大阪市立粉浜幼稚園 平成25年度 評価基準 運営に関する計画・自己評価(目標別シート) A:目標を上回って達成した C:取り組んだが目標を達成できなかった (様式2) B:目標どおりに達成した D:ほとんど取り組めず達成できなかった 年度目標 達成 状況 ① 本年度の保護者評価アンケートにおいて「意欲的に遊びたくなる環境・指導の在り方を工夫し A 【視点 学力の基礎の向上】 ている」の「思う」以上の割合を90%以上にする。 (カリキュラム改革関連) ② 本年度の保護者評価アンケートにおいて「音や音楽に心を弾ませながら、表現することを楽し んでいますか」の「思う」以上を80%以上にする。 (カリキュラム改革関連) 年度目標の達成に向けた取組内容、取組の進捗状況を測る指標 取組内容①【幼児の実態把握と共通理解】 個々の発達段階を把握し、ねらいや目的をもって保育を展開する。 達成 状況 A 指標 個人記録や実践記録をとり、月1回職員間で保育の打ち合わせをする。 取組内容②【指導や環境の工夫】 音楽表現を楽しむための環境や援助を工夫し、多様な活動を取り入れる。 A 指標 園内の環境を週 1 回見直し、音楽に親しみたくなるような環境を工夫し、指導にいかす。 取組内容③【保護者への啓発】 音楽に親しむためのねらいや経過などを保護者に丁寧に伝える。 A 指標 月1回、保育室降園時に、親子で歌やリズムに親しむ活動をする。 取組内容④【教材研究と指導力の向上】 園内研究保育や指導要請にて研究討議し、実践にいかす。 指標 各担任が年間1回ずつ園内研究保育を実施するとともに、指導要請を年1回実施する。 B 年度目標の達成状況や取組の進捗状況の結果と分析 【年度目標】について ○本年度の保護者評価アンケートにおいて「子どもが意欲的に遊びたくなる環境・指導の在り方を工夫し ている」、「音や音楽に心を弾ませながら、表現することを楽しんでいますか」の「思う」以上の割合が双 方ともに、98.4%となった。 【取組内容】について ①年間を通じ、個々の実態や活動の記録を取り、教員で話し合いを深めた。活動内容を考えるにあたり、 しっかりとねらいを立て活動を進め、反省と評価を明確にしたことで、教師の意識が高まり、事後の活 動にもつなげることができた。また、月1回以上、教職員間で月の見通しが見えるような打ち合わせを して共通理解を図った。そのことで、長期的、短期的な見通しを全職員でもつことができ、保育を展開 することができた。 ②いろいろな歌や手作り楽器、ペープサートや人形遊びなど、音や音楽に親しめるような活動を子どもの 実態に合わせて取り入れ、遊びの環境を再構成しながら多様な活動ができた。また日頃からダンスや既 製楽器で遊べる場を整え、遊びたくなるような環境をつくったことでいろいろな表現活動を無理なく行 事にいかすことができ、保護者からの評価も高くいただけた。 ③保育室からの降園時に保護者を巻き込んで歌を歌ったり手遊びをしたりしながら、音楽表現についての 子どもの実態や取り組みを伝えた。また、学年だよりで親しんでいる歌や手遊びなどを紹介した。親子 で歌唱指導やコンサート、音楽鑑賞や生活発表会での歌など、音楽にふれる機会を作ることができた。 ④各担任が1回ずつ園内研究保育を実施し、その後研究討議を行い、幼児理解や教育的働きかけについて 話し合うことができた。また、3学期には指導要請を実施し、各クラスの取り組みの指導をいただき、 資質向上につながった。 次年度への改善点 ① ねらいや目的を今後もしっかり意識しながら保育に取り組む。また研究部の取り組みや研修で学んだこ とを保護者にもわかりやすく伝える機会をつくる。 ② 異年齢でのかかわりをさらに深められる環境や援助を考える。 ③ 保育室降園時の活動内容を計画的、継続的に行いながら保護者に伝えていく。 ④ 園内研究保育を計画的に実施し、幼児理解、教育的働きかけについて学び合う。 