2013年4月版 高まるサイバー攻撃の脅威 ! AIU の個人 情報 漏 洩保 険 サイバー攻撃対応費用特約 業務過誤賠償責任保険 / 個人情報漏洩特約 / サイバー攻撃対応費用特約 不正アクセスなどのサイバー攻撃による情報漏洩リスクは、 企業にとって大きな脅威になっています。 サイバー攻撃対応費用特約は、 コンピュータシステムに対してなされた不正アクセス、 標的型メール攻撃(悪性コードの送付)、DoS攻撃などのサイバー攻撃に対して、 被害状況の調査、 証拠保全、 被害拡大防止などの初期対応に要した費用を補償します。 不正アクセスなどのサイバー攻撃が深刻な情報漏洩リスクに! ! ■個人情報漏洩被害の原因 約 4 割が 不正アクセスを 原因とする被害 POINT 1 約 不正アクセス が原因 39.7% ■コンピュータセキュリティインシデント※報告件数の推移 不正アクセスによる 個人情報漏洩被害者数 10000 222万人 8000 8716 9865 8485 6000 4000 POINT 2 2000 個人情報だけでなく、 機密情報もあわせて漏洩 することがあります。 (NPO 日本ネットワークセキュリティ協会 2010年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書参考) 0 2552 2007年 3058 2008 年 2009 年 2010 年 2011年 ※「コンピュータセキュリティインシデント」 とは、情報システムの運用におけるセキュリティ上の問 題として捉えられる事象、 コンピュータのセキュリティに関わる事件、 できごとの全般をいいます。 【2012年1月1日∼2012年3月31日】) (出典:JPCERT/CCインシデント報告対応レポート ※報告件数はJPCERT/CCが受け付けた件数です。 サイバー攻撃対応費用特約は、適切な初期対応で情報漏洩、信用失墜、システム 停止などの被害を最小限に食い止め、賠償リスク軽減をサポートします。 個人情報 漏洩の発覚 サイバー攻撃対応費用補償 個人 情報 漏洩補 償 不正アクセス発生 サイバー攻 撃対応費用特 約 不正アクセスなどが発覚した場合、 「セキュリティコンサルティング機関」 をご案内して、貴社の初期対応をサポートすることができます。 (注)弊社からご案内する以外の「セキュリティコンサルティング機関」は、弊社の承認が必要となります。 個人情報の漏洩が発覚したら、危機管理コ ンサルティング費用補償から始まるトリプル ステップの補償に移行します。 ※詳細については、パンフレット等をご確認ください。 この特約の発動の要件 初期対応の重要性 この特約は、 コンピュータシステムに対する不正アクセス・ 不正使用、DoS 攻撃、または悪性コードの送付などのセ キュリティ事故が発覚したときに発動します。 1. セキュリティに関する高度な知識と技術をもった専門家による迅速な対応が求められます。 2.情報漏洩、信用失墜、 システム停止などの被害を最小限に食い止める必要があります。 3.損害賠償請求への対応、事件解決のため、証拠保全と調査・分析が重要です。 発覚の具体例は、以下のとおりです(発覚の定義は、 裏面にてご確認ください)。 初期対応とコストのイメージ 項 目 ①顧客から、ホームページが改ざんされていると通報 を受けた。 被害状況の把握 ②自社のシステム担当者が不正アクセスがあった 痕跡を発見し、ホームページで調査することを公 表した。 被害拡大防止 ③システム保守管理会社が不正ログを発見し、不正 アクセスの可能性があるとの通報を受けた。 など 作業の概要 証拠保全 保全された証拠の調査 コ スト 概 算 ・被害状況のヒアリング ・ログの収集、分析 約 20 万円 ・脅威からの隔離 ・国内海外調査機関への対応依頼 約 40 万円 ・ハードディスクの複製作成 約 60 万円 (端 末2 台 対 応) ・デジタルフォレンジック ・ログの解析 約 140 万円 (端 末2 台 対 応) 合 計 約 260 万円 サイバ ー 攻 撃 対 応 費 用 特 約 の 概 要 1 2 3 4 保険金を お支払いする場合 保険期間中に保険契約者または子会社(※1)が所有または使用するコンピュータシステムに対する不正アクセス・不正使 した場合に、被保険者に対し損害賠償請求がなされることを防止するために被保 用などのセキュリティ事故が発覚(※2) 険者が負担するサイバー攻撃対応費用(※3)に対して、保険金をお支払いします。 (※1)保険証券に記載された子会社をいいます。 これらいずれかのことが最初にな (※ 2)セキュリティ事故の発覚とは、次の1または2のいずれかをいいます。なお、 された時を発覚の時とします。 1.セキュリティ事故の発生または発生のおそれがあることについて、次のことがなされたこと (1)第三者から被保険者に対する通報。ただし、複数人からの通報で通報の内容に共通性があるなど、 セキュリティ事故の発生が合理的に推察できる場合に限ります。 (2)新聞、雑誌、テレビ、 ラジオ、インターネットなどによる報道 2.