123KB - 川口市立図書館

3.図書館利用案内
★利用資格 どなたでもご利用できます。
(国内在住の方ならどなたでも利用カードを作ることができます。)
★貸 出
本・雑誌・紙芝居・・・・・・・・・・あわせて10点・2週間まで
CD・DVD・ビデオ・・・・・・あわせて3点・2週間まで
語学CD・カセットテープ・・あわせて3点・2週間まで
*雑誌の最新号、新聞・参考図書など、一部、貸出できないものがあります。
★利用カード(利用券)
川口市内の図書館、分室、文庫、移動図書館で共通してご利用できます。
利用カードは、3年ごとに住所を確認し、更新しております。
★返 却
市内の図書館、分室、文庫、移動図書館に返却できます。
図書館閉館時は、返却用ブックポストをご利用ください(CD・DVDなどの視聴覚
資料は返却不可)。
*図書館の資料は大切に扱ってください。
万一資料を汚損または破損された場合は、弁償をお願いすることもあります。
★予約・リクエストサービス
お探しの資料が貸出中のときや、棚に見あたらないときは、「予約」ができます。
「予約カード」にご記入のうえ、お申し込みください。インターネットや館内検索機
でも予約ができます(あらかじめ図書館でパスワードの発行を受けておく必要があり
ます)。 資料が用意できしだい連絡します。
*予約できる点数(一人あたり)
図書・雑誌・紙芝居・・・・・・・・・・・あわせて20点まで
CD・DVD・ビデオテープ・・・あわせて3点まで(所蔵のものに限る)
語学CD・カセットテープ・・・・・あわせて3点まで(所蔵のものに限る)
★延滞者への利用制限
お借りになっている資料を15日以上延滞されている場合、その資料が返却されるま
での間は下記のサービスが利用できなくなります。
*すべての資料の貸出(予約確保資料を含む)
*現在借りている資料の貸出延長(再貸出)
*新たな予約の受付
★利用状況の確認
インターネットや館内検索機を使って、ご自身がお借りになっている資料や予約をし
ている資料を確認することができます。
(あらかじめ図書館でパスワードの発行を受けておく必要があります。)
★レファレンスサービス
資料を探すお手伝いをします。
調べたいことや、わからないことがあるときは、お気軽に職員にご相談ください。
★コピーサービス
図書館の資料に限り、著作権法の範囲内でコピーできます。所定の申し込み用紙に
必要事項を記入のうえ、お申し込みください。(有料)
【コピーのとれる範囲の例】
図書 1著作物(1作品)の半分まで
雑誌 最新号:個々の記事・論文の半分以下まで
新聞 当日分:不可
バックナンバー:個々の記事の全部可
バックナンバー:個々の新聞記事について全部可
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4.対象者別サービス
( 1) 児 童 サ ー ビス
子どもたちの成長過程において、読書は心の成長、発達に欠かせないものです。
豊かな読書体験ができるよう、読み物、知識の本などの児童書、絵本、紙芝居を選書、
収集するとともに、読書機会を増やし、子どもが自ら読書を楽しむ環境を創出するた
め、学校等との連携を図り、協力員(ボランティア)とも手を携え、さまざまなサー
ビスを展開しています。
①おはなし会等
各図書館でボランティア(協力員)のお手伝いをいただきながら対象年齢に合わ
せたさまざまな読み聞かせや素話などを行っています。
わらべうたの会はまだ一人ではおはなしを聞けない「おさなご」のための会であ
り、中央図書館や一部の地域図書館で開催しています。
夏休みおはなし会やクリスマスおはなし会は普段のおはなし会を拡大し、さらに
おはなしを楽しんでいただく催しです。
②テーマ展示
児童コーナーの展示スペースでは、季節やさまざまなテーマに沿った本の展示を
行っています。
③図書館見学
小中学校からの依頼により学級及び学年単位での図書館見学を受け入れ、施設見
学から利用ガイダンスまで幅広い要望に応えています。
④ブックリスト
毎年度1回、夏休みがはじまる時期に合わせ、小学生向けにリーフレット「夏休
みにすすめる本」を作成し、学校を通じて市内全校の児童に配布しています。
平成25年度も、1・2学年用、3・4学年用、5・6学年用の3種類を作成、
配布し、各図書館でこれらの本を展示、貸出しました。
⑤読書による人づくり推進事業
図書館の児童担当司書が選んだ児童書約700冊を3年間小学校に団体貸出する
