「2008 年度 メセナ活動実態調査」 報告書 ‐「複合型メセナ」と「エピソード評価」2 つのキーワードからメセナの今を語る‐ 2009 年 3 月 社団法人企業メセナ協議会 平成 20 年度文化庁芸術活動基盤充実事業 ●--------社団法人企業メセナ協議会 企業によるメセナ(芸術文化支援)活動の推進を目的に、1990 年 2 月に発足した公益法人。主な事業として、企 業の芸術文化支援についての、1.啓発・普及、2.情報集配、3.調査・研究、4.顕彰、5.国際交流、6.助成認定を行っ ている。会長:福原義春、理事長:福地茂雄。正会員 141 社、準会員 39 団体。 (2009 年 3 月現在) ●--------メセナ【mécénat】 芸術文化支援を意味するフランス語。古代ローマ皇帝アウグストゥスに仕えたマエケナス(Maecenas)が詩人や 芸術家を手厚く擁護したことから、後世、その名をとって「芸術文化を擁護、支援すること」をメセナというよう になった。日本では、企業メセナ協議会の設立に際し、企業市民としての自覚にもとづき社会貢献の一環として企 業が行う芸術文化支援を指す言葉として、テレビ番組の協賛の意で使用されてきた「スポンサー」ではなく「メセ ナ」を採用したことから一般に知られるようになった。 「2008 年度 メセナ活動実態調査」報告書 目 次 2008 年度 企業のメセナ活動実態調査 ページ 1.調査の概要 2.調査結果の要約と回答状況 3.調査の結果から(まとめと分析) 4.集計結果 3 4 6 29 メセナ活動の実績 メセナ活動の実施状況|メセナ活動件数|メセナ活動の芸術分野|メセナ活動の実施地域|メ セナ活動の方法|プログラムの継続性|メセナ活動費総額|メセナ活動の事業費 メセナ活動の運営体制 メセナ活動の予算化|メセナ活動の基本方針|メセナ活動の担当部署|メセナ活動の担当スタ ッフ数|他団体への支援金の費目 メセナ活動の取り組み メセナ活動で重視した点|メセナ活動の対象やプログラムの選定方法|支援先やパートナーの 選定基準|パートナーシップによるメセナ活動|メセナ活動に対する社内理解の促進|メセナ 活動の社外への発信|メセナ活動を何で評価するか|メセナ活動を評価する観点 メセナ活動の位置づけほか メセナ活動を行う目的|メセナ活動と CSR の関連|メセナ活動以外の社会貢献活動|メセナ活 動において支障となる事柄|メセナ活動を行わなかった理由 時事設問 芸術分野と他分野の複合型メセナ活動|メセナ活動を通じて企業が得たこと 調査回答企業プロフィール 業種|本社所在地|資本金|売上高|経常利益|従業員数|設立年 5.調査回答企業一覧 6.調査票 60 62 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 1.調査の概要 2.集計結果 73 74 調査回答財団プロフィール 所在地、設立年|事業形態|所管官庁|特定公益増進法人格の有無|主たる出捐者|資産総 額|支出総額|スタッフ数| 活動理念・基本方針|事業目的・重視点|定期刊行物、ホーム ページ設置状況 メセナ活動の実績 活動実施件数|プログラムの事業分類、選考方法|プログラムの芸術分野|プログラムの開 始年度|事業費 時事設問 公益法人制度改革後の法人形態|公益法人制度改革の影響|新公益法人移行にあたっての懸 念点|財団の収入構造 3.調査回答団体一覧 4.調査票 84 86 2008 年度 企業のメセナ活動実態調査 1. 調査の概要 「メセナ活動実態調査」は、社団法人企業メセナ協議会が全国の企業を対象に、1991 年より毎年実施し ている、民間の芸術文化支援に関する調査である。日本におけるメセナに関する唯一の全国的な統計であ り、本調査の結果は、企業各社、官公庁、地方自治体、研究機関、マスコミ等で幅広く活用されている。 調査の目的 企業が実施するメセナ活動の実態ならびに意識を調査し、結果を分析することにより、メセナ活動の現 状を把握する。調査の継続的な実施を通じてメセナ活動の動向を探り、それを広く周知することによっ て、企業がメセナ活動を進める際に参考となるような情報を提供するとともに、企業の芸術文化支援活 動に対する社会の関心を高める。 調査の方法 調査の対象 :全国の上場企業、非上場売上高上位 300 社、企業メセナ協議会会員企業、 メセナ アワード応募企業、その他前年回答のあった企業等、計 4,434 社 調査の実施時期 :2008 年 4 月∼5 月 調査方法 :郵送によるアンケート 調査対象期間 :2007 年 4 月 1 日∼2008 年 3 月 31 日(2007 年度) 有効回答数 :662 社 有効回答率 :14.9% 調査の内容 各企業における 2007 年度のメセナ活動実施の有無について。メセナ活動を「行った」と回答した企業 に対しては、①メセナ活動の実績、②メセナ活動の運営体制、③メセナ活動の取り組み、④メセナ活 動の位置づけなどについて継続的な事項を調査するほか、⑤時事設問として「メセナ活動を通じて企 業が得たこと」と「芸術と他の社会貢献分野との複合型メセナの実施」について尋ねた。「行わなかっ た」と回答した企業には、その理由を調査した。 調査結果の発表 企業メセナ協議会ホームページ(www.mecenat.or.jp)、データベース「メセナビ」(www.mecenavi.info)、 『メセナリポート』(協議会機関誌『メセナ note』特別号)等で公表する。 -3- 2. 調査結果の要約と回答状況 おもな調査結果 ○メセナ活動の実施状況 ・ 2007 年度(2007 年 4 月 1 日∼2008 年 3 月 31 日)にメセナ活動を実施したと回答した企業は 460 社(69.5%)。 ○メセナ活動件数 ・ 460 社の活動総数は 3,034 件、1 社当たりの活動件数は平均 6.6 件。 ○メセナ活動の芸術分野 ・ 「音楽」が最も多く(1,261 件・41.6%)、次いで「美術」(850 件・28.0%)、「伝統芸能」(250 件・8.2%)、「演劇」 (213 件・7.0%)等。 ○メセナ活動の方法 ・ 「他団体への資金支援」を実施した企業が 85.0%、「自主企画・運営」を実施した企業は 58.7%。 ・ 他団体への支援・提供のうち、「資金支援」を行ったのは 373 社(81.1%)。 ○メセナ活動費総額 ・ メセナ活動費総額合計について回答した企業は 404 社(87.8%)。 ・ メセナ活動費総額合計は 264 億 9,591 万円。 ・ 1 社当たりの平均は 6,558 万円、中央値は 908 万円。 ○メセナ活動の基本方針 ・ 53.9%の企業がメセナ活動の基本方針を策定。 ○メセナ活動の予算化 ・ 78.9%の企業が年度始めにメセナ活動の予算を決定。 ○メセナ活動の担当部署 ・ 「広報関連の部署」(42.8%)、「総務関連の部署」(33.0%)が多い。 ・ 「文化・社会貢献等の専任部署」は 108 社(25.1%)。 ○メセナ活動で重視した点 ・ 最も多かった「地域社会の文化振興のため」(61.3%)と答えた企業の割合はこの 5 年間で 5 ポイント以上増 加。 ・ 「青少年への芸術文化教育」(34.3%)は、この 5 年間で回答率が 10 ポイント以上増加。 ○メセナ活動の支援先やパートナーの選定基準 ・ 「芸術的な質の高さ」 (53.0%)が最多。「自社の活動方針との合致」(35.9%)が続く ○メセナ活動の評価 ・ メセナ活動を評価する基準については、「参加者・来場者の評価」 (63.3%)、「参加者・来場者数」(53.7%)、 「社内の評価」 (40.9%)、他。 ・ 今年度より選択肢に加えた「ステークホルダーの評価」は(16.5%) ○メセナ活動と CSR の関連 ・ 70.0%の企業が「メセナ活動を CSR の一環に位置づけている」と回答、「今後 CSR の一環に含めていく」と合 わせると 88.3%。 -4- (時事設問) ○メセナ活動を通じて企業が得たこと ・ 「地域との関係がより深まった」 (65.0%)、「企業イメージやブランド価値が向上した」 (61.1%)を半数以上 の企業が選択。次いで、「自社について広く知られるようになった」 (38.9%)、「顧客との関係がより深まっ た」 (34.3%)、他。 ○芸術分野と他分野の複合型メセナ ・ 芸術分野と他の分野の「複合型メセナ」については、183 社(39.8%)が行ったと回答。 ・ どの分野との複合なのかについては、「青少年教育」「まちづくり・地域活性化」が共に 43.7%で最多。「福 祉・医療」(30.1%)が続いた。 「メセナ活動実態調査」回答状況の推移 調査 実施年度 調査 対象年度 2008年度 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999 1998 1997 1996 1995 1994 1993 1992 2007年度 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999 1998 1997 1996 1995 1994 1993 1992 1991 配布数 4434社 4423 4283 4215 4124 4109 3980 3925 2577 2511 2498 2340 2369 2362 2251 2635 2623 有効 回答数 662社 690 623 634 632 619 602 592 445 464 436 325 358 404 376 403 455 有効 回答率 14.9% 15.6 14.5 15.1 15.3 15.1 15.1 15.1 17.4 18.5 17.5 13.9 15.1 17.1 16.7 15.3 17.3 実施 企業数 460社 475 443 424 411 392 375 347 258 266 265 230 239 265 252 250 256 未実施 企業数 202社 215 180 210 221 227 227 245 187 198 171 95 119 139 124 153 199 回答企業実 調査対象 施率 企業実施率 69.5社 68.8 71.1 66.9 65.0 63.3 62.3 58.6 58.0 57.3 60.8 70.8 66.8 65.6 67.0 62.0 56.3 10.7% 10.7 10.3 10.1 10.0 9.5 9.4 8.8 10.0 10.6 10.6 9.8 10.1 11.2 11.2 9.5 9.8 ※「調査対象企業実施率」は、調査票を配布した全企業に対してのメセナ実施企業の割合であり、無回答企業は未実施とみなしている。 ※「調査実施年度」は調査を行った年であるが、調査対象となるのは前年度のメセナ活動である。 -5- 3.調査の結果から(まとめと分析) はじめに 社団法人企業メセナ協議会では、企業の芸術文化支援に関する「メセナ活動実態調査」を、1991 年より 毎年実施している。18 回目となる 2008 年度は、全国の企業 4,434 社を対象にアンケート調査を行い、662 社からの回答を得た1。調査結果については、主要な統計データを「メセナリポート」2で紹介するほか、回答 各社の活動実績等をインターネット上で公表している(メセナ活動データベース「メセナビ」3)。さらに、これ らの情報は企業メセナの動向を知るための基礎的な情報として広く活用されている。 協議会では、調査で得た回答について分析と考察を行うとともに、調査結果の効果的な活用方法につい て検討するために会員有志による「調査部会」を組織。集計結果をもとに毎年特定のテーマを設定し、議論 を深めている。本稿は、2008 年度調査部会のテーマと議論の内容をまとめたものである。 本年度の部会では、アンケート調査実施の段階から「複合型メセナ」と「エピソード評価」という 2 つのテ ーマに着目し、調査項目にも反映させた。「エピソード評価」は 2007 年度の部会に引き続き、議論を深める べく取り組んだテーマである。一方の「複合型メセナ」については、近年の調査結果に見られるメセナ担当 者の意識の変化やプログラム内容の変化を受けて、新たに設けたテーマである。各テーマにおける論点を 以下に挙げておく。 ①芸術分野と他分野の「複合型メセナ」 • 近年のメセナの特徴である、芸術分野とそれ以外の社会貢献分野を組み合わせた活動の動向分析 • 実態の把握と具体例の収集 • 複合型メセナが発展した背景の考察 ②メセナ活動における「エピソード評価」 • 本年度調査設問(メセナ活動を通じて企業が得たこと)記述回答の収集・分類 • メセナ活動のインパクトを具体的に示す「エピソード」の内容分析 • エピソードを活用した評価手法の可能性の検討 ※用語について 本稿では、「複合型メセナ」「エピソード」「エピソード評価」を以下の意味で使用している。 ■複合型メセナ 芸術分野と、次世代育成や環境問題、地域活性化など他の社会貢献分野を組み合わせたメセナ活動。 ■エピソード メセナ活動における興味深い逸話や後日談など、具体的な出来事。 ■エピソード評価 活動によって何が起きたのかを示す「エピソード」から、メセナの成果を測る定性評価の一手法。 1 2 回答企業 662 社のうち、「メセナを実施した」と回答した企業は 460 社。 協議会機関誌『メセナ note』特別号、2008 年 11 月 15 日発行 -6- さて、これらテーマに基づく議論を進める最中、アメリカ発の経済危機が世界を席巻し、「100 年に一度」と 称される深刻な事態に陥ったことは周知の通りである。回復の見込みも予測できない中、あらゆる企業活動 を取り巻く環境が厳しくなっており、当然それはメセナにおいても例外ではない。しかし、こうした状況である からこそ一層、企業メセナの意義や本質を問い直し、真に豊かな社会のあり方を再考する時期がきたものと 捉えたい。上記 2 つのテーマは期せずして、社会の多様な課題に企業がメセナを通じて臨んでいる姿を明 らかにし、その成果を示す評価方法を提案することにつながったと思う。 1) 複合型メセナに見るメセナ活動の傾向 1-1) 設問「芸術分野と他分野の複合型メセナ」の調査結果 「メセナ活動実態調査」の近年の回答記述及び、優れたメセナ活動を顕彰する「メセナアワード」の応募 案件の傾向から、企業メセナ協議会では芸術分野と他の社会貢献分野を組み合わせた活動が増えてきて いることを実感してきた。その背景には何があるのか、また、今後のメセナの方向性を示唆するものといえる のだろうか。これらの疑問を掘り下げるべく、本年度の実態調査では、こうした活動を改めて「複合型メセ ナ」と称し、その動向を体系的・具体的に把握し分析することを試みた。 まず、実態調査の時事設問として、「芸術分野と他の分野の複合型メセナを行いましたか」との問いを設 けた。さらに、「行った」と回答した企業には、「どの分野との複合か」を 12 の選択肢を提示して尋ねるととも に(複数回答)、具体的な活動内容について自由記述での回答を求めた。 【設問 22】 貴社では、2007 年度に芸術分野と他分野の複合型メセナ(社会貢献)活動を行いましたか。 行った場合は、どの分野との複合かをお答えください。 ① 行った(○はいくつでも) 1.環境 5.スポーツ 9. 国際交流・多文化共生 2.福祉・医療 6.科学技術 10.平和 3.青少年教育 7.まちづくり・地域活性化 11.人権 4.育児支援 8.災害救援・防災 12.その他( ) ② 行わなかった 【22-SQ】具体的な活動内容をご記入ください。 集計の結果、メセナ実施企業 460 社のうち約 4 割にあたる 183 社が「複合型メセナを実施した」と回答し た。複合の分野としては、「青少年教育」と「まちづくり・地域活性化」を選んだ企業がそれぞれ 43.7%(80 社)と最多で、「福祉・医療」が 30.1%(55 社)、「環境」と「国際交流・多文化共生」がともに 23.5%(43 社)と 続いた。「スポーツ」8.2%(15 社)、「育児支援」6.0%(11 社)のほか、「科学技術」4.4%(8 社)、「平和」 3.8%(7 社)、「災害救援・防災」と「人権」がともに 2.2%(4 社)という結果だった。 上記の自由記述欄には、142 社から回答が寄せられた。内容を精査したところ、主な複合型メセナの組 み合わせは、おおよそ次のパターンと傾向に分類できた。 3 メセナビ http://www.mecenavi.info/ -7- 【主な複合型メセナのパターン】 芸術文化×青少年教育 芸術文化×まちづくり・地域 活性化 芸術文化×福祉・医療 芸術文化×環境 芸術文化×国際交流、 育児支援、平和ほか ・子どもの芸術体験を促し、創造力を高めることを目的とする活動 ・従来のメセナに、教育的要素を付加するタイプの活動 ・学校教育現場に赴いて行うメセナ活動 ・創業の地や自社施設が立地する地域における市民活動の支援 ・従来のメセナ活動を全国展開するにあたり、地域の活性化につながった活動 ・「地域」や「コミュニティ」をテーマとしたメセナの取り組み ・メセナ実施の過程でチャリティ募金を募るなど、福祉的要素を加える活動 ・福祉・医療現場の問題解決に、芸術文化の持つ力を活かす活動 ・芸術文化活動を通じて環境への問題意識を喚起する活動 ・メセナ実施に際し環境保全もあわせてアピールする等、環境を配慮した取り組み ・身近で多様な社会課題への気づきを促し、行動する機会の創出や問題解決 に、芸術文化の切り口で取り組む活動 ・貧困や子どもの権利など、同時代的な問題、グローバルな課題に取り組むきっ かけや手法として芸術文化を取り入れた活動 1-2)複合型メセナの具体例 次に、前項の類型にしたがって複合型メセナの具体例をみていきたい。以下では、各パターンの特徴を まとめるとともに、ユニークな事例を取り上げた。「平和」や「人権」に対する意識を涵養したり、「防災」につ いての知識を深めるなど、メセナを通じて社会課題に向き合う取り組みは、複合型メセナの長所が発揮され たものといえる。 芸術文化×青少年教育 教育分野との複合では、優れた芸術と出会う機会を創出するとともに、子どもの創造性を育てることに重 きを置いた活動が多い。音楽や美術などの学科教育だけではなく、広く感性やコミュニケーション能力を醸 成することをめざしており、「次世代育成」を主眼にしたものが多く見られる。 【事例】 ●「トヨタ・子どもとアーティストの出会い」(トヨタ自動車[株]) “子どもがアーティストとの出会いを通じて、多様な価値観や豊かな感性を育む”ことを目的に、「芸術家と子どもたち」な どのアート NPO や各地の実行委員会と連携して展開しているプログラム。アーティストが空き教室(余裕教室)を一時的 にアトリエにして長期間滞在し、子どもたちと交流するなど、地域の実情に即した活動を実施。 「見るってことを考えてた」 瀬戸内市立牛窓西小学校×甲斐賢治 「桜が丘小学校のアキビンオオケストラ プロジェクト」 赤磐市立桜が丘小学校×小島剛 -8- 「真鍋島こども郵便局」 笠岡市立真鍋小学校×真鍋剛一+真鍋禮三 ●「CAMP(Children's Art Museum & Park)」([株]CSK ホールディングス) 小・中学生を対象として、創作体験ワークショップを開発・実践・普及。参加する子どもたちが自分にあった表現手段を 見つけ、創造性とコミュニケーション力を自ら高めていくことを支援している。国内外のアーティストや研究者等と連携し てワークショップを開発し、それをパッケージ化して全国のミュージアムや教育機関へ無償提供。 芸術文化×まちづくり・地域活性化 全国各地の「地域」や「コミュニティ」をテーマに活動する市民団体を支援するもの、自社と関係の深い地 域での協働をめざした活動などが多くある。地域に密着した金融機関や小売業、ライフライン企業、不動 産・開発業では、こうした活動に積極的に取り組む姿勢が特に顕著にみられた。 【事例】 ●「花王・コミュニティミュージアム・プログラム」(花王[株]) 全国各地のミュージアム(美術館・博物館など)を拠点とする市民活動を支援・育成する公募助成プログラム。活動自体 の助成に加え、育成という視点から団体相互の交流についても助成を行う。ミュージアムが活気に満ち、市民の活動が 育つとともに、地域の文化が発展していくことを期待して実施。 ミュージアム・シアター・ワークショップ 学び、演じ、創り、そして支える「大垣まち歌舞伎」 演劇的手法を使った博物館教育プログラムの開発 ●「しずおか夢デザインコンテスト」(しずおか信用金庫) 地域の小学生から、あったらいいなと思う地場産品のアイディアをデザイン画で募集。入賞作は、実際に地元の職人 (技術者)が実用レベルの試作品を製作し、受賞者にプレゼントするとともに、商品化の可能性も探る。 芸術文化×福祉・医療 福祉・医療との複合では、チャリティコンサート等プログラム実施に際して集めた募金を福祉施設に寄付 するといった、既存の文化活動に福祉的要素を付加するものが多数あった。また、資金支援にとどまらず、 -9- 障がいの有無に関わらず楽しめるプログラムの開発や、障がい者との協働で新たな形の表現を模索する活 動など、福祉分野とアートとの積極的な人的交流をめざすものも挙げられる。 【事例】 ●「エイブルアート・オンステージ」(明治安田生命保険[相]) 障がいのある人たちと、新しい表現に挑戦しているアーティストとのコラボレーションにより、これまでにない表現や作品 をつくる舞台芸術プロジェクト(公募助成、成果発表公演、ワークショップ等)。障がい者の舞台活動を支援するという側 面に加え、作品のクオリティを高めることにも大きな比重をおいている。 ●「アコム“みる”コンサート物語」(アコム[株]) 「影絵」「生演奏」「語り」「手話」を組み合わせたバリアフリーコンサート。当初は芸術文化支援活動として実施していた が、回を重ねるうちに年齢やハンディキャップの有無に関わらず誰でも楽しめるコンサートとして開催するようになった。 全席無料であるが、開催地区の福祉施設などを優先的に招待している。 芸術文化×環境 身近な環境について問題提起をする際に、アートの手法がいかされている事例が見られた。アートの視点 から環境への興味や関心を喚起したり、自然の素材を使った活動や自然の中でのワークショップなど、自然 環境を活動の場や素材として取り込んだものもあった。また、メセナ活動の中で、再生紙など環境に配慮し た素材を使うという事例も寄せられた。 【事例】 ●「アサヒ・エコアート・シリーズ」 (アサヒビール[株]) 「エコ(環境保全活動)」と「アート(芸術文化活動)」を結びつけながら、アーティストと地元住民が一緒にさまざまな地域 資源に着目し、未来につながる創造活動を展開する。2007年の『ART VOYAGE』では、ビールを運ぶ段ボールを使っ て、川や海などさまざまな“水”の形を表現するワークショップを実施し、展示した。 - 10 - ●昭和シェル石油環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」(昭和シェル石油[株]) いつまでも残したいすてきな風景(「○」な風景)と、すぐにでも変えたい風景(「×」な風景)の2枚一組の写真と ともに 撮影者のメッセージを募集。身近な風景から環境問題に対する新たな視点を発掘する。学校における環境教育教材と しても利用されている。 芸術文化×育児支援 子育てに参加する時間をもちにくい父親を対象としたワークショップ、出産前から母子ともに音 楽などに触れる機会をつくる活動など、アートが触媒となって、時節を得た社会課題に対し当事者 らを支援したものがみられた。 【事例】 ●「パパとキッズのアートプログラム∼世界でたった1つの絵本∼」(コスモ石油[株]) 父親の子育て参加を応援する目的で、父子がコミュニケーションとアートを楽しむワークショップを全国9ヵ所の公立施 設(美術館・博物館)で行った。お父さんが子どもだった頃の話をもとに、子どもがそれをイメージした絵を描き、父子で の時間をゆっくりと楽しむプログラム。 ●「Concert for KIDS∼0才からのクラシック R ∼」(ソニー音楽芸術振興会) 未就学の子どもと鑑賞できる約 1 時間のクラシック・コンサート・シリーズ。リズム遊びなどを交えながら、大人にも聴きご たえのある演奏が好評。さまざまな内容で、全国で展開している。家族でコンサートを楽しめるように、授乳やおむつ 交換室を用意している。「3才からのクラシック」もある。 芸術文化×人権・平和・貧困 国際社会の課題に目を向け、人権、平和、貧困などのテーマにメセナ活動を通じて向き合う活動 がみられた。これまでも行われていた文化催事を通じたチャリティ寄付等に加え、参加者がアクテ ィブに、より身近な出来事として課題を捉えられる仕組みを設けている点が特徴的である。 - 11 - 【事例】 ●「EYE SEEⅢ 子どもデジタル写真プロジェクト」 (ソニー[株]) ルワンダやリベリアの子どもたちが、自分たちの暮らしと疫病や紛争などの社会の課題を写真で表現するプロジェクト (ユニセフ主催、ソニーはデジタルカメラと周辺機器を提供)。「貧困」、「マラリア」、「環境」、「子どもの遊ぶ権利」という4 つのテーマで子どもたちが撮った2000枚の写真は、日本全国の巡回展で展示。 (c)UNICEF Giacomo Pirozzi (c)UNICEF Liberia2007 Archie Pah ●「トリビュート21プレート」 (フェリシモ) 無償で提供されたデザインやメッセージを描いたプレートを販売。1500円のプレート一枚につき200円を基金として、ユ ネスコ本部とフェリシモが設立した創造力を育む教育プログラムと、デザイン提供者が支持している社会的活動を行う 団体などに寄付。 一般公募によるプレートデザイン イスラエルでの教育プログラム 芸術文化×災害救援・防災×青少年教育 芸術文化と複数の分野が複合したプログラムでは、表現方法や課題への取り組み方において、ユ ニークで新たな視点が生み出された好例があった。 【事例】 ●「演劇で防災」(TOA[株]) プロの劇団員を学校に派遣し、子どもたちと「防災」をテーマとした創作劇を作るプロジェクト。同社事業である火災・地 震の「実際の警報音」を教材として提供し、災害時の行動について子どもたちとディスカッションを行う。子どもたちの発 想は台本に仕上げられ、子どもたち自身が友人や父兄の前で演じることで、学びを深める。 - 12 - ●「人形劇プロジェクト 稲むらの火」([株]損害保険ジャパン) 安政元年の大地震で、庄屋が刈り取ったばかりの貴重な稲束を燃やして津波の危険を知らせ、村人を救ったという民 話をもとにした人形劇をつくり、人形劇団と協働して静岡県を中心に全国各地で公演を実施。人形劇という親しみやす い表現媒体を通じて、親子向けに地震や津波が来たときの心得や命の尊さ、助け合いの大切さを伝える。 1-3) 複合型メセナ発展の背景 複合型メセナの類型分析と具体的な事例を概観したところで、調査部会では、領域を越えたメセナ活動 がなぜ増えてきたのか、その背景と発展の経緯を探った。 当初、複合型メセナの増加は、企業側の事情に因るところが大きいだろうと考えていた。企業市民の意 識の高まりや CSR(企業の社会的責任)の浸透に伴い、メセナが注目され始めた 90 年代初頭に比べ、より 広範な社会貢献分野への目配りが必要となってきたためである。