農業用水事業効果算定等 - 独立行政法人 水資源機構

歩掛参考見積募集要領
次のとおり歩掛参考見積を募集します。
平成 24 年 7 月 23 日
独立行政法人水資源機構
豊川用水総合事業部
部長 山 本 英
明
1.目的
この歩掛参考見積依頼書は、豊川用水二期事業等で予定している業務の積算の参考とするための作業歩
掛を募集するものです。
2.参考見積書提出の資格
(1) 水資源機構における平成 23・24 年度一般競争資格(指名競争)参加資格業者の認定を受けていること
とします。
(2) 営業に関し法律上必要とされる資格を有していることとします。
(3) 当機構から「工事請負契約に係る指名停止等の措置要領」(平成6年5月 31 日付け6契約第 443 号)
に基づき、木曽川水系及び豊川水系関連区域において指名停止を受けていないこととします。
3.参考見積書の提出等
(1) 参考見積書は作業項目毎に必要な技術者、資機材の人数等を記載して提出してください。
なお、参考見積書の様式は問いません。
(2)提出期間 平成 24 年 8 月 6 日(月)から平成 24 年 8 月 10 日(金)まで
持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日、
午前 8 時 45 分から午後 5 時 15 分まで
(3)提出場所
独立行政法人水資源機構 豊川用水総合事業部 部長 山本 英明宛
【担当】調整課 白枝
健
〒440-0801 豊橋市今橋町 8 番地
TEL:0532-54-6516 FAX:0532-53-8721
(4) 提出方法
書面は持参、郵送又はFAX(社印があること)により提出するものとします。
4.参考見積内容
(1) 作業項目、作業内容
別添見積仕様書のとおり。歩掛見積書は見積仕様書に記載した内訳書に沿った内容としてください。
(2) 業務費の構成と歩掛見積徴取範囲
① 本歩掛参考見積を適用する業務費の構成は、当機構が別に制定する「積算基準及び積算資料(各編)」
(以下「基準書」という。)によるものとします。
② 歩掛参考見積徴取範囲は基準書で定義されている直接人件費のうち、上記(1)「作業項目、作業内容」
を実施する為に必要な技術者の人数等を徴取します。
(3) 作業員の職種と定義
国土交通省が公表している「平成 24 年度設計業務委託等技術者単価」における「技術者の職種区分定
義」によるものとします。
5.依頼書に対する質問
この依頼書に対する質問がある場合においては、次に従い、書面(様式は自由)により提出してくださ
い。
(1) 提出期間:平成 24 年 8 月 23 日(月)から平成 24 年 8 月 3 日(金)まで
持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日、
午前 8 時 45 分から午後 5 時 15 分まで
(2) 提出場所:3.(3)に同じ。
(3) 提出方法:3.(4)に同じ。
6.質問に対する回答
質問に対する回答書は、次のとおり閲覧に供します。
(1) 期間:平成 24 年 8 月 6 日(月)から平成 24 年 8 月 10 日(金)まで
(2) 方法:ホームページに掲載します。
7.参考見積書作成及び提出に要する費用
参考見積提出者の負担とします。
8.ヒアリング
提出していただいた参考見積書についてヒアリングを実施することがあります。
9.業務実施に掛かる貸与資料の閲覧
(1) 閲覧期間:平成 24 年 7 月 24 日(火)から平成 24 年 8 月 3 日(金)まで
(2) 閲覧場所:3.(3)に同じ
(3) 閲覧方法:資料のコピー、貸与は行わない。
10. 見積有効期限
平成 25 年 3 月 31 日とする。
(別添)
農業用水事業効果算定等見積仕様書
第1章
総
則
第1節
1-1
適用
準拠基準等
受注者は、独立行政法人水資源機構(以下「機構」という。)が別に定める設計業務共通仕様書(平成
