緊急警報放送受信機能付き LRT-ER100 AM/FMラジオ 主なLCD表示について説明します。 クイックガイド ① このたびは弊社製品をお買い上げいただきありがとうございます。 このクイックガイド(本書)では、本製品の操作方法について説明しています。 また、本書には保証書と保証規定が記載されています。本製品の修理の際に必要になりますので、大切に保管してください。 本製品について ③ ⑦ 本 製 品 は、NHK-FM 放 送 か ら 送 出 さ れ る「緊 急 地 震 速 報 (EEW, チャイム音のみ)」,「緊急警報放送(EWS)」を監視し ています。緊急警報放送(EWS)の対象は以下の通りです。 ■ 第一種 ・大規模地震対策特別措置法の規定による警戒宣言 ・災害対策基本法に基づき地方公共団体の長が発する災害に関する警報 □ AC アダプタ ■第二種 ・気象業務法第 13 条による津波警報 □ クイックガイド(本書) □ 取り扱い上のご注意 ※エリア番号表が含まれています。 【上面】 1 2 1 AM/FM切り替えスイッチ AM 受信/ FM 受信を切り替えるスライドスイッチです。 2 LCD表示エリア 受信周波数や動作モードなど、本製品の状態を表示する部分です。 表示内容については、「LCD 表示について」をお読みください。 3 4 チューニングボタン (+/−) 【マニュアルモード】 短押し 長押し 3 【プリセットモード】 4 短押し 長押し 5 6 【前面】 【背面】 7 8 9 10 5 長押しすると、受信地域やプリセット登録などをおこなう【設定モード】に 切り替わります。設定モードの状態で短押しすると、選択されている状態に 決定します。もう一度長押しすると、設定モードを終了します。 6 モードボタン マニュアルモードとプリセットモードを切り替えます。 長押しするとプリセット番号が点滅し、もう一度押すことで、プリセットを 削除できます。 7 お気に入りボタン あらかじめ登録した「お気に入り」放送局を選局します。 8 スピーカー 音声を出力します。 9 警報ランプ 警報の受信状態を表示します。また、この部分を押すと LED ランプが白く 光り(フラッシュライト)、非常灯などに利用できます。 10 音量ダイヤル/ 電源スイッチ 11 ロッドアンテナ 【側面】 13 15 14 16 17 :プリセットされた受信局を呼び出して受信します。 :受信局の切り替えを早送り/早戻しします。 設定/決定ボタン 11 12 :周波数を上下します。 :自動的に受信局を検索し、受信したところで止まります (オートシーク)。 消灯 本製品に電源が供給されていない状態です。 電池を入れるか、AC アダプタを接続しないと警報を 受信できません。 緑色点滅 受信状態が不安定です。受信感度の良い周波数に手動 で設定するか、設置位置を変更するなどの対処をしてく ださい。 緑色点灯 警報が良好に受信できる状態です。 白色点滅 警報受信中です(フラッシュライトの点滅)。 1 AM ⑨ ⑪ ⑩ ⑫ ① マニュアル選局モード ⑦ FM/AM 表示 ② プリセット選局モード ⑧ 設定モード ③ EWS 試験信号受信 ⑨ 地域設定モード ④ 緊急地震速報(EEW)受信 ⑩ 地区設定モード ⑤ 緊急警報放送(EWS)受信 ⑪ プリセット登録モード ⑥ プリセット局番号 ⑫ プリセット削除モード 市販の単 2 型乾電池 4 本を取り付けます。 市販の 3.5φステレオミニプラグタイプの外部 AM アンテナを接続します。 14 ストラップホール 付属のストラップを取り付けます。 15 イヤフォン端子 市販のイヤフォンを接続します。 16 電源ジャック 本製品に付属の AC アダプタの電源プラグを差し込みます。 本製品に付属のアダプタ以外は接続しないでください。 17 FMアンテナ端子 市販の 3.5φステレオミニプラグタイプの外部 FM アンテナを接続します。 背 面の電 池ボックスの ふたを取り外します。 単 2 型乾電池を取り付 け ま す。+ /−の 向 き をまちがえないように してください。 電池ボックスのふたを 元通りに取り付けます。 本製品をお使いになる前に、お住まいの地域を本製品に登録します。 LCDに「ALL」と表示されたあと、約2秒後にお住まいの地域のNHK-FM 放送局を受信した状態になります。 これで初期設定は完了です。 