フロリダ大学留学レポート 澤田 理沙 留学開始から5か月以上が経ち、ようやく折り返し地点となりました。アメ リカでの生活にはもう慣れたとはいえ新しい学期も始まり、また新たに気を引 き締めて勉強など色々なことに取り組んでいこうと思っています。今回のレポ ートでは秋学期を終えてみてどうだったか、また冬休みの過ごし方などを中心 にお話していこうと思います。 まず勉強面について。12月はいわゆる期末テストがある大切な月でした。 テストに関して重要なことと言えばテスト範囲です。テスト範囲には主にふた つあって、ひとつは中間テストの範囲を含めない範囲、もうひとつはそれを含 めた(つまり学期で学んだこと全てが出る・英語でいうと cumulative)もので す。私はクラスを登録するときにシラバスでこのことに関してよく確認してい なかったため、cumulative だった天文学のテスト勉強は相当苦労しました。も し皆さんがアメリカに留学してクラスをとるときは是非このことを考慮に入れ てほしいと思います。日本と違って授業のスピードもはやく、リーディングの 量も膨大なアメリカの大学で cumulative のテストを英語で受けるということは とても大変なことだというのは想像に難くないと思います。そして春学期が始 まって新たに3つ(12 単位)のクラスをとっていますが、一番面白いのが Japanese film のクラスです。日本人の先生が担当されていますが授業は完全に 英語で行われます。日本の映画に対するアメリカの人たちの反応が私のものと はかなり違っているのでそれを比較するのが非常に面白いです。フロリダ大学 に来る方にはおすすめしたい授業のひとつです。 次に生活面について。まず12月の後半から1月の頭にかけて2週間と少し 冬休みがありました。私はその時に1週間ほど日本から来た家族とラスベガス やグランドサークルを旅行しました。ホテル代が非常に高いうえに混雑するニ ューヨークなどと比べて距離があるわりには安価に旅行できるラスベガスはこ の時期おすすめの場所です。飛行機代も西海岸、東海岸でそれほど大差はない と思います。 他にここで一つ述べておきたいのがバスについてです。私が利用するバス限 定かどうかはわかりませんが、よく故障か何かで数十分くらい動かなくなった り、時間通りにバスが運行していない(3本走っているはずのバスが1本しか ない、など)ということがよくあります。先日は交通事故の影響でバスが1時 間ほど全く来なかったということがありました。こういう場合でも日本のよう に遅延証明書が出るわけではないですし、そういった理由での遅刻や欠席を認 めない教授もいますのでアメリカでは早めの行動を心掛けていかなければなら ないと改めて感じました。アメリカらしさを感じるところでもありますが、留 学する皆さんには気を付けてほしいと思います。 写真は冬休みに旅行した時のものです。
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