住 所 名古屋市中区金山町1丁目1番1号 法人名 公益財団法人名古屋国際芸術文化交流財団 平成25年度事業計画書 Ⅰ.名古屋ボストン美術館の運営に関する事業 (愛知県民に米国ボストン美術館の世界的コレクションや国内美術館の名品を鑑賞する機会を提 供する事業) 1. 展覧会事業 (1) 展覧会の開催 【平成 25 年度開催の展覧会】 <4 階ボストンギャラリー> ① 「ドラマチック大陸 風景画でたどるアメリカ」 平成 25 年 1 月 12 日(土)~平成 25 年 5 月 6 日(月・祝) (平成 24 年度より継続) ② 「アートに生きた女たち 凛として。しなやかに。」 平成 25 年 5 月 25 日(土)~平成 25 年 9 月 29 日(日) ③ 「北海道立近代美術館名品選 日本画を彩った巨匠たち~大観、栖鳳、球子」 平成 25 年 10 月 19 日(土)~平成 25 年 12 月 1 日(日) ④ 「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」 平成 25 年 12 月 21 日(土)~平成 26 年 3 月 23 日(日) <5 階オープンギャラリー> ① 「ドラマチック大陸 風景画でたどるアメリカ」(第 2 会場) 平成 25 年 1 月 12 日(土)~平成 25 年 5 月 6 日(月・祝)(平成 24 年度より継続) ② 「Forms in Flux すくいとられたカタチ ボストン美術館芸術大学×愛知県立芸術大学」 平成 25 年 1 月 12 日(土)~平成 25 年 5 月 6 日(月・祝) ③ 「アートに生きた女たち」(第 2 会場) 平成 25 年 5 月 25 日(土)~平成 25 年 9 月 29 日(日) ④ 「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」 (第 2 会場) 平成 25 年 12 月 21 日(土)~平成 26 年 3 月 23 日(日) (2) 展覧会の企画及び準備 ① 平成 26 年度から平成 27 年度開催展覧会の準備 ② 「企画展検討委員会」の開催 ③ 平成 27 年度以降の展覧会企画に関する米国ボストン美術館との協議及び準備作業 ④ 今後の 5 階オープンギャラリー利用に関する企画・準備、及び展覧会の開催 -1- 2. 教育普及事業および情報提供事業 (1) 教育普及事業 ① 展覧会にかかわる図録・音声ガイド・映像ソフト制作 ② 開催展覧会に合わせた鑑賞用資料の制作 ③ 開催展覧会に関連したプログラム(ギャラリーガイド、幅広い層向けのプログラム等)の実 施(大学等の他機関との連携協力プログラムの継続) ④ 米国ボストン美術館と連携した教育普及イベントの実施 ⑤ 大学等教育機関との協力事業の企画・実施 ⑥ 視覚障害者向けプログラムの推進 ⑦ 子どもを対象にした教育活動支援 (体験学習等校外学習活動等への対応) ⑧ 展示作品のデーターベース化の活用の検討 ⑨ 図書コーナーの活用。開館 15 周年となる平成 26 年度 4 月をめどに充実を図る。 ⑩ インターネットを活用したプログラムの検討、企画、実施 ⑪ 近隣を中心とした国内美術館との展覧会図録、紀要等の資料交換 ⑫ 活動記録の制作・発信 (2) 情報提供事業 ① 図書コーナーの来館客閲覧用コンピューター5 台による市内美術館の情報提供 ② 当館WEBサイトにて、展覧会等の告知情報のほか、開催したイベントや講演会な どの状況を逐次報告する他、同サイト内容もトップページを中心に一部更新、 SNS(facebook)の活用 ③ 他の施設とのインターネットリンクの拡充 3. 調査研究 以下の項目について、関連する機関(美術館、博物館、大学、学校等)の専門家と連携しながら 進める。 ① 展覧会開催のための調査研究 ② 美術品の保存に関する調査研究 ③ 教育普及事業充実のための調査研究 ④ 展覧会開催、調査研究に必要となる図書資料の収集・整備 ⑤ 関連機関開催の研修会等への参加 4. 広報宣伝および販促活動の強化 (1) 展覧会別の施策 ① ドラマチック大陸 展 ・在米国領事館に協力を得て、在日米国大使館総領事による講演会の開催 ・来館者参加型の写真コンテストやクイズラリーの実施 ・広報なごや(名古屋市発行)等無料広報媒体の積極的活用 ・従来の絵画等の美術愛好家以外の旅行関係雑誌その他へのPR活動 ・GW期間期間中でのイベント開催 -2- ② すくいとられたカタチ 展 ・ドラマチック大陸展と同時にPRし、芸術関係の大学生など現在芸術に関心を持つ 層への告知 ・「あいちトリエンナーレ 2013 パートナーズ事業」への参画 ③ アートに生きた女たち展 ・広報なごや(名古屋市発行)等無料広報媒体の積極的活用 ・講演会の充実 ・小中学生向け夏休み期間中のイベント開催 ・当館WEBサイトのスペシャルページ継続からの情報発信 ④ 日本画を彩った巨匠たち 展 ・短い会期の展覧会であり効率よくPRする。 ・日本美術ファンへの告知 ・県外への「名古屋ボストン美術館」の認知度向上 ⑤ ボストン美術館 浮世絵名品展 「北斎」展 ・主催マスコミ社と連携をとり、浮世絵展の 3 回シリーズの集大成を打ち出す ・当館 WEB サイトのスペシャルページ継続からの情報発信 ⑥ 開館 15 周年事業への準備 ・開館 15 周年を意識させるイベントの実施、告知 ・ミレー展に向けた告知 (2) 媒体別の施策 ① テレビ ・展覧会協力局などを通じたCM(15 秒スポット)での情宣、開会式取材によるニュ ースでの告知、番組での紹介などを推進。特に特番への番組提供推進 ② 新聞・雑誌 ・展覧会の共催新聞社への広告や記事を掲載 ・各展覧会で来日するボストン美術館関係者と新聞社等マスコミとのインタビュー企画 ・雑誌社へのプレスリリースの早期送付による記事掲載の依頼及びイベント告知の徹底 ③ 交通広告 ・名鉄、近鉄、JR、地下鉄等の協力を得た主要駅・車内でのポスター掲出、チラシ 設置の継続及びその期間延長 ④ 当館等 WEB サイトの充実 ・展覧館紹介に加え、出品作家・作品についての関連情報の発信やイベントの告知・募集 情報発信 ・姉妹館であるボストン美術館についての情報提供 ⑤ その他 ・SNS(facebook)の取り組み。 動画を含めた情報発信の実施。 ・展覧会毎のアンケート実施により来館者動向の調査。また、講演会等のイベント開催時に もアンケートを実施して参加者の動向を調査。 ・記者クラブ(月 1 回)における展覧会や各種イベントの情報を提供継続 ・若年層を中心に認知度が高いWEBにおけるバナー広告への出稿 ・従来の一部チラシ(展覧会スケジュール)の掲載内容の拡充 -3- (3) 外部団体等との連携 ① 団体関係 ・団体誘致の強化、美術ファンや団体の誘致のため、美術館友の会、文化センター等 への訪問サービス強化 ・団体来館者に対する事前案内、資料配布などのPR強化 ② 学校関係 ・校長会の連絡網を利用した小中学校への団体鑑賞案内徹底によるクラスの校外活動 としての美術館訪問推進 ・小中学校の教員を対象とした観賞説明会の実施 ・例年実施の夏休みファミリー特割引の実施による家族での来館推進。 ③ 近隣施設との連携 ・名城線沿線観光施設との連携企画による、名古屋港水族館、名古屋テレビ塔、ラン の館、名古屋城等との連携事業への継続参加による集客対策(スタンプラリー実施) ・近隣美術館、名古屋市関係施設等他施設とのポスター、チラシ相互設置の実施 (4) 販売活動の強化(営業推進部との連携) ① 愛知県の近隣地区(日帰り圏内)へのPR及びセールス強化 対象地域:静岡県(静岡以西地区)、長野県(松本地区以南)、三重県、岐阜県 ② 旅行代理店、運輸会社への団体・企画募集誘致の為の訪問セールス強化 5. 寄附・賛助金募集活動 当財団の財政基盤強化のため、個人メンバーシップ、法人賛助会員の増強を図る。 ① 個人メンバーシップへの入会活動の強化 現在会員数 : 3,550 名 入会目標数 : 100 名 目標会員数 : 3,600 名 (H25.3 月末見込み) (H26.3 月末目標/退会見込み 50 名含み) ② 法人賛助会員の増強 現在会費収入 : 37.7 百万円 (H25.3 月末見込み) 入会目標数 : 1 百万円 目標会費収入 : 38.4 百万円 (H26.3 月末目標/退会見込み 0.3 百万円含み) 6. 管理運営業務の一層の堅実化と効率化 ① 入館者が安心して、また安全に作品鑑賞できるための保守・警備体制の確立 ② 警備員との連携、警備システムの充実による作品保護の体制堅持 ③ 展覧会制作・設営スケジュール・搬送作業の効率化によるコストダウンを図る ④ 業務見直し等による効率化、リース物件の期限到来に伴う設備案件のより一層のコスト 圧縮 -4- Ⅱ.国際的な芸術文化に接する機会を提供する事業 米国ボストン美術館と連携した日米アート交換プログラムや、教育普及イベント等について 積極的に実施。また、ボストン美術館芸術大学(SMFA)と連携した講演会や共同プロジェクトの 実施 Ⅲ.地域文化の振興を図るため、シンポジウム、講演会等を開催する事業 展覧会開催のタイミングに合わせた各種講演会、レクチャー等は積極的に実施 Ⅳ.財団財務基盤強化のための事業 財団資金の効率的な運用強化と安全性の確保 ① 公共債等安全かつ確実性の高い投資対象を中心に、長短バランスの取れた管理運用 の実施 ② 米国ボストン美術館宛て米ドル建て実需の範囲内での外貨運用を実施 Ⅴ.その他事業 売店(ミュージアムショップ)事業(委託)の販売促進、運営の安定化 ① より魅力的な定番商品として名古屋ボストン美術館オリジナルグッズや、展覧会ごとに企 画するオリジナルグッズの商品開発、米国ボストン美術館にしかないオリジナルグッズの 輸入による品揃えの充実 ② 関連書籍や名画をモチーフしたグッズ、オリジナルポストーカードなど、美術館ならではの 幅広い商品展開 ③ その他、パーソナルギフトや夏休み、クリスマス、お正月など、シーズンに合わせたイベント 関連商品の提案 以上 -5-
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