至誠 =2年 16号(平成27年11月 2日発行) マナー講座= 10月13日(火)に株式会社IBAの水田有美子先生を講師に お招きして、2年生が「マナー講座」を開きました。今月10日か ら12日まで、2年生は職場体験に行きます。その時に体験させて いただく職場の方やそこに来られるお客様に失礼がないよう、社会 人としての最低限のマナーであるあいさつを実践できるように、毎 年開いているものです。 今日は、水田先生の話を聞いて職場体験に必要なことだけでなく、日常生活や将来にまで役立つよう なことを学べたと思います。あいさつ一つにしても、いいかげんにやってしまっては意味がないので、 気持ちを込めて元気なあいさつをしようと思いました。今までは、あいさつなんてみんな同じじゃんと 思っていましたが、この講演会を聞いてあいさつをすることの大切さがとてもよくわかりました。今日 の講演会で学んだあいさつの仕方を活かして、職場体験で「ハッピー」になれるようにがんばろうと思 います。 (2A 女子) 毎日、汚い言葉を使う。それがたまに態度にも表れる。そんな自分だったけど、今回、水田先生の話 を聞いて、笑顔の毎日。いつも楽しい!その先にあるものはずっと笑顔でいられる。暗くなっていたら もったいない。明るく過ごした方が楽しさも倍増する。 明るく接していれば、職場体験でお世話になる方々にも笑顔で接してもらえる。失敗してもきっと許 してもらえる。ちょっと不安だった職場体験が楽しいものに変わりました。 =1年 (2B 女子) たばこ・アルコールに関する集会= 10月14日に学校薬剤師の今見先生をお招きして、たばことアル コールの害についての集会を行いました。事前に生徒にはアンケート を行い、その結果を保健委員が報告をした後、薬剤師さんからたばこ とアルコールの害についての話を聞き、紙芝居を見ました。 特に未成年である生徒にとっては、たばこもアルコールも成人以上 に有害なものという認識を新たにできた集会になりました。また、誘 われても断る勇気をもつことが大切だということもわかりました。 今日の集会の話を聞いて、タバコはとても危険なのがわかりました。タバコの煙が体にとても悪いの は知っていました。でも、副流煙にはニコチンが2.8倍もあるのはショックでした。僕はたばこのにお いに敏感なので、タバコを吸っている人がすぐにわかってしまいます。 また、アルコールは肝臓に悪いし、自販機だと簡単に、しかも安く買えるのでいけないと思いました。 タバコみたいにTASPOのようなものがあればいいなと思います。 (1B 男子) 進路について キャリア教育・進路指導は、生徒が自分なりの生き方を求めて進路を探索し、中学生にふさわしい将来 の夢や希望を抱くことができるよう指導・援助するものです。いよいよ3年生は具体的に進路選択する時 期を迎えます。改めて本校のキャリア教育・進路指導についてご理解いただき、ご家庭でも進路について 考えていただきたいと思います。 本校のキャリア教育・進路学習は、自然体験、職場体験、体験入学などの体験活動に取り組むことを大 切にしています。特に近年、職場体験は勤労観、職業観の育成、学ぶことの意義の理解と学習意欲向上等 様々な教育的効果があるとされ、積極的な実施が期待されています。また高等学校を主として開催される 体験入学においても、積極的な参加により、上級学校への理解が深まり、学習意欲も高まるといった効果 があり、本校も積極的な参加を呼びかけているところです。 このような体験活動は、将来の夢と自分を取り巻く実社会への理解を深め、夢の実現に向け主体的に取 り組む生徒の育成につながるものと考えています。 このようにキャリア教育・進路学習は生き方を考える学習の場であり、中学校3年間を通して取り組み ます。本校では次のような目標や方針を立てています。 【 キ ャ リ ア教 育・ 進路 指導の 目標 】 1 自らの個性を理解し、それを生かした生き方を考え、主体的に進路の選択をすることが できるようにする。 2 望ましい勤労観・職業観を育成し、生涯にわたり自らの進路を切り開いていこうとする 態度を育成する。 【基本方針】 (1) (2) (3) (4) (5) 3年間を通じて組織的・計画的・継続的な進路指導を実施する。 進路情報の整備につとめ、生徒の情報活用能力を高める。 進路相談を充実させ生徒の自己理解、情報活用を援助する。 啓発的体験学習を重視し、地域社会と連携した教育や実習を進める。 家庭・地域の理解と協力を得るための活動を推進する。 【方法】 ① ② 「中学校生活と進路」を計画的に活用する。 学級活動・各教科・道徳・学校行事等の連携を密にし、常に自分の生活や活動を見 つ め る 機 会 と 場 を 確 保 す る 。「 キ ャ リ ア 教 育 ノ ー ト 」 を 活 用 す る 。 ③ 年間計画にもとづき、組織的・協力的な体制で学級活動の充実を図る。 ④ 計画的に進路相談(二者懇談や三者懇談)を実施し、自己理解・情報の提供・進路 の選択等の相談や助言を行う。 ⑤ 職 業 調 べ ( 1 年 )・ 職 場 体 験 学 習 ( 2 年 )・ 体 験 入 学 ( 3 年 ) を 、 発 達 段 階 と 系 統性をもって、3年間を見通した計画にそって実施する。 ⑥ 知能検査、学力検査、進路適性調査を各学年の段階に応じて実施し、生徒理解の資 料とする。 ⑦ 学習習慣の育成や学習スタイルの確立を図る。 <各学年の重点目標> 【1年】「進路の意欲化」 将来についての関心を高めるとともに、自己の個性・能力の伸長を図る態度を育成する。 【2年】「進路の明確化」 自己理解を一層深め、進路に関する情報を収集・活用し、自分の生きる道について考えさせる。 【3年】「進路決定と自己実現」 自己理解と進路情報に基づき、自分にふさわしい進路を選択させ、さらに向上しようとする態度を養う。
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