しかし同様に、この間、企業を取り巻く社 会環境も急速に変容した。あわせて、メセナが対象とする芸術文化においても、担い手の拡大等の重要な 変化がみられた。これらさまざまな要因が絡み合って生まれてきたのが「複合型メセナ」ではないだろうか。 そこで、企業、社会、芸術文化という 3 つの視点から、複合型メセナが発展した背景について分析するこ ととした。 ① 企業 ∼CSR 浸透に伴う社会課題への対応∼ 複合型メセナが増えた企業側の要因としては、第一に CSR(企業の社会的責任)の浸透があげられる。 従来より「社会貢献活動の目的は、企業市民として、社会の課題解決に寄与すること」との考えはあったが、 CSR への対応が求められる中で、より一層、社会の潜在的な課題を見極め、具体的な行動を起こすように なってきた。中でも、ボランティアの機会提供や社員からも寄付を募る仕組みづくりなど、社員の直接的な 関与が推進されたことで、メセナを含む社会貢献活動に対して社内理解が進み、持続的な取り組みを支持 する土壌が培われてきたといえよう。 第二に、実際の活動を推進するうえで、NPO を中心とする市民との協働機会が増えてきたことが大きい。 専門性が高く、社会のさまざまな課題に敏感な NPO との交流が盛んになるに従い、企業も多様な社会課 題に対する問題意識を実感する場面が増えてきている。こうした協働・交流チャネルの発展も複合型メセナ の取り組みを促しているといえる。 第三に、担当部署・担当者の実践能力が高まったことも考えられる。担当者自らが支援先と積極的にコミ ュニケーションをはかる過程で、幅広いネットワークと知識を得、それを反映したプログラムが実践されてい る。また社内で情報が共有されるようになり、新たなチャレンジを試みようとする改善意欲が生まれているこ とが指摘できる。なお多くの企業では、メセナ担当者が他の社会貢献分野を兼任しているが、社会貢献全 - 13 - 般を担当することで、地域、環境、教育、福祉など現代社会におけるさまざまな課題に向き合うこととなる。 ある活動で得た人脈や視点が他の分野に応用されることもあり、担当者の置かれているこうした状況も、領 域横断的な複合型メセナを生み出した背景といえよう。 ② 社会 ∼課題の多様化と市民セクターの台頭∼ 今日の日本は、環境、教育、少子高齢、医療・福祉、過疎等をはじめ、多岐にわたる社会課題を抱えて いる。また、企業を含む日本社会のグローバル化にともない、難民、貧困、子どもの権利、多文化共生とい った、国際社会の課題への目配りも必要となっている。 こうした多くの社会課題の解決に熱心に取り組んでいるのが、社会的なミッションを掲げる NPO や NGO で ある。1995 年の阪神淡路大震災や 98 年の NPO 法施行などを経て、市民の社会参加の意識は格段に高ま った。この流れは様々なセクターにも影響を与えており、たとえば独立行政法人化した国立大学や各種公 的機関にも、社会貢献の取り組みが求められるようになった。またスポーツ分野等においても地域貢献、地 元密着型のクラブ経営が主流となるなど、官民を問わずさまざまな組織で、社会課題に対して積極的に取 り組む傾向が強くなっている。 市民一人ひとりにおいても、これまでは製品やサービスを利用し享受するだけであった消費者が、企業の あらゆる行動に関心と期待を寄せ、社会貢献活動により注目するようになった。また、投資家の行動も変化 し、企業の社会・環境への配慮を投資判断の要素に加える SRI(社会的責任投資)が投資手法として一定の 地位を占めるようになった。 企業の社会貢献は、こうした市民セクターの台頭と企業に対する期待感の変化に伴い、これまで以上に 広範な対応と具体的なアクションが求められており、既存の方法やシステムとは異なる対処や新たな視点も 必要になってきた。複合型の活動はこうした市民セクターの変化に呼応して増えているとも考えられる。 ③ 芸術文化 ∼芸術の創り手・つなぎ手の変化∼ 芸術家は常に、時代に先駆け、新たな発想で独自の創造をおこなう存在であり、社会の変化や課題にも 敏感である。そうした本質的な特徴に加え、近年、芸術家自身が表現のモチベーションを社会との関係性 の中に見出し、積極的に接点を持とうとする傾向がうかがえる。表現行為のひとつとして他者の参加を促し たり、コミュニティの中に作品の素材を求めるような創造活動など、既存の文化施設におさまらない範囲に 活動が及んでいる。そこで生み出される作品やアートプロジェクトは、例えば地域の記憶やコミュニティの現 状をテーマにしていたり、社会的弱者やマイノリティに焦点をあてるなど、社会の課題や矛盾を視覚化・言 語化することも多い。 加えて、芸術家と社会、芸術家と企業のつなぎ手として活躍するアート NPO も、芸術文化の環境整備や 芸術家支援を行う一方で、芸術文化の社会的役割を問い、社会的価値を高める活動に熱心である。 このように芸術のありようが大きく変わる中で、芸術文化を対象とする企業メセナも必然的にその洗礼をう け、芸術家やアート NPO とともに社会課題をテーマとするプロジェクトを協働する機会が増えたといえる。 - 14 - 1-4) 複合型メセナ:今後の展望と課題 複合型メセナが増えてきた背景を以上のように分析すると、こうした傾向は今後もさらに続き、オリジナリ ティに富んだ領域横断型のメセナが生み出されていくのではないかと予想される。今回の調査においても、 企業らしい発想でよく練られた独自の活動が報告された。 部会では一方で、複合型メセナが増えるであろう傾向に対し、従来型の“純粋な”芸術文化支援の軽視 を懸念する議論が起こった。芸術文化そのものに真の力があってこそ、他の分野においても人々を動かし、 社会課題の解決につながるのであり、芸術家の発掘・育成や新しい創造活動の支援、伝統文化の保護・ 継承等、メセナの原点ともいえる芸術文化そのものに対する深い理解と敬意を失うことにつながるのであれ ば、本末転倒である。 複合型メセナは、異なる専門性や価値観を結び付けることによって活動領域を広げるとともに、社会課 題の解決に向けて芸術文化が力を発揮することへの気づきであり、問題提起であるともいえよう。芸術表現 や創造行為を通じて社会課題が顕在化され、他の活動を誘発するという例もあるし、芸術家自身の活動に 新たな視点をもたらすという発展もあるかもしれない。 企業メセナ協議会は、複合型メセナの展開に引き続き注目するとともに、芸術文化そのものの可能性が ますます広がっていくことを期待したい。 - 15 - 2) エピソード評価の検証 2-1) エピソード評価:調査の経緯 「メセナ活動実態調査」では、2004 年度から「メセナ活動を通じて企業が得たこと」という問いを設けてい る。メセナが企業活動として定着し、活動の実績が蓄積されていく中で、メセナの「成果」についても回答者 に何らかの実感があるのではないかと考えたためである。 実際、調査してみると、自由記述欄への回答が多く内容も充実していた。周囲からのメセナ活動に対す る声や、波及効果、予想外の発展などが、短い文章の中にいきいきとしたエピソードとして報告されてきた のだ。これまで測定は困難とされてきたメセナ活動の社会的インパクトや効果であるが、現場の担当者が語 る事実の数々は、数値よりもむしろリアルで臨場感があり、印象的に響いてきた。これらエピソードから読み 取れる「メセナの意義」は、社会やそうした情報を必要としている現場のメセナ担当者にフィードバックする 情報として極めて価値のある内容であった。 そこで、2007 年度の調査部会では、同設問に対する記述回答を仔細に検討し、「企業とステークホルダ ー(地域、社員、消費者等)との関係性における成果」と「社会にもたらされた成果」の 2 つに分けて事例を 分析した。エピソードから、メセナの意義といったアウトカム(成果)を多数読み取れることを実感し、「エピソ ード評価」の有効性について次のような仮説を立てるに至った。 そもそも企業の活動がステークホルダーに与えるインパクトは、定量的に計測したり、第三者が 検証できるものばかりではない。数値情報に加えて、メセナ活動の現状やその成果を雄弁に物 語るのは「興味深い事実」を伝えるエピソードの数々ではないか。メセナ活動の多様な成果は、 ステークホルダーの内部に生じた変化を、企業の担当者がまず「言語化して認識」し、その「意 味を多くの関係者と共有」することで伝わっていく、この分析とコミュニケーションの手法はとりわ けメセナ活動の評価において有効なのではないか 4 この仮説に基づき、本年度は「エピソード評価」の可能性をさらに議論することとし、従来同様「メセナ活 動を通じて企業が得たこと」の回答(250 社)から、さらに多くのエピソードを意識的に抽出、蓄積していくこと とした。論点は、「エピソード評価の定性評価手法としての有効性」と、「エピソードから読み解ける企業メセ ナ固有の意義やインパクト」の 2 つとした。 また、議論を発展させるかたちで、調査部会主催の公開ラウンドテーブル「『メセナの成果をどう測る か?』∼メセナ活動実態調査の結果から新たな評価手法を探る∼」を実施した。実態調査から得られた企 業メセナの成果を共有し、エピソード評価について広く意見を募ることを目的に開催したもので、研究者、 投資専門家、アーティスト、NPO の方々をパネリストに迎えた。この円卓会議で深まった議論を部会にフィ ードバックし、エピソードの分析にいかした。開催概要は以下の通りである。 4 「2007 年度 メセナ活動実態調査」報告書/「エピソードで伝えるメセナの意義」(『メセナ note 』59 号 P7、[株]損害 保険ジャパン理事/協議会調査部会長・関正雄) - 16 - 企業メセナ協議会・調査部会 研究報告&ラウンドテーブル 「メセナの評価をどう測るか?∼メセナ活動実態調査の結果から新たな評価手法を探る」 ■日 時: 2008 年 10 月 9 日(木)15:00∼17:00 ■会 場: 日本財団ビル 2 階会議室(東京・港区) ■内 容: 2007 年度メセナ活動実態調査結果の報告、メセナの評価手法について(提案と議論) ■出 演: ・太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング[株] 芸術・文化政策センター長) ・甲斐賢治(NPO 法人 remo[記録と表現とメディアのための組織] 代表理事) ・筑紫みずえ([株]グッドバンカー 代表取締役社長) ・山岡義典(NPO 法人日本 NPO センター 代表理事) ・関 正雄(調査部会長/損害保険ジャパン理事 CSR・環境推進室長) 2-2) エピソード評価の有効性について 「エピソード評価」について、部会ではまず、メセナ活動の定性評価の手法としての有効性を議論した。 何よりもエピソード評価の特徴としては、オリジナルの情報を得られるということが挙げられる。定量評価 が客観的な全体像を把握するのに対し、エピソードからは、参加者個別の反応や関係者しか知らない逸話、 予想もしていなかった影響などが浮き彫りになり、思わぬ発見を得ることがある。当然、主観的要素が多く 含まれるものであり、分析の精度を高める必要はあるが、メセナ活動のリアリティを伴うエピソードを蓄積す ることで、数値では測れない成果を顕在化させることが可能と思われる。 また、企業マーケティングでは十数年前から、定量的な優位性のみに頼るのではなく、顧客の感覚が表 れた多彩なエピソードを分析して次の戦略に結び付けようとする手法が取り入れられている。企業メセナに おいても、定量的な評価に加え、活動によって具体的に何が起きたのか、どのような変化や影響があった のかを一つひとつのエピソードから解釈することで、今後の展開に新機軸を見出す手がかりを得られるかも しれない。 そこで、こうした観点から記述回答を見てみると、メセナ活動の定性評価としての有効性そのものを示す エピソードを発見することができた。例えば、以下のエピソードでは、ステークホルダーの評価理由が明確 に示されており、企業が芸術文化に携わることの価値をステークホルダー自身が指摘している。 • • • • 他社や美術館でもあまり着手していないテーマなどを取り上げ、展覧会やレクチャー、シンポジウムを開催する ことで、芸術・文化への真摯な取り組みを評価していただいた。美術関係者から、企業が独自にそのような活動 を行うことに対し、非常に感謝された。(版画コレクション『エド・ルーシェのエフェメラ』展、『グラフィックデザイン 1930』展シンポジウムなど)【富士ゼロックス(株)】 参加者から「さすがリクルート」「リクルートはデザイン界(写真界)に貢献してくれている」という声を聞いて。【(株) リクルート】 ネット TAM メンバーズ登録アンケートにて以下のような意見を多数いただいている。「幅広く社会に貢献されてい ることがありがたい。我が国の芸術振興に是非力を貸してください」「企業としてこのレベルで貢献しようとされて いることに驚いた。是非他の企業とも連携して、行政とは違う実務的な活動を広げて頂きたい」「子どもの教育な どの活動もなさっている点で視野の広さ、的確さを感じた」【トヨタ自動車(株)】 ホテル業界の中で、また社員、来館顧客より、全社一丸となるメセナ活動は高い評価を得ている。【(株)ホテル オークラ東京】 - 17 - • A Day in the Life of AFRICA 写真展:来場者からのアンケート抜粋:「写真は時として言葉よりも強いメッセージ を出すことがあるから企業はハードの提供のみならずソフトを併せ持ったメッセージを出すことでその存在価値 が増すものと思われる」【オリンパス(株)】 さらに、複合型メセナの意図が受け止められていることがわかる好例や、長期的なメセナの成果が把握 できた例も見られた。 • A Day in the Life of AFRICA 写真展:来場者からのアンケート抜粋:「一日も早くエイズが撲滅できることを願っ てます。貧困の差があまりにも大きい。子ども達が日本と同じように(義務教育)学校にも通えたらと願う。こんな に素晴らしい写真を見せてくださったスタッフの方々に感謝します。オリンパスさんにもありがとう。」【オリンパス (株)】 20 年に渡り「全日本ロボット相撲大会」を開催してきた。歳月を経て、学生時代に参加していた方が、指導者とし て技術者を育成する立場で活躍されていたり、親としてお子様と一緒に再び大会に参加されたりしている。当社 がものづくりの場を提供し続けてきたことにより、世代を超えて技術が伝承されていること、また、伝承される中で さらに技術力も向上していることから。【富士ソフト(株)】 • また公開ラウンドテーブルにおいても、「エピソード評価」の有効性についてパネリストより指摘があった。 太下義之氏5は芸術文化政策の専門家という立場から、「メセナが社会やアートに影響を及ぼすものであ るかぎり、それを確実に把握し、何らかの評価はすべき」と、メセナ評価の必要性を指摘した上で、「メセナ によって何が起きたかを客観的に記述し集積するエピソード評価は優れたアプローチ。具体的な企業名や 活動が紹介されているエピソードはよりリアルである」と発言した。 またパネリストの筑紫みずえ氏6は、投資家の企業評価という視点から、「企業の社会的な行動にまつわ るエピソードに感動・共感する投資家が OECD 諸国を中心に広がってきた。企業評価の基準は明らかに変 化した。従来は目に見えなかったが競争力につながるものを投資家は求めている」と、エピソード評価の有 効性を指摘。また「こうした企業評価は、膨大なエピソードを徹底的に集め、データマイニングを行えば、モ デル化も不可能ではない」と、企業評価手法としてのエピソード評価の可能性にも言及した。 2-3) エピソードから読み解くメセナのインパクト 次に部会では、エピソードを読み解くことで、メセナ固有の意義やインパクトが捉えられないかと考えた。 芸術文化ならではの出来事が、メセナ実施の意義を実証することにつながるのではないかとの推察であ る。 本調査を通じて得たエピソードの数々は、「メセナ活動を通じて企業が得たこと」に沿う記述回答であるた め、そのほとんどが企業にもたらされるメセナのインパクトについて物語るものだが、丁寧に読み解いていく と、中には、社会や芸術文化に対して与えたインパクトに言及しているエピソードも見られた。こうした観点 から注目したエピソードを以下で紹介したい。 5 太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング[株] 芸術・文化政策センター長) 6 筑紫みずえ([株]グッドバンカー 代表取締役社長) - 18 - 【企業へのインパクト】 ■企業イメージの向上 • A Day in the Life of AFRICA 写真展:来場者からのアンケート抜粋:「実際見に来て“オリンパス”に好感を持ち ました」、「この展示会に来るまで、オリンパスがこのような活動を行っているのを知らなかった。もっと PR してもよ いのでは。」【オリンパス(株)】 • コンサートの開催に際し、社会の方々に NEC がこうしたメセナ活動をしていることを驚きとともに知っていただい たこと。また、コンサート来場者から NEC の社会貢献活動に対する認知を賛辞の言葉とともにいただいたこと。 【NEC(日本電気(株)】 ■企業の認知度が向上 • 「あの文芸座をやっている北野建設さん」という声を耳にした時【北野建設(株)】 • インターンシップの学生が「地元の祭りで当金庫の名前を覚えた」と語っていた。【しまなみ信用金庫】 ■企業姿勢への理解を促進 • ワークショップ後に参加者に必ずアンケートを実施しているが、プログラムへの満足度を伝えていただくとともに、 当社メッセージスローガンである「ココロが満タンになりました!」と記載してくださることが多く、企業姿勢を正確に 理解していただくために、地域でのメセナが役立っていることが感じられる。【コスモ石油(株)】 ■本業へのフィードバック • イベント参加者から、活動を評価して株主になったとの声を聞いた。【田辺三菱製薬(株)】 • 新たな取引先との会議の休憩時に、美術館をご案内し、当社の所蔵作品の制作年が、その会社の創業年と同じ であることを話題にしたところ、社長に大変喜んでいただき、その後の打ち合わせがスムーズに進んだ。【(株)損 害保険ジャパン】 • 他の協賛企業と経営トップ同士がコミュニケーションをとる機会になった。異業種の広報担当者と知り合うきっか けになった。【(株)クレハ】 • サントリー美術館、サントリーホール、サントリーミュージアム[天保山]などの文化施設を保有、運営、情報発信し ていることに社員が誇りを感じており、また営業活動や取引先とのやりとりの中で、話題づくりができるなどの利 点もあるなどの声が多く聞かれる。【サントリー(株)】 • カスタマーからプロジェクト開始日の問合せが多数ある。また様々な技術を持つボランティア社員たちが活動を通 して、若者たちから業務のアイディアやヒントを得ている。(ソニー・ムービー・ワークスより)【ソニー(株)】 • 公募展大賞受賞の矢部裕輔氏が旅館別館の壁面に作品を設置したことにより、「保養とアート」という(事業の)コ ンセプトが伝わったように思う。【(株)板室観光ホテル大黒屋】 ■社内のコミュニケーション促進に一役 • 社内の通常業務に於いて劇場や画廊の話題が取り上げられる。【(株)紀伊國屋書店】 • 花王ファミリーコンサートは、社員による手作りコンサートで、実施を重ねる毎に、地域での存在感が増し、毎年楽 しみに待っている市民の声が事業場に寄せられるため、社員も楽しみに活動するようになった。みんなで業務以 外の活動を仕上げる良い交流と結束の場となっている。【花王(株)】 ■社員の誇り、業務のモチベーション向上 • 社員から、「長期的視点から見て、本業だけでなく、CSR の一環としてメセナ活動にも目を向けていることは、非常 に意味があり、自社に誇りを持つようになった」との声があった【カシオ計算機(株)】 • 社員からは、自分の身内が入院している病院でのプログラム実施を知り、会社を誇りに思ったなど、ポジティブな 意見が寄せられている。【コスモ石油(株)】 • 活動を通じて地域社会から評価をいただくと同時に、文化の向上の一端を担うことで社員のCSRの意識向上に つながると思う。【モロゾフ(株)】 - 19 - ■社員に対するインパクト→従業員のロイヤリティ向上 • 社員コメント:「親子の日」イベントに取り組む意味合いは、カメラというと、メーカーもユーザーもハード面(技術、 画質)ばかりに意識が行きがちなところを、こういった取り組みを行うことで「写真で何ができるか?」というソフト面 に焦点を当てることができ、「カメラ」に興味がない人に対しても、「オリンパス」という企業に対して、それをきっか けとして興味、好感を持って頂くことができるのではないか。イベントをきっかけとして、人間関係のもっとも基本で ある親子関係を見直すことで、友人や社会での人間関係がより豊かなものに変わっていくのではないか?高度成 長時代を経て、地域社会の人間関係が希薄になり、家族の関係さえも危うくなってきている今の時代にあって、 家族の絆の強さを再認識することのできるこのようなイベントの意義、そしてそれを協賛する意義は大きい。 【オリンパス(株)】 ■新たな人材の確保に好影響 • 過去に自社ワークショップを受けた学生(当時中学生)が、入社してきた。【TOA(株)】 • 新卒採用時など当金庫の文化活動をあげる学生が多い。【京都中央信用金庫】 【社会・芸術文化へのインパクト】 ■地域に文化拠点 • ギャラリーができて 20 年経ち、「地域の文化の拠点になっている」と言われる。近隣に他のギャラリーができたりす るなど「まちが文化的になってきたのは松明堂さんが頑張ってくれたから」という声もある。【(株)松明堂書店】 ■地域文化の醸成 • (財)中信美術奨励基金の活動も 20 年を経過し、「京都美術文化賞」が定着し、芸術家だけでなく地域の文化向 上に寄与していると実感している。また、ギャラリーで所蔵品の企画展を開催しており、お客様からおほめの言葉 を直接頂戴することが多い。【京都中央信用金庫】 ■芸術分野の人材育成 • 「PMFは、オーケストラを志す学生の目標です。」「PMFに参加して、様々な国の方と一緒に学び、生活したこと が、海外に留学するきっかけとなりました。」(PMF修了生の声より)【野村ホールディングス(株)】 • コンペティション部門入選者の活躍が 2007 年度は特に顕著であり、第 17 回 PFF スカラシップ作品「パーク アン ド ラブホテル」(監督:熊坂出)が第 58 回ベルリン国際映画祭 最優秀新人作品賞を、第 16 回 PFF スカラシップ 作品「14 歳」(監督:廣末哲万)が平成 19 年度芸術選奨 文部科学大臣新人賞(映画部門)を受賞するなど国内外 から高い評価を得ている。【ぴあ(株)】 ■活動への賛同者の増加、ネットワーク、活動(の担い手)の広がり • 読み聞かせ会を継続開催している書店が増えてきています。書店員様からのレポートには、参加した親子づれ の喜ぶ笑顔に励まされているという報告が多くあります。【日本出版販売(株)】 • 社外の協力企業や個人、社内の参加者が、当社の活動に協力することが、自分たちにとっても社会貢献活動に なるということで、いわゆる商売抜きでの協力をさらに得られるようになってきました。ともに同じ舞台を作っていく パートナーとして、結びつきがより強くなり、活動を通して、新しいパートナーシップも出来てきました。これは、活 動の本質が評価されていることであると思っています。【富国生命保険(相)】 • 国内では、若手の自主的勉強会が継続され、海外では、韓国、中国、台湾などの交流となり、韓国でアジア出版 フォーラム開催のきっかけとなった。【(株)今井書店グループ】 • 博物館・美術館などの学芸員とのネットワークや東京善意銀行の協力も得て、都内の障がい者の施設などとも ネットワークができ、活動への意見や評価など直接いただけるようになった。【三菱商事(株)】 • 他の協賛企業と経営トップ同士がコミュニケーションをとる機会になった。異業種の広報担当者と知り合うきっか けになった。【(株)クレハ】 - 20 - また、太下氏は「メセナが地域や社会を確実に変革したことが読み取れるエピソード」として、ベネッセコ ーポレーションの直島における活動7を挙げた。さらに、アサヒビールのアサヒ・アート・フェスティバル8を紹 介し、「アートと社会との関わり方そのものに関与するメセナであることがわかる」と指摘している。以下に、 ふたつのエピソードを挙げておく。 • 香川県直島は過疎地域ではあるが、自社が展開した現代アート活動により現在では島内外の交流が活性化し、お 年寄りをはじめ地域住民が活力を取り戻し、自分たちの地域を誇りに思い、一人一人が自分たちでできることを探 して活動するようになった。例えば、直島町景観審議会発足、観光案内ボランティア、飲食店の開業など。(ベネッセ コーポレーション) • アサヒ・アート・フェスティバルに参加したアート NPO からは、アサヒビールの企画に参加したことで地域における信 用度がアップし、活動がやりやすくなったという声が聞かれる。また参加団体間のネットワークが構築されたことによ り、各地域における企画やノウハウの共有化が図れたり、映像に関係する活動を行っている NPO が、地域を越え て映像ネットワークをつくり、ソフトの移動のみによる連携プログラムの立案が可能となった、などの成果も生まれてい る。(アサヒビール) 2-4) エピソード評価:今後の展開 以上、今年度収集した記述回答をエピソード評価の観点から分析し、メセナ評価としての有効性と、メセ ナの意義を示す根拠としての可能性について考察した。ラウンドテーブルでは、参加者から「エピソード評 価によって自社が行う活動がめざすもの、意図を再確認する必要性を感じた」、「小さなエピソードでも企業 への好感度アップや、社員の誇りにつながることを知った」といった感想が聞かれた。また、ある企業のメセ ナ活動から生まれたエピソードが、他社においてもメセナ活動の意義を論ずる際に生かせるのではないか との期待も寄せられた。 一方、議論を深めるべき点も残されている。ラウンドテーブル参加者からは、「事前の期待値よりプラスか マイナスかなど、ある程度分類して定量評価も併せて報告してほしい」との意見や、「定性評価であるエピソ ード評価も、段階数値評価に変換できるのではないか」といった提案もあった。 協議会では、こうした声を踏まえつつ、引き続きエピソードの収集と分析を行い、メセナ評価の一手法と しての「エピソード評価」の可能性をさらに探っていく方針である。 まず、エピソードの収集については、「メセナ活動実態調査」のアンケートを通じてより多くの記述回答を 求めるとともに、協議会の他の事業でも得られる印象深いエピソードを蓄積し、調査事業に資することとした い。 加えて、エピソード評価をメセナの現場で実践していくことの提案にも力を入れたい。社内での評価手法 として機能するだけでなく、市民をはじめとする社外のステークホルダーの声に耳を傾けることになる本手 法は、メセナの社会的意義に気づく得がたい機会となるであろう。