平成27年12月25日 <馬田保育園の保育理念> 生涯にわたる人間形成の基礎を培い、豊かな人間性を持った子どもを育成する 馬田保育園だより き ら り発行責任者 園長 藤田 良治 この一年、ご協力ありがとうございました! あと一週間で平成28年を迎えます。本当に一年が過ぎるのは早いもの です。この一年間、保護者や地域の皆様には、いろいろとご支援ご協力を いただき有り難うございました。おかげで、園児一人ひとり が、自分のよさをそれぞれに発揮し、運動面や知育面で大き く成長した姿を見せてくれました。来年も、一人ひとりのよ さをさらに伸ばせるよう全職員で力を合わせ、保育活動の充実に取り組んでまい ります。どうぞ平成28年も変わらぬご支援とご協力を宜しくお願いします。 めざす保育園像 ●笑顔あふれる保育園 ● 挨拶で始まる保育園 ● 遊びで育つ保育園 園 児 像 生き生きと遊び学ぶ子 自分のことは自分でする子 思いやりにあふれる子 感謝の気持ちが豊かな子 心と身体を鍛えがまん強い子 もりもり食べて元気な子 ● ● ● ● ● ● 保育士像 ① 心豊かで、いつでも笑顔を絶やさない優しい保育士 ② 優しさと思いやりを持って園児を受容できる保育士 ③ 常に子どもとの関わりを振り返り、自らの資質向上を 図る保育士 感動の連合音楽会! 12月19日の市の連合音楽会 では、これまでで最高の演奏を発 表してくれました。当日は、多く の保護者の方々に応援に来ていた だき有り難うございました。今年 素晴らしい生活発表会を終え、子ども達に感謝しています! は、斉唱「世界中のこどもたちが」 <写真 つぼみ→もも> と合奏「ペルシャの市場にて」でしたが、短期間でよく頑張ってくれました。今後は、いろい 12月5日の生活発表会と12月7日の敬老発表会では、どのク ろな活動の中で、身に付けた力を発揮する姿が沢山見られることを楽しみにしています。 ラスも練習成果を出し切り、素晴らしい発表を見せてくれ、充実し た生活発表会になったと嬉しく思っています。また、今年もこれま クラス交流と縦割り活動 で日常保育の中で取り組んできた「知恵づくり 」「心づくり」「体づ 12月入園のお友達 くり」 「食育」の成果を、それぞれのクラスが発表内容に生かし、伝 生活発表会後、一つ上のクラス えてくれたと感謝しています。少しだけ保護者の感想を紹介してい との交流体験を少しずつ実施して <つぼみ 0歳児> ますが、沢山の保護者の方々から、我が子の成長の喜びや驚き・感動 います。現在は単発的な交流体験 15日入園 田中さあやさん の感想をいただき、私たちも達成感や成就感を感じさせていただきま をしていますが、年齢差を感じさ <すみれ 1歳児> した。この生活発表会を通して成長した力を、第三保育期の取り組み せない姿に成長を感じています。 8日入園 岡部かほさん へとつなげ、さらに成長した姿をお見せできるよう、全職員力を合わ 第3保育期は、少し長めの期間交 21日入園 澤 ゆうきくん せ取り組んでいきたいと考えていますので、今後とも保護者や地域の 流を行う予定ですが、上のクラス 25日現在の総園児数 皆様のご支援ご協力を宜しくお願いします。<写真さくら→まつ> の子との年齢差を考慮し実施する 144名 ことにしています。 なお、今後の土曜日は、可能な限り縦割 りクラスを編成し、異年齢児との交流を進めていきます。 ※1月 つぼみに2名入園予定! 1月 保護者の感想(沢山いただきましたが一部ご紹介します つ す も さ う ま ちゃんとみんな教えられたことを覚えて、泣くこともなくやっている姿にとても感動しま した。運動会の時より成長しているのが分かりました。1歳の小さな子どもが沢山の前で しっかりやってくれことにすごく感動しました。 誰一人泣くこともなく楽しそうにしている姿を見てびっくりしました。同時に我が子の姿 にただただ感動でいっぱいでした。日ごろから行っている手遊びを入れることで、子ども 達も自然体でいられるだろうなと本当に感心しました。!どのクラスも衣装がとても可愛 くて本当にすごかったです。 昨年と違い、しっかり踊っている姿に一年の成長を感じ感動しました。手や目線の動きも上手でし た。皆すごく可愛かったです。ありがとうございました どのお遊戯も可愛く上手に踊っていましたね。