報告書を閲覧する - アジア植林友好協会

ANNUAL REPORT 2010・7− 2011・6
アジア植林友好協会活動報告書
NPO ASIAN GREEN
FOREST NETWORK
森のない地球にわたしたち人類の未来はない!
~みんなで緑ゆたかな地球を子供達に~
特定非営利活動法人(NPO 法人) アジア植林友好協会(AGFN)
〒188-0011 東京都西東京市田無町 3-5-4
TEL:042-451-6120 FAX:042-465-7241
E-mail:[email protected] URL:www.agfn.org
1
ご
挨
拶
日ごろより個人、団体、企業の皆様の物心両面からの継続的なご支援に心より、感謝申し上げま
す。
当協会の設立いたします前の 1999 年 6 月にインドネシア東カリマンタン州政府やバリックパパ
ン市に植林の寄付活動をはじめ 12 年目を迎えることができました。
2002 年に非営利活動法人として当協会を設立し活動を始めました当時と比べますと地球温暖
化や気候変動地について、日ごろの生活の中でも感じられるほどに深刻になっています。
これまで以上に世界各地で自然災害が頻発する状況になり、地球の自然環境の劣化が進んで
いること実感できるような状況になってきています。
自然環境の劣化による気候変動が大きくなって、確実に進んでいるのは、「わたしたち人間の
活動による森林の減少」が大きく作用しています。
地球規模の森林の減少は、降水量、大気圏の空気の流、海流、海面の水位にも影響を与え、
地球の生態系システム、気候システム全体を狂わせています。
この問題は国際的な議論の中心である排出権の問題だけではありません。
本質的には、私たち人間の現代文明により、自然の生活環境、地球環境の劣化が進んでいると
いう事実の認識が不可欠です
自然災害の増加により、水資源の不足の問題や食糧不足がこれまで以上に深刻化すしていま
す。食物連鎖をイメージするまでもなく、植物が生育しない地球では人間も他の動物も食糧が確
保できないので生存することができません。
わたしたち人類が地球上で生存し続けるためには、呼吸するための酸素、人体の60~70%を
占めている水、活動するためのカラダを維持する食糧が不可欠です。
この酸素、水、食糧を安定的に供給するためには地球規模の気侯の安定が必要で、そのため
には「森林」が不可欠です。
森の中でも「地球の肺」と呼ばれ、地球規模の気侯変動に多大な影響を与える「熱帯雨林の維
持と修復」の国際的な取り組が急がれます。
私たちの団体は、地球市民として人類が持続的に地球に生き残るために不可欠な「熱帯雨林
の維持と修復」を中心にした活動を続けて参ります。
過去の文明が森を失くして滅んだように、現代人類の生命をつないでゆくためには、地球規模
の森林の再生が不可欠であることは明白です。
これからも「美しい地球環境を未来の子供たちの残すために」、より多くの皆様のご協力とご支援
をお願い申し上げます。
ありがとうございます。
代表理事
2
宮﨑
林司
■2011 年は国連の定める国際森林年
国際森林年とは 1992 年リオデジャネイロで開催された国連環境開発会議「地球サミット」で森林を守る
議論があり、「森林の保全と持続可能な経営」という「森林保全の重要性」について、国際的な認識を広
めるために、2006 年の国連総会決議で定められました。
国連の決議自体はいい取り組みですが、この取り組みの意義や情報が広く一般市民に伝わっているだ
ろうかと考えた時、まだまだ十分ではないと実感しています。
「人類の生存」という根本的な環境に「森林」は不可欠です。
日ごろ林業に全く縁のない人たちには、もっと身近に感じて頂きたいと感じています。
「森林」は人体でいえば、表面的に見えている身体の部位や機能ではなく、目に見え
ない人体を構成する細胞や心臓などの臓器に匹敵する存在なのです。
国際森林年が人間が生きている限り、見えない臓器も必要なように、人間が生存
する地球には「森林」が不可欠であること学ぶ機会になり、すぐに森林の保護と再生
の行動が始まることを期待しています。
森林を守ることは、人類にとって自分自身が「生きること」に匹敵するほど大切なことなのです。
一過性でなく継続的な活動につながることを願っています。
■地球の未来を創ろう
国連環境計画 10 億本植樹キャンペーンに継続参加
私たちは「地球の未来を創ろう国連環境計画 10 億本植樹キャンペーン」に 2006 年以来
参加しています。
国連環境計画(UNEP)の地球規模の植樹プログラム「10 億本植樹キャンペーン」
が、本当の意味の地球温暖化に貢献しているプロジェクトだと主旨に賛同し参加しています。
私たちNPO法人アジア植林友好協会もこのプログラムに当初より参加しています。
◆「生命の森づくり」10000 本を達成!!
環境再生のための在来樹種の植林 1 本と地元の林業育成のための経済木(チーク)1 本合計 2 本をセ
ットで実行する「生命の森づくり」が、1 万セット=20,000 本を達成できました!(2011 年1月 25 日)延べ
人数にして 10000 人を超える支持をいただいたことになります。
開始以来、たくさんの皆様のご理解とご協力により達成することができ、こころより感謝申し上げます。
●この「2 イン 1」システムで進めば 100 年後 43 百万本に!!
