循環バス無料乗車制度の対象者の拡充について 1 主 旨 小学生以下

循環バス無料乗車制度の対象者の拡充について
1
主
旨
小学生以下、障がい者手帳をお持ちの方及びその介護人(1人に限る)に加えて、
75歳以上の市民に対して、専用のパスケースを発行し、後期高齢者受給者証を入
れ運転手に提示することにより、循環バス乗車運賃を無料とするものである。
2
理
由
超高齢社会の中、高齢者の健康寿命の延伸を図るとともに、公共交通の利用促進
を図るため、循環バスの運賃を無料にすることにより、高齢者の外出を促進するも
のである。
3
実施時期(予定)
平成28年度中
4
無料乗車方法(案)
降車時に専用のパスケースに入れた後期高齢者受給者証を運転手に提示すれば無
料とする。
5
参
考
対象人数(平成27年10月末日現在)
10,645人(75歳以上人口)
県内他市町村の高齢者無料乗車実施状況
(安 城 市)1ヶ月定期券の発行(1ヶ月1,000円)
福祉事業として、福祉課が定期費用を負担。
(豊 明 市)以前は65歳以上無料であったが、受益者負担を求める声が出て、
65歳以上のみ定期が購入できるようになった。(1ヶ月500円)
(大 府 市)市内在住の70歳以上無料。敬老パスを作成。
(弥 富 市)市内在住の75歳以上無料。
(春日井市)市内在住の75歳以上の運賃半額。(負担:100円)
74歳以下の高齢者運転免許返納者も運賃半額。
(小 牧 市)65歳以上の利用者全員無料。敬老パスは作成していない。
6
75歳以上高齢者実態調査
平成26年6月から10月まで、民生委員による個別面接により調査した。
回答数
10,518人(有効回答数は10,369人)
ア
性別
男性:4,427人(42.7%)
女性:5,942人(57.3%)
イ
年齢
75~79歳:4,618人(44.5%)
80~84歳:3,230人(31.2%)
85歳以上
:2,521人(24.3%)
主な調査結果
ア
健康状態
健康である:63.3%、健康でない:26.9%
イ
車の所有状況
あり:38.2%、なし:35.0%、無回答:26.7%
ウ
高齢者福祉に関する要望(移動支援が必要)
・不便、ルートの延長・変更要望
73件
・増便の要望
50件
・交通費補助等
20件
・バス利用の改善等
7
7件
高齢者の運転免許自主返納事業
平成27年4月から11月までの運転免許自主返納者は84名で、うち75歳以
上は52名(全体の61.9%)である。返納者への特典として、配布しているバ
ス回数券(2冊・24枚)の受領者の割合は98.8%である。
(参考)平成24年度運転免許自主返納者数:82名
平成25年度運転免許自主返納者数:67名
平成26年度運転免許自主返納者数:98名