東京リース会報60 新春号表1_4.eps

東京建設機械リース業協会
会長 鬼
丸 卓 哉
新年あけましておめでとうございます。
ことが業界の地位向上にも繋がるものと
会員、賛助会員の皆様の日頃のご支援
思います。
ご協力に深く感謝しております。
当協会の信頼される業界作りの一環と
昨年は東日本大震災と原発の放射能汚
して各社の機械整備能力の向上を進めて
染という前代未聞の大惨事が発生しました。
いますが、昨年も賛助部会のショベルメ
未だに仮設住宅や仮住まいで避難生活を
ーカーのご協力を得て建設機械整備技能
送っておられる方が大勢いらっしゃいます。
士検定試験の事前講習会を実施しました。
心よりお見舞い申し上げますとともに一
昨年から新たに学科講習も加わり高い合
日も早い復興を願っております。
格率を実現しました。また、そのための
さて、リーマンショック以降落ち込ん
参考書である「受験の手引き」も賛助部
だ日本経済は、その後の円高や欧米の景
会のメーカー・商社の協力を得てほぼ完
気減速のあおりを受け、なかなか浮上の
成にこぎつけ来年度から新しい改訂版を
気配がありません。その中にあって建設
お届け出来ます。
業界やそれに関連する業種は震災復興の
また、流通委員会を中心にして進めて
ための工事が膨大であり、特に東日本に
まいりました「レンタル基本約款」の雛
おいてはかなり忙しくなっているようです。
形も大手広域レンタル各社のご協力を得
私の会社は東京の世田谷区にあり、直接
て完成間近となりました。地場レンタル
当社のお得意先が震災関連の仕事をして
の会社ではお得意先との口約束だけで仕
いる訳ではありませんが、地域内の競争
事を進めているところが多いと思いますが、
が減少して結果として仕事量が増加して
この約款は我々レンタル会社の立場を明
いるようです。今後少なくとも1∼2年
確にし、お得意先との無用のトラブルを
は震災以前に比べ忙しさは続くものと思
排し信頼関係の構築に役立つものと確信
います。しかし復興工事が一段落した後
しています。積極的に活用出来るよう協
は景気や公共工事の減少で以前の厳しい
会でまとめて印刷することも考えており
状況に戻ることは目に見えています。
ます。
我々レンタルを主体とした業界も現在
来年度は役員改選期にもあたります。
のさほど悪くない状態の続く内に無謀な
創業から2代目、3代目の時期になり若
過剰投資をせずに企業体質の強化に注力
手の経営者が多くなってきました。これ
すべきではないでしょうか。レンタル単
からは若い経営者の新鮮な感覚を前面に
価の値戻し、維持、補償料、基本管理料
出して、今迄以上に働き甲斐のある業界
のレンタル料と別枠での回収等、利益を
に育てて下さるものと期待をしています。
出して再投資出来る企業体質に取り組む
平成24年 元旦
1
協会記録
平成23年
8月19日(金)
可搬形発電機整備資格合格発表
8月22日(月)
基本契約検討委員会
山東ビル
8月26日(金)
埼玉協議会 勉強会
埼玉会館
8月31日(水)
会報59(夏季号)発行
9月7日 (水)
茨城協議会 役員会
ホテルグランド東雲
9月10日(土)
商品講習会(コベルコ建機)
東日本コベルコ建機㈱
基本契約検討委員会
山の上ホテル
第2回理事会
〃
第140回TLゴルフ会
軽井沢72ゴルフ
9月13日(火)
9月16日(金)
・17日(土)
9月26日(月)
9月29日(木)
(酒井重工、東空販売、古河ユニック)
酒井重工業㈱
FAXニュース53号発刊
基本契約検討委員会
山東ビル
東京協議会 勉強会
〃
10月12日(水)
千葉協議会 勉強会
三井ガーデンホテル千葉
10月13日(木)
茨城協議会 ゴルフ会
宍戸ヒルズカントリークラブ
特殊機械部会
新トモエ電機工業㈱ 御殿場工場
懇親会行事(バスツアー)
千葉県富山町∼神奈川県横須賀
職長安全衛生責任者教育
中小企業振興公社
10月6日(木)
10月14日(金)
・15日(土)
10月16日(日)
10月25日(火)
・26日(水)
2
商品講習会
10月28日(金)
放射線検知器貸出し開始
11月2日(水)
基本契約検討委員会
山東ビル
11月5日(土)
商品講習会(住友建機)
住友建機販売㈱
11月7日(月)
流通問題勉強会
グランドヒル市ヶ谷
11月8日 (火)
商品講習会
(デンヨー、北越工業、やまびこ産業機械、三笠産業)
㈱クボタ建機ジャパン
11月9日 (水) 教育広報委員会
山東ビル
11月10日(木) 管理者教育講習
日本教育会館
11月14日(月)
・15日(火)
第12回SAKURA合同入札会
SAKURA会場
11月17日(木) 埼玉協議会 勉強会
県民活動総合センター
11月18日(金) 茨城協議会 勉強会
ホテルグランド東雲
11月24日(木) 賛助部会 メーカー分科会
日本教育会館
11月25日(金)
・26日(土)
東京協議会年末懇親会
福島いわき市
11月30日(水) 基本契約検討委員会
山東ビル
12月1日 (木) 特殊機械部会
山東ビル
12月6日 (火) 賛助部会 若手経営者懇談会
㈱デンヨー
12月8日 (木) 青年部会
山東ビル
12月13日(火) 基本契約検討委員会
山東ビル
12月15日(木) 第3回理事会
グランドヒル市ヶ谷
平成24年
1月12日 (木) 新年賀詞交歓会
グランドヒル市ヶ谷
1月18日 (水) 千葉協議会新年賀詞会
三井ガーデンホテル千葉
1月21日 (土) 商品講習会(ヤンマー建機)
ヤンマー建機㈱
3
平成24年
新春賀詞交歓会
平成24年新春賀詞交歓会が1月12日
(木)午後5時より、ホテルグランドヒ
ル市ヶ谷において盛大に開催されました。
今回も昨年を大幅に上回る318名(正
会員172名、賛助会員130名、来賓5名、
報道他11名)の皆様で会場の瑠璃の間
から溢れんばかりのご参加をいただきま
した。
冒頭の鬼丸会長の年頭挨拶で「今年も
我々を取り巻く環境は依然として厳しい
が、業界の正常化、健全化のため皆さん
の協力を期待したい。また業界も世代交
代が進んでおり、若い経営者が先頭に立
って業界を引っ張って行っていただきた
い」との話があり、藤本副会長の乾杯の
発声で賑やかに開催されました。
会 長 鬼丸 卓哉
4
国土交通省
関東地方整備局企画部
施工企画課
課 長 稲垣 孝
(社)全国建設機械器具
リ−ス業協会
会 長 角口 賀敏
副会長
賛助会員
