宇佐市の概要 【位 置】 宇佐市は大分県北部に位置し、北に周防灘が開け、南は立石山・人見岳等標高 1,000m弱の山岳を境に玖珠町・由布市に、西は中津市に、東は豊後高田市・杵 築市・日出町・別府市にそれぞれ接しています。面積は 439.12km2、南北約 30km、 東西約 20km、標高差 1,000m の広大な地勢で、海浜地域から平野地域、都市的地 域、中山間地域、内陸盆地地域及び大規模な森林地域まで多様な地域構成となっ ています。 広域的にその位置関係をみると、県都大分市と北九州市のほぼ中間に位置して います。広域交通網としては、海岸沿いにJR日豊本線、平野地域に国道 10 号、 中央部に宇佐・別府道路が東西に走っているほか、国道 387 号が北から南の玖珠 町まで延び、国道 500 号が内陸盆地地域を横断して走り中津市及び別府市に通じ ています。 【自 然】 本市の地形をみると、北部は広大な宇佐平野及び標高 40~200m の台地で、中 部は標高 500~600m 級の山々、標高 90~120m の盆地と続き、南部は九州の屋根 九重山系に通じる標高 1,000m 級の森林地域で形成されています。その緑豊かな 森林地域を源にした多くの支流から恵良川、津房川と水を集め、やがて駅館川と なり、寄藻川、伊呂波川などと平行して宇佐平野を流れ周防灘に注いでいます。 地質は、洪積世前半の耶馬溪層、駅館川層、新第三紀火山噴出物の地層、それ をおおう筑紫溶岩、火山岩等からなっています。宇佐平野の地質は、沖積地のう ち礫を主とする地域、台地のローム・礫・基盤の地域によって構成されています。 北部から中部にかけての気候は、瀬戸内気候区に属し年平均気温は 16℃前後、 冬季も 0℃以下になることが少なく年間を通じて比較的温暖な気候であり、また、 年間降水量は 1,400mm 前後で降水量が少ないことが特徴となっています。南部の 気候は、山地型気候区に属し年平均気温は 13~14℃、年間降水量は 1,600mm 程度 で、気温が低く降霜・降雪が比較的多くなっています。 このように本市の自然環境は、長い海岸線と穏やかな海、広大な平野、緑濃い 森林、豊かな水をたたえた河川など、変化と多様性に富んでいることが特徴です。 【人口その他】 面 積 人 総数 439.12k ㎡ H22.10.1 国土地理院 58,628 人 口 事 男 女 27,446 人 31,182 人 H23.11.1 国勢調査に基づく毎月流動人口 世帯数 23,034 事業所数 業 所 従業員数 2,878 H21.7.1 経済センサス 381 23,822 人
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