参加者や受益者の声が表れている印象 的なエピソードをデータマイニングするために、企業のメセナ担当者には、日頃から、参加者アンケートの 実施、関係者からの手紙等のファイリング、業務日誌への記述などの作業をお勧めしたい。 なお、ラウンドテーブルでパネリストの山岡義典氏は、メセナ活動の本質的な成果を捉えるには長期的な 7 ベネッセアートサイト直島 http://www.naoshima-is.co.jp/ 8 アサヒ・アート・フェスティバル http://www.asahi-artfes.net/2008/ - 21 - 視点から評価する必要があることを指摘されていた。個々のメセナ活動の評価において心がけたい点であ るとともに、これまでの企業メセナの成果についても、社会や芸術文化に与えたインパクトを昔日のエピソ ードに遡ることができる、との示唆を含む貴重なご意見として受け止めておきたい。 おわりに 以上、「複合型メセナ」と「エピソード評価」について、2008 年度調査部会での議論の内容を紹介した。 日本のみならず、世界的に経済、社会が激動している現在にあって、企業は社会的存在としての役割を いかに果たしうるか。その思いを深めて一つひとつの活動に具現化させているのが「複合型メセナ」だとす れば、一方で「エピソード評価」はメセナ活動によって、企業が社会にどのようなインパクトを与え、何を成し えたかを示すものである。さまざまな事例が物語るように、メセナがもはや一義的な「芸術文化支援」という 直接的効果を生むだけにとどまらず、さまざまな意味において芸術文化による社会変革にまでその可能性 を広げつつあるとはいえないだろうか。 そして、社会の変化や価値の転換に敏感な企業でなければ、これからの時代を生き抜き、自身を変革さ せていく力を培うことはできない。メセナ活動に取り組む意義を企業自らに引き寄せて考えるならば、どれ だけ企業に新たな活力をもたらしているかを改めて問うてみてはいかがだろう。 最後に、ラウンドテーブルで筑紫みずえ氏9が述べた意見を引用しておきたい。 世界的な動向を見ても、明らかに文化やアートが次の競争力になると私は確信している。そうすると投資 家にとっては、企業の文化資本が大きな関心事となる。これからの社会が求める商品やサービスに価値 を与えるのはクリエイティビティだからであり、どれだけクリエイティヴな人材を企業として持てるかが次の 競争力となるからだ。 そこでおのずと、メセナは企業価値を高める活動として評価されてくるだろう。なぜなら、アートや文化と いうものは、ヒューマン・キャピタルの質を高めるからである。 調査部会では今後も、メセナ活動実態調査を通じて最新の動向を把握するとともに、その分析の活用を 検討し、提案していく所存である。皆様のご理解ご協力をお願いしたい。 (企業メセナ協議会調査部会) 9 筑紫みずえ([株]グッドバンカー 代表取締役社長) - 22 - 『メセナの成果をどう測るか メセナ活動実態調査の結果から新たな評価手法を探る』 『メセナnote』 59号 (2009年1月15日発行)より メセナの成果をどう測るか 昨年10月9日に開催したラウンドテーブル「メセナの成果をどう測るか?」では、ゲストに文化政策や企業評 価の専門家、アートの現場やNPOセクターの方々を迎え、調査部会が提案する「エピソード評価」(*)の 有効性や、メセナの成果や意義について幅広い観点から意見交換を行った。パネリストの発言を抄録でお 伝えする。 *『2007年度メセナ活動実態調査報告書―エピソードからメセナの評価を読む―』収録 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社芸術・文化政策センター長 太下義之 ●社会やアートへの影響を見る「エピソード評価」 メセナの評価は難しいといわれる。仮に、内容の似たプログラムがあったとして、その優劣は参加者数な どの数値だけでは比べられないし、アーティストの満足度や一般への認知度も検討材料にはなるだろうが、 これだ、という正解はない。またメセナ活動は、すぐに成果が出るものではないということもある。しかし時間 がかかるにせよ、社会やアートに影響をおよぼすものであるかぎり、それを確実に把握し、なんらかの評価 をするべきではないか。 そこで、メセナ活動によって何が起きたのかを客観的に記述し集積する「エピソード評価」は、すぐれたア プローチであると思う。実際に、メセナが地域や社会を確実に変革したことが、エピソードからリアルに読み 取れて興味深い。たとえば、ベネッセコーポレーションによる瀬戸内海・直島での活動は、メセナが直島と いう地域全体に大きなインパクトを与えた好例で、住民が地域に対する誇りを持つようになった、とある。 また、アサヒ・アート・フェスティバルでは、各地のNPOなどが主体的に取り組む活動を応援しているが、 アサヒビールというブランド力が小さな活動の信用度を上げることになり、参加団体相互のネットワークづくり やノウハウの共有化にまでいたった。まさに、アートと市民の関わり方そのものに関与するメセナであること がわかる。 ●企業を革新するメセナの力 一方でメセナ活動は、企業自身にも大きな影響をもたらしうる。最近はCSRの中でメセナが語られること も多いが、コンプライアンスに代表されるようなネガティブチェックの部分だけで企業評価が高まることはな い。企業と人々をつなぐプラスアルファの魅力が必要なのだ。消費者も価値観も多様化している現代にお いて、本業とは違うチャネルを社会と確実に結んでいく活動、それがメセナではないだろうか。 さらに長期的なスパンで考えれば、メセナには、より本質的な部分で企業そのものを改革していく力があ るように思う。企業が、現在やっている事業だけを100年後もやり続けたら大半は淘汰されるだろう。トヨタ自 動車も当初は、豊田自動織機の新規事業にすぎなかった。創業者の豊田喜一郎氏の「先見性」「強い信 念」「夢に向かって突き進む力」が現在のトヨタグループにつながっている。この三つのキーワードはアート - 23 - が持つ力そのものではないか。企業が次の時代も生き残り、成長していくための投資として取り組むべき活 動、それがメセナなのである。 NPO法人remo(記録と表現とメディアのための組織)代表 甲斐賢治 ●アートの側から見たメセナの意義 企業にとって、すでに評価された作品やアートの分野は、社内やステークホルダーからの理解を得やす いだろう。逆に、アートか何かもわからない活動にお金を投じるのは葛藤があると思う。しかし、アートの現場 からすれば、数量の優位性のみを追従するようなメセナではなく、葛藤を乗り越えて主体的・戦略的に取り 組んでくれる企業との出会いを求めている。 今でこそ世界的なアーティストとなった蔡國強氏だが、資生堂は1994年から支援をしてきた。火薬を爆 発させて絵を描くなど、「非常識なこと」と思われるかもしれない彼の才能を認め、「この人と仕事をしよう」と 英断したのだ。こうした主体性ある企業のメセナを期待したい。 アーティストというのは、現状の刷新に向けて模索する運動を常に行っていて、優れたアーティストは必 ず理想を実現する。愚直なほどに何かを成し遂げたい動機がまずあり、その実現に向かっていく。翻って、 今は多くの人がすでにある枠組みや機会、技術の中で何をするかを考えるという。それでは世界が狭くな る一方だ。こうした閉塞状況から抜け出すためにも、既存の価値観やルール、システムとは違うところで創 意するアートとかかわることに意味があるし、メセナは社会の中でそれを担保する取り組みの一つであって ほしいと思う。 ●新しい価値観、方法を開発する場を 私たちには家庭があり職場があり、さらにカフェなどを「第3の場所」ともいうが、規定されたふるまいから 外れた、もはや余暇のためでもない「第4の場所」が求められている。新しい何かを構築する、ソリューション していくような場であり、そこでのコミュニケーションには自分で考え行動する主体性が確実に必要となる。 アートの現場が「わからない」のはむしろ機会で、なぜだろうと考え、対話し、お互いに学んでいく状況に、 企業としても個人としてもかかわってもらいたい。 日本では、行政のマネジメントと企業のマネジメントが洗練されつつ続いてきた。一方、市民自治は近代 化の中で壊れたような状態で、それがNPO法をきっかけに次の段階に進もうとしているのではないか。現 時点でのNPOのマネジメントはレベルが低いと思われるかもしれないが、質が違うと私は考える。従来の二 つの世界では解決できない問題が起きていて、別のやり方をNPOとともに考えていただきたい。 メセナの手法もまだまだ開発されていない。協働を通じて異なる価値観が出会う中で、新しい手法を編 み出してほしいと思う。 - 24 - 株式会社グッドバンカー代表取締役社長 筑紫みずえ ●企業の評価基準はどう変わったか 企業は社会的な存在である。したがって社会の要請にこたえられる商品やサービスを提供していれば存 続できるはずで、いま、何が求められているのかに対する感受性が高いほど、CSRの観点からはよい企業 だといえる。 1999年に日本初の「エコファンド」を企画した際は、環境に対する取り組みが社会的な要請であると仮 定した。2004年に開発した「ファミリー・フレンドリー」は、ワーク・ライフ・バランスや男女共同参画の観点か ら積極的に評価できる企業に投資するSRIファンドである。これら商品が受け入れられたのは、企業が社会 にどのようなことをしているのかについて関心を持つ投資家が増えてきたからにほかならない。 投資だから数字は大事だが、数字をもたらすプロセスで企業がどのような社会的な行動をしているのか、 その活動にまつわるエピソードに感動し、共感して投資を考える人たちが特にOECD諸国を中心に広がっ てきた。つまり、企業評価の基準は明らかに変わってきたということである。これまでは目に見えなかったけ れども競争力につながるものを、投資家は求めている。 こうした企業評価は、膨大なエピソードを徹底的に集め、データマイニングを行えば、モデル化も不可能 ではないだろう。 ●企業価値を高めるメセナ活動 世界的な動向を見ても、明らかに、文化やアートが次の競争力になると私は確信している。アメリカでは GNPの30%が「創造性」を職業とする人たちによって支えられている。またフランスがアートを擁護するのも、 それが国家力の源泉であり、世界における存在意義であることを明確に意識しているからだ。クリエイティビ ティこそが人を引きつけ、文化交流による相互理解が、ひいては国家の安全保障にまでつながる。 そうすると投資家にとっては、企業の文化資本が大きな関心事となる。これからの社会が求める商品やサ ービスに価値を与えるのはクリエイティビティだからであり、どれだけクリエイティブな人材を企業として持て るかが次の競争力となるからだ。 そこでおのずと、メセナは企業価値を高める活動として評価されてくるだろう。なぜならアートや文化とい うものは、ヒューマン・キャピタルの質を高めるからである。社会に対して貢献をしながら、アートに関わること で社員の感性やクリエイティビティを高めていく。その結果、企業は競争力を蓄えられる。投資家の立場か らしても、メセナの意義は明快である。 - 25 - NPO法人日本NPOセンター代表理事 山岡義典 ●企業の専門性を高め、つなぎ手の育成を 明治のころから社会的・文化的な活動を行う企業はあったが、それが特別なことではなく、一般的な企業 の行為として認識されたのは1990年代からだ。以来約20年、トータルな金額の面ではそう増えていないか もしれないが、企業の意識は向上し、社会の見る目も大きく変わってきた。 しかしながら、企業と社会貢献プログラムの運営などをしていると、もっと「現場感覚」を身につけて欲しい と思うことがしばしばある。そのためには担当者がじっくり腰を据え、専門的な知識と経験を培っていく必要 があるのだが、企業では非常に早い実績を求められるうえ、数年で人が入れ替わる。これでは持続的な活 動は難しい。 今後はさらに、NPOのような専門家集団が関わり、長期的かつ幅広い視野を持って、仲介的な役割を 担うことが重要になるだろう。教育や福祉の現場と企業、あるいはアーティストと企業と社会とを結ぶ部分が、 決定的に弱いと感じる。本来ならば、企業の中に専門家を雇うくらいが望ましいが、つなぎ手の育成に対す る投資がまだまだ必要だ。多くのつなぎ手が育ち、彼らの発言力が社会の中で大きくなって初めて、アート は市民のものになっていく。 ●長期的な視点で、課題の先取りを 今回、4人の日本人がノーベル賞を受賞したが、それ以上に衝撃的だったのは、20年、30年前の業績が 評価されたことである。最先端のものの根源は、何十年も前の発見や理論だったわけだ。 評価とは、そういうものだということである。当時は何の役に立つかわからない種のようなものでも育てて いると、いつか花開くことがある。アートの評価も似たことがいえるだろう。企業の常識では計り知れない「非 常識」な世界をどれだけ育てられたか、それがメセナの真価ではなかろうか。 一方で、いま行っている社会貢献やメセナ活動を評価して「よい」という結果が出たとしても、同じプログ ラムの繰り返しでは時代に置いていかれることもある。いわゆるPDCAサイクルからは、「改善」は生まれて も「新しい発想」は生まれにくいからだ。現在、対象としているところに課題がもうないならば、芽が出始めた ところに目を向けて、未来の課題となるであろう部分に重点を移すべきだろう。 いずれにしても、短い期間で見ていては、本質的な成果や課題はわからないということだ。あらゆる企業 活動に速やかな成果が求められる昨今だが、社会のための活動は、企業の論理を越えた長期的な視点か ら取り組んでほしい。 - 26 - 調査結果の見方(留意事項) ・ 比率はすべて百分率(%)で表し、小数点 2 位以下を四捨五入して算出した。合計が 100% を上下する場合もある。 ・ 基数となるべき実数は N=000 と表し、N を 100%として算出した。図表中の SA (Single Answer) は「単独回答」、MA(Multiple Answer)は「複数回答」を意味する。MA の場合は回答の合 計比率が 100%を超える場合もある。 ・ 「無回答」の企業を省略した図表もある。 ・ 「メセナ活動実態調査」の調査対象期間は 1996 年度の調査より、前年度の 4 月∼翌 3 月と している。 ・ 2001 年度調査より調査対象に新興市場上場企業等 1,500 社を加え、 約 4,000 社に拡大した。 したがって調査結果のいくつかの項目に関する継続データの比較には留意が必要である。 ・ 芸術文化に関連していない「スポーツ」「学術研究」「福祉」「環境」などに関する活動、ま たは販売促進を主たる目的とした文化催事等は、調査対象から除外した。 - 28 - 4.集計結果 ―――メセナ活動の実績――― メセナ活動の実施状況―メセナ活動を「行った」企業は 460 社 ■2007 年度にメセナ活動を「行った」と回答した企業は 460 社であった。「行わなかった」と回答した 企業は 202 社であった。 ■調査回答企業におけるメセナ実施率は 69.5%(前年度 68.8%)であった。調査対象企業における実 施率(無回答企業をすべて未実施とみなす場合)は 10.4%(同 10.7%)であった。 【設問】 図1 2007 年度にメセナ(芸術文化支援)活動を行いましたか(SA) メセナ活動の実施状況の推移 メセナ活動を行った 2007年度[N=662] 460社 2006年度[N=690] 475 2005年度[N=623] 行わなかった 202社 215 443 180 424 2004年度[N=634] 2003年度[N=632] 210 411 221 392 2002年度[N=619] 227 375 2001年度[N=602] 227 347 2000年度[N=592] 245 ※ 1999年度[N=445] 258 1998年度[N=464] 266 1997年度[N=436] 265 1996年度[N=325] 230 1995年度[N=358] 239 1994年度[N=404] 265 1993年度[N=376] 252 1992年度[N=403] 250 1991年度[N=455] 256 187 198 171 95 119 139 124 153 199 150 1990年度[N=351] 0 100 201 200 300 400 500 600 ※ 2001 年度調査(2000 年度データ)より調査対象を大幅に拡大したため、データの系年比較には留意が必要である。 - 29 - 700 (社) メセナ活動件数―1 社当たりのメセナの活動件数は平均 6.6 件 ■メセナ実施企業 460 社の活動総数は 3,034 件である(前年度 475 社・2,819 件)。 ■メセナ実施企業 1 社当たりの活動件数は、平均 6.6 件(同 5.9 件)、中央値(※1)3 件(同 3 件)であ った。 図2 1 社当たりの平均メセナ活動件数の推移 7.4 (件) 6.7 6.4 6.4 図3 1991 6.6 6.4 6.3 6.5 5.9 6.2 6.5 6.6 6.4 5.9 5.5 5.2 1990 6.2 6.0 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 1 社当たりのメセナ活動件数の内訳 N=460 2社, 0.4% 11社, 2.4% 46社, 10.0% 1件 2件 101社, 22.0% 3件 86社, 18.7% 4件 83社, 18.0% 5件 6∼10件 11∼30件 31件∼100件 32社, 7.0% 101件以上 51社, 11.1% 48社, 10.4% ※1 中央値とは、回答件数を順に並べて中央(今回は 230 番目)にある値。 - 30 - 2007 (年度) メセナ活動の芸術分野―7割の企業が複数分野で実施 ■メセナ活動総数 3,034 件のうち、「音楽」(41.6%)が最も多く、次いで「美術」 (28.0%)、 「伝統芸 能」(8.2%) 、「演劇」(7.0%)となった。企業数ベースで見ると、メセナ実施企業 460 社のうち、334 社(72.6%)が「音楽」分野で、260 社(56.5%)が「美術」分野での活動を実施した。 ■メセナ実施企業 460 社のうち、319 社(69.3%)が複数の分野でメセナ活動を実施した。 【設問】 図 4-a 各活動の芸術分野を選択肢からお選びください(MA) メセナ活動の芸術分野(実施件数ベース) N=3034 (%) 40 30 20 10 0 2007年度 図 4-b 音楽 美術 41.6 28.0 伝統芸 能 8.2 演劇 舞踊 文学 映像 7.0 4.9 4.7 4.6 メセナ活動の芸術分野(企業数ベース) 文化遺 生活文 複合芸 跡 化 術 4.5 4.0 2.0 建築 2.0 伝統的 娯楽 1.9 芸能 全般 1.3 7.2 芸能 全般 6.7 23.7 N=460 (%) 60 40 20 0 2007年度 音楽 美術 72.6 56.5 伝統芸 能 30.7 演劇 文学 24.8 20.0 文化遺 跡 18.7 舞踊 映像 18.9 17.4 生活文 複合芸 化 術 16.5 8.9 建築 8.0 伝統的 娯楽 7.2 (調査の選択肢) 1. 音楽 :オペラを含む 2. 美術 :デザイン、写真を含む 3. 演劇 :ミュージカルを含む 4. 舞踊 :バレエを含む 5. 映像 :映画、ビデオなどを含む 6. 建築 7. 文学 8. 伝統芸能 :歌舞伎、能など(無形文化財) 9. 文化遺跡、歴史的建造物(有形文化財) 10.生活文化 :茶道、華道、書道など 11.芸能:講談、落語、浪曲など 12.伝統的娯楽 :囲碁、将棋など 13.複合芸術 :複数分野の要素をあわせ持つ プログラム 14. 全般 :1∼13 まですべて。芸術祭など - 31 - メセナ活動の実施地域―国内全域で実施、海外でも 111 件 ■メセナ活動は 47 都道府県全域で実施され、海外でのメセナ活動は 111 件であった。都道府県別では 「東京都」(39.6%)が最も多く、次いで「大阪府」 (10.1%)、 「愛知県」(7.3%)、「福岡県」(5.0%)、 「神奈川県」 (4.7%)、「兵庫県」(4.5%)、「北海道」(3.7%)であった。 ■地域ブロック別の分布を見ると、特に関東地方と九州・沖縄地方で活動件数の増加が見られた。3 大 都市圏「東京都」「大阪府」「愛知県」とそれ以外の地域とで活動件数の比率を見ると、1,605 件 (52.9%)対 1,429 件(47.1%)であった。 ■全 3,034 件のうち、複数の都道府県で実施された活動は 268 件(8.8%)であった。企業数ベースで みると、51.1%(235 社)が複数の都道府県においてメセナ活動を行っている。 【設問】 表1 各活動の実施地域を都道府県でお答えください(MA) メセナ活動の実施地域 プログラム数(件) 北海道 東北地方 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 関東地方 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 北陸・甲信越地方 山梨県 長野県 新潟県 富山県 石川県 福井県 東海地方 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 112 110 21 26 44 13 18 28 1418 24 14 27 34 41 1202 144 156 14 74 29 16 18 16 340 47 65 222 25 (対前年比) 16 -3 0 10 -3 0 -8 2 124 0 -10 6 0 -1 96 30 -2 -1 15 -9 -2 -3 0 -3 4 4 -19 7 % 3.7% 3.6% 0.7% 0.9% 1.5% 0.4% 0.6% 0.9% 46.7% 0.8% 0.5% 0.9% 1.1% 1.4% 39.6% 4.7% 5.1% 0.5% 2.4% 1.0% 0.5% 0.6% 0.5% 11.2% 1.5% 2.1% 7.3% 0.8% 企業数(社) 49 48 10 12 27 9 6 15 280 13 8 15 21 29 244 63 75 11 36 17 14 14 10 103 19 30 72 13 % プログラム数(件) 10.7% 10.4% 2.2% 2.6% 5.9% 2.0% 1.3% 3.3% 60.9% 2.8% 1.7% 3.3% 4.6% 6.3% 53.0% 13.7% 16.3% 2.4% 7.8% 3.7% 3.0% 3.0% 2.2% 22.4% 4.1% 6.5% 15.7% 2.8% 近畿地方 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 中国地方 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 四国地方 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 九州・沖縄地方 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 国内全域 海外 地域を限定しない 総数 571 29 108 306 137 25 20 114 9 12 29 64 14 54 16 31 21 8 234 152 14 14 15 31 20 28 13 90 111 173 3034 (対前年比) 12 11 0 11 -4 5 5 2 -1 1 5 -2 1 0 3 3 -2 3 31 38 -11 -4 -2 -2 1 0 -1 -1 11 32 215 % 18.8% 1.0% 3.6% 10.1% 4.5% 0.8% 0.7% 3.8% 0.3% 0.4% 1.0% 2.1% 0.5% 1.8% 0.5% 1.0% 0.7% 0.3% 7.7% 5.0% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 0.7% 0.9% 0.4% 3.0% 3.7% 5.7% 100% % 企業数(社) 150 16 45 104 51 17 14 59 7 8 19 40 7 27 11 13 14 6 76 42 6 9 9 18 12 14 7 56 50 71 460 32.6% 3.5% 9.8% 22.6% 11.1% 3.7% 3.0% 12.8% 1.5% 1.7% 4.1% 8.7% 1.5% 5.9% 2.4% 2.8% 3.0% 1.3% 16.5% 9.1% 1.3% 2.0% 2.0% 3.9% 2.6% 3.0% 1.5% 12.2% 10.9% ※1 15.4% ※2 100% ※3 ※1 「海外」には、現地で実施した活動に加え、現地での展覧会の協賛なども含む。 ※2 「地域を限定しない」には、公募地域を限定しない顕彰・コンクール、実施場所を持たない冊子・ウェブサイトの制作などが含まれる。 ※3 1 つの活動が複数地域で行われるものについては、企業数・活動件数ともに重複している。 - 32 - メセナ活動の方法―4 割の企業が非資金支援を実施 ■メセナ活動の実施方法は、「自主企画・運営」が 270 社(58.7%)・882 件(29.1%)、「他団体への支 援・提供」が 391 社(85.0%)・2,151 件(70.9%)であった。 ■「他団体への支援・提供」のうち、「資金支援」は最多の 373 社(81.1%)、資金以外の経営資源(マ ンパワー、場所、製品・サービス、技術・ノウハウ)の提供を行った企業は 187 社(40.7%)あった。 【設問】 図5 各活動の実施方法を選択肢からお選びください(MA) メセナ活動の方法(実施件数ベース) N=3034 自主企画・運営 882件(29.1%) 0% 図 6-a 10% 図 6-a 資金支援および マンパワーの提供、場所の提供 製品・サービスの提供、 技術・ノウハウの提供 をさす 他団体への支援・提供 2151件(70.9%) 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 100% メセナ活動の方法(実施件数ベース) 58.9%(1786件) 61.0(1735) 59.6(1526) 他団体への 資金支援 29.1(882) 28.7(815) 30.0(768) 自主企画・運営 他団体への 製品・サービスの提供 9.7(294) 8.2(234) 8.5(218) 他団体への マンパワーの提供 8.4(254) 9.2(262) 8.3(212) 7.2(218) 7.7(220) 7.2(185) 他団体への 場所の提供 2007[N=3034] 2005[N=2842] 2003[N=2560] 3.9(117) 2.3(65) 2.1(54) 他団体への 技術・ノウハウの提供 0% 図 6-b 90% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% メセナ活動の方法(企業数ベース) 81.1%(373社) 78.1(346) 74.5(306) 他団体への 資金支援 58.7(270) 58.9(561) 56.0(230) 自主企画・運営 28.5(131) 28.9(128) 23.8(98) 他団体への マンパワーの提供 20.9(96) 21.0(93) 21.2(87) 他団体への 場所の提供 12.2(56) 12.4(55) 13.9(57) 他団体への 製品・サービスの提供 2007[N=460] 2005[N=443] 2003[N=411] 6.7(31) 5.4(24) 5.6(23) 他団体への 技術・ノウハウの提供 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% マンパワーの提供 :社員による活動への参加など 製品・サービスの提供:商品の供与や機材の貸与、など 場所の提供 :社屋や施設提供など 技術・ノウハウの提供:自社の専門技術、ビジネススキルの提供など 注:資金支援および資金以外の経営資源による支援・提供は、他団体に対する場合をさす。