[COLOR COMPOUND・FUNCTIONAL COMPOUND]

カラーコンパウンド・機能性コンパウンド
[COLOR COMPOUND・FUNCTIONAL COMPOUND]
18
カラーコンパウンド
顔料
プラスチック樹脂に染顔料及び添加剤等を練り込み粒状にしたものをカラーコンパウンドといいます。当社は最適な生
産・試験設備と、高い生産技術力(着色、調色技術/混練加工技術)・ 品質管理体制のもとで、お客様からのご要望に
添った製品加工を行う営業サービスを提供しています。
ポリオレフィン系、ポリスチレン系、アクリル系、ポリエステル系、ポリカーボネート系、エラストマー等のカラー着色
コンパウンドを提供しています。
カラー
ベース
機能性コンパウンド
プラスチック樹脂に各種無機・有機フィラー、新素材等を添加して機能性を付与し、粒状にしたものを機能性コンパウ
ンドといいます。当社はこのコンパウンド加工技術を確立しており、更に新たな素材、機能の応用についてもご要望に
対応しています。
プラス
チック
材料
また、アロイ化、反応系のコンパウンドにつきましてもご相談に応じています。
プラス
チック
用
着色剤
カラーコンパウンド・機能性コンパウンドの品名表示例
品名表示:樹脂名略号の後に − T を付けています。
プラス
チック
用
機能剤
PP − T、PE − T、PS − T、AB − T、AS − T、MA − T、PK − T(PC)、
PL − T(POM)、PT − T(PET)、PB − T(PBT)、PA − T、HS − T(PPS)等です。
用途
繊維・
紙用
着色剤
家庭用品、自動車関連製品、家電製品、OA機器製品、建築資材、農業資材等
カラーコンパウンド
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
カラーコンパウンド
当社プラスチックカラーガイドより
塗料・
コート
材
機能性コンパウンド
キト
サン
色彩
管理
技術
無機フィラー添加コンパウンド
お問い合わせ先/
CF 添加コンパウンド
GF 添加コンパウンド
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
19 表面着色型カラードペレット
ダイペレコート [DAIPELLECOAT]
顔料
ガラス繊維強化エンプラ着色用に開発されたペレット樹脂表面着色方法による製品で、着色工程でのガラス繊維破損が
なく、機械物性の低下を抑えることができます。
また、独自の水性表面処理技術により加熱溶融状態で着色剤を練り込む工程が省略されているため、処理エネルギー
量が少ない設計となっています。
カラー
ベース
用途
特徴
ガラス繊維強化エンプラの着色
・ガラス繊維入りコンパウンドの組成例は、合成樹脂として PBT、
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
1. 着色工程や表面硬度の高い着色剤によるガラス繊維の破損が最
小限で、機械物性の低下が抑えられています。
POM、PPS、LCP などのエンプラ全般に対応できます。
ガラス繊維 10 〜 50%のコンパウンドに適用できます。
2. 着色層が独自の水性表面処 理技 術により固着され、省エネル
ギー化が図られています。
着色層・固着剤層の模式図
3. 着色剤の樹脂表面への固着性にすぐれており、ハンドリング時
の剥落、作業場汚染が軽減されます。
4. 着色剤が表面に均一に固着されており、色むら等の着色不具合
がありません。
プラス
チック
用
機能剤
5. 10%以上のガラス繊維強化樹脂の着色に対応できます。
6. 耐熱性にすぐれた融点の高い固着剤を使用していますので、成
繊維・
紙用
着色剤
形前乾燥時の変色やブロッキングの心配がありません。
7. 仕込みから固着工程・製品まで連続生産方式をとっているため
異物混入リスクと材料ロスが少ないことから小口ロットの着色
に好適です。
印刷
インキ
製品見本
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
20
軟質ポリオレフィン樹脂
ペリコン CAP [PERICON CAP]
独自のコンパウンド加工技術による、プロピレン系樹脂をベースとした低結晶性のポリオレフィン樹脂です。
顔料
ペリコン CAP を用いた多層フィルムは、透明性と柔軟性にすぐれるとともに、軟質 PVC と同様な特性を示すことから、
建材、鋼板化粧、包装、ストレッチラップなどの用途に広く使用されています。
用途例
カラー
ベース
特徴
(1) 表面保護用フィルム
構成
絞り加工性が良好で、また、フィルムの配向が
小さいため剥離時にフィルムが裂けにくい特徴
があります。
PP
ペリコンCAP
PP
【ペリコン CAP の特徴】
1. 比重が 0.9 以下と小さく、軽量化できます。
2. 柔軟性と耐熱性を兼ね備えています。
プラス
チック
材料
3. 耐衝撃性にすぐれています。
4. 焼却やリサイクルが容易です。
構成
(2) ストレッチ・ラップフィルム 耐熱 性とともに、透明性、柔軟性および指押
し回復性にすぐれ、ヒートシール後の仕上が
EVA
ペリコンCAP
EVA
り、外観がきれいです。
【ペリコン CAP フィルムの特徴】 1. 柔軟性、耐熱性とともに透明性にもすぐれています。
2. 耐衝撃性、耐引き裂き性にすぐれています。
構成
(3) 繊維製品包装用フィルム ビニロン代替として、温 度や湿 度の影 響を受
けにくく、柔軟性、透明性および光沢にすぐれ
3. 汎用のポリオレフィンフィルムと同様な条件で、インフレおよび
PP
ペリコンCAP
PP
プラス
チック
用
着色剤
T ーダイでの押出成形が可能ですが、単体では表面粘着性があ
るため、共押出の中間層としての使用をお勧めします。
ます。
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ペリコン CAP の基本特性
項目
試験法
単位
ペリコン CAP330
ペリコン CAP350
MFR(230℃)
JIS K 7210
g/10min.
3.0
11.7
比重
JIS K 7112
−
0.89
0.88
引張降伏点強度
JIS K 7161
MPa
14.1
9.3
%
> 200
> 200
MPa
355
165
MPa
13.7
7.3
J/m
NB
NB
J/m
67
144
引張破断点伸び
曲げ弾性率
JIS K 7171
曲げ強度
23℃
アイゾット衝撃強度
(ノッチ付き)
−10℃
JIS K 7110
表面硬度
JIS K 7202-2
ショアD
52
41
荷重たわみ温度(0.46MPa)
JIS K 7191
℃
54
46
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
ペリコン CAP フィルムの特性
フィルム構成〔構成:ランダム PP /ペリコン CAP350 /ランダム PP、フィルム厚さ:50 μ〕 項目
試験法
ヘイズ
JIS K 7105
引張弾性率
引張破断点強度
JIS K 7161
引張破断点伸び
引裂強度
JIS K 7128-2
お問い合わせ先/
単位
構成比:1 / 2 / 1
MD
%
構成比:1 / 3 / 1
TD
MD
1.2
キト
サン
TD
1.1
MPa
260
260
200
220
MPa
48
44
48
37
%
> 800
> 800
> 800
> 800
N
90
160
100
190
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
色彩
管理
技術
21 粉末状着色剤、顆粒状着色剤
ダイカラードライ、ダイカラーグラニュー [DAICOLOR DRY, DAICOLOR GRANEW]
顔料
ダイカラードライは、着色剤と分散剤を混合した粉末状の着色剤で、PE や PP などのオレフィン系樹脂、PS や ABS
などのスチレン系樹脂といった幅広い樹脂に使用できます。
着色剤濃度が 50 ∼ 80%と高いことから添加量を少なくでき、着色コストも安くできます。
反面、パウダーであるため飛散汚染性が高く自動計量性に劣る、ブレンド条件で発色が変わるなどの欠点があります。
カラー
ベース
ダイカラーグラニューは、これらの欠点を顆粒化することで改善した製品です。
用途
プラス
チック
材料
プラパレットやコンテナ等の工業製品、家庭用品,雑貨などの射出成形全般。
特徴
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