サービスを平成13年度から実施しています。当初2校から実施し、平成25年
度からは旧鳩ヶ谷市の学校も含めた市内の全52校で実施しています。
平成20年度からは中学校への貸出も開始し、事業の拡大に取り組んでいます。
⑥ボランティア養成講座等
小学校で活動しているお話ボランティアを支援するため、毎年外部講師を招き、
読み聞かせ講座を開催しています。
⑦広報その他
中央図書館では児童向け広報紙(隔月)を発行し、さまざまなテーマに沿った本
を紹介するなど、読書のPRに努めています。平成24年度から小学校入学の
時期に合わせ、新入生に向けにおすすめの本や、図書館の案内などを載せた
「としょかんにおいでよ」を作成し、学校を通じて市内全校の児童に配布してい
ます。
各地域図書館の児童コーナーの一角には児童書研究書のミニコーナーを設け、読
み聞かせに関する本などを揃えています。中央図書館では、子どもの本コーナー
に「子ども読書支援コーナー」を設置しています。
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(2)ティーンズサービス(ヤングアダルトサービス)
ヤングアダルト(中高生を中心とした10代の利用者)向けの資料は、各地域図書
館では児童コーナーの一角にミニコーナーを設けていますが、中央図書館では独立し
たティーンズコーナーを設置し、児童書、一般書にとらわれず中高生に適した図書や
雑誌を揃えています。同コーナーには展示スペースや調べ物のためのインターネット
席も設けています。
また、広報紙「ティーンズ通信」を定期的に発行し、テーマ別の図書や新着図書の
紹介をしています。
毎年夏休みには中学生向けに、夏休みにすすめる本の紹介として、リーフレット
「夏休みの本棚」を作成し、市内中学校に掲示用として配布しています。
( 3) 点 字 ・ 音 声情 報サー ビス
視覚に障害があるなどの理由で、一般の図書では読書が困難な方を対象に、図書館
に登録している音訳者・点訳者の協力を得て、さまざまなサービスを実施しています。
平成23年10月の川口市と鳩ヶ谷市の合併にともない、鳩ヶ谷市立図書館で行っ
ていた録音図書の製作や対面朗読などのサービスを移管し、従来行ってきたサービス
と統合し、中央図書館を拠点として活動しています。
①点字図書、録音図書の貸出
一般の図書では読書が困難な方に対して、点字図書や録音図書を貸し出していま
す。直接来館しなくても郵送や代理人による貸出を実施しています。当館にない
資料をご希望の場合は、全国の点字図書館などから取り寄せて提供しています。
②対面朗読
専用の部屋が中央図書館に2室(音訳の部屋)、前川図書館に1室(対面朗読室)、
鳩ヶ谷図書館には1室(音訳室)あり、音訳者の協力により実施しています。
③点訳・音訳機器等
中央図書館の「点字・音声情報コーナー」には、卓上型拡大読書器2台、音声パ
ソコン(文書やインターネットのホームページなどを読み上げるソフトが入った
パソコン)のほか、ポータブル型拡大読書器1台、点字ディスプレイ付き音声パ
ソコン1台などが設置してあります。前川図書館には、拡大読書器が設置されて
います。
また、鳩ヶ谷図書館も同様に、拡大読書器、活字自動読み上げ機、点字ディスプ
レイ、音声パソコンなどが設置されています。
その他の機器としては、中央図書館、前川図書館、戸塚図書館にSPコード(音声
コード)専用読み取り装置が各1台あります。
④点字図書、録音図書の製作
それぞれ点訳者・音訳者に製作を依頼しています。
図書館用資料だけでなく、個人用の製作も行っています。
⑤ボランティアの育成
図書館に登録している点訳者、音訳者を支援するため、外部専門講師を招き、
定期的に研修会を実施しています。平成24年度は点訳奉仕者研修会を11回、
音訳奉仕者研修会は9回実施しました。
⑥録音雑誌の発行
図書館の情報をお届けする録音雑誌として、隔月の「音声版図書館だより」
(カセットテープ版・DAISY版)を発行し、希望者への貸し出しを行っています。
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( 4) 多 文 化 サ ービ ス
中央図書館では、国際化社会に対応した多文化サービスの実現を図るため、外国語
資料コーナーを設置しています。
川口市は県内で最も外国人登録が多く、人口の約4%を占めています。国籍は中国