主催事業で発生した経費やスタッフ/自社施設/製 品/技術等の使用はすべて「自主企画・運営」に含まれるものとする。 - 33 - プログラムの継続性―活動の 3 分の 1 は 10 年以上継続 ■メセナ活動総数 3,034 件の開始年度を見ると、2007 年度に新たに実施された活動(「新規」)は 787 件・ 25.9%(前年度 25.0%) 、継続して行われている活動(「継続」)は 2,247 件・74.1%(同 75.0%)で あった。企業数ベースで見ると、191 社(41.5%)が「新規」のプログラムを実施している。 ■5 年以上継続しているプログラムは 46.2%(1,407 件)、10 年以上のプログラムは 33.9%(1,028 件) にのぼった。 【設問】 図7 各活動の開始年度をお答えください(SA) プログラムの開始年度 N=3034 不明, 238件, 7.8% 1969年度以前に 開始, 118件, 3.9% 1970∼79年度に 開始, 106件, 3.5% 新規(2007年度に 実施), 787件, 25.9% 1980∼84年度に 開始, 94件, 3.1% 1985∼89年度に 開始, 207件, 6.8% 1990∼94年度に 開始, 306件, 10.1% 継続, 2247件, 74.1% 1995∼99年度に 開始, 320件, 10.5% 2005∼06年度に 開始, 334件, 11.0% 2000∼04年度に 開始, 524件, 17.3% - 34 - メセナ活動費総額―2007 年度の活動費合計は 404 社で 264 億 9,591 万円 ■メセナ実施企業 460 社のうち 404 社(87.8%)がメセナ活動費総額について回答した。404 社の活動 費総額の合計は 264 億 9,591 万円、1 社当たりの平均は 6,558 万円であった。 ■比較が可能な 9 年連続活動費回答企業 75 社の 1 社当たり平均メセナ活動費について推移を見ると、 1999 年度が 1 億 3,942 万円、2007 年度が 1 億 3,350 万円であり、この 9 年間一定の水準を保っている。 ■回答のあった 404 社の活動費総額の分布を見ると、1,000 万円未満の企業が 50.2%を占め、1,000 万 円以上 1 億円未満は 35.4%、1 億円以上は 14.3%であった。中央値は 908 万円、最頻値(※)は 100 万 円である。 【設問】 表2 2007 年度のメセナ活動費の総額をご記入ください 1 社当たりの平均メセナ活動費総額と活動費総額合計の推移 調査対象 活動費 活動費総額合計 中央値 1 社当たりの平均メセナ活動費総額 9 年連続回答企業 全回答企業 [75 社] 年度 回答企業数 回答率 2007 年度 404 社 87.8% 264 億 9591 万円 908 万円 6558 万円 1 億 3350 万円 2006 年度 421 社 88.6% 256 億 8647 万円 1000 万円 6101 万円 1 億 3505 万円 ※1 810 万円 8542 万円 1 億 4352 万円 ※1 331 億 4260 万円 2005 年度 388 社 87.5% 2004 年度 372 社 87.7% 232 億 5698 万円 800 万円 6252 万円 1 億 2453 万円 2003 年度 351 社 85.4% 224 億 2517 万円 1000 万円 6389 万円 1 億 2163 万円 2002 年度 320 社 81.6% 212 億 6398 万円 915 万円 6645 万円 1 億 2623 万円 2001 年度 283 社 75.5% 175 億 8029 万円 1000 万円 6212 万円 1 億 3111 万円 ※2 1 億 2713 万円 9512 万円 1 億 3942 万円 2000 年度 266 社 76.7% 185 億 3344 万円 1238 万円 1999 年度 193 社 74.8% 185 億 4864 万円 2000 万円 1998 年度 210 社 78.9% 214 億 7871 万円 1 億 228 万円 1997 年度 183 社 69.1% 196 億 8807 万円 1 億 759 万円 1996 年度 176 社 76.5% 175 億 5527 万円 9975 万円 1995 年度 174 社 72.8% 168 億 1771 万円 9665 万円 1994 年度※3 211 社 79.6% 159 億 2280 万円 7546 万円※3 1993 年度 190 社 75.4% 204 億 6983 万円 1 億 774 万円 1992 年度 186 社 74.4% 236 億 1297 万円 1 億 2695 万円 1991 年度 180 社 70.3% 253 億 3746 万円 1 億 4076 万円 ※2 ※1 活動費 6967 万円 総額合計は前年度比約 100 億円増だが、大幅増の原因としては、回答企業のうち 2 社からあわせて約 100 億円となる突出した数値が計上された ためである。うち 1 社は初めて金額について回答が寄せられ、もう 1 社は単年度の大型企画に取り組んだため数十億増加した。企業各社における 増加傾向は見られない。活動費総額の分布(図 8)を見ると、金額の構成比率に大幅な変動はない。 ※2 ※3 2001 年度調査(2000 年度データ)より調査対象を大幅に拡大したため、データの系年比較には留意が必要である。 回答のあった 211 社分の 1 社平均は 1 億 3868 万円。施設の建設費といった単年度の費用が不明確なものを除くと 1 社平均は 7546 万円と なる。 ※ 最頻値とは、具体的な金額として最も多く回答された値。 - 35 - 図8 メセナ活動費総額の分布の推移 100万円未満 5000万∼1億円未満 100万∼500万円未満 1億∼5億円未満 500万∼1000万円未満 5億∼10億円未満 1000万∼5000万円未満 10億円以上 1.5 2007年度[N=404] 13.4 23.8 13.1 26.0 12.1 9.4 0.7 0.7 14.0 2006年度[N=421] 23.3 11.9 29.0 6.6 24.0 8.5 13.8 0.7 2.3 2005年度[N=388] 16.0 2004年度[N=372] 16.1 24.2 12.1 12.1 0.8 2.2 21.5 14.8 24.7 8.4 11.8 8.8 12.0 0.5 1.7 2003年度[N=351] 12.8 2002年度[N=320] 13.8 21.1 14.2 28.5 0.9 1.2 2001年度[N=283] 2000年度[N=266] 24.1 9.9 13.1 24.0 7.5 22.3 ※ 26.6 15.2 8.1 26.5 14.3 11.9 9.5 28.7 13.1 7.5 18.1 1.2 1.1 0.7 0.8 0.8 注:2001 年度調査(2000 年度データ)より 1000 万円未満の活動費について、 「100 万円未満」「100 万∼500 万円未満」「500 万から 1000 万円未満」に分けて集計している。 30.1 35.8 1998年度[N=210] 35.7 32.4 8.6 19.0 1.9 2.4 1997年度[N=183] 36.1 31.7 10.4 16.9 2.2 2.7 9.7 19.9 1.7 1.7 10.3 19.5 2.9 1.2 ※ 2.8 1.4 5.8 1.1 38.6 1996年度[N=176] 28.4 35.6 1995年度[N=174] 30.5 37.9 1994年度[N=211] 33.7 ※ 29.5 1993年度[N=190] 0% 1000万円未満 29.4 20% 1000万∼5000万円未満 40% 5000万∼1億円未満 ※1994 年度、1995 年度、2000 年度の数値を一部 0.1%修正した。 - 36 - 16.6 12.6 29.6 26.7 1991年度[N=180] 20.2 7.6 34.7 31.7 1992年度[N=186] 8.8 4.1 1999年度[N=193] 16.3 10.2 9.4 60% 1億∼5億円未満 22.0 26.1 80% 5億∼10億円未満 3.8 5.6 1.0 2.7 2.8 100% 10億円以上 メセナ活動の事業費―1 プログラム当たりの事業費は約半数が 100 万円未満 ■メセナ活動1プログラム当たりの事業費については、計 1,874 件について回答があった。 ■1 プログラム当たりの平均は 891.7 万円だが、約半数(48.8%)のプログラムが 100 万円未満であっ た。 【設問】 図9 各活動の事業費をご記入ください 事業費の分布の推移 0円 50万∼100万円未満 1000万∼5000万円未満 2007年度 1.0 6.8 [N=1874] 2006年度 1.2 8.6 [N=1776] 2005年度 1.2 [N=1573] 27.0 14.1 27.1 10.4 2004年度 1.2 8.0 [N=1653] ∼10万円未満 100万∼500万円未満 5000万∼1億円未満 10万∼50万円未満 500万∼1000万円未満 1億円以上 26.7 8.0 12.1 2.6 1.7 14.2 25.7 8.3 10.9 2.4 1.6 13.9 25.3 8.0 11.2 2.2 1.8 9.4 2.0 1.8 2.3 2.1 26.0 28.8 15.1 26.2 7.5 2003年度 1.4 7.0 [N=1302] 25.3 14.7 2002年度 1.9 6.4 [N=1101] 25.0 14.7 29.0 8.4 10.7 2.1 1.8 2001年度 2.0 6.7 [N=947] 25.3 14.6 27.5 10.1 10.0 2.1 1.7 2000年度 2.4 6.4 [N=1032] 26.3 0% 20% 26.6 15.2 40% 26.5 60% マンパワーや場所の提供などで 「0 円」と回答があった活動のみ。 - 37 - 8.5 8.2 80% 12.1 10.8 2.12.1 100% ―――メセナ活動の運営体制――― メセナ活動の予算化―メセナ活動の予算枠を決めていた企業が約 8 割 ■年度の始めにメセナ活動の予算を決めていた企業は、78.9%(363 社)であった。直近の 5 年間、70% 台後半で推移している。 【設問】 図 10 年度始めにメセナ活動の予算を決めていましたか(SA) メセナ活動の予算化の推移 予算を決めていた 予算を決めていなかった 2007年度[N=460] 78.9 20.9 2006年度[N=475] 78.3 21.7 2005年度[N=443] 77.4 22.6 2004年度[N=424] 75.9 24.1 2003年度[N=411] 75.2 24.8 79.6 2002年度[N=392] 2001年度[N=375] 77.9 2000年度[N=347] 77.2 19.9 21.3 1996年度[N=230] 59.6 1995年度[N=239] 58.2 40.6 1.2 38.8 17.6 57.0 36.2 1990年度[N=149] 0.4 48.4 40.3 1991年度[N=256] 1.2 46.0 43.6 1992年度[N=250] 0.8 40.4 50.4 1993年度[N=252] ※ 0.7 19.6 53.6 1994年度[N=265] 1.2 17.3 79.6 1997年度[N=265] 1.5 14.3 82.0 1998年度[N=266] 0.5 22.1 84.5 1999年度[N=258] 0.2 2.7 58.4 5.4 無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% ※2001 年度調査より調査対象を大幅に拡大したため、データの系年比較には留意が必要である。 メセナ活動の基本方針―248 社が方針を持つ ■メセナ活動を行う上での基本方針を策定している企業は 53.9%(248 社)であった(前年度 53.5%・ 254 社)。 【設問】 図 11 メセナ活動を行う上での基本方針を策定していますか(SA) メセナ活動の基本方針 N=460 方針を策定している 248社(53.9%) 0% 20% 特に策定していない 212社(46.1%) 40% 60% - 38 - 80% 無回答 1社(0.2%) 100% メセナ活動の担当部署―広報関連の部署が最多 ■メセナ活動を担当した部署については、「広報関連の部署」197 社(42.8%)が最も多く、次いで「総 務関連の部署」152 社(33.0%)、「文化・社会貢献等の専任部署」108 社(23.5%) 、「系列の財団」 76 社(16.5%)であった。 ■メセナ活動を複数の部署で担当する企業は 225 社(48.9%)であった。 【設問】 図 12 メセナ活動を担当した部署はどこですか(MA) メセナ活動の担当部署 42.8%(197社) 42.9(182) 広報関連の部署 33.0(152) 33.0(140) 総務関連の部署 23.5(108) 23.8(101) 文化・社会貢献等の 専任部署 16.5(76) 13.4(57) 系列の財団 13.5(62) 11.6(49) 宣伝関連の部署 12.8(59) 15.8(67) 社長室・秘書室 関連の部署 12.4(57) 12.5(53) 営業関連の部署 9.8(45) 9.7(41) 経営企画 関連の部署 12.8(59) 上記以外の部署※ 7.8(33) 4.8(22) 3.3(14) 系列の企業 1.5(7) 2.1(9) その他 2007[N=460] 2004[N=424] 0.4(2) 0.9(4) 特に担当部署を 決めていなかった 0% 10% 20% 30% 40% ※「上記以外の部署」──具体的には、CSR 関連部署、事業部、研究・開発関連部署、人事関連の部署などが見られた。 - 39 - 50% メセナ活動の担当スタッフ数―1∼3 人の企業が過半数 ■1∼3 人でメセナを担当している企業が過半数(54.2%)を占める。1 社当たりの平均スタッフ数は 6.9 人(前年度 6.5 人)、中央値は 3 人(同 3 人)となった。 ■専任スタッフのいる企業は 193 社(41.9%)あるが、半数以上の企業(56.3%)は「兼任のみ」であ る。 【設問】 メセナ活動に従事したスタッフ数についてご記入ください(常勤。正社員・派遣は不問) 図 13 メセナ活動のスタッフ数および専任スタッフの有無の推移 1人 2∼3人 4∼5人 6∼10人 11∼20人 21人以上 無回答 2007年度 [N=460] 17.0 37.2 17.2 2006年度 [N=475] 15.8 38.3 18.1 14.7 34.8 19.4 13.1 7.9 12.0 8.0 4.5 2.3 8.3 4.4 3.2 2005年度 [N=443] 18.3 2004年度 [N=424] 19.6 2003年度 [N=411] 19.5 2002年度 [N=392] 36.6 17.0 35.0 16.3 17.0 36.0 2001年度 [N=375] 12.6 14.0 20% 12.3 40% 60% 1.7 7.6 3.8 1.7 5.6 0.9 7.2 4.1 8.9 13.5 63.5※ 0% 9.3 3.7 13.9 7.7 3.7 12.8 80% 100% ※スタッフ数は 2001 年度まで 1∼5 人で集計している。 専任のみ 2007年度 [N=460] 20.4 2006年度 [N=475] 26.4 2004年度 [N=424] 26.7 2003年度 [N=411] 1.7 53.1 0.9 46.2 24.6 2.6 53.3 14.8 4.6 51.3 13.1 20% 1.7 54.5 24.5 28.0 0% 56.3 19.6 25.0 2001年度 [N=375] 無回答 20.8 17.5 2002年度 [N=392] 兼任のみ 21.5 23.0 2005年度 [N=443] 専任・兼任とも 8.9 45.8 40% 60% - 40 - 13.1 80% 100% 他団体への支援金の費目―「寄付金」が最多、次いで「広告宣伝費」 ■2007 年度に他団体への資金支援を行った企業に、その支援金の費目についてたずねたところ、376 社 が回答した。その内訳は、「寄付金」(59.6%)が最多で、次いで「広告宣伝費」(50.3%)、「法人・ 賛助会費」(20.7%)であった。 ■「広告宣伝費」を選択した 189 社にその理由を尋ねると、「経費処理上本費目を適用するため」 (55.0%)が最多で、「広告宣伝や自社のイメージアップなどの効果を見込んでいたから」(51.9%) もほぼ同数の企業が選択した。 【設問】 2007 年度に「他団体への資金支援(協賛・寄付)を行った企業におたずねします。支援 金はどのような費目で支出しましたか。(該当する費目が複数ある場合はすべてに○)(MA) 図 14 他団体への支援金費目 N=376 59.6 寄付金 50.3 広告宣伝費 20.7 法人・賛助会費 メセナ・社会貢献事業費 7.7 財団・基金等を通じた助成金 7.2 雑費 6.6 5.6 広報費 4.8 交際費 2.4 販促費 1.3 福利厚生費 5.3 その他 0 10 20 30 40 50 60 (%) 【設問】 「広告宣伝費」で処理した場合は、その理由を以下の選択肢から選んでお答えください。 (MA) 図 15 支援金を広告宣伝費で処理した理由 N=189 経費処理上、本費目を適用するため (支援した活動のチラシに社名を載せることなどにより) 55.0 広告宣伝や自社のイメージアップなどの 効果を見込んでいたから 51.9 27.5 担当部署が宣伝関連の部署内にあったから 社内の規定や金額が大きいなどの理由により 他の事業費や寄付金としての支出が困難だったから 1.6 その他 2.6 0 - 41 - 10 20 30 40 50 60 ―――メセナ活動の取り組み――― メセナ活動で重視した点―「青少年への芸術文化教育」を重視する傾向強まる ■ メセナ活動を行う上で重視した点について聞くと、回答企業の約 6 割が「地域文化の振興」(61.3%) と「芸術文化の啓発・普及」(60.7%)を選択した。 ■ 「青少年への芸術文化教育」(37.6%)はこの 5 年間継続的に増加しており、意識の高まりが見られ る。 【設問】 図 16 メセナ活動を行う上で、特に重視した点は何ですか(MA) メセナ活動で重視した点 地域文化の振興 57.2 61.3 61.9 60.7 57.3 57.2 芸術文化の啓発・普及 37.6 青少年への芸術文化教育 33.2 28.0 35.2 33.6 31.6 若手や評価の定まって いない芸術家への支援 28.9 27.1 28.2 鑑賞者への支援 24.1 23.5 23.4 国際文化交流 21.5 21.9 19.5 アマチュアへの支援 18.7 17.4 16.3 日本の伝統芸能の振興 16.3 15.6 16.3 既に定評のある 芸術家への支援 10.4 8.8 8.8 同時代芸術の振興 9.6 8.4 9.5 文化財等の発掘・保存・修復 7.2 6.5 6.8 芸術文化の調査・研究 2007[N=460] 2005[N=443] 2003[N=411] 5.9 5.4 5.6 その他 0 10 20 - 42 - 30 40 50 60 (%) メセナ活動の対象やプログラムの選定方法―芸術団体等からの直接要請が約 6 割 ■支援先やプログラムを選定する方法は、「支援対象からの直接要請」 (58.5%)、 「自主的に探し出し た」(45.9%)が、間接的な支援要請を上回っている。 ■今年度より新たに選択肢に加えた「公募により募集」は 8.5%であった。 【設問】 図 17 メセナの対象やプログラムは、どのように探しましたか(MA) メセナの対象やプログラムの選定方法 58.5 支援対象からの直接要請 (協賛依頼など) 62.5 55.7 45.9 46.0 45.7 自主的に探し出した 28.9 28.0 31.1 外部からの紹介・依頼 (代理店、行政、マスコミ、その他) 21.5 社内他部門や関係会社、グループ 企業からの依頼・推薦・紹介※1 13.1 14.4 8.5 公募により募集※2 2007[N=460] 2005[N=443] 2003[N=411] 2.0 4.5 6.6 その他 0 10 20 30 40 50 60 (%) 【設問】 (「自主的に探し出した」について)具体的にはどのように探していますか(記述) ・ お付き合いのある団体等に声をかけ、審査機関を経て決定。 ・ 各種団体との交流が深まり、その人的交流(人脈)を通して探した。 ・ それぞれの分野に外部監修スタッフを起用し、公正且つ専門的見識のもと、調査・協議を行っている。 ・ 設立 50 周年を機に、地域社会への貢献を開始。地元の文化活動の支援としてふさわしい対象を検討した。 ・ 新しいプログラムのプランを持って、実際に協働してくれる組織を探した。 ・ (子ども向けプログラムの場合)社内ボランティアスタッフと相談しプログラムを作成する。 ・ 博物館など開催先と相談。 ・ オリジナルカレンダーの選画をすすめる中で、(美術館と)縁を持つこととなった。 ・ コーポレート・メンバーである美術館の関係から情報を入手した。 ※1 今年度(2007 年度データ)より、「公募により募集」を選択肢に追加した。 ※2 2006 年度データより、選択肢を「関係会社やグループ企業から要請」から変更した。 - 43 - 支援先やパートナーの選定基準―「芸術的な質の高さ」が 53% ■どのような基準でメセナ活動の支援先やパートナーを選んだかについては、「芸術的な質の高さ」 (53.0%)が最も多く、次いで「自社の活動方針との合致」(35.9%)となった。 【設問】 図 18 どのような基準でメセナ活動の支援先やパートナーを選んでいますか(MA) 支援先やパートナーの選定基準 53.0 48.5 芸術的な質の高さ 44.3 35.9 自社の活動方針と合致※1 32.2 30.9 活動の独自性・希少性 26.3 31.5 27.8 社会的認知度の高さ 23.6 30.0 30.5 市民参加・鑑賞者開発の可能性 24.3 29.6 25.5 22.6 対象としている社会的課題の重要性 28.0 28.2 活動実績の豊かさ 24.8 22.8 20.3 収支計画や運営面での健全性 13.9 17.6 15.6 活動の先進性 12.4 6.7 8.1 その他 2007[N=460] 2005[N=443] 2003[N=411] 19.5 8.0 9.5 特になし※2 0 10 20 30 ※1 2007 年度調査(2006 年度データ)より、選択肢に「自社の活動方針と合致」を追加した。 ※2 2005 年度調査(2004 年度データ)より、選択肢に「特になし」を追加した。 - 44 - 40 50 60 (%) パートナーシップによるメセナ活動―「芸術の専門家」との協働が最多 ■メセナを行った企業のうち 52.0%(239 社)がパートナーシップ(名義共催や完全委託ではなく、と もに主体的に企画や運営に参画すること)によるメセナ活動を行っている。 ■パートナーシップの相手は、「芸術の専門家」 (65.3%)が最も多く、次いで「企業」(43.1%)、「行 政」(36.8%)、「学校などの教育機関」(29.3%)と続いた。 ■「芸術の専門家」を選択した 156 社のうち、51 社(32.7%)は法人格を持つアート NPO とのパートナ ーシップがあったと回答した。 【設問】 以下の選択肢とのパートナーシップ(名義共催や完全委託ではなく、ともに主体的に企画や 運営に参画すること)によるメセナ活動はありましたか(MA) 図 19 パートナーシップによるメセナ活動の有無の推移 パートナーシップがあった 無回答 2007年度[N=460] 52.0 47.8 2006年度[N=475] 52.8 47.2 2005年度[N=443] 54.6 2004年度[N=424] 53.3 0.2 51.1 2001年度[N=375] 51.2 2000年度[N=347] 50.4 0% ※ 46.5 58.9 2002年度[N=392] 0.2 45.4 48.7 2003年度[N=411] 表3 なかった 0.2 39.8 1.3 44.0 4.8 42.7 20% 40% パートナーシップを組んだ相手の推移 60% 6.9 80% 100% *「パートナーシップがあった」と回答した企業について集計 芸術の専門家 企業 行政 学校 などの 教育機関 芸術以外 の分野の 組織 その他 65.3% 43.1% 36.8% 29.3% 12.6% 5.0% 2007年度[N=239] NPO 法人を NPO 法人を 無回 含む 含まない 答 32.7% 59.6% 7.7% ※ 今年度調査(2007 年度データ)より、設問の一部および選択肢を変更した - 45 - メセナ活動に対する社内理解の促進―社内報・PR 誌が 7 割超 ■メセナ活動に対する社内理解促進については、「社内報や企業 PR 誌などで活動を紹介」(71.7%)、 「ポスターやチラシを配布」(64.6%)が多かった。 ■256 社(55.7%)が 3 つ以上の方法を選択した。 