第3回勉強会配付資料 - FCP フード・コミュニケーション・プロジェクト

FCPつながる会議
<未来の食品産業について考える>
議事次第
日時:平成 27 年 2 月
6 日(金)
場所:中央合同庁舎4号館
14:00~17:30
1218-1221
1.開会挨拶
2.FCP活動について
3.基調講演
「すべての人に、おいしい笑顔を。ピクトグラムによる食材コミュニケーションの事例から」
<休
憩>
4.コーディネーター挨拶
5.グループディスカッション
・未来の食品産業のイメージ
・そのために今やるべきこと
・全体共有
6.閉会
配布資料
・資料1
本会議次第
(本紙)
・資料2
本会議参加名簿
・資料3
FCP活動について
・資料4
すべての人においしい笑顔を。
ピクトグラムによる食材コミュニケーションの事例から
資料2
平成 26 年度
第3回つながる会議
参加者名簿
テーマ「未来の食品産業を考える」
開催日
平成 27 年2月6日(金)14 時~
参加者
企業名/学校名
株式会社アートコーヒー
株式会社アール・ピー・アイ
イオンフードサプライ株式会社
イカリ消毒株式会社
伊藤ハム株式会社
NPO 法人インターナクショナル
エスビー会社会社
株式会社加藤美蜂園本舗
グリコ乳業株式会社
群馬製粉株式会社
サントリーホールディングス株式会社
株式会社白石中央研究所
新日本有限責任監査法人
株式会社伸和食品
株式会社中央微生物検査所
テーブルマーク株式会社
株式会社虎屋
日清医療食品株式会社
株式会社日清製粉グループ本社
株式会社パル・ミート
株式会社まつおか
株式会社ミツハシ
三菱商事株式会社
メトロキャッシュアンドキャリージャパン株式会社
吉原農場
菱熱工業株式会社
株式会社レジェント・アプリケーション
東京農業大学
東京大学
東京海洋大学
30 社・団体/60 名
資料3
FCP(フード・コミュニケーション・プロジェクト)の活動について
平成27年2月6日
食 料 産 業 局
企 画 課
食 品 企 業 行 動 室
フード・コミュニケーション・プロジェクト事務局
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FCP(フード・コミュニケーション・プロジェクト)とは
F o o d
C o m m u n i c a t i o n
P r o j e c t
( F C P )
消費者の「食」に対する信頼を高めること
を目的として、農林水産省が提供するプ
ラットフォームの下に、食品関連事業者が
主体的に食品の安全、消費者の信頼確保の
ための取組等を 進めるプロジェクト
食料産業局
企画課
事務局があります
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食品企業行動室に
2
FCP(フード・コミュニケーション・プロジェクト)とは
F o o d
C o m m u n i c a t i o n
P r o j e c t
( F C P )
食品業者が消費者の信頼を確保するために取り組むべ
き事項や関連する情報を共有することで、食品業界全
体の底上げを目指している。そのために、評価軸の標
準化や事業者の取組のレベルアップを図る教育ツール
を作成するための研究会等を開催する等の活動を事業
者の参加の下で展開しています。
目 標
消費者の信頼向上
企業コンプライアンスの向上
食品安全の向上・食品事故の減少 取引の活発化
中小事業者の底上げ!
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3
FCP情報共有ネットワーク
農林水産省:プラットフォームの提供
食品関連事業者:平成27年1月末現在で1,715社/団体が参画
フードチェーンの各段階の事業者・団体
農業
金融機関
【活動内容】
製造
卸・流通
コンサルティング
学術研究
小売
機械・設備
消費者
行政・公的機関
地方自治体
 情報共有(コミュニケーションの促進)
 工場監査項目等の共有化(見える化)
参加企業のレベルアップ(人材育成)
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4
FCP活動の基本「協働の着眼点」(ベーシック16)
消費者の信頼を高めていくために着目すべき
「食品事業者の行動のポイント」
「協働の着眼点」を食品事業者が活用し、
自ら透明性を高める努力が、取引先や消費者からの評価に
大項目
16項目
中項目
49項目
小項目
121項目
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具体的例
○○項目
5
複雑なフードチェーンを「見える化」して「伝える」ツール
企業姿勢の
「見える化」
原料調達
商
談
会
・
営
業
な
ど
製造
保管・輸送
品質管理の
「見える化」
商品特性の
「見える化」
商
談
成
立
販売店(小売)
契
約
前
各
種
確
認
工
場
監
査
商
品
完
成
・
出
荷
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消費者
消費者コミュニケー
ションの
「見える化」
販
売
開
始
企
=業
消・
費商
者品
への
の「
信見
頼え
確る
保化
」
6
複雑なフードチェーンを「見える化」して「伝える」ツール
(1)ベーシック16
食品事業者であれば気をつける
べきこと(16分野から成る「協
働の着眼点」)について、自ら
の業務を振り返り、自社の体制
強化につなげる「確認シート」
(2)FCP展示会・
商談会シート
