日本から一番近い ヨーロッパ、フィンランド共和国 【森と湖の国】 国土の

日本から
日本から一番近
から一番近い
一番近い ヨーロッパ、
ヨーロッパ、フィンランド共和国
フィンランド共和国
面積
33.8 万㎞²(日本よりやや小さい)
人口
526 万人
首都
ヘルシンキ
言語
フィンランド語、スウェーデン語
宗教
福音ルーテル教(国教)
通貨
ユーロ
在留邦人数
961 人(2005 年 10 月 1 日現在)
在日当該国人
570 人(2003 年 12 月末現在の外国人登録者数)
(2005 年末現在)
数
(外務省 HP より抜粋)
【 森と 湖の国 】
国土の面積の4分の1は北極圏内にあって、68%が森林、10%が湖沼です。とても自然豊
かな国で、日本と同じように四季があります。北極圏では、夏に太陽が沈まない白夜が続き、
逆に冬には、太陽が昇らない日(カーモス)が続きます。また、澄み切った夜空にオーロラが
舞うこともあります。
日本の約9割の面積の中に、東京の半分ほどの人口しか住んでいません。北方のラップランド
には、少数民族のサーメ人などが住んでいます。
サウナ発祥の地だけに、ほとんどの家にサウナがあります。アパートなどには、共同のサウナ
があり、会社にもあったりします。
普段の食事では、じゃがいもがよく食べられます。ライ麦パンも好まれ
ています。ベリー類のジャムやソースも、人々が好きな食べ物のひとつ
です。ラップランド地方では、トナカイやサーモンのシチュー、ニシン
の酢漬けなどが食べられます。
クリスマスには、サーモンやニシン・ビーツのサラダ、切りハム、にん
じん・かぶ・レバーなどにミルクやクリームを混ぜて作ったキャセロー
ル、それに、牛乳で炊いたおかゆ、などのごちそうを、遠く離れた家族
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も集まっていただきます。グロッギという特別な飲み物、ジンジャークッキーやクリスマスパ
イも欠かせません。
【サンタクロースとムーミンのふるさと……
サンタクロースとムーミンのふるさと……ばかりではない
……ばかりではない?!
ばかりではない?!】
?!】
クリスマスの主役であるサンタクロースは、フィンランド語ではヨウルプッキと呼ばれ、ラッ
プランドにあるコルバトゥントゥリという山に住んでいます。ロヴァニエミのサンタクロース
村で会えるかもしれません。トーヴェ・ヤンソンによって書かれた、ムーミン谷に住むトロー
ルの話は、世界中で愛されています。ムーミン博物館やムーミンワールドで、この物語の世界
をたずねることができます。
このほか、交響詩 『フィンランディア』 の作曲家シベリウスが有名です。
また、フィンランドで歌い継がれてきた国民的叙事詩 『カレワラ』 も有名です。この中にも
出てくるカンテレという古くからの民族楽器があります。もとは5弦の楽器でしたが、20~
30、36弦などの種類が出てきて演奏されています。
建築家・デザイナーのアルヴァ・アールト、テキスタイルから始まったマリメッコ、ガラス製
品のイーッタラなど、デザインも特色があります。携帯電話のノキア、コンピューターソフト
のリナックスなどのハイテク産業が、近年の主要な産業の1つとなっています。最近よく目に
するキシリトールという虫歯を抑制する甘味料も、フィンランド生まれです。
【福祉国家】
福祉国家】
男女同権が浸透していて、共働きが多く、そのための国の援助がしっかりあります。たとえば、
男性も1年間の育児休暇を取ることができます。ちなみに、現在の大統領は、タルヤ・ハロネ
ンという女性です。OECD(経済開発協力機構)の学力比較調査で2004年に世界一とな
り、教育でも注目されています。教育費は大学まで、無料です。
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【フィンランド語
フィンランド語】
英語と同じアルファベット26文字のほかに、ä, ö の2文字を使い、ローマ字読みのように発
音します。
ヨーロッパの大部分の言語と違い、母音が多いのが特徴です。
アクセントが1
番最初の音節に付くので、日本人には比較的発音しやすいようです。
簡単な
簡単な挨拶
(Hyvää) huomenta
(ヒュヴァー)フオメンタ
おはよう(ございます)
(Hyvää) päivää
(ヒュヴァー)パイヴァー
こんにちは
(Hyvää) yötä
(ヒュヴァー)ユオタ
おやすみなさい
Moi
モイ
やあ
Terve
テルヴェ
元気、やぁ
Hei
ヘイ
どうも、やぁ
Moi Moi
モイモイ
バイバイ
Hei Hei
ヘイヘイ
それじゃね、やぁ
Nähdään
ナハダーン
また会いましょう 、やぁ
Tervetuloa
テルヴェットゥロア
ようこそ
Kiitos
キートス
ありがとう
Ei kestä
エイ
どういたしまして
ケスタ
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本でフィンランドを知
でフィンランドを知る (名古屋国際センター
名古屋国際センター 蔵書)
蔵書)
フィンランドーFacts
about
FINLAND
国土と人々、観光、国家、歴史、フィンランド人のライフスタイル
(フィンランド大使館 出版)
競争やめたら学力世界一
:
フィンランド教育の成功
世界一の秘密
なぜ世界一になったのか;フィンランドとはどんな国か?