■ダイカラードライ
1. 着色剤濃度が高く、着色コストが低く抑えられます。
2. 着色剤、分散剤の選択により幅広い樹脂に使用できます。
3. ダイカラードライの品名は樹脂名略号の後に、ー D を付けています。
PP − D、PE − D、PS − D、AB − D、AS − D、MA − D、PK − D(PC)、
PL − D(POM)、PT − D(PET)、PB − D(PBT)、PA − D、HS − D(PPS)等です。
■ダイカラーグラニュー
繊維・
紙用
着色剤
1. 着色剤濃度はダイカラードライ並に高く、ダイカラードライの欠点である飛散汚染性、自動計量性を改良した顆粒状製品です。
2. 簡単な自動計量機による着色に適しています。
3. 使用用途、着色条件に合わせて顆粒硬さを調整した、ソフトタイプとハードタイプがあります。
4. ダイカラーグラニューの品名は樹脂名略号の後に、ー G を付けています。
印刷
インキ
PP − G、PE − G、PS − G、AB − G、AS − G、MA − G、PK − G(PC)、
PL − G(POM)、PT − G(PET)、PB − G(PBT)、PA − G、HS − G(PPS)等です。
ウレ
タン
樹脂
ダイカラードライの製品写真
接着剤
塗料・
コート
材
ダイカラーグラニューの製品写真
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
22
意匠性着色剤マスターバッチ
コローミックスマスター [COLOREMIX MASTER]
コローミックスマスターは、プラスチックの各種素地色の中に模様材料を配した、当社の意匠性着色剤の総称です。
顔料
・不織布調コローミックスマスター ・石目調コローミックスマスター
・大理石調コローミックスマスター ・漆器調コローミックスマスター
・金属調 ( メタリック ) コローミックスマスター
用途
カラー
ベース
不織布調コローミックスマスター
プラスチック全般の意匠性 ( 模様材料 ) 着色剤
本製品は、不織布調の風合いをプラスチック成形品で再現するため
車輌、家電、雑貨等全般
に、任意の素地色(着色プラスチック)中に繊維長 0.5mm 程度の
黒色系ないし有彩色短繊維を配合した意匠性マスターバッチです。
特徴
プラスチック成形品中に分散した短繊維のコントラストと金型シボ
の組み合わせ効果により、不織布に似た暖かみと深みのあるプラス
1. 任意の素地色に各種短繊維を練り込んだマスターバッチを設計
プラス
チック
材料
チック成形品を得ることができます。
することが可能です。短繊維による模様(意匠性)を目立たせ
本製品は耐熱・耐侯性の良い短繊維の単独及び組み合わせとなって
るためには、パステル調の素地色が好適です。
いますので、自動車内装材を始め幅広い用途のプラスチック成形品
に使用できます。
2. 主にポリプロピレン樹脂の射出成形用に設計しています。
プラス
チック
用
着色剤
その他のコローミックスマスター
3. 一般の着色剤マスターバッチと同様の方法で使用できます。
不織布調の他に新感覚の各種意匠性着色剤をご提供します。
4. 雑貨用途等では従来から短繊維を使った意匠性材料が知られて
いますが、耐熱性、耐候性に問題がありました。本製品は、こ
・石目調コローミックスマスター
の欠点を改良した耐熱・耐侯性の良い短繊維を使用しています。
・大理石調コローミックスマスター
プラス
チック
用
機能剤
・漆器調コローミックスマスター
繊維・
紙用
着色剤
・金属調 ( メタリック ) コローミックスマスター
5. 一般に短繊維を樹脂中に充填すると衝撃値低下が起こりますが、
本製品は短繊維とポリマーの親和性に配慮した物性低下の少な
い設計となっています。更に本製品は、柔軟性のある短繊維を
使用していますので、成形機の繰り返し混練による繊維の切断
が少なく、安定した意匠性が得られるのでリサイクル性にもすぐ
印刷
インキ
れています。
漆器調
金属調
コローミックスマスター不織布調の基本物性とリサイクル(繰り返し押出テスト)時の物性変化
ブランク
( フィラー充填 PP)
コローミックスマスター
添加 1 パス
コローミックスマスター
添加 2 パス
コローミックスマスター
添加 3 パス
引帳強度
MPa
引帳伸び
%
曲げ強度
MPa
曲げ弾性率
MPa
lzod 衝撃値
J/M
加熱変形温度
℃
ロックウェル
硬度
23.7
350 ≦
33.0
2380
172
78.8
82.8
24.3
350 ≦
330
2345
150
75.0
83.0
24.1
350 ≦
32.8
2310
150
74.8
82.8
24.1
350 ≦
32.5
2280
142
74.0
82.2
フィラー充填 PP( タルク 20% : コローミックスマスター希釈対比 =100:5)
製品見本
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
不織布
お問い合わせ先/
不織布調コローミックスマスター
(PP/ フィラー系樹脂 成形品 )
2.2dt × 0.5mm
3.3dt × 0.7mm
7.7dt × 0.5mm
短繊維を使用したコローミックスマスターの顕微鏡写真
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
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色彩
管理
技術
23 生分解性樹脂用カラーマスターバッチ
アースリーマスター [EARTHLY MASTER]
顔料
近年、化学物質の環境影響に対する関心の高まりとともに、土壌や水中の微生物により分解される新しい高分子「生分
解性樹脂(プラスチック)」が注目されています。
当社は環境影響に配慮した生分解性樹脂着色材料の開発を進め、
「アースリーマスター」を上市いたしました。
カラー
ベース
用途
分解性への影響(土中の減量率)
1. 環境中に放置される可能性のある分野
プラス
チック
材料
サンプル
wt(g)
サンプル
・マルチフィルム、シート、育苗ポット等農業用資材
・魚網、浮き等漁業資材
・ゴルフティー、釣り用具等スポーツ、アウトドア用品
2. 使用後の回収リサイクルが困難な分野
埋設 7 ヶ月後
サンプル wt(g) 減量 (g) 減量率 (% )
Nat.( 無着色 )
4.80
4.39
0.40
8.4
着色物 ( イエロー )
4.57
3.92
0.65
14.2
着色物 ( ブルー )
4.44
3.45
1.00
22.4
・容器包装材料
プラス
チック
用
着色剤
・文具、玩具、日用雑貨
3. 対象とする樹脂は PLA( ポリ乳酸 )、PBS( ポリブチレン サクシネート ) などです。
プラス
チック
用
機能剤
特徴
1. 組成中に有害な物質を含みません。
・焼却された場合でもダイオキシン発生の懸念がないノンハロゲン材料を使用しています。
繊維・
紙用
着色剤
・環境、人体に有害とされる重金属を含まない材料を使用していますので、分解物による土壌汚染の心配がありません。
2.JBPA 適合カラー
JBPA(日本バイオプラスチック協会)の規格・基準に適合した材料を使用しており、グリーンプラ・ポジティブリストに登録された製品も
ご用意しています。
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
JBPA による識別基準(対象元素と製品中の含有上限値の一覧)
元素名
製品中の含有上限値
(ppm)
元素名
製品中の含有上限値
(ppm)
セレン(Se)
0.75
カドミウム(Cd)
0.5
ニッケル(Ni)
25
鉛(Pb)
50
亜鉛(Zn)
150
クロム(Cr)
50
モリブデン(Mo)
1
砒素(As)
3.5
フッ素(F)
100
水銀(Hg)
0.5
銅(Cu)
37.5
3. 使用しやすいマスターバッチ
生分解性樹脂に着色剤を高濃度分散させた飛散性のないペレット状マスターバッチです。
使いやすく、分散性にすぐれ生分解性樹脂中に均一に混ざりますので、きれいな成形品が得られます。
4. 着色により生分解性樹脂の分解を阻害しません。
塗料・
コート
材
キト
サン
スタンダードカラー 一覧
銘柄名
BR-RM MB
0368 レッド
BR-RM MB
0369 イエロー
BR-RM MB
0370 グリーン
BR-RM MB
0371 ブルー
BR-RM MB
0372 ブラウン
BR-RM MB
0373 ホワイト
BR-RM
98H875 ブラック
GP PL 登録 No.
