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中国が税収管理フォーラムにて各国税務 当局との連携を確認

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News Flash
China Tax and Business Advisory
中国が税収管理フォーラムにて各国税務
当局との連携を確認
May 2016
Issue 15
概要
2016 年 5 月 13 日、北京にて 3 日間の日程で第 10 期税収管理フォーラム(以下「フォーラム」)が開催されまし
た。フォーラムは中国が経済協力開発機構(OECD)とともに 2002 年に立ち上げた税収管理に関するハイレベ
ル協議であり、納税サービスの改善と税務コンプライアンスの向上を趣旨としており、世界各国の税務当局が
相互に協議・協力し合う場として設立されました。現在、フォーラムには 46 の国と地域が参加しており、これに
は G20 の全加盟国及び OECD 全加盟国、並びに一部の OECD 非加盟国が含まれます。今回のフォーラム
は、中国で初となるグローバルレベルの最もハイレベルな税務当局間協議となり、2016 年の G20 杭州サミット
の開催に沿った形で開催されました。
フォーラムでは(1)G20/OECD 国際税務アジェンダの履行、(2)デジタル化に対応する現代的な税務行政の確
立、及び(3)税務行政の改善等の議題が主に協議されました。本稿では、これらの議題の重要ポイントに焦点
を当て、私どもの見解をご紹介いたします 1。
詳細内容
多国間協定の進展
中国はG20/OCED主導の国際
的税収改革を支持
中国を含む6ヶ国 が「国別報告に
係る多国間主管当局間合意」に
署名し、多国籍企業グループが
作成する移転価格国別報告書を
自動的に交換することを公約し、
現在まで締約国は39ヶ国にのぼ
ります。当該合意の締結により、
BEPS行動計画13で規定された移
転価格同時文書の国際基準の普
及が推進されるものと見られます。
当該合意によると、連結収益が7
億5000万ユーロ以上の多国籍企
業グループについて、その最終親
会社はその居住国・地域の税務
当局に国別報告書を毎年提出し
なければなりません。国別報告書
で開示すべき情報には、企業グ
ループの収益、納税額及び各国・
地域における事業内容が含まれ
ます。いくつかの多国籍企業は
2017年までに最初の国別報告書
を提出しなければならないことを
考慮すると、対象納税者におかれ
ては速やかに必要な準備を整え
ることが望ましいと言えます。
G20の合意の下、現在OECDによ
り実施されている国際的税収改
革の重点は、税源浸食と利益移
転(BEPS)の15項目の行動計画
の推進、国家間の税収管理にお
ける協力の強化や、国際的な税
収管理の透明性の向上を目的と
したグローバルレベルの税務情
報交換等です。フォーラムではこ
れらの分野における各国間の協
力が確認されました。具体的な内
容は以下の通りです。
2
BEPS行動計画13の推奨策を中
国にて実施するために、国家税務
総局は関連者間取引や移転価格
同時文書に関する既存の規定を
改正する通達を公布するものと見
られます。今後公布されるであろ
う新たな規定は国際的に認めら
れた基準のと互換性が確保され
るものと予想されます。
さらに、イスラエルとロシアが「金
融口座に関する税務情報の自動
交換に係る多国間主管当局間合
意」に署名し、締約国は 82 ヶ国
にまで増加しました(中国を含む)。
この合意に関連して、全締約国は
自国・地域内の金融機関に対して
共通報告基準(Common
Reporting Standard、以下
「CRS」)の遵守を要求し、合意に
て規定される期間内に金融口座
情報の自動交換を開始しなけれ
ばなりません。CRS のネットワー
クが拡大することにより、オフショ
ア口座を利用した租税回避に対
する有効で強力な抑止力が機能
するものと予想されます。
www.pwccn.com
News Flash — China Tax and Business Advisory
統一送信システム
世界的な税務情報交換の必要性に応じ、
フォーラムでは各国・地域の税務当局が
連携し、共通報告基準や国別報告書、そ
の他の税務情報の交換を促進するため
の統一送信システム(Common
Transmission System、以下「CTS」)の
構築を提唱しました。しかし、CTSの実施
により、外国税務当局に送信された税務
情報に含まれる納税者の企業秘密が漏
洩する懸念が示される可能性があります。
