街地活性化を考える-まちづくり3法と TMO-(水野)
10 回 中心市街地活性化を考える-改正まちづくり3法とコンパクトシティ-(水野)
11 回 小泉改革における地方財政「三位一体の改革」を検証する(水野)
12 回 地域政策を実現する地域力を考える-NPOの現状・課題と「新しい公共」-(水野)
13 回 地域福祉施策の現状と課題-介護保険等-(水野)
14 回 名古屋学院大学の地域連携事業と名古屋・瀬戸の地域政策 -プロジェクト演習ガイダンスをか
ねて-(水野)
15 回 地域政策のまとめと試験(井澤)
地域計画論//杉戸
厚吉/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
活力のある地域、住みやすい地域、個性のある地域など、住民にとって或いは外から訪れる来訪者に
とって、魅力ある地域をつくるためには、産業、住宅、交通、公園、緑地、福祉、教育などの多様な機
能の充実が必要である。ところが当然財源に限りがあるため、場当たり的な整備では中途半端に終わり、
十分な事業効果を生み出すことができない。現状ならびに将来予想される問題の中から重要な課題を抽
出し、その解決を図る一方で地域が有する特性を伸ばすような整備を進める必要がある。こうした整備
を進めるためにも、整備の方針と具体的な事業内容、時期・主体などを示す地域計画が重要な役割を担
うことになる。
地域計画の中には、国全体の国土計画から、市町村を超えた圏域を対象とする広域計画、各市町村単
位の総合計画、またテーマごとに策定する土地利用計画、市街地整備計画、緑地公園計画、産業振興計
画、観光振興計画、福祉のまちづくり計画、文化振興計画など様々な計画がある。地域の実態と将来展
望を見据え、しかも相互の整合性を確保しながら各種の計画を策定し、その計画にもとづいた具体的な
整備を展開する必要がある。
本講義では、地域づくりに関わる計画の体系を整理しながら、各計画の持つ役割を解説し、地域計画
の全体像を理解する。また計画ごとに、計画の構成、計画の策定の視点、計画内容に求められる事項、
事業への計画の生かされ方などを解説し、各計画の機能と計画策定の進め方について理解する。
また講義のなかでは、具体的な事例を題材にとりあげ、地域特性の据え方、地域特性に応じた計画テ
ーマの設定の仕方、計画内容のポイントについて、実例に即して理解できるようにする。
【学習到達目標】
地域づくりに関わる計画の体系を整理しながら、各計画の持つ役割を解説し、地域計画の全体像を理解
する。また計画ごとに、計画の構成、計画の策定の視点、計画内容に求められる事項、事業への計画の
生かされ方などを解説し、各計画の機能と計画策定の進め方について理解する
424
【履修上の注意】
講義はパワーポイントを使用して行い、その資料も配布します。しかし、レポートはテーマについて自
分の言葉で解説する記述式の問題を出しますので、パワーポンとの資料だけでは回答できません。講義
での解説をしっかりとメモすることが重要です。
【評価方法】
講義中に数回レポートの提出を求め、レポートの合計点で評価します。評価は、講義で解説したポイン
トがレポートに反映されているを評価します。パワーポイント原稿を転記するだけのレポートでは単位
取得はできません。
【講義テーマ】
1 回 講義の概要 地域の役割
2 回 地域の自立と今後の地域計画に求められる視点
3 回 地域の担い手の変化と特色
4 回 新しい公共と協働のまちづくり
5 回 我が国における地域計画の体系と種類
6 回 日本の都市計画と市街地形成
7 回 これからの市街地のあり方(コンパクトシティ)
8 回 住民参画型の計画策定
9 回 産業振興計画
10 回 観光振興計画
11 回 観光まちづくり
12 回 環境基本計画
13 回 地域福祉計画
14 回 まとめ
15 回 レポート試験の解説
地域活性化研究B1//水野
晶夫/通年/4 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は、熱田の観光まちづくり活動を行政・NPO・企業との連携によって実施するとともに、当
該事業の分析・研究を行う。授業の目的は、まちづくりやビジネスに対する理解を深め、社会の担い手
側の視点を学ぶとともに、社会に関わる力(社会人基礎力)をつけることである。
この授業は講義、フィールドワーク、成果まとめ(研究報告書作成・プレゼンテーション)からなる。
2013 年度に実施する予定のプランは以下の通り。
1.熱田観光まちづくりプロジェクト
(熱田の歴史を楽しむイベント企画/熱田新Bご当地級グルメ開発など)
2.みつばちプロジェクト(養蜂まちづくり事業)
(本学白鳥学舎での養蜂事業/みつばち関連イベントの企画実施など)
3.商品開発(企業連携による共同開発)
425
【学習到達目標】
まちづくり活動の企画・実践に関わり、いわゆる社会人として必要な基礎力の向上を目標とする。
【履修上の注意】
[春]
【履修ガイダンス】
第1回目の授業にて履修説明会を開催します。この説明会に出席しないと履修登録ができません。
【履修上の注意】
4年生ではじめてこの授業を受講する場合、事前に教員(水野)の了解を得るようにしてください(C
CSにてこの授業の履修目的・理由を連絡してください。連絡のない場合は履修不可とします)。
この授業は、年に数回実施するイベント時は土日活動となります。その場合は、当該単位時間分の授業
が休講となります。なお、この授業の欠席は厳禁です。もし欠席の場合は補習・レポートか失格となり
ます。
【通年型(A→B)】
この授業は秋学期プロジェクト演習 B とあわせて通年授業として実施します。
プロジェクト演習 B を秋学期に引き続き履修することを条件とします。
[秋]
【履修ガイダンス】
第1回目の授業にて履修説明会を開催します。この説明会に出席しないと履修登録ができません。
【B2履修希望者】
2回目の受講は、B1の成績がSまたはAの学生のみです。
【履修上の注意】
4年生ではじめてこの授業を受講する場合、事前に教員(水野)の了解を得るようにしてください(C
CSにてこの授業の履修目的・理由を連絡してください。連絡のない場合は履修不可とします)。
この授業は、年に数回実施するイベント時は土日活動となります。その場合は、当該単位時間分の授業
が休講となります。なお、この授業の欠席は厳禁です。もし欠席の場合は補習・レポートか失格となり
ます。
【事前準備学習】
イベント時の事前準備・練習は十分に行うように。相手はお客様であり、社会的責任を感じながら用意
周到に。
【評価方法】
授業態度、プレゼンテーション、研究レポートの総合評価
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 企画書の書き方
3 回 イベント企画書作成
4 回 商品開発の考え方-地域ブランドとは-
5 回 商品開発企画書作成
6 回 都市養蜂とまちづくり
7 回 養蜂実践-ミツバチの飼育方法-
426
8 回 養蜂実践-採蜜-
9 回 養蜂実践-商品開発-
10 回 歴史まちづくり-熱田神宮創祀 1900 年祭-
11 回 歴史まちづくり-宮の渡し・東海道宮宿-
12 回 まちづくりイベント企画
13 回 発表会準備
14 回 中間発表会
15 回 振り返り・反省会
16 回 まちづくり実践-環境まちづくり採蜜ショー企画-
17 回 まちづくり実践-観光まちづくりミツバチショー企画-
18 回 まちづくり実践-白鳥庭園イベント参画-
19 回 まちづくり実践-保育園向けイベント実践-
20 回 まちづくり実践-熱田区民祭り企画-
21 回 振り返り・反省会
22 回 まちづくり実践-宮の渡し活性化ワークショップ-
23 回 まちづくり実践-宮の渡し活性化イベント-
24 回 まちづくり実践-あつた産業ツアー(国際会議場)-
25 回 まちづくり実践-あつた産業ツアー(白鳥庭園)-
26 回 まちづくり実践-あつた産業ツアー(愛知機械工業)-
27 回 まちづくり実践-あつた産業ツアー(アイホン)-
28 回 まちづくり実践-あつた産業ツアー(日比野商店街)-
29 回 成果報告会&反省会
30 回 振り返り・総括・研究報告書提出
デジタル・プレゼンテーション//児島
(インストラクター4)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
実社会において、学生に最も求められる能力は「コミュニケーション能力」です。実際に仕事をする
時に極めて重要なので、就職の面接時に、この能力はかなりチェックされます。
「コミュニケーション能力」には、相手の立場を慮りながら自分の考えを正確に伝える能力も含まれ
ます。これを伸ばすためのひとつのアプローチは、プレゼンテーション技術の習得です。そこで、経済
学部ではプレゼンのスキルの習得・向上を目指して、「デジタル・プレゼンテーション」をクラス指定
科目としています。パソコンを使ったプレゼンテーションの基本スキルをマスターします。
具体的には、新入生全員に配付されたノートパソコン(PowerPoint)を利用し、受講生がスライドを
作成・編集できるようにします。次に、プレゼンテーションにはどのような準備が必要であるかを学習
し、実際の発表までの手順を覚えます。そして、他人の発表を評価(相互評価)することから自分の発
表を改善してゆきます。最終的に説得力のあるスライドを完成させ、効果的なプレゼンテーションをで
きるようにします。
実習形式ですが、単なる PowerPoint の作業だけに終始せず、プレゼンテーションに関わる基礎的知
識(著作権を含む)や効果的な発表方法を習得することを狙いとします。あわせて、第1セメスターの
配当科目なので、パソコン操作を円滑に行えるようキーボードの練習をします。タイピングサイトを活
用し、目標スコアをクリアできるよう指導します。
本講義でマスターした技術や知識を完全に自分の「能力」とするためには、講義終了後からが重要で
427
す。プレゼン能力を上達させるには、大学4年間の継続的な実践トレーニングが必要です。大学ではゼ
ミを中心に発表する機会は多く、「デジタル・プレゼンテーション」で学んだスキルをもとに研究発表
を行います。このような実践を通じて、プレゼンテーション力に磨きをかけます。経済学部では「卒業
論文発表会」を実施しています。この場でプレゼンの成果を披露できるように各自が到達目標を設定す
るとよいでしょう。また、学部科目「能力開発」でPC関連の資格取得を奨励していますので、これを
目標としてもよいでしょう。
【学習到達目標】
実習や小テストにおいて PowerPoint の基礎的内容(技術・知識)を完全にマスターします。ノートパ
ソコンを使った実際のプレゼンテーションを体験します。また、他人の発表を注意深く見聞きし、よい
点を積極的に取り入れることができるようにします。その他、タイピング技術の能力を向上させてパソ
コン操作に自信が持てるようにします。この科目から達成感と満足感が得られることが究極の目標です。
また、経済学部の科目なので、経済学を 4 年間学習する上で必要となる技術・知識の基礎を身につけま
す。知識に関しては「経済学コア6」での学習でフォローしますが、進捗状況はこの科目でチェックし
ます。
【履修上の注意】
