EM302 マルチビーム音響測深装置 7,000m 測深仕様海底地形マッピング・システム < 3D 水中エコーグラム(メタンガス・プルーム) NOAA 調査船“OKEANO EXPLORER”EM302 0.5 x 1 モデル 海上保安庁様 測量船“海洋”と“明洋” EM302 1 x 1 モデル a) 3D イメージ シングル・スワスの沈船 c)測深プロット b) 3D イメージ デュアル・スワスの沈船 e)測深プロット EM302 1x1 で検出した館山沖 725m 水深に沈んでいる全長 101.2m のイースタン・チャレンジャー号てす。a) と b)は、2008 年 1 月にシングル・スワスで収集した例で、c)と e)は、2009 年 2 月にデュアル・スワスで収集 した例です。c)と e)は、測深点を描画して物で、測深点数が、シングルに比べ、デュアル・スワスで多くなっ ていることが解り、その結果、沈船をより鮮明に 3D で描画できていることが解ります。赤い矢印の方向に船 は航行しました。 システム 記述 EM302 マルチビーム音響測深装置は海岸線からコ ンチネンタル海床を越えて海底マッピングする為に デザインされています。このシステムはより浅い海 盆から 7,000m 水深以上までを 6,000m までのスワス 幅でカバーできます。EM122 の様なフル・オーシャ ンのマルチビーム音響測深装置と比較して、EM302 は、より小さなトランスデューサがより簡単な装備 を可能にし、そして浅海域でも精度で IHO 仕様に準 じています。 性能 精度、スワス範囲と測深能力を重視した EM302 の優 良な能力は KONGSBERG のマルチビーム音響測深 装置の各機種での多くの年月に渡る経験を通じて用 意された斬新な信号処理技術によるものです。 EM302 は位相検出、等距離ビーム間隔、較正した海 底音響イメージと簡単操作等の特長を持っていま す。 一般の操作周波数は 30kHz(26-34kHz)で、150 度ま での角度範囲セクターを有し、0.5x1゜,1x1゜, 1x2゜,2x2゜または 2x4゜の 288 本(2x4゜は 144 本) の同時ビームを有し、216,432 または 864 の測深点 数を生成で、17cm のレンジ・サンプリング間隔を有 しています。角度の範囲セクターとビームを向ける 角度は使用可能なビーム数をいつも最大にする為 に、範囲により水深と共に可変です。ビーム間隔は、 通常、等距離で、90゜の角度カバーで水深の 1.5%、 120゜で 2.5%、140゜で 4%になります。 扇状の送信ビームは測線に垂直な最適な線フィット と、これにより海底の均一なサンプリングを得る為 に、船体のロール、ピッチとヨーにより独立して能 動的にステアリングが可能な幾つかの個別セクター で構成されています。セクターは周波数でコード化 (26-34kHz)され、各発信毎に全てを連続的に送信し ます。音線湾曲上での音速プロファイルの影響を考 慮して、各測深点の位置と水深が計算されることを ステアリングが完全に考慮されます。 ・ 最新の IHO 標準に準じた最大スワス幅精度 ・ リアルタイムでの音響線湾曲と感度補正 ・ 5.5 x 水深または 8,000m までのスワス幅 ・ 位相と強度から海底検出 ・ 10-7,000m までの水深範囲 ・ 海底イメージ(サイドスキャン)データ出力 ・ 10%のヨーとピッチを伴っても 100%海底をカバー パルス長とレンジ・サンプリング率はニヤー・フィールドの影響を注意す べき浅海(10-50m)でも、最良の分解能を得る為に深度毎に可変です。 操作装置の ハイライト 発信間隔は、10Hz の発信間隔までは海中での往復伝播時間だけが限界と なります。達成できたシステム精度は音速と船の姿勢の影響をリアルタイ ムで完全に較正して 17cm または水深 0.2%RMS(どちらか大きな方)にな ります。 トランスデューサ EM302 トランスデューサは送信と受信の為に個別ユニットを伴ってミル ズクロス法の直線アレーです。送信アレーは 32,64 または 128 の個別エレ ・ センサー状態と値の表示 ・ システム品質の為に重要 な出来事の全てを広範囲 に記録します。 ・ 表示は、水深、品質要因、 水深検出方法(強度と位 メントで構成され、1.5 または 6m 長で船首から船尾に延び、受信アレー 相)、反射度合い等を表示 は 32,64 または 128 の個別に、0.8,1.6 または 3.3m 長で船体を横切っ します。 て装備されます。アレーの長さは、実際の装備スペースに従って調整しま す。アレーはダイバーにより交換可能なモジュールに分割できます。 送受信装置 送受信装置は壁に装備可能なキャビネット(1392mm 高)として納入され、 全ての送・受信ボード、ビーム・フォーミングと海底検出プロセッサー、 と船体動揺センサー、ジャイロ・コンパス、船位と外部時計等の外部のリ アルタイムセンサーの為の全てのインターフェイスを内蔵しています。 操作装置 操作装置は制御のインターフェイス、収集したデータの表示とディスクと テープへのデータの記録機能(水深、海底イメージ、船位と動揺、音速の記 録が標準で装備されています。)が有ります。海底イメージ、コンターと収 集したデータの完全な品質管理の為の地理学的に適応した水深毎のカラ ー表示等の機能でリアルタイムに表示します。 Nepture データ処理システムを EM302 データ処理用に使用します。 オプション:サブボトム・プロファイラー 受信トランスデューサはバンド幅が広いので、別の低周波送信トランスデ ューサを組み合わせれば、EM302 は非常に細いビーム幅を持ったサブボ トム・プロファイラー機能をオプションにしたシステムになります。 ・ 制御、発信と地理学的表示 ・ リアルタイムのグリッド 表示 -コンター -異なった角度から人工日 光で -海底の反射性 ・ 正確なシート・プロット ・ カラー・post script プリン タ(A4 から A0) ・ 高分解能の海底イメージ (サイドスキャン)表示 ・ オートパイロット・インタ ーフェイスを伴った操舵 とステアリング表示 ・ 異なったタイプの音速プ ローブのインターフェイ ス ・ 動揺と屈折補正したデー タの収集 ・ 完全な再処理できる生と センサー・データの収集 技術 基本仕様 周波数 仕様 :30kHz 26-34kHz ピーク・パワー:4.5 または 9kW パルス長 :0.7,2,15ms(連続波) FM チャープ波 ビーム数 :288(144、2x4゜) 測深点数 :864(0.5 x1゜、1x1゜、 1 x2゜) 432(2x2゜) Rx transducer array Tx transducer array 216(2 x4゜) (受信アレー) (送信アレー) 幅:300mm+130mm(フレーム) 幅:350mm+130mm(フレーム) 高:160mm+38mm(フレーム) 高:160mm+38mm(フレーム) : 0.5x1゜,1x1゜, ビーム幅 1x2゜,2x2゜,2x4゜ セクター範囲 :150゜ 水深範囲 :10-7,000m 最大スワス幅 :8,000m 送受信装置 高さ: 1107mm : 540mm 奥行: 750mm 幅 ビーム角 サイズ(L) ビーム角 サイズ(L) 1.0 3271mm 0.5 5960mm 2.0 1643mm 1.0 2992mm 4.0 829mm 2.0 1505cm 重量: 約 200kg アンプ装置 高さ: 920mm 幅 : 600mm 奥行: 630mm 重量: 約 96kg TX ジャンクション・ ボックス(0.5 度 TX の み) 高さ: 440mm 幅 : 500mm 奥行: 303mm 重量: 約 15kg 操作装置 高さ: 127mm 幅 : 427mm 奥行: 480mm 重量: 約 20kg LCD モニター 高さ: 440mm 幅 : 483mm 奥行: 68mm 重量: 約 12kg 日本海洋株式会社 計測機器事業部 〒114-0005 東京都北区栄町 9-2 TEL:03-3913-2337 / FAX:03-5902-3475
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