22 年 4 月)(以下「共通仕様書」という。)によるほか、次の基準類によらなければならない。
(1) 土地改良事業の費用対効果分析に関する基本方針 農村振興局長通知 H19.3.28
(2) 土地改良の費用対効果分析マニュアル 農村振興局企画部長通知 H19.3.28
(3) 大規模地震対策に係る土地改良事業の費用対効果分析に関する効果算定マニュアル
農村振興局整備部長通知 H23.6.30
第2節
1-1
1-2
業務内容
業務場所
愛知県豊橋市今橋町地内
業務概要
本業務は、次の業務を行うものである。
(1) 農業用水事業の効果算定
1式
第3節 閲覧資料
1. 本業務の貸与資料は、以下のとおりである。
(1) 平成 19 年度 豊川用水二期事業効果検討業務報告書(平成 20 年 2 月)
(2) 豊川用水二期事業計画変更資料 変更計画書(案)(平成 19 年 3 月 31 日)
(3) 豊川用水二期事業計画変更資料 受益面積編(平成 19 年 3 月 31 日)
(4) 豊川用水二期事業計画変更資料 用水計画編(平成 19 年 3 月 31 日)
(5) 豊川用水二期事業計画変更資料 効果編(農業用水)(平成 19 年 3 月 31 日)
(6) 平成 24 年度 水利機能検討等業務報告書(平成 24 年 9 月(予定))
第2章
業
務
第1節
業務目的
本業務は、平成 23 年 6 月に「大規模地震対策に係る土地改良事業の費用対効果分析に関する効果算
定マニュアル」が制定されたことから、平成 19 年度豊川用水第二期効果検討業務で算定した農業用水
事業の効果について、大規模地震対策に係る効果算定手法を加え修正算定するものである。
第2節
業務内容
豊川用水二期事業において平成 19 年度に算定した農業用水事業の効果を最新の準拠基準に基づき、平
成 24 年度時点で算定するものである。
1. 参考資料
(1)事業内容
別紙、「豊川用水二期事業に関する事業実施計画」のとおり。
(2)用水系統別面積【現況面積】
用水系統
受益面積(ha)
畑
樹園地
9,302.5 1,214.2
8,537.1
594.9
東部幹線
田
4,827.4
3,649.1
西部幹線
1,178.3
765.4
619.3
2,563.0
1,420.3
141.0
35.3
1,596.6
牟呂用水
857.9
60.4
35.3
953.6
松原用水
562.4
80.6
0.0
643.0
愛知
大野
牟呂松原
静岡
湖西
豊川二期
計
計
計
合計
計
15,544.1
12,781.1
65.7
355.0
118.3
539.0
6,313.4
9,798.5
1,367.8
17,479.7
(3)関連事業【平成19年度時点】
事業名
県営
かんがい排水事
業
県営
水質保全対策事
業
(水質障害対策)
県営
経営体育成基盤
整備事業
(ほ場整備)
区分
地区数
事業名
県営
畑地帯総合整備
事業
完
了
4
継
続
計
画
3
1
小
計
8
完
了
2
継
続
-
計
画
小
区分
地区数
完
了
5
継
続
計
画
2
3
小
計
10
完
了
2
継
続
-
-
計
画
-
計
2
小
計
2
完
了
16
完
了
3
継
続
1
継
続
2
計
画
2
計
画
4
小
計
19
小
計
9
完
了
2
継
続
-
計
画
-
小
計
2
県営
農地開発事業
団体営
土地改良総合整
備事業
県営
経営体育成基盤
整備事業
(土地改良総合
整備)
完
了
3
団体営
集落地域整備事
業
継
続
1
計
画
3
小
計
7
県営
地域開発関連整
備事業
(ほ場整備)
完
了
-
完
了
37
継
続
1
継
続
10
計
画
3
計
画
16
小
計
4
小
計
63
合計
備
考
2. 作業項目及び数量
作業項目
1.計画準備
作
業
内
容
作業数量
貸与資料及び準拠基準等に基づき効果算定手法を十分把握した上で業務
実施計画書を作成する。
また、平成 19 年度豊川用水第二期事業効果検討業務報告書について、再
利用可能箇所、修正箇所及び追加作業が必要なものについて整理する。
