太陽光発電新技術等フィールドテスト事業
システム計測指針
平成20年3月
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
NEDO 技術開発機構
目
次
1. 目的
2. 計測方式
2.1 システム構成
3. 使用機器
3.1 FT モニタ
3.2 日射計
3.3 気温計
3.4 データ検出用機器および信号変換器
3.5 その他
4. 測定周期等
5. 運転計測データ
5.1 運転計測データの測定点
5.1.1 効率向上追求型
5.1.2 新型モジュール採用型、建材一体型、
新制御方式適用型(蓄電池併用無し)
5.1.3 新制御方式適用型(蓄電池併設有り)
5.1.4 小規模多数連系システム採用型
5.2 運転計測データの送信・保存ファイル名
5.2.1 運転計測データファイルの収録方法
5.2.2 運転計測データファイルの収録内容(効率向上追求型、
新型モジュール適用型、建材一体型、新制御方式適用型)
5.2.3 運転計測データファイルの収録内容
(小規模多数連系システム採用型)
6. 運転状態データ
6.1 運転状態データの内容
6.1.1 パワーコンディショナの運転状態確認
6.1.2 FT モニタの運転状態確認
6.2 運転状態データの送信・保存名
6.2.1 運転状態データファイルの収録方法
6.2.2 運転状態データファイルの収録内容(全てのシステム共通)
6.2.3 運転状態データファイルのステータスコード
7. ファイルの送信
7.1 送信シーケンス
7.2 送信エラーの場合
7.3 送信に必要な各種情報
8 付属資料
8.1 ユーザコード
8.2 データ収集ソフトウェアとアクセス許可
8.3 初期登録について
8.4 メールでの通知
8.5 システムデータの送付
8.6 トラブル等記録表に関するレポート
1
1
2
3
3
3
3
3
4
4
5
5
5
7
9
11
13
13
14
16
19
19
19
19
20
20
21
22
25
25
25
25
26
26
28
28
28
29
29
1.
目的
太陽光発電新技術等フィールドテスト事業(以下、本事業)では、共同研究者の協力によ
り収集された各種データを分析評価することで、公共・産業用システムにおける発電特性の
把握を行い、基本情報・統計情報を広く発信することにより、太陽光発電システムの理解を
深めてもらうことを目的に実施している。本システム計測指針では、太陽光発電システムの
運転計測および運転状態を収集し、分析・評価を効率的に行うため、計測方法について統一
的な指針を定めることを目的とする。
本事業における計測において、基本評価分析項目としては発電電力量、太陽電池出力とパ
ワーコンディショナ出力の差であるパワーコンディショナ損失・効率、また日射計・気温を
計測しているサイトに関しては、システム出力係数に代表される発電効率等の算出を行う(特
に効率向上追求型)。また、太陽光発電システムの信頼性を評価することを目的として、パワ
ーコンディショナのエラーメッセージや停止情報を収集することより信頼性の高い運転を実
証することも合わせて実施する。
2.
計測方式
本事業ではデータ収集装置(以下、FT モニタ)が太陽光発電システムから収集した運転計
測データ・運転状態データを HTTP によりインターネットを利用して NEDO 計測サーバへ自
動的に送信するネットワーク計測システムである。
1
2.1
システム構成
ネットワーク計測システムの構成概要を図 2.1-1 に示す。
【共同研究者1】
インターネット
運転計測
太陽光発電
システム
HTTP
FTモニタ
運転状態
データファイル送信
運転計測データ
運転状態データ
HTTP
データファイル送信
運転計測データ
運転状態データ
【共同研究者N】
運転計測
太陽光発電
システム
FTモニタ
運転状態
HTTP
共同研究者
FTモニタを利用した処理
・運転計測データファイルの作成保存・定期送信
・運転状態データファイルの作成保存・不定期送信
・HTTPを使ったファイル自動送信
・時刻同期
・データの再送処理
FTモニタ以外の処理
・E-mail受信・不具合発生時の対応
・FTモニタで困難な場合の再送処理
運転計測データファイル
運転状態データファイル
E-mail
インターネット
E-mail
NEDO計測サーバ
・運転計測データファイルの保存・定期受信
・運転状態データファイルの保存・不定期受信
・運転状態データファイル内容確認により
共同研究者へE-mail送信
・通信異常確認により共同研究者へE-mail送信
・ユーザ認証
・内部LANサーバへの転送
・その他マスタメンテナンス機能
E-mail
図 2.1-1
ネットワーク計測システム構成概略図
2
NEDO
計測サーバ
3.