本科目は、ノートパソコンによる実習科目ですので、毎回、ノートパソコン一式(本体・アダプタ・L
AN ケーブルなど)を持参すること。経済学部のクラス指定科目で「情報処理基礎」と同様に少人数で
構成されます。インストラクターによる丁寧な指導のもとで、CCS の教育支援システム(出席・授業ア
ンケート・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用します。実習なので、遅刻・欠席は厳
禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」し、それでも改善がみられない場合には、
「失格」を
通知します。
【事前準備学習】
前回の授業で扱った内容(技術・知識)をしっかり確認して授業に臨むこと。
その月までの「経済学コア 6」は終えておくこと。
【教科書】
『情報利用活用プレゼンテーション』 山崎紅 日経 BP 社 2011
【参考書】
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン編 日経 BP 社 2012.9
『説得できるプレゼン・図解200の鉄則』 永山・真次・黒田 日経BP社
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版 2010
【評価方法】
1.出席状況および授業態度(CCSの利用状況を含む)
2.CCSによる自学自習と複数回の小テスト, コア 6 コンペの成績
3.タイピング能力(最低基準のクリア)
4.自分のプレゼンテーション
5.プレゼンテーションの相互評価
428
【講義テーマ】
1 回 講義ガイダンス(プレゼンの必要性と活用事例, タイピング練習)
2 回 PowerPoint 基礎(1) スライド作成・追加・レイアウト・ファイルの保存
3 回 PowerPoint 基礎(2) デザイン設定・文字の装飾・箇条書き
4 回 PowerPoint 基礎(3) オブジェクト処理・アニメーション設定
5 回 PowerPoint 基礎(4) スライドの切り替え・スライドショー
6 回 確認テスト:タイピング・CCS小テスト(PowerPoint)、ネット素材と著作権
7 回 著作権への意識とプレゼン練習:ミニプレ(1)
8 回 情報倫理の学習とプレゼン練習:ミニプレ(2)
9 回 プレゼンの準備(1) チャート化、表とグラフ活用
10 回 プレゼンの準備(2) 配布資料と印刷
11 回 プレゼンの準備(3) リハーサル(プロジェクタ操作), コア 6 コンペ
12 回 仕上げ:チェックリスト、時間配分、ノートペインの活用
13 回 発表実習(1) 講評
14 回 発表実習(2) 相互評価
15 回 発表実習(3) 総評、まとめ
デジタル・プレゼンテーション//児島
(インストラクター5)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
実社会において、学生に最も求められる能力は「コミュニケーション能力」です。実際に仕事をする
時に極めて重要なので、就職の面接時に、この能力はかなりチェックされます。
「コミュニケーション能力」には、相手の立場を慮りながら自分の考えを正確に伝える能力も含まれ
ます。これを伸ばすためのひとつのアプローチは、プレゼンテーション技術の習得です。そこで、経済
学部ではプレゼンのスキルの習得・向上を目指して、「デジタル・プレゼンテーション」をクラス指定
科目としています。パソコンを使ったプレゼンテーションの基本スキルをマスターします。
具体的には、新入生全員に配付されたノートパソコン(PowerPoint)を利用し、受講生がスライドを
作成・編集できるようにします。次に、プレゼンテーションにはどのような準備が必要であるかを学習
し、実際の発表までの手順を覚えます。そして、他人の発表を評価(相互評価)することから自分の発
表を改善してゆきます。最終的に説得力のあるスライドを完成させ、効果的なプレゼンテーションをで
きるようにします。
実習形式ですが、単なる PowerPoint の作業だけに終始せず、プレゼンテーションに関わる基礎的知
識(著作権を含む)や効果的な発表方法を習得することを狙いとします。あわせて、第1セメスターの
配当科目なので、パソコン操作を円滑に行えるようキーボードの練習をします。タイピングサイトを活
用し、目標スコアをクリアできるよう指導します。
本講義でマスターした技術や知識を完全に自分の「能力」とするためには、講義終了後からが重要で
す。プレゼン能力を上達させるには、大学4年間の継続的な実践トレーニングが必要です。大学ではゼ
ミを中心に発表する機会は多く、「デジタル・プレゼンテーション」で学んだスキルをもとに研究発表
を行います。このような実践を通じて、プレゼンテーション力に磨きをかけます。経済学部では「卒業
論文発表会」を実施しています。この場でプレゼンの成果を披露できるように各自が到達目標を設定す
るとよいでしょう。また、学部科目「能力開発」でPC関連の資格取得を奨励していますので、これを
目標としてもよいでしょう。
429
【学習到達目標】
実習や小テストにおいて PowerPoint の基礎的内容(技術・知識)を完全にマスターします。ノートパ
ソコンを使った実際のプレゼンテーションを体験します。また、他人の発表を注意深く見聞きし、よい
点を積極的に取り入れることができるようにします。その他、タイピング技術の能力を向上させてパソ
コン操作に自信が持てるようにします。この科目から達成感と満足感が得られることが究極の目標です。
また、経済学部の科目なので、経済学を 4 年間学習する上で必要となる技術・知識の基礎を身につけま
す。知識に関しては「経済学コア6」での学習でフォローしますが、進捗状況はこの科目でチェックし
ます。
【履修上の注意】
本科目は、ノートパソコンによる実習科目ですので、毎回、ノートパソコン一式(本体・アダプタ・L
AN ケーブルなど)を持参すること。経済学部のクラス指定科目で「情報処理基礎」と同様に少人数で
構成されます。インストラクターによる丁寧な指導のもとで、CCS の教育支援システム(出席・授業ア
ンケート・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用します。実習なので、遅刻・欠席は厳
禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」し、それでも改善がみられない場合には、
「失格」を
通知します。
【事前準備学習】
前回の授業で扱った内容(技術・知識)をしっかり確認して授業に臨むこと。
その月までの「経済学コア 6」は終えておくこと。
【教科書】
『情報利用活用プレゼンテーション』 山崎紅 日経 BP 社 2011
【参考書】
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン編 日経 BP 社 2012.9
『説得できるプレゼン・図解200の鉄則』 永山・真次・黒田 日経BP社
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版 2010
【評価方法】
1.出席状況および授業態度(CCSの利用状況を含む)
2.CCSによる自学自習と複数回の小テスト, コア 6 コンペの成績
3.タイピング能力(最低基準のクリア)
4.自分のプレゼンテーション
5.プレゼンテーションの相互評価
【講義テーマ】
1 回 講義ガイダンス(プレゼンの必要性と活用事例, タイピング練習)
2 回 PowerPoint 基礎(1) スライド作成・追加・レイアウト・ファイルの保存
3 回 PowerPoint 基礎(2) デザイン設定・文字の装飾・箇条書き
4 回 PowerPoint 基礎(3) オブジェクト処理・アニメーション設定
5 回 PowerPoint 基礎(4) スライドの切り替え・スライドショー
6 回 確認テスト:タイピング・CCS小テスト(PowerPoint)、ネット素材と著作権
7 回 著作権への意識とプレゼン練習:ミニプレ(1)
430
8 回 情報倫理の学習とプレゼン練習:ミニプレ(2)
9 回 プレゼンの準備(1) チャート化、表とグラフ活用
10 回 プレゼンの準備(2) 配布資料と印刷
11 回 プレゼンの準備(3) リハーサル(プロジェクタ操作), コア 6 コンペ
12 回 仕上げ:チェックリスト、時間配分、ノートペインの活用
13 回 発表実習(1) 講評
14 回 発表実習(2) 相互評価
15 回 発表実習(3) 総評、まとめ
デジタル・プレゼンテーション//児島
(インストラクター1)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
実社会において、学生に最も求められる能力は「コミュニケーション能力」です。実際に仕事をする
時に極めて重要なので、就職の面接時に、この能力はかなりチェックされます。
「コミュニケーション能力」には、相手の立場を慮りながら自分の考えを正確に伝える能力も含まれ
ます。これを伸ばすためのひとつのアプローチは、プレゼンテーション技術の習得です。そこで、経済
学部ではプレゼンのスキルの習得・向上を目指して、「デジタル・プレゼンテーション」をクラス指定
科目としています。パソコンを使ったプレゼンテーションの基本スキルをマスターします。
具体的には、新入生全員に配付されたノートパソコン(PowerPoint)を利用し、受講生がスライドを
作成・編集できるようにします。次に、プレゼンテーションにはどのような準備が必要であるかを学習
し、実際の発表までの手順を覚えます。そして、他人の発表を評価(相互評価)することから自分の発
表を改善してゆきます。最終的に説得力のあるスライドを完成させ、効果的なプレゼンテーションをで
きるようにします。
実習形式ですが、単なる PowerPoint の作業だけに終始せず、プレゼンテーションに関わる基礎的知
識(著作権を含む)や効果的な発表方法を習得することを狙いとします。あわせて、第1セメスターの
配当科目なので、パソコン操作を円滑に行えるようキーボードの練習をします。タイピングサイトを活
用し、目標スコアをクリアできるよう指導します。
本講義でマスターした技術や知識を完全に自分の「能力」とするためには、講義終了後からが重要で
す。プレゼン能力を上達させるには、大学4年間の継続的な実践トレーニングが必要です。大学ではゼ
ミを中心に発表する機会は多く、「デジタル・プレゼンテーション」で学んだスキルをもとに研究発表
を行います。このような実践を通じて、プレゼンテーション力に磨きをかけます。経済学部では「卒業
論文発表会」を実施しています。この場でプレゼンの成果を披露できるように各自が到達目標を設定す
るとよいでしょう。また、学部科目「能力開発」でPC関連の資格取得を奨励していますので、これを
目標としてもよいでしょう。
【学習到達目標】
実習や小テストにおいて PowerPoint の基礎的内容(技術・知識)を完全にマスターします。ノートパ
ソコンを使った実際のプレゼンテーションを体験します。また、他人の発表を注意深く見聞きし、よい
点を積極的に取り入れることができるようにします。その他、タイピング技術の能力を向上させてパソ
