証券コード 7744 第51期 Investors Report 事業報告書 平成17年4月1日〜平成18年3月31日 CONTENTS トップメ トップメッセージ ッセージ 11 環境への取り組み 環境への取り組み 22 ニュースハイライ ニュースハイライト ト 22 営業の概況 営業の概況 55 要約財務諸表 要約財務諸表 77 会社概要 会社概要 99 株式情報 株式情報 10 10 大峯山脈や大台ヶ原を源とする熊野川の支流、 北山川下流域の峡谷 瀞峡(どろきょう) 吉野熊野国立公園に指定されている トップメッセージ 代表取締役社長 兼 CEO 株主の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。また、平素よ り格別のご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。 当社グループを取り巻く市場環境につきましては、グローバルなデジタル化の進展が世 界的規模で写真市場に大きな変革をもたらしており、消費者の価値観に変化が見られ、写真 に対するニーズは多様化してきております。一方、銀塩フィルムの消費量は減少しているも のの、デジタルカメラの普及とショット数は飛躍的に増加し、比例してデジタルプリントの出 力機会が増加しております。 当社は、こうした環境の変化に対応すべく、聖域を設けず構造改革に着手し、グループを あげてコスト削減に取り組みました。 今後も、開発力強化、販売力強化等に取り組み、更なる事業の構造改革に努めることで基 盤事業である写真関連事業を徹底的に追求し、業界のトップ企業としての体制を盤石なもの にするとともに、新規事業を着実に育ててまいりたいと考えております。 こうした基本戦略に基づき、当社はグローバル企業として、連結経営管理体制を強化し、 競争力と収益性の向上に努め、経営の成長性、収益性及び効率性の向上に取り組み、業績 の拡大を目指してまいります。 株主の皆様におかれましては、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお 願い申しあげます。 平成18年6月 1 INVESTORS' REPORT Environment Management 環境への取り組み ニュースハイライト News Highlight 新商品 環境への取り組み 当社では、環境問題が人類共通の最重要課題のひとつであること、本 社工場が瀬戸内海国立公園、紀仙郷県立自然公園に隣接していることを 認識し、企業活動の中で、地球環境の保全、地域との共生などを最優先課 題として積極的に取り組んでいます。エネルギーの使用量削減と効率化、 「dDPシリーズ」の単体プリンターモデル 「DP‐100」を発売 地球環境にやさしいドライプリンティングシス 廃棄物の減量・リサイクル化、当社製品の省エネルギー、省資源、リサイク テム「dDPシリーズ」の単体プリンターモデル ル化、有害物質使用の漸次削減方法の調査・検討という取り組みを、主 「DP‐100」を平成17年12月中旬より販売を開 要な目的・目標として定め、これらを定期的に見直しています。 ■リサイクル処理量、焼却処理量、リサイクル率 リサイクル処理量 100 2,480,928 2,400,000 2,047,958 1,200,000 63% 1,225,828 2,304,934 71% 1,967,094 73% 71% 80 1,002,590 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 特高電力使用量 発電電力使用量 ミニラボQSS‐3501に、当社新開発 のiBeamエンジンを搭載した低価格機 「QSS‐3501i」を、平成18年6月より全世 500 界で販売を開始いたしました。 「 QSS‐ 0 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 業務用電力使用量 風力発電使用量 22,366 21,880 20,938 692 799 2,224 2,600 1,852 18,230 584 3,747 3,571 3,698 1,014 15,703 15,658 3,412 14,640 13,220 電気(tCo2/kwh) 都市ガス(tCO2/m3) (tCO2/kwh) (tCO2/m3) 10,000 8,000 6,932 6,000 2,976 5,000 7,352 2,901 2,000 5,000 2,000 1,000 0 において、多様化する顧客ニーズに柔軟に対応できるミニラボです。 3,000 4,000 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 す。