Dディスクロージャー誌 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ

2004
ディスクロージャー誌
新型個人向け総合金融チャネル(融合型共同店舗)
「MTFGプラザ」
16年2月に開設した第1号
店の「所沢MTFGプラザ」
では、銀行、信託、証券に加
えて、外貨両替専門店舗も
出店し、MTFGグループの
総合金融サービスをワンス
トップでご提供しています
世界水準のサービスを
グローバルに展開する
三菱東京フィナンシャル・グループ
ロンドンをはじめ、ニュー
ヨーク、香港、シンガポー
ルなど証券現地法人の海
外 ネットワークも充 実し
ています
中・東欧、ロシア
中・東欧、ロシアでのビジネ
スをウィーン、ワルシャワ、
モスクワの拠点網からサポ
ートします
中国
中国本土に邦銀最多の5支店を有
し、
うち4支店で人民元業務を取り
扱っています。また、外国銀行では
初めてデリバティブ業務のライセ
ンスを取得し(16年6月)、各支店
で同業務を取り扱っています
ヨーロッパ
欧 州 1 3カ国・2 1
都市に展開する邦
銀トップの拠点ネッ
トワークにお 客 さ
まから高い評価を
いただいています
邦銀トップレベ ル の自社
海外アナリスト体制によ
り、企 業 年 金 など受 託 財
産の外国株運用を強力
にサポートします
中近東・アフリカ
資源開発などで脚光を浴
びる中近東・アフリカ地域
において、邦銀随一のネッ
トワークと豊富なノウハウ
でお手伝いします
アセアン
アセアンにおいて邦銀最多の6
カ国で地場通貨をお取り扱いし
ています
邦銀で初めてシンガポールで売
掛債権の一括信託を受託し(16
年6月)、海外での信託業務を開
始しました
三菱東京フィナンシャル・グループは、世界40カ国以上をカバーする
邦銀No.1のグローバルネットワーク、充実した商品力、グローバル事
業展開力、およびIT投資による強固な基盤により、お客さまの幅広い
ニーズにお応えしてまいります。
北米
米国における外国銀行のなかで、総資産規模
は第3位にランクされています(UBOCを含む)
東京、大阪、ロンドンのほか、邦銀で唯
一、ニューヨーク証券取引所に上場し
ています
グローバルプレーヤーがしのぎを削る米国・
カナダにおいて邦銀随一のネットワークとサ
ービスでお客さまのニーズにお応えしています
邦銀No.1の海外ネ
ットワークを活用し、
グ ロ ー バ ル カ スト
ディ・グロー バルセ
キュリティーズレン
ディング機能をご提
供しています
UNION BANK OF
CALIFORNIA (UBOC)
カリフォルニア州に本店を置く銀
行としては、総資産規模で第2位
にランクされています。また同州
において約300店舗を展開し、預
金量で第4位となっています
アジア・オセアニア
邦銀で初めてインドにもCMS
を展開し、アジア・オセアニ
ア地域で邦銀随一の12カ国
21拠点にCMSネットワーク
を確立しています
中南米
石油・ガス・鉱物をは
じめとする資源開発
にかかわるプロジェ
クトファイナンスを
積極的に展開してい
ます
国内屈指の大型不動産証
券化案件(汐留シティセン
ター)を受託するなど、
グロ
ーバルネットワークを活用し、
海外からの 投資を積極的
にサポートする体制を構築
しています
上記地図上の はMTFGグループの主な海外拠点のある都市を示しています。
(平成16年3月31日現在)
プロフィール (連結ベース)
(平成16年3月31日現在) 株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
○
平成13年4月2日
総資産
106兆6,154億円
○
設立日
Mitsubishi Tokyo Financial Group, Inc.
1兆2,580億円
従業員数(単体)
88名
上場証券取引所
東京、大阪、ニューヨーク、ロンドン
長期格付
AA(JCR)、AA−(R & I)
55兆8,763億円
貸出金(含む信託勘定) 47兆,3,260億円
預金・譲渡性預金
68兆9,171億円
資本勘定
4兆2,952億円
経常利益
5,783億円
当期純利益
5,608億円
業務純益
7,830億円
○
○
○
○
○
○
○
○
資本金
信託財産額
○
○
東京都千代田区丸の内二丁目4番1号
(丸の内ビルディング)
○
本社所在地
自己資本比率
12.95%
○
○
○
(16年6月現在)
資本金
8,719億円
店舗網
国内267
(本支店248、出張所19)
海外 73(支店43、出張所14、
駐在員事務所16)
○
大正8年8月25日(明治13年創業)
東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
総資産
87兆6,866億円
貸出金
38兆175億円
預金・譲渡性預金
57兆4,386億円
三菱信託銀行株式会社
○
4,465億円
当期純利益
4,292億円
業務純益
6,120億円
○
自己資本比率
11.97%
The Mitsubishi Trust and Banking Corporation
昭和2年3月10日
本店所在地
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
資本金
3,242億円
店舗網
国内48(本支店47、出張所1)
海外 8(支店5、駐在員事務所3)
総資産
20兆777億円
5,083名
長期格付
A3*(Moody's)、A−(S&P)、A−(FITCH)、
A+(JCR)、A+(R & I)
* は預金格付。なお、16年7月2日付でA2に引き上げられ
○
8兆5,889億円
貸出金(信託勘定)
7,358億円
○
○
○
○
貸出金(銀行勘定)
預金・譲渡性預金
12兆1,950億円
9,852億円
経常利益
1,474億円
当期純利益
1,302億円
業務純益
1,956億円
○
○
資本勘定
○
○
○
ました。
55兆8,763億円
○
(16年6月現在)
○
○
従業員数(単体)
信託財産額
○
(16年6月1日現在)
○
○
設立日
○
(16年6月現在)
○
A2(Moody's)、A−(S&P)、A−(FITCH)、
AA(JCR)、AA−(R & I)
長期格付
3兆2,536億円
経常利益
○
17,714名
○
従業員数(単体)
資本勘定
○
○
(16年6月1日現在)
○
○
○
○
設立日
本店所在地
○
The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd.
○
株式会社東京三菱銀行
自己資本比率
15.03%
※三菱東京フィナンシャル・グループの信託財産額は、三菱信託銀行の計数です。なお、三菱信託銀行の信託財産額は、三菱信託銀行と日本マスタートラスト信託銀行株式会社が職務分
担型共同受託方式により受託している信託財産を含んでいます。
※東京三菱銀行および三菱信託銀行の従業員数は、海外の現地採用者を含み、嘱託および臨時従業員等を含んでいません。
本誌には将来の財政状態および業績に関する記述が含まれています。これらの記述は、経営を取り巻く環境の変化などにより異なる結果となり得ることをご承知おきください。
目次
ごあいさつ
4
経営理念
6
業績サマリー
(連結)
7
不良債権問題からの脱却
10
保有株式削減の継続
12
第一次中期戦略計画について
14
トピックス
19
コーポレート・ガバナンス
21
リスク管理/コンプライアンス/内部監査
22
社会貢献活動・社会環境活動
32
三菱東京フィナンシャル・グループの株式について
34
業務戦略
35
リテール事業
35
法人事業
41
受託財産事業
49
三菱証券
55
グローバル事業
56
UNBC
58
資料編
59
コーポレートデータ
三菱東京フィナンシャル・グループ
60
東京三菱銀行
84
三菱信託銀行
94
財務データ
三菱東京フィナンシャル・グループ
102
東京三菱銀行
132
三菱信託銀行
191
開示項目一覧
259
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG)は、東京三菱銀行、三菱信託銀行の
株式を100%保有する金融持株会社です。
100%
100%
東京三菱銀行
62.2%
三菱信託銀行
52.3%
ユニオンバンカル・
コーポレーション※
4.0%
三菱証券
(数字は出資比率)
※ユニオンバンカル・コーポレーション(UNBC)は、ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニアの持株会社です。
平成16年3月31日現在
3
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
ごあいさつ
ご
あ
い
さ
つ
取締役会長 上原 治也
(三菱信託銀行 社長)
取締役社長 畔柳 信雄
(東京三菱銀行 頭取)
皆さまには、平素より私ども三菱東京フィナンシャル・グループをお引き立ていただきまして誠にありが
とうございます。
このたび、当社は第3期の決算を迎えました。本ディスクロージャー誌では、平成15年度の当社グループ
の業績、経営課題への取り組みや中期戦略などをご紹介いたします。本誌を通じて皆さまの私どもに対する
ご理解を一層深めていただけましたら幸いです。
平成15年度の業績について
不良債権問題等の懸案にめどを付け、大幅な黒字を計上することができました
当社グループは、喫緊の経営課題である
「不良債権問題からの脱却」
「保有株式問題の解消」
に注力するとと
もに、軸足を
「攻めの経営」
に転じ、収益増強と経費削減に一層の努力をしてまいりました。この結果、バラ
ンスシートの健全化が一段と進 する一方、平成15年度の連結決算業績は、当期純利益5,608億円と当社
発足以来初めて、かつ大幅な黒字を計上することができました。
「不良債権問題からの脱却」
では、不良債権新規発生の減少に加え、企業再生支援や不良債権処理を積極的
に進めたことにより、不良債権比率は15年9月末に半減目標を達成し、16年3月末には2.93%と3%を切
る水準まで低下しました。また、
「保有株式問題の解消」
では、15年9月末に保有株式残高
(取得原価ベース)
を保有制限の上限以内に収めましたが、その後も、株価変動に伴う株式保有リスクを抑制するために、引き
続き計画的な株式売却を進めました。連結自己資本比率(国際統一基準)も前年度末比2 . 1 0 % 上昇し、
12.95%と十分な水準を確保することができました。収益面でも
「攻め」
の施策の成果が着実に上がり、連結
業務純益はトレジャリー収益の落ち込みをリテール・法人などの顧客部門収益でカバーし、全体として300
億円弱の増益となりました。
経営目標について
グローバルな金融機関の時価総額ランキングで、トップ10入りをめざします
当社グループは、平成16年度からスタートする新しい3カ年計画
「第一次中期戦略計画」および「中期経営
計画(平成16年度版)」を策定し、「3年以内に、グローバルな金融機関の時価総額ランキングで、トップ10
入りする」
という到達目標
(アスピレーション)
を掲げました。
4
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
この到達目標を実現する体制として、リテール・法人・受託財産
(資産運用・管理)
を「主要3事業」と位置
づけ、16年4月から
「連結事業本部制度」
を導入いたしました。併せて、収益構造をこの3事業からの収益を
中核としたものに転換することとしました。また、持株会社である当社の性格を従来の
「戦略調整型」
から
「連
結戦略推進型」
に転換し、グループ連結戦略は当社が決定しグループ銀行が実行する仕組みとしたほか、監督
と執行機能の明確な分離を図るため、当社に執行役員制度を導入しました。
ご
あ
い
さ
つ
経営戦略について
第一次中期戦略計画に基づき、グループ連結戦略を積極的に推進いたします
当社グループは、こうした目標の達成を確固たるものとするため、第一次中期戦略計画に基づき、グルー
プ連結戦略を積極的に推進してまいります。
連結事業本部制度のもと、グループ内の諸機能の重複を解消し、スケールメリットと効率性を追求すると
ともに、グループにおける銀行・信託・証券のそれぞれの専門機能を融合することにより、さまざまな商品・
サービスをグループ一体となってご提供します。また、
「融合型シナジー」
を追求することにより、新たなサー
ビス・チャネルを創造、展開してまいります。このようにして、真のお客さまニーズの充足をめざしてまい
ります。
リテール事業においては、融合型共同店舗である
「MTFGプラザ」
を積極的に展開するほか、営業担当者を
大幅に増員し、お客さまのライフスタイルに応じた質の高い金融サービスを提供してまいります。法人事業
では、銀行・信託・証券のノウハウを結集し、財務戦略・資本戦略・事業戦略・海外戦略等の側面から高度
かつ豊富な金融ソリューションをご提供してまいります。さらに、中小企業のお客さまには、各種貸出商品
のラインナップを充実させ、さまざまな資金ニーズに迅速、的確にお応えしてまいります。受託財産事業で
は、東京三菱投信投資顧問と三菱信アセットマネジメントを、16年10月をめどに合併し
「三菱投信」
を設立、
グループ内の運用プラットフォームの統合と販売チャネルのさらなる拡充を進め、収益基盤の一段の強化を
図ります。
また、
「国内外のお客様と社会の繁栄に貢献すると共に、その社会的・経済的な企業価値を創造し続ける」
との当社グループの経営理念に則した業務遂行をあらためて徹底し、より良い社会・環境を次の世代に託す
ことをグループの社会的責任と位置づけ、お客さまや株主の皆さまから中長期的にも高い評価をいただける
よう努めてまいります。
おわりに
多角的で質の高い総合金融サービス・グループを創り上げてまいります
当社グループは、一丸となってグループ連結戦略を積極的に推進し、
「多角的で質の高い総合金融サービス・
グループ」
を創り上げてまいりますので、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成16年7月
取締役会長
取締役社長
5
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
経営理念
1. 経営理念
経営理念は、MTFGグループが経営活動を遂行するにあ
グループ銀行等のMTFGグループ各社は、それぞれの経
たっての基本的な姿勢を示した
「MTFGグループの価値観」
営理念を掲げておりますが、MTFGグループの経営理念
であり、すべての活動の指針とするものです。経営戦略の
は、それらを包含し、グループ全体で遵守するものと位置
策定や経営の意思決定のよりどころとなり、
また、
全役職員
づけております。
の精神的支柱として、諸活動の基本方針となるものです。
経
営
理
念
MTFG
経営理念
三菱東京フィナンシャル・グループは、①
信頼と信用を旨とし、②
多角的金融サービスを提供することを通じ、③
国内外のお客様と社会の繁栄に貢献すると共に、④
その社会的・経済的な企業価値を⑤
創造し続ける。⑥
2. 経営理念解説
① 三菱東京フィナンシャル・グループの経営理念は、子会社各社の経営理念を
超えたグループ全体の経営理念であることを表しています。
② 信頼(Trust)と信用(Reliability)は、金融機関の経営にとって最も重要な要
素です。お客さまや社会一般に、三菱東京フィナンシャル・グループの役職
員、戦略、施策などを「信頼」
していただくとともに、公明正大で透明性の高
い業務の遂行により「信用」を得ることを経営の原点に置きます。
③ 「統合の理念」にうたわれている、三菱東京フィナンシャル・グループ創業の
目的を明示しています。
④ ⑤ とともに三菱東京フィナンシャル・グループの経営目標を2つの視点か
ら整理しています。ひとつは「国内外のお客さまと社会の繁栄に貢献する」
ことです。私企業としての原点である「顧客第一の精神
(お客さまの繁栄への
貢献)」
を明記するとともに、金融機関の公共的性格も踏まえ、
「社会の繁栄へ
の貢献」を掲げています。
⑤ 三菱東京フィナンシャル・グループの経営目標の第二として、
「社会的な企業
価値の創造」と「経済的な企業価値の創造」を表明しています。前者は「常に時
代の変化に果敢に対応する企業グループであり続ける」との意義です。後者
は、市場の時代を背景として、「株主にとっての企業価値を最大化する」
こと
を経営目標のひとつとする趣旨です。
⑥ 「創造」
には、三菱東京フィナンシャル・グループ創設の目標に掲げた
「柔軟性
と発展性」
の意義を込めています。また、
「創造し続ける」
というフレーズによ
り、この経営理念が将来に向けた決意であることを示しています。
6
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
業績サマリー
(連結)
平成15年度連結決算業績の特徴
● 当期純利益は大幅な黒字に
連結業務純益の増加や貸倒引当金戻入益の発生、株式等関係損益の改善などにより、当期純利益は、前年度
に比べ7,223億円増加し5,608億円となりました。
● 不良債権がさらに大きく減少
不良債権問題に対してかねてから積極的に取り組んできた結果、金融再生法開示債権
(2行単体合算)
は、前
年度末に比べ1兆1,961億円減少し1兆4,190億円となり、総与信残高に対する金融再生法開示債権の比率は
2.40%低下し2.93%となりました
(金融再生プログラムにおける不良債権比率半減目標については、すでに
平成15年度中間期末に1年半前倒しで達成しています)
。
業
績
サ
マ
リ
ー
︵
連
結
︶
● 自己資本比率が一層向上
当期純利益の増加や有価証券含み益の改善などにより、連結自己資本比率
(国際統一基準)
は、前年度末に比
べ2.10%増加し12.95%となりました。
連結決算の概況
(単位:億円)
平成14年度(A)
連結粗利益
うち三菱証券関連分
資金利益
信託報酬
うち信託勘定償却 ①
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
うち国債等債券関係損益
平成15年度(B)
増減(B)−(A)
17,473
510
10,588
1,014
△ 81
3,547
799
1,524
682
17,635
1,172
10,291
864
△ 100
4,216
1,356
905
△ 250
161
662
△ 296
△ 149
△ 19
669
557
△ 618
△ 932
9,912
762
9,804
886
△ 107
123
連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前・信託勘定償却前)
7,642
7,931
288
一般貸倒引当金繰入額(△は繰入)②
△ 382
—
382
連結業務純益
7,178
7,830
652
△ 10,781
△ 4,923
△ 2,110
△ 1,177
△ 752
142
△ 1,025
△ 4,880
803
△ 2,196
△ 3,487
△ 35
△ 941
△ 436
△ 2,047
△ 1,569
△ 704
ー
△ 394
ー
△ 470
33
905
△ 744
△ 127
35
△ 547
ー
8,733
3,354
1,405
1,177
358
△ 142
554
4,914
102
1,451
3,359
71
394
436
△ 3,602
5,783
9,386
195
ー
442
3,015
2,399
264
2,820
2,399
△ 178
税金等調整前当期純利益(△は税金等調整前当期純損失)
△ 3,407
8,799
12,206
法人税等
△ 1,811
2,766
4,577
18
424
405
△ 1,614
5,608
7,223
与信関係費用総額 (①+②+③+④)
5,387
△ 729
△ 6,117
与信関係費用総額+償却債権取立益 (①+②+③+④+⑤)
4,944
△ 993
△ 5,938
営業費
うち三菱証券関連分
臨時損益(△は費用)
与信関係費用 ③
貸出金償却
個別貸倒引当金繰入額
整理回収機構宛売却損
特定海外債権引当勘定繰入額
その他の与信関係費用
株式等関係損益
株式等売却益
株式等売却損
株式等償却(減損処理額)
持分法による投資損益
その他の臨時損益
うち転換社債為替差損
経常利益(△は経常損失)
特別損益
うち貸倒引当金戻入 ④
うち償却債権取立益 ⑤
少数株主利益
当期純利益(△は当期純損失)
7
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
業績の推移
連結自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
(単位:億円)
20,000
15,000
13
12.95%
17,635
17,473
100,000
10,000
7,830
5,608
7,178
業
績
サ
マ
リ
ー
︵
連
結
︶
(単位:%)
125,000
5,000
0
12
10.84%
75,000
69,927
11
59,684
50,000
10
25,000
9
–1,614
–5,000
0
平成14年度
連結粗利益
0
平成15年度
連結業務純益
平成14年度末
連結自己資本額
当期純利益(当期純損失)
貸出金
平成15年度末
連結自己資本比率
預金
(単位:億円)
(単位:億円)
750,000
750,000
600,000
600,000
490,627
469,503
599,073
660,975
626,243
465,901
450,000
450,000
300,000
300,000
150,000
63,760
(単位:%)
76,554
69,411
295,098
321,644
334,023
150,000
0
0
平成13年度末
貸出金
平成14年度末
平成15年度末
平成13年度末
預金
うち住宅ローン(2行単体合算)
貸出金は、海外貸出の減少などにより、前年度
末に比べ 3,602 億円減少し 46 兆 5,901 億円と
なりました。
なお、住宅ローン(2行単体合算)は、前年度末
に比べ7,142億円増加し7兆6,554億円となりま
した。
平成14年度末
平成15年度末
うち国内個人預金(2行単体合算)
預金は、国内個人預金(2行単体合算)の増加な
どにより、前年度末に比べ3兆4,732億円増加し
66兆975億円となりました。
資本の部
資本の部合計は、前年度末に比べ 1 兆 2,488 億円増加し 4 兆 2,952 億円となりました。
資本剰余金は、自己株式処分差損により、前年度末に比べ 7 億円減少し 9,313 億円となりました。
利益剰余金は、当期純利益 5,608 億円などにより、前年度末に比べ 5,442 億円増加し 1 兆 5,065 億円となりました。
その他有価証券評価差額金は、株価の上昇により、前年度末に比べ 7,837 億円増加し 5,603 億円となりました。
(単位:億円)
平成14年度末(A)
資本の部合計
うち資本金
うち資本剰余金
うち利益剰余金
うちその他有価証券評価差額金
うち自己株式
8
30,464
12,580
9,320
9,623
△ 2,234
△ 44
平成15年度末(B)
42,952
12,580
9,313
15,065
5,603
△ 36
増減(B)−(A)
12,488
ー
△7
5,442
7,837
8
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
繰延税金資産の状況
● 繰延税金資産の残高
(2行単体合算)
は年間で2,739億円減少し、また、Tier1に占める割合
(MTFG連結)
は16.9%まで低下しました。
繰延税金資産の発生要因別残高
(単位:億円)
16年3月末
(2行単体合算)
繰延税金資産合計
11,172
△ 2,739
3,538
△ 1,783
996
98
6,628
△ 1,051
359
△ 17
ー
△ 1,134
その他
553
37
評価性引当額(△)
904
△ 1,111
4,042
3,859
73
△ 13
3,874
3,874
95
△1
7,129
△ 6,598
6,555
△ 6,463
貸倒引当金
有価証券有税償却
繰越欠損金
退職給付引当金
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
退職給付信託設定益
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金資産の純額
業
績
サ
マ
リ
ー
︵
連
結
︶
Tier1に占める割合と残高
15年3月末比
(単位:億円)
(単位:%)
25,000
50
41.6%
20,000
40
30.9%
15,000
△6,463
13,018
9,850
10,000
30
20
16.9% 6,555
5,000
10
0
0
14年3月末
残高
15年3月末
16年3月末
Tier1に占める割合
(MTFG連結)
繰延税金資産の純額
● 5年間の
「調整前課税所得」が16年3月末の繰延税金資産の対象となる
「有税引当等+欠損金」
の残高を上
回っていることから、全額回収可能と判断しています。
16 年 3 月末に計上した繰延税金資産の回収可能性
(単位:億円)
5年間合計
(平成16年度∼平成20年度)
実質業務純益(経営計画の前提)*1
16年3月末に計上した繰延税金資産の回収可能性
46,200
2
実質業務純益(回収可能性判定の前提)*
39,900
税引前当期純利益 (回収可能性判定の前提)
32,400
調整前課税所得(回収可能性判定の前提)*3
38,800
有税引当等+欠損金(繰延税金資産の対象)
27,500
16 年 3 月末の繰延税金資産 *4
11,190
実質業務純益
*1 2行単体合算、一般貸倒引当金等控除前
*2 ストレス採用後の実質業務純益
*3 一時差異解消前・繰越欠損金解消前の課税所得
*4 (有税引当等+欠損金)×実効税率(連結納税ベース)
39,900
38,800
調整前課税所得
27,500
有税引当等+欠損金
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
(単位:億円)
9
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
不良債権問題からの脱却
◆ 不良債権の状況
不良債権比率は15年3月末比2.40%低下
金融再生プログラムに掲げられた不良債権比率半減目標
金融再生法開示債権
を15年9月末に1年半前倒しで達成した後も、引き続き企
(銀行勘定・信託勘定合計:2行単体合算)
(単位:%)
(単位:億円)
業再生支援や不良債権処理を積極的に推進した結果、16年
不
良
債
権
問
題
か
ら
の
脱
却
10
60,000
3月末の不良債権残高
(金融再生法開示債権)
は、15年3月
8.14%
末に比べて1兆1,961億円減少して1兆4,190億円となり、
8
48,000
不良債権比率も2.40%低下して2.93%となりました。
36,000
6
5.34%
3.84%
24,000
2.93%
2
12,000
0
0
14年3月末
15年3月末
15年9月末
危険債権
要管理債権
不良債権比率
16年3月末
破産更生等債権
金融再生法開示債権推移【銀行勘定・信託勘定合計:2 行単体合算】
14年3月末
破産更生等債権
危険債権
要管理債権
開示債権合計 A
総与信合計 B
不良債権比率(A / B)
15年3月末
4,190
19,335
19,168
4
(単位:億円)
15年9月末
2,264
10,313
13,574
16年3月末
1,823
7,457
9,292
15年3月末比
1,404
5,413
7,373
△ 860
△ 4,900
△ 6,200
42,694
26,152
18,572
14,190
△ 11,961
524,014
489,512
482,820
483,065
△ 6,446
8.14%
5.34%
3.84%
2.93%
△ 2.40%
与信関係費用総額は戻入れ「益」となる
平成15年度の与信関係費用総額
(含む信託勘定償却)
は、
平成15年度与信関係費用(連結)
不良債権の大幅な減少の結果、要管理先以上債権に対する
一般貸倒引当金と、破綻懸念先以下債権に対する個別貸倒
引当金でいずれも戻入れ益が発生することとなりました。
加えて、償却・売却損等にかかわるコストが減少したこと
で、最終的に与信関係費用総額は、連結で729億円、2行
単体合算で1,057億円の戻入れ「益」となりました。
–1,945
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
–382
1,598
償却・売却損等
戻入れ益
合計(ネット)
費用発生
–729
–2,100 –1,400
–700
0
700
1,400
2,100
(単位:億円)
10
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
不良債権の新規発生は大幅に減少
平成14年度にオフバランス化による不良債権処理を前倒
しで積極的に推進したことから、平成15年度のオフバラン
ス化金額は、平成14年度に比べ半分以下に減少しました。
一方、全国的な倒産件数の減少等、景況感が回復してい
新規発生とオフバランス化の状況
(単位:億円)
12,500
10,000
ることなどから、不良債権の新規発生は平成14年度に比べ
1/3以下に減少しました。
不
良
債
権
問
題
か
ら
の
脱
却
7,500
引き続き企業再生支援に積極的に取り組んでいきますの
で、今後、不良債権の新規発生が大きく増加する可能性は
低いと考えています。
5,000
2,500
0
平成14年度 平成14年度 平成15年度 平成15年度
上期
下期
上期
下期
オフバランス化
新規発生
右のグラフは、破産更生等債権および危険債権について
新規発生年度別不良債権*処理状況
新規発生年度ごとの処理状況を示したものです。
破産更生等債権および危険債権については、政府方針で
も特に早期のオフバランス化を求められており、平成12年
度上期以前に発生した債権は2年以内に、それ以降に新規
(16年3月末)
平成12年度
上期以前
平成12年度
下期
発生した債権については3年以内に処理することなどが求
平成13年度
上期
められています。
平成13年度
下期
この点についてもMTFGグループでは方針どおり進めて
平成14年度
上期
おり、順調な進
平成14年度
下期
平成15年度
上期
平成15年度
下期
となっています。
●オフバランス化
オフバランス化とは、清算型処理、再建型処理、債権流動化、直接
償却、回収などにより、不良債権を貸借対照表上から落とすことを
いいます。
0
4,000
処理額累計
未処理
8,000 12,000 16,000 20,000 24,000
オフバランス化につながる措置
(単位:億円)
* 破産更生等債権および危険債権
各種基準の対比(銀行勘定・信託勘定合計)
自己査定
債務者区分
破綻先
実質破綻先
破綻懸念先
金融再生法(注)
(2行単体合算)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
(単位:億円)
リスク管理債権(注)
(2行単体合算)
リスク管理債権(注)
(連結)
破綻先債権
破綻先債権
402
477
延滞債権
延滞債権
6,205
6,947
3カ月以上延滞債権
3カ月以上延滞債権
122
126
貸出条件緩和債権
貸出条件緩和債権
7,311
7,342
14,040
14,893
1,404
危険債権
5,413
要管理債権
7,373
要注意先
合計
14,190
(注) 根拠法により金融再生法開示債権とリスク管理債権の集計勘定は異なっています。金融再生法開示債権は貸出金、外国為替、支払承諾見返、貸付有価証券、未収利息、仮払金の合計、
リスク管理
債権は銀行法により貸出金のみとなっています。
信託勘定における「リスク管理債権」のうち、「延滞債権」については、兼営法(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律)に基づき、延滞期間(6カ月以上)基準により開示することが義務づけ
られており、銀行勘定における基準とは異なる開示区分となっています。
11
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
前ページの表は「自己査定」「金融再生法に基づく資産査
し、「破綻懸念先」が「危険債権」に対応します。また、資産
定」「リスク管理債権」の対比表となっています。金融再生法
査定の「要管理債権」は、リスク管理債権の「3カ月以上延滞
に基づく資産査定は、自己査定における「破綻先」および「実
債権」および「貸出条件緩和債権」に対応します。
質破綻先」が「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」と対応
不
良
債
権
問
題
か
ら
の
脱
却
債務者区分ごとの引当率
貸倒引当金は、金融庁の金融検査マニュアルならびに日
引当率の低下は、主にディスカウント・キャッシュ・フ
本公認会計士協会の実務指針等に則り、適正かつ合理的に
ロー法を適用している大口債務者の信用力改善に伴い、返
計上しています。
済原資となるキャッシュ・フローが増加し、引当率が低下
平成16年度におけるその他要注意先引当率の上昇は、引
したものです。
き当てを強化した結果によるものです。一方、破綻懸念先
自己査定による債務者区分ごとの貸倒引当率
14年3月末
15年3月末
15年9月末
16年3月末
15年3月末比
正常先(債権全体分)
要注意先(債権全体分)
その他要注意先(債権全体分)
要管理先(債権全体分)
0.18%
8.11%
3.97%
14.39%
0.17%
9.30%
3.31%
21.16%
0.17%
8.74%
4.00%
20.23%
0.14%
9.41%
4.81%
21.10%
△ 0.02%
0.11%
1.50%
△ 0.06%
破綻懸念先(非保全部分)
67.54%
67.44%
72.42%
65.23%
△ 2.21%
(注) 銀行勘定ベース。東京三菱銀行の保証会社保証付きローン等、一部対象外の資産あり。
保有株式削減の継続
● 保有株式残高がさらに減少、MTFGグループの株式保有規制における問題は解消しました。
● 今後も、さらなる残高削減を継続し、平成18年度末までにTier1の50%程度をめざします。 「銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律」に基づく
保有株式残高は、15年9月末までに取得原価ベースにおい
てもTier1以内へ減少しましたが、平成15年度は2行単体
合算で約7,500億円の売却を完了、16年3月末の取得原
保有株式削減状況(取得原価ベース)
(単位:兆円)
5
4
価ベースでの保有株式残高は、Tier1の72%程度に減少し
ました。
3
今後も、総合リスク運営と新BIS規制対応の観点から、
さらなる残高削減を継続し、平成18年度末までにTier1の
50%程度をめざします。
2
1
0
14年9月末
15年3月末
15年9月末
16年3月末
その他有価証券で時価のある株式・外国株式ベース(取得原価ベース)
Tier 1資本
12
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
◆ Q&A
Q
不良債権残高が大幅に減少したのはなぜです
か? また、不良債権問題は解決したのですか?
このように、MTFGグループにとって不良債権問題は、
「不良債権処理をする」段階から、「企業再生支援に取り組
む」という新たな段階に入っているといえます。
全国的な倒産件数の減少等、景況感が回復している
A
ことなどから、平成15年度は、不良債権の新規発
Q
企業再生支援への取り組みはどのように行って
いますか?
その結果、金融再生プログラムに掲げられた不良債権比
A
取引先企業の再建支援や、それを通じて産業再生に
率半減目標を15年9月末に1年半前倒しで達成し、16年3
です。
月末の不良債権残高は、15年3月末に比べ1兆1,961億円
一方、経済活性化のために、金融・産業一体再生に向け
減少して1兆4,190億円となり、不良債権比率(金融再生
た取り組みが求められており、産業再生機構や整理回収機
法開示債権/総与信)も、2.40%低下して2.93%となり
構の企業再生スキーム、あるいは私的整理ガイドライン、
ました。また、不良債権残高が減少する過程で、貸倒引当
企業再生ファンド、法的整理といった企業再生のための手
金の戻入れ益が発生したため、平成15年度の与信関係費
法や枠組みも急速に整備されつつあります。
用総額は、連結で729億円の戻入れ益を計上することとな
MTFGグループとしては、これらの手法や枠組みを的確
りました。
に活用しながら、取引先の再生に向けて必要な支援を行っ
このように、MTFGグループは不良債権問題からいち早
ていきたいと考えています。
く脱却しましたが、引き続き、企業再生支援への取り組み
具体的には、企業再生のための専任部署を設け、財務面
をグループ全体で一層強化し、不良債権のさらなる削減を
のアドバイスに加え、取引先の規模や特性に応じ、証券化
進め、平成18年度末までに不良債権比率1%台をめざし
などの投資銀行ノウハウをはじめ、MTFGグループ内外の
ます。
多様な機能を活用しながら、取引先の経営・業績改善計画
生が平成14年度に比べ1/3以下に減少しました。一方、企
業再生支援への積極的な取り組みが功を奏し、企業の業績
不
良
債
権
問
題
か
ら
の
脱
却
改善による格上げが多かったことが、不良債権の減少につ
ながりました。
貢献することは、銀行の果たすべき重要な役割
の立案・推進をサポートし、取引先の企業価値をより一層
高めていくことをめざしています。
Q
与信関係費用総額が戻入れ益になったというの
は、どういうことですか?
A
引当・償却や債権売却損など、金融機関の貸出など
の与信取引に伴って発生する費用の総称を与信関係
費用といいます。
一方、引当金は、自己査定の債務者区分における「正常先」
「その他要注意先」「要管理先」の債権に対して、過去の貸倒実
績率などを乗じて貸倒見込額を算出し、引当金として積み立
てる
『一般貸倒引当金』
と、
「破綻懸念先」
「実質破綻先」
「破綻
先」
の債権に対して、個別の債務者ごとに貸倒れの発生が見
込まれる部分を見積もり、引当金として積み立てる
『個別貸
倒引当金』
に大別されます。
平成15年度は、
『一般貸倒引当金』
の対象債権のうち、引
当率の大きい要管理先の債権残高が減少したことから、従来
より引き当てていた
『一般貸倒引当金』
を取り崩す
(戻り)
こと
になり、また、
『個別貸倒引当金』
においても、新規積み増し
よりも回収や格上げなどによる取り崩し
(戻り)
の方が上回っ
たことで、引当金の戻りとなりました。この結果、与信関係
費用総額では、引当金の戻りが貸出金償却や債権売却による
損失を上回ったため、戻入れ益となりました。
13
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
第一次中期戦略計画について
グローバルトップ10
MTFGでは、
「3年以内に、グローバルな金融機関の時価総額ランキングで、
トップ10入りする」という到達目標(アスピレーション)
を掲げ、
新たな目で、新たな発想をもって、飛躍していきます
第
一
次
中
期
戦
略
計
画
に
つ
い
て
▲
時
価
総
額
到達目標(Aspiration)とは
●
時価総額で
グローバル
金融機関
トップ10入り
MTFGの経営を同一の方向に
向ける高い目標
●
経 営 が 実 現し た い と 欲 す る 、
邦銀No.1
グループのめざすべき姿
ありたい姿
質の高い商品・サービスによってお客さま
の長期的な成功にコミットする
● 3つの主要事業それぞれがグローバルレベ
ルの強みをもつ
● 優秀な人材に挑戦と成長の機会を提供する
●
●
経営のリーダーシップに基づき、
グループ各社が連結ベースでの
最適化をめざすための推進力
平成15年度実績
平成18年度目標
連結ROE
17.9%
14%程度
連結経費率
55.2%
45%程度
この
「グローバルトップ10」
を実現する体制として、
リテー
リレーションシップや銀行・信託・証券のフルラインの商
ル・法人・受託財産
(資産運用・管理)
を「主要3事業」と位置づ
品・サービス、邦銀随一のグローバルネットワークなどの
け、16年4月より
「連結事業本部制度」を導入しました。グ
強みをさらに強化し、盤石な収益基盤を維持・拡大してい
ループ連結戦略をMTFGが決定し、グループとして一本化さ
きます。加えて、新しい体制のもと、グループ内で迅速か
れた戦略を、グループ銀行が実行する仕組みとしたもので、
つ統一的な意思決定を行い、事業ポートフォリオの組み替
持株会社であるMTFGの役割は、従来の「戦略調整型」から
えやダイナミックな経営資源配分、一元的なリスク管理を
「連結戦略推進型」に転換しました。併せて、この主要3事業
進めることで、お客さまにご提供するサービスの価値と企
における営業純益が収益の中核となるよう構造転換を図りま
業価値を共に高めていくことをめざします。
す。また、監督と執行機能の明確な分離を図るため、執行役
「グローバルトップ10」という到達目標を掲げるにあた
員制度を導入しました。
り、新たな体制において推進していく経営戦略の概要は次
MTFGグループでは、お客さまとの多岐にわたる良好な
ページのとおりです。
「連結事業本部制度」導入前
14
「連結事業本部制度」導入後
東京三菱銀行
三菱信託銀行
三菱証券
東京三菱銀行
三菱信託銀行
リテール
リテール
リテール
リテール連結事業本部
法人
法人
法人
法人連結事業本部
受託財産
受託財産
受託財産
受託財産連結事業本部
三菱証券
連結事業
本部との
緊密な連携
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
到達目標を達成するための基本戦略
● 3つの価値創造の仕組みのもと、「融合型シナジー」を追求し、粗利益の飛躍的な拡大と経費の抑
制を通じて主要3事業の営業純益を大幅に増強し、企業価値の増大をめざします。
●「お客さま本位」
の徹底とグループの統一的な戦略により、お客さまの価値創造を支援するととも
に、社会的責任経営を遂行します。
第
一
次
中
期
戦
略
計
画
に
つ
い
て
● グループ全体の運営管理を高度化・統一化し、連結での効率性を追求するとともに「グローバル
トップ10」にふさわしい強靭な経営体制を構築します。
1. 収益の大幅な拡大による企業価値の増大
次の3つの価値創造の仕組みのもと、粗利益の飛躍的な
プラザ」を展開するほか、最新技術を組み込んだ先端的・革
拡大と経費の抑制を図ることで、企業価値の増大をめざし
新的サービスをご提供する
「総合カード戦略」などを推進し
ます。第一に、グループ内の諸機能の重複を解消し、ス
ます。法人事業では、銀行・信託・証券のノウハウを結集
ケールメリットと効率性を追求します。第二に、グループ
し、財務戦略・資本戦略・事業戦略・海外戦略などについ
における銀行・信託・証券の諸機能を融合することによ
て高度かつ豊富な金融ソリューションをご提供します。受
り、さまざまな商品・サービスをグループ一体となって、
託財産事業では、東京三菱投信投資顧問と三菱信アセット
お客さまにご提供します。第三に、
「融合型シナジー」を追
マネジメントを、16年10月に合併して
「三菱投信」
を設立
求する新たなサービスやチャネルを創造・展開します。
新たなサービスやチャネルとして、リテール事業では、
(予定)、グループ内の運用プラットフォームの統合と販売
チャネルのさらなる拡充を進めます。
「場所」の利便性を追求する融合型共同店舗である「MTFG
2. 「お客さま本位」の徹底と社会的責任経営の遂行
MTFGグループ全体であらためて「お客さま本位」を徹底
また、「国内外のお客様と社会の繁栄に貢献すると共に、
します。事業展開の軸を従来の
「業態」
から
「お客さまのニー
その社会的・経済的な企業価値を創造し続ける」という当社
ズ」
に再編、より能動的にお客さまに働きかけることで、お
グループの経営理念に則した業務遂行をあらためて徹底し
客さまの真のニーズを的確にとらえ、銀行・信託・証券の
ます。より良い社会・環境を次の世代に託すことをグルー
それぞれの専門機能を融合したサービスの提供を通じて、
プの社会的責任と位置づけ、お客さまや株主の皆さまから
そのニーズに着実にお応えしていきます。このようにし
の中長期的な評価を高めることを通じ、持続的な企業価値
て、「お客さまの価値創造を支援する総合金融サービス・グ
の増大を図ります。
ループ」として、信頼・ブランドを確立します。
3. 経営の効率性・健全性のさらなる追求と強靭な経営体制の構築
業務集約などにより捻出した経営資源を、リテールや受
ます。
託財産等の成長分野・戦略分野に投入するなど、めりはり
一方、新しい自己資本規制(新BIS規制)や米国企業改革
のある資源配分を実施、グループ連結での効率性を追求し
法404条
(財務報告の内部統制評価)
などへの的確な対応を
ます。
進めるなかで、グループの内部統制を充実させ、一層強靭
また、引き続き不良債権処理および保有株式売却に取り
な経営体制を構築するとともに、さまざまな経営指標を活
組み、財務の健全性を一層高めていきます。平成18年度末
用することにより、グループの事業変革を包括的に推進す
までに、不良債権比率
(2行単体合算)
は1%台、保有株式残
る体制を整備します。
高
(取得原価ベース)
についてはTier 1の50%程度をめざし
このような戦略を、グループの総力を結集し実行することにより、到達目標(アスピレーション)の達成を図ります。
お客さまには、「多角的で質の高い総合金融サービス」を、従来以上に一体的かつスピード感をもってご提供します。
15
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財務目標
連結財務目標(平成18年度目標)は次のとおりです。
平成15年度実績
第
一
次
中
期
戦
略
計
画
に
つ
い
て
平成18年度目標
1
連結業務純益 *
7,931 億円
12,700 億円
連結当期純利益
5,608 億円
6,000 億円
17.9%
14% 程度
55.2%
45% 程度
連結 ROE *2
3
連結経費率 *
1 一般貸倒引当金繰入前、
信託勘定償却前
*
*2 (連結当期純利益−非転換型優先株配当)÷資本平残(除く、非転換型優先株、評価差額金相当額)
*3 営業費÷連結粗利益(信託勘定償却前)
前提条件(平成18年度)
3カ月円TIBOR(期中平均)
0.50%
ドル円為替レート(期末値)
105円
実質GDP成長率(前期比年率)
2.8%
連結業務純益
連結当期純利益
(単位:億円)
(単位:%)
15,000
(単位:億円)
(単位:%)
8,000
12,700
12,000
6,000
9,000
7,642
5,608
6,000
4,000
7,931
6,000
2,000
3,000
0
0
–2,000
–1,614
平成14年度
平成15年度
平成18年度目標
平成14年度
平成18年度目標
連結経費率
連結ROE
(単位:%)
(単位:%)
(単位:%)
60
24
17.9%
18
平成15年度
(単位:%)
56.4%
55.2%
48
45%程度
14%程度
12
36
6
24
0
12
–6
–5.9%
平成14年度
16
0
平成15年度
平成18年度目標
平成14年度
平成15年度
平成18年度目標
三
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東
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ル
・
グ
ル
ー
プ
事業別収益目標
平成18年度に、リテール・法人・受託財産の主要3事業
主要 3 事業における営業純益目標
における営業純益
(コア営業純益)
を平成15年度に比べ約2
倍にすることを目標とします(平成15年度に比べ、リテー
リテール連結事業
ル連結事業は3倍以上、法人連結事業は1.5倍程度、受託財
法人連結事業
産連結事業は4倍以上を目標とします)。
受託財産連結事業
平成15年度実績
平成18年度目標
951 億円
3 倍以上*
合計(コア営業純益)
4,032 億円
1.5 倍程度
95 億円
4 倍以上
5,079 億円
約2倍
第
一
次
中
期
戦
略
計
画
に
つ
い
て
* 金利上昇を見込まない場合、2倍以上
リテール連結事業
世界トップレベルのリテール業務を本格展開し、世界に
的な推進、信託や証券などの手数料収入の拡大を中心に、
誇れる日本のリテール金融ブランドを確立していきます。
世界トップレベルの収益力をめざします。
投信・保険・外貨預金などの販売強化、住宅ローンの積極
リテール連結事業営業純益
収益*ドライバー(イメージ)
3倍以上を
めざす
(単位:億円)
(単位:%)
3,000
証券:環境良好(含規制緩和)
信託商品:高ポテンシャル
アコム:持分収益+シナジー
新戦略
2,400
+α
信託・
証券業務
・その他
金利上昇効果
投信・保険・
外貨預金
1,800
1,200
金利上昇が
なくても
2倍以上を
めざす
951
600
451
貸出収益
1%ローンの金利ステップ
アップによる増益100∼
150億円程度を含む
0
平成14年度
平成15年度
平成18年度目標
主要ボリューム目標
●
●
投信・保険販売額+外貨預金平残:2兆円強増加
貸出実行額:3年で5∼6兆円(純増3∼4兆円)
* 除く、金利上昇効果、粗利ベース
法人連結事業
中小企業のお客さま向けを中心とする良質貸出の増強を
また、MTFGグループのノウハウを結集して上場・大企
図るほか、信託・投資銀行・証券・海外業務などを強化し
業のお客さまにアプローチする「グローバルパートナー戦
ていきます。
略」を展開していきます。
法人連結事業営業純益
収益*ドライバー(イメージ)
1.5倍程度を
めざす
(単位:億円)
(単位:%)
8,000
6,400
金利上昇効果
4,800
1.5倍程度を
めざす
3,678
4,032
アジア投資銀行
業務強化、決済
メイン対応力強
化による預金取
込増強等
中小企業向けを
中心とした貸出
増強等
海外
証券業務
収益他
3,200
証 券 プライマ
リー・ビジネス
の強化等
1,600
0
平成14年度
平成15年度
平成18年度目標
預貸金
収益
信託・
投資銀行
業務収益
不動産ビジネス
の強化等
シンジケ ート・
ローン、対顧客
デリバティブの
増強等
* 除く、金利上昇効果、粗利ベース
17
三
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プ
受託財産連結事業
投信運用、法人運用、資産管理、コンサルティングなどの
産管理額トップの地位の堅持をめざしていくほか、公募投信
各分野でバランスの取れた収益増加を図ります。法人年金性
市場で
「三菱投信」
によるトップ5入りをめざします。
市場におけるトップシェア、確定拠出年金受託額トップ、資
受託財産連結事業営業純益
第
一
次
中
期
戦
略
計
画
に
つ
い
て
収益*ドライバー(イメージ)
4倍以上を
めざす
(単位:億円)
投信会社統合
年 金 総 合コン
サ ル ティン グ
強化(運用・制
度・ALM)
(単位:%)
400
新商品投入
コンサル
ティング
その他
300
投信運用
リテール事業との
連携
運用プラットフォー
ムの共有化
200
資産管理
投信受託増強
43
マ ル チ プ ロダクト
化(特化アクティブ、
オルタナティブ)
有価証券管理
アウトソースニーズ
取り込み
0
–100
法人運用
95
100
カストディ機能集約・
拡大
–97*
平成14年度
平成15年度
平成18年度目標
主要ボリューム目標
* 特殊要因控除後では+43億円
●
●
資産管理:平成16年度中に管理残高100兆円超をめざす
投信運用:平成17年度中に運用残高2兆円超をめざす
* 営業純益ベース
事業ポートフォリオ目標
事業ポートフォリオの組み替えにより、平成18年度の営
主要3事業の営業純益目標
業純益における主要3事業の構成比を平成15年度の63%
から75%以上にすることを目標とします
(リテール連結事
業の比率は12%から25%以上に、法人連結事業の比率は
50%から45∼50%に、受託財産連結事業の比率は1%か
平成15年度実績対比
約2倍をめざす
(単位:%)
(単位:億円)
12,500
10,000
ら3∼5%にすることを目標とします)。
7,500
5,000
5,079
4,032
2,500
0
平成14年度
平成14年度実績
平成15年度実績
法人
45%
平成18年度目標
平成18年度目標*
リテール
12%
リテール
5%
トレジャリー・
UNBC等
50%
平成15年度
法人
50%
トレジャリー・
UNBC等
37%
トレジャリー・
UNBC等
20%程度
リテール
25%以上
受託財産
3∼5%
法人
45∼50%
受託財産
1%
* 平成18年度目標には短期金利上昇による預金収益増
を見込んでいる。
主要3事業の営業純益比率(管理ベース)
平成14年度実績:50%
18
平成15年度実績:63%
平成18年度目標:75%以上
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トピックス
「MTFGプラザ」
を開設
MTFGグループは、お客さまに最善の商品・サービス
を、より迅速かつ快適にお届けする個人のお客さま向けの
新型総合金融チャネル
(融合型の共同店舗)
「MTFGプラザ」
を創設、その第1号店として、16年2月、埼玉県所沢市に
「所沢MTFGプラザ」を開設しました。
所沢MTFGプラザは、東京三菱銀行、三菱信託銀行、三菱
証券に加え、ワールドカレンシーショップ
(外貨両替専門店)
も出店、MTFGグループの総合金
融サービスをワンストップでご提
供しています。
また、16年6月、東京三菱銀
行および三菱信託銀行それぞれ
の本店に、「本店MTFGプラザ」
を開設しました。
いずれの本店M T F G プラザ
も、所沢MTFGプラザと同様、一
体となったスペースに各社が顔を
揃え、銀行・信託・証券の質の高
いサービスをスピーディーにお届
所沢MTFGプラザ
けしています。
資産運用会社を統合・再編
MTFGグループは、お客さまにより良質な資産運用サー
ビスをご提供するため、グループの資産運用会社である東
京三菱投信投資顧問と三菱信アセットマネジメントを合併
するとともに、東京三菱投信投資顧問における投資顧問業
務を三菱信託銀行へ統合することとしました。
2つの資産運用会社は、16年10月の合併を予定してお
り、新会社の名称は「三菱投信株式会社」とします。
三菱投信は、良質かつ高度な商品・サービスと東京三菱銀
行、三菱信託銀行の有する優良な営業基盤との相乗効果を一
層発揮させ、高い成長が期待される公募投資信託市場での
トップ5入りをめざします。
東京三菱銀行の全店舗で三菱信託銀行の
「個人向け信託商品」の取り扱いを開始
15年7月、東京三菱銀行の全店舗
(出張所を除く)
で、三
菱信託銀行の
「個人向け信託商品」の取り扱いを開始しまし
た。個人向け信託商品を信託銀行以外の銀行が全店舗で取
り扱うのは、本邦で初めてです。
今回取り扱いを開始したのは、
「生前贈与信託
(パーソナ
ルトラスト)」
「株式処分信託」
「有価証券管理信託」の3商品
で、いずれも、資産管理・運用にかかわるお客さま一人ひ
とりのニーズにオーダーメードでお応えする商品です。
マニュライフ生命保険と業務提携
16年3月、東京三菱銀行は、マニュライフ生命保険と、
個人年金保険分野における商品開発と販売について、広範
な戦略的業務提携を行いました。
本提携に基づく新商品の第一弾として、本邦初の基本保
険金額の110%という
年金原資保証機能を備
えた投資型年金保険
「プ
レ ミ エ ー ル 」を 開 発 、
16年4月から東京三菱
銀行、三菱証券で、7
月から三菱信託銀行で
も販売を開始しまし
「プレミエール」テレビCM
た。
ト
ピ
ッ
ク
ス
「中小企業部」を新設
15年10月、東京三菱銀行は、中小企業のお客さまとの
お取引に関する施策の立案や商品開発の機能を集約し、専
門に担当する
「中小企業部」
を新設しました。中小企業部で
は、ご融資はもちろん、決済・外為サービスやお客さまの
事業に有益な情報の提供など、中小企業のお客さまのさま
ざまな金融サービスニーズに、より迅速に、かつきめ細か
くお応えしてまいります。
この中小企業部の新設と併せ、無担保ビジネスローン
「融
活力
(ゆうかつりょく)
」
のご融資金額と期間の上限を引き上
げたほか、15年11月には、金利キャップ付きの「SLロー
ン」
を商品ラインナップに加えるなど、中小企業のお客さま
向け融資商品のさらなる充実に取り組んでいます。
また、16年3月には、各種情報の入手や融活力の仮申し
込みなどにご利用いただける、中小企業のお客さま向けの
ホームページを開設しました。
企業再生支援への取り組みを強化
15年9月、東京三菱銀行は、大企業・中堅企業のお客さ
まの企業再生・事業再構築ニーズにお応えするため、これま
でに培ってきた審査ノウハウと投資銀行機能を融合し、各部
門を横断的に統括する
「事業戦略開発部」
を新設しました。
また、中小企業のお客さまの同様のニーズにお応えするた
め、融資部内に
「再生支援ライン」
を設けるなど、お客さまそ
れぞれの状況に応じてきめ細かな再生支援を行っています。
MTFGグループとしても、グループ各社の企業再生支援
ノウハウを結集し、投資銀行・信託・不動産・企業コンサ
ルティング・エクイティ機能などをフルに活用するほか、
グループ外でも企業再生ファンドやコンサルティング会社
と提携するなど、企業再生支援に積極的に取り組んでまい
ります。
19
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京
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グ
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プ
アコムと戦略的提携
「資産承継プランニング」
のサービスを開始
16年3月、MTFGグループは、アコムとリテール分野に
おける戦略的業務・資本提携を行いました。
本提携では、主に東京三菱銀行が、個人のお客さま向け
無担保ローンの債務保証業務についてアコムへの委託など
を行うもので、アコ
ムはM T F G グルー
プの消費者金融業務
の中核的提携企業と
なりました。
なお、今回の資本
提携 により、アコ
ムはM T F G の関連
会社となりました。
ト
ピ
ッ
ク
ス
アコムとの提携発表記者会見
中国において人民元業務を拡大
東京三菱銀行では、15年12月から、新たに人民元業務
が外資系銀行に開放された、四川省成都市や重慶市など中
国内陸部のお客さま向けの人民元建て銀行サービスを上海
支店で始めたほか、人民元建て売掛債権のファクタリン
グ、銀行が企業間の余資を仲介する
「委託貸付」
を応用した
資金効率化サービスの取り扱いなど、人民元関連商品のラ
インナップ拡充に注力しています。
また、東京三菱銀行天津支店は、深 ・上海・大連支店
に次いで中国国内4店目となる人民元業務取り扱いの認可
を取得、16年1月から、人民元建ての融資や預金、決済サー
ビスのご提供を開始しました。
さらに、16年3月、人民元業務未開放地域におけるお客
さまへのサービス補完を主目的に中堅株式制商業銀行であ
る招商銀行と包括的な提携を行ったのに続き、中国銀行を
はじめとする4大国有商業銀行との提携も強化しています。
このほか、16年4月には、中国地場企業との取引を行う
ためのライセンスを取得し、協調融資や決済サービスの提
供など、中国企業との本格的な取引も開始しています。
アジアで一括信託業務を開始
20
16年6月、三菱信託銀行は、本邦信託銀行では初めてシ
ンガポール支店にて一括信託を取り扱い、海外での信託業務
を開始しました。一括信託とは、売掛債権の信託により、支
払い企業では支払い事務コストの削減、納入企業では売掛債
権を活用した資金調達などが可能となる信託商品です。
アジアの金融市場では、信託業務は黎明期にあり、お客
さまの資金効率化、事務効率化を図る選択肢として、一括
信託をはじめとする金銭債権信託の発展の余地が十分にあ
るものと考えられます。
今後も、三菱信託銀行は、信託ノウハウを活用し、海外
におけるお客さまの多様なニーズにお応えする商品をご提
供してまいります。
15年10月、三菱信託銀行は、お客さまが財産計画を検
討、実行される際のお手伝いをする新サービス「資産承継プ
ランニング(エステイトプランニング)」を開始しました。
本サービスは、お客さまの資産をトータルに分析、資産
運用や資産承継のためのプランを検討するとともに、プラ
ン実行の際のお手伝いをするもので、資産運用、不動産、
相続など、信託銀行として長年培ったノウハウを駆使した
信託銀行ならではのサービスです。
「エクセレントトラスト」の取り扱いを開始
16年4月、三菱信託銀行は、信託銀行ならではの資産運
用力と資産管理力を活用した新信託商品
「エクセレントトラ
スト」の取り扱いを開始しました。
本商品は、機関投資家の間で人気が高いリース債権・自
動車ローン債権などのクレジッ
ト資産への投資機会を、信託ス
キームの活用により個人のお客
さまにもご提供できるようにし
たものです。
安定性を重視しつつ、定期預
金や国債以上の利回りを期待さ
れるお客さま、株式や海外債券な
どとは異なる運用先への資産分
散をお考えのお客さまに、ご好
評をいただいています。
「菱信IPO倶楽部」
を設立
三菱信託銀行は、15年12月、株式公開をめざす企業のお
客さま向けの会員制情報提供サービス
「菱信IPO倶楽部」
を
設立しました。
本サービスは、株式公開に向けた
「価値ある情報提供」と
「ネットワークづくり」
を通じ、お客さまのさらなるご発展を
サポートするものです。
管理部門担当の皆さまには、株式公開に関するさまざま
な情報を掲載したメールマガジンの配信や各種セミナーの
開催、事業計画策定のアドバイスや定款等の諸規則に関す
るモデルのご提供などのメニューをご用意しています。ま
た、経営者の皆さまには、各種勉強会の開催のほか、ご要
望に応じて資
本政策の立案
やチェック、
事業承継・資
産運用のアド
バイスなどの
サービスをご
提供します。
菱信IPO倶楽部会員ホームページ画面
三
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東
京
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ル
・
グ
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プ
コーポレート・ガバナンス
MTFGグループは、「MTFG経営理念」を経営戦略の策定
主要な委員会等の概要は以下のとおりです。
や経営の意思決定のよりどころとなる諸活動の基本方針と
●
位置づけています。また、グループとしての基本的な価値
グループ全体の施策、計数計画および資本政策の審議、フォ
ローを行う。
観や倫理観を共有し、業務に反映させていくための行動規
●
範として、「MTFG倫理綱領」を制定しています。
当社は、
「MTFG経営理念」
および
「MTFG倫理綱領」
の考
え方を実現するために、コーポレート・ガバナンスの充実に
努めています。
経営計画委員会(原則年4回開催)
監査委員会(原則年4回開催)
グループ全体の内部監査、法令等遵守に関する重要な事項の審
議を行う。
●
情報開示委員会(最低年4回開催)
コ
ー
ポ
レ
ー
ト
・
ガ
バ
ナ
ン
ス
開示内容の適正性、開示にかかわる内部統制に関する審議を
行う。
コーポレート・ガバナンス体制について
●
取締役会は、取締役11名
(うち社外取締役2名)
で構成さ
れ、当社の業務執行を決定し、取締役の職務の執行を監督
しています。
●
当社は監査役制度を採用しており、監査役会は、監査役
5名(うち社外監査役2名)で構成されています。各監査役
は、監査役会で策定された監査方針および監査計画に基づ
き、取締役会をはじめとする重要な会議への出席や、業務
および財産の状況調査を通して、取締役の職務遂行を監査
しています。
人事検討委員会(随時開催)
連結事業本部制度の運営のために必要な人事施策に関する事項
の審議を行う。
事務・システム統合検討委員会(原則年2回開催)
グループ内の事務・システムの統合に関する事項の審議を
行う。
●
統合リスク管理委員会(原則年4回開催)
グループ全体の各種リスクの管理等に関する重要な事項の審議
を行う。
●
投融資委員会(原則年2回開催)
また、当社は、16年4月の連結事業本部制度の導入を踏
グループ全体の信用リスクの管理等に関する重要な事項の審議
を行う。
まえ、コーポレート・ガバナンス強化の観点から、監督と
●
執行の機能を明確に分離するため、執行役員制度を導入し
ました。連結事業本部の本部長・副本部長や主要なライン
与信委員会(原則月1回開催)
グループ全体のポートフォリオの与信集中状況等に関する重要
な事項の審議を行う。
ALM政策委員会(原則年2回開催)
長等は執行役員としており、常務執行役員7名および執行
●
役員1 2 名が、取締役会が定めた業務執行に従事してい
グループ全体の資金の運用・調達等に関する重要な事項の審議
を行う。
ます。
取締役会のもとに、会長・社長、副社長を含む専任取締
●
政策検討会(随時開催)
を構成員とする経営会議を設置し、取締役会で決定した基
グループ連結経営に関する重要事項や連結ベースの事業運営上
の重要事項に関し、基本的な方向性について幅広い観点から意
見交換・討議を行う。
本方針に基づき、経営に関する全般的重要事項を協議決定
●
役3名および取締役社長が指名する取締役2名の、合計7名
しています。
さらに経営会議の諮問機関である各種委員会・政策検討
会、外部の弁護士等からなる業務監査委員会、および社外
の有識者からなるアドバイザリーボードを設置しています。
業務監査委員会(原則年4回開催)
グループの業務執行にかかわるすべての組織から独立した組織
であり、グループ全体のコンプライアンス体制の充実・強化の
ために、取締役会に必要な提言と助言を行う。
●
アドバイザリーボード(原則年2回開催)
経営全般について、独立した立場から経営会議に助言を行う。
(三菱東京フィナンシャル・グループの組織については、64ページに記載しています)
株主(海外・国内、法人・個人)
三菱東京フィナンシャル・グループ
提言・助言
業務監査委員会
取締役会
監査役会
社外取締役
社外監査役
経営会議
アドバイザリーボード
諮問
助言
リテール
連結事業本部
所属各部
法人
連結事業本部
所属各部
受託財産
連結事業本部
所属各部
各種委員会
政策検討会
コーポレートセンター
所属各部
21
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プ
三菱東京フィナンシャル・グループのリスク管理/コンプライアンス/内部監査
◆ リスク管理
リ
ス
ク
管
理
経済・金融のグローバル化が一段と進展し、I T 技術の高
スクや情報資産リスクのように業務活動に伴い必然的に発
度化が社会に大きな変革をもたらすようになった今日、銀
生するリスクがあります。銀行は、とるべきリスクと回避
行を取り巻く経営環境は急速に変化しています。また、規
すべきリスクを的確に見極めたうえで、リスクに見合った
制緩和の進展により、業態を超えた提携や持株会社による
適切なリターンを確保、維持する必要があります。
経営統合、異業種からの銀行業務参入など、ビジネスチャ
MTFGグループは、銀行が抱える多種多様なリスクを統
ンスが拡大する一方で競争がますます激しさを増していま
一的な尺度で総合的に把握、運営することを基本方針と
す。そのため、銀行が抱えるリスクはかつてなく大きく、
し、多様なリスクを特定・計測・コントロール・モニタリン
かつ幅広いものとなっています。
グし、リスクに見合った収益の確保と適正な経営資源の配
銀行が抱えるリスクには、信用リスクや市場リスクのよ
分を実現することにより、経営課題の実現をめざします。
うに収益を上げるため積極的にとるべきリスクと、事務リ
リスク管理体制
MTFGグループでは、持株会社、グループ銀行のそれぞ
めに、MTFGグループでは委員会・審議会を設置していま
れにリスク管理の担当役員および担当部署を設置し、緊密
す。各種委員会・審議会では、各種リスクの状況を検証す
に連携しながらグループとして統合的なリスク管理を実施
るとともに、リスク管理・運営に関する重要事項を審議し
しています。
ています。各種リスクに係る管理・運営方針は、委員会で
持株会社では、グループにおけるリスク認識の共通化、
の審議を踏まえ、取締役会が決定します。
リスク管理体制や手法の高度化、適正なリスクキャピタル
なお、持株会社では、16年4月の連結事業本部制度の導
の配分、特定のリスクへの集中排除などを推進していま
入に伴い、連結戦略推進型経営に即したリスク管理体制を
す。リスク管理に関するグループ全体の基本的な方針は、
構築するため、新たに投融資企画部を設置いたしました。
持株会社が決定し、グループ銀行はその基本方針に則り、
また、委員会体制についても、総合リスク管理委員会を機
それぞれ管理体制を整備し、リスク管理を行っています。
能別に再編し、統合リスク管理委員会、投融資委員会およ
各種リスクを定性・定量の両面から能動的に管理するた
びALM政策委員会を新設しています。
統合リスク管理
MTFGグループでは、銀行が抱えるさまざまなリスクを
MTFGグループは、これらの制度・指標を活用し、グルー
計量化し、リスク量に見合う資本
(経済資本)を、グループ
プ全体のリスク・プロファイルの改善、リスクに見合った
銀行別、リスク種類別、部門別等の各セグメントに割り当
収益の確保や適正な経営資源の配分を進めていきます。
てる割当資本制度を運営しています。割当資本制度は、信
用リスク、政策投資株式リスク、市場リスク、オペレー
ショナルリスクを資本配賦の対象とし、持株会社がグルー
プ銀行との協議に基づき、半期ごとに割当資本計画を策定
します。MTFGグループは、経営の健全性を確保する観点
から、割当資本計画を自己資本の範囲内に収めることと
し、経済資本の期中の動向を把握・管理しています。さら
に、リスク対比の収益性・効率性の把握・管理を目的とし
て、資本コスト控除後収益とRAPMという経営管理指標を
導入し、リスク・リターンの状況をモニタリングしています。
22
●用語解説
資本コスト控除後収益
粗利益から経費・与信関係費用・資本コストを差し引いた収益で、資
本に対する期待利回り(資本コスト)を上回った利益額を示します。
RAPM
(Risk Adjusted Performance Measurement:割当資本対比収益率)
リスクに対する備えとして必要な資本(割当資本)
に対して、どれだけ
収益を上げたかという効率性を示す指標です。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
リスク管理体制
持株会社(MTFG)
取締役会
経営会議
統合リスク管理委員会
投融資委員会
ALM政策委員会
リスク統括部
(リスク管理統括部署)
投融資企画部
報告
信用リスク
基本方針策定・管理
報告
東京三菱銀行
三菱信託銀行
取締役会
取締役会
経営会議
経営会議
リスク管理委員会
投融資検討会
ALM委員会
情報セキュリティ管理委員会
リ
ス
ク
管
理
市場リスク、流動性リスク、
オペレーショナルリスク、
事務リスク、情報資産リスク、
ALM審議会
総合リスク管理室
(リスク管理統括部署)
市場リスク、流動性リスク、
オペレーショナルリスク
融資企画室
信用リスク
オペレーションサービス企画室
事務リスク
情報セキュリティ管理室
法務・コンプライアンス室
投融資審議会
経営管理部
(リスク管理統括部署)
情報資産リスク
市場リスク、流動性リスク、
情報資産リスク、法務リスク、
業務運営リスク
信用リスク統括部
信用リスク
事務管理部
事務リスク
法務リスク
委員会・審議会の開催頻度
持 株 会 社
統合リスク管理委員会(四半期ごと)、投融資委員会(半期ごと)、
ALM政策委員会(半期ごと)
東京三菱銀行
リスク管理委員会(半期ごと)、投融資検討会(半期ごと)
ALM委員会(毎月)、情報セキュリティ管理委員会(半期ごと)
三菱信託銀行
投融資審議会(半期ごと[信用リスク管理状況]
)、ALM審議会(毎月)
割当資本・RAPM運営
各種リスク計量化
リスク・リターンのモニタリング
自
己
資
本
経
済
資
本
自己資本の範囲内に
リスクをコントロール
=
銀行別・部門別に経済資本を
割り当てる
割当資本計画
経済資本
収益
経済資本
収益
経済資本
収益
リスク対比の収益性・効率性の把握
資本コスト控除後収益、RAPM
割当資本計画の範囲内で
リスクテイク
23
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
◆ 信用リスク管理
信用リスク−
−
−与信取引先の財務状況悪化等により損失を被るリスク
リ
ス
ク
管
理
MTFGグループは、資産の健全性、および信用リスク量
引当処理、個別の案件審査や与信管理における不良債権の
を適正な水準にコントロールし、リスクに見合った収益を
未然防止と正常債権化に力を入れています。
確保するための管理体制を整備しています。
MTFGグループでは、グループ共通の信用格付を資産自
不良債権の圧縮についても、重要な経営課題のひとつと
己査定、プライシング、信用リスク計量化、ポートフォリ
して取り組んでおり、厳格な自己査定による適切な償却・
オ管理に活用しています。
信用リスク管理体制
MTFGグループでは、資産の健全性を維持・向上させる
るというものです。持株会社では、定期的に投融資委員会
ため、グループ銀行の与信ポートフォリオを定期的にモニ
を開催し、グループ銀行の信用リスク管理のモニタリング
タリングし、状況を把握するとともに、グループ共通の信
を行っています。
用格付制度、自己査定制度により、問題債権の早期把握に
グループ銀行では、個別案件の審査・与信管理にあた
努めています。
り、審査管理部署と営業推進部署を互いに分離し、相互に
信用リスク管理体制の基本的な枠組みは、グループ銀行
牽制が働く体制としています。また、経営陣による投融資
がそれぞれ連結・グローバルベースで信用リスク管理体制
検討会/投融資審議会を定期的に開催し、信用リスク管
を整備し、持株会社はグループ全体の信用リスクを管理す
理・運営における重要事項を審議しています。
MTFGのグループ銀行の管理体制
取締役会/経営会議
MTFG投融資委員会
によるモニタリング
投融資検討会/投融資審議会等
重要案件決裁
権限付与
重要案件付議
取引結果報告
定例報告
審査管理部署
案件審査
与信管理
信用リスク管理部署
リスク量等のモニタリング
営業推進部署
妥当性の検証
与信監査部署
信用格付制度
信用リスクを評価するための統一的な尺度として、グ
外部格付機関が付与する格付との整合性もとるなど、客観
ループ共通の15段階の信用格付制度を導入しています。こ
性の高いものとなっています。
の格付制度は、デフォルト率を共通尺度として新B I S規制
カントリーリスクについては、これとは別に、国別にグルー
との対応を図るとともに、自己査定における債務者区分や
プ共通の格付を付与し、定期的に見直しを行っています。
債務者格付
1∼9
債務者区分
正常先
10∼12
13
14
要注意先 破綻懸念先 実質破綻先
(注)格付12は要管理債権を有する債務者(いわゆる要管理先)です。
24
15
破綻先
三
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東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
信用リスク量の計量化
MTFGグループでは、信用リスクを計測するため、与信金
務者間の相関関係も考慮した高度な計測モデルを用いて信
額、予想デフォルト率、予想回収率のデータを整備し、債
用リスク量を計測し、信用リスク管理に活用しています。
ポートフォリオ管理
MTFGグループは、信用格付に基づき、予想損失などを
ています。
勘案したプライシング運営を推進することにより、信用リ
カントリーリスクについては、国別にリミットを設定し
スクに見合った収益の確保と維持に取り組んでいます。
て管理しています。リミットは、定期的に見直しを行うほ
また、信用格付別・業種別・地域別などの区分ごとに与
か、当該国の信用状態に大きな変動があった場合も見直し
信金額や信用リスク量を把握・モニタリングし、特定のカ
ています。
リ
ス
ク
管
理
テゴリーに信用リスクが集中しないよう適切な管理を行っ
ポートフォリオ管理
新 B I S 自己資本規制への対応
ポートフォリオ管理
リスク計測
客
観
的
な
信
用
格
付
制
度
信用リスク量モニタリング
ポートフォリオ分散状況のチェック
リスクを踏まえた収益管理
経
営
戦
略
へ
の
活
用
リスクを踏まえたプライシング運営
自己査定
適切な償却・引当
◆ 政策投資株式リスク管理
政策投資株式リスク−
−
−保有する株式の株価下落により損失を被るリスク
MTFGグループではリスク管理の観点から政策投資株式
MTFGグループでは、こうしたシミュレーション等をも
リスクの定量分析を実施しています。TOPIXの変化に対す
とにリスク量が自己資本と比べて適正であるかどうか、リ
る政策投資株式(公開銘柄)の時価総額の変動を試算する
スクに見合った収益を確保できているかどうかといった観
と、16年3月末時点の保有株式
(公開銘柄)
では、T O P I X
点から、政策投資株式保有の適切性を検討し、リスクの削
が1ポイント変化した場合、時価総額はグループ全体で約
減に努めています。
32億円変動するという試算結果が出ています。
25
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
◆ 市場リスク管理
市場リスク−
−
−金利、為替、株価等の変動により損失を被るリスク
MTFGグループは、グループが抱える市場リスク量を適
収益を確保するための管理体制を整備しています。
正な水準にコントロールするとともに、リスクに見合った
リ
ス
ク
管
理
リスク管理体制
MTFGグループでは、トレーディング目的の市場業務
としています。また、経営陣によるALM委員会/審議会を
(トレーディング業務)
とトレーディング目的以外の市場業
毎月開催し、市場リスク管理・運営における重要事項を審
務
(バンキング業務)
について、グループ銀行がそれぞれ連
議しています。
結・グローバルベースで市場リスク管理体制を整備し、持
市場リスク量については、自己資本をベースに割り当て
株会社がグループ全体の市場リスクを管理しています。
られた市場リスク限度額をリミットとして設けるととも
グループ銀行では、フロントオフィス(市場部門)
から独
に、損失額の上限についてもリミットを設定することによ
立した、バックオフィス(事務管理部署)およびミドルオ
り、リスク量や損失額を一定の範囲に抑えるよう運営して
フィス(リスク管理部署)を設置し、相互に牽制が働く体制
います。
グループ銀行の管理体制
取締役会/経営会議
権限付与
取引結果報告
ALM委員会/審議会
定例報告
フロントオフィス
リスク量等のモニタリング
約定確認
ミドルオフィス
市場リスク
管理部署
[ ]
バックオフィス
市場リスクマネジメント
MTFGグループでは、VaR(バリュー・アット・リスク)
議・統合リスク管理委員会へ報告しています。グループ銀
をはじめとするグループの抱える市場リスクの状況や、設
行の各部門の運営においても、市場性資産・負債に係る金
定されたリスク限度枠、損失限度枠の遵守状況を、日次で
利・為替等の市場変動リスクに対して、有価証券取引やデ
リスク担当役員に報告するとともに、VaR、ストレステス
リバティブ取引でのリスクヘッジを適宜実施するなど、適
トなど複合的なリスクの分析を実施し、定期的に経営会
切なリスク運営を行っています。
市場リスク量の計測モデル
市場リスクは他のリスクに比べ日々の変動が大きいた
るに至りました。また、このモデルの妥当性、正確性は監査
め、MTFGグループではVaRを用いて、グループ銀行間の
法人による外部監査で確認されており、MTFGは金融庁あて
分散効果を考慮した市場リスク量を日次で把握・管理して
に内部モデルの届出を実施し、平成16年度からのBIS連結
います。
自己資本比率算出においてもヒストリカル・シミュレーショ
MTFGグループでは市場リスク計測モデルの高度化に取り
ン法を使用することとしました。
組んできた結果、市場リスク計測モデルを従来の分散共分散
法からヒストリカル・シミュレーション法に変更しました。
ヒストリカル・シミュレーション法とは、現在のポートフォ
リオに対して過去一定期間内で実際に起きた市場変動をあて
はめた場合に発生すると推定される損益をシミュレーション
してVaRを算出する計測モデルです。このモデルは従来の
分散共分散法では十分に考慮しきれなかった市場変動の特性
をより反映させることが可能となること、オプション性のリ
26
スクをより精緻に計測できること等の特性を考慮し、導入す
●用語解説
VaR(バリュー・アット・リスク)
過去の市場変動に基づき、ポートフォリオの市場価値が今後一定期間
でどの程度増減し得るかを統計的に推計した値をVaRとしています。
BIS連結自己資本比率算出
MTFGグループでは、連結自己資本比率
(国際統一基準)
におけるマー
ケット・リスク相当額の算出にあたり、一般市場リスクについては
「内
部モデル方式」
を、個別リスクについては
「標準的方式」
を採用していま
す。平成16年度よりMTFGおよびグループ銀行ではこの内部モデル
としてヒストリカル・シミュレーション法を採用しています。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
平成15年度の市場リスクの状況
(1)トレーディング業務
16年3月末の市場リスク量は、全体では15年3月末対
MTFGグループ全体でのトレーディング業務の市場リス
比で増加しています。内訳では、外国為替のリスク量が若
クをヒストリカル・シミュレーション法により計測した
干減少した一方で、株式、コモディティのリスク量が増加
V a R は以下のとおりです(なお、ヒストリカル・シミュ
しています。一方、日次平均は、金利、外国為替のリスク
レーション法導入以前についても、遡って同手法による
量が減少し、株式、コモディティのリスク量が増加してい
VaRを記載しています)。
ます。
リ
ス
ク
管
理
トレーディング業務のVaR
(単位:億円)
平成14年4月∼平成15年3月
リスク・カテゴリー
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
コモディティ
(分散効果)
全体
日次平均
47.2
17.5
30.0
22.0
6.3
2.5
(22.5)
55.5
最大
最小
平成15年4月∼平成16年3月
15年
3月末
日次平均
最大
16年
3月末
最小
99.2
47.8
76.5
56.1
27.1
5.2
—
16.3
6.3
6.6
5.8
3.1
0.0
—
27.0
15.9
11.9
7.9
3.3
2.6
(10.6)
35.9
22.0
15.5
14.9
6.9
3.6
(18.4)
90.0
90.0
53.4
38.4
13.4
8.1
—
12.0
7.1
3.4
3.8
2.8
0.7
—
26.9
19.2
15.3
7.3
8.6
6.9
(17.2)
111.2
27.6
30.4
42.9
93.9
20.5
32.4
(注)測定の前提:保有期間 10 営業日、信頼区間 99%、観測期間 701 営業日。最大および最小欄は、リスク・カテゴリーにより実現した日が異なる。各リスク・カテ
ゴリーにおけるリスク量合計は、分散効果等の影響により全体と一致しない。
(参考)従来の計測モデル(分散共分散法)によるトレーディング業務のVaR
参考として従来の分散共分散法によるVaRを記載しています。(注:VaR計測の前提はヒストリカル・シミュレーション法と異なります)
(単位:億円)
平成14年4月∼平成15年3月
リスク・カテゴリー
日次平均
最大
最小
コモディティ
(分散効果)
14.6
5.2
6.6
8.0
6.3
1.4
(4.8)
25.2
10.5
13.9
15.6
14.4
2.8
—
9.3
1.9
3.3
2.0
2.7
0.5
—
全体
25.5
35.9
17.3
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
平成15年4月∼平成16年3月
15年
3月末
日次平均
最大
16年
3月末
最小
10.1
3.9
4.0
10.4
3.1
0.8
(3.8)
14.6
7.7
5.1
6.3
5.2
1.4
(3.9)
22.5
14.0
11.8
10.9
10.9
2.9
—
9.8
2.8
2.2
3.1
2.2
0.2
—
20.6
23.6
34.0
15.9
14.6
10.0
4.9
9.3
6.5
2.1
(5.9)
26.5
(注)測定の前提:保有期間 1 営業日、信頼区間 99%、観測期間 3 年。最大および最小欄は、リスク・カテゴリーにより実現した日が異なる。各リスク・カテゴリーに
おけるリスク量合計は、分散効果等の影響により全体と一致しない。
右のグラフは、平成15年度のトレーディング業務におけ
トレーディング業務のVaRと日次損益推移
る市場リスク量と損益の日次推移を示したグラフです。ト
レーディング業務の性格上、相場変動への機動的な対応を
(平成15年4月∼平成16年3月)
(単位:億円)
30
行っています。
20
10
0
– 10
– 20
– 30
平成15年4月
日次損益
平成16年3月
VaR(マイナス表示)
27
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(2)バンキング業務
MTFGグループ全体の16年3月末のバンキング業務
(ト
レーディング業務以外の市場業務、長期安定保有を目的と
した政策投資株式等の市場リスクは除く)のV a R は、ト
バンキング業務の金利リスク内訳
(単位:%)
100
2%
17%
1%
14%
80
レーディング業務と同様の基準で計測すると1,330.7億円
と、15年3月末比38.1億円の増加となりました。内訳
35%
60
53%
は、金利が118.5億円、株式が274.7億円の増加となっ
リ
ス
ク
管
理
た一方で、ポジションの減少により、為替が36.9億円減少
しています。
40
50%
20
29%
バンキング業務による市場リスクをカテゴリーごとに単
純合算した合計に対し、約77%が金利の変動に伴うリスク
0
15年3月末
となっており、日次平均で1,330.1億円、年間を通じた最
円
大値は1,684.4億円、最小値は1,032.4億円でした。金
ドル
ユーロ
16年3月末
その他
(注)VaR は保有期間10日、信頼区間99%の通貨別構成比
利リスクを主要通貨別に分解して前年度と比較したものが
右のグラフです。16年3月末は15年3月末に比べて、金
利リスクのなかで円の比率が増加し、ドル、ユーロの比率
が減少しています。
バックテスティングの状況
MTFGでは、VaR計測モデルの正確性を検証するため
バックテスティングの状況
に、推計されたリスク量と実際の損益とを比較するバック
テスティングを行っています。
(平成15年4月∼平成16年3月)
(単位:億円)
30
トレーディング業務における平成15年度の営業日を対象
とした1年間のバックテスティングの結果は、右のグラフ
にあるとおり、損失がVaRを超過した日数は0回であり、
MTFGの使用しているVaRの計測モデルは、十分な精度に
より市場リスクを計測しているものと考えられます。
20
10
日
次
損 0
益
–10
–20
–30
0
5
10
15
VaR
20
25
30
(単位:億円)
ストレステスト
ストレステストとは、VaRなどの
“通常時”
のリスク量の
フォリオから生じ得る最大予想損失を計測しています。16
ほかに、通常では考えられない状況下におけるリスク量を
年3月末におけるグループ全体のトレーディング業務での
みるもので、定期的に実施しているほか、相場環境に応じ
最大予想損失は47億円となっており、同仮定に基づいた
て適宜実施しています。MTFGでは、日次のストレステス
15年3月末の予想損失36億円から11億円の増加となって
トとして、各市場においてVaRの観測期間内の10営業日
います。
間で起きた実際の相場変動により、現在保有するポート
28
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
◆ オペレーショナルリスク管理
オペレーショナルリスク−
−
−内部管理上の問題や
外部要因により損失が発生するリスク
オペレーショナルリスクは、金融機関のみならず一般の
アンスに係るリスク、災害に伴うリスク、経営戦略・業務
事業会社においても顕在化する事例が相次いでいるほか、
運営に係るリスク、規制・制度変更に伴うリスク、評判リ
新BIS規制でも資本賦課の対象となっており、管理体制整
スクなどを含む幅広いリスクとしています。
備の必要性が高まっています。
当社グループは、オペレーショナルリスクを適切に認識・
MTFGグループでは、オペレーショナルリスクを、流動
評価・コントロール・モニタリングするための管理手法・
性リスク、事務リスク、情報資産リスク、人事管理・不正
管理体制の整備に取り組んでいます。
リ
ス
ク
管
理
に係るリスク、顧客取引に係るリスク、法務・コンプライ
流動性リスク管理
流動性リスクとは、財務内容の悪化などにより資金繰りが
ループとして統合的な管理を実施しています。具体的に
つかなくなるリスクです。MTFGのグループ銀行では、円
は、平常時よりグループ銀行のフロントオフィス、リスク
貨・外貨のそれぞれについて、資金調達の構成や資金繰り
管理部署、持株会社の間で、資金繰りに関する情報・計数
ギャップの管理、コミットメントラインなどの資金流動性を
を交換・報告しているほか、流動性リスクが高いステージ
供給する商品の管理および資金流動性維持のための準備資産
では、資金繰りに関する情報とグループ全体の対応方針を
の管理などを行い、適正な資金流動性を確保しています。
一元的に管理する体制を構築しています。また、大災害や
MTFGグループでは、グループ全体の資金調達状況に応
戦争・テロなど突発的事態が発生した場合に備えて、資金
じて「平常時」
「 懸念時」
「 危機時」のステージを設定し、グ
繰りに関する連絡・協議体制を構築しています。
事務リスク管理
事務リスクとは、役職員の誤った事務処理や不正などに
よる手作業事務処理の削減、現金・現物の管理体制の強
より損失を被るリスクです。MTFGグループは、預金・為
化、事務事故のデータベース管理、内部監査、事務指導の
替・貸出などの銀行業務に加え、信託業務・併営業務とし
充実により、事務リスクの削減に努めています。
て、年金・証券・不動産・証券代行・債権流動化など幅広
発生した事務事故などは、グループ内で共有し、再発防
いビジネスを行っています。これら多様な業務について、
止を図っています。
グループ銀行ではそれぞれ手続・権限の厳正化、機械化に
情報資産リスク管理
情報資産リスクとは、システム障害や情報漏洩などによ
するため、災害対策システムの準備・各種インフラの二重
り損失を被るリスクです。MTFGのグループ銀行は、シス
化や障害訓練の実施等の必要な対策を講じています。
テム開発に際して、事前に十分なテストを実施し、システ
顧客情報については、情報保護のため、システムへの不
ム障害等の未然防止に努めています。重要なシステム開発
正侵入の防止策を講じるとともに、情報の機密性に応じた
については、経営陣が定期的にシステムの開発状況を把握
管理を行っています。
しています。
発生したシステム障害や情報漏洩などは、グループ内で
また、万一システム障害が発生した場合の影響を極小化
共有し、再発防止を図っています。
29
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
◆ コンプライアンス
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
MTFGグループは、コンプライアンスの徹底を経営の最
の策定、各種研修の実行等を通じ、体制の整備およびコン
重要課題のひとつと考え、体制の整備と役職員への浸透に
プライアンス意識の促進に努めています。また、コンプラ
取り組んでまいりましたが、16年4月からの連結事業本部
イアンス委員会を定期的に開催し、法令等遵守状況の
制度のスタートに伴い、グループとしてより一体感のある
チェックや、関連する重要な施策の審議を行っています。
コンプライアンス体制の整備・強化に注力しています。
さらに国内外の各本部・営業店等においても、コンプライ
持株会社においては、コンプライアンスにかかわる重要
アンスの担当者を任命し、定期的な自主点検や研修を行う
な事項を審議するため、担当役員などで構成される監査委
とともに、独立した内部監査部門のチェックにより実効性
員会を四半期ごとに開催しており、さらに、外部のメン
を確保しています。
バー
(弁護士、公認会計士)
が委員を務める業務監査委員会
14年5月に制定し、持株会社およびグループ銀行で採択
が、取締役会にコンプライアンスにかかわる提言を行うこ
した
「MTFG倫理綱領」
は、グループとして基本的な価値観
とを通じ、関連施策やモニタリングの実効性、透明性の確
や倫理観を共有し、業務に反映させていくための行動規範
保を図っています。
として位置づけていますが、三菱証券をはじめとする関連
MTFGのグループ銀行においても、それぞれコンプライ
会社においても採択が進むなど、グループとしての一体的
アンス統括部署を定め、コンプライアンスに係る実践計画
な運営につなげています。なお、三菱信託銀行では、信託
であるコンプライアンス・プログラムや遵守すべき法令・社
業務を兼営しているため、信託の受託者責任を明確にした
内ルール等を取りまとめたコンプライアンス・マニュアル
「信託業務の倫理綱領」を併せて制定しています。
持株会社(MTFG)
監査委員会
取締役会
業務監査委員会
経営会議
・外部委員によるグループ全体のコンプライアンス
にかかわる重要事項の審議
・取締役会への提言
・持株会社、グループ銀行の担当役員等によるグループ
全体のコンプライアンスにかかわる重要事項の審議
監査部コンプライアンスグループ
・グループ全体のコンプライアンスにかかわる企画立案、指導、監督、モニタリング
東京三菱銀行
三菱信託銀行
30
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
お客様や株主、投資家等のステークホルダーと適切で調
和のとれた関係を保ち、経営情報の公正かつ適時適切な
開示を含め、透明で健全な経営に徹します。
○
○
3.透明かつ健全な経営
○
M T F G の存立基盤は、お客様の満足と信頼により成り
立っていることを認識し、常にお客様のニーズに適合す
る最高の商品やサービスを提供することを心掛けます。
4.法令等の厳格な遵守
法令やルールを厳格に遵守し、社会の良識に沿った公正
で誠実な行動を行うとともに、グローバルな総合金融グ
ループとして国際的な基準を尊重してまいります。
5.人権および環境の尊重
人権および環境を尊重しつつ、社会との調和を図ります。
○
○
2.お客様の尊重
○
○
グループの社会的責任と公共的使命の重みを十分認識
し、自己責任原則に基づく健全かつ適切な業務運営を通
じて、社会から揺るぎない信頼の確立を図ります。
○
1.信頼の確立
○
MTFG倫理綱領
6.反社会的勢力との対決
市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力と
は、断固として対決します。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
◆ 内部監査
内部監査は、経営目的を達成するための内部管理体制の
MTFG設立以降、グループ銀行との合同プロジェクトと
適切性や有効性を、本部、営業拠点等の業務部門から独立
して、各種監査ガイドラインの制定、協働監査の実施、合
した内部監査部門が検証し、必要に応じて問題点の改善・
同研修の運営等、グループ内部監査部門全体の有効性・効
是正に関する提言を行うプロセスです。
率性を図るための施策を実行してきています。
MTFGグループでは、法令等を遵守し、適切なリスク管
今後、連結戦略推進型へとグループ経営の軸足が移って
理体制を整備するうえで、内部監査機能の整備が必要不可
いくなかで、全体最適の観点に立ったより一体感の強い内
欠との認識のもと、東京三菱銀行に監査室、三菱信託銀行
部監査体制整備が求められています。
に監査部を設置し、監査対象部門におけるリスクの管理状
これらグループ全体の内部監査体制の整備や基本方針に
況を把握したうえで監査を行っています。また、監査計画
係る重要事項を審議する機関として、監査委員会が設置さ
の策定に際しては、リスクの種類・程度に応じて監査の頻
れています。監査委員会は、四半期ごとに開催され、グ
度・深度に配慮するなど、効率的かつ実効性のある内部監
ループの内部管理体制の整備・強化に役立つ重要な内部監
査の実現に努めています。
査の施策は、同委員会の審議を経て実現に向かいます。
内
部
監
査
持株会社には、内部監査部門の統括部署として監査部モ
ニタリンググループを設置しています。監査部モニタリン
ググループは、グループ銀行の内部監査状況のモニタリン
グを行うほか、業務の有効性や効率性、財務報告の信頼
性、法令等遵守を柱とする、いわゆるCOSO基準に基づく
プロセスチェック型監査の確立をめざし、グループ全体の
内部監査の企画立案機能を担います。
●用語解説
COSO基準
米国トレッドウェイ委員会組織委員会
(略称COSO)
が1992年に公表
した内部統制のフレームワークに関する考え方です。その後に発表さ
れたバーゼル銀行監督委員会のペーパーや、各国監督官庁の金融検査
の手法などに多大な影響を与えています。
持株会社(MTFG)
取締役会
経営会議
付議・報告
監査委員会
監査部モニタリンググループ
報告
企画立案・モニタリング
監査
M
T
F
G
各
部
報告
東京三菱銀行
三菱信託銀行
取締役会
取締役会
経営会議
経営会議
付議・報告
付議・報告
監査室
監査部
監査
監査
本部・営業店・連結対象子会社等
本部・営業店・連結対象子会社等
31
三
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東
京
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グ
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ー
プ
社会貢献活動・社会環境活動
三菱東京フィナンシャル・グループ
三菱東京フィナンシャル・グループでは、
国内外において社会貢献活動・社会環境活動
に取り組むなど、「良き企業市民」としての
社
会
貢
献
活
動
・
社
会
環
境
活
動
幅広い活動を推進しています。
「MTFG体験教室」の開催
MTFGグループでは、児童養護施設や母子生活支援施設
の子どもたちをご招待し、日常とは違う体験をしてもらう
ことを目的にした社会貢献活動
「MTFG体験教室」
を開催し
ています。この活動は、MTFG、東京三菱銀行、三菱信託
銀行が共催で行っており、グループの社員が積極的にボラ
ンティアとして参加しています。
15年9月に、関西地区の子どもたちと職員の方々約70
名を京都へご招待し、京都ならではの
「友禅染め」
や
「生八つ
橋作り」
を体験してもらったほか、映画村で江戸時代の生活
の様子などの見学も行いました。
東京三菱銀行
国内営業店の地域社会に対する貢献活動
各営業店がそれぞれの地元地域に貢献する活動を企画・
実施しています。平成15年度は、地元の公共施設や福祉施
設でのボランティア活動、地元のチャリティー活動への参
加、町おこし活動、集団献血など、さまざまな活動を行い
ました。
せする「マッチング・グラン
ツ・プログラム」、各種ボラ
ンティアイベントへの行員の
参加など、さまざまな活動を
行っています。
ニューヨーク地区の活動
児童福祉施設への支援
全国の児童養護施設や母子生活支援施設に対し、さま
ざまな形で支援を行っています。 平成4年度から開始した
「施設が一番ほしい物品をさしあげよう」という活動は現在
2 巡目に入っており、10 年計画で全国約 850 の全施設を
対象としています。
行員のボランティア活動
ボランティア情報の提供、休暇・資金面での支援制度を
導入しています。また、常日ごろより各種ボランティア体
験会を実施しています。こうした活動を通じて、社会に貢
献できる心豊かな社会人の育成をめざしています。
アジアの学生を対象とした奨学金制度
アジア諸国の人材育成を支
援するために、国内では大学
院に在学するアジアからの留
学生を対象に、海外では、中
国、フィリピン、ベトナム、
インドなどの地元大学の学生
を対象に年間約300名の学生
アジアの奨学生との交流会
に対して奨学金を支給してい
ます。
海外拠点における社会貢献活動
各拠点所在地においても、銀行として、また行員個人と
して、地域の実情に応じた地域貢献活動を行っています。
海外支店独自の奨学金制度、現地公共施設などへの寄付、
行員個人の公益的寄付に東京三菱銀行も同額の寄付を上乗
32
使用済み切手・使用済み
プリペイドカードの収集・寄付
国内営業店や行員有志が収集活動を
行い、収集団体を通じて福祉や医療な
どに役立てています。
「ボランティア普通預金」の取り扱い
税引後お利息の50%をご指定の団体に寄付させていただ
く預金です。東京三菱銀行もお客さまの寄付額と同額を寄
付させていただいています。
財団による社会貢献活動
(財)
三菱銀行国際財団、
(財)
清明会、(財)国際通貨研究
所の3つの財団で、国際交流・学術研究の分野においてき
め細かな社会貢献活動を実施しています。
社会環境活動
東京三菱銀行は、銀行業と社会・環境に係る活動を一体
的・統合的に運営して、
『より良い社会・環境を次の世代に
託していく』ことで、社会的責任を果たしていきます。
>>> 社会的信頼の一層の向上をめざし、従来からの健全で
透明な経営に加え、世界標準の厳格な情報セキュリ
ティ管理の仕組みを構築・運営して、個人情報保護法
への対応はもとより、顧客情報の保護に万全を期して
いきます。
>>> 環境マネジメントシステムを構築し、銀行業を通じた
環境の改善を図ります。16年5月には国連環境計画
金融イニシアティブに署名・参加しました。
また、10月には、関東地区の子どもたちと職員の方々約
50名を茨城県にご招待し、自然博物館で恐竜時代の化石な
どの展示の見学を、自然農園で
「パン作り」や
「野菜の収穫」
の体験をしてもら
いました。
三
菱
東
京
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・
グ
ル
ー
プ
書き損じはがき等をボランティア団体に寄付
MTFGグループでは、「社会貢献活動においては、小さ
な積み重ねも大切にしたい」
という精神のもと、グループ各
社の役職員や家族が集めた書き損じはがきや未使用切手を
収集し、ボランティア団体への寄付を行っています。
これらの書き損じはがき等は発展途上国への援助活動や環
境保全活動などに役立っており、平成15年度は5つのボラ
ンティア団体へ寄付を行いました。
社
会
貢
献
活
動
・
社
会
環
境
活
動
MTFG体験教室(関東)
三菱信託銀行
日本人学生および留学生を対象とした奨学金給付
(財)三菱信託山室記念奨学財団は、三菱信託銀行の社長
および会長を務めた故山室宗文氏の学術および産業上にお
ける業績を記念して、三菱信託銀行の基金拠出により昭和
28年に設立されました。この財団は、前途有望な若者を
対象に奨学事業を行っており、平成15年度の給付奨学生
は、留学生61名を含む351名で、設立以来50年間の奨学
金支給累計額は約30億円に達しています。
社会福祉の向上に関する事業への支援
「菱の実 愛の基金」
は、三菱信託銀行の創立50周年を記念
して、昭和52年に設立されました。この基金は、三菱信託
銀行の役職員、退職者および家族の有志から会費を集め、全
国各地の社会福祉団体等に対
し、その活動を支援するため
の寄付を行っています。平成
15年度は20の社会福祉団体
に対し、合計1,000万円を寄
付しました。
「菱の実 愛の基金」からの贈呈
芸術文化活動への支援
(財)
三菱信託芸術文化財団は、三菱信託銀行の創立60周
年を記念して、芸術や文化の発展・振興を目的に、昭和
6 2 年に設立されました。この財団は、日本のオペラや
オーケストラ等の団体が主催する公演のなかから、一定の
芸術的水準を有し、経済的支援が必要だと認められるもの
に助成を行っています。平成15年度は60件、総額4,870
万円の助成を行い、設立以来17年間の助成累計額は11億
3,870万円に達しています。
社会環境活動への取り組み
三菱信託銀行は、
「環境問題」
への取り組みを、企業の社会
的責任であると認識し、13年4月からの3カ年計画
(新第7次
中期経営計画)
に引き続き、16年4月にスタートさせた
「第1
次中期戦略計画
[兼中期経営計画
(平成16年度版)
]
」
において
も、経営の最重要課題のひとつとして位置づけ、社員一人ひ
とりが環境活動に積極的に取り組むことを定めています。
主な社会環境活動
>>> 三菱信託銀行の標準コピー用紙を
「古紙率100%・白
色度70%の再生紙」
にすることで再生紙の利用促進を
図るとともに、紙使用量の削減をめざし諸施策を実施
しています。
>>> 廃棄文書等のトイレットペーパーへのリサイクルを推
進しており、平成15年度については、約269トンの
廃棄文書等を約134万個のトイレットペーパーにリ
サイクルしました。
>>> パンフレット等を、再生紙や環境配慮型インク
(大豆油
インク等)を使用したものに順次切り替えています。
>>> お客さまにお渡しする粗品についても、再生紙で作成
した小型手帳、再利用プラスチックで作られたボール
ペン、サトウキビの搾りかすである非木材繊維(バガ
ス)を活用したティッシュペーパーなど、環境に配慮
した製品を積極的に取り入れています。
名古屋二期会
ビゼー「カルメン」
環境に配慮したパンフレット・粗品の一例
33
三
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東
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グ
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ー
プ
三菱東京フィナンシャル・グループの株式について
上場証券取引所について
株式事務のご案内
三菱東京フィナンシャル・グループの普通株式は日本
決算期
3月31日
国内では東京証券取引所ならびに大阪証券取引所に上場
定時株主総会
6月下旬
配当金受領
株主確定日
利益配当金3月31日
公告掲載新聞
東京都において発行する日本経済新聞
株式事務
取扱場所
株式の名義書換、端株の買取り・買増し
されており、海外ではニューヨーク証券取引所ならびに
ロンドン証券取引所に上場され取引されています。なお、
三菱東京フィナンシャル・グループの優先株式は証券取引
所に上場されていません。
株
式
に
つ
い
て
端株のお取り扱いについて
等の株式事務は名義書換代理人が受付・
取り扱いいたします。
三菱東京フィナンシャル・グループは端株制度適用会社
であります。1株の100分の1の整数倍に相当するものを
名義書換代理人
三菱信託銀行株式会社
端株、この所有者を端株主といいます。端株主は、法律上
同事務取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
株主総会における議決権は与えられていません。また、端
株については端株原簿に記載し、端株券は発行いたしませ
ん。利益配当を受ける権利、新株の引受権等の権利は、端
株主に付与されています。
また、端株は譲渡することができませんので、売却を希
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
同取次所
三菱信託銀行株式会社 国内の支店
お問い合わせ先
郵便物送付先
〒171-8508
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
望される場合は三菱東京フィナンシャル・グループに買取
電話 0120−707−696
りを請求していただくことになります。また、三菱東京
(フリーダイヤル)
フィナンシャル・グループでは端株の買増制度を実施して
いますので、ご所有の端株と合わせて1株となる端株数に
つき買増請求することができます。端株の買取請求ならび
東京都豊島区西池袋一丁目7番7号
お知らせ
に買増請求につきましては、名義書換代理人事務取扱場
株主名簿の住所変更、配当金振込指定・変更、端株買取請求、
所・取次所で受付させていただいています。
端株買増請求に必要な各用紙および株式の相続手続依頼書
のご請求は、
名義書換代理人のフリーダイヤル【0120−86−4490】
で24時間承っていますので、ご利用ください。
ホームページのご案内
ホームページアドレス: h t t p : / / w w w. m t f g . c o . j p
「個人投資家の皆さまへ」を新設
平成16年4月に、三菱東京フィナンシャル・グループのホームページに
「個人投資家
の皆さまへ」というコーナーを新設いたしました。
三菱東京フィナンシャル・グループの決算の概要やグループ各社のトピックス、キャ
ンペーン情報など、個人投資家の皆さまに向けたさまざまな情報を掲載しています。
ホームページに営業報告を掲載
三菱東京フィナンシャル・グループのホームページに、平成16年6
月29日に開催されました第3期定時株主総会における営業報告の内容
を掲載いたしました。第3期の営業の概要について株主総会で報告し
た内容を、総会にご出席されなかった株主さまにもご覧いただけるよ
うにしたものです。
なお、掲載期間は平成16年9月中旬までを予定しています。
34
業務戦略
リテール事業
MTFGグループは、16年2月、日本の金融機関としては初めて世界トップレベルのリテール金融業務を本格的に展開し、
MTFGグループを世界に誇れる日本のリテール金融ブランドとして確立するための「ワープ戦略」
を発表しました。これによ
り、平成18年度末までの3年間で、リテール事業の収益を世界トップレベルにすることをめざしています。
「ワープ戦略」
の実施に向けて、16年4月にはリテール連結事業本部を設置し、東京三菱銀行と三菱信託銀行のリテール部門
三
菱
東
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グ
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プ
を一体化することにより、MTFGグループ戦略の構築・実現、商品開発、キャンペーン、広告・宣伝の一体運営を進めています。
すでに、16年4月以降、住宅ローンでテレビコマーシャルや新聞広告を共同展開しながら、競争力のある「金利優遇統一
キャンペーン」を実施し、成果を上げています。また、個人年金保険の分野では、東京三菱銀行が16年3月に世界有数の保
険会社であるマニュライフ生命保険と資本・業務提携し、三菱信託銀行、三菱証券と投資型年金保険「プレミエール」の共同
販売を展開しており、大変ご好評をいただいています。
一方、銀行・信託・証券の総合金融サービスをワンストップで提供する「MTFGプラザ」を展開しており、所沢の第1号店
に続き、東京三菱銀行、三菱信託銀行の本店に
「本店MTFGプラザ」を開設、さらに平成16年度中に約20カ所を開設する予
定です。
これらの施策に加え、① 業務推進要員を1,500∼2,000人増員、② 16年4月に創設したリテールアカデミーにおけるリ
テールビジネスの担い手の質の向上、③ 50∼100の新規店舗展開、④ ICや身体認証を活用した総合カード展開、⑤16年
業
務
戦
略
3月に資本・業務提携したアコムとの共同によるコンシューマーファイナンスの抜本的強化など、今後も、お客さまにご満
足いただける大胆かつ斬新な事業を展開してまいります。 リテール事業の「ワープ戦略」ビジネスマトリクス
リテール連結事業本部
戦略企画の一本化、商品開発の一体運営、広告・宣伝/キャンペーンの一体運営、
連結ベースの経費削減、コンプライアンス強化、人材交流、等
人員体制
チャネル
商品
広義リテール戦略
大幅増員とリテール
アカデミーによる
抜本的人材強化
総合金融サービスの提供
「時間」と「場所」の
利便性提供
世界トップレベルの
新商品を開発・投入
世界水準のリテール
ビジネスモデルの構築
個人年金保険
お
お
客
さ
ま
担
当
者
客
さ
ま
コ
ー
ル
セ
ン
タ
ー
大
幅
増
員
リ
テ
ー
ル
ア
カ
デ
ミ
ー
●
MTFGプラザ
●
相談特化型新店舗
●
平日夜間・土日対応
●
何でも相談会
●
ローンプラザ
●
ダイレクトチャネル活用
●
コンビニチャネル活用
●
C&C運動*
*C&C運動:Convenient & Comfortable
な店舗づくり
経費
削減
事務要員削減
店舗統廃合、
重複事務の統合
信託融合商品
統
一 投資信託
遺言・
広
不動産
告
・
宣
株式・債券
伝
保険戦略
国際戦略
提携戦略
証券戦略
住宅ローン
総合カード
東京三菱
キャッシュ
ワン
アコム
カード戦略
コンシューマー
ファイナンス戦略
商品の統一による
重複業務の解消
コンプライアンス強化
35
個人のお客さまへの主な商品・サービス(東京三菱銀行)
For Your Life Design
スーパー普通預金
(単位:万件)
12
280
スーパー普通預金残高
6
140
3
70
「メインバンク」総合サービス
お預け入れ金額は50万円相当額以上
で、取り扱い通貨は米ドル・ユーロの2
種類となっています。
えし、お取引内容に応じて、ATM時間外
○
のためのお借り入れなど)
に総合的にお応
加えて、米国銀行子会社である
「ユニオ
ン・バンク・オブ・カリフォルニア」
の米
利用手数料や住宅ローン金利の優遇など
ドル預金口座の開設をお取り次ぎする、
海外口座ご紹介サービス「カリフォルニ
○
ア・アカウント」
もご用意しています。お
申し込みは東京三菱スーパーダイヤル
(0120-508639)
にて承っています。
○
個人年金保険
「ふやす
(資産運用)
「受け取る(年金受
」
取)
「
」のこす
(相続)
」
、それぞれのライフ
ステージでお客さまをサポートする商品
○
商品は大きく2つのタイプを取り揃え
ています。
「投資型年金保険」
は、生命保
イフイベントに対し、キャッシュ・フ
○
○
子さまの教育、老後など、さまざまなラ
です。
険会社が設定した特別勘定で運用し、そ
お客さまの夢を実現するために、「た
の運用成果に応じて、受け取り年金額や
死亡保険金額が変動する商品です
(6社6
商品)。「外貨建定額年金保険」は、払込
める
(貯蓄)
「ふやす
」
(資産運用)
「
」かりる
保険料
(米ドルまたはユーロ)
を確定利回
○
なマネープランをご提案しています。
○
○
(ローン)」を効果的に組み合わせた最適
6,000
○
○
7,000
○
○
8,000
○
るサービスです。
○
9,000
○
ロー分析を通じたアドバイスをご提供す
(単位:億円)
○
○
外貨預金残高(個人)
○
の3大支出といわれる住宅のご購入、お
○
ライフプランニングサービスは、人生
○
○
ライフプランニングサービス
○
○
○
兆3,000億円と順調に増加しています。
○
現在、240万口座を超え、預金残高も約8
○
○
ある
「スーパー普通預金」
は、16年3月末
○
○
開始しましたが、サービスのご利用口座で
○
本サービスは、13年1月に取り扱いを
○
の特典をご提供するサービスです。
業
務
戦
略
○
○
(注)
「スーパー普通預金」
は
「メインバンク」
総合サービスのご利用口座です。
融ニーズ
(資産形成、資産運用、住宅購入
○
16年
3月末
○
15年
3月末
○
0
14年
3月末
○
0
○
○
さまのライフステージごとに発生する金
○
○
「メインバンク」
総合サービスは、お客
○
210
スーパー普通預金
口座数
○
9
お客さまの大切な資産をより有利にご運用いただき、また、住まいに関するプランのお役に
立つよう、お客さまの
『豊かな未来』
をお手伝いする商品やサービスをご提供しています。
○
(単位:兆円)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
豊かな未来を
貨はもちろん円貨でも可能です
(1社1商
品)。
16年
3月末
ご運用に関するプラン
○
○
○
1カ月の据置期間経過後、自由にお引
初の基本保険金額の110%という年金原
資保証機能を備えた投資型年金保険「プ
レミエール」のお取り扱いも開始しまし
個人年金保険
4,500
○
た。今後も商品ラインナップを順次充実
し、お客さまの幅広いニーズにお応えし
ていきます。
株式投信
平成
15年度
替変動リスクを軽減しつつ円ベースでの
○
○
平成
14年度
29種類の投資信託をご用意していま
す。投資対象や運用スタイル別に厳選し
たラインナップとしているほか、異なる
高い運用利回りをめざす商品です。
36
○
○
平成
13年度
投資信託
○
に円償還特約を組み合わせることで、為
0
○
「特約付き外貨預金」
は、外貨定期預金
○
お取り扱いしています。
1,500
○
○
3,000
期」などに加え、「特約付き外貨預金」を
○
○
だける自動継続外貨定期預金「ホット定
○
2,000米ドル相当額以上からお預けいた
○
き出しいただける「外貨貯蓄預金」や、
6,000
○
○
(単位:億円)
命保険との業務提携第一弾として、本邦
○
外貨預金
○
株式投信・
個人年金保険販売額
また16年4月からは、マニュライフ生
○
15年
3月末
○
14年
3月末
○
○
0
りで運用します。年金の受け取りは、外
資産区分で設定したファンドを主要投資
○
○
増改築や改修・修繕資金といったリ
フォームニーズにお応えする
「リフォーム
○
ローン」
などの商品を取り揃えています。
さらには「ゼロ金利時代実感キャンペー
ン」
などの各種キャンペーンを実施し、ご
好評をいただいています。
また、「東京三菱ダイレクト」
と併せて
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
ご利用いただくと、一部繰り上げ返済を
住宅ローン
新規お借り入れ額
電話でお申し込みいただけるなどのサー
ビスもご用意しています。
○
○
○
は16年3月18日に終了しました)。
○
○
4)
」
のお取り扱いも行いました
(募集期間
○
ファンド2004−03
(デュアルステージ
○
○
投資信託商品「U B S 日経平均株価参照
○
○
ドとしてご好評をいただいている単位型
○
16年3月には、リスク限定型のファン
○
ム」などもご利用いただけます。
○
○
減する「MV」
「M・CUBE®投信プログラ
○
対象とし、分散投資によってリスクを低
12,000
○
火災や落雷などによる災害、盗難など
8,000
からご自宅の建物・家財を守る「ホーム
ガード保険」
や、ローンご利用中のお客さ
4,000
○
まが、入院または自宅療養された場合に
0
平成
13年度
お役立ていただける「ローン返済支援保
平成
14年度
業
務
戦
略
平成
15年度
険」
など、住宅ローンのご利用に合わせた
住宅ローン
『ライフデザイン』
」
を中心に、
○
○
利タイプからお選びいただける
「スーパー
○
「変動」
「固定」
「変動
(上限付)
」
の3つの金
○
をご用意しています。
○
○
額、期間に応じてさまざまなローン商品
○
○
お客さまのお借り入れの目的や、金
○
住宅ローン
ホームガード保険・
ローン返済支援保険
16,000
○
○
○
○
○
(単位:億円)
住まいに関するプラン
損害保険をお取り扱いしています。
For Your Smart Life
快適なくらしを
銀行の窓口にお越しいただかなくても、さまざまな方法で商品・サービスをご利用いただ
けるよう、お客さまの『快適なくらし』に役立つサービスをご提供しています。
○
コンビニATM
E-net ATM(E-netマークのあるファ
(単位:万人)
280
ミリーマート、ミニストップ、サークル
○
K、サンクス、スリーエフ、デイリーヤ
マザキ、セーブオン、コミュニティ・ス
○
○
140
トの店舗で利用可能)、ローソンATM、
アイワイバンクATMとの提携により、
70
0
14年
3月末
現在3つのコンビニATMスキームに参加
15年
3月末
16年
3月末
しています。16年3月末現在で、1万
○
5,990台(E-net ATM5,053台、ロー
ATM7,798台)のコンビニATMをご利
○
○
お引き出しや残高照会はもちろん、東
京三菱銀行のカードでのお預け入れやお
○
○
○
10,000
大24時間ご利用いただけます
(アイワイ
バンクATMはお引き出しと残高照会の
み)。今後も、順次設置台数および地域
5,000
0
14年
3月末
15年
3月末
16年
3月末
容の拡充を図ってまいります。
○
○
ようになりました。今後も、サービス内
○
東京三菱ダイレクトの申し込みができる
○
ほか、16年2月からはインターネットで
15,000
振込が、平日、土・日・祝日を問わず最
○
る収納機関のみのお取り扱い)
を開始した
(単位:台)
20,000
用いただけます。
○
象。ただし、東京三菱銀行と契約してい
○
求書などにより通知された各種料金が対
○
(ペイジー)
」
マーク入りの納入通知書・請
コンビニATM設置台数
ソンA T M 3 , 1 3 9 台、アイワイバンク
○
月に各種料金払込サービス(「Pay-easy
○
12月に口座振替受付サービス、16年1
○
インターネットバンキングでは、15年
○
○
にもきめ細かくお応えしています。
○
○
また、資産運用や住宅ローンのご相談
○
ています。
○
約230万人のお客さまにご契約いただい
210
トア、ポプラ、生活彩家、セイコーマー
○
可能なサービスです。16年3月末現在、
○
替、外貨預金、投資信託などのお取引が
○
ド、ボーダフォンライブ!)で振込・振
○
○
電話やインターネット、モバイル
(iモー
○
○
ご自宅やお勤め先、外出先からでも、
○
東京三菱ダイレクト
○
東京三菱ダイレクト
契約者数
の拡大を行っていく予定です。
37
個人のお客さまへの主な商品・サービス(三菱信託銀行)
エクセレント倶楽部会員数
銀行業務と信託業務を併せもつ
「強み」
を生かして、多様化するお客さまの資産運用や財産
管理のニーズに的確にお応えしています。
(単位:万世帯)
28
◆ 会員制サービス「エクセレント倶楽部」
26
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
「エクセレント倶楽部」は、三菱信託銀行と2年以上お取引があるお客さまで、「世帯の
お取引残高が1,000万円以上(普通預金等の流動性預金は対象となりません)」の方を対象
24
に、選りすぐりのサービスをご提供する入会金・年会費無料の会員制クラブです。16年
22
3月末現在、すでに26万世帯を超えるお客さまにご入会いただいています。
じっくりご相談いただける会員専用の「エクセレントロビー」をはじめ、金利や手数料の
0
14年
3月末
15年
3月末
16年
3月末
優遇、会員専用商品「エクセレント倶楽部定期預金」といった金融サービス、相続・遺言に
関するサポートや不動産も含めた資産全体の管理・運用などのご相談まで、信託銀行なら
ではの機能とノウハウを生かしたサービスをご提供しています。
このほか、旅行・レジャー・健康や介護など、豊かなくらしを彩るためのさまざまな
サービスもご用意しています。16年4月には、名医ご紹介サービスや住宅建築代金割引
サービスも加え、さらにメニューが充実しました。
業
務
戦
略
エクセレントロビー
メンバーシップ・サービス
バンキング・プレミアム
来店予約サービス
会員専用テレホンデスク
キャッシュカード盗難保険サービス
定期預金金利優遇
住宅ローン金利優遇
各種手数料優遇
クォリティライフ・サポート
つのサービス
カテゴリー
名医ご紹介サービス
特別限定旅行のご案内
健康・介護サポート
資産管理・プロフェッショナル
相続サポートサービス
不動産サポートサービス
各種相談会・講演会のご招待
*このほかにも、さまざまなサービスを取り揃えています。
◆ 豊富な金融商品ラインナップ
金融商品に対するお客さまのさまざまなニーズにお応えするために、三菱信託銀行で
は、信託銀行ならではの豊富な金融商品ラインナップをご用意しています。
新しい信託商品として
「エクセレントトラスト」
を開発し、投資商品では特色のある投資
○
安定性を重視しつつ、定期預金や国債
以上の利回りを期待されるお客さま、株
式や海外債券などとは異なる運用先への
○
をいただいています。
投資信託
お客さまの多様なニーズにお応えする
ため、29種類の投資信託をご用意してい
ます。また、投資信託や投資に関するさ
○
まざまなテーマの講演会を本支店で数多
く実施し、お客さま向けの情報提供の充
実に努めています。
16年6月には、日本の不動産投資信託
た新しいタイプの運用商品です。
38
○
○
人のお客さまにもご提供できるようにし
○
○
資機会を、信託スキームの活用により個
○
ローン債権などのクレジット資産への投
○
家の間で人気が高いリース債権、自動車
○
○
「エクセレントトラスト」は、機関投資
○
○
エクセレントトラスト
○
○
○
利定期預金です。
○
○
間3年または5年の元利金保証の固定金
○
に有利な金利を適用した、お預け入れ期
資産分散をお考えのお客さまに、ご好評
○
し、会員向けの通常の優遇金利よりさら
○
○
クセレント倶楽部会員のお客さまに限定
○
○
「エクセレント倶楽部定期預金」は、エ
○
エクセレント倶楽部定期預金
○
信託や個人年金保険のお取り扱いを追加するなど、ラインナップの充実に努めています。
(J-REIT)
を投資対象とする「三菱信Jリー
○
○
株式投信・
個人年金保険販売額
住宅ローン
住宅ローン「5サインα」は、金利動向
○
を見ながら、またライフスタイルに合わ
(単位:億円)
4,000
せて、固定金利もしくは変動金利を何度
でも自由に選べるのが特徴です。
個人年金保険
3,000
株式投信
エクセレント倶楽部会員のお客さま
○
表者のお子さま・お孫さま、その配偶者
の方も金利優遇サービスの対象となり
○
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
1,000
0
平成
13年度
ます。
平成
14年度
平成
15年度
○
また、三菱信託銀行グループの三菱信
不動産販売が仲介する物件をご購入され
る場合にも優遇金利の適用となります。
(注)
複数の住宅ローン金利優遇制度は併用できません。
社1商品)
を取り扱っています。
○
○
より保証される「外貨建定額年金保険」
(1
○
○
かつ外貨建ての受取年金額は保険会社に
○
め、外貨建てで長期間固定して運用し、
○
る「変額個人年金保険」(4社5商品)をはじ
○
○
とがあった場合には死亡保障が受けられ
2,000
には金利優遇のサービスがあり、会員代
○
してお受け取りができるほか、万一のこ
○
用期間終了後に運用実績に応じて年金と
○
保険会社が主に投資信託で運用し、運
○
○
個人年金保険
○
○
○
扱いを開始しました。
○
リート・オープン
(毎月決算型)
」のお取り
○
○
産投資信託を投資対象とする「ワールド・
○
トオープン
(3カ月決算型)」、世界の不動
◆ お客さまのニーズに応じた資産の管理・運用サービス
業
務
戦
略
三菱信託銀行では、お客さまの大切な資産の管理・運用から資産承継
(相続・贈与)
、不
動産の売買に至るまで、信託銀行ならではの機能をフルに活用したコンサルティングサー
「老後の財産管理を安心して任せたい」
「家族のために生活資金、教育費、療養
○
費などを用意したい」というニーズにお
応えします。
>> 株式処分信託
上場企業オーナーが資産管理会社を通じ
○
て保有する自社株を、インサイダー取引や
遺言信託(執行付き)
受託件数
相場操縦の問題を回避しつつ売却していき
たいとのニーズに対応した商品です。
>> 有価証券管理信託
(単位:件)
9,000
お客さまに代わって有価証券の配当金
等の受け取り事務を行うなど、長きにわ
8,000
たって管理を行う商品です。
○
個人のお客さま向け不動産業務
お客さまの不動産のご購入・ご売却か
7,000
ら有効活用や資産計画のご相談まで、お
6,000
0
14年
3月末
15年
3月末
16年
3月末
○
客さまの幅広いニーズに沿ったサービス
をご提供しています。
本支店では、不動産に関する講演会・
相談会・住宅フェアを開催するなど、お
客さまの不動産に関するご希望を実現す
る機会をご用意しています。
なお、お住まいの売買に関しては、三菱
○
信託銀行グループの三菱信不動産販売とと
もに、豊富な物件情報の提供から、契約締
結・物件受け渡しまで、経験豊かなスタッ
オーダーメード型の信託商品です。
○
○
わせた「 特約」 を設定することができる
○
的に運用しつつ、お客さまのご要望に合
○
お客さまから信託されたご資金を安定
○
○
>> 生前贈与信託「パーソナルトラスト」
○
○
オーダーメード型信託商品のご提供
○
○
○
ただきます。
○
○
するスタッフが親身にお手伝いさせてい
○
かして、財務コンサルタントをはじめと
○
言信託(執行付き)受託の実績と経験を生
○
○
お手続きまで、信託銀行業界No.1の遺
○
○
言書の保管、さらには執行・遺産整理の
○
するために、遺言に関するご相談から遺
○
切なご資産を次の世代にしっかりと承継
○
○
お客さまのお考え・かけがえのない大
○
○
遺言信託・遺産整理業務
○
○
○
た、コンサルティングサービスです。
○
○
行として長年培ったノウハウを駆使し
○
資産運用、不動産、相続など、信託銀
○
めのお手伝いをするものです。
○
○
客さまがプランを判断し実行していくた
○
○
のためのプランを検討するとともに、お
○
をトータルに分析、資産運用や資産承継
○
ランニング)は、お客さまの資産の現状
○
○
資産承継プランニング(エステイトプ
○
○
資産承継プランニング
○
ビスをご提供しています。
フがトータルにお手伝いします。
39
○
○
バイルバンキング、二次元コードを使っ
た携帯決済サービス、携帯電話をキャッ
シュカードとして利用するサービスなど
○
で、平成16年度から一部試行を開始し
ています。先進技術を生かして「携帯電
話をお客さまの一番身近な銀行の窓口に
ローンの金利優遇統一キャンペーンを実
すること」をめざしてまいります。
○
まもなくインターネット上に
「MTFGプラザ」を開設
東京三菱銀行では、インターネット上
○
でお客さまが複数の金融機関(銀行、証
券会社、クレジットカード、保険)のお
取引状況を一覧できる「金融ワンストッ
プサービス」
(アカウントアグリゲーショ
を実感していただいています。
ンサービス)の準備を進めています。
お振込などこれまでの金融取引を便利
プの豊富な商品・サービスのご案内や、
○
○
○
○
○
にご利用いただけるほか、MTFGグルー
資産の運用シミュレーション機能などを
ご提供する
「一歩進んだ金融サービス」
を
ぜひご体験ください。
して、
「ワールド・リート・オープン(毎
○
○
MTFGグループ3社共通商品の第一弾と
○
○
行、三菱証券は、投資信託に関する
○
16年6月、東京三菱銀行、三菱信託銀
○
インターネット上の「MTFGプラザ」
(現在作成中のサンプル画面)
MTFGグループ共通商品
「ワールド・リート・オープン」の
取り扱いを開始
○
○
○
業
務
戦
略
○
○
すでに多くのお客さまにそのメリット
○
○
を統一して共同展開しています。
○
で、東京三菱銀行と三菱信託銀行で金利
○
大変魅力のある低金利に設定したうえ
○
○
(3年、5年、10年)
の適用金利水準を、
○
○
が高い、住宅ローンの当初固定金利期間
○
本キャンペーンでは、お客さまの関心
○
施しています。
○
○
携帯電話新サービス
○
○
のお申し込みは3月まで)の期間、住宅
○
16年4月から17年4月まで
(お借り入れ
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
○
ン商品の共同業務推進の第一弾として、
○
○
東京三菱銀行と三菱信託銀行は、ロー
○
○
住宅ローンの統一キャンペーンを
実施
○
トピックス
○
「お手伝いさん」
(遺産整理事務代行
業務)のサービスを開始
16年7月、三菱信託銀行では、相続発
生後の名義書換などの事務を代行する
○
「お手伝いさん」
(遺産整理事務代行業務)
の取り扱いを一部店舗で開始しました。
本サービスは、相続発生後に必要とな
る
「遺産の調査」
「財産目録の作成」
「遺産分
○
割協議」
「 遺産の名義書換」
「 相続税の申
告・納付」といった一連の諸手続きのう
ち、
「金融資産・不動産等の名義書換等の
煩雑な手続きを代行」
し、ご相続人のご負
ロードアプリケーションによる新しいモ
40
○
○
準備しています。具体的には、ダウン
○
○
した、便利で安全性の高い新サービスを
○
に、お客さまがおもちの携帯電話を活用
○
携帯電話端末の高機能化と普及を背景
○
○
携帯電話の新サービスを開始
○
○
○
け取りになれる商品です。
○
す。また、原則として毎月分配金がお受
○
○
投資することで、リスクの分散を図りま
○
○
世界の不動産投資信託
(リート)
に分散
○
月決算型)
」
の取り扱いを開始しました。
○
煩雑な相続手続きをお手伝い
担を軽減する新しいサービスです。
法人事業
コア・コンピタンスを最大限に発揮∼「銀・信・証」の融合
お客さまのニーズが一段と高度化・多様化し、規制緩和の流れが加速するなかで、MTFGグループが有する5つの経営資源
(コア・コンピタンス)、具体的には
①グループ内に銀行・信託・証券の機能をフルラインで装備
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
②邦銀随一の海外拠点網
③健全な財務内容に裏打ちされた低コストかつ多様な資金調達力
④金融法人、公共法人のお客さままで幅広くカバーする良質な営業基盤
⑤優れたIT開発力
を最大限に発揮して、連結収益の極大化をめざします。グループにおける銀行・信託・証券の機能を融合することにより、
さまざまな商品・サービスをお客さまに一体的に提供します。
◆企画機能の一元化
連結一体経営を企画・推進・管理する組織として
「法人連結事業本部」
を設置し、グループの企画機能を一元化しています。
戦略立案・資源配分の機能を集中することで、戦略実現のスピードアップとフルライン機能の有機的な統合を推進します。
業
務
戦
略
◆セグメント別戦略の明確化
お客さまの成長ステージや金融ニーズに応じた戦略分野、チャネル・手法をより明確化して、セグメントごとに異なるビジ
ネスモデルでお客さまとのお取引を推進します。また、上場・大企業のお客さまとのお取引で培ったノウハウや磨き上げた
商品力を中堅・中小企業のお客さまとのお取引に伝播・共有、応用していくことにより、グループ全体の競争力強化、収益
力の向上をめざします。
◆PO*・証券機能の強化
グループ各社にまたがるシンジケート・ローンや不動産ビジネスなどのPO・証券機能を集中して、商品開発力・提案力を
強化します。また、ソリューション企画・提案書作成、お客さまへの提案活動を行います。
*PO(プロダクト・オフィス):金融商品の開発・供給を担当する部署。
法人事業の全体戦略イメージ
投資銀行業務
証券業務
信託業務
東
京
三
菱
銀
行
「銀・信・証」一体感のあるソリューション提供
企業価値向上・財務効率化・グローバル展開強化へ対応
海
外
人
材
交
流
三
菱
信
託
銀
行
お客さま
セグメント
商業銀行業務
法
人
連
結
事
業
本
部
不動産ビジネス
(証券化・流動化)
● 証券代行
● 企業年金
●
デリバティブ
●
デット・エクイティ
ファイナンス
● M&A
●
証券化
●
シンジケートローン
市場誘導ビジネス・証券仲介
●
企業再生ビジネス
● 自己投資ビジネス
●
●
事業・オーナー・従業員の幅広いニーズへきめ細かく対応
不動産ビジネス(仲介)
証券代行(IPO)
●
小規模年金
“Global
Partner”
グローバルサービス
●
プロセシングビジネス
● 買収ファイナンス
●
株式公開(IPO)
証券化
●
M&A
●
デリバティブ
●
●
●
●
●
●
●
●
●
海外進出支援
事業・資産承継
職域取引
ス
キ
ル
・
ノ
ウ
ハ
ウ
の
伝
播
上場・
大企業
中堅企業
シンジケート・ローン
市場誘導ビジネス・証券仲介
貸出・決済・事業活動ニーズへ迅速に対応
●
三
菱
証
券
●
不動産ビジネス(仲介)
証券代行(IPO)
●
小口デリバティブ
融活力・SLローン等
メインバンク・パッケージ
SQUET/BizSTATION
● TKC戦略経営者ローン
●
●
中小企業
●
41
○
邦銀随一の海外ネットワークを活用し
たグローバルサポート体制や優位なクレ
を見せ、また高度化しています。こうし
○
ジットテイク力を生かした資金調達メ