大阪市立粉浜幼稚園 平成25年度 評価基準 運営に関する計画・自己評価(目標別シート) A:目標を上回って達成した C:取り組んだが目標を達成できなかった (様式2) B:目標どおりに達成した D:ほとんど取り組めず達成できなかった 年度目標 達成 状況 【視点 道徳心・社会性の育成】 ①本年度の保護者評価アンケートにおいて「動植物と触れあい、生命の大切さに気づく環境や活 動内容を行なっている」の「思う」以上の割合を80%以上にする。(カリキュラム改革関連) ②本年度の保護者評価アンケートにおいて「幼稚園生活の中で安全な生活習慣や態度が身につい てきた」の「思う」以上の割合を90%以上にする。 (カリキュラム改革関連) ③本年度の保護者評価アンケートにおいて「自国の文化・伝統を知る機会や他国の言語や文化に も興味・関心をもっている」の「思う」以上の割合を70%以上にする。(グローバル改革関連) B 年度目標の達成に向けた取組内容、取組の進捗状況を測る指標 取組内容①【道徳教育の推進】 動植物と触れ合える経験を通して、生命の大切さに気付くような指導を行う。 進捗 状況 B 指標 年2回、野菜を親子で継続して育てたり、カブトムシやカメなど年間を通して飼育観察を 行ったりする。 取組内容②【安全対策】 安全に生活できるために、怪我の実態を把握し、遊具や用具の使い方についての指導を行う。 B 指標 月1回安全点検を行う。怪我の状況を園舎図にシールで表示し、園児や保護者に知らせ、 注意喚起をしたり、視覚教材を使っての安全指導を継続的に行ったりする。 取組内容③ 【国際教育の推進】 日本の文化や伝統行事にふれるとともに、他国の文化や言葉に親しむ機会を2回以上つくる。 B 指標 日本の文化や伝統行事を経験するとともに、在籍する園児の母国の文化を聞いたり、英語 などいろいろな言葉に触れ合ったりする。 取組内容④【特別支援教育の充実】 個々の実態に即した適切な援助や環境作りを行う。 指標 個別の教育支援計画や個別の指導計画を作成し、園内委員会を学期に1回開催する。 取組内容⑤【環境整備・美化の推進】 安全に気持ち良く過ごせるように、園内の清掃や整理整頓を行う。 A B 指標 毎日保育室や廊下、便所の清掃を行う際に、危険な場所や遊具がないか確認する。 取組内容⑥【保護者啓発】 幼児の様子や取り組んでいる活動のねらいや見通しなどを保護者に伝える。 A 指標 月1回幼稚園だよりや学年だよりを発行する。 毎日の登降園や園庭開放時等を通して保護者へ啓発する。 年度目標の達成状況や取組の進捗状況の結果と分析 【年度目標】について ○本年度の保護者アンケートにおいて「動植物と触れあい、生命の大切さに気づく環境や活動内容を行な っている」の「思う」以上の割合が 94.4%、 「幼稚園生活の中で安全な生活習慣や態度が身についてき た」の「思う」以上の割合が 95.5%、 「自国の文化・伝統を知る機会や他国の言語や文化にも興味・関 心をもっている」の「思う」以上の割合が 85.1%となった。 【取組内容】について ①夏野菜やブロッコリー等の親子野菜苗植えや園庭で四季折々の草花の栽培や種まき、ウサギやカメ等小 動物の飼育・虫の世話等、年間を通じて生き物に関心がもてるような活動を行った。生命の気づき、大 切さを生長の観察だけでなく、虫の死や草花が枯れたりする様子もタイミングを逃さず取り入れ、クラ スでの話し合いや個別指導も行った。また、教師自身が動植物に関心をもつことが一番の環境であると 改めて感じた。 ②日々の安全点検は行なった記録を回して確認するようにしていたが、全員そろっての安全点検ができな かった月があった。怪我の状況は、発生場所を図にして表し、教職員間で発生要因の分析を行い、怪我 の予防につなぐことができたことで、大きな事故もなく一年が過ぎた。保護者にも注意喚起を促すこと ができた。また、遊具や用具の使い方や扱い方について事前に指導し、子どもの動線を考えて物を配置 するようにして安全に活動できるよう配慮することができた。 ③年間を通して、子どもの日・お月見・もちつき・節分・ひなまつり等計画的に伝統的行事を行い、日本 ならではの文化にふれ経験することができた。