一式
2.総費用の検 (1)対象施設の整理
討
当該事業及び関連事業の名称、事業主体、施設規模、工期、事業費
等を整理する。
一式
(2)総費用の算定
当該事業及び関連事業について、事業完了までの年度別施設別事業
費について貸与資料を用いて新設設備、更新設備別に事業費の整理、
再整備計画の整理、費用算定項目別事業費の整理、事業費の現在価格
化、資産価格の整理及び現在価格化を行い、既算定資料の修正及び追
加し総費用を算定する。
一式
3.総便益の検 (1)算定項目の検討
討
貸与資料及び準拠基準に基づき、本事業で算定可能な項目について
再整理する。
一式
(2)年償還額の算定
本事業及び関連事業に係る年償還額、新設事業及び更新事業の内施
設の機能を向上させる部分に係る年償還額を修正算定する。
一式
(3)総便益の算定
上記(1)で検討した項目について、既算定資料の修正及び追加を
行い年総効果(便益)額、年増加農業所得額及び現況年総農業所得額
の算定を行う。
一式
4.総費用総便
上記2~3の検討結果を基に、総費用総便益比、総所得償還率及び増加
益 比 及 び 所 得 所得償還率の算定を行う。
償還率の総括
一式
5.事業管理基 (1)気象
礎資料整理
平成 23 年までの気象データから一般気象(平均気温、降水量、降水
日数、霧氷期間、最多風向)及び特殊気候(最大日雨量、最大連続雨
量、最大連続観点日数)を整理する。なお、平成 18 年までのデータは
貸与資料による。
一式
(2)土地状況
別途貸与する現況面積(平成 24 年度時点)より、地形、土壌につい
て傾斜区分表及び土壌統区分表の面積の変更を行う。
一式
(3)水利状況
別途貸与する資料より、取水方法一覧表、改修を必要とする施設一
覧表、用水不足による被害状況、ため池決壊の場合の想定被害状況の
変更を行う。
一式
作業項目
4.点検とりま
とめ
作
業
内
容
作業数量
(4)地域農業の概況
産業別就業人口、経営耕地広狭別農家数及び耕地の分散状況並びに
専兼業別農家数、動力農機具及び主要家畜頭数、主要作物作付状況、
農業の動向について、最新の統計データより整理しとりまとめる。
一式
(5)営農計画及び土地利用計画
別途貸与する資料(関連する業務の報告書)より生産計画、労働改
善計画をとりまとめる。
一式
(6)用水計画
別途貸与する資料(関連する業務の報告書)より、計画用水量、水
源計画、貯水池、用水路をとりまとめる。
一式
各作業項目の成果物の点検、取りまとめ及び報告書の作成を行う。
3.履行期間
履行期間は概ね150日を予定している。
一式
内訳書
1業務当たり
内
項
目
技師長
主任
技師
技師
(A)
訳
(人)
技師
(B)
技師
(C)
技術員
計
1.計画・準備
2.総費用の検討
2-1.対象施設の整理
2-2.総費用の算定
3.総便益の検討
3-1.算定項目の検討
3-2.年償還額の算定
3-3.総便益の算定
4.総費用総便益比及び所得償
還率の総括
5.事業管理基礎資料整理
5-1.気象
5-2.土地状況
5-3.水利状況
5-4.地域農業の概況
5-5.営農計画及び土地利用
計画
5-6.用水計画
6.点検及びとりまとめ
小計
【適用事項】
1.上表に必要な員数を記載してください。
2.職種の区分は、平成 24 年度設計業務委託等技術者単価によります。
3.参考として本調査に必要な諸経費及び技術経費の費用を記載してください。ただし、算出方法は、水資
源機構の積算基準及び積算資料に基づき以下の式①及び②により算出し、金額及びその計算で適用した割
合についても記載してください。
業務委託料=(業務価格)+(消費税相当額)
=〔{(直接人件費)+(直接経費)+(その他原価)}
+(一般管理費等)〕×{1+(消費税率)}
その他原価=(直接人件費)×○%/(1-○%) ‥‥‥‥‥‥‥‥ 式①
一般管理費等=(業務原価)×○%/(1-○%)‥・・・・・・・・・‥‥‥ 式②
※ 直接人件費とは、業務処理に従事する技術者の人件費