ニュー、豊富な経験と実力に基づいた事
業拡大・再生へのアドバイスなど、
MTFGグループのノウハウを結集した金
○
Global Partner戦略
○
し、お客さまの「企業価値の向上」
のお役
融サービスを提供してまいります。
○
に、総合アドバイス力・提案力を強化
○
「グローバル・証券・信託」
をキーワード
○
○
たお客さまのニーズにお応えするため、
○
○
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
○
速しており、そのニーズは一段と広がり
○
リム化、海外展開などへの取り組みを加
○
○
スでの事業再編や、バランスシートのス
○
上場・大企業のお客さまは、連結ベー
○
上場・大企業のお客さまへのサービス
○
金融サービスへの感度が高く、ニーズ
の広がりが大きい日本の代表的な企業の
お客さまに対して、銀行・信託・証券の
融合アプローチによる新たな価値の提供
をめざすGlobal Partner戦略を展開し
ます。
お客さまの高度かつ多様なニーズに的
確にお応えするため、RMとPOを一体と
○
したチームアプローチで対応します。
トップマネジメントがイニシアチブを取
り、ニーズ先取り型の提案型営業を展開
します。グローバル市場で培ったノウハ
ウも生かし、MTFGグループであればこ
その、「銀・信・証」を融合した金融ソ
○
○
○
ます。
○
信託機能を駆使したサービスをご提案し
○
じめとした各種コンサルティングなど、
○
○
をご提供するほか、年金制度の変更をは
○
本政策アドバイス、証券化等のサービス
○
務諸表の総合的な分析を行うなかで、資
○
○
お客さまのバランスシートを中心に財
○
○
○
を生かします。
○
能をフルラインで装備するMTFGの強み
業
務
戦
略
○
り、グループ内に銀行・信託・証券の機
○
○
の機能を融合し最大限発揮することによ
○
○
取引方針に基づき、グループ各社が個々
○
法人連結事業本部のもと、統一された
○
○
に立ってまいります。
リューションを提供してまいります。
Global Partner 戦略のイメージ
お客さま
トップマネジメント
RM
企業価値向上を
支援
PO
Global
海外戦略サポート
Global Network/GCMS等
証
券
資本政策/事業戦略
エクイティ業務/M&A/証券化等
信
託
バランスシート再構築
不動産流動化/年金制度変更等
マッチングなども引き続き推進します。
また、企業のお客さまのみならず、
オーナー・従業員のニーズに対しても
ベストソリューションを提供する三位
一体取引を推進します。オーナーの事
業承継・資産承継等のニーズ、従業員
の住宅ローン等のニーズにきめ細かく
めざしており、お客さま同士のビジネス
42
○
○
業拡大のお手伝いもできるパートナーを
○
まのニーズにお応えしてまいります。事
○
○
していくことにより、中堅企業のお客さ
○
○
託業務のノウハウ・商品力を最大限提供
○
客さまとのお取引で培った投資銀行・信
○
○
サービスはもとより、上場・大企業のお
○
○
預金、為替、融資取引といった商業銀行
○
中堅企業のお客さまへのサービス
対応します。
中小企業のお客さまへのサービス
○
○
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
営支援サービス)
を提供する「融活力パッ
ケージ」
を発売し、ご融資以外の金融ニー
ズにも幅広くお応えしています。
○
○
お取引チャネルの強化
お取引チャネルでは、中小企業向けの
中核商品である「融活力」
を、ダイレクト
○
○
○
○
資金を無担保で最長7 年ご融資する
チャネルに加え、全国115の法人拠点
でご提供できる体制としました。
業
務
戦
略
ダイレクトチャネルと支社チャネルに
加えて、TKC全国会との提携をはじめ
○
○
とするアライアンスにより、お客さまか
らのアクセスチャネルを充実させ、中小
企業のお客さまにとって身近な銀行をめ
ざしてまいります。
○
○
中小企業部の設立
こうした商品ラインナップやアクセス
チャネルの充実などの中小企業のお客さ
○
○
まとのお取引の拡大に向けた取り組みを
より機動的にかつきめ細かく実施してい
くため、東京三菱銀行では15年10月
中小企業向け貸出実績
に中小企業部を設立しました。従来、複
○
数の部署に分かれていた施策立案・商品
(14年3月貸出平残 =100)
開発機能を一元化し、中小企業のお客さ
115
まに特化した取り組みを行うことで、今
110
後もお客さまのさまざまなニーズにお応
105
えしてまいります。
100
15年3月
「融活力」
発売
15年10月
中小企業部
設立
ンサルティングが運営する会員制総合経
○
○
スクエア)」
( =ダイヤモンドビジネスコ
○
○
キング)、「SQUET(東京三菱ビジネス
○
BizSTATION」
( =インターネットバン
○
て、「融活力」
( =ご融資)、「東京三菱
○
○
中小企業のお客さまのニーズに対し
○
する」
「経営上の問題を解決する」という
○
また、「資金を調達する」
「資金を決済
○
を実現しています。
○
○
る無担保でのお取引の拡大と迅速な審査
○
モデルにより、ご融資や貿易金融におけ
○
ベースとした統計的手法を活用した審査
○
した審査ノウハウや企業の倒産データを
○
○
「融活力」
については、これまでに蓄積
○
ナップの充実に努めています。
○
ニーズにお応えできるよう商品ライン
○
など、中小企業のお客さまの多様な資金
○
○
「TKCクリニック開業ローン」
を発売する
○
付きローン「SLローン」、16年3月には
TKC全国会との提携により診療所の開業
○
○
万円からお取り扱い可能な金利キャップ
○
ンジした
「ABローン」
、11月には1,000
○
セットバックCPを中小企業向けにアレ
○
に発売したほか、6月には大企業向けア
○
○
要のビジネスローン
「融活力」
を15年3月
○
融資商品では、無担保・第三者保証不
○
商品ラインナップの拡充
○
東京三菱銀行では、中小企業のお客さまとのお取引を積極的に拡大すべく、
「スピード」
と
「Face to Face」
を基本として、融資商品や金融サービスの多様化、お取引チャネルの充
実、それらを推進する本部組織の改正に取り組んでいます。邦銀随一の海外ネットワークを
活用したグローバルサポート体制や優位なクレジットテイク力を生かした資金調達メ
ニュー、豊富な経験と実力に基づいた事業拡大・再生へのアドバイスなど、MTFGグルー
プのノウハウを結集した金融サービスを提供してまいります。
95
90
投資銀行業務
○
お客さまの資金調達における調達コスト
14年
9月
15年
3月
15年
9月
16年
3月
(注)
年商30億円未満の健全先に対す
る貸出。
削減・金利上昇リスクヘッジ、低金利時
代における運用パフォーマンスの向上と
いったさまざまな財務上のニーズに対応
すべく、各種スキームのご提案のほか、
デリバティブを内包した預金商品やロー
ン商品をご提供しています。また、信託
財務パフォーマンスの向上としては、
○
○
いします。
○
マンスの向上・リスクヘッジをお手伝
○
○
さまの財務・事業にかかわるパフォー
○
○
を開発・提供することを通じて、お客
○
るさまざまなデリバティブ(派生)商品
○
○
金利・通貨あるいは商品等に関連す
○
○
デリバティブ業務
14年
3月
機能を活用した、社債等の債務の実質的
43
○
ストラクチャード・ファイナンス業務
○
○
ディフィーザンススキームのご提案も
金銭債権の流動化
(信託方式)受託残高
商品価格変動リスクをヘッジする「コモ
○
インフラ整備、資源開発などに広く活
用されているプロジェクト・ファイナン
スをはじめ、リース関連ファイナンス、不
4.5
ディティ・デリバティブ」や、天候によ
動産ノンリコースローン、企業買収ファ
ジする
「天候デリバティブ」といった商品
1.5
を取り扱っています。
イナンスなど、キャッシュ・フローに基
づいたファイナンスを幅広い分野におい
てご提供し、フィナンシャル・アドバイ
○
○
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
○
3.0
○
るお客さまの事業収益変動リスクをヘッ
○
○
住宅ローン債権
○
○
その他
○
事業リスクヘッジとしてはさまざまな
6.0
○
(単位:兆円)
○
行っています。
*日本信託を含まず。
流動化業務
○
16年
3月末
お客さまの資産(金銭債権、不動産な
ザーや幹事行としての革新的な金融サー
ビスが国内外で高い評価を得ています。
平成15年度は、プロジェクト・ファ
イナンス業務において専門誌からMTFG
○
○
○
○
としてグローバル部門主幹事実績で8位
にランクされ、さらにD e a l o f t h e
Yearを多数受賞しました。国内におい
ては、平成15年度末現在上場している
REIT(不動産投資信託)全12件のうち7
○
件で関連ローン組成主幹事を務めたほ
か、本邦最大のLBO(企業買収)案件で
主幹事を務めています。さらにPFI 案件
でも着実に実績を積み上げています。
○
シンジケート・ローン業務
M T F G グループではコーポレート・
ファイナンスの中核手段としてシンジケー
○
ト・ローン・ビジネスを強化拡充してい
ます。MTFGグループ内でのコモンキッ
チン化、経営資源の戦略的な重点投入を
図るとともに、充実した海外ネットワー
○
クや三菱証券との協働といったMTFGグ
ループの強みを生かし、お客さまのニー
ズに丁寧に対応することで、「取引先、
投資家の双方から圧倒的な信頼を得るシ
○
分散したCMBSやCMBLの発行実績も
○
○
数の不動産流動化案件を束ねてリスクを
○
か、開発案件にも積極的に取り組み、複
○
流だった、所有不動産の売却型案件のほ
○
○
まのニーズにお応えしています。従来主
○
○
連携して、多様な物件を対象に、お客さ
○
不動産の流動化では、グループ各社が
○
界トップクラスの実績を上げています。
○
○
託残高が約4兆円で邦銀信託2位と、業
○
○
中心に流動化業務に取り組んでおり、受
○
た、三菱信託銀行においては信託方式を
○
でも最大級の実績を上げています。ま
○
○
取残高が約3兆円と、邦銀トップ、世界
○
○
トバックCP(ABCP)による金銭債権買
○
三菱銀行は日・米・欧の3極でのアセッ
○
に応じた商品設計を行っています。東京
○
○
支払事務効率化など、お客さまのニーズ
○
○
ランス、また、企業グループ間での手形
○
ス債権などを対象に、資金調達やオフバ
○
ンジケーション・ハウス」
をめざします。
本年6月には、東京三菱銀行内のシンジ
ケーション室を部に格上げしました。
また、欧米、アジアでも積極的に業務
○
○
客さまのニーズにお応えしていきます。
○
○
商品、スキームにも挑戦し、引き続きお
○
また、知的財産権などの新たな分野や
○
○
あります。
○
○
○
ABCP発行残高
ジャーリーグテーブルでは全世界で12位
と欧米銀行のなかで健闘しています。
○
4
欧州
を展開し、平成15年暦年ベースのアレン
○
(単位:兆円)
○
米州
○
○
3
○
日本
債券関連業務
国内外のお客さまが発行する債券の管
理業務・事務代理業務を行っています。
○
○
○
2
平成1 5 年度は、国内公募債・国内
0
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
16年
3月末
○
○
○
○
1
私募債・日系外債合わせて1,118件/
52,917億円(公募・私募・日系外債・
公共債すべて合算)の代表債券管理会社
または財務代理人に就任し、トップクラ
○
○
○
●中国商品開発室を上海支店に
開設
東京三菱銀行は、16年6月に中
国金融当局から外資系金融機関
として初めてデリバティブ業務
のライセンスを取得しました。
それに合わせて、中国に進出し
ているお客さまの金利・為替等
のさまざまなリスクヘッジ・リ
スク管理ニーズにお応えすべ
く、デリバティブの専門家部隊
である「中国商品開発室」を上海
支店に開設しました。今後は経
験豊富なセールス担当者が常駐
し、邦銀随一の海外ネットワー
クや高い情報収集力を駆使し、
中国国内において、運用商品の
提供や効率的な資金調達をはじ
めとしたサービス提供力の拡充
をめざします。
また、リスク管理やインフラ整
備も並行して進め、引き続き日
本企業の進出が著しい中国にお
いて、お客さまのニーズに沿っ
た幅広い金融商品をご提供して
まいります。
権の流動化では、手形、売掛債権、リー
○
業
務
戦
略
の効率化をお手伝いしています。金銭債
○
●信託方式による「事業証券化」
国内第1号
三菱信託銀行は、
企業の事業収益
を担保に証券化を行い資金調達に
対応する「事業証券化」スキーム
について、
信託方式では国内第1
号となる案件を受託しました。
本案件は、
企業再生に関連して証
券化が利用された点で注目されて
います。MTFGグループでは、こ
のような信託機能を活用すること
で、引き続き、事業証券化と企業
再生という新たな分野での先駆者
をめざすとともに、
事業の再構築
やバランスシートの改善といった
ニーズへのご提案など、
総合金融
サービスのさらなる展開に向けて、
取り組んでまいります。
○
○
ど)の流動化を通じて、資金調達と財務
○
15年
3月末
○
14年
3月末
○
13年
3月末*
○
○
0
44
スの実績を残しました。
○
○
た。また、現在拡大中の公共債発行市場
○
(財投機関債・政府保証債)
においては、
57件/29,011億円の代表受託会社に
就任、金額ベースで市場の30%のシェ
億円(同1,958億円)と大幅に増進しまし
○
○
967件(前年度563件)、発行額3,557
○
商品ラインナップを充実し、起債件数
○
行保証付私募債の取り扱いを始めるなど
○
○
なかでも私募債は、定時償還型の銀
アを獲得しました。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
○
○
外国為替業務
外国為替取引は、お客さまの一つひと
○
つの販売契約や購入契約に基づく、クロ
スボーダーの決済取引ともいえます。東
京三菱銀行では、強みである「Face to
Face」の事務サポートサービスを従来
○
以上に充実させるとともに、豊富な外国
為替関連商品をご提供することで、お客
さまの決済事務の効率化や外貨資金の
業
務
戦
略
集中管理等を支援させていただきま
○
す。その一環として、国内主要拠点に常
駐する市場業務の経験豊富な為替のプロ
フェッショナルが、為替相場・リスク
ヘッジといったさまざまなニーズにお応
○
えすべく、総合的なアドバイスを実施し
ています。
さらに、グローバルに活躍されるお客
○
さまの外国為替関連業務については、世
界44カ国に邦銀随一の海外ネットワー
クを有する東京三菱銀行が積極的にサ
ポートします。各国事情に精通した専門
○
スタッフ、ならびに、関連会社東京リ
サーチインターナショナル(T R I )を通
じ、「国際業務のワンストップ・サービ
スセンター」として国内外一体でのサー
○
ビスをご提供しています。資金の調達・
運用、為替リスク軽減のための最適な
ヘッジ手法の提案はもとより、各種セミ
ナーの積極的な開催により、海外進出に
○
際して不可欠な現地情勢や規制等の情報
提供などの支援も行っています。また、
海外現地法人の財務効率化や事業再編、
○
クロスボーダーの資金効率化といったス
キームについても、各社事業戦略に合わ
せたオーダーメードのベストソリュー
ションをご提案しています。
案しています。
○
○
○
ドバイザリー・サービスとともにご提
○
○
ションをご用意し、付加価値の高いア
○
どを実現する、さまざまなITソリュー
○
海外の現地法人の効率的な資金管理な
○
○
このほか、外国為替業務の効率化や
○
○
いており、ご好評をいただいています。
○
企業のお客さままで幅広くご利用いただ
○
さまから、グループ企業2∼3社の中堅
○
○
数が100社を超える超大手企業のお客
○
企業内銀行システムです。グループ会社
○
算、支払代行などの機能を備えた最新の
○
○
は、グループ企業内の貸借管理、金利計
○
○
「トレジャリーステーション- W e b 」
○
などのご相談をお受けしています。
○
入によるグループ会社の連結管理の方法
○
○
る事務コスト削減の方法や、連結会計導
○
○
理・人事などの間接業務のスリム化によ
○
最近、多くの法人のお客さまより、経
○
のソリューションをご提供しています。
○
○
のお客さまに、IT技術を活用した数多く
○
○
財務・資金・経理の効率化をめざす法人
○
ITソリューション業務の展開
○
○
○
取引メニュー拡充を進めてまいります。
○
為替取引など東京三菱BizSTATIONの
○
のニーズにお応えするため、今後も外国
○
○
す。東京三菱銀行ではこうしたお客さま
○
○
ターネットの活用は着実に拡大していま
○
より、企業のビジネス活動においてイン
○
ブロードバンドの浸透やIT化の進展に
○
○
ています。
○
○
を抱えるお客さまにもご好評をいただい
○
与振込サービスが追加され、大量の振込
○
てまいりました。本年5月には総合・給
○
○
の販売開始以降急速に利用者数を伸ばし
○
○
利便性と安全性を評価され、14年10月
○
サービス東京三菱BizSTATIONは、その
○
法人のお客さま向けインターネット
○
○
東京三菱BizSTATIONに「総合・給
与振込サービス」を追加
○
IT、外国為替業務
45
証券代行業務
0
12年 13年 14年 15年 16年
3月末 3月末 3月末 3月末 3月末
●I T 投資
三菱信託銀行では、株主総会の
I T 化への対応など、従来以上に
質の高いサービスを提供するた
めに継続的なシステム投資を
行っています。
これにより、直近では株主さまの
データや議決権行使書集計デー
タのインターネットによる還元
等が可能になりました。
業
務
戦
略
株
式
の
発
行
会
社
株式事務代行委託契約
各種コンサルティング
サービス
証券代行業務
証券代行業務は、商法上の名義書換代
三
菱
信
託
銀
行
国
内
本
支
店
証
券
代
行
部
・名義書換請求など
・各種届け出
・手続き完了株券など
・諸届けの受理通知
・配当金などの支払い
株
主
株主総会
招集通知/決議通知
コンサルテーションサービス
理人として発行会社に代わり株式の事務
>> 商法改正への対応
13年10月以降の一連の商法改正は
を行う業務であり、その業務内容は、
①株式の名義書換
②株主名簿および実質株主名簿の作成
株式の実務においても大きな影響を与
えるものです。今後も株券不発行制度
③株主総会関係書類の封入・発送
や電子公告制度等の導入が予定されて
おり、企業の株式実務ご担当者には、
これまで以上に高い知識と経験が求め
られています。
一方、公開企業数の増加とともに、株
○
式実務に精通した専門家の不足が指摘さ
れています。
三菱信託銀行では、お客さまを支援す
るため、これまでの株式実務ご担当者レ
○
ベルのみならず、経営トップ向けの勉強
会を開催するなど、株式法務のプロによ
るアドバイスやコンサルテーションを一
○
層強化しています。
>> 国内外投資家との対話促進への対応
株主重視の経営に関心が高まるなか、
○
の社会的責任を求める声も確実に強まっ
○
もたらす一方、最近では公開企業として
○
人材の確保・資金調達の多様化」などを
○
○
株式公開は、「信用力の強化・優秀な
○
株式公開の支援
外国人株主の持株比率が高い上場企業を
○
はじめとして、議決権行使促進のため
に、投資家と積極的に対話を行う動きが
高まっています。
三菱信託銀行では、I R 、コーポレー
○
ト・ガバナンスの先進国である米国など
の動向に詳しい専門家を業務顧問に迎
え、実務直結型のコンサルテーション
○
サルテーションを実施しています。
46
○
審査の専門家である業務顧問によるコン
○
○
などのアドバイスを行うとともに、上場
○
行等)
○
③商法実務(定款整備、新株予約権発
○
○
②公開に向けた経営戦略の構築
○
○
①資本政策策定に関するご相談
○
まに対して、
○
三菱信託銀行では公開をめざすお客さ
○
○
ています。
○
●『経営戦略としての IR』
ここ数年の投資家層や資本市場
を取り巻く環境の変化に対応す
べく、実務的なIR活動の基本か
ら最近のIR動向までをカバーし
た1冊です。
○
○
○
など、多岐にわたっています。
○
○
る新株の発行
○
⑦株式分割・新株予約権の行使等に係
○
⑥単元未満株式の買取・買増
○
○
⑤配当金の計算・支払い
○
○
通知の送信、議決権行使結果の集計
○
④インターネットによる株主総会招集
○
○
●『株主総会実務なるほどQ&Aー
平成 16 年版ー』
一連の商法改正をふまえた定款変
更モデルや実務対応等を中心に
Q&A方式で解説。株券不発行制
度などの今後予定されている商法
改正や
「会社法制現代化」
について
も、現在公表されている内容に基
づき収録しています。
証券代行業務取り扱いの仕組み
○
0
○
250
○
250
○
500
○
500
○
750
○
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
管理株主数
○
750
公開企業と公開予定企業をトップクラスの株式実務でバックアップ
三菱信託銀行の証券代行業務は、充実したコンサルテーションサービスと高度にシステ
ム化した確実な事務処理能力により、発行会社から高い信頼をいただいています。新たに
公開をめざす企業は増える傾向にあり、三菱信託銀行では会社法務と株式実務のプロが、
お客さまからのご相談を受け、公開に向けての資本政策をはじめとした公開準備作業、株
式実務に対するきめ細かいアドバイスを行っています。一方、すでに株式を公開している
お客さまに対しても、一連の商法改正に関連したアドバイスを行うとともに、株式実務へ
の対応についての研究会などを重ねています。また、IR、コーポレート・ガバナンスに
対するコンサルテーションも活発に行っています。
○
1,000
○
(単位:社)
受託会社数
○
(単位:万名)
1,000
○
受託会社数・管理株主数
サービスを展開しています。
不動産業務
不動産の分譲・仲介実績額
MTFGグループでは、連結経営の強化に伴い、グループ内の不動産情報を集約し、不
動産固有業務や証券化等不動産ファイナンスのノウハウの融合を行うべく、三菱信託銀行
に不動産オリジネーション部を設置し、お客さまに最適な提案を行う体制を整えています。
三菱信託銀行は、金融機関としての確かな分析力と不動産のエキスパートとしてのノウ
ハウ・実績をベースに、「購入・売却」
「流動化・証券化」
「不動産投資」
「評価」
「減損会計対
応」
「土壌汚染対応」
「有効利用」
「不動産管理の効率化」など、お客さまの幅広いニーズにお
応えしています。
また、三菱信託銀行本支店および三菱信不動産販売(三菱信託銀行連結子会社)の店舗
ネットワークにより、大型事業用案件から一戸建て住宅・マンションまで幅広くお取り扱
いしています。
(単位:億円)
6,000
4,500
3,000
0
平成 平成 平成 平成 平成 平成
10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度
不動産カストディ
受託実績額(累計)
経営戦略は「不動産」戦略の時代に—流動化・証券化手法を駆使した仲介サービス
「減損会計」への対応など、法人のお客さまにとって「不動産」は重要な経営課題のひとつとなってい
ます。三菱信託銀行は、お客さまの財務状況等を十分に把握したうえで保有不動産の処分・活用等に
よるB/S、P/L改善のご提案をいたします。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
1,500
(単位:億円)
24,000
18,000
B/S
P/L
販管費の改善が必要
↓
プロパティ・マネジメントに
より、社屋等本業に係る資産
の管理コストを適正化
有利子負債の
削減が必要
↓
売却・不動産証券化
で返済原資確保
ROAの改善が必要
↓
売却・不動産証券化
による総資産圧縮
資産
負債
社債償還資金の
確保が必要
↓
売却・不動産証券化
で償還資金確保
新規投資のための
資金が必要
↓
売却・不動産証券化
により、投資資金を
確保
資本
減損会計への
対策が必要
↓
簡 易 評 価による減
損の判定、バリュー
アップ・コスト適 正
化による資 産 価 値
向上や、売却・不動
産 証 券 化による早
期かつ 計画的対応
を実施
退職給付債務の
積立不足へ対策が
必要
↓
売却・不動産証券化
で不足資金を確保
売上
売上原価
××
××
粗利益
販売管理費
××
××
営業利益
営業外損益
××
××
経常利益
特別利益
特別損失
××
××
××
当期利益
XX
12,000
業
務
戦
略
6,000
本業支援のための
安定収益確保
↓
有効活用や総合コン
サルティングにより、
低 稼 働・遊 休 不 動 産
のコスト削減・収益確
保を実現
0
12年 13年 14年 15年 16年
3月末 3月末 3月末 3月末 3月末
特別利益発生への
対策が必要
↓
不動産証券化や売却
により、含み損を実現
特別損失発生への対策が必要
↓
不動産総合コンサルティング
により、老朽建物や土壌汚染
に関する将来リスクを排除
資本の増強が必要
↓
売却・不動産証券化
で不動産の含み益
を実現
ご提案例
(お客さまのニーズ)
(三菱信託銀行のご提案)
○
○
で幅広いサービスをご提供します。
不動産カストディ業務
不動産流動化・証券化関連の不動産管
理処分信託の受託残高が2 兆円を突破
(16年3月末)、またJ-REIT(不動産投
○
信)
資産保管・一般事務受託業務(信託受
託と合わせて
「不動産カストディ業務」
と
総称)
については、上場している12の投
○
策としての資産売却・M&Aのご提案ま
○
定評価を活用した資産価値の算定、対応
○
○
評価レベルで短期間にご提示します)
や鑑
○
レポート」
(大量不動産の評価額を同一の
○
報提供、簡易評価「アセット・バリュー・
○
○
三菱信託銀行では、講演会などによる情
○
○
ら強制適用されます。
○
(17年4月1日以降開始する事業年度)
か
○
○
固定資産の
「減損会計」
は、18年3月期
○
○
「減損会計対応」コンサルティング
簡易評価「アセット・バリュー・レポート」
このようなニーズに対して、
ご所有不動産の
調査・査定、継続保有する物件と売却する物件の
選別・選定にかかる助言、売却する場合の手法
検討(複数物件をまとめてバルクセールと単独
売却との比較、バルクセールのグルーピング検
討)、売却先の選定と売却交渉などを行い、お客
さまのニーズに沿う解決策をご提案しました。
○
①多数の所有不動産のうち、有効活用されてい
ないものがあるが、何から着手したらよいの
か分からない。
②本業に供しない資産は早期に売却し、売却代
金を本業の設備投資に充てたい。
資法人のうち5 法人から受託するなど
不動産コンサルティング部出版物(一例)
(16年3月末)
、業界メインプレーヤーの
47
○
しています。
○
○
また、オフィス市場調査・コンサルティ
ングの大手である生駒データサービスシ
ステムとの提携により
「MTB-IKOMA不
タイムリーなテーマを調査・研究し、出
○
動産投資インデックス」を開発し、不動
産投資の指標となるデータの整備に努め
ています。
版物や講演会などを通じ、広く情報発信
○
○
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
○
汚染」
「プロパティ・マネジメント」など
○
三菱信託銀行では、「減損会計」
「土壌
○
○
不動産に関する情報発信 出版・講演、不動産投資指標の整備
○
○
○
一員としての地位を築いています。
○
○
現在の会員数は約100社となっており
ますが、MTFGグループのネットワーク
○
において、さらに多くのお客さまにご案
内するとともに、証券機能のニーズに関
しても、三菱証券との連携による総合ソ
は、東京三菱銀行、三菱信託銀行、三菱
リューションサービスを実現してまいり
○
住宅ローン・アパートローンの証券
化案件受託
○
15年8月、三菱信託銀行は、地方銀行
が単独で広範な機関投資家向けに住宅
ローン債権の証券化を実施した本邦初の
事例となる案件を受託しました。
○
また、16年1月には、MTFGグループ
の連結一体経営を生かし、東京三菱銀行
の保有するアパートローン債権約1,500
○
本件は、優先受益権のうち160億円に
○
○
○
○
○
つきスタンダード&プアーズ社から格付
「AAA」
を取得したうえで、東京三菱銀行
が個人のお客さまを含む一般投資家向け
に1,000万円単位で公募販売を行いまし
た。まさにグループにおける各機能のコラ
○
ボレーション効果を発揮した典型的な事例
○
であります。
三菱信託銀行では、住宅ローン・ア
パートローンの証券化の受託において、
ほかにも住宅金融公庫の住宅ローンの証
○
券化案件をはじめとするさまざまな案件
の実績が多くあり、今後もこの分野につ
いては積極的に取り組むと同時に、
業計画策定や事業承継に関するアドバイ
○
○
○
のほか、資本政策の立案やチェック、事
○
ンの配信や各種セミナー・勉強会の開催
○
さまざまな情報を掲載したメールマガジ
○
○
部」を設立しており、株式公開に関する
○
会員制情報提供サービス「菱信IPO倶楽
○
開(IPO)をめざす企業のお客さま向けに
○
○
信託銀行において、15年12月、株式公
○
○
具体的には、証券代行業務を行う三菱
○
ります。
○
に向けた全面的なサポートを行ってまい
○
○
を最大限に発揮し、お客さまの株式公開
○
スなどをご提供してまいります。 48
億円の証券化案件を受託しました。
○
証券」のフルライン体制によるノウハウ
○
MTFGグループでは、「銀行・信託・
○
株式公開に向けた全面サポート体制
菱信IPO倶楽部設立
○
●TKC全国会との提携融資商品
の拡充
税理士・公認会計士団体である
TKC全国会と提携した中小企業
向け融資商品「TKC戦略経営者
ローン」
は、12年10月の取り扱
い開始以来、多くのご愛顧をい
ただき、より使い勝手のよい商
品への改定を続けています。
平成15年度は「TKC戦略経営者
ロ ー ン 」の ご 融 資 金 額 を 最 大
5,000万円に拡大し、ご融資期
間も最長5 年にしました。ま
た、新たに保証付当座貸越商品
である「TKC戦略経営者ローン
(TKK極度保証)」
や一般診療所の
開業を希望されるお客さま向け
の提携ローン「TKCクリニック
開業ローン」
の取り扱いを開始す
るなど、商品ラインナップを拡
充しました。
○
発展に幅広くお役に立ってまいります。
○
会をご提供するなど、お客さまの事業の
○
○
した企業のお客さま同士の新たな商談機
○
や決済・外為サービスのみならず、こう
○
今後も、MTFGグループでは、ご融資
○
○
ど、大変盛況でした。
○
○
1,000件を超えるご商談が行われるな
○
さま約1,700社にお集まりいただき、
○
菱銀行および三菱信託銀行の企業のお客
○
○
連ブースも設置しました。当日は、東京三
○
○
度は新たにIPO関連ブースや中国進出関
ます。
○
ルティングが共同で開催したもので、今年
○
証券およびダイヤモンドビジネスコンサ
○
○
業
務
戦
略
○
○
Link 2004」
を開催しました。本商談会
○
て、昨年に引き続き
「MTFG Business
○
16年7月、東京国際フォーラムにおい
○
○
「MTFG Business Link 2004」を
開催
○
トピックス
MTFGグループ全体としてお客さまの
ニーズに最大限に応えるべく、多種多様
な商品のご提供をめざしてまいります。
受託財産事業
お客さまの大切な資産を国内トップクラスの専門性と総合力で運用・管理いたします MTFGグループは、企業年金や投資信託をはじめとしたお客さまの大切な資産をお預かり
受託財産状況
し、安定的に運用・管理してまいりました。16年4月に発足した受託財産連結事業本部は、
これまで三菱信託銀行が培ってきた信託銀行ならではのノウハウと東京三菱銀行の国際的な
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(単位:兆円)
100
実績をさらに融合させ、お客さまの信頼にこれまで以上にお応えしてまいります。
受託財産連結事業本部では、多くのお客さまにご満足いただけるよう、次の4つを基本目
標としています。
75
50
①お客さまのコアパートナー化を推進します。
25
②最適なソリューションのご提供によりトップシェアを確立します。
③お客さまのニーズに応じた多様な資産運用・資産管理サービスをご提供します。
0
14年
3月末
④正確かつ高品質、高付加価値サービスのご提供をめざします。
16年3月末現在、MTFGグループがお預かりしている受託財産は約94兆円となっていま
15年
3月末
16年
3月末
(注)
信託財産と国内外カストディ資産の
合計。
すが、お客さまのニーズに迅速かつ的確にお応えすることにより、今後さらにその規模を伸
業
務
戦
略
ばしていきたいと考えています。
受託財産事業の概要
資産運用
年
金
業
務
資産管理
◆年金信託
適格退職年金・厚生年金基金・確定給付企業年金 など
◆年金特定
金銭信託 など
◆確定拠出年金
(資産管理)
受
託
財
産
連
結
事
業
本
部
証
券
業
務
投
信
業
務
◆年金コンサルティング
◆年金ALM
◆年金制度管理
など
◆確定拠出年金
(運営管理*)
◆運用コンサルティング
◆トランジション
マネジメント
など
◆単独運用指定金銭信託(指定単)
◆ファンド・トラスト
◆金庫株専用信託 など
◆投資顧問
◆特定金銭信託
◆特定金外信託
◆投資信託
(運用*)
◆投資信託
(資産管理)
そ
の
他
業
務
コンサルティング
その他
◆カストディ(グローバルカストディ*、円カストディ)
◆有価証券管理アウトソース
◆セキュリティーズレンディング
◆超富裕層向け資産運用・資産管理・コンサルティング*
* は子会社などで行っている業務
49
●主な年金制度
年金業務
○
○
キャッシュバランス型年金制度
確定給付および確定拠出双方のメリット
資産をお預かりする業務です。日本の企
○
業年金制度」のいわゆる企業年金制度の
○
金制度」
「厚生年金基金制度」
「確定給付企
○
○
は、企業や団体が実施する「適格退職年
○
○
確定給付企業年金法の施行に伴って、
を併せもつ「キャッシュバランス型年金
制度」を採用することが可能となりまし
た。この制度は、給付に経済実態の変動
○
業
務
戦
略
三菱信託銀行が取り扱う企業年金信託
○
拡大する企業年金信託
厚生年金基金制度
厚生年金基金という公法人を設立
し、厚生年金の報酬比例部分(物
価スライド・標準報酬の再評価部
分を除く)を民間で代行し、その
上に企業独自の給付を付加する年
金制度です。
○
適格退職年金制度
事業主が信託銀行などと年金契約
を結ぶことにより実施される社外
積み立ての企業年金で、
税制上の
優遇措置を受けられる年金制度で
すが、14年4月以降新規設立は
認められず、既存の制度は24年
3月末で廃止されるため、
それま
でに他の企業年金制度への移行が
必要です。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
MTFGグループの年金ビジネスを担う三菱信託銀行では、企業年金制度の導入を検討
されるお客さまのご相談から、資産の安定的な運用・管理、加入者への確実な給付金の支
払いまでを一括して行っています。高齢化社会の到来により、年金への関心が高まるな
か、年金資金の運用手法も一段と多様化しつつあります。三菱信託銀行は、従来にも増し
て運用商品の品揃えと運用力の強化に力を注ぎ、お客さまの大きな信頼にお応えしてまい
ります。また、制度管理面でも、委託されたお客さまとの間のデータの受け渡しや給付額
のご案内についてインターネットを介したサービスをご提供するなど、先進技術を用いて
利便性の向上に努めています。
退職給付会計の導入により、退職金・年金制度は企業の経営上の重要課題となっていま
す。また、確定拠出年金法ならびに確定給付企業年金法の施行により、企業年金の制度設
計にかかわる選択肢も拡大してきており、年金業務全般に及ぶ三菱信託銀行のコンサル
ティングにさらに期待が寄せられています。
が反映される仕組み*となっており、米
50
○
○
○
○
○
○
○
○
0
12年 13年 14年 15年 16年
3月末 3月末 3月末 3月末 3月末
シュバランス型年金制度に早くから着目
し、導入に必要な環境整備に他社に先駆
けて取り組んでまいりました。
独自に開発したシミュレーションソフ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
4
○
8
○
12
○
年金信託
○
年金特金
三菱信託銀行の主な企業年金ビジネス
1. 資産の運用・管理
2. 制度管理
(1)数理業務
(掛金の計算、財政の決算事務)
(2)企業年金加入員の管理
(3)年金・一時金の給付業務
3. コンサルティング業務
(1)人事・退職給付制度の設計や財政の相談
(2)年金ALM
(3)基金制度の事務運営に関する相談
○
○
○
○
○
○
○
面のみならず財務戦略の視点も重要であ
○
れています。その過程では、人事、労務
○
シュバランス型年金の導入などが検討さ
○
(単位:兆円)
務両面においてメリットのあるキャッ
トによる制度設計のアドバイスやキャッ
シュバランス型年金用ALM(資産と負債
の総合的管理)サービスなどにより、多
くのお客さまに対して高度なコンサル
○
金制度への移行、確定拠出年金・キャッ
ルテーションニーズが高まっています。
16
ますます多様化していくなか、労務・財
○
能力・成果主義の導入、確定給付企業年
○
います。抜本的な見直しの方向性として、
○
職給付制度の改革を図る動きが加速して
り、従来以上に高度かつ専門的なコンサ
企業年金受託状況
三菱信託銀行は、お客さまのニーズが
○
競争激化など企業を取り巻く環境変化へ
○
時価会計
(退職給付会計)の導入、国際
○
多角化するコンサルティング業務
の対応として、多くの企業で人事制度・退
確定拠出年金制度
13年10月に施行された確定拠
出年金法に基づく制度で、
各加入
者ごとに設定される個人勘定に積
み立てられた掛金と運用収益に
よって給付額が事後的に決まりま
す。
事業主が掛金を拠出する企業
型年金と加入者が掛金を拠出する
個人型年金の2種類があります。
国でも大企業を中心に普及しています。
○
かりしています。
○
19%の15兆円
(年金特金を含む)
をお預
○
模となっており、うち三菱信託銀行は約
テーションサービスをご提供するととも
に、制度管理業務を受託しています。
○
確定給付企業年金制度
14年4月に施行された確定給付
企業年金法に基づく制度で、
年金
財産の積立基準が制定されるなど
受給権保護のための仕組みが導入
されています。
事業主が運営する
規約型と事業主とは独立した企業
年金基金を設立する基金型の2 種
類があります。
○
○
業年金資産は、現在79兆円を超える規
○
公的年金
法律により加入が義務づけられて
いる年金制度のことで、
国民年金・
厚生年金・共済年金の 3 種類が
あります。
* 給付額が、経済実態を表すものとしてあらかじめ定め
た指標(例えば、長期国債金利、物価上昇率など)に連
動して変動します。この制度の導入によって、企業側
は確定給付と比較して負債・費用が安定するメリッ
ト、従業員側は確定拠出よりも給付額が安定するメ
リットを得ることができます。
○
○
お応えしています。16年3月末の受託件
数は81件(規約承認件数)とトップクラ
スです。また、個人型は東京三菱銀行が
○
サービスをご提供しています。
資産管理業務については、三菱信託銀
行が行っており、16年3月末の受託残高
○
は1,736億円とトップクラスです。
運用商品については、東京三菱銀行、三
菱信託銀行とも定期預金および投資信託
●日本確定拠出年金コンサルティ
ング(DCJ)
13年3月に東京三菱銀行、三菱
信託銀行、明治生命保険(現明治
安田生命保険)、東京海上火災保
険の4社の共同出資により設立し
ました。確定拠出年金の制度設
計・導入コンサルティングから、
運営管理・加入者教育まで、制度
のスムーズな導入・運営の実現を
一貫してサポートしています。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
の分野で、確定拠出年金にふさわしい多
ルティングがお客さまの多様なニーズに
○
○
人材を結集した日本確定拠出年金コンサ
○
○
京三菱銀行、三菱信託銀行のノウハウ、
○
運営管理業務については、企業型は東
○
をご提供できる体制を整えています。
○
○
管理、運用商品提供のすべてのサービス
○
では確定拠出年金に係る運営管理、資産
○
る新しい年金制度です。MTFGグループ
○
○
上乗せして、加入者自らが資産を運用す
○
○
確定拠出年金は国民年金や厚生年金に
○
確定拠出年金への取り組み
彩なラインナップをご提供しています。
証券業務
○
締役会議での自己株式取得も可能となっ
ています。
一方で、自己株式の取得・保有の際に
○
業
務
戦
略
は、証券取引法上のインサイダー取引の
禁止規定や相場操縦の禁止規定に抵触し
私募投信受託元本残高
ないよう細心の注意が必要です。
三菱信託銀行では、このような点をサ
○
ポートする方法として、金庫株専用信託
をご提供しています。特に金庫株買付担
○
27,000
体制面、インフラ面での整備を行ってい
18,000
○
○
兆円とトップクラスです。
○
○
16年3月末の受託残高は合わせて約25
(単位:億円)
36,000
当者へインサイダー情報が入らないよう
○
受託といった業務があります。これらの
○
レンディングなどを行う有価証券信託の
○
有価証券をお預かりしセキュリティーズ
○
○
託の受託、金融法人・企業や団体の保有
○
○
金銭信託、特定金外信託)
の受託、投資信
○
信託
〔指定単〕
、ファンドトラスト、特定
○
て設定される証券信託
(単独運用指定金銭
○
○
業や団体の資産運用・資産管理の器とし
○
○
三菱信託銀行の証券信託などには、企
○
証券信託などへの取り組み
○
MTFGグループでは、これまで培ってきた資産運用と資産管理の高度なノウハウを生か
し、証券信託、投資信託や金庫株専用信託などの信託スキーム商品を通じて、お客さまの
多様化する証券関連ニーズにお応えしてまいります。
●私募投資信託(私募投信)
10年12月に日本でも私募投資
信託(私募投信)が解禁、制度化
されました。私募投信とは、
「特
定あるいは少人数」
の者を対象と
する投資信託で、
適格機関投資家
私募(いわゆるプロ私募)と一般
投資家私募とに分けられています。
現在の国内私募投信における純資
産ベースでのマーケット規模は、
約10兆円と解禁後わずか5年余
りですが順調に拡大しています。
9,000
トップクラスです。
0
○
12年 13年 14年 15年 16年
3月末 3月末 3月末 3月末 3月末
○
信託銀行は、投資信託の受託者
(受託銀
○
○
私募投信の受託残高を拡大
る点がお客さまに評価され、受託実績は
○
○
金庫株専用信託の仕組み
○
指図
○
発
行
会
社
︵
委
託
者
︶
金庫株に関する
委託者との
リレーション窓口担当者
指図
金庫株の
買付担当者
発注
報告
報告
報告
資金決済
信託金
バックオフィス
株券など
x
x
証
券
会
社
株券受渡
○
○
一般取引に係る
リレーション
窓口担当者
(営業部店)
他の運用部門の
運用担当者
○
設定する方式に加え、定款変更による取
通常の取引
○
15年9月には、定時株主総会で取得枠を
○
あり、多くの企業で活用されています。
○
○
た金庫株制度は幅広い利用目的が可能で
○
○
13年10月の商法改正により導入され
○
ニーズが高まる金庫株専用信託
○
○
○
スです。
○
○
本残高は約3兆3,000億円とトップクラ
三菱信託銀行(受託者)
x
○
注力しています。16年3月末での受託元
○
ニーズに応え得る私募投資信託受託にも
○
○
する
「特定あるいは少人数」の運用・管理
○
○
投資信託に加え、機関投資家をはじめと
○
を行っています。三菱信託銀行では公募
(注)
12年3月末、13年3月末は、旧三菱
信託銀行と旧日本信託銀行の合計。
○
行)
として信託財産の保管・管理業務など
51
資産運用体制
●投資一任業務への取り組み
投資顧問業法改正により、16年
4 月から信託銀行にも投資一任
業務が解禁されたことを受け、
三
菱信託銀行は投資一任業務開始
への取り組みも行っています。
ンドマネジメント業務、ポートフォリオ
○
○
● J-REIT ファンド
J-REITは本源的には不動産のリ
スクを取るものの、
上場市場で取
引されることから、
株式市場リス
クも有しており、
その点から不動
産と株式の中庸の性格をもつ投資
対象といえます。また、既存の債
券・株式との相関性が低いことか
ら分散投資の効果を享受できるほ
か、証券化されているため、実物
の不動産投資に比べて換金性・流
動性も高いというメリットがあり
ます。
つの部からなっています。大きくはファ
○
三菱信託銀行の受託財産運用部門は5
業
務
戦
略
○
○
○
三菱信託銀行の運用体制
マネジメント業務、企画・リサーチ業務
に分かれており、各部間の連携を密にし
て、組織的・効率的な運用体制を確立し
ています。
受託財産運用部門の業務フロー
金融経済、市場等の調査分析
運
用
結
果
の
評
価
分
析
を
フ
ィ
ー
ド
バ
ッ
ク
PLAN
ポートフォリオの策定
投資企画部
●金融、マクロ経済などの調査分析
●受託財産運用業務に関するシステムの企画立案および導入支援と、
制度・商品の
調査研究
年金運用部
公的資金運用部
●企業年金資金、
公的年金資金、
公的資金のポートフォリオの策定と運用管理
DO
各種有価証券の運用
SEE
運用結果の評価分析
資産運用部
パッシブ運用部
●年金運用部、公的資金運用部の資金の各種有価証券による運用
●ファンドトラスト、実績配当型商品などの資金のポートフォリオの策定と運用管理
投資企画部
●受託財産運用結果の評価分析
運用コンサルティング機能の拡充
お客さまのニーズにお応えする
商品提供
お客さまのニーズに多角的にお応えす
○
るため、さまざまな運用商品を開発・ご
提供しています。内外債券・株式などの
伝統商品での新商品開発に加え、J-REIT
ファンド、日本株マーケット・ニュート
○
ラル・ファンドなどオルタナティブ投資
の分野でも独自の新商品開発を行ってい
ます。常にお客さまの視点に立った独自
の商品アレンジを行い、多様なニーズに
ンサルテーションをご提供しています。
52
○
○
企業財務戦略にマッチした運用戦略のコ
○
○
の財務負担診断サービスをはじめとした
○
ポートフォリオや、年金ポートフォリオ
○
ス型年金などの制度特性を反映した運用
○
○
企業年金においては、キャッシュバラン
○
○
に積極的に取り組んでいます。例えば、
○
う観点から、運用コンサルティング業務
○
の抱える課題に、どう応えていくか」
とい
○
○
高度化する金融環境のなかで、
「お客さま
○
○
三菱信託銀行では、ますます複雑かつ
○
●国内株式エンハンスト・イン
デックスファンド
安定的な超過収益を狙うお客さま
のニーズにお応えするため、
クオ
ンツアクティブ運用の安定的な超
過収益獲得のノウハウに、
パッシ
ブ運用で培ったリスク管理のノウ
ハウを取り入れ、
低リスクで安定
した超過収益の獲得を追求する
ファンドをご提供しています。
○
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
お客さまのニーズにお応えする良質な運用サービスのご提供
MTFGグループの資産運用業務の中核を担う三菱信託銀行では、企業年金、公的年
金、公的資金、金融機関や企業の余裕資金、個人資金など、さまざまな資金をお預かり
し、総合型運用機関として各種運用サービスをご提供しています。
リサーチ重視のマネージャー運用や独自の運用モデルを有するクオンツ運用といったア
クティブ運用商品をご提供する一方で、運用資産のリスクコントロール・リスク分散の観
点からお客さまのニーズが高まっているパッシブ運用商品、オルタナティブ投資商品の拡
充も図っています。これら高品質の運用商品を背景に、資産運用面・制度面のコンサル
ティング能力を発揮することで、ストラテジックパートナーとして、お客さまのニーズに
対し素早くかつ的確なご提案を行っています。
また、MTFGグループの投信会社として16年10月に設立予定の三菱投信において
も、これまで東京三菱投信投資顧問と三菱信アセットマネジメントで培った運用ノウハウ
を結集し、さらに三菱信託銀行の運用プラットフォームを活用することで、良質な運用
サービスをご提供してまいります。
○
●クオンツ運用を支えるMTEC
三菱信託銀行の高度なクオンツ運
用は、三菱信託銀行の 100% 出
資子会社として設立されたエム
ティービー インベストメント テ
クノロジー研究所
(MTEC)
によっ
て支えられています。
お応えしています。
○
両社は東京三菱銀行がスイスで長年に
○
わたり培ってきたプライベートバンキン
グ業務のノウハウや、三菱信託銀行の資
産管理機能、三菱証券の富裕層取引に係
○
るノウハウを結集し、富裕層のお客さま
の多様かつ高度な資産運用・資産管理
ニーズにお応えしており、お客さまのご
サービスをご提供しています。
○
○
資産運用・資産管理・コンサルティング
○
ス)が富裕層のお客さま向けに総合的な
○
の三菱東京ウェルスマネジメント(スイ
○
○
立したプライベートバンキング専業銀行
○
スマネジメント証券、およびスイスに設
○
MTFGグループでは、三菱東京ウェル
○
○
ウェルスマネジメントへの取り組み
好評をいただいています。
資産管理体制
合し、お客さまの多様なニーズにお応え
します。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
*STP:Straight Through Processing の略。証券取引などの
業務処理を、標準化された電子
データの授受により自動処理化す
ること。
業
務
戦
略
○
セキュリティーズレンディング
お預かりしている有価証券を貸し出し
て運用利回りを向上させる業務です。
*DVP:Delivery Versus Paymentの略。証券の受渡と資金の
支払とを相互に条件付きで決済し、
決済リスクを削減する仕組み。
○
拠点を通じ積極的に展開しています。
○
三菱信託銀行の資産管理業務を担う
日本マスタートラスト信託銀行
日本マスタートラスト信託銀行は、
12年5月、三菱信託銀行、日本生命保
○
険、東洋信託銀行
(現UFJ信託銀行)
、明
治生命保険
(現明治安田生命保険)
および
ドイツ銀行の共同出資により発足しまし
た。三菱信託銀行とUFJ信託銀行の受託
資産の資産管理業務を中心に、インター
ネットによる情報サービスや厚生年金基
○
○
○
金のお客さま向けの統合レポートサービ
スを行う
「マイネット」
、生保資産管理業
務などを行っています。受託資産は16
年3 月末時点で約9 0 兆円となってい
ます。
○
三菱信託銀行は、日本マスタートラス
ト信託銀行を活用し、規模のメリットを
享受するとともに、より一層高度化・多
様化するお客さまの資産管理に対する
○
東京三菱銀行の高度な決済サービスを融
○
菱信託銀行が培った資産管理ノウハウ、
○
○
ソースサービスをご提供しています。三
○
○
場環境をとらえ、有価証券管理アウト
○
MTFGグループではこうした制度や市
○
環境は大きく変化しつつあります。
○
○
改革が進んでおり、有価証券管理を行う
○
○
効率性や安全性の観点から証券決済制度
○
日本では、証券市場における利便性・
○
有価証券管理アウトソースサービス
への取り組み
○
○
○
ズにお応えしていきます。
○
○
に対応することにより、お客さまのニー
○
○
度改革に向けてMTFGグループで一体的
○
クラスの実績です。今後も、証券決済制
○
業務のノウハウも生かして、邦銀トップ
○
○
ビスです。東京三菱銀行は、長年の国際
○
○
保管・決済・管理をお取り扱いするサー
○
外国のお客さまの日本への証券投資の
○
>> 円カストディ
○
○
細かいサービスをご提供しています。
○
入、現地に日本人スタッフを配し、きめ
MTFGグループでは、いち早く国内外の
○
13年10月に新システム
「CASTLE」
を導
○
○
グ東京三菱銀行を中心に行っています。
○
○
スで、MTFGグループではルクセンブル
○
管・決済・管理をお取り扱いするサービ
○
日本のお客さまの外国証券投資の保
○
○
>> グローバルカストディ
○
○
カストディ
○
高度化・グローバル化する投資ニーズにお応えする高品質なサービス
資産管理の分野では、国内外で決済制度改革が進展し業務が高度化する一方で、コンプ
ライアンスの観点から一層の厳格さが求められています。資産運用実績に向けられていた
お客さまの目は、資産管理業務の対応力やサービスの内容にも注がれるようになってきま
した。各国の会計・税務・法務などの専門知識を有し、高度なシステム力を誇るMTFG
グループの資産管理業務は、幅広くお客さまから信頼と評価をいただいています。
●決済制度改革への対応
現在わが国では、
国債および短期
社債の振替制度導入や株券の一般
振替DVP決済制度導入といった
制度改革が進んでいますが、
MTFG グループは中心的な市場
参加者として業界全体をリードし
てまいりました。一方、独自の対
応としては、
例えば三菱信託銀行
で、11 年 4 月から「証券 STP
システム」
(ビジネスモデル特許
申請中)の構築を順次進め、15
年秋には
「取引決済共通システム」
を稼働させています。
今後も一般債の振替社債化や無
券面化が予定されていますが、
MTFG グループでは引き続き積
極的に対応し、
お客さまへご提供
するサービス内容の一層の拡充を
図ります。
ニーズにお応えしてまいります。
●外部監査について
東京三菱銀行、
三菱信託銀行およ
び日本マスタートラスト信託銀行
では、
受託財産業務におけるコン
プライアンス機能強化、
透明性の
確保を主目的に、
監査法人による
外部監査を導入しています。
具体
的には、証券の約定・受渡や現物
の管理、
資金決済などが適切に行
われているかといった「内部統制」
について、
その目的を達成するよ
うに適切に設計がなされ、
かつ適
正に運営されているかに関して監
査を受けています。
●インターネットを活用した投信
投資顧問会社との為替取引
三菱信託銀行が投信投資顧問会社
へ提供している新外国為替総合
サービス「WFTS」は、信託銀行
ならではの為替取引サービスとし
てご好評をいただいています。
今
後もマルチバンク外国為替電子取
引システム「F X コネクト」・
「Fxall」
への参加など取引チャネ
ルとサービス内容の拡充に努め、
投信投資顧問会社との為替取引
(ファンド為替)に強い信託銀行
として、
一層のサービスアップを
図ります。
53
○
トピックス
ル・ファンドやJ-REITファンドなどさま
ざまな運用商品を、年金運用や投資信託
を通じて法人・個人のお客さまへご提供
しており、お客さまからご好評をいただ
設立を含め以下の運用体制を構築してい
いています。
ます。すでに、マーケット・ニュートラ
○
○
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
○
○
として有効活用するため、新投信会社の
○
銀行の運用ノウハウを、MTFGグループ
○
○
日本最大級の運用残高をもつ三菱信託
○
○
運用体制強化
三菱信託銀行運用セクション
資
産
運
用
マ
ー
ケ
ッ
ト
業
務
戦
略
三
菱
信
託
銀
行
運
用
ノ
ウ
ハ
ウ
M
T
E
C
*
ア
ナ
リ
ス
ト
法人
マーケット
運三
用菱
セ信
ク託
シ銀
ョ行
ン︵
年
金
・
証
券
︶
三
菱
信
託
銀
行
と
東
京
三
菱
銀
行
の
販
売
チ
ャ
ネ
ル
運新
用投
商信
品会
開社
発
三菱信託銀行の
お客さま
東京三菱銀行の
お客さま
個人
マーケット
三菱信託銀行の
お客さま
東京三菱銀行の
お客さま
いニーズにお応えできる商品をご提供し
○
三菱投信を設立
ます。新会社は三菱信託銀行が年金運用
マネジメントを合併し、三菱投信を設
○
京三菱投信投資顧問と三菱信アセット
などで培ってきたノウハウと、東京三菱
投信投資顧問および三菱信アセットマネ
ジメントが投信・投資顧問業務で培って
立します。(本店所在地は三菱信託銀行
私募投信、投資型年金保険、確定拠出年
○
○
性向上に努め、サービスの一層の拡充を
図ります。また、三菱投信設立以降は、
既存の商品も含め
「三菱」
ブランドへの統
(注)
投信協会データより作成
投信運用残高
(単位:億円)
16,000
三菱信アセットマネジメント
12,000
東京三菱投信投資顧問
8,000
4,000
0
12年 13年 14年 15年 16年
3月末 3月末 3月末 3月末 3月末
ラインナップの拡充などお客さまの幅広
○
金をはじめとする各分野において、商品
○
11年 12年 13年 14年 15年
12月末 12月末 12月末 12月末 12月末
○
○
0
○
三菱投信は、成長の見込まれる公募・
10
○
本店ビル内の予定)
54
きたノウハウを結集し、お客さまの利便
○
20
○
○
30
○
40
どにグループの資産運用会社である東
○
(単位:%)
○
○
MTFGグループは、16年10月をめ
○
銀行業界の投信窓販シェア
○
*MTEC:エムティービー インベストメント テクノロジー研究所
一化を進めてまいります。
三菱証券は、MTFGグループの中核証券会社として、幅広く質の高
い、証券・投資銀行の商品・サービスを提供しています。
14年9月の発足以降、事業基盤整備のための施策を着実に実行してま
いりましたが、今後、以下の戦略に注力することで、新しい時代の証券・投資銀行業界
において、従来の証券会社とは異なるビジネスモデルを追求し、グローバルな視点を有
するリーディング企業をめざしてまいります。
三菱証券
1. >> 法人・ホールセール事業戦略
三菱証券は、高度かつ多様な企業ニーズを有する法人・機関投資家のお客さまに対す
る、MTFGグループの銀行・信託・証券のフルライン機能を活用した総合的ソリュー
ション提供の一翼を担っています。法人・ホールセール分野においては、グループにお
ける証券プロダクト機能の総合力向上のため、販売、企業調査、グローバル体制の強化
を同時に進めることにより、発行市場と投資家をつなぐ、双方向での株式関連ビジネス
の強化を進めています。さらに、MTFGグループを活用し、成長ビジネス分野を強化し
てまいります。具体的には、不動産・金銭債権等を含めた多様な資産を対象とする証券
化関連ビジネスを展開していきます。また、デリバティブ業務は、債券業務とともに三
菱証券が商品組成機能の面で強みを有する分野のひとつですが、さらに強化、高度化を
図ってまいります。企業再生ビジネスにおいては、M&Aなどのノウハウを活用し、グ
●三菱証券引受実績
債券における引受では、国内SB
の主幹事引受額
(除く自社債)
で第
4位、サムライ債のブックラン
ナー
(除く自社債)
で第4位となる
とともに、下記の受賞実績を上げ
ています。
一方、株式における引受では、既
公開公募・売出総引受額で第4位、
本邦株絡み外債ブックランナー
で第5位、IPO総引受額で第6位
となりました
(いずれもトムソン
ファイナンシャルによる)
。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
●平成 15 年度受賞実績
THOMSON DealWatch Awards
2003のサムライ債部門において、
三菱証券がSamurai Bond House
of the Yearに選ばれるとともに、
サムライ債主幹事案件が下記の受
賞実績を上げています。
業
務
戦
略
ループ内での有機的な連携による取り組みを推進していきます。
2. >> リテール事業戦略
三菱証券は、個人のお客さまに対し、MTFGのグループ力を生かした商品提供、証券
税制改正への対応など資産運用に関するさまざまな提案・アドバイスを展開しており、
お客さまのニーズに応じたサービス体系の構築をめざしています。また、MTFGグルー
プとして一体感のある運営を行うことで、お客さまにとってシームレスな総合金融サー
ビス提供体制の構築を進めており、例えば、店舗展開につきましては、本支店69カ店の
うち30カ店については東京三菱銀行、三菱信託銀行と共同店舗化するなど、利便性向上
のための体制整備を進めています。さらに、
「MTFGプラザ」
の第1号店として、16年2
第1回 フォルクスワーゲン・
ファイナンシャル・サービシズ・
エヌ・ヴィ債 共同主幹事
– THOMSON DealWatch Awards
Samurai Bond Deal of the Year
– IFR
Samurai Bond of the Year
– 日経公社債情報
サムライ債ベストディール
– FinanceAsia
Best Samurai Bond of the Year
月23日、
「所沢MTFGプラザ」
を開設しました。今後、金融規制緩和の一環として、金融
機関による証券仲介業が解禁されますが、積極的に活用を検討していく方針です。同時
に、個人向けの仕組債、変額年金保険等、グループ力を生かした商品供給を行うことで
顧客基盤の拡大を図り、事業基盤の強化に努めてまいります。
3. >> グローバル体制の強化
三菱証券は、平成15年度に、ニューヨーク、香港、シンガポールの東京三菱銀行海外
証券現地法人を子会社としたことに加え、16年7月、ロンドンの東京三菱インターナショ
ナルを子会社化しましたが、子会社化による各海外拠点の機動性向上を通じて証券・投資
銀行業務運営をさらに迅速化・効率化するとともに、東京三菱銀行海外ネットワークとも
連携を強化していきます。また、今後、中国関連ビジネスへの取り組みを強化していき
ます。例えば、プリンシパル・インベストメント、M&Aなどのビジネス展開、中国企業
株式の取り扱いなどを検討してまいります。
4. >> MTFGグループ連結事業本部制度におけるビジネス展開
三菱証券は、各連結事業本部と緊密な連携をとり、銀行・信託・証券すべての商品・
サービスのなかから、お客さまのニーズに対し最適なものを効率的かつ迅速に提供すると
いう考え方でビジネスを展開していきます。グループにおける証券・投資銀行の商品・
サービスの提供機能を担い、ビジネスを創出・拡大し、収益力の向上に努めてまいりま
す。このようなMTFGグループ内での連携を推進していくために、人材交流の検討に加
え、ビジネス運営における目標・方針の共有、インセンティブ基準の導入などを検討して
いきます。
第1回∼第 3 回 GE ジャパン・
ファンディング債 第1回 GEジャパン・ファンディ
ング変動利付債 共同主幹事
– THOMSON DealWatch Awards
Straight Bond Debut Deal of the
Year
– Asiamoney
Japan Bond Deal of the Year
●三菱証券証券化実績
平成15年度の証券化業務におけ
る実績としては、リース債権18
件、貸付債権 2 件、その他 5 件
の私募主取扱人を務め、また、不
動産ファイナンスアレンジメント
では24件の実績を上げ、ABS引
受・取扱額で第6位となりました。
さらに、
J-REITにおきましては、
初の主幹事案件となる
「グローバ
ル・ワン」
(ファイナンス規模:
244.8 億円)など 2 件の主幹事
を務め、主幹事件数で第2位、引
受額で第 4 位となりました。
55
●日・米・欧・アジアでインター
ネット接続のキャッシュマネジ
メントサービス提供
東京三菱銀行は15年12月にイ
ンターネット接続のキャッシュマ
ネジメントサービス( B T M GCMS)を開始しました。
これはお客さまのインターネット
に対するセキュリティ・ニーズの
高まりを受けて、
邦銀で初めて最
新の暗号化技術 SSL-VPN(LAN
環境からのアクセスの場合も特別
な機器設定不要)とワンタイムパス
ワードの組み合わせによる個人認
証方式を採用したインターネット
接続のキャッシュマネジメントサー
ビスをリリースしたものです。
こ
れにより、お客さまの「利便性」
と「情報セキュリティ」を兼ね備
えたサービスを実現しています。
本リリースにより日・米・欧・ア
ジアの4極のいずれにおいてもイ
ンターネット接続によるキャッ
シュマネジメントサービスを提供
する体制を整えました。
特に、アジアでは、東京三菱銀行
の強力な拠点ネットワークを背
景にお客さまの決済ニーズに広く
お応えしてまいります。
三
菱
東
京
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シ
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ル
・
グ
ル
ー
プ
業
務
戦
略
グローバル事業
MTFGグループのグローバル事業は、MTFGグループの競争優位性のひとつです。海外
のネットワーク・貸出資産・収益ともに他邦銀をリードしており、グローバルにポートフォ
リオ展開することでリスク分散を図り、収益の安定化にも寄与しています。
MTFGグループは、グローバル事業の持続的な成長のために、グローバルネットワー
ク、充実した商品力、ネットワークを活用した事業展開力、IT投資による強固なシステム
基盤等を活用し、新たなグローバル戦略を展開してまいります。
まず、日系企業のお客さまに対しては、お客さまの地域一体管理への対応、および、商
品力の一層の強化を図ります。国境を越えたお客さまの
「面展開」
をサポート・促進する金
融サービスを提供するため、
“Global Regional Bank”
というビジョンを掲げています。
また、グローバル化・面展開をサポートする商品の提供も充実させます。例えば、お客さ
まが海外に進出する際の現地サポート・金融面でのアドバイスはもとより、海外における
新たな信託関連商品・投資銀行業務関連商品、お客さまの面展開に伴う新たな決済業務商
品・事務代行商品の提供などが挙げられます。
次に、非日系企業のお客さまに対しては、お客さまとの取引関係の維持・強化、投資銀
行業務をはじめとする商品力の強化が挙げられます。お客さまとの取引関係の維持・強化
では、アジアに強いMTFGグループとしてアジアコネクションを最大限に活用し、お客
さまとの取引の深耕を行いたいと考えています。商品力の強化の観点では、日系企業のお
客さまと同様に決済業務商品の充実、資本市場業務・投資銀行業務、本邦上場にかかわる
証券代行業務の強化を行ってまいります。さらに、アジア投資家の旺盛な対日不動産投資
需要をとらえ、三菱信託銀行による仲介・コンサルティング・管理処分信託・証券化と
いった不動産に係るサービスの提供に取り組んでまいります。
これらの戦略により、
「日系取引No.1銀行」
を堅持し、
「アジアNo.1銀行」
をめざしてい
きます。
グローバル事業の業務戦略
ビジネスチャンス
充実したMTFGグループのリソース
企業のグルーバル化の進展
●
アジア(中国・アセアン)台頭
●
日本のプレゼンス回復
グローバルネットワーク
●
充実した商品力・グローバル事業展開力
●
IT投資による基盤強化(CMS高度化、経営情報・ リスク管理高度化)
●
●
グローバル事業戦略による価値創造
目標
日系取引No.1
アジアNo.1
地域別目標
米州No.1の外国銀行
アジアNo.1銀行
欧州日系No.1銀行
○
発にも注力しています。
地場通貨業務に強く、より付加価値の
○
○
ざし、例えば、アセアン地域を中心に、
キャッシュマネジメントサービス(以
下、CMS)
の高度化を通じた地場資金決
済の利便性向上や資金効率化の実現、デ
リバティブ取引を通じた為替・金利リス
クに対する各種ヘッジツールの提供等を
強化しています。さらに、進出企業の発
た、近年では信託スキームによる商品開
56
○
○
したサービスの提供に努めています。ま
○
○
材、高い情報収集力を武器に、より充実
○
一の拠点ネットワーク、専門性の高い人
○
「アジアに強いMTFG」
として、邦銀随
○
○
にのぼります。
○
現地法人を合わせて14カ国・41拠点
高い商品・サービス提供を行うことをめ
○
出張所・駐在員事務所・銀行業務を行う
○
ア地域におけるネットワークは、支店・
○
○
MTFGグループのアジア・オセアニ
○
1. >> アジア・オセアニア地域
○
主なサービス
○
●チャイナデスク
東京三菱銀行では、お客さまのビ
ジネスが中国大陸に展開していく
なか、中国内での為替ヘッジにか
かわるニーズにお応えするべく、
16年2月に為替資金東アジア室
(香港)
内に
「チャイナデスク」
を新
設しました。
チャイナデスクは、
東京三菱銀行
の中国大陸内5支店でお取引いた
だいているか、
またはその可能性
がある法人のお客さまを対象に、
事業運営のニーズに合った為替リ
スクヘッジ手法のご提供や、
為替
ヘッジ戦略に関する幅広いアドバ
イスを行ってまいります。また、
お客さまの利便性を考え、
日本語・
英語・北京語・広東語での対応が
可能となっています。
展ステージや域内ビジネス環境に合わ
○
築等の事業戦略ニーズに対しても、さま
ざまなサポート、アドバイスを行ってい
○
ます。
中南米地域においても、7カ国・地域
にネットワークを有し、北米自由貿易協
定の南米への拡大もにらみつつ、お客さ
○
まの新たなビジネスチャンスにお役に立
てるよう、業務展開を行っています。シ
ンジケート・ローンや制度金融を活用し
た資金調達の方法や為替リスクヘッジ商
○
品等のご提供をはじめ、資源開発にかか
わるプロジェクト・ファイナンスを積極
的に行っています。
○
アフリカ地域
欧州地域は14年初頭から通貨として
○
マーケットをひとつの経済領域として位
置づける動きに一段と弾みがついていま
す。通貨統合を背景に、EU諸国内でダ
●イラク復興支援
イラク経済復興に向けて、15年
7月、
貿易金融サービスの提供を
行う公的銀行「イラク貿易銀行
(TBI)
」が設立されました。実際
の業務は、
東京三菱銀行を含む海
外主要銀行13行からなる国際銀
行団が受託しており、
①人員養成
を含めた体制構築への協力②TBI
が自立するまでの、
L/C発行業務、
保証業務への協力 ③各国貿易保
険機構との連携による貿易スキー
ムの構築、
などの役割を担ってい
ます。
東京三菱銀行は邦銀唯一のメン
バーとして、
TBIの本邦窓口を担
い、
日本貿易保険との連携により
本邦企業のイラク向け輸出に対す
る付保スキームの構築を行ってい
ます。
日本政府のイラク復興支援への積
極的取り組みを背景に、
本邦企業
のイラク向け輸出の本格化が見込
まれており、
お客さまのイラク関
連ビジネスのお手伝いをしていき
ます。
三
菱
東
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ル
・
グ
ル
ー
プ
業
務
戦
略
ほか、16年5月にはEU加盟国が中東欧
諸国等10カ国の新規加盟で25カ国に拡
○
○
イナミックな産業再編の動きが見られる
大し、経済圏が東方に拡大していく動き
○
も活発化しています。中東欧マーケット
の魅力が高まったことで、日系企業の進
出も増加傾向にあることから、東京三菱
銀行では同地域でのビジネスサポートに
○
特に力を入れています。その一環とし
て、14年4月にポーランド東京三菱銀
行を開業しました。オランダ東京三菱銀
行のウィーン支店と併せ、中東欧地域で
○
のお客さまのニーズにお応えしてまいり
ます。
また、ロシア・中近東・アフリカ地域
でも、各地域の環境変化にすばやく対応
●海外ネットワークを活用した海
外投資家の大型不動産証券化案
件の受託
三菱信託銀行は、その海外ネット
ワークを活用し、アジア有数の投
資家より大型不動産証券化案件
(汐
留シティセンター)
に関連した一
連の業務
(不動産管理処分信託、
特定社債FA)
を受託しました。
三菱信託銀行は、
不動産の証券化
に関する業務を手がけ、
海外から
の投資を積極的にサポートする体
制を築いています。
海外からの対日不動産投資が一段
と広がりを見せるなか、
三菱信託
銀行が培ってきたノウハウと、
MTFGグループのグローバルネッ
トワークという、
MTFGグループ
の強みを生かしたビジネス展開を
進めていきます。
○
し、証券子会社などとも連携しながら、エ
マージング市場に強い銀行としてお客さ
まの事業展開のご相談に応じています。
欧州・ロシア・中近東・アフリカ地域
○
のMTFGネットワークは、支店、出張
所、駐在員事務所、現地法人を合わせ、
20カ国28都市に広がっています。
MTFGでは、これら地域に展開する
汐留シティセンター
○
各拠点のみならず国内においても、ソ
リューションを提供する銀行として欧州
ビジネスに係るさまざまな金融アドバイ
スを行っています。
さらに、企業買収・提携戦略や事業再構
○
○
日々の資金決済をお手伝いしています。
○
○
幅広いC M S をご用意し、お客さまの
○
す。また、インターネットバンキング等
○
さまの資金調達ニーズにお応えしていま
○
○
の各種商品・サービスを取り揃え、お客
○
○
等を裏付けとしたアセットバックCP等
○
ンジケート・ローン、リース、売掛債権
○
しています。通常のご融資をはじめ、シ
○
○
お客さまのグローバルなニーズにお応え
○
○
バンク・オブ・カリフォルニアがあり、
○
ルニア州に本店を置く子会社ユニオン・
○
せて16拠点有しているほか、カリフォ
○
○
事務所・銀行業務を行う現地法人を合わ
○
○
北米地域では、支店・出張所・駐在員
○
の整備・向上に努めています。
○
度化、およびリスク管理などのインフラ
○
○
よう、金融商品・サービスの多様化・高
○
○
まのニーズにスピーディーに対応できる
○
クな動きを見せるなか、MTFGはお客さ
○
を競い、金融環境がますますダイナミッ
○
○
ローバルプレーヤーが最先端の金融技術
○
○
ループのひとつでもあります。多くのグ
○
ループは最大の規模をもつ外国銀行グ
○
ると同時に、同地域においてMTFGグ
○
○
米州地域は最大の海外マーケットであ
○
2. >> 米州地域
○
○
ス・メニューの拡充に努めています。
○
○
企業の事業展開のお役に立てるようサービ
ユーロが流通を始めたことから、域内の
○
地域においても、日系企業および現地地場
○
また、オセアニア・南アジア・東アジア
○
○
応えできるよう商品性も高めています。
○
○
とともに、多様なお客さまのニーズにお
3. >> 欧州・ロシア・中近東・
○
を取得し、CMSやファクタリングなど
○
行第一陣で包括デリバティブライセンス
○
○
ています。さらに、16年6月には外国銀
○
○
情報・サービス提供ができる体制を整え
○
じ、より地域に密着した付加価値の高い
○
地場金融機関との業務協力協定締結を通
○
○
国有商業銀行、あるいは招商銀行など、
○
○
や中国国家開発銀行、中国銀行等の4大
○
ています。また、10を超える地方政府
○
銀最大の4支店で人民元業務を取り扱っ
○
○
クを有し、このうち東京三菱銀行は、邦
○
○
め8支店・5駐在員事務所のネットワー
○
一方、中国では、香港地区3支店を含
○
ビス・商品の提供に力を入れています。
○
○
動化ビジネス等、多様で高度な金融サー
○
○
せ、トレードファイナンスや売掛債権流
57
ユニオンバンカル・コーポレーション(UnionBanCal Corporation、略称
UNBC)は、東京三菱銀行が発行済株式の約62%を保有する米国銀行
持株会社で、その傘下に銀行子会社であるユニオン・バンク・オブ・
カリフォルニア(Union Bank of California、略称UBOC)をもっています。
UBOCは、カリフォルニア州に本店を置く銀行としては総資産規模で2位にランクさ
れる一般商業銀行で、サンフランシスコ本店のほか、カリフォルニア、オレゴン、ワシ
ントン各州および海外14カ国に約320の店舗、従業員約1万人を擁し、個人リテール
取引から日系企業のお客さまを含む法人取引まで、さまざまな金融サービスを地元に密
着した形でご提供しています。
なお、UNBCはニューヨーク証券取引所に上場しています。
UNBC
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
主なサービス
●カリフォルニア・アカウント
東京三菱銀行の取り次ぎにより、
日本にいながらUBOCの預金口座
を開設いただけます。お申し込み
は東京三菱スーパーダイヤル
(0120−508639)
で承ってい
ます。
業
務
戦
略
1. >> 個人リテール業務
個人リテール業務では、預金、貸出に加え、投資信託・保険関連商品の販売、証券取
次、個人信託など幅広い商品をご提供しています。また、インストアブランチ、テレ
フォンバンキング、インターネットバンキングといった新しいチャネル・ネットワーク
の開発にも積極的に取り組んでいます。なお、日本在住の個人のお客さま専用の商品と
して、米ドル建非居住者預金口座
「カリフォルニア・アカウント」
をご用意しています。
2. >> 法人業務
法人業務では、地場中堅企業を中心に、一部業種については全米で、商業貸出やプロ
ジェクト・ファイナンスなどのさまざまなファイナンスや、CMS
(キャッシュマネジメ
ントサービス)
を利用した資金決済サービス、貿易決済商品をご提供しています。特に、
CMSは、お客さまからの口座情報照会や送金指示などをWeb方式で取り扱う仕組みを
導入しています。日系企業のお客さまには、専門の部署をロスアンゼルス、サンフラン
シスコ、サンディエゴほかに設置し、当地での資金調達や運用のお手伝いなど、各種金
融商品のご提供を行っています。また、信託部門では、投資顧問、401(k)をはじめと
する企業年金、カストディ、コーポレート・トラストなどのサービスを幅広くご提供し
ています。
3. >> 国際業務
国際部門では、19の海外拠点を擁し、主としてアジアの地場中堅銀行への米ドル建て
貿易決済関連商品のご提供を中心としたコルレス業務を展開しています。
トピックス
UNBC の業績等
(15 年 12 月末)
総資産:
42,498 百万ドル
貸出金:
25,935 百万ドル
預金残高: 35,532 百万ドル
資本勘定:
3,740 百万ドル
業務純益:
958 百万ドル
当期純利益:
587 百万ドル
BIS 自己資本比率: 14.14%
銀行買収
15年9月、サンフランシスコ・ベイエリアとロスアンゼルス北東部に営業基盤をもつビジ
ネス・バンク・オブ・カリフォルニアの買収契約書に調印し、16年1月に買収を完了しまし
た。これによりUBOCのカリフォルニアにおけるネットワークがより一層充実しました。
保険代理店買収
13年11月に買収した保険代理店アームストロング・ロビタイル・インクを通じて、
15年12月にロスアンゼルス近郊に営業基盤をもつ保険代理店ジョン・ダブリュー・ナ
イト・インシュランス・エージェンシー・インクを買収しました。これにより南カリ
フォルニアでの保険販売業務が拡充されました。
信託銀行買収
16年5月、主に各種金融機関向けに確定拠出型年金の事務管理サービスを提供するカリ
フォルニア州の信託銀行CNAトラスト・コーポレーションの買収契約書に調印しました。
今後とも、より多くのお客さまに一層充実したサービスをご提供してまいります。
58
資料編
コーポレートデータ
財務データ
三菱東京フィナンシャル・グループ
60
三菱東京フィナンシャル・グループ
102
役員一覧
60
主要な経営指標等の推移(連結)
102
沿革
62
連結財務諸表
102
組織図
64
連結情報
123
業務内容
64
財務諸表
128
国内ネットワーク
65
資本・株式の状況
131
海外ネットワーク
73
連結子会社・主な関連会社(国内)
76
連結子会社・主な関連会社(海外)
79
東京三菱銀行
132
主要な経営指標等の推移(連結)
132
連結財務諸表
133
連結情報
154
東京三菱銀行
84
組織図
84
主要な経営指標等の推移(単体)
160
業務内容
86
財務諸表
161
事業系統図
87
単体情報:営業の概況
175
商品・サービス
88
単体情報:銀行業務の状況
178
単体情報:その他業務の状況
187
店舗・人員の状況
188
資本・株式の状況
189
三菱信託銀行
191
主要な経営指標等の推移(連結)
191
連結財務諸表
192
連結情報
211
主要な経営指標等の推移(単体)
217
財務諸表
218
単体情報:営業の概況
231
単体情報:信託業務の状況
234
単体情報:銀行業務の状況
243
単体情報:その他業務の状況
254
店舗・人員の状況
256
資本・株式の状況
257
三菱信託銀行
94
組織図
94
業務内容
95
事業系統図
96
商品・サービス
97
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
資
料
編
59
役員一覧
(平成16年7月1日現在)
三菱東京フィナンシャル・グループ
取締役
取締役会長
上原 治也(うえはら はるや)
取締役社長
畔柳 信雄(くろやなぎ のぶお)
取締役副社長
今川 達功(いまがわ たつのり)
企画担当
専務取締役
三宅 朝太郎(みやけ あさたろう)
リスク管理担当
専務取締役
杉崎 肇(すぎざき はじめ)
取締役
三木 繁光(みき しげみつ)
取締役
内海 暎郎(うつみ あきお)
取締役
岩田 哲夫(いわた てつお)
取締役
岡内 欣也(おかうち きんや)
取締役
金子 亮太郎(かねこ りょうたろう)
取締役
大歳 卓麻(おおとし たくま)
監査役
執行役員
常勤監査役
常務執行役員
永易 克典(ながやす かつのり)
宇野 節生(うの せつお)
常勤監査役
法人連結事業本部長
芹澤 洋介(せりざわ ようすけ)
常務執行役員
村田 一(むらた りゅういち)
監査役
リテール連結事業本部長
南 光雄(みなみ みつお)
監査役
常務執行役員
後藤 俊夫(ごとう としお)
今井 健夫(いまい たけお)
受託財産連結事業本部長
監査役
常務執行役員
渡辺 喜宏(わたなべ よしひろ)
石原 邦夫(いしはら くにお)
法人連結事業本部副本部長
財務担当
東京三菱銀行
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
執行役員
執行役員
原沢 隆三郎(はらさわ りゅうさぶろう)
中村 洋(なかむら ひろし)
常勤監査役
システム部長
日本橋支社長
三木 繁光(みき しげみつ)
長谷川 裕(はせがわ ゆたか)
執行役員
執行役員
*頭取
常勤監査役
平野 信行(ひらの のぶゆき)
和田 哲哉(わだ てつや)
畔柳 信雄(くろやなぎ のぶお)
木村 治雄(きむら はるお)
総合企画室長
リテール企画室長
*副頭取
執行役員
執行役員
森口 隆宏(もりぐち たかひろ)
常勤監査役
西澤 豊(にしざわ ゆたか)
内藤 明(ないとう あきら)
根本 武彦(ねもと たけひこ)
為替資金部長
*副頭取
監査役
システム部共同化推進室長兼システム部
副部長
小幡 尚孝(おばた なおたか)
宇野 節生(うの せつお)
取締役
監査役
取締役会長
*副頭取
監査役
田中 將介(たなか まさゆき)
中川 徹也(なかがわ てつや)
オペレーションサービス部門長兼システ
ムサービス部門長兼EC推進部門長
*常務取締役
金成 憲道(かなり のりみち)
役
員
一
覧
U N B C 部門長(ユニオン・バンク・オ
ブ・カリフォルニア出向兼務)
生野 雄一(しょうの ゆういち)
執行役員
欧州本部欧州業務部長(BTM(ヨーロッ
パ)出向兼務)
西田 孝(にしだ たかし)
資金証券部長
執行役員
執行役員
長谷川 和彦(はせがわ かずひこ)
荒井 敏明(あらい としあき)
リテール営業部長
香港総支配人兼香港支店長(キンチェン
東京ファイナンス出向兼務)
常務執行役員
寺東 一郎(てらとう いちろう)
執行役員
大阪支社長
融資企画室長
伊藤 純一(いとう じゅんいち)
執行役員
木村 高志(きむら たかし)
法人業務企画部長
*常務取締役
渡辺 喜宏(わたなべ よしひろ)
常務執行役員
安田 正太(やすだ しょうた)
執行役員
グローバル企業部門長兼アジア本部長
営業本部長
法人業務第二部長
*常務取締役
永易 克典(ながやす かつのり)
常務執行役員
大森 京太(おおもり きょうた)
執行役員
米州本部長
守村 卓(もりむら たかし)
執行役員
法人営業部門長
名賀石 篤(なかいし あつし)
*常務取締役
村田 一(むらた りゅういち)
常務執行役員
柳澤 匡(やなぎさわ ただし)
ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニ
ア派遣
証券投資部長
執行役員
執行役員
リテール部門長
欧州本部長
佐藤 潤(さとう じゅん)
島田 稔(しまだ みのる)
*常務取締役
大西 由辰(おおにし よしのぶ)
常務執行役員
佐野 三郎(さの さぶろう)
人事室長兼キャリア開発室長
営業本部営業第二部長
執行役員
執行役員
トレジャリー部門長
名古屋支社長
黒岩 法夫(くろいわ のりお)
田中 正明(たなか まさあき)
*常務取締役
秋草 史幸(あきくさ ふみゆき)
常務執行役員
玉井 泉(たまい いずみ)
総合リスク管理室長
法人業務第一部長兼営業本部営業第三部長
投資銀行・資産運用部門長兼ストラク
チャードファイナンス本部長兼金融商品
開発本部長兼シンジケーション本部長
総合カード・クレジット事業部長
木方 元治(きほう ゆきはる)
*常務取締役
岩田 哲夫(いわた てつお)
コーポレートセンターの担当
*常務取締役
樫沢 利博(かしざわ としひろ)
コーポレートセンターの担当
取締役
60
執行役員
執行役員
杉崎 肇(すぎざき はじめ)
常務執行役員
田中 達郎(たなか たつお)
中国拠点担当
常務執行役員
冨岡 明(とみおか あきら)
営業本部副本部長
常務執行役員
豊泉 俊郎(とよいずみ としろう)
融資部・審査部・国際審査部の担当なら
びに営業審査部長
水野 正望(みずの まさみ)
執行役員
ニューヨーク支店長兼ケイマン支店長
(東京三菱銀行信託会社出向兼務)
執行役員
湊 明彦(みなと あきひこ)
本部賛事役(人事室担当)
執行役員
長岡 孝(ながおか たかし)
京都支社長
執行役員
向原 通 (むこうはら みちたか)
融資部長
(注)1. * の取締役は執行役員を兼務してお
ります。
2. 杉崎肇氏は、商法第188条第2項第7
号ノ2に定める要件を満たす社外取
締役であります。
3. 中川徹也氏は、
「株式会社の監査等に
関する商法の特例に関する法律」第
18条第1項に定める要件を満たす社
外監査役であります。
常務執行役員
花水 範明(はなみず のりあき)
執行役員
執行役員
執行役員
見田 元(みた はじめ)
和田 哲哉(わだ てつや)
黒岩 法夫(くろいわ のりお)
リテール連結事業本部副本部長
リテール連結事業本部
リテール業務推進部長兼総合カード事業
部副部長
リテール連結事業本部
リテール企画部長
リスク統括部部付部長
執行役員
執行役員
田中 正明(たなか まさあき)
瀧 達雄(たき たつお)
常務執行役員
小野 伸一(おの しんいち)
法人連結事業本部副本部長
常務執行役員
秋草 史幸(あきくさ ふみゆき)
受託財産連結事業本部副本部長
執行役員
玉井 泉(たまい いずみ)
リテール連結事業本部
総合カード事業部長
伊藤 純一(いとう じゅんいち)
投融資企画部長
法人連結事業本部
法人業務第一部長
執行役員
執行役員
室 幸夫(むろ ゆきお)
木村 高志(きむら たかし)
法人連結事業本部
信託企画部長兼法人業務企画部部付部長
法人連結事業本部
法人業務企画部長兼信託企画部部付部長
執行役員
執行役員
水野 正望(みずの まさみ)
長谷川 和彦(はせがわ かずひこ)
法人連結事業本部
法人業務第二部長
リテール連結事業本部
リテール業務推進部部付部長
*常務取締役
鈴木 祐二(すずき ゆうじ)
監査役
執行役員
リスク統括部部付部長
執行役員
梶浦 敏明(かじうら としあき)
受託財産連結事業本部
受託業務企画部部付部長
(注)1. 金子亮太郎、大歳卓麻の両氏は、商法
第188条第2項第7号ノ2に定める要
件を満たす社外取締役であります。
2. 南光雄、今井健夫の両氏は、
「株式会
社の監査等に関する商法の特例に関
する法律」第18条第1項に定める要
件を満たす社外監査役であります。
三菱信託銀行
取締役
取締役会長
内海 暎郎(うつみ あきお)
*取締役社長
上原 治也(うえはら はるや)
*取締役副社長
大橋 雄治(おおはし ゆうじ)
監査部担当
*専務取締役
徳田 俊一(とくだ しゅんいち)
証券代行企画部、証券代行部、大阪証券
代行部、本店法人営業第1部、本店法人
営業第2部担当
*専務取締役
小山 登志雄(こやま としお)
事業企画部、営業第1部、営業第2部、
営業第3部、年金営業第1部、年金営業
第2部、年金営業第3部、年金営業第4
部、年金営業第5部担当
*専務取締役
花水 範明(はなみず のりあき)
MTFGリテール連結事業本部、個人業務
推進部、投資商品部、ライフプランニン
グ営業部、個人資産相談部、ダイレクト
バンキング部、本店営業部担当
*常務取締役
小野 伸一(おの しんいち)
MTFG法人連結事業本部、企業金融部、
資産金融第1部、資産金融第2部、営業
第4部、営業第5部、営業第6部、年金
営業第6部、神奈川営業部、名古屋営業
部担当
*常務取締役
開発 光治(かいほつ こうじ)
市場国際部、総合資金部、証券投資部、
クレジット投資部、資金為替部、国際営
業開発部担当
不動産企画部、不動産部、不動産カスト
ディ部、不動産管理部、不動産コンサル
ティング部、不動産オリジネーション部、
不動産情報開発部、丸の内不動産・グ
ループ営業部、日本橋不動産・グループ
営業部、新宿不動産・グループ営業部、
渋谷不動産・グループ営業部、立川不動
産・グループ営業部、横浜不動産・グ
ループ営業部、町田不動産・グループ営
業部、大阪不動産・グループ営業部、営
業第7部、営業第8部、営業第9部担当
*常務取締役
犬塚 淳(いぬづか あつし)
常勤監査役
藤井 章(ふじい あきら)
常勤監査役
中村 明(なかむら あきら)
監査役
芹澤 洋介(せりざわ ようすけ)
監査役
福澤 武(ふくざわ たけし)
執行役員
金上 孝(かながみ たかし)
執行役員
円谷 茂(つぶらや しげる)
人事部長
執行役員
城戸 一彰(きど かずあき)
ロンドン支店長
執行役員
瀧 達雄(たき たつお)
監査役
経営管理部長
システム企画部長委嘱、審査部、システ
ム管理部担当
片山 英二(かたやま えいじ)
執行役員
伊藤 芳康(いとう よしやす)
*常務取締役
高橋 正(たかはし ただし)
執行役員
札幌支店長
コストマネジメント室、総務部、経営管
理部、信用リスク統括部、お客さまサー
ビス室、事務管理部担当
常務執行役員
松田 雄司(まつだ ゆうじ)
*常務取締役
後藤 俊夫(ごとう としお)
MTFG受託財産連結事業本部、受託財産
企画部、年金コンサルティング部、投資
企画部、年金運用部、公的資金運用部、
資産運用部、パッシブ運用部、年金信託
部、資産管理部担当
取締役
三宅 朝太郎(みやけ あさたろう)
大阪営業部、大阪営業第1部、大阪営業
第2 部、大阪年金営業部、大阪不動産
部、九州営業部担当
諏訪 勝之(すわ かつゆき)
本店営業部長
執行役員
野口 純(のぐち じゅん)
審査部長
齋藤 廣志(さいとう ひろし)
執行役員
京都支店長
梶浦 敏明(かじうら としあき)
執行役員
投資企画部長
井田 浩史(いだ ひろし)
執行役員
名古屋営業部長
結城 泰平(ゆうき たいへい)
執行役員
経営企画部長
見田 元(みた はじめ)
執行役員
個人業務推進部長
若林 辰雄(わかばやし たつお)
執行役員
営業第3部長
営業第4部長
執行役員
春田 裕明(はるた ひろあき)
資産金融第1部長
*常務取締役
岡内 欣也(おかうち きんや)
執行役員
経営企画部、人事部、社員相談室、国際
事務管理部担当
企業金融部長
室 幸夫(むろ ゆきお)
役
員
一
覧
執行役員
執行役員
浅倉 信吾(あさくら しんご)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
ニューヨーク支店長兼ケイマン支店長
(注)1. * の取締役は執行役員を兼務してお
ります。
2. 三宅朝太郎氏は、商法第188条第2
項第7号ノ2に定める要件を満たす
社外取締役であります。
3. 福澤武、片山英二の両氏は、
「株式会
社の監査等に関する商法の特例に関
する法律」第18条第1項に定める要
件を満たす社外監査役であります。
61
沿革
s 三菱東京フィナンシャル・グループ s 東京三菱銀行 s 三菱信託銀行
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
沿
革
明治13年 2月
s 横浜正金銀行(東京銀行の前身)開業
明治13年 4月
s 三菱為換店創設(三菱銀行創業)
明治26年12月
s 三菱合資会社設立
明治28年 7月
s 三菱合資会社、銀行部を創設
大正 8年 8月
s 三菱合資会社銀行部を分離・独立さ
せ、株式会社三菱銀行を創立
昭和 2年 3月
s 三菱合資会社の関係会社として、三
菱信託株式会社を創立
(三菱信託銀行
創業)
昭和 2年 4月
s 三菱信託、三菱本館で営業開始
昭和 2年 6月
s 川崎信託株式会社創立
(日本信託銀行
創業)
昭和37年 7月
s 三菱信託銀行、適格年金信託を初受託
昭和42年 1月
s 三菱信託銀行、厚生年金基金信託を
初受託
昭和46年 8月
s 三菱銀行、本邦初のオンラインCD機
を設置
昭和47年 8月
s 三菱銀行、「三菱総合口座」を開発
昭和50年10月
s 加州東京銀行がカリフォルニア・
ファースト・バンクとして新発足
昭和52年 5月
s 三菱信託銀行、公益信託を初受託
昭和54年 4月
s 東京銀行、新本館完成
昭和55年 6月
s 三菱銀行、新本館完成
昭和56年 6月
s 三菱信託銀行、新型貸付信託「ビッ
グ」の取り扱いを開始
昭和 3年 4月
s 三菱信託、本店を八重洲ビルヂング
に移転
昭和18年 4月
s 三菱銀行、第百銀行を合併
昭和21年 4月
s 三菱信託、本店を三菱銀行新館に移転
昭和58年 1月
昭和21年12月
s 横浜正金銀行、 東京銀行と改称し再
発足
s 三菱信託銀行、遺言信託の取り扱い
を開始
昭和59年 6月
s 三菱銀行、米国バンク・オブ・カリ
フォルニアを買収
昭和59年 7月
s 三菱信託銀行、土地信託を初受託
昭和60年 7月
s 三菱銀行、邦銀初の転換社債を発行
昭和22年 8月
s 川崎信託、日本信託株式会社と改称
昭和23年 7月
s 日本信託、日本信託銀行と改称、銀
行業務を開始
昭和23年 8月
s 三菱信託、朝日信託銀行と改称、銀
行業務を開始
昭和60年 9月
s 三菱銀行、内外取引を一体化した総
合ディーリングルームを設置
昭和23年10月
s 三菱銀行、千代田銀行と改称
昭和60年12月
昭和24年11月
s 東京銀行、外国為替銀行の認可取得
s 三菱信託銀行、金銭信託「ヒット」の
取り扱いを開始
s 朝日信託銀行、本店を永楽ビルヂン
グに移転
昭和62年 2月
昭和27年 1月
s 三菱信託銀行、菱信住宅販売
(現:三
菱信不動産販売)を設立
s 朝日信託銀行、三菱信託銀行と改称
昭和62年10月
昭和27年 6月
s 三菱銀行、第3次オンラインシステ
ム稼働開始
s 三菱信託銀行、貸付信託の募集を開始
62
s 東京銀行、第1回東京銀行債券(利付
債券)発行
昭和27年 9月
s 東京銀行、東京銀行として発足後、
初めての海外支店をニューヨーク、
ロンドンに開設
昭和28年 7月
s 千代田銀行、三菱銀行の名称に復帰
昭和29年 8月
s 東京銀行、外国為替銀行法施行に伴
い、外国為替専門銀行として新発足
昭和63年 8月
s 東京銀行、自動継続外貨定期預金
「ホット定期」の取り扱いを開始
s バンク・オブ・カリフォルニアと加
州三菱銀行が合併、名称をバンク・
オブ・カリフォルニアとして新発足
昭和63年 9月
s 東京銀行、第3次オンラインシステ
ム稼働開始
昭和63年10月
s 三菱銀行、ロンドン証券取引所に上場
s カリフォルニア・ファースト・バン
クがユニオン・バンクを買収合併
し、名称をユニオン・バンクとして
新発足
平成12年11月
s 東京三菱銀行、国際証券を関連会社化
平成13年 1月
s 東京三菱銀行、「メインバンク」総合
サービスの取り扱いを開始
平成 元年 2月
s 三菱銀行、スイスの3証券取引所、
パリ証券取引所に上場
平成13年 4月
平成 元年 6月
s 三菱信託銀行、本邦の信託銀行とし
て初めてロンドン証券取引所に上場
平成 元年 9月
s 三菱銀行、邦銀として初めてニュー
ヨーク証券取引所に上場
s 東京三菱銀行、三菱信託銀行および
日本信託銀行、株式移転により、完
全親会社 三菱東京フィナンシャル・
グループを設立、3 行は三菱東京
フィナンシャル・グループの完全子
会社となる
昭和63年11月
平成 2年 3月
s 三菱東京フィナンシャル・グループ、
有楽町ビルヂングにて業務開始
s 三菱信託銀行、第3次オンラインシ
ステム全面稼働
平成 5年 8月
s 東京銀行、東京信託銀行を設立
平成 5年 9月
s 三菱信託銀行、三菱信証券を設立
平成 5年10月
s 三菱銀行、情報センター稼働開始
平成 6年10月
s 三菱銀行、三菱ダイヤモンド証券
(後
に東京三菱証券と改称)を設立
平成 6年11月
s 三菱銀行、日本信託銀行を子会社化
平成 8年 4月
s 三菱銀行と東京銀行が合併、東京三
菱銀行となる
s バンク・オブ・カリフォルニアとユニ
オン・バンクを統合、ユニオン・バン
ク・オブ・カリフォルニアとして新
発足
平成 9年 5月
s 東京三菱銀行、オンラインシステム
を統合
平成10年12月
s 東京三菱銀行、証券投資信託の窓口
販売を開始
s 三菱信託銀行、証券投資信託の窓口
販売を開始
s 三菱東京フィナンシャル・グループ、
東京・大阪・ニューヨーク・ロンド
ンの各証券取引所に上場
s 東京三菱銀行、損害保険商品の販売
を開始
平成13年10月
s 三菱信託銀行、日本信託銀行および
東京信託銀行が合併、新しい
「三菱信
託銀行」誕生
平成14年 1月
s 東京三菱銀行と三菱信託銀行、初の
共同店舗をスタート
平成14年 4月
s 東京三菱銀行、三菱信託銀行の信託
代理店業務開始
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
平成14年 9月
s 三菱東京フィナンシャル・グループ、
丸の内ビルディングに移転
沿
革
s 三菱信託銀行、損害保険商品の販売
を開始
s 国際証券、東京三菱証券、東京三菱
パーソナル証券および一成証券が合
併、「三菱証券」誕生
平成14年10月
s 東京三菱銀行、生命保険商品の販売
を開始
平成11年 6月
s ユニオンバンカル・コーポレーショ
ン、ニューヨーク証券取引所に上場
平成11年 7月
s 三菱信託銀行、三菱信証券を東京三
菱証券に営業譲渡
平成15年 2月
s 東京三菱銀行、三菱信託銀行および
三菱証券、初の共同店舗をスタート
平成11年11月
s 三菱信託銀行、「エクセレント倶楽
部」の取り扱いを開始
平成15年 5月
s 三菱信託銀行、新本店ビルに移転
平成12年 2月
s 三菱信託銀行、本店を山王パークタ
ワーに移転
平成16年 2月
s 三菱東京フィナンシャル・グループ、
初の融合型共同店舗「MTFGプラザ」
をスタート
平成12年 5月
s 三菱信託銀行、日本マスタートラス
ト信託銀行を設立
平成16年 4月
平成12年 9月
s 東京三菱銀行、三菱信託銀行および
日本信託銀行、ATM・CDを相互開放
s 三菱東京フィナンシャル・グループ、
リテール・法人・受託財産の3事業
で連結事業本部制度を導入
s 三菱信託銀行、生命保険商品の販売
を開始
63
組織図
(平成16年7月1日現在)
株主総会
監査役
監査役会
アドバイザリー・ボード
取締役会
業務監査委員会
経営会議
各種委員会
政策検討会
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
組
織
図
/
業
務
内
容
本部長
本部長
本部長
企画担当役員
リテール連結事業本部
法人連結事業本部
受託財産連結事業本部
財務担当役員
コーポレート・スタッフ機能
コーポレート・リスク・
マネジメント機能
リ
テ
ー
ル
企
画
部
リ
テ
ー
ル
業
務
推
進
部
投
資
商
品
推
進
部
総
合
カ
ー
ド
事
業
部
リ
テ
ー
ル
ア
カ
デ
ミ
ー
法
人
業
務
企
画
部
信
託
企
画
部
法
人
業
務
第
一
部
法
人
業
務
第
二
部
受
託
業
務
企
画
部
総
合
管
理
部
経
営
政
策
部
財
務
政
策
部
リ
ス
ク
統
括
部
投
融
資
企
画
部
監
査
部
関リ
すテ
るー
事ル
項業
務
の
事
業
戦
略
全
般
に
おリ
よテ
びー
拠ル
点商
管品
理・
に業
関務
す・
るサ
事ー
項ビ
ス
戦
略
に投
関資
す信
る託
事お
項よ
び
信
託
性
投
資
商
品
戦
略
総
合
カ
ー
ド
業
務
戦
略
に
関
す
る
事
項
教
育
・
研
修
等
に
関
す
る
事
項
関法
す人
る取
事引
項業
︵務
信の
託事
業業
務戦
除略
く全
︶般
に
関法
す人
る取
事引
項業
︵務
信の
託事
業業
務戦
含略
む全
︶般
に
関大
す企
る業
事等
項に
対
す
る
業
務
戦
略
に
に中
関堅
す・
る中
事小
項企
業
等
に
対
す
る
業
務
戦
略
関受
す託
る財
事産
項業
務
の
事
業
戦
略
全
般
に
関株
す主
る総
事会
項、
役
員
秘
書
、
人
事
、
庶
務
に
にグ
関ル
すー
るプ
事全
項体
、の
広経
報営
・戦
I 略
R、
経
営
計
画
主自
計己
等資
に本
関調
す達
る、
事財
項務
戦
略
、
投
資
管
理
、
管グ
理ル
にー
関プ
す全
る体
事の
項各
種
リ
ス
ク
の
総
合
的
ポグ
ール
トー
フプ
ォ全
リ体
オの
管信
理用
にリ
関ス
すク
る、
事与
項信
遵グ
守ル
にー
関プ
す全
る体
事の
項内
部
監
査
・
法
令
等
連結事業本部
コーポレートセンター
<主な関係会社>
(株)東京三菱銀行
三菱信託銀行(株)
業務内容
1. 銀行、信託銀行、証券専門会社、保険会社その他銀行法により
子会社とすることができる会社の経営管理
64
リスク管理担当役員
2. その他左記の業務に附帯する業務
国内ネットワーク
805(国内店舗 315、無人化店舗 490)
(平成 16 年 6 月 1 日現在)
黒色は東京三菱銀行、オレンジ色は三菱信託銀行を表しています。
法政大学
公 は住宅金融公庫業務取扱店、 □
債 は債券取扱店、 □
ト はトラベルコーナー設置店、
□
Ⅰ は外貨両替取扱店Ⅰ、 □
Ⅱ は外貨両替取扱店Ⅱ、 □
Ⅲ は外貨両替取扱店Ⅲ、
□
ホテルニューオータニ
丸ビル
クイックコーナーは無人化店舗(除く、企業内設置分)
三菱ビルヂング
公 は住宅金融公庫業務取扱店、□
平 はATMの平日時間延長店 8:00∼8:45 19:00∼21:00、
□
日 は ATM の日曜日稼働店 9:00 ∼ 17:00、 □
祝 は ATM の祝日稼働店 9:00 ∼ 17:00
□
有楽町第一
東京交通会館 2 階
有楽町第二
東京交通会館 2 階
ボアソナード・タワー 1 階
旧館地下1階アーケード街
丸ビル地下 1 階
JR・東京駅丸の内南口前、三菱ビルヂング 1 階
(注)* 旧日本信託銀行のキャッシュカードは、平成 15 年 12 月 31 日(水)をもちま
して、サービスを終了させていただきました。
* 錦糸町支店・千葉支店の ATM は、平日8:45∼15:00 までのご利用となります。
* 渋谷支店・信託プラザ所沢・阿倍野支店の ATM は、平日 9:00 ∼ 15:00 までの
ご利用となります。
[外貨両替のお取り扱いについて]
(T/C =トラベラーズチェック) ○:お取り扱いします ×:お取り扱いしません
中央区
支店
公□
債□
ト 東京営業部
□
債□
Ⅰ
□
大伝馬町支店
債□
ト
□
京橋支店
Ⅰ
□
銀座支店
Ⅰ
□
築地支店
公□
Ⅰ
□
日本橋支店
日銀前・三越隣り
東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅、人形町通り
銀座通り、銀座一丁目交差点角
銀座通り、資生堂パーラー前
京橋築地小学校前、交差点角
日本橋交差点そば
ト□
Ⅰ
□
Ⅱ
□
Ⅲ
□
日本橋支店
日本円現金→外貨現金・外貨 T/C・円 T/C
○
○
○
日本橋中央支店 日本橋L島屋南寄り筋向い
外貨現金・外貨 T/C・円 T/C →日本円現金、円預金・外貨預金へのご入金
○
○
×
外貨預金・円預金→外貨現金・外貨 T/C・円 T/C でのお引き出し
○
×
×
取引種類
債□
ト 八重洲通支店 八重洲通り、昭和通り交差点角
□
クイックコーナー
* トラベルコーナー設置店では、最大 7 種類の T/C と 14 種類の外貨現金をお取り扱いし
茅場町駅前
ています(支店によって取扱通貨が異なります。また在庫のない場合もございます。詳
銀座松屋
しくは各支店にご照会ください)。
銀座四丁目
* トラベルコーナー設置店以外での外貨両替の取扱通貨につきましては、各支店にご照会
ください。
東京都
千代田区
本店・支店
公□
債□
ト 東京三菱銀行本店
□
公□
平
□
三菱信託銀行本店
公□
Ⅰ
市ヶ谷支店
□
Ⅰ □
神田支店
Ⅰ 麹町支店
□
公□
債□
ト 新丸の内支店
□
債□
ト
□
神保町支店
公□
債□
Ⅰ 丸の内支店
□
東京中央郵便局隣り
丸の内、三菱信託銀行本店ビル
JR・市ヶ谷駅、九段方面
JR・神田駅北口、中央通り北 100m
東京メトロ有楽町線・麹町駅、1 番出口上
東銀ビル
神保町交差点角
東京三菱銀行本店内
(03)3240–1111
(03)3212–1211
(03)3262–4111
(03)3256–5111
(03)3265–6261
(03)3211–2473
(03)3263–1221
(03)3212–1551
クイックコーナー
JR・秋葉原駅電気街口、日本通運ビル
日本橋L島屋南寄り筋向い
新川
新富町
東京メトロ東西線・茅場町駅、11 番出口横
銀座松屋隣り
銀座四丁目交差点
新日本橋駅前
水天宮前
聖路加国際病院
月島駅前
人形町
人形町交差点角
馬喰町
JR・馬喰町駅、3 番出口そば
八丁堀駅前
港区
支店
債□
ト
□
青山支店
Ⅰ 赤坂支店
□
Ⅰ □
赤坂見附支店
公□
Ⅰ
品川駅前支店
□
債□
ト 新橋支店
□
債□
ト 田町支店
□
公□
債□
ト 虎ノ門支店
□
Ⅰ □
広尾支店
Ⅰ □
六本木支店
JR・新日本橋駅前
水天宮前交差点角
病院内
東京メトロ有楽町線・月島駅、区立月島スポーツプラザ前
JR・八丁堀駅、B2 出口
(03)3505–4611
(03)6716–1001
JR・新橋駅、烏森口西 400m、日比谷通り、新橋 27MT ビル (03)3502–4324
JR・田町駅前、森永プラザビル
(03)3454–0451
虎ノ門交差点角
(03)3580–6411
東京メトロ日比谷線・広尾駅、明治屋前
(03)3442–8111
六本木交差点角
(03)3408–8111
赤坂見附、田町通り
JR・品川駅港南口、太陽生命品川ビル
秋葉原
秋葉原駅東口
飯田橋
飯田橋駅前
JR・飯田橋駅西口、体育館角
市ヶ谷駅前
JR・市ヶ谷駅前
内幸町
大手町ビルヂング
お茶の水駅前
神田岩本町
都営新宿線・岩本町駅、南西 20m
神田駅南口
JR・神田駅南口、中央通り
神谷町駅前
神田神保町
三菱証券神保町支店 1 階
北里研究所病院
神田橋
本郷通り、美土代町交差点そば、東京天理ビル
グランパークタワー
九段下駅前
山王パークタワー
赤坂駅前
東京メトロ丸ノ内線・大手町駅、大手町ビル 1 階
麻布二ノ橋
JR・御茶ノ水駅、お茶の水橋口
ATT 新館
御成門
東京メトロ半蔵門線・九段下駅、5 番出口そば
慶應義塾大学三田
京急第 2 ビル
新東京ビル
新東京ビル 1 階
慈恵大学病院中央棟 1 階
水道橋駅前
JR・水道橋駅西口、水道橋西通り
慈恵大学病院中央棟 8 階
大丸東京店
大丸東京店地下1階
品川駅東口
鉄鋼ビル
東京海上ビル
呉服橋交差点角
新赤坂
東京海上ビル新館地下1階
新橋駅前
病院内
高輪第一京浜
東京メトロ半蔵門線・半蔵門駅 3 番出口、JFN センタービル 1 階
田町東
都営三田線・内幸町駅、日比谷国際ビル地下 1 階
東京慈恵会医科大学
弁護士会館内
浜松町駅前
日本歯科大学附属病院
半蔵門駅前
日比谷国際ビル
弁護士会館
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
クイックコーナー
飯野ビル
山王パークタワー地下1階、エントランスロビー
(03)3499–0871
東京メトロ・表参道駅、A1 出口前
地下鉄・青山一丁目駅前、青山ツインタワービル 1 階 (03)3475–1211
JR・秋葉原駅、昭和通口前
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
東京ダイヤビル 1 号館
東京メトロ有楽町線・新富町駅、新大橋通り
JR・飯田橋駅東口、目白通り南 300 m
(03)3245–1111
(03)3661–2121
(03)3535–2311
(03)3573–3251
(03)3541–2151
(03)3272–5151
(03)3271–1481
(03)3245–8111
(03)3567–6161
東京メトロ千代田線・赤坂駅、赤坂通り
都バス・二ノ橋バス停前
ATT 新館地下 1 階
都営三田線・御成門駅 A4 出口、御成門 BN ビル
東京メトロ日比谷線・神谷町駅、飯倉方面 30 m
北里学園白金キャンパス正門脇
JR・田町駅東口、グランパークタワー1階
慶應義塾大学三田キャンパス第1校舎前
JR・品川駅高輪口 100m、京急第 2 ビル
慈恵大学病院中央棟 1 階
慈恵大学病院中央棟 8 階
品川駅東口、中日新聞社駐車場
アメリカ大使館前
JR・新橋駅、第一ホテル前
第一京浜、泉岳寺交差点、品川寄り 30m
JR・田町駅芝浦口、芝浦工業大学南 30m
病院内
JR・浜松町駅北口、世界貿易センタービル斜め前
65
クイックコーナー
新宿区
支店・出張所
Ⅰ
□
神楽坂支店
JR・飯田橋駅西口西 400 m、神楽坂上
公□
Ⅰ
新宿支店
伊勢丹本館前
□
公□
平□
日□
祝 新宿支店
□
京王百貨店向い、京王モール中央
公□
Ⅰ
□
新宿新都心支店 新宿第一生命ビル
債
新宿中央支店 JR・新宿駅西口、朝日生命ビル向い
□
Ⅰ
□
高田馬場支店 JR・高田馬場駅、早稲田通り西口
東京都庁
東京都庁第二本庁舎 5 階
第二本庁舎出張所(ただし、都庁開庁日のみ営業)
Ⅰ
□
四谷支店
(03)3260–8251
(03)3352–4111
(03)3342–6401
(03)3346–1233
(03)3342–6511
(03)3360–0331
(03)5320–7575
曙橋駅前
飯田橋駅東口
大久保
小田急新宿駅
信濃町駅
新宿御苑前
江東住吉
新木場センタービル
東陽町駅前
森下駅前
品川区
支店
公□
Ⅰ
□
大井支店
債□
ト
□
五反田支店
東京メトロ丸ノ内線・四谷三丁目駅、四谷見附方面 (03)3353–0171
五反田支店
Ⅰ □
小山支店
公□
Ⅰ
□
目黒支店
クイックコーナー
都営新宿線・住吉駅北口
東京メトロ東西線・東陽町駅、四ツ目通り側出入口
都営新宿線・大江戸線・森下駅
(03)3774–1511
(03)3492–7151
(03)3492–1411
(03)5722–8141
(03)3491–4556
JR・大井町駅中央西口
JR・五反田駅西 100 m
JR・五反田駅西口前
目黒線・武蔵小山駅前
JR東急目黒ビル地下 2 階
都営新宿線・曙橋駅前
JR・飯田橋駅東口、大久保通り
クイックコーナー
大久保二丁目交差点を新宿方面 20m
青物横丁駅前
小田急線・新宿駅、中央口改札前
ゲートシティ大崎
京浜急行線・青物横丁駅東口 50 m
JR・大崎駅、ゲートシティ大崎西棟 3 階
JR・信濃町駅、改札口正面
昭和大学病院中央棟
東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑前駅ビル1階
新馬場駅前
新宿西口
小田急百貨店本館、中地下 1 階
スフィアタワー天王洲
新宿南口
JR・新宿駅南口、甲州街道西 500m、オークラビル1階
高輪台
西武新宿駅
高田馬場駅前
中井駅前
西早稲田
四ツ谷駅ビルアトレ
病院中央棟1階
京浜急行線・新馬場駅南口、南品川四丁目交差点そば
東京モノレール・天王洲アイル駅前
都営浅草線・高輪台駅、桜田通り沿い、五反田方向 150 m
戸越
西武新宿駅、改札口前
都営浅草線・戸越駅、戸越銀座商店街東 50 m
名店ビル1階
戸越銀座駅西口
西武新宿線・中井駅前
戸越公園駅前
西早稲田交差点角
不動前
戸越銀座商栄会通り
大井町線・戸越公園駅前
目黒線・不動前駅、北口商店街
JR・四ツ谷駅、アトレ四谷エスカレーター下
若松河田
東京メトロ有楽町線・JR・新木場駅前、新木場センタービル
若松町交差点、大久保通 20m
早稲田駅前
東京メトロ東西線・早稲田駅、3b 出口横
目黒区
支店
(03)5721–6751
(03)3718–2131
(03)3718–5111
(03)3718–5181
(03)3760–4001
学芸大学駅前支店 東横線・学芸大学駅、東口商店街
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
文京区
支店
公□
Ⅰ
江戸川橋支店 東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅前
□
Ⅰ
春日町支店
白山通り、春日町交差点角、文京区役所前
□
千駄木支店
東京メトロ千代田線・千駄木駅、団子坂下
(03)3260–8111
(03)3814–7311
(03)3824–2781
公□
Ⅰ
□
日
□
公□
Ⅰ
□
Ⅲ □
自由ヶ丘支店 東横線・自由が丘駅前ロータリー
自由が丘支店 東横線・自由が丘駅前
都立大学駅前支店 東横線・都立大学駅前、目黒通り角
中目黒支店
東横線・中目黒駅前、山手通り
クイックコーナー
クイックコーナー
駒場東大前
東京メトロ有楽町線・護国寺駅前
洗足駅前
1階
東邦大学大橋病院
都営三田線・白山駅
祐天寺駅前
護国寺駅前
日中友好会館
白山駅前
本郷
本郷三丁目駅前
東京メトロ丸ノ内線・本郷三丁目駅前通り
茗荷谷駅前
東京メトロ丸ノ内線・茗荷谷駅、改札口前
台東区
支店
債□
ト
□
浅草橋支店
債□
Ⅰ
□
上野支店
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
Ⅰ □
井の頭線・駒場東大前駅西口
目黒線・洗足駅前
地下 1 階、エレベーター前
東横線・祐天寺駅前、ロータリー側本通り商店街
東京メトロ丸ノ内線・本郷三丁目駅、消防署前通り
JR・浅草橋駅、江戸通り北 200 m
JR・御徒町駅北口、昭和通り、春日通り交差点角
上野支店
JR・御徒町駅、松坂屋南館隣り
雷門支店
浅草雷門通り
(03)3851–5101
(03)3831–1211
(03)3831–0116
(03)3841–8241
大田区
支店・出張所
公□
Ⅲ
□
池上支店
公□
Ⅰ
□
大森支店
公□
債□
ト 蒲田支店
□
(03)3751–2145
(03)3771–0161
(03)3732–2231
(03)3722–8211
(03)3720–0171
(03)3741–1115
池上線・池上駅前
JR・大森駅山王西口、蒲田方面 100 m
JR・蒲田駅東口
田園調布駅前出張所 東横線・田園調布駅西口
公
□
Ⅰ □
長原支店
池上線・長原駅前
羽田支店
産業道路、北糀谷バス停前
クイックコーナー
クイックコーナー
入谷
大岡山駅前
大井町線・目黒線・大岡山駅、北口商店街
東京メトロ日比谷線・入谷駅東 400m、言問通り
大森駅北口
JR・大森駅北口、ララビル入口
都営大江戸線・新御徒町駅
久が原
東京メトロ日比谷線・三ノ輪駅前
糀谷駅前
田園調布駅東口
羽田空港
新御徒町駅前
三ノ輪
墨田区
支店
公□
Ⅰ
□
押上支店
公□
Ⅰ
錦糸町支店
□
錦糸町支店
公□
Ⅰ
□
本所支店
Ⅰ
□
向島支店
(03)3622–2171
JR・錦糸町駅南口、四ツ目通り南へ 200 m (03)3634–2471
JR・錦糸町駅南口、丸井隣り
(03)3635–1411
清澄通り、両国緑一丁目交差点南
(03)3631–1111
水戸街道、東向島交差点角
(03)3611–5171
京成線・押上駅、浅草通り、四ツ目通り交差点角
平和島駅前
南馬込
武蔵新田駅前
矢口渡駅前
六郷
菊川駅前
都営新宿線・菊川駅前
曳舟駅前
東武伊勢崎線・東武曳舟駅、曳舟川通り
経堂支店
京浜急行線・平和島駅西口
スーパーキタムラそば
多摩川線・武蔵新田駅、環八通り
多摩川線・矢口渡駅前
雑色通り商品街、バス通り
JR・亀戸駅北口、十三間通り商店街
東京メトロ東西線・門前仲町駅、5 番出口前
(03)3683–3141
(03)3641–8301
(03)5477–5751
(03)5430–7311
下北沢駅南口、茶沢通り、北沢タウンホール向い (03)5453–0931
小田急線・成城学園前駅北口
(03)3482–4311
玉川通り、三軒茶屋交差点南
(03)3411–0181
玉川L島屋前
(03)3700–7131
小田急線・経堂駅北口
駒沢大学駅前支店 田園都市線・駒沢大学駅前、駒沢公園出口
下北沢支店
66
東横線・田園調布駅東口
ターミナルビル 2 階出発ロビー、JALカウンター前
世田谷区
支店
クイックコーナー
江東区
支店
公□
Ⅰ
□
亀戸支店
公□
Ⅰ
□
深川支店
池上線・久が原駅前
京浜急行羽田空港線・糀谷駅前
公□
Ⅰ
成城支店
□
公□
Ⅰ
□
世田谷支店
公□
Ⅰ
玉川支店
□
クイックコーナー
方南町
池尻大橋駅前 田園都市線・池尻大橋駅、国道 246 号線沿い、池尻歩道橋そば
池ノ上駅前
井の頭線・池ノ上駅前
上北沢駅前
京王線・上北沢駅北口
喜多見駅前
小田急線・喜多見駅前
経堂駅南口
小田急線・経堂駅南口、農大通り
九品仏駅前
大井町線・九品仏駅前
豪徳寺駅前
小田急線・豪徳寺駅前
桜新町駅前
田園都市線・桜新町駅西口、バス停前
千歳烏山
京王線・千歳烏山駅東口、烏山区民センター前
千歳船橋駅前
小田急線・千歳船橋駅前
等々力駅北口
等々力バス停前
日本大学文理学部
豊島区
支店
公□
Ⅰ
□
池袋支店
平□
日□
祝 池袋支店
公□
□
債□
ト
□
池袋東口支店
Ⅰ
大塚支店
□
Ⅰ
□
駒込支店
東長崎支店
目白支店
東京メトロ丸ノ内線・南阿佐ヶ谷駅上、青梅街道
(03)3986–5111
(03)3984–8211
JR・池袋駅東口、グリーン大通り東 300 m (03)3984–7311
JR・大塚駅南口
(03)3983–9121
JR・駒込駅北口
(03)3910–1111
西武池袋線・東長崎駅南口
(03)3951–5421
JR・目白駅、目白通り西 200 m
(03)3565–2001
JR・池袋駅西口
JR・池袋駅西口、東武百貨店前目白寄り
研究棟1階
明大前
京王線・井の頭線・明大前駅前
用賀駅前
東京メトロ丸ノ内線・方南町駅、1 番出口北 50m
南阿佐ヶ谷駅前
クイックコーナー
学習院
田園都市線・用賀駅北口、世田谷ビジネススクエア地下1階
新本部・大学教室棟
椎名町駅前
渋谷区
支店
Ⅰ
□
恵比寿支店
JR・東京メトロ日比谷線・恵比寿駅前
公□
Ⅰ
□
笹塚支店
京王線・笹塚駅、甲州街道
公
□
渋谷支店
JR・渋谷駅南口、バスターミナル前
公
□
渋谷支店
宮益坂入口
債□
ト
□
渋谷明治通支店 宮益坂下明治通り、ポーラ渋谷ビル
(03)3463–3211
(03)3376–5141
(03)3463–1811
(03)3400–3131
(03)3407–9733
(03)3467–2321
代々木上原支店 小田急線・代々木上原駅、高架下
西武池袋線・椎名町駅北口、中央通り商店街
巣鴨駅前
白山通り、千石方面 150m
千川駅前
東京メトロ有楽町線・千川駅前、大丸ピーコック向い
立教大学池袋キャンパス
北区
支店
公□
Ⅰ
□
赤羽支店
公□
Ⅰ
王子支店
□
滝野川支店
立教大学 5 号館前
(03)3901–5121
(03)3911–3921
(03)3916–3511
JR・赤羽駅東口
JR・王子駅前
都営三田線・西巣鴨駅前
クイックコーナー
恵比寿駅前
JR・恵比寿駅東口
小田急サザンタワー
参宮橋駅前
渋谷東口
JR・北赤羽駅浮間口
渋谷中央街・渋谷支店横
駒込駅東口
JR・駒込駅東口、中里商店街
千駄ヶ谷駅前
JR・十条駅、北区役所通り
JR・千駄ヶ谷駅前、津田塾会角
田端
JR・田端駅、田端駅商店街、デニーズ隣り
京王線・初台駅北口、甲州街道
原宿
明治通り、北参道交差点、原宿駅方面 200 m
広尾ガーデンヒルズ
H棟地下1階
代々木駅前
JR・代々木駅西口、代々木教会1階
東京メトロ千代田線・代々木公園駅前、代々木八幡商店会通り
東十条駅前
荒川区
支店
Ⅰ
□
日暮里支店
JR・東十条駅北口、東方面出口すぐ
東京メトロ丸ノ内線・新中野駅、鍋横交差点角
JR・中野駅南口前
JR・中野駅南口
西武新宿線・野方駅前
JR・東中野駅、山手通り
(03)3384–5221
(03)3383–2711
(03)3383–0171
(03)3330–1131
(03)3371–8101
クイックコーナー
早稲田通り、東京メトロ東西線・落合駅、桜山口そば
都立家政駅前
西武新宿線・都立家政駅南口前
JR・中野駅北口、中野通り、中野サンプラザ前
中野坂上駅前
中野坂上交差点、ハーモニースクエアービル 1 階
中野新橋駅前
東京メトロ丸ノ内線・中野新橋駅、駅前通り
沼袋駅前
西武新宿線・沼袋駅前、中野沼袋郵便局隣り
西日暮里駅前
日暮里駅前
町屋駅前
板橋区
支店・出張所
Ⅰ
□
板橋支店
公□
Ⅱ
□
大山支店
公□
Ⅰ
□
志村支店
公□
Ⅰ
□
下赤塚支店
JR・東京メトロ千代田線・西日暮里駅、尾久橋通り
JR・日暮里駅前
京成線・京成町屋駅前
杉並区
支店・出張所
公□
Ⅲ
□
阿佐ヶ谷支店 JR・阿佐ヶ谷駅北口
(03)3961–1631
(03)3956–1101
都営三田線・志村坂上駅前
(03)3966–4181
東武東上線・下赤塚駅南口、東京メトロ有楽町線・地下鉄赤塚駅 (03)3931–3161
帝京大病院出張所 帝京大学病院正面玄関隣り
(03)3579–6391
川越街道、ハッピーロード大山商店街
クイックコーナー
板橋駅前
JR・板橋駅西口、板橋駅前本通り商店街
JR・荻窪駅南口前
上北沢支店
京王線・上北沢駅北口商店街、甲州街道
久我山支店
井の頭線・久我山駅前、人見街道
Ⅱ
□
高円寺支店
公□
Ⅱ
□
西荻窪支店
JR・高円寺駅北口
JR・西荻窪駅北口
浜田山出張所 井の頭線・浜田山駅東 100m
(03)3338–1141
(03)5300–2001
(03)3393–5111
(03)3303–3211
(03)5370–3101
(03)3337–1101
(03)3390–3121
(03)3306–1311
クイックコーナー
荻窪駅北口
JR・荻窪駅北口、青梅街道
上井草駅前
西武新宿線・上井草駅北口
上荻
新高円寺
西永福駅前
板橋区役所前、仲宿(体育館通り)飯田ビル
大山駅北口
井の頭線・永福町駅前
青梅街道、四面道交差点より西へ 200m
東京メトロ丸ノ内線・新高円寺駅前、青梅街道
井の頭線・西永福駅前
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
中仙道、北園高校前
板橋区役所前
公□
Ⅰ
□
荻窪支店
(03)3891–4135
尾竹橋通り、東日暮里 3 丁目交差点角
クイックコーナー
中野区
支店
永福町支店
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
コモディイイダ滝野川店入口
十条
初台
中野駅北口
コモディイイダ滝野川店
新宿マインズタワー1階
新宿マインズタワー
落合
赤羽台団地 21 号棟
北赤羽駅前
JR・渋谷駅東口、明治通り、並木橋方面 200m 先右へ入る
代々木公園駅前
JR・赤羽駅、アピレ1階
赤羽台
JR・渋谷駅東口、東急定期券売場隣り
渋谷中央街
平□
日□
祝 中野支店
□
公□
Ⅰ
中野駅前支店
□
公□
Ⅲ
□
野方支店
公□
Ⅲ
□
東中野支店
赤羽駅西口
小田急線・参宮橋駅改札正面
渋谷駅
中野支店
クイックコーナー
JR・新宿駅南口、小田急サザンタワー 1 階
東武東上線・大山駅北口
上板橋駅北口
東武東上線・上板橋駅北口、イトーヨーカドー上板橋店東 50m
上板橋駅南口
東武東上線・上板橋駅、上板南口銀座、ショッピングセンターイイダ前
志村三丁目駅前
都営三田線・志村三丁目駅改札前
東京家政大学
学内
東京武蔵野病院
中板橋駅前
東京武蔵野病院内
東武東上線・中板橋駅、中板橋商店街入口
西高島平
都営三田線・西高島平駅前
日大板橋病院
練馬区
支店
公□
Ⅰ
□
江古田支店
Ⅱ
大泉支店
□
公
□
石神井公園支店
公
□
練馬支店
新患受付カウンター前
西武池袋線・江古田駅南口
西武池袋線・大泉学園駅北口、大泉通り妙延寺前
西武池袋線・石神井公園駅南口西
西武池袋線・練馬駅北口
練馬平和台支店 東京メトロ有楽町線・平和台駅、環八通り
公□
Ⅰ
□
保谷支店
西武池袋線・保谷駅南口
(03)3953–4111
(03)5387–1801
(03)3904–5321
(03)3994–5711
(03)5399–3271
(03)3924–7111
67
クイックコーナー
クイックコーナー
大泉学園駅南口
西武池袋線・大泉学園駅南口、西 200m
上石神井駅前
西武新宿線・上石神井駅北口
桜台駅前
秋津駅前
西武池袋線・桜台駅南口、千川通り
小田急永山駅
中村橋駅前
西武池袋線・中村橋駅南口、駅前通り商店街
吉祥寺駅南口
光が丘
都営大江戸線・光が丘駅、光が丘IMA入口
清瀬駅前
富士見台駅前
西武池袋線・富士見台駅南口
武蔵関駅前
西武新宿線・武蔵関駅南口
西武池袋線・秋津駅南口
亜細亜大学
8 号館・1 階
小田急線・小田急永山駅、改札口横
JR・吉祥寺駅南口
西武池袋線・清瀬駅北口エレベーター横
国立駅南口
JR・国立駅南口、東西書店1階
国立富士見通り
富士見通り、国立学園前
京王高尾駅前
足立区
支店
公□
Ⅰ
□
千住支店
日
□
千住支店
京王線・京王高尾駅前、京王ストアー 2 階
京王八王子駅
京王線・京王八王子駅1階南側通路隣り
京王堀之内駅前
日光街道、都バス千住車庫隣り
北千住駅前通り・イトーヨーカドー並び
(03)3887–3121
(03)3888–6411
京王線・京王堀之内駅前、コリナス長池1階
国際基督教大学
学内
国分寺ターミナルビル
JR・国分寺駅、国分寺ターミナルビル1階
小平駅前
西武新宿線・小平駅南口
狛江駅
クイックコーナー
慈恵第三病院
五反野駅前
東武伊勢崎線・五反野駅前
竹ノ塚駅前
東武伊勢崎線・竹ノ塚駅東口、公団 5 号棟前
成蹊大学
東武伊勢崎線・北千住駅、自由通路前
創価大学
東武北千住駅
西新井駅前
東武伊勢崎線・西新井駅西口正面
小田急線・小田急マルシェ狛江
1階ロビー
成蹊大学学生会館前
厚生棟地下1階
高倉
高倉町南交差点そば
鷹の台駅前
飾区
支店
公
□
金町支店
公□
Ⅰ
亀有支店
□
JR・金町駅北口、イトーヨーカドー前
JR・亀有駅南口前
(03)3608–9041
(03)3601–4151
玉川学園前
小田急線・玉川学園前駅東口
多摩市役所
1階ロビー
多摩南部地域病院
病院内
柳谷戸バス停
つくし野駅前
青砥駅前
京成線・青砥駅北口北ウィング青砥商店街
綾瀬駅前
JR・綾瀬駅東口前
京成高砂駅前
京成線・京成高砂駅前、マクドナルド隣り
京成立石駅前
京成線・京成立石駅、立石通り商店街
新小岩駅前
江戸川区
支店
公□
Ⅰ
□
小岩支店
公□
Ⅰ
□
小松川支店
公□
Ⅱ
□
西 西支店
京王線・高幡不動駅南口、京王ストアー向い
つくし野
クイックコーナー
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
西武国分寺線・鷹の台駅前
高幡不動駅前
JR・新小岩駅南口、ショッピングプラザリブ駐車場前
JR・小岩駅北口
船堀街道、東小松川 1 丁目バス停前
東京メトロ東西線・西
西駅南口
船堀支店
都営新宿線・船堀駅南口、船堀街道
瑞江支店
都営新宿線・瑞江駅前
(03)3658–2151
(03)3652–7131
(03)3680–2101
(03)5605–7831
(03)3698–1131
田園都市線・つくし野駅前、東急ストア第1駐車場角
津田塾大学
学内
つつじヶ丘駅前
京王線・つつじヶ丘駅北口、ロータリー前
帝京大学八王子校舎
図書館東1階
帝京大学八王子校舎 13 号館前
八王子校舎 13 号館前
東海大学八王子病院
2 階総合案内所横
東京学芸大学
学生食堂正面入口横
東京経済大学
学内
都立府中病院
正面入口横
西国分寺駅前
JR・西国分寺駅南口、西国分寺レガ1階
西東京市役所保谷庁舎
1階市民ホール西側
西八王子駅北口
JR・西八王子駅北口、商栄会商店街
八王子駅ビル
JR・八王子駅・八王子駅ビル北側1階
花小金井駅前
西武新宿線・花小金井駅改札口前
東村山駅前
西武新宿線・東村山駅東口
日野駅前
クイックコーナー
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
一之江駅前
都営新宿線・一之江駅東口、ロータリー前
篠崎駅前
東京ベ・マルシェ
都営新宿線・篠崎駅北口前
JR・
西臨海公園駅前、東京ベ・マルシェ
JR・日野駅前、日野駅前通り
日野市庁舎内
日野市役所内
日野市立病院
1 階正面玄関エスカレーター横
ひばりヶ丘駅前
西武池袋線・ひばりヶ丘駅前
府中駅
京王線・府中駅改札口横
府中市役所
市役所内
法政大学小金井
東京都下
学内
法政大学多摩キャンパス
法政大学多摩キャンパス1号館
町田駅北口
支店
(042)542–1601
公□
Ⅰ
□
吉祥寺支店
JR・吉祥寺駅北口
(0422)22–3731
平□
日□
祝 吉祥寺支店
□
JR・吉祥寺駅北口前
(0422)22–1711
公
国立支店
JR・国立駅北口
(042)576–8211
□
公
□
久米川支店
西武新宿線・久米川駅南口前
(042)395–9111
公□
Ⅲ
□
小金井支店
JR・武蔵小金井駅、小金井街道
(042)383–2111
公□
Ⅰ
国分寺支店
JR・国分寺駅、北口通り
(042)321–0345
□
仙川支店
京王線・仙川駅南、京王ストア前
(03)5313–4111
公□
債□
ト 立川支店
□
JR・立川駅北口
(042)524–4121
平□
日□
祝 立川支店
L島屋立川店 1 階
(042)524–1481
□
公
□
田無支店
西武新宿線・田無駅北口、武蔵境通り
(0424)66–5531
公□
Ⅰ
□
多摩支店
京王線・聖蹟桜ヶ丘駅前
(042)374–1411
公□
Ⅱ
□
多摩センター支店 京王線・小田急線・多摩センター駅前、イトーヨーカドー隣り (042)372–1311
公□
Ⅱ
□
調布支店
京王線・調布駅南口
(0424)81–5241
公
□
鶴川支店
小田急線・鶴川駅前、小田急マルシェ
(042)735–7691
公
□
豊田支店
JR・豊田駅北口
(042)587–9111
公
成瀬支店
JR・成瀬駅北口
(042)720–5111
□
公□
Ⅰ
□
八王子支店
甲州街道・八日町1丁目バス停前
(0426)22–6271
平□
日□
祝 八王子支店
□
JR・八王子駅北口、西放射線通り入口
(0426)42–1311
公
□
日野市役所支店 日野市役所隣り
(042)584–2311
公□
Ⅰ
□
府中支店
京王線・府中駅、けやき並木通り南 100 m
(042)364–8181
公□
ト
□
町田支店
小田急線・町田駅南口前
(042)722–5033
平□
日□
祝 町田支店
□
丸井 1 階、ルミネ並び
(042)728–1211
公□
Ⅰ
□
三鷹支店
JR・三鷹駅南口
(0422)47–3101
公□
Ⅲ
武蔵境支店
JR・武蔵境駅南口
(0422)32–5121
□
昭島支店
68
小田急線・町田駅北口
南大沢三丁目
JR・昭島駅南口前
南大沢商業センター
南大沢パオレビル
南町田駅前
京王線・南大沢駅前
田園都市線・南町田駅前、グランベリーモール内
明星大学日野キャンパス
明星大学日野キャンパス、大学会館 2 階
武蔵小金井駅南口
JR・武蔵小金井駅南口、南一番街 50 m
武蔵境駅北口
JR・武蔵境駅北口前
武蔵野市役所
市役所内
武蔵野赤十字病院
JR・武蔵境駅南口、武蔵野赤十字病院内
めじろ台駅前
山崎
京王線・めじろ台駅ロータリー前
シーアイハイツ町田、スーパー三和内
神奈川県
川崎市
支店
公□
Ⅰ
□
川崎支店
JR・川崎駅、川崎市役所前
日
□
川崎支店
JR・川崎駅、川崎市役所前
公□
Ⅰ
新城支店
JR・武蔵新城駅北口、西友隣り
□
公□
Ⅲ
□
新百合ヶ丘支店 小田急線・新百合ヶ丘駅、小田急アコルデⅡ内
公
登戸支店
JR・登戸駅南 200 m
□
宮崎台支店
田園都市線・宮崎台駅南口
公
□
武蔵小杉支店 東横線・JR・武蔵小杉駅北口
公□
Ⅰ
□
元住吉支店
東横線・元住吉駅西口隣り
(044)200–1001
(044)244–8541
(044)755–6641
(044)952–1220
(044)922–2131
(044)861–1611
(044)733–9565
(044)411–6171
クイックコーナー
クイックコーナー
鹿島田駅前
JR・鹿島田駅東 100m
京王稲田堤駅
厚木アクスト
京王線・稲田堤駅改札前
鷺沼駅前
田園都市線・鷺沼駅前、ケンタッキーフライドチキン横
宮崎台駅前
武蔵溝ノ口駅
JR・武蔵溝ノ口駅コンコースより入る、ホテルメッツ 2 階入口
田園都市線・青葉台駅南口、青葉台交差点角
青葉台支店
田園都市線・青葉台駅北口、バスターミナル前
荏田支店
港北ニュータウン、荏田南バス停前
大倉山支店
東横線・大倉山駅、レモンロード東 100 m
公
□
公
□
公
□
公□
Ⅰ
□
日
□
公
□
公□
Ⅲ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅲ
□
小田急小田原線・伊勢原駅南口
海老名市役所
東横線・JR・武蔵小杉駅南口
横浜市
支店
公□
Ⅱ
□
青葉台支店
小田急線・本厚木駅北口、厚木市役所駐車場横
伊勢原
田園都市線・宮崎台駅前
武蔵小杉駅南口
東名厚木インター側厚木アクストメインタワー 2 階
厚木市役所
海老名市役所内
小田急相模大野駅
小田急線・相模大野駅 3 階駅ビル正面入口
小田急東海大学前
小田急線・東海大学前駅、小田急マルシェ 1 階
梶原山
梶原口バス停、セイフー鎌倉店隣り
上溝
上溝高校入口
北鎌倉駅前
金沢文庫支店 京浜急行線・金沢文庫駅西口西 200 m
上大岡支店
京浜急行線・上大岡駅、鎌倉街道南 300 m
上大岡支店
ゆめおおおかオフィスタワー 2F
上永谷支店
横浜市営地下鉄・上永谷駅南口
港南台支店
JR・港南台駅前
新横浜支店
JR・新横浜駅北口
たまプラーザ支店 田園都市線・たまプラーザ駅北口
鶴見支店
JR・鶴見駅東口
戸塚支店
JR・戸塚駅西口西 200 m、西友前
東戸塚支店
JR・東戸塚駅東口前
公
□
藤が丘支店
田園都市線・藤が丘駅前
公
□
二俣川支店
相鉄線・二俣川駅北口、厚木街道西 100 m
債□
ト
□
横浜支店
本町通り、本町四丁目バス停前
公□
債□
ト 横浜駅前支店 JR・横浜駅西口、横浜ベイシェラトン先
□
公□
平□
日□
祝 横浜駅西口支店 JR・横浜駅西口前
□
横浜中山支店 JR・中山駅北口、中山コラル内
(045)985–0131
(045)982–0011
(045)941–1511
(045)544–1011
(045)785–1711
(045)841–2111
(045)845–0621
(045)842–9771
(045)832–5661
(045)476–0461
(045)901–1331
(045)501–6531
(045)881–7451
(045)826–1331
(045)971–2201
(045)363–2111
(045)201–2511
(045)311–1751
(045)311–6981
(045)933–2541
JR・北鎌倉駅前
北里大学中央
学内
北里大学東病院
病院地下1階
北里大学病院
病院前バス停横
北里大学病院外来棟
1階
京王橋本駅
京王線・橋本駅改札口そば
相模大野ミロード
小田急相模大野ミロード 7 階
逗子駅前
JR・逗子駅、タクシー乗り場前
西友大船店
西友大船店松竹通側入口横
相武台前
小田急線・相武台前駅北口前
茅ケ崎駅南口
ジョイ茅ケ崎パート 2 内
辻堂駅前
JR・辻堂駅南口
帝京大学薬学部
帝京大学薬学部 1 号館、事務室隣り
東海大大磯
東海大学大磯病院入口
東海大学医学部付属病院
望星モール内
日本大学生物資源科学部
校舎内
長谷駅前
江ノ電・長谷駅北口 50 m
東林間駅前
小田急線・東林間駅、小田急マルシェ1階
藤沢南
JR・藤沢駅南口、藤沢支店駐車場内
三菱電機鎌倉製作所南門前
南門前
横須賀中央駅
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
京浜急行線・横須賀中央駅構内1階
クイックコーナー
青葉桂台
松風台バス停前
青葉台駅
田園都市線・青葉台駅
あざみ野駅前
田園都市線・あざみ野駅バスターミナルそば
市が尾駅前
田園都市線・市が尾駅前
金沢シーサイドタウン 金沢シーサイドタウン、センターシーサイド 4 号棟内
鴨居駅前
JR・鴨居駅南口
菊名駅前
東横線・菊名駅前、旧綱島街道
希望ヶ丘駅前
相鉄線・希望ヶ丘駅北口
港北東急百貨店 S.C.
