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住民投票について

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資料4
住民投票について
■住民投票制度とは
住民投票制度は、市政運営上の重要事項について、直接、住民の意思を確認するもの
で、議会制間接民主主義を補完し、住民の意思を把握するための制度として、1996 年新
潟県巻町で最初の住民投票が実施されて以来、全国でも多くの自治体で住民投票が行わ
れています。
住民投票の実施件数(地方自治問題研究機構 Information Service
No.51
2005.5.31 「住民投票の過去・現在・
未来」上田道明(佛教大学社会学部)より)
■今、奥州市において住民投票を実施するには?
奥州市において、市政運営上の重要な事項(例えば、環境破壊につながる大規模な開
発、米軍基地誘致、原子力発電施設の誘致、核廃棄物の最終処分施設誘致など)が生じ
た場合に、市民がその是非を問う住民投票を行うためには、地方自治法第 74 条の規定
に基づく直接請求による「住民投票条例」の制定が必要となります。
地方自治法第 74 条第1項(抜粋)
第 74 条
普通地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権を有する者(以下本編において「選挙権を有
する者」という。
)は、政令の定めるところにより、その総数の 50 分の1以上の者の連署をもつて、
その代表者から、普通地方公共団体 の長に対し、条例(地方税の賦課徴収並びに分担金、使用料及び
手数料の徴収に関するものを除く。
)の制定又は改廃の請求をすることができる。
■直接請求による「住民投票条例の制定請求」(個別型)
直接請求による「住民投票条例の制定請求」を行うには有権者の 50 分の1(2%)
の署名をもって市長に請求することとなります。(奥州市の有権者数は現在 10 万5千人
弱なので、約 2,100 人程度となります。)
1
資料4
市長はこの請求を受けて、「住民投票条例」を議会に提案することとなります。議会
でこの条例が可決されれば住民投票実施となり、否決されれば住民投票は実施されない
こととなります。
■直接請求の問題点
①議会がそもそも住民の意向と対立した意見を鮮明にしている場合には、住民投票条例
が否決されてしまうこととなります。
②同一の案件であっても、争点が変わると改めて署名を集めるところから始めなければ
なりません。
■常設型住民投票条例
個別案件ごとに、その都度議会の議決を得て住民投票条例を設ける直接請求による制
度に対し、平成 12 年に愛知県高浜市が「住民投票条例」を制定し、あらかじめ住民投
票の対象となる事項や発議の方法などを条例で定めてこれを制度化しました。
常設型の住民投票
直接請求による住民投票(個別型)
市民
市民
有権者の 50 分の 1 の署名
有権者の一定数以上の署名
(自治法による直接請求の場合)
(先進事例では 1/3∼1/10)
市長
市長
提案
議会
否決
住民投票は実
条例に基づき実施
施しない
住民投票
住民投票
<メリット>
<メリット>
・個別案件ごとに、投票の必要性について検討する
・一定以上の署名を集めることで、議会の議決を経
ため、制度の濫用を防止できる。
ないで、確実に住民投票が実施できる。
<デメリット>
・短期間で実施できる。
・その都度、議会の議決を要する。
<デメリット>
・実施までに時間を要する。
・制度の濫用を招く可能性がある。
・可否の判断をする根拠が一定とならない恐れがあ
・頻繁に実施された場合大幅な経費負担を強いられ
る。
る。
2
資料4
■住民投票結果の取扱い
住民投票の結果を実際の市政運営にどのように反映させるかは、首長、議会の判断と
なります。投票結果が、首長、議会を拘束する仕組みを住民投票条例に規定することは、
違法であるとするのが通説であり、住民投票の結果を「尊重する」と規定するのが一般
的となっています。
■住民投票と自治基本条例
自治基本条例においては、住民投票に関する条項を盛り込んでいるのが一般的となっ
ていますが、その盛り込み方は大別して3つのパターンがあります。
①住民投票規定を盛り込むが、事実上はなんら新しい制度を創設しないもの
※具体的な実施に至っては地方自治法第 74 条の直接請求によるもの
例:北海道帯広市
帯広市まちづくり基本条例
(住民投票)
第 11 条
市長は、市政の重要事項について、住民の意思を確認するため、必要に応じて住民投票を実施することが
できるものとし、その結果について尊重しなければならない。
2
住民投票を行う場合はその事案ごとに、必要な事項を規定した条例を別に定めるものとする。
3
