2000/11/20 2001年3月期 中間決算説明会 株式会社 三 城 (証券コード7 ド7455 東証第1部) 1 2001年3月期 中間決算ご説明 代表取締役社長 加 納誠治 2 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 1 2000/11/20 2001年3月期 中間決算の実績 金 額 売上高対比 (¥Mn) (%) 前年比 予算比 (%) (%) 上 高 41,109 100.0 101.2 97.4 売 上 総 利 益 30,512 74.2 101.6 97.6 売 営 業 利 益 8,093 19.7 104.6 92.2 経 常 利 益 8,582 20.9 106.1 94.0 中 間 利 益 3,846 9.4 94.0 90.3 3 売上高 (41,109 ,前年比101.2%) 百万円 国内全店売上高 41,113 百万円 + 1.9 % 既存店売上高(24ヶ月フル稼働基準) − 2.6 % ※ともにFC(MOR)店の小売段階の売上高を含む 4 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 2 2000/11/20 売上高 要因分析 ∼戦略 高機能&高品質,充実したアッパーミドルクラス (ストロングコートレンズ,AUフレームなど) の商品群 コンサルティング + ミキシム・デザインシステム (CG)を用いた高付加価値提案 値下げモデルあったが,トータルで単価崩れなし 一方,組数・客数 伸び不足 5 売上高 要因分析 ∼背景 内的要因 •広告宣伝費 •広告宣伝費やや抑制 やや抑制 •高速ドミナント出店,一定期間の副作用 •高速ドミナント出店,一定期間の副作用 •人的資源の分散とコンサルティングのバランス •人的資源の分散とコンサルティングのバランス 外的要因 •眼鏡需要 •眼鏡需要 中長期展望ポジティブ,短期は消費者心理の影響 中長期展望ポジティブ,短期は消費者心理の影響 •競合状況 •競合状況 6 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 3 2000/11/20 売上データに見られた“ 売上データに見られた “確信”と“萌芽” 高齢社会における眼鏡需要の中長期成長力 フルライン型と新フォーマットの店舗形態ミックス ・・・・・・補完し合える要素を確認 7 50歳以上人口比率の推移 0 (年) 1995 50,000 100,000 50歳未満 (千人) 50歳以上 2000 2005 2010 2015 2020 45.7% 組売上高 50歳以上比率 44.5% → 46.2% 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) (前年比106.2%) 8 4 2000/11/20 年齢層別組数構成比グラフの比較 25.0 (%) MIKISSIMES by PARIS MIKI 20.0 15.0 10.0 全社平均 5.0 0.0 0-9 1014 1519 2024 2529 3034 3539 4044 4549 5054 5559 6064 6569 7074 75(歳) 9 ※2000年4月∼9月の売上組数より分析 店舗形態ミックスの事例 当社 新形態店 (SC内に出店) 300m 他社メガネ店 B店(リージョナルチェーン) 700m フルライン型 フルライン型 ↓ ↓ ハイエンド重視 ハイエンド重視 グレードアップ化 グレードアップ化 当社 既存郊外店A店 10 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 5 2000/11/20 営業利益,経常利益 前 中間期 当 中間期 売上高対営業利益率 19.0% → 19.7% 売上高対経常利益率 19.9% → 20.9% 金額的には予算未達だが過去最高値 11 利益率改善の要因 前 中間期 当 中間期 粗利益率 73.9 % → 74.2% FC(MOR),売価変更等 マイナス要素以上の仕入コストダウン 前 中間期 当 中間期 販売管理費率 54.9 % → 54.5% 広告宣伝費抑制,人件費 他固定費 12 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 6 2000/11/20 貸借対照表の概要 資産の部 負債の部 31,740 流動資産 流動負債 13,913 固定負債 2,792 負債合計 16,706 資本の部 32,641 固定資産 64,381 資産合計 資本金 5,901 資本合計 47,675 負債及び資本合計 64,381 13 貸借対照表 (2000年3月期末との比較) 主な増加項目 棚卸資産 + 490百万円 投資等 + 3,232百万円 会計区分の変更: 有価証券 → 投資有価証券 14 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 7 2000/11/20 設備投資 設備投資額 主に新規出店 47店(うちMOR店1店) 1,514百万円 新店の平均投資額(経費込,在庫抜き) ついに30百万円を切る 28百万円 15 2001年3月期 通期の業績予想 金 額 (¥Mn) 売 売 上 上 総 利 売上高 対 比 前 (% ) 年 対 比 (% ) 高 78,886 100.0 101.6 益 58,065 73.6 101.2 営 業 利 益 13,393 17.0 103.9 経 常 利 益 14,241 18.1 104.7 当 期 利 益 6,497 8.2 94.5 16 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 8 2000/11/20 長期目標 ROE 国際競争力ある 15∼20%を維持, 向上させながら, 今後10年で 国内シェアを 国内シェアを20% 20% に さらなる競争優位をつくり出す 模倣できない最善の顧客サービスを提供 株主利益の最大化 17 国内シェア20%に向けて∼ 国内シェア 20%に向けて∼ 三城の現在のポジション 業容拡大中のチェーンの中で 圧倒的 圧倒的1位 1位 