B91108
B91109
B91110
B91111
B91112
B91113
B91114
色調
色彩
管理
技術
*上記の色票は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
高分散・高解膠カラーマスターバッチ
ハイコンクマスター HM [HI-CONC MASTER HM]
24
着色剤を高濃度に配合し且つ高分散性と高解膠性を実現した発色安定性にすぐれた、新タイプのマスターバッチです。
顔料
当社 CCM(コンピュータ・カラーマッチング)を使用したベースカラー配合に対応しているため、マスターバッチ使用量
が少なくて済み、歩留りも向上することから、製品の品質向上と大きなコスト低減が期待できます。
カラー
ベース
用途
1. 車両・家電部品
2. ケース、コンテナ等容器類
3. 家庭用品、雑貨などの射出成形品一般
プラス
チック
材料
特徴
1. 特に難しい有機顔料およびカーボンブラックの粒子分散が、極限に近いレベルまで達成されています。
このため、成形機や成形条件差による発色ぶれがなく、均一で美しい外観の成形物が得られます。
2. マスターバッチの解膠性(ポリマー中へのカラー分配性)は、マスターバッチに使用するベースレジンに大きく依存されますが、本製品は
プラス
チック
用
着色剤
当社最先端のベースレジン選択により設計されており、幅広い希釈樹脂で高い解膠性能があり、希釈樹脂の基本物性を低下させません。
プラス
チック
用
機能剤
3. 実用希釈倍率は、30 倍から 100 倍です。
4. 希釈樹脂がフィラー入り等の複合材料の場合、しばしば色別れ現象の問題が起きます。
本製品は、特殊なカーボンブラックを採用することで色別れ問題を解決しました。
(特許第 2131021)
5. 自動計量適性、成形性に応じたペレットサイズをご提供できます。
繊維・
紙用
着色剤
6. すぐれた調色技術によるカスタムカラーをご提供できます。
印刷
インキ
7. 射出成形だけではなく、押出成形,ブロー成形にもご使用できます。
8. 対象樹脂は PP、PE 等ポリオレフィン系樹脂ですが、他樹脂用途の設計も対応できます。
ウレ
タン
樹脂
発色安定性
接着剤
塗料・
コート
材
*
従来のマスターバッチ Δ E =6.0
*
ハイコンクマスター HM Δ E =0.5
ハイコンクマスター HM の実物大写真
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
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25 プラスチック用高性能着色剤
ハイコンクマスター HCM [HIGH CONC MASTER]
顔料
オレフィン系樹脂用ハイコンクマスター
オレフィン系樹脂全般の着色に使用可能なベースカラーマスターバッチです。色再現性がすぐれているため、当社 CCM
(コンピュータ・カラーマッチング)
『カラコムシステム』と連動したベースカラーとして最適です。
調色品マスターバッチのご提供もいたします。
カラー
ベース
その他の樹脂用ハイコンクマスター
オレフィン系樹脂用以外にも、各種樹脂着色剤を取り揃えています。
プラス
チック
材料
種類と用途
1. 合板・鋼板フィルム
2. 車輌内装材
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
3. 文具・ケース・雑貨シート
その他、オレフィン系樹脂全般の着色
特徴
1. 特殊な分散処理により、従来のポリオレフィン用着色剤と比較し色再現性にすぐれています。そのため、テスト機(ラボスケールでの色確認)
と実機生産ラインの違いによる色ブレや、加工条件・加工機の変更等による色ブレが起こりにくく、安定した発色が得られます。
2. 各ベースカラーはシリーズごとにマスターバッチの溶融特性が調整統一されているため、解膠性が良く、ベースカラーとして混色使用した
場合にも均一な着色が可能です。
繊維・
紙用
着色剤
3. 従来のポリエチレンワックスをバインダーとする着色剤と比較し、製品生産時の溶融トルクの変化・吐出ムラ等、粘度低下に起因する問題
が少なく、安定した加工条件が得られます。
印刷
インキ
4. 計量機で精度の高い供給が可能です。この用途にはミニペレット状のハイコンクマスター 41000・42000 番シリーズを推奨します。
オレフィン系樹脂用ハイコンクマスター HCM 代表銘柄
ウレ
タン
樹脂
ベースカラーシリーズ
バインダー樹脂
1000 番
2000 番
接着剤
41000 番
φ×L(mm)
3.0 × 3.0
PE
1.5 × 1.5
42000 番
7000 番
ペレットサイズ
PP
3.0 × 3.0
塗料・
コート
材
適用樹脂
PE・PP
TPO・TPS
ペレットサイズ
3 φ× 3 L ( mm )
EVA
その他 PO 系全般
PP
その他 PP 系全般
1.5 φ× 1.5 L ( mm )
※粒径比較をしやすくするため、ブレンドタイプの写真を使用しています。
キト
サン
その他の樹脂用ハイコンクマスター
HCM − G・・・・・PET − G、ポリエステル系樹脂用
HCM − AC・・・・アクリル系樹脂用
色彩
管理
技術
HCM − AB・・・・ABS 系樹脂用
着色対象樹脂・用途に適合したハイコンクマスターをご提案しますのでご相談ください。
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
塩化ビニル樹脂用着色剤
26
[Colorlants for PVC]
1948(昭和 23)年、業界に先駆けて塩化ビニル樹脂(以下 PVC)用着色剤<ビニルトーナー(VT)>を開発し、常に色
彩化学のパイオニアとして高い技術水準のプラスチック用着色剤を提供してきました。1972( 昭和 47)年、CCM(コン
ピュータ・カラーマッチング)の開発に踏み切り、PVC 用にベースカラーシステムを整備して販売を始めました。1980
(昭和 55)年には多種多様な PVC 用途に対応できる、色再現性にすぐれた<ディスコール(DA)>を開発し、以来当社
CCM に最適なカラーとして好評を得ています。DA カラーの設計思想は、1997(平成 9)年に上市した業界初のオレフ
ィン樹脂用のベースカラー<ハイコンクマスター HCM >に引き継がれています。
顔料
カラー
ベース
プラスチックに使用される着色剤は、着色加工機の種類、工程およびプラスチックの形態や用途によって選択すること
が求められます。特に PVC は、樹脂、可塑剤、安定剤などの種類と量を変えることにより、性質が千変万化すること
が特徴です。これに伴い加工方法も他の樹脂には見られないほど多彩です。したがって、着色にはそれぞれの加工方法
に適したものを選択し、その着色剤の持つ性能を充分に理解して使用することが必要です。潤性粉末カラーには現在 4
タイプありますが、広範囲の適用性を持っている 2 タイプの DA カラーに集約される方向です。
塩化ビニル樹脂用着色剤のタイプ
着色剤タイプ
ペースト
プレート
Plate
品名
適用
コンパウンド
着色加工法
用途例
ベースカラー
品番
VT
顔料
可塑剤
ペーストゾル
コーティング
ディッピング
壁紙
スラッシュモー 人形
ルド
VTM
顔料
PVC
可塑剤
安定剤
軟質 PVC
カレンダー EM
顔料
PVC
可塑剤
安定剤
軟質 PVC
押出
電線被覆
PV
顔料
ポリエチレンワックス
硬質 PVC
軟質 PVC
押出
異型押出
着色コンパウンド
建材
MX
顔料
PVC・PS
可塑剤
安定剤
軟質 PVC
押出
着色コンパウンド
電線被覆
DA P
顔料
PVC・アクリル系樹脂
可塑剤
安定剤
軟質 PVC
硬質 PVC
カレンダー
押出
異型押出
フィルム チューブ ホース
プレート 電線被覆
建材 着色コンパウンド
DA P-4000
DA EP-4000
DA K
顔料
スチレン系コポリマー
硬質 PVC
軟質 PVC
押出
異型押出
着色コンパウンド 建材
DA K-6000
PMP
顔料
金属石鹸
硬質 PVC
押出
異型押出
パイプ 波板
建材
PMP 1000
MP
染顔料 PVC
可塑剤
安定剤
硬質 PVC
軟質 PVC
カレンダー
押出
異型押出
ブルーイング
マスター
バッチ
ペレット
Plete
主成分
潤性粉末
粉末
レザー シート
VT 6000
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
VTM 3000
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
27 塩化ビニル樹脂用潤性粉末着色剤
ディスコール DA [DISCOALL]
顔料
軟質から硬質用途まで、ペースト以外の塩化ビニル樹脂(以下 PVC)に適応できるように設計・開発した潤性粉末タイ
プの着色剤です。特に、顔料を微分散しているので、あらゆるコンパウンド配合や加工条件で色再現性にすぐれています。
単一顔料で設計された各ベースカラーは、性能、着色コストが明確に把握でき、当社 CCM(コンピュータ・カラーマッ
チング)
『カラコムシステム』による配合処方出しに最適の着色剤として高い評価を得ています。
カラー
ベース
用途
特徴
・DA P タイプ
1. 色再現性がすぐれています。
軟質から硬質用途まで最も広範囲に適応性があります。
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
の再現性に誤 差がほとんど無く、当社CCM による処方出しに
・ DA EP タイプ
最適の着色剤です。
電線用特殊グレード顔料を選択し電気絶縁性の品質管理を行っ
2. 安定した加工条件が得られます。
ています。
マーキングフィルム等の高添加使用もできるマトリックスで設計
されていますので、着色剤の添加量に起因する加工条件の変動
・ DA K タイプ
が極めて少ない着色剤です。
解 膠性が高く、カレンダー以外の混練シェアが弱い浅練り用に
3. 合理化に寄与します。
最 適 です。PVC、可 塑 剤を含 まない 設 計となっていますので
軟質から硬質用途まで、ご使用の様々な着色剤を 20 色前後の
PS、ABS などのスチレン系樹脂にも使用できます。
ベースカラーに統合できます。
飛散・汚染性が極めて少ないため、色替え、クリーニング作業時