藤本 俊雄
㈱クボタ建機ジャパン
日本政策金融公庫
東京支店
支店長 小林 晃郎
南後 武司
正会員 ㈱常南 ㈱辰巳菱機
賛助会員 ㈱アルタス情報システム
副会長
加藤 浩孝
5
副会長 流通委員長 藤本 俊雄
2011年という年は我々日本人にとって、
後世に永く語り継がれる忘れ得ぬ年にな
ってしまいました。3.11の「東日本大
震災」に続き、9月の台風12号の影響
に依る大水害が奈良、和歌山両県や四国
などの日本列島を襲ったのです。特に、
「東日本大震災」に起因する津波被害は
1道11県で、死者15,841名、行方不明
3,490人と大きな爪痕を残しました。
そして未だに多くの方々が津波による
福島原発事故で苦しみと不安を抱え続け
(1)「建設機械レンタル基本約款」の
改正
全建の流通委員長でもある私は、従来
の「建設機械等レンタル基本約款」が時
代の変遷に依り、現代の建機レンタルビ
ジネスに即応していないと常々感じてい
ました。従って全建を動かし、当東京支
部を中心に広域レンタル業者4社と私を
含めた地場2社、そして全建と東京支部
の事務局に加わって貰い3月に改定委員
会を立ち上げ、12月迄の10カ月間に都
合13回の委員会を開催し、最終案を纏
め挙げました。その主な内容は、12月
26日付けのFAXニュースでご既承の事
と思いますが、主な内容としてレンタル
の稼働を8時間以内と定義(第4条)す
6
ています。我々「東京建設機械リース業
協会」は、全国建設機械器具リース業協
会(以下全建と言う)の呼び掛けに呼応
して直ぐさま支援物資を被災地に届ける
と同時に、いち早く独自に義援金を募り
赤十字社に720万円を持参しました。一
方、この様な惨状を見るにつけ災害の復
旧・復興工事において、我々建設機械レ
ンタル業の重要性と存在意義をより世間
に広めることができました。そして国が
定めた『集中復興期間』の向こう5年間
での復旧や全国の防災・減災工事には、
今後とも我々が保有する建設機械や車輌
が不可欠なことは言うまでも有りません。
折しも我々流通委員会のメンバーは、我々
建設機械レンタル業の地位の向上と業界
発展のために、昨年度に引き続き幾つか
の施策を実行して参りましたのでご報告
申し上げます。
ると共に基本管理料や補償料の定義付け
(第5条、6条)を行いました。又、環
境汚染物質下での使用禁止(第12条)、
反社会的勢力等への対応(第18条)や
個人情報の利用目的(第20条)、更に
は不良ユーザー登録(第21条)等も盛
り込みました。正式には来年4月の施行
を目指していますが、その暁には必ずや
皆様方のご商売の一助になるものと確信
しています。
(2)「値戻しのための情報発信」と「流
通問題アンケート」の実施
千葉協議会の代表を兼務する私は、千
葉地区を中心としての広域レンタル業者
と大手地場レンタル業者の基本管理料及
び補償料の金額を調査し、主だった会員
各位に情報として提供しました。その影
響で既に広域2社が、下期より基本管理
料の導入を決定しました。また、補償料
についても各社改定の動きが有ります。
加えて、値戻しに腐心する或るレンタル
業者の新たな「同業者向けレンタル価格」
を入手し、情報として流した結果、千葉
地区における油圧ショベル関連のレンタ
ル単価は、10%前後は上昇いたしました。
また、流通問題勉強会に備えて実施した
アンケートでは、60社の回答を得て基
本管理料(56%)や補償料(78%)の
実施率のUPを確認することができました。
市場経済の原則からして、震災関連の影
響から機械が不足気味の今だからこそ、
抱える流通問題が解決可能と考えます。
それには、勇気と信念、そして大英断が
必要となるのです。是非勇気をもって、
各社お取組みを頂くことを期待します。
(3)「流通問題勉強会並びに講演会」
の実施
去る11月7日(月)、ホテルグラン
ドヒル市ヶ谷において前回を上回る正・
賛会員120名と報道関係8社の参加を得
て「第4回流通問題勉強会」を開催しま
した。
第1部が「改正レンタル基本約款」に
付いて解説を交えて説明、第2部が『補
償料・基本管理料は我が業界唯一のビジ
ネスモデル?』というテーマで、メーカ
ー系、広域、地場、保険代理店6名のパ
ネラーを得て私が司会でパネルディスカ
ッション行いました。このパネルディス
カッションは、回を重ねること4回目で、
前述の如く徐々に効果を発揮してきてい
るものと判断します。特に今回は、同業
者むけのレンタルでの補償制度の対応に
付いて、一定の見解を示せた事は意義深
いものと考えます。
第3部は、昨年放映されたNTVの「世
界で一番受けたい授業」でもお馴染みの
慶応義塾大学の医学部教授井上浩義氏に
「原子力・放射線の人体への影響と貸出
建機への影響」と題して、講演をお願い
しました。今回の教授の講演は大変判り
易く、私もその後何度かメールの交換を
行うと同時に、講演後1度お会いして土
や機械の除染方法に付いてレクチャー頂
きました。今後とも協会として同教授と
のパイプを大事にして参りたいと考えて
居ます。
余談になりますが、講演会後に実施し
たアンケートでは大多数の会員の方々が、
どのパートも『大変参考になった!』と
お答え頂き、大いに感激したところであ
ります。
パネルディスカッション
井上浩義 博士
7
8
放射線検知器の貸し出し
昨年の3.11東日本大震災による福島第
1原子力発電所の事故による放射能被害の
懸念が発生しました。私たちレンタル業者
にとっても貸出建機の汚染、それを扱う従
業員の健康被害が心配されます。
私たちとしてまず自分たちの環境が放射
線でどの程度影響を受けているか知ってい
ただくために今回放射線測定器を4台購入
し、会員に貸し出すことにしました。貸し出しの趣旨は日常業務に使用する
ということではなく自社の建機がどの程度汚染されているのか、以後の貸し
出しに影響はないのか、また自社のヤードなどの汚染状況を一時的に知って
いただくための試験使用です。使用の結果、自社での所有が必要と判断され
れば以後購入していただく等の判断のための貸し出しです。
希望される会社様は、事務局までご連絡下さい。
・貸出目的:自社機材、ヤード等の汚染状況を把握するための試験使用
・貸出期間:1週間(協会よりの送付、使用者よりの返却日数を含む)、1台
・費用負担:送料(支部よりの貸出し時および支部への返却時の送料)