展示会・商談会において、「出
展者」の効率的・効果的な商品
の売込みと、「購入者」の効率
的な商品発掘可能にする、統一
フォーマット
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(3)FCP
ダイアログ・システム
消費者とのコミュニケーショ
ンを効果的に実施するための
手引き(各企業の消費者コ
ミュニケーションの棚卸し)
7
複雑なフードチェーンを「見える化」して「伝える」ツール
(4)FCP共通工場
監査項目
(5)FCP共通工場監
査項目指摘事例集
工場監査を行う側・受ける側の双
方にとって対応の効率化を図るた
め、監査のチェック項目を共有化
したもの。
(4)の中から、監査担当者が注
意を払う監査項目(29項目)を
抜粋し、実際の監査シーンの事例
から衛生・品質管理の現場を学ぶ
事例集。
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(6)FCP企業力アッ
ププログラム
(1)~(5)を活用し、FCP
で企業活動全般の改善、事業展
開に取り組むためのトレーニン
グツール(自習型及び集団研修
型)。
8
近年の主な事件・事故①
時期
H19年1月
概
要
関係法令
備考
• 消費期限切れ原料(牛乳)を使用してシュークリームを製造、細菌数基準を超えた製品を出荷
食品衛生法
• 食肉加工製品の虚偽表示の他、他商品での意図的な異種製品の混入、賞味期限の改ざん等
• 上記の行為を不正と認識した上で、社長もしくは幹部社員の指示により常態的に実施
不正競争防止法他
8月
• 菓子製品の賞味期限改ざん、自主検査で製品から大腸菌群等が検出されたが公表せず回収
JAS法他
10月
• 和菓子製品の解凍・再包装、製造年月日及び消費期限表示の改ざん、原材料の不適正表示
• 店頭売れ残り返品の原材料を新たに同一製品に再利用・関連会社に販売
JAS法
食品衛生法
10月
• 商品の原材料を産地偽装して販売
不正競争防止法他
破産
11月
• 製品の消費期限等の改ざん、食肉原材料の原産地の偽装、調理食品の再利用
不正競争防止法他
廃業
• 販売先から返品された手延素麵を包装し直し、新たな賞味期限を表示して再出荷・販売
JAS法
7月
• 台湾から輸入したマンゴーを沖縄県産として販売
不正競争防止法他
7月
• 中国から輸入したトラフグやアンコウを国内産として販売
不正競争防止法他
7月
• 基準に満たない等級の牛肉をブランド和牛の「飛騨牛」と不正に表示して販売
不正競争防止法他
7月
• 鰻蒲焼の産地偽装、偽装するため製造や販売実績のない架空会社を経由し販売
• 事実と異なる不適正な表示がされたものを認識していながら販売
不正競争防止法他
8月
• 輸入原材料を使用したリンゴ果汁製品を青森県内産として販売、食品添加物の表示違反
不正競争防止法他
8月
• 自社の養鰻場で鰻を養殖し、自社の加工工場で蒲焼を製造したように偽装
不正競争防止法他
解散
9月
• 事故米を食用米として販売、偽装するため実態のない架空会社を経由し販売
不正競争防止法他
破産
• 中国から輸入したタケノコ水煮に国産を混ぜて袋詰めし、「熊本県産」「鹿児島県産」に偽装
• 一部商品では罐詰メーカー社員の写真を使い、「農家の皆さん」と生産者のように表示
不正競争防止法
6月
H20年6月
12月
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破産
廃業
9
近年の主な事件・事故②
時期
H21年1月
概
要
関係法令
• 静岡県産のかつおのふしを「枕崎産」として販売
JAS法
5月
• 干しそば製品の原材料表示において、そばと小麦粉の順番を逆に表示。是正指導も無視
JAS法
5月
• 蜂蜜の濃度を偽装し、異性化液糖などで薄めた製品を販売
JAS法
6月
•
7月
• 中国産を原料に使った塩蔵ワカメを「鳴門産」と偽って販売
不正競争防止法
JAS法
• おにぎりに「国内産鶏肉使用」と表示していたが、実際はブラジル産を使用
景表法
• 台湾産うなぎを国産と偽って販売
JAS法・景表法
5月
• 未検査米に「徳島県産」と表示。事実と異なる販売者、精米年月日を表示して販売
• トマト、なす他10品目以上の青果品に事実と異なる販売者を表示して販売
JAS法・景表法
6月
• 台湾産、中国産のうなぎを国産と偽って表示して販売
JAS法・景表法
• 33品のメニュー表示のうち、7品は記載内容と異なるものを使用し、1品は不使用
• 2万円で売られた実績がないのに"半額"を謳って販売
景表法
• 加熱用食肉をトリミング等をせずに生食(ユッケ)として提供し、集団食中毒(O111)が発生
食品衛生法
11月
H22年3月
H23年1月
4月
原材料に「ベニズワイガニ」を使用していたにもかかわらず、原材料名、商品名等に「ズワイガ
ニ」と表示して販売
H24年8月
•
以前にも基準を上回る細菌の数値が出ており保健所の指導を受けていたが、その後も消毒液の管
理が徹底されておらず、白菜の浅漬けを原因とした集団食中毒(O157)が発生
H25年9月
•
中国産米や加工用米を国産主食用米として、弁当・おにぎりメーカーに販売
10月
•
ホテル・レストランで、メニュー表示と異なる食材を使用して客に料理を提供
12月
•
工場の従業員が工場製造の冷凍食品に農薬のマラチオンを混入
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備考
JAS法・景表法
廃業
食品衛生法
JAS法・食糧法
米トレーサビリティ法
解散
食品衛生法・刑法
解散
6