活動時には環境を整え、行事の由来について視覚教材を 用いて日本の習慣を分かりやすく知らせた。誕生会では、自然物など季節感のあるものを準備し説明し たことで子どもたちに知らせた。また、外国人とのふれあったお楽しみ会、西アフリカの民族音楽を心 と体で感じる会を行い外国の文化に触れる機会をもった。冬季ソチオリンピックについても子どもたち に、開催場所・地域・食べ物等を知らせることで他国に親しむ機会をつくることができた。 ④個別の指導計画や支援計画を各担任が作成し、コーディネーター中心として教職員が子どもの実態を共 通理解し、支援を行うことができ、一人一人の成果がみられた。日々の保育や各行事(運動会・音楽会・ 生活発表会)を行う中で、一人一人が輝き自己を発揮して活動に参加できるように試行錯誤し、計画的 に保育を行った。教職員間で細かく綿密な話し合いを繰り返し参加の仕方や手立てについて考えた。3 学期は就学に向けてスムーズに小学校に行けるように教師同士の連携を密にした。日頃から教職員間で 情報を交換し合い連携に努めることが、よりよい環境作りとなることを再確認した。 ⑤保育室は週1回掃除機をかけ気持ち良く過ごすことが出来るようにした。廊下やトイレは、毎日清掃を 行い快適にすごすことができた。 ⑥月1回の園だよりや学年だよりで、活動の意図やねらい、又は子どもの心の育ちについて掲載した。ま た、登降園の際や園庭開放、個人懇談会等で、園での出来事を具体的に知らせ成長が感じられるように した。正面の掲示には日々の様子を写真と文章で知らせた。 次年度への改善点 ①動植物と触れ合える経験がどう生命の大切さに気付いていくのかを、一年を通して具体的に伝える。 ②全員での安全点検を実行できるように早めに声かけをし、日程を決める。毎日の安全点検の記録のとり 方の工夫をする。怪我予防のため、継続的に指導を続けていく。 ③教師が日々のニュースを意識的に捉え、他国の文化についてタイムリーに知らせたり、誕生会の機会を 使って外国の遊びや言葉を紹介したりする。 ④さらに共通理解を図って連携をとる。 ⑤靴箱前や廊下等、人通りが多いところは片付けをこまめに行い安全な環境作りに努める。 ⑥子どもたちの様子やねらい、活動内容がどうつながっていくかなど、わかりやすく具体的に伝える。 大阪市立粉浜幼稚園 平成25年度 評価基準 運営に関する計画・自己評価(目標別シート)(様式2) A:目標を上回って達成した C:取り組んだが目標を達成できなかった B:目標どおりに達成した D:ほとんど取り組めず達成できなかった 達成 年度目標 【視点 状況 健康・体力の保持増進】 ①本年度の保護者評価アンケートにおいて「お子さんが健康な生活習慣を身につけてきたと感じ る」の「思う」以上の割合を90%以上にする。 A (カリキュラム改革関連) 年度目標の達成に向けた取組内容、取組の進捗状況を測る指標 取組内容①【実態把握】 教職員による日々の観察、保護者による生活健康調査、及び、黄金週間、夏季、冬季の休業中に 配布した約束表を通して、幼児一人一人の実態を把握し、指導を行う。 進捗 状況 A 指標 保育中の日々の観察、年に 2 回の生活健康調査、黄金週間、夏季、冬季の休業期間に約束 表を配布・回収する。 取組内容②【指導の工夫、教材研究】 視覚教材を活用し、学校保健計画に基づき、課題に応じた指導を行う。また、各クラスで担任に よる継続的な取り組みを実施する。 A 指標 月1回、クラス別に保健指導を実施する。その後、各クラスにおいて継続的に取り組む。 取組内容③【保護者啓発】 今年度の学校保健計画を保護者に配付し、計画通り実施する。 子どもたちの様子や指導内容を手紙や掲示物を活用して保護者に伝え、家庭啓発とする。 約束表にコメントを記入して個別に対応し、全体としての結果をまとめ、手紙で知らせる。 B 指標 学校保健計画通りに実践し、保健指導内容や子どもたちの様子を毎月知らせる。 黄金週間、夏季、冬季の休業期間に配布した約束表を基に、個別対応及び全体への啓発を 行う。 