東急百貨店ショッピングセンター 2 階エレベーター前
昭和大学横浜市北部病院
センター北駅
1 階総合受付横
横浜市営地下鉄・センター北駅構内改札口横
相鉄ジョイナス
相鉄ジョイナス第二
相鉄ジョイナス内、JR側エレベーターホール横
相鉄ジョイナス内、五番街側ヤマハミュージック横
鶴見駅西口
フーガ 2 号棟1階
戸塚駅東口
JR・戸塚駅東口、ラピス戸塚 3
長津田駅
JR・田園都市線・長津田駅
日吉駅前
東横線・日吉駅西口、日吉中央通り
二俣川駅南口
相鉄線・二俣川駅南口、西友そば
保土ヶ谷駅前
JR・保土ヶ谷駅西口 100 m
三ツ境駅
相鉄線・三ツ境駅改札口前
みなとみらい
横浜ランドマークタワー「ランドマークプラザ」内
横浜商科大学
6 号館
逗子出張所
公□
Ⅰ
□
公
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
日
□
公□
Ⅰ
□
Ⅰ
□
茅ヶ崎支店
橋本支店
平塚支店
藤沢支店
藤沢支店
大和支店
横須賀支店
支店・出張所
公□
Ⅱ
市川支店
□
(047)322–3531
(047)333–7111
公□
Ⅰ
浦安支店
東京メトロ東西線・浦安駅、やなぎ通り沿い東 800 m (047)354–3341
□
公□
Ⅰ
□
柏支店
JR・柏駅東口、丸井隣り
(04)7166–1101
日
□
柏支店
JR・柏駅西口(L島屋側)前
(04)7145–1121
鎌ケ谷特別出張所 新京成線・初富駅南 200 m、イトーヨーカドー隣り (047)445–2451
公□
Ⅰ
□
木更津支店
JR・木更津駅東口
(0438)25–4111
公□
Ⅲ
行徳支店
東京メトロ東西線・行徳駅前
(047)396–1131
□
公
□
五香支店
新京成線・五香駅西口、駅前商店街、イトーヨーカドー隣り (047)384–3780
新稲毛出張所 JR・稲毛海岸駅南口
(043)279–2661
公
新松戸支店
JR・新松戸駅、けやき通り西 500 m、ダイエー前 (047)345–1321
□
公□
Ⅰ
□
千葉支店
JR・千葉駅東口
(043)222–0131
千葉支店
千葉パルコ隣り
(043)224–4111
公
□
銚子支店
本通り、NTT並び
(0479)22–2411
公□
Ⅱ
□
津田沼支店
JR・津田沼駅北口、パルコビル
(047)475–3151
平□
日□
祝 津田沼支店
□
JR・津田沼駅北口、イトーヨーカドー前
(047)478–3131
債□
ト
□
成田空港支店 成田国際空港第 1 旅客ターミナルビル 4 階出発階
(0476)32–5711
(046)223–1821
小田急線・海老名駅東口
(046)231–6211
JR・鎌倉駅東口
(0467)22–2390
小田急線・相模大野駅、伊勢丹相模原店前
(042)740–3571
JR・相模原駅前
(042)753–1305
小田急江ノ島線・湘南台駅東口
(0466)43–9521
京浜急行線・新逗子京急ビル 1 階
(046)871–5511
JR・茅ヶ崎駅北口前、エメロード茅ヶ崎入口 (0467)85–2531
JR・橋本駅北口、千代田平安閣隣り
(042)779–3990
JR・平塚駅北口前、MNビル
(0463)21–6200
JR・藤沢駅南口、ダイヤモンドビル
(0466)23–2511
JR・藤沢駅南口、小田急デパート向い
(0466)26–5911
小田急線・相鉄線・大和駅東側
(046)261–9631
京浜急行線・横須賀中央駅北 350 m、さいか屋前 (046)826–1311
小田急線・本厚木駅北口
JR・市川駅北口、千葉街道十字路東
市川八幡支店 JR・本八幡駅北口前、国道交差点角
債□
ト
□
成田空港第 2 ビル
成田国際空港第 2 旅客ターミナルビル本館 2 階
出張所
ト
□
成田国際空港
成田国際空港第 2 旅客ターミナルビル 3 階出国口
出張所(両替所)
神奈川県下
支店・出張所
公□
Ⅰ
□
厚木支店
公
□
海老名支店
公□
Ⅰ
□
鎌倉支店
公
相模大野支店
□
公□
Ⅰ
□
相模原支店
公
湘南台支店
□
千葉県
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅲ
□
船橋支店
JR・船橋駅南口南 500 m、本町通り
松戸支店
JR・松戸駅西口南 200 m、伊勢丹前
八千代支店
京成線・八千代台駅東口
八幡支店
JR・本八幡駅北口
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
(0476)34–8851
(0476)33–0960
(047)422–2131
(047)362–2115
(047)482–2111
(047)334–3301
クイックコーナー
我孫子駅南口
JR・我孫子駅南口
我孫子ビレジ
東急我孫子ビレジショッピングセンター
稲毛駅前
JR・稲毛駅東口
柏ビレジ
東急柏ビレジショッピングセンター
勝田台駅前
北柏駅前
北松戸駅前
君津
国府台駅前
佐原
京成線・勝田台駅北口、成田街道
JR・北柏駅前
JR・北松戸駅東口東 150 mマルエツ前
新日鐵君津製鐵所サービスセンター
京成線・国府台駅前
JR・佐原駅東 900 m、上仲町
69
慈恵医大柏病院
病院内
下総中山
JR・下総中山駅、駅前通り商店街北 100 m
新浦安駅前
JR・新浦安駅南口
新八柱駅前
JR・新八柱駅前
千葉工業大学芝園校舎
千葉工業大学津田沼本校舎
東京理科大学
野田校舎
東武ストア新柏店
東武ストア新柏店・東入口前
常盤平駅前
新京成線・常盤平駅前
西船橋
JR・西船橋駅南口
日本大学理工学部
廣池学園東門
船橋駅前
ときわ書房ビル1階
JR・南柏駅南口
東京メトロ東西線・南行徳駅北口、秋山駅前ビル1階
実籾駅前
京成線・実籾駅前
妙典駅
東京メトロ東西線・妙典駅コンコース
八千代中央駅前
東葉高速鉄道・八千代中央駅、ロータリー前
JR・上尾駅西口前
JR・浦和駅西口、明治安田生命浦和ビル
JR・浦和駅西口前
JR・大宮駅東口、L島屋東向い、旧中仙道
JR・大宮駅西口、丸井・ダイエー並び
東武伊勢崎線・春日部駅東口
東武伊勢崎線・越谷駅東口
東武東上線・坂戸駅北口、サンロード商店街
井戸窪バス停、スーパーマルエツ内
東武伊勢崎線・草加駅東口
西武線・所沢駅西口
(048)773–0511
(048)822–7751
(048)829–2761
(048)641–4411
(048)645–2171
(048)752–0211
(048)966–3232
(049)282–1211
(04)2958–5731
(048)922–1181
(04)2923–2131
信託プラザ所沢
西武線・所沢駅西口(所沢 MTFG プラザ内) (04)2924–7160
(池袋支店所沢出張所)
公□
Ⅰ
新座志木支店 東武東上線・志木駅南口、駅前通り
□
公□
Ⅰ
□
西川口支店
JR・西川口駅西口前
公
南浦和支店
JR・南浦和駅東口
□
東武東上線・和光市駅南口
(048)472–2211
(048)253–4503
(048)883–3451
(048)468–7141
クイックコーナー
朝霞駅前
東武東上線・朝霞駅北口前
川越駅前
JR・東武東上線・川越駅西口
北浦和駅前
JR・北浦和駅西口
小手指駅前
西武池袋線・小手指駅北口、西友ストアー駐車場
新越谷駅
クイックコーナー
札幌駅前
札幌駅前通り、北海道ビル
宮城県
支店
公□
Ⅰ
□
仙台支店
公□
日
□
仙台支店
青葉通り、藤崎東並び
(022)225–5311
(022)262–8111
古町十字路、明治安田生命新潟ビル
(025)223–5161
青葉通り、東四番丁角
支店
公□
Ⅰ
□
新潟支店
クイックコーナー
日本歯科大学新潟歯学部
学内
長野県
支店
公
□
長野支店
JR・長野駅前、東急百貨店向い
(026)223–2121
香林坊バス停前
(076)221–4181
JR・静岡駅北口
(054)252–6131
(054)253–3111
(053)454–5311
石川県
支店
公□
Ⅰ
金沢支店
□
静岡県
支店
公□
Ⅰ
静岡支店
□
公□
日
□
静岡支店
公
□
浜松支店
西武百貨店北隣り
JR・浜松駅北口前
東武伊勢崎線・新越谷駅ビル 「ヴァリエ」 1 階
新所沢駅前
せんげん台駅前
西武新宿線・新所沢駅西口、パルコ前
東武伊勢崎線・せんげん台駅西口、くすのき通り入口
ダイエー志木店
所沢市水道部
所沢市民医療センター
所沢市役所
戸田駅前
戸田公園駅前
1階
所沢市水道部内
所沢市民医療センター内
所沢市役所内
JR・戸田駅東口
JR・戸田公園駅西口、ロータリー前
東浦和駅前
JR・東浦和駅、ロータリー前
東大宮駅前
JR・東大宮駅東口、ロータリー前
東川口駅前
ふじみ野駅前
JR・東川口駅北口、ロータリー前
東武東上線・ふじみ野駅西口、ロータリー前
文京学園埼玉
学内
みずほ台駅前
東武東上線・みずほ台駅西口、ロータリー前
武蔵浦和駅前
JR・武蔵浦和駅西口、ラムザビル向い
柳瀬川駅前
吉川駅前
与野本町駅前
立教大学武蔵野新座キャンパス
70
(011)221–1174
(011)261–1211
JR・札幌駅南口、札幌西武前
新潟県
埼玉県
支店
公□
債□
ト 札幌支店
□
公□
日
□
札幌支店
JR・幕張本郷駅南口
南行徳
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
大通り、道新ビル
北海道
JR・海浜幕張駅北口、幕張テクノガーデン D 棟 2 階
南柏駅前
和光支店
(029)221–4121
13 号館前
廣池学園
幕張本郷駅前
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
国道 50 号線、泉町三丁目バス停前
校舎内
ホテルメッツ津田沼隣り
支店・出張所
公□
Ⅰ
□
上尾支店
公□
Ⅰ
浦和支店
□
日
□
浦和支店
公□
Ⅰ
□
大宮支店
平□
日□
祝 大宮支店
□
公□
Ⅰ
□
春日部支店
公□
Ⅱ
□
越谷支店
公□
Ⅰ
□
坂戸支店
Ⅰ
□
狭山出張所
公□
Ⅰ
草加支店
□
公
□
所沢支店
支店
公□
Ⅰ
水戸支店
□
6 号館1階
津田沼駅南口
幕張テクノガーデン
茨城県
愛知県
支店
公□
Ⅰ
□
熱田支店
金山総合駅南、沢上交差点角
公□
債□
ト 名古屋支店
□
テレビ塔通り、松坂屋本店北隣り
公□
平□
日 名古屋支店
□
中日ビル向い明治安田生命名古屋ビル
公□
Ⅰ
名古屋駅前支店 名鉄百貨店筋向い菱信(りょうしん)ビル
□
名古屋駅前支店 名鉄百貨店筋向い菱信(りょうしん)ビル
(052)671–2131
(052)241–1111
(052)951–4711
(052)541–8431
(052)581–6811
三重県
支店
公□
Ⅰ
四日市支店
□
国道1号線、諏訪バス停前
(0593)52–4121
東武東上線・柳瀬川駅西口、駐輪場前
JR・吉川駅南口 20m
京都府
JR・与野本町駅東口正面
大学キャンパス内
支店
公□
債□
ト 京都支店
□
公□
日
□
京都支店
Ⅰ
□
西院支店
Ⅰ
□
出町支店
公□
Ⅰ
□
伏見支店
(075)221–7161
(075)211–7161
西大路四条交差点角
(075)311–5361
河原町今出川交差点角
(075)231–2345
京阪線・伏見桃山駅、伏見大手筋商店街西 400 m (075)611–3101
綾小路通、滋賀銀行隣り
四条通り大丸西並び
クイックコーナー
クイックコーナー
七条大宮
七条大宮交差点東 30m
ジェイアール京都伊勢丹
京都駅ビル、伊勢丹 2 階
同志社女子大学
学内
芦屋駅前
JR・芦屋駅前
三田ゆりのき台
ウッディタウンゆりのき台 2 丁目交差点西側
住吉駅前
JR・住吉駅北口
大丸神戸店
大丸神戸店 8 階催事場入口横
ポートピアプラザ
H棟ショッピングプラザ1階
大阪府
大阪市
支店
公□
Ⅰ
□
阿倍野橋支店 大阪市立大学医学部附属病院前・住友生命川崎阿倍野ビル (06)6647–9111
阿倍野支店
近鉄百貨店西側、アポロビル隣り
(06)6649–2601
Ⅰ
□
今里支店
地下鉄中央線・緑橋駅 5 番出口上、緑橋交差点 (06)6971–3251
公□
Ⅰ
□
上六支店
近鉄線・上本町駅筋向い
(06)6762–5631
公□
ト
□
梅田支店
JR・大阪駅正面向い、第一生命ビル
(06)6345–2251
梅田支店
富国生命ビル 1 階、阪急百貨店東側
(06)6313–2581
公□
債□
ト 大阪支店
□
京阪電鉄・地下鉄御堂筋線・淀屋橋駅 3 番出口
(06)6209–7501
Ⅰ
大阪西支店
地下鉄四つ橋線・本町駅 23 番出口西 300 m
(06)6531–7051
□
Ⅰ
□
北畠支店
あべの筋、播磨町交差点角
(06)6673–1001
Ⅰ
京阪京橋支店 京阪本線・京橋駅中央口、ホテル京阪京橋向い
(06)6881–0561
□
公□
Ⅰ
□
新大阪支店
JR・新大阪駅北口、住友生命新大阪北ビル (06)6399–0861
Ⅰ
□
心斎橋支店
御堂筋、大丸筋向い
(06)6211–8931
債□
ト
□
船場支店
地下鉄堺筋線・堺筋本町駅 10 号出口
(06)6261–0071
Ⅰ
□
天満支店
東天満一交差点、I・S 南森町ビル
(06)6352–1231
公□
Ⅰ
難波支店
南梅本線・難波駅東、L島屋向い
(06)6641–4771
□
日
□
難波支店
新歌舞伎座向い、地下鉄 11 号出口前
(06)6633–0721
クイックコーナー
OAP タワー
OAP タワー 2 階、高層エレベーター前
大阪国際ビル
大阪国際ビル 1 階
近鉄あべの橋駅
近鉄あべの橋駅、改札横
大丸梅田店
大丸梅田店地下1階西北入口
鶴橋駅前
下味原町交差点そば
寺田町駅前
JR・寺田町駅、北口正面
堂島浜
御堂筋大江橋北詰、大阪三菱ビル
中之島インテス
なにわ筋
地下鉄長堀鶴見緑地線・西大橋駅、3 号出口前
御堂筋、本町三丁目交差点東 50 m
都島
地下鉄谷町線・都島駅前
森小路駅北口
交野支店
京阪本線・森小路駅北口 100 m
阪急京都線・茨木市駅、駅ビル
地下鉄御堂筋線・江坂駅北口東側
京阪交野線・交野市駅西、イズミヤ隣り
公□
Ⅰ
門真支店
京阪線・古川橋駅南口
□
債□
ト
□
関西空港出張所 関西国際空港旅客ターミナルビル 2 階、国内線ロビー
ト
□
公□
Ⅰ
□
公
□
公□
Ⅱ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅲ
□
関西国際空港
関西国際空港旅客ターミナルビル 1 階入国口
出張所(両替所)
(072)624–5431
(06)6330–6311
(072)893–1213
(06)6901–1212
(0724)56–7051
(0724)56–7001
(072)222–2701
千里中央支店 北大阪急行・千里中央駅、千里朝日阪急ビル 1 階 (06)6835–4411
高槻支店
JR・高槻駅南口
(072)681–0111
豊中支店
阪急宝塚線・豊中駅東口
(06)6855–1041
東大阪支店
近鉄奈良線・河内小阪駅北口
(06)6782–2831
八尾支店
近鉄線・近鉄八尾駅前
(0729)98–1212
堺支店
門真市役所
門真市役所内
枚方市駅前
京阪線・枚方市駅、徒歩 2 分ビブレ向い
布施駅
岡山県
支店
公□
Ⅰ
□
岡山支店
公
岡山支店
□
(086)223–9211
(086)231–6111
JR・岡山駅前、L島屋隣り
JR・岡山駅前、L島屋隣り
広島県
支店
公□
債□
ト 広島支店
□
公
□
広島支店
公□
Ⅰ
□
福山支店
(082)248–0111
(082)221–2137
(084)921–3311
本通電停前
八丁堀・福屋前
JR・福山駅前
山口県
支店
公□
Ⅰ
□
徳山支店
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(0834)21–1050
JR・徳山駅前
クイックコーナー
下関駅
JR・下関駅、改札口並び
香川県
支店
公□
Ⅰ
□
高松支店
公
□
高松支店
(087)851–1101
(087)833–2151
中央通り、紺屋町バス停前
南新町商店街北口
福岡県
支店
債□
ト
□
北九州支店
公
□
北九州支店
公□
債□
ト 福岡支店
□
公□
日
□
福岡支店
JR・小倉駅前、平和通り
JR・小倉駅南口前
天神交差点、福岡ダイヤモンドビル
岩田屋向い福岡ビル
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
(093)521–7011
(093)521–5681
(092)751–0731
(092)741–3031
クイックコーナー
博多駅前
JR・博多駅前、博多ビル 1 階
長崎県
支店
公□
Ⅰ
□
長崎支店
公
□
長崎支店
ステラ横入り、ダイエー銅座店前
(095)823–2231
(095)822–0151
新市街入口、産業文化会館前
(096)352–5144
浜町商店街
近鉄奈良線・布施駅、コンコース 2 階
箕面船場繊維団地
コムアートヒルCOM 3 号館
熊本県
支店
公□
Ⅰ
□
熊本支店
兵庫県
支店
公
□
芦屋支店
公□
Ⅰ
□
尼崎支店
公□
債□
ト 神戸支店
□
日
□
神戸支店
公
□
三田支店
公
住吉支店
□
公□
Ⅰ
□
姫路支店
Ⅰ
□
兵庫支店
(0742)41–5591
南海本線・堺駅ビル 1 階
クイックコーナー
支店
公
□
近鉄学園前支店 近鉄奈良線・学園前駅北口
中之島インテスビル1階入口脇
御堂筋本町
大阪府下
支店・出張所
公□
Ⅰ
□
茨木支店
Ⅰ
□
江坂支店
奈良県
(0797)23–4411
(06)6411–1161
トアロード、大丸東向い
(078)391–8141
大丸南西カド
(078)391–6621
JR・三田駅南口
(079)559–2571
JR・住吉駅北口、有馬道商店街北 300 m、山手幹線 (078)854–5011
JR・姫路駅北、大手前通り
(0792)23–3641
神戸高速鉄道・新開地駅前
(078)576–5101
岩園橋交差点角、いかりスーパー前
阪神本線・尼崎駅北 100 m
71
信託代理店
その他
公 □
(03)3245–9530
GSC 東京
振込第一支店
振込第二支店
エイティエム統括支店
ビジネスローン営業部
関西ビジネスローン部
本店第一出張所
上野第一出張所
虎ノ門第一出張所
本郷第一出張所
虎ノ門ローンプラザ出張所
日吉ローンプラザ出張所
小岩ローンプラザ出張所
(042)356–1725
(06)6641–5048
(03)3240–4881
(03)3831–1211
(03)3580–6411
(03)3814–7681
(03)3500–0880
(045)562–8048
(03)3650–6251
御成門ローンプラザ出張所
神奈川営業部
大阪営業部
三菱信託銀行(契約締結先合計 62 金融機関)
政府系金融機関
商工組合中央金庫
都市銀行
尾山台コンサルティングサロン出張所
ダイレクトローンプラザ(付随業務取扱事務所)
信託代理店制度は、信託銀行と地域金融機関・都市銀行等が相互に協力
し、お客さまの信託ニーズに応え、幅広い社会・経済の向上および発展に貢
献することを目的としています。
お客さまの信託ニーズに的確にお応えすることをめざし、信託代理店制
度によるネットワーク構築に積極的に取り組んでいます。
16 年 6 月 1 日現在、三菱信託銀行は以下の金融機関と信託代理店契約
を結んでいます。
東京三菱銀行
(047)482–9845
(045)323–8100
(06)6252–1341
地方銀行
北海道銀行、青森銀行、岩手銀行、七十七銀行、北都銀行、山形銀行、東邦銀行、
常陽銀行、足利銀行、群馬銀行、武蔵野銀行、千葉銀行、横浜銀行、第四銀行、
山梨中央銀行、八十二銀行、北陸銀行、福井銀行、十六銀行、静岡銀行、百五銀行、
下記支店・出張所のトラベルコーナーでは、外貨両替について年中無休で営業し
営業時間 成田空港支店
成田空港第 2 ビル出張所
成田国際空港出張所
9:00 ∼ 18:00
9:00 ∼ 18:00
① 7:00 ∼ 18:00
② 8:00 ∼ 22:00
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(①と②の営業時間を 1 日ごとに繰り返します)
関西空港出張所
関西国際空港出張所
8:30 ∼ 18:00
① 06:00 ∼ 19:00
② 12:00 ∼ 23:00
(①と②の営業時間を 1 日ごとに繰り返します)
コンビニ ATM
国内店舗、無人化店舗に加え、コンビニ ATM もご利用いただけます。
ご利用可能な店舗名・所在地は、東京三菱銀行および三菱信託銀行の店頭
にて、最新の情報をご提供しています。
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
72
滋賀銀行、京都銀行、近畿大阪銀行、池田銀行、南都銀行、紀陽銀行、山陰合同銀行、
中国銀行、広島銀行、山口銀行、阿波銀行、百十四銀行、伊予銀行、四国銀行、
ております。
福岡銀行、西日本銀行、佐賀銀行、十八銀行、親和銀行、大分銀行、宮崎銀行、
鹿児島銀行、琉球銀行
第二地方銀行
北洋銀行、札幌銀行、京葉銀行、大光銀行、富山第一銀行、愛知銀行
信用金庫
さわやか信用金庫、静清信用金庫、浜松信用金庫、蒲郡信用金庫、京都中央信用金庫、
八光信用金庫、尼崎信用金庫、広島信用金庫、呉信用金庫
信用組合
茨城県信用組合
海外ネットワーク
(平成16年6月1日現在)
黒色は東京三菱銀行、オレンジ色は三菱信託銀行の拠点です。
海外支店・出張所・駐在員事務所
アメリカ合衆国
ニューヨーク支店
New York Branch
1251 Avenue of the Americas, New York, NY 10020-1104 U.S.A.
1-212-782-4000
ニューヨーク支店
New York Branch
520 Madison Avenue, 26th Floor, New York, NY 10022 U.S.A.
1-212-838-7700
ニューヨーク支店アトランタ出張所
Atlanta Agency
Georgia-Pacific Center, Suite 3450,
133 Peachtree Street, N.E. Atlanta, GA 30303-1808 U.S.A.
1-404-577-2960
シカゴ支店
Chicago Branch
227 West Monroe Street, Suite 2300, Chicago, IL 60606 U.S.A.
1-312-696-4500
シカゴ支店ミネソタ出張所
Minnesota Corporate Banking Office
601 Carlson Parkway, Suite 370, Minnetonka, MN 55305 U.S.A.
1-952-473-5090
シアトル支店
Seattle Branch
900 Forth Avenue, Suite 4000, Seattle, WA 98164-1068 U.S.A.
1-206-382-6000
シアトル支店ポートランド出張所
Portland Branch
2300 Pacwest Center, 1211 South West 5th Avenue, Portland,
OR 97204 U.S.A.
1-503-222-3661
サンフランシスコ支店
San Francisco Branch
400 California Street, 11th Floor, San Francisco, CA 94104 U.S.A.
1-415-765-2050
ロスアンゼルス支店
Los Angeles Branch
777 South Figueroa Street, Los Angeles, CA 90017 U.S.A.
1-213-488-3700
ヒューストン支店
Houston Agency
1100 Louisiana Street, Suite 2800, Houston, TX 77002-5216 U.S.A.
1-713-658-1160
ヒューストン支店ダラス出張所
Dallas Corporate Banking Office
Trammell Crow Center, Suite 3150, 2001 Ross Avenue,
Dallas, TX 75201 U.S.A.
1-214-954-1200
ワシントン駐在員事務所
Washington D.C. Representative Office
1909 K Street, N.W. Suite 350, Washington, D.C.
20006-1101 U.S.A.
1-202-463-0477
ケイマン支店
Cayman Branch
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., New York Branch
ケイマン支店
Cayman Branch
c/o CIBC Bank and Trust Company (Cayman) Limited, P.O. Box 694 GT,
Grand Cayman, Cayman Islands
チリ
サンチャゴ支店
Santiago Branch
Avda. Mariano Sanchez Fontecilla 310, Las Condes, Santiago,
Republic of Chile
アルゼンチン
ブエノスアイレス支店
Buenos Aires Branch
Av. Corrientes 420, 1043 Buenos Aires,The Argentine Republic (mailing address:
C. Correo 5494, Correo Central, 1000 Capital Federal, The Argentine Republic)
54-11-4348-2001
メキシコ
メキシコシティ駐在員事務所
Mexico City Representative Office
Av. Paseo de Las Palmas 405, Piso 17, Col. Lomas de Chapultepec,
C.P.11000, Mexico D.F., Mexico
52-55-5540-8800
ベネズエラ
カラカス駐在員事務所
Caracas Representative Office
Edificio Parque Cristal, Torre Este, Piso 15, Oficina Top 15-12, Avenida Francisco
de Miranda, Los Palos Grandes, Caracas, Bolivarian Republic of Venezuela
58-212-283-3076
58-212-283-3254
コロンビア
ボゴタ駐在員事務所
Bogota Representative Office
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., Caracas Representative Office
イギリス
ロンドン支店
London Branch
Finsbury Circus House, 12-15 Finsbury Circus, London EC2M 7BT, U.K.
44-20-7588-1111
ロンドン支店
London Branch
24 Lombard Street, London EC3V 9AJ, U.K.
44-20-7929-2323
ロンドン支店バーミンガム出張所
Birmingham Sub-Branch
3rd Floor, Bank House, 8 Cherry Street, Birmingham B2 5AL, U.K.
44-121-633-7953
フランス
パリ支店
Paris Branch
4-8, rue Sainte-Anne, 75001 Paris, Republic of France
(mailing address: B.P. 2101, 75021 Paris, Cedex 01, Republic of France)
ベルギー
ブラッセル支店
Brussels Branch
Avenue des Arts 58 Bte 1, B-1000 Brussels, Kingdom of Belgium
ドイツ
デュッセルドルフ支店
Dusseldorf Branch
Immermannstrasse 43, 40210 Dusseldorf, F.R. Germany
(mailing address: Postfach 10 49 51, 40040 Dusseldorf , F.R. Germany)
49-211-36670
デュッセルドルフ支店ミュンヘン出張所
Munchen Sub-Branch
Promenadplatz 10, 80333 Munchen, F.R. Germany
49-89-225354
フランクフルト支店
Frankfurt Branch
Mainzer Landstrasse 16, 60325 Frankfurt am Main, F.R. Germany
(mailing address: Postfach 10 22 16, 60284 Frankfurt am Main, F.R. Germany)
フランクフルト駐在員事務所
Frankfurt Representative Office
Eschersheimer Landstrasse 55, 60322 Frankfurt am Main, F.R. Germany
ケイマン
三
菱
東
京
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グ
ル
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プ
56-2-345-1000
海
外
ネ
ッ
ト
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ク
33-1-4926-4927
32-2-551-4411
49-69-71760
49-69-2579512
73
ドイツ
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
海
外
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
デュッセルドルフ支店ハンブルグ出張所
Hamburg Branch
ABC Bogen, ABC Strasse 19, 20354 Hamburg, F.R. Germany
(mailing address: Postfach 30 05 40, 20302 Hamburg, F.R. Germany)
ベルリン駐在員事務所
Berlin Representative Office
Internationales Handelszentrum, 5th Floor, Friedrichstrasse 95,
10117 Berlin, F.R. Germany
イタリア
ミラノ支店
Milano Branch
Viale della Liberazione 18, 20124 Milano, Republic of Italy
スペイン
マドリッド支店
Madrid Branch
Jose Ortega y Gasset 29, 28006 Madrid, Spain
34-91-432-8500
マドリッド支店バルセロナ出張所
Barcelona Sub-Branch
Avenida Diagonal, 605 6-2, 08028 Barcelona, Spain
34-93-494-7450
ポルトガル
ロンドン支店リスボン出張所
Lisbon Office
Avenida da Liberdade 180 E-6ESQ. 1250-146 Lisboa, Portugal
ロシア
モスクワ駐在員事務所
Moscow Representative Office
Millennium House 6F, 12 Ul. Trubnaya, Moscow, 103045,
Russian Federation
バハレーン
バハレーン支店
Bahrain Branch
Standard Chartered Bank Building, Government Avenue, Manama,
Kingdom of Bahrain (mailing address: P.O. Box 5850, Manama, Kingdom of Bahrain)
トルコ
イスタンブール駐在員事務所
Istanbul Representative Office
Maya-Akar Center, Buyukdere Caddesi, No.100-102, B Blok D.79,
Esentepe 34394, Istanbul, Republic of Turkey
エジプト
カイロ駐在員事務所
Cairo Representative Office
Nile Hilton Commercial Center/ Room No. 247, Tahrir Square,
Cairo, Arab Republic of Egypt
イラン
テヘラン駐在員事務所
Tehran Representative Office
4th Floor, 239 Ostad Mottahari Avenue, Tehran 15876,
Islamic Republic of Iran
アラブ首長国連邦
アブダビ駐在員事務所
Abu Dhabi Representative Office
17th Floor, office 17A, One NBAD Tower, Sheikh Khalif Street, Abu Dhabi,
971-2-6277762
United Arab Emirates (mailing address: P.O. Box 2174, Abu Dhabi, United Arab Emirates)
南アフリカ共和国
ヨハネスブルグ駐在員事務所
Johannesburg Representative Office
15th Floor, The Forum, Corner Fifth and Maude Streets, Sandown, Sandton 2146,
27-11-884-4721
Republic of South Africa (mailing address: P.O. Box 78519, Sandton, 2146, Republic of South Africa)
パキスタン
カラチ支店
Karachi Branch
1st Floor Shaheen Complex, M.R. Kayani Road, Karachi,
Islamic Republic of Pakistan
インド
ムンバイ支店
Mumbai Branch
Jeevan Prakash, Sir Phirozshah Mehta Road, Fort,
Mumbai 400001, India
91-22-2266-0564
ニューデリー支店
New Delhi Branch
Jeevan Vihar 3, Parliament Street, New Delhi 110001, India
(mailing address: P.O. Box 717, New Delhi, India)
91-11-2336-0135
91-11-2336-0052
チェナイ支店
Chennai Branch
6th Floor, Venkataramana Centre, 563/2 Anna Salai, Teynampet,
Chennai, 600018, India
91-44-2432-0034
バングラデシュ
ダッカ駐在員事務所
Dhaka Representative Office
Sena Kalyan Bhaban 5th Floor, 195, Motijheel Commercial Area,
Dhaka-1000, Bangladesh
880-2-955-3057
ミャンマー
ヤンゴン駐在員事務所
Yangon Representative Office
Room No. 04-09, Sedona Business Suites, Sedona Hotel,
No. 1 Kaba Aye Pagoda Road, Yankin Township, Yangon, Union of Myanmar
タイ
バンコック支店
Bangkok Branch
Harindhorn Tower, 54 North Sathorn Road, Bangrak,
Bangkok 10500, Kingdom of Thailand
チョンブリ支店
PIBF Chon Buri Branch
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., Bangkok Branch
チェンマイ支店
PIBF Chiang Mai Branch
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., Bangkok Branch
アユタヤ支店
PIBF Ayutthaya Branch
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., Bangkok Branch
ラブアン支店
Labuan Branch
Level 12 (A & F), Main Office Tower Financial Park Labuan,
Jalan Merdeka, 87000 Federal Territory of Labuan, Malaysia
ラブアン支店クアラルンプール出張所
Kuala Lumpur Marketing Office
5th Floor, Wisma Hamzah Kwong Hing, No. 1 Leboh Ampang, 50100
Kuala Lumpur, Malaysia
シンガポール支店
Singapore Branch
9 Raffles Place, #01-01 Republic Plaza, Singapore 048619,
Republic of Singapore
65-6538-3388
シンガポール支店
Singapore Branch
50 Raffles Place #42-01, Singapore Land Tower,
Singapore 048623, Republic of Singapore
65-6225-9155
マレーシア
シンガポール
74
49-40-34990
49-30-2096-3037
39-02-669931
351-21-351-4550
7-501-797-4501
973-17227518
90-212-288-5645
20-2-394-5647
98-21-873-0505
92-21-263-0171
95-1-55-7080
95-1-55-7085
66-2-266-3011
60-87-410487
60-3-2031-3149
インドネシア
ジャカルタ支店
Jakarta Branch
Midplaza Building 1F-3F, Jl. J. Sudirman Kav. 10-11, Jakarta 10227,
Republic of Indonesia
62-21-570-6185
ジャカルタ支店スラバヤ出張所
Surabaya Sub-Branch
Graha Bumi Modern, Jl. Jenderal Basuki Rakhmat 106-128,
Surabaya 60271, Republic of Indonesia
62-31-531-6711
ジャカルタ支店バンドン出張所
Bandung Sub-Branch
Graha Internasional Jl. Asia Afrika No.129, Bandung 40112,
Republic of Indonesia
62-22-424-1870
フィリピン
マニラ支店
Manila Branch
15th Floor, 6788 Ayala Avenue, Makati City, Philippines
63-2-886-7371
ベトナム
ホーチミン支店
Ho Chi Minh City Branch
8th Floor, The Landmark, 5B Ton Duc Thang Street, District 1,
Ho Chi Minh City, Socialist Republic of Vietnam
84-8-8231-560
ハノイ支店
Hanoi Branch
601 Metropole Centre, 56 Ly Thai To Street, Hanoi,
Socialist Republic of Vietnam
84-4-8244-855
北京支店
Beijing Branch
Beijing Fortune Building, 5 Dong Sanhuan Bei-Lu,
Chaoyang District, Beijing, People’s Republic of China
北京駐在員事務所
Beijing Representative Office
Room 304, 3rd Floor, Chang Fu Gong Office Building, No. Jia 26,
Jianguomenwai Dajie, Chaoyang-qu, Beijing 100022, People’s Republic of China
天津支店
Tianjin Branch
21F Tianjin International Building, 75 Nanjing Road, Tianjin,
People’s Republic of China
86-22-2311-0088
上海支店
Shanghai Branch
20F, HSBC Tower, 101 Yin Cheng Dong Lu, Pudong New Area,
Shanghai, People’s Republic of China, 200120
86-21-6841-1515
上海駐在員事務所
Shanghai Representative Office
24-04, Rui Jin Building, 205 Mao Ming Road (South),
Shanghai, People’s Republic of China
大連支店
Dalian Branch
11F, Senmao Building, 147 Zhongshan Road, Xigang District,
Dalian, Liaoning Province, People’s Republic of China
86-411-8360-6000
深 支店
Shenzhen Branch
16th Floor, Shenzhen International Financial Building, 2022 Jianshe Road,
Luohu District, Shenzhen, Guangdong Province, People’s Republic of China
86-755-8222-3060
広州駐在員事務所
Guangzhou Representative Office
Room 28-02, Citic Plaza, 233 Tianhe North Road, Guangzhou,
Guangdong Province, People’s Republic of China
86-20-3877-0268
成都駐在員事務所
Chengdu Representative Office
Room No. 2617, Holiday Inn Crowne Plaza Chengdu, 31 Zong Fu Street,
Chengdu, Sichuan Province, People’s Republic of China
86-28-8674-5575
無錫駐在員事務所
Wuxi Representative Office
Room No.1903, People’s Bank of China Building, 33 Wuai Road,
Wuxi, Jiangsu, People’s Republic of China
86-510-275-2005
香港支店
Hong Kong Branch
14F Tower 1, Admiralty Centre, 18 Harcourt Road,
Hong Kong, People’s Republic of China
852-2823-6666
香港支店
Hong Kong Branch
38th Floor, Gloucester Tower, 11 Pedder Street,
Central, Hong Kong, People’s Republic of China
852-2844-8000
九龍支店
Kowloon Branch
15F Peninsula Office Tower, 18 Middle Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon,
Hong Kong, People’s Republic of China
852-2315-4333
九龍支店イーストチムサツイ出張所
East Tsim Sha Tsui Sub-Branch
Rooms 127-130, 1st Floor East Ocean Centre, 98 Granville Road,
Tsim Sha Tsui East, Kowloon, Hong Kong, People’s Republic of China
852-2369-5407
台湾
台北支店
Taipei Branch
9th Floor, Union Enterprise Plaza, 109 Min Sheng East Road Sec. 3,
Taipei 105, Taiwan
韓国
ソウル支店
Seoul Branch
4th Floor Young Poong Bldg., 33 Seorin-Dong, Chongro-ku,
Seoul, Republic of Korea
プサン支店
Busan Branch
Kyobo Life Building 12F, 88-7, 4Ka, Chungang-Dong,
Chung-Ku, Busan, Republic of Korea
82-51-463-0927
シドニー支店
Sydney Branch
Level 25, Gateway, 1 Macquarie Place, Sydney, N.S.W. 2000 Australia
61-2-9296-1111
シドニー支店メルボルン出張所
Melbourne Branch
Level 18, 600 Bourke Street, Melbourne, Victoria 3000 Australia
61-3-9602-8999
オークランド支店
Auckland Branch
Level 22, 151 Queen Street, Auckland, New Zealand
中国
オーストラリア
ニュージーランド
86-10-6590-8888
86-10-6513-9016/7
86-21-6472-6270/3963
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
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ル
・
グ
ル
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プ
海
外
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
886-2-2514-0598
82-2-399-6400
64-9-302-3554
75
連結子会社・主な関連会社
(国内)
(平成16年3月31日現在)
以下掲載のすべての会社は三菱東京フィナンシャル・グループの連結子会社・主な関連会社です。うち、株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行
株式会社を除き、黒色は東京三菱銀行、オレンジ色は三菱信託銀行の連結子会社・主な関連会社です。なお、紫色は両行の主な関連会社です。
連結子会社 会社名
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
国
内
︶
76
(平成11年6月1日現在)
所在地・電話
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
%
株式会社東京三菱銀行
東京都千代田区丸の内2-7-1
03-3240-1111
銀行業
大正08年08月25日
871,973百万円
三菱信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内1-4-5
03-3212-1211
銀行業、信託業
昭和02年03月10日
324,279百万円
株式会社ディーシーカード
東京都渋谷区道玄坂1-3-2
03-3464-6611
クレジットカード業、
ローンの保証業
昭和42年12月23日
7,600百万円
43.06
(43.06)
[8.11]
菱信ディーシーカード
株式会社
東京都渋谷区渋谷2-20-12
03-3498-3591
クレジットカード業
昭和58年04月11日
50百万円
75.20
(75.20)
[18.80]
14.00
(10.00)
株式会社東京クレジット
サービス
東京都千代田区一ツ橋2-6-3
03-5275-7600
クレジットカード業、
外貨両替業
昭和56年07月03日
100百万円
28.50
(28.50)
[47.50]
26.50
(21.50)
[47.50]
ダイヤモンド信用保証
株式会社
東京都文京区本郷3-18-14
03-3817-8211
昭和50年02月28日
400百万円
99.66
(99.66)
[0.26]
99.66
個人ローン保証業
菱信保証株式会社
東京都品川区西五反田1-2-10
03-5487-3718
ローン保証業
昭和52年04月20日
248百万円
60.08
(60.08)
[38.01]
株式会社ディーシー債権回収
東京都渋谷区道玄坂1-3-2
03-3464-6007
債権管理回収業
平成12年04月25日
500百万円
株式会社ディー・シー・
サービス
東京都渋谷区恵比寿4-1-18
03-5420-8400
会員向け保険代理業、
旅行代理業等
昭和55年06月05日
100百万円
株式会社ティーシーサービス
東京都千代田区一ツ橋2-6-3
03-5275-3455
旅行代理・保険代理業
昭和63年10月05日
10百万円
株式会社ディーシーカード・
トレーディング
東京都渋谷区恵比寿1-11-13
03-5420-8232
会員向け物販・発送
代行業
平成 元 年07月26日
100百万円
株式会社ディー・シー・
ビジネスサポート
東京都渋谷区恵比寿4-1-18
03-5420-7008
人材派遣業
平成02年07月05日
30百万円
君津ダイヤモンド
エージェンシー株式会社
千葉県君津市君津1番地
0439-55-6411
銀行代理店業
昭和59年12月03日
10百万円
東京ダイヤモンド・マーケ
ティングサービス株式会社
東京都新宿区西新宿3-7-1
03-5322-1284
ダイレクトマーケ
ティング業
平成09年05月08日
10百万円
ダイヤモンドビジネス
コンサルティング株式会社
東京都新宿区四谷3-2-1
03-3226-4222
セミナー・コンサル
ティング業
昭和55年10月01日
260百万円
30.00
(30.00)
[60.00]
25.00
(20.00)
[60.00]
株式会社東京リサーチ
インターナショナル
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-3278-7461
セミナー・コンサル
ティング業
昭和54年07月20日
600百万円
25.00
(25.00)
[75.00]
25.00
(10.00)
[75.00]
エムティービー アップル
プランニング株式会社
東京都港区北青山1-5-4
03-5413-2350
研修受託業、コンサ
ルティング業
平成03年07月01日
100百万円
エムティービーキャピタル
株式会社
東京都台東区上野3-23-6
03-3834-2121
ベンチャー
キャピタル業
平成08年04月01日
100百万円
80.00
(80.00)
[20.00]
ダイヤモンドファクター
株式会社
東京都千代田区神田佐久間町1-10 ファクタリング業
03-3251-8351
昭和52年06月01日
900百万円
76.94
(76.94)
[6.11]
75.83
(2.22)
[6.11]
東京ダイヤモンド債権回収
株式会社
東京都新宿区西新宿2-4-1
03-3345-2050
平成12年10月03日
500百万円
100
(100)
100
サービサー業
ダイヤモンド総合管理
株式会社
東京都文京区本郷3-18-14
03-5689-3181
平成07年04月05日
300百万円
100
(100)
100
担保不動産の競落業
ダイヤモンド不動産調査
株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-5200-6535
担保不動産の評価調
査業
昭和61年01月27日
30百万円
100
(100)
100
ー
ー
ー
ー
%
100
41.30
(2.45)
[8.11]
1.76
61.20
(18.80)
[18.80]
2.00
ー
[0.26]
ー
60.08
(13.75)
[38.01]
100
(100)
100
(100)
ー
100
(100)
100
(100)
ー
40.00
(40.00)
[60.00]
40.00
(40.00)
[60.00]
ー
100
(100)
100
(100)
ー
100
(100)
100
(100)
ー
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
ー
ー
5.00
ー
100
ー
ー
80.00
(35.00)
[20.00]
1.11
ー
ー
ー
会社名
所在地・電話
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
57.11 %
(57.11)
[1.12]
53.33 %
(0.09)
[1.06]
4.35 %
(0.06)
[0.06]
95.00
(95.00)
95.00
(95.00)
ー
65.00
(65.00)
65.00
(65.00)
ー
100
(100)
100
(100)
ー
三菱証券株式会社
東京都千代田区丸の内2-4-1
03-6213-8500
証券業
昭和23年03月04日
65,518百万円
国際カードシステム株式会社
東京都千代田区丸の内2-5-2
03-6213-6399
クレジットカード業
昭和61年01月21日
100百万円
国際土地建物株式会社
東京都千代田区丸の内2-5-2
03-6213-6370
不動産賃貸業・管理業
昭和62年06月01日
50百万円
国際ビジネス・アンド・
システムサービス株式会社
神奈川県川崎市幸区北加瀬2-1-50 システム開発業
044-587-3811
平成02年06月29日
350百万円
東京都港区六本木1-7-27
03-3505-8989
証券業
平成12年03月03日
5,000百万円
74.85
(74.85)
[1.57]
73.28
(50.76)
[1.57]
1.57
Meネット証券株式会社
東京三菱投信投資顧問
株式会社
東京都千代田区丸の内3-2-3
03-5223-5700
投資信託委託・投資
顧問業
昭和60年08月01日
2,000百万円
53.14
(53.14)
[10.48]
49.84
(7.17)
[10.48]
3.29
三菱東京ウェルス
マネジメント証券株式会社
東京都千代田区内幸町1-1-1
03-3595-6011
証券業
平成14年03月12日
1,000百万円
三菱信アセットマネジメント
株式会社
東京都千代田区丸の内1-4-5
03-6250-4700
投資信託委託・投資
顧問業
平成12年02月15日
495百万円
三菱信不動産販売株式会社
東京都千代田区神田神保町2-13
03-3237-3761
不動産仲介業
昭和63年06月14日
100百万円
東京ダイヤモンド・
エージェンシー株式会社
東京都世田谷区池尻3-1-12
03-3412-4132
事務受託業
平成06年02月23日
70百万円
ダイヤ印刷株式会社
東京都千代田区丸の内2-7-1
03-3240-4573
印刷業
昭和49年01月23日
10百万円
東京ダイヤモンド・ビジネス
株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-3-2
03-3245-9251
消費者ローンの受付・
相談
平成08年09月05日
10百万円
東京三菱インフォメーション
テクノロジー株式会社
東京都目黒区青葉台4-8-6
03-3481-8866
コンピュータ・システ
ム開発業
昭和63年06月30日
181百万円
ダイヤモンド・ビジネス・
エンジニアリング株式会社
東京都中央区日本橋3-1-8川崎定徳ビル3階 システムソフト
03-3245-9291
販売業
昭和62年11月28日
200百万円
菱信データ株式会社
東京都港区港南2-9-8
03-5462-2610
電子計算機へのデータ
入力管理・保管業
昭和54年06月30日
10百万円
三菱信情報システム株式会社
東京都港区港南2-9-8
03-5462-2600
コンピュータ・システ
ムの開発・運用管理業
昭和59年12月12日
100百万円
株式会社エムティービー インベ
ストメント テクノロジー研究所
東京都港区芝2-5-6
03-3457-1977
コンピュータ・ソフト
ウエアの研究・開発業
昭和63年01月14日
2,500百万円
ダイヤモンド不動産株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-3245-9491
不動産管理・賃貸業
昭和60年03月20日
490百万円
永楽実業株式会社
東京都千代田区丸の内1-4-5
03-6214-7011
不動産賃貸管理業
昭和31年12月25日
50百万円
ダイヤモンドテクノサービス
株式会社
東京都豊島区西池袋1-22-8
03-5950-6571
建物設備の保守・運
転管理業
昭和47年10月07日
20百万円
東銀ビジネスサービス
株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-3245-9680
銀行事務代行業
昭和59年04月03日
30百万円
ダイヤモンドスタッフ
サービス株式会社
東京都中央区日本橋3-1-8
03-5201-3121
人材派遣業、職業紹
介業
昭和60年02月01日
20百万円
三菱信ビジネス株式会社
東京都港区北青山1-5-4
03-3405-7971
銀行事務代行業、人材
派遣業
昭和50年04月01日
50百万円
東京ダイヤモンド・
厚生サービス株式会社
東京都千代田区丸の内2-7-1
03-3240-2723
銀行福利厚生業
昭和60年08月14日
15百万円
100
(100)
100
(100)
100
(100)
ー
46.00
(46.00)
[54.00]
100
ー
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
15.00
(15.00)
[42.00]
ー
ー
15.00
(5.00)
[42.00]
100
(100)
ー
100
(100)
ー
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
国
内
︶
100
100
100
ー
100
ー
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
ー
100
100
(100)
100
(100)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
ー
ー
100
(100)
46.00
(41.00)
[54.00]
ー
100
(100)
100
(100)
ー
ー
ー
ー
100
ー
100
ー
(注)議決権に対する所有割合の欄の( )内は、各社の間接所有割合(内書き)、[ ]内は、各社の「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意思
と同一の内容の議決権を行使すると認められる者」および「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合(外書き)です。
77
主な持分法適用関連会社(国内)
会社名
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
所在地・電話
(平成11年6月1日現在)
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
60.80 %
(60.80)
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
41.38 %
(2.53)
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
19.42 %
株式会社東京三菱
キャッシュワン(注2)
東京都中央区日本橋2-3-4
03-5299-6600
消費者ローン業
平成13年08月09日
13,000百万円
ダイヤモンドリース
株式会社
東京都千代田区丸の内3-3-1
03-3287-6451
リース業
昭和46年04月12日
16,440百万円
15.01
(15.01)
[18.31]
9.25
(4.25)
[14.80]
6.31
(0.77 )
[3.50]
東京都中央区日本橋室町2-4-3
03-3270-5261
リース業
昭和54年10月06日
5,050百万円
21.06
(21.06)
[11.87]
16.06
(11.06)
[11.87]
5.00
東銀リース株式会社
ダイヤモンドキャピタル
株式会社
東京都千代田区神田鍛冶町3-6-3
03-3252-4591
ベンチャー
キャピタル業
昭和49年08月01日
750百万円
16.33
(16.33)
[10.66]
11.33
(2.00)
[8.66]
5.00
国際投信投資顧問
株式会社
東京都中央区日本橋本町1-3-11
03-3241-9101
投資信託委託業、
投資顧問業
昭和58年03月01日
2,680百万円
日本マスタートラスト
信託銀行株式会社
東京都港区浜松町2-11-3
03-5403-5100
銀行業、信託業
昭和60年11月13日
10,000百万円
三菱アセット・ブレインズ
株式会社
東京都千代田区丸の内3-2-3
03-5220-3250
投資信託調査評価業
平成10年12月25日
480百万円
日本確定拠出年金
コンサルティング株式会社(注2)
東京都千代田区有楽町2-10-1
03-3287-0251
確定拠出年金運営
管理業
平成13年03月16日
3,000百万円
ダイヤモンドコンピューター
サービス株式会社
東京都千代田区五番町4-7
03-3265-6681
情報処理業、コンピュー
タシステム開発業
昭和45年07月10日
6,059百万円
エムアンドティー・インフォメー
ション・テクノロジー株式会社
東京都港区港南2-9-8
03-3458-7400
コンピュータシステム
の開発・運用管理業
平成10年12月21日
5,010百万円
33.67
(33.67)
29.00
(29.00)
32.44
(30.03)
[2.00]
1.23
29.00
ー
50.00
(50.00)
25.00
25.00
70.00
(70.00)
35.00
35.00
18.57
(18.57)
[28.86]
18.03
(13.06)
[28.86]
50.00
(50.00)
1.03
50.00
ー
(注)1. 議決権に対する所有割合の欄の( )内は、各社の間接所有割合(内書き)、[ ]内は、各社の「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意
思と同一の内容の議決権を行使すると認められる者」および「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合(外書き)です。
2. 株式会社東京三菱キャッシュワンおよび日本確定拠出年金コンサルティング株式会社は、三菱東京フィナンシャル・グループにとりましては連結子会社となります。
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
国
内
︶
78
連結子会社・主な関連会社
(海外)
(平成16年3月31日現在)
すべての会社は三菱東京フィナンシャル・グループの連結子会社・主な関連会社です。うち、黒色は東京三菱銀行、オレンジ色は三菱信託
銀行の連結子会社・主な関連会社です。
連結子会社
会社名
所在地
事業の内容
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
100 %
1955/10/3
(100)
132,921千米ドル
設立年月日・
資本金又は
出資金
東京三菱銀行信託会社
Bank of Tokyo-Mitsubishi
Trust Company
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
商業銀行業
信託業
トーリース・コーポレーション
Tohlease Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
リース業
1974/3/12
200千米ドル
BTMアドミニストレーターズ
BTM Administrators, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファンディング・
コーポレーション
BTM Funding Corporation
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB3
BTM Financial & Leasing
Corporation B-3
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB4
BTM Financial & Leasing
Corporation B-4
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB6
BTM Financial & Leasing
Corporation B-6
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB11
BTM Financial & Leasing
Corporation B-11
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
U.B. ビークル・リーシング
U.B. Vehicle Leasing, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
リソーシズ
BTM Financial Resources,
Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
サービシズ
BTM Financial Services,
Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMサービス・
コーポレーション
BTM Service Corp.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・アンド・
リーシング・ポートフォリオ
BTM Financial & Leasing
Portfolios, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・アンド・
リーシング・コーポレーション
BTM Financial & Leasing
Corporation
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
10千米ドル
NPMMリアルティー
NPMM Realty, Inc.
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
1990/10/30
0千米ドル
C.K.M.B.
コーポレーション
C.K.M.B. Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
1985/9/18
0千米ドル
米国三菱信託銀行
Mitsubishi Trust & Banking
Corporation (U.S.A.)
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
銀行業、信託業
1986/3/19
40,000千米ドル
ユニオンバンカル・
コーポレーション
UnionBanCal Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
持株会社
ユニオン・バンク・オブ・
カリフォルニア
Union Bank of California,
N.A.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
1864/7/5
商業銀行業、
604,576千米ドル
信託業
ユニオン・バンク・オブ・
カリフォルニア・リーシング
Union Bank of California
Leasing, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
リース業
1973/2/28
250千米ドル
UBOC Community
UBOC コミュニティー・
デベロップメント・コーポレーション Development Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資業
1971/11/3
0千米ドル
カル・ファースト・
プロパティーズ
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
不動産管理業
1971/5/21
1千米ドル
Cal First Properties, Inc.
1953/2/2
148,547千米ドル
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
%
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
62.20
(62.20)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
100
ー
62.20
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
79
(平成11年6月1日現在)
会社名
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
80
所在地
事業の内容
三菱東京フィナン
設立年月日・
シャル・グループの
資本金又は
議決権に対する
出資金
所有割合
100 %
1983/1/3
(100)
25千米ドル
UBOC コムストックⅠ
UBOC ComstockⅠ
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
システム開発
UBOC インベストメント・
サービシズ
UBOC Investment
Services, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
金融業
1983/10/7
25千米ドル
ユニオン・バンク・オブ・カリフォル
ニア・インターナショナル
Union Bank of California
International
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
金融業
1965/4/5
2,000千米ドル
ユニオン・バンク・オブ・カリフォ Union Bank of California
ルニア・セルビソス(ブラジル) Cerviços Limitada
ブラジル連邦共和国サン
パウロ州サンパウロ市
金融業
1982/6/4
2,897千ブラジルレアル
スタンコ・プロパティーズ
Stanco Properties, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
金融業
1969/5/23
45千米ドル
バンカーズ・コマーシャル・
コーポレーション
Bankers Commercial
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンディエゴ市
リース業
1969/8/14
50千米ドル
ユニオンバンカル・コマーシャル・ UnionBanCal Commercial
ファンディング・コーポレーション Funding Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
金融業
1988/9/13
500千米ドル
ユニオンバンカル・
エクイティーズ
UnionBanCal Equities, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
投融資業
ユニオンバンカル・
ベンチャー・コーポレーション
UnionBanCal Venture
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
ベンチャー
キャピタル業
1967/8/21
2,000千米ドル
UNBCリーシング
UNBC Leasing, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
リース業
1974/10/28
1千米ドル
ユニオンバンカル・
リーシング・コーポレーション
UnionBanCal Leasing
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
リース業
1970/11/25
25千米ドル
ユニオンバンカル・
モーゲージ・コーポレーション
UnionBanCal Mortgage
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
金融業
SBSリアルティー
SBS Realty Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
不動産管理業
UNBC(ケイマン)
UNBC (Cayman), Ltd.
英領西インド諸島グランド
ケイマン島
保険業
1985/3/3
50千米ドル
ミルズ・ラルストン
Mills-Ralston, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
金融業
1985/12/27
100千米ドル
ハイマーク・キャピタル・
マネジメント
HighMark Capital
Management, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資顧問業
1987/7/9
5,000千米ドル
BCC OX 1
BCC OX Ⅰ, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
リース業
BCC OX 2
BCC OX Ⅱ, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資業
セマ OP 8
SEMA OP8 LLC
アメリカ合衆国デラウェア
州デラウェア市
リース業
2000/12/19
27,997千米ドル
セマ OP 9
SEMA OP9 LLC
アメリカ合衆国デラウェア
州デラウェア市
リース業
2000/12/19
44,064千米ドル
モルガンタウン OL 5
MORGANTOWN OL5 LLC
アメリカ合衆国デラウェア
州デラウェア市
リース業
2000/12/19
14,688千米ドル
ディッカーソン OL 4
DICKERSON OL4 LLC
アメリカ合衆国デラウェア
州デラウェア市
リース業
2000/12/19
13,309千米ドル
モルガンタウン OL 6
MORGANTOWN OL6 LLC
アメリカ合衆国デラウェア
州デラウェア市
リース業
2000/12/19
19,584千米ドル
モルガンタウン OL 7
MORGANTOWN OL7 LLC
アメリカ合衆国デラウェア
州デラウェア市
リース業
2000/12/19
24,480千米ドル
1974/7/1
0千米ドル
1979/7/30
500千米ドル
1968/10/11
25千米ドル
1979/5/10
10千米ドル
1980/2/7
10千米ドル
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
—
%
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
会社名
所在地
事業の内容
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
100 %
2001/12/31
(100)
53,540千米ドル
設立年月日・
資本金又は
出資金
ベイタウン・ワン A
Baytown One A, LLC
アメリカ合衆国デラウェア
州ウィルミントン市
リース業
ベイタウン・ワン B
Baytown One B, LLC
アメリカ合衆国デラウェア
州ウィルミントン市
リース業
2001/12/31
53千米ドル
ベイタウン・ワン
パートナーズ
Baytown One Partners,
L.P.
アメリカ合衆国デラウェア
州ウィルミントン市
リース業
2001/12/31
53,593千米ドル
UBOCインシュランス
UBOC Insurance, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
保険業
アームストロング/
ロビタイル
Armstrong/Robitaille, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州フラートン市
保険代理業
UBOC
コマーシャル
UBOC Commercial, LLC
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資業
2002/9/27
173,344千米ドル
UBOC 1
UBOC-I, LP
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
金融業
2002/9/27
175,056千米ドル
ジョン・バーナム・
アンド・カンパニー
John Burnham and
Company
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンディエゴ市
保険代理業
2002/12/19
6千米ドル
タナー・インシュランス・
ブローカーズ
Tanner Insurance Brokers,
Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州プレザントン市
保険代理業
2003/3/31
226千米ドル
三菱セキュリティーズ
(USA)
Mitsubishi Securities
(USA), Inc.
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
証券業
1987/1/23
69,000千米ドル
BTMノースアメリカ・
インターナショナル
BTM North America
International, Inc.
アメリカ合衆国デラウェア
州ドーバー市
持株会社
1995/3/1
24,877千米ドル
メキシコ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Mexico) S.A.
メキシコ合衆国メキシコ・
シティ市
商業銀行業
BTMキャピタル・
コーポレーション
BTM Capital Corporation
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
29千米ドル
ニュー・ボストン・
パートナーズ
New Boston Partners
Ltd.
英国ロンドン市
リース業
1991/5/3
14千英ポンド
BFCアセット
BFC Assets, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1994/11/16
1千米ドル
エンジン・リース・ファイナン
ス・コーポレーション
Engine Lease Finance
Corporation
アイルランド共和国
シャノン市
リース業
1993/9/24
1千米ドル
BTMCCサービス・
コーポレーション
BTMCC Service Corp.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1997/6/3
1千米ドル
エイビエーション・リース・
ファイナンス
Aviation Lease Finance
L.L.C.
アイルランド共和国
シャノン市
リース業
1998/3/30
21,598千米ドル
Mitsubishi Trust Finance
(Ireland) PLC
アイルランド共和国
ダブリン市
金融業
1990/6/11
50,000千米ドル
Oak Grove Traincars, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1998/9/15
1千米ドル
Tokyo-Mitsubishi Futures
(USA), Inc.
アメリカ合衆国イリノイ
州シカゴ市
金融先物
取次業
1987/12/18
0千米ドル
BTMリーシング・アンド・
ファイナンス
BTM Leasing & Finance,
Inc.
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
リース業
1988/7/26
0千米ドル
カナダ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Canada)
カナダ・オンタリオ州
トロント市
商業銀行業
1981/7/31
182,572千カナダドル
BTMリーシング(カナダ)
コーポレーション
BTM Leasing (Canada)
Corporation
カナダ・オンタリオ州
トロント市
リース業
1983/7/29
3,091千カナダドル
三菱信託ファイナンス
(アイルランド)
オーク・グローブ・
トレインカーズ
東京三菱フューチャーズ
(USA)
1983/7/27
5千米ドル
2001/11/30
1千米ドル
1995/3/1
207,818千メキシコ
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
100
(100)
%
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
—
100
(99.00)
—
ペソ
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
95.00
(95.00)
95.00
(95.00)
—
100
(100)
100
(100)
—
51.00
(51.00)
51.00
(51.00)
—
100
(100)
—
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
100
—
100
(100)
100
(100)
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
—
—
—
—
—
81
会社名
ブラジル連邦共和国
サンパウロ州サンパウロ市
商業銀行業
BTMキュラソー・
ホールディング
BTM (Curaçao) Holdings
N.V.
オランダ自治領アンティール
キュラソーウィレムスタット市
貸出業
1972/5/3
1,664千米ドル
BTMファイナンス
(キュラソー)
BTM Finance (Curaçao)
N.V.
オランダ自治領アンティール
キュラソーウィレムスタット市
貸出業
1990/12/11
200千米ドル
BTM(ヨーロッパ)
BTM (Europe) Limited
英国ロンドン市
金融業
1967/12/6
5,000千英ポンド
BTMリーシング(英国)
BTM Leasing (UK) Ltd.
英国ロンドン市
リース業
東京三菱インターナショナル
Tokyo-Mitsubishi
International plc
英国ロンドン市
証券業
TMIノミニーズ
TMI Nominees Ltd.
英国ロンドン市
証券代理業
1997/2/19
0千英ポンド
東京三菱アセット・
マネジメント(UK)
Tokyo-Mitsubishi Asset
Management (UK) Ltd.
英国ロンドン市
投資顧問業
1984/8/20
2,000千英ポンド
三菱トラスト
インターナショナル
Mitsubishi Trust
International Limited
英国ロンドン市
証券業
1986/3/14
40,000千英ポンド
BTM Finance (Belgium)
S.A.
ベルギー王国
ブラッセル市
金融業
1974/10/5
3,323千ユーロ
MTBC(ヨーロッパ)
MTBC (Europe) S.A.
ベルギー王国
ブラッセル市
金融業
1976/8/12
3,615千ユーロ
オランダ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Holland) N.V.
オランダ王国
アムステルダム市
商業銀行業
1972/6/1
150,526千ユーロ
ポーランド東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Polska) Spolka Akcyjna
ポーランド共和国
ワルシャワ市
商業銀行業
2001/11/15
112,680千ズロチ
BTMトラスト(オランダ)
BTM Trust (Holland) B.V.
オランダ王国
アムステルダム市
事務代行業
1988/3/25
23千ユーロ
MTBC Finance (Aruba)
A.E.C.
オランダ領アルーバ
オランジェスタド
金融業
ルクセンブルグ
東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Luxembourg) S.A.
ルクセンブルグ大公国
ルクセンブルグ市
商業銀行業、
信託業
1974/4/11
35,300千米ドル
BTMルクス・マネジメント
BTM Lux Management
S.A.
ルクセンブルグ大公国
ルクセンブルグ市
投資信託委託業
1995/1/14
375千ユーロ
BTMユニット・マネジメント
BTM Unit Management
S.A.
ルクセンブルグ大公国
ルクセンブルグ市
投資信託委託業
1992/6/15
124千ユーロ
三菱東京ウェルス
マネジメント(スイス)
Mitsubishi-Tokyo Wealth
Management (Switzerland),
Ltd.
スイス連邦
ジュネーブ市
2002/7/16
プライベート
50,000千スイスフラン
バンク業
ドイツ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Deutschland) AG
ドイツ連邦共和国
フランクフルト市
商業銀行業、
証券業
1977/7/4
1,000千ユーロ
BTMリース(ドイツ)
BTM Lease (Deutschland)
GmbH
ドイツ連邦共和国
デュッセルドルフ市
リース業
1985/10/30
511千ユーロ
ドイツ連邦共和国
デュッセルドルフ市
リース業
1991/8/7
0千ユーロ
ドイツ連邦共和国
デュッセルドルフ市
リース業
1991/8/18
0千ユーロ
中華人民共和国・香港
証券業
MASA Gesellschaft fur Beteili-
パートナーシップ(BTMリース) gungen und Grundstucksverマーザ フリードベルク1
waltungen mbH Objekt Friedberg 1
MASA Gesellschaft fur Beteili-
パートナーシップ(BTMリース) gungen und Grundstucksverマーザ フリードベルク2
waltungen mbH Objekt Friedberg 2
三菱セキュリティーズ(香港)
82
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
97.58 %
1933/10/18
(97.58)
設立年月日・
資本金又は
出資金
Banco de Tokyo-Mitsubishi
Brasil S/A
MTBCファイナンス
(アルーバ)
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
事業の内容
ブラジル東京三菱銀行
BTMファイナンス
(ベルギー)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
所在地
Mitsubishi Securities (HK),
Limited
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
97.58 %
1983/6/15
333,480千英ポンド
1992/9/7
10千米ドル
1973/3/30
80,000千米ドル
%
—
186,911千ブラジルレアル
1972/9/12
0千英ポンド
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(51.00)
—
100
(100)
100
(100)
100
(100)
—
—
—
100
—
100
—
100
—
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
—
100
—
99.99
(99.99)
99.99
(99.99)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
90.00
(30.00)
100
(100)
10.00
100
—
95.00
95.00
(95.00)
[5.00]
99.00
(99.00)
[5.00]
99.00
(99.00)
—
99.00
(99.00)
99.00
(99.00)
—
100
(100)
100
(100)
—
—
会社名
MFHKノミニーズ
三菱セキュリティーズ
(シンガポール)
マレーシア東京三菱銀行
豪州東京三菱銀行
BTMファイナンス
(オーストラリア)
BTMノミニーズ
(ホンコン)
中華人民共和国・香港
証券代理業
Mitsubishi Securities
(Singapore), Ltd.
シンガポール共和国
シンガポール市
証券業
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Malaysia) Berhad
マレーシア
クアラルンプール市
商業銀行業
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Australia) Ltd.
オーストラリア
シドニー市
商業銀行業
BTM Finance (Australia)
Ltd.
オーストラリア
シドニー市
金融業
オーストラリア
シドニー市
信託事務
管理業
BTMIT (Europe) Ltd.
英国ロンドン市
システム保守・
開発・販売業
1998/2/16
20千英ポンド
BTM Nominees (HK)
Limited
中華人民共和国・香港
証券事務
代行業
1982/11/5
0千香港ドル
英国領バミューダ
貸出業
1995/8/30
0千米ドル
英国ロンドン市
証券事務
代行業
MBL International
MBLインターナショナル
ファイナンス(バミューダ)トラスト Finance (Bermuda) Trust
Tokyotrust Nominees
Limited
東京トラスト・ノミニーズ
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
100 %
1992/10/6
(100)
0千香港ドル
設立年月日・
資本金又は
出資金
事業の内容
MFHK Nominees Limited
BTMスーパーアニュエーション BTM Superannuation
(オーストラリア)
(Australia) Pty. Ltd.
BTMIT(ヨーロッパ)
所在地
1985/11/1
14,700千シンガポールドル
1994/6/1
200,000千マレーシア
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
—
%
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
[100]
100
(100)
[100]
100
(100)
—
リンギット
1985/11/28
167,899千オーストラリア
—
ドル
1985/10/15
20,000千オーストラリア
—
ドル
1997/7/20
0千オーストラリアドル
1972/10/12
0千英ポンド
—
50.00
(50.00)
[50.00]
100
(100)
—
50.00
—
[50.00]
100
—
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
—
[100]
[100]
(注) 1. 議決権に対する所有割合の欄の( )内は、各社の間接所有割合(内書き)、[ ]内は、「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意思と同
一の内容の議決権を行使すると認められる者」および「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合(外書き)です。
2. 東京三菱インターナショナル Tokyo-Mitsubishi International plcは、平成16年7月5日付で商号変更し、三菱セキュリティーズインターナショナル Mitsubishi Securities
International plcとなりました。
主な持分法適用関連会社(海外)
会社名
MTBCバンク・ドイチュランド
MTBC Bank Deutschland
GmbH
所在地
ドイツ連邦共和国
フランクフルト市
事業の内容
銀行業
設立年月日・
資本金又は
出資金
1988/10/3
20,451千ユーロ
BTMファイナンス
(タイランド)
BTM Finance (Thailand)
Ltd.
タイ王国・バンコク市
BTMホールディング
(タイランド)
BTM Holding (Thailand)
Co., Ltd.
タイ王国・バンコク市
投資業
1984/10/4
5,000千バーツ
キンチェン東京
ファイナンス
Kincheng-Tokyo Finance
Company Limited
中華人民共和国・香港
金融業
1980/6/6
100,000千香港ドル
南京国際リース
Nanjing International
Leasing Co., Ltd.