間の大幅な短縮が図れます。
さらにベースカラー同士のブレンド、計量機による供給等の合理
化が可能です。
ディスコールのタイプと用途適性
タイプ \ 用途
銘柄
形状
DA P、DA EP
印刷
インキ
顔料の粒子分散が極めて良好なため、ラボ機と生産機による色
DA K
PVC
コンパウンド
軟質
カレンダー
押出
電線
○
○
○
△
△
△
潤性粉末
スチレン系樹脂
コンパウンド
硬質
カレンダー
押出
○※
△
○
×
○
△
PS
ABS
AS
△
×
×
×
○
○
○
○
用途適性 ○:推奨 △:可 ×:不適 ※電線用途には、DA EP タイプをご使用ください。
潤性粉末着色剤のタイプと性能比較
ウレ
タン
樹脂
性能\タイプ
色再現性
解膠性
接着剤
取扱性
加工適正
2 次加工性
塗料・
コート
材
DA P、DA EP タイプ
DA K タイプ
ワックスタイプ
◎
○
△
硬質
△
◎
◎
軟質
顔料粒子分散
◎
◎
◎
計量性
◎
○
△
非汚染性
◎
○
△
滑性
◎
○
×−△
表面平滑性
◎
○
×
印刷適性
◎
○
×
接着適性
◎
○
△
ハイスピードミキサー混合時間による色ぶれ現象
◎推奨 ○適 △可 ×不適
(当社品比較)
着色剤のゲル化に与える影響
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
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28
硬質塩化ビニル樹脂用着色剤
PMP, MP Color
PMP カラーは硬質塩化ビニル樹脂(以下 PVC)に適した顔料を微粉末の状態で分散処理したドライカラータイプの着
色剤です。PVC、安定剤、改質剤等と直接ブレンドし、押出成形品(パイプ、雨樋、異型押出成形品等)、射出成形品、
着色コンパウンド等の着色剤として広く使われています。ベースカラー 1000 シリーズでは、PVC 分野でご使用いただ
ける顔料約 20 色を厳選してご用意しました。これらはいずれも単一構造の顔料で構成されており、用途に応じて選択し
て使用できます。
MP カラーは、染・顔料と PVC を主成分とする着色剤です。ブルーイング用に設計された MP X-100 シリーズは、飛
顔料
カラー
ベース
散性がなく計量性にすぐれ、安定した発色が得られます。
PMP カラーの用途と特徴
MP カラーの用途と特徴
プラス
チック
材料
用途 ・一般パイプ、サマーパイプ(蓄熱湾曲防止)
用途
・特殊管(HIパイプ、電力管等)
・透明フィルム、シート、板のブルーイング
・継ぎ手・マス、雨樋、デッキ材、樹脂サッシ ・波板 特徴
特徴 1. 顔料が高濃度に分散処理されているため、低添加量での
1. 塩ビ樹脂と同じ粒径なので均一なブレンドができます。
着色が可能です。
2. 飛散性がなく、自動計量性にすぐれています。
プラス
チック
用
着色剤
2. ドライカラータイプであるため、簡単なブレンドで着色可
能で解膠性にすぐれています。
プラス
チック
用
機能剤
3. 蓄熱防止、耐プレートアウト、滑性等、用途・加工条件に
合わせた設計が可能です。
PMP 1000 代表銘柄
品番
顔料の種類
1030 ホワイト
酸化チタン
1070 ホワイト
酸化チタン
1720 ブラック
カーボン
1740 ブラック
カーボン
MP X-100 代表銘柄
濃色※
淡色※※
品番
アンスラキノン
0.08
系染料
0.4
X-103 ブルー
アンスラキノン
0.08
系染料
0.4
X-105 ブルー
アンスラキノン
0.08
系染料
0.4
X-108 バイオ アンスラキノン
0.08
レット (A)
系染料
0.4
フタロシアニン
0.08
ブルー
0.4
X-134 バイオ ジオキサジン 0.08
レット
バイオレット
0.4
X-101 ブルー
1010 レッド ( カイ ) モノアゾ Ca 塩
1060 レッド
キナクリドン
1190 レッド
ペリレン
1400 イエロー
ジスアゾ
1427 イエロー
縮合アゾ ( 赤味 )
1440 イエロー
縮合アゾ ( 緑味)
1443 イエロー
イソインドリノン
1491 イエロー
Ni チタンイエロー
1520 グリーン
シアニングリーン
1610 ブルー
シアニンブルー ( 緑味 )
1625 ブルー
シアニンブルー ( 赤味 )
1660 ブルー
群青 ( 赤味 )
1670 ブルー
群青 ( 青味 )
1820 ブラウン
弁柄
※添加量:PMP 2.0 PHC ※※添加量:PMP 0.2 PHC TiO2 1.5 PHC
お問い合わせ先/
染顔料の種類 着色量
(PHC)
透明板色見本
着色量
(PHC)
X-131 ブルー
X-136 バイオ キナクリドン 0.08
レット
バイオレット
X-138 ピンク
キナクリドン
レッド
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
0.4
0.08
0.4
X-181 ブルー コバルトブルー
0.4
2
ウルトラマリン
ブルー
0.4
2
X-183 ブルー
繊維・
紙用
着色剤
上記左右の色見本は透明硬質塩化ビニル樹脂に表記の着色量で約 0.5mm の厚
さに成形した透明板の見かけの色を、4 色印刷で近似的に示したものです。
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
29 電線用着色剤
EM H / HCM E
顔料
当社は電線被覆材料用塩化ビニル樹脂の着色剤を開発して以来、総合着色剤メーカーの強みを生かし、電線用途適性
のある顔料合成技術、着色剤の分散加工技術を基に、塩化ビニル樹脂、オレフィン系樹脂、フッ素樹脂等の電線被覆
樹脂用着色剤を開発・販売しています。
現在では電線用着色剤のトップメーカーとして、国内外の多くの電線メーカーに各着色剤をご提供しています。
カラー
ベース
用途
特徴
・塩化ビニル樹脂 EM H
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
1. すぐれた電気特性
銘柄
用途
使用可塑剤
EM H 3000 番シリーズ
一般電線
自動車線
DINP
EM H 7000 番シリーズ
耐熱機器電線
TOTM
2. 安定した加工性
色毎の溶融特製が調整統一されているため、安定した加工を行
うことができます。
・ノンハロゲン樹脂用 HCM E
銘柄
HCM E-100 番シリーズ
電気特性にすぐれた顔料を厳選して設計しています。
適用樹脂
オレフィン系樹脂
オレフィン系エラストマー
3. 自動計量による合理化
定量供給機による自動計量に対応しています。
4.RoHS 指令・ELV 指令に準拠しています。
EM H 代表銘柄
HCM E -100 代表銘柄
カラー
使用顔料
濃色
カラー
使用顔料
3001 ホワイト
7001 ホワイト
酸化チタン (R)
103 ホワイト
酸化チタン (R)
3102 レッド
7102 レッド
酸化チタン (R)
モノアゾ
114 レッド
キナクリドン
ジケトピロロピロール
3108 ピンク
7108 ピンク
酸化チタン (R)
キナクリドン
縮合アゾ
115 ピンク
酸化チタン (R)
ジケトピロロピロール
3303 オレンジ
7303 オレンジ
酸化チタン (R)
縮合アゾ
136 オレンジ
ジケトピロロピロール
モノアゾ
3404 イエロー
7404 イエロー
酸化チタン (R)
縮合アゾ
147 イエロー
モノアゾ
3505 グリーン
7505 グリーン
酸化チタン (R)
シアニングリーン
縮合アゾ
カーボンブラック
158 グリーン
シアニンブルー
モノアゾ
カーボンブラック
3507 ライトグリーン
酸化チタン (R)
シアニングリーン
縮合アゾ
カーボンブラック
159 ライトグリーン
酸化チタン (R)
モノアゾ
シアニンブルー
3603 ブルー
酸化チタン (R)
シアニンブルー
160 ブルー
シアニンブルー
3606 スカイブルー
酸化チタン (R)
シアニンブルー
カーボンブラック
161 スカイブルー
酸化チタン (R)
シアニンブルー
3701 ブラック
7701 ブラック
カーボンブラック
172 ブラック
カーボンブラック
3709 グレー
酸化チタン (R)
カーボンブラック
173 グレー
酸化チタン (R)
カーボンブラック
3802 ブラウン
7802 ブラウン
酸化チタン (R)
縮合アゾ
182 ブラウン
酸化鉄
ジケトピロロピロール
カーボンブラック
焼成酸化鉄 (Fe Zn)
3903 バイオレット
7903 バイオレット
酸化チタン (R)
キナクリドン
シアニンブルー
193 バイオレット
酸化チタン (R)
キナクリドン
シアニンブルー
濃色
*色見本は近似色を 4 色印刷で表示していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
30
フッ素樹脂用着色剤
FCM H
フッ素樹脂は、プラスチックの中で耐熱性、耐候性、電気絶縁性、耐薬品性、耐磨耗性、撥水性等を備えたスーパーエ
顔料
ンジニアリングプラスチックです。広い周波数で極めて低い誘電率、誘電正接をもつという特徴があり、特に、高周波
帯域での電気特性がすぐれているため、高速・広帯域・高周波伝送電線用被覆材として、電子機器・医療機器・輸送機器・
産業用ロボット等に使用されています。
FCM H シリーズは、すぐれた樹脂特性を損なわないよう、当社が独自に開発したフッ素樹脂電線被覆用マスターバッ
チで、樹脂別(FEP、PFA、ETFE)に厳選した顔料で設計しています。
カラー
ベース
種類と用途
FCM シリーズ
タイプ
H 1100
H 1300
H 5100
H 3100
H 3300
H 3400
備考
プラス
チック
材料
汎用
高速押出用
汎用
汎用
高速押出用
高速薄肉押出用
プラス
チック
用
着色剤
適用樹脂
推奨添加量
(PHR)
5
5
5
5
5
5
グレード
(MFR)
4-12
17 − 27
9 − 13
7 − 18
20 − 35
30 − 45
樹脂の種類
FEP
ETFE
PFA
PFA
PFA
プラス
チック
用
機能剤
FCM H 代表銘柄
特徴
1. フッ素樹脂のすぐれた特徴を生かします
電気特性、耐熱性等を損なわずに着色製品が得られます。
2. すぐれた分散性
カラー
No. 色
銘柄
FEP
PFA
ETFE