【参考】近年の主な食品事件・事故(食中毒)
時期
概要
S43.10
西日本を中心に、製造の際の脱臭工程の熱媒体として用いられた製品に入っている化学物質が米ぬか油に混入したことによる食中毒事件が発
生。(1万4,000人が被害を訴え。認定患者数は2,220人(平成25年5月末現在))。
S59.6
辛子蓮根の原料を加工する際に滅菌処理を怠り、真空パックし常温で保管流通させたために嫌気性のボツリヌス菌がパック内で繁殖し、九州
地区や全国13都道府県で、ボツリヌス菌A型食中毒が発生。患者数36人、死者11人。
S63.6
北海道千歳市他2市1町の学校等で、原因食品は錦糸卵としたサルモネラによる食中毒が発生。患者数1万476人。
H2.9
幼稚園で、腸管出血性大腸菌O157に汚染された井戸水が原因で食中毒発生。有症者268名、死者2名。
H8.7
大阪府堺市で学校給食による学童の集団感染が発生。患者数7,996名、死者3名。疫学調査により原因食材として、カイワレ大根が疑われた
(該当食材が残存せず、最終的に汚染源は特定されていない)。またトリハロメタンによるリスクを恐れて、次亜塩素酸ナトリウム殺菌をや
めていたことが原因であるとの指摘もある。
H10.5
しょうゆ漬けイクラで62名(一次感染者49名、二次感染者等13名)が食中毒症状を発症、腸管出血性大腸菌O157が検出。製造所での衛生管
理不十分が原因。
H11.3
川崎市の子ども会行事に参加した子ら13人が食中毒様症状、共通食であるイカ乾製品からサルモネラ検出。患者数1,634人、全国46都道府県
で発生報告。
H12.6
停電等の事故と不良製品の再利用が重なり低脂肪乳製造工程でブドウ球菌が増殖し、エンテロトキシンが産生されたことによる。患者数1万
4,780人に達する大規模食中毒になった。
H19.12
高濃度のメタミドホスが混入されていた冷凍餃子を食べた千葉・兵庫両県の10人が中毒症状を訴え。
H23.4
加熱用食肉をトリミング等をせずに生食(ユッケ)として提供し、集団食中毒(O111)が発生。24人が食中毒症状を発症して医療機関を受
診し、5名が死亡。
H24.8
消毒液の管理が徹底されておらず、白菜の浅漬けを原因とした集団食中毒(O157)が発生(記録の不備により、原因は推測)。169人が発症、
8人が死亡。【以前にも基準を上回る細菌の数値が出ており、保健所の指導を受けていた】
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11
食に係る事犯の検挙状況の推移
(事件)
(人)
70
140
検挙事件数(食品衛生関係事犯)
60
検挙事件数(食品の産地偽装事犯)
検挙人員
120
50
100
40
80
30
60
20
40
10
20
0
0
平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年
※警察庁生活安全局「生活経済状況の検挙状況について」
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12
食品表示110番への疑義情報の提供
○
食品表示110番とは:国民から食品表示についての情報提供を受け付けるためのホットライン。
6,000
5,701
5,000
4,574 4,808
4,825
4,415
4,000
3,000
2,775
2,000
1,000
1,631
1,569
1,417
891
0
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13
FCPの基本方針
「食」への信頼、見える化計画
FCP(フード・コミュニケーション・プロジェクト)は、食品事業者、関連事業
者、行政、消費者等の連携により、消費者の「食」に対する信頼向上に取り組むプロ
ジェクトです。
「食」の供給に携わる食品事業者は、その社会的な使命として、消費者の「食」に
対する信頼の向上に取り組む必要があります。また、食品事業者を支える関連事業者
等も、食品事業者の活動を通して、消費者の「食」に対する信頼向上に関わることが
大切です。
食品が食卓に届くまでのフード・チェーンは長く、複雑で、一食品事業者や一関連
事業者等の個別の努力のみでは、消費者の「食」に対する信頼を高めていくことは困
難です。さらに、信頼を高めるためには、事業者と消費者の相互理解と、消費者から
のアプローチも必要となります。
このため、FCPは、立場の異なる食品事業者や関連事業者、そして消費者を結び付
ける共通言語である「協働の着眼点」を活用しつつ、事業者と消費者の対話をベース
とした協働の取組みを進めることで。フードチェーン全体において食品事業者の取組
みの「見える化」を進めていきます。
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14
FCP活動
Copyright (C) 2015 MAFF All Rights Reserved.
15
FCPの拡大
Copyright (C) 2015 MAFF All Rights Reserved.
16
今年度の活動
Copyright (C) 2015 MAFF All Rights Reserved.
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地域の食品産業の活性化のため、
都道府県単位で、独自にFCPの仕組みを活用する活動を
「地域ブランチ」としてサポート。14県でFCP地域ブランチを開催しています
青森県
岡山県
島根県
滋賀県
26年度、青森ブランチ立ち上
げ!