従って、データの安全性がCTSの要とな
ります。送信される情報には複雑な暗号
化処理が施されるとの認識が一般的で
すが、これには締約国・地域からの多額
の費用負担と専門家による技術的サポ
ートが不可欠となります。
相互協議フォーラムにて提唱されたピア
レビュープロセス
BEPS行動計画14を実行に移し、より有
効な相互協議(MAP)を実現するために、
フォーラム参加国は国際的な税務紛争
に対処する相互協議の有効性の向上を
目的として相互協議フォーラムを設けま
した。近年、この相互協議フォーラムでは
全締約国間におけるピアレビュープロセ
スの策定と推進の面で大きな成果を挙げ
ています。ピアレビュープロセスは予定
通り2016年内に実施される見通しです。
ここ数年間で、中国は自国内における相
互協議プロセスの効率改善に努めており、
国内の相互協議指針の改訂や相互協議
の統計データをOECDに報告し透明性を
高めるなどの取り組みを行ってきました。
ピアレビュープロセスが実現することを受
けて、相互協議の実施状況が改善され、
国家税務総局が外国税務当局とともに
税務紛争を解決する能力が大幅に改善
されるものと考えられます。
このほかの成果
上記以外の成果では、フォーラムでは
「協力的税収コンプライアンス:より有効
な税収統制システムの構築」と題した報
告書が作成され、この中で税収統制シス
テムが税務リスク管理の不可欠な構成
要素であると強調しています。また当該
報告書では、各締約国が税務リスク管理
を行なうための指針を提供しています。
2
同時に、OECDでは「Joint
International Tax Shelter Information
Centre(国際タックスシェルター情報セン
ター)」が「Joint International Taskforce
on Shared Intelligence and
Collaboration(情報共有及び協力に関
する国際タスクフォース、以下「JITSIC」)」
へと正式に名称が変更されました。
JITSICは加盟国の税務当局担当者間で
自主的に二国間及び多国間で協力し、
世界的な税務コンプライアンスリスクに対
応することを可能にする組織であり、多
数の国・地域が加盟していることから、組
織としての重要性が高まっています。将
来的に、JITSICは国際的租税回避やオ
フショア脱税などを世界的に取り締まる
重要なプラットフォームになると予想され
ます。
まとめ
フォーラムでは税収管理規定に関して深
く議論されませんでしたが、BEPS行動計
画の実施や税収管理能力の強化などの
トピックが議題に上がったことは依然とし
て注目に値するでしょう。国際的な税務コ
ンプライアンス強化を背景に、納税者に
おかれては特に以下の点にご注意いた
だくことをお勧めいたします。

税務コンプライアンス及び税務関連
情報の開示に関する要件の厳格化を
受け、納税者、特に多国籍企業の経
営者におかれては、高まるコンプライ
アンス要求(例えば、移転価格同時
文書の国際基準の厳格化など)に対
応するために必要な人材に投資する
ことを検討する必要があるでしょう。
また税務当局による税務リスクの継
続なモニタリングを背景に、自社の税
務管理を強化する必要も出てくるもの
と考えられます。

国際的な税務情報交換は新たな国
際的スタンダードとなるものと見られ、
各国の税務当局は多国籍企業の国
際的事業と税務アレンジメントについ
てより詳細な情報を手に入れることが
可能になることでしょう。これにより従
来のアグレッシブなタックスプランニン
グについて税務当局はこれまで以上
に目を光らせるものと考えられます。
このような状況を受けて、多国籍企業
の経営者は自社の国際的事業に関
する税務コンプライアンスの確保とリ
スク管理能力の強化を図り、グロー
バルレベルで税務アレンジメントを見
直すべきでしょう。さらに、グローバル
レベルでの移転価格戦略やバリュー
チェーンの変化から生じる税負担の
変化、並びに新たなクロスボーダー
取引モデルの構築などから生じる税
務上の影響について検討すべきでし
ょう。

フォーラムでは良いニュースもありま
した。例えば、ピアレビュープロセス
の実施は、各締約国の税務当局が相
互協議に取り組むために担当者を増
員させることを意味するため、納税者
にとり、税務当局の迅速な対応が期
待されます。中国では、国家税務総
局が事前確認制度やクロスボーダー
税務紛争の解決に向けて増員する予
定であることを既に数回にわたり発
表しています。納税者におかれては、
この分野の動向を注視し、紛争解決
さらに、中国は別途、カナダ及び米国と
