ロフトの表現を作成する。 - B-MOS

※ このテクニカル講座は、Ver 5.03d を基に作成しております。
【B-MOS】では、寝室や収納スペースなど多
目的に利用することが可能なロフトの表現
を作成することができます。Ver5 からは、
[ロフトの作成]コマンドが新機能として追
加され、より簡単にロフトを表現すること
ができます。
今回は右図のような2階建て図面の2階ク
ローゼット上部にロフトを入力する方法を
説明していきます。
右図の赤枠の部分にロフトを作成します。
(部屋詳細設定)/[ロフトの作成]を選択します。
ロフト部分(右図赤枠部分)を矩形で入力します。
[ロフトの設定]ダイアログが表示されます。
■ 01. ロフトの仕様
ロフトの仕様を設定します。
[階床面からの高さ]-作業階 FL からロフト床面までの高
さを設定します。
[床の作成厚み]-[階床面からの高さ]から下方向への床
の厚みを設定します。
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■ 02. 上部屋根の処理と屋根裏仕様
ロフトの天井部分を設定します。
[設置した上面を屋根勾配天井]
-ロフトを設定した部屋の天井を勾配天井にします。
[当該階を全て屋根勾配天井]
-ロフトが設定された階のすべての天井を勾配天井にします。
■ 03. 周囲の設置物.属性の設定
ロフトの周囲に壁・手摺などを設置するときに設定します。
設置物は、ロフトの辺ごとに設定します。
今回は、階段を設置する箇所以外に手摺を設置します。
[新規設置]/[手摺]を選択します。手摺のタイプ・手摺高を設定後、手摺を設置するロフト領
域の辺をクリックします。
同様にもう一辺にも手摺を設置します。
[記号長さ]を「2730 mm」、[開始点より]を「910 mm」に設
定します。
※ [記号長さ]から設定を行ったほうがスムーズに設定で
きます。
今回のように、クローゼットなどの上にロフトを設置する場合、ロフトの境界線に位置するク
ローゼットの壁がロフト床面を突き抜けて天井まで表示されてしまいます。このような場合に
は、[下部の壁の高さを止める指定]をする必要があります。
[新規設置]/[下部の壁の高さを止める指定]を選択し、壁を止めるロフト領域の辺をクリック
します。
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必要に応じて照明・手摺・階段(はしご)等を入力しましょう。
<照明の入力>
主寝室に[部品]メニューの[照明・エアコン・カーテン]-[ペンダ
ント]-[シャンデリアB(ペンダントタイプ)]を入力します。[伸
縮の長さの設定]を 1200(mm)に設定します。
※ この部品は、自動で主寝室の天井に設置されるよう
になっています。【パース】プログラムの[部品属
性]
メニュー/[部品の高さ変更]で、[設置高]を
1100(mm)に設定してください。
クローゼットに[部品]メニューの[照明・エアコン・カーテ
ン]-[ダウン・スタンド・ブラケット]-[ブラケットB]を入力し
ます。[床からの高さ]を 3000(mm)に設定します。
<階段の入力>
主寝室に[部品]メニューの[住設建材]-[洋室用建材]-[ロフト用木製階段]を入力します。[伸縮の長さ
の設定]を 2400(mm)に設定します。
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