福井県
山梨県
岩手県
群馬県
愛媛県
栃木県
大分県
三重県
和歌山県 Copyright (C) 2015
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埼玉県
18
資料4
すべての⼈人に、おいしい笑顔を
ピクトグラムによる⾷食材コミュニケーションの事例例から
2015年年2⽉月6⽇日
特定⾮非営利利活動法⼈人インターナショクナル
代表理理事 菊池 信孝
© INTERNASHOKUNAL
1
法⼈人概要
■設⽴立立理理念念
わたしたちは、宗教・信条・体質などの理理由により
「⾷食べてはいけないもの」や「⾷食べられないもの」の有無に関わらず、
⾔言葉葉の壁を越えて、すべての⼈人が幅広い⾷食の選択肢から⾃自分で選び、
安⼼心して楽しく、ゆたかな⾷食⽣生活を送れる社会をつくります。
■活動内容
・⾷食材ピクトTMの開発と提供
・社会教育プログラムの開発と提供
■基本情報
名称:特定⾮非営利利活動法⼈人インターナショクナル
設⽴立立:2006年年7⽉月(2009年年10⽉月 法⼈人化)
代表:菊池 信孝
理理事:太⽥田 直樹(Boston Consulting Group シニアパートナー&ディレクター)
⽩白川 和⼦子(⽇日本語教師 / ⼤大阪⼤大学⾮非常勤講師 / 多⽂文化社会コーディネーター)
藤井 久 (株式会社博報堂 MD戦略略センター クリエイティブ戦略略企画室⻑⾧長)
⼭山本 新 (株式会社ベネッセコーポレーション 家庭学習カンパニー ハイタッチサービス本部⻑⾧長)
監事:當間 克雄(兵庫県⽴立立⼤大学 経営学部 教授)
住所:〒651-‐‑‒0095 神⼾戸市中央区旭通1-‐‑‒1-‐‑‒1-‐‑‒203 サンピア2F しみん基⾦金金KOBE内
URL:http://foodpicto.sakura.ne.jp
備考:⽇日本財団による情報開⽰示評価 5つ星(最⾼高ランク)を取得
© INTERNASHOKUNAL
2
本⽇日の話題構成
1. 多様な世界の⾷食⽂文化と認証制度度
*該当スライドは本資料料には掲載していません
2. ピクトグラムによる⾷食材コミュニケーション
3. 2020年年の東京五輪輪と、その先の未来に向けて
© INTERNASHOKUNAL
3
活動の対象者(国内)
■⾷食材把握が必要な333万⼈人
・アレルギーにより「⾷食べられないもの」がある261万⼈人
(訪⽇日/在⽇日外国⼈人の2%21万⼈人+ ⽇日本⼈人の2%240万⼈人)
・宗教戒律律やベジタリアンにより「⾷食べてはいけないもの」がある72万⼈人
(訪⽇日外国⼈人の4.6%46万⼈人+ 在⽇日外国⼈人の12%26万⼈人)
多様な宗教・⾷食⽂文化を有する訪⽇日外国⼈人
指標
従来からの主要な訪⽇日外国⼈人(参考)
タイ
シンガ
ポール
マレー
シア
インド
ロシア
韓国
台湾
⾹香港
中国
訪⽇日数
45万⼈人
18万⼈人
17万⼈人
7.5万⼈人
6万⼈人
245万⼈人
221万⼈人
74万⼈人
131万⼈人
前年年⽐比
+74%
+33.1%
+35.6%
+9.0%
+20.6%
+20.2%
+50.8%
+54.9%
▲7.8%
シェア
4.4%
1.8%
1.7%
0.7%
0.6%
23.7%
21.3%
7.2%
12.7%
旅⾏行行⽀支出
126,904
164,247
144,784
144,644
210,305
88,529
111,956
141,351
209,898
飲⾷食⽀支出
(%)
20,315
34,344
36,557
26,610
41,460
19,260
23,129
29,575
32,517
16.0%
20.9%
25.2%
18.4%
19.7%
23.9%
20.7%
20.9%
15.5%
宿泊⽇日数
(%)
10.3泊
7.7泊
12.5泊
25.5泊
25.1泊
6.5泊
6.4泊
5.9泊
19.8泊
個⼈人旅⾏行行
(%)
67.1%
平均16.2泊
71.6%
57.9%
平均9.6泊
92.0%
69.7%
68.8%
平均71.6%
[データ]訪⽇日外国⼈人の消費動向調査(平成25年年/観光庁)より作成 © INTERNASHOKUNAL
46.2%
67.4%
39.7%
平均55.5%
4
取組課題と活動内容
■⾷食材把握を拒む3つの壁 ■課題を解決する2つの活動
⾔言葉葉の壁
・⽇日本語が分からない
・漢字が読めない
・⼩小さな⽂文字が⾒見見づらい
制度度の壁
▶
・アレルギー表⽰示は容器包装⾷食品
に表⽰示義務、対⾯面販売は対象外
・宗教戒律律を想定していない
理理解の壁
・アレルギーや宗教戒律律への
理理解不不⾜足、誤解や偏⾒見見
・当事者の⼼心理理負担や遠慮
⾷食材ピクト
・⾔言葉葉に頼らない
コミュニケーションツール
・アレルギーと宗教戒律律に
対応できる独⾃自の表⽰示基準
(延べ採⽤用店900店舗)
▶
社会教育
・⾷食から多⽂文化や多様性について
まなべる教育プログラム
・当事者との交流流ワークショップ
(延べ受講者6,600名)
© INTERNASHOKUNAL
5
参考
アレルギーの概要
■アレルギーとは
・⾷食物によって引き起こされる抗原特異異的な免疫学的機序を介して
⽣生体にとって不不利利益な症状が惹起される現象[⾷食物アレルギーガイドライン2012]
不不利利益な症状
毒性物質による反応
(全ての⼈人に起こる症状)
⾮非毒性物質による反応
(特定の⼈人に起こる症状)
細菌酵素や⾃自然毒など
・⾷食中毒(サルモネラ菌/⻩黄⾊色ブドウ球菌)
・⾃自然毒(フグ毒/⾙貝毒/キノコ毒)
⾷食物アレルギー(Food allergy)
・乳アレルギー(抗原/抗体反応)
