第2次道路整備計画 平成20年3月 熊 取 町 目 次 ページ 道路整備計画 第1 計画策定の意義(道路整備計画の見直しについて) 第2 将来のみちづくりの目標像 1 これからのみちづくりの基本的考え方 2 みちづくりのめざす姿 3 将来のみちづくりの目標像 第3 2 ・・・・・・・・・ 3 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ・・・・・・・・・・・・・・ 6 ・・・・・・・・・・・・・ 7 道路整備基本方針 1 交流と連携を図るみちづくり 2 安全・安心なくらしを支えるみちづくり 3 緑を育む歩きたくなるみちづくり 第4 第2次道路整備計画の体系 第5 今後の整備方針 第6 道路整備計画イメージ図 ■ ・・・・ 附属資料 ・・・・・・・・ 10 ・・・・・・・・・・・ 12 ・・・・・・・・・・・・・・・ 14 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 17 第1 計画策定の 計画策定の意義( 意義(道路整備計画の 道路整備計画の見直しについて 見直しについて) しについて) 本町の道路整備については、平成9年度に道路整備計画を策定し、まちづくりの根幹と なるみちづくりを推進してきたところです。 計画策定後 10 年が経過し、その間、高齢化社会の急速な歩みの中で「高齢者、障害者 等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)の施行など、道路を取り 巻く環境の変化が著しく、また、本町域内では、つばさが丘や関空国際等の大規模住宅開 発による人口増加に伴う交通量の増加など、計画策定時と比べ、交通流入及び交通量に変 化が見られてきております。 今般、このような本町道路交通状況の変化に対応するため、現状交通量調査等により交 通状況を把握し、渋滞対策、歩行者対策等、総合的に評価するとともに、道路整備の緊急 性、必要性について検討を行い、現道路整備計画を見直し、新たに第2次道路整備計画を 策定するものです。 なお、計画策定にあたっては、町の将来像である「みんなが主役“やすらぎと健康文化 のまち”」の実現に向けた“みちづくり”となるよう策定するものです。 町道美熊台南山の手台線(H18 事業完了) 2 第2 将来のみちづくりの 将来のみちづくりの目標像 のみちづくりの目標像 1 これからのみちづくりの基本的考え方 みちづくりの基本姿勢 ○ 次世代に引き継ぐよりよいみちの整備促進 ○ まちづくりと利用者に配慮したみちづくり ○ 自動車交通量の適正化 ○ つくり手と使い手の連携強化 みちづくりのあるべき姿 ○ 安全・安心なみちづくり みちの使い方 ○ 交通需要マネジメント ○ ゆとり、快適空間としての ○ 高度道路交通システムの活 みちづくり 用 ○ 環境に配慮したみちづくり ○ 新線建設と現道改良のバラ ンス ○ 主要幹線道路の優先整備 ○ 総合交通体系のなかでのみ ○ 道路空間の有効活用 ちづくり みちづくりの進め方 ○ 財源と整備手法の多様化 ○ 安全意識、マナーの向上 ○ 公共施設・沿道との一体整備 ○ 物流システムの高度化 ○ みちづくりの合意形成とP Rの推進 ○ 交流・連携のためのみちづ くり 3 2 みちづくりのめざす姿 (1) まちづくりの将来像 『熊取町 第3次総合計画・基本構想』における次代のまちづくりでは、行政はもとより、住民、コミュニティ組 織、企業等、 「みんな」が主役となり、全ての‘ちから’を結集する協働・参画の取り組みが重要である。 これからのまちづくりの将来像として、第2次総合計画の『 “ひと”と“自然”にやさしい「健康文化都市」 』を継 承しつつ、 『みんなが主役 「やすらぎと健康文化のまち」 』と定めている。 みんなが主役 「やすらぎと健康文化のまち」 「みんな」の‘ちから’でまち 日常の生活で「やすらぎ」が の個性をさらに輝かせる持 感じられる定住魅力のある 続可能なまちづくり まちづくり ○ みんなが主役の未来かがやくまちづくりの実現 ○ 生涯の学びを通じてひとを育むまちづくりの実現 ○ 健やかでいきいき暮らせるまちづくりの実現 ○ 自然と共生する快適で美しいまちづくりの実現 ○ 利便性が高く安全で安心なまちづくりの実現 ○ 活気あふれるにぎわいのあるまちづくりの実現 4 (2) みちづくりのめざす姿 道路は、豊かで安全な住民生活と均衛あるまちづくりを実現していくうえで、重要な施設であることから、本町の 将来像との整合に留意しつつ次の3つの方向でみちづくりを進めます。 