またフィルムスキャナーやレイアウト(縦置き、横置きどちらでも可能) 2,351 10,000 0 理技術「AccuSmartTM」を搭載し、使いやすさと高品質を実現していま 4,000 7,269 6,287 2,899 3501i」は、プリント作業の効率化や初めての方でも簡単に操作すること ができる新しいGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)や画像処 ■CO2排出量 (千kWh) 15,000 1,203 0 ■電力使用量 20,000 低価格なコンパクトミニラボ 「QSS‐3501i」を発売 1,523 1,483 1,485 40 20 25,000 1,500 60 855,050 796,020 ント方式により、設置場所を選ばずメンテナンス性にも優れています。 2,000 1,000 600,000 0 ローコストでの導入が可能な機種です。また、薬液を使わないドライプリ 都市ガス使用量 (%) (千m3) 3,000,000 1,800,000 利用いただける独立タイプのプリンターで、出力機能のみに絞り込んだ ■都市ガス使用量 焼却・無害化後埋立量 ●ーリサイクル率 (kg) 始いたしました。 「DP‐100」は、お手持ちのパソコンをサーバーとしてご 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 0 INVESTORS' REPORT 2 ニュースハイライト News Highlight アメリカ・フロリダ州で開催された「PMA2006」に出展 PMA (Photo Marketing Association) は、1924年に設立された写真業界の組織で、アメリカ本部を中心に世界主要都市に支所を置いて写真業界に関 するあらゆる事業を展開する世界最大の団体。PMAショーは、その事業の一つで世界的な写真関連機器の展示会です。 当社は、平成18年2月26日 (日) 〜3月1日 (水) の4日間、アメリカ・フロリ ダ州オーランドで開催された「PMA2006」 に低価格のQSS - 35型シリー ズをメインにインクジェットプリンターの最新機種「DP-100」 などを出展し、 価格競争の激化に耐えうるソリューションを提案しました。 特にQSF-T15とS1-ⅡにQSS-35型の組み合わせでフィルム現像から スキャニングまでを自動で行うワンパスシステムが、他社にはない差別化 商品として幅広いお客様から注目を浴び、非常に好評を得ることができ ました。 また予想外に話題をさらったのは、当社が初めて手がけた広幅銀塩 プリンター 「LPS - 24PRO」です。24.5インチ幅のペーパー幅に対応し、特 にフォトスタジオへの戦略モデルとして今年夏に発売を予定している製 品です。レーザーエンジンを搭載したこのクラスのプリンターは他社には なく、今まで広幅をインクジェットやレーザー以外のプリンターで対応して いたスタジオオーナーの目に留まりました。 事業提携や業務受託により、 新たな価値の創出に挑戦 当社は、富士写真フイルム株式会社と事業提携を結ぶとともに、コニカミノルタフォトイメージング株式会社からはサービスメンテナンス業務を受託いたしました。 こうした取り組みを、新しい企業価値の創出へとつなげていきます。 フォトフィニッシング分野において 富士写真フイルム株式会社とグローバル提携 当社は、平成18年3月13日、富士写真フイルム株式会社との間で、 フォトフィニッシングの分野においてグローバルに提携していくことで 基本合意いたしました。銀塩フィルムからの高画質プリントに加え、デ ジタルカメラで撮影した画像をカンタン・高画質にプリントする「お店 プリント」のサービスを充実させ、その需要拡大を図ることがねらいで す。まずは、デジタルミニラボの製品開発、アフターサービスに関して グローバルに提携を進めてまいります。両社がこれまで長年培ってき た技術を融合することで、より高機能なデジタルミニラボを効率的に 開発するとともに、両社がミニラボ機器のアフターサービス分野で協 力することで、より充実した効率的なアフターサービス体制の構築を 目指します。 3 INVESTORS' REPORT コニカミノルタフォトイメージング株式会社から サービスメンテナンス業務を受託 当社は、平成18年2月17日、コニカミノルタフォトイメージング株式会 社との間で、コニカミノルタブランドのミニラボ機器及びその周辺機器 のサービスメンテナンス業務を受託する業務委託契約書を締結いた しました。これにより当社は、全世界(一部地域を除く)のコニカミノル タブランド(コニカブランドを含む)のミニラボ機器及びその周辺機器 のサービスメンテナンスに関する業務をコニカミノルタフォトイメージ ング株式会社から受託し、平成18年4月1日から順次各国地域ごとに 当該サービスメンテナンス業務を開始しております。 News Highlight ニュースハイライト 高コスト体質からの脱却を目指して構造改革に着手 昨今のデジタル化の進展が世界的規模での写真市場の変革をもたらし、市場での価格競争は予想を上回る厳しさで推移し、売上高や収益な どの業績が悪化傾向を辿っていることから、当社としましては、現在の高コスト体質から早急に脱却する必要があると判断し、以下に示すような構造 改革に着手いたしました。 