Grgich Hills Winery Tour

Napa Valley Wine Train Winery Tour
(ナパバレー・ワイントレイン・ワイナリーツアー )
Grgich Hills Winery Tour (JAPANESE)
(ガーギッチヒルズ・ワイナリーツアー)
Grgich Hills Winery Tour へご参加頂きありがとうございます。
このツアーは、ワイナリー見学・ワインの醸造過程・各種ワインの試飲をお楽しみ頂けます。ツアーガイドや天候な
どにより、説明の内容や順序が前後することがございますのでご了承下さい。ツアー中は遠慮なくご質問ください。
ワイナリー内には階段の上り下りがあります。受付時にお渡しするバッジを胸元などの目立つところに必ずつ
けて下さい。このバッジがワイナリー見学ツアー参加者の目印となります。乗車後は、各ワイナリースタッフがご案
内いたしますのでご安心ください。複数のワイナリーツアーがあり、ツアー毎に下車駅や下車時間が異なりますの
で、担当のスタッフの案内に従ってください。（スケジュール参照）ワイナリー内には階段の上り下りがあります。
不明な点や写真撮影などご要望がございましたら、お気軽にワイントレインスタッフにお声掛け下さい。
＜ツアーの流れ＞
ナパを北へ向かう往路では、上品なグルメ車両で3コースのグルメランチをお楽しみ頂きます。ガーギッチ・ヒルズ・
ワイナリー駅で下車後、ガーギッチ・ヒルズのスタッフによる1時間の見学とワインの試飲をお楽しみ下さい。ワイナ
リー見学後、ワイントレインに再びご乗車いただきます。1915年製のアンティークなプルマン・ラウンジ車両で、デザ
ートをお楽しみ下さい。ワイントレイン駅には、14：30頃に戻ります。駅内で、撮影した写真やお買い物をお愉しみ
下さい。買い忘れたワインやここでしか手に入らない希少なワインをワインストアーでご購入頂けます。（12本以上
ご購入で10％割引。日本への発送可能。）
この他にも異なるワイナリーツアーや特別イベントがありますので、ご参加ください。
＜ガーギッチヒルズ・ワイナリーツアー・スケジュール＞
11：30 ワイントレイン駅出発
（往路）グルメ車両にて3コースのお食事
12：30 ガーギッチヒルズ駅にて下車
ガーギッチヒルズワイナリー見学
13：30 ガーギッチヒルズ駅にてワイントレインに乗車
（復路）ラウンジ車両にて、デザート
14：30 ワイントレイン駅へ帰着
※ 運行日により時間が前後しますのでご了承下さい。スタッフの案内にお従い下さい。
（Grgich Hills Wineryについて）
ワイン作りの技を追求する家族経営のワイナリーです。このワイナリーのワインは、ナパバレーで有機農法・バイオ
ダイナミック農法で栽培された葡萄のみで作られています。1976年のパリで行われた世界ブラインド・テイスティン
グで、白ワインの世界一に選ばれたワインを造り、一躍有名になったGrgich Hills Wineryのオーナー、マイク・ガ
ーギッチ氏です。ガーギッチ・ヒルズ・ワイナリーにおけるバイオダイナミック農法は、新しい取り組みとして注目を浴
びています。ガーギッチ・ヒルズ・ワイナリー・オリジナルグラスをお土産にお持ち帰り下さい。
JAJA[Type text] [Type text] [Type text] （ガーギッチヒルズワイナリーにおけるバイオダイナミック農法）
葡萄を生産し続ける事は困難で重要な事です。環境に優しい農業を実践することが、健康で豊かな葡萄畑を保ち
続ける事の出来る唯一の方法と考えています。その結果品質の良い葡萄を生産することができると信じています。
ナパバレーにある Grgich Hills Wineryの全葡萄畑は、有機栽培を実践し、さらにバイオダイナミック農法へ転換し
ようとしています。この農業哲学は大地を生きた有機体として扱い、葡萄樹と大地のバランスを保つ為に自然界の
