「SRFとガイナで安全で快適な街を」パンフレット

東日本大震災や原発問題を契機に、地震に強い安全
な街づくりや、電力消費を抑えながら快適に過ごせる
SRFとガイナのコラボレート
空間づくりへの意識が高まっています。
従来の概念を覆す2つの革新技術「SRF」
と
「ガイナ」を
安全で快適な建物をつくることができます。
SRFなら
「解体」や「建て替え」
しかないと考えられている老朽化した建物や耐震性強度の足りない建物を、本来の外観や
組み合わせることで、誰もが望む「安全」で「快適」な建
物・街づくりが実現できます。
寸法を変えることなく、安全に生まれ変わらせることができます。
そしてガイナなら分厚い断熱材を使用せずに快適な空間
を生み出すことができます。
どちらの技術も、建物の使用性と景観を損ねることなく、建物の魅力を高めます。
また、蓄熱性を持つコンクリートによるヒートアイランド現象が問題となっている中、SRFとガイナを組み合わせれば、少な
いコンクリートで安全で快適な建物をつくることが可能になります。
これは、都市の温度上昇抑制、電力使用量の削減にも
つながります。
SRFとガイナは、大切な建物を生かし続ける、人にも環境にも優しい技術です。
◆ SRFとガイナのコラボレート事例 ∼電力使用量が大幅減!∼
SRFとガイナを組み合わせることで、安全性と快適さが増した建物をつくることができます。
節電をしなかった前々年に比べて6割減!
SRFとガイナで安全で快適な街を
節電した前年と比べても3割減!
SRFは巻くだけ、
ガイナは塗るだけ
2010年∼2012年8月の電力使用量
Wh
k
00
、0
20
16、551 kWh
Wh
k
00
、0
15
9、853 kWh
Wh
0k
0
、0
10
7、098 kWh
h
W
0k
00
5、
2010年
8月
2011年
8月
2012年
8月
協立機電工業本社ビルでは、2011年3月から9月にかけて、
当初の計画では電力使用量が38.2%になる見込みでした
社員が通常の勤務を行う中、地下1階から地上5階までを
が、工事完了後の2012年の8月の電力使用量は、工事前の
対象にSRFで耐震被覆工事が実施されると同時に、設備機
2010年の約6割減となっており、計画を20%近く上回りま
器を省エネルギー効果の高いものに取り換えたり、ガイナ
した。設備計画・販売工事会社である協立機電工業の担
を採用した改修が実施され、使用電力量の大幅減という
当者の話では、
この約20%の省エネ率増は、ガイナ、及び
結果に結びつきました。快適な執務空間が実現しました。
ガイナ+SRFの効果によるものと考えられるとのことです。
安 全 で 快 適 な 街 を 創 り 、将 来 の 社 会 に 貢 献 し ま す 。
〒101-0061 東京都千代田区三崎町 2-7-10
TEL:03-5214-3431 FAX:03-5214-3432
詳 し い 説 明 や 実 験・施 工 映 像 等 が
ご 覧 頂 け ま す。 http://www.sqa.co.jp
SRF
検索
良い技術はシンプルで効果的です
SRF ただ貼るだけで、コンクリートを耐久性と耐震性に優れた建設材料へと進化させるSRF
◆ SRF工法の特長
SRF工法とは
SRF工法(耐震被覆・包帯補強)は、
しなやかで強靭なポリエステル
繊維のベルトやシートを柱や壁等に貼り付け、巻き付ける工法で
す。
コンクリートの表面を覆うことにより経年劣化を防ぐ一方で、ひ
びが広がるのを抑え、事実上壊れない柱や壁にすることができま
す。日本全国で1600件以上の耐震補強工事に使用されている実
績があり、東日本大震災で震度6以上の強い揺れを受けた地域に
おいても多くの実績がありますが、被災報告はありません。
建物を揺らさない、
壊さない
今ある建物を活かす
SRFは鉄筋コンクリートの弱点を直接
補強するので非常に効果的です。柱
や壁など、建物を構成する個々の材料
の損傷を抑え、壊れなくします。だから
建物そのものも壊れないし、揺れな
い、設備等の被害も少なく、人命が危
険に晒されることも少なくなります
SRFによる改修は他工法と違い、建物
の空間を狭めたり、暗くしたり、見た目
を損ねたりすることがありません。改修
前の姿をそのままに、安全性と快適性
を向上させます。空間の自由度を妨げ
ない工法です。
低コスト・短工期
SRFは2∼3人の人力で包帯を巻きつ
けていく作業がメインで、大きな機材
や特殊な工具を必要としないため、
従来工法と比較して工事費が安価な
上に、施工期間も短く済みます。閉店
後や休日のみで補強を完了した例も
多数あります。
人と環境にやさしい
施工時の粉塵、騒音、振動、臭気はほと
んど発生しませんので、居ながら補強
も可能です。
「 仕事をしながら」はもち
ろん、
「 食品を売りながら」工事をした
ケースもあります。また、接着剤は無臭
で、シックハウス症候群の原因物質の
一つであるホルムアルデヒドも含みま
せん。
公的機関評価
SRFによるRC建物の柱、壁の補強につ
いては、日本建築防災協会の技術評価
を取得しています。
また、
コンクリート系
の土木構造物には、建設技術審査証明
を取得しています。SRFを用いた耐震改
修計画に関して、第三者機関による評
定を受けた実績も多数あります。
ただ塗るだけで、
「熱の均衡化」
により
暑さ寒さを解消し、
春夏秋冬快適な環境を実現するガイナ
ガイナとは
ガイナは、株式会社日進産業によって開発された高機能塗料です。
◆ SRFの効果
コンクリートなどの表面に塗布することで、空気を含んだセラミッ
ク粒子が多層構造を形成し、高い断熱・遮熱効果をはじめとして、
防音、空気質改善、防露、不燃などの様々な効果を発揮します。住ま
揺れを吸収するので損傷や変形が少ない!