H1300 番 H3300 番 H5100 番
シリーズ
シリーズ シリーズ
主な使用顔料
05 ホワイト
1305
3305
5105
酸化チタン (R)
72 ブラック
1372
3372
5172
カーボンブラック
75 グレー
1375
3375
5175
酸化チタン (R)
カーボンブラック
5115
ペリレンスカーレット
濃色
薄肉被覆用途にも安心してお使いいただけます。
3. 安定した加工性
色毎の溶融特性が調整統一されているため、安定した加
工を行うことができます。
15 レッド
23 レッド
1323
3323
定量供給機を用いた自動計量に対応しています。
35 オレンジ
1335
3335
5. RoHS 指令・ELV 指令に準拠しています。
3N オレンジ
133N
333N
4. 自動計量による合理化
◆フッ素樹脂を基材とした各種用途向けのマスターバッチ、
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ペリレンレッド
5135
焼成酸化鉄
ペリレンレッド
Nb チタンイエロー
ペリレンレッド
41 イエロー
5141
43 イエロー
5143 Cr チタンイエロー
ウレ
タン
樹脂
バナジン酸ビスマス
接着剤
コンパウンドの設計・加工を承ります。
・カスタムカラーの調色マスターバッチ、コンパウンド
・各種フィラーの分散加工、液状物の混練等の機能性コンパ 45 イエロー
1345
3345
4N イエロー
134N
334N
55 グリーン
1355
3355
5145 焼成酸化鉄
Nb チタンイエロー
ウンド、マスターバッチ
62 ブルー
5162
シアニンブルー
1368
3368
5168
コバルトブルー
81 ブラウン
1381
3381
5181
酸化鉄
カーボンブラック
8N ブラウン
138N
338N
96 バイオレット
お問い合わせ先/
コバルトグリーン
68 ブルー
91 バイオレット
*色見本は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
5155
3396
キト
サン
ペリレンレッド
Nb チタンイエロー
カーボンブラック
5191
1396
塗料・
コート
材
キナクリドン
シアニンブルー
コバルトブルー
ペリレンレッド
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
色彩
管理
技術
31 プラスチック用ペースト状着色剤
VT / AT / ST / ET / FTR
顔料
当社は、塩化ビニル樹脂用のビニルトーナーカラー(VT)の商品化(登録商標第 405061 号)を先駆けとし、長年培っ
た顔料分散技術により各種樹脂用途、加工方法に合わせ、色再現性にすぐれたペースト状着色剤を取り揃えています。
種類と用途
カラー
ベース
・ 塩化ビニル樹脂用着色剤 VT
・ エポキシ樹脂用着色剤 ET
VT は可塑剤をビヒクルとし、軟質塩化ビニル、塩ビペーストゾ
ET はエポキシ樹脂主体で開発された、当社 CCM(コンピュー
ル等に極めて容易に分散する色再現性にすぐれた着色剤です。
用途、工程によって適当なグレードを選択できる様、ペーストゾ
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
タ・カラーマッチング)連動型の低粘度着色剤です。温度依存に
対する粘度変化が小さく、あらゆる環境下ですぐれた色再現性
ル用、マーキングフィルム用及び、脱 DOP 仕様の製品をご用意
を発揮します。塗り床材、塗料、注型品、接着剤などの用途で
しています。
好評を得ています。
・ アクリル樹脂キャスト成形用着色剤 AT
・ 2液 型ウレタン樹脂用着色剤 FTR
AT は可塑剤及び分散剤をビヒクルとし、キャスト成形用に設計
FTR は特殊ポリオールをビヒクルに開発された、低粘度 2 液型
された着色剤です。ディスプレー ・人工大理石用、サニタリー用
ウレタン樹脂用ペースト状着色剤です。当社CCM(コンピュータ・
の 2 グレードをご用意しています。
カラーマッチング)と連動しており、軟質フォームから硬質フォー
ム、エラストマー、塗り床材、RIM 成形材など広範囲な分野に
プラス
チック
用
機能剤
・ 不飽和ポリエステル樹脂用着色剤 ST
使用できるように設計されています。
ST はノンスチレンタイプのポリエステル系ビヒクルと顔料を主
製品の形状
体とした着色剤です。
FRP 用着色剤として SMC、BMC などのプレス成形品の他、引
き抜き成形、フィラメントワインディング(FW)成形等の特殊
繊維・
紙用
着色剤
成形品の各分野、化粧板、人工大理石用などの用途で好評を得
ています。
印刷
インキ
銘柄
ウレ
タン
樹脂
接着剤
対象樹脂
用途
VT(ビニルトーナー)
塩化ビニル樹脂
壁紙、ペーストゾル成形品
AT(アクリルトーナー)
アクリル樹脂
ディスプレー、人工大理石
ST(ポリエステルトーナー)
不飽和ポリエステル樹脂
FRP、注型、人工大理石
ET(エポキシトーナー)
エポキシ樹脂
塗り床材、接着剤
FTR(ウレタントーナー)
2 液型ウレタン樹脂
ウレタンフォーム、塗り床材、車両部品
色再現性のあるカラー設計
※製品カタログを別途準備して
います。ご入用の際は担当部門
にお申しつけください。
取り扱いやすい粘度設計
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
*経時による色変化が少なくすぐれた分散性を保ちます
お問い合わせ先/
*温度に対する粘度変化が少ない設計です
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
溶剤可溶性着色剤
ニューダイミック N-DYM [NEW DYMIC]
32
顔料を特殊な樹脂で分散処理した溶剤に可溶な潤性粉末状着色剤の名称です。
顔料
現在、アクリル系樹脂を担体とする<ニューダイミック 8000 シリーズ>が品揃えされ、当社従来の粉末状着色剤(ダ
イミック)と比較し、溶解性にすぐれた設計になっています。
用途
特徴
・ウレタン樹脂溶液の着色…合成皮革(乾式・湿式)等
1. 芳香族炭化水素、ケトン類、エステル系溶剤に溶解します。
・アクリルゴム溶液の着色…タフタコート
<溶剤選択性> 可溶:トルエン、キシレン、MEK、 ・アクリル系接着、粘着剤の着色
DMF、酢酸エチル
・アクリル系塗料の着色
不溶:IPA、n- ヘキサン
その他、ご要望に応じた設計も承っています。
2. 顔料が特殊な樹脂に微分散しているので、透明性の高い着色が
カラー
ベース
プラス
チック
材料
できます。
3. 粉末状で保存性、取扱性にすぐれています。
使用方法
本製品を多量の溶剤に直接添加すると、ソルベントショックを起こし、性能を十分発揮できない場合がありますので、下記手順で使用される
プラス
チック
用
着色剤
ことをお勧めします。
1. 本製品を樹脂溶液または溶剤で高濃度に溶解させる。
カラー:樹脂溶液(または溶剤)の目安は 1:1 〜 1:3。
2. これを樹脂溶液や溶剤で希釈して、最終の使用濃度に調整。
プラス
チック
用
機能剤
本製品を溶解してご提供することも可能です。 ニューダイミック 8000 代表銘柄
カラー
使用顔料
N-DYM 8054 ホワイト
繊維・
紙用
着色剤
酸化チタン
印刷
インキ
N-DYM 8715 ブラック
カーボンブラック
N-DYM 8713 スカーレット
縮合アゾレッド
N-DYM 8191 マゼンタ
キナクリドンレッド
ウレ
タン
樹脂
接着剤
N-DYM 8200 レッド
モノアゾレッド
N-DYM 8426-T イエロー
イソインドリン
酸化チタン
N-DYM 8440 イエロー
縮合アゾイエロー
N-DYM 8510 グリーン
フタロシアニングリーン
N-DYM 8626 ブルー
フタロシアニンブルー
N-DYM 8816 ブラウン
赤色酸化鉄
*色見本は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
33 長残光性蓄光顔料マスターバッチ
フォスファカラー [PHOSPHOR COLOR]
顔料
近年開発された長残光性蓄光顔料を熱可塑性プラスチックに高濃度に分散させたマスターバッチです。
蓄光顔料は、太陽光や蛍光灯の紫外線を吸収しエネルギーとして蓄え、吸収と発光を繰り返すことができる顔料です。
長残光タイプは、従来の硫化亜鉛タイプに比べて残光時間が長く(図 1)、残光輝度も 10 倍以上向上しています。
しかし、顔料粒子が非常に硬いため(モース硬度= 6.7 程度)、直接プラスチックへ練り込むと、加工機内での研磨作用
カラー
ベース
で成形品が黒くくすんでしまい、良好な輝度が得られません。
このようなトラブルを防止するために開発された製品で、用途に応じた各種熱可塑性プラスチックベースのマスターバッ
チを取り揃えています。
プラス
チック
材料
用途および使用例
特徴
・射出、押出成形品(安全用品、玩具、文具、意匠性製品)
1. ナチュラル樹脂に希釈、混合することにより、射出成形品、異型
・フィルム、繊維(モノフィラメント、マルチフィラメント)
押出成形品、繊維、フィルム等に容易に加工できます。
最終製品の蓄光顔料分は 10%程度が効果的です。
2. 成形品の黒ぐすみを防止できるため、長残光性蓄光顔料の特性
を損なうことなくすぐれた蓄光性の美麗な成形品が得られます。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
3. ポリプロピレン、アクリルベースのマスターバッチサンプルを取
り揃えており、その他にも目的に応じたベース樹脂、及び濃度
設計が可能です。
4. マスターバッチのみならず、コンパウンド設計も可能です。
フォスファカラーの代表的なベース樹脂
残光輝度と時間
図 1 残光輝度特性
ポリエチレン
ポリプロピレン
ポリスチレン
試 料 :蓄光顔料 10% PP 3mm 板
照射条件:D65 蛍光灯 200lx × 20 分
ZnSタイプ
10,000
長残光タイプ
ABS 樹脂
EVA 樹脂
印刷
インキ
1,000
メタクリル樹脂
輝
度 100
︵
mcd
/
m2 10
︶
ナイロン樹脂
ポリカーボネート
ポリエチレンテレフタレート
ウレ
タン
樹脂
ポリブチレンテレフタレート
各種熱可塑性エラストマー
1
0
接着剤
1
10
100