基礎を成す生物を利用しようというものです。現在、Grgich Hills Wineryはアメリカで最大のバイオダイナミックの葡
萄畑を所有しています。所有している、366エーカーの内257エーカーがバイオダイナミック農法を実践し、2006年
には全ての畑がバイオダイナミックとなります。
（バイオダイナミックの原理）
オーストリアの自然科学者であり、哲学者、教育者であるルドルフ・シュタイナーが1924年にバイオダイナミックの原
理を作り上げました。有機栽培同様、このシステムは有害な除草剤や殺虫剤・防カビ材、あるいは化学肥料を使
用しません。バイオダイナミック農法は自然の堆肥を使用する事で有益なバクテリアの生育を助長し、土壌の中に
腐葉土を形成します。そしてその土の活力がそこに生育する植物の健康と品質をサポートします。
畑の土壌バランスのために、自然の植物や動物の排泄物等から作った配合物を使用します。主要な配合物は9種
類あります。牛の角に詰めて醗酵させた牛糞堆肥は根の生長を助け、土の中の微生物を活性化します。牛の角
に詰めたけい土は個々の植物の光の代謝を助けます。醗酵したノコギリソウ、イラクサ茶、醗酵させたオーク樹皮、
醗酵させたカモミール、醗酵させたタンポポ、カノコウソウのジュース、これら6つの配合物は堆肥配合物に使用さ
れます。最後の配合物のツクシ茶はカビの生長を阻止します。それぞれの配合物は薄められ、特別な撹拌機で活
性化され、適宜、畑に撒かれます。
今日の農業では、実際の収穫物や定量化できる収穫量に観点をおいて考えていますが、バイオダイナミックでは
生命力に観点を置いて考えています。その生命力は目に見えないものかもしれませんが、私達の身の回り、どこ
でも存在し、どこでどのように見ればよいかを知っている人には見えるものです。バイオダイナミックの原理によると
自然界には4つの重要な要素があります。それは、大地、水、光、そして熱です。そしてそれらは植物の4つの基
本的な組織、根、葉、花、果実とリンクしています。月が潮の干満に影響を与えるように、これら4つの植物組織が
天文学的要素と関連し影響を受ける事は、何世紀にも渡る農業経験や科学的な発見により証明されています。
バイオダイナミックの葡萄栽培農家に課せられた仕事は、これらの生長していく生命力を年間を通してバランスよ
く育てていく事であり、特定の作業をするのに好ましい特定の日を選び、適切な作業をすることです。そのために
私達は葡萄の生育期、あるいは年間を通して月や惑星の位置を教えてくれるような天文学的なカレンダーを作っ
ています。動物や植物の生命同様、人間の生命は地球や他の惑星のリズムに依存しているところが多いのです。
Grgich Hills Wineryは、バイオダイナミック農法が最高品質の葡萄を栽培するのに最適な方法だと信じています。
このアプローチにより80年から100年を経た古い畑も健康で豊かな畑のまま維持することができます。葉は元気で
健康的に輝き日光に向かって成長し、一方で根は垂直に伸び成長力のある葡萄の木が育ちます。その葡萄から
つくったワインは、力強さと繊細さの両方を併せ持ち、完熟しているがエレガントさのある畑と同じように全てのバラ
ンスが取れたワインとなります。なによりもバイオダイナミック農法のワイン作りはテロワールそのものを表現します。
ワインは本質的にその葡萄が育った大地に関係するのです。
バイオダイナミック農法は、Grgich Hills Wineryにとっての素晴らしい財産です。バイオダイナミック農法を通して、
自然への認識と感謝の気持ちやその本来の美しさや優美さを再認識させてくれます。この新しい農法が大地との
素晴らしい関わりをもたらしてくれました。その集大成のワインが畑と同じようにバランスの取れた、しかも全ての要
素がハーモニーを奏でるようなワインになると確信しています。
JAJA[Type text] [Type text] [Type text]

Download Report