市長及び市議会議員の選挙権を有する住民は、法令の定めるところにより、住民投票を規定した条例の制定を
市長に請求することができる。
②地方自治法の定める直接請求制度を確認するのみのもの
※資格要件等について自治法より緩和はしているものの、具体的実施については地
方自治法第 74 条の直接請求に準じているもの
例:東京都三鷹市
三鷹市自治基本条例
(住民投票)
第 35 条 市内に住所を有する年齢満 18 歳以上の者で別に定めるものは、市の権限に属する市政の重要事項について、
その総数の 50 分の1以上の者の連署をもって、条例案を添え、その代表者から市長に対して住民投票の実施を請
求することができる。
2 前項の条例案において、投票に付すべき事項、投票の手続、投票資格要件その他住民投票の実施に関し必要な事
項を定めるものとする。
3 市長は、第1項の請求を受理した日から 20 日以内に市議会を招集し、意見を付けてこれを市議会に付議し、そ
の結果を同項の代表者に通知するとともに、これを公表しなければならない。
4 前3項に掲げるもののほか、第1項による住民投票の請求の処置等に関しては、地方自治法第 74 条第2項、第
4項及び第6項から第8項まで、第 74 条の2第1項から第6項まで並びに第 74 条の3第1項から第3項までの
規定の例による。
3
資料4
③住民投票制度の要件まで規定するもの
例:大阪府豊中市
豊中市自治基本条例(案)
(市民投票)
第 28 条 市に住所を有する満 18 歳以上の者(外国人を含む。第3項において同じ。)は、将来にわたって市に重大
な影響を及ぼすと考えられる事項に関し、その6分の1以上の者の連署をもって、市長に対し市民投票の実施を
請求することができる。
2 市長は、前項の請求があったときは、市民投票を実施しなければならない。
3 市民投票の投票権を有する者は、市に住所を有する満 18 歳以上の者とする。
4 市長及び議会は、市民投票の結果を尊重しなければならない。
5 市民投票の実施に関する手続その他必要な事項は、別に条例で定める。
※①、②は「個別型」、③は「常設型」となります。
■自治基本条例における論点
①住民投票の形式
・「個別型」とするか、「常設型」とするか
②対象事項
・一般的に「行政運営上の重要事項」とする事例が多くなってる。
③請求権を誰に与えるのか
・市長にとどめるのか、市長、議会、市民にそれぞれ与えるのか
④請求の条件
・市民はどれだけの署名で請求できることとするか
・議会は議員のどれだけの割合でもって請求することができるのか
⑤請求・投票資格者(市民の場合)
・他の年齢要件を設けるか
※請求権者は、選挙人名簿登録者とする事例が多くなっていますが、住民投票によ
る結果は、未成年者にも不利益などの影響を与えることもあることから、常設型
の住民投票条例では、年齢要件を拡大する事例もあります。
・外国人にも投票権を拡大するか
・市民の範囲を市内に住所を有するもの以上に拡大するか
※千葉県我孫子市では、市民の範囲を通学、通勤する人まで拡大し、それが否決理
由の一つとなっています。
⑥成立要件
・どれだけの投票でもって成立とするのか
■住民投票実施に係る経費
※参考
平成 19 年実施参議院議員選挙実績
4
5,600万円
資料4
【例:個別型住民投票条例】
吉野川可動堰建設計画の賛否を問う徳島市住民投票条例
(目的)
第1条 この条例は、現在の吉野川第十堰を撤去し、新たに可動式の堰を建設する建設省の計画
(以下「可動堰建設計画」という。
)に対して、市民の賛否の意思を明らかにするための公平
かつ民主的な手続を確保することにより市民の市政への参加を推進し、もって市政の民主的か
つ健全な運営を図ることを目的とする。
(住民投票)
第2条 前条の目的を達成するため、可動堰建設計画に対する賛否について、市民による投票(
以下「住民投票」という。
)を行う。
2
住民投票は、投票の公正さを担保するため、市長が執行する。
3
住民投票は、市民の自由な意思が反映されるものでなければならない。
(住民投票の成立)
第3条 住民投票は、
第9条に規定する投票資格者の2分の1以上の者の投票により成立するも
のとする。
(住民投票の結果の報告)
第4条 市長は、住民投票の投票結果を速やかに告示するとともに、市議会議長に報告しなけれ
ばならない。
(住民投票の効果等)
第5条 市長は、住民投票の結果を尊重し、速やかに市民の意思を建設省、徳島県に通知しなけ
ればならない。
(情報公開)
第6条 市長は、住民投票の適正な執行を確保するため、可動堰建設言計画について市民が賛否
の判断をするのに必要な情報の公開に務めなければならない。
(住民投票の実施)
第7条 住民投票の実施は、別の条例で定めるものとする。
(住民投票の期日)
第8条 住民投票の期日(以下「投票日」という。)は、市長が定める日曜日とし、投票の10日
