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温故知新 - 日本鉄道車輌工業会

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ずいひつ / 温故知新
シリーズ
温故知新
[ 第 12 回 ]
鉄道車両工業 431 号 (2004 年 7 月発行 ) 巻頭言より
今回は、2004 年7月に、鉄道総合技術研究所 理事長 ( 当時 ) の副島 廣海様が
たず
ご執筆された巻頭言『鉄道技術のABCDE』を温 ねます。
「鉄道がこれから主に技術面から見てどの方向を向いていくのだろうか。これはその
国、会社などによって千差万別かもしれないが、総じて最大公約数的にいえるのは、次
のABCDEではないかと思っている。( 中略 )
もう一つ、本来ならA~Eの中に入れたいものに、列車のインテリジェント化がある。
列車のインテリジェント化については、かなり以前から研究開発の対象であった。経
済的な運転、故障部位の早期発見と手当の自動化等々、今の列車はかなりインテリジェ
ントになっている。しかし、これからの焦点の一つに、走行路の安全確認があげられる
だろう。
列車は自分の通路の安全性を自分で確かめながら走っていかなければならない。踏切
しかり、土砂崩れしかり、時によっては走行路に人為的な妨害が無いかどうか調べなが
ら、走っていかなければならない。直線区間ならまだしも、カーブで隠れたところをど
うやって確かめるか、いろいろ課題は多いが、今とりあえず踏切の障害物を昼も夜も見
つけられるよう、画像処理技術を使って開発しているところである。」
本稿の執筆された 2004 年は、アテネオリンピックが開催された年で、今年はリオ
デジャネイロオリンピックが、さらに4年後の 2020 年にはいよいよ東京でオリンピッ
クが開催されます。
東京オリンピック開催決定後、訪日観光客は飛躍的に増加しており、より一層安全・
安心への取組みがクローズアップされております。画像処理技術は走行路の安全確認以
外に、防犯や旅客サービスなど鉄道事業者の業務への適用にも期待されており、東京オ
リンピックという一大イベントにおいて、安全・安心そして快適な日本の鉄道技術・サー
ビスが、海外の方々に認知されることを期待し、また我々も一メーカーとして貢献して
いきたいと考えております。
日本鉄道車輌工業会のホームページ「鉄車工資料館」では、過去の「鉄道車両工業」
「車
両技術」を通して、先人の思想や知恵や努力に出会うことができます。是非、皆さまも
この資料館に立ち寄ってください。「温故知新」語源の由来とおり、そこから新しい知
識や見解が得られることと思います。
(三菱電機株式会社 交通事業部計画部 嶋川 一三)
鉄道車両工業 479 号 2016.7
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