(11)次の文章の空欄に入る最も適切な語句を A 欄から選べ。

演習問題(4. 生物活性物質の探索 5) 解答例
番号
氏名
解答例
(11)次の文章の空欄に入る最も適切な語句を A 欄から選べ。
動物や(植物)などの被食生物が(動物)による(捕食)あるいは摂食を受け続けた時、それら
を(忌避(回避))あるいは(阻害(阻止、防御))する物質(毒など)を生産・利用する能力を
獲得して種が存続する様になる。これに対し、摂食・(捕食)する側はそのような物質を(解毒(分
解))する方法や化合物への(耐性)を獲得し、餌として利用できるような進化を遂げる。このよ
うな関係が継続して、化学物質による攻防が進化し続ける状態を化学共進化という。
化学共進化は微生物 vs.(微生物)、微生物 vs.(植物)、微生物 vs.(動物)などの関係でも起こ
る。
A 欄:植物;動物;微生物;解毒;忌避;阻害;耐性;捕食
(12)次の文章の空欄に入る最も適切な語句を B 欄から選べ。
二次代謝産物は、それを作る生物の(個体形成)や(生命維持)に(必要ではない)。(フェロモ
ン)や(アレロケミカル(他感作用物質))として作用することが明らかにされた二次代謝産物もあ
る。直接生命維持に必須ではない物質を、(エネルギー)を使って生産するのにはそれなりの生物学
的意義がある。二次代謝産物生産の原動力となるのは、(栄養の摂取)、(生活の場の確保)、(子孫を
残す)という欲求による。すなわち、(生態)あるいは(生態系)で作用する物質として二次代謝産
物を生産していると考えるのが妥当である。
喰う喰われるの関係、食物や居住空間の奪い合い、(寄生)、(感染)などの敵対関係にある場合に、
(攻撃)や(防御)のための化学物質が使われることが多い。また、同種の生物間でも(コロニー
形成)、(警報)、(道しるべ)、(階級分化)などに化学物質が利用されている。このような生物個体
間の(ケミカルコミュニケーション)に利用するために、二次代謝産物が生産されていると考えら
れる。
B 欄:アレロケミカル;エネルギー;ケミカルコミュニケーション
ケミカルバイオロジー;コロニー形成;フェロモン;栄養の摂取;階級分化;感染
寄生;金;警報;個体形成;攻撃;子孫を残す;生活の場の確保;生態;生態系
生命維持;道しるべ;必要である;必要ではない;防御