・貸 出 器:関西電子㈱製 線量率計 放射線モニター KRM311
γ線の測定(0.01∼19.99μSv/h) 表面汚染の測定に有効
【ある会社様からのお礼状】
大変貴重な放射線検知器を貸して頂き誠にありがたく使用させて頂き有
難うございました。お陰様でレンタルから返却されました機器類を測定す
ることが出来ました。測定結果として、今現在の付着放射線量は人体に及
ぼす影響はないものと安心して社員一同作業に取り掛かることが出来ます。
これもひとえに東京建設機械リース業協会様からお借りした測定器が
あったればこそだと思います。
今後とも何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。
(原文のまま)
9
特 別教育:安全衛生責任者教 育
今年度の安全講習が1月25日(火)・
26日(水)、秋葉原の中小企業振興公社
会議室で日立建機神奈川教習センターの
成田所長を講師に開催されました。
今回の受講者は32名、2日間熱心に講
義にグループディスカッションに取り組
みました。この講習も今まで7回開催され
ており216名の方が受講されております。
講習後のアンケートで 「日々当たり前
に行っている作業等での安全確保のため
の知識など、しっかり学べました。安全
委員会などで役立てて行きます」 などの
感想をいただきました。
安全はすべてに優先され、いったん事
故が起これば会社にも大きなダメージと
なります。来年度も是非ご参加下さい。
管 理者教育講習
今年度の管理者講習が11月10日(木)
、
日本教育会館で㈱レンタルのニッケン取
締役常務執行役員寅太郎講師により開催
されました。
今回は内容が今までと大きく変更され
・レンタル業界の概要
・これからの時代に対応するために必要
な能力
・自己紹介できていますか?(コミュニ
ケーション)
・価格競争でない営業活動
・グループワーク
と、新しいテーマに36名が受講しま
した。
特にグループワークは新しい試みで
「魅力ある業界にするには」「レンタル価
寅講師
10
格低下の歯止めは」の2つのテーマで熱
心に討議されグループごとに発表されま
した。全員が議論し意見交換をする意義
は大きく、また横のつながりも築くこと
ができ、今後に大変有意義なグループ
ワークとなりました。
講習後のアンケートも「初めての参加
でしたが、部下の教育の仕方に対して非
常に勉強になった。自身も含め社内教育
の重要性を改めて考えさせられました」
、
「実務面での具体的な事例を織り交ぜて
の講習で非常に為になりました」との感
想をいただきました。
講習終了後懇親会が開かれほぼ全員の
方が参加し、講習会の話や情報交換などに
盛り上がり大変有意義な1日となりました。
グループワーク
青年部会
今年度2回目となる勉強会が12月8
日(木)10社13名の参加をいただき山
東ビル会議室で開催されました。
当日は今回賛助会員として当支部に加
入された㈱アルタス情報システムの射手
矢氏を講師に「『レンタル業向け販売管
理システム』パッケージを利用したシス
テム導入とその効果」をテーマに行われ
ました。
同社は20数年前から建機レンタル業
界向けのシステムを開発しており今回数
あるシステムの一つとして同社のシステ
ムを中心に話していただきました。
現在、レンタル会社においても多種多
様な業務(機械のレンタル業、販売業、
修理業、回送業ならびに工事請負業等)
が存在しており、管理業務も複雑になっ
ております。今回の講習がその業務のサ
ポートと効率化、省力化等の検討のため
の一助になれば幸いです。勉強会終了後、
年末懇親会も兼ね楽しい会合が持たれま
した。
特殊機械部会
10月14日(金)13時から新トモエ電
機工業㈱御殿場工場で見学会を行いまし
た。
新トモエ電機工業㈱は、西尾レント
オール㈱の100%子会社で2010年6月
にトモエ電機工業から事業を引き継ぎ、
同社が永年培ってきた電気車両の製造の
ノウハウや実績をベースにバッテリーを
動力源とする特殊搬送車両メーカーとし
て、時代が求める環境対策や効率化で貢
献できる製品の開発や整備に取り組んで
おられます。今回は、特にハイブリッド
化した大型ダンプを見せて頂きましたが、
ハイブリット車両や電動車両などの研究
開発に力を注いでおられ、多機種・多分
野に対応すべく、有人・無人、交流・直
流など幅広い分野での搬送形態に対応が
可能との事でした。
今回のハイブリットダンプも、中古で
コマツ製の大型ダンプを購入して、自社
のみでハイブリッド化改造されたとの事。
そのハイブリッドダンプは、アメリカか
らの引き合いで今後、実証実験を進めて
納品を行う予定との事でした。
今回の新御殿場工場は、2011年4月
18日に移転・新築されており工場内は
綺麗に整理整頓されていました。
平 清二郎(西尾レントオール㈱)
参加者のみなさん
11
懇 親行事:バスツアー
昨年まで5回実施していた会員懇親行
事:東京湾クルーズを今年度は目先を変
ントがなくなってしまいました。
え 「地引網体験、海鮮バーべキュー、戦
それでも全員元気にバスに乗車予定通
艦三笠見学」 バスツアーとして実施しま
り出発、すぐに子供達にはジュースとお
した。
菓子、大人には缶ビールとつまみが配ら
10月16日(日)
、前日からの雨と強風
れバスの中は賑やかになり会話が弾んで
も参加者の願いが叶い、明け方にようや
きました。途中東京湾横断道の 「海ほた
く止んだ朝8時半、お子さんの手を引い
る」 で休憩、嵐の去った東京湾を眺め一
たご家族や会社の仲間との参加者など
路千葉富山町岩井海岸を目指しました。
40名が今日を楽しみに東京八重洲のバ
12
ん」 との悲しい連絡。今回のメインイベ
岩井海岸に着くと波は比較的穏やかで、
ス駐車場に集まりました。しかし出発前
本来なら今頃全員で「えっさ、こらさ!!」
に網元より 「前日の雨嵐が今朝まで続き
と網を引いていた浜辺を残念な思いで散
地引網が仕掛けらず今日は網が引けませ
策し、バーベキュー会場に入りました。
たのしい車内
海ほたる
バス前に集合
バーベキュー会場
我々が網を引けなかったため漁師がそれ
横須賀に上り三笠公園の「戦艦三笠」
以前に仕掛けておいた網の魚が振る舞わ
を見学しました。三笠は日露戦争の折の
れ、内容的にはむしろ良かったかもしれ
日本海海戦における日本海軍の東郷司令
ません。