⾷食物不不耐性(Food intolerance)
・乳糖不不耐性(消化できない)
・原因⾷食物を⾷食べてから、15分〜~120分で発症する(=即時型⾷食物アレルギー)
・原因⾷食物によって発症の強弱が異異なる
© INTERNASHOKUNAL
6
参考
アレルギーの概要
■国が定める27品⽬目
規定
「特定原材料料」
・7品⽬目
・内閣府省省令令で定める
・表⽰示義務あり(容器包装)
「特定原材料料に準ずるもの」
・20品⽬目
・厚⽣生労働省省通知で表⽰示を奨励
・表⽰示義務なし
アレルギーの原因⾷食材
表⽰示をさせる理理由
卵卵、乳、⼩小⻨麦、えび、かに
発症件数が多いため
そば、落落花⽣生
症状が重くなることが多く、⽣生
命に関わるため
あわび、いか、いくら、オレン 過去に⼀一定の頻度度で発症が報告
ジ、キウイフルーツ、⽜牛⾁肉、く されたもの。但し特定原材料料と
るみ、さけ、さば、⼤大⾖豆、鶏⾁肉、⽐比べて症例例数が少なく、省省令令で
バナナ、豚⾁肉、まつたけ、もも、定めるには今後の調査を必要と
や ま い も 、 り ん ご 、 ご ま 、 カ するもの。 シューナッツ
ゼラチン
⽜牛⾁肉・豚⾁肉由来であることが多
く、これらは特定原材料料に準ず
る も の で あ る た め 、 既 に ⽜牛 ⾁肉、
豚⾁肉としての表⽰示が必要である
が、パブリックコメントにおい
て「ゼラチン」としての単独の
表⽰示を⾏行行うことへの要望が多く、
専 ⾨門 家 か ら の 指 摘 も 多 い た め、
独⽴立立の項⽬目を⽴立立てることとする。 ・平成23-24年年全国実態調査における発症数の多い順に記載
・平成25年年9⽉月20⽇日に、ごまとカシューナッツが新たに追加(平成26年年8⽉月31⽇日までに表⽰示に努める) 7
参考
宗教戒律律・ベジタリアンの概要
■宗教戒律律とは
・⾷食事は歴史の変遷とともに、栄養補給から⽂文化⾏行行為へと変化
・各宗教が広まる過程で様々な理理由から⾷食事についての戒律律が設けられる
・世界には多種多様な19宗教240団体があり、
同じ宗教でも、宗派や地域による違いや個⼈人差が⼤大きい
■ベジタリアンとは
・本来は「命を奪う、もしくは傷つけて得られる⾷食品を⾷食べない⼈人」という意味
・ベジタリアンには宗教や健康、嗜好のほかに、
アニマルライツや地球環境保護など、様々な理理由がある
・ベジタリアンには4~∼16種類の分類⽅方法があり、地域差や個⼈人差が⼤大きい
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参考
宗教戒律律・ベジタリアンの概要
■⾷食べてはいけない⾷食材⼀一覧(⽬目安)
⽜牛
豚
鶏
⽺羊
△
NG
ハラール
ハラール
△
△
⿂魚
⾙貝
酒
その他
キリスト教
イスラム教
ハラール
△
△
NG
ウサギ・⾺馬・エビ・カ
ニ・イカ・タコ・うな
ぎ・乳製品と⾁肉の組合せ
△
△
卵卵△
NG
NG
NG
卵卵・乳製品・蜂蜜
NG
NG
NG
NG
卵卵
NG
NG
NG
NG
NG
NG
NG
NG
ユダヤ教
△
コーシャ
NG
コーシャ
コーシャ
ヒンドゥー教
NG
NG
△
△
ヴィーガン
NG
NG
NG
ラクト
NG
NG
ラクトオボ
NG
オリエンタル
NG
ベジ
タリ
アン
NG
五葷(⽟玉葱・ニラ・⼤大
蒜・辣韮・浅葱)
・イスラム :東南アジア、北北アフリカ、中東など世界各地に存在
・ユダヤ :イスラエル、⽶米国、ロシアなど世界各地に存在
・ヒンドゥー :インド、ネパールに多数存在
・ベジタリアン:インド(5割)、英国(2割)、台湾(1割)など世界各地に存在
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⾷食材ピクトTM 909
延べ採⽤用店舗数(2014年年12⽉月末現在)
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⾷食材ピクトとは
■⾷食材ピクトTM
・⾷食材情報を伝えるための絵⽂文字
・宗教戒律律向けに7品⽬目 + アレルギー向けに7品⽬目 = 合計14品⽬目
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⽇日本タイポグラフィ協会「BEST WORK」受賞
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3つの特徴
1. 世界品質
・世界1,500名を対象に「理理解度度・視認性・必要品⽬目」の国際調査を実施
・国際標準化機構(ISO)と⽇日本⼯工業規格(JIS)の図記号制作規則を踏襲
[参考]理理解度度:ISO9186-‐‑‒2000<図記号の作成と試験の⼿手順>を準⽤用、⾃自由記述式
このピクトグラムは、飲⾷食店や⾷食品パッケージなどで使⽤用されます。
あなたが考えるピクトグラムの意味を枠のなかに記⼊入してください。
[参考]視認性:JIS S 0102-‐‑‒2000<消費者⽤用警告図記号­−試験の⼿手順>を準⽤用、5段階評価⽅方式
このピクトグラムの⾒見見え⽅方の程度度を1つ選び、その数字を◯で囲んでください。
1
8mm
形が
分からない
2
3
4
形がやや
⾒見見にくい
どちらとも
いえない
形が⼤大体
⾒見見える
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5
形がはっきりと
⾒見見える
12
3つの特徴
2. アレルギーと宗教戒律律に対応
・⾷食に制限がある⼈人の約83%をカバーできる品⽬目数
・各当事者(団体)の協⼒力力を得て、⾷食材ピクト独⾃自の表⽰示基準を作成