1 本植えて、1 本を利用するという地元の人たちの生活に役立つ、そして、森林の再生に役立つ、自然と
人間が共に生きることのできるシステムです。
「生命の森づくり」は、林業育成用の経済樹種 1 本と荒廃した天然林の再生のための在来樹種の植林 1
本をセットで実行しています。
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10 年ごとに 2 倍、2 倍と繰り返しますと 100 年後には、天然の森の再生のための植林本数が 2,047 本
になり、経済木が 1,024 本、合計で 3,071 本にもなります。
●100 年後には 43 百万本を超える森に育ちます。
私たちの取り組みはまだ、2006 年以前の本数を合わせても僅か 14,136 セットですが、地元の人たちが
順調に育ててくれれば、100 年後には 43,411,656 本に育つ事になります。
現在 14136 セットの植林本数は、100 年後東京ドーム 14136 個分以上の森に育ちます。
経済的なメリットを追求した結果ではありませんが、一口 5000 円が生みだす経済的な価値は 1 口当たり
612万円となりますので、14,136 セット=86億円を超える事になります。
貨幣経済からの見方では理解できない事ですが、「自然の力」と「継続の力」が生みだす付加価値です。
このような価値に人類が目覚めて、社会づくりをすれば、持続可能な社会が生まれるのです。
◆バリ島民の水がめを守る「世界平和の森づくり」 30000 本達成!
もう一方で、バリ島州政府とのプロジェクトで取り組んでいるバリ島の島民の「いのちの水がめ」のための
水源涵養林の造成協力は、純粋に寄付植林だけですが、個人や企業の皆様のご参加で 2007 年から
2010 年までの期間に約 30,000 本を超えました。
現場は火山爆発で荒廃して、草も生えにくい環境での植林で活着が悪くて大変ですが、たくさんの皆様
のご参加、支援で「世界平和の森づくり」プロジェクトとして推進しています。
水はすべての生物のいのちの源です。島の人たちの水源をまもる植林の推進は平和の礎です。森がす
べての生命の根源です。平和に大きく貢献するプロジェクトと「平和の森づくり」をすすめています。
【減少の一途・消えゆくインドネシアの森林】
★今年も失われる森林面積は東京都 6.5 個分(130 万ヘクタール)
日本は国土の67%が森に覆われた緑豊かな国ですが
、国際連合食糧農業機関(FAO)の調査によると、
インドネシアの森林は毎年 130 万ヘクタール、
東京都 6.5 個分の森林が失われています。
この状況を打開するため、インドネシア政府も植林を
推進しておりますが、消失するスピードはあまりにも速く、
減少が続いています。
★なぜインドネシアの森林が減少するのか?
近年加速する森林減少の理由として
①違法伐採
②農地開発 が挙げられます。
③移動焼畑
④石炭開発(露天掘り)
特にアブラヤシ(パームオイル)のプランテーション開発は年々拡大しています。私たち日本人の身
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近な生活にも密着しており、食品や洗剤などに多く使われています。~日本人はみんな加害者です。
◆日本とインドネシアの関わり
天然ガスや石油、石炭などのエネルギーや銅、ニッケルなどの鉱物資源だけでなく、日本が輸入し
ているコピー用紙 26 万 2600 トンのうち 21 万 4611 トンがインドネシアからのものです。
私たち日本人もインドネシアの森林減少に間接的に関わってしまっています。
★国立ムラワルマン大学熱帯雨林研究センター入口 現場はこの奥→
■インドネシア東カリマンタ州植林プロジェクト
国立ムラワルマン大学(Universitas Mulawarman)と行っている
ブキットスハルト地域における森林再生プロジェクトは、今年で
7年目になります。
当初の計画よりも遅れておりますが、少しづつ進んでおります。
この地域は主木をなくした状況で、未来の主木となるフタバガキ科
の樹種を植えて、本来の熱帯林の林相に近づけることで、
生物多様性の宝庫であるブキットスハルトの森林を再生するために
活動を続けております。
◆本来の熱帯雨林は 5 層
※一番高い樹木を伐採され下層樹だけの森に
こ の エ リ ア は 1997 ~ 1998 年 の 山 火 事 被 害 地 で 、
立ち枯れしてしまっている木が多く 、一次植生種
が支配して います。火事により 、主木の種も燃え
てしま った ため、 自然に 再生で きない状況 に陥 っ
ています。このエリアでは、エンリッチメント・プラン
ティング( 天然 林補強植林) と言う方式で 植林して
おりま すが 、フタバ ガキ科は 、苗木 からの 成長 段
階で 強い日光を 浴びると 枯れて しまうため、 上段
の写真のような場所に植えます。その後一次植
生樹が枯れてしまう頃に、入れ替わりで大きくな
り、森を形成します。
樹下植林
2010 年植林
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1999 年植林メランティー
■インドネシア
バリ州
水源涵養林再生植林プロジェクト
バリ島はリゾート地としての華やかなイメージを持つ一方、現実には島内の森林率が 22.6%しか
なく森林不足は島の環境を維持して行く上で大きな問題です。
当会は、州政府の要請を受け、北東部のバトゥール山の火山噴火跡地で植林を進めています。
バトゥール山の麓にある湖は、バリ島の水源地として大きな役割を持っていますが、火山によって
周囲の森林が焼失し、バリ島の生活用水を支える湖の水が減少しています。自然を再生して「水
源涵養林再生を行うための植林プロジェクトを推進しています。
<位置情報>
2m
※バトゥール湖周辺の森林減少により水位が 2m 低下している。
◆2006 年度に計画し、2007 年より植林開始し、2010 年までに 55.58ha約 54,000 本を植林。
現場が火山岩と火山灰土のために植林環境としては厳しい環境で、再植林率が 30~40%になって
おります。(年度別の植林地分布図)↓
インドネシアの
一人一本植林運
動のロゴ・マーク
メリナの苗を植林・親子
植林地4年目
やっと育ってきたアンププの木
★植林体験海外活動★
<植林体験ツアー>
★インドネシア東カリマンタン州バリクパパン市
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地に着いた環境貢献に感謝!!