官乗艦し指揮する旗艦、そのままの状態
食事が終わるころにはすっかり晴れ上
がりました。金谷港から横須賀港まで
で保存されておりたっぷり1時間楽しく
見学することが出来ました。
フェリーでの1時間ほどの船旅です。甲
東京駅に戻ったのは午後6時、バラエ
板では船の後をカモメが追いかけてきて
ティーに富んだ楽しい1日を過ごすこと
おり、お菓子など投げると見事にキャッ
が出来ました。来年度もまた楽しい懇親
チ、楽しい時間を過ごすことも出来まし
行事を計画いたします。多くの皆さんの
た。
ご参加をお待ちしております。
岩井海岸
フェリーを追うカモメたち
参加者のみなさん
13
賛 助部会
11月24日(木)日本教育会館におい
てメーカー系会員で「建設機械整備技術
ご協力いただきました各社様には御礼
申し上げます。
者受験参考書」改定支援会社の分科会が
開催されました。
この参考書の改定作業は昨年度より取
り組んでおり、今般ゲラ刷りが上がり今
回最終確認打ち合わせを行いました。
原稿をいただいた会社様からの提供写
真は調整して極力掲載し、巻頭には協力
会社の一覧を掲載し24年3月末までに
は完成する予定です。
T Lゴルフ会
30名の参加をいただき初秋を迎えた軽
●第140回
TLゴルフ会も回を重ね今回、140回
を迎えました。一時は年6回開催された
催されました。
こともありましたが近年は年3回の開催
コンペ終了後は場所を移し懇親会が開
となっており、本当に息の長い会員間の
かれ、本日のプレーや長い歴史や情報交
親睦の場となっております。
換などに和気あいあいに夜遅くまで盛り
今回はこれを記念し 「記念大会:オー
上がり楽しい会となりました。
プンコンペ」 として全会員にご案内し
当日の結果は次の通りです。
勝
樋脇就三
㈱ニチワ
ネット71,4(アウト47 イン46)
準優勝
鬼丸卓哉
㈱城南建材社
ネット71,6(アウト42 イン38)
3
荒巻 功
㈱大興リース
ネット74,0(アウト47 イン51)
優
位
参加者のみなさん
14
井沢72ゴルフ場において1泊2日で開
荒巻さん、鬼丸さん、福山TLG会長
15
の「レンタル基本約款」について中間報
告が有り、全員が熱心に聞き入りました。
引き続き同様のテーマで、9月6日(火)
にはサングランドホテル船橋にて、道路
部会が、9月9日(金)にはJFEみやざ
き倶楽部にて県南エリア懇談会が開催さ
れました。各社ご多忙中にも拘わらず多
数ご参加者頂き、池上委員長を中心に活
発な議論が展開され大変有意義な懇談会
となりました。年度末近くに再度開催を
予定しています。
2.平成23年度勉強会開催
10月12日(水)に勉強会、ならびに
懇親会が三井ガーデンホテル千葉にて開
催されました。内容は3部構成で第1部
は千葉県防災危機管理監及び千葉県土整
備政策課の担当官より千葉県に於ける被
災と復興状況について詳細な説明が有り、
改めて東日本大震災の被害状況の甚大さ
を実感しました。
第2部は昨年に引き続き、㈱帝国バン
クの担当者より主に千葉県建設業界の信
用状態の他県比較等を説明して貰い、震
災後の状況が確認出来ました。
第3部は各広域レンタル会社、同業者
向けレンタル会社様より、放射能汚染周
辺区域のレンタル対応や基準値に付いて
ご説明頂き、大変参考になりました。
今回は総務委員会の青葉委員長のご尽
力もあって、内容も充実した大変中身の
濃い勉強会となりました。委員長や各委
員をはじめ、各講師の方々に心から感謝
申し上げます。
勉強会同様、懇親会も出席者が117名
と予定を遥かにオーバーし、藤本代表の
ご挨拶でスタート、続いて東京建設機械
リース業協会鬼丸会長の乾杯の御発声で、
盛大な情報交換の場に移行しました。最
後の中締めでは、池上委員長に依る〔が
んばろう日本、がんばろう東北、がんば
ろう藤本〕のエールで、和やかな中終了
出来ました。
3.懇親ゴルフコンペ開催
10月25日(火)懇親ゴルフコンペが、
メーカー・商社等の賛助会員の方々の参
加を得て姉が崎カントリー倶楽部におい
て6組で盛大に開催されました。優勝者
は千葉リースの田口さん、準優勝は不肖私、
第3位は藤本代表でした。
今期も僅かとなりましたが、千葉協議
会を中心に業界がさらに発展する事を期
待します。
大森 達也(北越工業㈱)
埼玉協議会
本年度は4月、8月、11月に勉強会の
予定でしたが、3月11日の東日本大震災
が起こり4月の勉強会は各社とも機械の
手配、救援物資、復旧対応などを優先と
考え勉強会は中止とさせて頂きました。
本年度、第1回目の勉強会は8月26日
(金)埼玉会館にて、「原価とは」を主
題として、全国建設機械器具リース業協
会の角口賀敏会長を講師にお呼びして、
レンタル業界の現状、東日本大震災、レ
ンタル原価とはのお話や自社の取組の話
16
まで伺い、本当に仕事に対して前向で行
動的なところを勉強させて頂きました。
また、後半はエリア毎に、角口会長の講
演を聞いてディスカッションをして頂き
今後の取組に対しての報告発表をして頂
きました。
第2回目は、11月17日(木)埼玉県
県民活動センターにて「原価Ⅱ」という
テーマで、㈱電動舎 代表取締役社長 高
田正芳様に講師を御願いし、レンタル原
価の考え方を講演して頂きました。原価
設定の仕方や過去から現在に至るまでの
環境の変化とレンタル単価の変化の仕方
を事例に沿ってお話を頂き、凄く解り易
い説明をして頂きました。その後は、エ
リア事に分かれて0.7 BHの年間、月間
原価の考え方をディスカッションをして、
8月26日会場
各グループに発表をして頂き、原価に対
しての捉え方や適正価格という意識づけ
や他社の原価に対しての考え方などを聞
くことができ、適正価格に対してより深
く知ることができました。
黒米 臣行(㈱東リース)
11月17日会場
茨城協議会
11月18日(金)、ホテルグランド東
雲で本年度第2回の勉強会が96名の参加
をいただき開催されました。当日は三つ
のテーマで行われました。
以下、私の感想を記させていただきます。
テーマ1、茨城県に於ける災害対策の状
況について
講師:茨城県防災課課長補佐 高野氏
「東日本大震災」の被災状況は、各メ
ディアにより情報が入っておりましたが、
県の災害対応は初めて知り得る事も多く
ありました。
震災直後の避難者受入れ、防災ヘリ、
自衛隊、消防団の皆様による救援活動内
容には感銘を受け、また県の対応の早さ