⽇日本アレルギー協会 関⻄西⽀支部⻑⾧長
⽇日本ベジタリアン協会 事務局⻑⾧長
外⾷食産業に⾷食材ピクトが表⽰示されれば、ア
レルギーのある⽅方でも安⼼心して利利⽤用できます。
また表⽰示する側もコンタミネーション防⽌止な
ど、⼀一層の取組みが進むのではないかと期待
しています。現在は外⾷食産業に表⽰示義務はな
く、表⽰示するには責任も伴いますが、率率率先し
て取り組んだ⽅方が付加価値もあがるのではと
期待しています。
⼤大阪ムスリム協会 広報担当
⾷食材ピクトはベジタリアンにとっても便便利利
なツールで、⽇日本がグローバル時代に⽣生き残
るためにも必要な取り組みだと思います。⽇日
本では料料理理の出汁に⿂魚が使われていたり、野
菜カレーに動物性の⾷食材が含まれているなど、
ベジタリアンにとって⾷食材が分かりにくい現
状があります。⾷食材ピクトで正確な情報が伝
わることを期待しています。
欧州連合職員 ユダヤ教徒
私達は⾷食事を選ぶときに常に⾷食材を確認し
なければなりませんが、⽇日本では⾔言葉葉や制度度
の壁から確認することさえ困難です。⾷食材ピ
クトは私たちのようなイスラム教徒が⽇日本の
⽂文化を楽しむことができ、⽇日本に対する総合
理理解も深まるツールだと思います。⾷食材ピク
トは国際的にもインパクトのある活動だと思
います。
*各所属はインタビュー当時です
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ユダヤ教では豚⾁肉のほか、⿂魚介についても
制約があります。初めて⽇日本に来た時は⽇日本
語や漢字が分からないため、⾷食材が分からず
⾮非常に困りました。いまは⽇日本語ができるよ
うになりましたが、外⾷食時や友⼈人との⾷食事の
時は困ります。⾷食材ピクトはユダヤ教徒に限
らず他の外国⼈人にも役⽴立立つと思いますし、ホ
テルや飲⾷食店での利利⽤用に期待します。
13
3つの特徴
3. ユニバーサルデザイン
・ピクトグラム分野で著名なデザイナーが担当
・CUD(カラーユニバーサルデザイン)にも対応、おいしさに寄り添うデザイン
[参考]東京五輪輪の競技シンボル(1964年年)
[参考]国⼟土交通省省の標準案内図記号(2001年年~∼)
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参考
各種認証と⾷食材ピクト
■⾷食材ピクトは「認証」ではなく、お客様による判断材料料の提供
名称
ベジタリアン
ハラール
コーシャ
⾷食材ピクト
海外
⽇日本
対象
菜⾷食主義者
イスラム教徒
ユダヤ教徒
菜⾷食主義
各宗教戒律律
アレルギー
特徴
認証
認証
認証
選択できる
表⽰示の提供
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参考
ハラル認証と⾷食材ピクト
(
⽇日
本
札 ム
幌 ス
連 リ
絡 ム
事協
須務 会
⾒見見 所
啓代
司表
さ
ん
)
[記事]北北海道新聞(2014年年6⽉月20⽇日朝刊)
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あ ⾷食 英 ⾷食
れ 材 ⽂文 に
ば、
の表つ
記い
さピ
がて
らク
あは
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親グ
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ム ⼗十 表
だ。
が 分。
⽰示
の
16
⾷食材ピクト 採⽤用事例例(2014年年12⽉月末現在/⼀一時利利⽤用を含む)
■コンベンション
・2010年年 APECアジア太平洋経済協⼒力力会議 ・2012年年 世界旅⾏行行ツーリズムグローバルサミット
・2011年年 アジア陸陸上競技選⼿手権⼤大会 ・2013年年 国連軍縮会議
■国際空港
■⾃自治体
・関⻄西国際空港 ・救急医療療コミュニケーションブック(⼭山形県)
・成⽥田国際空港 ・災害時避難所コミュニケーションブック(三重県)
■ホテル(⼀一例例)
・JTB旅ホ連北北海道(道内282ホテル)
・アートホテルズ札幌
・札幌第⼀一ホテル
・登別グランドホテル
・笹井ホテル
・ウェスティンホテル仙台
・ホテルメトロポリタン
・横浜ロイヤルパークホテル
・パンパシフィック横浜ベイホテル東急
・横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
■飲⾷食店(⼀一例例)
・ホテルモントレ横浜
・ホテルニューグランド
・ローズホテル横浜
・⽇日本平ホテル
・いろは旅館
・リーガロイヤルホテル京都
・ホテル⽇日航関⻄西空港
・神⼾戸⻄西神オリエンタルホテル
・ホテルニュー⻑⾧長崎
・ラフォーレグループ(国内12ホテル)
■モール・テーマパーク ・スワンベーカリー ・プレミアムアウトレット(御殿場,りんくう)
・カフェスロー⼤大阪 ・ラグーナテンボス
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⾷食材ピクト 評価の声
■お客様
・⾷食材がイラストで表⽰示されていることで、安⼼心して利利⽤用できました(外国⼈人のムスリム)
・海外では⾒見見たことがない取り組みで、⾮非常に素晴らしいと思います(外国⼈人のベジタリアン)
・アレルゲンは隠れて⼊入っていることが多いので、とても助かります(⽇日本⼈人のアレルギー)
■ホテル・飲⾷食店
・⾷食材を把握する作業を通して⾃自分達が提供する料料理理の⾒見見直しもできました(ホテルの料料理理⻑⾧長)