◆NECフィールディングの森づくりと体験ツアー
国政森林年の今年も 2011 年 2 月 6 日より 12 日までの日程で、「フィールディングの森 植林ツア
ー2010」~オランウータンの棲める森づくり~が 12 名の参加により行われました。
「NECフィールディングの森づくり」の取り組みは、2005 年に私たちアジア植林友好協会の推進
する「生命の森づくり」に参加、協力して頂く形でスタートしました。
生命の森づくりは、伐採と山火事で荒廃し乾燥と陽あたりに強い生長の早い樹種でできた「二次林」
を本来の熱帯雨林に再生するために二次林のなかの樹下に植林を 1 本実行します。(樹下植林)
樹種は将来主木の育つ地場の樹種を植林して、天然林の再生を目指しています。
もう一本は、完全に森が無くなり草原になってしまったところには、地場の人々の生計に役立てるよ
うに経済木を植林して地元の社会経済に役立てるように育てます。
この 2 本をセットで実行することで持続性のある形で森林の再生を目指すシステムです。
★地味な森林再生のための植林と苗木つくりを体験
ツアーでは、インドネシア東カリマンタン州のサマリンダに
ある国立ムラワルマン大学の演習林で天然林の再生を
目指す樹下植林と苗づくりを体験して頂いています。
このプロジェクトは、私どもアジア植林友好協会と
国立ムラワルマン大学の契約に基づき実行しているもので、
その一部の実行について「NECフィルディングの森づくり」
として取り組んで頂いているものです。
空き地や砂漠に植林するのと違い眼に見える成果は地味です。
実際に二次林内に分け入って植林をする作業は地味で、汗だくになり大変な体験です。その上、
植林後の成長も二次林の影響を受けない大きさになるまでゆっくりとした成長です。二次林の林
の中の日陰に地場の樹種で将来主木に育つ、メランティー、カポール、ウリン、マホガニーなどの
陰樹を植林して頂きました。熱帯雨林の劣化の問題に対する高い見識のある皆さんの継続的な
支援に感謝申し上げます。
しっかりとした環境認識と行動力がなければ、継続のできないプロジェクトです。
来年も再来年もその先もこの森が生き返るまで続け、次世代に緑ゆたかな地球を引き継ぐ使命
を果たしたいと願っています。
翌日は林業公社の保護林であるブキットバンキライを訪問し、樹高35m余りの樹木の上につく
られたキャノピーブリッジに登り熱帯雨林を上から俯瞰してそのあとトレッキングを楽しんで頂きま
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した。 最終日には第二次世界大戦の慰霊碑に参拝をして頂きました。
★オランウータンリハビリセンター ★ブキットバンキライ
★戦没者慰霊碑の入口前で
★バリ植林体験ツアー&植林祭を実施
2010 年 12 月 1 日~5 日まで 植林祭の参加に合わせて、「バリ島植林体験ツアー」を実施しました。
この時期に合わせて、日本ステイーベル㈱様の12名および「持続可能な発展のために!」というパ
ートナーシッププロジェクトを実施されている鹿児島大学大学院理工学研究所の小原幸三先生のグ
ループの皆様にも参加いただき、総勢 20 名の皆様に参加いただきました。
12 月 2 日には、今後5年間毎年1000本づつの植林をお約束いただいた日本スティーベル㈱様の
ために確保した 5ha(50,000 ㎡)のエリアで、地元の国立キンタマニー第一高等学校の皆様とバンリ
県林業局の皆様、地元の人たちと共に総勢約 150 名の皆様で 2010 年度の一回目の植林祭を実施
しました。
12 月 3 日はバリ在住のバリの森を守る会の有志の皆様の参加により、鹿児島大学大学院理工研
究科の小原幸三先生から木材を利用することだけではなく「葉っぱ」の活用の観点から講演をいた
だきました。
小原幸三教授
植林祭参加者と現地高校生
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赤ちゃんの誕生記念に参加頂きました
12 月 4 日は植林祭の本番をこれまで植林してきたエリアの道路の反対側で総勢 480 名余りの皆様
にご参加いただいて開催を致しました。この植林祭については、国土緑化推進機構の助成金を活
用して、ジェイエーシーリクルートメント様、みずほ銀行様、パナソニックレジストリー様など多数の企
業や個人の皆さまのご支援をいただき実行させていただきました。
式典には、バリ州知事の代理として林業局長、バンリ県副知事、バンリ県林業局長などの皆さんや
バリ在住のバリの森を守る会の日本人皆様、ウブド ロータリークラブの皆様、インドネシア国営ラ
ジオRRI) バリ支局の皆様、バツール村の人々、国立キンタマニー第一高校の皆さんなど多彩なメ
ンバーで好天の中で行われました。
植林現場が火山岩や火山灰の堆積したところのために足場が悪く、2 名ほどの方が足を滑らせる事
故がありましたが、幸いたいした怪我でなく、また、バリの赤十字が救急車をスタンバイしてくださっ
ていてすぐに対応して頂き助かりました。
植林祭開会式 参加約 650 名
現地高校生が応援して植林
今回の植林祭の模様は国営RRIラジオ放送やインドネシア国営テレビ(TVRI)が取材し全国放送
の朝のニュースで放映されました。インドネシアの国民の皆さんに植林の大切さを伝えるいい機会
