別紙 平成26年度財形持家融資要項 1 融資対象者 組合員がその持家

別紙
平成26年度財形持家融資要項
1
融資対象者
組合員がその持家として自ら居住するための住宅を建設、購入、改良する人で、一般財形貯蓄、財
形住宅貯蓄、財形年金貯蓄のいずれかを1年以上継続し、借入申込日において貯蓄残高が50万円以
上ある者。
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融資を利用できる住宅と土地
住 宅 建 設
床面積が70㎡以上(共同住宅は50㎡以上)280㎡以下のもので、勤労
者財産形成促進法施行令第36条第3項の規定に適合するもの(参考参照)
新 築
床面積が70㎡以上(共同住宅は40㎡以上)280㎡以下のもので、勤労
者財産形成促進法施行令第36条第3項の規定に適合するもの(参考参照)
住 宅
既 存
購 入
住 宅
住 宅 改 良
床面積が40㎡以上280㎡以下のもの
(耐火構造の住宅は平成11年4月1日以降建設のもので、耐火構造以外の
住宅は平成16年4月1日以降建設のもの)
改良後の床面積が40㎡以上となるもの
住宅と併せて 上の要件を満たす住宅建設・購入の場合において、併せて敷地の購入若しく
土地を購入す は借入れをする場合(敷地購入等の後6ヶ月以内に要件を満たす住宅建設等
る場合
を行うことが確実な場合を含む。)
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融資額
(1) 50万円(最低額)以上で毎月の償還額が1,000円の整数倍になる額。
(2) 最高限度額は、融資申込日現在の貯蓄残高の10倍に相当する額(3,996万円が限度)
の範囲内で次の①②③に定める額とします。
① 財形持家融資のみの場合
融資申込日から5年後の仮定自己都合退職手当相当額に200万円を加えた額
② 共済組合の住宅貸付との併せ貸しの場合
①の額から住宅貸付の額又は残額を控除した額
③ 共済組合の特別住宅貸付との併せ貸しの場合
融資申込日の仮定退職手当相当額から特別住宅貸付の額又は残額を控除した額
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貸付の時期
平成26年4月、6月、8月、10月、12月及び平成27年2月とします。
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貸付利率、償還期間、償還方法
(1)貸付利率
当初 0.90%(貸付日までに変更されることがあります。)
5年毎の変動金利となっており、貸付けの日の属する年後の利率については、貸付利率
改定日(当該貸付けの日から5年の整数倍の期間を経過する日をいう。)の属する2月前の
月の初日における利率が当該貸付利率改正日から適用されます。
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(2)償還期間
15年(180月)。ただし、住宅の新築又は新築住宅の購入の場合にあって
は、20年(240月)及び25年(300月)とすることもできます。また、
臨時に貸付金残額の全てを一時に償還することもできます。
(3)償還方法
元金均等方式による毎月払い又は毎月払いと期末手当等支給月払い(期末手当
等の支給月に融資額の2分の1を償還していく方法をいいます。)の併用のいず
れかの方法によります。
(元利金及び貸付利率分の金額は給与から控除されます。)
債権の保全方法
官公庁等共済組合住宅資金貸付保険の適用を受けなければなりません(保証人等は不要)。
保険料
=
償還期間に応じ(1)~(3)の額
×
融
資
額
1,000,000円
(1) 180月償還の場合
560円
(2) 240月償還の場合
685円
(3) 300月償還の場合
790円
※ 保険料は借受人負担で、貸付の際に貸付金から控除します。
※ この保険は団体信用生命保険ではありません。財形持家融資事業では、団体信用生命保険の
取扱いがありませんのでご留意ください。
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異動
(1)
退職手当法に基づく退職手当又はこれに相当する手当が支給されたときは、貸付金の残額を
全額償還することになります。
(2) 次のような異動の場合は引き続き毎月返済することも可能です。
①他省庁の国家公務員の共済組合の組合員になったとき。
②特殊法人等に出向して継続長期組合員になったとき。
③地方公務員になったとき。
(ただし、異動して5年経過後に残額を全額償還することが必要。
)
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申込書に添付する書類
添 付 書 類
新 築
購 入
改 良
1.工事請負契約書
○
○
2.売買契約書
○
3.建物の登記簿謄本
○
○
4.土地の登記簿謄本
○
5.建物の設計図
○
○
○
6.建築確認通知書の写
○
○
7.土地の平面図及び位置図
○
8.地主の土地使用承諾書
○
又は借地権設定契約書
9.預貯金等残高証明書
○
○
○
(申込期間中に証明を受けること)
10.資金計画書
○
○
○
11.退職手当推定額計算書
○
○
○
(注1)登記簿謄本は、申込時には所有権の移転登記及び保存登記前の原本を、購入等の完了報
告時には所有権の移転登記及び保存登記済の原本を提出してください。
(注2)契約書や設計図等は該当部分だけでなく、表紙等を含め全て提出してください。
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その他
文部科学省共済組合財形持家融資規程によります。