協力覚書3を取り交わし、各国税務当局
間で相互に情報共有と協力を強化するこ
とを確認しました。
先進的税務行政の実現
昨今の技術の革新に伴い、税務当局は
税務行政の効率を改善し、納税者への
行政サービスの質を向上させ、税務コン
プライアンスの強化を図っています。フォ
ーラムでは、どのように電子納税サービ
スへの転換を図れるか、どのように中小
企業のコンプライアンス水準を引き上げ
られるか、そしてどのように先進的分析
技術を駆使して税務リスクを特定し、税
収管理を強化できるかという点が報告書
にまとめられました。さらに、フォーラムで
は2016年国際税収管理調査アンケート
を作成し、収集された情報をフォーラム
が刊行する「税収管理シリーズ」にて公
表しています。「税収管理シリーズ」は2
年ごとに公表され、その中で56の発展途
上国および新興国の税収管理の比較可
能データが提供されています。
税収管理能力の強化
フォーラムでは加盟国がどのようにして
税収管理を強化できるかや、どのように
加盟国の税務当局間で協力を推進でき
るかについて議論され、税収管理能力強
化を目的としたネットワークの構築等、強
化実現に向けた提言がなされました。税
収管理能力を強化する目的の一つとして
発展途上国の税務当局への援助が挙げ
られています。これにより発展途上国の
税収管理プロセスの透明性と効率を改
善させ、発展途上国で事業を営む多国籍
企業の税務コンプライアンスの負担を軽
減させることが期待されます。
PwC
News Flash — China Tax and Business Advisory
のための戦略を策定する際に、税務
当局による紛争の防止及び解決能力
の向上の程度を見極める必要があり
ます。
3
 注釈
1.
第 10 期税収管理フォーラムの公報の詳
細は、以下の OECD のサイトをご参照く
ださい。
http://www.oecd.org/tax/forum-ontax-administration/meetings/ftacommunique-2016.pdf
2.
当該 6 ヶ国は、中国、カナダ、アイスラン
ド、インド、イスラエル及びニュージーラン
ドです。
3.
2 つの協力覚書は、「中国国家税務総局
および米国内国歳入庁協力覚書」及び
「2016~2018 年度中国国家税務総局お
よびカナダ税務局技術協力覚書」を指し
ます。
PwC
News Flash — China Tax and Business Advisory
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今回のニュースフラッシュ掲載内容に関するお問い合わせは、PwC’s China Tax and Business Service までお気軽に
ご連絡ください。
Peter Ng
+86 (21) 2323 1828
[email protected]
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+86 (10) 6533 2100
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Amy Cai
+86 (21) 2323 3698
[email protected]
Charles Lee
+86 (755) 8261 8899
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With close to 2,700 tax professionals and over 160 tax partners in Hong Kong, Macao, Singapore, Taiwan and 17 cities in
Mainland China, PwC’s Tax and Business Service Team provides a full range of tax advisory and compliance services in
the region. Leveraging on a strong international network, our dedicated China Tax and Business Service Team is striving to
offer technically robust, industry specific, pragmatic and seamless solutions to our clients on their tax and business issues
locally.
