SC7 専門委員会報告資料: ISO/IEC WG21(IT Asset Management/IT資産管理) 国際会議出席報告書 2015年5月29日 委員会名:SC7/WG21 報告者氏名(富士通):高橋快昇 1.開催場所:リオデジャネイロ(ブラジル) 2.開催期間:2015.05.11-2015.05.15 3.参加国数/出席者数:8カ国,5リエゾン,12名+リモート参加者?,議長(Roger Cummings,米),セクレタリ (Peter Beruk,米),米,英、独、ブラジル、アイルランド,インド、中国、日本(篠田[SAMAC]、高橋[富士通]), BSA,TCG,itSMFS, TagVolt, IAITAM, SAMAC。 4.特記事項: 4.1 WG21 関連 1) WG21 への活動について ISACA に確認する(Ron Bill) 2) EMC2 の Jared Collins から EMC2 がタグに対応する計画であり、最初の製品は 2015 年 3Q と なるとの報告があった。また、将来的の ITAM のハードウェアにタグを拡張すべきとの提案が あった。 3) 19770-1(2012 年版の改版) NP投票は通過した。プロジェクトエディター:高橋、コエディター:篠田、David Bicketで CDへ進めることが決まった。NWI/WD 投票のコメントに対する回答を作成し、コメンテータ ーと合意するように指示があった。"ISO/IEC Directives, Part 2, Rules for the structure and drafting of International Standards"(SC7 Resolution 1808 Certification statement)にそ った CDを作成し、コンビナーに送付する。また、2015年のItalyMeetingに合わせF2Fミーテ ィングを開催する。OWGの共同コンビナーは、高橋、篠田とDavid Bicket(英)が務める。 MSS に対する評価のためのガイドラインについてどうするかについてはコンビナー預かり。 4) 19770-8(SAM の業界マッピングガイドライン) プロジェクトエディターは至急、ISO/IEC の作業指針二部の「Rules for the structure and drafting of International Standards」にそって NWIP と WD を完成し、コンビナーに送付す る。 5) TCG website レビュー SWID 関連で TCG の Web サイトでドキュメントを公開しているので 2015 年 5 月 31 日(米 国時間)までにレビューする。 http://www.trustedcomputinggroup.org/resources/tnc_swid_messages_and_attributes_for_i fm_specification 6) 19770-2(SWID タグ) DIS 投票はクリアした。賛成/反対/棄権:18/1/25 日本のみが条件付き反対投票を行っていたが、 すべてのコメントに合意を見たので賛成投票に移行した。プロジェクトエディターは最終ドキ ュメントを作成しコンビナーに送付する。また、19770-2 の XSD を作成し ISO の Website で 公開する。 1 7) 19770-3(権利スキーマ) DIS 投票はクリアした。賛成/反対/棄権:17/2/21 日本とカナダが反対投票を行っていた。日本 のコメントについては、すべて合意できたので賛成に廻る。また、ドキュメントについては、 修正個所が多いことから、FDIS 投票を行うことになった。また、19770-3 の XSD を作成し ISO の Website で公開する。 8) 19770‐4(資源利用状況測定) NP 投票はクリアした。CD 投票に向けた作業に入る。また、19770-4 の XSD を作成し ISO の Website で公開する。 9) 19770‐5(概要と用語) FDIS 投票はクリアした。賛成/反対/棄権:14/1/17 カナダが反対投票。最終文書の受領と同時 に ISO エディタにフォワーディングする。 10) 19770‐7(タグ管理) プロジェクトエディターの Marc Henness に TR ドラフトを WG21 に送付するように指示、 先ずは、レビューを WG21 内で行う。. 11) C リエゾン登録 SAMAC、ITAMOrg、ITAM.ORG が申請したが、SAMAC は WG21 での実績があり、リエゾンが 承認された。他の2団体については、もう少し、様子を見ることになった。 12) WG21 の Strategic Plan (Rev 9.5 N1502) を今回のミーヒング内容を反映し修正した。 4.2 19770-1の OWG(Meeting 後の動き:日本関連) OWG のメンバーは、 NP 投票から Claire Brereton (Australia) Sherry Irwin (Canada) Steve O'Halloran (Canada) Stefan Brotzler (Germany) Vito Antonio Coletta (Italy) Yoshinori Takahashi (Japan) – project editor Jintaro Shinoda (Japan) - co-editor Igissinov Birzhan (Kazakhstan) David Bicket (UK) – co-editor Ron Brill (US)(案内 SC27, SC40, or TC251 に送る招待に応じるメンバー この規格に興味を持っている WG21 のメンバー NB から WG21 に参加するよう依頼された、その他の ISO、IEC あるいはリエゾン組 織からのメンバー から構成する。2015 年 8 月 31 日までに WG21 コンビナと合意し、最終決定する。 4.3 SC7 承認事項 ・ SAMAC の SC7/WG21 C リエゾンの承認とリエゾンオフィサ:篠田仁太郎の登録 2 SO/IEC 19770-1(IT asset management ― IT asset management systems – Requirements,第 3 版)を CD 投票に付す(WG 21). ISO/IEC 19770-3(IT asset management ― Software Entitlement schema)を FDIS 投票に付す (WG 21) . ISO/IEC 19770-4(Software asset management -- Part 4: Resource Utilization Measurement (RUM))を CD 投票に付す(WG 21). ISO/IEC 19770-3 のタイトルを“Information technology — IT asset management — Part 3: Entitlement schema”に変更する(WG 21). ISO/IEC 19770-4 のタイトルを“Information technology — IT asset management — Part 4: Resource Utilization Measurement (RUM)”に変更する(WG 21). ISO/IEC 19770-5(Software asset management — Overview and vocabulary,第 2 版)を ITTF サイト で無料ダウンロードできるようにする(WG 21). ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5.今後の開催予定 ・ ・ Plenary Meetings 2016-05 2017-05 2018-05 中国(確定) マレーシア(確定) インド(確認中) Interim Meeting 2015-10(28,29) Italy(Rome) 2016-10 ドイツ? 以上. 3
© Copyright 2024 Paperzz