前にこれを告示しなければならない。
(投票資格者)
第9条 住民投票における投票の資格を有する者(以下「投票資格者」という。)は、投票日に
おいて本市の区域内に住所を有する者であって、
前条に規定する告示の日において本市の選挙
人名簿(公職選挙法(昭和25年法律第100号)第19条に規定する名簿をいう。以下同じ。
)に登
録されているもの及び告示の日の前日において選挙人名薄に登録される資格を有するものと
する。
(投票資格者名籍)
第10条 市長は、投票資格者について、可動堰建設計画についての住民投票資格者名簿(以下「
投票資格者名簿」という。
)を作成しなければならない。
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(投票所における投票)
第11条
投票資格者は。投票日に自ら住民投票を行う場所(以下「投票所」という。
)に行き、
投票資格者名簿又はその抄本の対照を経て、投票しなければならない。
2
前項の規定にかかわらず、規則に定める事由により投票日に自ら投票所に行くことができな
い投票資格者は、規則で定めるところにより投票することができる。
(投票の方式)
第12条 住民投票は、秘密投票とし、投票は1人につき1票とする。
2
投票資格者は、可動堰建設計画について、投票用紙の次の各号のいずれかの欄に自ら○の記
号を記載して、投票箱に入れなければならない。
(1) 賛成
(2) 反対
3
前項の規定にかかわらず、身体の故障又は文盲により、自ら投票用紙に○の記号を記載する
ことができない投票資格者は、規則で定めるところにより投票することができる。
(無効投票)
第13条 住民投票において、次の各号のいずれかに該当する投票は、無効とする。
(1) 正規の投票用紙を用いないもの
(2) ○の記号以外の事項を記載したもの
(3) ○の記号のほか、他事を記載したもの
(4) ○の記号を投票用紙の2個所以上の記載欄に記載したもの
(5) ○の記号を投票用紙の記載欄のいずれに記載したかを確認し難いもの
(投票運動)
第14条 住民投票に関する運動は、市民の自由な意思が拘束され、若しくは不当に干渉され、又
は市民の平穏な生活環境が侵害されるものであってはならない。
(禁止行為)
第15条 何人も次に掲げる行為をしてはならない。
(1) 可動堰建設計画についての賛否いずれかの投票をなさしめる目的をもって投票資格者又
は投票運動者に対し、金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その
供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み若しくは約束をすること。
(2) 投票をし若しくはしないこと、投票運動をし若しくはやめたこと又はその周旋勧誘をし
たことの報酬とする目的をもって、投票資格者又は投票運動者に対する前号に転げる行為
をすること。
(3) 前2号の供与、供応接待を受け若しくは要求し、又は当該各号の申込みを承諾すること
。
(4) 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を破損し、その他偽計詐術等
不正の方法をもって住民投票の自由を妨害すること。
(5) 可動堰建設計画についての賛否いずれかの投票をなさしめる目的をもって戸別訪問をす
ること。
(罰則)
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資料4
第16条 前条第1号から第5号までの規定に違反した者は、10万円以下の罰金に処する。
(委任)
第17条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
附
則
(施行期日)
1
この条例は、公布の日から施行する。
(条例の失効)
2
この条例は、第4条及び第5条の行為の終了をもって、その効力を失う。ただし、第15条の
規定は、第14条に違反した者の刑罰が確定するまでの間、その効力を有するものとする。
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資料4
【例:常設型住民投票条例】
大和市住民投票条例
(目的)
第1条 この条例は、大和市自治基本条例(平成16年大和市条例第16号。以下「自治基本条例」
という。)第31条第6項の規定に基づき、住民投票の実施に関し必要な事項を定めることによ
り、住民の意思を市政に反映し、もって自治の進展に資することを目的とする。
(市政に係る重要事項)
第2条
自治基本条例第30条第1項及び第31条第1項から第3項までに規定する市政に係る重
要事項は、市全体に重大な影響を及ぼす事案であって、住民に直接その意思を問う必要がある
