環境活動レポート (2015年7月~2016年6月) ~山崎工務店の環境への取組~ EA21管理委員会 2016.11.15発行 環 境 方 針 私たちは、自然を畏敬し、自然の理に則った経営のもと、 事業活動を通じて地球の環境保全と環境美化に貢献します。 1.当社は、木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造等の建築工事において、 環境経営システムを構築し継続的な改善を図りながら環境の保全と 美化に取り組みます。 2.当社は、関係法令を順守し地域環境と調和した経営に徹します。 3.当社のすべての部署において、下記の事項に優先的に取り組み環境 に与える影響を削減します。 ・二酸化炭素排出削減 ・水使用量の削減 ・産業廃棄物の削減と再資源化 ・省エネ対策の提案、促進 ・グリーン製品の購入 制定:2010年6月1日 改定:2012年6月1日 株式会社 山崎工務店 代表取締役 1 山崎 聡亮 1.事業の概要 (1) 事業所名及び代表者 株式会社 ⼭ 崎 ⼯ 務 店 代表取締役 ⼭崎 聡亮 (2) 所在地 〒337-0042 埼⽟県さいたま市⾒沼区南中野561-3 (3) 管理責任者及び担当者の連絡先 管理責任者 池⽥ 輝⼈ 担 当 者 池⽥ 輝⼈ 連絡先 電話 048-683-6524 (4) 事業内容 ⽊造・鉄⾻造・鉄筋コンクリート造の建築物の設計、施⼯及び付帯サービス (住宅・事務所・共同住宅・店舗・⼯場・教育施設・福祉施設・寺院建築) 建設業者許可 平成24年6⽉30⽇ 埼⽟県知事(特-24)第4778号 建築⼠事務所登録 平成23年4⽉22⽇ 埼⽟県知事許可(8)第591号 事業の規模 活動規模 単位 売上⾼ 百万円 従業員 ⼈ 2 2013年度 2014年度 2015年度 1,879 1,853 2,003 39 38 36 床⾯積 m 561.4 561.4 561.4 ⼯事件数 件 706 660 745 (5) 対象範囲 ・本社敷地(本社エリア・加⼯場エリア)内にある建屋、設備 ・建設現場 (6) 会社設⽴ 昭和 40年 7⽉ (7) 資 本 ⾦ 5,000 万円 2 2.EA21実施体制図 代表者 (社⻑) EA21責任者 EA21 管理委員会 設計部 総務・経理部 EA21事務局 営業部 ⼯事部 住宅部 ◇役割・責任・権限 代表者 環境⽅針の策定、経営資源の準備、代表者による全体の評価と⾒直し 環境活動レポートの承認、環境⽬標及び環境活動計画の承認 EA-21システムの確⽴、実施推進、維持管理 EA21責任者 環境への負荷および取組への⾃⼰チェックの実施、環境⽬標及び環境活動 計画の策定、環境活動レポートの作成、EA-21に関する実績把握と報告 EA-21責任者の補佐業務 EA21事務局 環境関連法規の取りまとめ及び遵守状況確認、教育、訓練計画の策定と 実施(緊急時対応訓練・テスト含む) 環境⽂書及び記録の作成・管理、その他EA-21に関する業務 EA21管理委員会 環境⽬標及び環境活動計画の結果確認、EA-21に関する審議 各部担当者 環境活動計画の実施、問題点の是正処置 3 ⼯務部 3.環境⽬標とその実績 【過去3年間の実績】 取組項⽬ CO2排出量 ※1 2012年度 Kg-co2 2013年度 2014年度 131,972 137,775 123,546 電気使⽤量の削減 Kwh 91,574 105,606 42.7 燃料使⽤量の削減 ℓ 41,764 42,046 18.6 廃棄物の削減 t 367.74 263.66275 130.4 ⽔資源使⽤量の削減 m3 963 1,158 0.40 17 18 11 4 6 0 省エネ機器導⼊住宅の提案 グリーン購⼊品の調達 件 品⽬ ※注1:2012年、2013年度の⼆酸化炭素排出係数は、東京電⼒2010年の数値 0.375を使⽤、2014年度以降は2012年の数値 【環 境 ⽬ 標】 取組項⽬ CO2排出量 ※2 Kg-co2 基準値 -2% -3% -4% (2013年度) 2015年度 2016年度 2017年度 153,617 150,544 149,008 147,472 電気使⽤量の削減 Kwh/百万円 56.2 55.1 54.5 54.0 燃料使⽤量の削減 ℓ/百万円 22.4 22.0 21.8 21.4 廃棄物の削減 ㎏/百万円 140.4 137.6 136.2 134.7 0.60 0.59 0.58 0.58 18 12 12 12 2 2 2 2 ⽔資源使⽤量の削減 省エネ機器導⼊住宅の提案 グリーン購⼊品の調達 m3/百万円 件 品⽬ ※注2:⼆酸化炭素排出係数は、東京電⼒2012年の数値 0.525を使⽤ ※注3:数値は2013年度の売上1879百万円で割った原単位を使⽤ 4 4.