フジシマ 床暖房用ハイグレードプライ 施工標準仕様書 工事物件名 建設会社名 納入代理店 指定施工店 製造・販売元 藤 島 林 産 株 式 会 社 秋田県北秋田市綴子字田中下モ31 〒018-3301 ℡0186-62-0390 fax 0186-62-0392 製 品 フジシマ・ハイグレードプライ JAS 複合1種フローリング (1)形状 厚12㎜×幅75㎜×長さ909㎜ 厚15㎜×幅75㎜×長さ909㎜ 表面仕上げ 裏面 UV塗装品 厚2㎜カルプ(直張用) 厚2㎜裏単板(釘打ち用) (2)荷姿 12×75㎜(48枚入り) 3.27㎡ 15×75㎜(24枚入り) 1.64㎡ ダンボール梱包 (3)樹種 カバ -1- 下地について 1. モルタル下地の場合(モルタル埋設型床暖房の場合) ① モルタル配合比は、出来るだけ硬練り(セメント:砂:水=1:2.5:0.5)して 30㎜程度の厚さに定規摺りし、金ゴテで3回以上不陸の無いようにしっかりと 押さえること。 特に部屋の隅及び、出入り口のハネ上がり、落ち込みの無いよう巾木(壁)に 直角に押さえる。 ② モルタルの乾燥度は水分10%以下に乾燥しなければ施工しないこと。 モルタル養生基幹は通常施工可能な目安として、2階以上で2週間、1階で3週間、 デッキプレートの場合は5週間以上を目安とする。 特に、厳冬期は、地域的にも、又同一現場でも、条件に依って差があるので 充分に注意すること。 ③ 凍結防止剤、又は急結剤を使用する場合は、特約店又はメーカーに相談する。 ④ 施工面にはシート等物を置かないで下さい、天気の日は窓を開放して通気性を よくする。 ⑤ フローリング施工前に、必ず床暖房のカラ運転を行うこと。この作業をはぶくと、 モルタルの収縮でフローリングの目地が開いたり、モルタル水分が新たに上昇 して、フローリングの反りや突き上げが生じます。 2. 合板下地の場合(床暖房パネルに捨張の場合や床下暖房の場合) ① 床暖房パネルの釘打ちできない部分を確認し、墨出しする。 (接着剤だけの直張方式の際は、必要ない) ② 床下の空気を暖める方式の場合は、通常の施工で行う。 ③ その他、床暖房メーカーの施工上の指示に従う。 3. 小根太付き床暖房パネル(マット) ① 床暖房パネル(マット)が正しく固定され、踏み鳴りがないことを確認する。 ② 床暖房パネル(マット)とダミー合板の高さが合っているか確認する。 -2- 必要な補助材料 材 料 ・エポキシ接着剤 コニシボンド ニューE-350R ・プライマー(別途) ボンドE200 名使 用 目 的必 要 量備 考 製品の接着 ㎡/600~750g モルタル及び 増減あり コニシ株式会社 合板下地用 モルタル下地 処理 ㎡/600~800g コニシ株式会社 -3- 工程 工 程 注 意 事 項 〔モルタル下地の場合〕 1.下地検査 床暖房の施工前カラ運転が行われている事を確認する。 下地の含水率を測定し、施工可能か調べる。 (ケット社、モルタル用含水率計) 2.下地処理 (1) 下地研磨 下地表面に付着している異物を除去する。下地の表面が悪い時には ワイヤーブラシ付ポリッシャーで、表面残留セメントを取り除く。 プライマーを塗布して表面を強化する。 (2) 清掃 箒で大きなゴミ等を除去し、掃除機で小さなほこりまで除去する。 3.基準線の出し方 (1) 貼る方向の決定 原則として、入口を基準として貼って下さい。 (2) 割付、墨出し 貼り始め部分と貼り納め部分が同じ巾になるように割付し、墨打ちする。 4.施工 (1) 清掃 施工直前には、必ず掃除機、箒で下地表面を清掃する。 (2) 貼り始め部分の 巾決め 墨打ちした線に沿って製品を並べ、定規で巾木にならって寸法を出し、 貼り始め部分の巾決めをする。 (3) 製品のカット 巾決めした製品を、台付小型丸鋸でカットする。 (4) 接着剤の塗布 貼り始めより、製品3~4列分の巾に櫛ベラで接着剤を塗布する。 塗布量はモルタル下地で600~750g/㎡、合板下地で、500~550gとする。 尚、接着剤塗布の際、乾燥接着を起こさぬよう注意する。 (5) 貼り込み(イ) 墨に従って行い、ゴムハンマーを使用し順次よせながら隙間ができない ように張り込む。 ダメ廻り等の各部の取り合い部分は、予め欠け込みを入れて準備しておき 接着剤の可使時間を考慮して張り終えるようにする 床材表面に付着した接着剤は、硬化しないうちに拭き取り、表面の汚れ等も 除去する。 (6) エキスパンション フローリングの伸縮に対応するよう、壁際に3㎜程度の隙間を設け エキスパンションとする 隙間は幅木を後付けし隠す。 (7) 清掃 製品の空箱、接着剤の空缶、その他作業で出たゴミをかたずける。 ホコリ、鋸クズ等は掃除機で除去する。 最終工程が完了したら、自主チェックを実施する。 -4(モルタル下地)- 工程 工 程 注 意 事 項 〔合板下地の場合〕 1.下地検査 (1) 下地検査 下地用合板は12㎜以上で、釘打ち可能部分が墨出しされていることを 確認する。(接着剤だけの直張方式の場合は不要) (2) 清掃 箒で大きなゴミ等を除去し、掃除機で小さなほこりまで除去する。 2.基準線の出し方 (1) 貼る方向の決定 原則として、入口を基準として貼って下さい。 (2) 割付、墨出し 貼り始め部分と貼り納め部分が同じ巾になるように割付し、墨打ちする。 3.施工 (1) 清掃 施工直前には、必ず掃除機、箒で下地表面を清掃する。 (2) 貼り始め部分の 巾決め 墨打ちした線に沿って製品を並べ、定規で巾木にならって寸法を出し、 貼り始め部分の巾決めをする。 (3) 製品のカット 巾決めした製品を、台付小型丸鋸でカットする。 (4) 貼り込み(イ) 墨に従って行い、釘と接着剤を併用し順次よせながら隙間ができない ように張り込む。 (5) エキスパンション フローリングの伸縮に対応するよう、壁際に3㎜程度の隙間を設け エキスパンションとする 隙間は幅木を後付けし隠す。 (6) 清掃 製品の空箱、接着剤の空缶、その他作業で出たゴミをかたずける。 ホコリ、鋸クズ等は掃除機で除去する。 最終工程が完了したら、自主チェックを実施する。 -5(合板下地)- 工程 工 程 注 意 事 項 〔小根太付き床暖房パネル(マット)の場合〕 1.下地検査 (1) 下地検査 床暖房パネル(マット)が正しく固定され、踏み鳴りがないことを確認する。 床暖房パネル(マット)とダミー合板の高さが合っているか確認する。 (2) 清掃 箒で大きなゴミ等を除去し、掃除機で小さなほこりまで除去する。 2.基準線の出し方 (1) 貼る方向の決定 原則として、入口を基準として貼って下さい。 (2) 割付、墨出し 貼り始め部分と貼り納め部分が同じ巾になるように割付し、墨打ちする。 3.施工 (1) 清掃 施工直前には、必ず掃除機、箒で下地表面を清掃する。 (2) 貼り始め部分の 巾決め 墨打ちした線に沿って製品を並べ、定規で巾木にならって寸法を出し、 貼り始め部分の巾決めをする。 (3) 製品のカット 巾決めした製品を、台付小型丸鋸でカットする。 (4) 貼り込み 墨に従って行い、釘と接着剤を併用し順次よせながら隙間ができない ように張り込む。 小根太とフローリングが直交するように張り、継ぎ手は小根太の中央に なるようにする。 (5) エキスパンション フローリングの伸縮に対応するよう、壁際に3㎜程度の隙間を設け エキスパンションとする 隙間は幅木を後付けし隠す。 (6) 清掃 製品の空箱、接着剤の空缶、その他作業で出たゴミをかたずける。 ホコリ、鋸クズ等は掃除機で除去する。 最終工程が完了したら、自主チェックを実施する。 -6(床暖パネル下地)- 工 程 注 意 事 項 5.完了チェック ・貼り忘れはないか ・巾木、下枠との取り合いはよいか ・目違いはないか ・キズはないか ・接着剤によるよごれはないか 貼り込み完了後、約12時間程立ち入り禁止とする。 6.養生 貼り込み完了後、作業する場合は、床をキズつけたり、汚したりしない様、 ダンボール、シート等でしっかり養生する。 7.検収 すべての工程が終了したら、監督員立ち合いのもとで検査を受け、 施工完了報告書に、サインを受領する。 -7-
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