【設問】 図 20 社内理解を促進するためにどのようなことを行いましたか(MA) メセナ活動に対する社内理解の促進 71.7 71.3 67.9 社内報や企業PR誌などで活動を紹介 64.6 ポスターやチラシを配布 58.9 57.9 53.0 50.8 招待券や入場券を配布 44.8 52.2 51.7 イントラネットなどで活動を告知 47.4 20.0 19.4 16.5 自社施設内での催しを企画 15.7 14.7 他部署との連携でメセナを推進 10.2 11.5 12.9 10.7 社員ボランティアを推奨する仕組みを設置 9.6 7.2 社員研修などに組み入れ 4.1 4.1 3.4 4.4 公演や美術展の鑑賞ツアーを実施 2007[N=460] 2005[N=443] 2003[N=411] 4.3 6.3 その他 10.5 0 20 - 46 - 40 60 80 (%) メセナ活動の社外への発信―自社ホームページによる情報発信が最多 ■メセナ活動の情報を社外に発信する方法については、「自社ホームページにて活動を紹介」 (65.0%) が最多で、次いで「ポスター・チラシ・プログラムを配布」(58.0%)、「新聞・雑誌・テレビ・ラジ オ等への広報活動」(50.0%)であった。 ■「企業 PR 誌や年次報告書にて活動を紹介」(46.3%)した企業は年々増え続け、この 5 年間で 10 ポ イント以上伸びている。 【設問】 図 21 メセナ活動の情報やその成果をどのように社外に発信しましたか(MA) メセナ活動の社外への発信 65.0 60.5 57.2 自社ホームページにて活動を紹介 58.0 57.3 53.8 ポスター・チラシ・プログラムを配布 50.0 52.4 49.1 新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等への 広報活動 46.3 36.8 34.5 企業PR誌や年次報告書にて活動を紹介 40.0 40.2 38.7 招待券や入場券を配布 32.2 29.8 28.2 新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等に広告出稿 21.7 21.7 17.3 ダイレクトメール(郵送・Eメール)を送付 12.4 11.3 9.5 メセナ・社会貢献のパンフレットを作成 2.4 3.4 3.2 その他 2007[N=460] 2005[N=443] 2003[N=411] 13.3 14.4 15.3 特に行わなかった 0 10 - 47 - 20 30 40 50 60 70 (%) メセナ活動を何で評価するか―6割が「参加者・来場者の評価」を意識 ■メセナ活動を何で評価するかについては、「参加者・来場者の評価」 (63.3%)、 「参加者・来場者数」 (53.7%)が多い。 ■今年度より「ステークホルダーの評価」を選択肢に加えたところ、16.5%(76 社)の企業が選んだ。 【設問】 図 22 自社が実施したメセナ活動を何で評価しますか(MA) メセナ活動を何で評価するか 63.3 62.1 60.8 参加者・来場者の評価 (感想等) 53.7 49.2 53.3 参加者・来場者数 40.9 社内の評価 (認知・反応等) 33.4 29.0 28.3 25.1 26.3 被支援者(アーティストほか)の評価 (意見等) 25.4 26.6 23.8 マスコミの評価 (批評等) 24.1 23.5 20.7 担当者の自己評価 23.0 21.7 17.5 マスコミの取扱量 19.6 21.2 20.0 専門家の評価 (批評等) 16.5 ステークホルダー(株主・顧客等)の 評価(反応等)※ 1.7 3.4 2.2 その他 2007[N=460] 2005[N=443] 2003[N=411] 18.9 20.5 20.0 特に評価していない 0 10 20 30 ※ 今年度調査(2007 年度データ)より、「ステークホルダーの評価」を選択肢に追加した。 - 48 - 40 50 60 70 (%) メセナ活動を評価する観点―「社会的意義」 「妥当性」を重視 ■メセナ活動についてどのような観点から評価を行っているかについては、「社会に対する効果・影響 があったか」(76.4%)が最も多かった。「設定目標に対してプログラムが有効か」(54.2%)も半数 以上が選択した。 【設問】 図 23 メセナ活動についてどのような観点から評価していますか(MA) メセナ活動の評価項目 *図 22 で「評価する基準」をいずれか選択した企業について集計 76.4 76.1 プログラム実施によって、社会に対する 効果・影響があったかどうか[社会的意義] 69.6 54.2 50.1 46.2 設定された目標に対してプログラムが 有効と思われるか[妥当性] 35.7 39.9 35.6 投入された経営資源に対して 最大の成果が出ているか[効率性] 33.0 33.3 設定された目標を どのくらい実現できたか[達成度] 26.4 25.5 22.8 20.4 目標を達成するために 必要最小限のコストか[経済性] 2007[N=373] 2005[N=351] 2003[N=329] 2.7 3.4 5.5 その他 0 10 20 - 49 - 30 40 50 60 70 80 (%) ―――メセナ活動の位置づけほか――― メセナ活動を行う目的―「地域社会の芸術文化振興のため」が継続的に増加 ■メセナ活動を行った企業 460 社にその目的を聞くと、「社会貢献の一環として」と答えた企業が 9 割 を超え(92.0%)、次いで「地域社会の芸術文化振興のため」(68.0%)、「芸術文化全般の振興のため」 (57.0%)であった。 ■「地域社会の芸術文化振興のため」と答えた企業の割合は、この 5 年間で約 5 ポイント増加している。 【設問】 図 24 メセナ活動を行ったのはどのような目的からですか(MA) メセナ活動の目的 92.0 91.0 88.3 社会貢献の一環として 68.0 64.3 62.3 地域社会の芸術文化振興のため 芸術文化全般の振興のため 57.0 54.2 56.7 長期的にみて自社のイメージの 向上につながるため 55.0 56.4 54.0 35.7 32.1 30.9 自社の企業文化の確立をめざして 15.4 16.3 14.1 社員の質的向上をはかるため 7.2 6.5 9.0 宣伝広告として即効的な 成果が期待されるため 6.5 5.6 4.9 他社に対する優位性を得るため 優秀な人材を 社員として獲得するため 3.5 2.3 1.2 文化関連業務の事業化を 計画しているため 2.8 1.8 2.4 2007[N=460] 2005[N=443] 2003[N=411] 3.9 3.4 2.9 その他 0 20 40 - 50 - 60 80 100 (%) メセナ活動と CSR の関連―「CSR の一環」との位置づけが明確に ■メセナ活動と「企業の社会的責任(CSR) 」をどのように関連づけているかについては、70.0%の企 業が「メセナ活動を CSR の一環として位置づけている」と答えた。問いを設けた 4 年前に比べ約 20 ポイント増加している。 【設問】 図 25 メセナ活動と「企業の社会的責任(CSR)」をどのように関連づけていますか(SA) メセナ活動と「企業の社会的責任(CSR)」の関連 CSRの一環として位置づけている 現在は特にCSRの一環とは意識していない 無回答 2007年度[N=460] 322社(70.0%) 2006年度[N=475] 309(65.1) 2005年度[N=443] 今後CSRの一環に含めていく その他 84社(18.3%) 45社(9.8%) 104(21.9) 274(61.8) 2004年度[N=424] 108(24.4) 239(56.4) 2003年度[N=411] 20% 53(12.0) 113(26.7) 210(51.1) 0% 50(10.5) 57(13.4) 105(25.5) 40% 60% 82(20.0) 80% 8社(1.7%) 1社(0.2%) 11(2.3) 1(0.2) 5(1.1) 3(0.7) 9(2.1) 6(1.4) 8(1.9) 6(1.5) 100% メセナ活動以外の社会貢献活動―メセナ実施企業の 9 割以上が実施 ■メセナ活動以外の社会貢献活動の実施状況をたずねたところ、メセナ実施企業 456 社では 93.0%(424 社) 、メセナ未実施企業 202 社では 69.8%(141 社)であった。活動分野は、いずれも「地域社会活動」 「環境」が多い。 【設問】 表4 2007 年度に下記の分野での社会貢献活動を行いましたか(MA) メセナ活動以外の社会貢献活動の実施状況 メセナ実施企業 メセナ活動以外の 2007 年度 2005 年度 社会貢献活動を [N=460] [N=443] 行った 行っていない 無回答 社会貢献活動の内訳 地域社会活動 環境 スポーツ 教育 社会福祉 国際交流・協力 災害救援・防災 学術研究 健康・医療 人権 その他 93.0 7.0 0.0 91.4 8.6 0.0 2003 年度 [N=411] 87.8 12.2 0.0 [N=428] 78.0 68.0 57.2 56.3 51.4 46.7 44.6 39.5 35.0 14.3 3.7 [N=405] 75.6 67.4 58.0 51.4 55.3 47.7 48.6 39.0 34.1 11.1 3.7 [N=411] 67.1 45.7 47.7 38.4 41.4 38.4 18.2 32.1 25.8 6.8 3.2 - 51 - 2007 年度 [N=202] 69.8 29.2 1.0 [N=141] 47.5 46.8 26.2 22.0 27.7 25.5 20.6 16.3 14.2 3.5 5.7 メセナ未実施企業 2005 年度 2003 年度 [N=180] [N=221] 63.3 50.2 36.7 49.3 0.0 0.5 [N=114] 51.8 45.6 31.6 32.5 33.3 14.0 24.6 17.5 13.2 2.6 5.3 [N=221] 24.9 21.3 16.7 10.9 12.2 8.6 4.1 8.6 5.4 1.8 2.7 メセナ活動において支障となる事柄―「専門的な知識をもったスタッフの不足」が継続的に増加 ■メセナ実施企業のうち、メセナを行う上で支障があったと回答した企業は 287 社(62.4%)であった (前年度 60.6%)。 ■支障の内訳を見ると、 「予算額が少ない」(47.7%)が最多だが、この 5 年間の推移を見ると、「スタ ッフ数の不足」(35.2%)と「専門知識をもったスタッフの不足」(31.0%)が増え続けている。 【設問】 図 26-a メセナ活動を行う上で、支障となる事柄は何でしたか(MA) メセナ活動の支障の有無 N=460 支障となる事柄があった 287社(62.4%) 0% 20% 図 26-b 特に支障はなかった 172社(37.4%) 40% メセナ活動の支障となる事柄 60% 無回答 1社(0.2%) 80% 100% *「支障となる事柄があった」と回答した企業について集計 47.7 48.0 49.4 予算額が少ない 35.2 31.4 スタッフ数の不足 28.0 31.0 29.6 専門知識をもったスタッフの不足 26.1 24.0 23.8 25.7 目先のメリットが見込めない 21.3 22.0 23.0 社内の理解がなかなか得られない 19.5 19.9 22.2 税制上の優遇措置がない 18.1 18.1 情報やノウハウがない 14.6 10.1 11.6 11.5 担当部署がない 4.5 5.8 支援したい芸術文化活動が少ない 2.3 4.2 2.9 3.1 経営トップが替わると方針が変わる 2007[N=287] 2005[N=277] 2003[N=261] 4.9 4.7 5.0 その他 0 10 20 - 52 - 30 40 50 (%) メセナ活動を行わなかった理由―活動資金、スタッフの不足が課題 ■メセナを行わなかった企業 202 社にその理由をたずねると、「資金に余裕がない」(42.1%)が多く、 次いで「スタッフ数に余裕がない」(37.6%)、「担当部署がない」(29.7%)、「情報やノウハウがな い」(26.7%)となった。 【設問】 2007 年度にメセナ活動を行わなかったのはどのような理由からですか(MA) 図 27 メセナ活動を行わなかった理由 42.1 41.1 44.8 資金に余裕がない 37.6 44.4 スタッフ数に余裕がない 37.6 29.7 33.9 担当部署がない 22.6 26.7 29.4 情報やノウハウがない 22.6 21.3 27.8 社内でコンセンサスが得られない 24.4 18.3 20.0 必要性を感じない 14.9 14.9 12.2 12.2 検討中 4.5 6.1 7.2 税制上の優遇措置がない 2007[N=202] 2005[N=180] 2003[N=221] 16.3 11.7 14.5 その他 0 10 20 - 53 - 30 40 50 (%) ―――時事設問――― 芸術分野と他分野の複合型メセナ活動―4 割の企業が領域横断的なメセナを実施 ■芸術分野と他の分野の複合型メセナ(社会貢献)活動について尋ねたところ、メセナ実施企業 460 社 のうち、183 社(39.8%)が行ったと回答した。 ■どの分野との複合かについては、 「青少年教育」と「まちづくり・地域活性化」がともに 43.7%を占 めた。次いで「福祉・医療」(30.1%)、「環境」 (23.5%)、 「国際交流・多文化共生」(23.5%)とな った。 【設問】 2007 年度に芸術分野と他分野の複合型メセナ(社会貢献)活動を行いましたか。行った 場合は、どの分野との複合かをお答えください。(MA) 図 28 複合型メセナ実施の有無 N=460 行った 183社(39.8%) 0% 図 29 行わなかった 273社(59.3%) 20% 40% 芸術分野と他分野の複合型メセナ 60% 無回答 4社(0.9%) 80% 100% N=183 青少年教育 43.7 まちづくり・地域活性化 43.7 福祉・医療 30.1 環境 23.5 国際交流・多文化共生 23.5 スポーツ 8.2 育児支援 6.0 科学技術 4.4 平和 3.8 災害救援・防災 2.2 人権 2.2 その他 3.8 0 10 20 【設問】 具体的な活動内容をご記入ください(記述) [本書 8∼13 ページに回答内容を掲載(抜粋) ] - 54 - 30 40 50(%) メセナ活動を通じて企業が得たこと―「企業イメージやブランド価値が向上」が増加 ■メセナ実施企業に、メセナ活動を通じて企業が得たことは何かを聞いたところ、「地域との関係がより深ま った」(65.0%)が最多であった。「企業イメージやブランド価値が向上した」(61.1%)と答えた企業は昨 年より約 5 ポイント増加した。 【設問】 図 30 メセナ活動を通じて貴社が得たことは何だとお考えですか(MA) メセナ活動を通じて企業が得たこと 65.0 64.8 62.5 58.9 61.1 55.8 55.2 55.0 地域との関係がより深まった 企業イメージやブランド価値が向上した 38.9 自社について広く知られるようになった 32.8 31.4 34.3 31.2 29.5 27.7 28.5 29.3 26.7 23.1 25.4 22.1 18.2 19.0 顧客との関係がより深まった 新たな人的ネットワークを得た 社員が自社に誇りを持つようになった 39.2 8.3 9.5 9.9 7.5 5.2 4.4 5.0 3.6 1.3 1.5 1.9 2.4 8.3 8.4 8.5 7.8 本業へのフィードバックがあった 就職を希望する学生が増えた その他 わからない 0 10 2007[N=460] 2006[N=475] 2004[N=424] 2003[N=411] 20 30 40 50 60 70 (%) 【設問】どのような出来事からそう思いましたか。関係者(特に参加者、被支援者、社員)の声な ど、具体的なエピソードをご記入ください。 (記述) [本書 17∼20 ページに回答内容を掲載(抜粋) ] - 55 - ―――調査回答企業プロフィール――― 表5 業種 業種 水産・農林 鉱業 建設 食料品 繊維・紙 繊維製品 パルプ・紙 化学・医薬品 化学 医薬品 石油・石炭 ゴム・ガラス・土石 ゴム製品 ガラス・土石製品 鉄鋼・金属 鉄鋼 非鉄金属 金属製品 機械・機器 機械 電気機器 輸送用機器 精密機器 その他製品 商業 卸売 小売 金融・保険 銀行 証券・商品先物取引 保険 その他金融 不動産 運輸・倉庫 陸運 海運 空運 倉庫・運輸 公共 電気・ガス 情報・通信 サービス 総数 企業数 2 0 30 38 12 9 3 36 24 12 6 10 4 6 20 6 4 10 96 17 46 17 16 23 95 45 50 126 92 9 13 12 24 18 8 1 1 8 66 16 50 60 662 実施 2 22 33 7 5 2 27 17 10 6 8 4 4 13 6 3 4 65 12 34 13 6 19 50 24 26 101 78 5 12 6 16 13 8 1 1 3 47 16 31 31 460 未実施 0 8 5 5 4 1 9 7 2 0 2 0 2 7 0 1 6 31 5 12 4 10 4 45 21 24 25 14 4 1 6 8 5 0 0 0 5 19 0 19 29 202 (社) 飲料、酒類、菓子、調味料、加工品等 化粧品、家庭用品、香料、溶剤、塗材、樹脂等 家電、コンピュータ、半導体、電子部品等 印刷・出版他 商社、輸入業、製造販売等 百貨店、スーパー、コンビニ、書店、外食チェーン等 都市銀行、地方銀行、信用金庫、労働金庫、農協等 損害保険、生命保険 情報、通信、放送 広告、教育、旅行・ホテル、エンタテインメント他 - 56 - 表6 本社所在地 本社所在地 北海道 東北地方 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 関東地方 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 北陸・甲信越地方 山梨県 長野県 新潟県 富山県 石川県 福井県 東海地方 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 近畿地方 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 中国地方 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 四国地方 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 九州・沖縄地方 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 総数 企業数 14 7 1 1 2 1 1 1 374 4 3 5 8 12 312 30 27 1 12 7 2 2 3 50 8 11 28 3 124 4 18 76 23 0 3 24 1 1 9 13 0 12 3 4 2 3 30 14 2 1 1 4 1 6 1 662 実施 12 6 1 1 1 1 1 1 245 2 1 4 3 10 209 16 20 1 10 4 2 2 1 43 8 8 25 2 84 2 13 50 17 0 2 19 1 1 7 10 0 7 2 2 1 2 24 9 2 1 1 4 1 5 1 460 未実施(社) 実施企業分布 2 2.6% 1 1.3% 0 0.2% 0 0.2% 1 0.2% 0 0.2% 0 0.2% 0 0.2% 129 53.3% 2 0.4% 2 0.2% 1 0.9% 5 0.7% 2 2.2% 103 45.4% 14 3.5% 7 4.3% 0 0.2% 2 2.2% 3 0.9% 0 0.4% 0 0.4% 2 0.2% 7 9.3% 0 1.7% 3 1.7% 3 5.4% 1 0.4% 40 18.3% 2 0.4% 5 2.8% 26 10.9% 6 3.7% 0 0.0% 1 0.4% 5 4.1% 0 0.2% 0 0.2% 2 1.5% 3 2.2% 0 0.0% 5 1.5% 1 0.4% 2 0.4% 1 0.2% 1 0.4% 6 5.2% 5 2.0% 0 0.4% 0 0.2% 0 0.2% 0 0.9% 0 0.2% 1 1.1% 0 0.2% 202 100.0% - 57 - 表7 資本金 資本金別 5000万円未満 5000万∼1億円未満 1億∼10億円未満 10億∼50億円未満 50億∼100億円未満 100億∼500億円未満 500億∼1000億円未満 1000億円以上 総数 表8 実施 未実施 20 14 46 82 51 125 55 67 460 (社) 4 4 57 76 19 37 2 3 202 実施企業分布 4.3% 3.0% 10.0% 17.8% 11.1% 27.2% 12.0% 14.6% 100.0% 企業数 68 52 187 73 145 41 75 19 2 662 実施 企業数 34 12 132 156 74 121 43 52 30 8 662 実施 企業数 45 152 92 109 51 55 52 106 662 実施 35 25 107 49 114 37 73 18 2 460 未実施 (社) 33 27 80 24 31 4 2 1 0 202 実施企業分布 未実施 (社) 15 5 67 60 17 16 2 0 17 3 202 実施企業分布 7.6% 5.4% 23.3% 10.7% 24.8% 8.0% 15.9% 3.9% 0.4% 100.0% 経常利益 経常利益 5000万円未満 5000万∼1億円未満 1億∼10億円未満 10億∼50億円未満 50億∼100億円未満 100億∼500億円未満 500億∼1000億円未満 1000億円以上 赤字 無回答 総数 表 10 24 18 103 158 70 162 57 70 662 売上高 売上高 50億円未満 50億∼100億円未満 100億∼500億円未満 500億∼1000億円未満 1000億∼5000億円未満 5000億∼1兆円未満 1兆∼5兆円未満 5兆円以上 無回答 総数 表9 企業数 19 7 65 96 57 105 41 52 13 5 460 4.1% 1.5% 14.1% 20.9% 12.4% 22.8% 8.9% 11.3% 2.8% 1.1% 100.0% 従業員数 従業員数 100人未満 100∼500人未満 500∼1000人未満 1000∼2000人未満 2000∼3000人未満 3000∼5000人未満 5000∼1万人未満 1万人以上 総数 21 69 63 78 41 44 42 102 460 未実施 (社) 24 83 29 31 10 11 10 4 202 - 58 - 実施企業分布 4.6% 15.0% 13.7% 17.0% 8.9% 9.6% 9.1% 22.2% 100.0% 表 11 設立年 設立年 ∼1899年 1900∼1909年 1910∼1919年 1920∼1929年 1930∼1939年 1940∼1945年 1946∼1949年 1950∼1959年 1960∼1969年 1970∼1979年 1980∼1989年 1990∼1999年 2000年以降 総数 企業数 48 19 42 52 52 49 70 104 58 51 51 33 33 662 実施 未実施 43 18 35 43 40 41 47 80 40 29 19 11 14 460 5 1 7 9 12 8 23 24 18 22 32 22 19 202 - 59 - (社) 実施企業分布 9.3% 3.9% 7.6% 9.3% 8.7% 8.9% 10.2% 17.4% 8.7% 6.3% 4.1% 2.4% 3.0% 100.0% 5.調査回答企業一覧(業種別・企業名 50 音順) 「メセナ活動実態調査」の実施にあたり、以下の企業からご回答いただきました。ご協力まことにありがとうございました。 