7 プリセット FM ACアダプタのプラグをACコンセントに差し込み、反対側を本体側面の電 源ジャックに接続します。 2 音量ダイヤル/電源スイッチがOFFになっている場合は、右方向に回して主 電源をオンにします。 ● 工場出荷時の初期状態では、LCDに「設定」と表示され、設定モードになります。 ● 初期状態から変更している場合は、受信周波数が表示されます。 [設定/決定]ボタ ンを長押して設定モードに切り替えてください。 MHz 設定 地域 ● ACアダプタを接続しない場合は、市販の乾電池を取り付けてください。 ● 音量ダイヤルのLEDランプが点灯します。 ● 「ALL」は、緊急警報放送(EWS)の対象範囲が「全国すべて」であることを示していま す。設定を変更する場合は、 「緊急警報放送(EWS)の対象範囲を変更する」をお読み ください。 警報の設定を変更したい お住まいの地域によっては、警報信号を正しく受信するために、設 定を変更する必要があります。 設定 地域 3 [設定/決定]ボタンを押します。 ● “--”の表示が点滅します。 ● NHK-FM局が複数受信可能なので、緊急警報放送を受信する 局を変更したい ● 民放FM局が緊急警報放送を発信しているので、民放局に設定 したい → ウラ面の「緊急警報放送の受信局を変更する」をお読みください。 ● 緊急警報放送(EWS)の対象範囲を居住地域のみに 変更したい。 点滅 → ウラ面の「緊急警報放送の対象範囲を変更する」をお読みください。 ラジオの選局をもっと便利にしたい 設定 地域 FM 受信用のロッドアンテナです。 FM 放送の受信状態が悪い場合は、アンテナを伸ばし良好に受信できる位 置を探してください。 13 AMアンテナ端子 (DC IN) MHz kHz 初期設定をしない場合、緊急警報放送が正常に受信できないこと があります。 左右に回すことで、音量を調節します。 “OFF”に合わせると、主電源がオフになり、赤色 LED が消灯します。 主電源がオンの状態では、赤色 LED が点灯します。 主電源がオフでも、警報受信を常時待機し続けます。 12 電池ボックス ● 本製品には乾電池は付属していません。 お客様ご自身でご用意ください。 ● 交換の際は新品の電池を使用してください。古い電池を使用したり、新し い電池と古い電池を混在させて使用すると、故障の原因となります。 ● 本製品は警報受信のため、主電源を切っても電池が消耗します。 保管時などは本体から電池を抜いてください。 ACアダプタを接続した場合は、ACアダプタからの電源が優先され、電池 は消耗しません。 ⑥ ご使用になる前に、プリセット局、緊急警報放送の受信局をお住まいの地 域に合わせて設定します。これにより、緊急警報放送を正しく受信し、ラジ オの選局操作を簡単にすることができます。 □ ストラップ 各部の名称とはたらき FM 初期設定 本製品には AM・FM 外部アンテナ、乾電池は同梱 されていません。 必要に応じてお客様ご自身でご用意ください。 ※保証書が含まれています。 ⑤ マニュアル プリセット ⑧ 梱包には万全を期しておりますが、万一不足品、破損品などありましたら、お買い上げの販売店にご連絡ください。 □ 製品本体 ② 設定 地域 地区 登録 削除 本書では、EEW と EWS を特に区別する必要がない場合、「緊 急警報放送(信号)」または単に「警報」と表記しています。 パッケージ内容 ④ 本製品は、AC電源のほかに、乾電池でも使用できます。 別売の単2型の乾電池4個を、本体背面の電池ボックスに取り付けてください。 試験 速報 警報 緊急警報について 本製品は、通常のAM/FMラジオ放送受信機能に加え、緊急警報受信専用のFMラジ オ受信機能を搭載したラジオ受信機です。 ラジオとして通常放送をお楽しみいただけるほか、 「緊急地震速報」 「緊急警報放送」 を常時監視し、警報音受信時は自動的にバンドを切り替え、緊急放送を報知します。 緊急放送はラジオがオフの状態でも常に受信しており、受信時は自動的に電源がオン になります。 停電時にも受信できるよう、乾電池でもお使いいただけます。 電池を入れる LCD 表示について ● ワンタッチで選局したい → ウラ面の「お気に入り選局に登録する」をお読みください。 ● プリセットに登録されていない局を追加したい 4 「エリア番号表」を参照し、お住まいの地域の番号を確認します。 チューニングボタンを操作し、確認したエリア番号を表示させます。 → ウラ面の「プリセットに局を追加する」をお読みください。 ● 「エリア番号表」は別紙の「取り扱い上のご注意」に掲載しております。 5 [設定/決定]ボタンを押し、エリア番号を決定します。 6 [設定/決定]ボタンを長押しします。 ● エリア番号表示が点滅→点灯に変わります。 →ウラ面も必ずお読みください ラジオを聴く 1 緊急警報放送の受信局を変更する AM/FM切り替えスイッチを操作し、聴 きたい放送局のバンドに切り替えます。 お住まいの地域によっては、エリア番号によるプリセット設定で緊急警報 放送を正しく受信できないことがあります。 このような場合は、次の手順で受信局を変更してください。 AM 1 FM 2 プリセットモ ードになってい ない 場 合 は、モードボタンを押し、プリセットモー ドにします。 2 [設定/決定]ボタンを約3秒長押しし、設定モードにします。 初期設定後は、緊急警報放送(EWS)の対象範囲が「全国(ALL)」になっ ています。設定を変更したい場合は、次の手順でおこないます。 1 [設定/決定]ボタンを“5秒以上”長押しし、設定モードにします。 ● 「ALL」の文字が点滅した状態になります。 ● 「地域」アイコンが点滅した状態になります。 [チューニング]ボタンを操作し、「地区」アイコンを表示させます。 2 [チューニング]ボタンを操作し、LCDに「LOC」の文字が表示されるよう にします。 ● チューニングボタンの操作により、画面は次のように変わります。 ● 「地区」アイコンが点滅した状態になります。 ● 手動でチューニングする場合は、チューニ ングボタンを操作し、選局します。 3 製品仕様 緊急警報放送の対象範囲を変更する 地区 設定 チューニングボタンを操作して、聴きた い放送局を選局します。 「OFF」に設定すると、 緊急警報放送が受信できな くなります。 4 [設定/決定]ボタンを押します。 4 [チューニング]ボタンを操作し、受信局を変更します。 お気に入り選局に登録する プリセット局のほかに、 「お気に入りボタン」に直接放送局を登録すること で、ワンタッチで選局できるようになります。お気に入り選局は、お気に入 りボタン5つに対して、各バンドに1つずつ登録できます。 1 「ラジオを聴く」をお読みになり、登録したい放送局を選局します。 2 登録したい[お気に入りボタン]を長押しします。 設定 地域 5 プリセット MHz 点滅 地区 FM 設定 3 ● 周波数が点滅→点灯に変わり、変更が確定します。 6 [設定/決定]ボタンを長押しします。 7 LCDに「ALL」と表示されたあと、約2秒後に変更した放送局を受信した 状態になります。 これで変更は完了です。 ボタンを押したまま、周波数表示が点滅→点灯に変われば、 登録は完了です。 FM 設定 放送局をプリセットに追加する マニュアル 2 3 kHz [モード]ボタンを長押しします。 プリセット番号が点滅します。 ● [登録]アイコンが表示されます。 ● 番号は自動的に割り当てられます。 ● この状 態で[モード]以 外のボタンを押すと、 操作を中止できます。 マニュアル もう一度[モード]ボタンを押すと、 プリセット番号が点滅→点灯に変わります。 AM これでプリセット登録は完了です。 プリセットを削除する 登録されたプリセットは、次の手順で削除できます。 ① プリセットモードで削除したい放送局を選局する。 ② [モード]ボタンを長押しする。 プリセット番号が点滅し、 [削除]アイコンが表示されます。 ③ もう一度[モード]ボタンを押す。 MHz 周波数ステップ FM:100kHz/AM:9kHz 受信感度 FM:30dBμ/AM:85dBμ プリセット登録数 FM, AMごとに最大15局(各地域あたり) お気に入り登録数 FM, AMごとに最大5曲 76.0∼90.0MHz ステレオ/モノラル モノラル固定 周波数ステップ 100kHz 受信感度 30dBμ 指示灯 警報ランプ(LED) 警報信号 EEW(NHKチャイム)/EWS EWS の対象範囲は「全国」 3 [設定/決定]ボタンを押します。 4 [設定/決定]ボタンを長押しします。 5 設定 地域 EWS の対 象 範囲はエリア番 号で 登録した地域に限定 ● 「LOC」の表示が点滅→点灯に変わり、変更が確定します。 