コン操作に自信が持てるようにします。この科目から達成感と満足感が得られることが究極の目標です。
また、経済学部の科目なので、経済学を 4 年間学習する上で必要となる技術・知識の基礎を身につけま
す。知識に関しては「経済学コア6」での学習でフォローしますが、進捗状況はこの科目でチェックし
ます。
431
【履修上の注意】
本科目は、ノートパソコンによる実習科目ですので、毎回、ノートパソコン一式(本体・アダプタ・L
AN ケーブルなど)を持参すること。経済学部のクラス指定科目で「情報処理基礎」と同様に少人数で
構成されます。インストラクターによる丁寧な指導のもとで、CCS の教育支援システム(出席・授業ア
ンケート・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用します。実習なので、遅刻・欠席は厳
禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」し、それでも改善がみられない場合には、
「失格」を
通知します。
【事前準備学習】
前回の授業で扱った内容(技術・知識)をしっかり確認して授業に臨むこと。
その月までの「経済学コア 6」は終えておくこと。
【教科書】
『情報利用活用プレゼンテーション』 山崎紅 日経 BP 社 2011
【参考書】
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン編 日経 BP 社 2012.9
『説得できるプレゼン・図解200の鉄則』 永山・真次・黒田 日経BP社
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版 2010
【評価方法】
1.出席状況および授業態度(CCSの利用状況を含む)
2.CCSによる自学自習と複数回の小テスト, コア 6 コンペの成績
3.タイピング能力(最低基準のクリア)
4.自分のプレゼンテーション
5.プレゼンテーションの相互評価
【講義テーマ】
1 回 講義ガイダンス(プレゼンの必要性と活用事例, タイピング練習)
2 回 PowerPoint 基礎(1) スライド作成・追加・レイアウト・ファイルの保存
3 回 PowerPoint 基礎(2) デザイン設定・文字の装飾・箇条書き
4 回 PowerPoint 基礎(3) オブジェクト処理・アニメーション設定
5 回 PowerPoint 基礎(4) スライドの切り替え・スライドショー
6 回 確認テスト:タイピング・CCS小テスト(PowerPoint)、ネット素材と著作権
7 回 著作権への意識とプレゼン練習:ミニプレ(1)
8 回 情報倫理の学習とプレゼン練習:ミニプレ(2)
9 回 プレゼンの準備(1) チャート化、表とグラフ活用
10 回 プレゼンの準備(2) 配布資料と印刷
11 回 プレゼンの準備(3) リハーサル(プロジェクタ操作), コア 6 コンペ
12 回 仕上げ:チェックリスト、時間配分、ノートペインの活用
13 回 発表実習(1) 講評
14 回 発表実習(2) 相互評価
15 回 発表実習(3) 総評、まとめ
432
デジタル・プレゼンテーション//児島
(インストラクター2)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
実社会において、学生に最も求められる能力は「コミュニケーション能力」です。実際に仕事をする
時に極めて重要なので、就職の面接時に、この能力はかなりチェックされます。
「コミュニケーション能力」には、相手の立場を慮りながら自分の考えを正確に伝える能力も含まれ
ます。これを伸ばすためのひとつのアプローチは、プレゼンテーション技術の習得です。そこで、経済
学部ではプレゼンのスキルの習得・向上を目指して、「デジタル・プレゼンテーション」をクラス指定
科目としています。パソコンを使ったプレゼンテーションの基本スキルをマスターします。
具体的には、新入生全員に配付されたノートパソコン(PowerPoint)を利用し、受講生がスライドを
作成・編集できるようにします。次に、プレゼンテーションにはどのような準備が必要であるかを学習
し、実際の発表までの手順を覚えます。そして、他人の発表を評価(相互評価)することから自分の発
表を改善してゆきます。最終的に説得力のあるスライドを完成させ、効果的なプレゼンテーションをで
きるようにします。
実習形式ですが、単なる PowerPoint の作業だけに終始せず、プレゼンテーションに関わる基礎的知
識(著作権を含む)や効果的な発表方法を習得することを狙いとします。あわせて、第1セメスターの
配当科目なので、パソコン操作を円滑に行えるようキーボードの練習をします。タイピングサイトを活
用し、目標スコアをクリアできるよう指導します。
本講義でマスターした技術や知識を完全に自分の「能力」とするためには、講義終了後からが重要で
す。プレゼン能力を上達させるには、大学4年間の継続的な実践トレーニングが必要です。大学ではゼ
ミを中心に発表する機会は多く、「デジタル・プレゼンテーション」で学んだスキルをもとに研究発表
を行います。このような実践を通じて、プレゼンテーション力に磨きをかけます。経済学部では「卒業
論文発表会」を実施しています。この場でプレゼンの成果を披露できるように各自が到達目標を設定す
るとよいでしょう。また、学部科目「能力開発」でPC関連の資格取得を奨励していますので、これを
目標としてもよいでしょう。
【学習到達目標】
実習や小テストにおいて PowerPoint の基礎的内容(技術・知識)を完全にマスターします。ノートパ
ソコンを使った実際のプレゼンテーションを体験します。また、他人の発表を注意深く見聞きし、よい
点を積極的に取り入れることができるようにします。その他、タイピング技術の能力を向上させてパソ
コン操作に自信が持てるようにします。この科目から達成感と満足感が得られることが究極の目標です。
また、経済学部の科目なので、経済学を 4 年間学習する上で必要となる技術・知識の基礎を身につけま
す。知識に関しては「経済学コア6」での学習でフォローしますが、進捗状況はこの科目でチェックし
ます。
【履修上の注意】
本科目は、ノートパソコンによる実習科目ですので、毎回、ノートパソコン一式(本体・アダプタ・L
AN ケーブルなど)を持参すること。経済学部のクラス指定科目で「情報処理基礎」と同様に少人数で
構成されます。インストラクターによる丁寧な指導のもとで、CCS の教育支援システム(出席・授業ア
ンケート・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用します。実習なので、遅刻・欠席は厳
禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」し、それでも改善がみられない場合には、
「失格」を
通知します。
433
【事前準備学習】
前回の授業で扱った内容(技術・知識)をしっかり確認して授業に臨むこと。
その月までの「経済学コア 6」は終えておくこと。
【教科書】
『情報利用活用プレゼンテーション』 山崎紅 日経 BP 社 2011
【参考書】
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン編 日経 BP 社 2012.9
『説得できるプレゼン・図解200の鉄則』 永山・真次・黒田 日経BP社
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版 2010
【評価方法】
1.出席状況および授業態度(CCSの利用状況を含む)
2.CCSによる自学自習と複数回の小テスト, コア 6 コンペの成績
3.タイピング能力(最低基準のクリア)
4.自分のプレゼンテーション
5.プレゼンテーションの相互評価
【講義テーマ】
1 回 講義ガイダンス(プレゼンの必要性と活用事例, タイピング練習)
2 回 PowerPoint 基礎(1) スライド作成・追加・レイアウト・ファイルの保存
3 回 PowerPoint 基礎(2) デザイン設定・文字の装飾・箇条書き
4 回 PowerPoint 基礎(3) オブジェクト処理・アニメーション設定
5 回 PowerPoint 基礎(4) スライドの切り替え・スライドショー
6 回 確認テスト:タイピング・CCS小テスト(PowerPoint)、ネット素材と著作権
7 回 著作権への意識とプレゼン練習:ミニプレ(1)
8 回 情報倫理の学習とプレゼン練習:ミニプレ(2)
9 回 プレゼンの準備(1) チャート化、表とグラフ活用
10 回 プレゼンの準備(2) 配布資料と印刷
11 回 プレゼンの準備(3) リハーサル(プロジェクタ操作), コア 6 コンペ
12 回 仕上げ:チェックリスト、時間配分、ノートペインの活用
13 回 発表実習(1) 講評
14 回 発表実習(2) 相互評価
15 回 発表実習(3) 総評、まとめ
デジタル・プレゼンテーション//児島
(インストラクター3)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
実社会において、学生に最も求められる能力は「コミュニケーション能力」です。実際に仕事をする
時に極めて重要なので、就職の面接時に、この能力はかなりチェックされます。
434
「コミュニケーション能力」には、相手の立場を慮りながら自分の考えを正確に伝える能力も含まれ
ます。これを伸ばすためのひとつのアプローチは、プレゼンテーション技術の習得です。そこで、経済
学部ではプレゼンのスキルの習得・向上を目指して、「デジタル・プレゼンテーション」をクラス指定
科目としています。パソコンを使ったプレゼンテーションの基本スキルをマスターします。
具体的には、新入生全員に配付されたノートパソコン(PowerPoint)を利用し、受講生がスライドを
作成・編集できるようにします。次に、プレゼンテーションにはどのような準備が必要であるかを学習
し、実際の発表までの手順を覚えます。そして、他人の発表を評価(相互評価)することから自分の発
表を改善してゆきます。最終的に説得力のあるスライドを完成させ、効果的なプレゼンテーションをで
きるようにします。
実習形式ですが、単なる PowerPoint の作業だけに終始せず、プレゼンテーションに関わる基礎的知
識(著作権を含む)や効果的な発表方法を習得することを狙いとします。あわせて、第1セメスターの
配当科目なので、パソコン操作を円滑に行えるようキーボードの練習をします。タイピングサイトを活
用し、目標スコアをクリアできるよう指導します。
本講義でマスターした技術や知識を完全に自分の「能力」とするためには、講義終了後からが重要で
す。プレゼン能力を上達させるには、大学4年間の継続的な実践トレーニングが必要です。大学ではゼ
ミを中心に発表する機会は多く、「デジタル・プレゼンテーション」で学んだスキルをもとに研究発表
を行います。このような実践を通じて、プレゼンテーション力に磨きをかけます。経済学部では「卒業
論文発表会」を実施しています。この場でプレゼンの成果を披露できるように各自が到達目標を設定す
るとよいでしょう。また、学部科目「能力開発」でPC関連の資格取得を奨励していますので、これを
目標としてもよいでしょう。