・多様なお客様と正確なコミュニケーションができるのでお互いに安⼼心です(ホテルのマネージャー)
・使⽤用⾷食材を明⽰示することで、お客様からの問合せ件数が⼤大幅に減りました(飲⾷食店の店⻑⾧長)
・絵⽂文字があることで⾔言葉葉が通じないお客様への説明がしやすくなりました(飲⾷食店のアルバイト)
■商業施設
・海外からのお客様へのおもてなしとして、⼜又アピール⼿手段として⾮非常に役⽴立立っています(モール担当者)
・使⽤用開始から2年年以上が経ちますが、テナントからの不不満やトラブルは発⽣生していません(空港担当者)
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社会教育 6,606
延べ受講者数(2014年年12⽉月末現在)
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社会教育とは
■多⽂文化共⽣生に向けて
・⾷食という⾝身近な視点から、
世界の⾷食⽂文化や多様性についてまなべる授業やワークショップを提供
おいしい世界の⾷食⽂文化
世界各国からあつめたお菓⼦子のパッケージや、⽇日本でもお
馴染みのファストフードのメニューを使いながら、さまざ
まな⾷食⽂文化にまつわるマークを探すゲームを通して、世界
の⾷食⽂文化や多様性について五感で理理解を深めるワーク
ショップです。
おもてなシティ
さまざまな国籍・宗教・⽂文化をもつ外国⼈人ゲストと⼀一緒に
まち歩きを楽しみながら、普段は気付かない新たな視点か
ら街の多⽂文化対応度度を調査したり、多様性に対応できる飲
⾷食店や観光資源を発掘する、フィールドワーク型の交流流プ
ログラムです。
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事例例
京都おもてなシティ
■当事者による観光資源の再発掘
・14年年5⽉月 京都でワークショップを開催
・当事者ゲストと公募市⺠民がチームになり、
多様な宗教や⾷食⽂文化に対応できる飲⾷食店と観光資源をフィールドワークで発掘
・14年年11⽉月 成果をまとめた「ガイドマップ」と「ポータルサイト」を公開
→ http://japan-‐‑‒foodguide.jp
今まで気にかけたことのない視点でお店を⾒見見て
みると、やはり不不便便や不不都合なことがいっぱいあ
ることに気付きました。ワークショップに参加す
ることを通して、様々な⽂文化や考え⽅方を共有でき
ることが素晴らしいと思いました。
参加者アンケートより
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社会教育 提供事例例(2014年年12⽉月末現在)
■全国92カ所 6,606名が受講
公開セミナー
2009年年11⽉月 サイエンスアゴラ「つなげる!研究者と社会起業家」
2010年年07⽉月 ⼤大阪⼤大学公開シンポジウム「世界はいま -‐‑‒フードセキュリティ-‐‑‒ 」
2012年年06⽉月 ⽇日本⽣生活学会⼤大会 公開シンポジウム「⾷食の安全・安⼼心」
2014年年10⽉月 ⾷食品表⽰示セミナー「異異⽂文化理理解のための知識識と⾷食材表⽰示における事例例」
2014年年11⽉月 インバウンドセミナー「業界のためのハラール対応と⾷食材ピクト勉強会」 ⼤大学
2007年年05⽉月 ⼤大阪外国語⼤大学「ボランティア論論」
2009年年04⽉月 関⻄西学院⼤大学「社会福祉学部起業演習」
2009年年06⽉月 ⽴立立命館⼤大学「あらたな学習としてのNPO」
2010年年05⽉月 ⼤大阪芸術⼤大学「デザインでおいしい笑顔をつくる仕事」
2010年年06⽉月 ⽴立立命館⼤大学「インターナショクナルとNPO」
2010年年12⽉月 ⽴立立命館&JICA国際協⼒力力論論「おいしい笑顔は世界の共通⾔言語」
2011年年01⽉月 帝塚⼭山⼤大学「ワークショップ -‐‑‒世界の⾷食⽂文化-‐‑‒ 」
2011年年01⽉月 京都精華⼤大学「ワークショップ -‐‑‒世界の⾷食⽂文化-‐‑‒ 」
2011年年06⽉月 関⻄西学院⼤大学「ソーシャルキャピタル論論」
2012年年05⽉月 関⻄西学院⼤大学「ソーシャルキャピタル論論」
2014年年11⽉月 京都⼤大学公共政策⼤大学院「NPOの理理念念と活動分析」
⾼高校・専⾨門学校
2007年年04⽉月 ⼀一宮市中央看護学校「病院での⾷食事と外国⼈人対応の⽅方法について」
2007年年10⽉月 ECC 専⾨門学校「笑顔をつくる仕事をしよう!社会起業家⼊入⾨門」
2007年年12⽉月 箕⾯面東⾼高校「社会福祉⼊入⾨門」
2009年年01⽉月 箕⾯面東⾼高校「社会福祉⼊入⾨門」
2009年年02⽉月 箕⾯面市⽴立立豊川南⼩小学校「⾷食の多⽂文化共⽣生ワークショップ」
2009年年09⽉月 箕⾯面東⾼高校「社会福祉⼊入⾨門」
2009年年11⽉月 箕⾯面市⽴立立豊川南⼩小学校「⾷食の多⽂文化共⽣生ワークショップ」
2010年年07⽉月 NPO 法⼈人箕⾯面こどもの森学園「サマーキャンプ インドネシア編 」
2010年年09⽉月 箕⾯面市⽴立立豊川南⼩小学校「ワークショップ -‐‑‒世界の⾷食⽂文化-‐‑‒ 」
2010年年11⽉月 ECC エアライン専⾨門学校「実践ボランティア」
2010年年11⽉月 同志社⼤大学産官学連携ネットワーク「第6 回ビジネスアトリエ」
詳細はホームページからご覧いただけます
http://foodpicto.sakura.ne.jp/
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未来の⽬目標
2020年年までに⾷食材ピクトを
50,000店に普及させ、おもてなしインフラに!