減衰時間(分)
1,000
10,000
フォスファカラーの発光色(4 タイプ)
塗料・
コート
材
淡黄緑色
淡黄緑色
白色
黄白色
緑色
青色
青色
紫色
昼光色(明所)
キト
サン
色彩
管理
技術
発光色(暗所)
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
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中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
34
導電性プラスチック
ネオコン [NEOCON]
主にカーボンブラックを使用した導電材料で、当社が長年培ってきた、分散・配合技術を応用し開発した導電性プラスチッ
顔料
クで、様々な用途に広く使用されています。
特徴
導電性材料の分類
3
カラー
ベース
6
1. 高度な分散・充填制御技術により、導電度を 10 〜 10 [ Ω
-cm] と幅広く、安定的に設定できます。
2. 材料そのものが導電性を持っているので、帯電防止剤のように
プラス
チック
材料
湿度の影響を受けたり、ブリード現象もないうえ、効果は半永
久的に持続します。また表面だけでなく厚み方向にも導電性が
あり、帯電防止効果と共に除電効果もあります。
3. 導電化による物性、成形性の低下を樹脂改質等配合技術でかな
プラス
チック
用
着色剤
りカバーしており、既存の成形方法、成形機で加工できます。
4. 射出成形、T ダイ押出、インフレーション、ブロー成形など各種
の成形方法、条件に対応した設計をしています。
プラス
チック
用
機能剤
5. 標準グレードの他、用途・要求特性・成形方法に応じた配合設
計が可能です。また、耐熱性・難燃性等との複合機能化も可能
です。マスターバッチタイプも取り揃えています。
繊維・
紙用
着色剤
ネオコン応用例
用途
製品例
抵抗 [ Ω - cm]
防塵
ウェハー・ラック、ケース、バスケット
10 〜 10
静電破壊防止
コンテナ、ダンプラ、IC トレー、IC マガジン、導電袋
10 〜 10
除電
発熱
8
耐溶剤性、耐磨耗性
3
6
成形性、寸法安定性
0
2
抵抗性
-1
1
PTC 特性、抵抗安定性
10 〜 10
面状発熱体、綿状発熱体
ネオコン製品見本と成形品の例
5
10 〜 10
除電ロール、ブラシ
必要特性
ネオコン代表銘柄
ベースレジン
グレード名
PP
ネオコン PP − M 300 台
PS
ネオコン PS − M 400 台
ABS
ネオコン AB − M 500 台
LDPE、HDPE
ネオコン PE − M 700 台
※詳細なデータは別途カタログでご確認ください。
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
IC トレー 部分拡大
色彩
管理
技術
ネオコン コンパウンドタイプ
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
35 帯電防止剤パウダー・マスターバッチ
エレコン [ELECON]
一般にプラスチック成形品は帯電しやすく、空気中の埃付着により成形品の商品価値低下が起こります。さらに製品の
顔料
製造中および使用中に静電気障害が発生します。
エレコンはこのようなトラブルを防止するために開発された製品で、練り込み型界面活性剤タイプと永久帯電防止剤タ
イプを取り揃えています。
カラー
ベース
用途
製品見本と成形品見本
各種プラスチック成型品に発生する以下のような静電気障害に対し
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
有効です。
現象
障害
発生原因
放電
引火、爆発
IC 破壊
液体の輸送及び取り扱い
IC 輸送
電撃
ショック
タイル、敷物、衣類の摩擦
吸引
吸着汚れ
成形品輸送、保管時
反発
接着不良分離
繊維フィルム加工時
マスターバッチタイプ
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
エレコンを添加した食品容器
界面活性剤タイプの特徴
永久帯電防止剤タイプの特徴
1. 各樹脂、用途に応じてマスターバッチを設計しています。
1. 水洗、拭き取りによる効果の消失がなく、また温湿度の影響を
受けにくく、効果は持続します。
2. 高倍率で使用できます。
ウレ
タン
樹脂
2. ブルーミングによる粉吹き、べたつきがありません。
3. 計量性、加工性にすぐれています。
3. マスターバッチ化が可能です。
4. オレフィン系、PS 系、エンプラ系は POPL に登録された材料
接着剤
を使用しています。
4. 着色が可能です。
界面活性剤タイプ マスターバッチ代表銘柄
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
(添加量は要求特性により異なります)
対象樹脂
シリーズ名
用途
永久帯電防止剤タイプ エレコン PAS
対象樹脂
用途
LD − PE
PE220
シート、フィルム、射出成形
PE
射出成形、押出成形
LLD − PE
LPE205A
シート、フィルム、射出成形
PP
射出成形、押出成形
HD ー PE
PE320
射出成形
PS
射出成形、押出成形
PP220S
射出成形
ABS
射出成形、押出成形
PP220U
シート、フィルム、射出成形
PS
PS115
シート、射出成形
AS
AS115
射出成形
ABS
ABS120
射出成形、押出成形
PET
PT720D
シート、フィルム、射出成形
PP
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36
難燃マスターバッチ・コンパウンド
ダイフネン [DAIFUNEN]
当社が開発した内部練り込み型の加工難燃剤です。特に、電気製品、自動車などの輸送機械の内装材、家具、インテ
顔料
リア、ケーブル、建材をはじめとする種々の分野において、ダイフネンを使用することですぐれた難燃性と外観・物性を
持つ成形品を得ることができます。
製品形態としてはマスターバッチとコンパウンドがあります。
カラー
ベース
用途
射出成型・押出成形などのプラスチック成形品。
マスターバッチタイプの特徴
コンパウンドタイプの特徴
1. 少ない添加量で高度の難燃性
1. 品質設計対応
各樹脂に効果の高い処方設計を行っており、更に難燃剤を多量
コンパウンドもご要望の物性に応じて、各種設計が可能です。
に練り込んでいるために少ない添加量で高度の難燃性を得るこ
とができます。マスターバッチを使用しますと V-2 相当の難燃
2. 取り扱い・成形加工が容易
性を得ることができます。
ペレットタイプであるため、難燃剤の飛散が少なく取り扱いが簡
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
単で容易に成形できます。
2. 外観・物性的にすぐれた成形品
プラス
チック
用
機能剤
難燃剤の分散が良好なので、外観・物性的にすぐれた成形品を
得ることができます。
3. 取り扱いが容易
樹脂中に分散してあるため、難燃剤の飛散が無く、取り扱いが
容易で、特別な集塵設備を必要としません。
ダイフネン NH100EM 難燃性試験例
繊維・
紙用
着色剤
ダイフネン マスターバッチタイプ 代表銘柄
品名
特徴
用途
対象樹脂
EH906
ハロゲンタイプ
耐熱・耐候性
良好
射出成形 等
PE、PP
EH931(C)
ハロゲンタイプ
耐熱良好
低コストタイプ
射出成形 等
PE、PP
NH100EM
ノンハロゲンタイプ
各種フィルム
フィルム等有効
フラットヤーン 等
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
PE
○難燃剤を高濃度に添加しているため、少量の添加で難燃性が得ら
れます。
接着剤
ダイフネン EH931(C) 難燃性試験例
○難燃剤のブルームは通常ほとんどありませんが、条件によって僅
かなブルームが生じるケースがあります。
塗料・
コート
材
○ NH100EM は特にフィルム等の薄物成形品に対し、優れた難燃
性を付与します。また、ハロゲン、アンチモンを含まないため、
環境に配慮したタイプです。
ダイフネン EH931(C)ペレット外観
キト
サン
※上記酸素指数は代表値であり、これを保証するものではありません。
酸素指数:所定の条件下において、材料が燃焼を持続するのに必要な酸素と
窒素の混合ガス中の最低酸素濃度 ( 容量% ) の数値。この数値が
大きいほど難燃性が高い。
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
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色彩
管理
技術
37 PP 用ハイサイクル化マスターバッチ
ハイサイクルマスター [HI-CYCLE MASTER]
高性能 PP用核剤を母体とし、当社独自の設計技術により製品化した新しい PP 用核剤マスタ−バッチです。
顔料
PPの結晶化速度を速めることにより、金型内での冷却時間が短くなり、成形サイクルが大幅に短縮されます。
高濃度でも母体核剤の性能を充分発揮する設計となっているため、成形工程の合理化・コストダウンに威力を発揮しま
す。
核剤:結晶性樹脂に添加することにより結晶化の核となり、結晶成長を促進させる効果のある物質。
カラー
ベース
結晶化温度の上昇、機械物性の改質などが期待できます。
安全性
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
ハイサイクルマスター代表銘柄
母体の高性能核剤は、FDA、PO-PL にも登録されていますので、
ハイサイクルマスターは高度な分散処理を施したマスターバッチで
安心してご使用いただけます。
す。
FDA :添加量制限 0.25%(核剤原体)
POPL:ハイサイクルマスター登録番号
PP − RM M105:2%添加時核剤純分 1000ppm
[B]PM ー 6882 ー Z
PP − RM M102:3%添加時核剤純分 500ppm
PP − RM M301:3%添加時核剤純分 500ppm
用途と推奨樹脂
PP 大型成形品 :コンテナー、パレット、プランター、 プラス
チック
用
機能剤
インパネ、バンパー
