第4回 美容薬学検定試験 解答・解説

第4回
美容薬学検定試験
エラスチン(ゴムのように弾力性のある線維)を変性させ弾力やハリを低下さ
解答・解説
せ、皮膚年齢の老化を早める。が正しい。
問 1
2
問15
1
問29
1
問43
2
問57
3
問 2
3
問16
3
問30
3
問44
1
問58
4
問 3
4
問17
5
問31
4
問45
3
問59
2
問 4
5
問18
3
問32
5
問46
2
問60
1
問 5
3
問19
2
問33
2
問47
3
問61
5
問 6
1
問20
3
問34
3
問48
1
問62
1
問 7
5
問21
3
問35
1
問49
4
問63
3
問 8
2
問22
5
問36
4
問50
5
問64
3
問 9
3
問23
2
問37
1
問51
5
問65
2
問10
4
問24
2
問38
2
問52
4
問66
2
問11
1
問25
4
問39
3
問53
4
問67
3
問12
2
問26
4
問40
4
問54
5
問68
5
問13
5
問27
2
問41
1
問55
5
問69
1
問14
3
問28
3
問42
5
問56
3
問70
4
<問36>~<問38>(全文)
「酸素が体内で変化して生じる活性酸素(フリーラジカル)が、からだの細胞に悪影響を及
ぼし、これにより細胞(肌)の本来の機能が弱くなったり、失われることを酸化という。
ポリフェノール、フラボノイドといった抗酸化作用を持つサプリメントが数多く市販され、
服用することにより、体内のフリーラジカルと対抗する。」
<問39>~<問41>(全文)
「加齢や遺伝による歯の黄ばみを、歯を削ることなく漂白することをブリーチングという。
歯のホワイトニングは、このような漂白をさすことが多いが、歯へのマニキュアも広い意
味でホワイトニングである。高濃度の過酸化水素水や過酸化尿素がホワイトニング薬剤と
して使用されるほか、光触媒(酸化チタン)とアパタイトを組み合わせたホワイトニング
薬剤が開発されている。
」
<問57>
3.EPAは、EicosaPentaenoic Acid(エイコサペンタエン酸)で、DHAは、
DocosaHexaenoic Acid(ドコサヘキサエン酸)の略です。いずれも不飽和
<問27>
脂肪酸で、血液中の脂肪やコレステロールを減らす働きがあり、いわゆるドロ
b.髪(毛髪)の80%~90%は毛皮質が占めます。毛皮質は、縦に並んだフィ
ドロ血を予防して血液をサラサラにし、動脈硬化を防ぐ働きがあります。
ブリルという繊維状タンパク質の多数本と、それらが離れないように互いに接
着するマトリックスという物質から構成されています。
<問28>
<問58>
2.L-オルニチンは、体脂肪の分解効果や筋肉をつくり基礎代謝を高める効果の
ある成長ホルモンの合成と放出に関与しています。すなわち、成長ホルモンの
c.紫外線などが原因によりメラニン色素が蓄積され、色素沈着となるとシミとし
合成・放出が活性化されて、体脂肪の分解を進めて燃えやすい脂肪酸にかえる
くず
て残りますが、紫外線以外でも、ホルモンバランスが崩れたり、夜更かし(睡
働きがあります。
眠不足)や化粧品カブレ、あるいはニキビのあとなど、皮膚への刺激(炎症)
が原因であったり、肌の老化がすすむなど、加齢による代謝力の低下(老人性
はん
色素斑)が原因でも起こります。
<問29>
a.ニキビは、思春期や10代の頃に男性ホルモンの分泌が活発になり、皮脂の分
泌が多くなってそれを栄養にしてアクネ菌が増殖し、毛穴が詰まってできる小
さな発疹をいいます。
<問30>
c.波長の長い紫外線A波は、B波よりも皮膚の真皮といった奥深くまで到達し、
コラーゲン(家屋でいえば柱や骨組みのように組織の形を保持する線維)や、
<問60>
1.BCAAは、Branched-Chain Amino Acids(分枝鎖アミノ酸)の略で、
枝分かれした分子構造を持つ3つのアミノ酸のことです。筋肉のタンパ
ク質分解を抑え、活動時に主に筋肉でエネルギー源となって燃えるので
筋肉を維持することができます。
以 上