年度目標の達成状況や取組の進捗状況の結果と分析 【年度目標】について ○本年度の保護者アンケートにおいて「お子さんが健康な生活習慣を身につけてきたと感じる」の「思う」 以上の割合が 93.8%となった。 【取組内容】について ①毎朝、保護者からの申し伝えを養護教諭から各担任に知らせ、保育中の健康観察に留意しながら個別対 応した。子どもたちの生活習慣について日々の保育中に観察し実態を把握するとともに課題を見出し た。5 月と12月に生活健康調査を実施しし、その結果、早寝早起き、朝の排便が課題であった。調査 結果はグラフにまとめ、分析、考察を記入し配付した。夏季休業中は早寝・早起き・朝ごはん、冬季休 業中は早寝早起き・手洗い・うがい・お手伝いの約束表を配付・回収し、実態を把握した。休業中も意 識しながら継続している様子がうかがえた。 ②毎月の測定時にクラス別保健指導を実施した。学校保健計画に基づき、その時期の課題に即した指導内 容を考え、視覚教材を活用しながら分かりやすい内容で行なった。指導後、各クラスで担任が継続でき る取り組みを実施した。子どもたちが楽しんでできる内容もあり、意識の高まり、継続へと繋がった。 ③子どもたちへの指導内容に関する手紙は家庭において親子で取り組める内容とし、ぬりえやクイズ、迷 路等マンネリ化にならないようにした。返答を求める手紙を見ると親子で考えた様子がうかがえた。指 導内容に関する掲示物も掲示して、保護者啓発を行った。休業中に約束表を配付・回収したものに、各 担任・養護教諭によるコメントを記入して返却したり、園全体の結果をまとめて手紙で配付したりした ことも家庭への啓発となった。 次年度への改善点 ①生活健康調査の結果より、個別対応が必要な子どもに対して、担任及び養護教諭からアプローチする。 ②毎月の測定時に視覚教材を活用して指導する。各担任による細やかな対応や指導を行う。 ③学校保健計画に基づき今後も計画的に実施し、手紙や掲示物等の活用や、各担任が保護者へ具体的に伝 え、保護者啓発の充実を図る。約束表に各担任・養護教諭によるコメントを記入して返却するとともに、 全体の結果をまとめ手紙で配付し、説明する。 大阪市立粉浜幼稚園 平成25年度 評価基準 運営に関する計画・自己評価(目標別シート)(様式2) A:目標を上回って達成した C:取り組んだが目標を達成できなかった B:目標どおりに達成した D:ほとんど取り組めず達成できなかった 年度目標 達成 状況 【視点 異校種・家庭・地域の連携】 ①本年度の保護者評価アンケートにおいて「子どもの成長が嬉しく、子育てを楽しいと思える」 の「思う」以上の割合を90%以上にする。 (ガバナンス改革関連) ②本年度の保護者評価アンケートにおいて「幼稚園は地域の方々、小学校、中学校と連携し、交 流活動を工夫している」の「思う」以上の割合を90%以上にする。 (ガバナンス改革関連) ③本年度の保護者評価アンケートにおいて「幼稚園は未就園児活動が充実している」の「思う」 以上の割合を90%以上にする。 (ガバナンス改革関連) A 年度目標の達成に向けた取組内容、取組の進捗状況を測る指標 進捗 状況 取組内容①【家庭との連携】 園内の取り組みを知らせるとともに、子どもたちの成長を喜び支える。 指標 登降園での懇談の機会や、月1回の園だより・学年だよりを通して子どもの成長や園の取 A り組み内容を知らせ子育て支援を行う。 取組内容②【近隣の保育所・小学校・中学校との連携の推進】 教職員間の連携をさらに深め、学びの連続性を意識した交流行事を年間5回以上行う。 指標 年間5回以上の交流行事の際、事前に互いの指導案を持ち寄っての打ち合わせを行ってね B らい内容を明らかにする。活動事後の子どもの姿を伝え合い、次回の交流活動にいかす。 取組内容③【未就園児・地域との交流】 地域に愛され、子育ての中核を担う開かれた園づくりを行う。 指標 学期に2回以上のホームページ更新や通用門前の掲示板を利用して、園の保育内容や取り B 組みを、園内外に広く公表する。 取組内容④【異年齢の交流】 年間を通して、様々な人とのかかわりを行い、子どもたちの経験を積み重ねる。 