【学習到達目標】
実習や小テストにおいて PowerPoint の基礎的内容(技術・知識)を完全にマスターします。ノートパ
ソコンを使った実際のプレゼンテーションを体験します。また、他人の発表を注意深く見聞きし、よい
点を積極的に取り入れることができるようにします。その他、タイピング技術の能力を向上させてパソ
コン操作に自信が持てるようにします。この科目から達成感と満足感が得られることが究極の目標です。
また、経済学部の科目なので、経済学を 4 年間学習する上で必要となる技術・知識の基礎を身につけま
す。知識に関しては「経済学コア6」での学習でフォローしますが、進捗状況はこの科目でチェックし
ます。
【履修上の注意】
本科目は、ノートパソコンによる実習科目ですので、毎回、ノートパソコン一式(本体・アダプタ・L
AN ケーブルなど)を持参すること。経済学部のクラス指定科目で「情報処理基礎」と同様に少人数で
構成されます。インストラクターによる丁寧な指導のもとで、CCS の教育支援システム(出席・授業ア
ンケート・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用します。実習なので、遅刻・欠席は厳
禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」し、それでも改善がみられない場合には、
「失格」を
通知します。
【事前準備学習】
前回の授業で扱った内容(技術・知識)をしっかり確認して授業に臨むこと。
その月までの「経済学コア 6」は終えておくこと。
【教科書】
『情報利用活用プレゼンテーション』 山崎紅 日経 BP 社 2011
435
【参考書】
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン編 日経 BP 社 2012.9
『説得できるプレゼン・図解200の鉄則』 永山・真次・黒田 日経BP社
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版 2010
【評価方法】
1.出席状況および授業態度(CCSの利用状況を含む)
2.CCSによる自学自習と複数回の小テスト, コア 6 コンペの成績
3.タイピング能力(最低基準のクリア)
4.自分のプレゼンテーション
5.プレゼンテーションの相互評価
【講義テーマ】
1 回 講義ガイダンス(プレゼンの必要性と活用事例, タイピング練習)
2 回 PowerPoint 基礎(1) スライド作成・追加・レイアウト・ファイルの保存
3 回 PowerPoint 基礎(2) デザイン設定・文字の装飾・箇条書き
4 回 PowerPoint 基礎(3) オブジェクト処理・アニメーション設定
5 回 PowerPoint 基礎(4) スライドの切り替え・スライドショー
6 回 確認テスト:タイピング・CCS小テスト(PowerPoint)、ネット素材と著作権
7 回 著作権への意識とプレゼン練習:ミニプレ(1)
8 回 情報倫理の学習とプレゼン練習:ミニプレ(2)
9 回 プレゼンの準備(1) チャート化、表とグラフ活用
10 回 プレゼンの準備(2) 配布資料と印刷
11 回 プレゼンの準備(3) リハーサル(プロジェクタ操作), コア 6 コンペ
12 回 仕上げ:チェックリスト、時間配分、ノートペインの活用
13 回 発表実習(1) 講評
14 回 発表実習(2) 相互評価
15 回 発表実習(3) 総評、まとめ
データ表現技法//児島
(インストラクター4)/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ノートパソコンを学習ツールとして十分に使いこなすには、実習科目での基本トレーニングが重要で
す。将来、仕事でパソコンやネットワークを利用する機会はますます多くなるので、大学 4 年間で学習
や研究での多彩な活用が求められます。
本講義では「情報処理基礎」をベースにして、より実践的な情報処理能力を身につけることを目標と
します。また、経済学部の専門科目なので、経済学を学習する上で必要となる基礎的スキルにターゲッ
トを絞ります。経済学を学習すると数値やグラフに遭遇します。これらを苦手にしていると理解が進み
ません。そこで、データをグラフとして表現する手法を学習すれば、専門科目の講義内容も理解が容易
になります。さらに、ゼミナールでの研究発表で適切なグラフを用いれば、発表内容の説得力が著しく
増すはずです。このように経済学の学習とパソコン実習を組み合わせることで、学習の相乗(シナジー)
効果が得られるでしょう。
436
講義は「情報処理基礎」修了程度の技能や知識を持つ学生を対象としています。実践的な内容によっ
て、個々人の技術をさらにレベルアップさせることを狙いとします。具体的内容としては、経済学部で
必要となるデータ処理・表現方法を例題による実習形式で学びます。表計算ソフト(Microsoft Excel)
による簡単なデータの集計とグラフの適切な描画方法などをマスターします。データ処理の基本テクニ
ックを学び、専門科目の「統計学」
、さらに上級科目「計量経済学」などへつなげます。また、現実の
経済データやグラフに関する知識は「日本経済入門」などの経済学部の講義科目を聴講する上で必要と
なります。
実習形式ですが、単なる Excel の操作だけに終始せず、表計算ソフトの仕組みを理解すること、さら
に効率的な操作法を考えることを狙いとしています。そこで CCS の自学自習に多くの例題を用意し、
基礎的知識の確認をいつでもできるようにしています。また、CCS で理解度を調査したり、小テストで
受講生の到達度を確認します。このように本学の CCS を利用して、ますます進展するネットワーク社
会への対応準備をします。ネットワークを前提とした例題演習を行い、効率的な作業方法を体験します。
本講義で修得した技術や知識を完全に自分の「力」にするため、講義修了後からが重要です。日常の
生活で遭遇する情報処理や、他の授業の課題などにパソコンを積極的に利用するよう心がけるとよいで
しょう。これらのスキルをもとに研究レポートや卒業論文に役立てます。また、CCS には「コア 6」と
いう教材が用意されています。さらに、経済学部の科目「能力開発」でパソコン関連の資格取得を奨励
していますので、これを目標に学習の継続が望まれます。
【学習到達目標】
パソコン操作能力・情報処理の知識に関して、講義開始時よりも相当なレベルアップを目指します。特
に、経済学部の学習で必要となる適切なグラフ描画をマスターするとともに、グラフ表現として必要な
知識(データ系列・軸ラベル・凡例など)もあわせて修得します。また、将来の仕事の場面でも遭遇す
るであろうデータ処理を、Excel で効率的にできるようにします。
【履修上の注意】
本科目は、経済学部のクラス指定科目であり、
「情報処理基礎」と同様、少人数で構成されます。イン
ストラクターによる丁寧な指導のもと、ノートパソコンによる実習を行います。毎回 CCS の教育支援
システム(出席・MinutePaper・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用するので LAN
ケーブルを持参のこと。実習なので、遅刻・欠席は厳禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」
し、それでも改善がみられない場合には「失格」とします。
また、日頃からの学習習慣をを確認するために、「経済学コア 6」の一斉テストを実施します。
【事前準備学習】
前回までの内容をしっかり復習し、自分でグラフ作成ができるようにしておくこと。
その月までの「経済学コア 6」はすべて終えておくこと。
【教科書】
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版社 2010 年 12 月
『経済学部生のための基礎知識 300 題』 教育GP推進委員会 2012
【参考書】
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン 日経 BP 2012.9
437
【評価方法】
1.授業態度(出席状況、授業への取り組み姿勢、課題の出来栄えなど)
2.CCS による自学自習と小テスト
3.・コア 6 演習の取組状況とコア 6 コンペの成績
4.総合演習課題
【講義テーマ】
1 回 ガイダンスおよび情報処理基礎の復習, コア 6 演習
2 回 グラフ作成の基本(1) 元データとデータ系列
3 回 グラフ作成の基本(2) オブジェクト操作
4 回 グラフ作成の基本(3) グラフの編集
5 回 いろいろなグラフ(1) 円グラフ
6 回 いろいろなグラフ(2) 棒グラフ
7 回 いろいろなグラフ(3) 折れ線グラフ
8 回 いろいろなグラフ(4) 3Dグラフ
9 回 いろいろなグラフ(5) 複合グラフ
10 回 テンプレートの保存, 「経済学コア6」コンペ
11 回 到達度チェック:グラフ印刷, CCS 小テスト
12 回 経済データグラフ(1) 株価, CSV データダウンロード http://www2.ngu.ac.jp/economic300
/index.html
13 回 経済データグラフ(2) 為替 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
14 回 経済データグラフ(3) 物価指数 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
15 回 経済データグラフ(4) 失業率, 基準割引率/まとめ http://www2.ngu.ac.jp/economic300/in
dex.html
データ表現技法//児島
(インストラクター5)/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ノートパソコンを学習ツールとして十分に使いこなすには、実習科目での基本トレーニングが重要で
す。将来、仕事でパソコンやネットワークを利用する機会はますます多くなるので、大学 4 年間で学習
や研究での多彩な活用が求められます。
本講義では「情報処理基礎」をベースにして、より実践的な情報処理能力を身につけることを目標と
します。また、経済学部の専門科目なので、経済学を学習する上で必要となる基礎的スキルにターゲッ
トを絞ります。経済学を学習すると数値やグラフに遭遇します。これらを苦手にしていると理解が進み
ません。そこで、データをグラフとして表現する手法を学習すれば、専門科目の講義内容も理解が容易
になります。さらに、ゼミナールでの研究発表で適切なグラフを用いれば、発表内容の説得力が著しく
増すはずです。このように経済学の学習とパソコン実習を組み合わせることで、学習の相乗(シナジー)
効果が得られるでしょう。
講義は「情報処理基礎」修了程度の技能や知識を持つ学生を対象としています。実践的な内容によっ
て、個々人の技術をさらにレベルアップさせることを狙いとします。具体的内容としては、経済学部で
必要となるデータ処理・表現方法を例題による実習形式で学びます。表計算ソフト(Microsoft Excel)