になりました。同時にインドネシアでも国をあげて植林の大切の意識が広がっているようです。
【 国 内 活 動 】
★啓発活動★
◆2011 年 6 月 25 日(土)~26 日(日)
グリーンネット株式会社様がバリの「世界平和の森づくり」に参加
インターネットサービスプロバイダー事業を中心に活動中のグリーンネット株式会社 岸本頼彦社長
(http://grnt.ne.jp/)がバリで進めている島民の「いのちの水がめ」バツール湖の水源を守るための
植林にたくさん貢献をいただきました。
この土地は、70 年ほど前に火山爆発により植生が完全に失われて、荒廃した厳しい環境で、土地
が水を保持できないために湖の水位が2mも低下したために取り組んで入り州政府との協働プロジ
ェクトです。植林にはたいへん厳しい環境です。
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◆2011 年 6 月 18 日(土)
国際ソロプチミスト東京―西 様に今年も支援金をご寄付いただきました。
国際ソロプチミスト東京西 様の活動報告会で今年度も支援金をご寄付いただきました。継続的な
支援に感謝申し上げます。同団体のご推薦により、平成 17 年に財ソロプチミスト日本財団より環境
貢献賞をいただくことができました。現在では国際ソロプチミスト東京西の森として育っています。
◆2011 年 6 月 17 日(金)
アジア植林友好協会のホームページをリニューアルしました
アジア植林友好協会のホームページの大幅なリニューアルを行いました。
植林に参加して頂くにあたっての方法がよくわからないとの声を頂いておりましたので、植林活動に
参加方法をわかりやすく改善しました。
◆2011 年 6 月 16 日(木)
プロモコム株式会社様が今年も「世界平和の森づくり」にご参加いただきました。
プロモコム株式会社様(http://www.promocom.co.jp/)が昨年に引き続きバリの「世界平和の森づ
くり」に参加いただきました。
同社はセールスプロモーションを専門領域とする会社で、感動と満足を提供することをモットーに活
動中。今回はナショナルレジストリーバッテリー株式会社様への企画として取り組んで頂きました。
◆2011 年 5 月 29 日(日)
マックスバリュー芝場久保店様より今年も寄付を頂き、植林祭用の品を購入させていただきました。
マックスバリュー芝場久保店様の取り組みで黄色いレシートキャンペーンによる寄付を今年も頂き
ました。バリの植林祭に必要な救急セットや虫よけ、軍手などと共に現地で参加してくれる高校生や
中学生にプレゼントする色紙、学用品などを調達させていただきました。
◆2011 年 5 月 4 日(水)~5 日(木)
バリ島植林地の経過観察調査
昨年12月の植林祭の植林木について、およびその後の植林木について状況を調査しました。
※強風でいくつかの植林協力企業の看板が倒れたために回収修理を行いました。
◆2011 年 02 月 6 日(日)~12 日(土)
「フィールディングの森植林ツアー2011」を実施いたしました。《詳細は前ページに》2 月 6 日~12 日
に「フィールディングの森植林ツアー2011」を実施いたしました。参加者は 12 名でオランウータンの
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リハビリセンターのあるサンボジャロッジに宿泊し、記念植樹、翌日ムラワルマン大学の演習林で 5
年連続の樹下植林の体験と来年の苗木つくりを体験して頂きました。砂漠や草原に植えるのと違っ
て、生長がゆっくりで成果の分かりにくい植林です。
二次林の中の日陰に地場の樹種で将来主木に育つ、メランティー、カポール、ウリン、マホガニーな
どの陰樹を植林して頂きました。熱帯雨林の劣化の問題に対する高い見識のある皆さんの継続的
な支援に感謝申し上げます。翌日は林業公社の保護林であるブキットバンキライを訪問し、樹高35
m余りの樹木の上につくられたキャノピーブリッジに登り熱帯雨林を上から俯瞰してそのあとトレッ
キングを楽しんで頂きました。
◆2011 年 1 月 27 日(木)
10 億本植樹キャンペーンへの協力に対する感謝状を国連環境計画(UNEP)より頂きました!
2006 年に、UNEP と世界アグロフォレストリー・セン ター(ICRAF)により、気候変動対策として、
また水資源や生物多様性の喪失など 様々な課題に対処するため
に開始された 10 億本植樹キャンペーンに、当会も「生命の森づくり」
と「世界平和の森づくり」の植林プロジェクトを通じて協力しています。
2007 年から 2010 年までの当会が植林した本数を 1 月上旬に
報告したところ、UNEP より感謝状を頂きました。
◆2011 年 1 月 4 日(火)
bali 雑貨店「カロ&カウル」様が継続的にご寄付下さることになりました!
Bali 雑貨店「カロ&カウル」様が雑貨売上 1 件につき、1 円をご寄付下さることになりました!
「カロ&カウル」様はバリ島を中心にインドネシアで出会った、手のぬくもりを感じる物、
なつかしさを感じる雑貨を厳選してお届けしている web 雑貨店さんです。
まだ、オープンして間もないそうですが、皆さん是非HPをご覧なってみて下さい!