低価格訴求型チェーンとは異なる顧客 低価格訴求型チェーンとは異なる顧客 (年齢層・ハイエンド層) (年齢層・ハイエンド層) 50歳以上比率 50歳以上比率の増加が図れている の増加が図れている 18 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 9 2000/11/20 年齢層別市場規模と当社シェア比較 傾向:(高め)30 )30∼ ∼40 40歳台のシェア (低め)中・高年齢層のシェア 歳台のシェア (低め)中・高年齢層のシェア (百万円) 150,000 100,000 年齢層別当社シェア率 年齢層別当社シェア率 (平均12.2%,推定) (平均12.2%,推定) 年齢層別市場規模 年齢層別市場規模 50,000 0 0-14 15-24 25-34 35-44 45-54 55-64 65- (歳) 19 ※年齢層別市場規模:『眼鏡白書2000-2001』(サクスィード社)より 眼鏡保有人口の将来予測 50,000 (千人) 将来推計人口×眼鏡保有率(’95のデータ) 50歳以上 50歳以上 49歳以下 49歳以下 25,000 0 1995 2000 2005 2010 2015 2020 (年) ※眼鏡保有人口:将来推計人口および1995年ニコン調査の資料をもとに当社推定 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 20 10 2000/11/20 国内シェア20%に向けての店舗戦略 ① 店舗形態ミックス テナント(37.9%),ビルイン(14.9%),郊外独立(47.2%) の立地別分類 OPTIQUE PM,MIKISSIMES by PM の新形態ミックス ② 競争力のある店舗 出店 適正規模,設備装備 ③ 分散と集中の出店 量から質のドミナント GIS(地理情報システム)の活用 21 来期以降の店舗展開の概要 (2002年3月期∼) ∼) 関東への投資加速 高シェアエリアのリフレッシュと スクラップ&ビルド 成熟化した小商圏の既存店 →FC(MOR)化 2002年3月期 65店出店を構想 うち10店を特化型店舗 (OPTIQUE PM,MIKISSIMES by PM,NEXT) 22 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 11 2000/11/20 MIKISSIMES by PARIS MIKI ミキシム バイ パリミキ,3店舗 (モザイクモール港北店) OPTIQUE PARIS MIKI オプティック パリミキ,5店舗 (ステーションプラザてんのうじ店) NEXT 27店舗,他 年内3店舗新設 (NEXTいずみ中央店) ※11月末現在の店舗数 23 分散と集中の出店(A) − 習得済みの成功パターン − シェア・認知度ともに高いエリア ローコスト&高効率の ローコスト&高効率の サテライト店舗を出店 サテライト店舗を出店 歴史ある高収益基幹店 歴史ある高収益基幹店 商圏内で圧倒的1位だが 商圏内で圧倒的1位だが 1店では,将来侵食されるリスクあり 1店では,将来侵食されるリスクあり 24 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 12 2000/11/20 分散と集中の出店(B) − 今後 注力するパターン − マーケット大きく,シェア・認知度向上過程のエリア ローコスト店による ドミナント化 人件費効率・競争力(顧客から見 人件費効率・競争力(顧客から見 た魅力)の低下を招く た魅力)の低下を招く 適正な規模・装備の中核店舗で 適正な規模・装備の中核店舗で 競争力と人件費効率を高める 競争力と人件費効率を高める 25 国内シェア20%に向けて∼ 国内シェア 20%に向けて∼ 拠点拡大戦略の Other Side ローエンド市場のシェア獲得 「NEXT」の強化 価格訴求で圧勝できる原資の活用 人員構成,オペレーション の発想転換 新しい組織能力獲得 + シェアアップペース加速 企業買収・提携 資本提携 26 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 13 2000/11/20 国内シェア20%に向けて∼ 国内シェア 20%に向けて∼ マーチャンダイジング 他が到達できない「構造」を生み出し,それをさらに強化する 新素材・機能 三城の取扱いが設備投資のリスクを軽減 三城の取扱いが設備投資のリスクを軽減 メーカーと一貫した受発注体制(ストロングコート ) メーカーと一貫した受発注体制(ストロングコート ) 調 達 三大産地の特色を活かした調達をさらに強化 三大産地の特色を活かした調達をさらに強化 ①日本 ②欧州 ③中国 ①日本 ②欧州 ③中国 ルートの確立,仕入ボリューム ルートの確立,仕入ボリューム 27 各国とも 上段より 2000年,2025年,2050年 の推定人口 出典: U.S. Census Bureau, International Data Base 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 28 14 2000/11/20 海外展開におけるアドバンテージ 日本人の長所が世界に通用する分野 価格競争力 日本メーカーとの世界一太いパイプ ゼネラルマネジメントできる人材 育ち始める 29 軌道に乗り始めたアジアをより積極的に 今期計画11店,中間期末までに9店を出店 効率が上がり始めた 東南アジア 中国(23店),上海から沿海部を目指す 韓国へのジョイントベンチャーにも資本参加 利益基調に転じたオーストラリア(17店) 欧米,基盤づくりの段階 30 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 15 2000/11/20 21世紀へ向けて 高齢化 グローバル化 情報化 数年来の戦略の転換期 新体制で軌道修正を図るとき 「長期成長し続ける,数少ない専門店」 = 顧客からの長期評価 31 株式会社三城 PARIS MIKI Inc. (7455) 16
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