による簡単なデータの集計とグラフの適切な描画方法などをマスターします。データ処理の基本テクニ
ックを学び、専門科目の「統計学」
、さらに上級科目「計量経済学」などへつなげます。また、現実の
438
経済データやグラフに関する知識は「日本経済入門」などの経済学部の講義科目を聴講する上で必要と
なります。
実習形式ですが、単なる Excel の操作だけに終始せず、表計算ソフトの仕組みを理解すること、さら
に効率的な操作法を考えることを狙いとしています。そこで CCS の自学自習に多くの例題を用意し、
基礎的知識の確認をいつでもできるようにしています。また、CCS で理解度を調査したり、小テストで
受講生の到達度を確認します。このように本学の CCS を利用して、ますます進展するネットワーク社
会への対応準備をします。ネットワークを前提とした例題演習を行い、効率的な作業方法を体験します。
本講義で修得した技術や知識を完全に自分の「力」にするため、講義修了後からが重要です。日常の
生活で遭遇する情報処理や、他の授業の課題などにパソコンを積極的に利用するよう心がけるとよいで
しょう。これらのスキルをもとに研究レポートや卒業論文に役立てます。また、CCS には「コア 6」と
いう教材が用意されています。さらに、経済学部の科目「能力開発」でパソコン関連の資格取得を奨励
していますので、これを目標に学習の継続が望まれます。
【学習到達目標】
パソコン操作能力・情報処理の知識に関して、講義開始時よりも相当なレベルアップを目指します。特
に、経済学部の学習で必要となる適切なグラフ描画をマスターするとともに、グラフ表現として必要な
知識(データ系列・軸ラベル・凡例など)もあわせて修得します。また、将来の仕事の場面でも遭遇す
るであろうデータ処理を、Excel で効率的にできるようにします。
【履修上の注意】
本科目は、経済学部のクラス指定科目であり、
「情報処理基礎」と同様、少人数で構成されます。イン
ストラクターによる丁寧な指導のもと、ノートパソコンによる実習を行います。毎回 CCS の教育支援
システム(出席・MinutePaper・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用するので LAN
ケーブルを持参のこと。実習なので、遅刻・欠席は厳禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」
し、それでも改善がみられない場合には「失格」とします。
また、日頃からの学習習慣をを確認するために、「経済学コア 6」の一斉テストを実施します。
【事前準備学習】
前回までの内容をしっかり復習し、自分でグラフ作成ができるようにしておくこと。
その月までの「経済学コア 6」はすべて終えておくこと。
【教科書】
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版社 2010 年 12 月
『経済学部生のための基礎知識 300 題』 教育GP推進委員会 2012
【参考書】
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン 日経 BP 2012.9
【評価方法】
1.授業態度(出席状況、授業への取り組み姿勢、課題の出来栄えなど)
2.CCS による自学自習と小テスト
3.・コア 6 演習の取組状況とコア 6 コンペの成績
4.総合演習課題
439
【講義テーマ】
1 回 ガイダンスおよび情報処理基礎の復習, コア 6 演習
2 回 グラフ作成の基本(1) 元データとデータ系列
3 回 グラフ作成の基本(2) オブジェクト操作
4 回 グラフ作成の基本(3) グラフの編集
5 回 いろいろなグラフ(1) 円グラフ
6 回 いろいろなグラフ(2) 棒グラフ
7 回 いろいろなグラフ(3) 折れ線グラフ
8 回 いろいろなグラフ(4) 3Dグラフ
9 回 いろいろなグラフ(5) 複合グラフ
10 回 テンプレートの保存, 「経済学コア6」コンペ
11 回 到達度チェック:グラフ印刷, CCS 小テスト
12 回 経済データグラフ(1) 株価, CSV データダウンロード http://www2.ngu.ac.jp/economic300
/index.html
13 回 経済データグラフ(2) 為替 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
14 回 経済データグラフ(3) 物価指数 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
15 回 経済データグラフ(4) 失業率, 基準割引率/まとめ http://www2.ngu.ac.jp/economic300/in
dex.html
データ表現技法//児島
(インストラクター1)/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ノートパソコンを学習ツールとして十分に使いこなすには、実習科目での基本トレーニングが重要で
す。将来、仕事でパソコンやネットワークを利用する機会はますます多くなるので、大学 4 年間で学習
や研究での多彩な活用が求められます。
本講義では「情報処理基礎」をベースにして、より実践的な情報処理能力を身につけることを目標と
します。また、経済学部の専門科目なので、経済学を学習する上で必要となる基礎的スキルにターゲッ
トを絞ります。経済学を学習すると数値やグラフに遭遇します。これらを苦手にしていると理解が進み
ません。そこで、データをグラフとして表現する手法を学習すれば、専門科目の講義内容も理解が容易
になります。さらに、ゼミナールでの研究発表で適切なグラフを用いれば、発表内容の説得力が著しく
増すはずです。このように経済学の学習とパソコン実習を組み合わせることで、学習の相乗(シナジー)
効果が得られるでしょう。
講義は「情報処理基礎」修了程度の技能や知識を持つ学生を対象としています。実践的な内容によっ
て、個々人の技術をさらにレベルアップさせることを狙いとします。具体的内容としては、経済学部で
必要となるデータ処理・表現方法を例題による実習形式で学びます。表計算ソフト(Microsoft Excel)
による簡単なデータの集計とグラフの適切な描画方法などをマスターします。データ処理の基本テクニ
ックを学び、専門科目の「統計学」
、さらに上級科目「計量経済学」などへつなげます。また、現実の
経済データやグラフに関する知識は「日本経済入門」などの経済学部の講義科目を聴講する上で必要と
なります。
実習形式ですが、単なる Excel の操作だけに終始せず、表計算ソフトの仕組みを理解すること、さら
に効率的な操作法を考えることを狙いとしています。そこで CCS の自学自習に多くの例題を用意し、
基礎的知識の確認をいつでもできるようにしています。また、CCS で理解度を調査したり、小テストで
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受講生の到達度を確認します。このように本学の CCS を利用して、ますます進展するネットワーク社
会への対応準備をします。ネットワークを前提とした例題演習を行い、効率的な作業方法を体験します。
本講義で修得した技術や知識を完全に自分の「力」にするため、講義修了後からが重要です。日常の
生活で遭遇する情報処理や、他の授業の課題などにパソコンを積極的に利用するよう心がけるとよいで
しょう。これらのスキルをもとに研究レポートや卒業論文に役立てます。また、CCS には「コア 6」と
いう教材が用意されています。さらに、経済学部の科目「能力開発」でパソコン関連の資格取得を奨励
していますので、これを目標に学習の継続が望まれます。
【学習到達目標】
パソコン操作能力・情報処理の知識に関して、講義開始時よりも相当なレベルアップを目指します。特
に、経済学部の学習で必要となる適切なグラフ描画をマスターするとともに、グラフ表現として必要な
知識(データ系列・軸ラベル・凡例など)もあわせて修得します。また、将来の仕事の場面でも遭遇す
るであろうデータ処理を、Excel で効率的にできるようにします。
【履修上の注意】
本科目は、経済学部のクラス指定科目であり、
「情報処理基礎」と同様、少人数で構成されます。イン
ストラクターによる丁寧な指導のもと、ノートパソコンによる実習を行います。毎回 CCS の教育支援
システム(出席・MinutePaper・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用するので LAN
ケーブルを持参のこと。実習なので、遅刻・欠席は厳禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」
し、それでも改善がみられない場合には「失格」とします。
また、日頃からの学習習慣をを確認するために、「経済学コア 6」の一斉テストを実施します。
【事前準備学習】
前回までの内容をしっかり復習し、自分でグラフ作成ができるようにしておくこと。
その月までの「経済学コア 6」はすべて終えておくこと。
【教科書】
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版社 2010 年 12 月
『経済学部生のための基礎知識 300 題』 教育GP推進委員会 2012
【参考書】
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン 日経 BP 2012.9
【評価方法】
1.授業態度(出席状況、授業への取り組み姿勢、課題の出来栄えなど)
2.CCS による自学自習と小テスト
3.・コア 6 演習の取組状況とコア 6 コンペの成績
4.総合演習課題
【講義テーマ】
1 回 ガイダンスおよび情報処理基礎の復習, コア 6 演習
2 回 グラフ作成の基本(1) 元データとデータ系列
3 回 グラフ作成の基本(2) オブジェクト操作
441
4 回 グラフ作成の基本(3) グラフの編集
5 回 いろいろなグラフ(1) 円グラフ
6 回 いろいろなグラフ(2) 棒グラフ
7 回 いろいろなグラフ(3) 折れ線グラフ
8 回 いろいろなグラフ(4) 3Dグラフ
9 回 いろいろなグラフ(5) 複合グラフ
10 回 テンプレートの保存, 「経済学コア6」コンペ
11 回 到達度チェック:グラフ印刷, CCS 小テスト
12 回 経済データグラフ(1) 株価, CSV データダウンロード http://www2.ngu.ac.jp/economic300
/index.html
13 回 経済データグラフ(2) 為替 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
14 回 経済データグラフ(3) 物価指数 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
15 回 経済データグラフ(4) 失業率, 基準割引率/まとめ http://www2.ngu.ac.jp/economic300/in
dex.html
データ表現技法//児島