使用機器
3.1
FT モニタ
・ 形式は特に指定しないが、経済性を考慮するとともに、耐久性(24 時間連続運転×約
4 年間)があり、欠損を少なくするための工夫をした機器を選択する。
・ 運転計測データファイル・運転状態データファイルは本指針に準じて NEDO 計測サー
バへ定期的かつ自動的に送信できるハードウェア・ソフトウェアを作成、または市販
品から選択して利用する。
・ FT モニタへインストールするソフトウェアは、本事業に関係する運転計測や運転状
態の確認に必要なもののみとする。ただし、セキュリティの関係から汎用的なウィル
ス対策ソフトについては、インストール可能とする。
・ 不具合等で送信が不可能となる場合を想定し、最大 1 年の運転計測データファイル・
運転状態データファイルを記録装置等に保存する。また、不具合解消後は自動的に保
存したデータを再送信できるものとする。ネットワーク経由における再送信を最優先
するが、困難な場合は、NEDO 技術開発機構との協議後に E-mail や CD-ROM 等での
提出を可能とする(再送信方法は7.3を参考)。
・ 運転計測データ収集については、別途 NEDO 技術開発機構が定めるデータ管理の手
引きによるものとする。
3.2
日射計
・ 日射計の仕様は ISO9060 / 2nd Class 相当とする。
・ 日射計は太陽電池アレイ面の方位・傾斜角等と同条件とし、清掃等のメンテナンスが
可能な場所に設置する。
・ 太陽電池アレイの設置が、複数の方位、傾斜角になる場合、水平面日射強度を測定す
る。なお、必要に応じて複数設置も可能とする。
・ 効率向上追求型および、小規模多数連系システム採用型については必須とし、その他
はオプションとする。
3.3
気温計
・ 気温計の仕様は Pt100Ω
JIS A 級相当とする。
・ 効率向上追求型については必須とし、その他はオプションとする。
3.4
データ検出用機器および信号変換器
・ データ検出用機器は接続箱・FT モニタ等に収容しても可とする。
・ 信号変換装置(トランスデューサ)の精度は、計測対象が瞬時値の場合は±1.0%以内、
積算値の場合は±2.5%以内を目安とする。
3
3.5
その他
・ FT モニタは機器を保護する観点から UPS 等の設置により短時間の停電に備えるとと
もに、停電等が長引いた場合は復旧後に速やかにデータ計測を再開できる構成とする
こと。
・ FT モニタおよび関連する計測機器等はノイズ・落雷・誘導雷等の影響を極力受けな
いよう、シールド配線の選定、アースの同電位化等の場所に応じた工夫を行うこと。
・ 1 ヶ月に 1 度程度の間隔で、任意の方法(例えば、NTP サーバを利用)により FT モ
ニタの時刻を日本標準時と同期ができるものとし、時刻同期を想定したソフトウェア
の仕様であること(時刻同期間隔の目安としては、約 1 分以内のずれが起きない程度
とする)。
4.
測定周期等
①
測定時間
24 時間
②
測定周期
10 秒以内で任意とする
③
演算周期
1 分毎
④
送信周期
1 時間毎
4
5.
5.1
運転計測データ
運転計測データの測定点
5.1.1
効率向上追求型
効率向上追求型の運転計測データファイルに収集する測定点の一例を図 5.1.1-1 に示す。任
意の FT モニタを使用し、表 5.1.1-1 に示す諸量を演算する。
・・・・
図 5.1.1-1
運転計測データファイルに収集する測定点(効率向上追求型の場合)
5
表 5.1.1-1
運転計測データファイルに収集する測定項目と演算方法(効率向上追求型)
記号
演算項目
単位
演算内容
2
1
G Amin
分積算傾斜面日射量
kWh/m
2
T Amin
分平均気温
℃
m/60・ΣT Aj
【3】
V Pmin
V
m/60・ΣV Pj
【4】
I Pmin
A
m/60・ΣI Pj
5
E Pmin
kWh
m/3600・Σ{P Pj }≧0
【6】
V Amin
分平均太陽電池出力電圧
V
m/60・ΣV nAj
【7】
I Amin
分平均太陽電池出力電流
A
m/60・ΣI nAj
分平均パワーコンディショ
ナ出力電圧
分平均パワーコンディショ
ナ出力電流
分積算パワーコンディショ
ナ出力電力量
m/3600・ΣG Aj >0
m/3600・ΣP nAj
8
E Amin
分積算太陽電池出力電力量
kWh
又は
m/3600・Σ(V nAj ・I nAj )
注)
・1 分正時ごとに演算を行う。
・j:データ個数;データ計測サンプリングは 10 秒以下。
・n:測定点数=1,2,3…。
・m:データ計測サンプリングは 10 秒以下。
・【】なし:必須測定項目、【】有り:オプション計測項目、必須項目は、傾斜面日射量、
気温、全てのパワーコンディショナの合計出力電力量および、全ての太陽電池アレイの
合計出力電力量値とする。
・8 項は電力、および電圧と電流を用いた演算による導出も可とする。
・運転計測データファイルへの収録方法(データ項目の順番等)については、5.2以降
を参照にする。
・日射計を複数台設置する場合は、平均等せずに個別のデータとして扱う(運転計測デー
タファイル収録には、オプションを利用する)。
6
5.1.2
新型モジュール採用型、建材一体型、
新制御方式適用型(蓄電池併設無し)
新型モジュール採用型、建材一体型、新制御方式適用型(蓄電池併設無し)の運転計測デ
ータファイルに収集する測定点の一例を図 5.1.2-1 に示す。任意の FT モニタを使用し、表
5.1.2-1 に示す諸量を演算する。
[GAj] , [TAj]
・・・・
図 5.1.2-1
運転計測データファイルに収集する測定点
(新型モジュール採用型、建材一体型、新制御方式適用型;蓄電池併設無し)の場合)