しっかり練習したせいかでしょうね。暗唱もびっく りしました。急に言われた言葉がすぐに言えて日々の積み重ねの大切さを感じました。先生方のお かげで子ども達の力が引き出されているように思いました。本当に毎日の生活に改めて感謝です。 昨年より一段と成長してくれて、とてもうれしかったです。一生懸命練習したんだろうなあと思い ました。練習したことをやり抜こうとする精神も日ごろ先生方が子どもと向き合い自信を与えてく れているおかげだと思います。発表内容もとても素晴らしかったです。 朗読、劇、斉唱、合奏どれも素晴らしかったです。家ではふざけてばかりで言葉によ る表現がこんなにできるとは知りませんでした。新しい一面を見ることができました。 朗読、劇、斉唱、合奏とうめ組の時よりもさらに成長した姿を見ることができ感動 しました。どの子も練習を沢山してきたで、自信はっきりセリフを言って感動しました。 日 曜 4 5 8 12 13 14 15 19 月 火 金 火 水 木 金 火 二 月 行 事 予 定 表 1月の めあて ○寒さに負けず、元気に遊ぼう。 ○お正月遊びを楽しもう。 行 事 安全点検・英会話教室 新年の集い クラスだより 愛情弁当の日 移動図書館 体育教室 絵画教室 もぐら打ち 避難訓練 もも・さくら体育教室 基本食の日 防犯訓練 1日 朝の集い 4日 クラスだより 8日 英会話教室 16日 食育のつどい 19日 基本食の日 防犯訓練 24日 園だより 日 曜 20 21 25 26 27 28 29 水 木 月 火 水 木 金 行 事 お誕生会 音楽教室 英会話教室 移動図書館、体育教室 もも・さくら絵画教室 もも・さくら体育教室 お店屋さんごっこ 3日 5日 9日 17日 23日 27日 園だより 節分 愛情弁当の日(ドールケーキ作り) 移動図書館・体育教室 食育祭(レストランごっこ) お誕生会・移動図書館 保育参観日 『言葉の獲得』 馬田保育園 保育士だより H27.12.25 かがやき 発行責任者 主任保育士 東 良江 つぼみ組(0歳児) 『笑顔の生活発表会』 保育士 大場美由子 いよいよ生活発表会当日となり、今日はいつもの雰囲気作りを心がけ、子ども達が表情豊かに表現し 楽しめるようにする。登園時より戸惑いがなく、衣装を着るのもスムーズで、喜んで着替える子ども達 だった。幕が開いた瞬間大勢の人に驚き、泣き出してしまうのではと予想していたが、ひとりも泣くこ となく、それぞれが今できる表現をみせてくれた。なにより嬉しかったのは、全員が参加でき、堂々と した姿を披露することができた。0歳児は、日頃から保育士との信頼関係を築き安心感を持てるように し、表現することが楽しくなるような内容を設定することで、今持っている表現力を大勢の人の中でも 発揮できると感じた。子ども達一人ひとりの頑張りが伝わり成長を感じた生活発表会と なった。 すみれ組(1歳児) 『よさを褒めて高まる意欲』 保育士 堀内里美 今日は天気もよく、園庭でのびのびと遊ぶ。戸外に出る時の子ども達は、排泄・パンツやズボンの着 脱・帽子をかぶるなど、その準備にも意欲的であり、保育士は自立に向け見守りや支援をする。子ども 達は、園庭に行くのが楽しみなので一生懸命に頑張る姿が見られる。「上手に出来たね」「○○ちゃん凄 いねぇ~」など褒めると笑顔で喜びを表現する。最近は、靴の脱ぎ履きも自分でやろうとする姿が見ら れるので、靴を履く時間をゆったりと取り、履き方を教えたり見守ったりしながら励まし、意欲を高め るようにしている。個人差もあり、すぐに履ける子もいるので、ミニ太鼓橋に登ったり雲梯でぶら下が りをするなど分担して関われるようにする。戸外では喜んで遊び、あっという間に時間が過ぎ「もっと 遊びたい」という子が殆どだった。天気のいい日は、出来るだけ戸外遊びを取り入れ ていこうと思う。 もも組(2歳児) 『はさみに挑戦』 保育士 末吉絵美 初めてはさみを使っていくため、ケガをしないよう正しい使い方と共に間違った使い方を見せ、これ で良いのか考え、正しい使い方を学ぶ気持ちを持たせていく。クリスマス飾りの仕上げとして、切った 折り紙を貼っていくことを伝えることで、活動に期待が持てた子ども達は、話を真剣に聞くことが出来 ていた。