◆2010 年 12 月 9 日(火)~11 日(土)エコプロダクツ2010に出展
日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ 2010」に出展致しました!
12 月 9~11 日東京ビッグサイトで行われたエコプロダクツ 2010 に今年も
出展しました。
◆2010 年 12 月 8 日(水)
株式会社五美清掃様が収集されたアルミ缶を換金ための運搬にご協力頂けるようになりました!
これまで「アルミ缶で森づくり」では、皆様からお送り頂いた、
アルミ缶を、当会で準備した車で換金できる施設まで持って行っておりました。
今月からは、株式会社五美清掃様のご協力で、換金施設までボランティアで運搬して頂けることに
なり大変助かっています。
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◆2010 年 11 月 26 日(金)
「一緒に伝えよう!プロジェクト」に参加!
アジア植林友好協会と活動がインフォリンク・ジャパンの「一緒に伝えよう!プロジェクト」の
サイトに掲載されました。http://eco.infolink-japan.net/index.html
「一緒に伝えよう!プロジェクト」は、まだまだ伝わっていない個人や団体が持つ
「持続可能な未来」を創るために必要な情報を集約し、皆で一緒に発信していこう
というものです。
◆2010 年 10 月 12 日(火) ワコール第 3 回スリムアル木」キャンペーン実施
「はいて、歩いて、CO2&体脂肪を減らそう!」みんなの歩数を集めてバリ島に苗木を送る、
ワコールさまの「第 3 回スリムアル木」キャンペーンが 9 月 1 日より 11 月まで実施されました。
株式会社ワコールホールディングスのキャンペーン、第3回スリムアル木が 9 月 1 日よりスタートい
たしました。体脂肪も、地球の CO2 も一緒にスリムアップできるスリムアル木。昨年に引き続き、今
年の第 3 回も当会の植林活動にご協力頂けることになりました!
◆2010 年 10 月 5 日(火) 地球愛祭り 2010 に出展!
10 月 2 日(土)にサンストリート亀戸で開催された『地球愛祭り 2010 in 東京』に出展いたしました。
天気に恵まれ会場には沢山の方々が来場されました。
AGFN のブースにも沢山の方々が、お立ち寄りくださり大変賑わいました。
◆2010 年 9 月 20 日 ガモウ関西さんが主催する「三都杯コンテスト」
表彰式でウイック販売の収益金よりバリ植林に寄付をいただきました。
ガモウ関西は美容室向け頭髪化粧品及び、美容機器の専門商社として 京
阪神を中心に活動しておられます。います。京都市勧業館で開催されたコンテストの表彰式を前に
寄付金の贈呈式が行われまました。環境に迷惑をかける分植林を実行するという方針に感謝。
◆2010 年 8 月 12 日(木)
環境省が行う国際協力NGO連携調査業務報告書に当会が掲載されました!(内容 18-19 ページ)
環境省が行った平成21年度 CBDCP10 に向けた国際協力 NGO 連携調査業務報告書に当会が
掲載されました。この調査は、環境省から受託した NPO 国際協力 NGO センターが実施し、東アジ
ア・東南アジア・南アジア地域における、開発 NGO と環境 NGO の連携による生物多様性保全を
実現する具体的な方法を検討することを 目的として行ったものです。
◆2010 年 8 月 4 日(水)
侘助ライブ参加者の皆様から今年もご寄付を頂きました
◆2010 年 7 月 12 日(月)
インドネシア・フェスティバル 2010 に出展致しました!
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7 月 10 日(土)、11 日(日)に代々木公園で開催された、インドネシア・フェスティバル 2010 に出店し
てきました!今回は、アジアン・バリ家具&雑貨を扱う有限会社
バグースタイムと共同出店し、アジアン雑貨の販売も行いました。
お越し頂いた皆様、ありがとうございました!
◆2010 年 6 月 19 日(水)
国際ソロプチミスト東京―西 より植林寄付金贈呈!
6月19日に開催されました国際ソロプチミスト東京―西の年次総会に於、
平成17年≪2005年≫より私どもの植林活動を支援して頂いております国際ソロプチミスト東京―西
(会長 石倉多恵子)さまより今年も植林活動への支援金を頂きました。
◆2010 年 6 月 7 日(月)
代々木公園で開催されたエコライフ・フェア 2010 に出展してきました!
6 月 5 日(土)、6 日(日)に代々木公園で開催されたエコライフ・フェア2010に出展して参りました。
両日とも天気に恵まれ多くの方が来場され、当会のブーズにも多くの方が足を運んで下さいました。
意識調査のためアンケートを取ったのですが、10 枚アンケートが
集まるとインドネシア・バリ島に 1 本植林がされるという企画を初めて
試みてみました。
また、大きな木のパネルを用意し、アンケートに答えて頂いた方に
葉っぱのシールを張って頂きました。
■セミナー&講演
2011 年 6 月 12 日(日)
「緑豊かな地球を次世代に」というテーマで講演をしました。
生長の家 第二教化部会館で行われた合同支部例会で「緑豊かな地球を次世代に」というテーマで講演を行
いました。
2011 年 5 月 22 日(日)
学生海外移住連盟BO会 設立総会で講演
学生海外移住連盟BO会 設立総会で植林活動について講演を行いました。(横浜JICAセンター於
2011 年 4 月 30 日(土)
企業活動と植林の取り組みについて講演
大和市倫理法人会のモーニングセミナーで理事長が企業活動と植林の取り組みについて講演しました。
2011 年 2 月 13 日(日)
第 2 回アジアエンパワーメントフォーラムにてプレゼンテーション
2011 年 2 月 12 日(土)
国際シンポジウム「連帯による持続可能なエネルギー教育」で代表宮崎が講演。
【名称】国際シンポジウム「連帯による持続可能なエネルギー教育」
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★メディア紹介★
★Yahoo!ボランティアでインターネット募金!