水産・農林 ホクト(株) (株)マルハニチロホール ディングス 建設 (株)秋村組 安藤建設(株) 鹿島建設(株) 北野建設(株) (株)希望社 (株)九電工 (株)熊谷組 五洋建設(株) (株)三東工業社 ジェコス(株) 清水建設(株) 積水ハウス(株) 大成建設(株) 大和ハウス工業(株) 高松建設(株) 東急建設(株) 戸田建設(株) 飛島建設(株) ハザマ (株)ピーエス三菱 (株)桧家住宅 (株)福田組 (株)フジタ 富士電機 E&C(株) (株)不動テトラ (株)細田工務店 前田建設工業(株) 前田道路(株) 松井建設(株) (株)まつもとコーポレー ション 食料品 アヲハタ(株) アサヒビール(株) (株)伊藤園 伊藤ハム(株) 江崎グリコ(株) (株)菊家 キーコーヒー(株) キッコーマン(株) キユーピー(株) (株)崎陽軒 (株)京樽 キリンホールディングス(株) (株)串乃屋 (株)神戸酒心館 (株)神戸風月堂 サッポロビール(株) 沢の鶴(株) サントリー(株) 三和酒類(株) (株)シベール (株)鈴廣蒲鉾本店 (株)竹風堂 田苑酒造(株) (株)虎屋 (株)ドンク (株)永谷園 (株)中村屋 日清オイリオグループ(株) 日本たばこ産業(株) 林原グループ (株)文明堂銀座店 三島食品(株) (株)源吉兆庵 モロゾフ(株) (株)ヤクルト本社 (株)柳屋本店 (株)ユニカフェ 和光堂(株) 繊維製品 グンゼ(株) (株)三陽商会 住江織物(株) (株)デサント 東レ(株) (株)ナイガイ ニッケ(日本毛織(株)) (株)ルシアン (株)ワコールホールディン グス 日本ガイシ(株) 深川製磁(株) (株)ヤマウ パルプ・紙 (株)イムラ封筒 王子製紙(株) (株)岡山製紙 非鉄金属 住友電気工業(株) タツタ電線(株) 日本軽金属(株) 三菱マテリアル(株) 化学 アイカ工業(株) 小野産業(株) 花王(株) (株)クレハ 三洋化成工業(株) (株)資生堂 神東塗料(株) ダイソー(株) 大日精化工業(株) 大陽日酸(株) 多木化学(株) DIC(株) 帝人(株) 東京応化工業(株) 東ソー(株) 東洋ドライルーブ(株) 東リ(株) (株)ニイタカ (株)ニフコ 日本特殊塗料(株) 日本メナード化粧品(株) (株)ポーラ・オルビスホー ルディングス 三菱化学(株) ライオン(株) 医薬品 大塚製薬(株) 協和発酵工業(株) 第一三共(株) 大正製薬(株) 武田薬品工業(株) 田辺三菱製薬(株) 中外製薬(株) 東和薬品(株) ノボ ノルディスクファーマ(株) 扶桑薬品工業(株) マルホ(株) (株)メニコン 石油・石炭 出光興産(株) コスモ石油(株) (株)ジャパンエナジー 昭和シェル石油(株) 太陽石油(株) (株)Misumi ゴム製品 東海ゴム工業(株) ニッタ(株) 不二ラテックス(株) (株)ムーンスター ガラス・土石製品 (株)INAX (株)エーアンドエーマテリ アル TOTO(株) 鉄鋼 愛知製鋼(株) 新日本製鐵(株) 住友金属工業(株) (株)住友金属小倉 大同特殊鋼(株) 豊平製鋼(株) 金属製品 (株)アドバネクス (株)岩田製作所 元旦ビューティ工業(株) 三和ホールディングス(株) 中国工業(株) ニッパツ(日本発条(株)) (株)ノーリツ 文化シヤッター(株) ホッカンホールディングス(株) 松尾橋梁(株) 機械 (株)IHI (株)アマダ (株)荏原製作所 オルガノ(株) (株)北川鉄工所 (株)キッツ (株)クボタ (株)サトー セガサミーホールディング ス(株) (株)ソディック ダイキン工業(株) 大豊工業(株) 日精樹脂工業(株) 野村マイクロ・サイエンス(株) 三菱重工業(株) (株)ヨシタケ ローツェ(株) 電気機器 アルパイン(株) (株)アルバック アンリツ(株) 池上通信機(株) ウシオ電機(株) エスペック(株) NEC(日本電気(株)) 沖電気工業(株) オプテックス(株) オムロン(株) カシオ計算機(株) キヤノン(株) 京セラ(株) 協立電機(株) (株)共和電業 クラリオン(株) 小糸工業(株) コニカミノルタホールディン グス(株) 三洋電機(株) (株)ジーエス・ユアサ コー ポレーション セイコーエプソン(株) 星和電機(株) ソニー(株) 太洋工業(株) - 60 - ツインバード工業(株) TOA(株) TDK(株) (株)東京カソード研究所 (株)東芝 日本ビクター(株) 日本信号(株) (株)ニレコ 能美防災(株) パイオニア(株) パナソニック(株) パナソニック電工(株) 日置電機(株) (株)日立国際電気 (株)日立製作所 (株)フェローテック 富士通(株) 富士通テン(株) 富士電機ホールディングス(株) マブチモーター(株) (株)ミツバ ローム(株) 輸送用機器 アイシン・エィ・ダブリュ(株) 川崎重工業(株) KYB(株)(カヤバ工業(株)) 大同メタル工業(株) ダイハツ工業(株) (株)デンソー トピー工業(株) トヨタ自動車(株) (株)豊田自動織機 (株)ナンシン 日産自動車(株) 阪神内燃機工業(株) 日野自動車(株) フタバ産業(株) ボッシュ(株) 本田技研工業(株) (株)ユタカ技研 精密機器 オリンパス(株) (株)シード (株)島津製作所 セイコーインスツル(株) セイコーホールディングス(株) (株)タムロン 東亜ディーケーケー(株) (株)東京精密 (株)トキメック (株)ニコン ニプロ(株) 日本精密(株) 富士ゼロックス(株) (株)ホロン (株)モリテックス ユニオン光学(株) その他製品 (株)アイワード アート印刷(株) (株)アルメディオ オッペン化粧品(株) (株)岐阜文芸社 共同印刷(株) (株)光文社 (株)主婦の友社 大日本印刷(株) 田崎真珠(株) 凸版印刷(株) ナカバヤシ(株) 日本アムウェイ(株) ニホンフラッシュ(株) (株)白寿生科学研究所 ホルベイン工業(株) 前田工繊(株) (株)マガジンハウス 松田油絵具(株) 三浦印刷(株) ミズノ(株) 光村印刷(株) ヤマハ(株) (株)吉野工業所 卸売業 伊藤忠商事(株) 伊藤忠丸紅鉄鋼(株) 稲畑産業(株) 岩谷産業(株) 上原成商事(株) (株)内田洋行 (株)エスケイジャパン 大西電気(株) 岡谷鋼機(株) 小津産業(株) 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きのくに信用金庫 岐阜信用金庫 九州労働金庫 (株)紀陽銀行 (株)京都銀行 京都信用金庫 京都中央信用金庫 京都北都信用金庫 桐生信用金庫 近畿労働金庫 (株)熊本ファミリー銀行 (株)群馬銀行 (株)京葉銀行 (株)高知銀行 西京信用金庫 (株)佐賀銀行 さがみ信用金庫 札幌信用金庫 (株)山陰合同銀行 (株)四国銀行 四国労働金庫 (株)静岡銀行 静岡県労働金庫 しずおか信用金庫 しまなみ信用金庫 十三信用金庫 (株)十六銀行 湘南信用金庫 (株)常陽銀行 (株)新生銀行 (株)親和銀行 巣鴨信用金庫 スルガ銀行(株) 瀬戸信用金庫 (株)セブン銀行 全国信用協同組合連合会 (株)大光銀行 (株)第三銀行 瀧野川信用金庫 但馬信用金庫 多摩信用金庫 (株)千葉銀行 (株)千葉興業銀行 (株)中国銀行 銚子信用金庫 (株)東京都民銀行 東京東信用金庫 東濃信用金庫 (株)東和銀行 (株)徳島銀行 (株)トマト銀行 豊橋信用金庫 長野信用金庫 (株)西日本シティ銀行 (株)八十二銀行 姫路信用金庫 (株)百五銀行 (株)百十四銀行 広島信用金庫 福井信用金庫 (株)福岡銀行 (株)ふくおかフィナンシャ ルグループ 碧海信用金庫 (株)北洋銀行 (株)北陸銀行 (株)北海道銀行 北海道労働金庫 (株)北國銀行 三浦藤沢信用金庫 三重県信用農業協同組合 連合会 三島信用金庫 (株)みずほフィナンシャル グループ (株)みちのく銀行 (株)三井住友銀行 横浜信用金庫 稚内信用金庫 証券・商品先物取引 藍澤證券(株) 黒川木徳フィナンシャル ホールディングス(株) 新光証券(株) スターホールディングス(株) (株)大和証券グループ本社 野村ホールディングス(株) 丸八証券(株) モルガン・スタンレー証券(株) 保険 朝日生命保険(相) 共栄火災海上保険(株) 住友生命保険(相) ソニー生命保険(株) (株)損害保険ジャパン 第一生命保険(相) 東京海上日動火災保険(株) 東京海上日動フィナンシャ ル生命保険(株) 日本生命保険(相) ハートフォード生命保険(株) 富国生命保険(相) 三井住友海上火災保険(株) 明治安田生命保険(相) その他金融 アコム(株) アメリカン・エキスプレス・イ ンターナショナル, Inc. 愛媛県信用農業協同組合 連合会 大阪証券金融(株) 香川県信用農業協同組合 連合会 (株)クオンツ 長野県信用農業協同組合 連合会 新潟県信用農業協同組合 連合会 新潟県労働金庫 日立キャピタル(株) プロミス(株) (株)マネーパートナーズ 三菱 UFJ リース(株) 不動産 朝倉不動産(株) (株)アーバネットコーポ レーション (株)アーバンコーポレイ ション (株)イムズ NTT 都市開発(株) (株)FJ ネクスト (株)コマーシャル・アール イー (株)サンケイビル (株)シンプレクス・インベス トメント・アドバイザーズ スターツコーポレーション(株) 住友不動産販売(株) (株)ゼクス 千島土地(株) (有)東葉産業 日本駐車場開発(株) (株)ノエル (株)飛騨庭石 (株)フージャースコーポ レーション ポラスグループ 三井不動産(株) 三菱地所(株) 森ビル(株) (株)ライフステージ (株)ロジコム 陸運 (株)グリーンキャブ 京王電鉄(株) 相模鉄道(株) 佐川急便(株) 東京急行電鉄(株) 富士急行(株) ヤマトホールディングス(株) 海運 (株)商船三井 空運 日本航空 倉庫・運輸 東海運(株) 近畿日本ツーリスト(株) 櫻島埠頭(株) 澁澤倉庫(株) (株)住友倉庫 東洋埠頭(株) 阪神電気鉄道(株) ワールド・ロジ(株) 情報・通信 (株)アイ・エム・ジェイ (株)アイネット (株)朝日新聞社 朝日放送(株) (株)インフォメーション・ディ ベロプメント ヴィンキュラムジャパン(株) (株)NTT データ NTT データ ジェトロニクス(株) (株)オウケイウェイヴ (株)大分放送 (株)大塚商会 オメガプロジェクト・ホール ディングス(株) 関西テレビ放送(株) キヤノンマーケティングジャ パン(株) (株)講談社 - 61 - コナミ(株) コムチュア(株) サイバネットシステム(株) さくらインターネット(株) (株)さくらケーシーエス (株)ジー・エフ シナジーマーケティング(株) (株)ジー・モード (株)ジャステック (株)シンプレクス・テクノロ ジー (株)水曜社 (株)千修 (株)ティー・ワイ・オー (株)デジタルガレージ (株)デジタルハーツ (株)テレビ朝日 (株)テレビ東京 (株)東計電算 (株)十勝毎日新聞社 (株)ニッポン放送 日本アイ・ビー・エム(株) 日本オラクル(株) (株)日本経済新聞社 日本システムウエア(株) 日本ユニシス(株) (株)野村総合研究所 (株)フェイス 富士ソフト(株) (株)ブロードバンドタワー 北海道放送(株) (株)毎日新聞社 (株)南日本放送 (株)宮崎日日新聞社 (株)読売新聞東京本社 電気・ガス 大阪ガス(株) 沖縄電力(株) 関西電力(株) 九州電力(株) 西部ガス(株) J-POWER(電源開発(株)) 四国電力(株) 静岡ガス(株) 中国電力(株) 中部電力(株) 東京ガス(株) 東京電力(株) 東邦ガス(株) 東北電力(株) 広島ガス(株) 北陸電力(株) サービス (株)アデランス (株)アートネイチャー アプライドテクノロジー(株) (株)アマナ アミタ(株) (株)アルバイトタイムス (株)板室観光ホテル大黒屋 (株)イチネン (株)インタースペース エスアールジータカミヤ(株) 大川創業(株) (株)クイック (株)けいはんな (株)建設技術研究所 国際文化財(株) (株)ジェイティービー (株)CSK ホールディングス (株)CSS ホールディングス システム・ロケーション(株) 情報技術開発(株) ( 株) セ プ テ ー ニ ・ ホ ー ル ディングス セントラル警備保障(株) (株)綜合臨床ホールディン グス (株)CHINTAI (株)ツクイ (株)電通 (株)電通テック 東京都競馬(株) (株)東京ドーム 東洋テック(株) (株)東横イン (株)どん 西日本高速道路(株) 日本 ERI(株) 日本医療事務センター (株)日本 M&A センター 日本和装ホールディングス(株) (株)ノバレーゼ ぴあ(株) (株)フライトシステムコンサ ルティング (株)フライングガーデン ( 株) ベ ネ ッ セ コ ー ポ レ ー ション (株)ベンチャー・リンク (株)ホテルオークラ東京 (株)ホテルグランヴィア大阪 (株)ボングゥー (株)マザーズ (株)マルハン (株)みどり会 (株)明光ネットワークジャパン 明豊ファシリティワークス(株) (株)焼肉屋さかい (株)八木橋 (株)やまねメディカル (株)ユニバーサルホーム (株)夢真ホールディングス (株)リクルート (株)リーテム (株)リンク・ワン (株)レイ ワタミ(株) 6.調査票 2008 年度 メセナ活動実態調査票 X W 本調査でいう「メセナ」とは (詳細は別紙概要参照) 芸術文化に関する公演・展覧会・シンポジウムなどの開催●芸術文化に関する顕彰・養成・研修●芸術文化活動に関する資金、人、物、場所、技術などの支援● 芸術文化に関する調査・研究および出版●芸術文化施設の建設・運営●芸術文化の鑑賞者支援●その他、芸術文化支援と思われる活動 ◆データ(MSWord)入力での回答をご希望の場合は、http://www.mecenat.or.jp/よりダウンロードいただくか、P.8 お問い合わせ先までご連絡ください。 (フリガナ) 貴社名 ︵ お問い合わせ先︶ 記 入 者 ご連 絡 先 TEL: ご所属 FAX: (フリガナ) ご氏名 E-mail: 〒 ご住所 ※上記にご記入いただいた個人情報は、本件に関する問い合わせ、結果報告、および当協議会からのご案内にのみ使用させていただきます。当協議会事務局 にて厳重に管理し、第三者に開示・提供することはありません。 Ⅰ.全ての企業におたずねします。(該当する番号にひとつ○をつけてください) 【1】貴社の直近(2008 年 3 月末まで)のプロフィールについてお答えください。 * メセナビ :企業メセナ協議会が運営するメセナ活動データベース「メセナビ」(http://www.mecenavi.info/)に掲載予定の項目です。 ①業種 1. 水産・農林 メセナビ メセナビ 2. 鉱業 主たる業種をひと つだけ 3. 建設 4. 食料品 7. 化学 13.非鉄金属 19.その他製品 25.その他金融 31.情報・通信 8. 医薬品 14.金属製品 20.卸売 26.不動産 32.電気・ガス 9. 石油・石炭 15.機械 21.小売 27.陸運 33.サービス 10.ゴム製品 16.電気機器 22.銀行 28.海運 5. 繊維製品 11.ガラス・土石製品 17.輸送用機器 23.証券・商品先物取引 29.空運 6. パルプ・紙 12.鉄鋼 24.保険 ②本社所在地 ③設立年 18.精密機器 都・道・府・県 西暦 30.倉庫・運輸 (1ヶ所のみお答えください) 年 ◆連結決算を公表している企業は連結決算、そうでない場合は単独決算に基づきご記入ください。 ④資本金 1.5000 万円未満 3.1 億∼10 億円未満 5.50 億∼100 億円未満 7.500 億∼1000 億円未満 4.10 億∼50 億円未満 6.100 億∼500 億円未満 8.1000 億円以上 1.50 億円未満 3.100 億∼500 億円未満 5.1000 億∼5000 億円未満 7.1 兆∼5 兆円未満 2.50 億∼100 億円未満 4.500 億∼1000 億円未満 6.5000 億∼1 兆円未満 8.5 兆円以上 相互会社は基金額。 2.5000 万∼1 億円未満 ⑤売上高 輸送、倉庫、放送、電力・ガス、サービス業は営業収入。銀行は経常収益、証券会社は営業収益、保険会社は正味保険料。 ⑥経常利益 ⑦従業員数 1.5000 万円未満 3.1 億∼10 億円未満 5.50 億∼100 億円未満 7.500 億∼1000 億円未満 2.5000 万∼1 億円未満 4.10 億∼50 億円未満 6.100 億∼500 億円未満 8.1000 億円以上 1.100 人未満 3.500∼1000 人未満 5.2000∼3000 人未満 7.5000∼1 万人未満 2.100∼500 人未満 4.1000∼2000 人未満 6.3000∼5000 人未満 8.1 万人以上 【2】貴社は 2007 年度にメセナ(芸術文化支援)活動※を行いましたか。(○はひとつ) 1. メセナ活動を行った ⇒次頁へお進みください 2. メセナ活動を行わなかった ⇒P.8 のみご回答ください i 9.赤字 Ⅱ. 2007 年度にメセナ活動を「行った」企業におたずねします。※「行わなかった」場合は P.8 にお進みください 【3】メセナ活 動 実 績 記 入 の手 引 き(ご記 入 は右 P.3 へ) ■①活動名欄 活動名や支援先を具体的にご記入ください。 ※ 「若い芸術家の育成」「美術館支援」「演劇の国際交流」といった活動の概要ではなく、具体的なプログラム名や支援先 をご記入ください。 例:「○○交響楽団演奏会協賛」「××美術館の運営」「△△歌舞伎観賞教室」 ※ 文化施設で行っている個別の主催事業や、多数の活動からなるシリーズ企画などは、1活動として名称を記入し、あ わせて開催回数もご記入ください。 例:「□□コンサートシリーズ(全 4 回)」「○○文化講座(10 ヶ所)」 ※ 系列財団にて実施する事業に関しては、個別の活動名ではなく「□□財団への出捐」と 1 件でご回答ください。 ■②方法欄 自主企画・運営(主催)の場合は1.に○を、他団体への支援の場合は、2.に○をつけた上、a.∼e.で 該当する英字すべてに○をつけてください。 1.自主企画・運営[主催]:自主事業・主催事業ほか、自社が主体的に企画・運営に携わった活動/共催・協働も含む ※ 自主企画における経費や自社施設・製品・技術等の使用は、すべて「1.自主企画・運営」に含まれるものとします。 2.他団体への支援・提供 a.資金: 資金支援[協賛・寄付] b.人: マンパワーの提供―社員による活動への参加など c.場: 場所の提供―社屋や施設提供など d.製・サ: 製品・サービスの提供―商品の供与や機材の貸与、運搬協力など e.技・ノ: 技術・ノウハウの提供―自社の専門技術、ビジネススキルの提供など ■③実施地域欄 各活動の実施地域を、次の中から該当する番号でご記入ください。(複数回答可) ※ 公募地域を限定しない顕彰・コンクール等は「50.地域を限定しない」を選択してください。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 9. 栃木県 10.群馬県 11.埼玉県 12.千葉県 13.東京都 14.神奈川県 15.山梨県 16.長野県 17.新潟県 18.富山県 19.石川県 20.福井県 21.岐阜県 22.静岡県 23.愛知県 24.三重県 25.滋賀県 26.京都府 27.大阪府 28.兵庫県 29.奈良県 30.和歌山県 31.鳥取県 32.島根県 33.岡山県 34.広島県 35.山口県 36.徳島県 37.香川県 38.愛媛県 39.高知県 40.福岡県 41.佐賀県 42.長崎県 43.熊本県 44.大分県 45.宮崎県 46.鹿児島県 47.沖縄県 48.国内全域 49.海外(現地で の開催に限る) 50.地域を限定 しない ■④芸術分野欄 各活動の芸術分野を、次の中から該当する番号でご記入ください。(複数回答可) ※ スポーツは含みません。芸術文化の要素を持つ教育・福祉・環境分野等の活動は調査対象ですので、該当する芸術 分野を選んでください。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 建築 文学 :オペラを含む :デザイン、写真を含む :ミュージカルを含む :バレエを含む :映画、ビデオなどを含む 8. 伝統芸能 :歌舞伎、能など(無形文化財) 9. 文化遺跡、歴史的建造物(有形文化財) 10.生活文化 :茶道、華道、書道など 11.芸能:講談、落語、浪曲など 12.伝統的娯楽 :囲碁、将棋など 13.複合芸術 :複数分野の要素をあわせ持つ 1 つのプログラム 14. 全般 :1∼13 まですべて。芸術祭など ■⑤開始年度欄 新規プログラムは1.に○を、継続している活動は( )内に開始年度を西暦 4 桁(不明の場合は 「不明」)でご記入ください。 ■⑥事業費欄 貴社が負担された各活動の事業費をご記入ください。個別企業の金額は公表いたしません。 ※複数企業によるプログラムは、貴社負担額のみご回答ください。 ※芸術分野と福祉、教育、環境等他分野との複合的なプログラムも、事業にかかった費用全額をご回答ください。 ii 【3】2007 年度の貴社のメセナ活動実績について、左頁(P.2)を参照の上、ご記入ください。 ◆本調査でいう「メセナ活動」については、別紙[「メセナ活動実態調査」概要]の裏面をご参照ください。 ◆データ(MSWord)入力での回答をご希望の場合は、http://www.mecenat.or.jp/よりダウンロードいただくか、P.8 お問い合わせ先までご連絡ください。 メセナビ * ①∼⑤は企業メセナ協議会が運営するメセナ活動データベース「メセナビ」(http://www.mecenavi.info/)に掲載します ①活動名(プログラム名) ②方 法 メセナビ (記入例1) ○○コンサートシリーズ(5 回) (記入例2) △△文化協会 会費 ③実施地域 ④芸術分野 ⑤開始年度 メセナビ 1.自主企画・運営 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) メセナビ 4,13,27, 33,46 1.新規 1,5 2300 2.継続 1.新規 17 2,8,10 50 2.継続 X非公表 1.自主企画・運営 1.新規 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 2 2.継続 ( 1.自主企画・運営 1.自主企画・運営 1.自主企画・運営 8 9 10 )年度より 万円 )年度より 万円 )年度より 万円 )年度より 万円 )年度より 万円 )年度より 万円 )年度より 万円 )年度より 万円 1.新規 2.継続 ( 1.自主企画・運営 1.新規 2.継続 ( 1.自主企画・運営 1.新規 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 7 万円 2.継続 ( 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 6 )年度より 1.新規 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 5 万円 2.継続 ( 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 4 )年度より 1.新規 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 3 万円 ( 1988 )年度より ※11 件以上ある場合は本紙をコピーしてご記入ください。 1 万円 ( 2004 )年度より 1.自主企画・運営 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) ⑥事業費 メセナビ (西暦4桁) メセナビ 2.継続 ( 1.自主企画・運営 1.新規 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 2.継続 ( 1.自主企画・運営 1.新規 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 2.継続 ( 1.自主企画・運営 1.新規 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 2.継続 ( 1.自主企画・運営 1.新規 2.他団体への支援・提供 ( a.資金 b.人 c.場 d.製・サ e.技・ノ ) 2.継続 ( 【4】2007 年度のメセナ活動費の総額をご記入ください。(金額は公表いたしません。統計上必要ですので ぜひご協力ください。) ※常勤スタッフ(正社員・派遣は不問)の人件費は含みません。 ※この集計値は<2007 年度の日本の企業メセナ活動費総額>として各方 面で引用されます。精度の高いデータを得るには、より多くのご回答 が不可欠です。本設問へのご理解と回答ご協力をお願い申し上げます。 iii 万円 ◆前頁一覧表にご記入のあと、【4】総額のご記入はお済みですか? ───────────< 運営体制について >─────────── 【5】2007 年度、年度始めにメセナ活動の予算を決めていましたか。(○はひとつ) 1.予算を決めていた 2.予算を決めていなかった 【6】2007 年度、貴社においてメセナ活動を担当した部署はどこですか。(○はいくつでも) 1. 文化・社会貢献等の専任部署 2. 広報関連の部署(1.を除く) 5. 経営企画関連の部署(1.を除く) 3. 宣伝関連の部署(1.を除く) 6. 営業関連の部署(1.を除く) 4. 総務関連の部署(1.を除く) 7. 社長室・秘書室関連の部署(1.を除く) 8. 上記以外の部署 名称: 9. 系列の財団(芸術文化を対象に含まない福祉、環境、学術関連財団を除く) 名称: 10.系列の企業 名称: 11.その他 ( ) 12.特に担当部署を決めていなかった 【7】 2007 年度、メセナ活動を主に担当した部署についてご記入ください(2008 年 3 月末現在)。 メセナビ ◆本内容はメセナ活動データベース「メセナビ」に掲載します。公表不可の項目は「□公表不可」に3印をご記入ください。 ①担当部署名 ②メセナに従事したスタッフ数 常勤。正社員・非社員は不問。 □公表不可 専任 人、兼任 人 □公表不可 □P.1 と同じ(連絡先と同じ場合は□に3印を付け、ご記入は不要です) ③所在地 〒 ④TEL ⑤FAX ⑥URL(ホームページのアドレス) 【8】 メセナビ - □P.1 と同じ □公表不可 □P.1 と同じ □公表不可 http:// 貴社はメセナ活動を行う上での基本方針を策定していますか。 1.策定している(以下の空欄に簡潔にご記入ください) 【8-SQ】以下のいずれかに該当する場合は、○をつけてください。 a.メセナ活動のために策定した方針 b.CSR・社会貢献活動全般の方針 2.特に策定していない □ 「メセナビ」(http://www.mecenavi.info/) 内容と同じ場合は、左の□に3印を付け、方針の記入は不要です。 * メセナビ :メセナ活動データベース「メセナビ」(http://www.mecenavi.info/)に掲載予定の項目です。 iv ───────────< メセナの取り組みについて >─────────── 【9】メセナ活動を行ったのはどのような目的からですか。(○はいくつでも) 1. 芸術文化全般の振興のため 7. 社員の質的向上をはかるため 2. 自社の企業文化の確立をめざして 8. 他社に対する優位性を得るため 3. 社会貢献の一環として 9. 優秀な人材を社員として獲得するため 4. 長期的にみて自社のイメージの向上につながるため 10.宣伝広告として即効的な成果が期待されるため 5. 地域社会の芸術文化振興のため 11.その他( ) 6. 文化関連業務の事業化を計画しているため 【10】 メセナビ メセナ活動を行う上で特に重視した点は何ですか。(○はいくつでも) 1. 若手や評価の定まっていない芸術家への支援 8. 日本の伝統芸能の振興 2. 既に定評のある芸術家への支援 9. 文化財等の発掘・保存・修復 3. アマチュアへの支援 10.地域文化の振興 4. 鑑賞者への支援 11.国際文化交流 5. 青少年への芸術文化教育 12.芸術文化の調査・研究 6. 芸術文化の啓発・普及 13.その他( ) 7. 同時代芸術の振興 【11】メセナの対象やプログラムは、どのように探しましたか。(○はいくつでも) 1. 自主的に探し出した → 【11-SQ】具体的にはどのように探していますか。 2. 公募により募集 3. 支援対象からの直接要請(協賛依頼など) 4. 社内他部門や関係会社、グループ企業からの依頼・推薦・紹介 5. 外部からの紹介・依頼(代理店、行政、マスコミ、その他) 6. その他( 【12】 ) 2007 年度、以下の選択肢とのパートナーシップ(名義共催や完全委託ではなく、ともに主体的に企画 や運営に参画すること)によるメセナ活動はありましたか。 メセナビ ① あった(○はいくつでも) 1. 企業: 複数社で連携して資金提供、実行委員会を組織して事業実施など 2. 芸術の専門家: 文化施設、芸術文化団体、アーティスト、文化支援組織など ┗━【12-SQ】 どちらかに○をつけてください → a.NPO 法人を含む b.NPO 法人を含まない 3. 芸術以外の分野の組織(具体的に記入: ) 4. 行政: 地方自治体、官公庁など 5. 学校などの教育機関 6. その他(具体的に記入: ) ② なかった 【13】どのような基準でメセナ活動の支援先やパートナーを選んでいますか。(○はいくつでも) 1. 芸術的な質の高さ 7. 市民参加・鑑賞者開発の可能性 2. 社会的認知度の高さ 8. 対象としている社会的課題の重要性 3. 活動の独自性・希少性 9. 自社の活動方針との合致 4. 活動の先進性 10. その他( 5. 活動実績の豊かさ 11. 特になし 6. 収支計画や運営面での健全性 v ) 【14】メセナ活動に対する社内理解を促進するために、どのようなことを行いましたか。(○はいくつでも) 1. 社内報や企業 PR 誌などで活動を紹介 6. 自社施設内での催しを企画 2. ポスターやチラシを配布 7. 社員研修などに組み入れ 3. イントラネットなどで活動を告知 8. 社員ボランティアを推奨する仕組みを設置 4. 招待券や入場券を配布 9. 他部署との連携でメセナを推進 5. 公演や美術展などの鑑賞ツアーを実施 10.