本稿では、中国または中国大陸は中華人民共和国を指しますが、香港特別行政区、マカオ特別行政区、及び台湾はこれに含まれません。
本稿は一般事項に関する記述であり、関連する全ての事項について完全に網羅しているわけではありません。法律の適否とその影響は、具体的・個別な状
況により大きく異なります。本稿の内容に関連して実際に具体的な対応をとられる前に、PwC クライアントサービスチームに御社の状況に応じたアドバイスを
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本稿は中国及び香港の PwC ナショナル・タックス・ポリシー・サービスにより作成されたものです。当チームは専門家により構成されるプロフェッショナル集団
であり、現行または検討中の中国、香港、シンガポール及び台湾の税制およびその他ビジネスに影響する政策を随時フォローアップし、分析・研究に専念して
います。当チームは良質のプロフェッショナルサービスを提供することで PwC の専門家をサポートし、また思考的リーダーシップを堅持し、関連税務機関、そ
の他政府機関、研究機関、ビジネス団体、及び専門家、並びに PwC に関心をお持ちの方々とノウハウを共有いたします。
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新知
中国税务/商务专业服务
中国首次承办税收征管论坛大会,积极推
进全球税收深入合作
二零一六年五月
第十五期
摘要
2016 年 5 月 13 日,为期三天的第十届税收征管论坛(Forum on Tax Administration, 简称
FTA)大会在北京圆满落幕。FTA 是经济合作与发展组织(OECD)于 2002 年发起的高级别税
收论坛,以改善纳税服务和提高税收遵从为宗旨,为全球各经济体的税务机关建立了沟通协作
的良好平台。目前 FTA 共有 46 个成员辖区,包括所有二十国集团(G20)成员、OECD 成员
及部分非 OECD 成员。本届 FTA 大会是中国首次承办的全球最高级别的税收征管大会,也是
2016 年 G20 杭州领导人峰会的支持性配套活动。
大会讨论的主题包括:(1)落实 G20/OECD 国际税改成果;(2)建设现代化税务部门;
(3)加强税收能力建设。在本期《中国税务/商务新知》中,我们将有侧重性地介绍这三项主
题并分享我们的观察 1。
详细内容
落实G20/OECD国际税改成
果
在G20框架下,目前由OECD
组织实施的国际税收改革工
作重心主要体现在应对税基
侵蚀及利润转移(BEPS)的
15项行动计划的推行,加强
国家间税收征管合作,以及
促进全球涉税信息交换以提
高国际税收透明度等方面。
大会在这几方面均取得了成
果,主要包括:
多边税收协议的进展
包括中国在内的六个国家签
署了《国别报告多边主管当
局间协议》 2 ,承诺将自动交
换跨国集团编制的转让定价
国别报告,至此该协议签署
国 已 达 39 个 。 此 举 有 利 于
BEPS第13项行动计划所制定
的国别报告标准在全球的统
一实施。根据该协议,全球
合并收入超过7.5亿欧元的跨
国集团,由母公司向其所在
国税务机关按年报送集团全
球所得、税收和业务活动的
国别分布情况及其他相关指
标。由于部分跨国集团需要
在 2017 年 起 ( 所 得 所 属 期
2016年起)报送其国别报告
信息,建议相关纳税人应及
时开展准备工作。随着该协
议的签订,我们预计中国国
家税务总局(税务总局)将
很快出台对于现行关联申报
及同期资料相关规定的修订
文件,以实现BEPS第13项行
动计划在中国的落地,预计
该修订文件的相关要求将与
国际惯例基本保持一致。
此外,以色列和俄罗斯签署
了《金融账户涉税信息自动
交换多边主管当局间协议》,
使得包括中国在内的协议签
署国家和地区达到了82个。
根据协议的要求,签署国应
在本国金融机构实施统一报
告标准(Common Reporting
Standard , 简 称 CRS ) , 并
在承诺的时间内开始与其他
国家和地区交换其掌握的对
方居民的金融账户的信息。
这对于利用离岸账户进行避
税安排的纳税人来说是一种
强有力的威慑。
统一传输系统
另一引人关注之处是在继续
推动自动信息交换行动计划
的背景下,大会设计并通过
了统一传输系统(Common
Transmission System, 简 称
CTS)。该系统旨在连接各国
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新知—中国税务/商务专业服务