たな卸資産の健全化 たな卸資産の健全化の観点から、グループ全体でアナログ製品を中 写真機器等の販売子会社では店舗の閉鎖等の事業の再構築を進め ております。 心とした中古機や部品などの過剰在庫の処理を行い、廃棄及び評価 減額として27億52百万円を当期に特別損失として計上いたしました。 資産(土地・建物等) の売却ならびに有効活用 人員の適正化 休資産を中心に本社施設の一部を含めて売却ならびに有効活用を積 人員の適正化によるスリム化と効率化を実現するために希望退職制 度を実施し、グループ全体で889人の削減を図りました。その費用として 当社 (個別) 所有の不動産について、 「持たざる経営」の観点から、遊 極的に進めております。また、北米子会社及び欧州子会社においても 自社所有の営業施設等について売却を進めております。 63億70百万円を当期に特別損失として計上いたしました。 経営責任 貢献度重視人事制度の導入 個人の役割と責任を明確にし、個人業績 (成果) ならびに貢献行動 による評価結果に見合った処遇を行ってまいります。 予想以上の急激な環境変化に伴い、希望退職制度の実施など劇的 な構造改革を実施したことによる特別損失などの計上により、当期の 業績は大幅な損失となりました。これらに対する経営責任として取締役 報酬の減額を行いました。 販売・サービス拠点の統廃合の推進 欧州子会社の再編成を行い、先進市場は統合的発想のなかで一つ 以上、事業の構造改革を推進することにより、業績の早期回復に向 にまとめ、ロシア、東欧などを重点地域として営業力の強化を図っており けた体質の強化を図り、基盤事業である写真関連事業を徹底的に追 ます。その一環として、ヨーロッパ地域の物流拠点としてオランダに設立 求すると共に、新規事業を着実に育ててまいります。 していた物流センターの機能をノーリツ・ドイツに移管しました。 中国につきましては、昨年7月に生産効率面から生産方式を変更し、 合わせて中国における販売拠点の統廃合も進めました。また北米をは じめその他海外各地域につきましても、積極的に組織の再編成を進め ました。更に、日本国内では、営業所・事務所の統廃合を実施し、また INVESTORS' REPORT 4 営業の概況 Divisional Activities 営業の概況 ルミニラボの販売を中心とした事業展開を行い、各国の市場状況に 応じたマーケティング及び販売戦略を実施し、オンラインプリントサー 当期における当社グループを取り巻く市場環境は、急速なデジタ ル化がプリント手段の多様化をもたらし、デジタルプリントの需要は伸 ビスの充実を図るとともに、デジタルプリントのビジネスモデルを積 極的に提案してまいりました。 びているものの、デジタルカメラの普及に伴い銀塩フィルムの消費量 その結果、デジタルミニラボの総販売台数は前期に比べ増加した の大幅な減少により銀塩プリント需要は大きく落ち込み、また撮影し ものの、市場のニーズが当社主力の高付加価値製品から普及型低価 た画像を必ずプリントするとは限らない環境も重なり、プリント需要全 格機にシフトしていることと価格競争の影響などから、売上高は減少 体としては非常に厳しい状況が続きました。 いたしました。また、地域別では北米及び中南米での販売が増加した このような状況下、当社グループでは、基盤事業分野であるデジタ ■連結売上高 ■連結営業利益 (百万円) 売上高 100,000 80,000 (百万円) 14,044 12,000 73,808 69,078 40,000 9,000 9,057 6,000 20,000 4,955 3,000 第48期 第49期 第50期 第51期 0 ■連結経常利益 第48期 第49期 第50期 経常利益 15,000 13,741 (百万円) 当期純利益(△は純損失) 10,000 8,323 8,000 12,000 6,000 4,000 2,000 8,231 3,861 3,494 0 6,000 5,506 4,983 -2,000 -4,000 3,000 -6,000 第48期 第49期 第50期 第51期 (平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期) 5 第51期 ■連結当期純利益(△は純損失) (百万円) 0 4,099 (平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期) (平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期) 9,000 営業利益 15,000 90,734 78,602 60,000 0 ものの、日本国内、アジア及びヨーロッパでの販売が落ち込み当期の INVESTORS' REPORT -8,000 △7,318 第48期 第49期 第50期 第51期 (平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期) 営業の概況 Divisional Activities 連結売上高は690億78百万円(前期比6.4%減)となりました。 