Yahoo!ボランティアで壁紙を購入するとAGFNなど、様々な団体へ寄付することができます。
是非、みなさまのご協力をお待ちしております。
★ケータイサイトでペットを育てて植林活動!
無料育成ゲームサイト『WoodyHouse∼エコの森』
可愛いペット「ウッディ」の育成ゲームが無料!!
無料広告をクリックしたり、メルマガを読むだけでポイントを GET!!ポイントを貯めると自分だ
けのペットを育てたり、着メロや着うたをダウンロードできたり、待ち受け画像や Flash ゲームが
DL できたりと様々な遊び方が出来るロハス時代のモバイルサイトです。
ウッディを育てる為に消費したポイントの一部が、実際の植林活動に結びつきます。
★リ・メール便による植林支援情報
◆「リメール便」の利用に植林参加支援をいただいた企業・団体様
DMの発送コストを引き下げて、そのうえ地球に感謝の植林に貢献できると
評判を頂いています「リメール便」の利用に植林参加支援企業・団体様。
毎月継続的にご支援いただいています財)新日本フィルハーモニー交響楽団(http://www.njp.or.jp/)
はスタート当初から支援をいただいております。シーボディ化粧品(http://www.tora1.jp/corp/株式
会社シーボディ.html)
学校法人洗足学園(http://www.senzoku.jp/new/index.html)
ミリオン
株式会社(http://www.millionpower.co.jp/) 新江の島水族館(http://www.enosui.com/)株式会社
ディーフィット
(http://www.superdelivery.com/p/do/dpsl/156854/)
プリモ・ジャパン株式会
社(http://www.primojapan.co.jp)
これらの団体、企業の商品を購入することが植林につながります。ぜひともご支援を!!
=学校法人等によるご支援・ご協力=
★ 京都府福知山市立成和中学校の皆さんから寄付を頂きました!
福知山市立成和中学校の皆さんが、生徒会の空き缶回収運動によって集まった寄付金を継続的に寄付頂
いております。
★ 横浜雙葉高校の 2 年生皆さんから寄付を頂きました!
★ 揖斐川町立荘原小学校 6 年生の皆さんが寄付を頂きました!
★ 埼玉県新座小学校 6 年生の皆さんから寄付を頂きました!
★ 芝浦工業大学中高等学校の皆さんから寄付を頂きました!
★ 鹿児島県立甲南高等学校生徒会の皆さんから寄付を頂きました!
今期アルミ缶収集合計 725kgで 1030 本の植林苗になりました。
※これ以前のご支援・ご参加につきましてはホームページを御覧ください。http://www.agfn.org
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◆トピックス
◆国連環境計画(UNEP)より感謝状が届きました!
両方の合計 57,598 本で報告しましたところ、ナイロビの本部から参加の感謝状が届きました。一重にた
くさんの個人や企業団体の皆さま方のご支援、ご参加の結果です。
こころより感謝し、重く受け止めて今後の励みにしたいと願っています。
◆UNEPの事務局長の話から、
「1秒間にサッカー場一面分の緑が消えている」という現実に対応するには年間およそ 225~250 億本
が必要となります。お互いの利害から、かみ合わない議論で国際合意を目指すよりも、みんなで世界中
のあらゆる土地で植林を推進する行動をする方が、実効性があり、人類生存の危機を乗り越えられると
考えています。一般市民レベルの支持が全世界で 120 億本を達成したのだと思います。
私たちも、VIVO も NPO アジア植林友好協会も多くの皆様の支持をいただいて着実に継続的に植林活
動を進めていきたいと願っています。
※UNEPからの感謝状
たくさんの皆さんのご参加で
頂くことができました。12月の
UNEPの国際会議の報告書
インドネシアひとり
でも写真付きで紹介されます。
1 本植林運動にも
◆環境音楽家 ポールウインター氏 6 度目のグラミー賞受賞
第53回グラミー賞(2011 年 2 月 13 日)において、ポール・ウインターの最新作「MIHO:
Journey to the Mountain」が最優秀ニューエイジ・アルバム賞を受賞しました。
ポールウインター氏は 2004 年東カリマンタン州の植林地を訪問していただき、翌年 2005 年墨
田のトリホニーホールでコンサートを主催したご縁があります。
東カリマンタン州の熱帯雨林の惨状に目を見張り、熱心に現地を視察され
ました。
『リゾートでバカンスを楽しむのもいいが、人々はこうした活動にもっと目
を向けるべきだ。人間が木を植えなければ森は再生しないし、そのうち人
間も生きてゆけなくなるのだから』ときっぱりいわれたのが印象的です。
また、草原に植林したチークでは、そのまま放置すれば再生不可能な荒
廃の跡地で着実に植林が実行されている事に大きな感動を覚えた。
チークの葉っぱが風邪で擦れあう音を聴いて、「初めて聴く、森が再生する音だ」と感慨深げに言わ
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れたことを思い出します。
翌年主催したコンサートでは、カリマンタンのジャングルで録音した音を
背景にして「木を植えた男」を演奏していただき感激をしたことを思い出し
ました。
こんな大木ばかりだったのだろうね!地元民の貴重な樹種ウリンを植林
大変熱心に丁寧に植林
「緑豊かな地球を次世代に」残して持続可能な社会づくりを!