中華人民共和国・南京
リース業
金融業
1971/12/23
150,000千バーツ
1989/3/29
5,000千米ドル
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
50.00 %
(50.00)
10.00
(10.00)
[20.96]
13.10
(13.10)
[36.88]
50.00
(50.00)
25.00
(25.00)
[25.00]
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
%
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
50.00 %
—
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
10.00
—
[20.96]
13.10
(3.10)
[36.88]
50.00
—
—
25.00
—
[25.00]
(注) 議決権に対する所有割合の欄の( )内は、各社の間接所有割合(内書き)、[ ]内は、「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意思と同一の
内容の議決権を行使すると認められる者」および「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合(外書き)です。
83
組織図
(平成16年7月1日現在)
リテール部門
リテール営業部 職域営業室
プライベートバンキング室
マーケティング部 ダイレクトバンキング室
リテール拠点
リテール融資室
総合カード・クレジット事業部
法人営業部門
法人拠点
法人業務第二部 ITソリューション室 CAMSセンター
融資部 臨店指導室
経営相談室 中小企業部 ビジネスローン営業室
金融法人部
審査部
公共法人部
法人業務企画部
法人業務第一部
グローバル企業部門
米州審査部
海外拠点
欧州審査部
お
客
さ
ま
東
京
三
菱
銀
行
欧州業務部
米州企画室 米州法務室
米州総合リスク管理室
米州事務室
米州本部
欧州企画室
欧州事務システム室 欧州事務室
海外拠点
アジア営業企画室 中国室
営業第一部 営業第二部
営業第三部 営業第四部
アジア本部
営業審査部
営業本部
営業第五部 投資銀行・資産運用部門
金融商品開発部 投資銀行営業室
アジア商品開発室
組
織
図
欧州本部
金融商品開発本部
ストラクチャードファイナンス部 ストラクチャードファイナンス・シンガポール室
ストラクチャードファイナンス・香港室
欧州投資銀行部
シンジケーション部
ストラクチャード
米州投資
ファイナンス本部
銀行部
シンジケーション本部
UNBC部門
ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア
オペレーションサービス部門
事務部
東京事務センター、大阪事務センター
決済事業部 オペレーションセンター
グローバルサービスセンター
システムサービス部門
システム部 共同化推進室
米州システム室
84
ITサービスセンター
多摩ビジネスセンター
リテール企画室 カスタマーサービス室
リテール人事室
トレジャリー部門
市場企画室 情報企画室
資金証券部
為替資金部 為替資金米州室
為替資金部 為替資金欧州室
為替資金部 為替資金アセアン室
法人営業人事室
為替資金部 為替資金東アジア室
証券投資部
市場事務部
国際業務部
IT事業部 ITソリューション室 CAMSセンター
EC推進部門
グローバル企画室
グローバル情報企画室
経済協力室
グローバル金融法人室
グローバル企業人事室
国際審査部
コーポレートマネジメント
経
営
会
議
投資銀行・資産運用企画室
投資銀行・資産運用人事室
投資銀行管理部
投資銀行事務システム室
資産運用業務部
カストディ業務部
監 監
査 査
役 役
会
取
締
役
会
株
主
総
会
東
京
三
菱
銀
行
組
織
図
コーポレートセンター
総務室 関西総務室
人事室 キャリア開発室
総合企画室 広報室
関連事業室
調査室
総合リスク管理室
オペレーションサービス企画室
文書センター
情報セキュリティ管理室 融資企画室
監査室 業務監査室
欧州業務監査室
米州業務監査室
与信監査室
欧州与信監査室
米州与信監査室
法務・コンプライアンス室 コンプライアンス室
事業戦略開発部
85
業務内容
1. 預金業務
(1)預金
7. 社債受託および登録業務
担保附社債信託法による社債の受託業務、
当座預金、普通預金、貯蓄預金、
通知預
公社債の募集受託および登録に関する業
金、定期預金、定期積金、別段預金、納
務を行っております。
税準備預金、非居住者円預金、外貨預
金等を取り扱っております。
(2)譲渡性預金
譲渡可能な定期預金を取り扱ってお
8. 金融先物取引の受託業務
金融先物・オプション取引の受託業務を
行っております。
ります。
9. 付帯業務
2. 貸出業務
(1)貸付
手形貸付、証書貸付および当座貸越を
取り扱っております。 (2)手形の割引
銀行引受手形、商業手形および荷付為
替手形の割引を取り扱っております。
3. 商品有価証券売買業務
東
京
三
菱
銀
行
国債等公共債の売買業務を行っており
ます。 (1)代理業務
① 日本銀行代理店、日本銀行歳入代
理店および国債代理店業務
② 地方公共団体の公金取扱業務
③ 勤労者退職金共済機構等の代理店
業務
④ 株式払込金の受入代理業務および
株式配当金、公社債元利金の支払
代理業務
⑤ 中小企業金融公庫等の代理貸付
業務
⑥ 三菱信託銀行の代理業務
業
務
内
容
4. 有価証券投資業務
(2)保護預りおよび貸金庫業務
預金の支払準備および資金運用のため、
国
(3)有価証券の貸付
債、地方債、社債、株式、その他の証券に投
(4)債務の保証(支払承諾)
資しております。 (5)金の売買
(6)公共債の引受
5. 内国為替業務
送金為替、
当座振込および代金取立等を取
り扱っております。 (7)
国債等公共債、
証券投資信託および保
険商品の窓口販売
(8)
コマーシャル・ペーパー等の取り扱い
(9)有価証券の私募の取り扱い
6. 外国為替業務
金利、通貨、商品等のデリバティブ取引
(10)
外国為替公認銀行として、輸出、輸入およ
(11)確定拠出年金運営管理業務
び外国送金その他外国為替に関する各種
業務を行っております。 86
事業系統図
リテール部門
(平成16年7月1日現在)
主な関係会社
本店・支店・出張所・ローンプラザ
法人営業部門
主な関係会社
支社・ビジネスローンデスク
ダイヤモンド信用保証株式会社
(個人ローン保証業務)
株式会社ディーシーカード
(クレジットカード業務)
株式会社東京三菱キャッシュワン
(消費者ローン業務)
ダイヤモンドファクター株式会社
(ファクタリング業務・代金回収受託業務)
ダイヤモンドビジネスコンサルティング株式会社 (セミナー・コンサルティング業務)
株式会社東京リサーチインターナショナル (セミナー・コンサルティング業務)
グローバル企業部門
主な関係会社
ダイヤモンドリース株式会社
(リース業務)
東銀リース株式会社
(リース業務)
東京三菱銀行信託会社
(一般商業銀行業務・信託業務)
東京三菱投信投資顧問株式会社
(投資顧問業務・投資信託委託業務)
支店・出張所・駐在員事務所
投資銀行・資産運用部門
主な関係会社
三菱東京ウェルスマネジメント(スイス) (プライベートバンク業務)
東
京
三
菱
銀
行
三菱東京ウェルスマネジメント証券株式会社 (証券業務)
主な関係会社
UNBC部門
主な関係会社
ルクセンブルグ東京三菱銀行
(カストディ業務・信託業務)
ダイヤモンドキャピタル株式会社
(ベンチャーキャピタル業務)
三菱証券株式会社
(証券業務)
東京三菱インターナショナル
(証券業務)
ユニオンバンカル・コーポレーション
(銀行持株会社)
東
京
三
菱
銀
行
事
業
系
統
図
ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア (一般商業銀行業務・信託業務)
オペレーション
サービス部門
システムサービス部門
主な関係会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社 (情報処理業務)
トレジャリー部門
主な関係会社
東京三菱フューチャーズ(USA)
(金融先物取次業務)
EC推進部門
コーポレートセンター
は連結子会社、 は持分法適用関連会社
(注)東京三菱インターナショナルは、平成16年7月5日付で商号変更し、
三菱セキュリティーズインターナショナルとなりました。
87
東京三菱銀行の商品・サービス
(平成16年6月1日現在)
総合口座商品・総合サービス
種 類
しくみと特色
貸越限度額
定期預金合計金額
普通預金に定期預金・保護預り金融債・保護預り公共債を担保とする当
座貸越機能を組み込んだ口座です。「貯める」
「使う」
「借りる」という 3
つの機能を1冊の通帳に兼ね備えた便利な商品です。急なご入用の際に
は、定期預金等を解約することなく必要額をご融資します。定期預金の
ほか、保護預り金融債・公共債を担保に最高極度400万円までご利用い
ただけます(ただし、保護預り金融債を組み込んだ総合口座を開設いた
だける店舗は限られます)。
総合口座*
×90%
合計で最高200万円=①
3 年リットー・ハイジャンプ保護預り額面金額
ワリトー保護預り額面金額
利付公共債保護預り額面金額
割引国債保護預り額面金額
×90%
×80%
×80%
×60%
合計で最高200万円=②
①+②合計で最高400万円
「メインバンク」総合サービス
お客さまのライフステージごとに発生する金融ニーズ
(資産形成、資産運用、住宅購入による借り入れニーズなど)
に総合的にお応え
し、お取引内容に応じて金利・手数料優遇などのさまざまな特典をご提供するサービスです。お取引の状況や運用資産残高に応じた
5つのステージが設定されており、ステージが上がるほど、有利な特典を受けることができます。「スーパー普通預金」
をお持ちのす
べてのお客さまが、ご利用いただけます。(個人のお客さま専用)
普通預金の残高に応じて自動つみたて定期預金、さらに金利判定機能で、スーパー定期・スーパー定期300へと、より高利回りの
預金に自動的に預け替える新型の家計総合口座です。普通預金、自動つみたて定期預金・総合口座定期預金に加え、貯蓄預金と4つ
の預金口座を通帳1冊にまとめることができ、たいへん便利です。
スーパーパック*
主な預金商品
種 類
東
京
三
菱
銀
行
しくみと特色
出し入れ自由
1 円以上
普通預金*
出し入れが自由で、公共料金の自動支払いやキャッシュカードなどの各種サービスも
ご利用いただけます。くらしの財布としてお使いください。
出し入れ自由
1 円以上
スーパー普通預金*
毎日の残高に応じて段階金利
(最大7段階)
が適用される出し入れ自由な口座です
(個人
のお客さま専用)
。お取引の状況や運用資産残高に応じて東京三菱銀行のATM時間外
手数料無料などの特典があるほか、さまざまな商品・サービスの優遇をご提供する
「メ
インバンク」総合サービスをご利用いただけます。運用資産残高が10万円以上の場合
などは月額315円の口座手数料が無料となります。
(ただし、金融情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
出し入れ自由
1 円以上
スーパー貯蓄*
10万円以上の残高があれば、毎日の残高に応じて段階的に金利が適用される出し入れ
自由な口座です。利息は毎月お受け取りいただけます。
(ただし、金融情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
出し入れ自由
1 円以上
1週間以上
5 万円以上
1円からご利用いただける自由金利型定期預金です。
スーパー定期
300万円からは、スーパー定期300をご利用いただけます。金利はお預け入れ時の
(自由金利型定期預金「M型」) 市場金利を参考に決めさせていただきます。
1・2・3・6カ月、1・2・3・4・5・
6・7・8・9・10年または1カ月
超5年未満の満期日指定
1 円以上
定
自由金利型定期預金*
期
期日指定定期預金*
預
自動つみたて定期預金*
金
大口の資金運用に適した商品です。
金利はお預け入れ時の市場金利を参考に決めさせていただきます。
1・2・3・6カ月、1・2・3・4・5・
6・7・8・9・10年または1カ月
超5年未満の満期日指定
1,000万円
以上
お預け入れ日から1年経過後であれば、ご希望の日にお引き出しすることができる
1年複利の定期預金です。
1年据置きで最長3年
1 円以上
300万円未満
毎月一定額を指定口座から引き落とし、自動継続扱いの定期預金として積み立てま
す。必要の際には一部の引き出しも可能です。
特に定めません
毎月、3カ月ごと、
年1∼2回の特定
月 1万円以上
財形預金*
お勤め先の財形制度を通じ、給料やボーナスから天引きで、着実に財産形成を図るこ
とができます。財形住宅預金と財形年金預金については、合わせて元本550万円まで
利息非課税扱いの特典があります。一般財形預金と財形住宅預金については運用定期
を期日指定定期・5年物スーパー定期のいずれかからお選びいただけます。
一般3年以上、
住宅・年金5年以上
毎月1 円以上
外貨預金
米ドル、ユーロ、英ポンド、スイス・フランなど、主要外国通貨の普通預金、定期預金など各種の預金を取り扱っています。定期預金の
金利は、お預け入れ時の海外金融情勢、通貨、期間などにより個別に決めさせていただきます
(一部出張所等ではお取り扱いできない場
合があります)
。
短期間の運用に便利です。お引き出しの2日前までにご通知ください。
*
自動継続外貨定期預金
ホット定期
外貨貯蓄預金
個人のお客さま専用の自動継続タイプの外貨定期預金です。お預け入れ金額に応じて
段階的に金利が適用されます。取扱通貨は米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、
ニュージーランドドル、英ポンド、スイスフランの6種類です。
(ただし、金利情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
1カ月、3カ月、6カ月、1年
お預け入れ日から1カ月たてばお引き出し自由な個人のお客さま専用の外貨建の貯蓄
預金です。毎日の最終残高に応じて段階的に金利が適用されます。また、毎月1万円か
らの自動預け入れが可能な「継続預入プラン」もご利用いただけます。(通貨は6種類)
(ただし、金融情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
お預け入れ日から1カ月後の 10万円相当額以上
応答日の前営業日よりお引き (継続預入プランは
毎月1万円以上)
出し自由
2,000米ドル
相当額以上
中長期外貨定期預金
(2年物)
中長期的に確定利回りで運用したい、外貨のまま少しでも長く有利に運用したい、と
お考えの方に適した個人のお客さま専用の2年物外貨定期預金です。取扱通貨は米ド
ルの1種類です。
2年
1万米ドル
相当額以上
特約付き外貨預金
米ドルもしくはユーロ建定期預金に
「円償還特約」
を組み合わせることにより、高い運
用利回りをめざす商品です。お預け入れ時に設定される条件に基づいて、満期日2営
業日前の時点で、円貨で償還されるか外貨で償還されるかが決まります。
1カ月、3カ月
50万円
相当額以上
納税準備預金*
納税資金専用の預金です。
原則納税目的のみの
お引き出し
1 円以上
*
88
預け入れ金額
当座預金*
通知預金*
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
預け入れ期間
小切手・手形の支払いのために開設していただく口座です。当座預金専用のキャッ
シュカードもご利用いただけます。
預金保険制度の対象となる商品です。
投資信託
商品名
運用会社
お申込金額
継続購入プラン
■主に国内の債券に投資するファンド
メロディA号・メロディB号・メロディC号
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
×
国際投信投資顧問株式会社
1円以上1円単位(初回のみ50万円以上
1円単位)
×
東京三菱 外国債券オープン(毎月分配型)
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 米国債券オープン(毎月分配型)
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 ユーロ債券オープン(毎月分配型)
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
UBS オーストラリア債券オープン(毎月分配型)
ユービーエス・グローバル・アセット・
マネジメント株式会社
10万円以上1円単位
○
短期金利連動型ファンド[DOOR(ドア)]
シティグループ・アセット・マネジメント
株式会社
10万円以上1円単位
×
東京三菱/メロン グローバルボンド
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
日興 米国短期債オープン[NK POP]
日興アセットマネジメント株式会社
10万円以上1円単位
○
フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド
フィデリティ投信株式会社
10万円以上1円単位
○
MV20
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
MV40
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
MV80
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 バランスオープン 東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱/メロン グローバルバランス
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱/メロン グローバルエクイティ
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 米国株オープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 欧州株オープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
JFグレーター・チャイナ・アクティブ・オープン
ジェー・ピー・モルガン・フレミング・
アセット・マネジメント・ジャパン株式会社
10万円以上1円単位
×
東京三菱 トピックスオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 インデックス225オープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 日本株クオンツオープン[GREαT(グレイト)]
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱/シュローダー 日本株リサーチ[ロイヤルセレクト]
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 日本株アクティブオープン[ファーブル先生]
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 日本成長株オープン[ブルーム]
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 グロースオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
東京三菱 バリューオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
フィデリティ・ジャパン・グロース・オープン
フィデリティ投信株式会社
10万円以上1円単位
○
日興 エコファンド
日興アセットマネジメント株式会社
10万円以上1円単位
○
国際投信投資顧問株式会社
10万円以上1円単位
○
初回お申し込み時500万円以上1円単位
(各々のファンドへのご投資金額の
合計が500万円以上)
● 追加お申し込み時1万円以上1円単位
(マネープールファンドは1円以上
1円単位)
×
国際のMMF(マネー・マネージメント・ファンド)
■主に海外の債券に投資するファンド
■債券にも株式にも投資するバランス型ファンド
■主に海外の株式に投資するファンド
■主に国内の株式に投資するファンド
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
■不動産投資信託に投資するファンド
ワールド・リート・オープン(毎月決算型)
■分散投資型投信プログラム
®
投信プログラム
M・CUBE(エムキュ−ブ)
ラッセル日本株式ファンドⅠ
ラッセル外国株式ファンドⅠ
ラッセル日本債券ファンドⅠ
ラッセル外国債券ファンドⅠ Aコース(為替ヘッジあり)
ラッセル外国債券ファンドⅠ Bコース(為替ヘッジなし)
ラッセル世界債券ファンドⅠ
マネープールファンド
●
フランク・ラッセル投信株式会社
東京三菱投信投資顧問株式会社
(注) 1. 投資信託は、預金ではなく当行は元本の返済を保証していません。
2. 投資信託は預金保険制度の対象ではありません。また、当行でご購入いただいた投資信託は投資者保護基金の対象ではありません。
3. 投資信託の基準価額は、組入れ有価証券(株式・債券等)等の値動きにより上下しますので、お受取金額が投資元本を下回ることがあります(指標への連動を目指している投資信託
は、指標の上下により投資元本を下回ることがあります)。組入れ有価証券(株式・債券等)等は、その有価証券等の発行者の信用状態の変化等により価格が上下しますので、投資
元本を下回ることがあります。外貨建て資産に投資するものは、この他に通貨の価格変動(為替変動リスク)により基準価額が上下しますので、お受取金額が投資元本を下回ること
があります。
4. 投資信託は各運用会社が設定・運用を行っているもので、当行ではお申し込みの取り扱いを行っています。
5. 投資した資産の減少を含むリスクについては投資信託のご購入者が負うことになります。
6. 投資信託のご購入に際しては、必ず最新の目論見書により商品内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。目論見書は東京三菱銀行本支店窓口でご用意しています。
7. ファンドによっては解約が出来ないものや特定日にしか解約申込が出来ないものがあります。また、販売手数料や信託報酬・信託財産留保額についてもご確認ください。
89
生命保険商品(個人年金保険)
投資型年金保険(変額個人年金保険)主に投資信託で運用を行う特別勘定の運用実績に基づき、将来の年金受取額や死亡給付金額が増減する個人年金保険商品です。
商品名
引受保険会社
投資型年金保険D.A.TM
明治安田生命保険相互会社
ニッセイ投資型年金(90歳原資保証型)ドリームセレクト90TM
日本生命保険相互会社
投資型年金保険グッドバリュー
第一生命保険相互会社
投資型年金保険プレミエール
マニュライフ生命保険株式会社
投資型年金保険メソッドTM
ハートフォード生命保険株式会社
投資型年金保険カルディアTM
アイエヌジー生命保険株式会社
外貨建定額年金保険(積立利率変動型個人年金保険)払込保険料を引受保険会社の外貨建ての一般勘定で運用する個人年金保険です。据置期間中は、引受保
険会社によりあらかじめ定められた一定の利率で運用されるため、年金原資を契約時点で確定することができる定額タイプの個人年金保険商品です。
商品名
引受保険会社
外貨建定額年金保険アトランティック
アリコジャパン
(注)東京三菱銀行は引受保険会社との委託契約に基づき、保険契約締結の媒介を行っています。
損害保険商品
商品名
内 容
引受保険会社
ホームガード保険
火災や爆発・落雷による災害や盗難・破損などから、ご自宅の建物と家財の安心をしっかりと守る新しい保険で
す。住宅ローン・リフォームローンご利用のお客さまにご加入いただけます。
東京海上火災保険
株式会社
新住宅火災保険
火災や爆発・落雷による災害から、ご自宅の建物と家財をお守りする保険です。住宅ローン・リフォームローン
ご利用のお客さまにご加入いただけます。
ニッセイ同和損害
保険株式会社
ローン返済支援保険
ローンご利用中のお客さまが、けがや病気で31日以上、入院または自宅療養を余儀なくされた場合、ローン返済
額の100%または50%を保険金としてお受け取りいただける保険です。住宅ローン・リフォームローンご利用の
お客さまにご加入いただけます。
東京海上火災保険
株式会社
海外旅行保険
海外旅行中の病気・けが・携行品の盗難・賠償責任など幅広い損害を補償する保険です。
東京海上火災保険
株式会社
(注)東京三菱銀行は引受保険会社との委託契約に基づき、保険契約の締結、保険料の領収などの代理業務を行っています。
各種商品等
東
京
三
菱
銀
行
項 目
国債(窓口販売)
内 容
安全性・信用度の高い国債を、窓口で販売しています。
期間は、超長期利付国債が20年、長期利付国債が10年、中期利付国債が 2・5年、個人向け国債が 10年となっています。
*
普通預金と組み合わせて、総合口座としてもご利用いただけます。また、利付国債は、マル優・特別マル優枠がご利用いただけます。
*
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
マル優・特別マル優制度は、法改正に伴い、平成18年1月以降障害者等を対象とした制度へ変更されます。
「協会保証型輸入金融
パッケージ」“ K I P ”
東京信用保証協会と提携した輸入金融商品です。L /C開設をはじめとするユーザンス、はね金融など一連の輸入金融取引に、極度内で何
度でもご利用いただけます。
海外口座ご紹介サービス
「CALIFORNIA ACCOUNT」
東京三菱銀行のグループ銀行である米国「ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア」への口座開設のお申し込みをメールオーダーにて
お取り次ぎします。(個人のお客さま向け)
当座貸越(外貨)
米ドル普通預金に貸越機能をセットした商品です。100万米ドルを限度として、その範囲内であれば何度でも繰り返しお借り入れが可
能です。また、資金が必要な当日でもお借り入れが可能です。(法人のお客さま向け)
FX@BTM
法人のお客さま向けのインターネットを利用した外国為替先物予約取引システムです。スピーディーなレート配信により、刻一刻変化す
る市場のレートに即した為替リスクのヘッジが可能になるばかりでなく、取引実績のデータベース化も容易に行うことができます。
各種個人ローン(担保付)
次のローン(除くアパートローン)をご利用いただく場合には、原則として、お客さまの不動産を東京三菱銀行の子会社であるダイヤモンド信用保証株式会
社(D H C 社)に、担保として差し入れていただき、同社の保証によりご融資させていただきます。
商品名
融資金額
融資期間
30万円∼5,000万円
2年∼35年
スーパー住宅ローン
『ライフデザイン』
「固定金利」
「変動金利」
および
「変動金利
(上限金利付)
」
を何度でも選択できる住宅ローンで
す。住宅の新築、増改築、中古・建売住宅やマンションの購入、居住用土地の購入など、
マイホームの夢を実現するお手伝いに加え、さまざまな特典をご用意し、豊かなくらしを
トータルに応援します。お借り替えやお建て替え、お買い替えの際に、現在お借り入れ中
の住宅ローン残高が持家の担保評価額
(あるいは売却金額)
を上回っている担保割れの状態
であっても、保証会社の担保評価額の最大200%までのご融資が可能です。
「ローン返済
支援保険」や「ホームガード保険」または「新住宅火災保険」にもご加入いただけます。
リフォームローン
『ライフデザイン』
家の改装から水回りの修繕工事、インテリアの購入まで、リフォームにかかわるあらゆ
る資金にお使いいただけます。スーパー住宅ローン「ライフデザイン」同様「ローン返済
支援保険」や「ホームガード保険」または「新住宅火災保険」にもご加入いただけます。
30万円∼5,000万円
2年∼35年
ビッグローン
まとまった資産の購入、教育・結婚資金、相続税のお支払いなど、ご自由にお使いいた
だけます(事業資金にはお使いになれません)。
30万円∼1億円
2年∼30年*
アパートローン
税制面のメリットを生かし、また長期安定収入を確保できる、アパート・マンション
経営をお手伝いします。土地の有効利用や、将来のためのゆとりづくりにご活用くだ
さい。
100万円∼3億円
2年∼30年
*
90
使いみちと特色
資金使途が住宅の場合の融資期間は最長35年。
各種個人ローン(無担保)
次のローンをご利用いただく場合には、東京三菱銀行の関連会社である株式会社ディーシーカード(D C 社)の保証が必要となります。それ以外に担保設定な
どの手続きは必要ありません。ご利用に際しては、計画的なご活用をおすすめしています。
商品名
使いみちと特色
融資金額
融資期間
マイカード
キャッシュカードにお立替機能がついたとても便利なカードです。ご利用限度額の範囲内で
何回でも自由にご利用いただけるうえ、家計の口座をバックアップする自動融資機能もご利
用いただけます(30万円型は郵便やインターネットでもお申し込みいただけます)。
30万円∼500万円
1年ごとに
自動更新
マイカード〈ゴールド〉
郵便やインターネットでお申し込みいただける低金利、大型、担保不要のカードローン
です。ご利用限度額の範囲内で繰り返しご利用になれるので、教育資金やリフォーム資
金などさまざまな資金にご活用いただけます。
50万円∼200万円
1年ごとに
自動更新
お子さまの教育資金から、マイカー購入資金まで、目的に合わせて自由に選べるローンをご用意しています(郵便やインターネット
でも簡単にお申し込みいただけます)。
教育進学ローン
目的別ローン
リフォーム・リビングローン
マイカーローン
10万円∼300万円
固定金利型
1年∼7年
ウェディングローン
フリーローン
住宅諸費用ローン
変動金利型
1年∼10年
住宅取得時の各種諸費用にご利用いただける無担保ローンです。東京三菱銀行のスー
パー住宅ローン
『ライフデザイン』
、リフォームローン
『ライフデザイン』
と併せてご利用
ください。
10万円∼500万円
1年∼10年
主な貸出商品
商品名
使いみちと特色
融資金額
融資期間
融活力
(ゆうかつりょく)
中小企業のお客さま向けの原則無担保・第三者保証不要の定型貸出商品です。運転資金な
どの事業資金にご利用いただけます。
500万円∼3,000万円
100万円単位
1カ月以上
3年以内
ビジネスカードローン
〈協保付〉
信用保証協会の保証により、最高1,000万円(無担保の場合は500万円)までのお借り入
れが可能です。専用のカードで、全国の東京三菱銀行本支店のA T M ・C D で手軽にお借
り入れいただけます。
100万円∼1,000万円
1・2年
TKC戦略経営者ローン
TKC会員税理士の顧問企業さま向け定型貸出商品です。原則無担保・第三者保証なし商 (<レギュラー>の場合) (<レギュラー>
品の<レギュラー><ワイド>とTKK保証付商品の<TKK保証><TKK極度保証>の4 300万円∼5,000万円
の場合)
種類があり、ネットワークを介した申し込みによる迅速な審査が特色です。
10万円単位
1カ月以上5年以内
TKCクリニック開業ローン
TKC全国会との提携により、原則無担保・無保証での利用を可能にしたクリニック開業
資金専用商品です(無担保型)。他に融資期間最長10年の(有担保型)もあります。
ABローン
売掛債権流動化スキームを採用した貸出商品です。主に、中堅・中小企業のお客さまが
保有する売掛債権を有効活用することで幅広い資金調達が可能となります。
(平成15年
6月2日より取扱開始)
300万円以上
6カ月以内
SLローン
1,000万円からご利用いただける金利上限付きの変動金利ローンです。将来の金利上昇
リスクをおさえたご融資を、ビジネスニーズに合わせてご利用いただけます。
1,000万円以上1億円以下
1,000万円単位
3・5年
リバティローン
貸出と金利オプションを組み合わせた上限金利付変動金利型貸出商品です。
金利上昇リスクを回避し、かつ金利低下メリットも享受することが可能となります。
1億円以上
500万円単位
2年以上
10年以内
サブマリーン
貸出と金利オプションを組み合わせた貸出商品です。市場金利が一定の水準以下であれ
ば、通常の固定金利貸出に比べて有利な金利となります。一方、市場金利が一定の水準
を超えて上昇した場合は、変動金利に転換され金利上昇リスクを負いますが、その場合
でも通常の変動金利貸出に比べて有利な金利となります。
1億円以上
500万円単位
2年以上
10年以内
ツーウェイローン
変動金利貸出をベースに、貸出期間の一定期間のみ固定金利への変更が可能な貸出商品
です。お借り入れ後の金利環境の変化に迅速に対応することが可能となります。
特に定めません
固定金利適用期間は、
1回につき1年超
10年以内
ニューミックスローン
貸出期間のうち、前半期間は東京三菱銀行TIBOR金利に連動した変動金利、後半残り期
間は、固定金利を組み合わせた中・長期の貸出商品です。将来の金利上昇リスクを回避
し、かつ短期低金利メリットを享受することが可能となります。
1億円以上
500万円単位
2年以上
10年以内
(無担保型の場合)
(無担保型の場合)
1,000万円∼3,000万円 1年以上
10万円単位
7年以内
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
主なデリバティブ単体商品
種 類
使いみちと特色
金利スワップ
異なる 2 種の金利を交換する取引です。「固定金利」と「変動金利」の交換が一般的で変動金利の指標としては、主に L I B O R(London
Interbank Offered Rateの略)やTIBOR(Tokyo Interbank Offered Rateの略)が使われます。この取引はデリバティブ取引の一種
で、既存の銀行借入など、原負債または原資産はそのまま存置しながら、その負債あるいは資産の内容を変更したのと同じような経済効
果をあげることが可能となります。
金利オプション
ある決められた時点で確実に利益が出るときにのみ「固定金利」と「変動金利」を交換できる権利で、その権利の取得には費用(オプション
料)を要する取引です。主にお借り入れのコストに上限を設けたり、運用の利回りに下限を設けたりする目的で使われます。
通貨スワップ
金利スワップが同種通貨における金利の交換であるのに対し、通貨スワップはドルの債務を円の債務に交換するなど、異種通貨どうしで
債務もしくは債権を交換する取引です。円と外国通貨の交換だけでなく、米ドルとユーロといったように外国通貨どうしのスワップも可
能です。
通貨オプション
特定の期日
(期間)
に当初約定した特定の為替相場で特定の外国通貨を「買う権利」
または
「売る権利」
を売買する取引で、これらの権利の取
得には費用(オプション料)がかかります。 為替相場変動リスクをコントロールする手段のひとつとしてもご利用いただけます。
NDF
(Non Deliverable Forward)
現地規制等により為替先物取引が利用できない一部の外国通貨の為替相場変動リスクをヘッジする手法です。想定元本で外国通貨の売買
を行い、為替相場変動により発生した為替差損益を差金決済いたします。
91
各種サービスと手数料
項 目
東京三菱キャッシュカード
東京三菱カード
給料振込
配当金自動受け取り
年金自動受け取り
当行でのご利用
平日
08:45∼18:00
無料
〃
〃
00:00∼08:45
18:00∼24:00
105円
105円
土曜・日曜・祝日00:00∼24:00
105円
世界の 2 大ブランド「 V I S A 」
「マスターカード」と提携し、世界中の加盟店でご利用になれるクレジットカードです。
(株)ディーシーカードと(株)東京クレジットサービスが東京三菱銀行に決済口座をご指定いただいた方に対し、発行しています。
リボルビング払専用カードやゴールドカードなど幅広い商品ラインナップをご用意しています。
毎月の給料やボーナス、株式の配当金、公的年金(厚生年金、国民年金、共済組合、船員保険)などを、お客さまご指定の口座に自動的に
入金します。なお、給料振込については、勤務先企業との契約により、あらかじめご指定いただいた最大 3口座に分割入金するサービス
もあります。
振込
お客さまのご指示にしたがい、お受取人の預金口座へ資金を送金します。東京三菱銀行以外の金融機関の口座へも送金することができます。
代金取立
お客さまに代わり、手形や小切手などのお取り立てをします。取り立てた代金は、
お客さまご指定の口座に入金します。
普通
至急
同地内
735円
同地外(東京三菱銀行本支店あて)840円
同地外(他行あて)
945円 1,050円
貸金庫
土地・家屋の権利証、有価証券、貴金属、実印など、重要書類や貴重品を保管します。
金庫の大きさなどにより料金が異なります。
金保護預り
100g以上100g単位でお買い上げいただいた金を当行で保管し、控えとして通帳または
証書を発行します。ご購入の金は当行でご売却または地金でのお引き出しができます。
保管手数料
金
金積立
毎月一定額をお客さまの指定口座から引き落とし、金を購入して積み立てる、簡単で着実
な金購入プランです。
金地金
金地金の売買を取り扱っています。
保管グラム数に応じて料金を計
算します。
金積立手数料 1口(1万円)当たり毎月210円
取扱手数料
売買記帳1回当たり2,100円
売買手数料
バー1本売買当たり5,250円
外国送金
外国への送金や、海外からの送金を取り扱っています。送金には、電信送金のほか、外貨建の銀行小切手を作成し、お客さまから受取人
へ直接郵送していただく方法もあります。
外貨現金
日本円を米ドルなど主要外国通貨に、また、お持ちの外貨を日本円に交換します。(コインはお取り扱いしておりません)
東京三菱マスターカード・トラベラーズチェック(米ドル)を発行・販売しています。また、他発行体の外貨建・円建トラベラーズチェッ
クの代理販売も行っています。未使用のトラベラーズチェックは日本円に交換します。
全国34カ店にある、外貨現金とトラベラーズチェック(T/C)の種類を豊富に取り揃えた窓口です。最大14種類の外貨現金と7種類の
T/Cをご用意しています。
外貨自動販売機
簡単な操作でスピーディーに外貨現金、トラベラーズチェック(T/C)が購入できる外貨自動販売機を全国175カ店に設置しています。
A T M の定期預金サービス
定期預金通帳があれば、ATMで金利と期間を見ながら、定期預金のお預け入れができます。また、定期預金の満期のお取り扱いを、元
金と利息を合算して同期間継続する方法や、利息のみ受け取り同期間元金を継続する方法に随時変更できます。また、総合口座定期預金
については、定期預金通帳と総合口座普通預金のキャッシュカードがあれば、自動つみたて定期から普通預金へのお振り替え、据置期間
経過後の「期日指定定期預金」などのご解約、「スーパー定期」などの満期解約のご予約ができます。お取り扱いは、平日18時までとなっ
ています。
東京三菱銀行
スーパーダイヤル
情
報
・ 東京三菱ダイレクト
ご案内ダイヤル
相
談
サ
東京三菱銀行
ー
運用相談ダイヤル
ビ
ス
東京三菱銀行
92
現金お引き出し
電気・ガス・電話・水道・NHK受信料などの公共料金、クレジットカードや信販の利用代金、各種税金・保険料、ローンの返済金、日
本育英会返還金、公団家賃などを、お客さまご指定の口座から自動的に引き落とします。
外
トラベラーズチェック(T/C)
貨
両
替 トラベルコーナー
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
カード1枚でATM・C D による現金のご入金、お引き出し、お振込などをご利用いただ
けます。なお、土・日曜日・祝日は現金お引き出し、残高照会ならびに振込予約のみのご
利用となりますので、ご注意ください。また、店舗によっては営業日・営業時間帯が異な
る場合があります。
手数料(消費税含む)
公共料金等自動支払い
東
京
三
菱
銀
行
サービス内容
東京三菱銀行の商品・サービスについてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
<債券情報ダイヤル>
0120-860777
<各種商品・サービス>
0120-508639
<ローン>
0120-523939
※お取り扱い時間:祝日を除く 月∼金曜日の9:00∼18:00、土曜日の9:00∼17:00
東京三菱ダイレクトについてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
0120-583234 ※お取り扱い時間:祝日を除く 月∼金曜日の9:00∼18:00、土曜日の9:00∼17:00
<東京三菱ダイレクトホームページ> http://direct.btm.co.jp
投資信託・投資型年金保険等の運用についてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
0120-103472 ※お取り扱い時間:祝日を除く 月∼金曜日の9:00∼18:00
損保ダイヤル
損害保険についてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
0120-844813 ※お取り扱い時間:祝日を除く 月∼金曜日の9:00∼17:00
インターネット
ホームページ
東京三菱銀行の主要な取り扱い商品・サービスのご案内、マーケット動向などの情報を掲載しています(24時間・年中無休)。
アドレス……「http://www.btm.co.jp/」 東京三菱ダイレクトについての情報は「http://direct.btm.co.jp」に掲載しています。
ワンステートメント
(お取引総合通知)サービス
普通預金や定期預金をはじめ、外貨預金、投資信託、債券、ローンの残高、普通預金のご利用明細など、お取引内容を一覧にしたステー
トメントを、毎月ご送付するサービスです。
インターナショナルカード
日本国内はもちろん、海外では現地通貨でVISAの
「PLUS」
マークのあるATM・CDから預金のお引き出しができる便利なカードです。世
界100カ国以上のATM、CDでご利用いただけます。
(国・地域によっては利用可能なATM・CDが設置されていない場合がございます。)
東京三菱ダイレクト
インターネット、モバイル(
「iモード」
「J-スカイ」)
、電話を使って24時間、いつでもどこでも銀行商品・サービスのお取引・ご相談等を
ご利用いただけます。
東京三菱グローバル
ダイレクト
東京三菱ダイレクトの海外勤務者向けオプションサービスです。東京三菱ダイレクトの機能に加え、ワンステートメントサービス、インター
ネットによる外国送金依頼、納税代行サービス、外国向け定額自動送金、ファクシミリによる取引依頼の受け付けなどがご利用いただけます。
東京三菱の
メールオーダーサービス
住所変更の手続きのほか、スーパー普通預金・投資信託の口座開設、公共料金の自動支払い、普通預金からスーパー普通預金へのお切り替
えなどを郵送でお申し込みいただけるサービスです。また、
「マイカード」
「マイカード<ゴールド>」
「目的別ローン」
の仮申し込みもできます。
エレクトロニック・バンキング(E B )サービス
項 目
東京三菱BizSTATION
サービス内容
手数料等(消費税込み)
オフィスや外出先から、インターネットで簡単・スピーディーな銀行取引を実現。残高照
会、明細照会、振込・振替、総合振込・給与振込などのサービスを手軽にご利用いただけ
ます。また、
「まとめて10件までの即時振込機能」
や
「振込データの
『申請』
→
『承認』
のワー
クフロー」など、ビジネス向けの便利な機能を搭載。経理・財務の効率化をサポートし、
ビジネスと銀行を「直結」する、Webバンキングの決定版です。
お客さまのパソコンと東京三菱銀行のコンピュータを電話回線で直接接続することによ
CAMS
り、内国為替や外国為替など、各種サービスを提供しています。
パソコンサービス
「がいためバンク」
は外国送金受付、輸入信用状開設依頼など、外国為替関連サービスをご
「がいためバンク」
提供しています。
「せるふバンク」
では残高照会や入出金明細照会、振込・振替サービス、
「せるふバンク」
総合振込や給与振込などの機能がご利用いただけます。「せるふバンク(外為対応版)」は
「せるふバンク(外為対応版)」「がいためバンク」と「せるふバンク」の機能を両方備えた商品です。
「資金集中管理システム」
「資金集中管理システム」
は営業所、支店、支社などの口座残高を本社で一括して集中・配
分する機能をご提供するサービスです。
売掛金消し込み事務合理化
サービス「けしこみバンク」
CAMSパソコンサービス、コンピュータサービスと連携し、お客さまの売掛金消し込み
事務合理化をサポートするサービスです。
請求回収事務アウトソーシン お客さまの行う請求書の発行・発送、売掛金消し込み事務を、弊行が一括してお引き受け
グサービス「おまかせバンク」 するサービスです。また、決済には振り込みだけでなく、オプションとして、コンビニ収
納、口座振替等もあわせてご利用いただけます。
月間手数料
2,100円
〈総合・給与振込サービスで必要な追加料金〉
契約料
26,250円
月間手数料
3,150円
従量料金
当面無料
「がいためバンク」
契約料 26,250円
月間手数料
2,100円
「せるふバンク」
・
「せるふバンク(外為対応版)」
契約料 26,250円
月間手数料
21,000円
「資金集中管理システム」
契約料 105,000円
月間手数料
10,500円
契約料 月間手数料
1,050,000円
5,250円
契約料 52,500円
月間手数料
15,750円∼
(追加サービス、従量料金が必要な場合がございます)
CAMS
コンピュータサービス
お客さまと東京三菱銀行のコンピュータを電話回線で接続し、預金・内国為替・外国為替
などのお取引明細をご連絡します。また、データ伝送サービスにより総合振込・給与振
込・外国送金・輸入信用状開設などをご利用いただけます。
契約料
105,000円
月間手数料*
2,100円∼
*
従量料金
5,250円∼
*
ご利用サービスおよびご利用件数により
料金が異なります。
公共料金支払管理サービス
ファーム・バンキングのCAMSを活用して、公共料金の口座振替請求明細を事前にお知
らせするサービスです。公共料金の支払事務の合理化や支払資金の効率的運用をお手伝い
します。
契約料
52,500円
月間手数料
10,500円
従量料金 配信データ1件あたり63円
BTM-GCMS
海外で業務展開されているお客さまが、オフィスのパソコンから海外の口座の残高・取引
明細をクロスボーダーで照会、資金移動を指図できるサービスです。
当行の海外拠点の所在地でお取引いただいているお客さまにも本サービスをローカル
CMSとしてご提供しています。
ご利用サービスにより料金が異なります。
●住宅ローン(変動金利)の金利変動ルールについて
●目的別ローン(変動金利型)の金利変動ルールについて
新規にローンをお借り入れの方
年2回、3月1日・9月1日時点の
「東京三菱銀行の長期基準金利+0.5%」を基準
に、それぞれ4月1日・10月1日からの適用利率を決定します。基準日以降、次
回基準日までに、長期基準金利が0.5%以上乖離した場合には、1カ月後の応答
日より適用利率を見直しさせていただきます。
新規にローンをお借り入れの方
東京三菱銀行の長期基準金利に連動して、そのつど適用利率を決定します。
東
京
三
菱
銀
行
すでにローンをお借り入れの方
毎月1日
「東京三菱銀行の長期基準金利に連動した利率」
を基準として、翌月の返
済日翌日(=2カ月後の返済分)より適用利率を見直しさせていただきます。
すでにローンをお借り入れの方
毎年、4月1日・10月1日の
「東京三菱銀行の長期基準金利+0.5%」
を基準とし
て、それぞれ6月の返済日翌日(=7月返済分)、12月の返済日翌日(=1月返済
分)より適用利率を見直しさせていただきます。
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
金融商品の勧誘に関する方針
金融商品の販売等に関する法律第8条(勧誘方針の策定)に則り、商品の勧誘にあたっては下記の方針といたします。
・勧誘の基本姿勢について
1. お客さまの知識、経験、財産等の状況に照らして、適切な商品を勧誘するように努めます。
2. 商品の選択・購入については、お客さまご自身の判断と責任でお決めいただけますよう、お客さまが判断されるために必要な商品内容やリスク
内容などの適切な情報を提供するよう努めます。
・勧誘の方法について
3.「不確実な事項について断定的判断を提供しない」、「重要事項等について事実と異なる情報は提供しない」、「重要事項等についてお客さまに不
利益となる情報であっても提供する」など、お客さまの誤解を招かない説明に努めます。
4. お客さまにとって意思に反する不都合な時間帯・方法・ご迷惑な場所での勧誘や、執拗かつ迷惑な勧誘は行いません。
・その他の関連事項について
5. お客さまに適切な勧誘を行いますよう、行内規定等を整備の上、本勧誘方針を徹底し、関係法令を遵守すると共に、東京三菱銀行の役職員は商
品知識の習得に努めます。
6. 販売・勧誘に関するお客さまからのご照会等については、適正な対応に努めます。
93
組織図
(平成16年7月1日現在)
経営企画部
事業企画部
コストマネジメント室
総務部
人事部
社員相談室
監査役室
経営管理部
信用リスク統括部
審査部
監査部
お客さまサービス室
事務管理部
監
査
役
システム部門
監
査
役
会
システム企画部
システム管理部
信託バンキング事業グループ
リテール部門
個人業務推進部
投資商品部
法人部門
株
主
総
会
取
締
役
会
経
営
会
議
ライフプランニング営業部
個人資産相談部
ダイレクトバンキング部
企業金融部
資産金融第1部
資産金融第2部
受託財産事業グループ
受託財産企画部
年金コンサルティング部
受託財産運用部門
三
菱
信
託
銀
行
投資企画部
年金運用部
公的資金運用部
資産運用部
パッシブ運用部
投融資審議会
ALM審議会
組
織
図
受託財産管理部門
年金信託部
資産管理部
受託財産運用審議会
不動産事業グループ
不動産部門
不動産企画部
不動産部
不動産カストディ部
不動産管理部
不動産コンサルティング部
証券代行事業グループ
証券代行部門
証券代行企画部
証券代行部
大阪証券代行部
市場国際事業グループ
市場国際部門
市場国際部
総合資金部
証券投資部
クレジット投資部
資金為替部
国際営業開発部
国際事務管理部
不動産オリジネーション部
不動産情報開発部
不動産・グループ営業部
本店営業部
本店法人営業第1部
本店法人営業第2部
営業第1部
営業第2部
営業第3部
営業第4部
営業第5部
営業第6部
営業第7部
営業第8部
営業第9部
年金営業第1部
年金営業第2部
年金営業第3部
年金営業第4部
年金営業第5部
年金営業第6部
神奈川営業部
名古屋営業部
大阪営業部
大阪営業第1部
大阪営業第2部
大阪年金営業部
大阪不動産部
九州営業部
国内支店
国内出張所
海外支店
海外駐在員事務所
94
業務内容
1. 信託業務
ア. 金銭信託
信託引受の際信託財産として金銭を受け入れ、こ
れを貸付金・有価証券等に運用し、信託終了の際金銭
をもって受益者に交付する信託であります。
信託財産たる金銭の運用方法を貸付あるいは公社
債への投資等契約により委託者が指定するもの(指
定金銭信託)、信託財産たる金銭の運用方法及び目的
物を何会社への貸付金あるいは何会社株式への投資
等契約により委託者が特定するもの(特定金銭信託)
があります。
金銭信託で受託した信託金の効率的な運用を図る
ため、金銭投資基金信託に再信託し、運用を行うこと
もあります。
イ. 年金信託
年金信託契約に基づき、企業、厚生年金基金又は国
民年金基金より拠出される掛金を信託財産として受
け入れ、これを契約により委託者が予め指定するも
のに運用することによって退職者等に年金又は一時
金を支給する信託であります。
年金信託で受託した信託金の効率的な運用を図る
ため、年金投資基金信託に再信託し、貸付、株式、公社
債等に投資運用することもあります。
ウ. 財産形成給付信託
財産形成給付金信託契約に基づき、企業より拠出さ
れる掛金を信託財産として受け入れ、これを契約によ
り委託者が予め指定するものに運用することによっ
て従業員等に給付金を支給する信託(財産形成給付金
信託)と、財産形成基金信託契約に基づき、勤労者財産
形成基金より拠出される掛金を信託財産として受け
入れ、これを契約により委託者が予め指定するものに
運用することによって基金の加入員等に給付金を支
給する信託(財産形成基金信託)であります。
財産形成給付金信託及び財産形成基金信託で受託
した信託金の効率的な運用を図るため、財産形成投
資基金信託に再信託し、貸付、公社債等に投資運用す
ることもあります。
エ. 貸付信託
貸付信託法に基づき、受益証券の発行により集めた
資金を信託財産として受け入れ、これを国民経済の健
全な発展に必要な分野に長期投資し、信託終了の際は
金銭をもって受益者に交付する信託であります。
オ. 投資信託
投資信託及び投資法人に関する法律に基づき、投
資信託委託業者が受益証券の発行によって集めた資
金を信託財産として受け入れ、これを委託者の指図
に従って株式、公社債等に投資運用し、信託終了の際
は金銭をもって受益者に交付する信託であります。
カ. 金銭信託以外の金銭の信託
信託引受の際信託財産として金銭を受け入れ、こ
れを委託者の指図に従って投資運用し、信託終了の
際は、信託財産を現状のまま受益者に交付する信託
であります。
現在では従業員持株信託、ファンドトラスト及び
金信託等がこの形態で利用されています。
キ. 有価証券の信託
信託引受の際、有価証券を受け入れる信託で、信託
財産として受け入れた有価証券の管理を目的とし、
公社債の利札や償還金の取立、株式配当金の受取、株
式の払込、株主権の行使等一切の処理を代行する信
託(管理有価証券信託)と、信託財産として受け入れ
た有価証券の運用を目的とし、有価証券本来の所得
(利札金、配当金等)の他に運用利益をあげる信託(運
用有価証券信託)があります。
ク. 金銭債権の信託
金銭債権の取立、管理、処分及びこれに関連する担
保権の保全等を目的とする信託であります。貸付債
権・リース債権・売掛債権等の信託がこの形態で利用
されております。
ケ. 動産の信託
車両その他の輸送用設備、機械用設備の管理又は
処分を目的とする信託であります。賃貸料の取立、租
税公課、修繕費用の支払その他一切の管理事務を行
うほか売却等処分に関する事務を代行する場合に利
用されています。
コ. 土地及びその定着物の信託
不動産信託ともいわれ、土地、建物等の管理又は処
分を目的とする信託であります。受託不動産の地代、
家賃の取立、租税公課、修繕費用の支払その他一切の
管理事務を行う場合等に利用されております。土地
を有効利用し、収益をあげることを目的とした土地
信託もこれに含まれます。
サ. 地上権の信託
地上権の保全活動を目的とする信託であります。
シ. 土地の賃借権の信託
土地の賃借権の保全活動を目的とする信託であり
ます。
ス. 包括信託
信託引受の際信託財産として財産の種類(金銭、有
価証券、金銭債権など)を異にする二つ以上の財産を
一信託契約により受け入れる信託であります。
2. 普通銀行業務
ア. 預金業務
(ア)預金
当座預金、普通預金、通知預金、定期預金、別段預
金、納税準備預金、非居住者円預金及び外貨預金など
を取り扱っております。
(イ)譲渡性預金
譲渡可能な定期預金を取り扱っております。
イ. 貸付、手形の割引
手形貸付、証書貸付、当座貸越並びに銀行引受手形、荷
付為替手形、商業手形の割引を行っております。
ウ. 内国為替
送金為替、当座振込及び代金取立等を取り扱って
おります。
エ. 外国為替
輸出、輸入及び外国送金その他外国為替に関する
各種業務を取り扱っております。
オ. 商品有価証券の売買
国債等公共債の売買業務を行っております。
カ. 有価証券への投資
預金の支払い準備及び資金運用のため国債、地方
債、社債、株式及びその他の証券に投資しております。
キ. 貸付有価証券
顧客が取引保証等として差し入れる公社債等を貸
し渡すものであります。
3. 担保附社債に関する信託業務
担保附社債信託法に基づき社債に対し付せられた担保
権の信託に関する業務であります。
4. 金融先物取引等の受託等業務
金融先物・オプション取引、証券先物・オプション取引
の受託及び金利先渡取引・為替先渡取引業務を行ってお
ります。
5. その他併営業務
ア. 保護預り
(ア)開封預り
公社債、株式等の寄託物を封かんせず現品のまま
預り保管の責に任ずるものであります。
(イ)封かん預り
寄託者自身が密封した有価証券、その他貴重品を
預り保管の責に任ずるものであります。
(ウ)貸金庫
金庫室に大小多数の保護函を備え、これを顧客に
貸し渡すものであります。
イ. 債務の保証
顧客の依頼により銀行等に対し手形保証又は保証
書等の形式により保証料を徴して保証するものであ
ります。
ウ. 不動産売買の媒介
エ. 不動産貸借の媒介
オ. 不動産の鑑定評価
カ. 金銭貸借の媒介
キ. 国債、地方債及び政府が元本の償還及び利息の支払
について保証している社債その他の債券の引受、売
出又は募集若しくは売出の取り扱い
ク. 株式の払込金等の受入
ケ. 公社債の元利金、株式配当金及びその他の証券に対
する収益分配金の支払
コ. 財産に関する遺言の執行
サ. 会計の検査
シ. 次の事項に関する代理事務
(ア)財産の取得、管理、処分又は貸借
有価証券等の売買代理のほか、顧客に対して投資
に関する情報提供、投資相談などを行う投資顧問業
務があります。
(イ)財産の整理又は清算
(ウ)債権の取立
(エ)債務の履行
ス. 証券代行業務
(ア)名義書換代理人事務
当社が商法上の「名義書換代理人」として、委託会
社に代わり株式の名義書換、配当金の支払、株主総会
の招集通知状の発送、増資に伴う事務、株主からの諸
届の受理等株式事務一切を行うものであります。
(イ)外国株式事務
国内上場外国株式の保管、実質株主への配当金の支
払い並びに諸通知の発送等を行うものであります。
セ. 社債等登録法による登録機関として行う公社債の登
録事務
ソ. 日本銀行国債代理店及び歳入代理店事務並びに地方
公共団体の公金収納事務等
タ. 中小企業金融公庫、住宅金融公庫及び年金資金運用
基金代理貸付等
チ. 国債等公共債、証券投資信託及び保険商品の窓口
販売
ツ. コマーシャル・ペーパー等の取り扱い
三
菱
信
託
銀
行
業
務
内
容
95
事業系統図
(平成16年7月1日現在)
<事業>
信託バンキング事業
<主な関係会社>
個人の
お客さまへ
のサービス
菱信保証株式会社 法人の
お客さまへ
のサービス
受託財産事業
三
菱
信
託
銀
行
(ローン保証業務)
菱信ディーシーカード株式会社 三菱信不動産販売株式会社
<業務内容>
※
(クレジットカード業務)
(不動産仲介業務)
株式会社東京三菱キャッシュワン (消費者ローン業務)
エムティービーキャピタル株式会社 (ベンチャーキャピタル業務)
株式会社エムティービー インベストメント テクノロジー研究所 投資理論研究・コンピュータソフト
)
(ウェアの研究開発業務
三菱信アセットマネジメント株式会社 (投資信託委託業務・投資顧問業務)
三菱アセット・ブレインズ株式会社 (投資信託評価業務)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(マスタートラスト業務・有価証券資産管理業務)
エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社
)
( コンピュータシステムの開発・
運用管理業務
確定拠出年金の制度設計、導入
( コンサルティングおよび運営管理業務 )
日本確定拠出年金コンサルティング株式会社
不動産事業
三菱信不動産販売株式会社※ (不動産仲介業務)
三
菱
信
託
銀
行
市場国際事業
三菱トラストインターナショナル株式会社
(証券業務)
米国三菱信託銀行株式会社
(銀行業務および信託業務)
三菱信託ファイナンス(アイルランド)株式会社
(金融業務)
事
業
系
統
図
その他(アウトソーシング)
永楽実業株式会社 (不動産賃貸管理・業務)
三菱信ビジネス株式会社 (事務受託・人材派遣業務)
菱信データ株式会社 (データ入力管理・保管業務)
三菱信情報システム株式会社 (コンピュータシステムの開発・運用管理業務)
エムティービーアップルプランニング株式会社 (研修受託業務)
※三菱信不動産販売株式会社は信託バンキング事業および不動産事業の両事業にかかわる関係会社です。
96
三菱信託銀行の商品・サービス
(平成16年6月1日現在)
主な手数料一覧
7. 国債等の口座管理手数料
1. 振込手数料(1件につき)
口座管理手数料
振込先(扱い)
当社本・支店宛
他行宛(電信扱)
他行宛(文書扱)
金額
1万円未満
1万円以上3万円未満
3万円以上
1万円未満
1万円以上3万円未満
3万円以上
1万円未満
1万円以上3万円未満
3万円以上
(5%の消費税を含む)
窓口
ATM
ファームバンキング
105円
210円
420円
420円
525円
735円
315円
420円
630円
105円
105円
315円
315円
420円
630円
210円
315円
525円
105円
105円
315円
315円
420円
630円
ー
ー
ー
2. 取立手数料(1件につき)
(5%の消費税を含む)
当社本・支店宛
他行宛
他行宛(至急扱)
隔地扱い
420円
630円
840円
同地内扱い※
210円
210円
ー
当社カードによる引き出し
提携金融機関カードによる引き出し
寸法(mm)
第一種
57
第二種
第三種
第四種
幅
平日
土曜
246
77
246
137
246
237
246
448
448
448
448
4. 再発行手数料
9. その他手数料
1件 630円
取立手形組戻料
1通 630円
不渡手形返却料
1通 630円
店頭呈示料
1通 630円
①売買・交換の媒介
③賃貸借の媒介
12,600円
⑤権利金の授受のある場合
9,450円
(注) 1. 本体価額とは、売買価格から建物に係る消費税および地方消費税を引いた金額をいいます。
2. 上記手数料には消費税および地方消費税(5%)が含まれています。
15,750円
11. 不動産鑑定基本報酬
14,175円
完全所有権価額
三
菱
信
託
銀
行
類型
建物および敷地
17,010円
28,350円
22,050円
26,460円
44,100円
1冊につき2,100円
キャッシュカード
1枚につき2,100円
証券・証書
1通につき2,100円
ローンカード
1枚につき2,100円
5. 証明書発行手数料(1 通につき)
④賃貸借の代理
200万円以下の場合
本体価額の5.25%
400万円以下の場合
本体価額の4.2%+21,000円
400万円を超える場合 本体価額の3.15%+63,000円
①の手数料の2 倍以内。ただし、相手方からも報酬を受け
入れる場合は合計額で2倍以内。
依頼者の双方合計で借賃の1カ月分の1.05倍相当額以内。
ただし、居住用建物については、依頼者の承諾を得ている
場合を除き借賃の1カ月分の0.525倍相当額以内。
借賃の1カ月分の1.05倍相当額以内。ただし、相手方からも報
酬を受け入れる場合は合計で1カ月分の1.05倍相当額以内。
③、④にかかわらず、権利金の額を売買代金とみなし、①、②の
規定によることができる。
7,875円
通帳
500万円迄
500万円超1,000万円迄
1,000万円超4,000万円迄
4,000万円超8,000万円迄
8,000万円超1億5,000万円迄
1億5,000万円超3億円迄
3億円超6億円迄
6億円超12億円迄
12億円超25億円迄
25億円超100億円迄
100億円超300億円迄
300億円超
235,200円
1.176%+176,400円
0.588%+235,200円
0.294%+352,800円
0.168%+453,600円
0.0777%+589,050円
0.0756%+595,350円
0.04095%+803,250円
0.0252%+992,250円
0.0168%+1,202,250円
0.01365%+1,517,250円
0.0105%+2,462,250円
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
(注) 1. 完全所有権価額とは、対象不動産にその所有権を制限する権利が存しないとした場合に
おける当該不動産の所有権の鑑定評価額をいいます。
2. 上記基本報酬額には消費税および地方消費税(5%)が含まれています。
(5%の消費税を含む)
12. 遺言信託の手数料
210円
(5%の消費税を含む)
2,100円
遺言書の作成・保管
遺言信託取扱手数料
無料
遺言書の保管
遺言執行手続き完了
年間保管料
毎年 5,250円
遺言執行報酬
(相続税評価額による執行対象財産額に下記の率を乗じた額の
合計額(千円未満切捨て)に1.05を乗じた額)
(1) 当社預入れ財産に対して
0.5%
(2) その他の財産に対して
5,000万円以下の部分
2.0%
5,000万円超1億円以下の部分
1.5%
1億円超2億円以下の部分
1.0%
2億円超3億円以下の部分
0.8%
3億円超5億円以下の部分
0.6%
5億円超10億円以下の部分
0.5%
10億円超の部分
0.3%
※ただし、最低報酬額は1,575,000円とします。
受入利息証明書
210円
2,100円
6. 手形・小切手用紙代等
(5%の消費税を含む)
当座小切手
1冊(50枚綴り)
630円
1枚
12円
個人当座小切手
1冊(20枚綴り)
252円
1枚
12円
為替手形
1冊(50枚綴り)
1,050円
1枚
21円
約束手形
1冊(50枚綴り)
1,050円
1枚
21円
1枚
525円
専用約束手形
(5%の消費税を含む)
振込組戻料
7,560円
(5%の消費税を含む)
相続財産評価計算書
8:00∼08:45
18:00∼21:00
14:00∼17:00
9:00∼17:00
9:00∼17:00
(注) 店舗により取り扱い時間帯が異なります。詳しくは窓口でおたずねください。
6,300円
(注) 上記料金は、当社本店貸金庫の標準的な料金です。詳しくは窓口でおたずねください。
保護預り品保管証明書
平日
土曜
日曜
祝日
②売買・交換の代理
残高証明書(当社所定用紙以外)
105円
210円
10. 不動産の仲介手数料
(5%の消費税を含む)
エクセレント倶楽部
ダイヤモンドステージ会員
エクセレント倶楽部
ゴールドステージ・プラス会員
ゴールドステージ会員
基本使用料
エクセレント倶楽部
ダイヤモンドステージ会員
エクセレント倶楽部
ゴールドステージ・プラス会員
ゴールドステージ会員
基本使用料
エクセレント倶楽部
ダイヤモンドステージ会員
エクセレント倶楽部
ゴールドステージ・プラス会員
ゴールドステージ会員
基本使用料
エクセレント倶楽部
ダイヤモンドステージ会員
エクセレント倶楽部
ゴールドステージ・プラス会員
ゴールドステージ会員
基本使用料
残高証明書(当社所定用紙)
8:45∼18:00
9:00∼14:00
稼働時間
ご使用料(1カ年)
奥行
(5%の消費税を含む)
無料
105円
依頼者の一方につき
3. 貸金庫使用料(金庫の大きさにより料金は異なります)
高さ
1,260円(年間)
8. 現金自動預入支払機(ATM)利用手数料
※ 割引手形、担保手形、小切手の取立は無料です。
種類
(5%の消費税を含む)
1口座につき
CP決済専用約束手形
1枚
525円
自己宛小切手発行手数料
1枚
525円
315,000円
97
貯蓄商品
信託商品
項 目
しくみと特色
預け入れ期間
預け入れ金額
ビッグ※
半年複利で増やし、満期時に元本と収益金をまとめて受け取る収益満期受取型貸付信託で
す。1年以内の解約はできません。
5年もの
1万円以上
1万円単位
貸付信託※
元本保証、安全な信託の代表的貯蓄で、金融情勢に応じた変動金利による収益金を半年ごと
に受け取る便利な商品です。1年以内の解約はできません。
5年もの
1万円以上
1万円単位
ヒット
1カ月たてばいつでも、いくらでも自由に使える便利な貯蓄です。収益配当率はその時の金融情
勢に応じて毎月1回見直されます。元本補てん契約はありません。個人のお客さまは、ヒット・
スーパープラス1(ワン)サービスのご利用により、ATM・CDからも引き出しができます。
1カ月据置
1万円以上
1円単位
金銭信託※
元本補てん契約のある貯蓄です。これを使った商品には
「青い通帳」
「みどりの通帳」
等があり
ます。
2年もの
5年もの
5,000円以上
1円単位
実績還元金銭信託ユニット型
「パッケージトラスト」
デリバティブ取引を用いて東証一部上場の優良企業数社の信用力に投資する実績配当型の商
品です。信託期間中の解約はできません。
3年
100万円以上
1万円単位
実績還元金銭信託ユニット型
「プレミアムトラスト」
主に
「AAA格を付与されたリース債権信託受益権等」
に投資する実績配当型の商品です。信託
期間中の解約はできません。
1年∼2年
100万円以上
1万円単位
実績配当型金銭信託
「エクセレントトラスト」
個人では投資しにくかった、特定の資産や企業のクレジット資産に投資する実績配当型の商
品です。運用収益を満期時に一括で受け取る
「無分配型」
と、半年ごとの受け取りをめざす
「分
配型」
があります。
5年
30万円以上
1万円単位
(注)ビッグ、貸付信託については、平成17年3月20日設定分をもって募集を取りやめさせていただきます。
主な預金商品
種 類
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
しくみと特色
預け入れ期間
預け入れ金額
当座預金※
主として営業用の決済に使われるもので、払い出しには小切手・手形が利用されます。
出し入れ自由
1円以上
1円単位
普通預金※
カード1枚でお預け入れ、お引き出しのできるおサイフ代わりの便利な預金です。公共料金
の自動支払、給料・年金の自動受取に適しています。
出し入れ自由
1円以上
1円単位
通知預金※
まとまったお金を一時的に預けるのに適しています。お引き出しの2日前までにご連絡くだ
さい。
7日以上(据置期間)
5万円以上
1円単位
納税準備預金※
税金を納付するための預金です。納税のためのお引き出しには利息に税金がかかりません。
入金は自由、
引き出しは原則納税時
1円以上
1円単位
譲渡性預金
譲渡可能の預金で、金利は発行時により異なりますので、ご相談ください。短期の余裕資金
を有利に運用いただけます。
1週間以上
2年未満
5,000万円以上
1,000万円単位
大口定期預金※
1,000万円以上のまとまった資金を預けるのに適しています。金利はお預け入れ時により異
なりますので、ご相談ください。
1カ月以上
5年以内
1,000万円以上
1円単位
スーパー定期※
信託総合口座ならATMでお預け入れもできる便利な預金です。また、1年たてば必要額を一
部解約することができます。金利はお預け入れ時により異なりますので、ご相談ください。
3カ月以上
5年以内
1円以上
1円単位
エクセレント倶楽部
定期預金※
お預け入れを、①
「エクセレント倶楽部」
の会員の方、②お預けの対象となる本定期預金を除
き、すでに同一世帯で
「エクセレント倶楽部」
規定に定めるお取引残高が1,000万円以上の方
に限定し、より有利な金利をご提供しています。預入期間中は中途解約できません。金利は
お預け入れ時により異なりますので、ご相談ください。
3年
5年
500万円以上
1円単位
6カ月ごとに利率を見直す変動金利型の預金です。6カ月たてば、固定金利定期預金やグロー
イングへ振り替えることができます。利率は市場実勢を反映して変動します。
2年以上
3年以内
1円以上
1円単位
変動金利定期預金※
長期金利を参考に6カ月ごとに利率を見直す変動金利型の預金です。
「グローイング」
(個人向け)
5年
1円以上
1円単位
変動金利定期預金※
「5年もの」
(法人向け)
長期金利を参考に6カ月ごとに利率を見直す変動金利型の預金です。
5年
1円以上
1円単位
利率は毎日の市場金利の動向に応じて決定します。為替変動リスクがあります。
1カ月、3カ月
6カ月、1年
2千米ドル以上
2千ユーロ以上
変動金利定期預金※
「スプリング」
(個人向け)
外貨預金
自動継続外貨定期預金
(注)エクセレント倶楽部定期預金については、平成16年6月11日より、お預け入れの条件を「エクセレント倶楽部」の会員の方に変更しています。
財産形成貯蓄
項 目
財形貯蓄
※
しくみと特色
お勤め先の財形制度を通じて財産づくりができます。給料・ボーナスから天引きによって積み立てる使途自由な財形貯蓄です。
財形年金貯蓄※
給料・ボーナスから天引きによって積み立て、法定要件を満たした年金方式にて受け取る財形貯蓄です。財形住宅貯蓄と合わせて元金550
万円までの収益金は非課税扱いが適用されます。
財形住宅貯蓄※
給料・ボーナスから天引きによって積み立て、法定要件を満たした住宅の取得や増改築等のための資金づくりにご利用いただく財形貯蓄
です。財形年金貯蓄と合わせて元金550万円までの収益金は非課税扱いが適用されます。
※預金保険制度の対象となる商品です。
98
投資信託
商品名・運用会社
主な投資対象と特色
申し込み金額
三菱信 日本株式オープン(愛称:選・人・力)
三菱信アセットマネジメント株式会社
国内株式への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。アクティブ運用により、市場を中長期
的に上回る投資成果をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 バランスオープン 株式20型
三菱信アセットマネジメント株式会社
国内株式・国内債券・短期金融資産への分散投資により、
リスクを軽減し、信託財産の長期的かつ安定的な成
長をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 バランスオープン 株式40型
三菱信アセットマネジメント株式会社
国内株式・国内債券・短期金融資産への分散投資により、
リスクを軽減し、信託財産の長期的かつ安定的な成
長をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 海外株式オープン
三菱信アセットマネジメント株式会社
わが国を除く世界主要国の株式への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 海外債券オープン
三菱信アセットマネジメント株式会社
わが国を除く世界主要国の公社債への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
わが国の株式を主要投資対象とし、本来あるべき価格
(理論株価)
に対する割安度に注目した銘柄選定を行う
バリュー型のファンドです。
10万円以上
1円単位
三菱信 トピックスオープン
三菱信アセットマネジメント株式会社
わが国の株式を投資対象とし、T O P I X(東証株価指数)
に連動した投資成果をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 グローバルバランスオープン株式20型
三菱信アセットマネジメント株式会社
国内株式・海外株式・国内債券・海外債券および短期金融資産への分散投資により、信託財産の長期的な成
長をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 グローバルバランスオープン株式40型
三菱信アセットマネジメント株式会社
国内株式・海外株式・国内債券・海外債券および短期金融資産への分散投資により、信託財産の長期的な成
長をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 海外債券オープン(3カ月決算型)
(愛称:四季の恵み 海外債券)
三菱信アセットマネジメント株式会社
わが国を除く世界主要国の公社債への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 欧州債券オープン(3カ月決算型)
(愛称:四季の恵み 欧州債券)
三菱信アセットマネジメント株式会社
欧州主要国
(ユーロ参加国)
の公社債への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 グローバル・ボンド・オープン(毎月決算型)
(愛称:花こよみ)三菱信アセットマネジメント株式会社
世界の主要国のうち、信用力が高く、かつ、相対的に利回りが高い国の債券に投資することにより、利子収益
の獲得をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 米国債券オープン(3カ月決算型)
(愛称:四季の恵み 米国債券)
三菱信アセットマネジメント株式会社
米国の公社債への投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 Jリートオープン(3カ月決算型)
三菱信アセットマネジメント株式会社
わが国の証券取引所に上場している不動産投資信託証券への分散投資により、信託財産の中長期的な成長
をめざします。
10万円以上
1円単位
グローバル・グロース・オープン
野村アセットマネジメント株式会社
世界各国の株式を主要投資対象とします。企業の成長の持続性を重視した銘柄選択を行います。
10万円以上
1円単位
グローバル・ハイインカム・ストック・ファンド
野村アセットマネジメント株式会社
世界三地域
「北米」
「欧州」
「アジア・オセアニア
(日本を含む)
」
の株式を主要投資対象とし、信託財産の成長を
目標に積極的な運用を行います。
10万円以上
1円単位
インデックスファンド225
日興アセットマネジメント株式会社
わが国の証券取引所に上場されている株式を主要投資対象とします。わが国の長期的成長と株式市場の動き
をとらえることを目標に、日経平均株価(225種・東証)
に連動する投資成果をめざします。
10万円以上
1円単位
小型成長株オープン(愛称:ザ・プレジデンツ)
日興アセットマネジメント株式会社
わが国の証券取引所第2部上場株式および店頭登録株式、ならびに第1部上場株式のうち発行済株式総数が
6,000万株未満の株式を中心に、高成長が期待できる企業に投資します。
10万円以上
1円単位
CBファンド
日興アセットマネジメント株式会社
わが国のCB
(転換社債)
を中心とした公社債に投資を行い、信託財産の長期的な成長を図ることを目標として
安定運用を行います。
10万円以上
1円単位
ビムコ・ハイイールド・ファンド Aコース
(為替ヘッジなし)
日興アセットマネジメント株式会社
投資信託証券への投資を通じて、主としてBB格∼B格の米国社債の中から相対的に魅力的な利回り、高いリ
ターン、信用力の改善が見込まれる社債を中心に投資を行います(為替ヘッジを原則行いません)
。
10万円以上
1円単位
ビムコ・ハイイールド・ファンド Bコース
(為替ヘッジあり)
日興アセットマネジメント株式会社
投資信託証券への投資を通じて、主としてBB格∼B格の米国社債の中から相対的に魅力的な利回り、高いリ
ターン、信用力の改善が見込まれる社債を中心に投資を行います(為替ヘッジを原則行います)
。
10万円以上
1円単位
世界各国の不動産投資信託に分散投資を行い、
リスク分散を図ったうえで、安定した配当利回りの確保と長期
的な信託財産の成長をめざします。
10万円以上
1円単位
主として米ドル建ての米国国債、モーゲージ証券、社債、ハイイールド債および外国債を投資対象とし、為替を
ニッセイ/パトナム・フルヘッジ短期外債オープン
(愛称:ステディ)ニッセイアセットマネジメント株式会社 原則フルヘッジすることで、中長期的に安定した収益の獲得をめざします。
10万円以上
1円単位
三菱信 システムバリューオープン
(愛称:プロフェッサー)
三菱信アセットマネジメント株式会社
ワールド・リート・オープン(毎月決算型)
国際投信投資顧問株式会社
ニッセイ/パトナム・インカムオープン
ニッセイアセットマネジメント株式会社
米ドル建ての債券に分散投資し、原則為替ヘッジを行わないことで、日本に比べて相対的に高い金利収入を確
保し、かつ中長期的な収益の獲得をめざします。
10万円以上
1円単位
ニッセイ日本勝ち組ファンド
ニッセイアセットマネジメント株式会社
わが国の株式を主要投資対象とし、各業界売上高No. 1の勝ち組企業30社へ投資することで信託財産の中
長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
フィデリティ・日本成長株・ファンド
フィデリティ投信株式会社
わが国の株式を主要な投資対象とします。個別企業分析により、成長企業(市場平均等に比較し成長力があり、その持続
が長期的に可能と判断される企業)
を選定し、利益成長性等と比較して妥当と思われる株価水準で投資を行います。
10万円以上
1円単位
フィデリティ・日本小型株・ファンド
フィデリティ投信株式会社
主としてわが国の株式のうち、小型株に投資を行います。個別企業分析により、比較的規模の小さい高成長企
業
(市場平均等に比較し成長力があり、その持続が長期的に可能と判断される企業)
を選定し、利益成長性等
と比較して妥当と思われる株価水準で投資を行います。
10万円以上
1円単位
フィデリティ・米国優良株・ファンド
フィデリティ投信株式会社
米国の株式を主要な投資対象とします。個別企業分析により、国際的な優良企業や将来の優良企業に投資し
ます。
10万円以上
1円単位
ガリレオ
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
主に世界の先進国の国債および通貨へ幅広く分散投資を行います。
10万円以上
1円単位
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
99
商品名・運用会社
主な投資対象と特色
申し込み金額
AIG アジア株式・オープン
AIG投信投資顧問株式会社
主として日本を除くアジア諸国の株式に投資し、長期的な信託財産の成長をめざします。成長性があり、
かつ合
理的な株価水準と判断される企業に分散投資を行います。
10万円以上
1円単位
AIG ワールド・ソブリン・オープン
AIG投信投資顧問株式会社
世界の主要先進国の国債等を中心に分散投資し、利子等安定収益の確保に努め、信託財産の安定的な成長
をめざします。
10万円以上
1円単位
ザ・ジャパン・キャピタリスト
AIG投信投資顧問株式会社
わが国の証券取引所に上場
(これに準ずるものを含みます。)
されている株式を投資対象とし、真に資本を効率
的に事業へ投下し、収益を伸ばしている企業、
また、
その可能性を多分に秘めた企業に焦点を当てて投資する
ことにより、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
AIG ワールド・バランス・オープン
AIG投信投資顧問株式会社
エマージング・カントリーを含む世界各国の証券市場を対象として、
グローバルに投資機会の発掘に努め、信託
財産の長期的な安定運用をめざします。株式および公社債への投資配分ならびに各地域別、各国別の資産配
分は適宜調整等を行い、バランス運用を行います。
10万円以上
1円単位
AIG ワールド株式・オープン
AIG投信投資顧問株式会社
世界各国(エマージング・カントリーを含みます。)の株式市場を対象として、バリューアプローチによって、本源的価値を下
回った価格で取引されている割安銘柄の発掘に努め、厳選して投資することにより、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
AIG 日本株式・オープン
AIG投信投資顧問株式会社
わが国の株式
(主として東証第1部上場銘柄)の中から、独自のスクリーニングモデルにより銘柄・セクターの
実質価値を分析し、選定した組入候補銘柄の中から、
さらに企業訪問等を中心としたファンダメンタルズ分析
を行い、厳選した銘柄に投資することにより、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
メリルリンチ・ワールド債券ファンド(為替変動型) 日本を含む世界主要国の公社債を主な投資対象として分散投資します(債券と為替は異なる資産としてそれ
メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ株式会社 ぞれ独立した運用を行います。基本的には円に対する為替ヘッジは行いません)。
10万円以上
1円単位
メリルリンチ・ワールド債券ファンド
日本を含む世界主要国の公社債を主な投資対象として分散投資します
(債券と為替は異なる資産としてそれ
(為替変動低減型)
ぞれ独立した運用を行います。円での収益の確保をめざし、原則として為替ヘッジを行いますが、機動的に為
メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ株式会社 替ヘッジをはずすことによって収益の向上をねらいます)。
10万円以上
1円単位
メリルリンチ・ゴールド・ファンド
南アフリカ、オーストラリア、カナダ、アメリカ等の金鉱企業の株式を中心にその他鉱業株式を主要投資対象と
メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ株式会社 して積極的な運用を行います。
10万円以上
1円単位
コメルツ・ヨーロッパ株式ファンド
コメルツ投信投資顧問株式会社
10万円以上
1円単位
欧州主要国の株式を主要な投資対象とすることによって、長期的な信託財産の成長をめざします。
(注)平成16年7月1日現在における
「当社取り扱いの個人向け投資信託のうち主要なファンド」を掲載しています。
金融商品の勧誘方針
私たちは、金融商品の勧誘にあたっては、法令及び以下の方針を遵守致します。
一. お客さまの知識、経験や財産の状況に照らし、商品の適切な勧誘に努めます。
一. お客さまに商品内容やリスクの内容などの重要な事項を説明し、十分に理解していただくよう努めます。
一. お客さまに、断定的な判断や事実でない情報を提供するなど誤解を招くような勧誘は行いません。
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
一. お客さまのご希望・ご了解のない限りは、早朝や深夜などの不適切な時間帯に電話や訪問による勧誘は行いません。
一. お客さまから帰って欲しい、または、お帰りになりたいとのお申し出を受けた場合は、そのご指示にしたがいます。
一. お客さまに対し適切な勧誘ができるよう商品知識の習得に努めます。
<以上の方針は、
「金融商品の販売等に関する法律」
(平成12年5月31日法律第101号)に基づく勧誘方針です。>
生命保険商品(個人年金保険)
変額個人年金保険 お客さまが払い込んだ保険料をファンド(特別勘定)で運用し、運用期間終了後には運用実績に応じて年金としてお受け取りができます。
また、万一のことがあった場合には死亡保障が受けられる、年金、保険、運用が一体となった個人年金保険です。
商品名
引受保険会社
投資型年金D.A.Ⅱ MTB
明治安田生命保険相互会社
ニッセイ投資型年金(標準型)ドリームセレクトMTB
日本生命保険相互会社
ニッセイ投資型年金(90歳原資保証型)ドリームセレクト90MTB
日本生命保険相互会社
メソッドMTB
ハートフォード生命保険株式会社
プレミエール
マニュライフ生命保険株式会社
外貨建定額年金保険 お客さまが払い込んだ保険料は外貨建てで、積立利率を長期間固定して運用されます(一般勘定)。また、外貨建ての受取年金額は引受
保険会社により保証されている定額タイプの個人年金保険です。
商品名
アトランティック
(注) 1. 三菱信託銀行は引受保険会社との委託契約に基づき、保険契約締結の媒介を行っています。
2. プレミエールは、平成16年7月1日より取り扱いを開始しています。
100
引受保険会社
アリコジャパン
各種個人ローン
住宅関連資金
商品名
使いみちと特色
融資金額 融資期間
ご自宅を担保としてその購入・新築・増改築あるいは修繕、キッチン・バス・
トイレ等のリフォーム資金として、
また、
こ
れらの資金のお借り換えにご利用いただけます。
「変動金利」
と
「固定金利」
があります。変動金利には短期金利連動
型と長期金利連動型があり、毎年4月1日および10月1日に利率の見直しを行います。4月1日の新利率は7月の
返済分から、10月1日の新利率は翌年の1月返済分から適用します。固定金利は、3年、5年、10年の特約期間の
3つのパターンがあり、
それぞれご融資時の利率で固定します。各固定期間が終了する際に固定金利または変動金
利のいずれかの方式を選択いただきます
(利率はその時の水準になります)
。
ご返済方法は、毎月元利均等返済
(ボー
ナス返済併用も可)
払いですので、将来に向けて計画的な生活設計がたてられます。住宅金融公庫等の公的融資
と併用してご利用いただけます。
5(GO)サインα
50万円∼
1億円
1年∼
35年
多目的資金
商品名
使いみちと特色
融資金額 融資期間
ご自宅を担保として、いろいろ自由なお使いみちにご利用いただけます
(ただし、事業性資金は除きます)
。毎年1回
(12月31日)
、ご融資利率を見直す変動金利です。12月31日の新利率は翌年の4月返済分から適用します。ご
子弟の教育、結婚資金、別荘購入、相続・贈与税のお支払い等にご利用いただけます。
ご返済は、毎月元利均等返済
ですので、計画をたててご利用いただけます。
個人ローン3000
100万円∼
3,000
万円
2年∼
20年
ローンの上手な利用方法
豊かな生活を送るためには、
ローンを上手に利用することも必要なことです。それには、計画的に無理なく返済できる範囲内でローンを利用することが肝要です。
返済計画は、生活を極端に切り詰めることなく、
また病気など不慮の事故も考慮して、余裕のある計画をたてるようにしてください。
公益信託の受託一覧 (平成16年6月1日現在)
公益信託とは、個人や企業から、ある公益活動の助成を目的として信託された金銭や有価証券などを、信託銀行が運用・管理し、さらにその助成事業を代行
するものです。
信託目的
交通遺児や地域の学生
に対し、
奨学資金を援
助して、
人材の育成を
図るもの
基金名称
● 三菱自動車奨学基金
● 清水羽衣ライオンズクラブ交通災害等遺児奨
学基金
● 高橋記念草加市交通遺児奨学基金
● 佐藤時彦記念奨学基金
● 松栄奨学基金
● 東京青少年育英奨学基金
● 信越化学少年スポーツ振興基金
● 伊藤アヤ奨学基金
● フォレストヒルズ奨学基金
● 細川正助記念基金
● 宮川交通遺児育英基金
● 西濃運輸教育振興援助基金
● 安田トヱ交通遺児奨学基金
● 溝口たけ子奨学基金
● 三代奨学基金
● 新原守奨学金基金
● 阪神・淡路大震災遺児育英基金
● 阪神・淡路大震災遺児就学援助基金
● 杉の子奨学基金
● ニヤクコーポレーション介護福祉士奨学基金
● 高松信用金庫育英基金
● 青木均一記念介護福祉士奨学基金
● 萬谷記念かながわ奨学基金
● 大木ナカ記念奨学基金
● 中村奨学基金
● 大野奨学基金
● 花塚豊太郎記念奨学基金
● 友末洋治記念奨学基金
● 武井記念奨学基金
● 田沼多喜男記念奨学基金
● 田村清蔵記念奨学基金
● 齋藤KTC奨学援助基金
● 荒木信次記念交通遺児育英基金
● 京都府立農芸高等学校国際交流育成基金
● ミカミまちづくり育英基金
● 松尾金藏記念奨学基金
学術・医学研究、芸
術・文化・福祉・地域
振興活動などに対し
て助成を行うもの
● 高橋記念耳鼻咽喉科学研究奨励基金
● 菱の実がん研究助成基金
● 成茂神経科学研究助成基金
● 沢野記念中学校生徒育成基金
● 荒井公平記念和菓子製造技術振興基金
● 平澤貞二郎記念基金
● ヨコハマ中区まちづくり本牧基金
● 現代詩人賞沢野起美子基金
● 甘粕記念信託研究助成基金
● 大畠記念宗教史学研究助成基金
● 全国果樹研究連合会技術振興基金
● あだちまちづくりトラスト
● エム・アイ・ユー財団記念基金
● 菅原医学振興基金
● 菱の実特殊教育助成基金
● 土木学会学術交流基金
● 時実利彦記念脳研究助成基金
● サントリー世界愛鳥基金
● 三菱化学研究奨励基金
● ひまわり児童養護施設助成基金
● 内田健康長寿者顕彰基金
● 横浜野毛地区まちづくりトラスト
● 西宮機能系基礎医学研究助成基金
● 栗田静枝診療録管理普及基金
● 小坂臨床麻酔学振興基金
● 成茂動物科学振興基金
● 五峯ライフサイエンス国際基金
● 天皇陛下御即位記念国民公園保存基金
● 杉田記念脳研究助成基金
● しまね文化ファンド
● 家政学研究助成基金
● 福原記念英米文学研究助成基金
● 永井研究助成基金
● 日野山英語教育振興助成基金
● 渡邉曉雄音楽基金
● しまね女性ファンド
● エコーいばらき環境保全基金
● 沖縄文化協会賞基金
● 京葉銀行ホームヘルパー助成基金
● しずぎんふるさと環境保全基金
● 太子町聖和台まちづくり基金
● 原群馬県文学振興基金
● ヨコハマポートサイドまちづくりトラスト
● 字流麻福祉基金
● ふくぎん少年野球振興基金
● 道志水源基金
● 岩田記念戸籍制度研究助成基金
● 國井誠海書奨励基金
● 源河朝明記念那覇市社会福祉基金
● 永尾武難病研究基金
● 富山ファーストバンク社会福祉基金
● コベルコ自然環境保全基金
● 今井記念緑内障研究助成基金
● いわてNPO基金
● ぎふNPO基金
● 成年後見助成基金
● 土川記念哺乳動物研究助成基金
● 今井記念尾瀬・日光自然保護基金
● 西田記念東洋陶磁史研究助成基金
● 小澤・吉川記念エレクトロニクス研究助成基金
● 佐藤記念癌研究助成基金
● あがしん地域文化振興基金
● 齋藤六三郎記念数学教育助成基金
● 前多豊吉記念消化器病学振興基金
● 荒木信次記念京都府養護学校援助基金
● 日本動脈硬化予防研究基金
● 小野音響学研究助成基金
● うつくしま基金
国際協力・国際交流促
進活動などに対して助
成を行うもの
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
● 蓮見留学生育英奨学基金
今井記念海外協力基金
アジア・コミュニティ・トラスト
菱の実ジャパントラスト
天皇陛下御在位60年記念ジャパントラスト
永井幸喜学術・教育国際交流基金
橋本泰彦アジア・アフリカ留学生奨学基金
正田記念アジア留学生奨学基金
滝崎記念アジア留学生奨学基金
石森記念北米友好奨学基金
京都葵ライオンズクラブ留学生奨学基金
高羅記念留学生奨学基金
地球環境日本基金
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
● 本田弁二郎留学生技術者育成奨学基金
● 大槻記念アジア・アフリカ留学生奨学基金
● 日本信託ジャパントラスト
● 田中記念留学生奨学基金
101
主要な経営指標等の推移
(連結)
(単位:百万円)
平成13年度
連結経常収益
平成14年度
平成15年度
3,262,347
2,772,528
2,555,183
連結経常利益(△は連結経常損失)
△ 289,345
△ 360,262
578,371
連結当期純利益(△は連結当期純損失)
△ 152,316
△ 161,495
560,815
連結純資産額
3,324,445
3,046,420
4,295,243
連結総資産額
99,496,829
99,175,319
106,615,487
10.30%
10.84%
12.95%
連結自己資本比率(国際統一基準)
(注) 連結自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき作成しています。なお、当社は国際統一基準を採用しています。
連結財務諸表
三菱東京フィナンシャル・グループの連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フ
ロー計算書は、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の連結貸借対照表、連結損益計算
書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の連結財務諸表に基づいて作成しています。
1. 連結貸借対照表
(単位:百万円)
平成14年度末
平成15年度末
(平成15年3月31日)
(平成16年3月31日)
(資産の部)
現金預け金
平成15年度末
(平成15年3月31日)
(平成16年3月31日)
62,624,363
66,097,591
4,045,901
2,819,588
(負債の部)
8,235,754
6,511,422
コールローン及び買入手形
551,357
893,805
買現先勘定
482,776
1,336,995
債券
2,475,841
5,572,154
コールマネー及び売渡手形
買入金銭債権
500,614
1,338,092
売現先勘定
3,162,054
3,316,268
特定取引資産
5,612,937
6,572,110
債券貸借取引受入担保金
3,883,443
3,415,952
415,558
469,377
コマーシャル・ペーパー
24,158,330
28,329,543
債券貸借取引支払保証金
金銭の信託
有価証券
投資損失引当金
貸出金
外国為替
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(単位:百万円)
平成14年度末
預金
譲渡性預金
763,208
637,006
2,824,399
借用金
1,512,729
1,342,691
532,947
1,081,271
△ 1,948
46,590,131
外国為替
短期社債
609,944
559,382
3,217,991
動産不動産
6,879,141
1,567,512
△ 2,067
3,213,143
265,056
3,740,653
特定取引負債
46,950,363
その他資産
636,060
社債
10,000
340,200
3,546,979
3,734,610
988,407
889,580
50,528
50,000
債券繰延資産
9
ー
信託勘定借
1,401,617
1,380,268
繰延税金資産
1,362,692
711,680
その他負債
3,163,552
3,079,852
1,593
ー
賞与引当金
17,028
16,881
4,915,353
4,457,806
退職給付引当金
36,976
34,932
△ 1,297,292
△ 832,638
日本国際博覧会出展引当金
再評価に係る繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
新株予約権付社債
特別法上の引当金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
50
158
799
1,160
60,836
56,131
133,649
138,926
4,915,353
4,457,806
95,806,248 101,969,895
(少数株主持分)
少数株主持分
322,650
350,347
1,258,052
1,258,052
(資本の部)
資本金
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
資本剰余金
932,016
931,309
利益剰余金
962,347
1,506,576
195,418
158,044
土地再評価差額金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
自己株式
資本の部合計
資産の部合計
99,175,319 106,615,487
負債、少数株主持分及び資本の部合計
△ 223,432
560,316
△ 73,499
△ 115,424
△ 4,482
△ 3,631
3,046,420
4,295,243
99,175,319 106,615,487
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 51 年大蔵省令第 28 号。以下
「連結財務諸表規則」という)に基づいて作成していますが、資産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)に定める分類に準じて記載し
ています。平成 14 年度(自平成 14 年 4 月 1 日 至平成 15 年 3 月 31 日)は改正前の連結財務諸表規則及び銀行法施行規則に基づき、平成 15 年度(自平成 15 年 4 月 1 日 至平成 16
年 3 月 31 日)は改正後の連結財務諸表規則及び銀行法施行規則に基づき作成しています。
102
2. 連結損益計算書
(単位:百万円)
平成14年度
3. 連結剰余金計算書
平成15年度
(単位:百万円)
平成14年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
平成15年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
経常収益
2,772,528
2,555,183
資金運用収益
1,691,639
1,417,724
資本剰余金期首残高
834,644
貸出金利息
1,016,256
873,427
資本剰余金増加高
111,552
ー
378,334
340,494
増資による新株の発行
111,552
ー
有価証券利息配当金
コールローン利息及び買入手形利息
買現先利息
6,687
5,009
17,376
12,969
債券貸借取引受入利息
26,327
18,352
預け金利息
71,848
47,185
その他の受入利息
174,808
120,285
信託報酬
101,442
86,461
役務取引等収益
428,014
487,786
79,907
135,647
その他業務収益
278,645
243,377
その他経常収益
192,878
184,186
特定取引収益
経常費用
(資本剰余金の部)
資本剰余金減少高
14,180
707
自己株式処分差損
14,180
707
資本剰余金期末残高
932,016
931,309
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
1,189,718
962,347
3,228
577,123
当期純利益
ー
560,815
土地再評価差額金取崩額
ー
16,286
連結子会社の減少に伴う増加高
ー
22
2,648
ー
利益剰余金増加高
連結子会社による株式買入消却に伴う
3,132,790
1,976,811
資金調達費用
634,520
390,496
持分法適用会社の減少に伴う増加高
預金利息
231,832
161,921
当該会社に対する持分変動による増加高
580
ー
利益剰余金減少高
230,599
32,895
161,495
ー
45,943
32,891
債券利息及び債券発行差金償却
8,504
4,030
当期純損失
譲渡性預金利息
9,935
6,182
配当金
コールマネー利息及び売渡手形利息
12,787
10,266
役員賞与
売現先利息
43,064
31,061
土地再評価差額金取崩額
債券貸借取引支払利息
43,111
39,562
連結子会社及び持分法適用会社の合併に伴う
4,583
2,937
55,839
33,768
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
短期社債利息
社債利息
社債発行差金償却
新株予約権付社債利息
その他の支払利息
0
44
75,967
67,218
21
ー
4,969
126
143,904
33,374
役務取引等費用
73,296
66,102
その他業務費用
126,198
152,803
営業経費
1,048,806
1,047,735
その他経常費用
1,249,968
319,674
貸倒引当金繰入額
146,052
ー
その他の経常費用
1,103,916
319,674
経常利益(△は経常損失)
△ 360,262
578,371
48,552
339,286
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
3,862
4,376
44,281
26,425
金融先物取引責任準備金取崩額
ー
26
貸倒引当金戻入益
ー
239,965
東京都事業税還付金及び還付加算金
ー
41,989
厚生年金基金代行返上益
ー
26,503
その他の特別利益
408
ー
特別損失
29,031
37,754
動産不動産処分損
24,542
15,773
ー
21,586
257
387
4,232
7
△ 340,742
879,903
減損損失
証券取引責任準備金繰入額
その他の特別損失
税金等調整前当期純利益
(△は税金等調整前当期純損失)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益(△は当期純損失)
55,919
45,956
△ 237,065
230,650
1,898
42,480
△ 161,495
560,815
932,016
当該会社に対する持分変動による減少高
3
3
1,420
ー
17,725
ー
連結子会社及び持分法適用会社の
増加に伴う減少高
利益剰余金期末残高
4,011
ー
962,347
1,506,576
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
103
4. 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成14年度
平成14年度
平成15年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
△44,807,196
△47,839,599
△340,742
879,903
有価証券の売却による収入
27,103,131
29,004,862
86,242
106,495
有価証券の償還による収入
15,702,239
14,981,518
ー
21,586
金銭の信託の増加による支出
△162,435
△65,949
△3,937
551
金銭の信託の減少による収入
64,037
9,349
3,532
△3,595
動産不動産の取得による支出
△42,775
△49,867
△355,043
△455,972
動産不動産の売却による収入
19,099
59,827
566
1,194
連結範囲の変動を伴う子会社株式の取得による支出
△923
ー
△7,575
ー
連結範囲の変動を伴う子会社株式の売却による収入
ー
5,948
△2,124,823
△3,893,910
税金等調整前当期純利益
(△は税金等調整前当期純損失)
減価償却費
減損損失
連結調整勘定償却額
持分法による投資損益(△)
貸倒引当金の増加額
投資損失引当金の増加額
債権売却損失引当金の増加額
賞与引当金の増加額
743
△147
退職給付引当金の増加額
228
△1,467
日本国際博覧会出展引当金の増加額
50
107
△1,691,639
△1,417,724
資金調達費用
634,520
390,496
有価証券関係損益(△)
400,864
20,149
資金運用収益
金銭の信託の運用損益(△)
為替差損益(△)
動産不動産処分損益(△)
11,395
100,860
△966,983
1,260,653
約定済未決済特定取引調整額
△601,361
140,034
貸出金の純増(△)減
1,668,901
△41,889
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減
3,077,728
3,894,086
863,841
△1,224,926
△1,639,510
△371,003
△304,049
△89,963
477,598
597,067
投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入による収入
劣後特約付借入金の返済による支出
116,000
112,499
△137,842
△174,999
劣後特約付社債・新株予約権付社債の発行による収入
189,757
304,155
劣後特約付社債・新株予約権付社債の償還による支出
△625,897
△323,285
223,104
10,000
株式の発行による収入
少数株主への株式の発行による収入
16,195
38,407
△46,702
△32,850
少数株主への配当金支払額
△3,414
△5,678
自己株式の取得による支出
△965
△467
自己株式の売却による収入
82,944
949
△186,820
△71,269
配当金支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
△48,536
△49,616
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額
2,276,534
△1,015,005
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
1,741,798
4,049,530
コールローン等の純増(△)減
1,208,579
△1,592,137
Ⅶ 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
34,811
ー
債券貸借取引支払保証金の純増(△)減
△217,281
△3,152,785
Ⅷ 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額
△3,614
ー
コールマネー等の純増減(△)
△695,559
3,315,174
4,049,530
3,034,525
△75,419
△117,078
債券貸借取引受入担保金の純増減(△)
475,235
△399,401
外国為替(資産)の純増(△)減
△49,161
50,562
19,047
548,324
コマーシャル・ペーパーの純増減(△)
外国為替(負債)の純増減(△)
104
20,680
848,319
債券の純増減(△)
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
△6,992
495,113
特定取引資産の純増(△)減
譲渡性預金の純増減(△)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
7,421
△32,716
特定取引負債の純増減(△)
預金の純増減(△)
平成15年度
短期社債(負債)の純増減(△)
普通社債の発行・償還による純増減(△)
10,000
330,200
401,567
255,847
信託勘定借の純増減(△)
△880,607
△21,349
資金運用による収入
1,772,695
1,466,611
資金調達による支出
△718,006
△442,499
215,211
△428,749
4,681,824
3,050,886
△45,110
△51,096
4,636,714
2,999,790
その他
小計
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
(右上に続く)
Ⅸ 現金及び現金同等物の期末残高
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 連結の範囲に
関する事項
(1) 連結子会社
184 社
主要な会社名
株式会社東京三菱銀行
三菱信託銀行株式会社
(2) 非連結子会社
主要な会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
國際證券(香港)有限公司
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及
び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、連結の範囲から除いても企業
集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要
性が乏しいため、連結の範囲から除外しております。
(1) 連結子会社 152 社
主要な会社名
株式会社東京三菱銀行
三菱信託銀行株式会社
(2) 非連結子会社 会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及
び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、連結の範囲から除いても企業
集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要
性が乏しいため、連結の範囲から除外しております。
2. 持分法の適用に
関する事項
(1) 持分法適用の関連会社
31 社
主要な会社名
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
東銀リース株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社
MTBC Bank Deutschland GmbH
(2) 持分法非適用の非連結子会社
主要な会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
國際證券(香港)有限公司
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
持分法非適用の非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益
剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務
諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
(3)三和建物株式会社については、議決権の 29.3%を自己の計算において所
有しておりますが、同社は平成 6 年 6 月、会社更生法の規定による更生手
続開始の決定を受けており、同社事業等の方針決定に関し重要な影響を与
えることができないことから関連会社から除いております。
(1) 持分法適用の関連会社 24 社
主要な会社名
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
東銀リース株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社
MTBC Bank Deutschland GmbH
(2) 持分法非適用の非連結子会社
会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
持分法非適用の非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益
剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務
諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
10 月末日
2社
12 月末日
110 社
02 月末日
1社
03 月末日
71 社
(2) 10月末日を決算日とする子会社は、1月末日現在で実施した仮決算に基づ
く財務諸表により、またその他の子会社は、それぞれの決算日の財務諸表
により連結しております。
連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必
要な調整を行っております。
(3) 連結子会社5社(永楽実業株式会社、ダイヤモンド総合管理株式会社、三菱
信情報システム株式会社、三菱信ビジネス株式会社、菱信データ株式会社)
については、当連結会計年度より決算日を 3 月末日に変更しております。
この変更に伴い、連結上の事業年度の月数を平成 14 年 1 月から平成 15
年 3 月までの 15ヶ月としておりますが、その資産、経常収益、当期純損
益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、連結財務
諸表へ与える重要な影響はありません。
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
10 月末日
12 月末日
02 月末日
03 月末日 (2) 同左
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期
的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引
目的」)の取引については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上
「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引から
の損益を連結損益計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」に計上
しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等につ
いては連結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派
生商品については連結決算日において決済したものとみなした額により
行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当連結会計年度中
の受払利息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当
連結会計年度末における評価損益の増減額を、派生商品については前連結
会計年度末と当連結会計年度末におけるみなし決済からの損益相当額の増
減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による
償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては
連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均
法により算定)、時価のないものについては主として移動平均法による
原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法によ
り処理しております。
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期
的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引
目的」)の取引については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上
「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引から
の損益(利息配当金、売却損益及び評価損益)を連結損益計算書上「特定取
引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、時価法により行っております。
3. 連結子会社の事業
年度等に関する
事項
4. 会計処理基準に
関する事項
(3) 鈴与三和建物株式会社(平成 16年1 月、三和建物株式会社から鈴与三和建
物株式会社に商号変更しております)については、議決権の29.3%を自己
の計算において所有しておりますが、同社は平成 6 年 6 月、会社更生法の
規定による更生手続開始の決定を受けており、同社事業等の方針決定に関
し重要な影響を与えることができないことから関連会社から除いており
ます。
2社
99 社
1社
50 社
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による
償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては
連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均
法により算定)、時価のないものについては主として移動平均法による
原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、組込デリバティブを
一体処理したことにより損益に反映させた額を除き、全部資本直入法
により処理しております。
105
(B) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産
の構成物である有価証券の評価は、上記(1)及び(2)(A)と同じ方法によ
り行っております。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構
成物である有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処
理しております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時
価法により行っております。
ただし、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、当連結会
計年度からは業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業における外貨建取引
等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 7 月 29 日
日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 25 号」という)に規
定する経過措置を適用し、
「資金関連スワップ取引」、
「通貨スワップ取引」
及び「インターナル・コントラクト及び連結会社間取引の取扱い」につい
ては、従前の方法(「資金関連スワップ取引」及び「通貨スワップ取引」に
ついては後述)により会計処理しております。また、国内銀行連結子会社は
先物為替取引等に係る円換算差金については、連結貸借対照表上、相殺表
示しております。
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の資金関連スワップ取
引については、債権元本相当額及び債務元本相当額の連結決算日の為替相
場による正味の円換算額を連結貸借対照表に計上し、異種通貨間の金利差
を反映した直先差金は直物外国為替取引の決済日の属する期から先物外国
為替取引の決済日の属する期までの期間にわたり発生主義により連結損益
計算書に計上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上し
ております。
また、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、異なる通貨
での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額の支払額
又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又は支
払額が同額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレートが
合理的なレートである直先フラット型の通貨スワップ取引(利息相当額の支
払日ごとにその時点の実勢為替相場を反映して一方の通貨の元本相当額を
更改し、かつ、各利払期間ごとに直先フラットである通貨スワップ取引を
含む)については、債権元本相当額及び債務元本相当額の連結決算日の為替
相場による正味の円換算額を連結貸借対照表に計上し、交換利息相当額は
その期間にわたり発生主義により連結損益計算書に計上するとともに、連
結決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
106
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当社、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の動産不動産
の減価償却は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 15 年∼ 50 年
動 産 5 年∼ 20 年
また、その他の連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用
年数に基づき、主として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利
用可能期間(主として 5 年)に対応して定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は償還期限までの期間に対応
して償却しております。
また、社債発行費及び新株発行費については、支出時に全額費用として
処理しております。
(6) 貸倒引当金の計上基準
主要な国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定
基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)のうち、債権の元本の
回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることが
できない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸
念先債権及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権
の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
ることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利
子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債権
については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定
(B) 同左
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時
価法により行っております。
(会計処理の変更)
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、前連結会計年度は、
業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業における外貨建取引等の会計処理
に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 7 月 29 日 日本公認会
計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 25 号」という)に規定する経過
措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ
取引及び資金関連スワップ取引については、業種別監査委員会報告第 20
号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監
査上の取扱い」(平成 12 年 11 月 14 日 日本公認会計士協会)に基づき、
資金取引として発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連
結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき、デ
リバティブ取引として時価評価し、正味の債権及び債務を連結貸借対照表
に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、
「その他資産」及び「そ
の他負債」はそれぞれ 62,207 百万円増加しております。なお、従来、期
間損益計算していた通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引について
は、業種別監査委員会報告第 25 号に基づき、ヘッジ会計を適用している
ため、この変更に伴う損益への影響はありません。ヘッジ会計の概要につ
いては、(14)重要なヘッジ会計の方法に記載しております。
国内銀行連結子会社の上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金
は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第 25 号に規定する経過措
置を適用し、相殺のうえ「その他資産」中のその他の資産又は「その他負
債」中のその他の負債で純額表示しておりましたが、当連結会計年度から
は、同報告の本則規定に基づき総額で表示するとともに、
「特定取引資産」
及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」及び
「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上しております。また、国内信
託銀行連結子会社の上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、
従来、
「その他資産」中のその他の資産及び「その他負債」中のその他の負
債に表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本則規定に
基づき「特定取引資産」及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品、並
びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上し
ております。これらの変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、
「特定取引資産」は 100,223 百万円減少、
「特定取引負債」は 138,205
百万円減少し、また、
「その他資産」は 567,858 百万円増加、
「その他負
債」は 605,840 百万円増加しております。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当社、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の動産不動産
の減価償却は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 15 年∼ 50 年
動 産 4 年∼ 15 年
また、その他の連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用
年数に基づき、主として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利
用可能期間(主として5年から10年)に対応して定額法により償却して
おります。
(5) 繰延資産の処理方法
社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償却しております。
また、社債発行費は、支出時に全額費用として処理しております。
(6) 貸倒引当金の計上基準
主要な国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定
基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)のうち、債権の元本の
回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることが
できない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸
念先債権及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権
の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
ることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利
子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債権
については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定
海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した与信監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
711,669 百万円であります。
その他の連結子会社は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案
して必要と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別
に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 投資損失引当金の計上基準
時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り、必要
と認められる額を計上しております。
(8) 賞与引当金の計上基準
従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込
額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(9) 退職給付引当金の計上基準
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債
務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。なお、会
計基準変更時差異については、主として 5 年による按分額を費用処理して
おります。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以
下のとおりであります。
(A) 過去勤務債務
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として
10 年)による定額法により費用処理
(B) 数理計算上の差異
各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年
数(主として10年)による定額法により按分した額をそれぞれ主として
発生の翌連結会計年度から費用処理
(10)日本国際博覧会出展引当金の計上基準
平成17年に開催予定の「2005年日本国際博覧会」(愛知万博)への出展
費用の支出に備えるため、出展契約に基づいた出展費用見積額を期間配分
方式により計上しております。なお、この引当金は租税特別措置法第 68
条の 52 の準備金を含んでおります。
(11)特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金 58 百万円及び証券取引
責任準備金 741 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるた
め、金融先物取引法第 82 条及び同法施行規則第 29 条の規定に定め
るところにより算出した額を計上しております。
(B) 証券取引責任準備金
証券先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるた
め、国内証券連結子会社は、証券取引法第 51 条の規定に基づき、証
券会社に関する内閣府令第 35 条の定めるところにより算出した額を
計上しております。
(12)外貨建資産・負債の換算基準
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の外貨建資産・負債及
び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を付す関連会社株式
を除き、主として連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
外貨建取引等の会計処理につきましては、前連結会計年度は、業種別監
査委員会報告第 20 号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する
当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計
士協会)を適用しておりましたが、当連結会計年度から、業種別監査委員会
報告第 25 号を適用しております。
その他の連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日
等の為替相場により換算しております。
(13)リース取引の処理方法
国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるも
の以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じ
た会計処理によっております。
(14)重要なヘッジ会計の方法
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、リスク管理手法と
して、業種別監査委員会報告第 24 号「銀行業における金融商品会計基準
適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 2 月 13 日 日本公
認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 24 号」という)に規定する
経過措置に基づき、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金
利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を
実施しております。これは、リスク調整アプローチによるリスク管理であ
り、業種別監査委員会報告第 15 号「銀行業における金融商品会計基準適
海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した与信監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
528,339 百万円であります。
その他の連結子会社は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案
して必要と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別
に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 投資損失引当金の計上基準
同左
(8) 賞与引当金の計上基準
同左
(9) 退職給付引当金の計上基準
同左
(A) 過去勤務債務
同左
(B) 数理計算上の差異
同左
(追加情報)
国内銀行連結子会社は、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年
金基金の代行部分について、平成 15 年 8 月 1 日に厚生労働大臣から
将来分支給義務免除の認可を受けております。これについては会計制
度委員会報告第13号「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(平
成 11 年 9 月 14 日 日本公認会計士協会)第 47-2 項に規定する経過
措置を適用し、当該将来分返上認可の日において代行部分に係る退職
給付債務と年金資産を消滅したものとみなして会計処理しております。
なお、本処理に伴う当連結会計年度における損益への影響額は、特
別利益として 26,503 百万円を計上しております。
また、当連結会計年度末において測定された返還相当額(最低責任準
備金)は 96,729 百万円であります。
(10)日本国際博覧会出展引当金の計上基準
同左
(11)特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金 31 百万円及び証券取引
責任準備金 1,129 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
同左
(B) 証券取引責任準備金
同左
(12)外貨建資産・負債の換算基準
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の外貨建資産・負債及
び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を付す関連会社株式
を除き、主として連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
その他の連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日
等の為替相場により換算しております。
(13)リース取引の処理方法
同左
(14)重要なヘッジ会計の方法
(イ) 金利リスク・ヘッジ
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の金融資産及び金
融負債から生じる金利リスクを対象とするヘッジ会計のヘッジ対象を
識別する方法は、前連結会計年度は、主として、業種別監査委員会報
告第 24 号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及
び監査上の取扱い」(平成 14 年 2 月 13 日 日本公認会計士協会。以
下「業種別監査委員会報告第 24 号」という)に規定する経過措置に基
づき、多数の預金・貸出金等から生じる金利リスクをデリバティブ取
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︶
107
用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成 12 年 2 月 15 日 日
本公認会計士協会)に定められたマクロヘッジに関する暫定的な会計処理を
行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整
手段となるデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リ
スクが減殺されているかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を
評価しております。
また、外貨建関連会社株式及び外貨建その他有価証券(債券以外)の為替
変動リスクをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替予約をヘッジ手段
として包括ヘッジを行っており、外貨建関連会社株式については繰延ヘッ
ジ、外貨建その他有価証券(債券以外)については時価ヘッジを適用してお
ります。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるい
は金利スワップの特例処理を行っております。
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108
(15)消費税等の会計処理
当社及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方
式によっております。なお、動産不動産に係る控除対象外消費税等は発生
した連結会計年度の費用として計上しております。
(16)連結納税制度の適用
当社及び一部の連結子会社は、当連結会計年度より当社を連結納税親会
社として、連結納税制度を適用しております。
(17)手形割引及び再割引の会計処理
手形割引及び再割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取
引として処理しております。
(18)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
① 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
企業会計基準第1号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計
基準」(平成 14 年 2 月 21 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月
1日以後に適用されることとなったことに伴い、当連結会計年度から同
会計基準を適用しております。これにより、従来、「資本金」、「資本準
備金」及び「連結剰余金」として区分しておりました資本の部について
は、当連結会計年度より「資本金」、「資本剰余金」及び「利益剰余金」
として区分しております。なお、従来の方法によった場合と比較して、
経常損失および税金等調整前当期純損失はそれぞれ 21,444 百万円減
少しております。
また、連結財務諸表規則の改正により、当連結会計年度における連結
貸借対照表の資本の部及び連結剰余金計算書については、改正後の連結
財務諸表規則により作成しております。
② 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
企業会計基準第2号「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(平成
14年9月25日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第4
号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9
引を用いて総体で管理する「マクロヘッジ」によっておりましたが、当
連結会計年度からは、同報告の本則規定及び会計制度委員会報告第14
号「金融商品会計に関する実務指針」(平成 12 年 1 月 31 日 日本公
認会計士協会)に示されている取扱いによる包括ヘッジ又は個別ヘッジ
によっております。ヘッジ会計の方法は、金利スワップの特例処理の
要件を満たす一部の取引は特例処理によっており、それ以外の場合に
は繰延ヘッジによっております。
固定金利の預金・貸出金等の相場変動を相殺するヘッジにおいては、
個別に又は業種別監査委員会報告第 24 号に基づき一定の残存期間毎
にグルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッ
ジ手段として指定しております。その他有価証券に区分している固定
金利の債券の相場変動を相殺するヘッジにおいては、同一種類毎に
ヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段として指定し
ております。ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一
となるようなヘッジ指定を行っているため、高い有効性があるとみな
しており、これをもって有効性の判定に代えております。
変動金利の預金・貸出金等及び短期固定金利の預金・貸出金等に係
る予定取引のキャッシュ・フローを固定するヘッジにおいては、業種
別監査委員会報告第 24 号に基づき金利インデックス及び一定の金利
改定期間毎にグルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取
引等をヘッジ手段として指定しております。ヘッジ対象とヘッジ手段
に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っている
ため、高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定
に代えているほか、金利変動要素の相関関係により有効性の評価を
行っております。
なお、移行前連結会計年度末(平成14年度末)の連結貸借対照表に計
上した従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失及び繰延ヘッ
ジ利益は、当該「マクロヘッジ」におけるヘッジ手段の残存期間に応
じ平成 15 年度から最長 15 年間にわたり費用又は収益として認識し
ております。当連結会計年度末における「マクロヘッジ」に基づく繰
延ヘッジ損失は198,066 百万円、繰延ヘッジ利益は 239,720 百万
円であります。
(ロ) 為替変動リスク・ヘッジ
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の外貨建の金融資
産及び金融負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計につい
て、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第 25 号に基づき、
外貨建金銭債権債務等を通貨毎にグルーピングしてヘッジ対象を識別
し、通貨スワップ取引及び為替予約(資金関連スワップ取引)をヘッジ手
段として指定しており、ヘッジ会計の方法は、繰延ヘッジによってお
ります。
また、外貨建関連会社株式並びに外貨建その他有価証券(債券以外)
の為替変動リスクをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替予約を
ヘッジ手段として包括ヘッジを行っており、外貨建関連会社株式につ
いては繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)については時価
ヘッジを適用しております。
(ハ) 連結会社間取引等
デリバティブ取引のうち連結会社間及び特定取引勘定とそれ以外の
勘定との間(又は内部部門間)の内部取引については、ヘッジ手段とし
て指定している金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等に対して、
業種別監査委員会報告第 24 号及び同第 25 号に基づき、恣意性を排
除し厳格なヘッジ運営が可能と認められる対外カバー取引の基準に準
拠した運営を行っているため、当該金利スワップ取引及び通貨スワッ
プ取引等から生じる損益又は評価差額を消去せずに当連結会計年度の
損益として処理し、あるいは資産又は負債として繰延べております。
(15)消費税等の会計処理
同左
(16)連結納税制度の適用
当社及び国内の一部の連結子会社は、当社を連結納税親会社として、連
結納税制度を適用しております。
(17)手形割引及び再割引の会計処理
同左
(18)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
月 25 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月 1 日以後に適用され
ることとなったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準及び適用指
針を適用しております。これによる影響については、
「1株当たり情報」
に記載しております。
5. 連結子会社の資産
及び負債の評価に
関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用してお
ります。
同左
6. 連結調整勘定の
償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生年度に全額償却しております。
同左
7. 利益処分項目等の
取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作
成しております。
同左
8. 連結キャッシュ・
フロー計算書に
おける資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の
「現金預け金」のうち定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
同左
会計処理の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(1) 国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の組込デリバティブを区分して処理
する必要のない複合金融商品については、従来、組込デリバティブを組込対象である
金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主義による期間損益計算を行ってお
りましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分管理している場合には、
組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、
評価差額を当連結会計年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっ
ており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報
告第 24 号の本則規定の適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年
度の損益として処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産
又は金融負債と区別せず一体として処理していた組込デリバティブについても、区分
管理している場合には、組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価
し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することが合理的であるため、会計
処理を変更したものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益及び税金等
調整前当期純利益はそれぞれ 10,435 百万円増加しております。
(2) 従来は、時価が帳簿価額より著しく下落した所有不動産(遊休不動産)の時価下落に伴
う評価減を実施しておりましたが、
「固定資産の減損に係る会計基準」(平成14年8月
9 日 企業会計審議会)及び企業会計基準適用指針第 6 号「固定資産の減損に係る会
計基準の適用指針」(平成 15 年 10 月 31 日 企業会計基準委員会)が平成 16 年 3 月
31日に終了する連結会計年度に係る連結財務諸表から適用できることになったこと
に伴い、当連結会計年度から同会計基準及び同適用指針を適用しております。これに
よる税金等調整前当期純利益に与える影響は、15,255 百万円であります。
表示方法の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(連結貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年 内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度において「その他資産」に含めて表示していた「債券貸借取引差入担
保金」及び「その他負債」に含めて表示していた「債券貸借取引受入担保金」は、当
連結会計年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券貸借取引受入担保金」
として区分掲記しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年 法
律第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーは負債の部の「短
期社債」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーは、従来どおり負債の
部の「コマーシャル・ペーパー」として表示しております。
(3) 前連結会計年度において区分掲記していた「転換社債」は、当連結会計年度から「新
株予約権付社債」として表示しております。
(連結損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年 内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度において「資金調達費用」中「その他の支払利息」、又は「資金運用
収益」中「その他の受入利息」に含めて表示していた現金担保付債券貸借取引に係る
受払利息は、当連結会計年度から、それぞれ同「債券貸借取引支払利息」、又は同「債
券貸借取引受入利息」として表示しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年 法
律第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーに係る利息相当額
は、「資金調達費用」中「短期社債利息」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーに係る利息相当額は、従
来どおり「資金調達費用」中「コマーシャル・ペーパー利息」として表示しております。
(3) 前連結会計年度において区分掲記していた「転換社債利息」は、当連結会計年度から
「新株予約権付社債利息」として表示しております。
(連結損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成16年 内閣府令第40号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、社債発行差金の償却は、従来、「社債発
行差金償却」として区分掲記しておりましたが、当連結会計年度からは「社債利息」に含
めて表示しております。
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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年 内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度における「債券貸借取引差入担保金の純増(△)減」は、当連結会計年
度から「債券貸借取引支払保証金の純増(△)減」として記載しております。
(2) 平成15年1月6日から施行されている「社債等の振替に関する法律」
(平成13年 法律
109
第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーの純増減は、「短期社
債(負債)の純増減(△)」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーについては、従来どお
り「コマーシャル・ペーパーの純増減(△)」として表示しております。
(3) 前連結会計年度における「劣後特約付社債・転換社債の発行による収入」、
「劣後特約
付社債・転換社債の償還による支出」は、当連結会計年度から、それぞれ「劣後特約
付社債・新株予約権付社債の発行による収入」、
「劣後特約付社債・新株予約権付社債
の償還による支出」として表示しております。
追加情報
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
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110
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 東京都条例第 145 号)(以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、東京都
及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平
成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤
納金 11,741 百万円及び損害賠償金 300 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。
さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、4 月 9 日、国内銀
行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、
平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、
誤納金 30,409 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。平成 15 年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、2 月 13 日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀
行連結子会社を含む一審原告各行も上告及び上告受理申立てをしております。
このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は都条例が違憲・違法であ
ると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処
理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課
税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続
適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めた
ということではありません。
上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は 19,593 百
万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失
は同額増加しております。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でない
ため、所得が課税標準である場合に比べ、
「繰延税金資産」は 102,488 百万円減少しま
した。また、「再評価に係る繰延税金負債」は 11,386 百万円減少し、「土地再評価差額
金」は同額増加、「その他有価証券評価差額金」は 12,994 百万円減少しております。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年 大阪府条例第131号)(以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、大阪府及
び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
なお、大阪府に係る事業税については、平成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業
等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年 大阪府条例第 77 号)(以下「平成 14 年改正府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正
する条例」(平成 15 年 大阪府条例第 14 号)(以下「平成 15 年改正府条例」という)が、
それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成 15 年 4 月 1日以
後開始する事業年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係
る大阪府に係る事業税については、平成 15 年改正府条例附則 2 の適用を受け、国内銀行
連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い
額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、
この申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例を合
憲・適法なものと認めたということではありません。
また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準で
ある場合に比べ、「繰延税金資産」は 17,240 百万円減少しました。また、「再評価に係
る繰延税金負債」は 1,919 百万円減少し、「土地再評価差額金」は同額増加、「その他有
価証券評価差額金」は 2,172 百万円減少しております。
注記事項
(連結貸借対照表関係)
平成 14 年度末
(平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度末
(平成 16 年 3 月 31 日)
1. 有価証券には、関連会社の株式 24,627 百万円及び出資金 1,142 百万円を含んでお
ります。
2. 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、「有価証券」に 49,850 百
万円含まれております。また、賃貸借契約により貸し付けている有価証券は、
「有価証
券」に43百万円含まれております。現金担保付債券貸借取引により貸し付けている有
価証券については、従来消費貸借契約により貸し付けている有価証券に含めて記載し
ておりましたが、当連結会計年度より担保に供している資産として注記しております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 2,857,893 百万円、
再貸付に供している有価証券は 733,461 百万円、当連結会計年度末に当該処分をせ
ずに所有しているものは 3,210,568 百万円であります。
手形割引により受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為
替は、売却又は担保差し入れという方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は 839,582 百万円であります。この内、手形の再割引により引き渡し
た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 22,841 百
万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 96,530 百万円、延滞債権額は 1,208,106 百万円で
あります。但し、上記債権額のうち、オフバランス化につながる措置である株式会社
整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
1. 有価証券には、関連会社の株式 30,595 百万円及び出資金 1,230 百万円を含んでお
ります。
2. 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、「有価証券」に 18,210 百
万円含まれております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 2,034,714 百万円、
再貸付に供している有価証券は 619,431 百万円、当連結会計年度末に当該処分をせ
ずに所有しているものは 4,916,039 百万円であります。
手形割引により受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為
替は、売却又は担保差し入れという方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は 730,910 百万円であります。この内、手形の再割引により引き渡し
た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 25,199 百
万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 46,138 百万円、延滞債権額は 693,477 百万円であ
ります。但し、上記債権額のうち、オフバランス化につながる措置である株式会社整
理回収機構への信託実施分は 1,050 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 20,399 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 1,244,431 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
2,569,468 百万円であります。但し、左記債権額のうち、オフバランス化につなが
る措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、上記 3. から 6. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
現金預け金
3,443 百万円
特定取引資産
138,398 百万円
有価証券
1,512,280 百万円
貸出金
1,565,131 百万円
動産不動産
5,391 百万円
担保資産に対応する債務
預金
192,829 百万円
コールマネー及び売渡手形
1,449,700 百万円
借用金
277,403 百万円
その他負債
60 百万円
支払承諾
3,611 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け
金 217,213 百万円、特定取引資産 2,982 百万円、有価証券 2,596,994 百万円、
貸出金 225,072 百万円及びその他資産 50,129 百万円を差し入れております。ま
た、売現先取引による買戻し条件付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を
行っている特定取引資産は 1,998,660 百万円、有価証券は 3,771,579 百万円であ
り、対応する売現先勘定は2,731,579百万円、債券貸借取引受入担保金は2,307,636
百万円であります。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、29,033,916 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、連結子会社が実行申し込みを受けた融資の拒絶
又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契
約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期
的に予め定めている社内(行内)手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約
の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日 法律第 34 号)及び土地の再評価に
関する法律の一部を改正する法律(平成 13 年 3 月 31 日 法律第 19 号)(以下「土地
再評価法」という)に基づき、国内連結子会社 3 社(国内銀行連結子会社、国内信託銀行
連結子会社及びその他の国内連結子会社1社)の事業用の土地の再評価を行い、評価差
額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金資産」及び
「再評価に係る繰延税金負債」としてそれぞれ資産の部又は負債の部に計上し、これら
を控除した金額を「土地再評価差額金」として資本の部に計上しております。
なお、
「土地再評価差額金」には、上記のほか、平成 14 年 3 月 31 日に土地再評価
法に基づく事業用の土地の再評価を行った持分法適用関連会社の資本の部に計上され
た土地再評価差額金のうち親会社持分相当額を含んでおります。
再評価を行った年月日
国内銀行連結子会社
平成 10 年 03 月 31 日
国内信託銀行連結子会社
平成 14 年 03 月 31 日
その他の国内連結子会社
平成 13 年 12 月 31 日
土地再評価法第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日 政令第 119 号)第 2 条
第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎と
なる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した
価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定したほか、同条第 5 号に定め
る不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算定。
土地再評価法第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末におけ
る時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
127,191 百万円
10. 動産不動産の減価償却累計額
639,823 百万円
11.借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 770,607 百万円が含まれております。
12.社債には、劣後特約付社債 1,552,437 百万円が含まれております。
13.国内信託銀行連結子会社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運
用指定金銭信託 850,217 百万円、貸付信託 1,560,989 百万円であります。
14.当社は、商法第 289 条第 2 項の規定に基づき、当連結会計年度中に資本準備金を
600,000 百万円取り崩しております。なお、これに伴う資本剰余金への影響はあり
ません。
4.
5.
6.
7.
8.
9.
