【必修領域】 7月30日( 土 ) 主な受講対象者 履修対象職種 全教諭対象 教諭・養護教諭・栄養教諭 開設講習名 【必修】教育の最新事情 開設期間 平成28年7月30日(土) 修了認定試験<試験一括型> (4限終了後に試験を実施します。 ) 担当者からの連絡事項等 科目名 1 限 (9:00〜 10:15) 限 (10:30〜 11:45) 3 限 (12:45〜 14:00) 限 (14:15〜 15:30) (15:45~ 16:45) 国の教育政策や世界の教育の動向 担当者 山崎 清男(教育学研究科 特任教授) 教員としての子ども観、教育観等に ついての省察 担当者 清水 良彦(教育学部講師) 1.時代の変化の中で、 「教師」に向けられる眼差しがどのように推移しているのかを理解する。 (1)中央教育審議会答申等から近年の教員養成改革の動向を把握する。 (2)最近の新聞報道等をもとに学校現場・教師を取り巻く社会的状況を理解する。 (3)保護者や地域住民、子どもが求める「教師像」について統計調査等をもとに考察する。 2.自身の持つ教職に対する価値観について、キャリア・デザインの概念をもとに再確認する。 (1) 「トランジション」や「キャリア・アンカー」などのキャリア・デザインの概念を理解する。 (2) キャリア・アンカー自己診断をもとに自身の持つ教職に対する価値観を省察する。 3.以上の内容を通して各自の教育実践の前提となる子ども観や教育観等について問い直す。 子どもの発達に関する脳科学,心理 科目名 学等における最新の知見(特別支援 担当者 古賀 精治(教育学部教授) 教育に関するものを含む) 1.発達障害の教育的定義について確認する 特別支援教育の基本について述べた後、LD、ADHD、高機能自閉症、アスペルガー症候群の教育的定義につい て解説する。 2.LD(学習障害)のある子どもの実態把握のポイントと支援の基本について考察する 今回の講習では、主に LD について概説する。 まずLDの例として読字障がいを取り上げる。ビデオをまじえながら、読むことの困難さの基盤にある視覚- 空間処理の困難さと音韻処理の困難さについて解説する。次に学習障がいの判断のポイントとして、国語 等の基礎的能力、知的能力、認知能力に関する3つのアンバランスさについて述べる。最後に心理検査等に よって把握された認知特性の評価に基づく指導法の有効性について論じる。 科目名 4 当日、資料を配付します。 1.国の答申や教育法規等の改正をふまえ、現代教育改革の動向を理解する 社会の変化に伴い、公教育制度の基本的流れが変化してきている。このような中で近年の教育改革はどの 様な方向に向かっているのかを、諸外国の事例にもふれながら理解する。 2.学校教育の基調の転換と学校改革の動向を理解する 公教育目標の基調の転換が、学校組織や学校の教育活動にどのような影響を与え、その結果どのように変 化してきているのか等を答申や教育法規等の改正をふまえ理解する。 3.学校経営の動向を理解する 答申や教育法規等の改正にともない、新たな視点から学校経営が求められている。学校の説明責任や質保 証時代における学校評価等に関し、諸外国の事例を取り上げながら学校経営のあり方を理解する。 科目名 2 試験時のノート等の参照 : 可 子どもの生活の変化を踏まえた課題 担当者 古城 和敬(福祉健康科学部教授) 1.統計データから児童生徒の意識・態度・行動の変化を理解する 児童生徒の「学級適応」を中心として、いくつかの子ども統計に見られる彼らの特徴的な変化を読み取り、 現在の学級経営・生徒指導の問題との関係を理解する。 2.教師と児童生徒の相互作用過程の問題を理解する 教師期待効果(ピグマリオン効果)の現象から、学級における教師と児童生徒の人間関係や相互作用を省察 するとともに、望ましい学級経営・生徒指導のあり方を理解する。 3. 「勇気づけ」の理論と技法を修得する カウンセリングマインドにもとづいて子どもの自主性・自律性を育成する「勇気づけ」の理論を理解し、 その主要な技法を修得する。 修了認定試験
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