税务机关,实现CRS、国别报告以
及其他信息的互换。CTS的推行有
可能会造成纳税人的顾虑,担心自
身信息被交换到其他国家后有可能
导致商业机密的泄露。因此如何确
保数据安全是CTS的主要关注点。
据悉信息的传输将依托先进的行业
加密标准进行,这就需要参与该系
统的各个国家给予大量的资金和专
业技能支持。
相互协商程序的同行审议
为了更好地落实BEPS第14项行动计
划,提高相互协商程序在各国的有
效执行,FTA的成员国决定成立相
互协商程序论坛。该论坛致力于提
高相互协商程序在解决跨国税收争
议中的作用和效率。近期,该论坛
在制定和推动对各国相互协商程序
进行同行审议方面取得了重大的进
展 , 即 该 项 同 行 审 议 工 作 预 计于
2016年内如期展开。近年来,中国
在增强相互协商程序机制的有效性
方面做出了长足的努力,包括修改
相互协商程序指导性文件,向
OECD提交相互协商程序数据以提
高税务机关内部程序的透明度等。
相信在同行审议工作的推行下,相
互协商程序实施环境将会进一步改
善,中国税务机关与其他国家税务
主管当局协商解决税收争议的能力
也将得到进一步的提升。
其他成果
除了取得上述主要成果之外,大会
还通过了《合作式税收遵从:构建
更加有效的税收控制系统》报告。
该报告概述了税收控制系统作为税
收风险管理的核心部分的重要性,
为各国税收风险管理提供了相关理
论指引。
同时,国际联合反避税信息中心正
式更名为国际联合信息分享与协作
工作组(JITSIC3)。作为依靠各成
员国税务机关工作人员协作行动以
应对全球税收遵从风险的组织,通
过双边和多边合作,JITSIC的成员
国数量将有所增加,职能也会被继
6
续加强,成为国际合作打击国际避
税和离岸逃税行为的重要平台。
此外,作为东道主的中国分别与美
国、加拿大签署了合作备忘录4,进
一步加强中国与这两个发达国家之
间税收征管方面的交流与合作。
建设现代化税务部门
随着全球科技日新月异的发展,税
务机关也应与时俱进,结合技术手
段改进税收征管方式,提升纳税服
务水平和纳税人的税收遵从度。大
会以报告的形式,描述了税务机关
应如何向提供电子纳税服务转型,
提高中小企业遵从度,以及利用高
端分析技术和大数据来识别风险并
加强税收管理。此外,大会还发布
了2016年国际税收征管调查问卷,
收集到的反馈信息将收录于FTA的
《税收征管系列丛书》,该丛书两
年出版一期,提供56个发达国家和
新兴经济体在税收征管方面的可比
信息。
加强税收征管能力建设
档体系等新要求带来的合规负担,
以及应对税务机关加强税收风险
管理给纳税人内部税务管理提出
的新要求。
 国家之间的税务信息交换将成为
常态,大型跨国企业在全球的运
营情况和税收安排都将透明化,
绝大部分激进的跨境避税安排和
行为都将无所遁形。在这种情况
下,作为纳税人的跨国企业应进
一步提高自身的税务合规和风险
控制能力,跨国企业的税务策略
必须更有全局观念,在制定全球
转让定价策略、分析价值链转型
以及新跨境交易模式引起税收负
担的变化等方面应给予足够重视。
 FTA大会也传递了许多积极的信
号,例如在相互协商程序上的同
行审议将促进各国税务机关加大
人力,这对一些在该方面资源较
为薄弱的国家纳税人来说是一个
喜讯。中国税务总局也多次提到
要增加人手,提高处理预约定价
和跨境税务争议的能力,纳税人
需关注这些领域的发展,评估相
关国家事前、事后争议解决途径
效率的提高对制定其税收争议解
决策略的影响。
有关能力建设主题,大会探讨了如
何帮助FTA成员提高税收征管效率
和效果,加强与其他国际组织协调
合作等内容,并提出了建立互通的
能力建设合作网络等切实可行的建
注释
议。税务机关能力建设项目的一项
重要目标是加强发展中国家的税收
1. 有关第十届 FTA 大会公报的详细内容,
征管水平,这将有利于提高这些国
请参见:
http://www.chinatax.gov.cn/n810219
家税务机关执法的透明性和一致性,
/n810724/c2140420/content.html
使跨国公司在发展中国家税务合规
工作更加便捷。
2. 六个国家分别为中国、加拿大、冰岛、
印度、以色列及新西兰。
注意要点
虽然FTA大会并不深入讨论税收的
技术性问题,但其中对税务机关落
实BEPS行动计划、进一步提高征管
能力等方面的行动计划仍值得纳税
人关注,主要包括:
 随着税务合规性和信息披露的要
求的增强,纳税人特别是大型跨
国企业需要在现有基础上增加人
力和资金投入,满足转让定价文
3.