7
表 5.1.2-1
運転計測データファイルに収集する測定項目と演算方法
(新型モジュール採用型、建材一体型、新制御方式適用型;蓄電池併設無し)
記号
演算項目
単位
演算内容
2
【1】
G Amin
分積算傾斜面日射量
kWh/m
【2】
T Amin
分平均気温
℃
m/60・ΣT Aj
【3】
V Pmin
V
m/60・ΣV Pj
【4】
I Pmin
A
m/60・ΣI Pj
5
E Pmin
kWh
m/3600・Σ{P Pj }≧0
【6】
V Amin
分平均太陽電池出力電圧
V
m/60・ΣV nAj
【7】
I Amin
分平均太陽電池出力電流
A
m/60・ΣI nAj
分平均パワーコンディショ
ナ出力電圧
分平均パワーコンディショ
ナ出力電流
分積算パワーコンディショ
ナ出力電力量
m/3600・ΣG Aj >0
m/3600・ΣP nAj
8
E Amin
分積算太陽電池出力電力量
kWh
又は
m/3600・Σ(V nAj ・I nAj )
注)
・1 分正時ごとに演算を行う。
・j:データ個数;データ計測サンプリングは 10 秒以下。
・n:測定点数=12,3…。
・m:データ計測サンプリングは 10 秒以下。
・【】なし:必須測定項目、【】有り:オプション計測項目、必須項目は、全てのパワーコ
ンディショナの合計出力電力量および、全ての太陽電池アレイの合計出力電力量値とす
る。
・8 項は電力、および電圧と電流を用いた演算による導出も可とする。
・運転計測データファイルへの記録方法(データ項目の順番等)については、5.2以降
を参照にする。
・日射計を複数台設置する場合は、平均等せずに個別のデータとして扱う(運転計測デー
タファイル収録には、オプションを利用する)。
8
5.1.3
新制御方式適用型(蓄電池併設有り)
新制御方式適用型(蓄電池併設有り)の運転計測データファイルに収集する測定点の一例
を図 5.1.3-1 に示す。任意の FT モニタを使用し、表 5.1.3-1 に示す諸量を演算する。
[GAj] , [TAj]
図 5.1.3-1
運転計測データファイルに収集する測定点
(新制御方式適用型;蓄電池併設有りの場合)
9
表 5.1.3-1
運転計測データファイルに収集する測定項目と演算方法
(新制御方式適用型;蓄電池併設有り)
記号
演算項目
単位
演算内容
2
【1】
G Amin
分積算傾斜面日射量
kWh/m
【2】
T Amin
分平均気温
℃
m/60・ΣT Aj
【3】
V Pmin
V
m/60・ΣV Pj
【4】
I Pmin
A
m/60・ΣI Pj
5
E Pmin
kWh
m/3600・Σ{P Pj }≧0
6
E lPmin
kWh
m/3600・Σ{P Pj }≦0
【7】
V Amin
分平均太陽電池出力電圧
V
m/60・ΣV nAj
【8】
I Amin
分平均太陽電池出力電流
A
m/60・ΣI nAj
分平均パワーコンディショ
ナ出力電圧
分平均パワーコンディショ
ナ出力電流
分積算パワーコンディショ
ナ出力電力量
分積算パワーコンディショ
ナ消費電力量
m/3600・ΣG Aj >0
m/3600・ΣP nAj
9
E Amin
分積算太陽電池出力電力量
kWh
又は
m/3600・Σ(V nAj ・I nAj )
m/3600・{ΣP nAj -P nBj }≧0
10
B cmin
分積算蓄電池等充電電力量
kWh
又は
m/3600・Σ(V nAj ・(I nAj -I nBj )≧0
m/3600・{ΣP nAj -P nBj }≦0
11
B dmin
分積算蓄電池等放電電力量
kWh
又は
m/3600・Σ(V nAj ・(I nAj -I nBj )≦0
注)
・1 分正時ごとに演算を行う。
・j:データ個数;データ計測サンプリングは 10 秒以下。
・n:測定点数=1,2,3…。
・m:データ計測サンプリングは 10 秒以下。
・【】なし:必須測定項目、【】有り:オプション計測項目、必須項目は、全てのパワーコ
ンディショナの合計出力電力量および、全ての太陽電池アレイの合計出力電力量値、パ
ワーコンディショナ消費電力量、蓄電池電力充電・放電電力量の値とする。
・9,10,11 項は電力、および電圧と電流を用いた演算による導出も可とする。
・運転計測データファイルへの記録方法(データ項目の順番等)については、5.2以降
を参照にする。
・日射計を複数台設置する場合は、平均等せずに個別のデータとして扱う(運転計測デー
タファイル収録には、オプションを利用する)。
10
5.1.4 小規模多数連系システム採用型
小規模多数連系システム採用型の運転計測データファイルに収集する測定点の一例を図
5.1.4-1 に示す。任意の FT モニタを使用し、表 5.1.4-1 に示す諸量を演算する。
[V1Aj ] [I1Aj]
太陽電池
アレイ1
代表
P1Aj
P1P j , V1Pj , [I1Pj ]
インバータ
1
GAj , [TAj]
解列点0
連系点
負荷
[V2Aj ] , [I2Aj]
太陽電池
アレイ2
解列点1
[P2Aj]
P2Pj , V2Pj , [I2Pj ]
インバータ
2
解列点2
・・・・
負荷
[VnAj ] , [InAj ]
[PnAj]
太陽電池
アレイn
インバータ
n
PnPj , VnPj , [InPj ]
解列点n
負荷
図 5.1.4-1
運転計測データファイルに収集する測定点(小規模多数連系システム採用型)
11
表 5.1.4-1
運転計測データファイルに収集する測定項目と演算方法
(小規模多数連系システム採用型)
記号
演算項目
単位
演算内容
2
1
G Amin
分積算傾斜面日射量
kWh/m
【2】
T Amin
