ハルビン氷祭りの

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【大連支店】
「ハルビン氷祭りのご紹介」
ハルビン氷祭り(哈尔滨冰雪大世界)は、黒竜江省のハルビン市で開催される祭りで、
世界三大氷祭りの一つに数えられます。祭りの期間中は、ハルビン市内各地で氷の彫刻が
並べられ、街に彩りを与えます。特にメイン会場となる太陽島の会場では、広い敷地内に
万里の長城や教会などを模した大きな氷の彫刻が、色とりどりのLEDでライトアップさ
れ、輝いています。彫刻は十分強度があって、いくつかは上に登れるようになっています。
氷の上にいると感じないほどしっかりした作りとなっており、普通の建物と同じ感覚で登
ることができます。
今回の氷祭りは 1 月から 2 月末頃まで開催されましたが、開催期間は気候に左右される
ため毎年異なります。また、開催期間中であっても、2 月末頃になると、氷の表面が溶け
始めて何を模しているのか分からなくなったり、本来なら上に登れる構造物も強度面から
登ることを禁止されることもありますので、寒さは厳しいですが、気温が上昇する前の2
月中旬頃までの訪問がお勧めです。
【ハルビン氷祭りの様子】
ただ、会場はマイナス 20 度を下回るほどの寒い日もありますので、十分な防寒対策が
必要です。特に、会場では雪と氷の上を歩き続けることになりますので、足に貼るカイロ
も役に立たないほど足先が冷たくなります。そのため防寒グッズとしては、厚手のコート
やフード付ジャンパー、マフラー、手袋はもちろん、足先の冷えを防ぐため、厚手の靴下
1
を 2 枚履いたり、氷で滑らない底の厚いブーツなどが必須となります。防寒対策だけでも
大変ですが、訪問された後にはこの寒さも含め、いい思い出となるでしょう。
氷祭りが開催されるハルビン市は中国最北部の黒竜江省の省都です。真冬にはマイナス
30 度にもなりますが、夏も 30 度まで上がり、気温の差が激しく、はっきりとした四季の
移り変わりを楽しむことができます。
ハルビン市は、日本からの直行便が少なく、中国の他の主要都市と比較すれば日本との
繋がりは深くないかもしれませんが、去年 12 月に大連―ハルビン間の高速鉄道が開通し、
日本との繋がりの強い大連からは、夏季ダイヤ期間であれば最速 3 時間余りとなり、以前
より日本とハルビン間の所要時間が縮まっています。興味ある方は訪問されてはいかがで
しょうか。
【ハルビン市概要】
・位置
中国東北地区の最北部
東経 125 度 42 分~130 度 10 分、北緯 44 度 04 分~46 度 40 分
年間平均気温:5.3℃ 最高月平均:23.5℃ 最低月平均: -19.4℃
・人口
993.3 万人(2011 年末)
・日本の姉妹都市・県
新潟市(新潟県)
旭川市(北海道)
山形県(黒竜江省との友好提携)
・国内外路線就航都市
66 都市(内、国内 53 都市、国外 13 都市)
内日本:3 都市(東京、大阪、新潟)
・在留邦人数
201 人(2011 年)
・ハルビン市のGDPの推移
年
GDP(億元)
成長率(%)
2007 年
2,436.80
13.5
2008 年
2,868.20
13.2
2009 年
3,175.50
13.6
2010 年
3,664.90
14.0
2011 年
4,242.20
12.3
出所:2012 年 12 月日本貿易振興機構(ジェトロ)大連事務所作成、
「哈尔濱(ハルビン)
市概況」より抜粋
以
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