(インストラクター2)/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ノートパソコンを学習ツールとして十分に使いこなすには、実習科目での基本トレーニングが重要で
す。将来、仕事でパソコンやネットワークを利用する機会はますます多くなるので、大学 4 年間で学習
や研究での多彩な活用が求められます。
本講義では「情報処理基礎」をベースにして、より実践的な情報処理能力を身につけることを目標と
します。また、経済学部の専門科目なので、経済学を学習する上で必要となる基礎的スキルにターゲッ
トを絞ります。経済学を学習すると数値やグラフに遭遇します。これらを苦手にしていると理解が進み
ません。そこで、データをグラフとして表現する手法を学習すれば、専門科目の講義内容も理解が容易
になります。さらに、ゼミナールでの研究発表で適切なグラフを用いれば、発表内容の説得力が著しく
増すはずです。このように経済学の学習とパソコン実習を組み合わせることで、学習の相乗(シナジー)
効果が得られるでしょう。
講義は「情報処理基礎」修了程度の技能や知識を持つ学生を対象としています。実践的な内容によっ
て、個々人の技術をさらにレベルアップさせることを狙いとします。具体的内容としては、経済学部で
必要となるデータ処理・表現方法を例題による実習形式で学びます。表計算ソフト(Microsoft Excel)
による簡単なデータの集計とグラフの適切な描画方法などをマスターします。データ処理の基本テクニ
ックを学び、専門科目の「統計学」
、さらに上級科目「計量経済学」などへつなげます。また、現実の
経済データやグラフに関する知識は「日本経済入門」などの経済学部の講義科目を聴講する上で必要と
なります。
実習形式ですが、単なる Excel の操作だけに終始せず、表計算ソフトの仕組みを理解すること、さら
に効率的な操作法を考えることを狙いとしています。そこで CCS の自学自習に多くの例題を用意し、
基礎的知識の確認をいつでもできるようにしています。また、CCS で理解度を調査したり、小テストで
受講生の到達度を確認します。このように本学の CCS を利用して、ますます進展するネットワーク社
会への対応準備をします。ネットワークを前提とした例題演習を行い、効率的な作業方法を体験します。
本講義で修得した技術や知識を完全に自分の「力」にするため、講義修了後からが重要です。日常の
生活で遭遇する情報処理や、他の授業の課題などにパソコンを積極的に利用するよう心がけるとよいで
しょう。これらのスキルをもとに研究レポートや卒業論文に役立てます。また、CCS には「コア 6」と
442
いう教材が用意されています。さらに、経済学部の科目「能力開発」でパソコン関連の資格取得を奨励
していますので、これを目標に学習の継続が望まれます。
【学習到達目標】
パソコン操作能力・情報処理の知識に関して、講義開始時よりも相当なレベルアップを目指します。特
に、経済学部の学習で必要となる適切なグラフ描画をマスターするとともに、グラフ表現として必要な
知識(データ系列・軸ラベル・凡例など)もあわせて修得します。また、将来の仕事の場面でも遭遇す
るであろうデータ処理を、Excel で効率的にできるようにします。
【履修上の注意】
本科目は、経済学部のクラス指定科目であり、
「情報処理基礎」と同様、少人数で構成されます。イン
ストラクターによる丁寧な指導のもと、ノートパソコンによる実習を行います。毎回 CCS の教育支援
システム(出席・MinutePaper・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用するので LAN
ケーブルを持参のこと。実習なので、遅刻・欠席は厳禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」
し、それでも改善がみられない場合には「失格」とします。
また、日頃からの学習習慣をを確認するために、「経済学コア 6」の一斉テストを実施します。
【事前準備学習】
前回までの内容をしっかり復習し、自分でグラフ作成ができるようにしておくこと。
その月までの「経済学コア 6」はすべて終えておくこと。
【教科書】
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版社 2010 年 12 月
『経済学部生のための基礎知識 300 題』 教育GP推進委員会 2012
【参考書】
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン 日経 BP 2012.9
【評価方法】
1.授業態度(出席状況、授業への取り組み姿勢、課題の出来栄えなど)
2.CCS による自学自習と小テスト
3.・コア 6 演習の取組状況とコア 6 コンペの成績
4.総合演習課題
【講義テーマ】
1 回 ガイダンスおよび情報処理基礎の復習, コア 6 演習
2 回 グラフ作成の基本(1) 元データとデータ系列
3 回 グラフ作成の基本(2) オブジェクト操作
4 回 グラフ作成の基本(3) グラフの編集
5 回 いろいろなグラフ(1) 円グラフ
6 回 いろいろなグラフ(2) 棒グラフ
7 回 いろいろなグラフ(3) 折れ線グラフ
8 回 いろいろなグラフ(4) 3Dグラフ
443
9 回 いろいろなグラフ(5) 複合グラフ
10 回 テンプレートの保存, 「経済学コア6」コンペ
11 回 到達度チェック:グラフ印刷, CCS 小テスト
12 回 経済データグラフ(1) 株価, CSV データダウンロード http://www2.ngu.ac.jp/economic300
/index.html
13 回 経済データグラフ(2) 為替 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
14 回 経済データグラフ(3) 物価指数 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
15 回 経済データグラフ(4) 失業率, 基準割引率/まとめ http://www2.ngu.ac.jp/economic300/in
dex.html
データ表現技法//児島
(インストラクター3)/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ノートパソコンを学習ツールとして十分に使いこなすには、実習科目での基本トレーニングが重要で
す。将来、仕事でパソコンやネットワークを利用する機会はますます多くなるので、大学 4 年間で学習
や研究での多彩な活用が求められます。
本講義では「情報処理基礎」をベースにして、より実践的な情報処理能力を身につけることを目標と
します。また、経済学部の専門科目なので、経済学を学習する上で必要となる基礎的スキルにターゲッ
トを絞ります。経済学を学習すると数値やグラフに遭遇します。これらを苦手にしていると理解が進み
ません。そこで、データをグラフとして表現する手法を学習すれば、専門科目の講義内容も理解が容易
になります。さらに、ゼミナールでの研究発表で適切なグラフを用いれば、発表内容の説得力が著しく
増すはずです。このように経済学の学習とパソコン実習を組み合わせることで、学習の相乗(シナジー)
効果が得られるでしょう。
講義は「情報処理基礎」修了程度の技能や知識を持つ学生を対象としています。実践的な内容によっ
て、個々人の技術をさらにレベルアップさせることを狙いとします。具体的内容としては、経済学部で
必要となるデータ処理・表現方法を例題による実習形式で学びます。表計算ソフト(Microsoft Excel)
による簡単なデータの集計とグラフの適切な描画方法などをマスターします。データ処理の基本テクニ
ックを学び、専門科目の「統計学」
、さらに上級科目「計量経済学」などへつなげます。また、現実の
経済データやグラフに関する知識は「日本経済入門」などの経済学部の講義科目を聴講する上で必要と
なります。
実習形式ですが、単なる Excel の操作だけに終始せず、表計算ソフトの仕組みを理解すること、さら
に効率的な操作法を考えることを狙いとしています。そこで CCS の自学自習に多くの例題を用意し、
基礎的知識の確認をいつでもできるようにしています。また、CCS で理解度を調査したり、小テストで
受講生の到達度を確認します。このように本学の CCS を利用して、ますます進展するネットワーク社
会への対応準備をします。ネットワークを前提とした例題演習を行い、効率的な作業方法を体験します。
本講義で修得した技術や知識を完全に自分の「力」にするため、講義修了後からが重要です。日常の
生活で遭遇する情報処理や、他の授業の課題などにパソコンを積極的に利用するよう心がけるとよいで
しょう。これらのスキルをもとに研究レポートや卒業論文に役立てます。また、CCS には「コア 6」と
いう教材が用意されています。さらに、経済学部の科目「能力開発」でパソコン関連の資格取得を奨励
していますので、これを目標に学習の継続が望まれます。
【学習到達目標】
パソコン操作能力・情報処理の知識に関して、講義開始時よりも相当なレベルアップを目指します。特
444
に、経済学部の学習で必要となる適切なグラフ描画をマスターするとともに、グラフ表現として必要な
知識(データ系列・軸ラベル・凡例など)もあわせて修得します。また、将来の仕事の場面でも遭遇す
るであろうデータ処理を、Excel で効率的にできるようにします。
【履修上の注意】
本科目は、経済学部のクラス指定科目であり、
「情報処理基礎」と同様、少人数で構成されます。イン
ストラクターによる丁寧な指導のもと、ノートパソコンによる実習を行います。毎回 CCS の教育支援
システム(出席・MinutePaper・教材ダウンロード・自学自習・小テストなど)を利用するので LAN
ケーブルを持参のこと。実習なので、遅刻・欠席は厳禁です。出席状況が悪くなれば CCS から「警告」
し、それでも改善がみられない場合には「失格」とします。
また、日頃からの学習習慣をを確認するために、「経済学コア 6」の一斉テストを実施します。
【事前準備学習】
前回までの内容をしっかり復習し、自分でグラフ作成ができるようにしておくこと。
その月までの「経済学コア 6」はすべて終えておくこと。
【教科書】
『30 時間でマスターWord & Excel 2010』 実教出版編修部 実教出版社 2010 年 12 月
『経済学部生のための基礎知識 300 題』 教育GP推進委員会 2012
【参考書】
『ひと目でわかる最新情報モラル』 大橋真也、森夏節、立田ルミほか 日経 BP ソフトプレス 2009
『日経パソコン デジタル・IT用語事典』 日経パソコン 日経 BP 2012.9
【評価方法】
1.授業態度(出席状況、授業への取り組み姿勢、課題の出来栄えなど)
2.CCS による自学自習と小テスト
3.・コア 6 演習の取組状況とコア 6 コンペの成績
4.総合演習課題
【講義テーマ】
1 回 ガイダンスおよび情報処理基礎の復習, コア 6 演習
2 回 グラフ作成の基本(1) 元データとデータ系列
3 回 グラフ作成の基本(2) オブジェクト操作
4 回 グラフ作成の基本(3) グラフの編集
5 回 いろいろなグラフ(1) 円グラフ
6 回 いろいろなグラフ(2) 棒グラフ