分平均気温
℃
m/60・ΣT Aj
3~n
V Pmin
V
m/60・ΣV Pj
A
m/60・ΣI Pj
kWh
m/3600・Σ{P Pj }≧0
【4】~n I Pmin
5~n
E Pmin
分平均パワーコンディショ
ナ出力電圧
分平均パワーコンディショ
ナ出力電流
分積算パワーコンディショ
ナ出力電力量
m/3600・ΣG Aj >0
【6】~n V Amin
分平均太陽電池出力電圧
V
m/60・ ΣV Aj
【7】~n I Amin
分平均太陽電池出力電流
A
m/60・ΣI Aj
m/3600・ΣP Aj
8【~n】 E Amin
分積算太陽電池出力電力量
kWh
又は
m/3600・Σ(V Aj ・I Aj )
注)
・1 分正時ごとに演算を行う。
・j:データ個数;データ計測サンプリングは 10 秒以下。
・n:測定点数=1,2,3…。
・m:データ計測サンプリングは 10 秒以下。
・【】なし:必須測定項目、【】有り:オプション計測項目、必須項目は、傾斜面日射量、
全パワーコンディショナの個別出力電力量、個別出力電圧、および代表 1 点の太陽電池
アレイの出力電力量の値(8~n の n についてはオプション)。
・8 項は電力、および電圧と電流を用いた演算による導出も可とする。
・運転計測データファイルへの収録方法(データ項目の順番等)については、5.2以降
を参照にする。
・日射計を複数台設置する場合は、平均等せずに個別のデータとして扱う(運転計測デー
タファイル収録には、オプションを利用する)。
12
5.2
運転計測データの送信・保存ファイル名
運転計測データファイル名は送信・保存ともに以下のように定義する。
A
A
A
A
A
Y
Y
M
M
※ サ イ ト コ ー ド NEDO が 指 定
図 5.2-1
5.2.1
D
D
年月日時分
h
h
. TXT
計測データの拡張子
運転計測データファイル名
運転計測データファイルの収録方法
・ 1 時間に 1 つのファイルを作成し、1 分間データを収録する(1 つのファイルに 60 レコ
ード)。
・ 計測を行わない項目については、カンマのみ書き込む。
・ 該当する計測期間(1 時間)の間に計測装置障害などにより欠測する場合は、その項目
についてはカンマのみを書き込みファイルは作成する。
・ 該当する計測期間(1 時間)の間に計測装置障害などにより計測不能となる場合は、途
中までのデータを収録してファイルを作成する。
・ 該当する計測期間(1 時間)の間に計測装置障害などにより全ての期間(1 時間)計測
不能となる場合は、その時間のファイルを作成しない。
・ 計測する項目が正常運転中は、カンマを利用しない(例えば夜間の発電量などが 0 の場
合も 0 を入力し、計測しない項目等と混在しないようにする)。
・ ビット数を併せるためのスペースやタブ等は挿入しない。
・ データファイルには、不要なヘッダー(年月日時分、計測項目等)を付けない。
・ ファイルは ASCII テキストとする。
・ 1レコード単位に、必ず改行コード(¥n)を入れる。
・ 5.2.2以降のデータ項目の順番に十分注意する
13
5.2.2 運転計測データファイルの収録内容
(効率向上追求型、新型モジュール適用型、建材一体型、新制御方式適用型)
収録する計測情報、および運転確認情報は CSV 形式(半角カンマ区切り)とし、次に示
す通りにデータを格納する。
表 5.2.2-1
運転計測データファイル
(効率向上追求型、新型モジュール適用型、建材一体型、新制御方式適用型)
項目内用
DF 番号
桁数
単位
備考
項目間 “,”/field end : CR
1
年
YY
2
月
MM
3
日
DD
4
時間
HH
5
分
MM
6
サイトコード
ZZZZZ
NEDO 指定
7
(ステータス)
【8】
分積算傾斜面日射量
【9】
分平均気温
【10】
【11】
*
9.9999
固定
kWh/m2
(-)Z9.99
℃
分平均パワーコンディショナ出力電圧
Z9.99
V
分平均パワーコンディショナ出力電流
Z9.999
A
12
分積算パワーコンディショナ出力電力量
ZZ9.9999
kWh
【13】
分積算パワーコンディショナ消費電力量
ZZ9.9999
kWh
【14】
分平均太陽電池出力電圧
ZZ9.99
V
【15】
分平均太陽電池出力電流
ZZ9.999
A
16
分積算太陽電池出力電力量
ZZ9.9999
kWh
【17】
分積算蓄電池等充電電力量
ZZ9.9999
kWh
【18】
分積算蓄電池等放電電力量
ZZ9.9999
kWh
【19】
データ収集回数
Z9
回
【20】
~
予備 1~30
ZZ9.9999 【49】
注)
・00:00:00~00:00:59 までを 00:01:00 データとする
・【】なし:必須測定項目、【】有り:オプション計測項目、必須項目は、全パワーコンデ
ィショナおよび太陽電池出力電力の合計の値とする(DF8 傾斜面日射量、DF9 気温は、
効率向上型追及に関しては必須項目)。
・13,17,18 は新制御方式適用型において蓄電池併設有りの場合に必須項目。
・DF 番号 19 番までのデータ順序は必ず例に従うこと。
・桁数は有効桁を表すものではない。
・利用しない項目に関しては、単純なカンマによる区切りとする。予備 1 以降に関しても
省略せず、カンマにより区切る。
14
表 5.2.2-2
運転計測データファイル例
(効率向上追求型、新型モジュール適用型、建材一体型、新制御方式適用型)
1
2
3
4
5
6
項目内用
項目間 “,”/field end : CR
年
月
日
時間
分
サイトコード
7
(ステータス)
DF 番号
数値
単位
06
06
017
11
43
ABQZZ