と認められるものとする。
(請求及び投票の資格)
第3条 自治基本条例第31条第1項の規定による住民投票の実施の請求(以下「住民請求」とい
う。)をすることができる本市に住所を有する年齢満16年以上の者及び同条第5項の規定によ
り住民投票の投票権を有する本市に住所を有する年齢満16年以上の者(以下「投票資格者」と
いう。
)は、次の各号のいずれかに該当する者であって、第7条に規定する投票資格者名簿に
登録されている者とする。
(1) 年齢満16年以上の日本国籍を有する者で、引き続き3月以上本市に住所を有する者(その
者に係る本市の住民票が作成された日(他の市町村から本市に住所を移した者で住民基本台
帳法(昭和42年法律第81号)第22条の規定により届出をしたものについては、当該届出をし
た日)から引き続き3月以上本市の住民基本台帳に記録されている者に限る。)
(2) 年齢満16年以上の定住外国人で、引き続き3月以上本市に住所を有する者(外国人登録法
(昭和27年法律第125号)第4条第1項に規定する外国人登録原票に登録されている居住地
が本市にあり、かつ、同項の登録の日(同法第8条第1項の申請に基づく同条第6項の居住
地変更の登録を受けた場合には、当該申請の日)から引き続き3月以上経過しているものに
限る。
)であって、規則で定めるところにより第7条に規定する投票資格者名簿への登録の
申請をしたもの
2
前項第2号に規定する定住外国人とは、次の各号のいずれかに該当する者をいう。
(1) 出入国管理及び難民認定法(昭和26年政令第319号)別表第2の上欄の永住者の在留資格
をもって在留する者
(2) 出入国管理及び難民認定法別表第2の上欄に掲げる在留資格をもって在留する者
(前号に
掲げる者を除く。)であって、引き続き3年を超えて日本に住所を有するもの
(3) 日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法
(平
成3年法律第71号)に定める特別永住者
(請求又は発議における設問の形式等)
第4条 住民請求、自治基本条例第31条第2項の規定による請求(以下「議会請求」という。)
及び同条第3項の規定による発議(以下「市長発議」という。
)による住民投票に係る事案は
、二者択一で賛否を問う形式のものとし、かつ、住民が容易に内容を理解できるような設問と
して請求又は発議されたものでなければならない。ただし、市長が必要と認めたときは、事案
8
資料4
により、3以上の選択肢から一つを選択する形式によることができる。
(住民投票の執行)
第5条 住民投票は、市長が執行するものとする。
2
市長は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条の2の規定に基づき、その権限に属す
る住民投票の管理及び執行に関する事務を大和市選挙管理委員会(以下「選挙管理委員会」と
いう。
)に委任するものとする。
(要旨の公表等)
第6条 市長は、住民請求若しくは議会請求があったとき又は市長発議をしたときは、直ちにそ
の要旨を公表するとともに、選挙管理委員会にその旨を通知しなければならない。
(投票資格者名簿の調製等)
第7条 選挙管理委員会は、投票資格者の名簿(以下「投票資格者名簿」という。)を調製し、
保管しなければならない。
2
投票資格者名簿は、永久に据え置くものとし、かつ、それぞれの住民投票を通じて1の名簿
とする。
(投票資格者名簿への登録)
第8条 選挙管理委員会は、毎年10月1日現在により、投票資格者名簿に登録される資格を有す
る者を同月2日に投票資格者名簿に登録しなければならない。ただし、10月1日から同月7日
までの間に住民投票を行う場合その他選挙管理委員会が特に必要があると認める場合には、
登
録の日を変更することができる。
2
選挙管理委員会は、住民投票を行う場合においては、第10条第2項の規定による告示の日の
前日(年齢については、当該住民投票の期日)現在により、投票資格者名簿に登録される資格
を有する者を当該告示の日の前日に投票資格者名簿に登録しなければならない。
3
選挙管理委員会は、第10条第3項の規定により住民投票の期日を変更したときは、同条第4
項の規定による告示の日の前日(年齢については、当該変更後の住民投票の期日)現在により
、投票資格者名簿に登録される資格を有する者を当該告示の日の前日に投票資格者名簿に登録
しなければならない。
(住民投票の請求に必要な署名数の告示)
第9条 選挙管理委員会は、前条各項の規定により投票資格者名簿の登録を行ったときは、直ち
に当該投票資格者名簿に登録されている者の総数の3分の1の数を告示しなければならない。
(投票日)
第10条 選挙管理委員会は、
第6条の規定による通知があった日から起算して90日を超えない範