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 12,260 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 701,648 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,453,524 百万円であります。但し、左記債権額のうち、オフバランス化につなが
る措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 1,050 百万円であります。
なお、上記 3 から 6 に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
現金預け金
1,882 百万円
特定取引資産
189,155 百万円
有価証券
829,776 百万円
貸出金
3,961,200 百万円
動産不動産
28,872 百万円
担保資産に対応する債務
預金
199,085 百万円
コールマネー及び売渡手形
4,405,600 百万円
借用金
109,378 百万円
その他負債
10,567 百万円
支払承諾
1,806 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け
金 165,087 百万円、特定取引資産 2,658 百万円、有価証券 3,581,458 百万円、
貸出金1,413,206百万円及びその他資産76,484百万円を差し入れております。ま
た、売現先取引による買戻し条件付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を
行っている特定取引資産は 2,258,988 百万円、有価証券は 2,497,697 百万円であ
り、対応する売現先勘定は 2 , 3 0 4 , 6 6 1 百万円、債券貸借取引受入担保金は
2,525,523 百万円であります。
当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、29,949,651 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、連結子会社が実行申し込みを受けた融資の拒絶
又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契
約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期
的に予め定めている社内(行内)手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約
の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日 法律第 34 号)に基づき、国内連結
子会社3社(国内銀行連結子会社、国内信託銀行連結子会社及びその他の国内連結子会
社 1 社)の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税
金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これらを控除し
た金額を「土地再評価差額金」として資本の部に計上しております。
なお、
「土地再評価差額金」には、上記のほか、平成 14 年 3 月 31 日に土地再評価
法に基づく事業用の土地の再評価を行った持分法適用関連会社の資本の部に計上され
た土地再評価差額金のうち親会社持分相当額を含んでおります。
再評価を行った年月日
国内銀行連結子会社
平成 10 年 03 月 31 日
国内信託銀行連結子会社
平成 14 年 03 月 31 日
その他の国内連結子会社
平成 13 年 12 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日 政令第 119 号)第 2 条
第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎と
なる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した
価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定したほか、同条第 5 号に定め
る不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価
の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
107,006 百万円
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
10. 動産不動産の減価償却累計額
619,149 百万円
11.借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 708,221 百万円が含まれております。
12.社債には、劣後特約付社債 1,497,892 百万円が含まれております。
13. 国内信託銀行連結子会社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運
用指定金銭信託 948,854 百万円、貸付信託 1,131,498 百万円であります。
111
15.会社が発行する株式の総数
普通株式
22,000 千株
優先株式
421 千株
発行済株式の総数
普通株式
6,232 千株
優先株式
181 千株
16.連結会社及び持分法を適用した関連会社が保有する当社株式の数
普通株式
3 千株
優先株式
0 千株
15.会社が発行する株式の総数
普通株式
22,000 千株
優先株式
336 千株
発行済株式の総数
普通株式
6,476 千株
優先株式
96 千株
16.連結会社及び持分法を適用した関連会社が保有する当社株式の数
普通株式
2 千株
優先株式
0 千株
(連結損益計算書関係)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. その他経常収益には、株式等売却益80,344百万円及び貸出債権等の売却に係る利益
28,584 百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には、株式等償却 348,719 百万円、株式等売却損 219,654 百万
円、貸出金償却211,059百万円及び貸出債権等の売却に係る損失173,755 百万円
を含んでおります。
3. その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
1. その他経常収益には、株式等売却益 90,571 百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には、貸出金償却70,472百万円及び貸出債権等の売却に係る損失
61,264 百万円を含んでおります。
4. 当連結会計年度において、国内銀行連結子会社、国内信託銀行連結子会社及び一部の
国内連結子会社は、以下の資産について減損損失を計上しております。
地域
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
種類
首都圏
営業用店舗 5ヵ店
遊休資産及び研修所等
(売却予定) 22 物件
土地建物動産
その他
営業用店舗 3ヵ店
遊休資産及び厚生施設等
(売却予定) 14 物件
減損損失
(百万円)
1,338
8,722
2,202
土地建物動産
9,322
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、営業用店舗については、支店、
支社、営業部等毎に継続的な収支の把握を行っていることから各拠点(物理的に同一の
資産を共有する拠点)を、遊休資産及び売却予定資産については各資産を、グルーピン
グの最小単位としております。本店、研修所、システム・事務集中センター、社宅・寮、
厚生施設等については独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから共用資産
としております。
国内銀行連結子会社は、平成 10 年 3 月 31 日に土地の再評価に関する法律に基づ
き事業用土地の再評価を行っておりますが、上記の営業用店舗8ヵ店については再評価
後の地価の下落により含み損を有するに至っております。
これらの営業用店舗は、割引前将来キャッシュ・フローの総額が再評価後の帳簿価
額に満たないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(3,541百万
円)を減損損失として特別損失に計上しております。
当連結会計年度の減損損失の測定に使用した回収可能額は正味売却価額であります。
正味売却価額は、
「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎となる
土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価額」等
に基づき算定しております。
また、国内銀行連結子会社、国内信託銀行連結子会社及び一部の国内連結子会社は、
遊休資産の認定を行った上記30物件及び資産の処分に関する意思決定を行った上記厚
生施設等6物件について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(18,045百
万円)を減損損失として特別損失に計上しております。
当連結会計年度の減損損失の測定に使用した回収可能額は正味売却価額であります。
正味売却価額は、売却予定額及び鑑定評価額等に基づき算定しております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 15 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
8,235,754 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金
△ 4,186,224 百万円
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 16 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
6,511,422 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金
△ 3,476,897 百万円
現金及び現金同等物
現金及び現金同等物
4,049,530 百万円
3,034,525 百万円
(リース取引関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び連結会計年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
42,629 百万円
その他
4,087 百万円
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び連結会計年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
41,536 百万円
その他
1,982 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
46,716 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
43,518 百万円
合計
連結会計年度末残高相当額
動産
その他
20,780 百万円
21,497 百万円
24,453 百万円
1,482 百万円
合計
連結会計年度末残高相当額
動産
その他
合計
25,936 百万円
合計
22,021 百万円
18,175 百万円
2,604 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料連結会計年度末残高が有形固定資産の連結会計
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
112
主な用途
20,619 百万円
878 百万円
20,917 百万円
1,104 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料連結会計年度末残高が有形固定資産の連結会計
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料連結会計年度末残高相当額
1 年内
1 年超
7,303 百万円
18,632 百万円
合計
25,936 百万円
・未経過リース料連結会計年度末残高相当額
1 年内
1 年超
7,203 百万円
14,818 百万円
合計
22,021 百万円
(注)未経過リース料連結会計年度末残高相当額は、未経過リース料連結会計年度末残高
(注)未経過リース料連結会計年度末残高相当額は、未経過リース料連結会計年度末残高
が有形固定資産の連結会計年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法
によっております。
が有形固定資産の連結会計年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法
によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額)
8,172 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・その他資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び連結会計年度末残高
取得価額
27,026 百万円
減価償却累計額
12,780 百万円
連結会計年度末残高
14,246 百万円
・未経過リース料連結会計年度末残高相当額
1 年内
6,571 百万円
1 年超
7,674 百万円
合計
14,246 百万円
・支払リース料
(減価償却費相当額)
7,753 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・その他資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び連結会計年度末残高
取得価額
29,271 百万円
減価償却累計額
14,792 百万円
連結会計年度末残高
14,478 百万円
・未経過リース料連結会計年度末残高相当額
1 年内
6,528 百万円
1 年超
7,950 百万円
合計
14,478 百万円
(注)未経過リース料連結会計年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の
(注)未経過リース料連結会計年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の
合計額の連結会計年度末残高が営業債権の連結会計年度末残高等に占める割合が低
合計額の連結会計年度末残高が営業債権の連結会計年度末残高等に占める割合が低
いため、受取利子込み法によっております。
・受取リース料
・減価償却費
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
いため、受取利子込み法によっております。
7,153 百万円
6,130 百万円
20,084 百万円
84,172 百万円
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
104,257 百万円
6,299 百万円
18,480 百万円
合計
24,780 百万円
・受取リース料
・減価償却費
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
(貸手側)
・ 未経過リース料
1 年内
1 年超
6,962 百万円
5,956 百万円
29,896 百万円
142,616 百万円
172,513 百万円
6,840 百万円
25,437 百万円
合計
32,278 百万円
(退職給付関係)
1. 採用している退職給付制度の概要
国内連結子会社は、確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、適格退職年金制度及び退職一時金制度等を設けております。また、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠し
た数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。
なお、国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の海外連結子会社でも確定給付型の退職給付制度を設けております。
また、国内銀行連結子会社は、厚生年金基金の代行部分について、平成 15 年 8 月 1 日に厚生労働大臣から将来分支払義務免除の認可を受けております。
2. 退職給付債務に関する事項
区分
退職給付債務 年金資産 (A)
(B)
未積立退職給付債務 未認識年金資産
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
(C)=(A)+(B) (D) (E) (F) (G) 連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
(H)=(C)+(D)+(E)+(F)+(G)
( I ) 退職給付引当金
(H)−( I ) 平成 14 年度
(平成 15 年 3 月 31 日現在)
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月 31 日現在)
金額(百万円)
金額(百万円)
△ 1,206,507
781,429
△ 997,243
958,308
△ 425,078
ー
36,323
492,658
△ 50,179
△ 38,935
△ 57,822
16,322
272,505
△ 37,753
53,723
90,700
154,316
189,249
△ 36,976
△ 34,932
(注) 1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 前連結会計年度において、平成 15 年 4 月 1 日付で国内銀行連結子会社の厚生年金基金の加算年金の引き下げを実施したことに伴い、過去勤務債務(債務の減額)が発生しております。
3. 当連結会計年度において、国内銀行連結子会社が、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代行部分について、平成 15 年 8 月 1 日に厚生労働大臣から将来分支給義務免除の認可を受
けております。これについては会員制度委員会報告第 13 号「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(平成 11 年 9 月 14 日 日本公認会計士協会)第 47-2 項に規定する経過措置を適用し、当
該将来分返上認可の日において代行部分に係る退職給付債務と年金資産を消滅したものとみなして会計処理しております。なお、当連結会計年度末において測定された返還相当額(最低責任準備金)
は 96,729 百万円であります。
4. 国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
3. 退職給付費用に関する事項
区分
平成 14 年度
平成 15 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日) (自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
金額(百万円)
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の費用処理額
数理計算上の差異の費用処理額
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
金額(百万円)
30,433
30,413
△ 33,002
△ 2,808
26,544
18,154
14,046
29,849
24,592
△ 28,586
△ 3,205
41,124
16,543
12,412
退職給付費用
厚生年金基金の代行部分返上に伴う損益
83,779
ー
92,730
△ 26,503
計
83,779
66,227
(注) 簡便法を採用している国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の連結子会社の退職給付費用は、主として「勤務費用」に含めて計上しております。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
113
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
平成 14 年度
(平成 15 年 3 月 31 日現在)
区分
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月 31 日現在)
(1) 割引率
国内連結子会社
海外連結子会社
1.1%∼ 1.9%
5.5%∼ 7.25%
国内連結子会社
海外連結子会社
1.1%∼ 2.2%
5.4%∼ 6.25%
(2) 期待運用収益率
国内連結子会社
海外連結子会社
1.1%∼ 5.0%
6.1%∼ 9.5%
国内連結子会社
海外連結子会社
1.1%∼ 3.7%
7.1%∼ 8.5%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
同左
(4) 過去勤務債務の額の処理年数
主として 10 年(その発生時の従業員の平均残存勤務期間内
の一定の年数による定額法による)
同左
(5) 数理計算上の差異の処理年数
主として 10 年(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残
存勤務期間内の一定の年数による定額法により按分した額を
それぞれ主として発生の翌連結会計年度から費用処理するこ
ととしている)
同左
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
主として 5 年
同左
(税効果会計関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額 613,671 百万円
有価証券評価損
57,843 百万円
退職給付引当金
42,556 百万円
その他有価証券評価差額金
112,160 百万円
税務上の繰越欠損金
886,940 百万円
その他
88,117 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
1,801,291 百万円
△ 323,363 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
リース取引に係る未実現損益
在外子会社の留保利益
その他
1,477,927 百万円
繰延税金負債合計
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
13,509 百万円
99,573 百万円
25,005 百万円
37,982 百万円
176,072 百万円
繰延税金資産の純額
1,301,855 百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.05%
(調整)
実効税率変更による影響額
16.61%
評価性引当額の増減
12.47%
在外子会社の留保利益に係る税率調整
△ 7.33%
子会社からの受取配当金消去
△ 5.88%
外国税額
△ 4.72%
当社と国内銀行連結子会社・国内信託銀行連結子会社
との実効税率差異
△ 3.75%
子会社による株式買入消却
△ 3.02%
その他
6.75%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
53.16%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標
準が、従来の「所得及び清算所得」と規定されていたもの(平成 15 年改正前地方税法
第 72 条の 12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変
更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、
利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、こ
れを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平成16年
4 月 1 日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなり
ます。
この変更に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降
の法定実効税率は、当社は当連結会計年度の 42.05%から 40.49%へ、国内銀行連
結子会社は当連結会計年度の 37.98%から 40.46%へ、国内信託銀行連結子会社は
当連結会計年度の 38.50%から 40.49%へそれぞれ変更となり、
「繰延税金資産」は
65,874 百万円増加、
「繰延税金負債」は 23 百万円減少し、当連結会計年度に計上さ
れた「法人税等調整額」は 56,623 百万円減少しております。また、「再評価に係る
繰延税金資産」及び「再評価に係る繰延税金負債」はそれぞれ 78 百万円、7,733 百
万円増加し、
「土地再評価差額金」は7,657百万円減少、
「その他有価証券評価差額金」
は 9,266 百万円増加しております。
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額 390,057 百万円
有価証券評価損
55,490 百万円
退職給付引当金
40,897 百万円
税務上の繰越欠損金
741,771 百万円
その他
122,032 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
1,350,249 百万円
△ 148,996 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
リース取引に係る未実現損益
在外子会社の留保利益
その他
1,201,253 百万円
397,659 百万円
88,688 百万円
20,486 百万円
38,870 百万円
繰延税金負債合計
545,704 百万円
繰延税金資産の純額
655,548 百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.05%
(調整)
子会社からの受取配当金消去
4.02%
評価性引当額の増減
△ 11.31%
当社と国内銀行連結子会社・国内信託銀行連結子会社
との実効税率差異
△ 4.00%
その他
0.67%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
31.43%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より当社及び一部の国内連結
子会社の法人事業税に係る課税標準の一部が、
「付加価値額」及び「資本等の金額」に
変更されることにより、これらが課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課
税標準とする税金には該当しないことになります。
これに伴い、前連結会計年度において、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計
算に使用する平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.49%としておりましたが、当連
結会計年度において、一部の地方自治体が改正後の法人事業税に超過税率の適用を決
めたことに伴い、平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.69%としております。
同様に、国内銀行連結子会社の平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.46%から
40.63%へ、国内信託銀行連結子会社の平成16年度以降の法定実効税率は40.49%
から 40.69%へ、それぞれ変更になっております。
この変更に伴い、
「繰延税金資産」は 3,352 百万円増加、
「繰延税金負債」は 0 百万
円増加し、当連結会計年度に計上された「法人税等調整額」は 5,081 百万円減少して
おります。また、
「再評価に係る繰延税金負債」は 577 百万円増加し、
「土地再評価差
額金」は同額減少、
「その他有価証券評価差額金」は 1,729 百万円減少しております。
(関連当事者との取引)
平成 14 年度(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
平成 15 年度(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
(1 株当たり情報)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
417,951 円 31 銭
1 株当たり当期純利益(△は 1 株当たり当期純損失)△ 30,238 円 63 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
―円
114
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
620,797 円 48 銭
87,156 円 62 銭
85,017 円 34 銭
当連結会計年度から、企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」
(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当
たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員
会)を適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して算定した、前連結会計年度の1株当たり情報
は次のとおりであります。
1 株当たり純資産額
515,355 円 98 銭
1 株当たり当期純利益(△は 1 株当たり当期純損失) △ 28,924 円 25 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
―円
なお、前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、純損失が計上されて
いるため記載しておりません。
(注)1. 1 株当たり当期純利益及び 1 株当たり当期純損失、並びに、潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次のとおりであります。
平成 14 年度
平成 15 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日) (自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1 株当たり当期純利益及び 1 株当たり当期純損失
当期純利益(△は当期純損失)
普通株主に帰属しない金額
利益処分による役員賞与金
利益処分による優先配当額
普通株式に係る当期純利益(△は当期純損失)
普通株式の期中平均株式数
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
千株
△ 161,495
8,335
ー
8,335
△ 169,831
5,616
560,815
7,376
84
7,292
553,438
6,349
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
当期純利益調整額
第二種優先株式配当額
普通株式増加数
第二種優先株式
百万円
百万円
千株
千株
ー
ー
ー
ー
576
576
166
166
第二種優先株式 (発行済株式数 100,000 株)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後 1 株当たり当
期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
2. 前連結会計年度の潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益は、純損失が計上されているため記載しておりません。
(重要な後発事象)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
当社は、リテール分野における競争力を強化・拡充して収益の向上を図るために、平成
16 年 3 月 23 日に、アコム株式会社と戦略的業務・資本提携を行うことについて合意い
たしました。その合意に基づき、当社は平成 16 年 4 月 20 日に、アコム株式会社の株式
20,732,340 株を取得いたしました。今後、当社及び当社の子会社との合算で、アコム
株式会社の発行済株式の議決権総数の15%に相当する株式を保有することになりました。
これによりアコム株式会社は、当社の持分法適用関連会社になる予定であります。
(1) 取得した株式の会社の名称、事業内容
① 名称
アコム株式会社
② 住所
東京都千代田区富士見二丁目 15 番 11 号
③ 代表者の氏名
木下 盛好
④ 資本金の額
63,832 百万円(平成 16 年 5 月 31 日現在)
⑤ 事業の内容
消費者ローン業務
(2) 取得した株式の数、取得価額及び取得後の持分比率
① 取得株式数
20,732,340 株
② 取得価額
1 株につき 6,650 円 総額 137,870 百万円
③ 持分比率
当社及び当社子会社の合算で発行済株式の議決権数の
15%に相当する持分を保有しております。
(3) 取得資金の調達方法
取得資金につきましては、株式会社東京三菱銀行からの借入金を充当しました。平
成 16 年 6 月 28 日において、当該借入金については全額返済しております。
有価証券関係
1. 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「特定取引資産」中の有価証券及び譲渡性預け金、「現金預け金」中の譲渡性預け金、並びに「買入金銭債権」中の有価証券及び商品投資受益権
等を含めて記載しております。
2.「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については、財務諸表における注記事項として記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
売買目的有価証券
平成15年度
4,829,854
連結貸借対照表計上額
981
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
5,655,999
△ 3,823
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
連結貸借
対照表計上額
時価
平成15年度
差額
うち益
うち損
連結貸借
対照表計上額
時価
差額
うち益
うち損
国内債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
192,446
ー
122,238
70,207
65,886
207,649
203,873
ー
129,778
74,095
70,419
207,649
11,427
ー
7,539
3,887
4,533
ー
11,427
ー
7,539
3,887
4,534
ー
ー
ー
ー
ー
1
ー
1,159,458
998,942
108,526
51,988
74,239
168,118
1,165,842
999,449
112,230
54,162
76,825
168,152
6,383
507
3,703
2,173
2,586
34
7,602
1,724
3,704
2,173
2,592
34
1,218
1,217
0
ー
5
ー
合計
465,981
481,942
15,960
15,961
1
1,401,815
1,410,820
9,004
10,228
1,224
(注) 1. 時価は、連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
115
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
取得原価
連結貸借
対照表計上額
平成15年度
評価差額
取得原価
うち益
うち損
連結貸借
対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
国内株式
国内債券
国債
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他
3,517,001 3,089,757
12,150,041 12,271,912
10,490,464 10,592,432
431,003
439,162
1,228,573 1,240,316
19,813
34,455
6,821,736 6,968,748
1,349,624 1,250,708
△ 427,244
121,870
101,968
8,159
11,742
14,642
147,012
△ 98,916
191,051
124,182
103,523
8,184
12,474
15,072
158,634
17,513
618,296 2,768,443 3,553,772
2,311 15,703,795 15,707,190
1,554 13,989,184 13,986,921
25
243,459
244,981
731 1,471,150 1,475,286
430
15,012
29,518
11,621 6,316,837 6,424,133
116,429 1,475,136 1,512,124
785,328
3,394
△ 2,263
1,522
4,136
14,506
107,296
36,987
891,328
40,723
31,617
2,734
6,371
14,827
115,867
51,846
105,999
37,328
33,880
1,212
2,235
321
8,570
14,858
合計
23,858,217 23,615,582
△ 242,635
506,454
749,089 26,279,224 27,226,739
947,514
1,114,592
167,078
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. 当社及び国内連結子会社は、市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、連結会計年度末におい
て時価が取得原価まで回復する見込みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、評価差額を連結会計年度の損失として処理しております。
「時価が著しく下落した」
と判
断する基準は、予め定めている資産の自己査定基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
4. 平成15年度の評価差額のうち、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額は191百万円(収益)であります。
4. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
売却額
その他有価証券
27,610,331
平成15年度
売却益の合計額
売却損の合計額
252,510
280,803
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
224,278
211,230
28,653,515
5. 時価評価されていない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額(2. を除く)
(単位:百万円)
平成14年度
平成15年度
満期保有目的の債券 外国債券
22,193
13,749
その他有価証券 国内株式
社債
外国債券
121,170
310,530
43,877
182,534
410,366
18,935
6. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(単位:百万円)
平成14年度
1年以内
1年超5年以内
平成15年度
5年超10年以内
10年超
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
国内債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
3,186,171
2,785,137
63,063
337,970
508,719
327,808
6,736,050
5,188,677
378,861
1,168,511
4,726,113
222,141
2,568,077
2,329,234
125,528
113,314
1,101,419
68,287
290,641
289,383
ー
1,258
738,569
492,003
8,211,601
7,818,442
92,371
300,787
1,047,316
261,669
6,917,038
5,246,113
168,187
1,502,737
4,350,417
232,304
1,020,579
793,757
97,475
129,346
447,576
188,395
1,132,321
1,127,550
ー
4,771
653,007
501,545
合計
4,022,698
11,684,306
3,737,783
1,521,215
9,520,586
11,499,760
1,656,551
2,286,875
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
10年超
(単位:百万円)
平成14年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
運用目的の金銭の信託
平成15年度
309,800
連結貸借対照表計上額
△ 9,024
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
334,316
8,247
2. 運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
(単位:百万円)
平成14年度
取得原価
連結貸借
対照表計上額
平成15年度
評価差額
取得原価
うち益
うち損
連結貸借
対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
運用目的及び満期保有
目的以外の金銭の信託
105,757
105,757
ー
ー
ー
134,664
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
116
135,061
396
396
ー
その他有価証券評価差額金
連結貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成14年度
評価差額
その他有価証券
運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
繰延税金資産(△は繰延税金負債)
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
少数株主持分相当額
持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る評価差額金のうち親会社持分相当額
その他有価証券評価差額金
平成15年度
△ 242,635
△ 242,635
ー
947,719
947,322
396
20,937
△ 386,457
△ 221,697
561,261
△ 2,200
△ 3,001
465
2,056
△ 223,432
560,316
(注) 平成15年度の評価差額からは、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額191百万円(収益)を除いております。
デリバティブ取引関係
1. 取引の状況に関する事項
平成 14 年度
(1) 取引の内容
当社グループの行っているデリバティブ取引は、以下のとおりであります。
・金利関連取引:金利スワップ、金利先物、金利オプション、金利先渡契約等
・通貨関連取引:通貨スワップ、通貨先物、通貨オプション、為替予約等
・株式関連取引:株式指数先物、株式指数オプション、有価証券店頭オプション等
・債券関連取引:債券先物、債券先物オプション、債券店頭オプション等
・その他:商品先物、商品オプション、商品スワップ、クレジットデリバティブ等
(2) 利用目的並びに取組方針
デリバティブ取引の主な目的は、以下のとおりであり、リスク管理・運営方針に基づ
き、積極的に取り組んでおります。
・顧客の資金運用調達の効率化や各種金融リスクのヘッジ手段の提供
・当社グループの短期的な為替・金利見通しに基づくトレーディング
・当社グループの資産・負債に係わる為替・金利リスク等の調整
なお、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、貸出金・預金等の多数の
金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理するマ
クロヘッジを実施しており、マクロヘッジに区分された取引については、「銀行業に
おける金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認
会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に定められたリスク調整アプローチによ
り取り組んでおります。マクロヘッジのリスク量の測定単位にはベーシス・ポイン
ト・バリュー(金利変動に対する価格感応度)などを使用し、リスク管理方針に定め
られた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となるデリバティブのリスク量が収
まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されているかどうかを検証することによ
り、ヘッジの有効性を評価しております。
(3) 取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクを内包しております。
市場リスクとは金利、有価証券の価格、為替レート等の様々な市場の変動により損失
を生じるリスクであり、当社グループでは、バリュー・アット・リスク(過去の市場
変動を基にして、保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最大損失額を
統計的に推定したリスク指標、以下VaR)を共通の尺度としてリスク量の計測を行っ
ております。
なお、当社グループにおける当連結会計年度におけるデリバティブ取引を含むトレー
ディング業務の VaR による市場リスク量は以下のとおりであります。
デリバティブを含むトレーディング業務のVaR
(単位:億円)
金額
リスクカテゴリー
日次平均
最大
最小
連結会計年度末日
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
コモディティー
分散効果
全体
14.6
5.2
6.6
8.0
6.3
1.4
△ 4.8
25.5
25.2
10.5
13.9
15.6
14.4
2.8
ー
35.9
9.3
1.9
3.3
2.0
2.7
0.5
ー
17.3
10.1
3.9
4.0
10.4
3.1
0.8
△ 3.8
20.6
また、信用リスクにつきましては、取引相手毎の取引含み損益を、原則日次で市場実
勢を基に算出し、これにポテンシャル・エクスポージャーを加えた金額を与信額とし
て管理を行っております。
なお、当社グループにおける当連結会計年度末におけるBIS自己資本比率規制に基づ
く連結ベースでの外国為替関連取引及び金利関連取引に係るオフバランス取引の信用
リスクに係る与信相当額は、以下のとおりであります。
与信相当額
種類
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
合計
(単位:億円)
金額
54,866
6,661
9,461
934
1,158
1,305
△ 37,944
36,443
(4) 取引に係るリスク管理体制
当社グループでは、持株会社がリスク管理に関するグループ全体の基本的な方針を決
定し、グループ銀行がその基本方針に則って、それぞれの連結子会社を含めた管理体
制を整備し、リスク管理を行っております。
持株会社では総合リスク管理委員会、グループ銀行では ALM 委員会・審議会を設置
し、市場リスク管理・運営に関する重要事項を協議・決定しております。
また、市場リスク限度額をリミットとして設けるとともに、損失額の上限についても
リミットを設定することにより、リスク量や損失額を一定の範囲に抑えるよう運営し
ております。当社グループ全体のリスクの状況及びリミット等の遵守状況は日次で経
営陣に報告しております。
また、信用リスクにつきましては、個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益
状況の把握、取引相手ごとのクレジットラインのチェックは、営業・運用担当部署か
ら独立した与信所管部署やリスク管理部署が実施し、適正なリスク管理に努めており
ます。
(注)測定の前提: 保有期間1日間、信頼区間99%、観測期間3年。最大および最小欄はリスク
カテゴリーにより実現した日が異なります。各リスクカテゴリーにおける
リスク量の合計は、分散効果等の影響により全体と一致しません。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
平成 15 年度
(1) 取引の内容
当社グループの行っているデリバティブ取引は、以下のとおりであります。
・金利関連取引:金利スワップ、金利先物、金利オプション、金利先渡契約等
・通貨関連取引:通貨スワップ、通貨先物、通貨オプション、為替予約等
・株式関連取引:株式指数先物、株式指数オプション、有価証券店頭オプション等
・債券関連取引:債券先物、債券先物オプション、債券店頭オプション等
・その他:商品先物、商品オプション、商品スワップ、クレジットデリバティブ等
(2) 利用目的並びに取組方針
デリバティブ取引の主な目的は、以下のとおりであり、リスク管理・運営方針に基づ
き、積極的に取り組んでおります。
・顧客の資金運用調達の効率化や各種金融リスクのヘッジ手段の提供
・当社グループの短期的な為替・金利見通しに基づくトレーディング
・当社グループの資産・負債に係わる為替・金利リスク等の調整
なお、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、貸出金・預金等の多数の
金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いてヘッジを実施して
おります。ヘッジ会計では預貸金、有価証券等のヘッジ対象と、金利スワップ、先物
等のヘッジ手段との間の関係が、一定基準の範囲内に収まることの検証が必要となっ
ており、各グループ銀行では既にこれに対応するための管理体制を構築しております。
(3) 取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクを内包しております。
市場リスクとは金利、有価証券の価格、為替レート等の様々な市場の変動により損失
を生じるリスクであり、当社グループでは、バリュー・アット・リスク(過去の市場
変動を基にして、保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最大損失額を
統計的に推定したリスク指標、以下VaR)を共通の尺度としてリスク量の計測を行っ
ております。
持株会社では、平成 15年10月からVaRの計測手法を従来の分散共分散法からヒス
トリカル・シミュレーション法に変更しております。ヒストリカル・シミュレーショ
ン法による計測を期初まで遡って実施し、当社グループの当連結会計年度におけるデ
リバティブ取引を含むトレーディング業務の VaR による市場リスク量を示すと以下
のとおりであります。
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
117
デリバティブを含むトレーディング業務のVaR(平成15年4月∼平成16年3月)
また、信用リスクにつきましては、取引相手毎の取引含み損益を、原則日次で市場実
勢を基に算出し、これに将来の予想損失額を加えた金額を与信額として計測を行って
おります。
なお、当社グループにおける当連結会計年度末におけるBIS自己資本比率規制に基づ
く連結ベースでの外国為替関連取引及び金利関連取引に係るオフバランス取引の信用
リスクに係る与信相当額は、以下のとおりであります。
(単位:億円)
金額
リスクカテゴリー
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
コモディティー
分散効果
全体
日次平均
35.9
22.0
15.5
14.9
6.9
3.6
△ 18.6
42.9
最大
最小
90.0
90.0
53.4
38.4
13.4
8.1
ー
93.9
12.0
7.1
3.4
3.8
2.8
0.7
ー
20.5
連結会計年度末日
26.9
19.2
15.3
7.3
8.6
6.9
△ 17.2
32.4
与信相当額
(単位:億円)
金額
リスクカテゴリー
日次平均
最大
最小
連結会計年度末日
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
コモディティー
分散効果
全体
14.6
7.7
5.1
6.3
5.2
1.4
△ 3.9
23.6
22.5
14.0
11.8
10.9
10.9
2.9
ー
34.0
9.8
2.8
2.2
3.1
2.2
0.2
ー
15.9
14.6
10.0
4.9
9.3
6.5
2.1
△ 5.9
26.5
金額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
合計
(注)測定の前提: 保有期間10営業日、信頼区間99%、観測期間701営業日。最大および最
小欄はリスクカテゴリーにより実現した日が異なる。各リスクカテゴリー
におけるリスク量合計は、分散効果等の影響により全体と一致しない。
(ご参考)従来の計測手法(分散共分散法)による
デリバティブを含むトレーディング業務のVaR(平成15年4月∼平成16年3月)
(単位:億円)
種類
43,178
5,996
9,830
888
1,483
818
△ 34,924
27,272
(4) 取引に係るリスク管理体制
当社グループでは、持株会社がリスク管理に関するグループ全体の基本的な方針を決
定し、グループ銀行がその基本方針に則って、それぞれ管理体制を整備し、リスク管
理を行っております。
持株会社では総合リスク管理委員会、グループ銀行では ALM 委員会・審議会を設置
し、市場リスク管理・運営に関する重要事項を協議・決定しております。
また、グループ銀行では市場リスク限度額をリミットとして設けるとともに、損失額
の上限についてもリミットを設定することにより、リスク量や損失額を一定の範囲に
抑えるよう運営しております。当社グループ全体のリスクの状況及びリミット等の遵
守状況は日次で経営陣に報告しております。
また、信用リスクにつきましては、個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益
状況の把握、取引相手ごとのクレジットラインのチェックは、運用担当部署から独立
した与信所管部署やリスク管理部署が実施し、適正なリスク管理に努めております。
(注)測定の前提: 保有期間1営業日、信頼区間99%、観測期間3年。最大および最小欄はリス
クカテゴリーにより実現した日が異なる。各リスクカテゴリーにおけるリ
スク量合計は、分散効果等の影響により全体と一致しない。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
取引所 金利先物
売建
買建
金利オプション
売建
買建
店頭 金利先渡契約
売建
買建
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
受取固定・支払固定
その他
売建
買建
評価損益
4,979,785
6,782,908
235,364
660,290
△ 37,589
27,458
△ 37,589
27,458
5,062,217
7,269,929
909,474
940,996
△ 5,910
10,638
△ 5,910
10,638
16,690,400
22,234,614
ー
8,124
△ 17,299
35,101
△ 10,658
21,088
7,902,073
6,325,931
12,682
ー
△ 1,262
4,751
590
571
702,374
799,281
452
42,336
973
△ 2,649
973
△ 2,649
3,072,496
5,547,431
55,796
52,845
1,138
△ 2,979
1,138
△ 2,979
105,883,942
104,900,874
5,791,662
194,856
7,270,211
5,831,717
81,131,283
4,109,124
4,109,124 112,964,433 83,238,402
2,544,621
2,361,182
79,166,025 △ 3,989,686 △ 3,989,686 110,351,824 81,617,025 △ 2,407,427 △ 2,252,206
4,209,716
△ 8,915
△ 8,915
6,991,012
5,278,564
△ 5,184
311
100,767
△ 4,233
△ 4,233
149,425
114,540
△ 3,449
△ 3,449
4,439,813
3,499,145
△ 98,797
102,466
△ 64,203
68,460
115,954
109,168
合計
7,235,548
6,415,390
4,263,448
3,739,599
△ 40,441
86,268
△ 29,086
44,219
180,761
125,016
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
取引所 通貨先物
売建
買建
店頭 通貨スワップ
為替予約
売建
買建
通貨オプション
売建
買建
118
時価
うち1年超
合計
時価
評価損益
うち1年超
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
533
11,793
ー
ー
ー
ー
ー
ー
9,539,280
6,189,546
△ 109,996
△ 109,996
9,228,301
6,242,132
△ 19,610
△ 19,614
23,912
16,662
ー
ー
△ 523
788
△ 523
788
24,428,901
25,280,420
1,006,708
878,779
213,009
△ 168,494
213,009
△ 168,494
883
883
ー
ー
△6
6
6
△3
4,642,986
4,417,684
566,576
525,244
△ 86,801
89,415
888
21,575
△ 109,731
△ 109,729
27,519
47,364
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3.の取引は、上記記載
から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3. 平成14年度については、業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置に基づ
き、期間損益計算を行っている通貨スワップ取引については、上記記載から除いており
ます。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成14年度
契約額等
通貨スワップ
時価
評価損益
5,800,174 △ 47,725
取引所 通貨先物
売建
買建
564
2,985
店頭 為替予約
売建
買建
27,811,969
30,148,731
通貨オプション
売建
買建
△ 47,725
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直しを行
い、その損益を連結損益計算書に計上しているものは、上記記載から除いております。
4,991,663
4,705,518
4. 従来、引直し対象としていた先物為替予約、通貨オプション等は、平成15年度からは上
記に含めて記載しております。
なお、業種別監査委員会報告第25号に基づきヘッジ会計を適用している通貨スワップ
取引等については、上記記載から除いております。
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
96,698
82
ー
ー
1,560
△0
1,560
△0
117,944
1,384
ー
ー
△ 3,692
45
△ 3,692
45
株式指数オプション
売建
買建
19,693
11,450
ー
ー
△ 247
1,508
38
72
22,560
8,494
ー
ー
93
13
32
△9
店頭 有価証券店頭オプション
売建
買建
49,054
69,266
25,657
39,394
△ 1,980
2,455
△ 1,185
1,825
33,990
29,893
16,976
2,496
1,574
1,487
△ 1,569
864
38
ー
38
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
260
1,007
ー
ー
7
△ 57
7
△ 57
336
1,493
ー
ー
△ 42
185
△ 42
185
ー
ー
ー
ー
34
ー
ー
ー
3,246
2,261
△ 334
△ 4,186
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・株価指数変化率支払
有価証券店頭指数等先渡取引
売建
買建
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
時価
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
539,459
551,546
27,604
22,762
△ 1,052
1,025
△ 1,052
1,025
754,992
885,372
9,510
25,342
1,524
△ 4,212
1,524
△ 4,212
債券先物オプション
売建
買建
88,630
202,912
37,431
37,431
△ 139
276
260
△ 300
502,494
731,956
ー
ー
3,200
1,852
△ 1,477
△ 1,118
店頭 債券店頭オプション
売建
買建
487,927
310,284
ー
ー
△ 3,661
691
△ 1,187
△ 116
1,154,357
1,180,227
ー
ー
6,238
1,884
△ 3,718
△ 1,356
△ 2,859
△ 1,370
10,487
△ 10,359
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
119
(5) 商品関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 商品先物
売建
買建
店頭 商品スワップ
商品指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・商品指数変化率支払
商品オプション
売建
買建
評価損益
うち1年超
1,123
3,491
ー
3,224
△ 41
159
△ 41
159
3,571
4,314
2,375
3,163
△ 112
242
△ 112
242
138,709
123,008
71,273
45,895
△ 14,903
14,654
△ 14,903
14,654
107,668
116,974
72,471
68,050
△ 15,660
16,677
△ 15,660
16,677
28,774
33,528
8,192
7,546
△ 1,881
3,903
△ 505
1,999
20,168
17,490
5,011
4,570
2,184
2,483
△ 2,831
1,708
1,891
1,362
5,814
23
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、国際石油取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算定しております。
3. 商品は主に石油に係るものであります。
(6) クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
店頭 クレジット・デフォルト・オプション
売建
買建
その他
売建
買建
評価損益
うち1年超
342,536
489,391
275,427
334,624
29,452
648
29,452
648
412,780
517,483
317,074
479,892
△ 22,836
△ 3,496
△ 22,836
△ 3,496
3,227
ー
ー
ー
286
ー
286
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
30,386
30,386
△ 26,332
△ 26,332
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
(7) その他
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
店頭 ウェザー・デリバティブ
売建
買建
215
ー
時価
評価損益
うち1年超
ー
ー
合計
△8
ー
26
ー
△8
26
335
335
5
5
△ 22
22
45
△ 10
ー
35
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 オプション価格計算モデル等により算定しております。
セグメント情報
1. 事業の種類別セグメント情報
(単位:百万円)
平成14年度
銀行業
信託銀行業
証券業
その他
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
120
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
1,975,522
33,684
569,401
17,048
86,953
10,835
140,650
41,309
2,772,528
102,877
ー
(102,877)
2,772,528
ー
2,772,528
計
2,009,207
586,449
97,789
181,959
2,875,405
(102,877)
経常費用
2,165,525
755,789
131,928
151,444
3,204,687
(71,896)
3,132,790
経常利益(△は経常損失)
△ 156,318
△ 169,339
△ 34,139
30,515
△ 329,281
(30,980)
△ 360,262
77,204,126
61,738
68,183
20,366,715
14,207
25,116
4,185,210
8,331
15,752
II 資産
減価償却費
資本的支出
1,726,646 103,482,699
1,964
86,242
1,807
110,860
(4,307,379) 99,175,319
ー
86,242
ー
110,860
(注) 1. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2. その他には、クレジットカード業、
リース業等が属しております。
3. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年 東京都条例第145号)
(以下「都条例」
という)が施
行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月
26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金11,741百万円及び損害賠償金300百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29
日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、同年4月9日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等
裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金30,409百万円の請求を認める判決を言い渡しました。同年2月10日、東京都は、上告及び上告受理申立てをし、同月13日、国
内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審原告各行も上告及び上告受理申立てをしております。このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は都条例が
違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標
準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めたという
ことではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は19,593百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経
常損失は同額増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが14,960百万円、信託銀行業によるものが4,633百万円であります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含
められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は102,488百万円減少しましたが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが99,307百万円、信託銀行業によるものが
3,180百万円であります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年 大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)
が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。平成14年4月4日に、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、
府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例
に関する条例の一部を改正する条例」
(平成14年 大阪府条例第77号)
(以下「平成14年改正府条例」
という)が、平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標
準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」
(平成15年 大阪府条例第14号)
(以下「平成15年改正府条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特
例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係る事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受
け、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただ
し、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含めら
れる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は17,240百万円減少しましたが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが16,722百万円、信託銀行業によるものが517百
万円であります。
4.「地方税法等の一部を改正する法律」
(平成15年 法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所
得及び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年 改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」
及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に
係る法人事業税は、平成16年4月1日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなります。この変更に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平
成16年度以降の法定実効税率は、当社は当連結会計年度の42.05%から40.49%へ、国内銀行連結子会社は当連結会計年度の37.98%から40.46%へ、国内信託銀行連結子会社は当
連結会計年度の38.50%から40.49%へそれぞれ変更となり、資産の金額は65,953百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業での増加によるものが56,480百万円、信託
銀行業での増加によるものが9,491百万円、証券業での減少によるものが18百万円、その他での減少によるものが0百万円であります。
5. 企業会計基準第1号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」
(平成14年2月21日 企業会計基準委員会)が平成14年4月1日以後に適用されることとなったことに伴い、当
連結会計年度から同会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常損失は21,444百万円減少しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業での増加によ
るものが15,445百万円、信託銀行業での減少によるものが36,889百万円であります。
(単位:百万円)
平成15年度
銀行業
信託銀行業
証券業
その他
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
1,758,067
26,576
483,201
15,920
179,776
16,177
134,137
73,836
計
1,784,643
499,122
195,954
経常費用
1,392,766
368,205
152,144
経常利益
II 資産
減価償却費
資本的支出
391,877
130,916
43,810
82,744,892
75,220
124,701
19,245,673
15,984
22,154
6,263,561
12,927
9,216
2,555,183
132,510
ー
(132,510)
2,555,183
ー
207,973
2,687,694
(132,510)
2,555,183
129,868
2,042,984
(66,173)
1,976,811
78,104
644,709
(66,337)
578,371
1,760,740 110,014,868
2,363
106,495
5,235
161,308
(3,399,381) 106,615,487
ー
106,495
ー
161,308
(注) 1. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2. その他には、クレジットカード業、
リース業等が属しております。
3. 国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(平成14年7月29日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第25号」
という)に規定する経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ取引及
び資金関連スワップ取引については、業種別監査委員会報告第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本
公認会計士協会)に基づき、資金取引として発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき、デリバティブ取
引として時価評価し、正味の債権及び債務を連結貸借対照表に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、資産は62,207百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが59,734百万円、信託銀行業によるものが2,473百万
円であります。
国内銀行連結子会社の上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置を適用し、相殺のうえ「その他資産」中
のその他の資産又は「その他負債」中のその他の負債で純額表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本則規定に基づき総額で表示するとともに、「特定取引資産」及び「特定
取引負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上しております。また、国内信託銀行連結子会社の上記以外の先物外国為替取引等
に係る円換算差金は、従来、
「その他資産」中のその他の資産又は「その他負債」中のその他の負債に表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本則規定に基づき「特定取引資
産」及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上しております。これらの変更に伴い、従来の方法によった場合と比較
して、資産は467,635百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが466,600百万円、信託銀行業によるものが1,034百万円であります。
4. 組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主義による期間損益
計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分管理している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価
差額を当連結会計年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報告第24号の本則規定の
適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産又は金融負債と区別せず一体として処理して
いた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することが合理
的であるため、会計処理を変更したものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は10,435百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが8,885百万円、信託銀行業によるもの
が1,550百万円であります。
5. 当連結会計年度において、国内銀行連結子会社のデリバティブトレーディング業務の一部を、三菱証券に移植しております。従って、証券業セグメントの経常収益、経常費用には、移植された業
務によるものが含まれております。
2. 所在地別セグメント情報
(単位:百万円)
平成14年度
日本
北米
中南米
欧州・中近東
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
1,811,995
88,140
558,864
19,708
計
1,900,135
経常費用
2,285,305
経常利益(△は経常損失)
II 資産
36,366
30,571
244,205
57,966
121,097
24,020
2,772,528
220,406
578,572
66,937
302,172
145,117
2,992,935
(220,406)
2,772,528
575,764
67,687
301,134
98,344
3,328,236
(195,446)
3,132,790
46,772
△ 335,301
(24,960)
△ 360,262
△ 385,169
2,808
△ 750
1,038
84,626,818
14,753,060
1,668,179
8,452,586
ー
(220,406)
2,772,528
ー
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
4,981,919 114,482,564 (15,307,244) 99,175,319
(注) 1. 当社及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経
常収益及び経常利益を記載しております。
2. 北米には米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、パナマ、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアには
香港、シンガポール、中国等が属しております。
121
3. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年 東京都条例第145号)
(以下「都条例」
という)が施
行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。平成12年10月18日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、東京都及び東京都知事を被告として、都
条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金11,741百万円及び損害賠償金300百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、同年4月9日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審
原告各行も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金30,409百万円の請求を認める判決を言い渡しました。同
年2月10日、東京都は、上告及び上告受理申立てをし、同月13日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審原告各行も上告及び上告受理申立てをしております。この
ように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、
前連結会計年度と同様に東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当で
あると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は19,593百万円を「そ
の他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、この影響は日本におけるものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は102,488百万円減少しましたが、この影響は日本におけるものであります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年 大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)
が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。平成14年4月4日に、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、
府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例
に関する条例の一部を改正する条例」
(平成14年 大阪府条例第77号)
(以下「平成14年改正府条例」
という)が、平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標
準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」
(平成15年 大阪府条例第14号)
(以下「平成15年改正府条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特
例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係る事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受
け、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただ
し、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含めら
れる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は17,240百万円減少しましたが、この影響は日本におけるものであります。
4.「地方税法等の一部を改正する法律」
(平成15年 法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所
得及び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年 改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」
及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に
係る法人事業税は、平成16年4月1日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなります。この変更に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平
成16年度以降の法定実効税率は、当社は当連結会計年度の42.05%から40.49%へ、国内銀行連結子会社は当連結会計年度の37.98%から40.46%へ、国内信託銀行連結子会社は当
連結会計年度の38.50%から40.49%へそれぞれ変更となり、資産の金額は65,953百万円増加しておりますが、この影響は日本におけるものであります。
5. 企業会計基準第1号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」
(平成14年2月21日 企業会計基準委員会)が平成14年4月1日以後に適用されることとなったことに伴い、当
連結会計年度から同会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常損失は21,444百万円減少しておりますが、この影響は日本におけるものであります。
(単位:百万円)
平成15年度
日本
北米
中南米
欧州・中近東
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
12,734
21,897
212,057
39,537
93,982
11,193
2,555,183
155,780
ー
(155,780)
2,555,183
ー
1,866,140
453,420
34,632
251,594
105,176
2,710,964
(155,780)
2,555,183
経常費用
1,480,462
316,804
40,581
198,885
75,377
2,112,111
(135,299)
1,976,811
29,798
598,853
(20,481)
578,371
経常利益(△は経常損失)
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
445,309
8,111
計
II 資産
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
1,791,099
75,041
385,678
136,616
△ 5,949
52,709
89,689,123
12,381,390
1,448,174
8,874,638
4,844,420 117,237,747 (10,622,260) 106,615,487
(注) 1. 当社及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経
常収益及び経常利益を記載しております。
2. 北米には米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、パナマ、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアには
香港、シンガポール、中国等が属しております。
3. 国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(平成14年7月29日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第25号」
という)に規定する経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ取引及
び資金関連スワップ取引については、業種別監査委員会報告第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本
公認会計士協会)に基づき、資金取引として発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき、デリバティブ取
引として時価評価し、正味の債権及び債務を連結貸借対照表に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、資産は62,207百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ日本におけるものが22,231百万円、北米におけるものが398百万円、欧
州・中近東におけるものが38,159百万円、アジア・オセアニアにおけるものが1,418百万円であります。
国内銀行連結子会社の上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置を適用し、相殺のうえ「その他資産」中
のその他の資産又は「その他負債」中のその他の負債で純額表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本則規定に基づき総額で表示するとともに、「特定取引資産」及び「特定
取引負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上しております。また、国内信託銀行連結子会社の上記以外の先物外国為替取引等
に係る円換算差金は、従来、
「その他資産」中のその他の資産又は「その他負債」中のその他の負債に表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本則規定に基づき「特定取引資
産」及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上しております。これらの変更に伴い、従来の方法によった場合と比較
して、資産は467,635百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ日本におけるものが231,352百万円、北米におけるものが33,880百万円、中南米におけるものが1,937百万円、
欧州・中近東におけるものが168,528百万円、アジア・オセアニアにおけるものが31,935百万円であります。
4. 組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主義による期間損益
計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分管理している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価
差額を当連結会計年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報告第24号の本則規定の
適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産又は金融負債と区別せず一体として処理して
いた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することが合理
的であるため、会計処理を変更したものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は10,435百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ日本におけるものが9,974百万円、北米におけるものが461
百万円であります。
3. 海外経常収益
(単位:百万円)
平成14年度
I 海外経常収益
II 連結経常収益
III 海外経常収益の連結経常収益に占める割合
960,533
2,772,528
34.6%
平成15年度
764,083
2,555,183
29.9%
(注) 1. 一般企業の海外売上高に代えて、海外経常収益を記載しております。
2. 海外経常収益は、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の海外店取引、並びに海外連結子会社の取引に係る経常収益(ただし、連結会社間の内部経常収益を除く)で、こうした膨
大な取引を相手先別に区分していないため、国又は地域ごとのセグメント情報は記載しておりません。
122
連結情報
1. 国内・海外別収支の内訳
(単位:億円)
平成14年度
国内
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
海外
7,626
10,672
3,045
信託報酬
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
特定取引収支
特定取引収益
特定取引費用
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
平成15年度
相殺消去額(△)
3,458
7,463
4,004
497
1,218
721
合計
国内
10,588
16,916
6,328
海外
7,882
9,917
2,035
相殺消去額(△)
3,253
5,738
2,484
844
1,478
633
合計
10,291
14,177
3,885
829
185
0
1,014
705
158
0
864
2,917
3,617
700
1,217
1,513
296
587
851
263
3,547
4,280
732
3,506
4,279
772
1,238
1,409
170
528
810
282
4,216
4,877
661
609
627
18
190
211
21
ー
39
39
799
799
ー
1,201
1,231
29
155
177
21
0
52
51
1,356
1,356
ー
1,434
2,352
917
121
488
366
31
54
22
1,524
2,786
1,261
880
2,354
1,474
55
288
232
30
209
179
905
2,433
1,528
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内に本店を有する連結子会社(海外店を除く。以下「国内連結子会社」
という)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下
「海外連結子会社」
という)です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「資金調達費用」は金銭の信託運用見合費用を控除して表示しています。
2. 国内・海外別資金運用/調達の内訳
(1) 平均残高
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
700,484
380,859
264,472
19,337
25,897
201,006
110,221
27,945
11,919
48,604
91,569
13,584
53,207
7,976
16,564
809,921
477,496
239,210
23,280
57,937
730,725
384,495
276,960
38,549
20,632
184,839
93,187
28,233
12,002
44,710
93,617
14,666
49,438
10,131
19,309
821,947
463,016
255,755
40,419
46,033
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引受入担保金
借用金等
697,195
509,881
31,049
13,463
23,540
75,574
177,803
107,289
3,518
ー
17,318
32,844
42,964
10,818
1,399
29
8,533
18,564
832,034
606,352
33,168
13,433
32,325
89,854
738,214
540,055
32,471
4,985
25,722
94,785
180,803
106,148
2,408
ー
26,015
25,198
43,837
11,203
1,671
7
10,787
19,678
875,180
635,000
33,207
4,978
40,950
100,305
(2) 利息、利回り
(単位:億円)
平成14年度
平成15年度
利息
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
利回り
2.08%
2.12
1.58
利息
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
9,917
5,629
3,445
5,738
3,300
848
1,478
195
888
14,177
8,734
3,404
利回り
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引
支払保証金
預け金等
10,672
5,924
3,277
7,463
4,485
1,114
1,218
247
609
16,916
10,162
3,783
128
265
233
951
99
258
263
959
1.13
1.65
107
206
172
668
96
223
183
651
0.45
1.41
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引
受入担保金
借用金等
3,045
973
9
85
4,004
1,525
90
ー
721
181
0
0
6,328
2,318
99
85
0.76
0.38
0.29
0.63
2,035
707
6
40
2,484
1,050
55
ー
633
139
0
0
3,885
1,619
61
40
0.44
0.25
0.18
0.80
218
580
318
900
105
318
431
1,162
1.33
1.29
181
550
317
508
103
278
395
780
0.96
0.77
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出していますが、一部の連結子会社については、月末毎の残高等に基づく平均残高を利用しています。
3. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
4. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しています。
5. 預け金等にはコールローン、買入手形、買現先勘定を含んでいます。
6. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、売現先勘定、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
1.72%
1.88
1.33
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
123
3. 国内・海外別役務取引の内訳
(単位:億円)
平成14年度
国内
役務取引等収益
うち為替業務
その他商業銀行業務
信託関連業務
保証業務
証券関連業務
役務取引等費用
うち為替業務
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
3,617
720
591
373
306
374
1,513
199
739
ー
76
66
851
26
34
9
76
28
4,280
893
1,296
363
306
412
4,279
729
809
394
306
651
1,409
181
679
ー
77
72
810
13
18
89
75
30
4,877
896
1,469
305
308
693
700
160
296
11
263
5
732
166
772
153
170
8
282
3
661
159
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他商業銀行業務」には、預金・貸出業務、代理業務、保護預り・貸金庫業務等を含んでいます。
4. 国内・海外別特定取引の内訳
(1) 特定取引収益・費用
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引収益
うち商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
627
240
4
357
24
211
22
33
154
1
39
15
2
21
ー
799
246
34
491
26
1,231
470
△9
753
16
177
55
11
109
0
52
28
ー
24
0
1,356
498
2
839
16
特定取引費用
うち商品有価証券費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他の特定取引費用
18
ー
3
15
ー
21
15
△0
5
ー
39
15
2
21
ー
ー
ー
ー
ー
ー
29
32
ー
△2
ー
21
ー
ー
21
0
51
32
ー
19
0
ー
ー
ー
ー
ー
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
(2) 特定取引資産・負債
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
124
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引資産
うち商品有価証券
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
56,277
19,680
71
28
0
11,115
25,381
8,598
2,581
ー
626
0
5,379
11
8,747
ー
ー
ー
ー
8,747
ー
56,129
22,261
71
655
0
7,747
25,393
60,105
21,698
98
ー
ー
7,281
31,026
7,793
2,833
ー
1,000
ー
3,957
1
2,178
ー
ー
ー
ー
2,178
ー
65,721
24,532
98
1,000
ー
9,060
31,028
特定取引負債
うち売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引負債
17,858
6,265
20
ー
0
11,377
193
6,564
919
ー
156
0
5,475
12
8,747
ー
ー
ー
ー
8,747
ー
15,675
7,185
20
156
0
8,105
206
25,140
17,960
164
ー
0
6,600
415
5,265
846
ー
101
0
4,317
0
2,162
ー
ー
ー
ー
2,162
ー
28,243
18,806
164
101
0
8,755
415
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
5. 貸出金の状況
(1) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成14年度
残高
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
建設業
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
各種サービス業
その他
構成比
374,031
54,763
12,301
50,926
36,677
44,573
47,913
126,875
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
残高
100.00%
14.64
3.29
13.61
9.81
11.92
12.81
33.92
95,472
1,654
7,532
86,285
合計
平成15年度
構成比
387,823
53,043
9,684
45,807
38,509
44,958
45,989
149,830
100.00
1.73
7.89
90.38
100.00%
13.68
2.50
11.81
9.93
11.59
11.86
38.63
78,077
1,187
6,782
70,107
469,503
100.00
1.52
8.69
89.79
465,901
(注)「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
(2) リスク管理債権の状況
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成14年度
平成15年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
965
12,081
203
12,444
461
6,934
122
7,016
合計
25,694
14,535
469,503
465,901
5.47%.
3.11%.
貸出金残高
貸出金に占める比率
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成14年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
平成15年度
12,972
25,694
50.48%
8,326
14,535
57.28%
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
③ 地域別リスク管理債権
(単位:億円)
平成14年度
平成15年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
合計
国内
605
9,416
175
11,436
海外
359
2,665
28
アジア
3
329
インドネシア
タイ
香港
その他
ー
0
ー
2
288
米国
その他
合計
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
21,634
258
5,852
113
5,035
11,260
1,007
4,060
202
1,082
8
1,980
3,274
1
332
666
0
70
ー
195
266
81
68
18
162
1
ー
ー
ー
61
66
147
57
143
135
165
221
ー
ー
ー
0
16
24
ー
29
ー
ー
ー
ー
28
81
47
38
45
105
47
67
1,467
9
362
2,127
139
667
4
1,493
2,305
合計
67
867
17
312
1,266
62
343
4
291
702
965
12,081
203
12,444
25,694
461
6,934
122
7,016
14,535
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
125
④ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成14年度
平成15年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
合計
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
国内
製造業
建設業
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
各種サービス業
その他
消費者
605
93
85
119
2
71
143
49
42
9,416
860
1,235
1,932
173
2,460
803
573
1,376
175
12
24
1
0
73
11
1
50
11,436
2,073
1,228
2,700
73
2,551
1,539
406
862
21,634
3,039
2,573
4,753
249
5,157
2,498
1,030
2,331
258
28
40
48
ー
25
67
3
44
5,852
764
467
811
159
1,774
850
433
590
113
0
2
3
ー
76
9
1
19
5,035
1,079
315
1,428
55
1,253
546
109
246
11,260
1,874
825
2,291
215
3,129
1,474
547
901
海外
金融機関
商工業
その他
359
39
261
58
2,665
21
2,553
90
28
ー
27
1
1,007
ー
950
57
4,060
61
3,792
206
202
11
191
0
1,082
33
969
78
8
ー
8
0
1,980
792
936
251
3,274
837
2,105
331
合計
965
12,081
203
12,444
25,694
461
6,934
122
7,016
14,535
合計
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
6. 国内・海外別有価証券残高
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
105,918
5,674
16,204
34,858
57,860
5
ー
6
16
29,250
ー
ー
ー
2,577
5,633
105,924
5,674
16,210
32,296
81,477
149,846
3,580
19,379
40,362
47,509
12
ー
5
16
30,193
ー
ー
9
2,766
4,834
149,858
3,580
19,376
37,612
72,868
合計
220,516
29,278
8,211
241,583
260,677
30,227
7,609
283,295
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでいます。
7. 国内・海外別預金種類別残高
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
126
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
流動性預金
定期性預金
その他の預金
255,022
225,673
49,577
52,117
54,147
1,016
1,250
9,175
884
305,889
270,645
49,708
274,229
223,316
50,572
48,955
74,043
930
1,154
9,128
789
322,030
288,231
50,713
計
530,272
107,282
11,310
626,243
548,119
123,929
11,072
660,975
譲渡性預金
合計
39,334
2,675
1,550
40,459
27,411
2,524
1,739
28,195
569,606
109,957
12,861
666,702
575,530
126,453
12,812
689,171
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
4. 定期性預金=定期預金+定期積金
8. 連結自己資本比率(国際統一基準)
平成 14 年度より、当社は連結自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、監査法人トーマツの外部監査を受け、調査報告書を受領しています。なお、当該外部監査は日本公認会
計士協会業種別監査委員会報告第 30 号に基づき、監査法人トーマツが当社との間で合意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査
の基準」に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそれに関連する連結自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
平成13年度
基本的項目
補完的項目
控除項目
自己資本額
平成15年度
11,465
2,221
ー
8,346
11,469
ー
ー
1,939
ー
ー
ー
1,053
△ 266
87
ー
12,580
2,221
ー
ー
ー
9,320
9,332
3,201
ー
2,209
ー
44
△ 734
158
ー
12,580
1,371
ー
ー
ー
9,313
14,641
3,472
ー
ー
ー
36
△ 1,154
223
ー
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券(注 2)
31,811
ー
31,286
ー
38,594
ー
その他有価証券の連結貸借対照表計上額の合計額から
帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 3)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
612
1,462
7,745
22,940
5,930
17,010
ー
1,473
8,060
20,121
5,587
14,534
4,280
1,336
6,022
19,939
5,204
14,735
計
32,761
29,655
31,578
31,453
28,476
31,578
ー
300
300
ー
300
300
うち自己資本への算入額
準補完的項目
平成14年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
連結剰余金
資本剰余金
利益剰余金
連結子会社の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
為替換算調整勘定
営業権相当額(△)
連結調整勘定相当額(△)
(B)
短期劣後債務(注 5)
うち自己資本への算入額
控除項目
(注 6)
(A)+(B)+(C)−(D)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
リスク・アセット等
マーケット・リスク相当額に係る額((H)/ 8%)
(参考)マーケット・リスク相当額
計 (F)+(G)
(C)
(D)
1,059
379
545
(E)
62,205
59,684
69,927
(F)
(G)
(H)
512,609
79,756
592,366
10,992
879
470,271
71,412
541,683
8,812
704
462,056
68,956
531,012
8,955
716
(I)
603,358
550,496
539,967
10.30%
10.84%
12.95%
連結自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I ) x 100
(注) 1. 連結自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づいて算出したものであり、日本基準に基づく連結財務諸表をベースにしています。なお、当社は、
国際統一基準を適用のうえ、マーケット・リスク規制を導入しています。
2. 告示第4条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
3. 告示第5条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払いの義務の延期が認められるものであること
4. 告示第5条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。但し、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
5. 告示第6条に掲げる劣後債務で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)契約時における償還期間が2年以上のものであること
(3)約定された償還期日以前に償還されないものであること
(4)銀行が当該劣後債務の元利払いを行った後においても自己資本比率が8パーセント以上となる場合を除き、元利払いを行わないとの特約が付されていること
6. 告示第7条第1項第1号に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額、及び第2号に規定するものに対する投資に相当する額です。
9. 従業員数(連結)
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(単位:人)
平成13年度
従業員数
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
43,020
平成14年度
44,544
平成15年度
43,627
(注) 従業員数は、海外の現地採用者を含み、嘱託及び臨時従業員(平成13年度13,355人、平成14年度13,098人、平成15年度13,481人)を含んでいません。
127
財務諸表
三菱東京フィナンシャル・グループの銀行法第 52 条の 29 第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商
法の特例に関する法律(昭和 49 年法律第 22 号)により、監査法人トーマツの監査を受けています。また、三菱東京フィナンシャル・グループ
の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表につきましては、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、
監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しています。
1. 貸借対照表
平成15年度末
(平成15年3月31日)
(平成16年3月31日)
34,360
104
15,544
1,422
57,571
32
51,315
3
流動資産合計
51,432
108,923
固定資産
有形固定資産
建物
器具及び備品
211
156
192
116
有形固定資産合計
367
308
無形固定資産
商標権
ソフトウェア
その他
55
315
1
51
501
1
無形固定資産合計
372
554
営業費用
販売費及び一般管理費
営業利益
27,232
22,067
5,165
69,321
64,548
4,773
3,240
3,240
4,585
4,585
23,991
64,735
営業外収益
受取利息
有価証券利息
ソフトウェア貸与料
その他
4,861
6
4,729
ー
125
35
4
ー
15
15
営業外費用
転換社債利息
創立費償却
新株発行費償却
その他
6,437
4,729
343
1,351
13
344
ー
343
ー
0
ー
ー
ー
4,210,914
税引前当期純利益
22,143
64,426
4,211,622
4,211,778
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
859
△ 2,105
△ 84
36
1,031
687
当期純利益
23,389
64,474
前期繰越利益
中間配当額
25,083
4,167
15,215
3,812
当期未処分利益
44,305
75,876
1,031
687
4,321,389
(負債の部)
流動負債
未払金
未払費用
未払法人税等
預り金
賞与引当金
12,241
112
292
54
78
38,703
7
3
53
74
流動負債合計
12,779
38,842
負債合計
12,779
38,842
1,258,052
1,258,052
経常利益
3. 利益処分計算書
2,350,244
2,350,244
600,000
ー
ー
599,962
2,950,244
2,950,207
44,305
75,876
利益剰余金合計
44,305
75,876
△ 1,296
△ 1,589
資本合計
4,251,306
4,282,547
負債・資本合計
4,264,085
4,321,389
(単位:百万円)
平成14年度
平成15年度
主総会承認日
主総会承認日
( 株平成15年6月27日
) ( 株平成16年6月29日
)
(当期未処分利益の処分)
当期未処分利益
利益処分額
第一種優先株式配当金
44,305
29,089
3,357
75,876
42,323
3,357
(1 株につき 41,250 円)(1 株につき 41,250 円)
第二種優先株式配当金
利益剰余金
当期未処分利益
自己株式
営業収益
関係会社受取配当金
関係会社受入手数料
4,210,347
48
518
4,264,085
資本剰余金合計
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
64,426
4,210,881
(資本の部)
資本金
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
資本準備金減少差益
資本金及び資本準備金減少差益
平成15年度
272
2
269
投資その他の資産合計
資産合計
(単位:百万円)
平成14年度
22,415
4,210,347
12
521
繰延資産合計
2. 損益計算書
特別損失
固定資産売却損
固定資産除却損
投資その他の資産
関係会社株式
繰延税金資産
その他
繰延資産
創立費
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成14年度末
(資産の部)
流動資産
現金及び預金
繰延税金資産
未収入金
その他
固定資産合計
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(単位:百万円)
810
121
(1 株につき 8,100 円) (1 株につき 8,100 円)
普通株式配当金
24,922
38,844
(1 株につき 4,000 円) (1 株につき 6,000 円)
次期繰越利益
(その他資本剰余金の処分)
その他資本剰余金
15,215
600,000
33,553
599,962
その他資本剰余金の
うち 244,200 百万
円は、商法及び定款
第15条第2項の規定
に基づく取締役会決
議による第一種優先
株式償還のための財
源として使用する。
その他資本剰余金次期繰越高
600,000
599,962
貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号。以下「財務諸表等規則」という)に基づいて作成し
ています。平成 14 年度(自平成 14 年 4 月 1 日 至平成 15 年 3 月 31 日)は改正前の財務諸表等規則に基づき、平成 15 年度(自平成 15 年 4 月 1 日 至平成 16 年 3 月 31 日)は改
正後の財務諸表等規則に基づき作成しています。
128
重要な会計方針
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 有価証券の評価
基準及び評価方法
子会社株式の評価基準及び評価方法は移動平均法による原価法によっており
ます。
同左
2. 固定資産の減価
償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法を採用しております。主な耐用年数は次の通りであります。
建 物
3 年∼ 50 年
器具及び備品
3 年∼ 20 年
(2) 無形固定資産
定額法を採用しております。なお自社利用のソフトウェアについては、
社内における利用可能期間(5 年)に基づいて償却しております。
(1) 有形固定資産
同左
創立費については商法の規定により 5 年間にわたり均等額を償却しております。
創立費については商法施行規則の規定により5年間にわたり均等額を償却し
ております。
3. 繰延資産の処理
方法
(2) 無形固定資産
同左
新株発行費については支出時に全額費用処理しております。
4. 引当金の計上基準
賞与引当金は、従業員に対する賞与の支払に備えるため、支給見込額のうち
当期に帰属する額を計上しております。
同左
5. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
同左
6. 連結納税制度の適用
当事業年度から連結納税制度を適用しております。
連結納税制度を適用しております。
7. その他財務諸表
作成のための
重要な事項
(1) 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
企業会計基準第 1 号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基
準」
(平成 14 年 2 月 21 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月 1 日
以後に適用されることとなったことに伴い、当事業年度から同会計基準を
適用しております。これにより、従来、
「資本金」、
「資本準備金」及び「そ
の他の剰余金」として区分しておりました資本の部については、当事業年
度より「資本金」、「資本剰余金」及び「利益剰余金」として区分しており
ます。なお、この変更が当事業年度の損益に与える影響はありません。
(2) 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」
(平成 14
年 9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1
株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9 月 25 日
企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月 1 日以後に適用されることとなった
ことに伴い、当事業年度から同会計基準及び適用指針を適用しております。
これによる影響については、「1 株当たり情報」に記載しております。
会計処理の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(固定資産の減損に係る会計基準)
「固定資産の減損に係る会計基準」(平成 14 年 8 月 9 日 企業会計審議会)及び企業会計
基準適用指針第 6 号「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(平成 15 年 10 月 31
日 企業会計基準委員会)が平成16年3月31日に終了する事業年度に係る財務諸表から
適用できることになったことに伴い、当期から同会計基準及び同適用指針を適用しており
ます。これによる影響はありません。
注記事項
(貸借対照表関係)
平成 15 年度末
(平成 16 年 3 月 31 日)
平成 14 年度末
(平成 15 年 3 月 31 日)
1. 有形固定資産の減価償却累計額
4. 会社が発行する株式の総数
普通株式
優先株式
発行済株式の総数
普通株式
優先株式
5. 会社が保有する自己株式数
普通株式
144 百万円
22,000,000 株
421,400 株
6,232,161.72 株
181,400 株
1,655.46 株
1. 有形固定資産の減価償却累計額
215 百万円
2. 関係会社に対する資産
現金及び預金、未収入金の合計額
90,189 百万円
3. 保証債務等
87,751 百万円
当社の子会社である株式会社東京三菱銀行のドイツ国内支店の預金に対し、ドイツ預金
保険機構の定款の定めにより、ドイツ銀行協会宛に補償する念書を差入れているものです。
4. 会社が発行する株式の総数
普通株式
22,000,000 株
優先株式
336,400 株
発行済株式の総数
普通株式
6,476,099.77 株
優先株式
96,400 株
5. 会社が保有する自己株式数
普通株式
2,061.16 株
(損益計算書関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. 営業収益のうち関係会社との取引
関係会社受取配当金
22,067 百万円
関係会社受入手数料
5,165 百万円
2. 営業費用のうち関係会社との取引の総額
732 百万円
3. 営業外収益のうち関係会社との取引の主要なもの
有価証券利息
4,729 百万円
4. 営業外費用のうち関係会社との取引の主要なもの
転換社債利息
4,729 百万円
5. 販売費及び一般管理費のうち、主要なものは次の通りであります。なお、全額が一般
管理費に属するものであります。
給料・手当
1,224 百万円
減価償却費
183 百万円
土地建物機械賃借料
302 百万円
委託費
528 百万円
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 営業収益のうち関係会社との取引
関係会社受取配当金
関係会社受入手数料
3. 営業外収益のうち関係会社との取引の主要なもの
ソフトウェア貸与料
64,548 百万円
4,773 百万円
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
15 百万円
5. 販売費及び一般管理費のうち、主要なものは次の通りであります。なお、全額が一般
管理費に属するものであります。
委託費等
1,447 百万円
給料・手当
1,219 百万円
土地建物機械賃借料
409 百万円
証券取引所諸費用
280 百万円
減価償却費
200 百万円
129
(有価証券関係)
平成 14 年度(平成 15 年 3 月 31 日現在)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものは、ありません。
平成 15 年度(平成 16 年 3 月 31 日現在)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものは、ありません。
(税効果会計関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(流動資産)
繰延税金資産
未払事業税損金不算入額
賞与引当金損金算入限度超過額
その他
小計
(固定資産)
繰延税金資産
その他
小計
繰延税金資産合計
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(流動資産)
繰延税金資産
賞与引当金
その他
75 百万円
27 百万円
2 百万円
104 百万円
12 百万円
12 百万円
117 百万円
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.05%
(調整)
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 38.62%
子会社株式評価差額
△ 9.26%
その他
0.21%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
30 百万円
2 百万円
小計
(固定資産)
繰延税金資産
事業税欠損金
住民税欠損金
その他
32 百万円
20 百万円
16 百万円
10 百万円
小計
繰延税金資産合計
48 百万円
80 百万円
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.05%
(調整)
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 42.12%
その他
0.00%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
△ 0.07%
△ 5.62%
3. 法人税等の税率変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年 3 月 法律第 9 号)が平成 15 年
3 月 31 日に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より当社の法人事
業税に係る課税標準の一部が「付加価値額」及び「資本等の金額」に変更されること
により、当該課税標準の一部は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当
しないことになります。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は当事業年度の 42.05%から 40.49%となりますが、当事業
年度の「繰延税金資産」及び「法人税等調整額」に与える影響は軽微であります。
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より当社の法人事業税に係る
課税標準の一部が、
「付加価値額」及び「資本等の金額」に変更されることにより、こ
れらが課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当
しないことになります。
これに伴い、前事業年度において、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に
使用する平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.49%としておりましたが、当事業年
度において、東京都が改正後の法人事業税に超過税率の適用を決めたことに伴い、平
成 16 年度以降の法定実効税率は 40.69%としております。
なお、この変更に伴う、当事業年度の「繰延税金資産」及び「法人税等調整額」に
与える影響は軽微であります。
(1 株当たり情報)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
609,704 円 98 銭
1 株当たり当期純利益
2,610 円 43 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
ー円
当事業年度から、企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」(平
成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当た
り当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員
会)を適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して算定した、前事業年度の1株当たり情報は次
のとおりであります。
1 株当たり純資産額
626,983 円 46 銭
1 株当たり当期純利益
10,367 円 98 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
ー円
なお、前事業年度の潜在株式調整後 1株当たり当期純利益は、転換社債の潜在株式を調
整した計算により 1 株当たり当期純利益が減少しないため記載しておりません。
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
618,015 円 32 銭
9,003 円 89 銭
8,862 円 26 銭
(注)1. 1 株当たり当期純利益及び潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次のとおりであります。
平成 14 年度
平成 15 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日) (自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1 株当たり当期純利益
当期純利益
普通株主に帰属しない金額
利益処分による優先配当額
普通株式に係る当期純利益
普通株式の期中平均株式数
百万円
百万円
百万円
百万円
千株
23,389
8,335
8,335
15,054
5,766
64,474
7,292
7,292
57,182
6,350
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
当期純利益調整額
第二種優先株式配当額
普通株式増加数
第二種優先株式
百万円
百万円
千株
千株
ー
ー
ー
ー
576
576
166
166
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当
期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
第二種優先株式 (発行済株式数 100,000 株)
2. 前事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
連結財務諸表(重要な後発事象)をご参照下さい。
130
資本・株式の状況
1. 資本金の推移
年月日
資本金(千円)
平成 13 年 04 月 02 日
平成 14 年 03 月 31 日
平成 15 年 03 月 12 日
平成 15 年 03 月 27 日
平成 15 年 03 月 31 日
平成 16 年 03 月 31 日
1,146,500,000
1,146,500,000
1,249,921,200
1,258,052,293
1,258,052,293
1,258,052,293
摘 要
当社設立日
有償公募
有償第三者割当
454,000 株 発行価額 455,600 円 資本組入額 227,800 円
035,694 株 発行価額 455,600 円 資本組入額 227,800 円
2. 発行済株式の内容
種 類
(平成16年3月31日現在)
発行数(株)
普通株式
上場証券取引所
6,476,099.77
東京証券取引所(市場第一部)
大阪証券取引所(市場第一部)
ニューヨーク証券取引所
ロンドン証券取引所
第一種優先株式
81,400.00
ー
第二種優先株式
15,000.00
ー
合計
6,572,499.77
3. 大株主
(1) 普通株式
所有株式数
(株)
株主名
1
2
3
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
ステートストリートバンク アンド トラスト カンパニー
(常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行
兜町証券決済業務室)
4
6
7
8
9
持株比率
(%)
409,587.00
309,743.00
6.32
4.78
214,610.00
3.31
178,419.00
2.75
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(明治安田生命保険相互会社・退職給付信託口)
東京海上火災保険株式会社
日本生命保険相互会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(三菱重工業株式会社口・退職給付信託口)
ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン
エスエル オムニバス アカウント
175,000.00
146,859.82
127,869.13
(常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行
兜町証券決済業務室)
118,740.00
12 第一生命保険相互会社
13 ノーザン トラスト カンパニー(エイブイエフシー)
アカウント ユー エス エル
(常任代理人 香港上海銀行東京支店)
14 インベスターズ バンク ウェスト トリーティ
(常任代理人 スタンダードチャータード銀行)
15
16
17
18
東京海上火災保険株式会社
16,700
20.51
16,700
20.51
1
明治安田生命保険相互会社
16,700
20.51
4
麒麟麦酒株式会社
10,000
12.28
5
旭硝子株式会社
3,400
4.17
2.70
2.26
1.97
5
ダイヤモンドリース株式会社
3,400
4.17
5
東京急行電鉄株式会社
3,400
4.17
5
本田技研工業株式会社
3,400
4.17
1.83
9
三菱化学株式会社
2,000
2.45
10 三菱電機株式会社
1,700
2.08
11 三菱倉庫株式会社
1,600
1.96
12 エムシーエフエー株式会社
1,400
1.71
13 株式会社ニコン
1,000
1.22
81,400
100.00
80,619.00
1.24
66,536.00
1.02
61,476.00
61,036.00
0.94
0.94
合計
53,699.00
0.82
53,503.00
49,261.18
48,489.00
48,456.23
0.82
0.76
0.74
0.74
麒麟麦酒株式会社
明治安田生命保険相互会社
三菱地所株式会社
ザ バンク オブ ニューヨーク トリーティー ジャスデック
アカウント(常任代理人 株式会社東京三菱銀行)
45,095.00
19 日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(退職給付信託口・三菱電機株式会社口)
44,121.00
20 住友信託銀行株式会社(信託 B 口)
41,972.00
合計
2,335,091.36
持株比率
(%)
三菱商事株式会社
11 ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン
(常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行
兜町証券決済業務室)
株主名
(平成16年3月31日現在)
所有株式数
(株)
1
10 メロン バンク トリーティー クライアンツ オムニバス
(常任代理人 香港上海銀行東京支店)
(2) 第一種優先株式
1
ヒーロー . アンド . カンパニー
(常任代理人 株式会社東京三菱銀行)
5
(平成16年3月31日現在)
(3) 第二種優先株式
株主名
(平成16年3月31日現在)
所有株式数
(株)
持株比率
(%)
1
明治安田生命保険相互会社
10,000
66.66
2
旭硝子株式会社
2,500
16.66
2
東京急行電鉄株式会社
2,500
16.66
15,000
100.00
合計
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
0.69
0.68
0.64
36.05
(注)ヒーロー.アンド.カンパニーは、ADR(米国預託証券)発行のため預託された株式の名義
人です。
131
主要な経営指標等の推移
(連結)
(単位:百万円)
平成11年度
連結経常収益
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
3,632,531
2,913,114
2,607,823
2,186,174
2,045,260
連結経常利益(△は連結経常損失)
341,949
△ 123,622
△ 185,893
△ 272,622
446,524
連結当期純利益(△は連結当期純損失)
127,903
△ 138,978
43,909
△ 138,117
429,283
連結純資産額
2,853,295
2,892,529
2,640,770
2,313,268
3,253,670
連結総資産額
74,795,598
89,843,553
80,718,319
79,591,387
87,686,618
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
(△は 1 株当たり当期純損失)
558.04円
566.48 円
512.58円
412.20円
598.87 円
25.92円
△ 31.16円
7.95円
△ 30.95円
84.17 円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
25.91円
ー
連結自己資本比率(国際統一基準)
11.46%
9.69%
10.29%
10.43%
11.97 %
4.73%
△ 5.54 %
1.47%
△ 6.48%
16.63 %
連結自己資本利益率
連結株価収益率
ー
ー
ー
56.60倍
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,276,014
3,204,446
△ 577,798
3,512,446
3,386,064
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,414,328
△ 3,318,874
677,691
△ 755,657
△ 4,130,851
財務活動によるキャッシュ・フロー
72,166
△ 214,735
△ 257,434
△ 531,684
△ 107,062
1,807,231
1,515,854
1,421,834
3,632,714
2,737,916
現金及び現金同等物の期末残高
連結子会社数
持分法適用会社数
従業員数
142社
154 社
151社
150社
132 社
25社
25 社
26社
23社
23 社
36,487人
36,289 人
34,609人
37,125人
36,484 人
(注) 1. 東京三菱銀行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
2. 平成13年度以前の1株当たり純資産額は、期末連結純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(「自己株式」及び「子会社の所有する親会
社株式」を除く)で除して算出しています。
3. 平成13年度以前の1株当たり当期純利益(又は当期純損失)は、連結当期純利益(又は連結当期純損失)からそれぞれ該当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通
株式数(「自己株式」及び「子会社の所有する親会社株式」を除く)で除して算出しています。
4. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、平成12年度は連結当期純損失が計上されているため、平成13年度は潜在株式を調整した計算により1株当たり当期純利益が減少しないため、平
成14年度以降は潜在株式が存在しないため、それぞれ記載していません。
5. 平成14年度から、
「1株当たり純資産額」、
「1株当たり当期純利益(又は当期純損失)」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定に当たっては、企業会計基準第2号「1株当たり当
期純利益に関する会計基準」
(平成14年9月25日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第4号「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(平成14年9月25日 企
業会計基準委員会)を適用しています。
6. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、東京三菱銀行は国際統一基準を採用しています。
7. 連結株価収益率は、平成12年12月にパリ、スイス各証券取引所の、平成13年3月に東京、大阪、札幌、ニューヨーク、ロンドン各証券取引所の株式の上場を廃止したため、平成12年度以降
は算出していません。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
132
連結財務諸表
東京三菱銀行の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属
明細表は、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の連結貸借対照表、連結損益計算書、
連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の連結財務諸表に基づいて作成しています。
1. 連結貸借対照表
平成15年度末
(平成15年3月31日)
(平成16年3月31日)
預金
7,366,450
5,840,013
コールローン及び買入手形
678,407
953,941
買現先勘定
576,814
1,409,963
債券
1,561,391
4,603,993
買入金銭債権
484,195
特定取引資産
5,276,242
債券貸借取引支払保証金
金銭の信託
有価証券
平成14年度末
平成15年度末
(平成15年3月31日)
(平成16年3月31日)
52,095,330
55,910,135
2,625,077
1,528,477
(負債の部)
(資産の部)
現金預け金
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成14年度末
譲渡性預金
636,060
265,957
コールマネー及び売渡手形
3,013,869
5,993,188
1,297,241
売現先勘定
2,828,308
2,812,279
6,296,997
債券貸借取引受入担保金
1,996,214
1,571,280
405,882
462,424
コマーシャル・ペーパー
16,600,079
20,960,352
312,208
241,006
特定取引負債
1,455,493
2,751,586
借用金
△ 2,067
△ 1,923
1,303,831
1,153,916
38,668,577
38,017,560
外国為替
512,676
1,068,413
594,767
553,711
短期社債
10,000
300,200
その他資産
2,067,540
2,450,786
3,188,379
3,350,710
動産不動産
801,917
721,219
9
ー
その他負債
投資損失引当金
貸出金
外国為替
債券繰延資産
社債
新株予約権付社債
50,528
50,000
2,166,328
2,612,359
繰延税金資産
1,008,726
517,036
賞与引当金
12,531
13,050
支払承諾見返
4,518,715
4,233,353
退職給付引当金
26,429
32,140
△ 1,016,265
△ 630,054
日本国際博覧会出展引当金
貸倒引当金
特別法上の引当金
繰延税金負債
31
97
799
1,160
61,037
56,137
133,453
130,408
4,518,715
4,233,353
76,947,306
84,075,860
330,812
357,087
資本金
871,973
871,973
資本剰余金
681,928
681,928
利益剰余金
858,177
1,256,278
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
土地再評価差額金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
資本の部合計
資産の部合計
79,591,387
87,686,618
負債、少数株主持分及び資本の部合計
197,489
167,631
△ 227,826
383,572
△ 68,474
△ 107,713
2,313,268
3,253,670
79,591,387
87,686,618
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、
「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸
表規則」
という)に基づいて作成していますが、資産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に定める分類に準じて記載しています。
133
3. 連結剰余金計算書
2. 連結損益計算書
平成14年度
平成14年度
平成15年度
経常収益
2,186,174
2,045,260
(資本剰余金の部)
資金運用収益
1,347,905
1,128,672
資本剰余金期首残高
595,925
681,928
貸出金利息
886,442
768,626
資本剰余金増加高
86,003
ー
有価証券利息配当金
216,381
182,125
増資による新株の発行
86,003
ー
9,309
5,907
ー
ー
18,142
13,756
681,928
681,928
4,987
3,415
1,026,305
858,177
コールローン利息及び買入手形利息
買現先利息
債券貸借取引受入利息
預け金利息
その他の受入利息
信託報酬
役務取引等収益
42,321
112,519
18,515
15,974
427,748
76,654
133,520
その他業務収益
218,914
193,403
その他経常収益
146,742
145,941
経常費用
資本剰余金減少高
資本剰余金期末残高
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
当期純利益
土地再評価差額金取崩額
7,021
446,977
ー
429,283
4,130
17,694
連結子会社による株式買入消却に伴う
当該会社に対する持分変動による増加高
持分法適用会社の減少に伴う増加高
2,648
ー
242
ー
48,877
2,458,796
1,598,735
利益剰余金減少高
175,148
資金調達費用
491,872
312,949
当期純損失
138,117
ー
預金利息
183,936
134,327
配当金
17,384
48,873
3
3
債券利息及び債券発行差金償却
8,504
4,035
役員賞与
譲渡性預金利息
8,280
4,778
連結子会社及び持分法適用会社の合併に伴う
コールマネー利息及び売渡手形利息
7,363
5,695
当該会社に対する持分変動による減少高
15,896
ー
売現先利息
40,803
26,079
連結子会社及び持分法適用会社の増加による減少高
3,746
ー
債券貸借取引支払利息
14,275
12,225
4,330
2,810
858,177
1,256,278
52,098
33,013
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
短期社債利息
社債利息
新株予約権付社債利息
その他の支払利息
0
40
69,765
61,982
9,861
126
92,652
27,834
役務取引等費用
66,074
52,843
その他業務費用
72,104
112,499
営業経費
855,093
857,740
その他経常費用
973,652
262,701
貸倒引当金繰入額
72,326
ー
その他の経常費用
901,325
262,701
△ 272,622
446,524
39,919
326,824
経常利益(△は経常損失)
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
3,047
3,468
36,463
21,402
金融先物取引責任準備金取崩額
ー
26
貸倒引当金戻入益
ー
243,281
東京都事業税還付金及び還付加算金
ー
32,141
厚生年金基金代行返上益
ー
26,503
408
ー
特別損失
24,658
29,874
動産不動産処分損
20,168
9,746
ー
19,740
その他の特別利益
減損損失
証券取引責任準備金繰入額
134
66,399
146,244
377,440
特定取引収益
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
平成15年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
東
京
三
菱
銀
行
(単位:百万円)
(単位:百万円)
その他の特別損失
257
387
4,232
ー
△ 257,361
743,474
税金等調整前当期純利益
(△は税金等調整前当期純損失)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益(△は当期純損失)
54,906
77,438
△ 178,443
190,905
4,293
45,846
△ 138,117
429,283
利益剰余金期末残高
4. 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
平成14年度
平成15年度
平成14年4月 1 日から
平成15年4月 1 日から
(単位:百万円)
( 平成15年3月31日まで ) ( 平成16年3月31日まで )
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
減価償却費
減損損失
連結調整勘定償却額
持分法による投資損益(△)
貸倒引当金の増加額
投資損失引当金の増加額
債権売却損失引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
日本国際博覧会出展引当金の増加額
有価証券の取得による支出
22,527,606
21,425,216
71,484
89,857
有価証券の償還による収入
14,741,032
13,703,330
ー
19,740
金銭の信託の増加による支出
△142,435
△65,949
△3,290
△38
金銭の信託の減少による収入
54,442
6,216
9,009
733
動産不動産の取得による支出
△28,316
△37,825
△236,489
△377,690
動産不動産の売却による収入
12,939
44,101
566
1,168
連結範囲の変動を伴う子会社株式の取得による支出
△923
ー
△7,233
ー
連結範囲の変動を伴う子会社株式の売却による収入
ー
5,755
△755,657
△4,130,851
363
519
2,838
6,287
66
資金調達費用
491,872
312,949
有価証券関係損益(△)
323,432
32,413
6,696
△6,583
為替差損益(△)
74,512
275,251
動産不動産処分損益(△)
17,121
6,277
特定取引資産の純増(△)減
26,490
△1,028,273
約定済未決済特定取引調整額
貸出金の純増(△)減
預金の純増減(△)
830,030
1,299,859
△600,743
143,202
888,236
252,937
3,123,236
4,229,752
687,790
△1,095,214
△1,639,510
△370,103
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
△298,809
△89,460
預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減
876,293
532,085
譲渡性預金の純増減(△)
債券の純増減(△)
投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入による収入
劣後特約付借入金の返済による支出
発行による収入
償還による支出
株式の発行による収入
少数株主への株式の発行による収入
配当金支払額
少数株主への配当金支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
コールマネー等の純増減(△)
△919,962
2,985,763
△66,419
△62,078
△749,388
△424,934
短期社債(負債)の純増減(△)
10,000
290,200
395,187
255,847
資金運用による収入
1,438,438
1,168,241
資金調達による支出
△563,484
△353,236
普通社債の発行・償還による純増減(△)
その他
小計
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
(右上に続く)
71,452
△352,214
3,556,353
3,431,961
△43,907
△45,897
3,512,446
3,386,064
38,407
△17,384
△48,873
△3,396
△5,666
△531,684
△107,062
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
Ⅷ 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額
41,055
ー
16,195
△42,948
△1,479,720
555,737
△317,785
172,007
△894,797
△3,043,240
22,132
△826,521
△45,421
△295,460
外国為替(負債)の純増減(△)
273,355
2,179,683
1,223,387
△48,192
141,257
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額(減少:△)
コールローン等の純増(△)減
外国為替(資産)の純増(△)減
74,499
△120,999
劣後特約付社債・新株予約権付社債の
債券貸借取引支払保証金の純増(△)減
債券貸借取引受入担保金の純増減(△)
113,000
△126,842
劣後特約付社債・新株予約権付社債の
Ⅶ 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
コマーシャル・ペーパーの純増減(△)
△37,920,001 △39,211,695
有価証券の売却による収入
△1,128,672
特定取引負債の純増減(△)
平成15年4月 1 日から
743,474
31
金銭の信託の運用損益(△)
平成14年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで ) ( 平成16年3月31日まで )
△257,361
△1,347,905
資金運用収益
平成15年度
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
(△は税金等調整前当期純損失)
平成14年度
Ⅸ 現金及び現金同等物の期末残高
1,421,834
3,632,714
34,811
ー
△3,614
ー
3,632,714
2,737,916
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
135
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. 連結の範囲に
関する事項
(1) 連結子会社
150 社
主要な会社名
三菱証券株式会社
UnionBanCal Corporation
(2) 非連結子会社
主要な会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
國際證券(香港)有限公司
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及
び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、連結の範囲から除いても企業
集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要
性が乏しいため、連結の範囲から除外しております。
(1) 連結子会社
主要な会社名
三菱証券株式会社
UnionBanCal Corporation
(2) 非連結子会社 会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
(1) 持分法適用の関連会社
23 社
主要な会社名
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
(2) 持分法非適用の非連結子会社
主要な会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
國際證券(香港)有限公司
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
持分法非適用の非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益
剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務
諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
(1) 持分法適用の関連会社
主要な会社名
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
(2) 持分法非適用の非連結子会社
会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
3. 連結子会社の事業
年度等に関する
事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
10 月末日 2社
12 月末日 106 社
02 月末日 1社
03 月末日 41 社
(2) 10月末日を決算日とする子会社は、1月末日現在で実施した仮決算に基づ
く財務諸表により、またその他の子会社は、それぞれの決算日の財務諸表
により連結しております。
連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必
要な調整を行っております。
(3) ダイヤモンド総合管理株式会社については、当連結会計年度より決算日を
3 月末日に変更しております。この変更に伴い、連結上の事業年度の月数
を平成 14年 1月から平成 15年 3月までの 15ヶ月としておりますが、そ
の資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見
合う額)等からみて、連結財務諸表へ与える重要な影響はありません。
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
10 月末日
12 月末日
02 月末日
03 月末日
(2) 同左
4. 会計処理基準に
関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期
的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引
目的」)の取引については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上
「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引から
の損益を連結損益計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」に計上
しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等につ
いては連結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派
生商品については連結決算日において決済したものとみなした額により
行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、連結会計年度中の
受払利息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連
結会計年度末における評価損益の増減額を、派生商品については前連結会
計年度末と当連結会計年度末におけるみなし決済からの損益相当額の増減
額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による
償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては
連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均
法により算定)、時価のないものについては主として移動平均法による
原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法によ
り処理しております。
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期
的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引
目的」)の取引については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上
「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引から
の損益(利息配当金、売却損益及び評価損益)を連結損益計算書上「特定取
引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、時価法により行っております。
2. 持分法の適用に
関する事項
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
136
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(B) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産
の構成物である有価証券の評価は、上記(1)及び(2)(A)と同じ方法によ
り行っております。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構
成物である有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処
理しております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時
価法により行っております。
ただし、当連結会計年度は、業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業に
おける外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成
14 年 7 月 29 日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第
132 社
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及
び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、連結の範囲から除いても企業
集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要
性が乏しいため、連結の範囲から除外しております。
23 社
持分法非適用の非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益
剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務
諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
2社
95 社
1社
34 社
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による
償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについて
は連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平
均法により算定)、時価のないものについては主として移動平均法によ
る原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、組込デリバティブを
一体処理したことにより損益に反映させた額を除き、全部資本直入法
により処理しております。
(B) 同左
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時
価法により行っております。
(会計処理の変更)
当行は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業に
おける外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成
25 号」という)に規定する経過措置を適用し、「資金関連スワップ取引」、
「通貨スワップ取引」及び「インターナル・コントラクト及び連結会社間取
引の取扱い」については、従前の方法(「資金関連スワップ取引」及び「通
貨スワップ取引」については後述)により会計処理しております。また、先
物為替取引等に係る円換算差金については、連結貸借対照表上、相殺表示
しております。
当行の資金関連スワップ取引については、債権元本相当額及び債務元本
相当額の連結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表に
計上し、異種通貨間の金利差を反映した直先差金は直物外国為替取引の決
済日の属する期から先物外国為替取引の決済日の属する期までの期間にわ
たり発生主義により連結損益計算書に計上するとともに、連結決算日の未
収収益又は未払費用を計上しております。
また、当行は、異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時
における元本相当額の支払額又は受取額と通貨スワップ契約満了時におけ
る元本相当額の受取額又は支払額が同額で、かつ、元本部分と金利部分に
適用されるスワップレートが合理的なレートである直先フラット型の通貨
スワップ取引(利息相当額の支払日ごとにその時点の実勢為替相場を反映し
て一方の通貨の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ごとに直先フラッ
トである通貨スワップ取引を含む)については、債権元本相当額及び債務元
本相当額の連結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表
に計上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義により連結損益計
算書に計上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上して
おります。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当行の動産不動産の減価償却は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:35 年∼ 50 年
動 産:02 年∼ 20 年
また、連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基
づき、主として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当行及び連結子会社で定める利
用可能期間(主として 5 年)に対応して定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は償還期限までの期間に対応
して償却しております。
また、社債発行費及び新株発行費については、支出時に全額費用として
処理しております。
(6) 貸倒引当金の計上基準
当行及び国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査
定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)のうち、債権の元本の
回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることが
できない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸
念先債権及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権
の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
ることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利
子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債権
については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定
海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した与信監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
415,259 百万円であります。
その他の連結子会社は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案
して必要と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別
に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 投資損失引当金の計上基準
時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り、必要
と認められる額を計上しております。
(8) 賞与引当金の計上基準
従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込
額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(9) 退職給付引当金の計上基準
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債
14 年 7 月 29 日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第
25 号」という)に規定する経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・
運用を動機とする通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引については、
業種別監査委員会報告第 20 号「銀行業における外貨建取引等の会計処理
に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本
公認会計士協会)に基づき、資金取引として発生主義による期間損益計算を
行っておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25
号の本則規定に基づき、デリバティブ取引として時価評価し、正味の債権
及び債務を連結貸借対照表に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、
「その他資産」及び「そ
の他負債」はそれぞれ 59,734 百万円増加しております。なお、従来、期
間損益計算していた通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引について
は、業種別監査委員会報告第 25 号に基づき、ヘッジ会計を適用している
ため、この変更に伴う損益への影響はありません。ヘッジ会計の概要につ
いては、「(14)重要なヘッジ会計の方法」に記載しております。
また、上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、前連結会計
年度は、業種別監査委員会報告第 25 号に規定する経過措置を適用し、相
殺のうえ「その他資産」中のその他の資産又は「その他負債」中のその他
の負債で純額表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本
則規定に基づき総額で表示するとともに、
「特定取引資産」及び「特定取引
負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」中
の金融派生商品に含めて計上しております。この変更に伴い、従来の方法
によった場合と比較して、
「特定取引資産」は 101,258 百万円減少、
「特
定取引負債」は139,240百万円減少し、また、
「その他資産」は567,858
百万円増加、「その他負債」は 605,840 百万円増加しております。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当行の動産不動産の減価償却は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:15 年∼ 50 年
動 産:02 年∼ 20 年
また、連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基
づき、主として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当行及び連結子会社で定める利
用可能期間(主として5年から10年)に対応して定額法により償却して
おります。
(5) 繰延資産の処理方法
社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償却しております。
また、社債発行費は、支出時に全額費用として処理しております。
(6) 貸倒引当金の計上基準
当行及び国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査
定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)のうち、債権の元本の
回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることが
できない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸
念先債権及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権
の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
ることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利
子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債権
については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定
海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した与信監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
300,610 百万円であります。
その他の連結子会社は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案
して必要と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別
に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 投資損失引当金の計上基準
同左
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(8) 賞与引当金の計上基準
同左
(9) 退職給付引当金の計上基準
同左
137
務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。なお、会
計基準変更時差異については、主として 5 年による按分額を費用処理して
おります。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以
下のとおりであります。
(A) 過去勤務債務
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として
10 年)による定額法により費用処理
(B) 数理計算上の差異
各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年
数(主として10年)による定額法により按分した額をそれぞれ主として
発生の翌連結会計年度から費用処理
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
138
(10) 日本国際博覧会出展引当金の計上基準
平成17年に開催予定の「2005年日本国際博覧会」(愛知万博)への出展
費用の支出に備えるため、出展契約に基づいた出展費用見積額を期間配分
方式により計上しております。なお、この引当金は租税特別措置法第 68
条の 52 の準備金を含んでおります。
(11) 特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金 58 百万円及び証券取引
責任準備金 741 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるた
め、金融先物取引法第 82 条及び同法施行規則第 29 条の規定に定め
るところにより算出した額を計上しております。
(B) 証券取引責任準備金
証券先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるた
め、国内証券連結子会社は、証券取引法第 51 条の規定に基づき、証
券会社に関する内閣府令第 35 条に定めるところにより算出した額を
計上しております。
(12) 外貨建資産・負債の換算基準
当行の外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による
円換算額を付す関連会社株式を除き、主として連結決算日の為替相場によ
る円換算額を付しております。
外貨建取引等の会計処理につきましては、前連結会計年度は、業種別監
査委員会報告第 20 号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する
当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計
士協会)を適用しておりましたが、当連結会計年度から、業種別監査委員会
報告第 25 号を適用しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替
相場により換算しております。
(13) リース取引の処理方法
当行及び国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認め
られるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取
引に準じた会計処理によっております。
(14) 重要なヘッジ会計の方法
当行は、リスク管理手法として、業種別監査委員会報告第 24 号「銀行
業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(平
成 14 年 2 月 13 日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告
第 24 号」という)に規定する経過措置に基づき、貸出金・預金等の多数の
金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で
管理する、
「マクロヘッジ」を実施しております。これは、リスク調整アプ
ローチによるリスク管理であり、業種別監査委員会報告第 15 号「銀行業
における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」
(平成 12 年 2 月 15 日 日本公認会計士協会)に定められたマクロヘッジ
に関する暫定的な会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整
手段となるデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リ
スクが減殺されているかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を
評価しております。
また、外貨建関連会社株式及び外貨建その他有価証券(債券以外)の為替
変動リスクをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替予約をヘッジ手段
として包括ヘッジを行っており、外貨建関連会社株式については繰延ヘッ
ジ、外貨建その他有価証券(債券以外)については時価ヘッジを適用してお
ります。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるい
は金利スワップの特例処理を行っております。
(A) 過去勤務債務
同左
(B) 数理計算上の差異
同左
(追加情報)
当行は、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代行部分に
ついて、平成 15 年 8 月 1 日に厚生労働大臣から将来分支給義務免除の認
可を受けております。これについては会計制度委員会報告第 13 号「退職
給付会計に関する実務指針(中間報告)」(平成11年9月14日 日本公認会
計士協会)第47−2項に規定する経過措置を適用し、当該将来分返上認可
の日において代行部分に係る退職給付債務と年金資産を消滅したものとみ
なして会計処理しております。
なお、本処理に伴う当連結会計年度における損益への影響額は、特別利
益として 26,503 百万円を計上しております。
また、当連結会計年度末において測定された返還相当額(最低責任準備
金)は 96,729 百万円であります。
(10) 日本国際博覧会出展引当金の計上基準
同左
(11) 特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金 31 百万円及び証券取引
責任準備金 1,129 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
同左
(B) 証券取引責任準備金
同左
(12) 外貨建資産・負債の換算基準
当行の外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による
円換算額を付す関連会社株式を除き、連結決算日の為替相場による円換算
額を付しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替
相場により換算しております。
(13) リース取引の処理方法
同左
(14) 重要なヘッジ会計の方法
(イ) 金利リスク・ヘッジ
当行の金融資産及び金融負債から生じる金利リスクを対象とする
ヘッジ会計のヘッジ対象を識別する方法は、前連結会計年度は、主と
して、業種別監査委員会報告第 24 号「銀行業における金融商品会計
基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 2 月 13 日
日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 24 号」という)
に規定する経過措置に基づき、多数の預金・貸出金等から生じる金利
リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する「マクロヘッジ」
によっておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本則規定及
び会計制度委員会報告第 14 号「金融商品会計に関する実務指針」(平
成 12 年 1 月 31 日 日本公認会計士協会)に示されている取扱いによ
る包括ヘッジによっております。ヘッジ会計の方法は、繰延ヘッジに
よっております。
固定金利の預金・貸出金等の相場変動を相殺するヘッジにおいては、
業種別監査委員会報告第 24 号に基づき一定の残存期間毎にグルーピ
ングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段とし
て指定しております。その他有価証券に区分している固定金利の債券
の相場変動を相殺するヘッジにおいては、同一種類毎にヘッジ対象を
識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段として指定しております。
ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一となるような
ヘッジ指定を行っているため、高い有効性があるとみなしており、こ
れをもって有効性の判定に代えております。
変動金利の預金・貸出金等及び短期固定金利の預金・貸出金等に係
る予定取引のキャッシュ・フローを固定するヘッジにおいては、業種
別監査委員会報告第 24 号に基づき金利インデックス及び一定の金利
改定期間毎にグルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取
(15) 消費税等の会計処理
当行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方
式によっております。なお、動産不動産に係る控除対象外消費税等は発生
した会計期間の費用として計上しております。
(16) 連結納税制度の適用
当行及び一部の連結子会社は、当連結会計年度より株式会社三菱東京
フィナンシャル・グループを連結納税親会社とする連結納税主体の連結納
税子会社として、連結納税制度を適用しております。
(17) 手形割引及び再割引の会計処理
手形割引及び再割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取
引として処理しております。
(18) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
① 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
企業会計基準第1号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計
基準」(平成 14 年 2 月 21 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月
1日以後に適用されることになったことに伴い、当連結会計年度から同
会計基準を適用しております。これにより、従来「資本金」、
「資本準備
金」及び「連結剰余金」として区分しておりました資本の部については、
当連結会計年度より「資本金」、
「資本剰余金」及び「利益剰余金」とし
て区分しております。なお、この変更が当連結会計年度の損益に与える
影響は軽微であります。
また、連結財務諸表規則の改正により、当連結会計年度における連結
貸借対照表の資本の部及び連結剰余金計算書については、改正後の連結
財務諸表規則により作成しております。
② 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
企業会計基準第2号「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(平成
14年9月25日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第4
号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9
月 25 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月 1 日以後開始する連
結会計年度に係る連結財務諸表から適用されることとなったことに伴
い、当連結会計年度から同会計基準及び適用指針を適用しております。
これによる影響については、「1 株当たり情報」に記載しております。
引等をヘッジ手段として指定しております。ヘッジ対象とヘッジ手段
に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っている
ため、高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定
に代えているほか、金利変動要素の相関関係により有効性の評価を
行っております。
なお、移行前連結会計年度末(平成14年度末)の連結貸借対照表に計
上した従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失及び繰延ヘッ
ジ利益は、当該「マクロヘッジ」におけるヘッジ手段の残存期間に応
じ平成 15 年度から最長 14 年間にわたり費用又は収益として認識し
ております。当連結会計年度末における「マクロヘッジ」に基づく繰
延ヘッジ損失は 131,825 百万円、繰延ヘッジ利益は 156,836百万
円であります。
(ロ) 為替変動リスク・ヘッジ
当行の外貨建の金融資産及び金融負債から生じる為替変動リスクに
対するヘッジ会計について、当連結会計年度からは、業種別監査委員
会報告第 25 号に基づき、外貨建金銭債権債務等を通貨毎にグルーピ
ングしてヘッジ対象を識別し、通貨スワップ取引及び為替予約(資金関
連スワップ取引)をヘッジ手段として指定しており、ヘッジ会計の方法
は、繰延ヘッジによっております。
また、外貨建関連会社株式及び外貨建その他有価証券(債券以外)の
為替変動リスクをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替予約を
ヘッジ手段として包括ヘッジを行っており、外貨建関連会社株式につ
いては繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)については時価
ヘッジを適用しております。
(ハ) 連結会社間取引等
デリバティブ取引のうち連結会社間及び特定取引勘定とそれ以外の
勘定との間(又は内部部門間)の内部取引については、ヘッジ手段として
指定している金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等に対して、業
種別監査委員会報告第 24 号及び同第 25 号に基づき、恣意性を排除
し厳格なヘッジ運営が可能と認められる対外カバー取引の基準に準拠
した運営を行っているため、当該金利スワップ取引及び通貨スワップ
取引等から生じる損益又は評価差額を消去せずに当連結会計年度の損
益として処理し、あるいは資産又は負債として繰延べております。
(15) 消費税等の会計処理
同左
(16) 連結納税制度の適用
当行及び国内の一部の連結子会社は、株式会社三菱東京フィナンシャ
ル・グループを連結納税親会社とする連結納税主体の連結納税子会社とし
て、連結納税制度を適用しております。
(17) 手形割引及び再割引の会計処理
同左
(18) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
東
京
三
菱
銀
行
5. 連結子会社の
資産及び負債の
評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用してお
ります。
同左
6. 連結調整勘定の
償却に関する事項
連結調整勘定は発生年度に全額償却しております。
また、持分法適用の関連会社に係る連結調整勘定相当額については、連結調
整勘定に準じて償却しております。
同左
7. 利益処分項目等の
取扱いに関する
事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作
成しております。
同左
8. 連結キャッシュ・
フロー計算書に
おける資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の
「現金預け金」のうち定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
同左
財
務
デ
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タ
︵
連
結
︶
139
会計処理の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(1) 当行の組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従
来、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として
発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デ
リバティブを区分管理している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資
産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処
理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっ
ており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報
告第 24 号の本則規定の適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年
度の損益として処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産
又は金融負債と区別せず一体として処理していた組込デリバティブについても、区分
管理している場合には、組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価
し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することが合理的であるため、会計
処理を変更したものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益及び税金等
調整前当期純利益はそれぞれ 8,885 百万円増加しております。
(2) 従来は、時価が帳簿価額より著しく下落した所有不動産(遊休不動産)の時価下落に伴
う評価減を実施しておりましたが、
「固定資産の減損に係る会計基準」(平成14年8月
9 日 企業会計審議会)及び企業会計基準適用指針第 6 号「固定資産の減損に係る会
計基準の適用指針」(平成 15 年 10 月 31 日 企業会計基準委員会)が平成 16 年 3 月
31日に終了する連結会計年度に係る連結財務諸表から適用できることになったこと
に伴い、当連結会計年度から同会計基準及び同適用指針を適用しております。これに
よる税金等調整前当期純利益に与える影響は、13,409 百万円であります。
表示方法の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(連結貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度において「その他資産」に含めて表示していた「債券貸借取引差入担
保金」及び「その他負債」に含めて表示していた「債券貸借取引受入担保金」は、当
連結会計年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券貸借取引受入担保金」
として区分掲記しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年法
律第 75 号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーは、負債の部の
「短期社債」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーは、従来どおり負債の
部の「コマーシャル・ペーパー」として表示しております。
(3) 前連結会計年度において区分掲記していた「転換社債」は、当連結会計年度から、
「新
株予約権付社債」として表示しております。
東
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(連結損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度において「資金調達費用」中「その他の支払利息」、又は「資金運用
収益」中「その他の受入利息」に含めて表示していた現金担保付債券貸借取引に係る
受払利息は、当連結会計年度から、それぞれ同「債券貸借取引支払利息」、又は同「債
券貸借取引受入利息」として表示しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年法
律第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーに係る利息相当額
は、「資金調達費用」中「短期社債利息」として表示しております。なお、約束手形
として発行しているコマーシャル・ペーパーに係る利息相当額は、従来どおり「資金
調達費用」中「コマーシャル・ペーパー利息」として表示しております。
(3) 前連結会計年度において区分掲記していた「転換社債利息」は、当連結会計年度から、
「新株予約権付社債利息」として表示しております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度における「債券貸借取引差入担保金の純増(△)減」は、当連結会計年
度から、「債券貸借取引支払保証金の純増(△)減」として記載しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」
(平成13年法
律第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーの純増減は、
「短期
社債(負債)の純増減(△)」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーについては、従来どお
り「コマーシャル・ペーパーの純増減(△)」として表示しております。
(3) 前連結会計年度における「劣後特約付社債・転換社債の発行による収入」、
「劣後特約
付社債・転換社債の償還による支出」は、当連結会計年度から、それぞれ「劣後特約
付社債・新株予約権付社債の発行による収入」、
「劣後特約付社債・新株予約権付社債
の償還による支出」として表示しております。
追加情報
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号)
(以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
140
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
平成 12 年 10 月 18 日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 7,322 百万円及び損害賠償金 100 百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は、
東京高等裁判所に控訴し、4月9日、当行を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、
平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、
誤納金 21,822 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。平成 15 年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、2 月 13 日、当行を含む一審原告各行も上告及び
上告受理申立てをしております。
このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京
都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているもの
の、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるため
であり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に
伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は 14,960 百万円を「その他の
経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加してお
ります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税
標準である場合に比べ、「繰延税金資産」は 99,307 百万円減少しました。また、「再評
価に係る繰延税金負債」は、11,386 百万円減少し、「土地再評価差額金」は同額増加、
「その他有価証券評価差額金」は 12,994 百万円減少しております。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年大阪府条例第 131 号)
(以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平
成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関
する条例の一部を改正する条例」(平成 14 年大阪府条例第 77 号)
(以下「平成 14 年改正
府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の
課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成 15 年大阪府条例第 14 号)
(以下「平成 15 年改正府条例」という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例によ
る課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとな
りました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係る事業税については、平成 15
年改正府条例附則2 の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い
額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、
この申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例を合
憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計
算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、「繰延税金資産」は
16,722 百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金負債」は、1,919 百万円減
少し、「土地再評価差額金」は同額増加、「その他有価証券評価差額金」は 2,172 百万円
減少しております。
(事業区分の追加)
当連結会計年度より事業区分における証券業の重要性が増したため、事業の種類別セグ
メント情報を記載しております。
(事業区分の追加)
注記事項
(連結貸借対照表関係)
平成 14 年度末
(平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度末
(平成 16 年 3 月 31 日)
1. 有価証券には、関連会社の株式 21,399 百万円及び出資金 162 百万円を含んでおり
ます。
2. 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」に 972 百万円
含まれております。現金担保付債券貸借取引により貸し付けている有価証券について
は、従来消費貸借契約により貸し付けている有価証券に含めて記載しておりましたが、
当連結会計年度より担保に供している資産として注記しております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 1,876,286 百万円、
再貸付に供している有価証券は 530,683 百万円、当連結会計年度末に当該処分をせ
ずに所有しているものは 2,431,248 百万円であります。
手形割引により受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為
替は、売却又は担保差し入れという方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は 814,757 百万円であります。この内、手形の再割引により引き渡し
た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 15,946 百
万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 53,709 百万円、延滞債権額は 923,229 百万円であ
ります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 18,078 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 977,483 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
1. 有価証券には、関連会社の株式 26,221 百万円及び出資金 160 百万円を含んでおり
ます。
2. 消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で購
入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 2,765,522 百万円、再
貸付に供している有価証券は 619,431 百万円、当連結会計年度末に当該処分をせず
に所有しているものは 4,050,791 百万円であります。
手形割引により受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為
替は、売却又は担保差し入れという方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は 713,494 百万円であります。この内、手形の再割引により引き渡し
た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 23,004 百
万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 22,684 百万円、延滞債権額は 519,109 百万円であ
ります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 12,260 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 508,913 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
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141
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,972,501 百万円であります。
なお、上記 3 から 6 に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
現金預け金
3,443 百万円
特定取引資産 138,398 百万円
有価証券 1,172,502 百万円
貸出金 462,821 百万円
動産不動産 5,391 百万円
担保資産に対応する債務
預金 192,829 百万円
コールマネー及び売渡手形 1,226,500 百万円
借用金 277,403 百万円
その他負債 60 百万円
支払承諾 3,611 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け
金 207,585 百万円、特定取引資産 2,982 百万円、有価証券 2,149,991 百万円、
貸出金 225,072 百万円及びその他資産 55,122 百万円を差し入れております。ま
た、売現先取引による買戻し条件付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を
行っている特定取引資産は 1,930,665 百万円、有価証券は 1,909,979 百万円であ
り、対応する売現先勘定は 2 , 3 9 7 , 8 3 3 百万円、債券貸借取引受入担保金は
1,422,744 百万円であります。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、26,153,988 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、当行及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。ま
た、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
も定期的に予め定めている行内(社内)手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じ
て契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日法律第 34 号)に基づき、当行の事業
用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再
評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額に、持分法
適用関連会社に生ずる土地再評価差額金のうち親会社持分相当額を加えた金額を「土
地再評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日政令第 119 号)第 2 条第
4号に定める「地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎となる
土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価
額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価
の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 123,297 百万円
なお、一部の持分法適用関連会社は、平成 14 年 3 月 31 日に事業用の土地の再評
価を行っております。
10. 動産不動産の減価償却累計額 516,590 百万円
11. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 619,607 百万円が含まれております。
12. 社債には、劣後特約付社債 1,193,837 百万円が含まれております。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,062,966 百万円であります。
なお、上記 3 から 6 に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
現金預け金
1,882 百万円
特定取引資産
189,155 百万円
有価証券
500,140 百万円
貸出金
3,654,489 百万円
動産不動産
5,316 百万円
担保資産に対応する債務
預金
199,085 百万円
コールマネー及び売渡手形
3,853,200 百万円
借用金
86,945 百万円
その他負債
10,567 百万円
支払承諾
1,806 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け
金 165,087 百万円、特定取引資産 2,658 百万円、有価証券 3,054,542 百万円、
貸出金 499,271 百万円及びその他資産 80,895 百万円を差し入れております。ま
た、売現先取引による買戻し条件付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を
行っている特定取引資産は2,225,592百万円、有価証券は326,700百万円であり、
対応する売現先勘定は 1,876,755 百万円、債券貸借取引受入担保金は 697,235 百
万円であります。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、27,043,700 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、当行及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。ま
た、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
も定期的に予め定めている行内(社内)手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じ
て契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日法律第 34 号)に基づき、当行の事業
用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再
評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額に、持分法
適用関連会社に生ずる土地再評価差額金のうち親会社持分相当額を加えた金額を「土
地再評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日政令第 119 号)第 2 条第
4号に定める「地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎となる
土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価
額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価
の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
103,800 百万円
なお、一部の持分法適用関連会社は、平成 14 年 3 月 31 日に事業用の土地の再評
価を行っております。
10. 動産不動産の減価償却累計額 502,270 百万円
11. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 573,221 百万円が含まれております。
12. 社債には、劣後特約付社債 1,113,992 百万円が含まれております。
(連結損益計算書関係)
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142
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. その他経常収益には、株式等売却益52,997百万円及び貸出債権等の売却に係る利益
26,140 百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には、株式等償却 254,835 百万円、株式等売却損 184,774 百万
円、貸出金償却 165,727 百万円及び貸出債権等の売却に係る損失 157,002 百万円
を含んでおります。
3. その他の特別利益は、債権売却損失引当金戻入益であります。
4. その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. その他経常収益には、株式等売却益 66,779 百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には、貸出金償却59,979百万円及び貸出債権等の売却に係る損失
58,076 百万円を含んでおります。
5. 当連結会計年度において、当行及び一部の国内連結子会社は、以下の資産について減
損損失を計上しております。
地域
主な用途
種類
減損損失
(百万円)
首都圏
営業用店舗 5ヵ店
遊休資産 19 物件
土地建物動産
1,338
7,043
その他
営業用店舗 3ヵ店
遊休資産 10 物件
土地建物動産
2,202
9,155
当行は、営業用店舗については、支店、支社、営業部等毎に継続的な収支の把握を
行っていることから各拠点(物理的に同一の資産を共有する拠点)を、遊休資産及び売却
予定資産については各資産を、グルーピングの最小単位としております。本店、研修
所、システム・事務集中センター、社宅・寮、厚生施設等については独立したキャッ
シュ・フローを生み出さないことから共用資産としております。
当行は、平成 10 年 3 月 31 日に土地の再評価に関する法律に基づき事業用土地の
再評価を行っておりますが、上記の営業用店舗8ヵ店については再評価後の地価の下落
により含み損を有するに至っております。
これらの営業用店舗は、割引前将来キャッシュ・フローの総額が再評価後の帳簿価
額に満たないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(3,541百万
円)を減損損失として特別損失に計上しております。
当連結会計年度の減損損失の測定に使用した回収可能額は正味売却価額であります。
正味売却価額は、
「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎となる
土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価額」等
に基づき算定しております。
また、当行及び一部の国内連結子会社は、遊休資産の認定を行った上記29物件につ
いて帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(16,199 百万円)を減損損失と
して特別損失に計上しております。
当連結会計年度の減損損失の測定に使用した回収可能額は正味売却価額であります。
正味売却価額は、売却予定額及び鑑定評価額等に基づき算定しております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金預け金勘定 7,366,450 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金 △ 3,733,736 百万円
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金預け金勘定
5,840,013 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金
△ 3,102,096 百万円
現金及び現金同等物 現金及び現金同等物
3,632,714 百万円
2,737,916 百万円
(リース取引関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
取得価額相当額
動産 41,057 百万円
その他 1,953 百万円
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
40,754 百万円
その他
1,886 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産 その他 43,010 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
42,641 百万円
合計 年度末残高相当額
動産 その他 17,882 百万円
21,146 百万円
23,879 百万円
1,248 百万円
合計
年度末残高相当額
動産
その他
合計 25,127 百万円
合計
21,494 百万円
17,177 百万円
704 百万円
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に占
合計 20,455 百万円
1,039 百万円
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に占
める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内 1 年超 20,299 百万円
847 百万円
める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
6,795 百万円
18,332 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
1 年超
7,026 百万円
14,468 百万円
25,127 百万円
合計
21,494 百万円
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額) 7,266 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・その他資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び年度末残高
取得価額 27,026 百万円
減価償却累計額 12,780 百万円
年度末残高 14,246 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内 6,571 百万円
1 年超 7,674 百万円
・支払リース料
(減価償却費相当額)
7,228 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・その他資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び年度末残高
取得価額
29,271 百万円
減価償却累計額
14,792 百万円
年度末残高
14,478 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
6,528 百万円
1 年超
7,950 百万円
合計
合計
14,246 百万円
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の合計額の
年度末残高が営業債権の年度末残高等に占める割合が低いため、受取利子込み法に
よっております。
・受取リース料 ・減価償却費 2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
7,153 百万円
6,130 百万円
19,269 百万円
82,197 百万円
101,466 百万円
14,478 百万円
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の合計額の
年度末残高が営業債権の年度末残高等に占める割合が低いため、受取利子込み法に
よっております。
・受取リース料
・減価償却費
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
6,962 百万円
5,956 百万円
19,256 百万円
70,473 百万円
6,299 百万円
18,480 百万円
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
89,730 百万円
6,733 百万円
24,679 百万円
24,780 百万円
合計
31,413 百万円
(退職給付関係)
1. 採用している退職給付制度の概要
当行及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、適格退職年金制度及び退職一時金制度等を設けております。また、従業員の退職等に際して、退職給付会計
に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。
なお、一部の当行海外支店及び海外連結子会社でも確定給付型の退職給付制度を設けております。
また、当行は、厚生年金基金の代行部分について、平成 15 年 8 月 1 日に厚生労働大臣から将来分支払義務免除の認可を受けております。
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︶
143
2. 退職給付債務に関する事項
区分
平成 14 年度
(平成 15 年 3 月 31 日現在)
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月 31 日現在)
金額(百万円)
金額(百万円)
退職給付債務
年金資産
(A)
(B)
△ 920,190
607,898
△ 721,056
630,365
未積立退職給付債務
未認識年金資産
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
(C)=(A)+(B)
(D)
(E)
(F)
(G)
△ 312,291
―
25,819
368,863
△ 47,058
△ 90,690
△ 226
11,070
167,937
△ 34,208
連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
(H)=(C)+(D)+(E)+(F)+(G)
(I)
35,332
61,761
53,881
86,022
退職給付引当金
(H)−(I)
△ 26,429
△ 32,140
(注) 1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 前連結会計年度において、平成 15 年 4 月 1 日付で当行の厚生年金基金の加算年金の引き下げを実施したことに伴い、過去勤務債務(債務の減額)が発生しております。
3. 当連結会計年度において、当行は、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代行部分について、平成 15 年 8 月 1 日に厚生労働大臣から将来分支給義務免除の認可を受けております。
これについては会計制度委員会報告第 13 号「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(平成 11 年 9 月 14 日 日本公認会計士協会)第 47ー 2 項に規定する経過措置を適用し、当該将来分返
上認可の日において代行部分に係る退職給付債務と年金資産を消滅したものとみなして会計処理しております。なお、当連結会計年度末において測定された返還相当額(最低責任準備金)は96,729
百万円であります。
4. 一部の当行海外支店及び連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
3. 退職給付費用に関する事項
区分
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
金額(百万円)
金額(百万円)
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の費用処理額
数理計算上の差異の費用処理額
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
23,103
24,268
△ 29,458
△ 2,523
19,040
12,901
11,035
21,975
19,206
△ 23,311
△ 2,855
29,295
11,291
8,902
退職給付費用
厚生年金基金の代行部分返上に伴う損益
58,367
ー
64,504
△ 26,503
計
58,367
38,001
(注) 簡便法を採用している一部の当行海外支店及び連結子会社の退職給付費用は、主として「勤務費用」に含めて計上しております。
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
平成 14 年度
(平成 15 年 3 月 31 日現在)
区分
東
京
三
菱
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行
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︶
144
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月 31 日現在)
(1) 割引率
当行及び国内連結子会社
海外連結子会社
1.1%∼ 1.9%
5.5%∼ 7.25%
当行及び国内連結子会社
海外連結子会社
1.1%∼ 2.2%
5.4%∼ 6.25%
(2) 期待運用収益率
当行及び国内連結子会社
海外連結子会社
1.1%∼ 5.0%
6.1%∼ 9.5%
当行及び国内連結子会社
海外連結子会社
1.1%∼ 3.7%
7.1%∼ 8.5%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
同左
(4) 過去勤務債務の額の処理年数
主として 10 年(その発生時の従業員の平均残存勤務期間内
の一定の年数による定額法による)
同左
(5) 数理計算上の差異の処理年数
主として 10 年(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残
存勤務期間内の一定の年数による定額法により按分した額を
それぞれ主として発生の翌連結会計年度から費用処理するこ
ととしている)
同左
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
主として 5 年
同左
(税効果会計関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額 472,488 百万円
有価証券評価損
38,649 百万円
退職給付引当金
38,564 百万円
その他有価証券評価差額金
113,611 百万円
税務上の繰越欠損金
640,855 百万円
その他
73,122 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
1,377,292 百万円
△ 257,574 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
リース取引に係る未実現利益
在外子会社の留保利益
その他
1,119,717 百万円
13,211 百万円
99,573 百万円
25,005 百万円
34,237 百万円
繰延税金負債合計
172,028 百万円
繰延税金資産の純額
947,689 百万円
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額 267,722 百万円
有価証券評価損
39,864 百万円
退職給付引当金
34,857 百万円
税務上の繰越欠損金
554,904 百万円
その他
95,482 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
992,831 百万円
△ 117,736 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
リース取引に係る未実現利益
在外子会社の留保利益
その他
875,094 百万円
繰延税金負債合計
414,195 百万円
繰延税金資産の純額
460,898 百万円
268,769 百万円
88,688 百万円
20,486 百万円
36,252 百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
37.98%
(調整)
実効税率変更による影響額
18.34%
評価性引当額の増減
11.61%
在外子会社の留保利益に係る税率調整
△ 9.71%
外国税額
△ 5.68%
子会社からの受取配当金消去
△ 4.16%
子会社による株式買入消却
△ 4.00%
その他
3.63%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
48.00%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標
準が、従来の「所得及び清算所得」と規定されていたもの(平成 15 年改正前地方税法
第 72 条の 12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変
更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、
利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、こ
れを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平成16年
4 月 1 日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなり
ます。
この変更に伴い、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の 37.98%から 40.46%となり、
「繰延税
金資産」は 56,471 百万円増加、
「繰延税金負債」は 14 百万円減少し、当連結会計年
度に計上された「法人税等調整額」は 47,210 百万円減少しております。また、「再
評価に係る繰延税金負債」は 7,733 百万円増加し、
「土地再評価差額金」は 7,735 百
万円減少、「その他有価証券評価差額金」は 9,266 百万円増加しております。
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が、法定実効税
率の 100 分の 5 以下であるため、記載を省略しております。
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より当行及び一部の国内連結
子会社の法人事業税に係る課税標準の一部が、
「付加価値額」及び「資本等の金額」に
変更されることにより、これらが課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課
税標準とする税金には該当しないことになります。
これに伴い、前連結会計年度において、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計
算に使用する平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.46%としておりましたが、当連
結会計年度において、一部の地方自治体が改正後の法人事業税に超過税率の適用を決
めたことに伴い、平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.63%としております。
この変更に伴い、
「繰延税金資産」は 1,912 百万円増加、
「繰延税金負債」は 0 百万
円増加し、当連結会計年度に計上された「法人税等調整額」は 3,007 百万円減少して
おります。また、
「再評価に係る繰延税金負債」は 545 百万円増加し、
「土地再評価差
額金」は同額減少、
「その他有価証券評価差額金」は 1,095 百万円減少しております。
(関連当事者との取引)
平成 14 年度(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
平成 15 年度(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
(1 株当たり情報)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
412 円 20 銭
1 株当たり当期純損失
30 円 95 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
ー
当連結会計年度から、企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」
(平成 14 年 9 月 25 日企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当た
り当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成14年9月25日企業会計基準委員会)を
適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して算定した、前連結会計年度の1株当たり情報
は次のとおりであります。
1 株当たり純資産額
512 円 58 銭
1 株当たり当期純利益
7 円 95 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
―
なお、前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は潜在株式を調整した計
算により 1 株当たりの当期純利益が減少しないため、記載しておりません。
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
598 円 87 銭
84 円 17 銭
ー
(注) 1. 1 株当たり当期純利益及び 1 株当たり当期純損失の算定上の基礎は、次のとおりであります。
平成 14 年度
平成 15 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1 株当たり当期純利益(△は 1 株当たり当期純損失)
円
△ 30.95
84.17
当期純利益(△は当期純損失)
百万円
△ 138,117
429,283
普通株主に帰属しない金額
うち利益処分による役員賞与金
百万円
百万円
6,723
7
6,791
76
うち利益処分による優先配当額
百万円
6,715
6,715
普通株式に係る当期純利益(△は当期純損失)
百万円
△ 144,841
422,491
普通株式の期中平均株式数
千株
4,679,225
5,019,469
2. 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
有価証券関係
1. 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の有価証券及び譲渡性預け金、
「現金預け金」中の譲渡性預け金、並びに「買入金銭債権」中の有価証券及び商品投資受益権等も含めて記
載しております。
2.「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については、財務諸表における「有価証券関係」の箇所に記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
連結貸借対照表計上額
売買目的有価証券
4,608,068
平成15年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
622
連結貸借対照表計上額
5,454,063
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
△ 3,642
145
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
連結貸借
対照表計上額
時価
平成15年度
差額
うち益
連結貸借
対照表計上額
うち損
時価
差額
うち益
うち損
国債
外国債券
その他
ー
33,203
207,649
ー
35,144
207,649
ー
1,940
ー
ー
1,942
ー
ー
1
ー
996,398
39,090
168,118
996,785
40,643
168,152
387
1,552
34
1,604
1,558
34
1,217
5
ー
合計
240,853
242,793
1,940
1,942
1
1,203,606
1,205,580
1,974
3,197
1,223
(注) 1. 時価は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
取得原価
国内株式
国内債券
国債
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他
合計
2,618,196
9,709,651
8,375,643
396,524
937,483
13,090
3,098,019
1,149,871
連結貸借
対照表計上額
平成15年度
評価差額
取得原価
うち益
うち損
連結貸借
対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
2,327,791
9,774,810
8,424,325
403,469
947,014
26,190
3,122,440
1,090,652
△ 290,404
65,158
48,682
6,945
9,531
13,100
24,420
△ 59,219
168,888
67,259
50,230
6,969
10,060
13,215
32,223
16,453
459,293 2,139,218 2,746,762
2,100 13,426,582 13,411,575
1,547 11,973,561 11,954,461
24
201,275
202,872
529 1,251,745 1,254,240
114
1,920
15,678
7,802 2,608,295 2,622,849
75,672 1,291,178 1,320,627
607,544
△ 15,007
△ 19,099
1,597
2,494
13,757
14,553
29,448
693,953
21,033
14,461
2,085
4,486
13,758
22,456
41,740
86,409
36,041
33,561
488
1,992
1
7,902
12,291
16,588,828 16,341,884
△ 246,944
298,039
544,984 19,467,196 20,117,492
650,296
792,943
142,647
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. 当行及び国内連結子会社は、市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、当該連結会計年度末に
おいて時価が取得原価まで回復する見込みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、当該差額を当該連結会計年度の損失として処理しております。
「時価が著しく下落
した」
と判断する基準は、予め定めている資産の自己査定基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
4. 平成15年度の評価差額のうち、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額は198百万円(収益)であります。
4. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
売却額
その他有価証券
23,034,725
平成15年度
売却益の合計額 売却損の合計額
171,972
売却額
233,539 21,080,209
売却益の合計額 売却損の合計額
154,711
5. 時価評価されていない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額(2. を除く)
(単位:百万円)
平成14年度
東
京
三
菱
銀
行
146
平成15年度
満期保有目的の債券 外国債券
22,193
13,749
その他有価証券 国内株式
社債
90,228
296,069
135,460
397,158
6. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成14年度
1年以内
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
164,771
1年超5年以内
5年超10年以内
平成15年度
1年以内
1年超5年以内
国内債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
2,892,875
2,656,213
49,845
186,816
326,237
298,420
5,239,988
3,929,326
330,821
979,840
1,579,100
171,400
1,679,861
1,575,575
28,854
75,431
566,482
38,982
264,206
263,210
ー
995
717,991
473,408
10年超
7,655,809
7,348,450
72,082
235,276
495,335
247,690
5,289,661
3,845,028
116,341
1,328,291
1,331,153
186,083
5年超10年以内
855,265 1,008,920
751,401 1,005,980
18,974
ー
84,890
2,940
210,076
619,691
126,136
478,111
10年超
合計
3,517,533
6,990,489
2,285,326
1,455,607
8,398,834
6,806,898
1,191,478 2,106,724
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成14年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
運用目的の金銭の信託
平成15年度
300,125
連結貸借対照表計上額
△ 9,024
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
327,363
8,247
2. 運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
(単位:百万円)
平成14年度
取得原価
運用目的及び
満期保有目的以外の
金銭の信託
105,757
連結貸借
対照表計上額
105,757
平成15年度
評価差額
取得原価
うち益
ー
うち損
ー
ー
134,664
連結貸借
対照表計上額
135,061
評価差額
うち益
396
うち損
396
ー
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
その他有価証券評価差額金
連結貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成14年度
評価差額
その他有価証券
運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
繰延税金資産(△は繰延税金負債)
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
少数株主持分相当額
持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る評価差額金のうち親会社持分相当額
その他有価証券評価差額金
平成15年度
△ 246,944
△ 246,944
ー
650,495
650,098
396
21,061
△ 265,513
△ 225,882
384,982
△ 2,411
△ 3,166
467
1,757
△ 227,826
383,572
(注) 平成15年度の評価差額からは、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額198百万円(収益)を除いております。
デリバティブ取引関係
1. 取引の状況に関する事項
平成 14 年度
当行及び連結子会社の行っているデリバティブ取引には、金利・通貨等先物取引、金利・
為替先渡取引、先物外国為替取引、金利・通貨等スワップ取引、金利・通貨等オプション
取引などがあります。
なお、当行では、行内で定めるリスク管理・運営方針に基づき、主として以下の目的でデ
リバティブ取引に積極的に取り組んでおります。
・顧客へのリスクヘッジ手段の提供
・短期的な為替・金利等の見通しに基づくトレーディング
・資産・負債に係わる為替・金利リスクの調整
また、他の取引と同様デリバティブ取引についても、市場リスク、信用リスク別に、可能
な限り統一的な手法で測定・管理を行っております。
市場リスクにつきましては、経営会議から半期毎、為替・資金・デリバティブなどの業務
毎にバリュー・アット・リスク(保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最大
損失額を統計的に推定したリスク指標、以下 VaR)を用いた権限を付与し、行内の独立し
た市場リスクの管理部署である総合リスク管理室が日次、グローバル・連結ベースで銀行
全体のリスクの量を計測、管理し、直接経営陣に報告しております。なお、当行の内部モ
デルでは、過去3年間(観測期間)の統計データに基づいた分散共分散マトリクス(リスク・
ファクター間の相関を考慮)により VaR を算出しております。
一方、信用リスクにつきましては、フロント組織から独立した与信所管部が再構築コスト
及び再構築コストの将来の変動を考慮に入れた与信残高の把握と管理を行っております。
この他に、当行は貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバ
ティブ取引を用いて総体で管理するマクロヘッジを実施しております。マクロヘッジのリ
スク量の測定単位にはベーシス・ポイント・バリュー(金利変動に対する価格感応度)など
を使用し、フロント組織から独立したミドルオフィス、バックオフィス及びこれに類似し
た部署が、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段であるデ
リバティブ取引のリスク量が収まっているかなどヘッジの有効性を評価し、この結果を総
合リスク管理室が取りまとめ、経営陣に報告しております。
なお、平成14年度のVaR値及び信用リスク相当額は、それぞれ以下のとおりであります。
(VaR 値)
VaR 実績値
(単位:億円)
金額
リスク・カテゴリー
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
商品
分散効果
合計
日次平均
最大値
最小値
期末日
13.5
4.9
5.9
5.0
6.3
1.4
△ 3.2
23.9
10.0
12.9
10.0
14.4
2.8
ー
9.1
1.8
2.7
2.1
2.7
0.5
ー
10.0
3.7
4.0
10.0
3.1
0.8
△ 3.6
23.0
34.0
15.5
20.2
(注) 1. デリバティブ取引を含むトレーディング業務を対象範囲としております。
2. 計数は保有期間1日、信頼区間99%であります。
3. 最大値、および最小値は、各々実現した日が異なります。
(信用リスク相当額)
(単位:億円)
金額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による信用リスク削減効果
合計
48,605
6,085
8,778
925
1,140
1,305
△ 33,773
33,067
(注) 1. 計数は連結自己資本比率(国際統一基準)算定に用いたものであります。
2. ネッティングとは、同一取引先との間で締結した全てのオフバランス取引の時価評価
額を相殺し、相殺後の金額を信用リスク相当額とすることであります。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
147
平成 15 年度
一方、信用リスクにつきましては、フロント組織から独立した与信所管部が再構築コスト
及び再構築コストの将来の変動を考慮に入れた与信残高の把握と管理を行っております。
なお、当連結会計年度の VaR 値及び信用リスク相当額は、それぞれ以下のとおりであり
ます。
当行及び連結子会社の行っているデリバティブ取引には、金利・通貨等先物取引、金利・
為替先渡取引、先物外国為替取引、金利・通貨等スワップ取引、金利・通貨等オプション
取引などがあります。
なお、当行では、行内で定めるリスク管理・運営方針に基づき、主として以下の目的でデ
リバティブ取引に積極的に取り組んでおります。
・顧客へのリスクヘッジ手段の提供
・短期的な為替・金利等の見通しに基づくトレーディング
・資産・負債に係わる為替・金利リスクの調整
また、上記のほか、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利変動リスク、
為替相場変動リスクなどを適正な水準に調整することを基本方針として、ヘッジ目的でデ
リバティブ取引を利用しております。
ヘッジ目的の取引においては、固定金利の預金・貸出金・債券等、変動金利の預金・貸出
金等及び固定金利の預金・貸出金等に係る予定取引をヘッジ対象としており、金利スワッ
プ取引等をヘッジ手段として指定しております。ヘッジの有効性については、ヘッジ対象
とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一になるようなヘッジ指定を行っているため、
高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えているほか、一部に
おいて金利変動要素の相関関係により有効性の評価を行っております。
デリバティブ取引に係る主要なリスクとして、市場リスク及び取引に伴い発生する信用リ
スクがあります。
市場リスクとは金利、有価証券の価格、為替レート等の様々な市場の変動により損失を生
じるリスクであり、信用リスクとは取引相手方の財政状態の悪化により、契約が履行され
なくなり損失を被るリスクであります。当行では、他の取引と同様デリバティブ取引につ
いても、市場リスク、信用リスク別に、可能な限り統一的な手法で測定・管理を行ってお
ります。
市場リスクにつきましては、経営会議から半期毎、為替・資金・デリバティブなどの業務
毎にバリュー・アット・リスク(保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最大
損失額を統計的に推定したリスク指標、以下 VaR)を用いた権限を付与し、行内の独立し
た市場リスクの管理部署である総合リスク管理室が日次、グローバル・連結ベースで銀行
全体のリスクの量を計測、管理し、直接経営陣に報告しております。なお、当行の内部モ
デルでは、過去3年間(観測期間)の統計データに基づいた分散共分散マトリクス(リスク・
ファクター間の相関を考慮)により VaR を算出しております。
(VaR 値)
VaR 実績値
(単位:億円)
金額
リスク・カテゴリー
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
商品
分散効果
合計
日次平均
最大値
最小値
期末日
13.8
7.5
4.8
5.0
5.3
1.4
△ 3.1
21.8
13.6
10.2
10.1
22.1
2.9
ー
9.4
2.8
2.2
3.0
2.2
0.2
ー
14.4
9.9
4.8
10.1
6.5
2.1
△ 6.2
22.4
32.4
15.0
26.9
(注) 1. デリバティブ取引を含むトレーディング業務を対象範囲としております。
2. 計数は保有期間1日、信頼区間99%であります。
3. 最大値、および最小値は、各々実現した日が異なります。
(信用リスク相当額)
(単位:億円)
金額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による信用リスク削減効果
40,030
5,186
8,822
881
1,448
999
△ 32,301
合計
25,068
(注) 1. 計数は連結自己資本比率(国際統一基準)算定に用いたものであります。
2. ネッティングとは、同一取引先との間で締結した全てのオフバランス取引の時価評価
額を相殺し、相殺後の金額を信用リスク相当額とすることであります。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
取引所 金利先物
売建
買建
金利オプション
売建
買建
店頭 金利先渡契約
売建
買建
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
148
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
受取固定・支払固定
その他
売建
買建
合計
時価
評価損益
うち1年超
4,979,785
6,778,166
235,364
656,231
△ 37,589
27,420
△ 37,589
27,420
4,872,187
6,978,327
800,399
831,922
△ 5,664
10,341
△ 5,664
10,341
16,690,400
22,231,699
ー
8,124
△ 17,299
35,101
△ 10,658
21,091
7,902,073
6,325,931
12,682
ー
△ 1,262
4,751
590
571
702,374
799,281
452
42,336
973
△ 2,649
973
△ 2,649
3,072,496
5,547,431
55,796
52,845
1,138
△ 2,979
1,138
△ 2,979
103,210,682
102,240,024
5,773,332
194,856
6,956,713
5,520,093
79,667,570
3,953,096
3,953,096 106,309,532
77,692,511 △ 3,831,879 △ 3,831,879 104,233,475
4,191,386
△ 8,903
△ 8,903
6,895,022
100,767
△ 4,233
△ 4,233
149,425
4,267,621
3,334,827
△ 98,417
102,102
△ 64,355
68,476
117,722
110,789
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
6,595,725
5,781,200
80,218,606
2,296,034
2,296,034
78,550,324 △ 2,186,844 △ 2,186,844
5,259,264
△ 5,009
△ 5,009
114,540
△ 3,449
△ 3,449
4,024,571
3,503,175
△ 36,120
82,715
△ 26,989
41,388
153,650
119,126
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 通貨先物
売建
買建
店頭 通貨スワップ
為替予約
売建
買建
通貨オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
533
11,793
ー
ー
ー
ー
ー
ー
9,419,404
6,111,382
△ 110,061
△ 110,061
9,148,925
6,213,948
△ 19,638
△ 19,638
23,912
16,662
ー
ー
△ 523
788
△ 523
788
21,181,301
22,829,778
975,202
844,293
161,256
△ 139,265
161,256
△ 139,265
883
883
ー
ー
△6
6
6
△3
4,547,041
4,320,518
566,576
525,244
△ 87,729
88,302
567
22,001
△ 109,796
△ 109,794
2,925
24,920
合計
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3.の取引は、上記記載
から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値等により算定しております。
3. 平成14年度については、業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置に基づ
き、期間損益計算を行っている通貨スワップ取引については、上記記載から 除いており
ます。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成14年度
契約額等
通貨スワップ
評価損益
うち1年超
時価
評価損益
2,829,937 △ 47,410
取引所 通貨先物
売建
買建
564
2,985
店頭 為替予約
売建
買建
25,591,471
26,879,793
通貨オプション
売建
買建
△ 47,410
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直しを行
い、その損益を連結損益計算書に計上しているものは、上記記載から除いております。
4,926,775
4,633,370
4. 従来、引直し対象としていた先物為替予約、通貨オプション等は、平成15年度からは上
記に含めて記載しております。
なお、業種別監査委員会報告第25号に基づきヘッジ会計を適用している通貨スワップ
取引等については、上記記載から除いております。
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
96,698
82
ー
ー
1,560
△0
1,560
△0
117,944
1,384
ー
ー
△ 3,692
45
△ 3,692
45
株式指数オプション
売建
買建
19,693
11,450
ー
ー
△ 247
1,508
38
72
22,560
8,494
ー
ー
93
13
32
△9
店頭 有価証券店頭オプション
売建
買建
49,054
69,266
25,657
39,394
△ 1,980
2,455
△ 1,185
1,825
33,990
29,893
16,976
2,496
1,574
1,487
△ 1,569
864
38
ー
38
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
260
1,007
ー
ー
7
△ 57
7
△ 57
336
1,493
ー
ー
△ 42
185
△ 42
185
ー
ー
ー
ー
34
ー
3,246
2,261
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・株価指数変化率支払
有価証券店頭指数等先渡取引
売建
買建
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
ー
ー
△ 334
△ 4,186
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
149
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
525,471
551,546
27,604
22,762
△ 1,020
1,025
△ 1,020
1,025
719,408
882,141
9,510
25,342
1,790
△ 4,195
1,790
△ 4,195
債券先物オプション
売建
買建
88,630
202,912
37,431
37,431
△ 139
276
260
△ 300
502,494
565,257
ー
ー
3,200
1,517
△ 1,477
△ 743
店頭 債券店頭オプション
売建
買建
487,927
310,284
ー
ー
△ 3,661
691
△ 1,187
△ 116
1,154,357
1,180,227
ー
ー
6,238
1,884
△ 3,718
△ 1,356
△ 2,827
△ 1,338
10,436
△ 9,701
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
(5) 商品関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 商品先物
売建
買建
店頭 商品スワップ
商品指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・商品指数変化率支払
商品オプション
売建
買建
評価損益
うち1年超
1,123
3,491
ー
3,224
△ 41
159
△ 41
159
3,571
4,314
2,375
3,163
△ 112
242
△ 112
242
138,709
123,008
71,273
45,895
△ 14,903
14,654
△ 14,903
14,654
107,668
116,974
72,471
68,050
△ 15,660
16,677
△ 15,660
16,677
28,774
33,528
8,192
7,546
△ 1,881
3,903
△ 505
1,999
20,168
17,490
5,011
4,570
2,184
2,483
△ 2,831
1,708
1,891
1,362
5,814
23
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、国際石油取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算定しております。
3. 商品は主に石油に係るものであります。
(6) クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
店頭 クレジット・デフォルト・オプション
売建
買建
その他
売建
買建
342,536
489,391
275,427
334,624
29,452
648
29,452
648
403,606
515,545
309,900
477,954
△ 22,910
△ 3,488
△ 22,910
△ 3,488
3,227
ー
ー
ー
286
ー
286
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
30,386
30,386
△ 26,398
△ 26,398
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
(7) その他
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
店頭 ウェザー・デリバティブ
売建
買建
215
ー
時価
評価損益
うち1年超
ー
ー
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 オプション価格計算モデル等により算定しております。
150
評価損益
うち1年超
△8
ー
26
ー
△8
26
335
335
5
5
△ 22
22
45
△ 10
ー
35
セグメント情報
1. 事業の種類別セグメント情報
(単位:百万円)
平成14年度
銀行業
証券業
I 経常収益
(1) 外部顧客に対する経常収益
(2) セグメント間の内部経常収益
1,989,056
18,382
計
2,007,438
86,257
経常費用
2,242,116
123,047
経常利益(△は経常損失)
II 資産
減価償却費
資本的支出
80,217
6,039
その他
116,899
7,069
計
消去又は全社
連結
2,186,174
31,491
―
(31,491)
2,186,174
―
123,969
2,217,665
(31,491)
2,186,174
115,208
2,480,371
(21,575)
2,458,796
(9,916)
△ 272,622
△ 234,677
△ 36,789
8,760
△ 262,706
77,204,626
61,511
67,734
3,845,273
8,268
15,652
853,654
1,704
1,656
81,903,554
71,484
85,043
(2,312,167) 79,591,387
ー
71,484
ー
85,043
(注) 1. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2. 当連結会計年度より、経常損失に占める証券業の割合が10%を超えたため、事業の種類別セグメント情報を記載しております。
3. その他には、クレジットカード業、
リース業等が属しております。
4. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年東京都条例第145号)
(以下「都条例」
という)が施行
されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効で
あることを理由として、誤納金7,322百万円及び損害賠償金100百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、4月9日、
当行を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金21,822百万円の請求を認める判決を言
い渡しました。平成15年2月10日、東京都は、上告及び上告受理申立てをし、2月13日、当行を含む一審原告各行も上告及び上告受理申立てをしております。
このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る事業
税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を合憲・
適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は14,960百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税
標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、この影響は銀行業におけるものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準
である場合に比べ、資産は99,307百万円減少しましたが、この影響は銀行業におけるものであります。また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月30
日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年大阪府条例第77号)
(以下「平成14年改正府条例」
という)が、平成15
年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成15年大阪府条例第14号)
(以下「平成15年改正府条例」
という)が、
それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係
る事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定
であります。ただし、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計
の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は16,722百万円減少しましたが、この影響は銀行業におけるものであります。
5.「地方税法等の一部を改正する法律」(平成15年法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所得及
び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資
本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人
事業税は、平成16年4月1日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなります。
この変更に伴い、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の37.98%から40.46%となり、資産の金額は56,471
百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業での増加によるものが56,489百万円、証券業での減少によるものが18百万円であります。
(単位:百万円)
平成15年度
銀行業
証券業
その他
172,628
10,020
112,721
4,152
2,045,260
32,575
1,778,313
182,648
116,873
2,077,835
(32,575)
2,045,260
1,381,727
139,353
108,709
1,629,790
(31,054)
1,598,735
396,586
43,295
8,163
448,045
(1,520)
446,524
82,734,573
74,931
124,701
6,103,853
12,844
9,005
831,926
2,081
4,750
89,670,353
89,857
138,457
I 経常収益
(1) 外部顧客に対する経常収益
(2) セグメント間の内部経常収益
1,759,910
18,403
計
経常費用
経常利益
II 資産
減価償却費
資本的支出
計
消去又は全社
ー
(32,575)
連結
2,045,260
ー
(1,983,735) 87,686,618
ー
89,857
ー
138,457
(注) 1. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2. その他には、クレジットカード業、
リース業等が属しております。
3. 当行は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(平成14年7月29日 日本公認会計士協会。
以下「業種別監査委員会報告第25号」
という)に規定する経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引については、業種別監
査委員会報告第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計士協会)に基づき、資金取引として発生
主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき、デリバティブ取引として時価評価し、正味の債権及び債務を連
結貸借対照表に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、資産は59,734百万円増加しておりますが、この影響は銀行業によるものであります。
当行の上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置を適用し、相殺のうえ「その他資産」中のその他の資産
又は「その他負債」中のその他の負債で純額表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本則規定に基づき総額で表示するとともに、「特定取引資産」及び「特定取引負債」中の特
定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、資産は466,600百万円増加
しておりますが、この影響は銀行業によるものであります。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
151
4. 当行の組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主義による期
間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分管理している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価
し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報告第24号の本則規定の
適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産又は金融負債と区別せず一体として処理して
いた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することが合理
的であるため、会計処理を変更したものであります。なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は8,885百万円増加しておりますが、この影響は銀行業によるもの
であります。
5. 当連結会計年度において、当行のデリバティブトレーディング業務の一部を、三菱証券に移植しております。従って、証券業セグメントの経常収益、経常費用には、移植された業務によるものが
含まれております。
2. 所在地別セグメント情報
(単位:百万円)
平成14年度
日本
I 経常収益
(1) 外部顧客に対する経常収益
(2) セグメント間の内部経常収益
1,337,671
77,579
北米
520,110
17,773
中南米
41,098
22,281
欧州・中近東
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
連結
176,908
55,129
110,383
23,532
2,186,174
196,296
―
(196,296)
2,186,174
―
計
1,415,251
537,884
63,380
232,038
133,916
2,382,470
(196,296)
2,186,174
経常費用
1,724,659
515,778
61,204
238,767
89,754
2,630,165
(171,368)
2,458,796
△ 247,694
(24,928)
△ 272,622
経常利益(△は経常損失)
II 資産
△ 309,408
22,105
2,175
△ 6,729
44,161
67,987,624
13,200,469
1,516,750
6,499,086
4,671,485
93,875,416 (14,284,029) 79,591,387
(注) 1. 当行の本支店及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代えて、そ
れぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2. 北米には、米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアには香港、
シンガポール、中国等が属しております。
3. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年東京都条例第145号)
(以下「都条例」
という)が施行
されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。平成12年10月18日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提
訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金7,322百万円及び損害賠償金100百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、
平成14年3月29日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、4月9日、当行を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であ
ることを理由として、誤納金21,822百万円の請求を認める判決を言い渡しました。平成15年2月10日、東京都は、上告及び上告受理申立てをし、2月13日、当行を含む一審原告各行も上
告及び上告受理申立てをしております。このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前
連結会計年度と同様に東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であ
ると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は14,960百万円を「その
他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、この影響は日本におけるものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含
められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は99,307百万円減少しましたが、この影響は日本におけるものであります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)が
施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。平成14年4月4日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に
提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年
大阪府条例第77号)
(以下「平成14年改正府条例」
という)が、平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平
成15年大阪府条例第14号)
(以下「平成15年改正府条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用
されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係る事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低
い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なも
のと認めたわけではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は16,722百万円減少しましたが、この影響は
日本におけるものであります。
4.「地方税法等の一部を改正する法律」(平成15年法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所得及
び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資
本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人
事業税は、平成16年4月1日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなります。この変更に伴い、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成
16年度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の37.98%から40.46%となり、資産の金額は56,471百万円増加しておりますが、この影響は日本におけるものであります。
(単位:百万円)
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
152
平成15年度
日本
I 経常収益
(1) 外部顧客に対する経常収益
(2) セグメント間の内部経常収益
1,384,065
67,008
北米
中南米
417,774
6,670
12,727
19,087
欧州・中近東
144,143
35,689
アジア・オセアニア
86,548
11,003
計
2,045,260
139,459
消去又は全社
―
(139,459)
連結
2,045,260
―
計
1,451,074
424,444
31,814
179,833
97,552
2,184,720
(139,459)
2,045,260
経常費用
1,156,743
298,981
36,737
156,208
69,587
1,718,258
(119,522)
1,598,735
(19,936)
446,524
経常利益(△は経常損失)
II 資産
294,330
125,462
△ 4,922
23,625
27,965
466,461
73,509,572
11,236,996
1,304,584
6,839,673
4,544,207
97,435,033
(9,748,415) 87,686,618
(注) 1. 当行の本支店及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代えて、そ
れぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2. 北米には、米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアには香港、
シンガポール、中国等が属しております。
3. 当行は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(平成14年7月29日 日本公認会計士協会。
以下「業種別監査委員会報告第25号」
という)に規定する経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引については、業種別監
査委員会報告第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計士協会)に基づき、資金取引として発生
主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき、デリバティブ取引として時価評価し、正味の債権及び債務を連
結貸借対照表に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、資産は59,734百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ日本におけるものが19,679百万円、北米におけるものが634百万円、欧
州・中近東におけるものが38,385百万円、アジア・オセアニアにおけるものが1,034百万円であります。
当行の上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置を適用し、相殺のうえ「その他資産」中のその他の資産
又は「その他負債」中のその他の負債で純額表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本則規定に基づき総額で表示するとともに、「特定取引資産」及び「特定取引負債」中の特
定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、資産は466,600百万円増加
しておりますが、この影響はそれぞれ日本におけるものが230,337百万円、北米におけるものが33,860百万円、中南米におけるものが1,937百万円、欧州・中近東におけるものが
168,528百万円、アジア・オセアニアにおけるものが31,935百万円であります。
4. 当行の組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主義による期
間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分管理している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価
し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報告第24号の本則規定の
適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産又は金融負債と区別せず一体として処理して
いた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することが合理
的であるため、会計処理を変更したものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は8,885百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ日本におけるものが8,424百万円、北米におけるものが461
百万円であります。
3. 海外経常収益
(単位:百万円)
平成14年度
I 海外経常収益
II 連結経常収益
III 海外経常収益の連結経常収益に占める割合
848,502
2,186,174
38.8%
平成15年度
661,194
2,045,260
32.3%
(注) 1. 一般企業の海外売上高に代えて、海外経常収益を記載しております。
2. 海外経常収益は、当行の海外店取引、並びに海外連結子会社の取引に係る経常収益(ただし、連結会社間の内部経常収益を除く)で、こうした膨大な取引を相手先別に区分していないため、国
又は地域ごとのセグメント情報は記載しておりません。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
153
連結情報
1. 国内・海外別収支の内訳
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
5,761
7,695
1,934
3,099
6,402
3,303
△ 284
△ 619
△ 335
8,576
13,479
4,902
5,678
7,159
1,481
2,701
4,708
2,007
△ 203
△ 581
△ 378
8,176
11,286
3,110
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
2,429
3,025
595
1,190
1,466
276
△ 506
△ 718
△ 211
3,113
3,774
660
2,974
3,593
619
1,202
1,352
149
△ 427
△ 668
△ 240
3,749
4,277
528
591
606
15
175
197
21
ー
△ 37
△ 37
766
766
ー
1,193
1,225
32
140
157
16
1
△ 47
△ 48
1,335
1,335
ー
1,312
1,875
562
173
352
179
△ 17
△ 39
△ 21
1,468
2,189
721
713
1,911
1,198
126
228
102
△ 30
△ 206
△ 175
809
1,934
1,124
特定取引収支
特定取引収益
特定取引費用
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内に本店を有する連結子会社(以下「国内連結子会社」
という)です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下「海外連結
子会社」
という)です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3. 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用を控除して表示しています。
2. 国内・海外別資金運用/調達の内訳
(1) 平均残高
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額
合計
国内
海外
相殺消去額
499,507
298,302
161,965
9,921
19,608
168,221
101,996
17,742
2,941
43,697
△ 29,766
△ 11,363
△ 7,710
△ 2,285
△ 8,175
637,962
388,934
171,997
10,578
55,130
535,498
304,384
180,257
28,150
12,964
148,325
87,781
11,621
2,389
40,034
△ 34,048
△ 12,566
△ 6,626
△ 2,469
△ 12,325
649,775
379,598
185,252
28,070
40,673
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引受入担保金
借用金等
538,981
409,476
17,852
13,463
15,805
55,516
145,532
95,629
3,129
ー
2,881
32,485
△ 23,563
△ 4,877
△ 1,041
△2
△ 2,323
△ 14,784
660,951
500,228
19,941
13,461
16,363
73,217
584,265
438,762
19,580
4,985
18,727
74,345
144,867
97,368
2,128
ー
4,407
24,999
△ 27,073
△ 5,952
△ 1,238
ー
△ 2,502
△ 16,901
702,059
530,178
20,470
4,985
20,632
82,443
(2) 利息、利回り
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
154
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
(単位:億円)
平成14年度
平成15年度
利息
国内
海外
相殺消去額
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引
支払保証金
預け金等
7,695
4,890
1,808
6,402
4,181
645
△ 619
△ 206
△ 290
13,479
8,864
2,163
6
195
44
861
△0
△ 118
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引
受入担保金
借用金等
1,934
608
3
85
3,303
1,313
79
ー
99
402
43
889
利回り
利息
相殺消去額
合計
利回り
国内
海外
2.11%
2.27%
1.25%
7,159
4,676
1,727
4,708
3,170
320
△ 581
△ 161
△ 226
11,286
7,686
1,821
1.73%
2.02%
0.98%
49
938
0.47%
1.70%
12
136
22
601
△1
△ 118
34
619
0.12%
1.52%
△ 335
△ 82
△0
△0
4,902
1,839
82
85
0.74%
0.36%
0.41%
0.63%
1,481
444
2
40
2,007
953
45
ー
△ 378
△ 54
△0
ー
3,110
1,343
47
40
0.44%
0.25%
0.23%
0.80%
△0
△ 245
142
1,045
0.87%
1.42%
100
402
22
504
△0
△ 231
122
675
0.59%
0.82%
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出していますが、一部の連結子会社については、月末ごとの残高等に基づく平均残高を利用しています。
3. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
4. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しています。
5. 預け金等にはコールローン、買入手形、買現先勘定を含んでいます。
6. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、売現先勘定、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
3. 国内・海外別役務取引の内訳
(単位:億円)
平成14年度
国内
役務取引等収益
うち為替業務
その他商業銀行業務
保証業務
証券関連業務
役務取引等費用
うち為替業務
海外
平成15年度
相殺消去額
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
3,025
712
557
290
324
1,466
199
727
70
51
△ 718
△ 25
△ 31
△ 73
△ 14
3,774
885
1,253
288
361
3,593
721
782
294
571
1,352
181
669
72
55
△ 668
△ 12
△ 16
△ 73
△ 18
4,277
889
1,435
293
608
595
157
276
11
△ 211
△5
660
163
619
150
149
8
△ 240
△3
528
155
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他商業銀行業務」には、預金・貸出業務、代理業務、保護預り・貸金庫業務、信託関連業務を含んでいます。
4. 国内・海外別特定取引の内訳
(1) 特定取引収益・費用
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
特定取引収益
うち商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
606
238
4
341
22
197
6
33
155
1
△ 37
△ 15
△0
△ 21
ー
766
229
37
476
23
1,225
465
△9
753
14
157
35
11
109
0
△ 47
△ 32
ー
△ 15
△0
1,335
469
2
848
15
特定取引費用
うち商品有価証券費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他の特定取引費用
15
ー
ー
15
ー
21
15
0
5
ー
△ 37
△ 15
△0
△ 21
ー
ー
ー
ー
ー
ー
32
32
ー
ー
ー
16
ー
ー
16
0
△ 48
△ 32
ー
△ 16
△0
ー
ー
ー
ー
ー
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
(2) 特定取引資産・負債
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
相殺消去額
平成15年度
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
特定取引資産
うち商品有価証券
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
53,229
19,385
71
28
0
10,284
23,458
8,141
2,581
ー
626
0
4,922
11
△ 8,608
ー
ー
ー
ー
△ 8,608
ー
52,762
21,966
71
655
0
6,598
23,469
57,650
21,578
98
ー
ー
6,845
29,127
7,469
2,833
ー
1,000
ー
3,633
1
△ 2,149
ー
ー
ー
ー
△ 2,149
ー
62,969
24,412
98
1,000
ー
8,329
29,129
特定取引負債
うち売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引負債
17,054
6,265
20
ー
0
10,574
193
6,109
919
ー
156
0
5,019
12
△ 8,608
ー
ー
ー
ー
△ 8,608
ー
14,554
7,185
20
156
0
6,985
206
24,710
17,960
164
ー
0
6,170
415
4,942
846
ー
101
0
3,994
0
△ 2,136
ー
ー
ー
ー
△ 2,136
ー
27,515
18,806
164
101
0
8,027
415
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
155
5. 貸出金の状況
(1) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成14年度
残高
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
建設業
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
各種サービス業
その他
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
合計
平成15年度
構成比
残高
構成比
296,533
43,082
9,582
44,035
17,332
34,281
41,149
107,069
100.00%
14.53%
3.23%
14.85%
5.85%
11.56%
13.88%
36.10%
305,175
41,220
7,967
39,568
15,786
34,365
38,994
127,272
90,152
1,638
6,225
82,288
100.00%
1.82%
6.91%
91.27%
75,000
1,173
6,029
67,797
386,685
100.00%
13.51
2.61
12.97
5.17
11.26
12.78
41.70
100.00
1.56
8.04
90.40
380,175
(注)「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
(2) リスク管理債権の状況
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
平成15年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
1,135
14,916
177
15,354
537
9,232
180
9,774
226
5,191
122
5,089
合計
31,584
19,725
10,629
399,948
386,685
380,175
7.89%.