YY
MM
DD
HH
MM
NEDO 指定
*
固定
【8】
分積算傾斜面日射量
0.0134
kWh/m2
【9】
分平均気温
29.60
℃
【10】
分平均パワーコンディショナ出力電圧
208.10
V
【11】
分平均パワーコンディショナ出力電流
19.740
A
12
分積算パワーコンディショナ出力電力量
0.1172
kWh
【13】
分積算パワーコンディショナ消費電力量
0.0000
kWh
【14】
分平均太陽電池出力電圧
261.30
V
【15】
分平均太陽電池出力電流
28.510
A
【16】
分積算太陽電池出力電力量
0.1240
kWh
【17】
分積算蓄電池等充電電力量
0.0000
kWh
【18】
分積算蓄電池等放電電力量
0.0000
kWh
【19】
データ収集回数
【20】
~
【49】
予備 1~30
10
備考
回
,,,,・・・,
-
15
未使用
5.2.3
型)
運転計測データファイルの収録内容(小規模多数連系システム採用
保存する計測情報、および運転確認情報は CSV 形式(半角カンマ区切り)とし、次に示
す通りにデータを格納する。
表 5.2.3-1
運転計測データファイル(小規模多数連系システム採用型)
1
2
3
4
5
6
項目内用
項目間 “,”/field end : CR
年
月
日
時間
分
サイトコード
7
(ステータス)
*
【8】
データ収集回数
Z9
DF 番号
9
【10】
桁数
単位
YY
MM
DD
HH
MM
ZZZZZ
9.9999
分積算傾斜面日射量
NEDO 指定
固定
回
kWh/m2
(-)Z9.99 ℃
分平均気温
11
分平均パワーコンディショナ1出力電圧
Z9.99
V
【12】
分平均パワーコンディショナ1出力電流
Z9.999
A
13
分積算パワーコンディショナ1出力電力量
ZZ9.9999
kWh
【14】
分平均太陽電池1出力電圧
ZZ9.99
V
【15】
分平均太陽電池1出力電流
ZZ9.999
A
16
分積算太陽電池1出力電力量
ZZ9.9999
kWh
17
分平均パワーコンディショナ2出力電圧
Z9.99
V
【18】
分平均パワーコンディショナ2出力電流
Z9.999
A
19
分積算パワーコンディショナ2出力電力量
ZZ9.9999
kWh
【20】
分平均太陽電池2出力電圧
ZZ9.99
V
【21】
分平均太陽電池2出力電流
ZZ9.999
A
分積算太陽電池2出力電力量
ZZ9.9999
kWh
22
備考
・・・・・
分平均パワーコンディショナn出力電圧
Z9.99
V
分平均パワーコンディショナn出力電流
Z9.999
A
分積算パワーコンディショナn出力電力量
ZZ9.9999
kWh
分平均太陽電池n出力電圧
ZZ9.99
V
分平均太陽電池n出力電流
ZZ9.999
A
分積算太陽電池n出力電力量
ZZ9.9999
kWh
予備1~5
ZZ9.9999
-
16
注)
・00:00:00~00:00:59 までを 00:01:00 データとする
・【】なし:必須測定項目、【】有り:オプション計測項目
・必須項目は、全パワーコンディショナ個別の出力電力および、電圧、傾斜面日射量とす
る。太陽電池出力電力は、任意の代表 1 システムとする。
・DF 番号 21 番までのデータ順序は必ず例に従うこと。
・桁数は有効桁を表すものではない。
・DF 番号 22 番以降は、パワーコンディショナの 3 台以降の全てのデータを DF 番号 11 番
~16 と同じ順番で収録する(ただし、2 代目以降の太陽電池出力関連はオプション)。
・利用しない項目に関しては、単純なカンマによる区切りとする。ただし、台数nについ
ては任意のため、台数に合わせてデータファイル項目を調整する。予備 1 以降に関して
は省略せず、カンマにより区切ること。
17
表 5.2.3-2
運転計測データファイル例
(小規模多数連系システム採用型)
1
2
3
4
5
6
項目内用
項目間 “,”/field end : CR
年
月
日
時間
分
サイトコード
7
(ステータス)
*
【8】
データ収集回数
10
DF 番号
9
桁数
単位
06
06
017
11
43
ABQZZ
YY
MM
DD
HH
MM
NEDO 指定
固定
回
分積算傾斜面日射量
0.0134
kWh/m2
分平均気温
29.60
℃
11
分平均パワーコンディショナ1出力電圧
208.10
V
【12】
分平均パワーコンディショナ1出力電流
19.740
A
分積算パワーコンディショナ1出力電力量
0.1172
kWh
【14】
分平均太陽電池1出力電圧
261.30
V
【15】
分平均太陽電池1出力電流
28.510
A
16
分積算太陽電池1出力電力量
0.1240
kWh
17
分平均パワーコンディショナ2出力電圧
207.10
V
【18】
分平均パワーコンディショナ2出力電流
19.540
A
分積算パワーコンディショナ2出力電力量
0.1072
kWh
【20】
分平均太陽電池2出力電圧
265.30
V
【21】
分平均太陽電池2出力電流
28.610
A
【22】
分積算太陽電池2出力電力量
0.1440
kWh
分平均パワーコンディショナn出力電圧
205.10
V
分平均パワーコンディショナn出力電流
19.440
A
分積算パワーコンディショナn出力電力量
0.0972
kWh
分平均太陽電池n出力電圧
264.30
V
分平均太陽電池n出力電流
27.610
A
分積算太陽電池n出力電力量
0.1340
kWh
【10】
13
19
備考
・・・・・
予備 1
,
未使用
予備 2
,
未使用
予備 3
,
未使用
予備 4
,
未使用
予備 5
,
未使用
18
6.