全体に説明をした後、グループごと担当保育士が、再度説明をしていく。個人指導を行い、持 ち方を覚えて行けるよう配慮することで、一人ひとりの状況を把握することが出来た。自分で、初めて はさみで切った折り紙をのりで貼って、クリスマス飾りを仕上げることが出来、うれしそうな様子で友 達と見せ合って喜ぶ姿があった。今後も、上手に使えるように、はさみを使う活動を数多く 取り入れていく。 主任保育士 東 良江 言葉は他人と意思疎通を図るためのコミュニケーションの道具と言われていますが、子どもは生ま れてまず喃語を発するようになります。保育士は、それに対し笑顔での応答的保育を心がけています。 次に単語を覚え二語文へとすすみ、しだいに大人やお友達とコミュニケーションがとれるようになり ます。さらに、3 歳児さくら組になると 1500 近くの語彙数を獲得するようになります。先日の保育の 中で「太陽光」「未来」などという言葉を使っていたということですが、それは子ども達が大人と関わ る中で様々な言葉に耳を傾け、獲得しているという事を表しています。同時に年齢が増すにつれ友達 関係も深まり、私が気になる言葉も獲得しています。例えば、平気でお友達の名前を呼び捨てにした り、「おまえ」という言葉を耳にします。その時は、その都度指導し促していますが、私たち保育士は、 常に言動に気を付けながら優しく笑顔で語りかけ、よりよい言葉の獲得への支援をして いきたいと思います。 さくら組(3歳児) 『メリークリスマス!』 保育士 千種香菜子 クリスマス製作第二弾でクリスマスツリー製作を行う。導入として製作活動1週間前からクリスマスツリ ーを子ども達の見える場所に飾っておき、反応を見てみる。するとクリスマスについての会話の中で、「先 生、家にクリスマスツリー飾ったよ!」という子ども達の声が聞こえる中、T君が「先生、あそこにあるツ リー作りたい!!」と発言してくれ、周りの子ども達も“僕も!” “私も!”と次々に意欲を見せてくれた。 子ども達の「作ってみたい」で始まったクリスマスツリー製作は、話を聞く態度も、製作に取り組む姿勢も 良いもので、 「先生、折り紙貼ったら可愛いっちゃない?」 「○色の折り紙も使おう」など、子ども達の沢山 の声でアイディア盛りだくさんの活動となった。これからも子ども達の“やってみたい”という活動意欲を ひきだせるように環境設定の工夫に取り組んでいきたい。 うめ組 (4歳児) 『クリスマス製作』 保育士 赤星紋子 「サンタのいちねん トナカイのいちねん」の絵本を読み聞かせする。読み終わると、さきちゃんがすぐ「あ ~あ、なんかクリスマスツリーとか作りたくなってきた!さきちゃんプレゼント入れる 大きなくつ下持っ てないもん!!」と言う。何を作りたいか、みんなに聞く。クリスマスツリー・サンタクロース・大きなく つ下・雪だるま・トナカイと出てくる。製作に意欲的な様子が見られる。くつ下・クリスマスツリーには、 自分で星やハート、丸を折り紙に書き切る。細かい作業が出来る様になってきた。個性豊かなくつ下ができ た。トイレに行くたび、子供達が自分のくつ下やゆきだるまを見て喜んでいる。友だちの作品にも興味を持 ち「星が出来とるすごいね!」「どうやって作ると?」と教え合う姿も見られるようになり 嬉しく思う。この様な姿を大切にしていく。 まつ組(5歳児) 『一人当番の日』 保育士 御所利江 毎日の当番活動は、五人ずつのグループ当番の仕事と一人当番の仕事があり、それぞれに役割を持って取 り組んでいる。特に一人当番の日は、「今日は自分が一人当番だ」と楽しみにしている。一人で給食やおや つの号令をかけたり、まつ組ニュースを書いて、その日の出来事を知らせるなど、責任感を持って行う姿が 見られている。まつ組ニュースは、今日は何を書こうかと自分で決め、納得して文章と絵を書いている。文 字や絵が上達しているため、出来事に合わせその日のニュースを上手に仕上げている。毎日、保育士もどん な絵を描いて表現してくれるのか、とても楽しみである。できあがったまつ組ニュースは、 その日の当番の子にとって、貴重な体験画になっていることを実感している。
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