その他( ) 【15】メセナ活動の情報やその成果をどのように社外に発信しましたか。(○はいくつでも) 1. 新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等への広報活動 6. ダイレクトメール(郵送・E メール)を送付 2. 新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等に広告出稿 7. メセナ・社会貢献のパンフレット*を作成 3. ポスター・チラシ・プログラムを配布 8. 企業 PR 誌や年次報告書*にて活動を紹介 4. 招待券や入場券を配布 9. その他( 5. 自社ホームページにて活動を紹介 ) 10.特に行わなかった 例:株主に対して総会や株主通信などで紹介、など ◆*「メセナ・社会貢献のパンフレット」「企業 PR 誌や年次報告書」:保存資料として 1 部ご寄贈・ご協力いただければ幸いです。 【16】貴社が実施したメセナ活動を何で評価していますか。(○はいくつでも) 1. 参加者・来場者の評価(感想等) 7. 社内の評価(認知・反応等) 2. 参加者・来場者数 8. ステークホルダー(株主・顧客等)の評価(反応等) 3. 被支援者(アーティストほか)の評価(意見等) 9. 担当者の自己評価 4. マスコミの評価(批評等) 10. その他( 5. マスコミの取扱量 11.特に評価していない →【18】へ ) 6. 専門家の評価(批評等) 【17】メセナ活動についてどのような観点から評価を行っていますか。(○はいくつでも) 1. 設定された目標に対してプログラムが有効と思われるか(妥当性) 2. 投入された経営資源に対して最大の成果が出ているか(効率性) 3. 目標を達成するために必要最小限のコストか(経済性) 4. 設定された目標をどのくらい実現できたか(達成度) 5. プログラム実施によって、社会に対する効果・影響があったか(社会的意義) 6. その他( ) 【18】メセナ活動を行う上で、支障となる事柄は何でしたか。 ① 支障となる事柄があった(○はいくつでも) 1. 税制上の優遇措置がない 7. 担当部署がない 2. 目先のメリットが見込めない 8. 支援したい芸術文化活動が少ない 3. 予算額が少ない 9. 情報やノウハウがない 4. 社内の理解がなかなか得られない 10.経営トップが替わると方針が変わる 5. 専門知識をもったスタッフの不足 11.その他( ) 6. スタッフ数の不足 ② 支障となる事柄は特になかった 【19】2007 年度、貴社はメセナ活動以外に、下記の分野での社会貢献活動を行いましたか。 ① 行った(○はいくつでも) 1.社会福祉 2.健康・医療 3.スポーツ 4.学術研究 ② 行わなかった 5.環境 6.教育 7.地域社会活動 8.国際交流・協力 vi 9. 災害救援・防災 10.人権 11.その他( ) ───────────< 意識調査・時事設問ほか >─────────── 【20】貴社では、メセナ活動と「企業の社会的責任(CSR)」をどのように関連づけていますか。(○はひとつ) 1. メセナ活動を、「企業の社会的責任(CSR)」の一環として位置づけている 2. メセナ活動を、今後、「企業の社会的責任(CSR)」の一環に含めていく 3. メセナ活動を、現在は特に「企業の社会的責任(CSR)」の一環とは意識していない 4. その他( ) ◆「CSR 報告書」「サスティナビリティ報告書」「社会・環境活動レポート」等を発行している場合、保存資料として 1 部ご寄贈いただければ幸いです。 【21】2007 年度に「他団体への資金支援(協賛・寄付)」を行った企業におたずねします。支援金はどのような 費目で支出しましたか。(該当する費目が複数ある場合は、すべてに○をつけてください) 1. 広告宣伝費 2. 寄付金 3. メセナ・社会貢献事業費 4.広報費 5.交際費 6.販促費 7.福利厚生費 10.法人・賛助会費 8.雑費 11. その他( 9.財団・基金等を通じた助成金 ) 【21-SQ】「1.広告宣伝費」で処理した場合は、その理由を以下の選択肢から選んでお答えください。(○はいくつでも) a.担当部署が宣伝関連の部署内にあったから b.広告宣伝や自社のイメージアップなどの効果を見込んでいたから c.経費処理上、本費目を適用するため(支援した活動のチラシに社名を載せることなどにより) d.社内の規定や金額が大きいなどの理由により、他の事業費や寄付金としての支出が困難だったから e.その他( ) 【22】貴社では、2007 年度に芸術分野と他分野の複合型メセナ(社会貢献)活動を行いましたか。行った場合 は、どの分野との複合かをお答えください。 ① 行った(○はいくつでも) 1.環境 2.福祉・医療 3.青少年教育 4.育児支援 ② 行わなかった 5.スポーツ 6.科学技術 7.まちづくり・地域活性化 8.災害救援・防災 9. 国際交流・多文化共生 10.平和 11.人権 12.その他( ) 【22-SQ】具体的な活動内容をご記入ください。 【23】メセナ活動を通じて貴社が得たことは何だとお考えですか。(○はいくつでも) 1. 自社について広く知られるようになった 6. 社員が自社に誇りを持つようになった 2. 企業イメージやブランド価値が向上した 7. 新たな人的ネットワークを得た 3. 顧客との関係がより深まった 8. 本業へのフィードバックがあった 4. 地域との関係がより深まった 9. その他( 5. 就職を希望する学生が増えた 10.わからない ) 【23-SQ】 どのような出来事からそう思いましたか。関係者(特に参加者、被支援者、社員)の声など、具体的なエピ ソードをご記入ください。 ◆回答例につきましては、「2007 年度メセナ活動実態調査報告書」をご参照ください(協議会ホームページ[http://www.mecenat.or.jp]に掲載)。 ◆企業メセナや芸術文化振興、および当協議会へのご意見・ご要望がございましたら、次頁の【26】欄に ご記入ください。 以上で調査は終了です。ご協力まことにありがとうございました。同封の返信用封筒またはファックス(03-3215-6222) で 5 月 7 日(水)までにご返送ください。◆お問い合わせ:企業メセナ協議会(次頁) vii Ⅲ. 2007 年度にメセナ(芸術文化支援)活動を「行わなかった」企業におたずねします。 (集計した数値のみ発表いたします。企業名は公表いたしません。 ) 【24】メセナ活動を行わなかったのはどのような理由からですか。(○はいくつでも) 1.必要性を感じない 6.社内でコンセンサスが得られない 2.資金に余裕がない 7.税制上の優遇措置がない 3.スタッフ数に余裕がない 8.検討中 4.担当部署がない 9.その他( ) 5.情報やノウハウがない 【25】貴社は 2007 年度に下記の分野での社会貢献活動を行いましたか。 ① 行った(○はいくつでも) 1.社会福祉 2.健康・医療 3.スポーツ 4.学術研究 ② 行わなかった 5.環境 6.教育 7.地域社会活動 8.国際交流・協力 9. 災害救援・防災 10.人権 11.その他( ) 【25-SQ】 具体的にはどのようなご活動ですか。ひとつご紹介ください。 【26】企業メセナおよび当協議会へのご意見・ご要望がございましたらご記入ください。 以上で調査は終了です。ご協力ありがとうございました。 同封の返信用封筒またはファックス(03-3215-6222)で 5 月 7 日(水)までにご返送ください。 〔お問い合わせ〕 社団法人企業メセナ協議会 調査担当:北村、喜多 〒100-0005 東京都千代田区丸の内 1-8-2 第一鉄鋼ビル 1 階 TEL:03-3213-3397[受付 (月)∼(金)9:30∼17:30] FAX:03-3215-6222 E-mail:[email protected] http://www.mecenat.or.jp/ ¾ 企業メセナ協議会ホームページ ¾ メセナ活動データベース「メセナビ」 http://www.mecenavi.info/ (社)企業メセナ協議会は、企業によるメセナ(芸術文化支援)活動の推進を目的に、1990 年に発足した公益法人です。主たる事業として、 企業のメセナ活動についての①啓発・普及、②情報集配、③調査・研究、④顕彰、⑤国際交流、⑥助成認定活動を行っています。 会長:福原義春、理事長:福地茂雄。正会員 150 社、準会員 39 団体。(2008 年 4 月現在) viii 2008 年度「企業財団のメセナ活動実態調査」 集計結果 2009 年 3 月 社団法人企業メセナ協議会 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 1.調査の概要 社団法人企業メセナ協議会では、1991 年より民間の芸術文化支援に関する「メセナ活動実態調査」を 毎年実施し、企業が行うメセナ活動とともに、企業財団・公益信託による芸術文化(支援)活動につい ても継続的に調査を行っている。2008 年度の財団調査では、合計 310 団体に調査票を郵送し、207 団体 から回答を得た(有効回答率 66.8%)。うち 10 団体は公益信託であった。活動総件数は 769 件、1 団体 当たりの活動件数は平均 3.7 件であった。 ※ 本調査でいう「企業財団」とは、企業本体の出捐(資金の拠出)だけでなく企業オーナー個人が出捐している場合も含めた広義の定義を 採用している。 ※ 教育・福祉等、芸術文化活動を主目的としない財団が行った芸術文化活動も調査対象としている。 調査の目的 芸術文化(支援)活動を行う企業財団・公益信託の運営状況ならびに調査対象年度の活動内容を調 査するとともに、芸術文化に関する時事的な事柄についての意識調査を行い、企業財団・公益信託 のメセナ活動の実態を明らかにする。 調査の方法 調査の対象 :芸術文化(支援)活動を行う企業財団・公益信託 310 団体 調査の実施時期 :2008 年 8 月∼9 月 調査方法 :郵送によるアンケート 調査対象期間 :2007 年度(回答団体の事業年度に基づく) 有効回答数 :207 団体 有効回答率 :66.8% 調査の内容 各企業財団における、①所在地、所管官庁、出捐者、資産規模、スタッフ数等、②活動の基本方針、 事業目的、③2007 年度に行った芸術文化(支援)活動のプログラム名とその事業形態、芸術分野、 事業費についての回答を得たほか、④時事設問として公益法人制度改革に関する意識と財団の収入 構造を調査した。 調査結果の見方(留意事項) ・ 比率はすべて百分率(%)で表し、小数点以下 2 位を四捨五入して算出した。したがって合計 が 100%を上下する場合もある。 ・ 基数となるべき実数は N=000 と表し、N を 100.0%として算出した。 ・ SA(Single Answer)は単独回答、MA(Multiple Answer)は複数回答を意味する。MA は回答の 合計比率が 100.0%を超える場合がある。 73 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 2.集計結果 ―――調査回答財団プロフィール――― 所在地、設立年 ■回答のあった 207 団体(財団 197 団体、公益信託 10 団体)を所在地別にみると[表 1]、東京都が突出 して多く 71 団体(34.3%)、続いて大阪府 11 団体(5.3%)、静岡県と兵庫県が同数で 8 団体(3.9%) であった。企業メセナ協議会が現在把握している全財団・公益信託の所在地域分布(=調査票配布数) においても、東京都が 99 団体と最多で、大阪府 17 団体、兵庫県 16 団体、静岡県 15 団体と続いてい る。 ■設立年別にみると[表 2]、全体の約 4 割が 1980 年代後半から 1990 年代前半に集中していることがわ かる。 表1 所在地 [SA/N=207] 都道府県 北海道 東北地方 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 財団数 6 11 (%) 2.9 5.3 8 15 1 2 1 5 2 関東地方 78 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 北陸・信越地方 山梨県 長野県 新潟県 富山県 石川県 福井県 1 1 1 1 1 71 2 東海地方 表2 調査票 配布数 12 1 0 4 1 6 3 37.7 3 1 2 2 1 99 4 5.8 1 3 3 1 2 2 19 112 26 1 9 6 2 4 4 9.2 36 岐阜県 静岡県 3 8 7 15 愛知県 5 9 三重県 3 4 都道府県 近畿地方 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 中国地方 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 四国地方 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 九州・沖縄地方 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 総 数 財団数 36 (%) 設立年度区分 財団数 (%) 17.4 52 1900∼1945 年 1946∼1959 年 1960∼1964 年 1965∼1969 年 1970∼1974 年 1975∼1979 年 1980∼1984 年 1985∼1989 年 12 9 6 11 12 14 19 37 5.8 4.3 2.9 5.3 5.8 6.8 9.2 17.9 4 7 11 8 3 3 18 5 7 17 16 5 3 8.7 1 2 6 6 3 11 27 2 2 9 10 4 5.3 2 6 2 1 16 13 4 6 2 1 7.7 21 5 2 2 1 1 1 3 6 2 3 2 1 1 4 1 2 207 74 設立年 [SA/N=207] 調査票 配布数 100.0 310 1985 1986 1987 1988 1989 1990∼1994 年 1990 1991 1992 1993 1994 1995∼1999 年 1995 1996 1997 1998 1999 2000 年以降 総 数 13 4 4 8 8 53 25.6 17 12 9 9 6 22 10.6 8 6 6 2 0 12 207 5.8 100.0 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 事業形態 ■回答団体ついて、2007 年度に行われた事業に基づいて分類すると、助成型プログラム(助成/奨学金/ 顕彰)のみを行った団体(助成型財団)は 78 団体(37.7%)、事業型プログラム(自主事業/文化施 設運営)のみを行った団体(事業型財団)は 65 団体(31.4%)で、助成と事業の両方を行った団体 (複合型財団)は 58 団体(28.0%)であった。なお、2007 年度の活動実績(芸術文化関連)はない と回答した団体が 6 団体あった。 図1 回答団体の事業形態別分類[N=207] 実績無, 2.9% 複合型, 28.0% 助成型, 37.7% 事業型, 31.4% 所管官庁 ■所管官庁別にみると、国の中央省庁を所管とする「全国法人」が 102 団体(49%) 、都道府県または 都道府県教育委員会を所管とする「地方法人」が 111 団体(53.6%)であった。 ■全国法人の内訳を見ると、「文化庁」が 46 団体と最多で、次いで「文部科学省」が 26 団体であった。 その他に、「経済産業省」 「厚生労働省」など 6 つの省が挙げられた。 ■地方法人の内訳については、「都道府県教育委員会」が 70 団体であり、特に事業型財団では 49.2%(32 団体)と割合が高かった。 表3 所管官庁[MA] 公益法人所管 財団数 [N=207] (%) 助成型 [N=78] 事業型 [N=65] 複合型 [N=58] 実績無 [N=6] 全国法人※ 102 49 43 20 34 4 文部科学省(文化庁) 文部科学省 経済産業省 厚生労働省 国土交通省 外務省 総務省 環境省 内閣府 農林水産省 地方法人 都道府県教育委員会 都道府県 無回答 46 26 7 5 5 4 4 3 1 1 111 70 41 2 22.2 12.6 3.4 2.4 2.4 1.9 1.9 1.4 0.4 0.4 53.6 33.8 19.8 1.0 11 15 5 4 1 3 3 1 1 0 42 22 20 0 9 4 1 1 2223 0 0 1 0 1 45 32 13 0 25 6 1 00 1 1 0 0 0 0 23 16 7 1 1 1 0 0 0 0 1 1 1100 0 1 0 1 1 ※複数の所管官庁を持つ団体が 6 団体あった。 特定公益増進法人格の有無 ■特定公益増進法人格を有する団体は 44 団体で、全回答団体の 21.3%であった。これを事業形態別に みると、助成型財団が 17 団体、事業型財団が 8 団体、複合型財団が 18 団体であった。 75 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 主たる出捐者 ■回答団体に対する主たる出捐者をみると、74.4%(154 団体)が「企業(グループを含む)」であった。 創業者や経営者等の個人が出捐者となっている団体は 15.5%(32 団体)であった。 表4 主たる出捐者・出資者 企業(グループ含む) 個人(創業者、経営者等) 企業+個人 複数企業(グループ外) その他 財団数 [N=207] 154 32 14 4 3 助成型 [N=78] 69 6 2 1 0 (%) 74.4 15.5 6.8 1.9 1.4 事業型 [N=65] 43 14 4 1 3 複合型 [N=58] 40 10 6 2 0 ※「その他」――①企業と自治体が共同で出捐、②創業者と芸術家が共同で出捐、③関連企業からの出捐はない 資産総額 ■2007 年度の資産総額について回答のあった 194 団体の資産総額合計は 8,942 億 8,248 万円、1 団体当 たりの平均資産総額は 46 億 970 万円、中央値は 9 億 7,316 万円であった(前回調査:182 団体、合計 5,897 億 4,189 万円、平均 32 億 4,034 万円、中央値 10 億 1,130 万円)。 ■資産総額の分布をみると、10 億円未満の団体が 47.3%(98 団体)であった。一方、100 億円以上の 団体は 10.6%(22 団体)だった。 表5 2007 年度資産総額 [N=207] 資産総額 財団数 1 億円未満 1∼3 億円未満 3∼5 億円未満 5∼10 億円未満 10∼30 億円未満 30∼50 億円未満 50∼100 億円未満 100 億円以上 無回答 (%) 11 29 27 31 48 12 14 22 13 5.3 14.0 13.0 15.0 23.2 5.8 6.8 10.6 6.3 ※中央値とは、回答された金額を順に並べて中央にある値。 支出総額 ■2007 年度の支出総額について回答のあった 197 団体の支出総額合計は 955 億 8,092 万円で、1 団体当 たりの平均支出総額は 4 億 8,518 万円、中央値は 5,656 万円であった(前回調査:185 団体、合計 860 億 4,924 万円、平均 4 億 6,513 万円、中央値 7,069 万円)。 ■支出総額の分布をみると、1 億円未満の団体が 60.9%(126 団体)を占めた。一方、10 億円以上の団 体は 4.8%(10 団体)であった。 表6 2007 年度支出総額 支出総額 1000 万円未満 1000 万∼5000 万円未満 5000 万∼1 億円未満 1∼3 億円未満 3∼5 億円未満 5∼10 億円未満 10∼30 億円未満 30 億円以上 無回答 財団数 [N=207] (%) 46 49 31 32 15 14 8 2 10 22.2 23.7 15.0 15.5 7.2 6.8 3.9 1.0 4.8 助成型 [N=78] 33 16 9 7 5 4 1 0 3 ※団体のプロフィールであるため、支出総額には芸術分野以外の事業支出も含む場合がある。 76 事業型 [N=65] 4 19 13 13 4 4 3 0 5 複合型 [N=58] 6 14 9 12 5 6 3 1 2 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 スタッフ数 ■常駐のスタッフ数については、1∼3 人という団体が全回答の約 4 割(41.1%、85 団体)を占めた。 平均スタッフ数は 7.5 人で、事業形態別では助成型財団が 3.9 人、事業型財団が 8.9 人、複合型財団 が 10.8 人であった。 ■「プログラム専任のスタッフがいる」と回答した団体は 25.1%(52 団体)、「いない」団体は 49.3% (102 団体)であった(無回答 25.6%)。事業形態別にみると、助成型財団では 12.8%、事業型財団 32.3%、複合型財団 34.5%となり、事業型の活動を行っている団体はプログラム専任スタッフのいる 割合が高いことがわかった。 図2 担当スタッフ(常駐)数 [N=207] 「1人」, 6.3% 「2人」, 21.3% 「3人」, 13.5% 「4人」, 7.2% 「5人」, 9.2% 「6∼10人」, 15.9% 「21人以上」, 6.8% 「11∼20人」, 9.7% 無回答, 3.9% 常駐なし, 6.3% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 活動理念・基本方針 ■具体的な基本方針については、207 団体のうち 205 団体(99.0%)と、ほぼすべての団体から回答が あった。 事業目的・重視点 ■財団の事業目的・重視点については、「地域文化の振興」 (63.8%)が最も多く、次いで「芸術文化の 啓発・普及」 (60.4%)、 「青少年への芸術文化教育」(39.1%)であった。 ■事業形態別に見ると、助成型財団では「地域文化の振興」との回答率が高いのに対し、事業型・複合 型財団では「芸術文化の啓発・普及」との回答が最も多く、傾向が分かれた。 表7 事業目的・重視点[MA] 事業目的・基本方針 地域文化の振興 芸術文化の啓発・普及 青少年への芸術文化教育 若手や評価の定まっていない芸術家への支援 国際文化交流 芸術文化の調査・研究 日本の伝統芸術の振興 文化財等の発掘・保存・修復 鑑賞者への支援 アマチュアへの支援 同時代芸術の振興 既に定評のある芸術家への支援 その他 財団数 [N=207] 132 125 81 63 62 62 59 50 41 32 28 28 45 (%) 63.8 60.4 39.1 30.4 30.0 30.0 28.5 24.2 19.8 15.5 13.5 13.5 21.7 助成型 [N=78] 50 28 20 17 18 12 22 21 5 12 5 7 25 事業型 [N=65] 42 49 37 11 15 24 18 19 20 7 7 2 11 複合型 [N=58] 38 46 24 33 28 24 18 9 16 13 15 18 7 ※「その他」――教育、地域産業、福祉など、芸術以外の分野の目的を含むなど 定期刊行物、ホームページ設置状況 ■回答した 207 団体のうち、定期刊行物(機関紙、活動報告、研究紀要など)を発行している団体は 94 団体(45.4%)であった(うち 30 団体は複数の刊行物を発行)。発行頻度は「年 1 回」(47 件)が最 も多く、次いで「季刊/年 3∼4 回」(23 件)、「年 2 回」(15 件)、「月刊∼隔月刊」(12 件)であった。 ■財団情報に関するホームページを設けている団体は 194 団体(93.7%)だった。特に事業型財団では 設置率が 100%で、すべての団体がウェブによる情報発信を行っている。 77 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 ―――メセナ活動の実績――― 活動実施件数 ■回答した 207 団体が 2007 年度に行った芸術文化関連プログラム総数は、769 件である。1 団体当たり のプログラム件数は平均 3.7 件であった(前回調査:195 団体、プログラム総数 783 件、1 団体当た り平均 4.0 件)。 表8 1 団体当たりのプログラム件数 [N=207] 財団数 (%) 「1 件」 39 (18.8%) 「2 件」 38 (18.4%) 「3 件」 34 (16.4%) 「4 件」 28 (13.5%) 「5 件」 17 (8.2%) 「6∼10 件」 「11 件以上」 41 4 (19.8%) (1.9%) 「0 件」 6 (2.9%) プログラムの事業分類、選考方法 ■プログラム総数 769 件のうち、助成型プログラム(助成/奨学金/顕彰)は 357 件(46.4%)、事業型 (自主事業/文化施設運営)は 412 件(53.6%)であった。 ■助成型プログラムの選考方法をたずねたところ、「外部の専門委員等」による選考が 59.4%(212 件)、 「財団内部」での選考が 35.0%(125 件)となった。 表 9 プログラムの事業分類 [プログラム数は SA/N=769、財団数はのべ/N=207] プログラム数 (%) 財団数 (%) 助成 261 33.9 117 56.5 助成型 奨学金 17 2.2 14 6.8 顕彰 79 10.3 55 26.6 自主事業 332 43.2 107 51.7 事業型 文化施設 80 10.4 71 34.3 表 10 助成型プログラムの選考方法 [MA] プログラム数 (%) 財団数 *助成型についてのみ [N=357] [N=136] 外部の専門委員等 212 59.4 96 財団内部 125 35.0 62 その他 32 9.0 15 無回答 18 5.0 3 (%) 70.6 45.6 11.0 2.2 プログラムの芸術分野 ■プログラム総数 769 件の芸術分野をみると、プログラム数ベースでは「美術」が 48.4%(372 件)、「音 楽」が 31.7%(244 件)と多く、「伝統芸能」16.6%(128 件)、「文学」13.9%(107 件)、「生活文化」 12.9%(99 件)、「演劇」11.7%(90 件)が続いた。 ■財団数ベースでは、「美術」が 65.2%(135 団体)と全体の 3 分の 2 にのぼり、次いで「音楽」47.8% (99 団体)、 「伝統芸能」36.7%(76 団体)、「文学」29.0%(60 団体)であった。 