には脱帽でした。
弊社も、建設機械等の一般貨物運送事
業を営んでいる会社として、震災直後は、
災害復旧現場に運ぶに当たり、燃料不足
に苛まされましたが、「緊急車両専用給
油所」として便宜を図って頂いたお陰で、
被災地に建機を届ける事が叶いました。
今回学んだ事を生かし、まずは、私自身
が出来る事として、不足している地域消
防団員に積極的に参加をしたいと思います。
テーマ2、放射能汚染機械の対応について
キャタピラージャパンの奥西健一氏の
お話をお伺いし、機械リース時及びサー
ビスマン派遣時の対策を弊社でも改めて
見直しを図りたいと思います。
同業でもあるレンタルのニッケンの気
張太郎氏のお話をお伺いし、色々な具体
策がなされておる事に感嘆しました。弊
社でも適用させて頂ける内容がありまし
たので、参考にさせて頂きます。
テーマ3、放射能測定機器について
関西電子の高木裕紀氏より同社の測定
器での放射線測定を実際行い、併せて当
社もこの「放射能測定器」を使用して精
密な数値が出ており、これからの安心取
り引き、自社防衛には欠かせない物かと
思いました。
営業よりも、「放射能測定器」につい
て以前より話題があがっており、今回の
話により、前向きに購入の検討をして参
りたいと思います。
小林 勇介(㈱マキナ)
17
商 品 講 習
賛助部会の支援をいただき今年度初め
て「商品講習」が開催されました。この
講習は各社の建機の知識や取り扱いの注
是非ご参加下さい。
実施会社は次の通りです。
意点、日常点検での注意点、故障発生箇
9月10日(土)東日本コベルコ建機
所発見などの内容で今回は9社のご協力
9月26日(月)酒井重工業、東空販売、
で開催されました。
受講対象者は経験5年未満の方としま
したが、すでに日常的に機械に触られ、
古河ロックドリル
11月5日(土)住友建機販売
11月8日(火)デンヨー、北越工業、
社内教育で知識は持たれておられますが、
やまびこ産業機械、
メーカー側から直接体系的に知識が得ら
三笠産業
れたことは大変意味があり、来年度も今
18
回の内容に修正を加え実施する予定です。
1月21日(土)ヤンマー建機
東日本コベルコ建機
酒井重工業
東空販売
古河ロックドリル
住友建機販売
北越工業
やまびこ産業機械
デンヨー
三笠産業
ヤンマー建機
19
読者
の
ひろば
このページは会員の皆様が作るページです。わが社の自慢、日頃感じておられること、
趣味にまつわるお話など、自由にお使いください。
今回は、ユナイト株式会社の須郷様に投稿をお願いしました。
死者行方不明者は2万人弱という悲惨
桁違い
極まりない災害です。1995年阪神淡
路大震災により6,437人という尊い人
命が失われて16年、その間にも多く
の自然災害が発生しています。日本の
国土面積は世界の地表面積のわずか
ユナイト株式会社
取締役常務執行役員 須郷
20
洋一
0.25%しかないにもかかわらずマグ
ニチュード4以上の地震の約10%が
日本で発生しているそうです。風水害
桁違いとは、「価値や規模などが他
も含め日本の自然災害の多さをあらた
と比較にならないこと」「そろばんの
めて認識するとともに、今後はそれら
桁を間違えること」「数の位を取り間
の災害に対しての備え、対策を国、企
違えること」という意味だそうです。
業はもちろん個々人にいたるまで真剣
2011年3月11日、桁違いの災害が
に取り組んでいかなければならないと
東北地方を襲いました。
思います。
「東日本大震災」日本は地震と津波、
当社ユナイト株式会社は昭和47年
それによる原発事故によって国難とで
に設立し今年で40年目となり事業内
もいうべき災厄を受けてしまいました。
容は道路建機レンタル事業と路面切削
機をメインとする道路工事施工事業を
東北地方では常磐自動車道を延伸す
おこなっております。その関係から
る形で北上する三陸縦貫自動車道(仙
「道路」という視点でこの災害を考え
台市から岩手県宮古市)が建設途上で
ていきたいと思います。
した。まだ一部しか供用していません
地震発生直後からお客様より様々な
が供用区間は海から離れた山側につく
ご依頼をいただきできる限りの対応を
られています。国道45号線は海沿い
おこない、被災地には4月4日∼6日
を縫うように走っていて、津波でずた
にかけて入りました。東北道は広範囲
ずたになってしまいましたが供用区間
に損傷し緊急復旧工事がおこなわれて
は代替路線となり非常に有効に機能し
おり、本復旧工事は桁外れの工事にな
ています。12月7日当社気仙沼出張
ると思われました。(12月現在すで
所の開所式に仙台から車で移動しまし
に発注され2012年本格施工)郡山、
たが海側は渋滞が激しく時間が読めな
仙台、石巻、南三陸町と訪問しました。
いため三陸道を利用しました。もしこ
仙台では仙台空港の復旧に向け、米軍
の道路がなかったら大渋滞で何時間か
とともに当社のお客様でもある前田道
かることかと恐ろしくなりました。
路さんが200名近い人員を投入し緊急
近年、無駄な公共事業の削減という
復旧工事をおこなっておりました。近
方針のもと第二東名高速道路は6車線
隣はテレビの映像で見るように瓦礫の
から4車線へ等々大幅に削減されてき
山が続きやっと車両の通れる道路を確
ました。しかし必要なインフラ整備は
保したという状況であり360度広がる
早急におこなうという認識を共有する
景色から津波のパワー、恐ろしさを肌
ことが必要だと思います。
で感じました。仙台東部道路を進むと
最後になりますが被災地はまた寒さ
道路の盛土部分においては海側の地域
の厳しい季節に入ります。被災された
が壊滅状態なのに比べ山側はほとんど
皆様のご健康と一日も早い復興をお祈
被害がなく道路が防波堤の役目をした
りいたします。
ことを実感しました。しかし橋脚部分
においては山側に津波が押し寄せ被害
が広がっており災害の備えとしての道
路、公共工事のあり方を見直していた
だきたいと強く思います。
21
材㈱に入社し冷暖房機械の販売を担当、
その後系列会社の暖冷工業㈱を経て、㈱
社長訪問
鳴浜リースに昭和47年に入社、フロン
ト業務や営業を経験し、レンタル業の基
本を学ぶことが出来ました。昭和54年
に退社し、同年9月38才の時に独立して、
㈱泉リースを創立しました。創立に当た
っては㈱機電サービス 石井社長に大変
生涯現役で !!