(参考)
●
勤労者財産形成促進法施行令(昭和46年11月1日政令第332号)
第36条
3
転貸貸付け又は独立行政法人住宅金融支援機構の行う法第10条第1項の住宅資金の貸付けに係る住宅(既存住宅
及び前項の住宅の改良に係る住宅を除く。)は、必要な安全性及び良好な居住性を有するとともに、厚生労働省令・
国土交通省令で定める基準に該当する耐久性を有するものでなければならない。
●
勤労者財産形成促進法施行令第36条第2項及び第3項の基準を定める省令
(平成19年3月31日厚生労働省・国土交通省令第1号)
勤労者財産形成促進法施行令 (昭和46年政令第332号)第36条第2項及び第3項の規定に基づき、勤労者財
産形成促進法施行令第第36条第2項及び第3項の基準を定める省令を次のように定める。
第1条
勤労者財産形成促進法施行令(以下「令」という。)第36条第2項の厚生労働省令・国土交通省令で定める
基準は、次の各号に掲げるものとする。
一
次のいずれかに該当するものであること。
イ
主要構造部(建築基準法 (昭和25年法律第201号)第2条第5号に規定する主要構造部をいう。)を耐
火構造(同条第7号に規定する耐火構造をいう。)とした住宅であること。
ロ
準耐火構造の住宅(建築基準法第2条第9号の2イに掲げる基準に適合する住宅以外の住宅で、次のいずれ
かに該当するものをいう。)であること。
(1)
建築基準法第2条第9号の3イ又はロのいずれかに該当する住宅
(2)
次に掲げる耐火性能を有する構造の住宅に該当する住宅
(i)
外壁及び軒裏が、建築基準法第2条第8号に規定する防火構造であること。
(ii)
屋根が、建築基準法施行令 (昭和25年政令第338号)第136条の2の2各号に掲げる技術的
基準に適合するものであること。
(iii)
天井及び壁の室内に面する部分が、通常の火災時の加熱に15分間以上耐える性能を有するもので
あること。
(iv)
ハ
(i)から(iii)までに定めるもののほか、住宅の各部分が、防火上支障のない構造であること。
次に掲げる基準に該当する住宅であること。
(1)
構造耐力上主要な部分(建築基準法施行令第1条第3号に規定する構造耐力上主要な部分をいう。次
号において同じ。)である壁、柱及び横架材は、木造とすること。
(2)
地盤面から基礎の上端までの高さは40センチメートル以上であること。
(3)
小屋裏(屋根断熱工法を用いることその他の措置が講じられていることにより、室内と同等の温熱環
境にあると認められる小屋裏を除く。)を有する場合にあっては、次のいずれかの方法により換気を行う
ものであること。
(i)
小屋裏の壁で屋外に面するものに換気上有効な位置に2以上の換気口が設けられ、かつ、当該換
気口の有効面積の天井の面積に対する割合が300分の1以上であること。
(ii)
軒裏の換気上有効な位置に2以上の換気口が設けられ、かつ、当該換気口の有効面積の天井の
面積に対する割合が250分の1以上であること。
(iii)
軒裏に給気口が設けられ、小屋裏の壁で屋外に面するものに排気口が当該給気口と垂直距離で
90センチメートル以上離して設けられ、かつ、当該給気口及び当該排気口の有効面積の天井の面
積に対する割合がそれぞれ900分の1以上であること。
(iv)
軒裏に給気口が設けられ、小屋裏の頂部に排気塔その他の器具を用いて排気口が設けられ、か
つ、当該給気口の有効面積の天井の面積に対する割合が900分の1以上であり、当該排気口の有
効面積の天井の面積に対する割合が1600分の1以上であること。
(4)
床下が次に掲げる基準に適合するものであること。
(i)
厚さ60ミリメートル以上のコンクリート、厚さ0.1ミリメートル以上の防湿フィルムその他
これらと同等の防湿性能を有すると認められる材料で覆われていること。
(ii)
外壁の床下部分には、壁の長さ4メートル以下ごとに、有効面積300平方センチメートル以上
の換気口が設けられ、壁の全周にわたって、壁の長さ1メートルにつき有効面積75平方センチメ
ートル以上の換気口が設けられ、又は同等の換気性能を有すると認められる措置が講じられている
こと。
(5)
(1)から(4)までに定めるもののほか、住宅の各部分は、住宅の品質確保の促進等に関する法律
(平成11年法律第81号)第3条第1項に規定する評価方法基準を勘案して独立行政法人雇用・能力
開発機構又は独立行政法人住宅金融支援機構が定める耐久上支障のない措置が講じられていること。
二
構造耐力上主要な部分並びに給水、排水その他の配管設備及び電気設備が、安全上、衛生上及び耐久上支障のな
い状態であること。
三
地上階数3以上を有し、かつ、共同住宅の用途に供する建築物内の住宅にあっては、当該共同住宅に係る維持管
理に関する規約及び修繕に関する計画が定められていること。
2
建築材料又は構造方法により、前項の規定により難い部分のある住宅であって、同項の基準に該当する住宅と同等
以上の耐久性を有すると認められる住宅については、独立行政法人雇用・能力開発機構又は独立行政法人住宅金融支
援機構は、令第36条第2項の厚生労働省令・国土交通省令で定める基準に該当する耐久性を有する住宅とすること
ができる。
第2条
令第36条第3項の厚生労働省令・国土交通省令で定める基準は、前条第1項第1号イからハまでのいずれか
に該当するものであることとする。
2
建築材料又は構造方法により、前項の規定により難い部分のある住宅であって、同項の基準に該当する住宅と同等
以上の耐久性を有すると認められる住宅については、独立行政法人雇用・能力開発機構又は独立行政法人住宅金融支
援機構は、令第36条第3項の厚生労働省令・国土交通省令で定める基準に該当する耐久性を有する住宅とすること
ができる。