非常灯 白色LEDフラッシュライト(3灯) 表示画面 バックライト付きLCD スピーカー出力 最大1.2W(85dBspl)(モノラル) 外部アンテナ端子 3.5φミニプラグタイプ×2(FM用×1, AM用×1) 出力端子 3.5φステレオミニジャック(イヤフォン出力) ボリューム ロータリー式(電源スイッチ兼用) 電源 DC5.5V/600mA(定格出力, 専用ACアダプタ) 単2型乾電池×4本 消費電力 約2W(定格最大), 約0.352W(警報待機時) 電池持続時間 ラジオ:約67時間(FM放送を40mWで出力時) 警報監視:約130時間(主電源オフ時) ※アルカリ乾電池使用時の目安です。電池容量により異なります。 動作時環境条件 動作時 保管時環境条件 約2秒後に通常の画面に戻ります。 これで変更は完了です。 緊急警報放送(EWS)の試験放送 保管時 温度 5℃∼35℃ 相対湿度 20∼80%(ただし、結露なきこと) 温度 −5℃∼50℃ 相対湿度 20∼80%(ただし、結露なきこと) 外形寸法 (幅×奥行き×高さ) 170×71.62×73 mm(突起部含む) 質量 約270g(ACアダプタ, 乾電池を除く) ● EWSの試験放送は定期的に実施されています。 NHKでは毎月1日(1月を除く)の午前11時59分から放送されます。 ● NHK以外の放送局については、放送局にお問い合わせください。 ● EWSの試験放送受信時は、フラッシュライトのみ点滅します。 ボリュームが最大になるなどの本放送時の動作はおこないません。 地区 緊急警報放送(EWS)は、 「ピロピロピロ」という信号音で始まり、そのあ とに放送が流れます。EWSには、地域情報が含まれており、 「緊急警報放 送の対象範囲を変更する」で対象を「LOC」に変更しておくことで、お住ま いの地域が警報対象のときのみ受信します。 緊急地震速報(EEW)は、チャイム音で始まり、そのあとに放送が流れま す。EEWには地域情報が含まれていません。 ● プリセット番号が表示されていない場合に、プ リセット登録できます。 AM FM:自動判別(ステレオ出力はイヤフォンのみ) AM:モノラル固定 緊急警報放送、緊急地震速報の受信と解除 エリア番号による初期設定で登録されなかった放送局は、手動でプリセッ トに登録できます。 プリセットはAM、FMそれぞれのバンドに対して15個まで登録できます。 「ラジオを聴く」をお読みになり、登録した い放送局を選局します。 地区 プリセット ● 登録済みのお気に入りボタンに対して、別の放送局を登録すると、上書きされます。 ● お気に入りは削除できません。 1 点滅 [設定/決定]ボタンを押します。 点滅 登録 ステレオ/モノラル ■ 共通 ● 受信状態を確認しながら操作してください。受信状態が悪いと、緊急警報放送を正 しく受信できません。 設定 ● 周波数表示が点滅します。 FM ● 現在の受信周波数が点滅し、変更可能になります。 FM FM:76.0∼90.0MHz AM:522∼1629kHz 受信周波数 設定 地域 3 受信周波数 ■ 緊急警報放送受信部(FM チューナー) 点滅 音量ダイヤルを操作して、お好みの音量 に調節します。 ■ FM/AM チューナー部 点滅 1 LRT-ER100 受信時の動作 緊急警報放送、緊急地震速報を受信すると、本製品は次の動作を自動的 におこないます。 ① 電源がオフになっていた場合、電源をオンにする(ACアダプタまたは乾電池から 電源が供給されている場合)。 ② フラッシュライトが点滅する。 ③ 受信局が自動的に緊急警報放送に切り替わる。 ④ ボリュームが最大になる(手動で調節できなくなります)。 kHz 登録 警報・速報解除後の動作 緊急警報放送、緊急地震速報が解除されると、本製品は次の動作を自動 的におこないます。放送局は元に戻りません。 ① ボリュームが元に戻る(手動で調節できるようになります)。 ② フラッシュライトが消灯する。 ③ 警報受信前に電源がオフになっていた場合、電源がオフになる。 手動で強制的に警報・速報受信状態を解除する場合は、 [設定/決定] ボタンを5秒以上長押しします。 緊急警報放送受信機能付き AM/FMラジオ クイックガイド (LRT-ER10 0用) 2012年8月 第1版 © 2012 LOGITEC CORPOR ATION All rights reser ved.
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