PP キャップ :射出成形・コンプレッション成形キャップ
なお、着色剤マスターバッチとの一体設計も承ります。
着色と成形時間短縮、成形品寸法安定性などの多機能設計が可能で
す。
推奨 PP 樹脂タイプ
:ホモ PP、ブロック PP
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ハイサイクル性
結晶化温度(Tc)
溶融した材料が金型内で結晶化する温度。
Tc が高いと早く結晶固化する。
ホモ PP、核剤純分 1000ppm 添加。
結晶化速度(ICHT)
溶融した材料が結晶化するまでの時間。
測定温度:140℃保持。
ホモ PP(タルク 30%添加)。
核剤純分 1000ppm 添加。
成形サイクル
成形機での成形サイクルを測定。
70t 射出成形機を用い 4mm 厚成形品に必要
な冷却時間を測定。
ホモ PP、核剤純分 1000ppm 添加。
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
寸法安定性
均一な結晶化を促進するため、成形品の寸法安定性が向上します。
試験項目
単位
ホモ PP
ハイサイクルマスター
1000ppm 添加
成形収縮率
流れ方向(M)
垂直方向(T)
M/T
(%)
(%)
1.70
1.50
1.14
1.90
1.75
1.09
円盤反り値
(mm)
2.6
0
成形収縮率:
キト
サン
ホモ PP 平板 ( 縦 162mm x横 142mm x厚 2mm) で測定。
成形品反り値:
ホモ PP 円盤 ( 径 120mm x厚 2mm) で測定。
色彩
管理
技術
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プラスチック用発泡剤・核剤
38
ダイブロー、ファインセルマスター [DAIBLOW, FINECELL MASTER]
当社の発泡分野へのとりくみは、無機塩+有機酸の組み合わせによる炭酸ガス系発泡剤と核剤を日本で最初に技術導
顔料
入したことから出発し、各種分野で多くのすぐれた発泡製品を生み出してきました。炭酸ガス系化学発泡剤は、熱分解
させる際に発生するガスにより発泡体を得る発泡剤として用いられている他に、成形時に外部からガスを直接注入させ
て発泡体を製造する
(ガス発泡)際の発泡セルをより微細で均一にさせるための核剤としても用いられています。
ダイブローは、熱分解型化学発泡剤の粉末品の総称で、無機塩+有機酸系の HC タイプ、ADCA 系の AC タイプ、複
合系の CO タイプがあります。
カラー
ベース
ファインセルマスター HC・AC シリーズは、当社が長年培ったダイブローの基礎技術を応用し、すぐれたプラスチック
コンパウンド技術を駆使して開発した発泡剤高濃度マスターバッチの総称です。
ファインセルマスター MS シリーズは、発泡剤として熱膨張性マイクロスフェアを用いた高濃度マスターバッチの総称で
す。熱膨張性マイクロスフェアとは、液化された低沸点炭化水素を熱可塑性樹脂の殻壁で内包したプラスチック微小球(平
に膨張します。
均粒子径:約10 ∼ 40μm)で、加熱により20 ∼ 50 倍程度(体積)
用途
特徴
発泡剤およびガス発泡用核剤として、食品容器、自動車内外装材、
・ HC タイプは、無機塩と有機酸を主成分とする吸熱分解型の発
建材、包装材、緩衝材、断熱材等広範囲に使用されています。ガス
泡剤で、均一微細な独立気泡のセル構造を作り、無臭で純白に
発泡用核剤としては、特にオレフィン系ガス発泡用に有効です。ファ
仕上がり、外観のすぐれた発泡製品が得られます。
インセルマスター PO208K および PO410K は、高溶融張力ポ
リプロピレン(HMS-PP)の発泡シート成形に好適な製品です。
・ AC タイプは、アゾジカルボンアミドが主成分で、プラスチック
との相溶性と分散性にすぐれ、発生ガス量も多く、比較的安価
DTA(示差熱分析)−分解曲線
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
に発泡製品が得られます。
・ ファインセルマスター MS シリーズについては、熱膨張性マイク
ロスフェアの特徴としてより細かな独立気泡の発泡セルを形成
繊維・
紙用
着色剤
し、成形品表面のフラッシュ・シルバー発生が少なくなる傾向に
あります。
印刷
インキ
・ ご要望に応じた設計も対応しています。
ダイブローの性状と特徴
分類
ダイブロー HC タイプ
ダイブロー AC タイプ
化学名(主成分)
炭酸水素ナトリウム(重曹)
化学式
NaHCO
N NOCN=NCONH
外観
白色微粉末
淡黄色微粉末
分解温度
150℃
200℃
発生ガス量
120ml/g
200ml/g
分解反応
吸熱反応
発熱反応
アゾジカルボンアミド(ADCA)
3
2
2
接着剤
代表銘柄
シリーズ名
品名
発生ガス量 (ml/g)
用途・特徴
ダイブロー HC
ダイブロー No.1010(A)
120
押出・射出用粉末品(無機系)
ダイブロー AC
ダイブロー AC.2040L
200
押出・射出用粉末品(有機系)
ファインセルマスター HC
シリーズ名
ファインセルマスター MS
お問い合わせ先/
ウレ
タン
樹脂
ファインセルマスター PO208K
22
オレフィン汎用及び核剤用マスターバッチ
ファインセルマスター PO410K
45
オレフィン核剤用マスターバッチ
ファインセルマスター PO412K
43
オレフィン押出用マスターバッチ
ファインセルマスター PO413K
37
オレフィン射出用マスターバッチ
品名
発泡開始温度
最大発泡温度
用途・特徴
ファインセルマスター MS401K
約 140℃
約 180℃
押出・射出用マスターバッチ
ファインセルマスター MS402K
約 150℃
約 200℃
押出・射出用マスターバッチ
ファインセルマスター MS405K
約 180℃
約 225℃
押出・射出用マスターバッチ
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
39 レーザーマーキング・溶着用プラスチック材料
レーザーマーキング [Laser Marking]・レーザー溶着 [Laser Welding]
顔料
カラー
ベース
レーザーマーキング
レーザー溶着
レーザーマーキングは、高エネルギーのレーザー光線を
レーザー溶着法は、レーザーを透過するプラスチック部
プラスチック製品に照射し、熱変化や化学反応を利用
材と吸収する部材とを密着させた部分にレーザー光を
して文字や図形を印字する方法です。
照射し、吸収部材を溶融させることにより、両部材を
当社は、色材、添加剤の組み合わせにより、主に YAG
溶着させる方法です。
レーザー(1064nm)の 吸収、透過をコントロールして、
多彩な背景色とのコントラストにすぐれた印字特性を実
現しました。
プラス
チック
材料
は透過、吸収部材共に白・黄・赤・青等の任意の色調(同
系色)に設計する技術を開発しました。
レーザーマーキングの特徴
1. マスターバッチからカラーコンパウンドまで、多彩な着色方法に
ご対応します。
プラス
チック
用
着色剤
繊維・
紙用
着色剤
レーザー溶着の特徴
1. マスターバッチからカラーコンパウンドまで、多彩な着色方法に
2. 0.1 mmスケールの精密・美麗な高速印字が可能で、消去が困
ご対応します。ダーク色から明るい色調まで設計が可能です。
難なため偽造防止にも役立ちます。
3. 無溶剤印字なので、リサイクルも容易です。
2. 主な用途は、精密部品、自動車部品、包装容器類等が検討され
4. 主な用途は、OA機器(キートップ等)をはじめ、飲料ボトル、
プラス
チック
用
機能剤
従来は、透過部材(プラスチックナチュラル)
と吸収部材
(カーボン黒着色)の組み合わせが主流でしたが、当社
ています。
化粧品容器等の情報表示、管理に使用されています。
YAG レーザーの 1ドット と PC キートップ
レーザー溶着の方法
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
YAG レーザーの樹脂別使用例
ABS
PMMA
PP
接着剤
塗料・
コート
材
ABS
PMMA
PP
キト
サン
PP
PP
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
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中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
PP 用透明化核剤マスターバッチ
40
クリアマスター [CLEAR MASTER]
当社のプラスチック混練技術を駆使した第三世代ソルビトール系 PP 透明化核剤 Millad3988 を母体とする PP 用透明
顔料
化核剤マスターバッチです。クリアーマスターを添加することにより、ホモ PP、ランダム PP の透明性の改善、および
引張強度などの機械強度が向上します。Millad3988 は第一・第二世代ソルビトール系核剤に比べて、低臭気で透明性・
耐熱性にすぐれた PP 用透明化核剤です。
クリアマスターのグレード
カラー
ベース
特徴
・食品、包装、容器向けグレード:
H 200・H 300・R 200
・文具、雑貨、工業用向けグレード:
H 350・R 250
ハンドリングに優れ
た高分散マスター
バッチ
核剤の分散性を極限まで高めた高濃度マス
ターバッチです。
プラス
チック
材料
従来の核剤マスターバッチに比べてすぐれた
透明化効果を有し、成形物表面の光沢も向上
します。
プラス
チック
用
着色剤
低臭気
臭気が少ないため、従来のソルビトール系核
剤に見られた内容物への臭いと味の移行が少
なく、食品包装用途に好適です。
プラス
チック
用
機能剤
すぐれた熱安定性
耐熱性(285℃)が高いため、ベント部での
昇華、金属部へのプレートアウト、ビルドアッ
プなど成形加工時の不具合を起こしません。
繊維・
紙用
着色剤
安全性
FDA、POPL にも登録されていますので、
安心してご使用できます。
クリアマスターの POPL 登録番号:[B]
PL ー 6857 ー Z
印刷
インキ
機械物性
結晶化度が上がり、引張強度・弾性率などの
剛性が向上します。
熱変形温度が上昇するので、電子レンジでの
使用が可能になります。