7 回 いろいろなグラフ(3) 折れ線グラフ
8 回 いろいろなグラフ(4) 3Dグラフ
9 回 いろいろなグラフ(5) 複合グラフ
10 回 テンプレートの保存, 「経済学コア6」コンペ
11 回 到達度チェック:グラフ印刷, CCS 小テスト
12 回 経済データグラフ(1) 株価, CSV データダウンロード http://www2.ngu.ac.jp/economic300
/index.html
445
13 回 経済データグラフ(2) 為替 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
14 回 経済データグラフ(3) 物価指数 http://www2.ngu.ac.jp/economic300/index.html
15 回 経済データグラフ(4) 失業率, 基準割引率/まとめ http://www2.ngu.ac.jp/economic300/in
dex.html
企業研究1//十名・名城・笠井・阿部・
大石/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
「企業研究1」
(2年次配当)は、
「企業連携プログラム」の特色の一つで、経済学部の両学科に共通
する科目です。
「企業研究1および2」は、製造業から金融業に至る多様な業種の会社や各種組織をとりあげ、第一
線経営者による講義および工場見学から構成されています。
「企業研究1」は、製造業を中心に企業の現場に出かけ、最前線の息吹や諸問題に直接触れ、現地で
五感を通して系統的に学びます。すなわち、多様な業種の工場を訪れ、ものづくり現場を見学するとと
もに、会社概要や製造工程、生産管理や改善活動などについて企業の専門家から説明を受け、トータル
に学ぶことをめざしています。
受講者の定員は、40数名までとします。大学~企業間は、バスで移動します。バスの収容定員およ
びマナーとモラルを確保する上でも、40数名が限度とみています。企業の現場に出かけて、工場見学
し、会社説明を受けます。経営の現実やノウハウなどについて、経営者や工場長などから学びます。担
当教員が1名付き添い、会社説明の際にポイントを整理する、学生からの質問を引き出すなど、サポー
トします。
2013 年度は、瀬戸および名古屋地域の7社を見学する予定です。第1週は、
「企業研究1」を学ぶ
ポイント、とくに工場見学および会社説明を受ける要領、注意点などについて、学びます。第2週より、
工場見学・会社説明がスタートします。以降は、隔週ごとに工場見学・会社説明を実施します。工場見
学・会社説明の時間配分は、次の通りです。
13:00
所定場所に集合(時間厳守)
14:20~16:10 会社見学・説明
工場見学40分、会社説明50分、質疑応答20分
会社説明では、会社概要、経営戦略、生産工程、現場における種々の改
善活動・工夫などを
予定しています。何か要望があれば、検討するので申
し出てください。
16:30
最寄り駅で解散
なお毎回、手書きのレポート(見学・聞き取りメモ)を解散時に提出します。学期末には、試験は行
いません。学期末には簡潔なレポートを提出し、試験に代えます。
【学習到達目標】
工場など生産現場に出かけ、ものづくりのダイナミズムや諸問題に直接触れ、現地で五感を通して系
統的に学びます。すなわち、多様な業種の工場を訪れ見学するとともに、会社概要や製造工程、生産管
理や改善活動などについて企業の専門家から説明を受け、質疑応答などを通してトータルに学ぶ。現代
の働く原点をしっかりと把握し、自らの仕事の探求にも役立てたい。
446
【履修上の注意】
工場見学に出かけるため、3・4 限(ほぼ隔週)の履修となる。
【事前準備学習】
会社訪問・見学のマナーを身につける。
【評価方法】
会社見学には必ず参加すること、手書きの見学・聞き取りレポートを解散時に提出することが必須で
す。学期末には、試験は行いません。簡潔なレポートを提出し、試験に代えます。
【講義テーマ】
1 回 会社見学の要領と心得(3 限)
2 回 第 1 回会社見学(3・4 限)瀬戸近辺
3 回 〃
4 回 第 2 回会社見学(3・4 限)瀬戸近辺
5 回 〃
6 回 第 3 回会社見学(3・4 限)瀬戸近辺
7 回 〃
8 回 第 4 回会社見学(3・4 限)名古屋近辺
9 回 〃
10 回 第 5 回会社見学(3・4 限)名古屋近辺
11 回
〃
12 回 第 6 回会社見学(3・4 限)名古屋近辺
13 回
〃
14 回 総括
15 回 レポートの提出
公共政策演習1//大石
(インストラクター1)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
公務員(国家・地方上級)試験においては行政職の専門試験において民法が必須科目であり、しかも
合否を分ける重要な科目である。だだ、民法の学習をひとたび始めたとしてもその範囲の膨大さから全
範囲の理解はおろか学習さえも進まない事態が起こりかねず学生を悩ます一因となっている。
しかしながら、公務員試験における民法は扱われる範囲に一定の傾向があり、頻出の分野を学ぶこと
で民法を体系的に理解しつつ合格レベルの知識を養うことは難しいことではない。
本講座ではこれまで民法にふれたことのない学生を対象に、難解な用語の解説から有名な判例の事例
を用いつつ民法独特の思考回路を教示する。
これにより、民法の基本理念、事例の分析、あてはめといった体系的な理解が身に付くであろう。また
この基本的な思考回路により公務員試験における民法の基本的な問題を解くことができる。
教材についても民法だけでなく法律そのものを初めて学ぶ者にとっても理解しやすくかつ自学にお
いても使い勝手の良い「基礎民法」を利用することによって法律アレルギーをなくし、全範囲をスピー
ディに復習することができるようになる。これを読み進めることによって寧ろより難解な理論や判例の
理解が進むことになるだけでなく、そういった難解な理論へのチャレンジ精神が養われることもあり得
447
よう。
最終的には本講座を受講することによって、公務員試験合格に必須な基本的問題を正答に導く民法の
思考回路を身につけ、難関論点へのチャレンジ精神やその理論の理解の礎が構築できる。
【学習到達目標】
基礎理論の理解から公務員試験の出題問題(基礎問題レベル)の対応が可能なところを目標とする。
【履修上の注意】
特別な事前準備は不要。
教科書及び『六法全書』は必携。なお、六法は民法の全条文が分かればよいので、公務員六法、司法
試験択一対策用の民法などでも良い。所持していない者は、受講を認められない。
カリキュラムの構成上、民法の全範囲の学習はできないため、公務員試験を目指す者については本講
座履修以降も継続的に学習することを勧める。
【事前準備学習】
特に必要はないが、事前に「民法とは何か」ということについて基本書を読んでおくことを強く勧め
る。『3日でわかる法律入門シリーズ』などが良い。
【教科書】
『基礎民法』 東京リーガルマインド
教室で日時を決めて販売する。
【参考書】
『六法全書』
『択一六法 民法』
上記のような民法の全条文が掲載されていること。出版社などは問わない。
【評価方法】
宿題と講義内での小テスト及び期末試験によって評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス・民法の基本原則
2 回 総則① 意思表示・能力
3 回 総則② 代理Ⅰ 代理制度の基本原則
4 回 総則③ 代理Ⅱ 無権代理
5 回 総則④ 時効制度
6 回 物権① 物権変動 当事者と第三者
7 回 物権② 物権変動 第三者と登記
8 回 債権① 債権の基本
9 回 債権② 債務不履行・解除
10 回 債権③ 弁済・相殺・契約
11 回 担保と保全① 抵当権の基本理論 物上代位
12 回 担保と保全② 第三取得者の保護、法定地上権
13 回 担保と保全③ 保証・責任財産の保全
448
14 回 法定債権 不法行為・不当利得
15 回 親族法・相続法
公共政策演習2//飯島
滋明/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
公務員、特に自治体の公務員試験対策として欠かすことのできない知識を得ることを目的としています。
そのため、講義形式ではなく、授業でも問題集などを解いてもらい、解説をするという形式になります。
【学習到達目標】
公務員試験に合格できるような勉強方法を身につけること
【履修上の注意】
授業は真剣に受講して下さい。また、予習・復習を欠かさないようにしてください。
【事前準備学習】
目標とする試験に合格するため、予習・復習を欠かさないようにしてください。
【評価方法】
授業の平常点と最終テストを勘案して評価します。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 政治思想
3 回 各国の政治体制
4 回 選挙制度
5 回 憲法の基本原理
6 回 自由権
7 回 社会権
8 回 国務請求権
9 回 国会
10 回 内閣
11 回 裁判所
12 回 地方自治
13 回 国際政治
14 回 国際法
15 回 テスト
449
公共政策特別演習1//児島
完二/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
公共政策特別演習は、経済学部の3つの教育プログラムのひとつである「公務員特別プログラム」の
科目である。当該プログラムは2年次配当の公共政策演習1,2が基礎科目となり、当該科目はこれを
さらに実践的にしたものである。専門科目での内容を関連付けて学習の補充・強化し、公務員になるた
めに役に立つ実践的な講義を狙いとする。
公共政策特別演習では、公共政策演習1,2での学習内容をふまえ、特に社会科についての実力強化
を目指す。大学での講義において社会科の基礎知識がなければ、それだけつまづきも多い。また、公務
員として将来活躍しようと思っても、試験に合格できなければ、その夢も絶たれてしまう。そこで、あ
えて一般知識(歴史・政治関連)の詰め込みを行う。
幸い、本学経済学部には『経済学部生のための基礎知識 300 題』という共通教材がある。これをしっ
かりこなすと相当な力がつく。また、自学自習には関連の設問が数多く用意されている。加えて、「経
済学コア6」もあるので、これらを使って学習時間を確保する。
第1回目の講義「ガイダンス」時に、具体的な進め方をアナウンスする。
【学習到達目標】
公務員に要求される幅広い教養知識、特に社会科(歴史・経済事情)に関する知識の充実を目的とす
る。
【履修上の注意】
履修制限が設けられており、公共政策演習1・2を履修した学生を対象とする。また、経済学部の教育
プログラムは主旨に賛同する学生に履修してもらいたい。この講座が想定する受講生は以下のような学
生である。
1. すでに宅建・行政書士の資格を有している(もしくは勉強中の)学生
2. 学内外の公務員講座を受講している学生
3. 資格センターや教育支援センターを活用している学生
一方、相応しくない学生は以下のとおり。
1. 4年生以上(受験に間に合わないので)
ただし、卒業後にも受験するという特別な理由があれば、応相談。
2. 単位取得が主たる目的の学生(中間・期末テストあり、目的達成は難しいので)
【事前準備学習】