活動計画 〜本社〜 電気使⽤量の削減 〜現場〜 電気使⽤量の削減 ・未使⽤時の電気消灯の徹底 ・作業終了時の電気消灯の徹底 ・節電シールの表⽰ ・夜間作業を減らす ・残業時間の削減検討 ・昼休みの消灯 燃料使⽤量の削減 燃料使⽤量の削減 ・燃費の良い⾛⾏を⼼がけ、無駄な ・積み降ろし時のアイドリングストップ アイドリングは⾏わない ・エンジンオイルの点検(⾞両整備をこまめに⾏う) ・急加速・急発進をせず、燃費の良 い⾛⾏を⼼がける 廃棄物の削減 廃棄物の削減 ・重要⽂書以外は、廃棄せず裏紙 ・発⽣材の再利⽤ BOXに⼊れる ・廃棄物の分別の徹底 ・社内回覧⽂書などは優先的に裏 ・「ご⾃由にどうぞ」(端材BOX)の活⽤ 紙を使⽤する ・両⾯コピーを⼼がける ・両⾯使⽤した紙は、リサイクル BOXへ ・⽸、ビン、ペットボトルは喫煙所 脇のBOXに捨てる ⽔使⽤量の削減 ・節⽔シールの表⽰ ⽔使⽤量の削減 ・⼯事⽤⽔栓への散⽔ノズルの取付 ・漏えいの点検 ・蛇⼝はしっかり締める ・⽔を出しっぱなしにしないようにする 省エネ機器導⼊住宅の提案 ・省エネ機器の選定 ・3R(リデュース、リユース、リサイクル) 実例リストの作成 グリーン購⼊の推進 ・当社で購⼊できるエコマーク製品を リストアップする 5 5.環境活動の取組結果の評価 2015年度(2015年7⽉〜2016年6⽉) 取組項⽬ CO2排出量 ※2 単位 Kg-co2 基準値 ⽬標値 (2013年度) (対2013年度-2%) 153,617 実績 削減率 評価 150,544 117,036 23.81% ○ 電気使⽤量の削減 Kwh/百万円 56.2 55.1 42.5 24.38% ○ 燃料使⽤量の削減 ℓ/百万円 22.4 22.0 15.4 31.25% ○ 廃棄物の削減 ㎏/百万円 140.4 137.6 115.6 17.64% ○ ⽔資源使⽤量の削減 m3/百万 円 0.60 0.59 0.30 50.00% ○ 18 12 13 2 2 省エネ機器導⼊住宅の提案 グリーン購⼊品の製品調達 件 品⽬ ※注2:⼆酸化炭素排出係数は、東京電⼒2012年の数値 0.525を使⽤ ※注3:数値は2015年度の売上2003百万円で割った原単位を使⽤ ◇順調に削減が⾏われた ◇グリーン購⼊品の製品調達は完了済み 【次年度の取り組み】 ①社有⾞燃費データを確実に記録集計し、より⼀層エコ運転を促す ②産業廃棄物の減量化のため、分別を徹底し3Rを図る ③活動計画の確実な実⾏を推進する 6 0 ○ - 6.代表者の全体評価 ◇2012年に新社屋になって以降、電気使⽤量や産業廃棄物の量は減少傾向である ◇今後の計画は、多くの設計提案を持って環境配慮を図っていきたい 7.緊急事態対応訓練 訓練内容 ① 消⽕器の集積にどのくらいの時間を要するかを確認 (4名が10本の消⽕器を集積する時間を計測) ② 消⽕器の使⽤⽅法について習熟度合いを確認 ・・・ 訓練⽤消⽕器にて操作訓練を実施する 結果 ・消⽕器10本集積に要した時間:2分7秒(前回:3分4秒) ・消⽕器等配置図が掲⽰してあった為、前回より容易に発⾒できた ・毎⽇⽬にしているはずの場所でも⽬に⼊っていなかったことが分かり、訓練の⼤切さを実感した 消⽕器の操作について ・消⽕器の効果的な使⽤⽅法の説明をし、防災知識を深めた ・操作法を知っている社員も今回の訓練により再確認できた ・使⽤期限の確認をした 7 8.環境関連法規制の遵守状況 法規制等の名称 騒⾳規制法 振動規制法 当社の対応 規制基準の遵守 遵守状況 遵守 特定建設作業実施の届出 規制基準の遵守 該当⼯事無し 特定建設作業実施の届出 廃棄物の減量 廃棄物処理法 産業廃棄物処理の委託基準の遵守 マニフェストの交付・保管 遵守 管理票交付等状況報告書の作成・提出 リサイクル法 指定業者・メーカーに処理を依頼 遵守 家電リサイクル法 廃棄の際、指定業者に処理料⾦を⽀払う 排出無し フロン排出抑制法 指定業者・メーカーに処理を依頼 排出無し 分別解体等実施義務の遵守 建設リサイクル法 再資源化等実施義務の遵守 遵守 発注者への報告義務の遵守 埼⽟県⽣活環境保全条例 アイドリングストップの実施 遵守 環境関連法規制等の逸脱はありません。 また、関係当局からの違反等の指摘並びに外部からの訴訟等は過去5年間ありません。 8 9.⼭崎⼯務店の取り組み コピー⽤紙のリユース・リサイクル活動 厩舎へのおがくずの提供 エコキャップ運動 近隣住⺠の⽅々への⽊端材の提供 インクカートリッジのリサイクル 9
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