5.10%.
2.79%.
貸出金残高
貸出金に占める比率
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成13年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
平成14年度
12,596
31,584
39.88%
平成15年度
10,162
19,725
51.52%
6,300
10,629
59.27%
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
③ 地域別リスク管理債権
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(単位:億円)
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
国内
348
6,860
152
9,002
海外
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
16,364
149
4,199
113
3,614
8,076
合計
合計
188
2,371
28
772
3,360
77
991
8
1,474
2,552
アジア
3
294
1
268
567
0
52
ー
173
226
インドネシア
ー
69
1
53
124
ー
12
ー
28
40
タイ
0
44
ー
63
108
ー
15
ー
63
78
香港
ー
18
ー
112
130
ー
ー
ー
47
47
その他
2
161
ー
39
203
0
24
ー
34
59
157
1,308
9
282
1,758
67
620
4
1,148
1,840
27
768
17
221
1,035
9
318
4
153
485
537
9,232
180
9,774
19,725
226
5,191
122
5,089
10,629
米国
その他
合計
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
156
平成15年度
④ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成14年度
国内
製造業
平成15年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
348
6,860
152
9,002
74
504
12
1,439
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
16,364
149
4,199
113
3,614
8,076
2,030
24
400
0
587
1,013
合計
合計
建設業
63
404
0
720
1,189
30
335
2
69
438
卸売・小売業
81
1,705
1
2,203
3,990
31
658
3
1,203
1,896
金融・保険業
不動産業
各種サービス業
ー
146
0
24
170
ー
109
ー
39
149
34
1,823
73
2,430
4,362
6
1,545
76
1,126
2,754
819
8
585
11
1,132
1,737
9
447
9
352
その他
44
347
1
306
700
2
152
1
47
203
消費者
41
1,343
50
746
2,181
43
549
19
188
801
188
2,371
28
772
3,360
77
991
8
1,474
2,552
39
21
ー
ー
61
5
7
ー
792
805
商工業
148
2,307
27
753
3,236
72
905
8
678
1,664
その他
0
42
1
19
63
0
78
0
3
82
537
9,232
180
9,774
19,725
226
5,191
122
5,089
10,629
海外
金融機関
合計
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
6. 国内・海外別有価証券残高
(単位:億円)
平成14年度
国内
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
合計
海外
相殺消去額
平成15年度
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
84,237
4,095
12,424
26,597
31,492
5
ー
6
16
14,784
ー
ー
ー
△ 2,277
△ 5,381
84,243
4,095
12,430
24,336
40,895
129,496
2,073
16,507
31,250
25,527
12
ー
5
16
11,548
ー
ー
ー
△ 2,238
△ 4,596
129,508
2,073
16,513
29,027
32,479
158,846
14,812
△ 7,658
166,000
204,856
11,582
△ 6,835
209,603
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでいます。
7. 国内・海外別預金科目別残高
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
流動性預金
定期性預金
その他の預金
240,624
147,736
39,982
51,555
44,647
1,016
計
428,343
25,099
453,443
譲渡性預金
合計
相殺消去額
平成15年度
合計
国内
海外
△ 1,184
△ 3,287
△ 137
290,995
189,096
40,861
258,350
147,329
43,656
48,716
64,389
929
97,219
△ 4,610
520,953
449,336
2,373
△ 1,222
26,250
14,325
99,593
△ 5,832
547,204
463,662
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
4. 定期性預金=定期預金+定期積金
相殺消去額
合計
△ 1,028
△ 3,088
△ 154
306,038
208,630
44,431
114,036
△ 4,271
559,101
2,125
△ 1,166
15,284
116,161
△ 5,437
574,386
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
157
8. 連結自己資本比率(国際統一基準)
平成 14 年度より当行は連結自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、監査法人トーマツの外部監査を受け、調査報告書を受領しています。なお、当該外部監査は日本公認会計
士協会業種別監査委員会報告第 30 号に基づき、監査法人トーマツが当行との間で合意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査の
基準」に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそれに関連する連結自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
平成11年度
基本的項目
補完的項目
8,719
1,221
ー
ー
ー
6,819
8,277
3,284
ー
2,254
ー
ー
△ 684
158
ー
8,719
1,221
ー
ー
ー
6,819
10,982
3,538
ー
ー
ー
ー
△ 1,077
223
ー
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注 2)
27,540
24,982
25,566
24,002
28,760
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の連結貸借対照表計上額の
合計額から帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 3)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
(B)
短期劣後債務(注 5)
ー
ー
ー
ー
ー
5,524
ー
ー
ー
ー
ー
2,542
366
ー
2,940
1,580
4,795
19,383
5,184
14,198
1,542
6,041
19,369
4,853
14,515
1,518
6,285
18,503
5,305
13,198
1,489
6,645
15,811
4,728
11,083
1,340
4,780
15,090
4,037
11,053
31,283
29,495
26,674
23,946
24,153
27,540
24,982
25,566
22,913
24,153
ー
ー
ー
300
300
300
(C)
ー
ー
ー
300
控除項目(注 6)
(D)
19
998
1,030
339
417
(E)
55,061
48,966
50,102
46,877
52,795
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
421,920
53,912
475,833
431,143
66,472
497,616
410,555
65,946
476,501
381,586
59,983
441,570
372,198
60,518
432,717
4,515
361
7,573
605
10,076
806
7,459
596
8,221
657
計 (F)+(G)
480,348
505,190
486,578
449,030
440,938
11.46%
9.69%
10.29%
10.43%
11.97%
自己資本額
158
平成15年度
7,859
1,221
ー
5,959
10,089
ー
ー
1,976
ー
ー
ー
ー
△ 230
87
ー
うち自己資本への算入額
控除項目
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
平成14年度
7,855
1,221
ー
5,959
10,327
ー
ー
1,824
ー
ー
ー
ー
△ 964
19
ー
うち自己資本への算入額
東
京
三
菱
銀
行
平成13年度
7,859
1,221
ー
5,959
12,324
ー
ー
1,502
ー
ー
ー
ー
ー
22
81
計
準補完的項目
平成12年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
連結剰余金
資本剰余金
利益剰余金
連結子会社の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
為替換算調整勘定
営業権相当額(△)
連結調整勘定相当額(△)
(A)+(B)+(C)−(D)
連結自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I ) x 100
(I)
(注) 1. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づいて算出したものであり、日本基準に基づく連結財務諸表をベースにしています。なお、当行は、
国際統一基準を適用のうえ、マーケットリスク規制を導入しています。
2. 告示第4条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
3. 告示第5条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
4. 告示第5条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
5. 告示第6条に掲げる劣後債務で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)契約時における償還期間が2年以上のものであること
(3)約定された償還期日以前に償還されないものであること
(4)銀行が当該劣後債務の元利払いを行った後においても自己資本比率が8パーセント以上となる場合を除き、元利払いを行わないとの特約が付されていること
6. 告示第7条第1項第1号に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額及び第2号に規定するものに対する投資に相当する額です。
9. オフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国際統一基準)
(1) 金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による
信用リスク削減効果(△)
合計
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
1,429,193
(24,145)
73,177
(7,757)
237,030
(7,526)
135,793
(1,307)
19,886
(501)
56,140
(1,026)
1,651,575
(36,053)
81,329
(7,507)
227,549
(9,891)
107,435
(1,213)
29,320
(1,260)
133,412
(5,812)
1,833,142
(37,676)
87,709
(8,218)
329,548
(9,380)
47,115
(852)
37,793
(1,141)
31,456
(1,373)
1,783,263
(48,605)
86,339
(6,085)
321,883
(8,778)
45,797
(925)
45,517
(1,140)
47,909
(829)
1,965,461
(40,030)
68,709
(5,186)
294,370
(8,822)
57,615
(881)
38,642
(1,448)
96,878
(818)
(15,183)
(21,847)
(26,165)
(33,773)
(32,301)
1,951,222
(27,081)
2,230,622
(39,892)
2,366,765
(32,477)
2,330,710
(32,591)
2,521,678
(24,887)
(注) 1.( )内は信用リスク相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、
( )内の信用リスク相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. 又、信用リスク相当額の算出にあたっては、一部の取引についてネッティング(取引先ごとに、締結したすべてのオフ・バランス取引の時価評価額を相殺し、相殺後の全額を信用リスク相当額
とするもの)を採用しています。
4. なお、国際統一基準の対象となっていない取引所取引、原契約期間が14日以内の外国為替関連取引等の想定元本額は次のとおりです。
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(売)
金利オプション(買)
通貨オプション(売)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
8
115
33,297
129,578
14,998
20,338
550
1,362,047
1
106
48,381
87,952
137,783
29,353
843
1,596,768
16
491
27,913
307,621
245,417
40,187
1,081
1,812,060
4
235
42,194
439,588
412,064
48,124
968
776,174
1
101
44,839
201,386
58,675
42,590
1,352
744,325
合計
1,560,934
1,901,190
2,434,789
1,719,354
1,093,272
(2) 与信関連取引
(単位:億円)
契約金額
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
コミットメント
保証取引
その他
220,561
50,670
12,867
247,392
50,538
12,967
264,978
52,108
10,945
262,641
43,611
5,996
271,264
41,156
9,595
合計
284,099
310,897
328,032
312,249
322,017
(3) 特定取引目的のクレジットデリバティブ取引
(単位:億円)
想定元本額
平成11年度
クレジットデリバティブ
8,320
(124)
平成12年度
5,958
(723)
平成13年度
10,302
(1,272)
平成14年度
8,716
(476)
(注) 1.( )内は信用リスク相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、
( )内の信用リスク相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. 特定取引目的以外の取引は保証に準じた取引であり、記載対象から除いています。
平成15年度
8,645
(181)
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
159
主要な経営指標等の推移
(単体)
(単位:百万円)
経常収益
経常利益(△は経常損失)
当期純利益(△は当期純損失)
資本金
(発行済株式総数)
(
平成14年度
平成15年度
3,090,291
2,141,230
1,908,206
1,611,272
1,471,005
218,989
△ 238,526
△ 334,888
△ 300,040
290,221
76,298
△ 174,149
△ 225,228
△ 92,116
359,754
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
)(
)(
)(
871,973
普通株式
5,019,469 千株
優先株式
81,400 千株
)(
871,973
普通株式
5,019,469 千株
優先株式
81,400 千株
3,046,448
2,449,669
2,220,001
3,142,236
総資産額
66,683,167
78,186,680
73,566,442
70,906,329
76,437,410
預金残高
39,653,413
42,568,813
45,342,053
47,827,174
51,819,415
貸出金残高
35,403,662
34,433,824
35,620,817
34,724,836
34,816,640
有価証券残高
11,874,874
17,520,047
16,309,350
16,351,043
20,766,910
(うち 1 株当たり中間配当額)
1 株当たり当期純利益
(△は 1 株当たり当期純損失)
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
160
平成13年度
2,930,201
1 株当たり配当額
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成12年度
純資産額
1 株当たり純資産額
東
京
三
菱
銀
行
平成11年度
574.48 円
599.35 円
471.71 円
392.28 円
576.69 円
普通株式 08.50 円
優先株式 82.50 円
普通株式 4.25 円
優先株式 41.25 円
普通株式 08.50 円
優先株式 82.50 円
普通株式 4.25 円
優先株式 41.25 円
普通株式 13.71 円
優先株式 82.50 円
普通株式 10.71 円
優先株式 41.25 円
普通株式 04.73 円
優先株式 82.50 円
普通株式 0.-.ー
優先株式 0.-.ー
普通株式 33.79 円
優先株式 82.50 円
普通株式 03.00 円
優先株式 41.25 円
(
14.88 円
ー
単体自己資本比率(国際統一基準)
12.75 %
株価収益率
98.57 倍
配当性向
57.11 %
従業員数
19,780 人
) (
△ 38.68 円
ー
11.28 %
ー
18,979 人
) (
△ 49.60 円
ー
10.37 %
ー
18,258 人
) (
△ 21.12 円
ー
10.24 %
ー
18,024 人
)(
)
)
70.33 円
ー
12.18 %
48.04 %
17,714 人
総資産利益率(ROA)
経常利益率
当期純利益率
0.35 %
0.12 %
ー
ー
ー
ー
ー
ー
0.40 %
0.50 %
資本利益率(ROE)
経常利益率
当期純利益率
7.96 %
2.61 %
ー
ー
ー
ー
ー
ー
11.63 %
14.48 %
(注)1. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
2. 平成13年度以前の1株当たり純資産額は、期末純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しています。
3. 平成13年度以前の1株当たり当期純利益(又は当期純損失)は、当期純利益(又は当期純損失)からそれぞれ該当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数で
除して算出しています。
4. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、平成11年度は潜在株式を調整した計算により1株当たりの当期純利益が減少しないため、平成12年度及び平成13年度は当期純損失が計上され
ているため、平成14年度及び平成15年度は潜在株式が存在しないため、それぞれ記載していません。
5. 平成13年度から自己株式について資本に対する控除項目とされたことから、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、それぞれ発
行済株式数から自己株式数を控除して計算しています。
6. 平成14年度から、
「1株当たり純資産額」、
「1株当たり当期純利益(又は当期純損失)」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」
(以下、
「1株当たり情報」
という。)の算定に当たっては、企
業会計基準第2号「1株当たり当期純利益に関する会計基準」
(平成14年9月25日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第4号「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適
用指針」
(平成14年9月25日 企業会計基準委員会)を適用しています。
また、これら1株当たり情報の算定上の基礎は、
「注記事項(1株当たり情報)」に記載しています。
7. 平成15年度中間配当についての取締役会決議は平成15年11月25日に行いました。
8. 株価収益率は、平成12年度は当期純損失が計上されているため記載していません。また、平成13年度以降は平成12年12月にパリ、スイス各証券取引所の、平成13年3月に東京、大阪、札
幌、ニューヨーク、ロンドン各証券取引所の株式の上場を廃止したため記載していません。
9. 配当性向は、当期普通株式配当金総額を、当期純利益から当期優先株式配当金総額を控除した金額で除して算出しています。なお、平成12年度、平成13年度及び平成14年度は当期純損
失が計上されているため記載していません。
10. 従業員数は、当行から他社への出向者を除き、他社から当行への出向者及び海外の現地採用者を含んでいます。
利 益
11. 総資産利益率=
X 100
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
利益−優先株式配当金総額
12. =
X 100
資本利益率
{(期首株主資本−期首発行済優先株式数×発行価額)+(期末株主資本−期末発行済優先株式数×発行価額)}÷2
13. 平成12年度、平成13年度及び平成14年度は、経常損失、当期純損失となったため、経常利益率、当期純利益率は記載していません。
財務諸表
1. 貸借対照表
東京三菱銀行の銀行法第 21 条第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和
49 年法律第 22 号)により、監査法人トーマツの監査を受けています。また、東京三菱銀行の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、
利益処分計算書及び附属明細表につきましては、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下
の貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しています。
(単位:百万円)
平成14年度末
平成15年度末
(平成15年3月31日)
(平成16年3月31日)
(資産の部)
現金預け金
現金
預け金
7,107,314
5,418,791
954,713
646,791
6,152,601
4,771,999
コールローン
478,160
838,128
買現先勘定
156,108
458,662
債券貸借取引支払保証金
787,680
2,757,662
買入金銭債権
293,492
457,187
特定取引資産
4,150,726
(単位:百万円)
(負債の部)
預金
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
定期預金
定期積金
その他の預金
譲渡性預金
商品有価証券
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
265,957
265,957
472,267
344,992
コールマネー
2,364,965
2,456,412
65,558
100,053
売現先勘定
2,149,826
1,818,440
債券貸借取引受入担保金
1,273,929
386,061
576,500
3,247,400
その他の特定取引資産
2,345,847
2,912,749
365,381
414,457
16,351,043
20,766,910
8,423,745
12,949,657
409,521
207,398
社債
1,242,446
1,650,799
株式
2,621,188
3,075,859
その他の証券
3,654,141
2,883,195
投資損失引当金
△ 2,067
△ 1,923
34,724,836
34,816,640
割引手形
417,235
343,106
手形貸付
3,309,549
2,619,743
証書貸付
24,006,525
26,177,530
当座貸越
6,991,526
5,676,259
603,344
557,677
外国他店預け
29,523
31,920
外国他店貸
63,294
43,593
397,521
370,387
外国為替
買入外国為替
取立外国為替
その他資産
未決済為替貸
51,819,415
3,392,298
21,830,672
668,760
773,573
20,777,908
1
4,376,199
4,204,602
ー
貸出金
47,827,174
3,130,222
20,058,674
773,210
1,086,213
18,766,195
1
4,012,657
1,626,476
846,806
地方債
(平成16年3月31日)
636,060
636,060
27
国債
(平成15年3月31日)
2,720,083
1,267,026
有価証券
平成15年度末
債券
債券発行高
特定金融派生商品
金銭の信託
平成14年度末
113,005
111,775
1,247,816
1,731,951
32,599
35,813
売渡手形
コマーシャル・ペーパー
15,000
ー
特定取引負債
売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
1,273,940
ー
9
15,693
63
1,258,173
800,207
28,820
59
10,161
24
761,142
借用金
再割引手形
借入金
1,588,979
15,946
1,573,033
1,344,764
23,004
1,321,760
514,781
490,542
5,772
5,899
12,566
1,068,964
1,043,047
2,766
6,363
16,786
外国為替
外国他店預り
外国他店借
売渡外国為替
未払外国為替
短期社債
10,000
300,200
社債
2,203,400
2,567,140
その他負債
未決済為替借
未払法人税等
未払費用
前受収益
従業員預り金
先物取引受入証拠金
先物取引差金勘定
金融派生商品
繰延ヘッジ利益
特定取引未払金
その他の負債
1,588,857
6,647
24,284
100,281
21,414
50,423
1,853
ー
87,937
441,340
364,746
489,928
2,066,730
6,101
10,968
62,499
19,512
49,031
1,051
8,194
784,058
308,120
444,148
373,044
前払費用
8,706
1,814
未収収益
123,722
108,781
11,551
8,999
賞与引当金
6,945
6,053
5,860
506
退職給付引当金
6,691
13,272
先物取引差入証拠金
先物取引差金勘定
保管有価証券等
796
869
日本国際博覧会出展引当金
31
97
金融派生商品
224,667
888,482
繰延ヘッジ損失
367,655
58
58
31
31
275,009
特別法上の引当金
金融先物取引責任準備金
社債発行差金
149
112
再評価に係る繰延税金負債
その他の資産
472,106
411,563
動産不動産
637,663
580,409
土地建物動産
573,803
523,638
建設仮払金
7,998
3,486
55,861
53,285
繰延税金資産
1,018,553
527,692
支払承諾見返
3,795,648
3,377,138
貸倒引当金
△ 809,374
△ 468,577
保証金権利金
支払承諾
負債の部合計
(資本の部)
資本金
資本剰余金
資本準備金
利益剰余金
利益準備金
任意積立金
海外投資等損失準備金
行員退職手当基金
優先株式消却積立金
別途積立金
当期未処分利益(△は当期未処理損失)
土地再評価差額金
その他有価証券評価差額金
資本の部合計
資産の部合計
70,906,329
76,437,410
負債及び資本の部合計
133,453
130,408
3,795,648
3,377,138
68,686,327
73,295,173
871,973
871,973
681,928
681,928
681,928
681,928
712,972
190,044
592,908
79
2,432
244,200
346,196
△ 69,979
1,041,547
190,044
475,701
72
2,432
ー
473,196
375,801
197,563
167,704
△ 244,435
379,082
2,220,001
3,142,236
70,906,329
76,437,410
貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」
という)に基づいて作成していますが、資
産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)の定める分類に準じて記載しています。
なお、平成14年度は改正前の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき、平成15年度は改正後の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき作成しています。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
161
2. 損益計算書
(単位:百万円)
平成14年度
(単位:百万円)
平成15年度
平成14年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
有価証券利息配当金
コールローン利息
買現先利息
債券貸借取引受入利息
買入手形利息
預け金利息
金利スワップ受入利息
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
特定取引収益
商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
その他業務収益
外国為替売買益
国債等債券売却益
金融派生商品収益
その他の業務収益
その他経常収益
株式等売却益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
1,611,272
1,034,757
635,436
191,193
7,290
1,508
4,420
24
66,078
70,004
58,801
186,807
78,154
108,652
49,467
3,019
3,644
40,546
2,256
211,157
65,292
118,109
20,541
7,213
129,082
73,897
252
54,933
1,471,005
887,752
569,937
182,201
4,197
1,801
2,365
6
41,331
41,336
44,576
205,938
78,319
127,618
57,961
ー
221
56,249
1,490
205,278
84,015
75,704
33,629
11,929
114,075
85,756
6,729
21,589
経常費用
資金調達費用
預金利息
債券利息
債券発行差金償却
譲渡性預金利息
コールマネー利息
売現先利息
債券貸借取引支払利息
売渡手形利息
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
短期社債利息
社債利息
社債発行差金償却
新株予約権付社債利息
その他の支払利息
1,911,312
381,843
148,216
8,413
95
5,761
6,512
26,866
13,577
26
9
45,047
0
40,051
21
4,892
82,350
1,180,784
255,402
110,763
4,035
ー
3,591
4,317
18,359
10,065
347
0
36,198
40
41,196
ー
ー
26,485
平成14年度
平成15年度
株主総会承認日
株主総会承認日
(右上に続く)
3. 利益処分計算書
( 平成15年6月26日 ) ( 平成16年6月28日 )
当期未処分利益(△は当期未処理損失)
任意積立金取崩額
海外投資等損失準備金取崩額
優先株式消却積立金取崩額
別途積立金取崩額
△ 69,979
244,206
6
244,200
ー
375,801
55,011
11
ー
55,000
計
174,226
430,812
利益処分額
優先株式配当金
157,457
6,715
402,107
3,357
普通株式配当金
任意積立金
優先株式消却積立金
別途積立金
次期繰越利益
162
(単位:百万円)
(1 株につき 82 円 50 銭)
23,742
(1 株につき 4 円 73 銭)
(1 株につき 41 円 25 銭)
154,549
(1 株につき 30 円 79 銭)
127,000
ー
127,000
244,200
244,200
ー
16,769
28,705
平成15年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
特定取引費用
商品有価証券費用
その他業務費用
国債等債券売却損
国債等債券償却
社債発行費償却
金融派生商品費用
その他の業務費用
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
株式等償却
金銭の信託運用損
その他の経常費用
経常利益(△は経常損失)
53,833
15,920
37,912
ー
ー
70,110
48,252
6,918
1,776
905
12,257
508,060
897,463
36,336
141,491
184,528
259,928
6,943
268,234
52,541
15,247
37,293
3,221
3,221
122,362
103,934
2,714
1,585
11,417
2,711
505,343
241,912
ー
24,592
59,515
47,156
134
110,513
△ 300,040
290,221
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
金融先物取引責任準備金取崩額
その他の特別利益
33,532
2,700
30,350
ー
481
325,586
3,082
21,257
26
301,219
特別損失
動産不動産処分損
減損損失
その他の特別損失
20,825
16,593
ー
4,231
28,088
8,628
19,459
ー
税引前当期純利益(△は税引前当期純損失)
△ 287,333
587,719
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
22,925
△ 218,141
44,462
183,503
△ 92,116
359,754
18,006
4,130
ー
16,769
17,694
18,416
△ 69,979
375,801
当期純利益(△は当期純損失)
前期繰越利益
土地再評価差額金取崩額
中間配当額
当期未処分利益(△は当期未処理損失)
重要な会計方針
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 特定取引資産・
負債の評価基準
及び収益・費用の
計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な
変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の
取引については、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」
及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書
上「特定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等について
は決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品につい
ては決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、期中の受払利息等に、
有価証券、金銭債権等については前期末と当期末における評価損益の増減額を、
派生商品については前期末と当期末におけるみなし決済からの損益相当額の増
減額を加えております。
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な
変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の
取引については、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」
及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益(利息配当金、
売却損益及び評価損益)を損益計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」
に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、時価法により行っております。
2. 有価証券の評価
基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却
原価法(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法によ
る原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては期末日の市場
価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)、時価のないも
のについては、移動平均法による原価法又は償却原価法により行っており
ます。
なお、その他有価証券の評価差額については全部資本直入法により処理
しております。
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却
原価法(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法によ
る原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては期末日の市場
価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)、時価のないも
のについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っており
ます。
なお、その他有価証券の評価差額については、組込デリバティブを一体
処理したことにより損益に反映させた額を除き、全部資本直入法により処
理しております。
(2) 同左
(2) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構
成物である有価証券の評価は、上記1及び2(1)と同じ方法により行ってお
ります。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物
である有価証券の評価差額については全部資本直入法により処理しており
ます。
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時価法
により行っております。
ただし、当事業年度は、業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業における外
貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 7 月
29 日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 25 号」という)
に規定する経過措置を適用し、
「資金関連スワップ取引」、
「通貨スワップ取引」
及び「インターナル・コントラクト及び連結会社間取引の取扱い」については、
従前の方法(「資金関連スワップ取引」及び「通貨スワップ取引」については後
述)により会計処理しております。また、先物為替取引等に係る円換算差金につ
いては、貸借対照表上、相殺表示しております。
資金関連スワップ取引については、債権元本相当額及び債務元本相当額の決
算日の為替相場による正味の円換算額を貸借対照表に計上し、異種通貨間の金
利差を反映した直先差金は直物外国為替取引の決済日の属する期から先物外国
為替取引の決済日の属する期までの期間にわたり発生主義により損益計算書に
計上するとともに、決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額
の支払額又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又
は支払額が同額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレートが
合理的なレートである直先フラット型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日
ごとにその時点の実勢為替相場を反映して一方の通貨の元本相当額を更改し、
かつ、各利払期間ごとに直先フラットである通貨スワップ取引を含む)について
は、債権元本相当額及び債務元本相当額の決算日の為替相場による正味の円換
算額を貸借対照表に計上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義によ
り損益計算書に計上するとともに、決算日の未収収益又は未払費用を計上して
おります。
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っ
ております。
(会計処理の変更)
前事業年度は、業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業における外貨建取引
等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 7 月 29 日 日
本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 25 号」という)に規定する
経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ
取引及び資金関連スワップ取引については、業種別監査委員会報告第20号「銀
行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱
い」(平成 12 年 11 月 14 日 日本公認会計士協会)に基づき、資金取引として
発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当事業年度からは、業種
別監査委員会報告第 25 号の本則規定に基づき、デリバティブ取引として時価
評価し、正味の債権及び債務を貸借対照表に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、
「前払費用」は 60 百万円減
少、
「未収収益」は 7,263 百万円減少、
「未払費用」は 6,396 百万円減少、
「そ
の他の負債」は 1 0 , 8 2 7 百万円減少し、また、「金融派生商品」は資産が
34,898 百万円増加、負債が 41,397 百万円増加、「繰延ヘッジ損失」は
32,160百万円増加、
「繰延ヘッジ利益」は35,560百万円増加しております。
なお、従来、期間損益計算していた通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取
引については、業種別監査委員会報告第 25 号に基づき、ヘッジ会計を適用し
ているため、この変更に伴う損益への影響はありません。ヘッジ会計の概要に
ついては、「9 ヘッジ会計の方法」に記載しております。
また、上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、前事業年度は、
業種別監査委員会報告第 25 号に規定する経過措置を適用し、相殺のうえ「そ
の他の資産」又は「その他の負債」で純額表示しておりましたが、当事業年度
からは、同報告の本則規定に基づき総額で表示するとともに、
「特定取引資産」
及び「特定取引負債」中の「特定金融派生商品」、並びに「その他資産」及び
「その他負債」中の「金融派生商品」に含めて計上しております。この変更に伴
い、従来の方法によった場合と比較して、「特定金融派生商品」は資産が
101,258 百万円減少、負債が 139,240 百万円減少、「その他の資産」は
57,469 百万円減少し、また、
「金融派生商品」は資産が 625,327 百万円増
加、負債が 605,840 百万円増加しております。
4. 固定資産の減価
償却の方法
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:35 年∼ 50 年
動 産:02 年∼ 20 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可能期間(5 年)
に対応して定額法により償却しております。
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:15 年∼ 50 年
動 産:02 年∼ 20 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可能期間(5年か
ら 10 年)に対応して定額法により償却しております。
5. 繰延資産の処理
方法
(1) 割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は、償還期限までの期間に対応
して償却しております。
(2) 社債発行費及び新株発行費については、支出時に全額費用として処理して
おります。
3. デリバティブ取引
の評価基準及び
評価方法
6. 外貨建の資産
及び負債の本邦
通貨への換算基準
外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を
付す子会社株式及び関連会社株式を除き、主として決算日の為替相場による円
換算額を付しております。
外貨建取引等の会計処理については、従来、業種別監査委員会報告第 20 号
「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取
(1) 社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償却しております。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
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タ
︵
単
体
︶
(2) 社債発行費については、支出時に全額費用として処理しております。
外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を
付す子会社株式及び関連会社株式を除き、決算日の為替相場による円換算額を
付しております。
163
扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計士協会)を適用しておりましたが、
当事業年度から、業種別監査委員会報告第 25 号を適用しております。
7. 引当金の計上基準
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
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タ
︵
単
体
︶
164
(1) 貸倒引当金
予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のと
おり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)のうち、債権の元本の
回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることが
できない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸
念先債権及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権
の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
ることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利
子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債権
については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定
海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監
査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
355,778 百万円であります。
(2) 投資損失引当金
時価のない債券及び子会社株式に対し、将来発生する可能性のある損失
に備えるため、必要と認められる額を計上しております。
(3) 賞与引当金
従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込
額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
(4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金
資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。なお、会計基準変更
時差異については、5 年による按分額を費用処理しております。また、過
去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであり
ます。
(A) 過去勤務債務
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)によ
る定額法により費用処理
(B) 数理計算上の差異
各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)によ
る定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌期から費用処理
(5) 日本国際博覧会出展引当金
平成17年に開催予定の「2005年日本国際博覧会」(愛知万博)への出展
費用の支出に備えるため、出展契約に基づいた出展費用見積額を期間配分
方式により計上しております。なお、この引当金は租税特別措置法第 68
条の 52 の準備金を含んでおります。
(6) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、
金融先物取引法第 82 条及び同法施行規則第 29 条の規定に定めるところ
により算出した額を計上しております。
(1) 貸倒引当金
予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のと
おり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)のうち、債権の元本の
回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることが
できない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸
念先債権及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権
の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
ることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利
子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債
権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特
定海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監
査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
243,437 百万円であります。
(2) 投資損失引当金
時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある損失に備えるため、
必要と認められる額を計上しております。
(3) 賞与引当金
同左
(4) 退職給付引当金
同左
(A) 過去勤務債務
同左
(B) 数理計算上の差異
同左
(追加情報)
当行は、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代行部分に
ついて、平成 15 年 8 月 1 日に厚生労働大臣から将来分支給義務免除の認
可を受けております。これについては会計制度委員会報告第 13 号「退職
給付会計に関する実務指針(中間報告)」(平成11年9月14日 日本公認会
計士協会)第47−2項に規定する経過措置を適用し、当該将来分返上認可
の日において代行部分に係る退職給付債務と年金資産を消滅したものとみ
なして会計処理しております。
なお、本処理に伴う当事業年度における損益への影響額は、特別利益と
して 26,503 百万円を計上しております。
また、当事業年度末において測定された返還相当額(最低責任準備金)は
96,729 百万円であります。
(5) 日本国際博覧会出展引当金
同左
(6) 金融先物取引責任準備金
同左
8. リース取引の処理
方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナン
ス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっており
ます。
同左
9. ヘッジ会計の方法
リスク管理手法として、業種別監査委員会報告第 24 号「銀行業における金
融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 2 月 13
日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 24 号」という)に規
定する経過措置に基づき、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる
金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実
施しております。これは、リスク調整アプローチによるリスク管理であり、業
種別監査委員会報告第 15 号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する
当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成 12 年 2 月 15 日 日本公認会計士協
(イ) 金利リスク・ヘッジ
金融資産及び金融負債から生じる金利リスクを対象とするヘッジ会計の
ヘッジ対象を識別する方法は、前事業年度は、主として、業種別監査委員
会報告第 24 号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及
び監査上の取扱い」(平成 14年 2月13日 日本公認会計士協会。以下「業
種別監査委員会報告第 24 号」という)に規定する経過措置に基づき、多数
の預金・貸出金等から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体
で管理する、
「マクロヘッジ」によっておりましたが、当事業年度からは、
会)に定められたマクロヘッジに関する暫定的な会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段
となるデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減
殺されているかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しており
ます。
また、外貨建子会社株式及び関連会社株式並びに外貨建その他有価証券(債券
以外)の為替変動リスクをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替予約をヘッ
ジ手段として包括ヘッジを行っており、外貨建子会社株式及び関連会社株式に
ついては繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)については時価ヘッジ
を適用しております。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金
利スワップの特例処理を行っております。
同報告の本則規定及び会計制度委員会報告第 14 号「金融商品会計に関す
る実務指針」(平成 12 年 1 月 31 日 日本公認会計士協会)に示されている
取扱いによる包括ヘッジによっております。ヘッジ会計の方法は、繰延
ヘッジによっております。
固定金利の預金・貸出金等の相場変動を相殺するヘッジにおいては、業
種別監査委員会報告第 24 号に基づき一定の残存期間毎にグルーピングし
てヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段として指定して
おります。その他有価証券に区分している固定金利の債券の相場変動を相
殺するヘッジにおいては、同一種類毎にヘッジ対象を識別し、金利スワッ
プ取引等をヘッジ手段として指定しております。ヘッジ対象とヘッジ手段
に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため、
高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えてお
ります。
変動金利の預金・貸出金等及び短期固定金利の預金・貸出金等に係る予
定取引のキャッシュ・フローを固定するヘッジにおいては、業種別監査委
員会報告第 24 号に基づき金利インデックス及び一定の金利改定期間毎に
グルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段
として指定しております。ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件が
ほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため、高い有効性があると
みなしており、これをもって有効性の判定に代えているほか、金利変動要
素の相関関係により有効性の評価を行っております。
なお、移行前事業年度末(平成14年度末)の貸借対照表に計上した従来の
「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失及び繰延ヘッジ利益は、当該「マ
クロヘッジ」におけるヘッジ手段の残存期間に応じ平成 15 年度から最長
14 年間にわたり費用又は収益として認識しております。当事業年度末に
おける「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失は 131,825 百万円、繰
延ヘッジ利益は 156,836 百万円であります。
(ロ) 為替変動リスク・ヘッジ
外貨建の金融資産及び金融負債から生じる為替変動リスクに対するヘッ
ジ会計について、当事業年度からは、業種別監査委員会報告第 25 号に基
づき、外貨建金銭債権債務等を通貨毎にグルーピングしてヘッジ対象を識
別し、通貨スワップ取引及び為替予約(資金関連スワップ取引)をヘッジ手
段として指定しており、ヘッジ会計の方法は、繰延ヘッジによっており
ます。
また、外貨建子会社株式及び関連会社株式並びに外貨建その他有価証券
(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替
予約をヘッジ手段として包括ヘッジを行っており、外貨建子会社株式及び
関連会社株式については繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)に
ついては時価ヘッジを適用しております。
(ハ) 内部取引
デリバティブ取引のうち特定取引勘定とそれ以外の勘定との間(又は内部
部門間)の内部取引については、ヘッジ手段として指定している金利スワッ
プ取引及び通貨スワップ取引等に対して、業種別監査委員会報告第 24 号
及び同第 25 号に基づき、恣意性を排除し厳格なヘッジ運営が可能と認め
られる対外カバー取引の基準に準拠した運営を行っているため、当該金利
スワップ取引及び通貨スワップ取引等から生じる損益又は評価差額を消去
せずに当事業年度の損益として処理し、あるいは資産又は負債として繰延
べております。
10. 消費税等の会計
処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。なお、動
産不動産に係る控除対象外消費税等は、当事業年度の費用に計上しております。
同左
11. 連結納税制度の
適用
当行は、当事業年度より株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを連結
納税親会社とする連結納税主体の連結納税子会社として、連結納税制度を適用
しております。
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを連結納税親会社とする連結納
税主体の連結納税子会社として、連結納税制度を適用しております。
12. 手形割引及び
再割引の会計処理
手形割引及び再割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取引と
して処理しております。
同左
13. その他財務諸表
作成のための
重要な事項
(1) 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
企業会計基準第 1 号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基
準」(平成 14 年 2 月 21 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月 1 日以
後に適用されることとなったことに伴い、当事業年度から同会計基準を適
用しております。これにより、従来、
「資本金」、
「資本準備金」、
「利益準備
金」及び「その他の剰余金」として区分しておりました資本の部について
は、当期より「資本金」、「資本剰余金」及び「利益剰余金」として区分し
ております。なお、この変更が当事業年度の損益に与える影響はありま
せん。
また、財務諸表等規則の改正により、当事業年度における貸借対照表の
資本の部については、改正後の財務諸表等規則により作成しております。
(2) 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
企業会計基準第2号「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(平成14
年 9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1
株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9 月 25 日
企業会計基準委員会)が平成14年4月1日以後開始する事業年度に係る財
務諸表から適用されることになったことに伴い、当事業年度から同会計基
準及び適用指針を適用しております。これによる影響については、
「1株当
たり情報」に記載しております。
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165
会計処理の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(1) 組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組
込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主
義による期間損益計算を行っておりましたが、当事業年度からは、組込デリバティブ
を区分管理している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融
負債とは区分して時価評価し、評価差額を当事業年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっ
ており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報
告第 24 号の本則規定の適用に伴い、当事業年度より、評価差額を当事業年度の損益
として処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産又は金融
負債と区別せず一体として処理していた組込デリバティブについても、区分管理して
いる場合には、組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価
差額を当事業年度の損益として処理することが合理的であるため、会計処理を変更し
たものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益及び税引前
当期純利益はそれぞれ 8,885 百万円増加しております。
(2) 従来は、時価が帳簿価額より著しく下落した所有不動産(遊休不動産)の時価下落に伴
う評価減を実施しておりましたが、
「固定資産の減損に係る会計基準」(平成14年8月
9 日 企業会計審議会)及び企業会計基準適用指針第 6 号「固定資産の減損に係る会
計基準の適用指針」(平成 15 年 10 月 31 日 企業会計基準委員会)が平成 16 年 3 月
31 日に終了する事業年度に係る財務諸表から適用できることになったことに伴い、
当事業年度から同会計基準及び同適用指針を適用しております。これによる税引前当
期純利益に与える影響は、13,409 百万円であります。
表示方法の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前事業年度において「その他資産」に含めて表示していた「債券貸借取引差入担保金」
及び「その他負債」に含めて表示していた「債券貸借取引受入担保金」は、当事業年
度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券貸借取引受入担保金」として区
分掲記しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年法
律第 75 号)に基づき発行し、又は特定取引目的により取得する無券面のコマーシャ
ル・ペーパーは、それぞれ負債の部の「短期社債」、又は資産の部の「特定取引資産」
中「その他の特定取引資産」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーは、従来どおり負債の
部の「コマーシャル・ペーパー」として表示しております。
(3) 地方三公社(土地開発公社、地方住宅供給公社及び地方道路公社)が発行する債券につ
いては、従来、
「有価証券」中「地方債」で表示しておりましたが、
「証券決済制度等
の改革による証券市場の整備のための関係法律の整備等に関する法律」(平成14年法
律第 65 号)が平成 15 年 1 月 6 日に施行され、同日以降、証券取引法上の有価証券
とされたことに伴い、当事業年度から「有価証券」中「社債」に含めて表示しており
ます。この変更により、
「地方債」は 38,525 百万円減少し、
「社債」は同額増加して
おります。
東
京
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菱
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166
(損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前事業年度において「資金調達費用」中「その他の支払利息」、又は「資金運用収益」
中「その他の受入利息」に含めて表示していた現金担保付債券貸借取引に係る受払利
息は、当事業年度から、それぞれ同「債券貸借取引支払利息」、又は同「債券貸借取
引受入利息」として表示しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年法
律第 75 号)に基づき発行し、又は特定取引目的により取得する無券面のコマーシャ
ル・ペーパーに係る利息相当額は、それぞれ「資金調達費用」中「短期社債利息」、又
は「特定取引収益」中「その他の特定取引収益」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーに係る利息相当額は、
従来どおり「資金調達費用」中「コマーシャル・ペーパー利息」として表示しており
ます。
(3) 前事業年度において区分掲記していた「転換社債利息」は、当事業年度から「新株予
約権付社債利息」として表示しております。
(損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成 16 年内閣府令第 40 号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、社債発行差金の償却は、従来、「社債発
行差金償却」として区分掲記しておりましたが、当事業年度からは「社債利息」に含めて
表示しております。
追加情報
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号)
(以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 7,322 百万円及び損害賠償金 100 百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は東
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
京高等裁判所に控訴し、4 月 9 日、当行を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、
平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、
誤納金 21,822 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。平成 15 年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、2 月 13 日、当行を含む一審原告各行も上告及び
上告受理申立てをしております。
このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当事業年度における会計処理についても、前事業年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これ
は現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、
都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東
京都に係る事業税については、当事業年度は 14,960 百万円を「その他の経常費用」に
計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しております。また、
当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合
に比べ、「繰延税金資産」は 99,307 百万円減少しました。また、「再評価に係る繰延税
金負債」は 11,386 百万円減少し、「土地再評価差額金」は同額増加、「その他有価証券
評価差額金」は 12,994 百万円減少しております。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年大阪府条例第 131 号)
(以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平
成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関
する条例の一部を改正する条例」(平成 14 年大阪府条例第 77 号)
(以下「平成 14 年改正
府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の
課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成 15 年大阪府条例第 14 号)
(以下「平成 15 年改正府条例」という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例によ
る課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとな
りました。これにより、当事業年度に係る大阪府に係る事業税については、平成 15 年改
正府条例附則2 の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額と
なる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、こ
の申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例を合憲・
適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、「繰延税金資産」は
16,722 百万円減少しました。また、「再評価に係る繰延税金負債」は 1,919 百万円減
少し、「土地再評価差額金」は同額増加、「その他有価証券評価差額金」は 2,172 百万円
減少しております。
注記事項
(貸借対照表関係)
平成 14 年度末
(平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度末
(平成 16 年 3 月 31 日)
1. 子会社の株式及び出資総額
701,292 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
2. 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」に150,957百
万円含まれております。現金担保付債券貸借取引により貸し付けている有価証券につ
いては、従来消費貸借契約により貸し付けている有価証券に含めて記載しておりまし
たが、当事業年度より担保に供している資産として注記しております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 914,727 百万円、再
貸付に供している有価証券は 487,907 百万円、当事業年度末に当該処分をせずに所
有しているものは 2,192,031 百万円であります。
手形割引により受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為
替は、売却又は担保差し入れという方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は 814,757 百万円であります。この内、手形の再割引により引き渡し
た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 15,946 百
万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 47,352 百万円、延滞債権額は、825,467 百万円で
あります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又
は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は、17,085 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は、1,038,848 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,928,753 百万円であります。
なお、上記 3 から 6 に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
1. 子会社の株式及び出資総額
617,960 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
2. 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」に199,980百
万円含まれております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 1,029,850 百万円、
再貸付に供している有価証券は 618,373 百万円、当事業年度末に当該処分をせずに
所有しているものは 3,973,717 百万円であります。
手形割引により受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為
替は、売却又は担保差し入れという方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は 713,494 百万円であります。この内、手形の再割引により引き渡し
た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 23,004 百
万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 15,177 百万円、延滞債権額は、445,124 百万円で
あります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又
は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は、11,835 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は、507,440 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
979,578 百万円であります。
なお、上記 3 から 6 に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
167
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
預け金 3,394 百万円
有価証券 927,365 百万円
貸出金 462,561 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー 650,000 百万円
売渡手形 576,500 百万円
支払承諾 3,394 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、預け金
207,585 百万円、特定取引資産 1,773 百万円、有価証券 2,136,619 百万円及び
貸出金 231,302 百万円を差し入れております。また、売現先取引による買戻し条件
付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を行っている特定取引資産は
1,108,230 百万円、有価証券は 2,004,683 百万円であり、対応する売現先勘定は
2,088,597 百万円、債券貸借取引受入担保金は 1,025,646 百万円であります。
また、子会社が行う保証の担保として、貸出金 259 百万円を差し入れております。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、22,377,569 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもので
はありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当
の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額
をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応
じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行
内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措
置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日法律第 34 号)に基づき、事業用の土
地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価
に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価
差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日政令第 119 号)第 2 条第
4号に定める「地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎となる
土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価
額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
123,297 百万円
10. 動産不動産の減価償却累計額
379,511 百万円
12. 動産不動産の圧縮記帳額
46,714 百万円
(当期圧縮記帳額
3 百万円)
13. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 1,258,286 百万円が含まれております。
14. 社債には、劣後特約付社債 473,400 百万円が含まれております。
15. 会社が発行する株式の総数
普通株式 8,000,000 千株
優先株式 100,000 千株
発行済株式総数
普通株式 5,019,469 千株
優先株式 81,400 千株
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
預け金
1,806 百万円
有価証券
226,577 百万円
貸出金
3,654,489 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー
500,000 百万円
売渡手形
3,247,400 百万円
支払承諾
1,806 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、預け金
165,087 百万円、有価証券 3,054,690 百万円及び貸出金 504,555 百万円を差し
入れております。また、売現先取引による買戻し条件付の売却又は現金担保付債券貸
借取引による貸出を行っている特定取引資産は 1,428,042 百万円、有価証券は
528,517 百万円であり、対応する売現先勘定は 1,818,440 百万円、債券貸借取引
受入担保金は 173,647 百万円であります。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、23,448,233 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもので
はありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当
の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額
をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応
じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行
内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措
置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日法律第 34 号)に基づき、事業用の土
地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価
に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価
差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日政令第 119 号)第 2 条第
4号に定める「地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎となる
土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価
額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
103,800 百万円
10. 動産不動産の減価償却累計額
374,966 百万円
11. 動産不動産の減損損失累計額
19,459 百万円
12. 動産不動産の圧縮記帳額
36,502 百万円
(当期圧縮記帳額
―百万円)
13. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 1,052,303 百万円が含まれております。
14. 社債には、劣後特約付社債 564,380 百万円が含まれております。
15. 会社が発行する株式の総数
普通株式
8,000,000 千株
優先株式
100,000 千株
発行済株式総数
普通株式
5,019,469 千株
優先株式
81,400 千株
16. 商法施行規則第 124 条第 3 号に規定する時価を付したことにより増加した純資産額
は、462,492 百万円であります。
(損益計算書関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. その他の経常収益には、貸出債権等の売却に係る利益 26,024 百万円を含んでおり
ます。
2. その他の経常費用には、貸出債権等の売却に係る損失 139,040 百万円を含んでおり
ます。
3. その他の特別利益は、債権売却損失引当金戻入益408百万円及び投資損失引当金戻入
益 72 百万円であります。
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
2. その他の経常費用には、貸出債権等の売却に係る損失 55,795 百万円を含んでおり
ます。
3. その他の特別利益は、貸倒引当金戻入益 242,574 百万円、東京都事業税還付金及び
還付加算金32,141百万円並びに厚生年金基金代行部分将来分返上益26,503百万円
であります。
4. その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
5. 当事業年度において、以下の資産について減損損失を計上しております。
地域
主な用途
種類
減損損失
(百万円)
首都圏
営業用店舗 5ヵ店
遊休資産 19 物件
土地建物動産
1,338
7,043
その他
営業用店舗 3ヵ店
遊休資産 9 物件
土地建物動産
2,202
8,874
営業用店舗については、支店、支社、営業部等毎に継続的な収支の把握を行ってい
ることから各拠点(物理的に同一の資産を共有する拠点)を、遊休資産及び売却予定資産
については各資産を、グルーピングの最小単位としております。本店、研修所、シス
テム・事務集中センター、社宅・寮、厚生施設等については独立したキャッシュ・フ
ローを生み出さないことから共用資産としております。
168
平成 10 年 3 月 31 日に土地の再評価に関する法律に基づき事業用土地の再評価を
行っておりますが、上記の営業用店舗8ヵ店については再評価後の地価の下落により含
み損を有するに至っております。
これらの営業用店舗は、割引前将来キャッシュ・フローの総額が再評価後の帳簿価
額に満たないことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(3,541百万
円)を減損損失として特別損失に計上しております。
当事業年度の減損損失の測定に使用した回収可能額は正味売却価額であります。正
味売却価額は、
「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎となる土
地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価額」等
に基づき算定しております。
また、遊休資産の認定を行った上記28物件について帳簿価額を回収可能価額まで減
額し、当該減少額(15,918 百万円)を減損損失として特別損失に計上しております。
当事業年度の減損損失の測定に使用した回収可能額は正味売却価額であります。正
味売却価額は、売却予定額及び鑑定評価額等に基づき算定しております。
(リース取引関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
動産 40,577 百万円
その他 618 百万円
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
動産
40,905 百万円
その他
609 百万円
合計 減価償却累計額相当額
動産
その他
41,196 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
41,514 百万円
合計
期末残高相当額
動産
その他
16,936 百万円
20,737 百万円
23,782 百万円
477 百万円
合計
期末残高相当額
動産
その他
合計
24,259 百万円
合計
20,776 百万円
16,794 百万円
141 百万円
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める
合計
割合が低いため、支払利子込み法によっております。
6,512 百万円
17,747 百万円
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
6,969 百万円
13,806 百万円
24,259 百万円
合計
20,776 百万円
(注) 未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末
(注) 未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末
残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額)
7,174 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
11,205 百万円
1 年超
47,111 百万円
合計
20,423 百万円
352 百万円
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める
割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
20,481 百万円
256 百万円
58,317 百万円
残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額)
6,812 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
11,894 百万円
1 年超
38,127 百万円
合計
50,021 百万円
(税効果会計関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却
391,259 百万円
損金算入限度超過額
有価証券評価損
69,875 百万円
退職給付引当金
34,027 百万円
その他有価証券評価差額金
112,110 百万円
税務上の繰越欠損金
527,491 百万円
その他
37,839 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
1,172,604 百万円
△ 139,439 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
繰延税金負債合計
1,033,164 百万円
△ 14,611 百万円
繰延税金資産の純額
1,018,553 百万円
評価性引当額には子会社・関連会社株式の評価損に係るものが含まれております。
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
37.98%
(調整)
子会社・関連会社株式評価損
26.04%
スケジューリング不能な一時差異
△ 9.56%
外国税額
△ 5.09%
実効税率変更による影響額
16.51%
その他
2.06%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却
232,222 百万円
損金算入限度超過額
有価証券評価損
83,406 百万円
退職給付引当金
30,274 百万円
税務上の繰越欠損金
485,112 百万円
その他
37,720 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
868,737 百万円
△ 67,401 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
801,335 百万円
△ 259,426 百万円
△ 14,216 百万円
繰延税金負債合計
△ 273,643 百万円
繰延税金資産の純額
527,692 百万円
評価性引当額には子会社・関連会社株式の評価損に係るものが含まれております。
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が、法定実効税
率の 100 分の 5 以下であるため、記載を省略しております。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
67.94%
169
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より当行の法人事業税に係る
課税標準の一部が、
「付加価値額」及び「資本等の金額」に変更されることにより、こ
れらが課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当
しないことになります。
これに伴い、前事業年度において、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に
使用する平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.46%としておりましたが、当事業年
度において、一部の地方自治体が改正後の法人事業税に超過税率の適用を決めたこと
に伴い、平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.63%としております。
この変更に伴い、「繰延税金資産」の金額は 2,010 百万円増加し、当事業年度に計
上された「法人税等調整額」の金額は 3,096 百万円減少しております。また、「再評
価に係る繰延税金負債」の金額は 545 百万円増加し、「土地再評価差額金」の金額は
同額減少、「その他有価証券評価差額金」は 1,085 百万円減少しております。
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より当行の法人事業税に係る
課税標準が、従来の「所得及び清算所得」と規定されていたもの(平成 15 年改正前地
方税法第 72 条の 12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」
に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業
税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。ま
た、これを受けて都条例及び府条例にもとづく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平
成 16 年 4 月 1 日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこと
となります。
この変更に伴い、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は、当期の 37.98%から 40.46%となり、
「繰延税金資産」の
金額は 56,691 百万円増加し、当事業年度に計上された「法人税等調整額」の金額は
47,425 百万円減少しております。また、「再評価に係る繰延税金負債」の金額は
7,733 百万円増加し、
「土地再評価差額金」の金額は同額減少、
「その他有価証券評価
差額金」は 9,266 百万円増加しております。
(1 株当たり情報)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
392 円 28 銭
1 株当たり当期純損失
21 円 12 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
ー
当事業年度から、企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」(平成
14 年 9 月 25 日企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当たり当期
純利益に関する会計基準の適用指針」(平成14年9月25日企業会計基準委員会)を適用し
ております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して算定した、前事業年度の1株当たり情報は次
のとおりであります。
1 株当たり純資産額
470 円 27 銭
1 株当たり当期純損失
49 円 60 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
ー
なお、前事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は純損失が計上されているた
め、記載しておりません。
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
576 円 69 銭
70 円 33 銭
ー
(注) 1. 1 株当たり当期純利益及び 1 株当たり当期純損失の算定上の基礎は、次のとおりであります。
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1 株当たり当期純利益(△は 1 株当たり当期純損失)
当期純利益(△は当期純損失)
円
百万円
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
△ 21.12
△ 92,116
70.33
359,754
普通株主に帰属しない金額
百万円
6,715
6,715
うち利益処分による優先配当額
普通株式に係る当期純利益(△は当期純損失)
百万円
百万円
6,715
△ 98,832
6,715
353,038
普通株式の期中平均株式数
千株
4,679,225
5,019,469
2. 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
有価証券関係
貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の有価証券、
「現金預け金」中の譲渡性預け金、並びに「買入金銭債権」中の有価証券及び商品投資受益権等も含めて記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
東
京
三
菱
銀
行
当期の損益に含まれた
評価差額
貸借対照表計上額
売買目的有価証券
平成15年度
2,883,672
貸借対照表計上額
△ 106
3,357,795
170
△ 831
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
当期の損益に含まれた
評価差額
貸借対照表
計上額
時価
平成15年度
差額
うち益
貸借対照表
計上額
うち損
時価
差額
うち益
うち損
国債
外国債券
その他
ー
26,570
207,649
ー
26,857
207,649
ー
286
ー
ー
287
ー
ー
1
ー
996,398
33,196
168,118
996,785
33,459
168,152
387
262
34
1,604
264
34
1,217
2
ー
合計
234,220
234,506
286
287
1
1,197,713
1,198,396
683
1,903
1,220
(注) 1. 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
3. 子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
貸借対照表
計上額
時価
平成15年度
差額
貸借対照表
計上額
時価
差額
子会社株式
関連会社株式
392,434
3,048
585,740
5,988
193,305
2,939
378,967
3,048
861,344
14,180
482,376
11,131
合計
395,483
591,728
196,245
382,016
875,524
493,508
(注) 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
4. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
取得原価
国内株式
国内債券
国債
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他
合計
貸借対照表
計上額
平成15年度
評価差額
取得原価
うち益
うち損
2,128,034
13,424,810
11,972,358
201,275
1,251,176
1,698
1,864,850
686,674
貸借対照表
計上額
評価差額
うち益
うち損
2,605,776 2,315,246 △ 290,529
9,708,426 9,773,591
65,165
8,375,056 8,423,745
48,689
396,524
403,469
6,945
936,845
946,377
9,531
4,270
16,968
12,697
2,731,654 2,740,817
9,163
630,072
556,418 △ 73,654
163,410
67,259
50,230
6,969
10,060
12,783
13,881
1,940
453,940
2,094
1,540
24
529
85
4,718
75,594
2,727,923
13,409,772
11,953,258
202,872
1,253,640
15,294
1,873,570
717,816
599,889
△ 15,038
△ 19,100
1,597
2,464
13,596
8,720
31,142
674,637
21,002
14,460
2,085
4,456
13,596
13,245
36,692
74,747
36,041
33,560
488
1,992
ー
4,525
5,550
15,680,200 15,403,043 △ 277,157
259,275
536,432 18,106,067 18,744,378
638,310
759,175
120,864
(注) 1. 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. 市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、当期末において時価が取得原価まで回復する見込
みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、当該差額を当期の損失として処理しております。
「時価が著しく下落した」
と判断する基準は、予め定めている資産の自己査定
基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
4. 平成15年度の評価差額のうち、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額は198百万円(収益)であります。
5. 当期中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
売却額
その他有価証券
22,905,880
平成15年度
売却益の合計額 売却損の合計額
170,854
232,400
売却額
20,971,652
売却益の合計額 売却損の合計額
150,888
6. 時価評価されていない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額(2. 3. を除く)
(単位:百万円)
平成14年度
満期保有目的の債券 外国債券
164,526
平成15年度
11,388
13,749
子会社及び関連会社株式 子会社株式
関連会社株式
321,587
9,743
251,420
6,275
その他有価証券 国内株式
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他の外国証券
83,563
6,052
296,069
1,488
13,766
4,899
131,209
4,525
397,158
1,241
7,044
9,255
7. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成14年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
平成15年度
10年超
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
国内債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
2,892,237
2,656,213
49,845
186,178
271,834
263,705
5,239,407
3,928,745
330,821
979,840
1,238,218
161,616
1,679,861
1,575,575
28,854
75,431
551,665
11,536
264,206
263,210
ー
995
705,321
32,477
7,655,227
7,347,868
72,082
235,276
190,292
210,242
5,289,061
3,845,028
116,341
1,327,691
893,617
183,387
854,644 1,008,920
750,779 1,005,980
18,974
ー
84,890
2,940
202,683
612,650
11,090
41,423
合計
3,427,777
6,639,243
2,243,063
1,002,004
8,055,762
6,366,067
1,068,418 1,662,994
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
171
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成14年度
貸借対照表
計上額
運用目的の金銭の信託
平成15年度
当期の損益に含まれた
評価差額
300,125
貸借対照表
計上額
△ 9,024
当期の損益に含まれた
評価差額
327,363
8,247
2. 運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
(単位:百万円)
平成14年度
取得原価
運用目的及び
満期保有目的以外の 金銭の信託
貸借対照表
計上額
65,256
平成15年度
評価差額
取得原価
うち益
65,256
ー
うち損
ー
ー
86,697
貸借対照表
計上額
評価差額
うち益
87,094
396
うち損
396
ー
(注) 1. 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
その他有価証券評価差額金
貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成14年度
評価差額
その他有価証券
運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
繰延税金資産(△は繰延税金負債)
その他有価証券評価差額金
平成15年度
△ 277,157
△ 277,157
ー
638,509
638,112
396
32,722
△ 259,426
△ 244,435
379,082
(注) 平成15年度の評価差額からは、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額198百万円(収益)を除いております。
デリバティブ取引関係
取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
取引所 金利先物
売建
買建
金利オプション
売建
買建
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
172
店頭 金利先渡契約
売建
買建
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
受取固定・支払固定
その他
売建
買建
合計
時価
評価損益
うち1年超
4,625,098
6,205,273
187,339
565,321
△ 35,723
26,109
△ 35,723
26,109
4,553,603
6,543,710
749,793
730,104
△ 5,686
10,292
△ 5,686
10,292
16,675,741
22,192,680
ー
ー
△ 17,299
35,053
△ 10,658
21,043
7,700,154
5,958,742
ー
ー
△ 1,353
4,590
587
604
4,546
3,657
452
ー
680
△ 514
680
△ 514
1,319,539
3,990,854
52,845
52,845
413
△ 632
413
△ 632
91,981,584
91,307,394
5,720,530
65,586
5,657,060
4,149,720
70,431,516
3,172,780
3,172,780 118,460,046
68,601,166 △ 3,053,763 △ 3,053,763 117,807,755
4,217,058
△ 8,190
△ 8,190 11,757,582
63,486
△ 2,052
△ 2,052
75,821
3,654,706
2,556,788
△ 72,487
69,077
△ 57,277
55,525
113,670
107,958
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
8,349,101
7,320,913
91,353,134
1,559,052
1,559,052
90,607,343 △ 1,446,987 △ 1,446,987
9,269,733
△ 22,974
△ 22,974
58,534
△ 482
△ 482
5,387,491
4,719,185
△ 92,175
84,945
△ 26,797
39,236
88,999
81,372
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 通貨先物
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
通貨オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
6,736,347
4,907,787
△ 31,484
△ 31,484
7,954,785
5,809,063
26,684
26,684
為替予約
売建
買建
店頭 通貨スワップ
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
21,652,311
23,373,514
971,614
838,459
156,934
△ 155,663
156,934
△ 155,663
通貨オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
4,540,072
4,424,854
550,103
599,314
△ 89,981
95,485
△ 1,272
21,504
33,459
48,187
合計
△ 31,484
平成14年度
契約額等
取引所 通貨先物
売建
買建
平成14年度
契約額等
通貨スワップ
2,828,945
時価
評価損益
△ 50,249
△ 31,484
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3. の取引は、上記記載
から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値により算定しております。
3. 平成14年度については、業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置に基づ
き、期間損益計算を行っている通貨スワップ取引については、上記記載から除いており
ます。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
ー
ー
店頭 為替予約
売建
26,235,392
買建
27,404,735
通貨オプション
△ 50,249
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、期末日に引直しを行い、その損益
を損益計算書に計上しているものは、上記記載から除いております。
売建
4,942,135
買建
4,733,318
4. 従来、引直し対象としていた先物為替予約、通貨オプション等は、平成15年度からは上
記に含めて記載しております。
なお、業種別監査委員会報告第25号に基づきヘッジ会計を適用している通貨スワップ
取引等については、上記記載から除いております。
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
評価損益
うち1年超
18,609
ー
ー
ー
△ 98
ー
△ 98
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
株式指数オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
店頭 有価証券店頭オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・株価指数変化率支払
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
△ 98
△ 98
ー
ー
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
173
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
評価損益
うち1年超
385,037
439,296
ー
ー
△ 493
381
△ 493
381
448,162
455,406
ー
ー
497
△ 2,087
497
△ 2,087
債券先物オプション
売建
買建
4,799
15,299
ー
ー
△ 34
45
ー
△ 14
57,072
57,072
ー
ー
△ 597
80
△ 282
△ 356
店頭 債券店頭オプション
売建
買建
327,200
30,000
ー
ー
△ 3,828
84
△ 1,066
18
255,700
360,700
ー
ー
△ 2,003
1,057
△ 662
△ 42
△ 3,845
△ 1,174
△ 3,052
△ 2,934
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
(5) 商品関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 商品先物
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
商品オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
110,474
113,421
62,905
65,484
△ 4,990
4,995
△ 4,990
4,995
73,330
98,505
64,529
82,717
△ 11,154
11,174
△ 11,154
11,174
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
9,710
13,731
678
2,702
△ 333
334
△ 149
149
4
4
20
20
店頭 商品スワップ
商品指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・商品指数変化率支払
商品オプション
売建
買建
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算出しております。
3. 商品は主に石油に係るものであります。
(6) クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
店頭 クレジット・デフォルト・オプション
売建
買建
その他
売建
買建
213,448
223,132
189,446
205,030
1,345
△ 1,049
1,345
△ 1,049
643,810
698,266
574,596
622,912
6,382
△ 6,552
6,382
△ 6,552
3,227
ー
ー
ー
286
ー
286
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
582
582
△ 169
△ 169
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
(7) その他
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
店頭 ウェザー・デリバティブ
売建
買建
215
ー
時価
評価損益
うち1年超
ー
ー
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 オプション価格計算モデル等により算定しております。
174
評価損益
うち1年超
△8
ー
26
ー
△8
26
335
335
5
5
△ 22
22
45
△ 10
ー
35
単体情報:営業の概況
1. 部門別損益の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内業務部門
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
平成14年度
平成15年度
4,528
644
138
92
4,274
715
167
302
4,274
931
84
△ 187
5,404
(1.24%)
5,459
(1.20%)
5,103
(1.10%)
2,348
661
272
817
2,271
614
327
1,108
2,067
602
463
1,016
業務粗利益
4,100
(2.40%)
4,320
(3.07%)
4,150
(3.07%)
業務粗利益
9,504
(1.62%)
9,780
(1.68%)
9,253
(1.56%)
経費(除く臨時経費)
一般貸倒引当金繰入額
4,871
209
4,664
496
4,584
ー
業務純益
4,423
4,618
4,668
臨時損益
△ 7,772
△ 7,618
△ 1,765
経常利益(△は経常損失)
△ 3,348
△ 3,000
2,902
業務粗利益
国際業務部門
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
(注) 1.( )内は業務粗利益率です。
2. 業務粗利益率=
業務粗利益
資金運用勘定平均残高
X 100
2. 資金利益の内訳
(単位:億円)
平均残高
平成14年度
平成15年度
利 息
増減率
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
452,405
286,605
139,377
3,783
8,250
463,562
294,023
150,898
13,202
4,152
2.46%
2.58
8.26
248.98
△ 49.67
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引受入担保金
借用金等
468,538
373,506
17,849
13,463
4,483
39,392
509,010
398,244
19,576
4,985
565
53,345
8.63
6.62
9.67
△ 62.97
△ 87.38
35.42
国際業務部門
平成14年度
平成15年度
4,274
4,274
5,252
4,404
806
0
2
5,082
4,253
780
2
0
978
156
2
85
1
272
利回り
増減率
0.01%
平成14年度
平成15年度
増減
0.94%
0.92%
△ 0.02
△ 3.23
△ 3.43
△ 3.24
211.71
△ 92.24
1.16
1.53
0.57
0.02
0.03
1.09
1.44
0.51
0.01
0.00
△ 0.06
△ 0.09
△ 0.06
△ 0.00
△ 0.02
807
119
2
40
0
226
△ 17.45
△ 23.40
△ 18.48
△ 52.57
△ 74.34
△ 17.02
0.20
0.04
0.01
0.63
0.02
0.69
0.15
0.03
0.01
0.80
0.05
0.42
△ 0.05
△ 0.01
△ 0.00
0.17
0.02
△ 0.26
東
京
三
菱
銀
行
2,271
2,067
△ 8.97
1.61
1.53
△ 0.08
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
140,359
61,578
29,731
2,881
37,037
134,811
52,580
32,588
2,155
31,334
△ 3.95
△ 14.61
9.60
△ 25.20
△ 15.39
5,108
1,949
1,105
43
746
3,799
1,445
1,042
21
473
△ 25.61
△ 25.83
△ 5.76
△ 51.11
△ 36.61
3.63
3.16
3.71
1.50
2.01
2.81
2.74
3.19
0.98
1.51
△ 0.82
△ 0.41
△ 0.52
△ 0.52
△ 0.50
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
143,105
89,040
2,091
8,647
22,728
136,308
94,617
1,815
9,022
21,576
△ 4.74
6.26
△ 13.18
4.34
△ 5.06
2,837
1,325
54
134
512
1,732
987
33
100
366
△ 38.94
△ 25.48
△ 38.71
△ 25.46
△ 28.51
1.98
1.48
2.61
1.55
2.25
1.27
1.04
1.84
1.11
1.69
△ 0.71
△ 0.44
△ 0.76
△ 0.44
△ 0.55
6,545
6,342
△ 3.10
1.13
1.07
△ 0.05
合計
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買現先勘定、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売現先勘定、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
175
3. 資金利益の分析
(単位:億円)
平成13年度
残高要因
利率要因
平成14年度
合計
残高要因
利率要因
平成15年度
合計
残高要因
利率要因
合計
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
△ 257
△ 198
△ 175
△ 278
△ 393
258
△ 535
△ 591
83
221
164
163
△ 782
△ 490
△ 356
△ 561
△ 325
△ 193
127
111
63
△ 297
△ 263
△ 89
△ 169
△ 151
△ 26
ー
11
ー
△ 34
ー
△ 22
ー
△8
ー
△ 13
ー
△ 22
1
△0
△0
△1
1
△2
△ 31
39
△ 14
△ 469
△ 250
△ 21
△ 501
△ 211
△ 36
89
40
6
△ 397
△ 187
△ 26
△ 307
△ 146
△ 20
79
9
0
△ 249
△ 46
△0
△ 170
△ 36
△0
△ 73
ー
△ 190
△ 43
ー
△ 18
△ 116
ー
△ 209
△ 102
ー
△ 32
△ 18
ー
△3
△ 120
ー
△ 36
△ 63
△1
78
19
0
△ 125
△ 44
△0
△ 46
△ 225
191
△ 33
131
△ 385
△ 253
48
△ 47
0
国際業務部門
資金運用勘定
579
△ 1,348
△ 768
△ 1,310
△ 1,838
△ 3,149
△ 195
△ 1,113
△ 1,308
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
241
172
ー
△ 1,183
△ 288
ー
△ 942
△ 116
ー
△ 214
△ 65
ー
△ 721
△ 153
ー
△ 936
△ 219
ー
△ 265
100
△9
△ 238
△ 163
△ 12
△ 503
△ 63
△ 22
142
△ 898
△ 755
△ 623
△ 503
△ 1,127
△ 103
△ 169
△ 273
474
△ 274
△4
△ 2,343
△ 2,049
△ 69
△ 1,869
△ 2,324
△ 73
△ 830
△ 478
△ 58
△ 2,241
△ 1,176
△ 43
△ 3,071
△ 1,654
△ 102
△ 129
78
△6
△ 975
△ 416
△ 14
△ 1,104
△ 337
△ 21
ー
△ 85
ー
△ 414
ー
△ 499
ー
△ 89
ー
△ 124
ー
△ 213
5
△ 24
△ 39
△ 121
△ 34
△ 145
105
995
1,100
△ 480
403
△ 77
△ 66
△ 137
△ 203
債券貸借取引支払保証金
預け金等
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引受入担保金
借用金等
国内資金運用収支
預け金等
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
国際資金運用収支
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買現先勘定、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売現先勘定、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
4. 利鞘
(単位:%)
平成13年度
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
176
平成14年度
平成15年度
資金運用利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.33
4.84
2.39
1.16
3.63
1.78
1.09
2.81
1.50
資金調達原価
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.06
4.36
2.04
0.88
3.01
1.41
0.78
2.29
1.11
総資金利鞘
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.27
0.47
0.34
0.27
0.62
0.37
0.31
0.51
0.38
5. 役務取引等利益の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内業務部門
国際業務部門
平成14年度
平成15年度
役務取引等収益
うち預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
924
168
478
90
1,030
205
487
60
1,271
260
497
81
役務取引等費用
うち為替業務
280
99
315
103
339
101
役務取引等利益
644
715
931
役務取引等収益
うち預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
903
250
303
16
837
204
293
11
787
191
285
1
役務取引等費用
うち為替業務
242
52
223
55
185
50
役務取引等利益
661
614
602
1,305
1,329
1,533
合計
6. 特定取引利益の内訳
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
平成15年度
国内業務部門
うち商品有価証券
特定取引有価証券
特定金融派生商品
138
1
17
106
167
30
14
100
84
△ 32
1
100
国際業務部門
うち特定取引有価証券
特定金融派生商品
272
13
259
327
21
305
463
0
462
合計
411
494
547
7. その他業務利益の内訳
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
平成15年度
国内業務部門
うち国債等債券関係損益
92
115
302
321
△ 187
△ 301
国際業務部門
うち外国為替売買益
国債等債券関係損益
817
613
145
1,108
652
300
1,016
840
△ 22
合計
910
1,410
829
8. 経費の内訳
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
平成15年度
人件費
うち給料・手当
1,891
1,524
1,835
1,482
1,722
1,387
物件費
うち減価償却費
土地建物機械賃借料
消耗品費
業務委託費
預金保険料
2,725
571
412
65
664
266
2,602
566
388
54
610
285
2,624
608
389
50
577
326
254
227
238
4,871
4,664
4,584
租税公課
合計
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
177
単体情報:銀行業務の状況
1. 貸出金の状況
(1) 貸出金科目別期末残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
7,369
31,915
171,015
84,576
7,330
27,935
168,864
76,356
5,590
24,034
183,969
75,109
4,136
16,532
200,480
66,815
3,332
12,885
225,425
56,233
294,877
(83.29%.)
280,486
(81.46%.)
288,703
(81.05%.)
287,965
(82.93%.)
297,876
(85.56%.)
112
15,286
39,964
3,795
92
18,135
42,493
3,129
42
20,371
43,954
3,136
35
16,563
39,584
3,099
98
13,312
36,350
529
計
59,159
(16.71%.)
63,851
(18.54%.)
67,504
(18.95%.)
59,283
(17.07%.)
50,290
(14.44%.)
合計
354,036
(100.00%.)
344,338
(100.00%.)
356,208
(100.00%.)
347,248
(100.00%.)
348,166
(100.00%.)
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注)( )内は構成比です。
(2) 貸出金科目別平均残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
7,619
33,715
172,192
87,570
6,716
29,941
169,969
81,059
5,617
26,162
169,071
75,842
4,432
21,075
187,912
73,184
3,581
15,004
211,504
63,933
301,097
(82.09%.)
287,686
(82.10%.)
276,694
(80.53%.)
286,605
(82.31%.)
294,023
(84.83%.)
186
16,822
45,122
3,544
98
16,936
42,198
3,472
62
19,227
44,359
3,230
26
17,314
41,042
3,195
39
16,105
35,904
530
計
65,676
(17.91%.)
62,706
(17.90%.)
66,879
(19.47%.)
61,578
(17.69%.)
52,580
(15.17%.)
合計
366,774
(100.00%.)
350,392
(100.00%.)
343,574
(100.00%.)
348,183
(100.00%.)
346,604
(100.00%.)
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、
「月次の外貨平均残高に当該月末TT仲値を乗じることにより平均残高を算出する方式」等により算出しています。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
178
(3) 貸出金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
貸出金 1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
105,145
60,753
32,047
15,026
52,691
88,372
114,911
54,775
30,807
13,059
51,297
79,486
125,438
51,423
33,448
14,802
52,850
78,245
117,578
50,046
36,199
15,990
57,517
69,915
121,451
54,550
37,344
16,871
61,186
56,762
合計
354,036
344,338
356,208
347,248
348,166
変動金利貸出 1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
31,007
20,756
10,153
38,899
88,372
24,622
15,580
7,741
35,964
79,486
25,282
17,422
8,612
34,499
78,245
25,076
20,981
9,446
33,925
69,915
29,643
22,203
10,122
30,543
56,762
固定金利貸出 1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
29,746
11,291
4,873
13,791
ー
30,152
15,227
5,318
15,333
ー
26,140
16,025
6,190
18,350
ー
24,970
15,218
6,544
23,591
ー
24,907
15,141
6,748
30,642
ー
(注) 残存期間1年以下の貸出金については変動金利・固定金利の区別をしていません。
(4) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成11年度
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
50,147
(16.45%.)
46,910
(16.14%.)
45,936
(15.39%.)
43,048
(14.52%.)
41,218
(13.43%.)
建設業
14,237
(4.67%.)
13,042
(4.49%.)
11,654
(3.90%.)
9,564
(3.22%.)
7,967
(2.60%.)
電気・ガス・運輸・通信業
13,745
(4.51%.)
15,991
(5.50%.)
14,816
(4.96%.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
電気・ガス・熱供給・水道業
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
2,655
(0.90%.)
2,485
(0.81%.)
情報通信業
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
6,503
(2.19%.)
6,039
(1.97%.)
運輸業
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
10,460
(3.53%.)
9,830
(3.20%.)
57,733
(18.94%.)
52,641
(18.12%.)
47,803
(16.02%.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
卸売・小売業
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
44,021
(14.84%.)
39,568
(12.90%.)
金融・保険業
22,381
(7.34%.)
20,703
(7.13%.)
23,056
(7.72%.)
18,910
(6.38%.)
18,857
(6.15%.)
不動産業
40,250
(13.21%.)
37,924
(13.05%.)
36,442
(12.21%.)
34,312
(11.57%.)
34,551
(11.26%.)
サービス業
38,608
(12.67%.)
38,097
(13.11%.)
36,284
(12.16%.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
41,053
(13.84%.)
38,982
(12.71%.)
67,705
(22.21%.)
65,266
(22.46%.)
82,515
(27.64%.)
86,039
(29.01%.)
107,275
(34.97%.)
304,810
(100.00%.)
290,578
(100.00%.)
298,511
(100.00%.)
296,569
(100.00%.)
306,776
(100.00%.)
952
(1.93%.)
1,458
(2.71%.)
1,758
(3.05%.)
1,491
(2.94%.)
1,067
(2.58%.)
4,193
(8.52%.)
4,789
(8.91%.)
5,041
(8.74%.)
6,910
(13.64%.)
4,998
(12.08%.)
商工業
39,506
(80.25%.)
43,856
(81.58%.)
46,764
(81.05%.)
39,033
(77.02%.)
34,239
(82.72%.)
その他
4,574
(9.30%.)
3,655
(6.80%.)
4,131
(7.16%.)
3,243
(6.40%.)
1,083
(2.62%.)
計
49,226
(100.00%.)
53,760
(100.00%.)
57,696
(100.00%.)
50,679
(100.00%.)
41,389
(100.00%.)
合計
354,036
344,338
356,208
347,248
348,166
卸売・小売業、飲食店
各種サービス業
その他
計
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、
「国内(特別国際金融取引勘定分を除く)」に係る各業種別の貸
出金残高及び構成比は、平成13年度までは改訂前の日本標準産業分類の区分に基づき、平成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(5) 貸出金の使途別内訳
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
設備資金
120,670
(34.08%.)
118,917
(34.54%.)
117,980
(33.12%.)
119,991
(34.55%.)
122,342
(35.14%.)
運転資金
233,366
(65.92%.)
225,421
(65.46%.)
238,227
(66.88%.)
227,257
(65.45%.)
225,823
(64.86%.)
354,036
(100.00%.)
344,338
(100.00%.)
356,208
(100.00%.)
347,248
(100.00%.)
348,166
(100.00%.)
合計
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注)( )内は構成比です。
179
(6) 貸出金の担保別内訳
(単位:億円)
平成11年度
有価証券
債権
商品
不動産
その他
計
保証
信用
合計
(うち劣後特約付貸出金)
6,407
10,799
163
46,601
1,551
平成12年度
5,367
8,676
263
44,275
2,102
平成13年度
4,365
9,854
336
44,367
2,322
平成14年度
平成15年度
3,366
9,647
525
40,896
3,628
65,523
60,686
61,246
58,063
55,095
103,019
185,493
101,574
182,076
103,244
191,717
108,425
180,759
106,501
186,569
354,036
(1,060)
344,338
(1,463)
356,208
(1,053)
347,248
(960)
348,166
(1,772)
(7) 中小企業等に対する貸出金(国内店)
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
4,334
8,091
399
39,171
3,098
(単位:件、億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
1,149,125
304,810
1,106,873
290,578
1,063,645
298,511
1,040,709
296,569
1,025,320
306,776
65,868
58,946
64,865
58,595
67,398
61,697
71,993
66,936
77,989
73,634
1,144,042
206,290
1,101,953
188,024
1,058,895
180,047
1,036,160
172,008
1,020,963
173,289
99.55%.
67.67%.
99.55%.
64.70%.
99.55%.
60.31%.
99.56%.
57.99%.
99.57%.
56.48%.
(注) 1. 貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分は含まれていません。
2. 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス
業は100人)以下の会社及び個人です。
なお、平成11年12月3日に「中小企業基本法等の一部を改正する法律(平成11年法律第146号)」が公布・施行され、
「中小企業」の範囲が拡大されたことに伴い、平成11年度以降の金額
等は改正後の中小企業の範囲により記載しています。
(8) 特定海外債権残高
(単位:億円、カ国)
平成11年度
東
京
三
菱
銀
行
インドネシア
アルゼンチン
ベネズエラ
コロンビア
レバノン
その他
(総資産に対する割合)
合計
対象国数
735
ー
ー
ー
ー
98
(0.12%.)
834
14
平成12年度
763
ー
ー
ー
1
91
(0.10%.)
856
11
平成13年度
423
727
ー
ー
5
43
(0.16%.)
1,199
平成14年度
平成15年度
214
241
15
54
4
8
(0.07%.)
538
10
9
212
83
26
18
3
4
(0.04%.)
348
10
(9) リスク管理債権の状況
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合計
貸出金残高
貸出金に占める比率
180
(単位:億円)
平成11年度
786
12,983
466
2,986
平成12年度
852
14,813
229
16,046
平成13年度
895
14,271
160
15,202
平成14年度
473
8,254
170
10,388
平成15年度
151
4,451
118
5,074
17,223
31,941
30,530
19,287
9,795
354,036
344,338
356,208
347,248
348,166
4.86%.
9.27%.
8.57%.
5.55%.
2.81%.
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成11年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
平成12年度
8,200
17,223
47.61%.
平成13年度
9,947
31,941
31.14%.
平成14年度
10,358
30,530
33.92%.
平成15年度
8,093
19,287
41.96%.
4,685
9,795
47.83%.
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
2. 貸倒引当金の期末残高及び期中増減額
(単位:億円)
平成13年度
期末残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
特定海外債権引当勘定
合計
平成14年度
期首残高
平成15年度
期中増加額
期中減少額
5,065
4,537
4,568
(31)
4,537
5,530
(34)
5,496
2,201
259
259
10,358
(65)
10,292
期末残高
期首残高
期中増加額
期中減少額
期末残高
5,065
(20)
5,045
3,496
5,045
3,496
4,795
2,902
(77)
2,825
431
2,126
1,129
125
259
125
125
59
125
59
7,392
9,591
8,093
(97)
7,995
3,987
7,297
4,685
(注) 期首残高欄の( )内の計数は、為替換算差額です。
3. 金融再生法に基づく資産査定額
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
2,446
12,511
3,452
2,512
15,802
16,275
3,223
14,420
15,362
1,366
7,720
10,559
909
3,825
5,192
計
18,411
34,590
33,006
19,645
9,927
正常債権
403,940
376,313
384,003
374,003
378,524
合計
422,351
410,904
417,010
393,649
388,452
4.35%.
8.41%.
7.91%.
4.99%.
2.55%.
開示債権比率
(注)「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」
(平成10年法律第132号)第6条に基づき、貸借対照表の貸付有価証券、貸出金及び外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金並びに
支払承諾見返の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
4. 有価証券の状況
(1) 有価証券期末残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
36,624
1,427
9,014
49,147
995
76,617
2,412
8,909
52,495
1,258
75,448
4,232
11,607
39,122
2,030
84,237
4,095
12,424
26,211
2,460
129,496
2,073
16,507
30,758
2,905
97,208
(81.86%)
141,693
(80.88%)
132,441
(81.21%)
129,429
(79.16%)
181,742
(87.52%)
16,278
5,049
211
27,202
5,480
823
24,036
5,485
1,130
27,925
5,227
927
19,275
4,394
2,257
計
21,540
(18.14%)
33,506
(19.12%)
30,652
(18.79%)
34,080
(20.84%)
25,926
(12.48%)
合計
118,748
(100.00%)
175,200
(100.00%)
163,093
(100.00%)
163,510
(100.00%)
207,669
(100.00%)
計
国際業務部門
債券
株式
その他の証券
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注)1.( )内は構成比です。
2. 平成12年度までは、自己株式は、国内業務部門の「株式」に含めて記載しています。
181
(2) 有価証券平均残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
計
国際業務部門
債券
株式
その他の証券
計
合計
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
39,170
1,332
8,556
45,236
782
95,079
(80.24%)
80,744
1,645
8,243
50,128
1,279
142,040
(83.65%)
57,135
3,491
9,645
45,061
2,274
117,609
(78.96%)
84,825
4,112
11,922
35,534
2,981
139,377
(82.42%)
102,736
3,259
14,363
26,973
3,565
150,898
(82.24%)
17,942
5,249
225
23,418
(19.76%)
118,497
(100.00%)
22,066
5,125
567
27,759
(16.35%)
169,799
(100.00%)
25,012
5,312
1,020
31,345
(21.04%)
148,955
(100.00%)
23,472
5,219
1,040
29,731
(17.58%)
169,108
(100.00%)
26,417
4,733
1,437
32,588
(17.76%)
183,486
(100.00%)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 貸付有価証券は、有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、
「月次の外貨平均残高に当該月末TT仲値を乗じることにより平均残高を算出する方式」等により算出しています。
4. 平成12年度までは、自己株式は、国内業務部門の「株式」に含めて記載しています。
(3) 有価証券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成11年度
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
182
国債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
地方債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
社債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
株式
期間の定めのないもの
計
その他の証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
貸付有価証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
11,818
10,224
12,631
888
1,024
35
ー
36,624
48,868
8,591
9,987
2,945
6,223
ー
ー
76,617
32,530
16,723
22,883
642
2,668
ー
ー
75,448
26,562
23,209
16,077
9,035
6,719
2,632
ー
84,237
73,478
8,347
30,103
2,324
5,183
10,059
ー
129,496
197
151
462
371
236
7
ー
1,427
32
545
1,082
532
219
ー
ー
2,412
50
1,907
1,452
572
249
ー
ー
4,232
498
2,093
1,214
189
98
ー
ー
4,095
720
652
510
145
44
ー
ー
2,073
1,801
1,781
4,006
1,114
300
9
ー
9,014
611
4,329
3,519
336
101
10
ー
8,909
1,141
6,546
3,241
381
286
9
ー
11,607
1,861
5,809
3,988
662
92
9
ー
12,424
2,352
8,386
4,890
737
111
29
ー
16,507
49,147
49,147
52,495
52,495
39,122
39,122
26,211
26,211
30,758
30,758
2,017
4,335
4,036
636
4,417
1,261
5,829
22,535
1,691
4,172
8,138
1,742
6,676
5,007
7,335
34,765
4,541
6,095
5,166
955
3,832
3,560
8,530
32,682
2,718
8,405
4,050
3,507
2,031
7,053
8,773
36,541
1,905
2,758
6,589
1,374
677
6,126
9,400
28,831
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注) 平成12年度までは、自己株式は、
「株式」に含めて記載しています。
5. 支払承諾期末残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
手形引受
信用状発行
債務保証
154
12,423
41,963
148
9,881
44,155
174
8,398
42,890
171
8,554
29,230
155
8,412
25,202
合計
54,541
54,185
51,463
37,956
33,771
6. 支払承諾見返の担保別内訳
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
有価証券
債権
商品
不動産
その他
206
519
29
359
1,154
139
202
38
523
1,487
143
488
57
471
902
107
599
200
509
726
187
471
163
681
503
計
2,269
2,390
2,063
2,143
2,007
保証
信用
6,140
46,131
4,097
47,697
5,032
44,367
4,409
31,403
4,004
27,759
合計
54,541
54,185
51,463
37,956
33,771
7. 預金の状況
(1) 預金種類別期末残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
国内業務部門
流動性預金
定期性預金
うち財形預金
固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
135,212
166,224
4,659
165,942
107
5,006
141,316
164,769
4,678
164,507
91
2,822
207,982
151,289
4,706
151,081
73
2,134
240,624
147,736
4,956
147,461
59
5,218
258,350
146,329
4,887
145,677
48
4,323
小計
306,444
308,908
361,406
393,580
409,003
18,366
21,175
15,908
25,099
14,325
324,810
(77.75%.)
330,084
(73.14%.)
377,315
(79.92%.)
418,679
(82.83%.)
423,328
(79.21%.)
国際業務部門
流動性預金
定期性預金
その他の預金
9,433
54,428
26,227
10,147
74,149
32,482
9,873
47,094
35,046
9,858
39,925
34,907
8,302
61,449
39,438
小計
90,089
116,780
92,014
84,691
109,190
2,883
4,467
2,815
2,101
1,939
譲渡性預金
計
譲渡性預金
計
92,973
(22.25%.)
121,247
(26.86%.)
94,829
(20.08%.)
86,792
(17.17%.)
111,130
(20.79%.)
合計
417,783
(100.00%.)
451,331
(100.00%.)
472,144
(100.00%.)
505,472
(100.00%.)
534,458
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金+定期積金
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
183
(2) 預金種類別平均残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
流動性預金
定期性預金
うち財形預金
固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
計
国際業務部門
流動性預金
定期性預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
計
合計
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
131,721
171,352
4,658
171,036
116
2,301
305,375
20,150
325,526
(76.29%.)
131,257
166,161
4,683
165,893
100
2,248
299,667
18,450
318,118
(72.69%.)
157,745
163,999
4,712
163,768
82
2,342
324,087
12,822
336,909
(74.86%.)
222,133
149,018
4,977
148,819
66
2,354
373,506
17,849
391,355
(81.11%.)
249,022
146,732
4,914
146,258
54
2,489
398,244
19,576
417,821
(81.25%.)
9,104
59,683
28,853
97,642
3,507
101,149
(23.71%.)
426,675
(100.00%.)
10,492
73,705
31,318
115,516
3,977
119,494
(27.31%.)
437,612
(100.00%.)
11,082
63,103
35,044
109,231
3,900
113,131
(25.14%.)
450,041
(100.00%.)
9,735
43,375
35,929
89,040
2,091
91,132
(18.89%.)
482,488
(100.00%.)
7,175
46,937
40,504
94,617
1,815
96,433
(18.75%.)
514,254
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、
「月次の外貨平均残高に当該月末TT仲値を乗じることにより平均残高を算出する方式」等により算出しています。
(3) 定期預金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成11年度
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
合計
固定自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
変動自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
その他
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
平成13年度
平成14年度
平成15年度
102,734
37,575
37,117
18,015
15,719
9,437
220,599
125,970
33,561
41,774
16,136
14,912
6,510
238,865
93,650
29,577
40,140
17,550
12,284
5,134
198,337
85,094
27,801
40,109
15,072
13,456
6,089
187,622
102,504
28,888
38,797
16,073
15,435
6,059
207,760
62,701
32,148
34,391
16,370
14,805
5,525
63,785
27,200
38,769
15,520
14,182
5,049
54,706
24,437
38,294
16,973
12,214
4,453
50,897
24,271
38,961
14,745
13,013
5,570
47,377
25,319
36,840
15,528
15,014
5,595
11
10
17
37
30
0
10
5
22
34
19
ー
4
5
20
32
11
ー
6
5
15
18
14
0
5
4
4
22
11
0
40,021
5,416
2,708
1,607
883
3,912
62,174
6,355
2,982
581
710
1,460
38,938
5,134
1,825
545
58
680
34,190
3,524
1,132
308
428
519
55,121
3,564
1,952
523
410
463
(注) 積立定期預金は含んでいません。
(4) 預金者別預金残高(国内店)
(単位:億円)
平成11年度
個人預金
法人預金
その他
合計
184
平成12年度
191,757
(57.02%.)
115,006
(34.20%.)
29,508
(8.78%.)
336,271
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 譲渡性預金は含まず、特別国際金融取引勘定分を含んでいます。
平成12年度
199,748
(58.46%.)
116,820
(34.19%.)
25,097
(7.35%.)
341,666
(100.00%.)
平成13年度
232,644
(58.69%.)
137,422
(34.67%.)
26,303
(6.64%.)
396,370
(100.00%.)
平成14年度
254,831
(59.49%.)
147,566
(34.45%.)
25,945
(6.06%.)
428,343
(100.00%.)
平成15年度
266,679
(59.35%.)
152,116
(33.85%.)
30,541
(6.80%.)
449,336
(100.00%.)
