臨 床 化 略号 項目名 参考値(基準値) 簡単な説明 ALP アルカリフォスファターゼ 115∼359 肝臓・骨などの障害の指標、小児・妊娠でも高値になります CHE コリンエステラーゼ 214∼466 肝臓の働きを表す指標、肝不全、栄養不全で低値、肥満で高値 GOT ASTともいいます 13∼33 肝臓・心臓などの障害の指標になります GPT ALTともいいます ♂8∼33 ♀6∼27 GOTと同じ、GOTより肝臓の障害で高値になります LDH 乳酸脱水素酵素 119∼229 様々な臓器の障害で高値になります γ-GTP ガンマGTP 10∼47 肝臓・胆道の障害で高値、飲酒で高値になる場合があります 総BIL 総ビリルビン 0.2∼1.3 黄疸の指標、肝機能の指標になります 総蛋白 総蛋白 6.7∼8.3 栄養状態、肝機能の指標にもなります ALB アルブミン 4.0∼5.0 栄養状態、肝機能、一部腎機能の指標にもなります TC 総コレステロール 128∼220 高脂血症・動脈硬化の指標、極端な低値も異常です 中性脂肪 TGとも表記します HDL-C HDLコレステロール 41∼96 善玉コレステロール、余分なコレステロールを体から回収します LDL-C LDLコレステロール 140↓ 悪玉コレステロール、高いと動脈硬化を促進します Ca カルシウム 8.7∼10.3 副甲状腺・骨・腎機能の指標になります IP 無機リン 2.7∼4.7 副甲状腺・骨・腎機能の指標、小児でも高値になります 尿素窒素 UNまたはBUN 8∼22 腎機能の指標、急性・慢性腎炎で高値になります CRE クレアチニン ♂0.61∼1.04 ♀0.47∼0.79 腎機能の指標、体の筋肉量で値に変化があります 尿酸 UAとも表記します 7.0↓ Na ナトリウム 138∼146 体内の水分バランスの指標になります K カリウム 3.6∼4.9 同上、腎不全で異常値、神経伝達・筋収縮にも関与しています CL クロール 99∼109 体内の水分バランスの指標です(Na+CL=食塩) 血糖 Cluとも表記します HbA1c ヘモグロビンA1c 4.3∼5.8 GA(%) グリコアルブミン 11.8∼16.0 血糖コントロールの指標、過去1∼3週間の平均血糖を表します CPK CKとも表記します ♂62∼287 ♀45∼163 心臓・骨格筋・脳の障害の指標になります AMY アミラーゼ 37∼125 すい臓・唾液腺の障害の指標になります Fe 鉄(血清鉄) ♂90∼140 ♀70∼120 CRP C反応性蛋白 0.3↓ 炎症といわれる体の防御反応で高くなります RF リウマチ因子 15↓ リウマチなどで高値、正常でも陽性の場合があります Free T3 フリーT3 1.71∼3.71 甲状腺ホルモンのひとつ、甲状腺の機能を反映します Free T4 フリーT4 0.70∼1.48 甲状腺ホルモンのひとつ、甲状腺の機能を反映します TSH 甲状腺刺激ホルモン 0.35∼4.94 甲状腺ホルモンの調整をするホルモンです CEA ガン胎児性タンパク 5↓ 腫瘍マーカー、様々なガンで高くなることがあります CA19-9 CAじゅくのく 37↓ 腫瘍マーカー、膵ガンなどで高くなります、特定の血液型で低値 4↓ 腫瘍マーカー、前立腺ガンで高くなります 30∼150(空腹時) 高脂血症・動脈硬化の指標、食事の影響が大きい検査です 学 検 査 免 疫 学 的 検 査 PSA 腎不全・通風で高値、食事・運動の影響が大きい検査です 70∼109(空腹時) 生体内のエネルギー源、食事の影響が大きい検査です 血糖コントロールの指標、過去1∼3ヶ月の平均血糖値を表します 貧血・肝障害の指標、日内変動が大きく、朝高く夕方低くなります 略号 項目名 白血球 血 液 検 査 ︶ 血 算 赤血球 ︵ 血 液 像 凝 固 検 査 尿 一 ヘモグロビン Ht ヘマトクリット MCV 平均赤血球容積 83∼102 MCH 平均赤血球色素量 27∼34 MCHC 平均赤血球血色素濃度 31∼35 ♂13.1∼36.2 ♀13.0∼36.9 Neut 好中球% LY リンパ球% MO 単球% EO 好酸球% Ba 好塩基球% PT時間 プロトロンビン時間(秒) PT% プロトロンビン時間(活性%) 70∼140 PT INR値 PT国際標準化比 40↓ APTT秒 活性化部分的トロンビン時間 70∼130 査 簡単な説明 炎症、血液疾患の指標、薬の副作用で低下する場合も 貧血・多血の指標です 赤血球中の酸素を運ぶ蛋白です 血液中の赤血球の比率(%)です 赤血球の大きさや濃さの指標です 貧血・多血の種類の指標です 血の止まりやすさの指標です 白血球は1種類ではなく、大きく分けて5種類に分かれます 色々な感染(細菌・ウイルス)、アレルギー、薬の副作用などで数 が増減します #がついているのはそれぞれの実数です 血液が、きちんと固まるかを調べたり、血液が固まらないような薬 を使っている場合に、薬の量が適正かどうかを調べます 尿比重 1.010∼1.025 尿PH 6前後 尿糖定性 (-) 血糖が一定値を超えると尿に糖が出るようになります 尿タンパク定性 (-) 腎臓や膀胱等の異常で出ます、激しい運動をすると出る場合が あります 尿ウロビリノーゲン 0.1以下または (+/−) 尿ケトン体 (-) 尿ビリルビン (-) 尿潜血 (-) 尿亜硝酸塩 (-) 尿白血球反応 (-) 般 検 ♂39∼98 ♀35∼91 ♂427∼570 ♀376∼500 ♂13.5∼17.6 ♀11.3∼15.2 ♂39.8∼51.8 ♀33.4∼44.9 Hb 血小板 血 液 検 査 参考値(基準値) 尿の濃さの指標、腎臓の働きをみます、変動の大きな項目です 様々な要因で変化、尿の放置でも変化します 肝機能に異常があると増減します、正常は弱陽性 糖尿病、自家中毒(妊娠初期にも)、飢餓状態でも出るようになり ます 肝機能に異常があって血液中のビリルビンが高くなると出るよう になります 腎臓や膀胱などの異常で出ます、目でみて分かる血尿は結石も 疑われます 腸の中にいる細菌が膀胱や腎臓などに感染すると出るようになり ます 尿道、膀胱や腎臓などに細菌感染が起こった場合出るようになり ます 赤血球 出血部位によって形が変わったり、尿比重により壊れたりします 白血球 尿道、膀胱や腎臓などに細菌感染が起こった場合出るようになり ます 尿 細胞 尿道、膀胱や腎臓などからはがれ落ちた細胞を見ます 沈 細菌 細菌やカビなどを見つけます、まれに寄生虫なども見つかります さ 結晶 尿の濁りの原因のひとつです、特定の病気で出る結晶もあります その他 腎機能が低下すると現れる円柱と呼ばれるものや、粘液などを見 ます 尿沈さは、全自動尿中有形成分分析装置にて分析、遠心分離して沈さを目視する場合もあります
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