♥「緑のマンスリーサポーター」を募集を始めました
わたしたちの活動は「緑豊かな地球を次世代に引き継ぎたい」と願う気持ちある、たくさんの個人、
法人、団体の皆様のご寄付によって支えられています。
地球の長い歴史の僅か 50 年余りの人間の活動が大きな自然破壊を招いてしまい、瀕死の状況
です。
このままでは人類は「生命」を引き継いでゆくことができないほど森林は失われています。
この状況を打開するには、地球に住むみんなが、地球に感謝の行動を続けることでしかできません。
自然のサイクルは、日々昼夜を繰り返すように、自然環境を守る植林活動は続けることが不可欠で
す。
持続可能な社会の礎は森林にあり、森林を保護・再生するための「植林」にあります。
ぜひとも、あなたの日常生活の一部として、継続的な植林支援をしていただきたく、
「緑のマンスリーサポーター」を募集させて頂いております。
問い合わせ
tel 042-451-6120
E メール [email protected]
【 会 員 】2011 年 6 月末現在
個人会員数(累計)
155 名
生命の森づくりサポーター数(累計)
11,477 名
募金活動協力者数(法人・個人を含む)
152 名
Life マスターカードご加入者(提携カード)
32 名
※Life カードは、都合により取り
扱いできなくなりました。
※
法人会員数 (以下 50 音順、累計)
23 社
法人賛助会員数 (以下 50 音順、累計)
18 社
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【その他の収益事業】
アルミ缶リサイクルサポーター
個人・企業・団体
111 名(社)
【組織体制と会計報告】(2010 年 7 月~2011年 6 月)
AGFN スタッフ/理事
パートナー団体
代表理事
宮﨑 林司
国際環境 NGO FoE JAPAN
理事
岡崎 時春
特定非営利活動法人 BOS 日本
江辺 聡
地球環境平和財団
古川浩一郎
特定非営利活動法人 NICE
小林 久人
特定非営利活動法人 エバーラスティングネイチャー
軍司 明徳
特定非営利活動法人 ICYE ジャパン
齊藤 研心
特定非営利活動法人 環境リレーションズ研究所
山本 大造
特定非営利活動法人 こどもプロジェクト
監事
特定非営利活動法人 ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会
会計報告
支出
収入
【事業費】
会費収入
311,000
寄付収入
13,246、172
アルミ缶収集販売
補助金収入
合計
当期収支残
103,157
インドネシア植林事業費
普及活動事業費
10,997,828
3,640,877
【管理費】
1,750,000
賃借料
840,000
15,410,329
通信費
181,489
消耗品、その他
138,700
-388,565
合計
15,798,894
【スタッフレビュー】
設立から 9 年目を迎え、当会は人類が持続的に地球上で生命をつなぐためには、地球規模の植林が不可
欠という考えで取り組んでいます。
多くの個人や団体や企業の皆さんが、それぞれの日常活動で「植林」という行動に直接結びつけていただ
けるように、活動を続けて参りました。その結果「未来の子供たちに緑ゆたかな地球を引き継ぎたい」という
コンセプトにたくさんの企業や個人の皆様から、これまで以上に積極的に参加支援をしていただけるように
なり感謝いたしております。
今年は国連環境計画の 10 億本キャンペーンの 4 年目に当たり 120 億本余りを達成しました。一連のとりま
とめの中で私どもにも報告書の提出を求められました。それに対し感謝状を贈って頂くことができました。
これもひとえにご支援くださった皆様へ、スタッフ一同 心より御礼申し上げます。
地球環境の劣化が続いて、様々な自然災害が世界各地で起こっています。その頻度は年を追うごとに増
加しています。この事態を打開するには、地球市民みんなで植林を一層推進することが不可欠です。
一層の植林を推進するためには、皆様の声による情報の発信支援もよろしくお願いします。
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開発 NGO・環境 NGO ヒアリング調査票(環境パートナーシップ会議EPC)
NPOアジア植林友好協会 フェースシート
団体概要
所在地
西東京市田無町 3-5-4
TEL・FAX
0424-51-6120
URL
http://www.agfn.org/
設立年月日
2002
主務官庁
東京都庁
代表者
宮崎林司
責任者
斎藤研心
事業対象分野
自然保護・国際交流
事業形態
植林事業、国際交流事業
事業目的
アジア地域での植林活動を通じての自然環境と民生向上への貢献
事業内容
インドネシアでの植林活動
支援地域情報
支援対象地域(アジアの都市名・村名)
活動対象国
インドネシア(東カリマンタン州、バリ州)
現地事務所所在地
現地の協力団体
Yayasan Bali Hijau Lestari
PT Inhutani I
国立ムラワルマン大学 熱帯雨林研究センター
支援地域
東カリマンタン州バリクパパン市、バリ島
当該地域の抱える
問題
(支援の目的)
貴団体の支援内容
【バリクパパン市】バリクパパン市近郊の森は水がめの役割も果たしていますが、伐
採、焼畑、山火事などの被害により森林機能を失ってしまう状況にある。
【バリ島】自然災害や家具・木工品などを作るための過剰伐採によって森林が年々減
少している。
【バリクパパン市、サマリンダ市】