8. 東京三菱銀行債券の状況
(1) 東京三菱銀行債券の発行残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
割引債券
利付債券
財形債券
15,715
29,749
317
13,713
20,448
300
8,251
14,507
275
ー
6,360
ー
ー
2,659
ー
合計
45,465
34,161
22,758
6,360
2,659
(注) 利付債券には、
「利付東京三菱銀行債券(利子一括払)」を含んでいます。
(2) 東京三菱銀行債券の平均残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
割引債券
利付債券
財形債券
16,613
32,873
322
14,590
24,679
307
11,343
18,092
288
3,870
9,592
ー
ー
4,985
ー
合計
49,487
39,270
29,435
13,463
4,985
(注) 利付債券には、
「利付東京三菱銀行債券(利子一括払)」を含んでいます。
(3) 東京三菱銀行債券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
1 年以下
割引債券
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
26,970
15,715
14,742
3,751
20,352
13,713
11,914
1,895
16,074
8,251
3,827
2,856
3,666
ー
2,693
ー
2,659
ー
ー
ー
合計
45,465
34,161
22,758
6,360
2,659
(注) 利付債券には、
「利付東京三菱銀行債券(利子一括払)」を含んでいます。
● 債券
「債券」には、利付金融債(3年、5年)
と割引金融債(1年)があります。
9. 預貸率・預証率
(単位:%)
平成11年度
預貸率
期末残高
期中平均
預証率
期末残高
期中平均
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
国内業務部門
国際業務部門
全店
79.63
63.63
76.42
77.00
52.66
70.92
72.16
71.18
71.97
67.75
68.30
67.84
69.92
45.25
64.82
国内業務部門
国際業務部門
全店
80.29
64.93
77.02
80.49
52.47
73.47
75.52
59.11
71.65
70.79
67.57
70.20
69.54
54.52
66.75
国内業務部門
国際業務部門
全店
26.25
23.16
25.63
38.90
27.63
36.08
33.10
32.32
32.95
30.45
39.26
31.94
42.66
23.33
38.66
国内業務部門
国際業務部門
全店
25.35
23.15
24.88
39.74
23.23
35.60
32.10
27.70
31.06
34.42
32.62
34.09
35.68
33.79
35.33
(注) 預金には譲渡性預金及び債券を含んでいます。
10. 1店舗当たりの貸出金、預金・債券残高
平成11年度
貸出金
うち国内店
海外店
預金・債券
うち国内店
海外店
1,056
1,049
1,106
1,382
1,374
1,435
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 出張所及び特別出張所を除いた店舗数により算出しています。
東
京
三
菱
銀
行
(単位:億円)
平成12年度
1,066
1,041
1,221
1,503
1,422
2,011
平成13年度
1,134
1,105
1,311
1,576
1,611
1,360
平成14年度
1,149
1,140
1,206
1,694
1,768
1,238
平成15年度
1,192
1,232
962
1,839
1,872
1,646
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
185
11. 従業員1人当たりの貸出金、預金・債券等残高
平成11年度
貸出金
うち国内店
海外店
預金・債券
うち国内店
海外店
総資産
当期純利益(千円)
(単位:億円)
平成12年度
17
19
10
22
25
13
32
3,757
平成13年度
17
19
12
25
26
20
40
ー
平成14年度
18
20
12
26
30
13
39
ー
平成15年度
18
21
10
27
33
11
38
ー
19
22
8
29
34
15
42
19,813
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 従業員数は期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
3. 平成12年度、平成13年度及び平成14年度は、当期純損失となったため、従業員1人当たりの当期純利益は記載していません。
12. 単体自己資本比率(国際統一基準)
平成 14 年度より当行は単体自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、監査法人トーマツの外部監査を受け、調査報告書を受領しています。なお、当該外部監査は日本公認会計
士協会業種別監査委員会報告第 30 号に基づき、監査法人トーマツが当行との間で合意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査の
基準」に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそれに関連する単体自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
平成11年度
基本的項目
補完的項目
準補完的項目
控除項目
平成13年度
平成14年度
平成15年度
7,859
1,221
ー
5,959
ー
1,744
10,704
643
ー
ー
ー
ー
ー
7,859
1,221
ー
5,959
ー
1,837
8,819
281
ー
ー
ー
ー
ー
7,859
1,221
ー
5,959
ー
1,900
5,929
180
ー
ー
ー
ー
ー
8,719
1,221
ー
6,819
ー
1,900
4,757
167
ー
2,444
ー
ー
ー
8,719
1,221
ー
6,819
ー
1,900
4,757
2,178
ー
ー
ー
ー
ー
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注 2)
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の貸借対照表計上額の合計額から
帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 3)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
26,911
24,756
21,828
19,919
24,375
ー
5,416
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,429
290
ー
2,873
1,580
3,208
18,741
5,184
13,556
1,542
4,358
18,778
4,889
13,888
1,519
4,568
17,825
5,311
12,514
1,489
5,065
15,293
4,728
10,564
1,341
3,496
14,611
4,041
10,570
計
うち自己資本への算入額
短期劣後債務(注 5)
うち自己資本への算入額
控除項目(注 6)
28,946
26,911
ー
ー
19
27,109
24,756
ー
ー
477
24,204
21,828
ー
ー
51
21,848
19,685
300
234
46
22,323
22,323
300
124
45
(F)
53,803
383,552
36,071
419,623
49,036
384,615
46,950
431,566
43,606
368,108
45,809
413,918
39,792
342,162
42,211
384,374
46,777
337,497
44,080
381,577
(G)
(H)
2,049
163
3,023
241
6,541
523
2,175
174
(I)
421,673
12.75%
434,589
11.28%
420,459
10.37%
4,098
327
388,472
東
京
三
菱
銀
行
自己資本額
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
計 (F)+(G)
単体自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I ) x 100
186
平成12年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
任意積立金
次期繰越利益
その他
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
営業権相当額(△)
(A)+(B)+(C)−(D)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(参考)マーケット・リスク相当額
(B)
(C)
(D)
(E)
10.24%
383,753
12.18%
(注) 1. 単体自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づいて算出したものであり、日本基準に基づく財務諸表をベースにしています。なお、当行は、国際統一
基準を適用のうえ、マーケット・リスク規制を導入しています。
2. 告示第14条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
3. 告示第15条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
4. 告示第15条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
5. 告示第16条に掲げる劣後債務で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)契約時における償還期間が2年以上のものであること
(3)約定された償還期日以前に償還されないものであること
(4)銀行が当該劣後債務の元利払いを行った後においても自己資本比率が8パーセント以上となる場合を除き、元利払いを行わないとの特約が付されていること
6. 告示第17条第1項に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額です。
単体情報:その他業務の状況
1. 外貨建資産残高
(単位:百万米ドル)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
国内店
海外店
93,941
115,502
108,038
114,686
93,002
94,566
124,612
95,215
122,713
97,237
合計
209,443
222,724
187,568
219,827
219,950
(注) 外貨額は期末日の対米ドル換算レート
(仲値)で引き直しています。
2. 内国為替取扱高
(単位:千口、億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
口数
金額
109,240
3,862,388
111,623
4,119,854
113,719
3,475,885
118,004
3,457,592
122,565
3,484,640
口数
金額
117,161
4,029,029
122,903
4,183,731
127,958
4,305,370
135,071
3,607,277
140,809
3,566,235
口数
金額
3,080
77,152
2,787
73,409
2,581
66,102
2,476
62,825
2,431
60,856
各地より受けた分
口数
金額
2,262
61,443
2,016
57,823
1,885
52,543
1,839
50,271
1,837
50,525
合計
口数
金額
231,743
8,030,015
239,330
8,434,819
246,143
7,899,901
257,391
7,177,966
267,644
7,162,257
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
76,849
954,952
48,084
1,102,775
80,642
1,129,343
140,354
1,132,994
203,134
1,115,755
計
1,031,801
1,150,860
1,209,986
1,273,349
1,318,890
輸入手形決済等
その他
52,558
1,217,197
53,164
1,454,078
43,050
1,332,938
52,012
1,627,020
66,286
1,715,134
計
1,269,755
1,507,243
1,375,989
1,679,032
1,781,420
2,301,557
2,658,103
2,585,975
2,952,381
3,100,310
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
送金為替
各地へ向けた分
各地より受けた分
代金取立
各地へ向けた分
3. 外国為替取扱高
仕向為替
被仕向為替
(単位:百万米ドル)
輸出手形買取等
その他
合計
(注) 海外店分を含んでいます。
4. 公共債の引受実績
(単位:億円)
国債
地方債
政府保証債
2,767
1,876
714
2,556
1,469
945
3,157
1,298
649
2,806
1,163
752
4,049
1,673
1,117
合計
5,359
4,971
5,106
4,722
6,840
5. 国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売実績
平成11年度
(単位:億円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
国債
地方債・政府保証債
436
0
500
8
672
9
1,500
35
920
34
合計
436
509
681
1,535
954
1,317
1,903
2,966
2,565
3,816
証券投資信託
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 証券投資信託の窓口販売は、平成10年12月1日から実施しています。
187
店舗・人員の状況
1. 国内店舗・海外拠点数
(単位:店、カ所)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
本支店
出張所
代理店
291
26
2
279
31
2
270
24
2
260
21
1
249
18
0
計
319
312
296
282
267
支店
出張所
駐在員事務所
44
13
18
44
14
18
44
14
17
42
13
17
43
14
16
計
75
76
75
72
73
(注) 1. 上記のほかに、成田空港支店新東京国際空港出張所(両替所)、大阪支店関西国際空港出張所(両替所)、ダイレクト・ローンプラザ及び店舗外現金自動設備を設置しています。なお、成田空港
支店新東京国際空港出張所(両替所)は4月1日より成田空港支店成田国際空港出張所(両替所)へ名称変更しています。
2. 平成15年度の店舗外現金自動設備は16,392カ所です。このなかには、コンビニエンスストア等に設置した共同出張所15,898カ所が含まれています。
2. 従業員の状況
●旧基準
平成11年度
従業員数
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
17,412 人
16,556 人
15,720 人
15,179 人
平均年齢
37 歳 03 カ月
37 歳 07 カ月
38 歳 00 カ月
37 歳 11 カ月
38 歳 02 カ月
平均勤続年数
15 年 02 カ月
15 年 06 カ月
15 年 10 カ月
15 年 18 カ月
15 年 10 カ月
平均給与月額
481,406 円
490,462 円
497,421 円
493,325 円
489,110 円
平成13年度
平成14年度
平成15年度
(注) 1. 従業員数には以下の嘱託、臨時従業員等及び海外現地採用者は含んでいません。
平成11年度
嘱託、臨時従業員等、海外現地採用者
4,320
14,468 人
(単位:人)
平成12年度
4,311
4,351
4,541
4,601
2. 平均給与月額は、3月の税込定例給与(時間外勤務手当を含む)であり、賞与は含んでいません。
3. 従業員の定年は、満60歳に達したときとしています。
●新基準
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
従業員数
19,780 人
18,979 人
18,258 人
18,024 人
17,714 人
平均年齢
36 歳 05 カ月
36 歳 10 カ月
37 歳 04 カ月
37 歳 03 カ月
37 歳 07 カ月
平均勤続年数
14 年 05 カ月
14 年 09 カ月
15 年 02 カ月
15 年 10 カ月
15 年 03 カ月
平均年間給与
7,806,858 円
8,099,980 円
8,063,619 円
7,841,331 円
7,611,197 円
(注) 1.
2.
3.
4.
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
188
従業員数は、東京三菱銀行から他社への出向者を含まず、他社から東京三菱銀行への出向者を含んでいます。また、海外での現地採用者を含み、嘱託及び臨時従業員等を含んでいません。
平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与は、海外の現地採用者、他社から東京三菱銀行への出向者を含んでいません。
平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。
東京三菱銀行の従業員組合は、東京三菱銀行従業員組合と称し、組合員数は平成15年度末で12,165人です。
労使間において、特記すべき事項はありません。
5. 平成11年度から
「企業内容等の開示に関する省令」附則(平成11年大蔵省令第15号)第4項に基づき、開示しています。
3. 採用人員
(単位:人)
平成12年度
採用人員
合計
男性
女性
平成13年度
平成14年度
平成15年度
平成16年度
139
440
180
285
200
539
192
333
156
203
579
465
739
525
359
資本・株式の状況
1. 資本金の推移
年月日
増資額(千円)
増資後資本金(千円)
平成 10 年 03 月 31 日
5,586,607
663,869,618
平成 11 年 01 月 21 日
122,100,000
785,969,618
平成 11 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 12 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 13 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 14 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 15 年 03 月 28 日
86,003,500
871,973,118
平成 15 年 03 月 31 日
一
871,973,118
平成 16 年 03 月 31 日
一
871,973,118
摘 要
転換社債の転換(平成 9 年 4 月 1 日∼平成 10 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 81,400 千株 (優先株式)
有償 第三者割当 344,014 千株
(普通株式)
発行価額 3,000 円
資本組入額 1,500 円
発行価額 500 円
資本組入額 250 円
2. 発行済株式総数の推移
年月日
増資株数(千株)
増資後発行済株式総数(千株)
平成 10 年 03 月 31 日
8,627
4,675,455
平成 11 年 01 月 21 日
81,400
4,756,855
平成 11 年 03 月 31 日
一
4,756,855
平成 12 年 03 月 31 日
一
4,756,855
平成 13 年 03 月 31 日
一
4,756,855
平成 14 年 03 月 31 日
一
4,756,855
平成 15 年 03 月 28 日
344,014
5,100,869
平成 15 年 03 月 31 日
一
5,100,869
平成 16 年 03 月 31 日
一
5,100,869
摘 要
転換社債の転換(平成 9 年 4 月 1 日∼平成 10 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 81,400 千株 (優先株式)
有償 第三者割当 344,014 千株
(普通株式)
発行価額 3,000 円
資本組入額 1,500 円
発行価額 500 円
資本組入額 250 円
3. 株式の所有者別状況
(1) 普通株式
区分
(平成16年3月31日現在)
株主数
所有株式数
割合
政府および地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
一人
一
一
1
一
一
一 千単元
一
一
5,019
一
一
一%
一
一
100.00
一
一
合計
1
5,019
100.00
(注) 1単元の株式数は1,000株です。
(2) 優先株式
区分
(平成16年3月31日現在)
株主数
所有株式数
割合
政府および地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
ー人
ー
ー
1
ー
ー
ー 千単元
ー
ー
81
ー
ー
ー%
ー
ー
100.00
ー
ー
合計
1
81
100.00
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1単元の株式数は1,000株です。
1 単位の株式数は 1,000 株です。なお、上記のほか単位未満株式が 17,877 千株あります。
189
4. 配当金の推移
平成11年度
1株当たりの配当額(普通株式)
うち中間配当額
1株当たりの配当額(優先株式)
うち中間配当額
配当性向
(注) 配当性向=
普通株式配当金総額
当期純利益−優先株式配当金総額
平成12年度
8.50 円
(4.25 円)
82.50 円
(41.25 円)
57.11 %
平成13年度
8.50 円
(4.25 円)
82.50 円
(41.25 円)
ー
平成14年度
13.71 円
(10.71 円)
82.50 円
(41.25 円)
ー
平成15年度
4.73 円
(ー )
82.50 円
(ー )
ー
33.79 円
(3.00 円)
82.50 円
(41.25 円)
48.04 %
X 100
5. 株価の推移
(1) 普通株式
当株式は、証券取引所に上場されていません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されていません。
(2) 優先株式
当株式は、証券取引所に上場されていません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されていません。
6. 大株主
(1) 普通株式
株主名
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
合計
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
190
(平成16年3月31日現在)
(2) 優先株式
所有株式数
(千株)
持株比率
(%)
株主名
5,019,469
5,019,469
100.00
100.00
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
合計
(平成16年3月31日現在)
所有株式数
(千株)
81,400
81,400
持株比率
(%)
100.00
100.00
主要な経営指標等の推移
(連結)
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
連結経常収益
うち連結信託報酬
942,045
68,023
689,878
78,379
664,072
96,233
609,611
82,927
521,485
70,487
連結経常利益(△は連結経常損失)
122,775
9,332
△56,484
△200,564
147,402
45,103
14,399
△87,657
△97,369
130,247
連結当期純利益(△は連結当期純損失)
連結純資産額
847,696
956,907
746,687
691,594
985,273
連結総資産額
16,561,914
18,682,278
20,901,159
21,198,661
20,077,700
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
(△は1株当たり当期純損失)
497.34 円
581.21円
352.86 円
295.94円
477.78 円
33.38円
9.81円
△62.61円
△63.52円
76.78 円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
29.90円
9.20円
連結自己資本比率(国際統一基準)
11.27%
12.06%
6.90%
1.81%
連結自己資本利益率
連結株価収益率
ー
10.83%
ー
12.00%
ー
ー
69.39 円
15.03 %
17.89 %
28.52倍
営業活動によるキャッシュ・フロー
172,253
962,479
667,097
1,248,055
△ 432,349
投資活動によるキャッシュ・フロー
△112,768
△961,879
△597,812
△1,034,432
236,886
財務活動によるキャッシュ・フロー
19,752
△22,558
△10,058
29,568
△ 6,391
241,717
220,257
341,095
581,171
372,651
現金及び現金同等物の期末残高
連結子会社数
27 社
25社
31 社
30社
16 社
持分法適用会社数
15 社
15社
15 社
13社
6社
従業員数
合算信託財産額
7,281人
34,429,467
7,243人
36,444,087
8,274人
50,221,692
7,266人
50,810,455
6,981 人
55,876,387
(注)1. 三菱信託銀行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
2. 平成13年度以前の1株当たり純資産額は、期末連結純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(「自己株式」を除く)で除して算出しています。
3. 平成13年度以前の1株当たり当期純利益(又は当期純損失)は、連結当期純利益(又は連結当期純損失)から該当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数(「自
己株式」を除く)で除して算出しています。
4. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、純損失が計上された該当期においては記載していません。
5. 平成14年度から、
「1株当たり純資産額」
「1株当たり当期純利益(又は当期純損失)」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」
(以下「1株当たり情報」
という)の算定に当たっては、
「1株
当たり当期純利益に関する会計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)を適用しています。
6. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、三菱信託銀行は国際統一基準を採用しています。
7. 連結自己資本利益率は、純損失が計上された該当期においては記載していません。
8. 三菱信託銀行は平成13年3月27日に東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一部での普通株式の上場を廃止したため、平成12年度以降の連結株価収益率は算出してい
ません。
9. 合算信託財産額は、
「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務に係る信託財産額(平成14年度からは職務分担型共同受託方式により受託している信託財産を含む)を
記載しています。なお、該当する信託業務を営む会社は三菱信託銀行1社です。
10. 三菱信託銀行は平成13年10月1日に日本信託銀行及び東京信託銀行と、三菱信託銀行を存続会社として合併しました。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
191
連結財務諸表
三菱信託銀行の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明
細表は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、平成14年度は新日本監査法人の監査証明を受け、平成15年度は監査法人トーマツの監査証
明を受けています。以下の連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の連結財務諸表に
基づいて作成しています。
1. 連結貸借対照表
(単位:百万円)
平成14年度末
平成15年度末
(平成15年3月31日)
(平成16年3月31日)
2. 連結損益計算書
コールローン及び買入手形
債券貸借取引支払保証金
買入金銭債権
特定取引資産
金銭の信託
有価証券
投資損失引当金
貸出金
外国為替
1,333,630
256,132
1,311,942
211,800
1,535,155
1,042,049
16,418
40,851
350,573
9,675
277,967
6,953
7,577,895
7,415,627
ー
△25
8,287,748
8,588,926
19,228
10,717
その他資産
1,143,264
790,162
動産不動産
184,212
166,218
繰延税金資産
再評価に係る繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
資産の部合計
353,929
186,617
1,593
ー
410,230
230,475
△281,027
△202,584
21,198,661
20,077,700
(負債の部)
預金
70,487
367,962
300,665
貸出金利息
128,412
100,352
有価証券利息配当金
166,982
158,415
20
107
コールローン利息及び買入手形利息
買現先利息
0
ー
30,858
21,920
預け金利息
13,100
12,082
その他の受入利息
28,588
7,787
役務取引等収益
54,017
63,582
債券貸借取引受入利息
特定取引収益
その他業務収益
その他経常収益
41,098
34,044
374,083
資金調達費用
169,362
94,821
55,466
34,794
預金利息
譲渡性預金利息
1,658
1,408
コールマネー利息及び売渡手形利息
8,173
5,592
コールマネー及び売渡手形
1,125,546
1,157,889
コマーシャル・ペーパー利息
333,746
503,988
2,601,972
1,991,528
451,000
396,000
125,897
75,374
202,124
売現先利息
借用金利息
短期社債利息
社債利息
その他の支払利息
役務取引等費用
外国為替
20,280
12,865
特定取引費用
短期社債
ー
40,000
その他業務費用
社債
2,261
4,981
39,027
35,098
252
127
3,951
944
ー
4
6,223
5,236
52,347
6,632
7,146
11,850
248
244
54,105
40,419
営業経費
179,737
176,601
その他経常費用
399,574
50,145
358,600
383,899
信託勘定借
1,401,617
1,380,268
その他負債
1,000,431
504,940
貸倒引当金繰入額
73,725
3,316
賞与引当金
4,418
3,756
その他の経常費用
325,849
46,829
退職給付引当金
△200,564
147,402
12,754
16,486
9,261
1,068
日本国際博覧会出展引当金
19
60
繰延税金負債
51
91
196
8,517
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
410,230
230,475
20,504,115
19,087,926
(少数株主持分)
少数株主持分
経常利益(△は経常損失)
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
東京都事業税還付金及び還付加算金
その他の特別利益
特別損失
2,951
4,499
動産不動産処分損
減損損失
(資本の部)
資本金
324,279
324,279
退職給付信託設定損
資本剰余金
274,752
274,752
退職給付会計基準変更時差異償却額
利益剰余金
102,888
216,076
その他の特別損失
土地再評価差額金
△2,071
△9,586
その他有価証券評価差額金
△3,228
187,336
為替換算調整勘定
△5,025
△7,584
資本の部合計
負債、少数株主持分及び資本の部合計
691,594
985,273
21,198,661
20,077,700
814
908
7,817
5,023
ー
9,847
4,121
707
10,412
23,881
4,096
6,022
ー
ー
ー
10,947
6,316
ー
1,771
5,141
税金等調整前当期純利益
(△は税金等調整前当期純損失)
法人税、住民税及び事業税
還付法人税等
法人税等調整額
少数株主利益(△は少数株主損失)
当期純利益(△は当期純損失)
192
2,612
50,094
810,175
債券貸借取引支払利息
220,247
3,501
60,104
経常費用
1,348,411
借用金
521,485
資金運用収益
10,846,664
特定取引負債
609,611
82,927
1,453,650
債券貸借取引受入担保金
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
信託報酬
10,986,946
コマーシャル・ペーパー
三
菱
信
託
銀
行
経常収益
譲渡性預金
売現先勘定
平成15年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
(資産の部)
現金預け金
(単位:百万円)
平成14年度
△198,221
140,006
3,989
△31,401
3,839
ー
△100,783
39,708
△ 219
1,452
△ 97,369
130,247
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、
「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸
表規則」
という)に基づいて作成していますが、資産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に定める分類に準じて記載しています。平成14年度(自
平成14年4月1日 至平成15年3月31日)は改正前の連結財務諸表規則及び銀行法施行規則に基づき、平成15年度(自平成15年4月1日 至平成16年3月31日)は改正後の連結財務諸表規
則及び銀行法施行規則に基づき作成しています。
3. 連結剰余金計算書
(単位:百万円)
平成14年度
平成15年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
(資本剰余金の部)
資本剰余金期首残高
255,617
274,752
資本剰余金増加高
19,135
増資による新株の発行
19,135
ー
ー
274,752
274,752
資本剰余金期末残高
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
当期純利益
連結子会社の減少に伴う増加高
利益剰余金減少高
210,676
102,888
ー
ー
ー
130,270
107,787
17,082
130,247
22
97,369
ー
配当金
4,683
15,674
土地再評価差額金取崩額
5,551
1,407
184
ー
102,888
216,076
当期純損失
持分法適用会社の減少に伴う減少高
利益剰余金期末残高
4. 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成14年度
平成14年度
平成15年度
平成14年4月 1 日から
平成15年4月 1 日から
△6,887,194
△8,628,818
4,658,469
1,212,682
7,580,458
1,278,188
金銭の信託の増加による支出
金銭の信託の減少による収入
△20,000
9,594
ー
3,133
動産不動産の取得による支出
動産不動産の売却による収入
△14,141
6,156
△11,992
15,725
平成15年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで)
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
(△は税金等調整前当期純損失)
減価償却費
△198,221
140,006
14,355
16,148
ー
1,771
△549
1,335
△46
1,158
△118,554
ー
△78,282
25
△342
376
ー
△662
△3,896
19
△8,192
41
△367,962
169,362
△300,665
94,821
有価証券関係損益(△)
196,266
△11,869
金銭の信託の運用損益(△)
為替差損益(△)
724
△64,741
△409
221,379
3,281
76,426
5,113
72,606
16,232
788,743
△50,522
△305,220
△260,938
170,178
△134,372
△105,239
△8,239
△71,757
1,497
△199,537
36,624
14,362
19,899
437,272
減損損失
連結調整勘定償却額
持分法による投資損益(△)
貸倒引当金の増加額
投資損失引当金の増加額
債権売却損失引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
日本国際博覧会出展引当金の増加額
資金運用収益
資金調達費用
動産不動産処分損益(△)
特定取引資産の純増(△)減
特定取引負債の純増減(△)
貸出金の純増(△)減
預金の純増減(△)
譲渡性預金の純増減(△)
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減
コールローン等の純増(△)減
債券貸借取引支払保証金の純増(△)減
コールマネー等の純増減(△)
コマーシャル・ペーパーの純増減(△)
債券貸借取引受入担保金の純増減(△)
外国為替(資産)の純増(△)減
外国為替(負債)の純増減(△)
94,927
202,584
△9,000
1,382,478
△55,000
△542,354
△4,971
△3,079
8,511
△7,415
ー
40,000
信託勘定借の純増減(△)
△880,607
△21,349
資金運用による収入
資金調達による支出
367,489
△186,388
310,710
△106,894
短期社債(負債)の純増減(△)
その他
小計
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
(右上に続く)
( 平成15年3月31日まで ) ( 平成16年3月31日まで )
94,645
△72,871
1,248,579
△427,357
△524
△4,991
1,248,055
△432,349
有価証券の売却による収入
有価証券の償還による収入
連結範囲の変動を伴う子会社株式の売却による収入
ー
192
△1,034,432
236,886
劣後特約付借入による収入
劣後特約付借入金の返済による支出
3,000
△11,000
38,000
△54,000
劣後特約付社債・新株予約権付社債の発行による収入
劣後特約付社債・新株予約権付社債の償還による支出
48,500
△44,500
30,800
△5,500
38,270
△4,684
ー
△15,678
投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入
配当金支払額
少数株主への配当金支払額
△17
△12
財務活動によるキャッシュ・フロー
29,568
△6,391
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
△3,114
△6,667
240,076
△208,520
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額(減少額は△)
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
341,095
581,171
Ⅶ 現金及び現金同等物の期末残高
581,171
372,651
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
193
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
194
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 連結の範囲に
関する事項
連結子会社
30 社
主要な会社名
Mitsubishi Trust International Limited
Mitsubishi Trust & Banking Corporation (U.S.A.)
Mitsubishi Trust Finance (Ireland) PLC
株式会社エムティービーインベストメントテクノロジー研究所
連結子会社
同左
2. 持分法の適用に
関する事項
持分法適用の関連会社
13 社
主要な会社名
MTBC Bank Deutschland GmbH
三菱アセット・ブレインズ株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
日本確定拠出年金コンサルティング株式会社
株式会社東京三菱キャッシュワン
エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社
なお、当社は、取引先である三和建物株式会社の議決権の 27.3%を所有
しておりますが、同社は平成 6 年 6 月、会社更生法の規定による更生手続開
始の決定を受けており、同社事業等の方針決定に対し重要な影響を与えるこ
とができないことから関連会社から除いております。
持分法適用の関連会社
6社
主要な会社名
MTBC Bank Deutschland GmbH
三菱アセット・ブレインズ株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
日本確定拠出年金コンサルティング株式会社
株式会社東京三菱キャッシュワン
エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社
なお、当社は、取引先である鈴与三和建物株式会社(平成 16 年 1 月、三和
建物株式会社から鈴与三和建物株式会社に商号変更しております)の議決権の
27.3%を所有しておりますが、同社は平成 6 年 6 月、会社更生法の規定によ
る更生手続開始の決定を受けており、同社事業等の方針決定に対し重要な影響
を与えることができないことから関連会社から除いております。
3. 連結子会社の
事業年度等に
関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
12 月末日
4社
03 月末日
26 社
(2) 各子会社については、それぞれの決算日の財務諸表により連結しており
ます。
連結決算日と上記の決算日との間に生じた重要な取引については必要な
調整を行っております。
なお、連結子会社 4 社(永楽実業株式会社、三菱信ビジネス株式会社、菱
信データ株式会社、三菱信情報システム株式会社)については、当連結会計
年度より決算日を 3 月末日に変更しております。この変更に伴い、連結上
の事業年度の月数を平成 14 年 1 月から平成 15 年 3 月までの 15ヶ月と
しておりますが、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び
利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、連結財務諸表へ与える重要な影
響はありません。
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
12 月末日
4社
03 月末日
12 社
(2) 各子会社については、それぞれの決算日の財務諸表により連結しており
ます。
連結決算日と上記の決算日との間に生じた重要な取引については必要な
調整を行っております。
4. 会計処理基準に
関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期
的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引
目的」という)の取引については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対
照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該
取引からの損益を連結損益計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」
に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等につ
いては連結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派
生商品については連結決算日において決済したものとみなした額により
行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当連結会計年度中
の受払利息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当
連結会計年度末における評価損益の増減額を、派生商品については前連結
会計年度末と当連結会計年度末におけるみなし決済からの損益相当額の増
減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償
却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連
結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法
により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価法又は
償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により
処理しております。
② 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産と
して運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期
的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引
目的」という)の取引については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対
照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該
取引からの損益(利息、売却損益及び評価損益)を連結損益計算書上「特定
取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は時価法により行っております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により
行っております。
16 社
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償
却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連
結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法
により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価法又は
償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、組込デリバティブを一
体処理したことにより損益に反映させた額を除き、全部資本直入法によ
り処理しております。
② 有価証券の運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産を
構成している有価証券の評価は、上記(1)と同じ方法によっております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時
価法により行っております。
(会計方針の変更)
前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業における外
貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 7
月29日 日本公認会計士協会 以下「業種別監査委員会報告第25号」と
いう)に規定する経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機
とする通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引については、業種別監
査委員会報告第 20 号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する
当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計
士協会)に基づき、資金取引として発生主義による期間損益計算を行ってお
りましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第 25 号の本
則規定に基づき、デリバティブ取引として時価評価し、正味の債権及び債
務を連結貸借対照表に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、
「その他資産」及び「そ
の他負債」はそれぞれ 2,473 百万円増加しております。なお、従来、期
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当社の動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 2 年∼ 60 年
動 産 2 年∼ 20 年
連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基づき、
主として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利
用可能期間(主として 5 年)に基づく定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
新株発行費及び社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。
(6) 貸倒引当金の計上基準
当社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引
当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権のうち、債権の元本の回収
及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることがで
きない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による
回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力
を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念
先及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本
の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もるこ
とができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率
で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。上記
以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した
貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てております。特定海外債権に
ついては、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海
外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
296,410 百万円であります。
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を
勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別
に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 賞与引当金の計上基準
賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞
与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(8) 退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末
における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上して
おります。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の処理方法は以下の
とおりであります。
過去勤務債務:
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の
年数(12 年)による定額法により処理
数理計算上の差異: 各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期
間内の一定の年数(12 年)による定額法により按分
した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から処理
なお、会計基準変更時差異(25,705 百万円)については、5 年による按
分額を処理しております。
(9) 日本国際博覧会出展引当金の計上基準
日本国際博覧会出展引当金は、平成 17 年 3 月 25 日から開催予定の日
本国際博覧会の出展費用の支出に備えるため、総出展費用見込額を期間配
分方式により計上しております。
間損益計算していた通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引について
は、業種別監査委員会報告第 25 号に基づき、ヘッジ会計を適用している
ため、この変更に伴う損益への影響はありません。ヘッジ会計の概要につ
いては、「(13)重要なヘッジ会計の方法」に記載しております。
また、上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、従来、
「その
他資産」中のその他の資産及び「その他負債」中のその他の負債に表示し
ておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第 25 号
の本則規定に基づき「特定取引資産」及び「特定取引負債」中の特定金融
派生商品並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含
めて計上しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較
して、
「特定取引資産」及び「特定取引負債」は、それぞれ 1,034 百万円
増加しております。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当社の動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 15 年∼ 50 年
動 産 04 年∼ 15 年
連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基づき、
主として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利
用可能期間(主として 5 年)に対応して定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。
(6) 貸倒引当金の計上基準
当社及び国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査
定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)のうち、債権の元本の
回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることが
できない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸
念先債権及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権
の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
ることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利
子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債権
については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定
海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
227,729 百万円であります。
その他の連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実
績等を勘案して必要と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権につい
ては、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てて
おります。
(7) 投資損失引当金の計上基準
投資損失引当金は、時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある
損失を見積り、必要と認められる額を計上しております。
(8) 賞与引当金の計上基準
同左
(9) 退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末
における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当連結会計年度末
において発生していると認められる額を計上しております。なお、前払年
金費用 103,227 百万円は「その他資産」に含めて表示しております。ま
た、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりで
あります。
過去勤務債務:
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の
年数(12 年)による定額法により費用処理
数理計算上の差異:各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期
間内の一定の年数(12年)による定額法により按分し
た額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理
なお、会計基準変更時差異(25,705 百万円)については、5 年による按
分額を費用処理しております。
(10) 日本国際博覧会出展引当金の計上基準
平成17年に開催予定の「2005年日本国際博覧会」(愛知万博)への出展
費用の支出に備えるため、出展契約に基づいた出展費用見積額を期間配分
方式により、「日本国際博覧会出展引当金」として計上しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
195
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
196
(10) 外貨建資産・負債の換算基準
当社の外貨建資産・負債及び海外支店勘定については、取得時の為替相
場による円換算額を付す関連会社株式を除き、主として連結決算日の為替
相場による円換算額を付しております。
外貨建取引等の会計処理については、従来、
「銀行業における外貨建取引
等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士
協会業種別監査委員会報告第20号)を適用しておりましたが、当連結会計
年度からは「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び
監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)を適
用しております。但し、前連結会計年度より先物外国為替取引に係る円換
算差金は総額で表示しております。
なお、当連結会計年度は、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第
25 号に規定する経過措置を適用し、「資金関連スワップ取引」、「通貨ス
ワップ取引」及び「インターナル・コントラクト及び連結会社間取引の取
扱い」については、従前の方法により会計処理しております。
資金関連スワップ取引については、日本公認会計士協会業種別監査委員
会報告第 25 号に規定する経過措置に基づき、債権元本相当額及び債務元
本相当額の連結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表
に計上し、異種通貨間の金利差を反映した直先差金は直物外国為替取引の
決済日の属する期から先物外国為替取引の決済日の属する期までの期間に
わたり発生主義により連結損益計算書に計上するとともに、連結決算日の
未収収益又は未払費用を計上しております。
なお、資金関連スワップ取引とは、異なる通貨での資金調達・運用を動
機として行われ、当該資金の調達又は運用に係る元本相当額を直物買為替
又は直物売為替とし、当該元本相当額に将来支払うべき又は支払を受ける
べき金額・期日の確定している外貨相当額を含めて先物買為替又は先物売
為替とした為替スワップ取引であります。
異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相
当額の支払額又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の
受取額又は支払額が同額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるス
ワップレートが合理的なレートである直先フラット型の通貨スワップ取引
(利息相当額の支払日ごとにその時点の実勢為替相場を反映して一方の通貨
の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ごとに直先フラットである通貨
スワップ取引を含む)については、日本公認会計士協会業種別監査委員会報
告第 25 号に規定する経過措置に基づき、債権元本相当額及び債務元本相
当額の連結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表に計
上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義により連結損益計算書
に計上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上しており
ます。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日の為替相
場により換算しております。
(11) リース取引の処理方法
当社及び国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認め
られるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取
引に準じた会計処理によっております。
(12) 重要なヘッジ会計の方法
当社のヘッジ会計の方法は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関
する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報
告第 24 号)に規定する経過措置に基づき、貸出金・預金等の多数の金融資
産・負債から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理す
る、「マクロヘッジ」を実施しております。これは、「銀行業における金融
商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会
計士協会業種別監査委員会報告第15号)に定められたリスク調整アプロー
チによるリスク管理であり、繰延ヘッジによる会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整
手段となるデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リ
スクが減殺されているかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を
評価しております。
外貨建有価証券(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、事前に
ヘッジ対象となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券に
ついて外貨ベースで取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件
に包括ヘッジとして時価ヘッジを適用しております。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を行って
おります。
連結子会社においては、一部の資産について時価ヘッジを行っており
ます。
(11) 外貨建資産・負債の換算基準
当社の外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による
円換算額を付す関連会社株式を除き、主として連結決算日の為替相場によ
る円換算額を付しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日の為替相
場により換算しております。
(12) リース取引の処理方法
同左
(13) 重要なヘッジ会計の方法
(イ)金利リスク・ヘッジ
(追加情報)
当社の金融資産及び金融負債から生じる金利リスクを対象とするヘッジ
会計のヘッジ対象を識別する方法は、前連結会計年度は、主として、業種
別監査委員会報告第 24 号「銀行業における金融商品会計基準適用に関す
る会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 2 月 13 日 日本公認会計士協
会 以下「業種別監査委員会報告第 24 号」という)に規定する経過措置に
基づき、多数の預金・貸出金等から生じる金利リスクをデリバティブ取引
を用いて総体で管理する「マクロヘッジ」によっておりましたが、当連結会
計年度からは、同報告の本則規定及び会計制度委員会報告第14号「金融商
品会計に関する実務指針」(平成12年1月31日 日本公認会計士協会)に示
されている取扱いによる包括ヘッジ又は個別ヘッジによっております。ヘッ
ジ会計の方法は、金利スワップの特例処理の要件を満たす一部の取引は特例
処理によっており、それ以外の場合には繰延ヘッジによっております。
固定金利の預金・貸出金等の相場変動を相殺するヘッジにおいては、個
別に又は業種別監査委員会報告第 24 号に基づき一定の残存期間毎にグ
ルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段と
して指定しております。その他有価証券に区分している固定金利の債券の
相場変動を相殺するヘッジにおいては、同一種類毎にヘッジ対象を識別し、
金利スワップ取引等をヘッジ手段として指定しております。ヘッジ対象と
ヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っ
ているため、高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判
定に代えております。
変動金利の預金・貸出金等及び短期固定金利の預金・貸出金等に係る予
定取引のキャッシュ・フローを固定するヘッジにおいては、業種別監査委
員会報告第24号に基づき金利インデックス及び一定の金利改定期間毎に
グルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段
として指定しております。ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件が
ほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため、高い有効性があると
みなしており、これをもって有効性の判定に代えているほか、金利変動要
素の相関関係により有効性の評価を行っております。
なお、移行前連結会計年度末(平成 14 年度末)の連結貸借対照表に計上
した従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失及び繰延ヘッジ利益
は、当該「マクロヘッジ」におけるヘッジ手段の残存期間に応じ平成 15
年度から最長 15 年間にわたり費用又は収益として認識しております。当
連結会計年度末における「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失は
(13) 消費税等の会計処理
当社及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方
式によっております。
ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等は当連結会計年度の費用
に計上しております。
(14) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
① 連結納税制度の適用
当連結会計年度より株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを連
結親会社とする連結納税主体の連結納税会社として連結納税制度を適用
しております。
② 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」(企業会計基準
第 1 号)が平成 14 年 4 月 1 日以後に適用されることになったことに伴
い、当連結会計年度から同会計基準を適用しております。これによる当
連結会計年度の資産及び資本に与える影響はありません。
なお、連結財務諸表規則及び銀行法施行規則の改正により、当連結会
計年度における連結貸借対照表の資本の部及び連結剰余金計算書につい
ては、改正後の連結財務諸表規則及び銀行法施行規則により作成してお
ります。
③ 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び
「1 株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適
用指針第 4 号)が平成 14 年 4 月 1 日以後開始する連結会計年度に係る
連結財務諸表から適用されることになったことに伴い、当連結会計年度
から同会計基準及び適用指針を適用しております。これによる影響につ
いては、「1 株当たり情報」に記載しております。
66,240 百万円、繰延ヘッジ利益は 82,884 百万円であります。
(ロ)為替変動リスク・ヘッジ
当社の外貨建の金融資産及び金融負債から生じる為替変動リスクに対す
るヘッジ会計について、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第
25 号に基づき、外貨建金銭債権債務等を通貨毎にグルーピングしてヘッ
ジ対象を識別し、通貨スワップ取引及び為替予約(資金関連スワップ取引)
をヘッジ手段として指定しており、ヘッジ会計の方法は、繰延ヘッジに
よっております。
また、外貨建関連会社株式並びに外貨建その他有価証券(債券以外)の為
替変動リスクをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替予約をヘッジ手
段として包括ヘッジを行っており、外貨建関連会社株式については繰延
ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)については時価ヘッジを適用し
ております。
(ハ)連結会社間取引等
デリバティブ取引のうち連結会社間及び特定取引勘定とそれ以外の勘定
との間(又は内部部門間)の内部取引については、ヘッジ手段として指定し
ている金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等に対して、業種別監査委
員会報告第 24 号及び同第 25 号に基づき、恣意性を排除し厳格なヘッジ
運営が可能と認められる対外カバー取引の基準に準拠した運営を行ってい
るため、当該金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等から生じる損益又
は評価差額を消去せずに当連結会計年度の損益として処理し、あるいは資
産又は負債として繰延べております。
(14) 消費税等の会計処理
当社及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税(以下「消費税等」とい
う)の会計処理は、税抜方式によっております。
なお、動産不動産に係る控除対象外消費税等は発生した連結会計年度の
費用に計上しております。
(15) 手形割引及び再割引の会計処理
手形割引及び再割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取
引として処理しております。
(16) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
当社及び国内の一部の連結子会社は、株式会社三菱東京フィナンシャ
ル・グループを連結納税親会社とする連結納税主体の連結納税子会社とし
て、連結納税制度を適用しております。
5. 連結子会社の資産
及び負債の評価に
関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用してお
ります。
同左
6. 連結調整勘定の
償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生年度に全額償却しております。
同左
7. 利益処分項目等の
取扱いに関する
事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作
成しております。
同左
8. 連結キャッシュ・
フロー計算書に
おける資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の
「現金預け金」のうち、定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
同左
三
菱
信
託
銀
行
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(金融商品会計)
組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込
デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主義によ
る期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分
管理している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区
分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となってお
り、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報告第 24
号の本則規定の適用に伴い、当連結会計年度より評価差額を当連結会計年度の損益として
処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産又は金融負債と区分
せず一体として処理していた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、
組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年
度の損益として処理することが合理的であるため、会計処理を変更したものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益及び税金等調整
前当期純利益はそれぞれ 1,550 百万円増加しております。
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
197
(固定資産の減損に係る会計基準)
「固定資産の減損に係る会計基準」(平成 14 年 8 月 9 日 企業会計審議会)及び企業会計
基準適用指針第 6 号「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(平成 15 年 10 月 31
日 企業会計基準委員会)が平成16年3月31日に終了する連結会計年度に係る連結財務
諸表から適用できることになったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準及び同適用
指針を適用しております。これによる税金等調整前当期純利益に与える影響額は 1,771
百万円であります。
なお、減損損失累計額については、改正後の連結財務諸表規則に基づき、各資産の金額
から直接控除しております。
表示方法の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(連結貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成 15 年内閣府令第 47 号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、前連結会計年度において現金担保付債券
貸借取引の取引担保金については、
「債券借入取引担保金」及び「債券貸付取引担保金」と
して表示しておりましたが、当連結会計年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券貸借取引受入担保金」として区分掲記しております。
(連結損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成 15 年内閣府令第 47 号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、前連結会計年度において「資金調達費用」
中「その他の支払利息」、又は「資金運用収益」中「その他の受入利息」に含めて表示し
ていた現金担保付債券貸借取引に係る受払利息は、当連結会計年度から、それぞれ同「債
券貸借取引支払利息」、又は同「債券貸借取引受入利息」として表示しております。
(連結損益計算書関係)
前連結会計年度において「その他の特別損失」に含めておりました「退職給付信託設定
損」及び「退職給付会計基準変更時差異償却額」は、その金額が特別損失総額の 100 分
の 10 を超えているため、当連結会計年度より区分掲記しております。
なお、前連結会計年度において「その他の特別損失」に含まれている「退職給付信託設
定損」は 1,174 百万円、
「退職給付会計基準変更時差異償却額」は 5,141 百万円であり
ます。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度における「債券借入取引担保金の純増(△)減」、
「債券貸付取引担保金
の純増減(△)」は、当連結会計年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金の純増
(△)減」、「債券貸借取引受入担保金の純増減(△)」として記載しております。
(2) 前連結会計年度における「劣後特約付社債・転換社債の発行による収入」、
「劣後特約
付社債・転換社債の償還による支出」は、当連結会計年度から、それぞれ「劣後特約
付社債・新株予約権付社債の発行による収入」、
「劣後特約付社債・新株予約付社債の
償還による支出」として記載しております。
追加情報
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
198
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号 以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 4,419 百万円及び損害賠償金 200 百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は、
東京高等裁判所に控訴し、同年 4 月 9 日、当社を含む一審原告各社も東京高等裁判所に控
訴し、平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由と
して、誤納金 8,586 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。同年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、同月 13 日、当社を含む一審原告各社も上告及び
上告受理申立てをしております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京
都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているもの
の、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるため
であり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は 4,633 百万
円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ「経常損失」
は同額増加しておりますが「法人税、住民税及び事業税」には影響ありません。また、当
該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に
比べ「繰延税金資産」は 3,180 百万円減少しました。また、「再評価に係る繰延税金資
産」、「土地再評価差額金」及び「その他有価証券評価差額金」には影響ありません。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年大阪府条例第 131 号 以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平
成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関
する条例の一部を改正する条例」(平成 14 年大阪府条例第 77 号 以下「平成 14 年改正
府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の
課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成 15 年大阪府条例第 14 号 以下「平成 15 年改正府条例」という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による
課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する連結会計年度より適用されることと
なりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に対する事業税については、平成
15 年改正府条例附則 2 の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち
低い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。但
し、この申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例
を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ「繰延税金資産」
は 517 百万円減少しました。また、「再評価に係る繰延税金資産」、
「土地再評価差額金」
及び「その他有価証券評価差額金」には影響ありません。
注記事項
(連結貸借対照表関係)
平成 14 年度末
(平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度末
(平成 16 年 3 月 31 日)
1. 有価証券には、関連会社の株式7,042百万円及び出資金979百万円を含んでおります。
2. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、「有価証券」
中の国債及びその他の証券に合計 92,286 百万円含まれております。また、賃貸借契
約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」中の国債に 43 百万円含まれており
ます。
無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により借り入れている有価証券及び現金担保付
債券貸借取引等により受け入れている有価証券のうち、売却又は再担保という方法で
自由に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価証券は
1,057,738 百万円、再貸付けに供している有価証券は 202,778 百万円、当連結会
計年度末に当該処分をせずに所有しているものは 791,626 百万円であります。
1. 有価証券には、関連会社の株式8,546百万円及び出資金1,069百万円を含んでおります。
2. 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、「有価証券」に 59,054 百
万円含まれております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券のうち、
売却又は再担保という方法で自由
に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価証券は225,159百
万円、当連結会計年度末に当該処分をせずに所有しているものは 865,248 百万円であ
ります。
手形割引により受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は担保差入という
方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は17,416百万円で
あります。この内、手形の再割引により引き渡した買入外国為替の額面金額は 2,195
百万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 23,454 百万円、延滞債権額は 174,368 百万円であ
ります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につながる措置である株式会社
整理回収機構への信託実施分は 1,050 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は該当ありません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 192,734 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
390,557 百万円であります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につなが
る措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 1,050 百万円であります。
なお、上記 3.から 6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 42,807 百万円、延滞債権額は 284,864 百万円であ
ります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につながる措置である株式会社
整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 2,314 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3月以
上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 266,948 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない
ものであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
596,934 百万円であります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につなが
る措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、上記 3.から 6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱
い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基づき金融取引として処理
しております。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は再担保
という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は24,825百
万円であります。
9. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
特定取引資産 67,995 百万円
有価証券 3,128,752 百万円
貸出金 1,102,309 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー及び売渡手形 473,200 百万円
売現先勘定 333,746 百万円
債券貸借取引受入担保金 1,569,070 百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有
価証券 454,642 百万円及び現金預け金 9,627 百万円を差し入れております。
また、
「動産不動産」のうち保証金権利金は 33,467 百万円、
「その他資産」のうち
先物取引差入証拠金等は 14,431 百万円であります。
なお、手形の再割引は「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び
監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基づき金融取
引として処理しておりますが、これにより引き渡した買入外国為替の額面金額は
6,895 百万円であります。
10. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は 2,890,377 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、当社及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。ま
た、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
8. ローン・パーティシペーションで、会計制度委員会報告第 3 号「ローン・パーティシ
ペーションの会計処理及び表示」(平成 7 年 6 月 1 日 日本公認会計士協会)に基づい
て、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元本の連結会計年度末残高の
総額は 103,028 百万円であります。また、原債務者に対する貸出金として会計処理
した参加元本金額のうち、連結貸借対照表計上額は 1,289 百万円であります。
9. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
432,636 百万円
貸出金
306,711 百万円
動産不動産
23,556 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー及び売渡手形
652,400 百万円
借用金
22,433 百万円
なお、一部の担保差入資産については、連結会計年度末に対応する債務がない場合
であっても上記の担保に供している資産に含めて記載しておりましたが、当連結会計
年度より、以下の為替決済等の担保として差し入れている担保に含めて記載しており
ます。
為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有価証券 533,795 百
万円、貸出金 913,935 百万円及びその他資産 72 百万円を差し入れております。売
現先取引による買戻し条件付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を行って
いる特定取引資産は 33,396 百万円、有価証券は 2,305,382 百万円であり、対応す
る売現先勘定は 427,905 百万円、債券貸借取引受入担保金は 1,963,765 百万円で
あります。
10. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は 2,919,600 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、当社及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。ま
た、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
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タ
︵
連
結
︶
199
も定期的に予め定めている社内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契
約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
11. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び土地の再評価
に関する法律の一部を改正する法律(平成13年3月31日公布法律第19号)に基づき、
当社及び国内連結子会社の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該
評価差額に係る税金相当額を当社においては「再評価に係る繰延税金資産」として資
産の部に計上し、国内連結子会社においては「再評価に係る繰延税金負債」として負
債の部に計上し、これらを控除した金額を「土地再評価差額金」として資本の部に計
上しております。
再評価を行った年月日
当社 平成 14 年 03 月 31 日
国内連結子会社 平成 13 年 12 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
当社及び国内連結子会社共に土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月
31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地
価税の課税価格の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定め
て公表した方法により算定した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定
したほか、同条第 5 号に定める不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って
算定。
同法律第 10 条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時
価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
3,893 百万円
12. 動産不動産の減価償却累計額
123,042 百万円
13. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 151,000 百万円が含まれております。
14. 社債は全額、劣後特約付社債であります。
15. 当社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託
850,217 百万円、貸付信託 1,560,989 百万円であります。
も定期的に予め定めている社内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契
約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
11. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日法律第 34 号)に基づき、事業用の土
地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価
に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価
差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
当社
平成 14 年 03 月 31 日
国内連結子会社
平成 13 年 12 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
当社及び国内連結子会社共に土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月
31 日政令第 119 号)第 2 条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税
の課税価格の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公
表した方法により算定した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定した
ほか、同条第5号に定める不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価
の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 3,205 百万円
12. 動産不動産の減価償却累計額
116,555 百万円
13. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 135,000 百万円が含まれております。
14. 社債は全額、劣後特約付社債であります。
15. 当社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託
948,854 百万円、貸付信託 1,131,498 百万円であります。
(連結損益計算書関係)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
2. その他の経常費用には、株式等売却損 151,982 百万円、株式等償却 94,804 百万円
及び貸出金償却 45,331 百万円を含んでおります。
3. その他の特別利益は、ソフトウェア等の売却益 4,121 百万円であります。
1. その他経常収益には、株式等売却益 23,329 百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には、貸出金償却 10,492 百万円、株式等売却損 15,226 百万円、
株式等償却 4,058 百万円及び貸出金売却損 3,188 百万円を含んでおります。
4. 当連結会計年度において、当社は以下の資産(研修所、厚生施設は売却予定の資産)につ
いて減損損失を計上しております。
・地域
首都圏
その他
・主な用途
研修所等 3 物件
厚生施設等 4 物件
・種類
土地建物動産
土地建物動産
・減損損失
1,603 百万円
167 百万円
当社は、営業用店舗については、支店、営業部等毎に継続的な収支の把握を行って
いることから各拠点(物理的に同一の資産を共有する拠点)を、遊休資産及び売却予定資
産については各資産を、グルーピングの最小単位としております。また、本店、シス
テム・事務集中センター、社宅・寮、厚生施設等については独立したキャッシュ・フ
ローを生み出さないことから共用資産としております。
当社は遊休資産の認定を行った上記中 5 物件及び資産の処分に関する意思決定を
行った上記中研修所及び厚生施設2物件について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
当該減少額(1,771 百万円)を減損損失として特別損失に計上しております。
当連結会計年度の減損損失の測定に使用した回収可能価額は正味売却価額でありま
す。正味売却価額は、売却予定額及び鑑定評価額等に基づき算定しております。
5. その他の特別損失は、退職給付会計導入に伴う会計基準変更時差異の処理額5,141百
万円及び退職給付信託設定に係る損失 1,174 百万円であります。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 15 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
1,333,630 百万円
定期性預け金
△ 742,233 百万円
譲渡性預け金
△ 10,224 百万円
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 16 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
1,311,942 百万円
定期性預け金
△ 939,290 百万円
譲渡性預け金
― 百万円
現金及び現金同等物
現金及び現金同等物
581,171 百万円
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
動産
その他
合計
取得価額相当額
1,261 百万円
2,133 百万円
3,395 百万円
減価償却累計額相当額
923 百万円
1,899 百万円
2,823 百万円
1.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
動産
その他
合計
取得価額相当額
519 百万円
―百万円
519 百万円
減価償却累計額相当額
209 百万円
―百万円
209 百万円
年度末残高相当額
338 百万円
234 百万円
572 百万円
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込み法によっております。
200
372,651 百万円
(リース取引関係)
年度末残高相当額
309 百万円
―百万円
309 百万円
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内 1 年超 合計 448 百万円
123 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1年内
1年超
105 百万円
204 百万円
572 百万円
合計
309 百万円
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年
度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料 846 百万円
・減価償却費相当額 846 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内 1 年超 814 百万円
1,975 百万円
合計 度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
457 百万円
・減価償却費相当額
457 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
該当する取引はありません。
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
10,639 百万円
1 年超
72,142 百万円
2,790 百万円
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
82,782 百万円
107 百万円
758 百万円
合計
865 百万円
(退職給付関係)
1. 採用している給付制度の概要
当社は社員等に対し、厚生年金基金、適格退職年金、退職一時金制度を有しており、退職一時金制度については平成 13 年 3 月期より、厚生年金基金制度については平成 15 年 3 月
期より退職給付信託を設定しております。
国内の連結子会社は社員等に対し、厚生年金基金、退職一時金制度を有しております。
2. 退職給付債務に関する事項
区分
平成 14 年度
(平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
金額(百万円)
金額(百万円)
退職給付債務
年金資産
(A)
(B)
△ 286,317
173,530
△ 276,187
327,942
未積立退職給付債務
未認識年金資産
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
(C)=(A)+(B)
(D)
(E)
(F)
(G)
△ 112,786
ー
10,282
125,303
△ 3,120
51,755
△ 57,595
5,141
106,403
△ 3,545
連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
(H)=(C)+(D)+(E)+(F)+(G)
(I)
19,677
28,939
102,158
103,227
退職給付引当金
(H)−(I)
△ 9,261
△ 1,068
(注) 1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 年金資産には退職給付信託による資産が含まれております。
なお、平成 15 年度においては退職給付信託として 87,586 百万円を年金資産に拠出しております。
3. 臨時に支払う割増退職金は含めておりません。
4. 連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
3. 退職給付費用に関する事項
区分
平成 14 年度
(平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
金額(百万円)
金額(百万円)
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の処理額
数理計算上の差異の処理額
会計基準変更時差異の処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
退職給付費用
7,329
6,145
△ 3,543
△ 285
7,177
5,141
3,010
7,873
5,385
△ 5,274
△ 350
11,502
5,141
3,510
24,974
27,788
(注) 連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤務費用」に含めて計上しております。
4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
平成 14 年度
(平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
(1) 割引率(%)
1.9
2.2
(2) 期待運用収益率(%)
2.4
3.7
期間定額基準
同左
(4) 過去勤務債務の額の処理年数
12年(その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定
の年数による定額法による)
同左
(5) 数理計算上の差異の処理年数
12年(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務
期間内の一定の年数による定額法により按分した額を、
それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することと
している)
同左
5年
同左
区分
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
201
(税効果会計関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金
178,100 百万円
貸倒引当金
122,334 百万円
有価証券償却有税分
15,626 百万円
その他
24,566 百万円
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金 240,574 百万円
貸倒引当金 141,183 百万円
有価証券償却有税分 19,193 百万円
その他 20,229 百万円
繰延税金資産小計 評価性引当額 421,181 百万円
△ 63,260 百万円
繰延税金資産合計 繰延税金負債
株式未収配当金 その他 357,921 百万円
繰延税金負債合計 繰延税金資産小計
評価性引当額
340,626 百万円
△ 22,493 百万円
△ 2,230 百万円
△ 1,812 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
△ 128,988 百万円
△ 2,618 百万円
△ 4,043 百万円
繰延税金負債合計
△ 131,606 百万円
繰延税金資産の純額 353,877 百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率 38.50%
(調整)
評価性引当額の減少 8.63%
税率変更による期末繰延税金資産の増額修正 4.74%
その他 △ 1.11%
税効果会計適用後の法人税等の負担率 50.76%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年 3 月法律第 9 号)が平成 15 年 3 月
31日に公布され、平成 16年4 月 1日以後開始する連結会計年度より法人事業税に係
る課税標準の一部が「付加価値額」及び「資本等の金額」に変更されることにより、当
該課税標準の一部は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないこと
になります。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は当連結会計年度の38.50%から40.49%となり、
「繰延税金
資産」は 9,413 百万円増加し、当連結会計年度に計上された「法人税等調整額」は同
額減少しております。
「再評価に係る繰延税金資産」は78 百万円増加し、
「土地再評価
差額金」は同額増加しております。
318,133 百万円
繰延税金資産の純額
186,526 百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
38.50%
(調整)
評価性引当額の減少
△ 29.58%
税率変更による期末繰延税金資産の増額修正
△ 1.47%
その他
△ 1.50%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
5.93%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年 3 月法律第 9 号)が平成 15 年 3 月
31日に公布され、平成 16年4 月 1 日以後開始する連結会計年度より当社及び一部の
国内連結子会社の法人事業税に係る課税標準の一部が、
「付加価値額」及び「資本等の
金額」に変更されることにより、これらが課税標準となる事業税は、利益に関連する
金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。
これに伴い、前連結会計年度において、当社及び一部の国内連結子会社の繰延税金
資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降の法定実効税率は40.49%
としておりましたが、当連結会計年度において、東京都が改正後の法人事業税に超過
税率の適用を決めたことに伴い、平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.69%として
おります。
この変更に伴い、
「繰延税金資産」は 1,439 百万円増加、
「繰延税金負債」は 0 百万
円増加、「その他有価証券評価差額金」は 633 百万円減少、当連結会計年度に計上さ
れた「法人税等調整額」は 2,072 百万円減少しております。「再評価に係る繰延税金
負債」は 31 百万円増加し、「土地再評価差額金」は同額減少しております。
(関連当事者との取引)
平成 14 年度(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
平成 15 年度(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
(1 株当たり情報)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
三
菱
信
託
銀
行
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
295 円 94 銭
1 株当たり当期純損失
63 円 52 銭
なお、潜在株式調整後 1株当たり当期純利益金額については、純損失が計上されている
ため記載しておりません。
当連結会計年度から「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及
び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を
適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して算定した、前連結会計年度の1 株当たり情報
は次のとおりであります。
1 株当たり純資産額
351 円 81 銭
なお、前連結会計年度の1 株当たり当期純損失は、同会計基準及び適用指針の適用によ
る影響はありません。また、前連結会計年度は純損失が計上されているので、潜在株式調
整後 1 株当たり当期純利益は記載しておりません。
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
477 円 78 銭
76 円 78 銭
69 円 39 銭
(注) 1 株当たり当期純利益又は 1 株当たり当期純損失及び潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次のとおりであります。
平成 14 年度
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
1 株当たり当期純利益(△は 1 株当たり当期純損失)
当期純利益(△は当期純損失)
百万円
△ 97,369
130,247
普通株主に帰属しない金額
利益処分による優先配当額
百万円
百万円
1,620
1,620
931
931
普通株式に係る当期純利益(△は普通株式に係る当期純損失)
百万円
普通株式の期中平均株式数
千株
△ 98,989
129,316
1,558,161
1,684,234
―
―
931
931
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
当期純利益調整額
利益処分による優先配当額
202
平成 15 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日) (自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
百万円
百万円
普通株式増加数
千株
―
192,773
優先株式の転換
千株
―
192,773
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
第一回第一種優先株式
当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
(発行済株式数 100,000 千株)
有価証券関係
1. 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の商品有価証券、コマーシャル・ペーパー及び短期社債、
「現金預け金」中の譲渡性預け金並びに「買入金銭債権」中の商品投資受益権等
を含めて記載しております。
2.「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については、財務諸表における注記事項として記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
売買目的有価証券
平成15年度
221,786
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
359
201,935
△ 180
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
連結貸借
対照表計上額
時価
平成15年度
差額
うち益
連結貸借
対照表計上額
うち損
時価
差額
うち益
うち損
国債
地方債
社債
その他
―
122,238
70,207
32,682
―
129,778
74,095
35,275
―
7,539
3,887
2,592
―
7,539
3,887
2,592
―
―
―
―
2,544
108,526
51,988
35,149
2,664
112,230
54,162
36,182
119
3,703
2,173
1,033
119
3,704
2,173
1,033
―
0
―
―
合計
225,128
239,148
14,019
14,019
ー
198,209
205,239
7,030
7,030
0
(注) 1. 時価は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
取得原価
連結貸借
対照表計上額
平成15年度
評価差額
うち益
取得原価
連結貸借
対照表計上額
評価差額
うち損
うち益
うち損
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
921,588
2,440,390
2,114,821
34,479
291,089
3,930,193
777,708 △ 143,879
2,497,102
56,711
2,168,106
53,285
35,693
1,214
293,301
2,211
4,014,630
84,436
20,982
56,922
53,293
1,215
2,414
129,328
164,862
210
7
1
202
44,891
650,807
2,278,112
2,015,623
42,184
220,305
3,905,591
848,372
2,296,515
2,032,459
42,109
221,946
4,006,621
197,564
18,402
16,836
△ 75
1,641
101,030
216,065
19,689
17,155
649
1,884
104,585
18,500
1,286
319
724
243
3,554
合計
7,292,172
7,289,441
207,233
209,964
6,834,512
7,151,509
316,997
340,339
23,342
△ 2,731
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. 当社及び国内連結子会社は、市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、当該連結会計年度末に
おいて時価が取得原価まで回復する見込みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、評価差額を当該連結会計年度の損失として処理しております。
「時価が著しく下落
した」
と判断する基準は、資産の自己査定基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
4. 平成15年度の評価差額のうち、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額は6百万円(費用)であります。
4. 当該連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
売却額
その他有価証券
平成15年度
売却益の合計額 売却損の合計額
4,658,550
79,725
164,367
売却額
7,574,110
売却益の合計額 売却損の合計額
69,105
5. 時価評価されていない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額
46,434
(単位:百万円)
平成14年度
その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く)
非上場債券
平成15年度
30,942
14,461
47,074
13,208
6. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成14年度
平成15年度
10年超
三
菱
信
託
銀
行
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
債券
国債
地方債
社債
その他
293,296
128,924
13,217
151,154
211,869
1,496,062
1,259,351
48,040
188,671
3,197,754
888,215
753,659
96,673
37,882
564,241
26,435
26,172
ー
262
39,172
555,792
469,992
20,288
65,510
565,959
1,628,277
1,401,084
51,845
175,346
3,065,484
165,313
42,356
78,501
44,456
299,759
123,400
121,570
ー
1,830
56,750
10年超
合計
505,165
4,693,816
1,452,457
65,607
1,121,752
4,693,762
465,072
180,150
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
203
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成14年度
連結貸借対照表
計上額
運用目的の金銭の信託
平成15年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
9,675
連結貸借対照表
計上額
ー
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
6,953
0
2. 満期保有目的の金銭の信託(平成 14 年度、平成 15 年度)
該当ありません。
3. その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)(平成 14 年度、平成 15 年度)
該当ありません。
その他有価証券評価差額金
連結貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成14年度
評価差額
その他有価証券
△ 2,731
△ 2,731
(△)繰延税金負債
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
317,003
317,003
294
128,988
△ 3,025
188,015
199
676
(△)少数株主持分相当額
(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る
評価差額金のうち親会社持分相当額
その他有価証券評価差額金
平成15年度
△3
△2
△ 3,228
187,336
(注) 平成15年度のその他有価証券評価差額からは、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額6百万円(費用)を除いております。
デリバティブ取引関係
1. 取引の状況に関する事項
平成 14 年度
(1)取引の内容
当社の利用しているデリバティブ取引は以下のとおりであります。
金利関連では、金利先物取引、金利先物オプション取引、金利スワップ取引、キャッ
プ取引、フロアー取引、スワップション取引、クレジットデリバティブ取引、通貨関
連では、為替予約取引、通貨スワップ取引、通貨オプション取引、有価証券関連では、
債券先物取引、債券先物オプション取引、債券店頭オプション取引、株価指数先物取
引であります。
これらのデリバティブ取引は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引に分かれ、区
別して管理しております。
なお、海外の連結子会社の利用しているデリバティブ取引は、金利関連では、金利先
物取引、金利スワップ取引、通貨関連では、為替予約取引、通貨スワップ取引であり
ます。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
204
(2)取引の利用目的並びに取組方針
デリバティブ取引の主な利用目的は、①金融商品が多様化する環境において、顧客の
資金の運用調達の効率化や各種金融リスクのヘッジニーズに応えるため、②当社自身
の機動的な収益機会の確保のため、③当社自身の市場リスクをコントロールする資産
負債総合管理(ALM)の効果的な運営のためであります。このような目的達成のため
には、デリバティブ取引への積極的な取り組みが不可欠であると認識しております。
ヘッジ目的以外のデリバティブ取引の基本方針は、マーケットの変動による収益機会
を捉えて収益の極大化を目指すことにあります。
一方、ヘッジ目的の取引については、銀行経営の健全性の観点から当社の貸出金、預
金、債券等の資産負債に係る金利変動リスクを適正な水準に調整することを基本方針
としております。
デリバティブ取引を行うにあたっては、金利変動、価格変動リスクなどの各種リスクを
厳格に管理、運営することを重点方針としております。デリバティブ取引についてリス
ク管理を重点方針とすることは、デリバティブに内在するリスクを確実に把握し、適切
なリスク量のもとで将来にわたる収益機会を拡大する効果をもたらすとともに、顧客の
一層幅広いニーズへの対応力を高めることにつながると考えております。
なお、外貨資金調達を目的とした通貨スワップ取引もマーケット情勢を睨みながら活
用しております。
また、デリバティブ取引の会計処理の恣意性を排除し、透明性を確保するため、社内
規程を制定しております。この点、マクロヘッジに区分された取引については、平成
14年度も「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の
取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に定められたリスク調
整アプローチにより取り組んでおります。マクロヘッジの有効性の評価は、少なくと
も 4 半期毎に、ヘッジ手段のネットのリスク量(BPV)がヘッジ対象のグロスのリス
ク量(BPV)の範囲に収まっていることを確認する方法により行っております。なお、
平成15年度以降につきましては、ヘッジ目的のデリバティブ取引は「銀行業における
金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種
別監査委員会報告第24号)に定められた方法によるヘッジ会計を適用していく予定で
あります。
海外の連結子会社のデリバティブ取引に対する取組方針は、当社に準じております。
(3)取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクを内包しております。市場リスク及び
信用リスクの管理は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引を区別することなく、
以下の方法によって行っております。
市場リスクとは取引対象物(金利、為替、債券等)の将来の市場価格変動と、デリバ
ティブ固有の予想市場変動率(ボラティリティー)等の将来の変動によって損失を生
じる可能性であります。金利関連デリバティブ取引については、将来の金利の変動に
よるリスク及びボラティリティーの変動によるリスクがあります。通貨関連デリバティ
ブ取引については、将来の為替レートの変動によるリスク及びボラティリティーの変
動によるリスクがあります。有価証券関連デリバティブ取引については、証券価格の
変動によるリスク及びボラティリティーの変動によるリスクがあります。なお、当社
においては、金利関連取引、通貨関連取引、有価証券関連取引の市場リスクについて
は、バリュー・アット・リスク< VAR >(過去の市場変動を基にして、資産・負債の
市場価値が、今後一定期間でどの程度増減しうるかを分析し、通常予想される最大の
損失額を計算したもの)を共通の尺度として、統合して管理する体制をとっておりま
す。取引対象物の価格変動に対する時価の変動率が大きい特殊なデリバティブ取引(レ
バレッジの効いたデリバティブ取引等)によるリスクはとっておりません。海外の連
結子会社においても同様であります。
また、平成 14 年度末における、トレーディング取引(デリバティブ取引の他、商品有
価証券等のオンバランス取引を含む)のバリュー・アット・リスクによる市場リスク
量は以下のとおりであります。
VAR の範囲及び前提値
・信頼区間:99%
・保有期間:1 営業日
・観測期間:1 年
・対象範囲:連結ベース
・計測方法:分散共分散法(オプション性リスクにはシミュレーション法)
市場リスク量
(単位:百万円)
平成14年度
金利リスク
為替リスク
株価リスク
25
68
―
信用リスクとは取引相手方の契約不履行により損失を被る可能性であります。当社と
しては、デリバティブ取引について高度なノウハウを有し信用力の高い優良銀行、優
良顧客と取引を行うとともに、万一の際には債権・債務の一括清算ができる契約を取
引先と締結することや、当社との取引が多い海外に本店を有する金融機関などを中心
に担保付きデリバティブ契約の締結を進めるなどのリスク軽減の施策も講じておりま
す。また、経済環境の変化等を背景とする取引相手先の信用状況の変動にも的確かつ
迅速に対応しておりますので、重大な影響を及ぼすリスクはないと考えております。海
外の連結子会社においても同様であります。
なお、平成14年度末における、BIS自己資本比率規制に基づく連結ベースでの外国為
替関連取引及び金利関連取引に係るオフバランス取引の信用リスクに係る与信相当額
は以下のとおりであります。
与信相当額
(単位:百万円)
平成14年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
合計
653,894
58,705
69,575
939
1,756
―
△ 429,950
354,920
(注) 1. 上記計数は、連結自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、与信相当額
の算出に当たっては、カレント・エクスポージャー方式を採用しております。
2. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだ全てのオフバランス取引
の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)を採用し
ております。
平成 15 年度
(1)取引の内容
当社の利用しているデリバティブ取引は以下のとおりであります。
金利関連では、金利先物取引、金利先物オプション取引、金利スワップ取引、キャッ
プ取引、フロアー取引、スワップション取引、クレジットデリバティブ取引、通貨関
連では、為替予約取引、通貨スワップ取引、通貨オプション取引、有価証券関連では、
債券先物取引、債券先物オプション取引、債券店頭オプション取引、株価指数先物取
引であります。
これらのデリバティブ取引は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引に分かれ、区
別して管理しております。
なお、海外の連結子会社の利用しているデリバティブ取引は、金利関連では、金利ス
ワップ取引、通貨関連では、通貨スワップ取引であります。
(2)取引の利用目的並びに取組方針
デリバティブ取引の主な利用目的は、①金融商品が多様化する環境において、顧客の
資金の運用調達の効率化や各種金融リスクのヘッジニーズに応えるため、②当社自身
の機動的な収益機会の確保のため、③当社自身の市場リスクをコントロールする資産
負債総合管理(ALM)の効果的な運営のためであります。このような目的達成のために
は、デリバティブ取引への積極的な取り組みが不可欠であると認識しております。
ヘッジ目的以外のデリバティブ取引の基本方針は、マーケットの変動による収益機会
を捉えて収益の極大化を目指すことにあります。
一方、ヘッジ目的の取引については、銀行経営の健全性の観点から当社の貸出金、預
金、債券等の資産負債に係る金利変動リスクを適正な水準に調整することを基本方針
としております。
デリバティブ取引を行うにあたっては、金利変動、価格変動リスクなどの各種リスク
を厳格に管理、運営することを重点方針としております。デリバティブ取引について
リスク管理を重点方針とすることは、デリバティブに内在するリスクを確実に把握し、
適切なリスク量のもとで将来にわたる収益機会を拡大する効果をもたらすとともに、顧
客の一層幅広いニーズへの対応力を高めることにつながると考えております。
また、外貨資金調達を目的とした通貨スワップ取引もマーケット情勢を睨みながら活
用しております。
なお、海外の連結子会社のデリバティブ取引に対する取組方針は、当社に準じており
ます。
(3)取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクを内包しております。市場リスク及び
信用リスクの管理は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引を区別することなく、
以下の方法によって行っております。
市場リスクとは取引対象物(金利、為替、債券等)の将来の市場価格変動と、デリバティ
ブ固有の予想市場変動率(ボラティリティー)等の将来の変動によって損失を生じる可能
性であります。金利関連デリバティブ取引については、将来の金利の変動によるリス
ク及びボラティリティーの変動によるリスクがあります。通貨関連デリバティブ取引
については、将来の為替レートの変動によるリスク及びボラティリティーの変動によ
るリスクがあります。有価証券関連デリバティブ取引については、証券価格の変動に
よるリスク及びボラティリティーの変動によるリスクがあります。なお、当社におい
ては、金利関連取引、通貨関連取引、有価証券関連取引の市場リスクについては、バ
リュー・アット・リスク <VAR>(過去の市場変動を基にして、資産・負債の市場価値
が、今後一定期間でどの程度増減しうるかを分析し、通常予想される最大の損失額を
計算したもの)を共通の尺度として、統合して管理する体制をとっております。取引対
象物の価格変動に対する時価の変動率が大きい特殊なデリバティブ取引(レバレッジの
効いたデリバティブ取引等)によるリスクはとっておりません。海外の連結子会社にお
いても同様であります。
また、平成 15 年度末における、トレーディング取引(デリバティブ取引の他、商品有
価証券等のオンバランス取引を含む)のバリュー・アット・リスクによる市場リスク量
は以下のとおりであります。なお、当社では、市場リスク量の計測手法を高度化する
ことを目的とし、平成 15 年 10 月からバリュー・アット・リスクの計測方法を、従来
の分散共分散法からヒストリカル・シミュレーション法に変更しております。
VAR の範囲及び前提値
・信頼区間:99%
・保有期間:10 営業日
・観測期間:701 営業日
・対象範囲:連結ベース
・計測方法:ヒストリカル・シミュレーション法
(4)取引に係るリスク管理体制
当社は、ALM 審議会において、各部門が許容し得る市場リスクの上限を決定し、各部
門は、設定された限度額の範囲内で、所定の取引権限規則及び市場リスク管理規則等
に基づいて取引を行うこととしております。
個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益状況の把握、取引相手ごとのクレジッ
トラインのチェックは、運用担当部署から独立したリスク管理部署が実施し、適正な
リスク管理に努めております。
なお、当社の ALM 審議会は、海外の連結子会社のトレーディング取引に対して、市場
リスクの上限を、バリュー・アット・リスクの尺度で、連結ベースでの自己資本等の
経営体力に基づいて決定しております。
(5)取引の時価等について
取引の時価は、当社のデリバティブ取引を市場実勢価格で評価したものです。
なお、スワップ取引に係る想定元本は、この金額自体がデリバティブ取引に係る市場
リスク量又は信用リスク量を示すものではありません。
市場リスク量
(単位:百万円)
平成15年度
金利リスク
為替リスク
株価リスク
363
401
―
(ご参考)従来の計測手法(分散共分散法)による結果
VAR の範囲及び前提値
・信頼区間:99%
・保有期間:1 営業日
・観測期間:1 年
・対象範囲:連結ベース
・計測方法:分散・共分散法(オプション性リスクにはシミュレーション法)
市場リスク量
(単位:百万円)
平成15年度
金利リスク
為替リスク
株価リスク
39
104
―
信用リスクとは取引相手方の契約不履行により損失を被る可能性であります。当社と
しては、デリバティブ取引について高度なノウハウを有し信用力の高い優良銀行、優
良顧客と取引を行うとともに、万一の際には債権・債務の一括清算ができる契約を取
引先と締結することや、当社との取引が多い海外に本店を有する金融機関などを中心
に担保付きデリバティブ契約の締結を進めるなどのリスク軽減の施策も講じておりま
す。また、経済環境の変化等を背景とする取引相手先の信用状況の変動にも的確かつ
迅速に対応しておりますので、重大な影響を及ぼすリスクはないと考えております。海
外の連結子会社においても同様であります。
なお、平成15年度末における、BIS自己資本比率規制に基づく連結ベースでの外国為
替関連取引及び金利関連取引に係るオフバランス取引の信用リスクに係る与信相当額
は以下のとおりであります。
与信相当額
(単位:百万円)
平成15年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
合計
326,178
82,046
108,014
698
3,603
―
△ 270,631
249,910
(注) 1. 上記計数は、連結自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、与信相当額
の算出に当たっては、カレント・エクスポージャー方式を採用しております。
2. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだ全てのオフバランス取引
の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)を採用し
ております。
(4)取引に係るリスク管理体制
当社は、ALM 審議会において、各部門が許容し得る市場リスクの上限を決定し、各部
門は、設定された限度額の範囲内で、所定の取引権限規則及び市場リスク管理規則等
に基づいて取引を行うこととしております。
個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益状況の把握、取引相手ごとのクレジッ
トラインのチェックは、運用担当部署から独立したリスク管理部署が実施し、適正な
リスク管理に努めております。
なお、当社の ALM 審議会は、海外の連結子会社のトレーディング取引に対して、市場
リスクの上限を、バリュー・アット・リスクの尺度で、連結ベースでの自己資本等の
経営体力に基づいて決定しております。
(5)取引の時価等について
取引の時価は、当社のデリバティブ取引を市場実勢価格で評価したものです。
なお、スワップ取引に係る想定元本は、この金額自体がデリバティブ取引に係る市場
リスク量又は信用リスク量を示すものではありません。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
205
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
ー
ー
ー
ー
190,029
109,074
△ 246
△ 246
買建
4,741
4,058
38
38
291,602
109,074
296
296
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
2,914
ー
0
△2
ー
ー
ー
ー
売建
―
―
―
―
ー
ー
ー
ー
買建
―
―
―
―
ー
ー
ー
ー
受取固定・支払変動
2,740,596
1,516,029
160,295
160,295
6,814,078
3,168,404
252,114
68,675
受取変動・支払固定
2,728,185
1,525,830
△ 162,073
△ 162,073
6,264,166
3,201,949
△ 223,924
△ 68,703
受取変動・支払変動
18,330
18,330
△ 12
△ 12
95,990
19,300
△ 175
5,320
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
162,677
148,431
△ 258
△ 232
199,946
152,587
△ 349
△ 137
買建
152,954
136,798
231
191
190,551
149,486
262
135
売建
150,821
23,760
△ 120
384
439,876
86,289
△ 3,971
△ 1,959
買建
158,669
27,519
132
△ 207
443,638
86,937
3,291
2,695
△ 1,767
△ 1,620
27,297
6,077
金利オプション
店頭 金利先渡契約
金利スワップ
金利オプション
キャップ・フロアー
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 通貨先物
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
119,876
78,163
65
65
79,375
28,183
28
23
通貨オプション
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
店頭 通貨スワップ
為替予約
売建
―
―
―
―
3,460,704
36,728
54,210
54,210
買建
―
―
―
―
2,665,242
39,770
△ 31,685
△ 31,685
売建
ー
ー
ー
ー
102,772
―
927
388
買建
ー
ー
ー
ー
103,609
―
1,112
△ 493
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
65
65
24,594
22,444
通貨オプション
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3. の取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
206
3. 平成14年度
「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本
公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に規定する経過措置に基づき、期間損
益計算を行っている通貨スワップ取引については、上記記載から除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成14年度
契約額等
通貨スワップ
2,970,237
時価
評価損益
△ 315
△ 315
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直しを行
い、その損益を連結損益計算書に計上しているものについては、上記記載から除いてお
ります。
取引所 通貨先物
売建
買建
ー
ー
通貨オプション
売建
買建
ー
ー
店頭 為替予約
売建
買建
2,323,309
3,370,153
通貨オプション
売建
買建
66,090
73,378
その他
売建
買建
ー
ー
4. 平成15年度
従来、引直し対象としていた先物為替予約、通貨オプション等は、当連結会計年度からは
上記に含めて記載しております。なお、
「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関
する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25
号)に基づき、ヘッジ会計を適用している通貨スワップ取引等については、上記記載から
除いております。
(3) 株式関連取引(平成 14 年度、平成 15 年度)
該当ありません。
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
13,987
ー
△ 32
△ 32
35,584
ー
△ 265
△ 265
買建
ー
ー
ー
ー
3,230
ー
△ 17
△ 17
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
166,698
ー
334
△ 375
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
△ 32
△ 32
51
△ 658
債券先物オプション
店頭 債券店頭オプション
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
三
菱
信
託
銀
行
(5) 商品関連取引(平成 14 年度、平成 15 年度)
該当ありません。
(6) クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
店頭 クレジット・デフォルト・オプション
売建
ー
ー
ー
ー
9,174
7,174
74
74
買建
ー
ー
ー
ー
1,938
1,938
△8
△8
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
ー
ー
66
66
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 割引現在価値により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
207
セグメント情報
1. 事業の種類別セグメント情報
(単位:百万円)
平成14年度
信託銀行業
金融関連業
その他
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
577,629
4,091
31,982
6,026
計
581,720
38,008
619,729
(10,118)
609,611
経常費用
783,552
37,755
821,307
(11,132)
810,175
△ 201,831
253
△ 201,577
(△ 1,013)
△ 200,564
経常利益(△は経常損失)
II 資産、減価償却費及び資本的支出
資産
減価償却費
資本的支出
20,388,511
14,207
25,116
609,611
10,118
1,158,876 21,547,387
148
14,355
242
25,359
―
(10,118)
609,611
―
(348,726) 21,198,661
ー
14,355
ー
25,359
(注) 1.
「金融関連業その他」には、証券業、信用保証業、クレジットカード業等が属しております。
2. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
3. 会計処理基準等の変更
(1) 東京都及び大阪府の外形標準課税に係る事業税
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等
の特例に関する条例」(平成12年東京都条例第145号 以下「都条例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無
効であることを理由として、誤納金4,419百万円及び損害賠償金200百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29日、東京都は東京高等裁判所に控訴し、同
年4月9日、当社を含む一審原告各社も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は都条例が違法無効であることを理由として、誤納金8,586百万円の請求を認
める判決を言い渡しました。同年2月10日、東京都は上告及び上告受理申立てをし、同月13日、当社を含む一審原告各社も上告及び上告受理申立てをしております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例
を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については4,633百万円を「経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ「経常損失」は同額増加しておりますが、この影響は
「信託銀行業」によるものです。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は3,180百万円減少しましたが、この影響は
「信託銀行業」によるものです。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年大阪府条例第131号 以下「府条例」
とい
う)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月
30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年大阪府条例第77号 以下「平成14年改正府条例」
という)が、
平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成15年大阪府条例第14号 以下「平成15年改正府条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する連結会計年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度
に係る大阪府に対する事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される
額を申告・納付する予定であります。但し、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、
当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は517百万円減少しましたが、この影響は「信託銀行業」によるものです。
(2) 法人事業税課税標準の変更
「注記事項」の(税効果会計関係)3.に記載のとおり、
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成15年3月法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始す
る連結会計年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所得及び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及
び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになりま
す。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平成16年4月1日に開始する連結会計年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなり
ます。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の38.50%から40.49%となり、所得が課税標準であ
る場合に比べ、
「信託銀行業」について資産は9,491百万円増加、
「金融関連業その他」について資産は0百万円減少しております。
(単位:百万円)
平成15年度
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
208
信託銀行業
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
金融関連業
その他
計
消去又は全社
連結
492,101
4,264
29,383
5,919
521,485
10,184
―
(10,184)
計
496,366
35,303
531,670
(10,184)
521,485
経常費用
355,239
28,829
384,069
(9,985)
374,083
経常利益
141,126
6,474
147,600
(198)
147,402
II 資産、減価償却費及び資本的支出
資産
減価償却費
資本的支出
19,273,378
15,984
22,154
978,239 20,251,617
163
16,148
581
22,736
521,485
―
(173,917) 20,077,700
ー
16,148
ー
22,736
(注) 1.「金融関連業その他」には、証券業、信用保証業、クレジットカード業等が属しております。
2. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
3. 会計処理基準等の変更
(1) 前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(平成14年7月29日 日本公認会計士協会 以
下「業種別監査委員会報告第25号」
という)に規定する経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引については、業種別
監査委員会報告第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計士協会)に基づき、資金取引とし
て発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき、デリバティブ取引として時価評価し、正味の債権及び
債務を連結貸借対照表に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、資産は2,473百万円増加しましたが、この影響は「信託銀行業」によるものです。
また、上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、従来、
「その他資産」中のその他の資産及び「その他負債」中のその他の負債に表示しておりましたが、当連結会計年度からは、
業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき「特定取引資産」及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計
上しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、資産は1,034百万円増加しましたが、この影響は「信託銀行業」によるものです。
(2) 組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主義による期間
損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分管理している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評
価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報告第24号の本則規
定の適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として
処理していた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理す
ることが合理的であるため、会計処理を変更したものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は1,550百万円増加しましたが、この影響は「信託銀行業」によるものです。
2. 所在地別セグメント情報
(単位:百万円)
平成14年度
日本
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
米国
中南米
欧州
アジア・オセアニア
488,259
6,806
39,859
1,502
160
3,397
70,127
1,631
11,204
161
計
495,065
41,362
3,557
71,758
経常費用
683,751
60,660
6,483
63,991
経常利益(△は経常損失)
II 資産
△ 188,685
△ 19,297
△ 2,926
7,767
17,731,357
1,608,526
151,429
2,078,456
計
消去又は全社
連結
609,611
13,499
―
(13,499)
11,365
623,111
(13,499)
609,611
8,755
823,642
(13,467)
810,175
2,610
△ 200,531
(32)
△ 200,564
335,857 21,905,627
609,611
―
(706,966) 21,198,661
(注) 1.当社の本支店及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と国又は地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代
えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2.「中南米」には、カリブ海地域等が属しております。
「欧州」には、英国等が属しております。
「アジア・オセアニア」には、香港、シンガポールが属しております。
3. 会計処理基準等の変更
(1) 東京都及び大阪府の外形標準課税に係る事業税
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等
の特例に関する条例」(平成12年東京都条例第145号 以下「都条例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無
効であることを理由として、誤納金4,419百万円及び損害賠償金200百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29日、東京都は東京高等裁判所に控訴し、同
年4月9日、当社を含む一審原告各社も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は都条例が違法無効であることを理由として、誤納金8,586百万円の請求を認
める判決を言い渡しました。同年2月10日、東京都は上告及び上告受理申立てをし、同月13日、当社を含む一審原告各社も上告及び上告受理申立てをしております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例
を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については4,633百万円を「経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ「経常損失」は同額増加しておりますが、この影響は
「日本」におけるものです。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は3,180百万円減少しましたが、この影響は「日
本」におけるものです。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年大阪府条例第131号 以下「府条例」
とい
う)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月
30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年大阪府条例第77号 以下「平成14年改正府条例」
という)が、
平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成15年大阪府条例第14号 以下「平成15年改正府条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する連結会計年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度
に係る大阪府に対する事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される
額を申告・納付する予定であります。但し、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、
当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は517百万円減少しましたが、この影響は「日本」におけるものです。
(2) 法人事業税課税標準の変更
「注記事項」の(税効果会計関係)3.に記載のとおり、
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成15年3月法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始す
る連結会計年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所得及び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及
び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになりま
す。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平成16年4月1日に開始する連結会計年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなり
ます。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の38.50%から40.49%となり、所得が課税標準であ
る場合に比べ、資産は9,491百万円増加しましたが、この影響は「日本」におけるものです。
(単位:百万円)
三
菱
信
託
銀
行
平成15年度
日本
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
414,497
4,861
米国
28,477
1,348
中南米
7
2,809
欧州
70,821
2,701
アジア・オセアニア
7,681
77
計
521,485
11,799
消去又は全社
―
(11,799)
連結
521,485
―
計
419,359
29,826
2,817
73,522
7,759
533,284
(11,799)
521,485
経常費用
312,456
18,672
3,843
44,439
5,926
385,337
(11,254)
374,083
1,833
147,947
(544)
147,402
経常利益(△は経常損失)
II 資産
106,902
11,153
△ 1,026
29,083
16,695,701
1,225,899
143,590
2,191,606
311,044 20,567,841
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(490,140) 20,077,700
(注) 1. 当社の本支店及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と国又は地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代
えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2.「中南米」には、カリブ海地域等が属しております。
「欧州」には、英国等が属しております。
「アジア・オセアニア」には、香港、シンガポールが属しております。
209
3. 会計処理基準等の変更
(1) 前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(平成14年7月29日 日本公認会計士協会 以
下「業種別監査委員会報告第25号」
という)に規定する経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引については、業種別
監査委員会報告第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計士協会)に基づき、資金取引とし
て発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき、デリバティブ取引として時価評価し、正味の債権及び
債務を連結貸借対照表に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較して、資産は2,473百万円増加しましたが、この影響は「日本」における増加が2,551百万円、
「米国」における減少が236百万円、
「欧州」にお
ける減少が226百万円、
「アジア・オセアニア」における増加が383百万円です。
また、上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、従来、
「その他資産」中のその他の資産及び「その他負債」中のその他の負債に表示しておりましたが、当連結会計年度からは、
業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき「特定取引資産」及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計
上しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、資産は1,034百万円増加しましたが、この影響は「日本」におけるものが1,015百万円、
「米国」におけるものが19
百万円です。
(2) 組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主義による期間
損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分管理している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評
価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報告第24号の本則規
定の適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として
処理していた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理す
ることが合理的であるため、会計処理を変更したものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は1,550百万円増加しましたが、この影響は「日本」におけるものです。
3. 海外経常収益
(単位:百万円)
平成14年度
I 海外経常収益
II 連結経常収益
III 海外経常収益の連結経常収益に占める割合
121,351
609,611
19.9%
平成15年度
106,987
521,485
20.5%
(注) 1. 一般企業の海外売上高に代えて、海外経常収益を記載しております。
2. 海外経常収益は、当社の海外店取引並びに海外連結子会社の取引に係る経常収益(ただし、連結会社間の内部経常収益を除く。)で、こうした膨大な取引を相手先別に区分していないため、
国又は地域ごとのセグメント情報は記載しておりません。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
210
連結情報
1. 国内・海外別収支の内訳
(単位:億円)
平成14年度
国内
信託報酬
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
829
ー
ー
829
704
ー
ー
704
1,628
2,691
1,063
359
1,060
701
1
72
71
1,986
3,679
1,693
1,513
2,063
550
552
1,029
476
7
85
78
2,058
3,006
948
440
537
96
27
46
19
△0
43
44
468
540
71
499
632
133
35
57
21
18
54
35
517
635
118
17
20
3
14
14
△0
ー
ー
ー
32
35
2
8
6
△2
15
19
4
ー
ー
ー
23
26
2
121
476
355
△ 51
135
186
10
10
0
59
601
541
167
442
275
△ 71
59
130
△0
1
1
96
500
404
特定取引収支
特定取引収益
特定取引費用
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
海外
平成15年度
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内に本店を有する連結子会社(以下「国内連結子会社」
という)です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下「海外連結
子会社」
という)です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「資金調達費用」は金銭の信託運用見合費用を控除しています。
2. 国内・海外別資金運用/調達の内訳
(1) 平均残高
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
158,763
82,453
60,839
9,415
5,847
32,784
8,225
10,203
8,977
4,907
3,422
2,044
339
ー
1,035
188,126
88,634
70,702
18,393
9,719
152,355
79,822
54,599
10,398
7,190
36,514
5,406
16,611
9,613
4,675
3,417
1,629
332
1,321
129
185,452
83,599
70,878
18,690
11,736
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
156,535
100,405
13,197
7,735
20,018
32,271
11,660
388
14,436
358
3,083
1,035
ー
ー
2,030
185,722
111,030
13,586
22,171
18,346
153,610
101,293
12,890
6,995
20,102
35,936
8,779
279
21,608
199
3,084
129
ー
1,321
1,629
186,462
109,943
13,169
27,282
18,672
(2) 利息、利回り
(単位:億円)
平成14年度
平成15年度
利息
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引
支払保証金
預け金等
2,691
1,018
1,201
1,060
304
469
72
38
0
3,679
1,284
1,669
122
69
189
90
3
28
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引
受入担保金
借用金等
1,063
365
5
701
212
10
119
177
274
11
利回り
利息
相殺消去額(△)
海外
1.95%
1.44%
2.36%
2,063
902
1,072
1,029
129
527
85
29
15
3,006
1,003
1,584
1.62%
1.20%
2.23%
308
131
1.67%
1.34%
94
69
150
67
25
15
219
121
1.17%
1.03%
71
23
ー
1,693
554
16
0.91%
0.49%
0.12%
550
262
4
476
97
9
78
12
ー
948
347
14
0.50%
0.31%
0.10%
3
42
390
146
1.76%
0.79%
81
144
295
4
25
32
350
116
1.28%
0.62%
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 平均残高は、当社については日々の残高の平均に基づいて算出していますが、連結子会社については月末ごとの残高に基づく平均残高を利用しています。
3. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
4. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除しています。
5. 預け金等にはコールローン、買入手形、買現先勘定を含んでいます。
6. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、売現先勘定、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
合計
利回り
国内
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
211
3. 国内・海外別役務取引の内訳
(単位:億円)
平成14年度
国内
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
537
373
9
8
50
20
3
14
46
ー
7
0
14
0
3
6
43
1
0
0
12
0
2
2
540
371
17
8
52
21
5
17
632
394
8
7
79
14
4
12
57
ー
5
0
17
1
3
4
54
2
0
0
11
0
1
2
635
392
13
7
85
15
5
14
96
3
19
0
44
0
71
3
133
3
21
0
35
0
118
3
役務取引等費用
うち為替業務
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
4. 国内・海外別特定取引の内訳
(1) 特定取引収益・費用
(単位:億円)
平成14年度
国内
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引収益
うち商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
20
2
ー
16
2
14
15
ー
△1
ー
ー
ー
ー
ー
ー
35
17
ー
14
2
6
4
0
ー
1
19
19
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
26
24
0
ー
1
特定取引費用
うち商品有価証券費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他の特定取引費用
3
ー
3
ー
ー
△0
ー
△0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2
ー
2
ー
ー
△2
ー
ー
△2
ー
4
ー
ー
4
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2
ー
ー
2
ー
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
(2) 特定取引資産・負債
(単位:億円)
平成14年度
国内
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
212
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引資産
うち商品有価証券
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
3,048
294
ー
ー
ー
830
1,923
456
ー
ー
ー
ー
456
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
3,505
294
ー
ー
ー
1,287
1,923
2,455
119
0
ー
ー
435
1,899
324
ー
ー
ー
ー
324
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,779
119
0
ー
ー
759
1,899
特定取引負債
うち売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引負債
803
ー
0
ー
ー
803
ー
455
ー
ー
ー
ー
455
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,258
ー
0
ー
ー
1,258
ー
430
ー
ー
ー
ー
430
ー
322
ー
ー
ー
ー
322
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
753
ー
ー
ー
ー
753
ー
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
5. 貸出金の状況
(1) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成14年度
残高
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
各種サービス業
地方公共団体
その他
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
合計
平成15年度
構成比
残高
構成比
77,557
11,681
15
1
226
60
2,718
1,517
2,463
6,002
6,891
19,599
10,291
6,763
3,438
5,886
100.00%
15.06
0.02
0.00
0.29
0.08
3.50
1.96
3.18
7.74
8.89
25.27
13.27
8.72
4.43
7.59
82,812
11,823
17
ー
260
41
1,716
1,346
2,147
6,391
6,238
23,277
10,592
6,994
5,776
6,185
100.00%
14.28
0.02
ー
0.31
0.05
2.07
1.63
2.59
7.72
7.53
28.11
12.79
8.45
6.98
7.47
5,319
15
1,307
3,996
100.00%
0.30
24.57
75.13
3,077
13
753
2,310
100.00%
0.44
24.48
75.08
82,877
85,889
(注)「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
(2) リスク管理債権の状況
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
平成15年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
343
5,058
52
3,426
428
2,848
23
2,669
234
1,743
ー
1,927
合計
8,881
5,969
3,905
90,819
82,877
85,889
9.77%.
7.20%.
4.54%.
貸出金残高
貸出金に占める比率
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成13年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
3,999
8,881
45.03%.
平成14年度
2,810
5,969
47.07%.
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
平成15年度
2,025
3,905
51.87%.
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
213
③ 地域別リスク管理債権
(単位:億円)
平成14年度
平成15年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
国内
256
2,555
23
2,434
海外
171
293
ー
アジア
ー
35
インドネシア
タイ
香港
その他
ー
ー
ー
ー
11
24
ー
0
131
158
米国
その他
合計
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
5,269
109
1,653
ー
1,421
3,184
235
699
125
90
ー
506
721
ー
63
99
ー
18
ー
22
40
ー
ー
ー
ー
8
3
34
17
19
27
34
18
ー
ー
ー
ー
4
8
ー
4
ー
ー
ー
ー
0
18
ー
3
4
26
ー
8
ー
79
369
72
47
ー
345
464
合計
合計
40
98
ー
91
230
53
24
ー
138
216
428
2,848
23
2,669
5,969
234
1,743
ー
1,927
3,905
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
④ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成14年度
平成15年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
国内
製造業
建設業
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
各種サービス業
その他
消費者
256
18
22
37
2
36
135
4
0
2,555
356
830
227
27
636
217
226
33
23
ー
23
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,434
633
508
497
49
121
407
100
116
5,269
1,008
1,384
762
78
794
760
330
149
109
4
9
17
ー
18
57
0
0
1,653
364
132
153
50
228
402
280
40
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,421
492
245
224
15
127
194
62
58
3,184
860
387
395
65
375
655
343
100
海外
金融機関
商工業
その他
171
ー
113
57
293
0
245
47
ー
ー
ー
ー
235
ー
196
38
699
0
556
143
125
6
119
ー
90
25
64
0
ー
ー
ー
ー
506
ー
257
248
721
31
441
248
合計
428
2,848
23
2,669
5,969
234
1,743
ー
1,927
3,905
合計
合計
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
6. 国内・海外別有価証券残高
(単位:億円)
平成14年度
国内
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
214
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
21,681
1,579
3,779
8,261
26,367
ー
ー
ー
ー
14,465
ー
ー
ー
104
251
21,681
1,579
3,779
8,156
40,581
20,350
1,506
2,871
9,112
21,981
ー
ー
ー
ー
18,644
ー
ー
ー
72
237
20,350
1,506
2,871
9,039
40,388
合計
61,669
14,465
355
75,778
55,821
18,644
309
74,156
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでいます。
7. 国内・海外別預金種類別残高
(単位:億円)
平成14年度
国内
流動性預金
定期性預金
その他の預金
計
譲渡性預金
合計
海外
平成15年度
相殺消去額(△)
合計
国内
14,397
77,936
9,594
562
9,500
0
32
2,089
ー
14,927
85,347
9,594
101,928
10,062
2,121
14,234
301
ー
116,163
10,364
2,121
海外
相殺消去額(△)
合計
15,878
75,987
6,916
238
9,654
0
51
157
ー
16,066
85,484
6,916
109,869
98,782
9,893
209
108,466
14,536
13,085
398
ー
13,484
124,405
111,868
10,291
209
121,950
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
4. 定期性預金=定期預金
8. 連結自己資本比率(国際統一基準)
当社は連結自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、平成 14 年度は新日本監査法人の外部監査を受け、平成 15 年度は監査法人トーマツの外部監査を受け、調査報告書を受領
しています。なお、当該外部監査は日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 30 号に基づき、平成 14 年度は新日本監査法人が、平成 15 年度は監査法人トーマツが、当社との間で合
意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査の基準」に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそ
れに関連する連結自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
平成11年度
基本的項目
補完的項目
控除項目
自己資本額
平成13年度
平成14年度
平成15年度
2,927
1,000
ー
2,463
3,031
ー
ー
44
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,927
1,000
ー
2,463
3,068
ー
ー
33
ー
ー
ー
ー
△ 82
ー
ー
3,051
1,000
ー
2,556
2,059
ー
ー
38
ー
131
ー
ー
△ 36
ー
ー
3,242
1,000
ー
ー
ー
2,747
929
27
ー
30
ー
ー
△ 50
ー
ー
3,242
150
ー
ー
ー
2,747
1,907
38
ー
ー
ー
ー
△ 75
ー
ー
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注 2)
8,467
8,410
7,538
6,867
7,859
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の連結貸借対照表計上額の
合計額から帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 3)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
ー
831
ー
ー
1,426
ー
809
4,719
1,500
3,219
ー
1,263
4,426
500
3,926
△ 56
1,459
4,436
625
3,811
△ 15
1,414
4,310
859
3,451
△4
1,241
4,849
1,167
3,682
計
5,528
6,521
5,840
5,708
7,512
5,528
6,521
5,797
5,565
7,512
ー
ー
ー
ー
ー
うち自己資本への算入額
準補完的項目
平成12年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
連結剰余金
資本剰余金
利益剰余金
連結子会社の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
為替換算調整勘定
営業権相当額(△)
連結調整勘定相当額(△)
(B)
短期劣後債務
うち自己資本への算入額
(C)
ー
ー
ー
ー
ー
控除項目(注 5)
(D)
174
220
243
59
162
(A)+(B)+(C)−(D)
(E)
13,822
14,711
13,092
12,372
15,209
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
105,617
16,151
121,768
105,783
15,125
120,909
106,036
13,900
119,937
90,146
11,573
101,719
91,877
8,559
100,437
777
62
1,058
84
915
73
1,352
108
733
58
計 (F)+(G)
122,546
121,967
120,852
103,072
101,171
11.27%.
12.06%.
10.83%.
12.00%.
15.03%.