な支援と親身なご指導をいただきました。
また㈱サンペイの三瓶会長より、レンタ
ル業界について教えを受けました。人間
関係でもいえることですが「人皆師」と
常に思うようにしています。社名の由来
は50音で母音が早く発音される、ア・カ・
サ行が先頭にくる方が発声しやすく、電
話で聞き取りやすいということで、当時
株式会社 泉リース
代表取締役 内薗
竹男
住んでいた泉町から取り「泉リース」と
しました。
当初は自宅兼事務所で、妻が電話番。
22
今回は前回の㈱共英の荒井社長に引き
この時期公共工事が多く発注され大変忙
続き同じく元会長、現相談役の㈱泉リー
しく、半年後には黒字にすることが出来
スの内薗社長を街にクリスマスイルミネ
ました。営業は私自身と、各得意先に誠
ーションが輝き始めた比較的暖かな11
実に対応している技術者がある意味営業
月末、丸山委員長(㈱機材社)と私でお
マンです。大学は文科系でしたが、高校
訪ねしました。同社は西武新宿線 航空
は機械科、父が戦死で母親が大変苦労を
公園駅より徒歩約7分の所に本社事務所
している状況で、母親が「技術を身につ
と機械置き場があります。
けた方が良い」と機械科を卒業したこと
内薗様のルーツは鹿児島、祖父は下級
が今になって役立っており、このことは
士族出身の警察官僚で仕事の関係で埼玉
母親に感謝しております。
に赴任された折に所沢出身の祖母とご結
同社の社訓には、「お客さま第一、感
婚、父親は満州鉄道の役人であったため
謝の心」(お客様あっての商売繁盛で常
満州でお生まれになり、終戦後に引揚げ
に感謝の心で接する)、「健康」(気力
て大学卒業まで所沢で過ごされました。
のみなぎった体力は健康を維持して初め
昭和39年に中央大学を卒業して、現
てできる仕事)が掲げられ社員全員が実
㈱クボタの管材部門の商社である富士機
践されておられます。
常に戻ることが業界の発展につながると
思います。
内薗様は「今は地場業者にとってチャ
ンスと言えます。今までは大きくすれば
必ずスケールメリットがあって競争に勝
つことが出来ました。しかし、今や大き
なスケールは重荷になり、肥大化したバ
ランスシートを縮小し筋肉質の小さなス
内薗社長・丸山委員長
ケールで戦わない限り競争に勝てなくな
昨年に大きな病「自己免疫型肝炎」を
りました。特に地場レンタル業者にとっ
患い闘病生活を強いられました。今はほ
てこれを絶好のチャンスと捉え、自社の
ぼ回復いたしましたが自重した生活をし
バランスシートを考えてみてはどうでし
ております。
ょうか」と話されておられます。
宴席などにも顔を出しますがアルコー
ルは禁酒で、ノンアルコールビールとウ
ーロン茶です。趣味は家庭園芸、それと
昨年ご病気をされましたが我々がお邪
読書です。特に経済書が好きでよく読ん
魔し拝見する限り非常にお元気で顔の色
でおります。
つやも良く、以前よりも少しふっくらと
子供は2人の女の子に恵まれましたが
されておられます。
特に後継者とは考えておりません。私自
会社のますますのご発展と内薗様のご
身「生涯現役」を通し、会社の将来はそ
健康を願い同社を後にしました。
の時点で考えようと思っております。
(まとめ・写真;前田)
協会では昭和63年より平成20年まで
役員を務め色々な思いでもありますが、
特に会長時代は建設業界や経済界が大変
冷え切っており、協会の諸会合での会長
挨拶の折になかなか明るい話が出来なか
ったことが残念であり、このことが記憶
に残っております。
今日レンタル業界では安値受注が横行
しており、ある程度の単価維持をしてい
くとこの環境下で一時は得意先も離れて
行きますが、地道に地場と密着して行け
ば必ず戻ってきます。また東日本大震災
による復興需要を境にレンタル価格が正
23
今回は港区芝公園の
増上寺を訪ねました
東京散歩
港 区 芝 公 園 増 上 寺
時の面影を残す唯一の建造
物で国の重要文化財に指定
されております。
三解脱門とは三つの煩悩
「むさぼり、いかり、おろ
かさ」を解脱する門のこと
です。私もこの三門をくぐ
り何か煩悩から解放(?)
された気がします。建築様
式は三戸二重門、入母屋造、
大 門
朱漆塗。唐様を中心とした
今号の表紙写真を見られ「おゃ、見
建物に、和洋の勾欄などが加味され、
たことのあるお寺だ!」と思われた方
和唐折衷の美しさを見せております。
もおられることと思います。毎年のお
二階内部(桜上)には釈迦三尊像・十
正月恒例、箱根大学駅伝のランナーが
この前を疾走する芝増上寺の三門です。
今年の第88回大会の復路、東洋大の
斎藤選手がこの三門前をトップで駆け
抜けて行きました。増上寺の正式名称
は「三縁山 広度院 増上寺」、徳川家
の菩提寺として広く知られております。
増上寺は今まで何回も訪れていますが、
今回、三解脱門(三門)が戦後初めて
平成23年9月17日より11月30日まで
一般公開されているのを機に訪れてみ
ました。
三解脱門は元和8年(1622)建立、
増上寺が江戸の初期に大造営された当
24
徳川将軍家墓所
六羅漢像や増上寺歴代上人像が奉安さ
今回の三門公開は法然上人八百年御
れております。この二階に上がるのに
忌を記念して公開されたものであり、
は急階段、やっとの思いであがり二階
3月にも予定されているようです。お
から浜松町方面が良く見渡すことが出
寺の案内パンプレットにも「悠久の歴
来ます。昔は現在の山手線のあたりま
史が凝縮されている境内」と記されて
でが海岸線、大変景色も良く戦前は多
います。またとない機会です。是非お
くの方が参拝に訪れたとのことです。
訪ね下さい。
(事務局 前田)
境内奥には「徳川家墓所」があり六
人の将軍と皇女和宮様をはじめ、各公
の正室、側室、子女多数が埋葬されて
います。
経 堂
3.11 震災で曲ったタワーのアンテナ
新旧の調和(大殿と東京タワー)
25
26
27
新入会員紹介
【正会員】
株式会社 常南
当社は、コベルコ建機の建設機械を中心に、建設現場で必要な機械や商用車のレンタル、
販売、修理を行なっています。営業所は、茨城県内に4ヶ所あり、県内全域を営業エリア
としております。レンタル商品については、低燃費・低騒音でNETIS登録されているコベ