该工作组英文全称为 Joint
International Taskforce on Shared
Intelligence and Collaboration,更
名前为 Joint International Tax
Shelter Information Centre。
4.
即 《中华人民共和国国家税务总局和
美利坚合众国国内收入局合作备忘录》
及《2016-2018 年度中华人民共和国国
家税务局与加拿大税务局技术合作谅解
备忘录》。
普华永道
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我们的中国税务及商务咨询团队致力于为本地客户在他们的税务及商务问题上提供技术稳健、具有行业针对性、
实用及全面的解决方案。全球税务监测的调查显示,普华永道在中国税务服务领域具有优良声誉,获评为中国领
先税务顾问之一。
文中所称的中国是指中华人民共和国,但不包括香港特别行政区、澳门特别行政区和台湾地区。
本刊物中的信息仅供一般参考之用,而不可视为详尽的说明。相关法律的适用和影响可能因个案所涉的具体事实而有所不同。在有所举措前,请确
保向您的普华永道客户服务团队或其他税务顾问获取针对您具体情况的专业意见。本刊物中的内容是根据当日有效的法律及可获得的资料于 2016 年
5 月 20 日编制而成的。
这份中国税务/商务新知由普华永道中国税收政策服务编制。普华永道中国税收政策服务是由富经验的税务专家所组成的团队。团队致力搜集、研究
并分析中国、香港和新加坡现有和演变中的税务及相关商务政策,目的是协助普华永道税务部专业人员提供更优质的服务,并通过与有关的税务和
其它政策机关、学院、工商业界、专业团体、及对我们的专业知识感兴趣的人士分享交流,以保持我们在税务专业知识领域的领导地位。
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News Flash
China Tax and Business Advisory
Heads of tax administrations
gathered in China to deepen
international tax cooperation
May 2016
Issue 15
In brief
The 10th Meeting of the Forum on Tax Administration (FTA) (the Meeting) was successfully held in
Beijing from 11 May to 13 May of 2016. The FTA is a unique forum on tax administration created by the
Organisation for Economic Co-operation and Development (OECD) in 2002, with the aim to improve
taxpayer services and tax compliance. After years of operation, it has become an influential platform for
tax authorities around the world to share their insights and collaborate with one another. Currently the
FTA is comprised of 46 member states, including all members of the G20 and OECD as well as some
non-OECD members. It is the first time that China has hosted the highest global level meeting on tax
administration, which is also one of the supporting events for the 2016 G20 Leaders Summit in
Hangzhou.
The major themes discussed at the Meeting include: (1) implementation of the G20/OECD international
tax agenda; (2) modernisation of tax administration to respond to the digital world; and (3) tax
administration capacity building. In this News Flash, we will introduce the highlights of these themes
and share our observations1.
In detail
Delivering on the
G20/OECD international
tax agenda
Under the G20 framework, the
current key initiatives in the
G20/OECD’s international tax
agenda mainly include the
implementation of the 15 Action
Plans on base erosion and profit
shifting (BEPS), tax
cooperation among countries
and improvement on
international tax transparency
through extensive exchange of
information, etc. The Meeting
has achieved progress in these
initiatives, including:
Development of multilateral
instruments
China and five other countries2
signed the <Multilateral
Competent Authority
Agreement for the Automatic
Exchange of Country-byCountry Reports> (the CbC
MCAA) committing to the
automatic exchange of the CbC
reports prepared by
Multinational Corporations
(MNC), which brings the total
number of signatories to 39
countries. This signing will help
facilitate the global
implementation of the new
transfer pricing (TP)
documentation standard set
forth in BEPS Action Plan 13.