毎回、自学自習で指定された範囲を必ずこなして授業に臨むこと。
【教科書】
『経済学部生のための基礎知識 300 題』 経済学部
教育 GP 推進委員会
【参考書】
『昭和史 (上)』 中村 隆英 東洋経済新報社 2012
『昭和史 (下)』 中村 隆英 東洋経済新報社 2012
『昭和経済史』 中村 隆英 岩波現代文庫 2007
450
2012
【評価方法】
宿題・授業内テスト:40%
期末試験:60%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 基礎学力判定テスト
2 回 日本史の復習:室町から戦国時代
3 回 日本史の復習:江戸時代
4 回 日本史の復習:幕末
5 回 日本史の復習:明治維新
6 回 日本史の復習:大正から昭和
7 回 歴代内閣:戦前
8 回 歴代内閣:戦後
9 回 内閣と経済政策:55 年体制
10 回 内閣と経済政策:連立時代
11 回 内閣と経済政策:小泉内閣
12 回 内閣と経済政策:小泉内閣後
13 回 内閣と経済政策:民主党政権時代
14 回 内閣と経済政策:アベノミクス
15 回 まとめおよびテスト
公共政策特別演習2//児島
完二/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
公共政策特別演習は、経済学部の3つの教育プログラムのひとつである「公務員特別プログラム」の
上級科目である。公務員特別プログラムは1年次配当の公共政策演習1,2が基礎科目となり、この科
目を履修した学生を対象に上級科目(公共政策特別演習1~4)を開講している。
周知のように、公務員を志望する大学生は多く、公務員試験は競争倍率の分だけ、難しくなっている。
学習範囲は教養科目から専門科目までかなり広いだけに、早い時期からの試験対策が求められる。本気
で公務員を志願する学生は、本学の資格センターで具体的な職種をもとに相談してもらいたい。日頃か
らの学習習慣を身につけることから始まり、関連する資格(宅建・行政書士など)にチャレンジするの
が良い。資格試験の合格という成功体験とともに、学内でも用意される有料セミナーを受講する必要も
あろう。
当該科目は、公務員試験の専門科目のひとつである「経済学」と大学の専門教育内容との有機的な結
合を図る。全国にあるどの大学の経済学部カリキュラムでも、公務員試験の経済学と完全に一致してい
るわけではない。学部の授業では基本的な経済学の考え方(フレームワーク)を扱うが、現実の経済課
題に対して議論されている理論・政策などにも言及される。最新の話題や考え方は一般的でないために、
公務員試験などには不向きである。そのために大学の授業で扱う範囲と出題内容が重ならない部分が多
くなる。公共政策特別演習2では、マクロ経済学の範囲を取り扱う。まず、必修科目「マクロ経済学入
門」で扱った内容と公務員試験の出題範囲の差異を理解する。そして、体系を示すことで、これから必
要な学習内容を示す。
そこで、当該科目ではそのギャップを埋め合わせることを目標とする。まず、専門科目での内容を大
451
学の授業と関連付ける。そして、大学授業が試験に役立つこと、公務員試験の学習が授業の理解度を高
めることを実感してもらうのが狙いである。幅広い専門教養を身につけ、公務員になるために役に立つ
ようにできることを目指す。
毎回、演習問題を解きながら、少しでも自分で解く訓練を積んでもらう。特に、計算問題やグラフの
解法ができることを目的とする。受講生には必修科目やクラス指定科目以外に「経済数学入門」「マク
ロ経済学」「ミクロ経済学」「経済政策論」「金融論」「財政学」「国際経済学」の履修を勧める。なお、
理解度・到達度を確認するために、中間テスト・学期末テストを実施する。
【学習到達目標】
公務員に要求される幅広い教養知識、特に、マクロ経済学分野における知識の充実を目的とする。あわ
せて、マクロ経済分野の計算問題への解法に習熟することをも目的とする。
【履修上の注意】
履修制限が設けられており、公共政策演習1・2を履修した学生を対象とする。また、経済学部の教育
プログラムは主旨に賛同する学生に履修してもらいたい。この講座が想定する受講生は以下のような学
生である。
1. すでに宅建・行政書士の資格を有している(もしくは勉強中の)学生
2. 学内外の公務員講座を受講している学生
3. 資格センターや教育支援センターを活用している学生
一方、相応しくない学生は以下のとおり。
1. 4年生以上(受験に間に合わないので)
ただし、卒業後にも受験するという特別な理由があれば、応相談。
2. 単位取得が主たる目的の学生(中間・期末テストあり、目的達成は難しいので)
【事前準備学習】
マクロ経済学で合格した学力レベルを維持したうえで、授業に臨んでくるように。
教科書は、必ず購入するように、保有していない場合は、受講が認められないことがある。
【教科書】
『経済学部生のための基礎知識 300 題』
2012
『らくらくミクロ・マクロ経済学入門 計算問題編』 茂木喜久雄 週刊住宅新聞社 2011
【参考書】
『らくらくマクロ経済学入門(改定版)』 茂木喜久雄 週刊住宅新聞社 2011
『公務員試験新スーパー過去問ゼミ 2 社会科学』 実務教育出版 2007
『マンキュー入門経済学』 N・グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 2008
【評価方法】
1. 中間テスト・学期末テスト 60%
2. 授業での理解度(演習や口頭質問など)
40%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/学習計画と到達目標、学習準備
452
2 回 国民経済計算と GDP/フローとストック
3 回 GDP の三面等価
4 回 消費関数/計算問題
5 回 均衡国民所得の計算
6 回 乗数プロセス/無限等比級数の計算
7 回 政府部門と政策効果
8 回 インフレとデフレ
9 回 これまでのまとめと中間テスト
10 回 貨幣需要と金融政策
11 回 信用創造/無限等比級数の計算
12 回 貨幣市場の均衡
13 回 IS-LM 分析
14 回 クラウディング・アウト
15 回 総括と今後の学習計画/学期末テスト
公共政策特別演習3//大石
邦弘/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、公務員特別プログラムのコアとなる科目である。公共政策演習での学習をふまえ、公務員
試験の教養試験における数的処理分野を補充・強化し、公務員になるために役に立つ実践的な講義を行
う。
なお、数的処理分野の充実を図るため、毎回の講義は演習形式であり、自主的に学生が勉学するよう
指導する。
最初の講義時に、具体的な進め方をアナウンスする。
【学習到達目標】
公務員に要求される幅広い教養知識、特に、数的処理分野における技能向上が達成される。
【履修上の注意】
以下の講義を修得した学生のみ履修するように。
公共政策演習1または2
【事前準備学習】
公務員試験の概要を知っておくように。
【教科書】
指定しません。
【評価方法】
平常点30%、期末試験70%
453
【講義テーマ】
1 回 数的推理1
2 回 数的推理2
3 回 数的推理3
4 回 数的推理4
5 回 数的推理5
6 回 数的推理6
7 回 判断推理1
8 回 判断推理2
9 回 判断推理3
10 回 判断推理4
11 回 判断推理5
12 回 判断推理6
13 回 資料解釈1
14 回 資料解釈2
15 回 資料解釈3
速度① 追越し算・出会い算・通過算
速度② 流水算・時計算
整数① 素因数分解など
整数② 最小公倍数・最大公約数など
濃度① 基礎
濃度② 応用
論理・命題
暗号
対応関係
真偽問題
順序関係
位置関係
増減率
構成比
指数
公共政策特別演習4//大石
邦弘/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は、公務員特別プログラムのコアとなる科目である。公共政策演習1や2での学習をふまえ、
経済学の特にミクロ分野について、公務員になるたに役立つ演習形式の授業を行う。
必須科目のミクロ経済学入門、展開科目のミクロ経済学などでミクロ経済学の知識はえられたとして
も、公務員試験で出題される問題には即座に対応できるものではない。それは、計算問題をはじめとし
た解法に不慣れというだけではなく、公務員試験独特の特徴に慣れていないためでもある。本講義では、
公務員試験対策のための計算問題に慣れることを最大の目的としている。
毎回は演習形式で行い、自主的に学生自らが勉学できるように指導する。各回、小テストを行う予定
であり、学期の中間時点で中間テストを実施することもありえる。詳細な授業計画は、受講者の理解度
を把握したうえで、授業内で改めて告知する。
【学習到達目標】
公務員に求められる幅広い教養知識、特にミクロ経済分野の知識充実を目的としている。あわせて、
ミクロ経済分野の色々な計算問題への解法に習熟することも目的である。
【履修上の注意】
履修制限が設けられており、公共政策演習1・2を履修した学生を対象とする。また、経済学部の教育
プログラムは主旨に賛同する学生に履修してもらいたい。この講座が想定する受講生は以下のような学
生である。
1. すでに宅建・行政書士の資格を有している(もしくは勉強中の)学生
2. 学内外の公務員講座を受講している学生
3. 資格センターや教育支援センターを活用している学生
一方、相応しくない学生は以下のとおり。
454
1. 4年生以上(受験に間に合わないので)
ただし、卒業後にも受験するという特別な理由があれば、応相談。
2. 単位取得が主たる目的の学生(中間・期末テストあり、目的達成は難しいので)
【事前準備学習】
公共政策演習 2 でミクロ経済学を受講し、合格した学力レベルを維持したうえで、授業に臨んでくる
ように。
教科書は、必ず購入するように、保有していない場合は、受講が認められないことがある。
【教科書】
『らくらくミクロ・マクロ経済学入門 計算問題編』 茂木喜久雄 週刊住宅新聞社 2006
『経済学部生のための基礎知識 300 題(改訂版)』 名古屋学院大学経済学部 2012
教科書は必携である。必ず購入するように。
上記の教科書は、公共政策特別演習2でも使用される。
【参考書】
『らくらくミクロ経済学入門(改訂版)』 茂木喜久雄 週刊住宅新聞社 2011
上に掲示した本は、1 年次「公共政策演習2」で使用された教科書である。授業内で適宜指示するので、
復習や予習に用いるように。
【評価方法】
宿題・授業内テスト 40%、期末試験 60%
【講義テーマ】
1 回 消費者行動① 最適消費計画
2 回 消費者行動② 異時点間の消費理論
3 回 消費者行動③ 労働供給量の決定
4 回 消費者行動④ 期待効用仮説
5 回 消費者行動⑤ 需要の価格弾力性
6 回 生産者行動① 価格と生産量
7 回 生産者行動② 最適生産計画
8 回 租税の効果
9 回 独占企業の行動
10 回 複占市場
11 回 ゲーム理論
12 回 市場の失敗① 公共財
13 回 市場の失敗② 外部不経済
14 回 市場の失敗③ 費用逓減産業
15 回 国際貿易
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