指標 月1回以上の未就園児交流活動や地域の方とのふれあいを大切に取り組めるように、毎回 A 教職員で打ち合わせ・反省会を行い、次の活動に活かす。 年度目標の達成状況や取組の進捗状況の結果と分析 【年度目標】について ○本年度の保護者アンケートにおいて「子どもの成長が嬉しく、子育てを楽しいと思える」の「思う」以 上の割合と「幼稚園は地域の方々、小学校、中学校と連携し、交流活動を工夫している」の「思う」以 上の割合ともに 100%、「幼稚園は未就園児活動が充実している」の「思う」以上の割合が 98.4%とな った。 【取組内容】について ①子どもたちの園での姿を登降園の機会をとらえ、活動の内容やねらいを分りやすく伝えていった。その 活動を通してどんな力が育ったのかを、具体的な子どもの姿を上げながら成長や課題を知らせた。また 保護者からは子育ての悩みや家庭での様子を教師と話したことが安心となり励みになったとの声を聞 くことができた。お互いが園と家庭での子どもの様子が共通理解できることは大切だと認識した。また 個人懇談や学級懇談などの各行事で配布するしおりは事前に渡し、保護者に目を通していただいたうえ で、当日を迎えたことでアンケートなどにも園の取組みを理解する具体的な記述が増え、園での取り組 みや教師が意図するねらいを理解してもらうことにつながった。水曜日の保育室降園時に合わせて園生 活の様子の写真とコメントも入れて掲示した。写真を通してより具体的に活動の様子や子ども達の表情 が保護者に伝わった。学年だより、園だよりも内容を精査し分りやすく、そして遊びの中で育つ姿をピ ックアップして書いた。園庭開放や園の行事参加、PTA活動の機会を通じて、親同士のつながりも深 まり、より園理解や子育て支援に繋がった。 ②年間五回以上、交流行事を行い、中学校下四校園の小中学校と様々な行事を通して交流することで、小 学校へ向けての期待や年上の人に対する憧れの気持ちに繋がった。また出来る限り指導案を持参して打 ち合わせを行い、各活動が子どもたちにとっても教師にとっても学びや気づきにつながるようにした。 また活動後、子どもたちがかいたお礼の手紙を届け、交流活動後の姿を伝える機会になった。小中の教 科交流会にも参加し、幼稚園での教育活動を理解し教師同士が学びの連続性について学ぶことができ た。特別支援教育のコーディネーター連絡会や学校園保健協議会も各校園の教諭同士が継続的に連携を もつ機会になった。 ③ホームページは学期内に2回更新し、子ども達の園生活の様子の写真や未就園児活動・新入園関係の情 報をアップした。ホームページの内容を見ての来園者が増え園理解に繋がった。今後も定期的に更新を 続ける予定である。また通用門に未就園児活動の日程以外にも、子どもたちの製作物や園だよりなどを 掲示し、園での保育内容や取り組みの様子が伝わるようにしている。 ④未就園児の園庭開放を毎月二回程度実施した。季節感や園の取組みを生かした活動やプチ保育体験(体 操や絵本の読み聞かせなど)を通じ、在園児との交流にもなった。また、定期的に行うことで自分たち の取り組んでいる活動を未就園児に見てもらうことで自信につながった。教師にとっては未就園児活動 を行うにあたって教材研究となり、資質向上にもつながった。また文化のつどい、食事会、おじいさん おばあさんの集いなどで直接に地域の方とかかわる事で、親しみの気持ちをもてるような活動になるよ う教職員で打ち合わせ等を細かく行った。園内の異年齢交流を積み重ねてきたことで、年尐児は年長に 対する憧れの気持ちを、年長児は年長としての自覚が育った姿が見られた。 次年度への改善点 ①継続的に園内の取り組みやねらい、成長を具体的に伝える。 ②交流行事後の反省会を行い今後に生かせるようにする。 ③ホームページの更新を定期的に行い、更に園理解への推進を図る。 ④ねらいを明確にした活動内容を充実していく。
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