SolarWinds LANsurveyor製品ガイド

製品ガイド
SolarWinds LANsurveyor
平成23年8月12日
Email [email protected] URL http://www.jtc-i.co.jp
概要
LANsurveyorはネットワークをスキャンし複雑なネットワークマップを自動作成します。
LANsurveyorは自動作成したマップをVisioフォーマットで出力できます。
LANsurveyorはOSIレイヤー2,3トポロジー(ポート接続)情報を管理します。
スイッチ—スイッチ接続情報
スイッチ—ノード接続情報
スイッチールータ接続情報
LANsurveyorはネットワークの変化をリアルタイムに追跡しマップを更新します。
LANsurveyorには2種類の製品(フル機能版LANsurveyorおよびエントリー版
LANsurveyor Express)があります。
Windowsアプリケーションまたはサービスとして実行し、業界標準技術でネットワークの
デバイスやノードをスキャンします。
サポートするOS
フル機能版 LANsurveyor: Windows 2003/Vista/7/2008/2008 R2
エントリー版 LANsurveyor Express: Windows Vista/XP/2003
使用するSNMP
MIB II/Printer MIB/Bridge MIB/Repeater MIB
デバイスの自動スキャンと発見
LANsurveyorはネットワークの指定範囲を
スキャンしネットワークデバイスを発見します。
ディスカバリー
マップ作成
必要な設定
ネットワークデバイス
(ルータ、スイッチ、IP電話、PCなど)
ネットワークパラメータ:開始アドレス、終了アドレス、ホップ数
SNMPデバイスパラメータ:SNMPv1/v2にはコミュニティストリング、SNMPv3には固有の設定情報
使用するIPサービス:ICMP, NetBIOSクライアント、SIPクライアント、Active Directoryなど
マッピング速度
など
マップ作成と表示
LANsurveyorはデバイス発見後、自動的にネットワークマップを作成します。
設定オプション例
LANsurveyorはマップ上で
インターフェイス速度を接続線の色で
表示します(前ページのマップ例)。
LANsurveyorはオブジェクト表示の最大数を指定できます:
レベル1:ルータ、ネットワークセグメント
レベル2:レベル1とスイッチ
レベル3:レベル2とその他すべて
表示オプション例
レベル2
Visio出力ボタン
ビューフィルタボタン
レベル3
連続スキャンによる侵入検知
連続スキャンはベースラインマップを使用した侵入検知機能です。設定したパラメータにしたがっ
てネットワークをスキャンしベースラインマップと比較します。これはネットワークに接続した新
たなデバイスの検出にも使用できます。スキャンログを保存することによりどのノードやデバイス
が何時接続され、何時切断されたかわかります。
ノード名、IPアドレス、接続ステータス、時刻、MACアドレスなどの情報が得られます。
このリストからアクセス制御(有効>無効、無効>有効)を行えます。
※アクセス制御には、SNMP read/write コミュニティストリング設定が必要
新たなアドレスの発見やスイッチアドレスの変更等をトリガーとしてアラートを送信できます。
TCPポート監視
LANsurveyorにはTCPポート監視でネットワークのアプリケーションやサービスの可用性を監視
する機能があります。最大20ノードの監視が可能です。
サービス開始、停止、待ちをトリガーとしてアラートを送信できます。
リトライ回数、タイムアウト時間、監視間隔を変更できます。
アラート
ネットワークの問題に対してリアルタイムにアラートを送信できます。
この機能はLANsurveyor連続スキャンあるいはTCPポート監視と組み合わせて使用します。
アラートには:
• メール送信
• Net Send
• アプリケーション起動
• SNMPトラップ送信
• 音声ファイル実行
• シスログ送信
• SMSメッセージ送信
があります。
評価版のご案内
LANsurveyorには評価版があります。インストールから21日間ご利用いただけます。
一部の機能は利用が制限されています。
例:Visio エクスポート、イメージ保存等
LANsurveyor Express の評価版はありません。
LANsurveyor評価版をご希望の場合は、
弊社までご連絡ください。
Eメール: [email protected]
電話:
042-358-1250