ルコの油圧ショベルを数多く取り揃えております。また、ブルドーザー、グレーダー、ロー
ラー、ダンプなど大きなものから、発電機、コンプレッサー、ランマ、プレートなど小さ
なものまで幅広い品揃えをしております。レンタカーは、平トラック、アルミバン、マイ
クロバス、冷凍車、高所作業車等を取り揃えております。
この度の入会を機に、会員の皆様と共に発展していきたいと思っておりますので、宜
しくお願い致します。
【本社所在地】茨城県石岡市国府7−8−5
TEL 0299-23-7524 FAX 0299-23-7502
【営 業 所】石岡、日立、水戸、土浦
【代表取締役】青木 実
【資 本 金】1億円
【従 業 員 数】47名
【事 業 内 容】建設機械及び車両のレンタル、販売、修理
【正会員】
株式会社辰巳菱機
当社は発電機の負荷試験装置製造販売及びリースレンタル業を主体に全国展開している
業界トップメーカーです。
レンタルについては乾式負荷装置(L-5∼H-10MC)70台、発電機15台を所有し安心
安全安価で対応しております。
この入会を機に協会々員の皆様のお役に立ちます様、努めますので宜しくお願い申し上
げます。
【本社所在地】〒136-0074 江東区東砂6-12-5
【東京事業所】〒136-0074 江東区東砂7-16-12
TEL 03-3648-3174 FAX 03-5635-7771
【配送センター】〒136-0074 江東区東砂6-16-2
TEL 03-3648-7748 FAX 03-3648-6100
【代表取締役】近藤 豊嗣
【資 本 金】45,000千円
【従 業 員 数】28名
【事 業 内 容】電気(菅)工事業 乾式負荷装置製造販売、リース、レンタル業
【営 業 所】北海道 東北 那須 千葉 関西 福岡 上海
【U R L】http://www.ttmrk.co.jp
28
【賛助会員】
株式会社アルタス情報システム
は、「JA系統系リース会社」の強みである国内トップクラスの金融・物流ネットワークを活
当社は、ソフト開発会社として30年前にスタートいたしましたが、20数年前から建機レ
かした高次のソリューションサービスを展開するという特性と「三井系・商社系リース会社」
ンタル業界向けのソフトを開発して参りました。そのノウハウを生かしてかゆいところに
の強みである商品・業界に対する専門性を活かした高付加価値サービスを展開するという
手が届くシステム「レンタル百貨」というパッケージを現在は製造・販売しております。
特性を併せ持つ、個性豊かなリース会社です。新しいことに取り組もうとするお客様の最
「レンタル百貨」はこの業界の複雑な請求書発行はもちろん、会社のルールつくりや、
良のパートナーとして、商品力、仕組構成力、地域展開力、グループ企業との確固たるパ
今後の会社の舵取りを決定していくため、各種管理資料も豊富に簡単に作成していただけ
ートナーシップ、全国に広がる営業ネットワークを融合し、「知融」を付加したサービスを
るシステムとして開発しております。
提供してまいります。
2010年1月よりWindows2008サーバーやWindows7にも対応した「レンタル百貨v.4」
この度賛助会員として入会を機に、協会の皆様のお役に立ちますよう努めさせて戴きま
を発売し、ご導入ユーザー様にもご好評をいただいております。
す。何卒お引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。
今後も、儲かる会社のお役に立てるようにと、営業支援システムも発表いたしました。
この度賛助会員として入会を機に、協会の皆様のお役に立てる様に勤めさせていただき
【本社所在地】東京都品川区東五反田2−10−2 東五反田スクエア
ます。何卒お引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。
TEL
03-3448-3711(代表) FAX 03-5488-9300
機械本部 建設機械部
【本社所在地】大阪市西区北堀江1−16−21
TEL 03-3448-3840 FAX 03-5488-9330
TEL 06-6531-7751(代表) FAX 06-6531-7765
【代表取締役】安田 義則
06-6531-5855(建機直通)
【資 本 金】320億円
【東京事務所】東京都中央区日本橋人形町3-7-2 原ビル
【従 業 員 数】984名
TEL 03-5642-1388(代表) FAX 03-5642-1389
【事 業 内 容】賃貸事業、割賦販売事業、各種ファイナンス事業、その他付帯事業
【代表取締役】丸林 浩
【関 連 会 社】JA三井リースオート株式会社、ユナイト株式会社
【資 本 金】1,000万円
【U R L】http://www.jamitsuilease.co.jp
【従 業 員 数】38名
【事 業 内 容】ソフトフェア受託開発、コンサルティングサービス、
システムインテグレーションサービス、パッケージ開発、販売、保守
【U R L】http://www.altusj.co.jp
29
30
ハンドガイドローラー
搭乗型振動ローラに2.5tが新登場!
! H600
H650
欧州安全視界基準1×1をクリア
デフロックの標準装備で、不整地での安全性を確保
市街地にもパワーを発揮!
陸内協排出ガス自主規制
【2次規制適合エンジン搭載
】
フルオープンカバー&
サイドガードフレーム
コンバインド型
KV25C/CS
KV40C/CS
【低騒音型建設機械】
市街地、
小規模舗装工事に
市街地、
小規模舗装工事に
3tタイヤローラ。
3tタイヤローラ。
タンデム型
KV25D/DS
KV40D/DS
KT30
KT30
【第3次基準値
排出ガス対策型】
(2.5t)
【低騒音型建設機械】
【超低騒音型建設機械】
(Sタイプ)
【特定特殊自動車排出ガス基準適合車】
(4t)
前輪2モータ駆動に
より、カーブ転圧時の
引きずりを軽減。
クローラ洗浄機
CW25
【第3次基準値排出ガス対策型】
【低騒音型建設機械】
人手の掛からない自動洗浄ロボットにより
重機足回りの洗浄費用が大幅低減!
!