被保険者がセキュリティ事故の発生または発生のおそれがあることを知り、次のいずれかの対応を行ったこと (1)ホームページ・新聞・テレビなどでの公表 (2)不正アクセス行為の禁止等に関する法律に基づく公的機関に対する援助の依頼の申出 (3)警察署への被害届の提出 (※3)サイバー攻撃対応コンサルティングに対して、被保険者が支払う報酬で、弊社が妥当かつ必要である と認めたものをいいます。 支払限度額など 1. この特約でお支払いする保険金の額は、サイバー攻撃対応費用からその 10 %相当額を差し引いた額とします。ただ し、保険期間中300万円を限度とします。 (注)個人情報漏洩特約で支払う保険金およびセットされるその他の特約で支払う保険金と合算して、個人情報漏洩特 約の支払限度額内でのお支払いとなります。 2.セキュリティ事故の発覚から90日以内に実施されたサイバー攻撃対応コンサルティングに対して支払われるサイバー 攻撃対応費用が補償の対象となります。 3.通知いただいたセキュリティ事故が発覚した日より60日以内に発覚したすべての事故は、通知いただいた事故と同日 に発覚したものとみなします。 4. この特約のほかに「危機管理コンサルティング費用特約」または「危機管理実行費用特約」のご契約をされている場合 には、発生した事故および損害の内容によってはそれぞれの特約で重複して補償の対象となる可能性がありますが、 重複しては保険金をお支払いしません。また、いかなる場合も被保険者の負担する損害の額を超えて保険金をお支払 いすることはありません。 被保険者 保険の補償を 受けられる方 保険金を お支払いできない 主な場合 次の方をいいます。 1.保険契約者および子会社(※) 2.保険契約者および子会社(※)の現在および過去の代表者、役員、理事およびパートナー 3.従業員 4.保険契約者または子会社(※)に派遣された派遣社員 5.保険証券に記載された者 6.上記2.および3.に該当する被保険者の相続人および遺産に関する代理人 (※)保険証券に記載された子会社をいいます。 次の事由によって生じたサイバー攻撃対応費用に対しては、保険金をお支払いできません。 1.被保険者(※)の故意または犯罪行為に起因するセキュリティ事故 2.保険期間が開始する前に発覚したセキュリティ事故 3.財物の損壊に起因するセキュリティ事故 4.戦争・テロ行為に起因するセキュリティ事故 (※)従業員および保険契約者または子会社に派遣された派遣社員は除きます。 など 用 語 の 説 明 1.セキュリティ事故 または悪性コードの送付をいいます。 コンピュータシステムに対する不正アクセス・不正使用、DoS攻撃、 2. コンピュータシステム 保険契約者または子会社が所有または使用している、ネットワーク化されたコンピュータハードウェアおよびソフトウェアをいいます。 3.不正アクセス・不正使用 不正アクセス行為の禁止等に関する法律第3条2項に定める行為をいい、次のいずれかをいいます。 (1)他人のIDやパスワードなどをネットワークを経由してコンピュータに入力することで、他人になりすましてアクセスする行為 (2) コンピュータシステムの安全対策上の不備(セキュリティ・ホールなど)を利用してネットワークを経由してアクセスする行為 4.DoS攻撃 ネットワークを経由してコンピュータシステムに不正なデータを大量に送りつけるなどの手段によりなされる攻撃をいいます。 5.サイバー攻撃対応コンサルティング セキュリティコンサルティング機関が、セキュリティ事故の悪影響を管理および最小化する目的で被保険者に提供する次のセキュリティコンサルティン グサービスをいいます。 (1)セキュリティ事故の被害状況の把握 (2)セキュリティ事故の証拠保全および被害拡大防止対応 (3) (2)の結果保全された証拠の調査 6.セキュリティコンサルティング機関 弊社が承認する、セキュリティ事故の悪影響を管理、最小化するための被保険者以外の機関をいいます。 サイバー攻撃対応費用特約は個人情報漏洩特約とセットでのご契約となり、単独ではご契約できません。個人情報漏洩特約の詳細については、パンフレットなど をご覧ください。 ● 引受保険会社の損害保険募集人は、保険契約締結の代理権を有しています。 また、 ご契約に際しましては、事前に重要 ● このチラシは保険の概要をご説明したものです。詳細につきましては取扱代理店または弊社にお問い合せください。 事項説明書(契約概要・注意喚起情報)を必ずご覧ください。 ご自身で被害者と訴訟等を進めていただくことにな ● 万一損害賠償請求がなされた場合には、弊社とご相談いただきながら、被保険者(補償の対象となる方) ります。なお、判決への同意等は事前に弊社の承認が必要となります。 引受保険会社 お問合せ・お申込みは 〒130-8560 東京都墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト http://www.aiu.co.jp お問合せ先:TEL 03-3216-6611 午前9時∼午後5時(土・日・祝日・年末年始を除く) B47-311(B-002335 2014-05)10-12 5M(side-b-TF) 2013 年 4月1日以降補償開始契約用
© Copyright 2024 Paperzz