①林業と農業を融合したアグロフォレストリーによる”コミュニティーフォレスト”の
造成事業。水源となる森へ補植を行い、周辺住民の収入向上のためのアグロ不フォ
レストリー(農林混合)の経営モデルをつくる。
②「森林の減少」対策として林業の育成を目指す。
収益の期待できる樹種「チーク」を周辺住民の土地に植林し、林業の育成にすすめ、
アグロフォレストリー収入機会の創出を目指しています。
③「森林の劣化」対策として、国立ムラワルマン大学の演習林(ブキットスハルト)の二
次林および林業公社の保護林(ブキットバンキライ)を対象として地場の樹種の「樹下
植林」を行い、天然林の再生を目指しています。
【バリ島】
バリ州政府は『2010年緑のバリ』プロジェクトを立ち上げ、国内外を問わず協力を呼
びかけています。このプロジェクトは、島の総面積のたった 22.59%しかない現在の
森林面積を、生態系の理想値といわれる最低 30%以上まで取り戻す壮大なプロジェ
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クトです。
アジア植林友好協会もバリ州知事およびバンリ県知事からの要請を受け、2007 年3
月よりキンタマーニ郡の過去の火山爆発により荒廃地となったバツール湖の周辺地
に水源涵養林を造成に協力して、地場の樹種の植林を行っています。
現地のパートナーとして、NGO バリ緑化協会があります。
いずれの植林も基本的には「森林の劣化」と「森林の減少」に対応する事を目的とし
ています。
これ以上の森林減少を止めるためには、①寄付による劣化した森林のエンリッチと②
森林が壊された土地におけるコミニティー林の育成により林業を育成して、持続可能
な森林利用を勧める事を目指しています。
①と②を同時に実行するシステムを考案し実行しているのが
「生命の森づくり」「2イン1」=2本植えて1本を伐採利用するシステムです。
「地球に感謝の森づくり」はじめましょう!
緑ある地球を子供たちに!
わたしたちの活動の目標は人類文明が持続するように「地球を緑いっぱい」に回復する事です。
日本人として一番お世話になってきたアジアの森 熱帯林の再生から始めています。
地球の緑が増えて、鳥や動物が安全に生活できる
地球環境を取り戻す事を目標に植林を進めています。
日本人がお世話になったアジアの森を再生したい
そして地域の皆さんが平和で健康的な生活を!
★次世代に緑豊かな地球を残すためにあなたにできること★
①森林の役割や熱帯雨林の保護と再生の大切さなどの勉強会を開催する
②人類を救う森づくりのセミナーを開催する
③アジア植林友好協会の活動を知人に伝える(情報発信協力)
④アルミ缶を収集して植林に協力する(アルミ缶 100 缶で 1 本の苗木寄付につながる)
⑤家族や友人へのプレゼントに植林を選択する
●500 円でバリ島の「世界平和の森づくり」の参加証書を送る
●5000 円の「生命の森づくり」の証明書をプレゼントする
⑥ロゴマークを使用して商品を企画販売し、売り上げの一部を寄付する
⑦Reーメール便を利用してDMコストを下げ、発信の都度 1 通 1 円を植林に寄付する。
⑧寄付植林に参加する
◆100 円で苗木代を寄付する
◆500 円でバリ島の「世界平和の森づくり」に参加する(企業=1000 本~)
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◆1500 円で熱帯雨林再生プロジェクトに参加する。(企業=500 本~)
◆5000 円で 2 本セットで植林をして持続可能な (企業=200 セット単位~)
◆「葉っぱシールで森づくり」に協力して、10000 円の寄付
※金額に関係なく、すべての寄付がわたしたちの活動の支えてなります。
◎詳しくはインターネットで [agfn]と検索ください。当会のトップページが表示されます
⑨「グリーンアースサポーター」になって地球のための植林プロジェクトの支援
⑩日常活動やイベントのボランティアとして参加貢献する
⑪NPOアジア植林友好協会の会員になり支援する
【会員募集要領】
個人会員
入会金 5,000 円
年会費 5,000 円
法人・団体会員
入会金 30,000 円 年会費 60,000 円
法人・賛助会員
入会金 20,000 円 年会費 30,000 円
グリーンアースサポーター
入会金 無料 年会費 1,000 円
<ご入会はお電話または Web サイトからもお申し込みいただけます。>
New※マンスリー会員=毎月定額を寄付支援して頂く会員です。
<郵便振替>
<銀行振込> みずほ銀行 田無支店 普通預金
口座番号:00140-6-575031
口座番号:2253625
口座名称:NPO アジア植林友好協会
口座名称:NPO アジア植林友好協会
(初回は入会金と年会費を合わせてお振込み下さい。恐縮ですが振込手数料はご負担願います。)
【会員特典】
・会員証の発行
・各種イベントの優先ご招待
・年 2 回のニュースレターの発行
・会員限定の環境メールマガジンの配信
・オリジナルピンバッジプレゼント
・植林体験ツアーへの優待特典あり
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人アジア植林友好協会(AGFN)
〒188-0011 東京都西東京市田無町 3-5-4 TEL:042-451-6120 FAX:042-465-7241
E-mail:[email protected] URL:http://www.agfn.org
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