囲内において住民投票の期日(以下「投票日」という。
)を定める。
2
選挙管理委員会は、前項の規定により投票日を定めたときは、当該投票日を当該投票日の20
日前までに告示しなければならない。
3
選挙管理委員会は、第1項の規定により定めた投票日に衆議院議員若しくは参議院議員の選
挙、神奈川県の議会の議員若しくは長の選挙又は本市の議会の議員若しくは長の選挙が行われ
るときその他選挙管理委員会が特に必要があると認めるときは、当該投票日を変更することが
できる。
9
資料4
4
選挙管理委員会は、前項の規定により投票日を変更したときは、変更後の投票日を変更理由
を付して速やかに告示しなければならない。
(投票所等)
第11条 投票所及び第15条に規定する期日前投票の投票所(次項において「期日前投票所」とい
う。)は、選挙管理委員会の指定した場所に設ける。
2
選挙管理委員会は、投票日の5日前までに投票所を、前条第2項及び第4項の規定による告
示の日に期日前投票所をそれぞれ告示しなければならない。
(投票することができない者)
第12条 次に掲げる者は、住民投票の投票をすることができない。
(1) 投票資格者名簿に登録されていない者
(2) 投票資格者名簿に登録された者であっても投票日の当日(第15条の規定による投票にあっ
ては、投票しようとする日)に第3条第1項各号の規定に該当しない者
(投票の方法)
第13条 住民投票は、1人1票の投票とし、秘密投票とする。
2
住民投票の投票を行う投票資格者(以下「投票人」という。)は、投票用紙の選択肢から一
つを選択し、所定の欄に自ら○の記号を記載しなければならない。
3
前項の規定にかかわらず、身体の故障その他の理由により、自ら投票用紙に○の記号を記載
することができない投票人は、規則で定めるところにより代理投票をすることができる。
(投票所においての投票)
第14条 投票人は、投票日の当日、自ら投票所に行き、投票資格者名簿の抄本の対照を経て、投
票をしなければならない。
(期日前投票等)
第15条 規則で定める投票人は、前条の規定にかかわらず、規則で定めるところにより期日前投
票又は不在者投票を行うことができる。
(無効投票)
第16条 次に掲げる投票は、無効とする。
(1) 所定の用紙を用いないもの
(2) ○の記号以外の事項を記載したもの
(3) ○の記号のほか、他事を記載したもの
(4) ○の記号を投票用紙の複数の欄に記載したもの
(5) ○の記号を投票用紙のいずれの選択肢の欄に記載したのか判別し難いもの
(6) 白紙投票
(情報の提供)
第17条 市長は、住民投票を実施する際には、当該住民投票に関し必要な情報を広報その他適当
な方法により提供しなければならない。
2
市長は、前項の規定による情報の提供に際しては、事案についての選択肢を公平に扱わなけ
ればならない。
(投票運動)
10
資料4
第18条 住民投票に関する投票運動は、買収、脅迫等投票資格者の自由な意思が拘束され、若し
くは不当に干渉され、又は市民の平穏な生活環境が侵害されるものであってはならない。
(投票結果の告示等)
第19条 選挙管理委員会は、住民投票の結果が確定したときは、直ちにこれを告示するとともに
、当該告示の内容を市長に報告しなければならない。
2
市長は、住民請求に係る住民投票について、前項の規定による報告があったときは、その内
容を直ちに当該住民請求に係る代表者に通知しなければならない。
3
市長は、議会請求に係る住民投票について、第1項の規定による報告があったときは、その
内容を直ちに市議会議長に通知しなければならない。
(再請求等の制限期間)
第20条 この条例による住民投票が実施された場合は、
その結果が告示されてから2年が経過す
るまでの間は、同一の事案又は当該事案と同旨の事案について住民請求、議会請求及び市長発
議を行うことはできない。
(投票及び開票)
第21条 前条までに定めるもののほか、住民投票の投票及び開票に関し必要な事項については、
規則で定めるところによるもののほか、公職選挙法(昭和25年法律第100号)、公職選挙法施行
令(昭和25年政令第89号)及び公職選挙法施行規則(昭和25年総理府令第13号)の規定により
行われる地方公共団体の議会の議員又は長の選挙の例による。
(委任)
第22条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
附 則
(施行期日)
1
この条例は、平成18年10月1日から施行する。
(準備行為)
2
第3条第1項第2号の規定による定住外国人に係る投票資格者名簿への登録の申請の手続
は、この条例の施行の日前においても行うことができる。
11
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