人、韓国人、フィリピン人の順に多いため、これを反映して、同コーナーには、日本
関係の図書を含む英語図書のほか中国語、韓国・朝鮮語、タガログ語の図書を中心に
収集しています。
また、外国語雑誌及び新聞については同コーナーに隣接した新聞・雑誌コーナーに
配置しています。
資料収集のほか、英語・中国語・韓国語・ポルトガル語の利用案内の配布や、図書
館ホームページへの掲載、同コーナーへの外国語によるポスターの掲示やチラシの配
置も行っています。
中央図書館 外国語資料コーナーの外国語図書所蔵数(平成25年3月末時点)
英語
うち日本関係
3766
1091
(冊)
中国語
朝鮮韓国語 ポルトガル語 タガログ語
その他
計
(冊)
(冊)
(冊)
(冊)
(冊)
(冊)
1389
959
288
302
39
6743
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5.図書館電算システム
(1)電算化の歩み
年月
昭和52年(1977年)9月
電算システムの歩み
備考
電子計算機による貸出、閲 昭和52年9月前川図書館開設。
覧業務の開始。
[三菱MELCOM80/11M]
昭和53年(1978年)1月
電算オンライン業務開始。
昭和54年(1979年)11月
第一次システム変更。
[三菱MELCOM80/38N]
昭和55年(1980年)3月
移動図書館電算システム開 昭和55年5月に新郷図書館、
8月に横曽根図書館開設。
始。
昭和59年(1984年)10月
第二次システム変更。
*市販マーク(TRC-MARC)を利用
[三菱MELCOM80/400]
したシステム。
平成元年(1989年)10月
第三次システム変更。
[三菱MELCOM80/80GR]
各図書館にOPACを設置。
平成6年(1994年)10月
平成4年11月戸塚図書館開設。
第四次システム変更。
[三菱MELCOM80/500]
平成11年(1999年)10月
第五次システム変更。
[CALIS]システムにリプレ
ース。
平成18年(2006年)5月 第六次システム変更。
平成18年4月旧中央図書館休館。
[ELCIELO]システムにリプ
平成18年7月に新中央図書館
レース。
(キュポ・ラ本館5・6階)開館。
平成23年(2011年)6月 第七次システム変更。
[ELCIELO]
(2)現行システムの概要(適用業務の概要)
システム名
閲覧管理
主な適用業務
貸出処理、返却処理、検索処理、利用者登録、移送処理、
在架予約確認処理、貸出予約件数
図書管理
選書管理、発注管理、受入管理、排架処理、相互貸借資
料管理、一括発注処理
雑誌管理
雑誌マスタ管理、購読契約登録、雑誌カレント管理、排
架処理
マスタ管理
書誌登録、受入先登録、住所登録、棚登録、分類登録、
同義語登録、カテゴリ登録
蔵書点検管理
書架点検処理、蔵書点検オフラインデータ読込、書架点
検照合処理
非常時BM管理
非常時BM貸出ファイル取込、非常時BM利用者更新、
非常時BM貸出データ更新
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6.平成25年度歳出予算概要(当初予算)
(図書館費)
(千円)
市予算(一般)
教 育 費
172,730,000
図 書 館 費
21,104,045
資 料 費
682,873 本などの資料購入費 131,377
【資料購入費の内訳】
(図書購入費 111,700)
(逐次刊行物 19,677)
19.2%
図書館費に占める割合
科
目
予
算
額
対前年度比
節
目
25 年 度 24 年 度
図 書 館 費
682,873
637,607
107%
報
酬
261
261
100%
賃
金
23,477
32,654
72%
費
2,562
2,011
127%
費
221
169
131%
報
償
旅
需
用
費
90,783
86,435
105%
役
務
費
16,838
15,915
106%
委
託
料
334,227
291,983
114%
使用料及び賃借料
59,897
62,312
96%
工事請負費
38,956
31,290
124%
備品購入費
115,001
113,851
101%
650
726
90%
負担金・補助及び交付金
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備
考