たが、中近東での販売が大きく減少したため83億25百万円(前期比 主要地域別の売上高を見てみますと、日本国内では、投資マインド 7.2%減)となりました。また、連結営業利益は40億99百万円(前期比 の悪化などから新規設備投資に慎重な局面が続き売上高は87億22 17.3%減) 、連結経常利益は49億83百万円(前期比9.5%減)となりまし 百万円(前期比26.4%減)、北米では、大手顧客への販売が好調に推 たが、構造改革費用として91億22百万円を特別損失に計上したこと 移したことで245億73百万円(前期比23.1%増) 、ヨーロッパでは、イギ などにより当期純損失は73億18百万円(前期は当期純利益34億94百 リス及びドイツなどのユーロ圏の販売が落ち込み130億55百万円(前 万円)となりました。 期比15.8%減) 、アジア・オセアニアでは、中国、インドでの販売が伸び 悩み、台湾、タイなどの販売も減少したことから144億1百万円(前期比 17.8%減) 、その他の地域では、ブラジル市場が好調に推移しまし ■株主資本当期純利益率(△は純損失率)/売上高経常利益率 (%) ●ー 株主資本当期純利益率(△は純損失率) ●ー 売上高経常利益率 20 ■ 総資産/株主資本 (百万円) 15.1 10 7.5 8.7 4.2 0 128,091 120,000 10.5 総資産 150,000 90,000 130,818 120,439 101,404 99,075 92,409 7.2 128,790 株主資本 95,157 60,000 3.5 30,000 △7.4 -10 第48期 第49期 第50期 0 第51期 第48期 第49期 第50期 ■1株当たり当期純利益(△は純損失)/1株当たり株主資本 ■株主資本比率/フリーキャッシュ・フロー (円) (百万円) 300 200 ●ー 1株当たり当期純利益(△は純損失) ●ー 1株当たり株主資本 2,511.65 2,735.76 228.17 2671.87 2,800.63 (円) 3,000 2,500 12,000 10,000 2,000 8,000 0 1,500 6,000 -100 1,000 4,000 500 2,000 100 104.96 95.23 -200 -300 △204.38 第48期 第49期 第50期 第51期 0 (平成15年3月期)(平成16年3月期) (平成17年3月期)(平成18年3月期) 第51期 (平成17年3月期)(平成18年3月期) (平成15年3月期)(平成16年3月期) (平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期) 0 〈フリーキャッシュ・フロー〉 ●ー 株主資本比率 (%) 90 10,723 72.1 75.7 78.7 79.0 80 7,965 70 60 4,082 50 3,819 40 第48期 第49期 第50期 第51期 (平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期) INVESTORS' REPORT 6 要約財務諸表 Financial Data 要約財務諸表 ■連結損益計算書 平成18年3月期 (単位:百万円) 平成18年3月期 平成17年3月期 (平成18年3月31日現在) (平成17年3月31日現在) 平成17年3月期 (平成18年3月31日まで)(平成17年3月31日まで) 平成17年4月 1 日から ■連結貸借対照表 平成16年4月 1 日から 売上高 69,078 73,808 売上原価 35,680 37,207 流動資産 75,035 79,089 売上総利益 33,397 36,600 固定資産 45,403 49,701 販売費及び一般管理費 29,298 31,645 32,928 36,601 営業利益 4,099 4,955 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 資産合計 1,153 1,207 営業外収益 1,110 772 11,321 11,892 営業外費用 226 221 120,439 128,790 経常利益 4,983 5,506 4,084 450 流動負債 23,820 22,311 特別利益 固定負債 1,461 5,075 特別損失 負債合計 資本金 25,281 27,386 7,025 7,025 税金等調整前当期純利益(△は純損失) 法人税、住民税及び事業税 資本剰余金 17,913 17,913 法人税等調整額 利益剰余金 69,527 77,970 当期純利益(△は純損失) その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 1,132 423 769 △ 