また、金型内での結晶化温度が上昇するので、
成形サイクルが向上します。
推奨 PP タイプ
・ホモ PP、ランダム PP(核剤無添加品)
すぐれた透明性と光沢
クリアマスター用途例 ウレ
タン
樹脂
接着剤
成形品の透明性の比較 透明性評価 (1.5mm 厚 )
透明性評価 (100μm 薄物シート )
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
41 アンチブロッキング剤マスターバッチ
スムースマスター [SMOOTH MASTER]
顔料
フィルムおよびシート等の粘着性は加工工程上の大きな問題となっています。
従来の添加剤に比べ、すぐれたアンチブロッキング性を有しながら透明性を有する新しいタイプのアンチブロッキング
剤マスターバッチで、ポリ衛協ポジティブリストに記載された組成物ですので、安心してご利用できます。
カラー
ベース
特徴
1. 本製品の添加によりアンチブロッキング性を付与できます。ナチュラル樹脂グレードの統合化が可能です。
2. 本製品の添加によりフィルム・シート表面に微視的な凹凸を作り、アンチブロッキング効果を発揮します。
プラス
チック
材料
(フィルム表面観察写真参照)
3. メタロセン LLD—PE、OPP、PET 等フィルム・シート用に各グレードを取り揃えています。
プラス
チック
用
着色剤
フィルム表面観察電子顕微鏡写真
無添加
スムースマスター添加
プラス
チック
用
機能剤
アンチブロッキング剤
繊維・
紙用
着色剤
倍率:100 倍
印刷
インキ
倍率:100 倍
代表銘柄
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
品名
対象樹脂
アンチブロッキング剤純分
スムースマスター G PE1500
メタロセン LLD ー PE
10%
スムースマスター S PE1100
メタロセン LLD ー PE、LLDPE
10%
スムースマスター S PE1200
メタロセン LLD ー PE、LLDPE
10%
スムースマスター G PP2100
PP
10%
スムースマスター G PS3700
PS
10%
スムースマスター G PT4001
PET
10%
スムースマスター D PT4003
PET
10%
性能比較データ メタロセン触媒 LLD-PE フィルムにて評価した例
ブロッキング力 ( N ) ヘイズ値 (50 μ× 2 枚 )
品名
添加量
メタロセン触媒 LLD-PE ナチュラル
0%
1.57
3.2
市場一般天然シリカ
0.3%
0.87
7.2
アクリルビーズ
0.3%
1.15
5.2
スムースマスター G PE1500
3%
0.73
5.6
スムースマスター S PE1100
3%
0.80
6.3
スムースマスター S PE1200
3%
0.25
8.0
お問い合わせ先/
※ブロッキング力 ( 大日法 );
フィルム 2 枚を引き剥がす力です。
数値が小さい方がはがれやすい。
※ヘイズ値 ( スガ試験機 直読ヘイズコン
ピュータ );
数値が小さいほど透明。
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
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42
メヤニ防止マスターバッチ
ノンメッシーマスター [NONMESSY MASTER]
インフレーション・T ダイ等の押出成形時に発生するメヤニ防止を目的とした加工助剤マスターバッチです。特に着色剤
顔料
やフィラーの添加によってメヤニ発生量が増加しますので、メヤニ防止処方を行うことが安定した生産を行うためには必
要不可欠です。メヤニ防止により、成形品に発生する異物削減や肌荒れ(メルトフラクチャー)改善といった品質向上が
図られ、また加工機のメヤニ除去作業時間の短縮化にもつながります。
カラー
ベース
特徴
1. ダイから押出される熔融樹脂の表面平滑化によりメヤニを低減させることができます。
2. 本品に含まれる潤滑成分は樹脂表面を分子レベルの薄膜で取り込み、ダイと樹脂との間に緩衝層をもたらします。
3. この緩衝層は加工時に生じるダイと樹脂の摩擦を下げる働きがあるので、樹脂表面は摩擦による損傷が無く平滑性にすぐれます。その結果
プラス
チック
材料
メヤニを低減させることができます。
プラス
チック
用
着色剤
グレードと用途
製品名
用途
希釈樹脂の MFR
PE − M SSC LO − 20
LDPE、HDPE フィルム
0.01 〜 10
PE − M SSC L − 20
LLDPE、HDPE フィルム
0.01 〜 10
PE − M SSC N − 30
着色成形品及びフィルム
使用時の添加量
1〜 3 %
0.1 〜 50
繊維・
紙用
着色剤
顔料、添加剤の種類とメヤニ防止効果
顔料、添加剤の種類とメヤニ防止効果
: ノンメッシーマスター N - 30 添加後)
( : ブランク、
プラス
チック
用
機能剤
[メヤニ評価方法]
単軸押出機
加工温度
吐出量
剪断速度
押出時間
170℃
37kg / h
166 / s
30 分
コンパウンド組成(ブランク)
顔料またはフィラー 5部
LDPE 樹脂
95 部
コンパウンド組成(ノンメッシー添加品)
顔料またはフィラー
5部
LDPE 樹脂
95 部
ノンメッシーマスター N-30
3部
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
上記コンパウンドを 30 分間押出した後のダイスに付着
したメヤニを採取、秤量。
塗料・
コート
材
発泡インフレーション成形におけるメヤニ防止効果例
キト
サン
色彩
管理
技術
ブランク
お問い合わせ先/
ノンメッシー添加品
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43 ペレット状成形機用洗浄剤
ダイカラーパージ [DAICOLOR PURGE]
顔料
プラスチック成形加工における色換え作業は、生産性低下の大きな要因であり、機械洗浄に使用する樹脂量も無視でき
ません。ダイカラーパージは、この色換え作業を極めて簡単迅速に行うための洗浄剤です。
カラー
ベース
特徴
1. 取り扱いやすいペレット状の製品です。
2. 本品を併用することで、ナチュラル樹脂による洗浄に比べて総樹脂量・所要時間を半減することが可能です。
プラス
チック
材料
3. 射出、押出成形のいずれにも使用可能です。
4. 金型への充填も可能でマニホールドの洗浄にも有効です。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
5. ドライカラー等の粉末によるホッパー下部の汚れには、当社のブレンドオイル(ペリゾール)を約 2%程度ダイカラーパージに併用すると効
果的です。
インフレーション押出機での洗浄効果
ナチュラル樹脂のみで洗浄
5分
40 分
50 分
60 分
70 分
P-130:LDPE = 1:1 ブレンド品で洗浄後に ナチュラル樹脂のみで洗浄
5分
10 分
20 分
30 分
40 分
50 分
60 分
70 分
塗料・
コート
材
20 分
30 分
インフレーション押出機での洗浄効果評価例 加工機 :25mm インフレーション押出機 加工温度:190℃ 使用樹脂:LDPE
* 5 分毎にインフレーションフィルムを巻き取って比較
洗浄に要する時間
インフレーション押出機での洗浄効果
品名
接着剤
10 分
対象樹脂
用途
P − 100
オレフィン
全用途
P − 130
オレフィン
全用途(特に押出用)
P − 150
オレフィン、エンプラ 高温成形用
P − 300
エンプラ
P − 400
スチレン系、エンプラ 全用途
異物除去用
ベース樹脂
ポリエチレン
ポリエチレン
ポリエチレン
スチレン系樹脂
スチレン系樹脂
射出成形における洗浄効果
ダイカラーパージ P - 400 の洗浄試験条件
キト
サン
ポリスチレン(GP-PS)
成 形 機:70トン射出成形機
成形温度:ポリスチレン樹脂= 230℃
着 色 剤:ポリスチレン樹脂
銅フタロシアニンブルー 1%添加
写真上:ナチュラル樹脂で
洗浄した場合
ポリスチレンをナチュラルで洗浄した場合は 120 〜 140 ショット
色彩
管理
技術
程度でも完全な洗浄はできませんでした。
写真下:ダイカラーパージ
完全な洗浄には約 300 ショット程度必要です。
P-400 を使用した場合
ダイカラーパージ P -400 を使用した場合は、約 60ショットで完全
に洗浄が終了しました。
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機能材マスターバッチ・コンパウンド
ペリコン [PERICON]
44
各種機能性を付与した特殊マスターバッチ及びコンパウンドの総称です。
顔料
各種フィラーの分散加工、液状物の混練、ポリマーブレンドなど特殊用途のマスターバッチ及びコンパウンドの設計・
加工を樹脂全般にわたり広く承ります。
長年の顔料分散・コンパウンド加工を通じて培われた配合・混練技術と特殊加工用装置により、高機能・高品質のマスター
バッチ及びコンパウンドを設計しています。
カラー
ベース
付与できる機能性
導電性、帯電防止性、酸 素吸収性、吸 湿性、調湿性、架 橋 剤添 加、難燃性、高比重、ホットメルト(接着性)、摺動性、アンチブロッ キング性、UV 吸収性、蓄光性、発泡材等
プラス
チック
材料
特徴
1. 高度な配合・混練・分散技術
長年の顔料分散・コンパウンド加工を通じて培われた配合・混練の分散技術を使用して高機能・高品質のコンパウンドをご提供します。
プラス
チック
用
着色剤
2. 各種フィラー、添加剤に対応した特殊加工用装置
液状添加物や接着性、高吸湿性材料など取扱いの困難な材料を個別の特殊加工用装置を使用して目的の機能を持ったコンパウンドを
製造しています。
プラス
チック
用
機能剤
3. 用途別の設計
射出成形、Tダイ押出、インフレーション、ブロー成形など、各種成形方法、条件に対応した設計をしています。
また、対象樹脂もオレフィン、スチレンなどの汎用樹脂からポリエステル、ナイロンなどのエンプラ樹脂まで幅広く対応可能ですので、
お問い合わせください。
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444