連結自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I ) x 100
(I)
(注) 1. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、当社は、国際統一基準を適用のうえ、マーケット・リスク規制を導入して
います。
2. 告示第4条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
3. 告示第5条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1) 無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2) 一定の場合を除き、償還されないものであること
(3) 業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4) 利払い義務の延期が認められるものであること
4. 告示第5条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
5. 告示第7条第1項第1号に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額及び第2号に規定するものに対する投資に相当する額です。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
215
9. オフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国際統一基準)
(1) 金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成11年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による
信用リスク削減効果(△)
合計
299,827
(4,578)
20,548
(860)
33,051
(750)
15,619
(152)
648
(9)
ー
(ー)
平成12年度
340,021
(6,725)
16,726
(334)
36,093
(1,391)
7,283
(38)
813
(40)
ー
(ー)
平成13年度
347,112
(7,416)
19,493
(708)
37,385
(712)
4,026
(14)
1,083
(27)
ー
(ー)
平成14年度
270,895
(6,538)
20,694
(587)
40,533
(695)
1,252
(9)
708
(17)
ー
(ー)
平成15年度
190,235
(3,261)
17,593
(820)
44,948
(1,080)
1,173
(6)
1,015
(36)
ー
(ー)
(2,550)
(5,752)
(5,306)
(4,299)
(2,706)
369,694
(3,802)
400,939
(2,777)
409,102
(3,574)
334,083
(3,549)
254,967
(2,499)
(注) 1.( )内は信用リスク相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、
( )内の信用リスク相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. また、信用リスク相当額の算出にあたっては、一部の取引についてネッティング(取引先ごとに、締結したすべてのオフ・バランス取引の時価評価額を相殺し、相殺後の全額を信用リスク相当
額とするもの)を採用しています。
4. なお、国際統一基準の対象となっていない取引所取引、原契約期間が14日以内の外国為替関連取引等の想定元本額は次のとおりです。
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(売)
金利オプション(買)
通貨オプション(売)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
ー
ー
8,814
6,214
―
693
―
13,886
ー
ー
9,341
6,522
ー
796
ー
16,359
ー
ー
12,842
5,171
ー
988
ー
8,266
ー
ー
10,586
3,131
ー
694
ー
7,340
ー
ー
16,856
3,696
ー
890
ー
6,871
合計
29,609
33,020
27,269
21,753
28,314
(2) 与信関連取引
(単位:億円)
契約金額
平成11年度
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
216
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
コミットメント
保証取引
その他
17,576
4,291
―
19,656
5,929
―
27,743
4,909
132
28,903
4,102
1,733
29,384
2,298
991
合計
21,867
25,585
32,785
34,739
32,674
主要な経営指標等の推移
(単体)
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
経常収益
うち信託報酬
925,840
68,023
経常利益(△は経常損失)
126,469
52,262
292,793
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
292,793
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
当期純利益(△は当期純損失)
資本金
(発行済株式総数)
(
674,752
78,379
)(
平成14年度
平成15年度
638,552
96,233
573,842
82,927
492,595
70,487
11,627
△ 54,380
△ 204,519
138,513
18,420
△ 32,691
△ 95,327
122,781
)(
305,143
普通株式
1,549,303 千株
優先株式
100,000 千株
)(
324,279
普通株式
1,655,609 千株
優先株式
100,000 千株
)(
324,279
普通株式
1,999,112 千株
優先株式
15,000 千株
純資産額
780,332
901,794
740,774
689,128
978,590
総資産額
16,373,174
18,161,871
20,326,667
20,459,916
19,364,209
預金残高
9,196,011
10,367,360
11,275,630
11,143,611
10,844,731
貸出金残高
うち銀行勘定
信託勘定
10,572,297
8,585,570
1,986,726
10,447,469
8,962,483
1,484,986
10,424,475
9,041,037
1,383,437
9,369,278
8,261,722
1,107,555
9,309,061
8,573,188
735,872
有価証券残高
うち銀行勘定
信託勘定
(含 職務分担型共同受託財産)
22,828,591
4,682,816
18,145,775
(ー )
26,971,602
6,033,577
20,938,024
(ー )
36,346,517
6,761,433
29,585,083
(ー )
14,249,094
7,589,206
6,659,887
(26,349,274 )
13,572,626
7,416,391
6,156,235
(26,511,148 )
1 株当たり純資産額
1 株当たり配当額
(うち 1 株当たり中間配当額)
(
445.62 円
538.88 円
349.04 円
294.45 円
474.44 円
普通株式 7.00 円
優先株式 16.20 円
普通株式 3.50 円
優先株式 8.10 円
普通株式 7.00 円
優先株式 16.20 円
普通株式 3.50 円
優先株式 8.10 円
普通株式 12.74 円
優先株式 16.20 円
普通株式 10.24 円
優先株式 8.10 円
普通株式 05.00 円
優先株式 16.20 円
普通株式
ー円
優先株式
ー円
普通株式 15.62 円
優先株式 16.20 円
普通株式 3.00 円
優先株式 8.10 円
) (
1 株当たり当期純利益
(△は 1 株当たり当期純損失)
38.88 円
12.90 円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
34.65 円
11.77 円
単体自己資本比率(国際統一基準)
10.90 %
11.79 %
株価収益率
24.48 倍
配当性向
18.00 %
54.26 %
従業員数
5,556 人
5,451 人
信託財産額
(含 職務分担型共同受託財産)
総資産利益率(ROA)
経常利益率
当期純利益率
資本利益率(ROE)
経常利益率
当期純利益率
34,429,467
(ー )
36,444,087
(ー )
) (
△ 24.06 円
ー
10.90 %
ー
6,290 人
50,221,692
(ー )
) (
△ 62.21 円
ー
11.23 %
ー
5,362 人
28,595,978
(50,810,455 )
(
) (
)
)
)
72.34 円
65.41 円
15.16 %
24.78 %
5,083 人
31,774,989
(55,876,387 )
0.79%
0.32%
0.07%
0.11%
ー%
ー%
ー%
ー%
0.73%
0.65%
22.32%
9.05%
1.56%
2.62%
ー%
ー%
ー%
ー%
19.13%
16.95%
(注)1. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
2. 平成13年度以前の1株当たり純資産額は、期末純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しています。
3. 平成13年度以前の1株当たり当期純利益(又は当期純損失)は、当期純利益(又は当期純損失)から当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数で除して算
出しています。
4. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、純損失が計上された該当期においては記載していません。
5. 平成14年度から、
「1株当たり純資産額」、
「1株当たり当期純利益(又は当期純損失)」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定に当たっては、
「1株当たり当期純利益に関する会
計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)を適用しています。
6. 三菱信託銀行は平成13年3月27日に東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一部での普通株式の上場を廃止したため、平成12年度以降の株価収益率は算出していません。
7. 配当性向は、当期の普通株式配当金総額を、当期純利益から当期の優先株式配当金総額を控除した金額で除して算出しています。なお、純損失が計上された該当期においては記載していま
せん。
利 益
8. 総資産利益率=
X 100
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
利益−優先株式配当金総額
9. =
X 100
資本利益率
{(期首株主資本−期首発行済優先株式数×発行価額)+(期末株主資本−期末発行済優先株式数×発行価額)}÷2
10. 総資産利益率及び資本利益率は、経常損失、当期純損失が計上された該当期においては記載していません。
11. 三菱信託銀行は平成13年10月1日に日本信託銀行及び東京信託銀行と、三菱信託銀行を存続会社として合併しました。
12. 三菱信託銀行は平成14年5月に職務分担型共同受託を開始したため、平成14年度以降の有価証券残高及び信託財産額には、
( )内に職務分担型共同受託方式により受託している信託財
産を含んだ金額を記載しています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
217
財務諸表
三菱信託銀行の銀行法第 21 条第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和
49 年法律第 22 号)により、平成 14 年度は新日本監査法人の監査を受け、平成 15 年度は監査法人トーマツの監査を受けています。また、三
菱信託銀行の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表については、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基
づき、平成 14 年度は新日本監査法人の監査証明を受け、平成 15 年度は監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の貸借対照表、損益
計算書及び利益処分計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しています。
1. 貸借対照表
(単位:百万円)
平成14年度末
(単位:百万円)
平成15年度末
平成14年度末
(平成15年3月31日) (平成16年3月31日)
(資産の部)
現金預け金
現金
預け金
121,520
1,151,422
1,100,409
256,132
176,600
債券貸借取引支払保証金
983,156
450,049
ー
35,200
買入金銭債権
16,418
40,851
特定取引資産
350,573
277,967
29,468
11,990
商品有価証券
商品有価証券派生商品
ー
54
特定金融派生商品
128,787
75,976
その他の特定取引資産
192,318
189,945
9,675
6,953
金銭の信託
有価証券
7,589,206
7,416,391
国債
2,167,992
2,034,889
地方債
157,931
150,636
社債
377,970
287,144
株式
824,268
907,823
その他の証券
4,061,044
4,035,897
投資損失引当金
△ 157
△ 25
8,261,722
8,573,188
17,930
15,221
貸出金
割引手形
手形貸付
972,649
930,458
証書貸付
6,321,278
6,631,191
当座貸越
949,865
996,317
19,268
10,717
5,481
4,451
外国為替
外国他店預け
外国他店貸
買入外国為替
取立外国為替
その他資産
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
1,221,929
39,893
コールローン
買入手形
三
菱
信
託
銀
行
1,191,315
0
0
6,895
2,195
6,891
4,070
1,136,410
783,933
(平成15年3月31日) (平成16年3月31日)
(負債の部)
預金
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
定期預金
その他の預金
譲渡性預金
11,143,611
121,892
1,205,217
0
113,372
8,743,631
959,497
10,844,731
111,374
1,349,422
0
128,105
8,564,179
691,649
1,453,650
1,347,875
コールマネー
652,346
505,489
売現先勘定
333,746
503,988
1,769,364
1,334,914
債券貸借取引受入担保金
売渡手形
473,200
652,400
コマーシャル・ペーパー
451,000
396,000
特定取引負債
商品有価証券派生商品
特定金融派生商品
125,897
32
125,865
75,374
ー
75,374
借用金
借入金
341,545
341,545
319,922
319,922
20,291
28
20,110
0
152
12,875
40
12,706
0
128
外国為替
外国他店預り
外国他店借
売渡外国為替
未払外国為替
短期社債
社債
信託勘定借
その他負債
未払法人税等
未払費用
前受収益
従業員預り金
先物取引差金勘定
金融派生商品
繰延ヘッジ利益
その他の負債
ー
40,000
212,000
242,800
1,401,617
1,380,268
970,310
6,173
54,127
6,466
4,362
222
462,662
314,818
121,477
474,024
3,108
40,566
6,991
4,214
35
250,871
87,257
80,978
前払費用
5,040
1,166
賞与引当金
3,629
3,013
未収収益
96,924
90,056
退職給付引当金
8,250
ー
先物取引差入証拠金
14,357
17,973
特定債務者支援引当金
457
665
金融派生商品
527,545
302,549
繰延ヘッジ損失
286,392
88,236
その他の資産
205,693
283,285
動産不動産
159,504
141,787
土地建物動産
107,959
105,205
7,864
ー
43,680
36,581
354,317
185,281
1,593
ー
先物取引差金勘定
建設仮払金
保証金権利金
繰延税金資産
再評価に係る繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
409,773
245,371
△ 278,996
△ 201,986
日本国際博覧会出展引当金
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
(資本の部)
資本金
資本剰余金
資本準備金
利益剰余金
利益準備金
任意積立金
海外投資等損失準備金
退職慰労基金
別途積立金
当期未処分利益(△は当期未処理損失)
20,459,916
19,364,209
531
ー
19
60
ー
6,508
409,773
245,371
19,770,787
18,385,618
324,279
324,279
274,752
274,752
274,752
274,752
95,871
47,429
139,208
3
710
138,495
△ 90,766
202,359
49,526
19,207
2
710
18,495
133,624
土地再評価差額金
△ 2,342
△ 9,403
その他有価証券評価差額金
△ 3,431
186,603
資本の部合計
資産の部合計
218
平成15年度末
負債及び資本の部合計
689,128
978,590
20,459,916
19,364,209
貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」
という)に基づいて作成していますが、資
産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に定める分類に準じて記載しています。
なお、平成14年度は改正前の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき、平成15年度は改正後の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき作成しています。
2. 損益計算書
(単位:百万円)
平成14年度
(単位:百万円)
平成15年度
平成14年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
平成15年度
平成14年4月 1 日から 平成15年4月 1 日から
( 平成15年3月31日まで
) ( 平成16年3月31日まで )
経常収益
信託報酬
資金運用収益
貸出金利息
有価証券利息配当金
コールローン利息
買現先利息
債券貸借取引受入利息
買入手形利息
預け金利息
金利スワップ受入利息
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
特定取引収益
商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
その他業務収益
外国為替売買益
国債等債券売却益
金融派生商品収益
その他の業務収益
その他経常収益
株式等売却益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
573,842
82,927
347,379
126,167
165,780
18
0
14,372
1
13,021
15,744
12,273
47,689
846
46,843
1,947
209
ー
1,499
238
60,514
1,839
56,195
ー
2,478
33,384
26,477
0
6,906
492,595
70,487
286,713
98,734
158,871
106
ー
10,596
0
10,874
1,455
6,074
56,645
787
55,857
648
473
37
ー
137
49,554
888
45,790
648
2,227
28,547
23,284
412
4,850
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
特定取引費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他業務費用
国債等債券売却損
国債等債券償還損
金融派生商品費用
その他の業務費用
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
株式等償却
金銭の信託運用損
その他の経常費用
9,534
325
9,209
248
248
ー
50,999
33,456
16,940
223
378
166,652
397,702
73,472
44,582
151,898
96,633
724
30,390
12,444
323
12,120
244
ー
244
38,460
31,835
6,231
ー
393
165,912
53,158
3,214
10,293
15,226
8,393
ー
16,030
経常利益(△は経常損失)
経常費用
資金調達費用
預金利息
譲渡性預金利息
コールマネー利息
売現先利息
債券貸借取引支払利息
売渡手形利息
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
短期社債利息
社債利息
金利スワップ支払利息
その他の支払利息
778,362
153,224
57,360
1,647
8,135
2,261
21,701
38
252
6,302
ー
3,034
34,359
18,131
354,082
83,861
35,737
1,404
5,559
4,981
23,655
33
127
3,307
4
2,505
ー
6,545
△ 204,519
138,513
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
その他の特別利益
15,622
802
7,754
7,065
15,993
809
4,803
10,380
特別損失
動産不動産処分損
減損損失
その他の特別損失
9,062
2,746
ー
6,316
23,208
5,349
1,771
16,088
税引前当期純利益(△は税引前当期純損失)
△ 197,958
131,297
法人税、住民税及び事業税
還付法人税等
法人税等調整額
2,121
3,459
△ 101,293
△ 32,920
ー
41,436
△ 95,327
122,781
10,104
△ 5,542
ー
ー
17,356
△ 619
5,776
117
△ 90,766
133,624
当期純利益(△は当期純損失)
前期繰越利益
土地再評価差額金取崩額
中間配当額
中間配当に伴う利益準備金積立額
当期未処分利益(△は当期未処理損失)
(右上に続く)
3. 利益処分計算書
(単位:百万円)
平成14年度
平成15年度
株主総会承認日
株主総会承認日
( 平成15年6月26日 ) ( 平成16年6月28日 )
当期未処分利益(△は当期未処理損失)
任意積立金取崩額
海外投資等損失準備金取崩額
別途積立金取崩額
△ 90,766
120,000
0
120,000
133,624
0
0
ー
計
29,234
133,625
利益処分額
利益準備金
第一回第一種優先株式配当金
普通株式配当金
11,878
1,980
1,620
115,350
ー
121
任意積立金
別途積立金
次期繰越利益
(1 株につき 16 円 20 銭)
8,278
(1 株につき 5 円)
(1 株につき 8 円 10 銭)
25,228
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(1 株につき 12 円 62 銭)
ー
ー
90,000
90,000
17,356
18,275
219
重要な会計方針
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
220
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. 特定取引資産・
負債の評価基準
及び収益・費用の
計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な
変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」と
いう)の取引については、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引
資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を損益
計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等について
は決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品につい
ては決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当事業年度中の受払利
息等に、有価証券、金銭債権等については前事業年度末と当事業年度末におけ
る評価損益の増減額を、派生商品については前事業年度末と当事業年度末にお
けるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な
変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」と
いう)の取引については、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引
資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益(利息、
売却損益及び評価損益)を損益計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」
に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、時価法により行っております。
2. 有価証券の評価
基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却
原価法(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法によ
る原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては、期末日の市
場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)、時価のない
ものについては、移動平均法による原価法又は償却原価法により行ってお
ります。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処
理しております。
(2) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産とし
て運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却
原価法(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法による
原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては期末日の市場価格
等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)、時価のないものにつ
いては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、組込デリバティブを一体
処理したことにより損益に反映させた額を除き、全部資本直入法により処
理しております。
(2) 有価証券の運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産を
構成している有価証券の評価は、上記1と同じ方法により行っております。
3. デリバティブ取引
の評価基準及び
評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っ
ております。
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時価法に
より行っております。
(会計方針の変更)
前事業年度は、業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業における外貨建取引
等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 7 月 29 日 日
本公認会計士協会 以下「業種別監査委員会報告第 25 号」という)に規定する
経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ
取引及び資金関連スワップ取引については、業種別監査委員会報告第20号「銀
行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱
い」(平成 12 年 11 月 14 日 日本公認会計士協会)に基づき、資金取引として
発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当事業年度からは、業種
別監査委員会報告第 25 号の本則規定に基づき、デリバティブ取引として時価
評価し、正味の債権及び債務を貸借対照表に計上しております。この結果、従
来の方法によった場合と比較して、「未収収益」は 683 百万円減少、「未払費
用」は 2,988 百万円減少、「その他の資産」は 26,239 百万円減少、その他
資産中の「金融派生商品」は 28,537 百万円増加、その他負債中の「金融派生
商品」は 3,818 百万円増加、「繰延ヘッジ損失」は 859 百万円増加、「繰延
ヘッジ利益」は 1,643 百万円増加しております。
なお、従来、期間損益計算していた通貨スワップ取引及び資金関連スワップ
取引については、業種別監査委員会報告第 25 号に基づき、ヘッジ会計を適用
しているため、この変更に伴う損益への影響はありません。ヘッジ会計の概要
につきましては、「9.ヘッジ会計の方法」に記載しております。
また、上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、従来、
「その他の
資産」及び「その他の負債」で表示しておりましたが、当事業年度からは、業
種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき特定取引資産及び特定取引負
債中の「特定金融派生商品」並びにその他資産及びその他負債中の「金融派生
商品」に含めて計上しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合
と比較して、特定取引資産及び特定取引負債中の「金融派生商品」は、それぞ
れ 1,034 百万円増加、その他資産中の「金融派生商品」は 4 百万円増加、
「そ
の他の資産」は 4 百万円減少しております。
4. 固定資産の
減価償却の方法
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 2 年∼ 60 年
動 産 2 年∼ 20 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)
に基づく定額法により償却しております。
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物
15 年∼ 50 年
動 産
04 年∼ 15 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)
に対応して定額法により償却しております。
5. 繰延資産の
処理方法
新株発行費及び社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。
社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。
6. 外貨建の資産及び
負債の本邦通貨へ
の換算基準
外貨建資産・負債及び海外支店勘定については、取得時の為替相場による円
換算額を付す子会社株式及び関連会社株式を除き、主として決算日の為替相場
による円換算額を付しております。
外貨建取引等の会計処理につきましては、従来、
「銀行業における外貨建取引
等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会
業種別監査委員会報告第20号)を適用しておりましたが、当事業年度から、
「銀
行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日
本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25 号)を適用しております。但し、
前事業年度より先物外国為替取引に係る円換算差金は総額で表示しております。
なお、当事業年度は、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25 号に
規定する経過措置を適用し、
「資金関連スワップ取引」、
「通貨スワップ取引」及
び「インターナル・コントラクト及び連結会社間取引の取扱い」については、
従前の方法により処理しております。
資金関連スワップ取引については、日本公認会計士協会業種別監査委員会報
外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を
付す子会社株式及び関連会社株式を除き、主として決算日の為替相場による円
換算額を付しております。
告第 25 号に規定する経過措置に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額
の決算日の為替相場による正味の円換算額を貸借対照表に計上し、異種通貨間
の金利差を反映した直先差金は直物外国為替取引の決済日の属する期から先物
外国為替取引の決済日の属する期までの期間にわたり発生主義により損益計算
書に計上するとともに、決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
なお、資金関連スワップ取引とは、異なる通貨での資金調達・運用を動機と
して行われ、当該資金の調達又は運用に係る元本相当額を直物買為替又は直物
売為替とし、当該元本相当額に将来支払うべき又は支払を受けるべき金額・期
日の確定している外貨相当額を含めて先物買為替又は先物売為替とした為替ス
ワップ取引であります。
異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額
の支払額又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又
は支払額が同額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレートが
合理的なレートである直先フラット型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日
ごとにその時点の実勢為替相場を反映して一方の通貨の元本相当額を更改し、
かつ、各利払期間ごとに直先フラットである通貨スワップ取引を含む)について
は、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25 号に規定する経過措置に
基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の決算日の為替相場による正味の
円換算額を貸借対照表に計上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義
により損益計算書に計上するとともに、決算日の未収収益又は未払費用を計上
しております。
7. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準
に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権のうち、債権の元本の回収
及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることがで
きない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による
回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力
を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念
先及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本
の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もるこ
とができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率
で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。上記
以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した
貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てております。特定海外債権に
ついては、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海
外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
294,169 百万円であります。
(2) 投資損失引当金
投資損失引当金は、投資について将来発生する可能性がある損失に備え
るために必要と認められる額を引き当てております。
(3) 賞与引当金
賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する
賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
(4) 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末にお
ける退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しており
ます。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の処理方法は以下のとお
りであります。
過去勤務債務:
その発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定
の年数(12 年)による定額法により処理
数理計算上の差異: 各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の
年数(12 年)による定額法により按分した額をそれ
ぞれ発生の翌期から処理
なお、会計基準変更時差異(25,705 百万円)については、5 年による按
分額を処理しております。
(5) 特定債務者支援引当金
特定債務者支援引当金は、再建支援を行っている特定の債務者に対し、
将来発生する支援額を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
(6) 日本国際博覧会出展引当金
日本国際博覧会出展引当金は、平成 17 年 3 月 25 日から開催予定の日
本国際博覧会の出展費用の支出に備えるため、総出展費用見込額を期間配
分方式により計上しております。
8. リース取引の
処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナン
ス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっており
ます。
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準
に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に
経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債
権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)
に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額を引
き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)のうち、債権の元本の
回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることが
できない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸
念先債権及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権
の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
ることができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利
子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との差額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出
した貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てております。特定海外債
権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特
定海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管
部が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債
権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し
た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は
225,042 百万円であります。
(2) 投資損失引当金
投資損失引当金は、時価のない債券に対し、将来発生する可能性がある
損失を見積り、必要と認められる額を計上しております。
(3) 賞与引当金
同左
(4) 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末にお
ける退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末において
発生していると認められる額を計上しております。なお、前払年金費用
103,227 百万円は「その他の資産」に含めて表示しております。また、
過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであり
ます。
過去勤務債務:
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の
年数(12 年)による定額法により費用処理
数理計算上の差異:各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の
年数(12 年)による定額法により按分した額をそれ
ぞれ発生の翌期から費用処理
なお、会計基準変更時差異(25,705 百万円)については、5 年による按
分額を費用処理しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(5) 日本国際博覧会出展引当金
平成17年に開催予定の「2005年日本国際博覧会」(愛知万博)への出展
費用の支出に備えるため、出展契約に基づいた出展費用見積額を期間配分
方式により、「日本国際博覧会出展引当金」として計上しております。
同左
221
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
222
9. ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上
及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に規
定する経過措置に基づき、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる
金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実
施しております。これは、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面
の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第15
号)に定められたリスク調整アプローチによるリスク管理であり、繰延ヘッジに
よる会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段
となるデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減
殺されているかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しており
ます。
外貨建有価証券(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、事前にヘッ
ジ対象となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外
貨ベースで取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件に包括ヘッジ
として、繰延ヘッジ及び時価ヘッジを適用しております。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を行っており
ます。
(イ)金利リスク・ヘッジ
(追加情報)
金融資産及び金融負債から生じる金利リスクを対象とするヘッジ会計の
ヘッジ対象を識別する方法は、前事業年度は、主として、業種別監査委員
会報告第 24 号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及
び監査上の取扱い」(平成14年2月13日 日本公認会計士協会 以下「業
種別監査委員会報告第 24 号」という)に規定する経過措置に基づき、多数
の預金・貸出金等から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体
で管理する「マクロヘッジ」によっておりましたが、当事業年度からは、同
報告の本則規定及び会計制度委員会報告第 14 号「金融商品会計に関する
実務指針」(平成 12 年 1 月 31 日 日本公認会計士協会)に示されている取
扱いによる包括ヘッジ又は個別ヘッジによっております。ヘッジ会計の方
法は、金利スワップ等の特例処理の要件を満たす一部の取引は特例処理に
よっており、それ以外の場合は繰延ヘッジによっております。
固定金利の預金・貸出金等の相場変動を相殺するヘッジにおいては、個
別に又は業種別監査委員会報告第 24 号に基づき一定の残存期間毎にグ
ルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段と
して指定しております。その他有価証券に区分している固定金利の債券の
相場変動を相殺するヘッジにおいては、同一種類毎にヘッジ対象を識別し、
金利スワップ取引等をヘッジ手段として指定しております。ヘッジ対象と
ヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っ
ているため、高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判
定に代えております。
変動金利の預金・貸出金等及び短期固定金利の預金・貸出金等に係る予
定取引のキャッシュ・フローを固定するヘッジにおいては、業種別監査委
員会報告第 24 号に基づき、金利インデックス及び一定の金利改定期間毎
にグルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手
段として指定しております。ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件
がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため、高い有効性がある
とみなしており、これをもって有効性の判定に代えているほか、金利変動
要素の相関関係により有効性の評価を行っております。
なお、移行前事業年度末(平成14年度末)の貸借対照表に計上した従来の
「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失及び繰延ヘッジ利益は、当該「マ
クロヘッジ」におけるヘッジ手段の残存期間に応じ平成 15 年度から最長
15 年間にわたり費用又は収益として認識しております。当事業年度末に
おける「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失は 66,240 百万円、繰延
ヘッジ利益は 82,884 百万円であります。
(ロ) 為替変動リスク・ヘッジ
外貨建の金融資産及び金融負債から生じる為替変動リスクに対するヘッ
ジ会計について、当事業年度からは業種別監査委員会報告第 25 号に基づ
き、外貨建金銭債権債務等を通貨毎にグルーピングしてヘッジ対象を識別
し、通貨スワップ取引及び為替予約(資金関連スワップ取引)をヘッジ手段
として指定しており、ヘッジ会計の方法は、繰延ヘッジによっております。
また、外貨建子会社株式及び関連会社株式並びに外貨建その他有価証券
(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替
予約をヘッジ手段として包括ヘッジを行っており、外貨建子会社株式及び
関連会社株式については繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)に
ついては時価ヘッジを適用しております。
(ハ) 内部取引等
デリバティブ取引のうち特定取引勘定とそれ以外の勘定との間(又は内部
部門間)の内部取引については、ヘッジ手段として指定している金利スワッ
プ取引及び通貨スワップ取引等に対して、業種別監査委員会報告第 24 号
及び同第 25 号に基づき、恣意性を排除し厳格なヘッジ運営が可能と認め
られる対外カバー取引の基準に準拠した運営を行っているため、当該金利
スワップ取引及び通貨スワップ取引等から生じる損益又は評価差額を消去
せずに当事業年度の損益として処理し、あるいは資産又は負債として繰延
べております。
10. 消費税等の
会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、
動産不動産に係る控除対象外消費税等は当事業年度の費用に計上しております。
消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という)の会計処理は、税抜方式に
よっております。
なお、動産不動産に係る控除対象外消費税等は発生した事業年度の費用に計
上しております。
11. 手形割引及び
再割引の会計処理
12.その他財務諸表
作成のための
基本となる
重要な事項
手形割引及び再割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取引と
して処理しております。
(1) 連結納税制度の適用
当事業年度より株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを連結親会社
とする連結納税主体の連結納税会社として連結納税制度を適用しております。
(2) 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」(企業会計基準第1
号)が平成14年4 月1 日以後に適用されることになったことに伴い、当事
業年度から同会計基準を適用しております。これによる当事業年度の資産
及び資本に与える影響はありません。
なお、財務諸表等規則及び銀行法施行規則の改正により、当事業年度に
おける貸借対照表の資本の部については、改正後の財務諸表等規則及び銀
行法施行規則により作成しております。
(3) 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び「1
株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針
第 4 号)が平成 14 年 4 月 1 日以後開始する事業年度に係る財務諸表から
適用されることになったことに伴い、当事業年度から同会計基準及び適用
指針を適用しております。これによる影響については、
「1 株当たり情報」
に記載しております。
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを連結納税親会社とする連結納
税主体の連結納税子会社として、連結納税制度を適用しております。
会計方針の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(金融商品会計)
組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込
デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体として発生主義によ
る期間損益計算を行っておりましたが、当事業年度からは、組込デリバティブを区分管理
している場合には、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区分し
て時価評価し、評価差額を当事業年度の損益として処理しております。
これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となってお
り、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査委員会報告第 24
号の本則規定の適用に伴い、当事業年度より評価差額を当事業年度の損益として処理する
ことになったことに対応し、従来、組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず一体
として処理していた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、組込対象
である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当事業年度の損益とし
て処理することが合理的であるため、会計処理を変更したものであります。
なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益及び税引前当期
純利益はそれぞれ 1,550 百万円増加しております。
(固定資産の減損に係る会計基準)
「固定資産の減損に係る会計基準」(平成 14 年 8 月 9 日 企業会計審議会)及び企業会計
基準適用指針第 6 号「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(平成 15 年 10 月 31
日 企業会計基準委員会)が平成16年3月31日に終了する事業年度に係る財務諸表から
適用できることになったことに伴い、当事業年度から同会計基準及び同適用指針を適用し
ております。これによる税引前当期純利益に与える影響額は 1,771 百万円であります。
なお、減損損失累計額については、改正後の財務諸表等規則に基づき、各資産の金額か
ら直接控除しております。
表示方法の変更
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
(貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成 15 年内閣府令第 47 号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、前事業年度において現金担保付債券貸借
取引の取引担保金については、「債券借入取引担保金」及び「債券貸付取引担保金」とし
て表示しておりましたが、当事業年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券
貸借取引受入担保金」として区分掲記しております。
(損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成 15 年内閣府令第 47 号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、前事業年度において「資金調達費用」中
「その他の支払利息」、又は「資金運用収益」中「その他の受入利息」に含めて表示してい
た現金担保付債券貸借取引に係る受払利息は、当事業年度からそれぞれ同「債券貸借取引
支払利息」、又は同「債券貸借取引受入利息」として表示しております。
追加情報
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号 以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 4,419 百万円及び損害賠償金 200 百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は、
東京高等裁判所に控訴し、同年 4 月 9日、当社を含む一審原告各社も東京高等裁判所に控
訴し、平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由と
して、誤納金 8,586 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。同年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、同月 13 日、当社を含む一審原告各社も上告及び
上告受理申立てをしております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当事業年度における会計処理についても、前事業年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これ
は現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、
都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東
京都に係る事業税については、当事業年度は 4,633 百万円を「その他の経常費用」に計
上しており、所得が課税標準である場合に比べ「経常損失」は同額増加しておりますが「法
人税、住民税及び事業税」には影響ありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ「繰延税金資産」は3,230
百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金資産」、
「土地再評価差額金」及び「そ
の他有価証券評価差額金」には影響ありません。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年大阪府条例第 131 号 以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平
成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関
する条例の一部を改正する条例」(平成 14 年大阪府条例第 77 号 以下「平成 14 年改正
府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の
課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成 15 年大阪府条例第 14 号 以下「平成 15 年改正府条例」という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
223
課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとなり
ました。これにより、当事業年度に係る大阪府に対する事業税については、平成 15 年改
正府条例附則 2の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額と
なる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。但し、この
申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例を合憲・
適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ「繰延税金資産」は 525
百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金資産」、
「土地再評価差額金」及び「そ
の他有価証券評価差額金」には影響ありません。
注記事項
(貸借対照表関係)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
224
平成 14 年度末
(平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度末
(平成 16 年 3 月 31 日)
1. 子会社の株式総額 28,493 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
2. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、
「国債」及び
「その他の証券」に合計 1,350,099 百万円含まれております。また、賃貸借契約によ
り貸し付けている有価証券は、「国債」に 43 百万円含まれております。
無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により借り入れている有価証券及び現金担保付
債券貸借取引等により受け入れている有価証券のうち、売却又は再担保という方法で
自由に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価証券は
778,893 百万円、当事業年度末に当該処分をせずに所有しているものは 145,712
百万円であります。
1.子会社の株式総額
26,992 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
2.無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、「国債」に 18,111 百万円
及び「その他の証券」に 207,966 百万円含まれております。また、有価証券を担保
とする消費貸借契約により貸し付けている有価証券が「その他の証券」に 427,605
百万円含まれております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券のうち、売却又は再担保という方法で
自由に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価証券は
82,870 百万円、当事業年度末に当該処分をせずに所有しているものは 222,385 百
万円であります。
手形割引により受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は担保差入という
方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は17,416百万円で
あります。この内、手形の再割引により引き渡した買入外国為替の額面金額は 2,195
百万円であります。
3.貸出金のうち、破綻先債権額は 23,436 百万円、延滞債権額は 174,102 百万円であ
ります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につながる措置である株式会社
整理回収機構への信託実施分は 1,050 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4.貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は該当ありません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から 3ヵ
月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 191,162 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6.破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
388,701 百万円であります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につなが
る措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 1,050 百万円であります。
なお、上記 3.から 6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 36,984 百万円、延滞債権額は 290,861 百万円であ
ります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につながる措置である株式会社
整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 2,314 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から 3 月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 267,259 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない
ものであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
597,420 百万円であります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につなが
る措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、上記 3.から 6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱
い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基づき金融取引として処理
しております。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は再担保
という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は24,825百
万円であります。
8. ローン・パーティシペーションで、平成 7 年 6 月 1 日付日本公認会計士協会会計制度
委員会報告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元
本の期末残高の総額は 265,440 百万円であります。また、原債務者に対する貸出金
として会計処理した参加元本金額のうち、貸借対照表計上額は 3,561 百万円であり
ます。
9. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
特定取引資産 67,995 百万円
有価証券 1,870,939 百万円
貸出金 1,102,309 百万円
担保資産に対応する債務
売現先勘定 333,746 百万円
債券貸借取引受入担保金 988,201 百万円
売渡手形 473,200 百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有
価証券 444,411 百万円及び預け金 9,627 百万円を差し入れております。
なお、手形の再割引は「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び
監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基づき金融取
引として処理しておりますが、これにより引き渡した買入外国為替の額面金額は
6,895 百万円であります。
10. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は 3,231,393 百万円であります。
8.ローン・パーティシペーションで、会計制度委員会報告第 3 号「ローン・パーティシ
ペーションの会計処理及び表示」(平成 7 年 6 月 1 日 日本公認会計士協会)に基づい
て、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元本の期末残高の総額は
103,028 百万円であります。また、原債務者に対する貸出金として会計処理した参
加元本金額のうち、貸借対照表計上額は 1,289 百万円であります。
9.担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
432,636 百万円
貸出金
306,711 百万円
担保資産に対応する債務
売渡手形
652,400 百万円
なお、一部の担保差入資産については、事業年度末に対応する債務がない場合であっ
ても上記の担保に供している資産に含めて記載しておりましたが、当事業年度より、以
下の為替決済等の担保として差し入れている担保に含めて記載しております。
為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有価証券 523,273 百
万円及び貸出金 913,935 百万円を差し入れております。売現先取引による買戻し条
件付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を行なっている特定取引資産は
33,396 百万円、有価証券は 1,710,753 百万円であり、対応する売現先勘定は
427,905 百万円、債券貸借取引受入担保金は 1,327,507 百万円であります。
10. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は 3,255,400 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもので
はありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当
の事由があるときは、当社が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額
をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応
じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている社
内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措
置等を講じております。
11. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び土地の再評価
に関する法律の一部を改正する法律(平成13年3月31日公布法律第19号)に基づき、
事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額
を「再評価に係る繰延税金資産」として資産の部に計上し、これを控除した金額を「土
地再評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成 14 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定
した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定したほか、同条第 5 号に
定める不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 3,475 百万円
12. 動産不動産の減価償却累計額 100,017 百万円
14. 動産不動産の圧縮記帳額 9,208 百万円
(当期圧縮記帳額 ― 百万円 )
15. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 297,600 百万円が含まれております。
16. 社債は全額、劣後特約付社債であります。
17. 元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託 850,217 百万円、
貸付信託 1,560,989 百万円であります。
18. 会社が発行する株式の総数
普通株式 3,000,000 千株
第一種優先株式 150,000 千株
第二種優先株式 50,000 千株
発行済株式総数
普通株式 1,655,609 千株
第一回第一種優先株式 100,000 千株
20.当社の定款の定めるところにより、平成 11 年 3 月 31 日発行の第一回第一種優先株
式所有の株主に対しては、優先配当金(1 株につき年 150 円)を超えて配当することは
ありません。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもので
はありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当
の事由があるときは、当社が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額
をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応
じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている社
内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措
置等を講じております。
11. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日法律第 34 号)に基づき、事業用の土
地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価
に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価
差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 14 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日政令第 119 号)第 2 条第
4号に定める「地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎となる
土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価
額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定したほか、同条第 5 号に定める
不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における時価の合
計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
3,493 百万円
12. 動産不動産の減価償却累計額
93,780 百万円
13. 動産不動産の減損損失累計額
1,771 百万円
14. 動産不動産の圧縮記帳額
8,819 百万円
(当事業年度圧縮記帳額
― 百万円)
15. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 276,100 百万円が含まれております。
16. 社債は全額、劣後特約付社債であります。
17. 元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託 948,854 百万円、
貸付信託 1,131,498 百万円であります。
18. 会社が発行する株式の総数
普通株式
3,000,000 千株
第一種優先株式
65,000 千株
第二種優先株式
50,000 千株
発行済株式総数
普通株式
1,999,112 千株
第一種優先株式
15,000 千株
19. 商法施行規則第124条第3号に規定する時価を付したことにより増加した純資産額は
199,103 百万円であります。
20.同左
(損益計算書関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. その他の経常費用には、貸出金売却損 16,432 百万円を含んでおります。
2. その他の特別利益は、ソフトウェア等の売却益 7,065 百万円であります。
4. その他の特別損失は、退職給付会計導入に伴う会計基準変更時差異の処理額5,141百
万円及び退職給付信託設定に係る損失 1,174 百万円であります。
1.その他の経常費用には、貸出金売却損 3,188 百万円を含んでおります。
2.その他の特別利益には、東京都に係る事業税の還付金及び還付加算金9,847百万円を
含んでおります。
3.当事業年度において、以下の資産(研修所、厚生施設は売却予定の資産)について減損損
失を計上しております。
・地域
首都圏
その他
・主な用途
研修所等 3 物件
厚生施設等 4 物件
・種類
土地建物動産
土地建物動産
・減損損失
1,603 百万円
167 百万円
営業用店舗については、支店、営業部等毎に継続的な収支の把握を行っていること
から各拠点(物理的に同一の資産を共有する拠点)を、遊休資産及び売却予定資産につい
ては各資産をグルーピングの最小単位としております。また、本店、システム・事務
集中センター、社宅・寮、厚生施設等については独立したキャッシュ・フローを生み
出さないことから共用資産としております。
遊休資産の認定を行った上記中 5 物件及び資産の処分に関する意思決定を行った上
記中、研修所及び厚生施設 2 物件について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該
減少額(1,771 百万円)を減損損失として特別損失に計上しております。
当事業年度の減損損失の測定に使用した回収可能価額は正味売却価額であります。正
味売却価額は、売却予定額及び鑑定評価額等に基づき算定しております。
4.その他の特別損失は、退職給付会計導入に伴う会計基準変更時差異の費用処理額
5,141 百万円及び退職給付信託設定に係る損失 10,947 百万円であります。
(リース取引関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
動産
その他
合計
取得価額相当額
1,147 百万円
2,133 百万円
3,281 百万円
減価償却累計額相当額
847 百万円
1,899 百万円
2,747 百万円
1.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
動産
その他
合計
取得価額相当額
297 百万円
―百万円
297 百万円
減価償却累計額相当額
159 百万円
―百万円
159 百万円
期末残高相当額
300 百万円
234 百万円
534 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める割
合が低いため、支払利子込み法によっております。
期末残高相当額
138 百万円
―百万円
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
138 百万円
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める割
合が低いため、支払利子込み法によっております。
225
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内 1 年超 426 百万円
107 百万円
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
合計 534 百万円
合計
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内 1 年超 合計 614 百万円
1,322 百万円
1,936 百万円
138 百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末
残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料 817 百万円
・減価償却費相当額 817 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
55 百万円
83 百万円
残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
432 百万円
・減価償却費相当額
432 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
該当する取引はありません。
2.オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
10,417 百万円
1 年超
71,640 百万円
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
82,058 百万円
107 百万円
758 百万円
865 百万円
(有価証券関係)
平成 14 年度(平成 15 年 3 月 31 日現在)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの
該当事項なし。
平成 15 年度(平成 16 年 3 月 31 日現在)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの
該当事項なし。
(税効果会計関係)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金 240,463 百万円
貸倒引当金 140,906 百万円
有価証券償却有税分 19,910 百万円
その他 18,834 百万円
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
226
繰延税金資産小計 評価性引当額 420,114 百万円
△ 62,107 百万円
繰延税金資産合計 繰延税金負債
株式未収配当金 その他 358,006 百万円
繰延税金負債合計 平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金
177,711 百万円
貸倒引当金
121,635 百万円
有価証券償却有税分
16,241 百万円
その他
23,317 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
338,906 百万円
△ 23,012 百万円
△ 2,227 百万円
△ 1,462 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
315,894 百万円
△ 128,020 百万円
△ 2,592 百万円
△ 3,689 百万円
繰延税金負債合計
△ 130,612 百万円
繰延税金資産の純額 354,317 百万円
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率 38.50%
(調整)
評価性引当額の減少 9.11%
税率変更による期末繰延税金資産の増額修正 4.77%
その他 △ 0.54%
繰延税金資産の純額
185,281 百万円
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
38.50%
(調整)
評価性引当額の減少
△ 31.31%
税率変更による期末繰延税金資産の増額修正
△ 1.57%
その他
0.88%
税効果会計適用後の法人税等の負担率 51.84%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年 3 月法律第 9 号)が平成 15 年 3 月
31日公布され、平成16 年4 月1 日以後開始する事業年度より当社の法人事業税に係
る課税標準の一部が、「付加価値額」及び「資本等の金額」に変更されることにより、
当該課税標準の一部は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないこ
とになります。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は、当事業年度の 38.50%から 40.49%となり、
「繰延税金資
産」は 9,452 百万円増加し、当事業年度に計上された「法人税等調整額」は同額減少
しております。「再評価に係る繰延税金資産」は 78 百万円増加し、「土地再評価差額
金」は同額増加しております。
税効果会計適用後の法人税等の負担率
6.48%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年 3 月法律第 9 号)が平成 15 年 3 月
31日に公布され、平成 16年4 月 1 日以後開始する事業年度より当社の法人事業税に
係る課税標準の一部が、
「付加価値額」及び「資本等の金額」に変更されることにより、
これらが課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該
当しないことになります。
これに伴い、前事業年度において、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に
使用する平成 16 年度以降の法定実効税率は 40.49%としておりましたが、当事業年
度において、東京都が改正後の法人事業税に超過税率の適用を決めたことに伴い、平
成 16 年度以降の法定実効税率は 40.69%としております。
この変更に伴い、
「繰延税金資産」は 1,440 百万円増加し、
「その他有価証券評価差
額金」は 629 百万円減少、当事業年度に計上された「法人税等調整額」は 2,069 百
万円減少しております。
「再評価に係る繰延税金負債」は 31百万円増加し、
「土地再評
価差額金」は同額減少しております。
(1 株当たり情報)
平成 14 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日)
平成 15 年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
1 株当たり純資産額 294 円 45 銭
1 株当たり当期純損失 62 円 21 銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、純損失が計上されている
ため記載しておりません。
当事業年度から「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第 2 号)及び
「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適
用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して算定した、前事業年度の1 株当たり情報は次
のとおりであります。
1 株当たり純資産額 348 円 52 銭
なお、前事業年度の1株当たり当期純損失は、同会計基準及び適用指針の適用による影
響はありません。また、前事業年度は純損失が計上されているので、潜在株式調整後 1 株
当たり当期純利益は記載しておりません。
474 円 44 銭
72 円 34 銭
65 円 41 銭
(注) 1 株当たり当期純利益又は 1 株当たり当期純損失及び潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次のとおりであります。
平成 14 年度
平成 15 年度
(自 平成 14 年 4 月 1 日 至 平成 15 年 3 月 31 日) (自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日)
1 株当たり当期純利益(△は 1 株当たり当期純損失)
当期純利益(△は当期純損失)
百万円
△ 95,327
普通株主に帰属しない金額
百万円
1,620
931
利益処分による優先配当額
百万円
1,620
931
普通株式に係る当期純利益(△は当期純損失)
普通株式の期中平均株式数
百万円
千株
△ 96,947
1,558,161
121,850
1,684,234
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
当期純利益調整額
百万円
―
931
利益処分による優先配当額
百万円
―
931
普通株式増加数
千株
―
192,773
優先株式の転換
千株
―
192,773
122,781
第一回第一種優先株式
(発行済株式数 100,000 千株)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
有価証券関係
貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の商品有価証券、譲渡性預け金、コマーシャル・ペーパー及び短期社債、
「現金預け金」中の譲渡性預け金並びに「買入金銭債権」中の商品投資受
益権等を含めて記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
当期の
損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
売買目的有価証券
平成15年度
221,786
貸借対照表計上額
359
当期の
損益に含まれた評価差額
201,935
△ 180
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
貸借対照表
計上額
時価
平成15年度
差額
うち益
貸借対照表
計上額
うち損
時価
差額
うち益
うち損
国債
地方債
社債
その他
ー
122,238
70,207
22,746
ー
129,778
74,095
24,915
ー
7,539
3,887
2,168
ー
7,539
3,887
2,168
─
─
─
─
2,544
108,526
51,988
20,049
2,664
112,230
54,162
20,942
119
3,703
2,173
893
119
3,704
2,173
893
ー
0
ー
ー
合計
215,192
228,788
13,595
13,595
─
183,109
189,999
6,889
6,890
0
(注) 1. 時価は、各期末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成14年度
取得原価
貸借対照表
計上額
三
菱
信
託
銀
行
平成15年度
評価差額
うち益
取得原価
貸借対照表
計上額
うち損
評価差額
うち益
うち損
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
920,868
2,440,275
2,114,706
34,479
291,089
3,920,075
776,287 △ 144,581
2,496,987
56,711
2,167,992
53,285
35,693
1,214
293,301
2,211
4,004,513
84,437
20,272
56,922
53,293
1,215
2,414
129,328
164,853
210
7
1
202
44,890
650,087
2,277,999
2,015,509
42,184
220,305
3,894,402
845,271
2,296,401
2,032,345
42,109
221,946
3,995,433
195,184
18,402
16,836
△ 75
1,641
101,030
213,685
19,689
17,155
649
1,884
104,585
18,500
1,286
319
724
243
3,554
合計
7,281,219
7,277,787
206,523
209,955
6,822,489
7,137,106
314,617
337,959
23,342
△ 3,431
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1. 貸借対照表計上額は、各期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
227
3. 市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、当期末において時価が取得原価まで回復する見込
みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、評価差額を当期の損失として処理しております。
「時価が著しく下落した」
と判断する基準は、資産の自己査定基準に有価証券
の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
4. 平成15年度の評価差額のうち、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額は6百万円(費用)であります。
4. 当期中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成14年度
売却額
その他有価証券
平成15年度
売却益の合計額 売却損の合計額
4,658,244
79,609
164,367
売却額
売却益の合計額 売却損の合計額
7,573,833
69,059
5. 時価評価されていない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額
46,434
(単位:百万円)
平成14年度
平成15年度
子会社株式及び関連会社株式
子会社株式
関連会社株式
29,681
13,769
28,335
12,121
その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く)
非上場債券
30,662
14,461
46,926
13,208
6. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成14年度
平成15年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
債券
国債
地方債
社債
その他
293,246
128,874
13,217
151,154
215,160
1,495,997
1,259,286
48,040
188,671
3,188,917
888,215
753,659
96,673
37,882
549,735
合計
508,407
4,684,914
1,437,950
10年超
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
26,435
26,172
ー
262
39,172
555,757
469,957
20,288
65,510
564,080
1,628,198
1,401,005
51,845
175,346
3,041,858
165,313
42,356
78,501
44,456
299,759
123,400
121,570
ー
1,830
56,750
65,607
1,119,837
4,670,056
465,072
180,150
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成14年度
貸借対照表計上額
運用目的の金銭の信託
9,675
平成15年度
当期の
損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
ー
当期の
損益に含まれた評価差額
6,953
0
2. 満期保有目的の金銭の信託(平成 14 年度、平成 15 年度)
該当ありません。
三
菱
信
託
銀
行
3. その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)(平成 14 年度、平成 15 年度)
該当ありません。
その他有価証券評価差額金
貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」は、次のとおりであります。
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
228
(単位:百万円)
平成14年度
評価差額
その他有価証券
△ 3,431
(△)繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
平成15年度
314,623
ー
128,020
△ 3,431
186,603
(注) 平成15年度のその他有価証券評価差額からは、組込デリバティブを一体処理したことにより損益に反映させた額6百万円(費用)を除いております。
デリバティブ取引関係
取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
ー
ー
ー
ー
190,029
109,074
△ 246
△ 246
買建
4,741
4,058
38
38
291,602
109,074
296
296
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
2,914
ー
0
△2
ー
ー
ー
ー
売建
―
―
―
―
ー
ー
ー
ー
買建
―
―
―
―
ー
ー
ー
ー
受取固定・支払変動
2,740,596
1,516,029
160,295
160,295
6,814,078
3,168,404
252,114
68,675
受取変動・支払固定
2,728,185
1,525,830
△ 162,073
△ 162,073
6,264,166
3,201,949
△ 223,924
△ 68,703
受取変動・支払変動
18,330
18,330
△ 12
△ 12
95,990
19,300
△ 175
5,320
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
162,677
148,431
△ 258
△ 232
199,946
152,587
△ 349
△ 137
買建
152,954
136,798
231
191
190,551
149,486
262
135
売建
150,821
23,760
△ 120
384
439,876
86,289
△ 3,971
△ 1,959
買建
158,669
27,519
132
△ 207
443,638
86,937
3,291
2,695
△ 1,767
△ 1,620
27,297
6,077
金利オプション
店頭 金利先渡契約
金利スワップ
金利オプション
キャップ・フロアー
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 通貨先物
売建
―
―
―
―
―
―
―
―
買建
―
―
―
―
―
―
―
―
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
119,876
78,163
65
65
79,375
28,183
28
23
売建
―
―
―
―
3,460,704
36,728
54,210
54,210
買建
―
―
―
―
2,665,242
39,770
△ 31,685
△ 31,685
売建
―
―
―
―
102,772
ー
927
388
買建
―
―
―
―
103,609
ー
1,112
△ 493
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
65
65
24,594
22,444
通貨オプション
店頭 通貨スワップ
為替予約
通貨オプション
その他
合計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
229
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3.の取引は、上記記載
から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3. 平成14年度
「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本
公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に規定する経過措置に基づき、期間損
益計算を行っている通貨スワップ取引については、上記記載から除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成14年度
契約額等
通貨スワップ
2,963,243
時価
ー
ー
店頭 為替予約
売建
買建
2,323,309
3,370,153
通貨オプション
売建
買建
評価損益
2,392
取引所 通貨先物
売建
買建
2,392
66,090
73,378
その他
売建
買建
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、期末日に引直しを行い、その損益
を損益計算書に計上しているものについては、上記記載から除いております。
ー
ー
4. 平成15年度
従来、引直し対象としていた先物為替予約、通貨オプション等は、平成15年度からは上
記に含めて記載しております。なお、
「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関す
る会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)
に基づき、ヘッジ会計を適用している通貨スワップ取引等については、上記記載から除
いております。
(3) 株式関連取引(平成 14 年度、平成 15 年度)
該当ありません。
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
13,987
ー
△ 32
△ 32
35,584
ー
△ 265
△ 265
買建
ー
ー
ー
ー
3,230
ー
△ 17
△ 17
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
166,698
ー
334
△ 375
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
△ 32
△ 32
51
△ 658
債券先物オプション
店頭 債券店頭オプション
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算出しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(5) 商品関連取引(平成 14 年度、平成 15 年度)
該当ありません。
(6) クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成14年度
契約額等
平成15年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
店頭 クレジット・デフォルト・オプション
売建
ー
ー
ー
ー
9,174
7,174
74
74
買建
ー
ー
ー
ー
1,938
1,938
△8
△8
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
66
66
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 割引現在価値により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
230
単体情報:営業の概況
1. 部門別損益の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内業務部門
信託報酬
うち不良債権処理額
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
平成14年度
962
193
976
347
73
△ 34
業務粗利益
829
81
1,072
381
30
△ 109
2,324
(1.75%.)
国際業務部門
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
平成15年度
704
100
985
446
△7
12
2,204
(1.59%.)
818
9
△ 65
△ 120
2,141
(1.65%.)
868
△0
△ 13
204
1,043
△4
11
98
業務粗利益
642
(1.62%.)
1,059
(1.99%.)
1,148
(1.86%.)
業務粗利益
2,966
(1.82%.)
3,264
(1.82%.)
3,290
(1.86%.)
1,597
115
1,562
△ 35
1,510
△ 174
1,253
(1,562)
1,738
(1,784)
1,954
(1,880)
経費(除く臨時経費)
一般貸倒引当金繰入額
業務純益
(信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前))
臨時損益
△ 1,797
△ 3,783
△ 569
△ 543
△ 2,045
1,385
経常利益(△は経常損失)
(注) 1.( )内は業務粗利益率です。
業務粗利益
2. 業務粗利益率=
資金運用勘定平均残高
X 100
2. 資金利益の内訳
(単位:億円)
平均残高
平成14年度
平成15年度
利 息
増減率
国内業務部門
平成14年度
平成15年度
1,072
985
1,428
948
417
0
0
1,215
849
308
0
0
利回り
増減率
△ 8.19%
平成14年度
平成15年度
増減
0.77%
0.76%
△ 0.01
△ 14.86
△ 10.42
△ 25.92
3.17
131.96
1.03
1.18
0.99
0.01
0.00
0.94
1.09
0.93
0.01
0.00
△ 0.09
△ 0.08
△ 0.05
△ 0.00
0.00
△ 35.04
△ 28.32
△ 24.37
△ 41.92
△ 55.19
0.26
0.22
0.04
0.05
0.39
0.17
0.15
0.03
0.05
0.22
△ 0.08
△ 0.06
△ 0.01
0.00
△ 0.16
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
138,231
79,886
42,106
2,460
1,459
129,044
77,339
33,007
2,825
1,205
△ 6.64%
△ 3.18
△ 21.60
14.85
△ 17.43
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
135,850
91,385
13,197
990
13,169
129,999
92,657
12,890
573
10,197
△ 4.30
1.39
△ 2.32
△ 42.08
△ 22.56
355
201
5
0
52
230
144
4
0
23
868
1,043
20.09
1.63
1.69
0.06
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
53,080
8,705
28,705
8,217
7,289
61,476
6,182
37,971
8,582
8,578
15.81
△ 28.98
32.27
4.44
17.68
2,071
313
1,240
143
130
1,673
137
1,279
105
109
△ 19.20
△ 56.05
3.14
△ 26.35
△ 15.84
3.90
3.59
4.32
1.74
1.78
2.72
2.22
3.37
1.22
1.27
△ 1.18
△ 1.37
△ 0.95
△ 0.51
△ 0.50
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
53,291
20,341
385
11,981
6,557
61,605
17,016
276
17,978
9,641
15.60
△ 16.34
△ 28.20
50.05
47.03
1,202
371
10
216
117
630
212
9
236
116
△ 47.59
△ 42.78
△ 9.28
9.12
△ 0.93
2.25
1.82
2.73
1.80
1.79
1.02
1.25
3.45
1.31
1.21
△ 1.23
△ 0.57
0.72
△ 0.49
△ 0.58
1,941
2,028
4.46
1.08
1.15
0.06
国際業務部門
合計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買現先勘定、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売現先勘定、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
231
3. 資金利益の分析
(単位:億円)
平成13 年度
残高要因
利率要因
平成14 年度
合計
残高要因
利率要因
平成15 年度
合計
残高要因
利率要因
合計
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
106
66
47
ー
0
△ 359
△ 205
△ 158
ー
△3
△ 252
△ 138
△ 111
ー
△3
62
20
△ 12
0
△0
△ 133
△ 21
△ 67
ー
△0
△ 71
△1
△ 80
0
△0
△ 90
△ 28
△ 89
0
△0
△ 122
△ 70
△ 18
△0
0
△ 212
△ 98
△ 108
0
0
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
42
32
4
ー
4
△ 229
△ 121
△ 14
ー
△3
△ 186
△ 89
△9
ー
1
19
17
0
0
5
△ 187
△ 105
△5
ー
0
△ 167
△ 87
△4
0
5
△ 10
1
△0
△0
△6
△ 113
△ 59
△1
0
△ 22
△ 124
△ 57
△1
△0
△ 28
国内資金運用収支
63
△ 129
△ 66
42
53
96
△ 79
△8
△ 87
国際業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
231
△ 70
384
ー
△ 71
△ 362
△ 270
△ 102
ー
△ 140
△ 130
△ 340
282
ー
△ 211
528
△ 169
385
143
1
△ 1,108
△ 145
△ 242
ー
△ 62
△ 580
△ 315
142
143
△ 61
228
△ 69
312
4
15
△ 626
△ 105
△ 273
△ 42
△ 35
△ 397
△ 175
39
△ 37
△ 20
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
172
71
0
ー
54
△ 662
△ 339
△ 11
ー
△2
△ 489
△ 268
△ 10
ー
51
315
△ 99
△6
216
50
△ 945
△ 349
△7
ー
△ 16
△ 630
△ 448
△ 13
216
34
85
△ 47
△2
78
39
△ 657
△ 111
1
△ 59
△ 41
△ 572
△ 159
△0
19
△1
59
300
359
213
△ 162
50
143
31
174
国際資金運用収支
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買現先勘定、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売現先勘定、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
4. 利鞘
(単位:%)
平成13年度
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
232
平成14年度
平成15年度
資金運用利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.13
6.70
2.53
1.03
3.90
1.93
0.94
2.72
1.62
資金調達利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.40
4.66
1.46
0.26
2.25
0.86
0.17
1.02
0.47
資金粗利鞘
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.72
2.04
1.06
0.77
1.64
1.07
0.76
1.69
1.15
5. 役務取引等利益の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内業務部門
国際業務部門
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
平成14年度
平成15年度
381
265
4
7
42
21
3
3
458
323
7
6
48
20
3
5
554
336
6
6
79
14
4
3
役務取引等費用
うち為替業務
34
2
76
2
107
2
役務取引等利益
347
381
446
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
36
─
24
1
─
─
─
9
18
─
8
1
0
─
─
8
12
ー
6
1
ー
ー
ー
4
役務取引等費用
うち為替業務
27
1
19
1
17
1
役務取引等利益
9
△0
△4
356
381
442
合計
6. 特定取引利益の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内業務部門
うち商品有価証券
特定取引有価証券
特定金融派生商品
その他の特定取引収益
国際業務部門
うち特定取引有価証券
特定金融派生商品
合計
平成14年度
平成15年度
73
2
0
68
2
30
2
△1
26
2
△7
2
1
△ 13
1
△ 65
3
△ 68
△ 13
△0
△ 11
11
△0
10
8
16
4
7. その他業務利益の内訳
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
平成15年度
国内業務部門
うち国債等債券関係損益
△ 34
△ 49
△ 109
△ 114
12
△ 35
国際業務部門
うち外国為替売買益
国債等債券関係損益
△ 120
16
△ 144
204
18
172
98
8
112
合計
△ 155
95
110
8. 経費の内訳
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
平成15年度
人件費
うち給料・手当
683
531
710
529
619
470
物件費
うち減価償却費
土地建物機械賃借料
消耗品費
業務委託費
預金保険料
854
147
153
18
185
97
808
133
142
13
195
93
839
152
165
14
188
90
59
43
51
1,597
1,562
1,510
租税公課
合計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
233
単体情報:信託業務の状況
1. 信託財産残高表
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
234
(単位:百万円)
平成11年度末
平成12年度末
平成13年度末
平成14年度末
平成15年度末
(平成12年3月31日)
(平成13年3月31日)
(平成14年3月31日)
(平成15年3月31日)
(平成16年3月31日)
(資産の部)
貸出金
証書貸付
手形貸付
割引手形
有価証券
国債
地方債
社債
株式
外国証券
その他の証券
証券投資信託有価証券
投資信託有価証券
証券投資信託外国投資
投資信託外国投資
信託受益権
受託有価証券
貸付有価証券
金銭債権
生命保険債権
その他の金銭債権
動産不動産
動産
不動産
地上権
土地の賃借権
その他債権
買入手形
コールローン
銀行勘定貸
現金預け金
現金
預け金
合計
1,986,726
1,904,227
82,455
44
18,145,775
3,931,979
390,112
2,241,008
6,193,406
5,202,938
186,330
4,762,536
―
372,395
―
668,726
325,634
3,300
882,055
0
882,055
517,009
685
516,323
―
4,754
355,410
500
1,417,957
3,841,682
1,145,001
567
1,144,433
34,429,467
1,484,986
1,456,800
28,185
―
20,938,024
3,820,918
391,766
2,010,997
8,508,574
5,956,777
248,990
―
4,702,750
―
576,085
83,113
421,071
―
1,599,886
0
1,599,885
537,317
353
536,963
―
4,478
700,398
―
1,743,161
3,249,980
402,833
566
402,266
36,444,087
1,383,437
1,112,884
270,553
―
29,585,083
5,583,375
533,747
2,789,796
12,050,931
8,195,785
431,446
―
3,349,256
―
1,048,300
189,162
3,431,739
―
2,612,238
―
2,612,238
967,340
82
967,258
―
21,911
1,014,480
13,524
2,279,456
2,282,224
2,043,534
525
2,043,009
50,221,692
1,107,555
856,723
250,832
―
6,659,887
1,639,270
129,966
640,759
2,539,602
1,710,248
41
―
―
―
―
8,988,740
3,205,694
―
2,926,071
―
2,926,071
1,532,783
30
1,532,752
―
21,819
973,227
―
294,567
1,401,617
1,484,012
484
1,483,528
28,595,978
735,872
665,812
70,060
―
6,156,235
2,468,500
150,119
819,730
1,478,334
1,238,594
955
―
―
―
―
9,664,593
4,225,797
―
3,988,567
―
3,988,567
2,327,330
1
2,327,328
548
23,695
1,193,978
―
520,517
1,380,268
1,557,583
454
1,557,128
31,774,989
(負債の部)
金銭信託
年金信託
財産形成給付信託
貸付信託
証券投資信託
投資信託
金銭信託以外の金銭の信託
有価証券の信託
金銭債権の信託
動産の信託
土地及びその定着物の信託
包括信託
その他の信託
合計
13,769,463
5,881,047
13,986
3,753,033
7,066,740
―
2,448,205
707,672
187,601
1,346
93,170
507,198
―
34,429,467
14,811,448
6,327,314
13,628
2,825,860
―
6,913,600
2,378,419
777,636
524,689
743
158,710
1,712,034
―
36,444,087
17,678,364
7,604,453
12,675
1,997,536
―
5,803,288
2,792,466
5,900,215
1,900,922
345
183,409
6,348,014
0
50,221,692
7,989,136
73,937
12,174
1,128,339
―
8,758,551
231,072
5,689,577
3,040,282
225
174,931
1,497,749
0
28,595,978
7,525,601
63,411
12,958
792,932
―
9,424,449
291,449
7,276,403
3,876,931
―
127,435
2,383,417
0
31,774,989
(注) 1. 共同信託他社管理財産は次のとおりです。
平成11年度 14,217,881百万円 平成12年度 12,834,248百万円 平成13年度 10,133,641百万円 平成14年度 31,929,580百万円 平成15年度 31,853,153百万円
2. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成11年度(平成12年3月31日現在)1,652,049百万円のうち、破綻先債権額は12,818百万円、延滞債権額は34,973百万円、3カ月以上延滞
債権額は2,829百万円、貸出条件緩和債権額は20,514百万円です。また、これらの債権の合計額は71,135百万円です。
3. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成12年度(平成13年3月31日現在)1,253,623百万円のうち、破綻先債権額は10,964百万円、延滞債権額は22,383百万円、3カ月以上延滞
債権額は1,761百万円、貸出条件緩和債権額は39,962百万円です。また、これらの債権の合計額は75,072百万円です。
4. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成13年度(平成14年3月31日現在)1,123,669百万円のうち、破綻先債権額は8,419百万円、延滞債権額は12,016百万円、3カ月以上延滞
債権額は1,100百万円、貸出条件緩和債権額は44,237百万円です。また、これらの債権の合計額は65,773百万円です。但し、上記債権額のうち、最終処理につながる措置である株式会
社整理回収機構への管理信託方式による処理分は835百万円です。
5. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成14年度(平成15年3月31日現在)883,501百万円のうち、破綻先債権額は4,369百万円、延滞債権額は2,220百万円、3カ月以上延滞債権
額は919百万円、貸出条件緩和債権額は33,655百万円です。また、これらの債権の合計額は41,165百万円です。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につながる措置である株式会
社整理回収機構への信託実施分は310百万円です。
6. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成15年度(平成16年3月31日現在)621,976百万円のうち、破綻先債権額は1,588百万円、延滞債権額は1,292百万円、3カ月以上延滞債権
額は370百万円、貸出条件緩和債権額は32,568百万円です。また、これらの債権の合計額は35,819百万円です。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につながる措置である株式会
社整理回収機構への信託実施分は275百万円です。
7. 平成12年度から
「証券投資信託有価証券」を「投資信託有価証券」に、
「証券投資信託外国投資」を「投資信託外国投資」に、
「証券投資信託」を「投資信託」に科目を変更しています。
(参考)
前記(注)1. に記載の共同信託他社管理財産のうち平成 14 年度以降の残高には、三菱信託銀行と日本マスタートラスト信託銀行株式会社が職務分担型共同受
託方式により受託している信託財産(以下「職務分担型共同受託財産」という)を含んでいます。
前記信託財産残高表に職務分担型共同受託財産を合算した信託財産残高表は以下のとおりです。
信託財産残高表(職務分担型共同受託財産合算分)
(単位:百万円)
平成14年度末
平成15年度末
(平成15年3月31日)
(平成16年3月31日)
1,107,555
856,723
250,832
735,872
665,812
70,060
26,349,274
4,412,009
404,617
2,228,684
9,776,800
9,031,310
495,852
26,511,148
5,520,096
400,583
2,305,316
8,177,635
9,375,584
731,931
信託受益権
9,806,748
10,911,534
受託有価証券
3,206,357
4,241,080
金銭債権
その他の金銭債権
2,932,873
2,932,873
4,034,942
4,034,942
動産不動産
動産
不動産
1,532,783
30
1,532,752
2,327,330
1
2,327,328
ー
548
21,819
23,695
その他債権
1,344,798
1,768,093
コールローン
1,069,204
1,406,530
銀行勘定貸
1,732,451
1,702,841
現金預け金
現金
預け金
1,706,589
484
1,706,105
2,212,768
454
2,212,313
50,810,455
55,876,387
18,867,760
19,604,145
7,423,101
8,274,971
12,174
12,958
貸付信託
1,128,339
792,932
投資信託
8,758,551
9,424,449
金銭信託以外の金銭の信託
2,223,773
2,010,336
有価証券の信託
5,690,240
7,291,686
金銭債権の信託
3,040,282
3,876,931
225
ー
174,931
127,435
3,491,074
4,460,539
0
0
50,810,455
55,876,387
(資産の部)
貸出金
証書貸付
手形貸付
有価証券
国債
地方債
社債
株式
外国証券
その他の証券
地上権
土地の賃借権
合計
(負債の部)
金銭信託
年金信託
財産形成給付信託
動産の信託
土地及びその定着物の信託
包括信託
その他の信託
合計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
235
2. 元本補てん契約のある信託の内訳 (信託財産の運用のため再信託された信託を含む)
(1)合同運用指定金銭信託
(単位:百万円)
平成11年度末
(資産の部)
貸出金
有価証券
その他
合計
(負債の部)
元本
債権償却準備金
その他
合計
平成12年度末
平成13年度末
平成14年度末
373,847
312,452
440,235
372,091
89,370
176,067
221,522
232,328
219,913
727,182
544,849
264,502
247,242
506,679
1,190,400
1,033,369
926,261
851,663
949,948
1,118,942
1,031,807
924,734
850,217
948,854
223,355
1,138
925
893
1,002
799
70,319
636
633
442
294
1,190,400
1,033,369
926,261
851,663
949,948
(2)貸付信託
(単位:百万円)
平成11年度末
(資産の部)
貸出金
平成15年度末
平成12年度末
平成13年度末
平成14年度末
平成15年度末
1,278,201
941,170
683,434
511,409
398,621
477,062
379,671
348,641
201,780
139,693
その他
2,404,050
2,274,242
1,517,451
861,096
603,701
合計
4,159,314
3,595,084
2,549,527
1,574,287
1,142,016
4,051,209
3,543,969
2,516,362
1,560,989
1,131,498
特別留保金
21,470
17,839
13,104
8,425
6,135
その他
86,634
33,275
20,060
4,871
4,383
4,159,314
3,595,084
2,549,527
1,574,287
1,142,016
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
有価証券
(負債の部)
元本
合計
3. 金銭信託等の受入状況
(1)主な信託財産の受託残高及び総資金量
(単位:百万円)
平成11年度
金銭信託
13,769,463
14,811,448
17,678,364
7,989,136
7,525,601
年金信託
5,881,047
6,327,314
7,604,453
73,937
63,411
13,986
13,628
12,675
12,174
12,958
3,753,033
2,825,860
1,997,536
1,128,339
792,932
財産形成給付信託
貸付信託
合計
23,417,531
23,978,252
27,293,029
9,203,586
8,394,903
預金
9,196,011
10,367,360
11,275,630
11,143,611
10,844,731
譲渡性預金
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
236
総資金量
604,002
910,109
1,282,570
1,453,650
1,347,875
33,217,544
35,255,722
39,851,231
21,800,849
20,587,510
(注) 職務分担型共同受託財産を含めて算出した金額は以下のとおりです。
(単位:百万円)
平成14年度
平成15年度
金銭信託
18,867,760
19,604,145
年金信託
7,423,101
8,274,971
12,174
12,958
財産形成給付信託
貸付信託
1,128,339
792,932
合計
27,431,375
28,685,008
預金
11,143,611
10,844,731
譲渡性預金
総資金量
1,453,650
1,347,875
40,028,638
40,877,615
(2)財産形成信託の受託残高及び加入者数
平成11年度
(単位:百万円、千人)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
財産形成信託 〈一般〉
受託金額
加入者数
330,178
137
323,993
154
292,143
145
275,684
135
267,679
126
財産形成信託 〈年金〉
受託金額
加入者数
128,640
68
123,391
64
131,527
69
123,591
65
116,626
62
財産形成信託 〈住宅〉
受託金額
加入者数
293,092
104
275,296
95
303,160
100
281,592
91
264,107
83
(3)信託期間別元本残高
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
1 年未満
金銭信託
貸付信託
4,205,554
―
1,550,080
―
9,672,845
―
1,904,487
―
2,503,785
―
1 年以上 2 年未満
金銭信託
貸付信託
1,134,580
―
242,370
―
1,548,655
―
1,239,526
―
2,627,629
―
2 年以上 5 年未満
金銭信託
貸付信託
832,002
607,631
889,396
459,275
928,289
244,786
935,912
93,274
572,470
15,685
6,390,761
3,038,210
11,447,840
2,320,211
5,265,203
1,721,228
3,592,834
1,022,777
1,374,271
767,463
その他のもの
金銭信託
貸付信託
640,503
―
539,301
―
403,253
―
279,155
―
229,842
―
金銭信託合計
13,203,402
14,668,989
17,818,247
7,951,916
7,307,999
貸付信託合計
3,645,842
2,779,487
1,966,014
1,116,052
783,149
平成13年度
平成14年度
5 年以上
金銭信託
貸付信託
(注)その他のものは、金銭信託(1カ月据置型)、金銭信託(新1年据置型)、その他です。
(4) 1 店舗及び従業員 1 人当たり資金量の状況
平成11年度
1 店舗当たりの資金量
従業員 1 人当たりの資金量
(注) 1.
2.
3.
4.
(単位:百万円)
平成12年度
平成15年度
459,167
479,565
535,157
187,828
178,614
4,212
4,384
4,681
1,502
1,447
資金量は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託の信託財産の合計額です。
信託業務は国内で取り扱っていますので、店舗数は出張所及び特別出張所を除いた国内店舗数により算出しています。
従業員数は国内店の期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
職務分担型共同受託財産を含めて算出した金額は以下のとおりです。
(単位:百万円)
平成14年度
1 店舗当たりの資金量
従業員 1 人当たりの資金量
平成15年度
559,823
610,319
4,479
4,945
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
237
4. 金銭信託等の運用状況
(単位:百万円)
平成11年度
金銭信託
貸出金
有価証券
計
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
594,110
9,645,433
446,960
11,286,349
618,247
14,829,328
526,991
6,357,589
278,527
5,897,230
10,239,543
11,733,310
15,447,575
6,884,581
6,175,758
年金信託
貸出金
有価証券
111,115
5,757,431
93,555
5,940,971
78,454
7,002,174
69,154
―
58,723
ー
計
5,868,546
6,034,527
7,080,629
69,154
58,723
財産形成給付信託
貸出金
有価証券
3,300
4,501
3,300
4,002
3,301
4,002
―
―
ー
ー
計
7,801
7,302
7,303
ー
ー
貸付信託
貸出金
有価証券
1,278,201
477,062
941,170
379,671
683,434
348,641
511,409
201,780
398,621
139,693
計
1,755,263
1,320,842
1,032,075
713,190
538,315
貸出金合計
1,986,726
1,484,986
1,383,437
1,107,555
735,872
有価証券合計
15,884,427
17,610,995
22,184,146
6,559,370
6,036,924
貸出金及び有価証券合計
17,871,153
19,095,982
23,567,584
7,666,926
6,772,797
平成14年度
平成15年度
(注) 職務分担型共同受託財産を含めて算出した金額は以下のとおりです。
(単位:百万円)
金銭信託
貸出金
有価証券
526,991
16,133,931
278,527
16,576,921
計
16,660,922
16,855,449
年金信託
貸出金
有価証券
69,154
6,440,847
58,723
6,528,140
計
6,510,001
6,586,864
財産形成給付信託
貸出金
有価証券
―
―
ー
ー
計
ー
ー
貸付信託
貸出金
有価証券
511,409
201,780
398,621
139,693
計
713,190
538,315
貸出金合計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
238
1,107,555
735,872
有価証券合計
22,776,558
23,244,756
貸出金及び有価証券合計
23,884,114
23,980,629
5. 貸出金の状況
(1)貸出金科目別残高
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
証書貸付
1,904,227
1,456,800
1,112,884
856,723
665,812
手形貸付
82,455
28,185
270,553
250,832
70,060
割引手形
44
─
─
―
ー
1,986,726
1,484,986
1,383,437
1,107,555
735,872
合計
平成14年度
平成15年度
(2)貸出金の契約期間別残高
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
121,529
80,184
323,949
303,834
123,057
1 年超 3 年以下
53,085
31,699
23,753
20,646
18,517
3 年超 5 年以下
92,239
36,323
47,648
49,164
46,241
1 年以下
405,695
274,561
128,994
58,267
25,343
7 年超
1,314,177
1,062,217
859,092
675,642
522,712
合計
1,986,726
1,484,986
1,383,437
1,107,555
735,872
5 年超 7 年以下
(3)貸出金の業種別内訳
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
運輸・通信業
情報通信業
運輸業
卸売・小売業、飲食店
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
サービス業
各種サービス業
地方公共団体
その他
合計
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
175,507
(8.83%.)
55
(0.00%.)
51
(0.00%.)
3,172
(0.16%.)
1,591
(0.08%.)
46,088
(2.32%.)
250,348
(12.60%.)
254,972
(12.83.%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
68,741
(3.46.%.)
ー.
(ー )
.
130,171
(6.55%.)
253,747
(12.77.%.)
163,718
(8.24%.)
ー.
(ー )
.
45,112
(2.27%.)
593,446
(29.87%.)
1,986,726
(100.00%.)
112,939
(7.61%.)
10
(0.00%.)
44
(0.00%.)
2,152
(0.14%.)
1,180
(0.08%.)
27,097
(1.82%.)
202,353
(13.63%.)
188,307
(12.68%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
37,452
(2.52%.)
ー.
(ー )
.
86,212
(5.81%.)
170,553
(11.49%.)
94,695
(6.38%.)
ー.
(ー )
.
43,287
(2.91%.)
518,697
(34.93%.)
1,484,986
(100.00.%.)
103,495
(7.48%.)
ー.
(ー )
.
37
(0.00%.)
1,342
(0.10%.)
321
(0.02%.)
17,934
(1.30%.)
177,529
(12.83%.)
172,393
(12.46%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
25,149
(1.82%.)
ー.
(ー )
.
61,975
(4.48%.)
111,779
(8.08%.)
85,075
(6.15%.)
ー.
(ー )
.
41,344
(2.99%.)
585,056
(42.29%.)
1,383,437
(100.00%.)
76,795
(6.93%.)
ー.
(ー )
.
30
(0.00%.)
1,572
(0.14%.)
129
(0.01%.)
7,872
(0.71%.)
135,204
(12.21%.)
ー.
(ー )
.
11,268
(1.02%.)
113,292
(10.23%.)
ー.
(ー )
.
17,190
(1.55%.)
197,722
(17.85%.)
77,800
(7.03%.)
ー.
(ー )
.
52,767
(4.77%.)
37,773
(3.41%.)
378,134
(34.14%.)
1,107,555
(100.00%.)
40,185
(5.46%.)
ー.
(ー )
.
22
(0.00%.)
1,128
(0.15%.)
61
(0.01%.)
2,244
(0.30%.)
93,465
(12.70%.)
ー.
(ー )
.
9,845
(1.34%.)
66,142
(8.99%.)
ー.
(ー )
.
8,358
(1.14%.)
62,226
(8.46%.)
65,070
(8.84%.)
ー.
(ー )
.
26,342
(3.58%.)
35,750
(4.86%.)
325,026
(44.17%.)
735,872
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、平成13年度までは改訂前の日本標準産業分類の区分に基づ
き、平成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(4)貸出金の使途別内訳
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
設備資金
1,342,915
(67.59%.)
1,083,194
(72.94%.)
898,200
(64.93%.)
712,906
(64.37%.)
573,787
(77.97%.)
運転資金
643,811
(32.41%.)
401,792
(27.06%.)
485,237
(35.07%.)
394,649
(35.63%.)
162,085
(22.03%.)
1,986,726
(100.00%.)
1,484,986
(100.00%.)
1,383,437
(100.00%.)
1,107,555
(100.00%.)
735,872
(100.00%.)
合計
平成13年度
平成14年度
平成15年度
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
(注) ( )内は構成比です。
239
(5)貸出金の担保別内訳
(単位:百万円)
平成11年度
有価証券
債権
土地建物
工場
財団
船舶
その他
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
25,638
149,417
456,166
782
132,309
4,555
4,076
15,570
91,769
344,362
513
84,011
3,705
2,430
10,530
51,689
251,126
379
55,234
3,121
1,456
6,927
43,908
200,860
249
31,988
2,311
1,001
4,329
11,188
173,988
148
18,703
1,966
797
計
772,946
542,363
373,538
287,247
211,122
保証
信用
485,168
728,612
415,616
527,006
362,690
647,208
309,758
510,550
251,430
273,320
1,986,726
(46,500)
1,484,986
(42,500)
1,383,437
(37,500)
1,107,555
(38,500)
735,872
(20,000)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
66,946
1,986,726
58,308
1,484,986
49,913
1,383,437
41,906
1,107,555
36,115
735,872
418,280
410,979
366,913
361,124
316,612
312,222
268,405
265,050
228,089
225,558
66,386
1,020,082
57,887
801,811
49,557
783,605
41,681
666,401
35,983
472,447
99.16%.
51.34%.
99.27%.
53.99%.
99.28%.
56.64%.
99.46%.
60.16%.
99.63%.
64.20%.
合計
(うち劣後特約付貸出金)
(6)中小企業等に対する貸出金
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
(単位:件、百万円)
平成15年度
(注) 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス業は
100人)以下の会社及び個人です。
(7) 1 店舗及び従業員 1 人当たり貸出金の状況
平成11年度
1 店舗当たりの貸出金残高
従業員 1 人当たりの貸出金残高
(単位:百万円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
38,955
29,699
27,126
22,603
15,656
357
271
237
180
126
(注) 1. 貸出金は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託の貸出金の合計額です。
2. 信託業務は国内で取り扱っていますので、店舗数は出張所及び特別出張所を除いた国内店舗数により算出しています。
3. 従業員数は国内店の期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
(8)元本補てん契約のある信託の貸出金におけるリスク管理債権の状況
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
三
菱
信
託
銀
行
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合計
貸出金残高
貸出金に占める比率
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
128
349
28
205
貸出金残高
貸出金に占める比率
43
22
9
336
平成15年度
15
12
3
325
750
657
411
358
12,536
11,236
8,835
6,219
4.30%.
5.98%.
5.85%.
4.65%.
5.75%.
185
798
32
352
(単位:億円)
平成12年度
109
223
17
399
1,368
750
18,821
12,536
7.27.%.
5.98%.
(注) 日本信託銀行において、平成12年度はリスク管理債権はありません。
240
84
120
11
442
平成14年度
711
平成11年度
合計
109
223
17
399
平成13年度
16,520
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
平成12年度
② 地域別リスク管理債権
信託勘定におけるリスク管理債権の債務者はすべて「国内」です。
③ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成14年度
平成15年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
国内
製造業
建設業
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
各種サービス業
その他
消費者
43
7
10
17
―
0
0
7
0
22
―
―
1
―
6
0
3
9
9
3
―
―
―
―
3
―
3
336
29
6
6
―
58
13
170
50
合計
43
22
9
336
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
411
40
17
25
―
66
17
182
63
15
0
0
12
ー
1
0
0
0
12
0
ー
0
ー
5
3
ー
3
3
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
3
325
44
ー
9
ー
52
7
169
43
358
44
0
21
ー
58
10
169
51
411
15
12
3
325
358
合計
合計
(9)元本補てん契約のある信託における金融再生法基準による債権額及びカバー率
① 債権額
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
419
306
204
66
危険債権
306
210
121
63
30
94
要管理債権
125
233
331
281
232
計
850
750
657
411
358
5,861
正常債権
15,669
11,785
10,578
8,423
合計
16,520
12,536
11,236
8,835
6,219
5.15%.
5.98%.
5.85%.
4.65%.
5.75%.
開示債権比率
(注) 貸出金等の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
平成11年度
(単位:億円)
平成12年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
541
306
危険債権
690
210
要管理債権
280
233
計
1,511
750
正常債権
17,309
11,785
合計
18,821
12,536
8.03%.
5.98%.
開示債権比率
(注) 日本信託銀行において、平成12年度は金融再生法基準による債権はありません。
② カバー率(平成 15 年度)
(単位:億円)
開示残高(a)
うち担保等により回収が
見込まれる金額(b)
カバー率(b/a)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
30
(66)
30
(66)
99.89%
(100.00%)
危険債権
94
(63)
85
(57)
90.26%
(90.64%)
要管理債権
232
(281)
106
(144)
45.72%
(51.34%)
計
358
(411)
222
(268)
62.11%
(65.25%)
正常債権
5,861
(8,423)
合計
6,219
(8,835)
開示債権比率
5.75%.
(4.65%.)
(注) 1.( )内は平成14年度の計数です。
2. 信託勘定においては貸倒引当金の計上はありませんが、銀行勘定と同一の基準により
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」並びに「危険債権」について直接償却を実施しています。
3. 信託勘定においては、特別留保金・債権償却準備金を平成16年3月末に69億円計上しています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
241
6. 有価証券残高
(単位:億円)
平成11年度
国債
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
36,132
(22.75%.)
35,672
(19.83%.)
40,414
(18.22%.)
16,392
(24.99%.)
24,440
(40.48%.)
2,879
(1.81%.)
3,049
(1.70%.)
3,784
(1.71%.)
1,299
(1.98%.)
1,470
(2.44%.)
社債
18,432
(11.61%.)
16,330
(9.08%.)
20,285
(9.14%.)
6,185
(9.43%.)
7,970
(13.20%.)
株式
56,566
(35.61%.)
65,896
(36.64%.)
81,261
(36.63%.)
25,395
(38.72%.)
14,783
(24.49%.)
その他の証券
44,832
(28.22%.)
58,910
(32.75%.)
76,094
(34.30%.)
16,320
(24.88%.)
11,704
(19.39%.)
158,844
(100.00%.)
179,859
(100.00.%.)
221,841
(100.00%.)
65,593
(100.00%.)
60,369
(100.00%.)
平成14年度
平成15年度
地方債
合計
(注) 1. 有価証券残高は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託の有価証券の合計額です。
2. 下段の( )内は構成比です。
3. 職務分担型共同受託財産を含めて算出した金額は以下のとおりです。
(単位:億円)
国債
42,102
(18.49%.)
53,357
(22.96%.)
地方債
3,380
(1.48%.)
3,278
(1.41%.)
社債
19,980
(8.77%.)
20,992
(9.03%.)
株式
74,361
(32.65%.)
61,226
(26.34%.)
その他の証券
87,939
(38.61%.)
93,591
(40.26%.)
227,765
(100.00%.)
232,447
(100.00%.)
平成14年度
平成15年度
合計
7. 元本補てん契約のある信託の有価証券等時価情報
(1) 合同運用指定金銭信託
① 有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
三
菱
信
託
銀
行
信託財産残高
時価
評価損益
232,328
238,931
6,602
219,913
226,985
7,071
(注) 時価相当額として価格等の算定が可能なものについて時価を付しています。
② デリバティブ取引等
(単位:百万円)
平成13年度
評価損益
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
221,522
224,177
2,654
1,451
平成14年度
1,637
平成15年度
2,721
(2) 貸付信託
① 有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
信託財産残高
時価
評価損益
348,641
362,783
14,142
平成14年度
201,780
226,131
24,350
平成15年度
139,693
152,966
13,272
(注) 時価相当額として価格等の算定が可能なものについて時価を付しています。
② デリバティブ取引等
(単位:百万円)
平成13年度
評価損益
242
13,644
平成14年度
12,648
平成15年度
12,024
単体情報:銀行業務の状況
1. 貸出金の状況
(1) 貸出金科目別期末残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
448
18,988
42,000
11,214
405
18,059
46,818
11,492
339
17,901
50,319
11,018
179
8,736
56,713
9,498
152
8,514
61,820
9,962
72,652
(84.62%.)
76,775
(85.66%.)
79,578
(88.02%.)
75,128
(90.94%.)
80,449
(93.84%.)
―
1,415
11,787
0
―
1,102
11,746
0
計
13,203
(15.38%.)
12,849
(14.34%.)
合計
85,855
(100.00%.)
平成11年度
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
―
1,239
9,590
1
―
989
6,499
―
―
790
4,491
0
10,831
(11.98%.)
7,489
(9.06%.)
5,282
(6.16%.)
89,624
(100.00%.)
90,410
(100.00%.)
82,617
(100.00%.)
85,731
(100.00%.)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
(注)( )内は構成比です。
(2) 貸出金科目別平均残高
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(単位:億円)
441
19,690
40,693
10,514
374
17,856
43,711
10,701
303
18,583
48,676
10,568
215
13,992
54,752
10,925
150
8,479
58,989
9,720
71,339
(83.74%.)
72,643
(83.92%.)
78,131
(86.10%.)
79,886
(90.17%.)
77,339
(92.60%.)
―
1,619
12,226
4
―
1,236
12,681
2
―
1,253
11,357
2
―
1,010
7,693
1
ー
810
5,370
0
計
13,850
(16.26%.)
13,920
(16.08%.)
12,614
(13.90%.)
8,705
(9.83%.)
6,182
(7.40%.)
合計
85,190
(100.00%.)
86,564
(100.00%.)
90,745
(100.00%.)
88,591
(100.00%.)
83,521
(100.00%.)
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しています。
(3) 貸出金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
貸出金 1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
30,742
16,885
13,446
4,167
9,399
11,214
34,614
16,237
13,499
4,566
9,214
11,492
33,190
19,142
12,023
5,189
9,843
11,020
28,690
17,133
12,907
4,625
9,761
9,498
33,636
14,613
12,913
4,559
10,046
9,963
合計
85,855
89,624
90,410
82,617
85,731
変動金利貸出 1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
8,365
7,533
2,659
6,330
10,936
7,757
7,434
2,956
6,768
11,394
9,595
6,642
3,574
6,959
11,020
8,840
6,919
3,132
6,804
9,498
7,732
7,833
2,557
6,543
9,963
固定金利貸出 1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
8,519
5,912
1,507
3,068
277
8,479
6,065
1,610
2,446
97
9,546
5,380
1,614
2,883
ー
8,292
5,988
1,492
2,957
ー
6,880
5,080
2,002
3,502
ー
(注) 残存期間1年以下の貸出金については、変動金利・固定金利の区別をしていません。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
243
(4) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成11年度
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
平成15年度
12,417
(15.08%.)
11,681
(15.06%.)
11,823
(14.27%.)
農業
18
(0.02.%.)
17
(0.02%.)
14
(0.02%.)
15
(0.02%.)
17
(0.02%.)
林業
9
(0.01.%.)
1
(0.00%.)
1
(0.00%.)
1
(0.00%.)
ー.
(ー .)
漁業
43
(0.06.%.)
93
(0.12%.)
123
(0.15%.)
226
(0.29%.)
260
(0.32%.)
鉱業
101
(0.13%.)
86
(0.11%.)
72
(0.09%.)
60
(0.08%.)
41
(0.05%.)
建設業
3,465
(4.56.%.)
3,177
(3.98%.)
3,052
(3.71%.)
2,718
(3.50%.)
1,716
(2.07%.)
電気・ガス・熱供給・水道業
985
(1.30.%.)
1,264
(1.58.%.)
1,244
(1.51%.)
1,517
(1.96%.)
1,346
(1.63%.)
運輸・通信業
5,055
(6.65.%.)
5,493
(6.88%.)
6,192
(7.52%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー .)
情報通信業
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
2,463
(3.17%.)
2,147
(2.59%.)
運輸業
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
6,002
(7.74%.)
6,391
(7.72%.)
9,285
(12.21%.)
8,523
(10.68%.)
8,384
(10.19%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー .)
卸売・小売業
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
6,891
(8.88%.)
6,238
(7.53%.)
金融・保険業
15,655
(20.59.%.)
17,357
(21.75%.)
18,799
(22.84%.)
19,605
(25.27%.)
23,281
(28.10%.)
不動産業
13,634
(17.93.%.)
13,053
(16.35%.)
13,051
(15.86%.)
10,329
(13.31%.)
10,624
(12.83%.)
サービス業
10,639
(13.99%.)
9,422
(11.81%.)
9,182
(11.16%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー .)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
6,763
(8.72%.)
6,994
(8.44%.)
地方公共団体
1
(0.00%.)
4,006
(5.02.%.)
2,252
(2.74%.)
3,438
(4.43%.)
5,776
(6.97%.)
その他
5,748
(7.56%.)
6,556
(8.22%.)
7,518
(9.13%.)
5,877
(7.57%.)
6,179
(7.46%.)
76,044
(100.00%.)
79,815
(100.00.%.)
82,308
(100.00.%.)
77,592
(100.00%.)
82,842
(100.00%.)
138
(1.41.%.)
72
(0.74%.)
38
(0.47%.)
15
(0.32%.)
13
(0.46%.)
金融機関
1,685
(17.18%.)
1,852
(18.89%.)
1,900
(23.45%.)
1,381
(27.48%.)
753
(26.07%.)
商工業
5,000
(50.97%.)
5,235
(53.37%.)
3,995
(49.32%.)
2,442
(48.61%.)
1,378
(47.71%.)
その他
2,986
(30.44%.)
2,649
(27.00.%.)
2,168
(26.76%.)
1,185
(23.59%.)
744
(25.76%.)
9,810
(100.00%.)
9,809
(100.00.%.)
8,101
(100.00.%.)
5,025
(100.00%.)
2,889
(100.00%.)
計
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
計
合計
244
平成14年度
10,760
(13.48%.)
各種サービス業
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成13年度
11,401
(14.99%.)
卸売・小売業、飲食店
三
菱
信
託
銀
行
平成12年度
85,855
89,624
90,410
82,617
85,731
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、平成13年度までは改訂前の日本標準産業分類の区分に基づ
き、平成14年度からは改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(5) 貸出金の使途別内訳
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
設備資金
19,489
(22.70%.)
19,652
(21.93%.)
20,314
(22.47%.)
19,723
(23.87%.)
19,048
(22.22%.)
運転資金
66,366
(77.30%.)
69,972
(78.07%.)
70,095
(77.53%.)
62,893
(76.13%.)
66,683
(77.78%.)
85,855
(100.00%.)
89,624
(100.00%.)
90,410
(100.00%.)
82,617
(100.00%.)
85,731
(100.00%.)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
合計
(注)( )内は構成比です。
(6) 貸出金の担保別内訳
(単位:億円)
有価証券
債権
土地建物
工場
財団
船舶
その他
2,285
13,225
14,898
101
3,413
508
3,453
2,190
10,725
13,872
62
3,694
599
4,085
1,918
10,397
13,292
62
3,931
634
3,525
1,828
10,599
10,585
34
3,736
681
2,135
1,740
11,213
9,472
29
3,419
637
1,110
計
37,886
35,230
33,761
29,602
27,622
保証
信用
15,257
32,712
17,535
36,858
19,336
37,311
17,957
35,056
20,887
37,221
85,855
(90)
89,624
(120)
90,410
(90)
82,617
(200)
85,731
(245)
合計
(うち劣後特約付貸出金)
(7) 中小企業等に対する貸出金(国内店)
(単位:件、億円)
平成11年度
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
85,709
76,044
80,237
79,815
79,758
82,308
73,941
77,592
68,814
82,842
1,567
1,360
1,811
1,606
2,397
2,062
2,773
2,475
3,183
2,920
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
83,772
33,159
78,427
35,276
77,971
36,369
72,376
27,194
67,450
27,713
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
97.74%.
43.61%.
97.74%.
44.20%.
97.75%.
44.18%.
97.88%.
35.04%.
98.01%.
33.45%.
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
(注) 1. 貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分は含まれていません。
2. 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス
業は100人)以下の会社及び個人です。
(8) 特定海外債権残高
(単位:億円、カ国)
平成11年度
インドネシア
アルジェリア
その他
合計
(総資産に対する割合)
対象国数
平成12年度
254
0
0
255
(0.15%.)
6
平成13年度
214
0
0
214
(0.11%.)
3
平成14年度
114
0
6
120
(0.05%.)
6
平成15年度
37
ー
6
43
(0.02%.)
8
27
ー
0
27
(0.01%.)
5
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
245
(9) リスク管理債権の状況
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
454
6,632
16
1,811
459
5,065
21
2,929
293
5,059
52
3,420
369
2,908
23
2,672
234
1,741
ー
1,911
合計
8,914
8,476
8,826
5,974
3,887
貸出金残高
85,855
89,624
90,410
82,617
85,731
貸出金に占める比率
10.38%.
9.45%.
9.76%.
7.23%.
4.53%.
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
平成11年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
606
7,533
71
1,915
(単位:億円)
平成12年度
616
6,140
34
3,096
合計
10,127
9,887
貸出金残高
91,281
95,442
貸出金に占める比率
11.09%.
10.35%.
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成11年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
3,605
8,914
40.44%.
平成12年度
3,375
8,476
39.82%.
平成13年度
平成14年度
3,970
8,826
44.98%.
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
平成11年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
246
平成15年度
4,107
10,127
40.55%.
(単位:億円)
平成12年度
3,827
9,887
38.71%.
2,789
5,974
46.70%.
平成15年度
2,019
3,887
51.96%.
2. 貸倒引当金の期末残高及び期中増減額
(単位:億円)
平成13年度
期末残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
期首残高
1,449
(11)
1,438
2,503
(2)
2,501
特定海外債権引当勘定
合計
平成14年度
平成15年度
期中増加額
期中減少額
1,414
1,438
期末残高
期首残高
期中増加額
期中減少額
期末残高
1,414
(10)
1,403
1,239
1,403
1,239
(8)
1,358
776
1,358
776
1,367
2,501
1,367
16
16
8
16
8
8
3
8
3
3,970
(13)
3,957
2,789
3,957
2,789
(19)
2,770
2,019
2,770
2,019
(注) 期首残高欄の( )内の計数は、為替換算差額です。
3. 金融再生法に基づく資産査定額
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
954
6,278
1,827
798
4,800
2,951
762
4,793
3,473
831
2,530
2,733
464
1,492
1,947
計
9,061
8,550
9,030
6,095
3,904
正常債権
81,672
87,810
86,736
80,932
84,488
合計
90,733
96,360
95,766
87,027
88,392
9.98%.
8.87%.
9.42%.
7.00%.
4.41%.
開示債権比率
(注)「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」
(平成10年法律第132号)第6条に基づき、貸借対照表の貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定
並びに使用貸借又は賃貸借契約による貸付有価証券について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
平成11年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
(単位:億円)
平成12年度
1,272
7,066
1,992
1,166
5,681
3,131
計
10,331
9,979
正常債権
86,085
92,364
合計
96,416
102,344
開示債権比率
10.71%.
9.75%.
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
247
4. 有価証券の状況
(1) 有価証券期末残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
11,289
1,591
5,090
17,505
833
15,449
1,989
5,149
17,498
2,650
18,027
2,044
5,365
15,435
4,151
21,679
1,579
3,779
8,242
1,452
20,348
1,506
2,871
9,078
1,520
36,310
(77.54%.)
42,737
(70.83%.)
45,025
(66.59%.)
36,733
(48.40%.)
35,325
(47.63%.)
10,517
9,861
515
17,597
16,797
610
22,588
21,866
544
39,158
38,649
386
38,838
38,168
402
計
10,517
(22.46%.)
17,597
(29.17%.)
22,588
(33.41%.)
39,158
(51.60%.)
38,838
(52.37%.)
合計
46,828
(100.00%.)
60,335
(100.00%.)
67,614
(100.00%.)
75,892
(100.00.%.)
74,163
(100.00%.)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
計
国際業務部門
その他の証券
うち外国債券
外国株式
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成12年度までの国内業務部門の株式には自己株式を含んでいます。
(2) 有価証券平均残高
(単位:億円)
平成11年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
11,336
1,510
5,027
16,560
599
13,210
1,716
5,074
17,220
1,992
16,595
2,005
5,321
16,686
2,733
18,941
1,808
4,731
14,090
2,534
18,174
1,578
3,406
8,110
1,737
35,035
(72.60.%.)
39,213
(75.31%.)
43,341
(68.66%.)
42,106
(59.46%.)
33,007
(46.50%.)
13,220
12,468
576
12,852
12,216
492
19,787
19,144
457
28,705
28,154
418
37,971
37,428
382
計
13,220
(27.40%.)
12,852
(24.69%.)
19,787
(31.34%.)
28,705
(40.54%.)
37,971
(53.50%.)
合計
48,256
(100.00%.)
52,066
(100.00%.)
63,128
(100.00%.)
70,812
(100.00%.)
70,979
(100.00%.)
計
国際業務部門
その他の証券
うち外国債券
外国株式
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
248
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成11年度の貸付有価証券は、有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しています。
4. 平成12年度までの国内業務部門の株式には自己株式を含んでいます。
(3) 有価証券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成11年度
国債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
3,761
1,788
1,948
1,869
1,837
83
ー
1,206
2,883
4,945
1,379
5,028
5
ー
2,520
3,966
5,831
4,199
1,510
ー
ー
1,288
5,362
7,230
4,616
2,920
261
ー
4,699
6,085
7,924
423
ー
1,215
ー
11,289
15,449
18,027
21,679
20,348
38
182
546
242
560
20.
ー
62
332
468
217
908
ー
ー
110
478
226
474
754
ー
ー
132
327
152
472
494
ー
ー
202
164
354
388
396
ー
ー
計
1,591
1,989
2,044
1,579
1,506
社債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
696
2,068
1,671
349
304
ー
ー
1,204
1,910
1,342
260
415
14
2
869
2,819
1,075
310
282
7
0
1,511
1,200
686
299
78
2
0
655
827
926
378
65
18
0
計
5,090
5,149
5,365
3,779
2,871
株式
期間の定めのないもの
17,505
17,498
15,435
8,242
9,078
計
17,505
17,498
15,435
8,242
9,078
1,268
2,496
2,559
1,689
2,312
120
894
2,104
2,907
5,384
2,544
5,704
375
1,227
4,351
7,379
7,072
2,392
3,924
309
1,310
2,049
14,283
17,605
3,742
1,668
316
944
5,640
19,742
10,662
1,996
842
333
1,141
11,340
20,248
26,740
40,610
40,358
貸付有価証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
ー
10
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
計
10
ー
ー
ー
ー
計
地方債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
その他の証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
(注) 平成12年度までは、自己株式は、
「株式」に含めて記載しています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
249
5. 支払承諾期末残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
手形引受
信用状発行
債務保証
─
3
4,315
─
1
6,346
─
4
5,052
─
3
4,093
ー
2
2,450
合計
4,318
6,348
5,056
4,097
2,453
6. 支払承諾見返の担保別内訳
(単位:億円)
平成11年度
有価証券
債権
動産不動産
計
47
20
372
平成12年度
19
16
394
平成13年度
平成14年度
平成15年度
15
14
407
6
11
283
2
6
138
439
430
437
301
148
保証
信用
2,538
1,340
3,009
2,908
2,463
2,155
300
3,495
234
2,071
合計
4,318
6,348
5,056
4,097
2,453
7. 預金の状況
(1) 預金種類別期末残高
(単位:億円)
平成11年度
平成15年度
8,104
7,012
70,791
43,450
27,339
354
小計
70,095
79,250
90,100
92,470
92,304
5,407
8,648
12,249
14,234
13,085
106,705
(84.71%.)
105,390
(86.44%.)
14,543
13,481
75,178
45,062
30,114
379
14,397
13,185
77,586
47,772
29,812
487
15,878
14,774
75,987
51,333
24,653
438
75,502
(77.04%.)
87,898
(77.94%.)
102,349
(81.50%.)
国際業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
その他の預金
178
3
12,003
9,682
7
1
13,828
10,588
41
1
14,551
8,061
7
0
9,850
9,107
10
0
9,654
6,478
小計
21,864
24,423
22,655
18,965
16,142
譲渡性預金
250
平成14年度
9,221
7,777
60,297
41,866
18,430
576
計
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成13年度
国内業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
譲渡性預金
三
菱
信
託
銀
行
平成12年度
632
452
576
301
393
計
22,497
(22.96%.)
24,875
(22.06.%.)
23,232
(18.50%.)
19,266
(15.29%.)
16,535
(13.56%.)
合計
98,000
(100.00%.)
112,774
(100.00%.)
125,582
(100.00%.)
125,972
(100.00%.)
121,926
(100.00.%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金
固定自由金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期預金
変動自由金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期預金
(2) 預金種類別平均残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
国内業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
8,221
7,445
60,126
44,338
15,786
234
7,525
6,818
66,330
43,552
22,776
263
8,887
8,181
74,156
44,779
29,375
346
14,574
13,766
76,490
46,287
30,201
320
15,208
14,369
77,130
50,219
26,910
318
小計
68,582
74,119
83,390
91,385
92,657
5,913
譲渡性預金
11,103
13,197
12,890
75,738
(75.77%.)
80,033
(77.43%.)
94,493
(78.73%.)
104,582
(83.46%.)
105,548
(85.92%.)
国際業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
その他の預金
64
6
15,141
8,273
39
2
13,934
8,812
15
1
15,406
9,537
12
1
11,462
8,866
9
0
8,740
8,266
小計
23,478
22,785
24,959
20,341
17,016
738
548
570
385
計
譲渡性預金
7,155
276
計
24,217
(24.23%.)
23,333
(22.57%.)
25,530
(21.27%.)
20,726
(16.54%.)
17,292
(14.08%.)
合計
99,956
(100.00%.)
103,366
(100.00%.)
120,024
(100.00%.)
125,308
(100.00.%.)
122,840
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金
固定自由金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期預金
変動自由金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期預金
4. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しています。
(3) 定期預金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
19,046
9,124
8,142
12,641
7,543
15,802
20,685
8,738
9,533
14,323
12,742
18,595
21,424
7,328
9,353
22,753
10,888
17,980
19,938
9,150
11,629
18,898
16,909
10,909
17,472
7,629
11,583
23,837
14,172
10,946
合計
72,300
84,619
89,729
87,436
85,641
固定自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
12,051
6,097
6,438
9,077
5,966
2,234
13,013
4,947
6,644
11,514
4,786
2,544
11,545
4,548
7,169
13,475
4,532
3,789
10,381
4,951
8,246
11,623
7,120
5,448
8,550
4,829
7,167
13,161
9,323
8,301
変動自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
956
864
929
3,138
661
11,879
590
730
1,583
2,018
6,871
15,545
538
570
762
8,189
5,862
14,190
2,627
2,098
3,036
6,799
9,789
5,461
1,263
1,476
3,743
10,676
4,848
2,645
その他
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
6,037
2,162
773
425
914
1,689
7,082
3,061
1,305
790
1,083
505
9,340
2,209
1,421
1,088
493
ー
6,928
2,099
346
475
ー
ー
7,658
1,323
673
ー
ー
ー
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
251
(4) 預金者別預金残高(国内店)
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
個人預金
45,104
(60.50%.)
52,880
(60.09%.)
62,454
(65.25%.)
66,812
(68.59%.)
67,344
(70.32%.)
法人預金
22,449
(30.11%.)
24,165
(27.46%.)
26,902
(28.11%.)
24,449
(25.10%.)
23,305
(24.34%.)
6,996
(9.39%.)
10,951
(12.45%.)
6,352
(6.64%.)
6,145
(6.31%.)
5,117
(5.34%.)
74,550
(100.00%.)
87,996
(100.00%.)
95,709
(100.00%.)
97,407
(100.00%.)
95,767
(100.00%.)
その他
合計
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 譲渡性預金及び特別国際金融取引勘定分は含んでいません。
(5) 財産形成預金の受託残高及び加入者数
(単位:億円、千人)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
財産形成預金 〈一般〉
受託金額
加入者数
108
10
142
11
187
12
215
12
223
12
財産形成預金 〈住宅〉
受託金額
加入者数
12
2
18
2
25
2
32
2
37
2
8. 預貸率・預証率
(単位:%)
平成11年度
預貸率
期末残高
期中平均
預証率
期末残高
期中平均
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
国内業務部門
国際業務部門
全店
96.21
58.68
87.60
87.32
51.65
79.45
77.74
46.62
71.98
70.29
38.87
65.48
76.22
31.94
70.22
国内業務部門
国際業務部門
全店
94.17
57.19
85.21
90.75
59.65
83.73
82.66
49.40
75.59
76.35
42.00
70.67
73.16
35.74
67.89
国内業務部門
国際業務部門
全店
48.09
46.75
47.78
48.62
70.74
53.50
43.99
97.23
53.84
34.42
203.24
60.24
33.51
234.87
60.82
国内業務部門
国際業務部門
全店
46.25
54.59
48.27
48.99
55.08
50.37
45.86
77.50
52.59
40.26
138.49
56.51
31.27
219.58
57.78
(注) 預金には譲渡性預金を含んでいます。
9. 1店舗当たりの貸出金、預金残高
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
252
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
貸出金
うち国内店
海外店
1,533
1,491
1,961
1,629
1,596
1,961
1,614
1,613
1,620
1,529
1,583
1,005
1,648
1,762
577
預金
うち国内店
海外店
1,750
1,691
2,346
2,050
1,969
2,857
2,242
2,181
2,864
2,332
2,370
1,961
2,344
2,380
2,011
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 出張所及び特別出張所を除いた店舗数により算出しています。
10. 従業員1人当たりの貸出金、預金等残高
平成11年度
(単位:億円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
貸出金
うち国内店
海外店
14
13
26
15
14
28
14
14
22
12
12
14
14
14
9
預金
うち国内店
海外店
16
15
31
19
18
40
20
19
39
19
18
27
19
19
31
27
31
32
31
31
8,817
3,165
ー
ー
20,068
総資産
当期純利益(千円)
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 従業員数は期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
3. 平成13年度及び平成14年度は、当期純損失となったため、従業員1人当たりの当期純利益は記載していません。
11. 単体自己資本比率(国際統一基準)
当社は単体自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、平成 14 年度は新日本監査法人の外部監査を受け、平成 15 年度は監査法人トーマツの外部監査を受け、調査報告書を受領
しています。なお、当該外部監査は日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 30 号に基づき、平成 14 年度は新日本監査法人が、平成 15 年度は監査法人トーマツが、当社との間で合
意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査の基準」に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそ
れに関連する単体自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
平成11年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
任意積立金
次期繰越利益
基本的項目
その他
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
営業権相当額(△)
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注 2)
その他有価証券の貸借対照表計上額の合計額から
帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
補完的項目
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 3)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
計
うち自己資本への算入額
(B)
短期劣後債務
準補完的項目
うち自己資本への算入額
(C)
(注 5)
控除項目
控除項目
(D)
自己資本額
(A)+(B)+(C)−(D)
(E)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
計 (F)+(G)
(I)
単体自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I )x 100
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
2,927
1,000
ー
2,463
ー
415
1,792
155
ー
ー
ー
ー
ー
7,754
2,927
1,000
ー
2,463
ー
436
1,692
311
△0
ー
ー
ー
ー
7,831
3,051
1,000
ー
2,556
ー
474
1,392
105
△0
134
ー
ー
ー
7,444
3,242
1,000
ー
2,747
ー
494
192
177
△0
34
ー
ー
ー
6,819
3,242
150
ー
2,747
ー
495
1,092
183
△0
ー
ー
ー
ー
7,760
ー
ー
ー
ー
ー
ー
829
ー
ー
1,415
ー
801
4,719
1,500
3,219
5,520
5,520
ー
ー
174
13,100
104,554
15,012
119,566
ー
1,254
4,426
500
3,926
6,510
6,500
ー
ー
220
14,111
104,623
14,137
118,761
△ 58
1,445
4,436
625
3,811
5,823
5,734
ー
ー
196
12,983
105,287
13,105
118,393
△ 17
1,411
4,310
859
3,451
5,703
5,632
ー
ー
29
12,422
89,215
20,152
109,367
△ 13
1,237
4,849
1,167
3,682
7,488
7,488
ー
ー
124
15,124
90,765
8,384
99,150
524
41
120,091
10.90%.
867
69
119,628
11.79%
715
57
119,108
10.90%.
1,171
93
110,539
11.23%.
553
44
99,703
15.16%.
(注) 1. 単体自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、当社は国際統一基準を適用のうえ、マーケット・リスク規制を導入して
います。
2. 告示第14条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
3. 告示第15条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1) 無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2) 一定の場合を除き、償還されないものであること
(3) 業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4) 利払い義務の延期が認められるものであること
4. 告示第15条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
5. 告示第17条第1項に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額です。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
253
単体情報:その他業務の状況
1. 外貨建資産残高
(単位:百万米ドル)
平成11年度
外貨建資産残高
31,793
平成12年度
30,482
平成13年度
35,623
平成14年度
50,731
2. 内国為替取扱高
49,637
(単位:千口、億円)
平成11年度
送金為替
各地へ向けた分
平成15年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
口数
金額
3,425
198,537
3,300
205,427
3,590
246,672
3,615
217,183
3,551
212,620
口数
金額
1,606
259,720
1,774
283,527
1,676
306,336
1,612
262,940
1,516
242,893
口数
金額
194
8,328
289
11,817
131
7,361
81
5,320
67
6,013
各地より受けた分
口数
金額
11
9,828
165
17,638
156
18,857
104
7,300
88
8,030
合計
口数
金額
5,238
476,414
5,529
518,410
5,554
579,227
5,415
492,745
5,223
469,559
各地より受けた分
代金取立
各地へ向けた分
3. 外国為替取扱高
(単位:百万米ドル)
平成11年度
仕向為替
被仕向為替
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
売渡為替
買入為替
188,457
131,499
278,373
241,021
249,194
228,337
251,969
203,824
265,097
186,018
計
319,956
519,395
477,531
455,793
451,115
45,438
900
31,197
1,125
35,780
710
54,089
712
80,716
754
支払為替
取立為替
計
合計
46,339
32,322
36,491
54,801
81,470
366,295
551,718
514,023
510,595
532,585
(注) 海外店分を含んでいます。
4. 公共債の引受実績
(単位:億円)
平成11年度
国債
地方債・政府保証債
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
合計
平成13年度
平成14年度
平成15年度
801
544
699
717
830
647
560
604
451
455
1,345
1,417
1,477
1,164
906
5. 国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売実績
平成11年度
(単位:億円)
平成12年度
平成13年度
292
255
平成14年度
616
356
平成15年度
国債
地方債・政府保証債
286
87
423
103
合計
374
527
548
972
759
証券投資信託
125
677
1,751
1,772
2,816
6. 証券信託受託期末残高
特定金銭の信託
(特定金銭の信託・特定金外信託)
ファンド・トラスト(指定金外信託)
430
328
(単位:億円)
平成11年度
254
平成12年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
34,398
37,393
45,169
39,624
40,243
3,434
2,693
2,713
2,345
2,765
7. 不動産業務
(1) 不動産の分譲・仲介取扱実績
平成11年度
分譲・仲介(件)
取扱実績(百万円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
2,393
1,576
822
1,824
513
260,270
446,918
319,494
429,749
471,239
(2)賃貸借の媒介取扱実績
平成11年度
賃貸借の媒介(件)
91
平成12年度
平成13年度
58
60
平成14年度
41
平成15年度
31
(3) 土地信託受託状況(期末累計)
平成11年度
信託契約件数(件)
330
平成12年度
平成13年度
330
524
平成14年度
524
平成15年度
525
8. 年金業務
(1)企業年金受託状況
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
6,103,153
6,297,275
7,501,451
7,143,712
7,575,116
受託件数(件)
3,757
3,739
5,125
4,853
4,504
加入者数(千人)
2,349
2,442
2,443
2,450
2,336
受託残高(百万円)
(注) 1. 計上基準の違いにより、受託残高合計と信託財産残高表中の年金信託残高は一致しません。
2. 平成14年度より、確定給付企業年金を含んでおります。
3. 受託件数(件)は取引先数(適格退職年金・確定給付企業年金は制度数、厚生年金基金は基金数)を表します。
①適格退職年金
受託残高(百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
1,662,032
1,790,339
2,226,496
2,130,899
2,064,818
2,812
2,800
4,099
3,895
3,636
738
732
720
766
718
受託件数(件)
加入者数(千人)
②厚生年金基金
受託残高(百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
4,441,121
4,506,936
5,274,955
4,943,271
4,970,715
受託件数(件)
加入者数(千人)
945
939
1,026
950
751
1,611
1,710
1,723
1,658
1,481
(注) 受託残高には年金特金は含んでいません(受益権ベース)。
(2)国民年金基金受託状況
平成11年度
受託残高(百万円)
100,372
平成12年度
110,386
平成13年度
138,972
平成14年度
146,036
平成15年度
155,902
9. 証券代行業務
証券代行受託実績
平成11年度
受託会社数 (社)
うち国内会社
外国会社
管理株主数 (千名)
うち国内会社
外国会社
名義書換件数(千件)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
三
菱
信
託
銀
行
平成15年度
547
533
14
588
577
11
870
858
12
910
898
12
916
904
12
5,008
4,987
20
5,483
5,464
19
5,949
5,931
18
6,257
6,238
19
6,365
6,345
19
295
260
268
358
244
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
255
店舗・人員の状況
1. 国内店舗・海外拠点数
(単位:店、カ所)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
本支店
出張所
51
3
50
4
51
4
49
4
47
1
計
54
54
55
53
48
5
1
5
5
ー
3
5
ー
3
5
ー
3
5
ー
3
11
8
8
8
8
支店
出張所
駐在員事務所
計
(注) 1. 上記のほかに、店舗外現金自動設備を設置しています。平成15年度の店舗外現金自動設備は、5,057カ所(企業内設置分2カ所及びコンビニエンスストア等に設置した共同出張所5,055
カ所)です。
2. 上記のほかに、信託代理店を設置しています。平成15年度は62金融機関と信託代理店契約を締結しています。
(参考)三菱信託銀行、日本信託銀行及び東京信託銀行合算
(単位:店、カ所)
平成11年度
国内
海外
平成12年度
本支店
出張所
71
3
62
9
計
74
71
5
1
5
5
―
3
11
8
支店
出張所
駐在員事務所
計
2. 従業員の状況
●旧基準
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
従業員数
5,740 人
5,618 人
6,541 人
6,188 人
5,855 人
平均年齢
39 歳 0 カ月
39 歳 1 カ月
39 歳 9 カ月
39 歳 9 カ月
39 歳 11 カ月
平均勤続年数
14 年 7 カ月
14 年 6 カ月
15 年 2 カ月
15 年 4 カ月
15 年 06 カ月
平均給与月額
494,647 円
481,202 円
499,367 円
501,526 円
505,968 円
平成13年度
平成14年度
平成15年度
(注) 1. 従業員数には以下の嘱託、臨時雇員は含んでいません。また、執行役員を含んでいません。
平成11年度
嘱託、臨時雇員
平成12年度
28 人
72 人
53 人
24 人
38 人
2. 平均給与月額は、3月の税込定例給与(時間外勤務手当を含む)であり、賞与は含んでいません。
3. 従業員の定年は、満60歳に達したときとしています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
●新基準
平成11年度
従業員数
5,556 人
平成12年度
5,451 人
6,290 人
平成14年度
5,362 人
平成15年度
5,083 人
平均年齢
39 歳 0 カ月
39 歳 1 カ月
39 歳 9 カ月
39 歳 9 カ月
39 歳 11 カ月
平均勤続年数
14 年 7 カ月
14 年 6 カ月
15 年 2 カ月
15 年 4 カ月
15 年 06 カ月
平均年間給与
8,528,733 円
8,694,107 円
8,553,094 円
8,599,605 円
8,358,908 円
(注) 1. 従業員数は、三菱信託銀行から他社への出向者を含まず、他社から三菱信託銀行への出向者を含んでいます。また、海外での現地採用者を含み、嘱託、臨時従業員及び執行役員を含んでい
ません。
2. 平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与は、海外の現地採用者、他社から三菱信託銀行への出向者及び執行役員を含んでいません。
3. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。
4. 三菱信託銀行の従業員組合は三菱信託銀行従業員組合と称し、平成15年度の組合員数は4,455人です。
労使間において特記すべき事項はありません。
(参考)三菱信託銀行、日本信託銀行及び東京信託銀行合算
●新基準
平成11年度
従業員数
256
平成13年度
6,664 人
平成12年度
6,452 人
資本・株式の状況
1. 資本金の推移
年月日
増資額(千円)
増資後資本金(千円)
平成 10 年 03 月 31 日
一
192,793,293
平成 11 年 03 月 31 日
664
192,793,958
平成 11 年 03 月 31 日
100,000,000
292,793,958
平成 12 年 03 月 31 日
一
292,793,958
平成 13 年 03 月 31 日
平成 13 年 10 月 01 日
一
12,350,000
292,793,958
305,143,958
平成 14 年 03 月 31 日
一
305,143,958
平成 15 年 03 月 31 日
19,135,080
324,279,038
平成 16 年 03 月 31 日
一
摘 要
転換社債の株式転換(平成 10 年 4 月 1 日∼平成 11 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 100,000 千株 (第一回第一種優先株式)
発行価額 2,000 円
資本組入額 1,000 円
日本信託銀行株式会社・東京信託銀行株式会社と合併
有償 第三者割当 106,306 千株 (普通株式)
発行価額 360 円
資本組入額 180 円
324,279,038
2. 発行済株式総数の推移
年月日
増加株数(千株)
平成 10 年 03 月 31 日
増加後発行済株式総数(千株)
ー
1,302,302
平成 11 年 03 月 31 日
0
1,302,303
平成 11 年 03 月 31 日
100,000
1,402,303
平成 12 年 03 月 31 日
ー
1,402,303
平成 13 年 03 月 31 日
ー
1,402,303
平成 13 年 10 月 01 日
247,000
1,649,303
平成 14 年 03 月 31 日
一
1,649,303
平成 15 年 03 月 31 日
106,306
1,755,609
平成 16 年 03 月 31 日
258,503
摘 要
転換社債の株式転換(平成 10 年 4 月 1 日∼平成 11 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 100,000 千株 (第一回第一種優先株式)
発行価額 2,000 円
資本組入額 1,000 円
日本信託銀行株式会社・東京信託銀行株式会社と合併
有償 第三者割当 106,306 千株 (普通株式)
2,014,112
発行価額 360 円
資本組入額 180 円
第一回第一種優先株式の普通株式への転換
3. 株式の所有者別状況
(1) 普通株式
区分
(平成16年3月31日現在)
株主数
所有株式数
割合
政府及び地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
ー.人
ー
ー
1
ー
ー
ー.千単元
ー
ー
1,999
ー
ー
ー%
ー
ー
100.00
ー
ー
合計
1
1,999
100.00
(注) 1単元の株式数は1,000株です。なお、上記のほか単元未満株式が109株あります。
(2) 第一回第一種優先株式
区分
(平成16年3月31日現在)
株主数
所有株式数
割合
政府及び地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
ー人
ー
ー
1
ー
ー
ー 千単元
ー
ー
15
ー
ー
ー%
ー
ー
100.00
ー
ー
合計
1
15
100.00
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1単元の株式数は1,000株です。
257
4. 配当金の推移
平成11年度
1株当たりの配当額(普通株式)
うち中間配当額
1株当たりの配当額(優先株式)
うち中間配当額
配当性向
(注) 配当性向=
普通株式配当金総額
当期純利益−優先株式配当金総額
平成12年度
7.00 円
(3.50 円)
16.20 円
(8.10 円)
18.00 %
平成13年度
7.00 円
(3.50 円)
16.20 円
(8.10 円)
54.26 %
平成14年度
12.74 円
(10.24 円)
16.20 円
(8.10 円)
ー
平成15年度
5.00 円
(ー )
16.20 円
(ー )
ー
15.62 円
(3.00 円)
16.20 円
(8.10 円)
24.78 %
X 100
5. 株価の推移
(1) 普通株式
当株式は、証券取引所に上場されていません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されていません。
最近5年間(年度別)
(単位:円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
株価 最高
1,518
1,020
ー
ー
ー
最低
690
651
ー
ー
ー
(2) 第一回第一種優先株式
当株式は、証券取引所に上場されていません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されていません。
6. 大株主
(1) 普通株式
株主名
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
合計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
258
(平成16年3月31日現在)
(2) 第一回第一種優先株式
所有株式数
(千株)
持株比率
(%)
株主名
1,999,112
1,999,112
100.00
100.00
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
合計
(平成16年3月31日現在)
所有株式数
(千株)
15,000
15,000
持株比率
(%)
100.00
100.00
開示項目一覧
銀行法施行規則第 34 条の 26
(以下のページに掲載しています)
三菱東京フィナンシャル・グループ
銀行持株会社の概況及び組織に関する次に掲げる事項
1.
経営の組織(銀行持株会社の子会社等(法第 52 条の 25 に規定する子会社等(法第 52 条の 13 第 1 項 前段に規定する
説明書類の内容に重要な影響を与えない子会社等を除く。)をいう。以下この項において同じ。)の経営管理に係る体制を含む。)
2.
資本金及び発行済株式の総数
3.
4.
64
131
持株数の多い順に十以上の株主に関する次に掲げる事項
氏名(株主が法人その他の団体である場合には、その名称)
131
各株主の持株数
131
発行済株式の総数に占める各株主の持株数の割合
131
取締役及び監査役の氏名及び役職名
60
銀行持株会社及びその子会社等の概況に関する次に掲げる事項
5.
銀行持株会社及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成
6.
銀行持株会社の子会社等に関する次に掲げる事項
名称
64、76∼87、94∼96
76 ∼ 83
主たる営業所又は事務所の所在地
76 ∼ 83
資本金又は出資金
76 ∼ 83
事業の内容
76 ∼ 83
設立年月日
76 ∼ 83
銀行持株会社が保有する子会社等の議決権の総株主、総社員又は総出資者の議決権に占める割合
76 ∼ 83
銀行持株会社の一の子会社等以外の子会社等が保有する当該一の子会社等の議決権の総株主、総社員又は総出資者の議決権に
占める割合
76 ∼ 83
銀行持株会社及びその子会社等の主要な業務に関する事項として次に掲げるもの
7.
直近の営業年度における営業の概況
8.
直近の五連結会計年度における主要な業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
7
経常収益
102
経常利益又は経常損失
102
当期純利益又は当期純損失
102
純資産額
102
総資産額
102
連結自己資本比率
102
銀行持株会社及びその子会社等の直近の二連結会計年度における財産の状況に関する次に掲げる事項
9.
連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書
102、103
10. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
破綻先債権に該当する貸出金
11、110、111、125
延滞債権に該当する貸出金
11、110、111、125
三カ月以上延滞債権に該当する貸出金
11、111、125
貸出条件緩和債権に該当する貸出金
11、111、125
11. 自己資本(基本的項目に係る細目を含む。)の充実の状況
127
12. 銀行持株会社及びその子法人等(令第 4 条の 2 第 2 項に規定する子法人等をいう。)が二以上の異なる種類の事業を営んでいる
場合の事業の種類ごとの区分に従い、当該区分に属する経常収益の額、経常利益又は経常損失の額及び資産の額(以下この号に
おいて「経常収益等」という。)として算出したもの(各経常収益等の額の総額に占める割合が少ない場合を除く。)
120、121
13. 銀行持株会社が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書について証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき公認
会計士又は監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨
102
14. 連結自己資本比率の算定に関する外部監査を受けている場合にはその旨
127
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
259
銀行法施行規則第 19 条の 2(単体ベース)
東京三菱
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
260
1.
経営の組織
2.
持株数の多い順に十以上の株主に関する次に掲げる事項
三菱信託
84、85
94
氏名(株主が法人その他の団体である場合には、その名称)
190
258
各株主の持株数
190
258
発行済株式の総数に占める各株主の持株数の割合
190
258
3.
取締役及び監査役の氏名及び役職名
4.
営業所の名称及び所在地
5.
銀行の主要な業務の内容
6.
直近の営業年度における営業の概況
7.
直近の五営業年度における主要な業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
60
61
65∼75
65∼75
86
19、20、35∼54、56、
57、175∼177
95
19、20、35∼54、56、
57、231∼233
経常収益
160
217
経常利益又は経常損失
160
217
当期利益又は当期損失
160
217
資本金及び発行済株式の総数
160
217
純資産額
160
217
総資産額
160
217
預金残高
160
217
貸出金残高
160
217
有価証券残高
160
217
単体自己資本比率(法第十四条の二第一号に規定する基準に係る算式により得られる比率)
160
217
配当性向
160
217
従業員数
160
217
8.
直近の二営業年度における業務粗利益及び業務粗利益率
175
231
9.
直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの
資金運用収支
176
232
役務取引等収支
177
233
特定取引収支
177
233
その他業務収支
177
233
平均残高
175
231
利息
175
231
利回り
175
231
資金利ざや
176
232
176
232
10. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの資金運用・資金調達勘定の
11. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの受取利息及び支払利息の増減
12. 直近の二営業年度における総資産経常利益率及び資本経常利益率
160
217
13. 直近の二営業年度における総資産当期純利益率及び資本当期純利益率
160
217
14. 直近の二営業年度における国内業務部門及び国際業務部門の区分ごとの流動性預金、定期性預金、譲渡性
預金その他の預金の平均残高
184
251
15. 直近の二営業年度における固定自由金利定期預金、変動自由金利定期預金及びその他の区分ごとの定期
預金の残存期間別の残高
184
251
16. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの手形貸付、証書貸付、当座貸越
及び割引手形の平均残高
178
243
17. 直近の二営業年度における固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残存期間別の残高
178
243
180、183
245、250
18. 直近の二営業年度における担保の種類別(有価証券、債権、商品、不動産、保証及び信用の区分)の貸出金残
高及び支払承諾見返額
19. 直近の二営業年度における使途別(設備資金及び運転資金の区分)の貸出金残高
179
245
20. 直近の二営業年度における業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
179
244
21. 直近の二営業年度における中小企業等に対する貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
180
245
22. 直近の二営業年度における特定海外債権残高の5%以上を占める国別の残高
180
245
23. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの預貸率の期末値及び期中平均値
185
252
東京三菱
三菱信託
24. 直近の二営業年度における有価証券の種類別(国債、地方債、社債、株式、外国債券及び外国株式その他の
証券並びに貸付有価証券の区分)の残存期間別の残高
182
249
25. 直近の二営業年度における国内業務部門及び国際業務部門の区分ごとの有価証券の種類別(国債、地方債、
社債、株式、外国債券及び外国株式その他の証券の区分)の平均残高
182
248
26. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの預証率の期末値及び期中平均値
185
252
22∼29
22∼29
27. リスク管理の体制
28. 法令遵守の体制
30
30
161、162
218、219
(1)破綻先債権に該当する貸出金
167、180
224、246
(2)延滞債権に該当する貸出金
167、180
224、246
(3)三カ月以上延滞債権に該当する貸出金
167、180
224、246
(4)貸出条件緩和債権に該当する貸出金
167、180
224、246
186
253
取得価額又は契約価額
170、171
227、228
時価
170、171
227、228
評価損益
170、171
227、228
取得価額又は契約価額
172
228
時価
172
228
評価損益
172
228
取得価額又は契約価額
172∼174
229、230
時価
172∼174
229、230
評価損益
172∼174
229、230
35. 直近の二営業年度における貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
181
247
36. 直近の二営業年度における貸出金償却の額
162
219
37. 直近の二営業年度における貸借対照表及び損益計算書が株式会社の監査等に関する商法の特例に関する
法律による会計監査人の監査を受けている場合にはその旨
161
218
29. 直近の二営業年度における貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書又は損失処理計算書
30. 直近の二営業年度における貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
31. 直近の二営業年度における自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況
32. 直近の二営業年度における有価証券に関する次に掲げる事項
33. 直近の二営業年度における金銭の信託に関する次に掲げる事項
34. 直近の二営業年度における第十三条の三第一項第五号に掲げる取引に関する次に掲げる事項
38. 直近の二営業年度における貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書又は損失処理計算書について証
券取引法の規定に基づき監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨
161
218
39. 単体自己資本比率の算定に関する外部監査を受けている場合にはその旨
186
253
銀行法施行規則第 19 条の 3(連結ベース)
東京三菱
1.
銀行及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成
2.
銀行の子会社等に関する次に掲げる事項
3.
三菱信託
76∼87
76∼83、94∼96
(1)名称
76∼83
76∼83
(2)主たる営業所又は事務所の所在地
76∼83
76∼83
(3)資本金又は出資金
76∼83
76∼83
(4)事業の内容
76∼83
76∼83
(5)設立年月日
76∼83
76∼83
(6)銀行が所有する子会社等の株式等の発行済株式の総数等に占める割合
76∼83
76∼83
(7)銀行の一の子会社等以外の子会社等が所有する当該一の子会社等の株式等の発行済株式の総数等に占める割合
76∼83
直近の営業年度における銀行及びその子会社等の営業の概況
19、20、35∼58、
154∼159
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
76∼83
19、20、35∼54、56、
57、211∼216
261
東京三菱
4.
5.
6.
三菱信託
直近の五連結会計年度における主要な業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
(1)経常収益
132
191
(2)経常利益又は経常損失
132
191
(3)当期純利益又は当期純損失
132
191
(4)純資産額
132
191
(5)総資産額
132
191
(6)連結自己資本比率
132
191
133、134
192、193
(1)破綻先債権に該当する貸出金
141、142、156
199、213
(2)延滞債権に該当する貸出金
141、142、156
199、213
(3)三カ月以上延滞債権に該当する貸出金
141、142、156
199、213
(4)貸出条件緩和債権に該当する貸出金
141、142、156
199、213
158
215
151、152
208、209
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等の連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等の貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
7.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等の自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況
8.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等が二以上の異なる種類の事業を営んでいる場合の事業の種類
ごとの区分に従い、当該区分に属する経常収益の額、経常利益又は経常損失の額及び資産の額として算出したもの
9.
直近の二連結会計年度において銀行が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書について
証券取引法の規定に基づき監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨
10. 連結自己資本比率の算定に関する外部監査を受けている場合にはその旨
133
192
158
215
金融機関の信託業務の兼営等に関する法律施行規則第11条の2
東京三菱
1.
信託業務の内容
2.
直近の五営業年度における信託業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
(1)信託報酬
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
262
95
220
217
(2)信託勘定貸出金残高
220、236
217、234、235
(3)信託勘定有価証券残高
220、236
217、234、235
(4)信託財産額
220、236
217、234、235
236
234、235
3.
直近の二営業年度における信託財産残高表(注記事項を含む)
4.
直近の二営業年度における金銭信託、年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託(以下「金銭信託等」という)の
期末受託残高
5.
直近の二営業年度における元本補てん契約のある信託(信託財産の運用のため再信託された信託を含む
次項において同じ)の種類別の期末受託残高
6.
直近の二営業年度における元本補てん契約のある信託に係る貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、三カ月以上
延滞債権及び貸出条件緩和債権に該当するものの額並びにその合計額
7.
直近の二営業年度における信託期間別の金銭信託及び貸付信託の元本残高
8.
9.
236
237
236
36、236、240
234、240
238
237
直近の二営業年度における金銭信託等の種類別の貸出金及び有価証券の区分ごとの期末運用残高
238
238
直近の二営業年度における金銭信託等に係る貸出金の科目別(証書貸付、手形貸付及び割引手形の区分)の期末残高
239
238
239
239
12. 直近の二営業年度における使途別(設備資金及び運転資金の区分)の金銭信託等に係る貸出金残高
239
239
13. 直近の二営業年度における業種別の金銭信託等に係る貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
239
239
10. 直近の二営業年度における金銭信託等に係る貸出金の契約期間別の期末残高
開
示
項
目
一
覧
三菱信託
58∼72、117
11. 直近の二営業年度における担保の種類別(有価証券、債権、商品、不動産、保証及び信用の区分)の金銭信託等に
係る貸出金残高
240
14. 直近の二営業年度における中小企業等に対する金銭信託等に係る貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
240
15. 直近の二営業年度における金銭信託等に係る有価証券の種類別(国債、地方債、社債、株式その他の証券の区分)の
期末残高
242
三菱東京フィナンシャル・グループ
ディスクロージャー誌 2004
本誌は、銀行法第21条および第52条に基づいて作成したディスク
ロージャー資料
(業務および財務の状況に関する説明書類)
です。
平成16年7月発行
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ 経営政策部 広報IR室
〒100-6326 東京都千代田区丸の内2-4-1
〒100-0006 丸の内ビルディング26階
電話 03(3240)8111(代表)
URL: http://www.mtfg.co.jp
株式会社東京三菱銀行 総合企画室 広報室
〒100-8388 東京都千代田区丸の内2-7-1
電話 03(3240)1111(代表)
URL: http://www.btm.co.jp
三菱信託銀行株式会社 経営企画部 広報室
〒100-8212 東京都千代田区丸の内1-4-5
電話 03(3212)1211(代表)
URL: http://www.mitsubishi-trust.co.jp