1,927 自己株式 △ 1,210 △1 資本合計 95,157 101,404 120,439 128,790 負債及び資本合計 ■連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 平成18年3月期 平成17年3月期 (平成18年3月31日まで)(平成17年3月31日まで) 平成17年4月 1 日から 7 (単位:百万円) 平成16年4月 1 日から Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 7,911 7,084 Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー 54 △ 3,265 Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 2,303 △ 1,686 Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 1,423 48 Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額 7,086 2,180 Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 28,997 26,816 Ⅶ 現金及び現金同等物の期末残高 36,084 28,997 INVESTORS' REPORT 11,937 391 △ 2,869 5,566 632 1,853 3,815 218 △ 7,318 3,494 ■連結剰余金計算書 (単位:百万円) 平成18年3月期 平成17年3月期 平成17年4月 1 日から 平成16年4月 1 日から (平成18年3月31日まで )(平成17年3月31日まで ) (資本剰余金の部) 資本剰余金期首残高 17,913 17,913 資本剰余金期末残高 17,913 17,913 77,970 75,628 ― 3,494 ― 3,494 8,443 1,152 (利益剰余金の部) 利益剰余金期首残高 利益剰余金増加高 当期純利益 利益剰余金減少高 当期純損失 7,318 ― 配当金 1,077 1,085 役員賞与 利益剰余金期末残高 47 66 69,527 77,970 Financial Data ■個別貸借対照表 (単位:百万円) 平成18年3月期 ■利益処分計算書 (単位:百万円) 平成18年3月期 平成17年3月期 (平成18年3月31日現在) (平成17年3月31日現在) 流動資産 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 資産合計 流動負債 固定負債 負債合計 資本金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 利益準備金 任意積立金 当期未処分利益(△は未処理損失) その他有価証券評価差額金 自己株式 資本合計 負債及び資本合計 47,974 50,161 29,388 1,069 19,704 98,136 13,713 956 14,669 7,025 17,913 17,913 58,608 582 64,810 △ 6,785 1,130 △ 1,210 83,467 98,136 ■個別損益計算書 55,439 56,018 32,713 1,112 22,192 111,457 12,986 4,740 17,727 7,025 17,913 17,913 68,370 582 62,310 5,477 421 △1 93,730 111,457 (単位:百万円) 平成18年3月期 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益(△は損失) 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税引前当期純利益(△は純損失) 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益(△は純損失) 前期繰越利益 中間配当額 当期未処分利益(△は未処理損失) 37,782 23,111 14,670 14,928 △ 258 1,053 84 710 3,885 11,125 △ 6,528 231 1,879 △ 8,640 2,389 534 △ 6,785 (平成18年6月29日) 当期未処分利益(△は未処理損失) 任意積立金取崩額 別途積立金取崩額 平成17年3月期 (平成17年6月29日) △ 6,785 5,477 10,000 ― これを次のとおり処分いたします。 1,246 ― (―) 利益配当金 役員賞与金 (うち監査役賞与金) 任意積立金 別途積立金 次期繰越利益 ― 1,968 542 45 (4) 2,500 2,389 (注)日付は株主総会承認日であります。 