いの性能を向上させることができる機能性環境改善塗材です。
※ガイナは株式会社日進産業の登録商標です。
左図のブレースや鉄板等で固める補強は、施工していない部分にしわ寄せが及ぶため、周囲が破裂
し変形が大きくなります。免震、制震装置も同様です。柱や壁のせん断破壊、梁のコンクリート崩落、
◆ ガイナの特長
天井の落下、エレベータの落下などを招きかねません。一方、右図のSRFは揺れを吸収するので、柱
や壁の損傷を抑え、
建物の揺れや変形が小さく済みます。
1. 四季を通して快適に過ごせる
(断熱性・遮熱性)
ブレース補強
SRF補強
塗膜が周辺の温度に適応し、熱の移動を最小限に抑制。太陽光に含まれる赤外線も反射します。
これにより、夏は
涼しく冬は暖かい環境が実現できます。わずか厚さ1ミリで効果を発揮し、断熱材と違い場所を取りません。
2. きれいな空気環境を実現(空気質改善)
空気中の水分をイオン化して嫌な臭いを低減、ホコリ・花粉を浮遊しにくくさせます。
◆ SRFの事例
宮城県仙台市からの声
3. 建物の長寿命化を実現(耐久性)
紫外線に劣化しにくいセラミックで構成されたガイナは、一般塗料の2∼3倍の耐久性を持ちます。
さくら野百貨店では、2010年にSRFによる改修と若干のRC工事を実施。東日本大
1972年に建てられた7階建てマンションでは、
震災でも大きな問題はなく、仙台駅周辺で最も古い建物でありながら、最も早く
SRFによる改修が2011年3月3日に完了。管理
1ヶ月経たないうちにフルオープンしました。ビル管理会社の方から
組合の方は、2011年3月11日午後3時の理事会
「耐震工事やっててよかったと、本当にその時、心から安堵した」
と喜ばれました。
4. 静かな環境を実現(防音性・遮音性)
特殊セラミックによる反射・共鳴減衰効果により、騒音・衝撃音が4∼10dB程度低下します。
準備中に東日本大震災に遭遇しました。長い
5. 安心の不燃性能
揺れの後、その場にいた工事業者が見回りに
国土交通省大臣から認定を受けた不燃材料です。認定番号:NM1194
行き、問題ないことを確認。
また、さくら野百貨店に併設する1972
年に建てられたテナントビルで は 、
2010年にSRFによる改修を実施。管理
会社の方によれば、東日本大震災後も
建物内部には被害がほとんどなかっ
たとのことです。震災後4日目から、4階
と5階でさくら野百貨店が仮店舗営業
を開始しました。
「理事長!大丈夫だ!OKだ!」
との声を聞いて安
ガイナを塗ると夏涼しくなる理由(夏)
ガイナを塗ると冬暖かくなる理由(冬)
心すると同時に、大震災に間に合ってよかった
と感じられたそうです。
理事長から
「本当に素晴らしいものだと思いました。ばっちりでした!」
との喜びの声をいただきました。
★NHK総合テレビの「サキどり↗」
でも大きく取り上げられました。
通常の家の場合
建物が熱をもち、夜になっても暑い
ガイナを塗布した家の場合
建物が熱くなりにくく、夜間も涼しい
ガイナを塗布した家の場合
室内で発生した熱が逃げるのを防ぎます。