◆ リユースローラも各種取扱っております。お問い合せください。
関東鉄工株式会社
KANTO TEKKO CO., LTD
http://www.kanto-tk.co.jp
本社・工場/〒 306-0101 茨城県古河市尾崎 41-14
TEL: 0280-77-0081 FAX: 0280-77-0080
31
埼玉東営業所
32
埼玉西営業所
33
この道を、きわめる。
道理で、HITACHI
日立建機の道路機械シリーズ
TH-110001-A
ZV55R
CP220-3
ZV650W
TH-100028-A
CS125-3
特定特殊自動車排出ガス基準適合車
超低騒音型建設機械指定機
(大小兼用・簡易水洗)
KZU
ZV60PF
TCC12SE
ZC35C
多 彩 な 製 品 群 で 、世 界 の 道 路 づ くりと 環 境 保 護 に 貢 献 す る
株式会社 日立建機カミーノ
34
■営業本部/〒340-0004 埼玉県草加市弁天5-33-25
TEL:048-931-2411 FAX:048-931-2417
http://www.hitachi-kenki.co.jp/camino/
35
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40
41
ネオエコブライト 交流出力電源部
42
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43
平成 23 年度
役 員 名 簿
相談役 荒井敏彦 ㈱共英 内園竹男 ㈱泉リース 岡添紘樹 ㈲茨城リース
役
会
副
副
副
副
副
常
常
常
常
常
常
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
監
職
長
長
長
長
長
長
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
氏
名
鬼 丸 卓 哉
藤 本 俊 雄
寅 太 郎
丸 山 寛 司
加 藤 浩 孝
福 山 慎 一
川 曲 幸 生
小 松 周 平
小 松 崎 伸 一 郎
山 下 仁 和
三 瓶 靖
中 野 浩 二
黒 米 臣 行
苅 谷 秀 行
根 本 忠 康
山 岡 武 市
荒 巻 功
榎 本 一 雄
椎 野 尊 広
野 本 芳 英
橋 本 幸 明
古 川 利 勝
石 井 朝 徳
岡 澤 真 澄
高 木 潤
高 野 博 勝
田 口 正 治
長 崎 学
本 多 安 則
関 英 雄
会 社 名 ㈱城南建材社
㈱ビー・トライ
㈱レンタルのニッケン
㈱機材社
㈱トーメイ
双葉リース㈱
㈱タケカワ建機
小松物産リース㈱
小松崎機械㈱
アクト建機㈱
㈱サンペイ
西尾レントオール㈱
㈱東リース
コマツレンタル㈱
㈱エービーリース機械
㈱東京機材
大興リース㈱
日立建機レック㈱
三成研機㈱
㈱共英
㈱アールアンドアール
㈱フルカワ
㈱機電サービス
㈲岡沢機械サービス
和泉機械㈱
㈱アクティオ
千葉リース工業㈱
㈱カナモト
ユナイト㈱
三明興業㈱
事
小
俣
修
一
㈱オマタ土鑛機商曾
賛 助 部 会 長
南
後
武
司
㈱クボタ建機ジャパン
事 務 局 長
前
田
秀
雄
東京建設機械リース業協会
監
44
会
会
会
会
会
任 理
任 理
任 理
任 理
任 理
任 理
平成 23 年度 役員担当表
委
員
会 委
総務・厚生 寅
員
長 副 委 員 長
委 員
太郎 福 山 慎 一 山 岡 武 市 橋 本 幸 明 古 川 利 勝
山 下 仁 和 三瓶
靖 中 野 浩 二 苅 谷 秀 行 根 本 忠 康
通 藤 本 俊 雄 小松崎伸一郎 榎 本 一 雄 石 井 朝 徳 高 野 博 勝 田 口 正 治 長 崎 学
流
本 多 安 則
教育・広報 丸 山 寛 司 川 曲 幸 生 小 松 周 平 荒 巻
功 野 本 芳 英 岡 澤 真 澄
可発・環境 加 藤 浩 孝 中 野 浩 二
部 会 部
会
長 副 部 会 長
高木
委 員
潤
特 殊 機 械 椎 野 尊 広
福 山 慎 一 中 野 浩 二
(平 清二郎)
青
年 加 藤 浩 孝 川 曲 幸 生 福 山 慎 一 古 川 利 勝
賛
助 南 後 武 司
( 杉本義雄 )
( 高橋泰雄 )
協
議
会 代 表
東京協議会 山 下 仁 和 福 山 慎 一 小 松 周 平 三 瓶
委 員
靖 山 岡 武 市 荒巻
功 古 川 利 勝
千葉協議会 藤 本 俊 雄 橋 本 幸 明 田 口 正 治
埼玉協議会 黒 米 臣 行 加 藤 浩 孝 川 曲 幸 生 榎 本 一 雄 椎 野 尊 広
茨城協議会 小松崎伸一郎 丸 山 寛 司 根 本 忠 康 岡 澤 真 澄
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編集後記
新年明けまして
笑顔をみせておられます。
おめでとうござい
我々もこの人たちのために出来る事
ます。
は惜しまず協力していきたいと思います。
正会員及び賛助会
今年は東京建設機械リース業協会が
員の皆様方におかれまし
携わる建設業が、東日本大震災の復興
ては、輝かしい新しい年をお迎えのこ
を始め関東での仕事が始まっていくの
とと心からお喜びを申し上げます。
か予想もつきませんが、当協会会員も
昨年3月11日に起きた東日本大震災
昨年以上に協力し合い会員にとって良
では、多くの方々の幸せを奪う大惨事
き年である事を願っております。
となってしまいました。復興も思うよ
今号にご寄稿・広告掲載に協力いた
うには進まず、この新年も仮設住宅で
だきました正会員様ならびに賛助会員
迎えられた方々も多く居らっしゃるこ
各社様には末筆ながら誌面にて御礼申
とと思います。しかし報道などで見受
し上げます。
けられる現地の皆様は、周りの方々と
教育・広報委員 野本 芳英 共に協力し合い大きな悲しみを乗り越え、
(株式会社 共英)
60号広告掲載社
広告主名
掲載頁
広告主名
掲載頁
関東鉄工㈱
31頁
ヤンマー建機販売㈱
38頁
㈱クボタ建機ジャパン
31頁
㈱ティ・エイチ・アイ
38頁
東日本コベルコ建機㈱
32頁
計測ネットサービス㈱
39頁
㈱鶴見製作所
33頁
JA三井リース㈱
40頁
デンヨー㈱
33頁
㈱ワイズマン
41頁
日立建機㈱
34頁
㈱損害保険ジャパン
41頁
㈱日立建機カミーノ
34頁
㈱カネタニ
42頁
全国建設機械器具リース業厚生年金基金
35頁
ユアサR&S㈱
42頁
㈱アールアンドアール
36頁
㈱日商機械
43頁
北越工業㈱
37頁
㈱オグラ
43頁
三笠産業㈱
37頁
キャタピラーイーストジャパン㈱
裏表紙
会報第60号
発 行 平成24年1月
発行者 東京建設機械リース業協会
東京都千代田区神田美倉町12-1
キヤビル5階(〒101-0038)
TEL 03-3255-0515
FAX 03-3255-0516
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発行責任者 教育・広報委員長 丸山 寛司
印 刷 所 株式会社 文 寿 堂
東京都練馬区豊玉北1−23−4
TEL 03-3948-6631
FAX 03-3948-6617
表紙写真 増上寺三門(撮影:前田)