配当金について 当期の配当金につきましては、1株当たりの期末配当金を中間配当 金と同様に15円とし、特別配当金20円を加え、年間配当金は1株当た り50円と決定いたしました。 平成17年3月期 (平成18年3月31日まで)(平成17年3月31日まで) 平成17年4月 1 日から 要約財務諸表 平成16年4月 1 日から 51,463 30,475 20,987 18,233 2,754 1,212 126 3,840 150 363 3,627 1,296 △ 287 2,618 3,401 542 5,477 ■配当金の推移 (円) 配当金の推移 50 50 40 30 30 27 30 20 10 0 第48期 第49期 第50期 第51期 (注)金額は、年間配当金であります。 INVESTORS' REPORT 8 会社概要 Corporate profile 会社概要 ■会社概要 社 設 資 本 本 社 員 ■取締役、監査役及び執行役員 名 ノーリツ鋼機株式会社 代表取締役社長兼CEO 佐 谷 立 昭和31年6月 代表取締役副社長兼COO 喜 田 金 7,025,302,000円 取 締 役 兼 C M O 三 原 社 〒640- 8550 取 締 役 兼 C T O 岡 本 達 行 TEL 073- 454- 0307 FAX 073- 454- 0420 取 締 役 兼 C F O 上 村 雄 一 URL http: //www.noritsu.co.jp 取 役 前 田 正 宏 1,000名(平成18年4月16日現在) 常 役 寺 尾 正 英 写真処理機器の製造・販売及びレンタル 監 査 役 紺 谷 宗 一 監 査 役 純 一 数 事 業 内 容 和歌山市梅原579番地の1 ■事業所 工 場 本社工場/上海工場/ブラジル工場 国内営業所 札幌/仙台/東京/名古屋/大阪/広島/福岡 国内事務所 盛岡/北陸/高松/沖縄 海 外 支 店 ソウル支店/ニア・イースト支店/インド支店 海外主要現地法人 ノーリツアメリカ/ノーリツカナダ/ノーリツブラジル/ノーリツメキシコ ノーリツイギリス/ノーリツドイツ/ノーリツフランス/ノーリツチェコ ノーリツポーランド/ノーリツイタリア/ノーリツロシア ノーリツギリシャ/ノーリツホンコン/ノーリツシンガポール 締 勤 監 査 勉 孝 幸 勝 中 村 執 行 役 員 大 籠 執 行 役 員 新 谷 執 行 役 員 東 執 行 役 員 桑 執 行 役 員 執 行 役 員 執 行 役 員 山 執 行 役 員 山 執 行 役 員 大 島 正 幸 執 行 役 員 大 槻 浩 章 清 浩 久 祥 史 原 明 彦 田 中 節 夫 栗 栖 満 明 本 和 宜 田 伊佐於 ノーリツマレーシア/ノーリツタイワン/ノーリツフィリピン ノーリツ (上海)精密機械製造/ノーリツ (上海)電子設備製造 ノーリツオーストラリア 国内子会社 9 株式会社西本 INVESTORS' REPORT (注) 1. 取締役前田正宏は、商法第188条第2項第7号ノ2に定 める社外取締役であります。 2. 常勤監査役寺尾正英及び監査役紺谷宗一は、商法特 例法第18条第1項に定める社外監査役であります。 株式情報 Stock Information 株式情報 ■株価及び売買高の推移 (単位:株) (単位:円) ■出来高 700,000 7,000 600,000 6,000 500,000 5,000 400,000 4,000 300,000 3,000 200,000 2,000 100,000 1,000 0 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 ■株式の状況 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 0 ■所有者別株式分布 会社が発行する株式の総数 ........................................................................ 64,000,000株 発行済株式の総数 ................................................................................................ 36,190,872株 証券会社 0.1% 外国法人等 0.6% その他の法人 1.1% 株主数 ........................................................................................................................................ 17,421名 金融機関 0.3% 個人、 その他 97.9% ■大株主の状況 株 主 名 当社への出資状況 持株数(株) 15,019,200 42.2 ゴールドマンサックスインターナショナル 1,471,900 4.1 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 1,221,600 3.4 西本興産株式会社 ※分布比率は、小数第1位未満を四捨五入して表示しております。 