運転状態データ
6.1
運転状態データの内容
パワーコンディショナや FT モニタに障害等が発生した期間や頻度が確認できるように
システムの運転状態について収録・送信を行う。その運転状態データを次項に示すとおり
収集する。図 6.1-1 には運転状態の内容について概略を示す。大きく 3 つの状態として、
正常運転、パワーコンディショナ停止、計測関連障害とし、運転状態データとして収録す
る。通信障害についてはファイルの受信有無により NEDO 計測サーバ側で判定する。
太陽光発電システム
正常
停止
正常状態
停止1
待機状態
停止2
図
6.1.1
NEDO
FTモニタ
計測
計測装置障害
計測装置障害
6.1-1
サーバ
通信障害
運転状態の概要
パワーコンディショナの運転状態確認
システムを構成する各パワーコンディショナの運転状態を確認し、不具合等により運転
状態に変化(発生・復旧)がある場合収録を行う。パワーコンディショナの運転状態は、
6.2以降に定めるものとする(表 6.2.3-2)。また、複数台のパワーコンディショナを利
用する場合には、基本的にそれぞれのパワーコンディショナの運転状態を収集し、6.2
以降の「パワーコンディショナ識別コード」を参考に個別のレコードとして保存する(フ
ァイルは同一)。運転状態データの収集方法はシリアル信号や接点信号等の任意の方法によ
り収集する。
6.1.2
FT モニタの運転状態確認
FT モニタに不具合等の運転状態に変化がある場合に、その内容を収録・送信を行う。な
お、内容は6.2以降に定めるものとする(表 6.2.3-2)。
19
6.2
運転状態データ送信・保存名
運転状態データファイル名は送信・保存ともに以下のように定義する。
A
A
A
A
A
Y
Y
M
6.2.1
D
D
H
年月日時
※ サ イ ト コ ー ド NEDO が 指 定
図 6.2-1
M
H
.LOG
運転確認データの拡張子
運転状態データの送信ファイル名
運転状態データファイルの収録方法
・ 運転状態データを収録する 1 時間の間に運転状態に1度でも変更があった場合に、運
転状態データファイルを作成する(停止等の発生および正常運転に戻る時の復旧)。
・ 1 時間のうち運転状態に変化が無い場合については、運転状態データファイルは作成
しない。
・ 1 時間に最大1ファイルを作成し、運転状態の変化が発生した回数だけデータを収録
する。
・ 複数台のパワーコンディショナを識別可能な場合(6.2.3(1))においても、
データファイル作成は 1 ファイルとし、追記する形で収録する。該当する計測期間(1
時間)に複数のデータファイルを作成しない。
・ 利用しない項目については、カンマのみ書き込む。
・ 該当する計測期間(1 時間)の間に計測装置障害などにより計測不能となる場合は、
途中までのデータを収録してファイルを作成する。
・ ビット数を併せるためのスペースやタブ等は挿入しない。
・ データファイルには、不要なヘッダー(年月日時分、計測項目等)を付けない。
・ ファイルは ASCII テキストとする。
・ 1レコード単位に、必ず改行コード(¥n)を入れる。
・ 6.2.2以降のデータ項目の順番に十分注意する
20
6.2.2
運転状態データファイルの収録内容(全てのシステム共通)
収録する運転状態情報は CSV 形式(半角カンマ区切り)とし、次に示すとおりにデー
タを格納する。
表 6.2.2-1
項番
運転状態データファイル項目一覧
項目内容
桁数
単位
備考
1
年
YY
2
月
MM
3
日
DD
4
時
hh
5
分
MM
6
秒
SS
7
サイトコード
ZZZZZ
NEDO 指定
8
パワコン識別コード
XXXX
6.2.3(1)項参照
XX
6.2.3(2)項参照
XXX
6.2.3(3)項参照
9
10
ステータスコード1
(00~30 の項目:表 6.2.3-1)
ステータスコード2
(000~300 の項目:表 6.2.3-2)
運転状態データファイルの例
07,01,01,03,00,01,AAAAA,0001,21,205
07,01,01,03,10,35,AAAAA,0001,01,001
07,01,01,03,15,03,AAAAA,0002,22,217
07,01,01,03,10,35,AAAAA,0001,01,001
07,01,01,03,58,01,AAAAA,0001,21,205
07,01,01,03,59,59,AAAAA,0001,01,001
21
6.2.3
運転状態データファイルのステータスコード
運転状態データファイルを以下に示す各種コードを利用して、データの収録を行う。
(1)パワーコンディショナ識別コード
パワーコンディショナの状態把握における個別パワーコンディショナを特定するための
コードである。複数台ある場合に全てのパワーコンディショナに 0001 からはじまるシリア
ル番号を設定し、そのシリアル番号を識別コードとする。1 台の場合は「0001」とする。
識別が困難な場合は、「0000」とする。また、マスタースレーブや複数台を1ユニットと
して採用する場合等には、複数台を 1 台とする考え方も可とし、基本的に共同研究者の任
意の設定とする。
(2)ステータスコード1
正常状態・パワーコンディショナ停止・計測装置障害の状態を判定するコードである。
正常運転および、待機状態については、それぞれが分類可能な場合は、分類して記録し、
「00」は利用しない。分類が困難な場合は共に「00」とし、「01」・「02」は利用しない。
計測装置関連の障害については、計測装置(PC)などの不具合や再起動の場合等、停止
時に状態判定が可能な場合はその時に記録する。ただし、偶発的な場合など状態判定が不
可能な場合は、復帰時に停止状態を復帰状態と同時に記録する(時間は同時刻とする)。
パワーコンディショナの障害・停止については、それぞれが分類可能な場合は、分類し
て記録する。分類が困難な場合および項目は「20」を利用する。全ての項目が分類可能な
場合のみ「20」を省略する。パワーコンディショナ停止1・停止2について、どの事象・
項目を設定するかについては、共同研究者に一任する。