・全国 Global Standard に!
・⽇日本発の 国際
空港
主要駅
百貨店
モール
ホテル
旅館
2015年年「インバウンド対応に」
飲⾷食店
⼟土産物
学校
給⾷食
災害時
⾮非常⾷食
流流通
⼩小売
2020年年「⽣生活の隅々にまで」
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未来のつくり⽅方
■全国50,000店に普及、企業パートナーとの協業開始
2020年年
実現⽬目標
・NPOによるライセンス販売は3⽉月末で終了了、
4⽉月からは普及パートナーによるライセンス販売に切切替
・パートナーは「ライセンス」と、顧客ごとの「付加サービス」をセットで販売
ライセンス管理理
インター
ナショクナル
普及パートナー
対象顧客
提供サービス
株式会社
フードピクト(新規)
ホテル
・有料料ライセンス
・メニュー制作⽀支援
C&C株式会社、
グルメ情報会社
飲⾷食店
・有料料ライセンス
・販促⽀支援メディア
広告代理理店
システム会社
メーカー
・有料料ライセンス
・クラウド(事⾴頁)
・学校給⾷食や災害時⾮非常⾷食などの公共分野へは、
NPOからライセンスを無償提供
[写真]三重県内の災害時避難所に設置されている「つたわるキット」
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未来のつくり⽅方
■容器包装⾷食品への普及に向け、クラウド表⽰示を検討中
近い未来
実現⽬目標
・画像認識識アプリとクラウドデータベースをつなぎ、
パッケージに掲載しきれない「ユーザーが欲しい情報」を分かりやすく表⽰示
・原材料料や栄養表⽰示のほか、消費者にあわせた情報提供が可能
[Step1]アプリを開き商品を撮影
[Step2]クラウドにリンクして情報表⽰示
Search result
M&Ms Peanut (210kcal)
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*画像及び原材料料はイメージです
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未来のつくり⽅方
近い未来
実現⽬目標
■⽇日本発のGlobal Standardに向けて
・世界中の誰もがフリーで使える、
世界共通の「コミュニケーションツール」にするために2つの⽅方法を同時進⾏行行
デファクト化
ISO規格化
⽩白書作成
2015年年
〜~
普及強化
・普及パートナーの募集
・有料料ライセンス+
付加サービスをセットで販売
表⽰示品質の維持管理理
2020年年
〜~
20××年年
〜~
・ピクト利利⽤用現場における
表⽰示品質チェックと品管⽀支援サービス
・世界の⾷食⽂文化とアレルギーの概要、
⾷食品認証とピクトグラムの事例例収集
・提⾔言と報告会開催
勉強会開催
・関係する省省庁、企業、団体による
標準化に向けた相互勉強会
ISO提案
・TC145(図記号)委員会設置
・国際標準化に向けて⽇日本から提案
著作権放棄(ライセンスフリー)と国際標準規格化
普及継続と品質管理理
・フリーライセンス+
付加サービスと品質管理理サービスを販売
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広報
おわりに
■おいしい笑顔を広げる活動を応援してください!
・活動に「参加できない」⽅方や、
⾷食材ピクトを「使う機会がない」⽅方でも、応援できる3つの⽅方法があります
種類
役割
会員
サポーター
・運営⾯面から活動に
参加&助⾔言します
・資⾦金金⾯面から活動の
基盤を⽀支援します
・参加を通して
活動を加速させます
・総会への招待
・期間限定型
夏休みや冬休みだけ参加
・年年次レポート(活動収⽀支報告書)の送付
毎年年1回6⽉月頃に年年次報告書を送付しています
・プロジェクト型
・活動報告会やイベントへの招待
関⻄西と関東にて毎年年各1回以上、報告会を開催しています
・事務局サポート型
⽇日常業務を⼿手伝います
議決権は「会員」のみ有しますがサポーターも招待します
特典
参加⽅方法
インターン
案件を職員と担当します
・⾷食材ピクトのオリジナル「サンクスグッズ」プレゼント
価格
・年年間 6,000円
・⽉月々 2,000円〜~
申込
・インターネットから(カード決済*)
http://kessai.canpan.info/org/internashokunal/
・0円
・メールで問合せ
[email protected]
*⽇日本財団の公益寄付サイト「CANPAN決済」を利利⽤用しています
*当団体は⽇日本財団による情報開⽰示評価 5つ星(最⾼高ランク)を取得しています
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ありがとうございました
[連絡先]
特定⾮非営利利活動法⼈人インターナショクナル
〒651-‐‑‒0095 神⼾戸市中央区旭通1-‐‑‒1-‐‑‒1-‐‑‒203
サンピア2F しみん基⾦金金KOBE内
Mail:[email protected]
URL:http://foodpicto.sakura.ne.jp
少⼈人数で運営しているため、問合せはメールにてお願いします
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