According to the CbC MCAA,
for a MNC group with a global
consolidated revenue of more
than EUR 750 million, its
ultimate parent company is
required to submit CbC report
annually to the tax authority in
its jurisdiction of residence. The
information required to be
disclosed in the CbC report
covers group’s revenue, tax
payment and business activities
in each jurisdiction. Given some
MNC groups will have to file the
first CbC report by 2017, these
taxpayers are suggested to start
the preparation in a timely
manner. In order to implement
the BEPS Action Plan 13
recommendations in China, it is
expected that the State
Administration of Taxation
(SAT) will soon issue relevant
circulars to revise the existing
requirements regarding
reporting of related party
transactions and
contemporaneous
documentation. It is anticipated
that these new requirements
will basically be consistent with
internationally recognised
standard.
www.pwccn.com
News Flash — China Tax and Business Advisory
In addition, Israel and Russia signed
the <Multilateral Competent
Authority Agreement for the
Automatic Exchange of Financial
Account Information> (the CRS
MCAA), which increases the total
number of signatories (including
China) to 82. Pursuant to the CRS
MCAA, all 0f the signatories should
require the financial institutions in
their jurisdictions to follow the
Common Report Standards (CRS) and
start the exchange of financial
accounts information with other
jurisdictions within the timeframe
prescribed in the CRS MCAA. It is
obvious that the expansion of the CRS
network will be an efficient and
powerful deterrent to the use of
offshore accounts to avoid tax.
Common Transmission System
In response to the increasing demand
for exchange of information
worldwide, the FTA has designed a
Common Transmission System (CTS)
to connect tax authorities from
different jurisdictions and facilitate
the exchange of CRS, CbC reports and
other tax information. However, the
implementation of CTS may give rise
to new concerns from taxpayers that
their business secrets contained in the
information exchanged to the tax
authorities abroad may be leaked.
Hence, how to ensure the security of
data is a key concern in CTS. It is
understood that the information to be
exchanged will be transmitted with
advanced encryption, which needs
significant funding and expert
technology support from the
participating countries.
Peer review process promoted by the
Mutual Agreement Procedure Forum
In order to further implement BEPS
Action Plan 14 and achieve a more
effective Mutual Agreement Procedure
(MAP), the FTA members decided to
establish a MAP Forum, with an aim
to improve MAP’s effectiveness in
dealing with international tax
disputes. Recently, the MAP Forum
has achieved significant progress in
formulating and promoting the peer
review process among all the
participating countries. The peer
review process will be carried out
within 2016 as scheduled. During the
past few years, China has spared no
efforts to make the MAP process in
China more effective, including
amendment of domestic MAP
guidance, increased transparency
through reporting MAP statistics to
the OECD, etc. With the further
9
implementation of the peer review
process, it is believed that the
implementation environment of MAP
will be further improved and the SAT’s
capacity to resolve tax disputes with
other tax authorities will also be
expanded.
summarised and published in the
FTA’s Tax Administration Series. This
book series is published every two
years and provides comparative
information in tax administration of
56 developed countries and emerging
economies.
Other achievements
Tax administration capacity
building
Apart from above achievements, the
Meeting has also endorsed a report
named <Co-operative Tax
Compliance: Building Better Tax
Control Frameworks>, which outlines
the importance of tax control system
as an essential part of tax risk
management. It also provides
guidance for each country to carry out
tax risk management.
Meanwhile, the “Joint International
Tax Shelter Information Centre” has
formally changed its name to “Joint
International Taskforce on Shared
Intelligence and Collaboration”
(JITSIC). The JITSIC is an
organisation which enables tax
officials from participating countries
to proactively collaborate, bilaterally
and multilaterally, with one another to
counter global tax compliance risk.
More and more countries will join the
JITSIC and its functions will continue
to be enhanced. Eventually, it will
become an important platform for
international collaboration to combat
international tax avoidance and
offshore tax evasion.