複数台運転且つ、識別が困難な場合は、1 台でも正常運転以外の状態がある場合には、
その状態として扱う。この場合、識別困難である全数が正常運転となった場合に正常運転
とする。
なお、複数の事象が同時に発生した場合の優先順位は共同研究者に一任するが、E-mail
連絡が必要な項目がある場合は、それを優先する(E-mail 連絡については、8.4参照)。
22
表 6.2.3-1
番号
ステータスコード1の内容
項目
00
正常運転
【01】
正常運転
(分類が可能な場合)
【02】
待機状態
(分類が可能な場合)
10
通信・計測装置障害
20
パワーコンディショナ停止
停止1・停止2の分類が困難な場合;E-mail の送信は有
【21】
パワーコンディショナ停止1:分類が可能な場合
(基本的に自動復帰する項目;E-mail 連絡を必要としない項目)
【22】
パワーコンディショナ停止2:分類が可能な場合
(基本的に自動復帰しないもの;E-mail 連絡が必要な項目)
【30】
メンテナンス等による計画的停止など
注:
パワーコンディショナ停止の定義は、表 6.2.3-2
ステータスコード2に示す「パワーコ
ンディショナ停止」の詳細理由に記載される項目を基本として、何らかの突発的な理由に
より停止する項目とする。そのため、夜間における通常考えられる太陽光発電システムの
停止(日射量が少ないために発電しない状態等)などは待機として扱う。制御や契約上に
おける計画的な停止は、
「30:メンテナンス等による計画的停止など」により出力する。上
記の考え方にもとづき基本的に停止・待機等の分類は、共同研究者により任意とする。手
動によるメンテナンス等の場合「30:メンテナンス等による計画的停止など」に自動分類
が難しい場合は、「20、21、22」いずれかに分類する。
23
(3)ステータスコード2
ステータスコード 1 に基づき詳細な内容を識別するためのコードである。パワーコンディ
ショナ停止については、可能な限り分類を行い、困難な項目については、
「200」を利用する。
また、6.2.3(2)と同様に、詳細分類が完全に可能な場合は、
「000」は用いない。
「200」
は全ての項目が分類可能な場合は用いない。
表 6.2.3-2
分
類
番号
000
項目
番号
正常運転:待機との分類が困難な場合
【001】
太陽光発電システムの状態
ステータスコード2の内容
正常運転
【002】
待機
100
計測関連障害(計測装置等)
200
パワーコンディショナ停止:詳細の分類が困難な場合
【201】
過電圧継電器(OVR)
【214】
出力電圧抑制(有効電力)
【202】
不足電圧継電器(UVR)
【215】
出力電圧抑制(無効電力)
【203】
周波数上昇継電器(OFR)
【216】
装置温度異常
【204】
周波数低下継電器(UFR)
【217】
INV入出力特性異常
【205】
単独運転検出機能 受動的方式
【218】
制御状態異常
【206】
単独運転検出機能 能動的方式
【219】
制御電源異常
【207】
瞬時過電圧検出
【220】
同期異常
【208】
瞬時電圧低下検出
【221】
連系リレー動作異常
【209】
太陽電池過電圧検出
【222】
DC/DC コン過電圧検出
【210】
直流地絡検出
【223】
DC/DC コン不足電圧検出
【211】
直流過電流検出
【224】
地絡センサ断線
【212】
交流過電流検出
【225】
IGBT 過電流検出
【213】
直流分検出
【226】
その他
【301】
制御による計画停止
【300】
メンテナンス等による計画的停止
【301】
メンテンナンスによる停止
【303】
その他
24
7.
運転計測データファイル・運転状態データファイル の送信方法
作成した運転計測データファイル・運転状態データファイルを NEDO 計測サーバへ HTTP
プロトコルで送信する。なお、運転計測データファイル 1 時間に 1 度定期的に送信を行う。
運転状態データファイルは、状態変化が発生した場合に不定期に作成・送信を行う。送信は、
同時間の運転計測データファイルと同じタイミングで行う。運転計測データファイル・運転
状態データファイルの送信時間は、収集後 1 時間のうち時間(分)を設定できるようにする。
NEDO 技術開発機構から指定がない場合は、デフォルトとしてファイル作成後直ぐに送信の
設定とする(01 分~05 分程度)。
例.2009/1/1 00:00~00:59 のファイルは、2009/1/1 01:00~01:59 の間の任意の時間(分)に送
信可能とする。
7.1
送信シーケンス
運転計測データファイル、ならびに運転状態データファイルは、HTTP プロトコルを利用
して NEDO 計測サーバへデータ送信を行う。なお、NEDO 計測サーバからは、連絡用メール
アドレスへの E-mail 送信以外は FT モニタ側(共同研究者側)への情報送信は行わない。
7.2
送信エラーの場合
データファイルの送信時にエラーとなった場合は、3 回までのリトライを行うものとする。
それでもエラーが発生する場合は、次の送信タイミング(1 時間後)に最新データと過去の
未送信分を合わせて送信する。ただし未送信ファイルについては、1 度に合計で 2 時間分の
運転計測データファイルおよび運転状態データファイルのみ送信を行う(欠測等による未作
成の場合は、そのファイルをスキップする)。未送信分は、通常送信と同時に送信を行うが、
通常送信ファイルは1時間分として数えない。
例.合計 4 時間分の未送信ファイルがある場合に、次の送信タイミングに通常送信分と未送
信分 2 時間分の送信を行い、その次の送信タイミングに通常送信分と未送信分 2 時間のデー
タを送信する。この時データファイルは、それぞれ 1 時間ごとに作成したファイルをそれぞ
れ送信する(1 つのファイルに合成などは行わない)
再送信は、特別な場合が無い限り再送信続ける事とする。不具合等により再送信に困難な
生じる場合には、別途 NEDO 技術開発機構と協議の上、E-mail 等での送付も可とする。
7.3
送信に必要な各種情報
送信に必要なクライアントへの各種設定項目については、NEDO 技術開発機構から指定する。
25
8.