議決権比率(%) ■株主様ご優待について 当社では、 「ノーリツ鋼機・オリジナルグルメール」を企画し実施してお 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 1,185,400 3.3 ります。3月31日現在の株主の皆様に、毎年1回、6月下旬から7月上旬頃、 土屋 佳代 1,064,000 3.0 全国名産品引換券を送付しております。お好きなときにお好きな旬の味 西本 貫一 779,000 2.2 覚を全国各地からお届けします。 株式会社紀陽銀行 755,900 2.1 コニカミノルタフォトイメージング株式会社 677,400 1.9 株式会社三菱東京UFJ銀行 676,000 1.9 ・100株以上500株未満 .............................. 1枚(3,000円相当) ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー 642,580 1.8 ・500株以上1,000株未満 ........................... 2枚(6,000円相当) (注)1.議決権比率は、小数第1位未満を四捨五入して表示しております。 2.上記大株主の西本貫一氏は平成17年8月27日逝去されました。西本貫一氏(平成17年8月27日当 時当社代表取締役社長兼CEO)名義の株式は、平成18年3月31日現在名義書換未了であります。 所有株式数 引換券の枚数 ・1,000株以上 .......................................... 3枚(9,000円相当) INVESTORS' REPORT 10 Web最新情報 株主メモ インターネットプリントサイト 「fotofoo」をオープン http://www.fotofoo.com 「Digital Photo Egg」を リニューアルオープン 事 業 年 度 4月1日〜翌年3月31日 配当金受取株主確定日 期末配当金3月31日/ http://www.dpegg.com 中間配当金9月30日 フォトイメージ 当社の運営す ングにおけるオ る、インターネットに ンラインビジネス よるデジタルフォト の拡大と需要の サービス「Digital 活性化をめざし、 Photo Egg」の機 付加価値サービ 能を充実させ、さ スや商材の開発 らに使 い や す い 上 場 証 券 取 引 所 東京・大阪 と提供、市場の需要把握を行うことを主目的と サイトとして平成17年12月21日にリニューアル 証 券 コ ー ド 7744 定 時 株 主 総 会 毎年6月下旬 定時株主総会の基準日 毎年3月31日 その他必要のある場合は、あ らかじめ公告して定めます。 単 元 株 式 数 100株 公 告 方 法 電子公告 http://www.noritsu.co.jp した、インターネットサイト「fotofoo」 (フォトフー) オープンいたしました。サーバーを増強し、処 を平成18年1月30日にオープンいたしました。ホ 理能力や処理スピードを格段に向上させると ームプリンタではできないサイズや品質の提供 ともに、メルマガ通信機能や追加注文機能な と新しいコンテンツメニューの充実を図ることに ど、ミニラボ会員店にとって便利な新機能を より、新たなプリントニーズを開拓していきます。 追加いたしました。 ノーリツ鋼機ホームページもご覧ください。 http://www.noritsu.co.jp 株式事務取扱場所 株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内 一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 同事務取扱場所 〒541-8502 大阪市中央区伏見町 三丁目6番3号 三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部 0120-094-777(通話料無料) 同 取 次 所 三菱UFJ信託銀行株式会社 全国本支店 野村證券株式会社 全国本支店 株式関係のお手続き用紙のご請求は、下記 の三菱UFJ信託銀行の電話およびインター ネットでも24時間承っております。 電話(通話料無料) 0120-244-479 (本店証券代行部) 0120-684-479 (大阪証券代行部) 株主窓口 人事総務部 TEL 073-454-0307 〒640-8550 総務広報グループ インターネットホームページ FAX 073-454-0420 和歌山市梅原579番地の1 この冊子は、環境にやさしい 大豆油インキにて印刷しています。 http://www.tr.mufg.jp/daikou/
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