表 11 プログラムの芸術分野 [MA] プログラム数 [N=769] 美術 372 音楽 244 伝統芸能 128 文学 107 生活文化 99 演劇 90 有形文化財 88 舞踊 76 複合芸術 51 建築 50 映像 49 芸能 46 伝統的娯楽 27 文化全般 70 無回答 14 (%) 48.4 31.7 16.6 13.9 12.9 11.7 11.4 9.9 6.6 6.5 6.4 6.0 3.5 9.1 1.8 財団数 [N=207] 135 99 76 60 54 52 52 41 26 29 38 27 19 40 7 (%) 65.2 47.8 36.7 29.0 26.1 25.1 25.1 19.8 12.6 14.0 18.4 13.0 9.2 19.3 3.4 78 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 プログラムの開始年度 ■プログラムの開始年度をみると、 「新規」の活動(2007 年度に新たに行ったもの)が 8.6%、継続の 活動が 84.9%だった。 ■継続プログラムでは、1980 年代後半から 1990 年代前半にかけて始まったものが 245 件(31.9%)と 多く、財団設立年の分布と同じ傾向がみられる。 表 12 プログラムの開始年度 [SA] プログラム数 [N=769] 新規 66 継続 653 1945 年以前 1946∼1959 年 1960∼1969 年 1970∼1979 年 1980∼1984 年 1985∼1989 年 1990∼1994 年 1995 年 1996 年 1997 年 6 15 35 67 58 83 162 32 27 1998 年 1999 年 無回答 (%) 8.6 84.9 助成・奨学金・ 自主事業・文化 顕彰[N=357] 施設[N=412] 26 40 316 337 0.8 2.0 4.6 8.7 7.5 10.8 21.1 4.2 3.5 2 6 9 29 26 43 98 17 12 4 9 26 38 32 40 64 15 15 30 3.9 19 11 13 1.7 7 6 17 2.2 6 11 2000 年 18 2.3 8 10 2001 年 13 1.7 9 4 2002 年 18 2.3 3 15 2003 年 11 1.4 5 6 2004 年 13 1.7 5 8 14 2005 年 22 2.9 8 2006 年 13 1.7 4 9 50 6.5 15 35 事業費 ■1 プログラム当たりの事業費は、769 件中 597 件(77.6%)について回答があり、平均 1,932 万円で あった。100 万円未満のプログラムが 20.4%(157 件) 、100∼300 万円未満が 16.9%(130 件)で、 5,000 万円以上は 6.8%(52 件)となった。中央値は 300 万円である。 表 13 1 プログラム当たりの事業費 [プログラム数は SA/N=769、財団数はのべ/N=207] 事業費 プログラム数 (%) 財団数 (%) 30 万円未満 54 7.0 1 0.5 30∼50 万円未満 34 4.4 3 1.4 50∼100 万円未満 69 9.0 3 1.4 100∼300 万円未満 130 16.9 17 8.2 300∼500 万円未満 71 9.2 19 9.2 500∼1000 万円未満 64 8.3 26 12.6 1000∼3000 万円未満 91 11.8 33 15.9 3000∼5000 万円未満 32 4.2 26 12.6 5000 万円以上 52 6.8 45 21.7 無回答 172 22.4 34 16.4 ※中央値とは、金額を順に並べて中央(今回は 298 番目)にある値。 79 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 ―――時事設問――― 公益法人制度改革後の法人形態 ■新公益法人制度の施行後、どのような法人形態に移行するかについては、現行の公益法人に最も近い 「公益財団法人」(83.6%)が最多であった。公益認定を受けない「一般財団法人」を選択する団体 は 8.7%で、前回調査(2006 年度)より回答率が若干増えている(前回 3.6%)。 ■「財団法人以外の法人」「組織再編(合併、分割など)」 「解散」を選択した団体は、皆無であった。 ■公益財団法人を選択する具体的な理由については(自由記述、回答数 120 件)、半数以上が「税制上 の優遇措置を受けるため」で、「公益性を対外的に明らかにするため」も 3 分の 1 を占めた。そのほ かに、「現在の事業形態が公益性 100%であり、継続したいため」「公益性をアピールし、社会的信頼 を得るため」などの回答もあった。 【設問】 新公益法人制度施行後、貴財団はどのような法人形態へ移行する予定ですか(検討中の 場合は、可能性のあるものすべてに○をつけてください)(MA) 表 15 新公益法人制度施行後の法人形態 [MA] 選択肢 公益財団法人 一般財団法人(非営利性が徹底された法人、共益的活 動を目的とする法人) 一般財団法人(上記以外) 公益信託 財団数 [N=207] 173 15 その他 組織再編(合併、分割など) 解散 未定 【設問】 (%) 83.6 7.2 助成型 [N=78] 59 6 事業型 [N=65] 56 7 複合型 [N=58] 52 2 3 8 1.5 3.9 1 8 - 2 - 0 0 0 - - - - 19 9.2 8 6 5 その法人形態を選択するのはどのような理由からですか(記述) 公益財団法人 税制上の優遇措置を受けるため。 公益性を対外的に明らかにするため。 現在の事業形態が公益性 100%であり、継続したいため。 現在も特定公益増進法人として認可いただいており、きわめて公益性の高い事業を行っている。 寄付等を活用する上でも税制上の優遇措置は必要。 公益性をアピールし、社会的信頼を得るため。 収益事業を行っておらず、純粋に公益事業を行っていることから、当然の移行である。 - 一般財団法人 公益財団法人への移行に、不安と危惧を感ずるため。 助成先の選考方法等、公益基準を満たすことが難しいと思われるため。 助成金の交付しか行っていないので(公益認定を受ける必要がない) - 複数の法人形態を検討中 制度改革を契機に、改めてどのような法人が望ましいかを検討中。 - 80 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 公益法人制度改革の影響 ■公益法人制度改革の影響については、「事務手続きが煩雑になる」(44.9%)との回答が最も多く、 「活動内容を見直すきっかけになる」(30.4%)など、改革を前向きに捉える回答を上回った。 ■前回調査(2006 年度)では「特に影響・変更はない」を選択した企業が最も多かったが、制度改革の 内容が明らかになってきている今回調査では、財団側の意識が変化してきていることがうかがえる。 ■事業形態別に見ると、事業型・複合型では「事務手続きが煩雑になる」を選択した団体が最も多かっ たのに対し、助成型財団では「特に影響・変更はない」との回答が最多であった。 【設問】公益法人制度改革により、貴財団の事業や活動にどのような影響・変更があると思われま すか(MA) 表 14 公益法人制度改革の影響 [MA] 選択肢 運営にともなう事務手続きが煩雑になる 財団の理念・方針や活動内容を見直すきっかけになる 特に影響・変更はない 優遇税制が進み、寄付を集めやすくなる 主務官庁制が廃止されることで、運営上の相談先がな くなる 主務官庁の制約がなくなり、多様で柔軟な事業展開が 可能になる その他 財団数 [N=207] 93 63 58 30 27 (%) 44.9 30.4 28.0 14.5 13.0 前回調査 (%) 25.6 28.2 35.9 9.7 - 助成型 [N=78] 25 21 34 4 7 事業型 [N=65] 37 20 12 16 8 複合型 [N=58] 29 21 12 9 11 21 10.1 11.8 8 3 9 7 3.4 5.1 2 3 2 ※「主務官庁制が廃止されることで、運営上の相談先がなくなる」は、今回調査より選択肢に追加 新公益法人移行にあたっての懸念点 ■新公益法人への移行における具体的な懸念点について尋ねたところ、「評議員・理事等の人選が困難 になる」が 42.0%、「事務作業の増加によるスタッフの負担増」が 38.6%であった。 ■記述回答としては、公益活動および文化・芸術分野に適した制度運営を望む声が多く寄せられた。 【設問】新公益法人への移行をお考えの場合、具体的に懸念される点がありますか(MA) 表 14 新公益法人移行にあたっての懸念点 [MA] 選択肢 評議員・理事等の人選が困難になる 事務作業の増加によるスタッフの負担増 会計制度の理解が困難 文化・芸術分野の事業の公益性が適切に判断されるの か不明 公益目的事業と収益事業の区分が煩雑/困難 特に懸念される点はない 現在行っている公益目的事業のうち、収入が支出を上 回るものがある わからない(新公益法人への移行をまだ具体的に検討 していない) 財団数 [N=207] 87 80 60 41 42.0 38.6 29.0 19.8 助成型 [N=78] 29 22 14 7 事業型 [N=65] 26 31 30 17 複合型 [N=58] 32 26 15 15 40 31 10 19.3 15.0 4.8 3 17 3 24 4 5 11 9 2 21 10.1 13 6 1 81 (%) 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 【設問】公益法人制度改革について、文化・芸術分野における期待や懸念、また政府等へのご意見 がございましたらご記入ください(記述) 公益活動、文化・芸術分野に適した制度運営を 文化芸術分野の過去の公益事業実績を評価してほしい。 事業の公益性が正当に認定されるか、心配である。 グローバル化が進む中、経済・金利環境の変化は激しく、収支相債の原則を一年単位で図るこ とは無理であり、3∼5 年範囲で一定中に収まっている程度の自由な運営が望ましい。助成財団 としては基本的に常時安定した金額を助成することに意味があり、それを前提に募集してい る。 個人の過去の寄付金のみで事業を展開してきた、小さな奨学金(全国に多数あると考えられる) の存続がしやすい方策を立ててもらいたい。この行為は全くの善意に基づくもので、新法によ って規制することがあれば暴挙以外の何物でもなくなる。 この公益法人制度を改革することになった発端は、「公益法人」という衣を着ていることを いいことに、色々な面でおかしい公益法人が多々出てきたから、これを制度上から見直ししよ うとしたものであると思う。しっかりした理念と運営を行っている公益法人は国にとっても、 民間にとっても文化的に大変重要な財産であり、その財産を国民として共有できる制度改革で あって欲しい。 制度改革が当初の理念から大きくブレている。行き着く先が未だ不透明である。 事務的負担の軽減を 実務的な負担をできるだけ軽減して欲しい。 定期的な検査、指導等に対する準備等、体勢整備が困難。 公益認定を受ける為の申請作業の事務負担がどれくらいか、人員増もできない中、心配してい る。 - 早く具体的情報を 最初の評議員の選定、同一団体 1/3 ルール、評議員選定委員会のあり方など、現時点で未確定 のものがあり、早く決めてほしい。 定款・会計資料等のサンプル・マニュアルを充実してほしい。 - その他 公益事業と収益事業の区分が煩雑であり、統一化してほしい。 文化・芸術分野は年々広がるものであり、それだけ支援が不可欠。保護・支援のために柔軟な 施策・支援が不可欠。 公益財団の機関設計を新規に改革することによってガバナンス及び役員による審議の充実化 が期待できる。透明性が向上することによって、知名度向上が期待できるが、半面助成の応募 が殺到し、要望に満足にこたえられなくなるかもしれないという懸念が残る。 - 82 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 財団の収入構造 ■回答団体に 2007 年度の収入構造について尋ねたところ、 「基本財産・特定資産の運用収入」のみで運営 している団体は 19.3%であるのに対し、 運用収入は全体の 1 割以下であると答えた団体が 26.6%あった。 ■「母体企業およびグループ企業からの支援金」を受けている財団は 57.0%と半数を超えた。超低金利が 続く中、運用益だけでは事業費が不足し、出捐者から追加の支援を受けて運営している実状が表れてい る。 【設問】貴財団の 2007 年度の収入構造について、各項目ごとに比率をお答えください 図3 財団の収入構造 [N=207] 0% 基本財産・特定資産の 3.4 運用収入 20% 23.2 事業収入 母体(グループ)企業からの 支援金 40% 60% 27.5 18.8 46.9 13.5 34.3 4.3 80% 25.2 100% 19.3 21.2 7.8 7.3 11.1 8.7 26.6 1.0 母体(グループ)企業以外の 企業、他の助成財団等からの 支援金・助成金 78.7 個人(出捐者・設立者以外)からの 寄付金 79.2 9.2 7.8 3.9 0.5 9.7 2.8 7.3 1.0 その他 71.0 16.4 6.8 4.9 1.0 0% 0.1∼10% 11∼50% 51∼99% 100% 無回答 ※「事業収入」「母体(グループ)企業以外の企業、他の助成財団等からの支援金・助成金」「個人(出捐者・設立者以外)からの寄付金」「その他」 の各項目については、「100%」と回答した団体はなかった。 ※「その他」の内訳は、特定資産取崩収入、資料貸出等に伴う謝金、友の会会費収入、受取利息など。 83 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 3.調査回答団体一覧(50 音順) 以下の団体からご回答をいただきました。ご協力まことにありがとうございました。 (財)愛銀教育文化財団 (財)ごうぎん鳥取文化振興財団 (財)太陽北海道地域づくり財団 (財)赤澤記念財団 (財)光文シエラザード文化財団 (財)大和文化財団 公益信託あがしん地域文化振興基金 (財)神戸新聞文化財団 公益信託タカシマヤ文化基金 (財)朝日新聞文化財団 (財)コザしん地域振興基金 (財)たかしん地域振興協力基金 (財)アサヒビール芸術文化財団 (財)五島記念文化財団 (財)高梨学術奨励基金 (財)あさひ・ひむか文化財団 (財)五島美術館 (財)タカヤ文化財団(華鴒大塚美術館) (財)あしぎん国際交流財団 (財)琴ノ浦温山荘園 (財)竹中大工道具館 (財)飛鳥保存財団 (財)西京教育文化振興財団 (財)辰馬考古資料館 (財)アフィニス文化財団 (財)文化・芸術による福武地域振興財団 (財)たましん地域文化財団 (財)荒井記念美術館 (財)佐賀銀行文化財団 (財)中信美術奨励基金 (財)阿波銀行学術・文化振興財団 (財)佐川美術館 (財)彫刻の森美術館 (財)井植記念会 (財)さきがけ文学賞渡辺喜恵子基金 (財)敦井コレクション(敦井美術館) (財)イオン環境財団 (財)佐藤国際文化育英財団 (財)出羽桜美術館 (財)池田 20 世紀美術館 (財)佐野美術館 (財)天一美術文化財団 (財)泉美術館 (財)三銀ふるさと文化財団 (財)東京オペラシティ文化財団 (財)逸翁美術館 (財)サントリー音楽財団 (財)道銀文化財団 (財)出光美術館 (財)サントリー文化財団 (財)東芝国際交流財団 (財)稲盛財団 (財)山陽特殊製鋼文化振興財団 (財)とうしん地域振興協力基金 (財)今岡美術館 (財)山陽放送学術文化財団 (財)東邦銀行文化財団 (財)岩谷直治記念財団 (財)サンリツ服部美術館 (財)遠山記念館 (財)上原近代美術館 (財)ジェイアール東海生涯学習財団 (財)徳島銀行生涯学習振興財団 (財)上原仏教美術振興財団 (財)JFE21 世紀財団 (財)トヨタ財団 (財)ウッドワン美術館 (財)四国民家博物館 (財)直島福武美術館財団 (財)エネルギア文化・スポーツ財団 (財)十八銀行社会開発振興基金 (財)長島文化財団(長島美術館) (財)愛媛銀行ふるさと振興基金 (財)十六地域振興財団 (財)中冨記念財団 公益信託愛媛出版文化賞基金 (財)松竹大谷図書館 (財)西川文化財団 (財)エンゼル財団 公益信託荘内銀行ふるさと創造基金 (財)西日本国際財団 (財)大分放送文化振興財団 (財)松伯美術館 (財)日航財団 公益信託おおかわしんきん地域振興基金 (財)常陽藝文センター (財)ニッセイ文化振興財団 (財)大倉文化財団 公益信託信越化学地域文化振興基金 (財)日本交通公社 (財)大桑教育文化振興財団 (財)新日鐵文化財団 (財)日本室内楽振興財団 (財)大原美術館 (財)親和銀行ふるさと振興基金 (財)日本生命財団 (財)岡田文化財団 (財)末永文化振興財団(末永文化センター) (財)日本テレビ放送網文化事業団 (財)偕成会 (財)杉本美術館 (財)日本ファッション協会 (財)花王芸術・科学財団 (財)スペイン舞踊振興マルワ財団 (財)日本民芸館 (財)かがわ海外交流財団 (財)住友財団 (財)根津美術館 (財)かぎん文化財団 (財)住友生命健康財団 (財)野間文化財団 (財)鹿島美術財団 (財)住友生命社会福祉事業団(いずみホール) (財)野村国際文化財団 (財)角川文化振興財団 (財)駿府博物館 (財)野村文華財団 (財)河北文化事業団 (財)静嘉堂 (財)白鹿記念酒造博物館 (財)上方文化芸能協会 (財)セゾン文化財団 (財)白鶴美術館 (財)神野教育財団 (財)せとしん地域振興協力基金 (財)博報児童教育振興会 (財)カメイ社会教育振興財団 (財)芹沢・井上文学館 (財)畠山記念館 (財)北野生涯教育振興会 (財)泉屋博古館 (財)幡多信用金庫まちづくり基金 (財)吉備路文学館 (財)全国税理士共栄会文化財団 (財)八十二文化財団 (財)京都オムロン地域協力基金 (財)宗桂会 (財)八海山「白の世界」文化村 (財)京都服飾文化研究財団 (財)双日国際交流財団 (財)はまぎん産業文化振興財団 (財)紀陽文化財団 公益信託そうしんまちづくり振興基金 (財)林原美術館 (財)きらやか銀行教育振興基金 (財)ソニー音楽芸術振興会 (財)阪急学園 池田文庫 (財)キリン福祉財団 (財)空知しんきん産業文化振興基金 (財)美育文化協会 (財)近代美術振興協会 (財)損保ジャパン美術財団 (財)東日本鉄道文化財団 (財)熊本放送文化振興財団 (財)ダイキン工業現代美術振興財団 (財)美術工藝振興佐藤基金 (財)くわしん福祉文化協力基金 公益信託大成建設自然・歴史環境基金 (財)ビデオ映像文化振興財団 (財)げんでんふれあい福井財団 (財)大東急記念文庫 (財)日登美美術館 (財)ごうぎん島根文化振興財団 (財)大同生命国際文化基金 (財)ひろしま美術館 84 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査 (財)ひろしん文化財団 (財)福岡文化財団 (財)福銀報公会 (財)ふくしん地域振興協力基金 (財)福武教育文化振興財団 (財)古川会(古川美術館) (財)平和堂財団 (財)ベルナール・ビュフェ美術館 (財)ポーラ伝統文化振興財団 (財)ポーラ美術振興財団 (財)北門信用金庫まちづくり基金 (財)北陸銀行奨学助成財団 (財)北海信金地域振興基金 (財)前田記念工学振興財団 (財)マツダ財団 (財)丸高歴史文化財団 (財)水野美術館 (財)みちのく・ふるさと貢献基金 (財)三井住友海上文化財団 (財)三井報恩会 (財)三菱財団 (財)三菱 UFJ 環境財団 (財)三菱 UFJ 信託地域文化財団 (財)三菱 UFJ 信託芸術文化財団 (財)みなと銀行文化振興財団 (財)明治安田クオリティオブライフ文化財団 (財)メトロ文化財団 (財)山形美術館 (財)やまぎん地域企業助成基金 (財)山種美術財団 (財)大和文華館 (財)やまなみ文化基金 (財)ヤマハ音楽振興会 (財)ユニオン造形文化財団 (財)ヨークベニマル文化教育事業財団 (財)吉川英治国民文化振興会 (財)吉田秀雄記念事業財団 (財)吉野石膏美術振興財団 (財)よんでん文化振興財団 (財)ローム ミュージック ファンデーション (財)ローランド芸術文化振興財団 (財)渡辺翁記念文化協会 85 4.調査票 2008 年度 企業財団のメセナ活動実態調査票〕 フリガナ 貴財団名 英文名称 記入者ご氏名 記入者役職 記入者ご連絡先 A) TEL. E メールアドレス 貴財団の概要についてお答えください。 【1】所在 住所 〒 都道府県 TEL FAX ホームページ URL http:// 代表 E メールアドレス @ 【2】概要 所管官庁 例)文部科学省(文化庁)、総務省、都道府県、都道府県教育委員会等 ●特定公益増進法人格 有 無 主たる出捐者・出資者 設立年月日 年 月 日 ▼資産・支出総額は直近の年度の金額をお答えください 代表者氏名 資産総額 万円 代表者役職 支出総額 万円 スタッフ数 名(常駐) ●プログラム専任のスタッフが いる いない 【3】活動理念・基本方針(簡潔にご記入ください) 【4】事業目的・重視点(チェック×はいくつでも) 1.若手や評価の定まっていない芸術家への支援 6.芸術文化の啓発・普及 11.国際文化交流 2.既に定評のある芸術家への支援 7.同時代芸術の振興 12.芸術文化の調査・研究 3.アマチュアへの支援 8.日本の伝統芸術の振興 13.その他( 4.鑑賞者への支援 9.文化財等の発掘・保存・修復 5.青少年への芸術文化教育 10.地域文化の振興 【5】定期刊行物(機関紙や年次報告書などの具体的名称と発行頻度をご記入ください) 例)機関誌『メセナ note』【年 6 回】、研究紀要【隔年】 i ) B) 貴財団の 2007 年度の実績についてお答えください。 【6】活動実績 (※別紙「記入の手引き」ご参照のうえ、各欄にご修正・ご記入ください) ①プログラム名 ②事業分類 ③選考方法 ④対象となる芸術分野(いくつでも) (1つだけ) ⑤開始 ⑥2007 年度 年度 の総支給額 /総事業費 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 助成 奨学 顕彰 自主事業 文化施設 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 音楽 美術 演劇 舞踊 映像 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) 外部の専門委員等 財団内部 その他( ) ii 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 建築 文学 伝統芸能 有形文化財 生活文化 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 芸能 伝統的娯楽 複合芸術 文化全般 年度から 万円 C) 時事設問: 公益法人制度改革等についてお答えください。 【7】新 公 益 法 人 制 度 施 行 後 、貴 財 団 はどのような法 人 形 態 へ移 行 する予 定 ですか。(検 討 中 の場 合 は、可 能 性 のあるものすべてに○をつけてください) 1. 公益財団法人 2. 一般財団法人(非営利性が徹底された法人、共益的活動を目的とする法人) 3. 一般財団法人(上記 2 以外) 4. 公益信託 5. その他 (具体的に : ) 6. 組織再編(合併、分割など) 7. 解散 8. 未定 【7-1】その法人形態を選択するのはどのような理由からですか。以下にご記入ください。 (例:税制上の優遇措置を受けるため/公益性を対外的に明らかにするため/申請事務の負担を減らすため) 【8】公益法人制度改革により、貴財団の事業や活動にどのような影響・変更があると思われますか。(○はいくつでも) 1. 主務官庁の制約がなくなり、多様で柔軟な事業展開が可能になる 2. 主務官庁制が廃止されることで、運営上の相談先がなくなる 3. 財団の理念・方針や活動内容を見直すきっかけになる 4. 運営にともなう事務手続きが煩雑になる 5. 優遇税制が進み、寄付を集めやすくなる 6. その他 (ご記入ください : ) 7. 特に影響・変更はない 【9】新公益法人への移行をお考えの場合、具体的に懸念される点がありますか。(○はいくつでも) 1. 公益目的事業と収益事業の区分が煩雑/困難 2. 現在行っている公益目的事業のうち、収入が支出を上回るものがある 3. 文化・芸術分野の事業の公益性が適切に判断されるのか不明 4. 評議員・理事等の人選が困難になる 5. 会計制度の理解が困難 6. 事務作業の増加によるスタッフの負担増 7. 特に懸念される点はない 8. わからない(新公益法人への移行をまだ具体的に検討していない) 【9-1】その他、公益法人制度改革について、文化・芸術分野における期待や懸念、また政府等へのご意見がございましたらご記入ください。 【10】貴 財 団 の 2007 年 度 の収 入 構 造 について、以 下 の項 目 ごとに比 率 をお答 えください。 1. 基本財産・特定資産の運用収入 …………… ( )% 2. 事業収入 …………… ( )% 3. 母体企業(出捐者・設立者)およびグループ企業からの支援金 …………… ( )% 4. 母体(グループ)企業以外の企業、他の助成財団等からの支援金・助成金 …………… ( )% 5. 個人(出捐者・設立者以外)からの寄付金 …………… ( )% 6. その他(具体的に: …………… ( )% ) ◆ 以上で調査は終了です。ご協力ありがとうございました。 同封の返信用封筒またはファックス(03-3215-6222)で8月29日(金)までにご返送ください。 ◆ 本調査および企業メセナ協議会へのご意見・ご感想がございましたら、裏面にお書き添えください。 お問い合わせ先: 社団法人企業メセナ協議会 担当:北村・伴(ばん) (TEL. 03-3213-3397) iii 企業メセナ協議会調査部会 部会長 CSR・環境推進室長) 関正雄(損害保険ジャパン 大野マリ(日本オラクル 経営企画室 CSR 推進本部社会貢献室 メセナエキスパート) 柴崎敏男(三井物産 CSR 推進部社会貢献推進室 シニア・フィランソロピー・スペシャリスト) コーポレートコミュニケーション部門 CSR 推進部長(兼)社会貢献部長) 嶋田実名子(花王 田中文成(株式会社日本経済新聞社 冨田秀実(ソニー株式会社 事務局 社長秘書) 齊藤公治(日本電気 文化・事業局 CSR 部 松代隆子(財団法人 吉田秀雄記念事業財団 加藤恒夫 荻原康子 田代富保 総務) 統括部長) 若林朋子 常務理事) 喜多爽 北村智子 伴あずさ 平成 20 年度文化庁芸術活動基盤充実事業 「2008 年度 メセナ活動実態調査」報告書 発行日 2009 年 3 月 31 日 発 社団法人企業メセナ協議会 行 〒100-0005 東京都千代田区丸の内 1-8-2 第一鉄鋼ビル 1 階 http://www.mecenat.or.jp/ TEL) 03-3213-3397 FAX) 03-3215-6222 E-mail) [email protected] 印 刷 株式会社ピー・アンド・アイ 無断転載・複写を禁じます。
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