付属資料
8.1
ユーザコード
NEDO が別途通知するユーザコードは図 8.1-1、および表 8.1-1 のとおり 10 桁で構成され、
これらを構成する地区コード、および形態コードはそれぞれ表 8.1-2、表 8.1-3 により分類さ
れる。
①
②
③
図 8.1-1
表 8.1-1
項番
名
称
ユーザコード構成
ユーザコード構成
コード
①
地区コード
01~11
②
形態コード
11~49
③
サイトコード
AAAAA~ZZZZZ
④
予備コード
0~9,A~Z
表 8.1-2
地区コード
④
備
考
設備変更、設定変更を行った際に
使用
地区コード一覧
一般電気事業者管轄(11 区分)
01
北海道電力(株)管轄内
02
東北電力(株)管轄内
03
東京電力(株)管轄内
04
中部電力(株)管轄内
05
北陸電力(株)管轄内
06
関西電力(株)管轄内
07
中国電力(株)管轄内
08
四国電力(株)管轄内
09
九州電力(株)管轄内
10
沖縄電力(株)管轄内
11
その他
26
表 8.1-3
分
類
効率向上追求型
形態コード一覧
形態コード
形
11
屋上架台
12
屋根架台
13
地上架台
14
屋根直付
15
建物直付
16
水上フロート型
~
建材一体型
-
19
その他
21
屋根材一体
22
壁材一体
23
ガラス一体
24
目隠し板一体
~
新型モジュール採用型
-
29
その他
31
CIS
32
色素増感型
33
フレキシブル
34
両面受光型
35
集光型
~
新制御方式適用型
-
39
その他
41
出力平滑化
42
防災用システム
43
マルチストリングインバータ
44
融雪型
~
49
注)
態
-
その他
形態コードは適宜追加する場合がある。
27
8.2
データ収集ソフトウェアとアクセス許可
計測サーバでは、事業主からのデータアクセスに対して認証を行い、あらかじめ登録され
ている事業主のみからの接続を許可する。
NEDO サーバーにおけるデータ収集用ソフトウェアとしては「HULFTBB
Server」を使用
するので、送信側はその仕様に準じるものとする(特別な場合を除き、HULFT BB Client for
Windows Type BB2 とする)。今回の指針において利用する Version は ver. 6.0 とし、設置後は
共同研究期間内は特別な場合を除き変更を行わない。
1) セキュリティの確保
ネットワークに関するセキュリティは、共同研究者先にて責任を持って確保すること。
2) 接続試験の実施
NEDO 技術開発機構から別途通知する方法により接続試験を実施する。
8.3
初期登録について
初期の手続きとして、許可された事業主は NEDO 技術開発機構に以下の情報を事前に登録
を行なう。
・ 事業主名
・ 住所
・ 担当者名
・ 連絡用メールアドレス
・ 連絡用電話番号
また、初期登録時に NEDO 技術開発機構より以下の情報を提示する。
・ ホスト名
※FTモニタを一意に識別する ID
・ ファイル ID
※送信されてくるファイルを一意に識別する ID
8.4
メールでの通知
・運転状態データファイルにて、パワーコンディショナ停止・パワーコンディショナ停止
2(表 6.2.3-1 参考;E-mail 連絡が必要な項目)の情報を受信した場合は、その旨をEメ
ールにて NEDO 計測サーバより連絡用メールアドレスに 1 度だけ送信する。ただし、1
時間の運転状態データファイルの中で、パワーコンディショナ停止情報の後に正常運転
データ行(復旧を表すデータ)がある場合は送信しない。
・計測装置からの通信障害等によりサーバ側にファイルが届かない場合、1日の間にデー
タファイルが1つも届かない場合に、連絡用メールアドレスへその旨のメールを送信す
る。その後、復旧まで同様に1日の間に1つのデータファイルも届かない場合、その度
に E メール送信を行う。
・上記メールを確認したら復旧作業を行い基本的に自動再送信と同じ送信方法でファイル
28
を再送する。ただし、それが困難な場合等は、別途 NEDO 技術開発機構と協議の上、E-mail
等での送付も可とする(7.2参考)。
8.5
システムデータの送付
運転計測データおよび運転状態データの管理の関係にて、システムデータは通信が開始
するまでに NEDO に提出できるようにすること。フォーマットに関しては、別途指定する
書式により設置情報、運転状態の分類の提出を行う。
8.6
トラブル等記録表に関するレポート
自動復帰しない運転停止など E-mail 受信後、修繕・交換等をおこなった場合は、その内
容(理由や詳細内容)を別途 NEDO 技術開発機構に提出すること。様式はトラブル等記録
表(書式2)を利用する。
29
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