In addition, China has separately
signed a Cooperation Memorandum
with Canada and the United States3,
which further reinforces the
communication and collaboration
between tax authorities in China and
these two developed countries.
The Meeting discussed how to help
FTA members to improve the
efficiency and effectiveness of capacity
building, enhance the coordination
and collaboration with other
international organisations, and also
put forward feasible recommendations
such as establishing a capacity
building network, etc. One of the key
objectives of the capacity building
programme is to provide aid to
developing countries. It will hopefully
increase transparency and consistency
in the process of tax administration in
these countries and reduce the
compliance burden of MNCs in
developing countries.
The takeaway
Although the Meeting did not discuss
substantial tax policy issues, the topics
covered such as the implementation of
the BEPS Action Plan, improved
capacity in tax administration, etc.,
still deserve taxpayers’ close attention.
In particular,

Modernisation of tax
administration
Along with the rapid development of
technology, tax authorities should take
advantage of the new technology to
improve the efficiency in tax
administration, upgrade taxpayer
services and strengthen tax
compliance. The Meeting has
endorsed three reports that outline
how tax administrations can move
towards more digital service delivery,
how to improve tax compliance by the
small and medium-sized enterprises,
and how to utilise advanced analytics
and big data to identify risk and
enhance tax administration.
Moreover, the Meeting has launched
the 2016 international survey on tax
administration from which the
information collected will be

With the stringent requirement on
tax compliance and tax-related
information disclosure, taxpayers
particularly MNCs need to invest
more in human resources and
funding to balance the additional
compliance burden imposed by, for
example, the upgraded global
standard of TP documentation.
They should also get ready for
more requirements on internal tax
management imposed by tax
authorities in their tax risk
monitoring agenda.
Tax-related information exchange
among countries will become the
new normal. The global business
operation and tax arrangement of
MNCs will become more and more
transparent. Most of the aggressive
tax avoidance schemes will have
nowhere to hide. Under this
circumstance, MNCs should
enhance tax compliance and risk
control capacity on their global
business and review their tax
strategy on a global basis. In
addition, they should pay close
attention to the potential impact
from the formulation of global TP
PwC
News Flash — China Tax and Business Advisory

10
strategy, the changes in their tax
burdens resulting from value chain
transformation, as well as creation
of new cross-border transaction
models.
The Meeting also delivers several
positive signals. For example, the
implementation of peer review
process will require tax authorities
to increase headcount to handle
MAP issues, which would benefit
taxpayers in countries that are
encountering human resource
shortages in this area. For China,
the SAT has expressed its intention
several times to increase additional
personnel to improve the capacity
in resolving advance pricing
arrangement and cross-border tax
disputes. Taxpayers should
carefully monitor the
developments in these areas and
assess the impact of improved
efficiency in preventing or
resolving tax disputes when
formulating their tax resolution
strategy.
Endnote
2.
The five countries are Canada,
Iceland, India, Israel and New
Zealand.
3.
Two Cooperation Memorandums
refer to the “Memorandum of
Cooperation between China’s SAT
and the Internal Revenue Service of
the United States” and the
“Memorandum of Understanding on
Technical Cooperation between
China’s SAT and Canada Revenue
Agency (2016-2018)”.
1.
For the full text of the
Communiquéof the Meeting,
please refer to the official link on
the OECD’s website:
http://www.oecd.org/tax/forum-ontax-administration/meetings/ftacommunique-2016.pdf
PwC
News Flash — China Tax and Business Advisory
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In the context of this News Flash, China, Mainland China or the PRC refers to the People’s Republic of China but excludes Hon g Kong Special
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The information contained in this publication is for general guidance on matters of interest only and is not meant to be comprehensive. The
application and impact of laws can vary widely based on the specific facts involved. Before taking any action, please ensure that you obtain advice
specific to your circumstances from your usual PwC’s client service team or your other tax advisers. The materials contained in this publication were
assembled on 20 May 2016 and were based on the law enforceable and information available at that time.
This China Tax and Business News Flash is issued by the PwC’s National Tax Policy Services in China and Hong Kong, which comprises of a
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