フィンランドの子どもたちはなぜよく学ぶのか?
教室も学校もファミリー、福祉としての教育、
取材、集大成した珠玉のフォト・ノンフィクション
特集
フィンランド
音楽
フィンランドとフィンランド文化、今世紀のフィンランドの音楽
シベリウスの影に、父ジャン・シベリウスの思い出、
フィンランドオペラ、フィンランド国営放送と音楽、ジェット機時代の音楽家たち
(出版 ヘルシンキ、The Sibelius Academy)
北欧フィンランドのかわいいモノたち
「かわいい」ってあまり言わないけれど、フィンランド(フィンランド語でSuomiスオミ)には
かわいいモノがたくさん。
毎日のたべもの、ボディケア・グッス、キッチン用品、文房具、おみやげ、本、
標識、看板 etc かわいいモノいっぱいの写真集。
フィンランドという生き方
フィンランドという国に日本人が抱く印象とはどんなものだろうか?
森の植物たち
アーティストのまなざし
祭りの季節
妖精、異形交歓
日常の愉しみ、食物の饗宴、
性と愛のファンタジー、 心の風景
教育の目指すもの
政治、事件の動き、福祉の根底にあるもの
政治、事件の動き
図説フィンランドの文学ー叙事詩「カレワラ」から現代文学までー
民族詩
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スウェーデン支配時代の文学
19世紀文学
1900年から第二次世界大戦まで
戦後のフィンランド文学
(本文158頁中に80点を越える図版、写真などを含む)
Find
out
about
フィンランド
FINLAND
バルト海の乙女、フィンランドの風景、湖の国、北極の夜と白夜、“緑色の金”と呼ばれる森
林、
森林の国から携帯電話の国へ、フィンランドと世界
(ヘルシンキ オタヴァ出版社刊)
フィンランド小史
1155年以前のフィンランド、十字軍の時代、スウェーデン王国の民として、
独立後のフィンランド
(ヘルシンキ オタヴァ出版社刊)
フィンランドに学ぶ教育と学力
フィンランドの子どもと教育の今
学習社会を支える教育システム
格差を生まない社会
フィンランドの教育の歴史と背景
フィンランドでは学校の教師たちを「国民の蝋燭」に
たとえる伝統がある。
暗闇のなかで灯りをともし、知へといざない、人を導く
存在としての学校教師への尊敬とあこがれを込める。
(未来への学力と日本の教育シリーズ 3巻)
フィンランド・メソッド
5つの基本が学べるフィンランド国語教科書。
対象年齢 10歳以上~大人まで
図解フィンランド・メソッド入門
①発想力 ②論理力 ③表現力 ④批判的思考力 ⑤コミュニケーション力
世界初! フィンランド国語教育を5つのメソッドで解説
なぜフィンランドの子どもたちは「学力」が高いか
教育の歴史と現在、フィンランドの生活風景から、優秀性とその背景、
女子生徒の『読解力』の高さとその背景、フィンランドにおける発達援助学の現在
教育科学研究会 「教育」別冊13巻
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白夜の国のヴァイオリン弾き
フィンランド中部湖沼地帯の小さな町での音楽生活、ポルカで踊れ。
フィンランドの知恵ー中立国家の歩みと現実
フィンランドは、冬戦争以来いかに強国ソ連と共存してきたか。小国の国家戦略。
欧州経済統合とフィンランド。
オーロラとサンタに逢えるフィンランド
“家族旅行おすすめナンバーワン”は、北欧の国 フィンランド。
本当によかった! フィンランド 北極圏。
3泊5日の旅でこれだけできる。
本場のサンタクロースに逢う
オーロラ
トナカイのそり、ハスキー犬見学と犬ぞり
ヘルシンキ市内観光
夜行寝台列車“サンタクロース・エキスプレス”で列車一泊
子育てのかたわら、一般旅程管理主任者資格を取得し、ママさんツ
アーコンダクター
のおすすめナンバーワン“北欧の国 フィンランド”ガイドブック
Finland、daughter
of
the
Sea
Studies in historical Geography series。
Welcome to FINLAND 1996.
Of FINNISH Ways
ご希望の図書がありましたらお申出ください。
名古屋国際センター
窓口 名古屋国際
センター
ライブラリー
[email protected]
TEL (052)581-0102
FAX (052)571-4673
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民間交流団体)
・ 東海フィンランドクラブ
→吉見が設立に関わりました。私の留学時代(もう 10 年前!)の写真やら帰国直後の記事(フィンランド
で発行されている雑誌にフィンランド語で寄稿、掲載されたものを日本語に翻訳したものです。)が同サ
イトの「フィンランド留学体験記」にありますので読んでみてくだされ!
・ (社)日本フィンランド協会
・ 関西日本・フィンランド協会
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