みちづくりのめざす姿 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 交流と連携を 安全・安心な 緑を育む 図る くらしを支える 歩きたくなる みちづくり みちづくり みちづくり Ⅰ ⅰ利便性と機能性にすぐれた 都市生活を支えるみち Ⅱ ⅰ全ての人が安全で安心して 使えるみち Ⅲ ⅰ都市景観を楽しむみち ⅱ歴史、文化に触れるみち ⅱ災害に強いみち ⅱまちづくりを支援するみち ⅲ産業・経済を支援するみち ⅲ沿道都市環境に配慮したみち ⅳよりよく保全、管理されたみ ち ⅲ自然と共生できるみち ⅳ花、緑あふれるみち ⅴ健康増進を支援するみち 5 3 将来のみちづくりの目標像 (1) 交流と連携を図るみちづくり ア 利便性と機能性にすぐれた都市生活を支えるみち ・広域幹線道路と連携するみちづくり ・渋滞のないみちづくり イ まちづくりを支援するみち ・土地区画整理事業等まちづくりと一体となったみちづくりを推進 ウ 産業・経済を支援するみち ・産業・経済活動を支援するための道路整備の推進 (2) 安全・安心なくらしを支えるみちづくり ア 全ての人が安全で安心して使えるみち ・交通安全施設整備、歩道整備、交差点改良で交通事故のない安全な道路整備の推進 ・ 「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)を遵守した「福祉のまち づくり」を支えるみちづくり イ 災害に強いみち ・緊急交通路、避難路、延焼遮断帯等のための道路整備の推進 ウ 沿道都市環境に配慮したみち ・沿道状況を勘案した自動車騒音対策等の検討 エ よりよく保全、管理されたみち ・地域と一体となった計画的な保全・管理の推進 (3) 緑を育む、歩きたくなるみちづくり ア 都市景観を楽しむみち ・電線類の地中化を図るとともに、沿道建物や風景に調和した道路構造物や道路照明等の道路附属施設の 整備を推進 イ 歴史、文化に触れるみち ・歴史的まちなみやみちすじの保全・修復、歴史・文化資源のネットワーク化等を推進 ウ 自然と共生できるみち ・自然環境の保全と育成に努め、生態系と共生し、住民が自然に親しむための歩車共存道路等の整備を推 進 エ 花、緑あふれるみち ・幹線道路の緑化、及びポケットパーク等の緑化の推進 オ 健康増進を支援するみち ・歩行空間の面的整備を図るため、ウォーキングトレイル事業の推進 6 第3 道路整備基本方針 1 交流と連携を図るみちづくり (1) 利便性と機能性にすぐれた都市生活を支えるみち 【整備目標】 国土幹線へアクセスする道路、広域幹線道路網と連携する道路などの幹線ネットワークの整備を 促進するとともに、隣接市域のネットワークと連携した地域内道路網の形成を図る。 バイパス整備、現道狭隘区間の拡幅、交差点改良によるボトルネックを解消して渋滞解消を図る。 【取り組み方針】 ア 広域幹線道路の整備促進 ○ (都)大阪岸和田南海線の早期完成を要望していく。 ○ (都)泉州山手線の早期事業化について、あらゆる機会をつうじ強く要望していく。 ○ 国道 170 号(大阪外環状線)の計画4車線化を強く要望していく。 イ 地域幹線道路の整備促進 ○ 隣接市域とのネットワークを図る路線の整備促進。 ・府道泉佐野打田線(泉佐野市界~国道 170 号(旧)大久保東交差点、町道朝代成合永楽線大阪体育 大学前交差点~泉佐野市界) 、国道 170 号(旧)の整備要望 ・町道小垣内川田七山線の整備促進 ○ 町内道路のネットワークとして、都市計画道路の選定も視野に入れ次の路線の整備促進に努 める。 ・(仮)町道五門山原延伸線(朝和口交差点~国道 170 号(大阪外環状線)) ・町道大久保野田七山線(国道 170 号(大阪外環状線)野田交番西交差点~町道五門七山線) ・町道朝代和田大宮線(町道久保和田線~林道和田山線、第2保育所下~町道久保和田線) ・(仮)町道小谷穴釜延伸線(国道 170 号(旧)ひまわりドーム北交差点~国道 170 号(大阪外環状線)) ・町道久保高田線 ・町道小谷穴釜線 ・町道小垣内川田七山線 ・町道五門久保小谷線 ・町道西之山線 ・(仮)和田南山の手台延 伸線 ・町道小垣内七山線 ○ 交通結節点へのアクセス道路の 整備促進として、町の玄関口であ る熊取駅へのアクセス道路にあた る、(仮)駅前延伸線の整備促進。 町道大久保野田七山線 7 ウ 生活道路の整備促進 ○ 地域に密着し、生活の基盤となっている生活道路については地域の沿道状況を勘案し、特性 を活かしながら幹線道路との連絡となるよう、以下の路線について整備を促進する。 ・町道五門七山線(国道 170 号(旧)~国道 170 号(大阪外環状線)紺屋交差点) ・町道五門七山線(町道小垣内七山線~町道小垣内川田七山線) ・町道朝代和田大宮線(朝代大橋~町道和田線) ・町道久保高田線(八幡池~町道小谷穴釜線) ・町道五門和田線(国道 170 号(旧)朝和口交差点~町道美熊台南山の手台線) 町道五門七山線(大阪外環状線側) 町道五門七山線(煉瓦館付近) エ 渋滞対策の推進 ○ 府道泉佐野打田線(東和苑西交差点)の交差点改良を推進し、渋滞の解消を図る。 (2) まちづくりを支援するみち 【整備目標】 土地区画整理事業、主要な公共施設関連道路、沿道街区形成を図りながらの道路整備など、まち づくりを支える道路整備を促進する。 【取り組み方針】 ア 面整備などを支援する道路整備 ○ 熊取駅前西地区の土地区画整理事業化にあわせ、まちづくりを支える道路の検討。 ○ 町の行政機関の集中している地区へのアクセス道路である、(仮)町道五門山原延伸線(国道 170 号(旧)朝和口交差点~国道 170 号(大阪外環状線))、町道大久保野田七山線(国道 170 号(大阪外環 状線)野田交番西交差点~町道五門七山線)の整備促進。 8 (3) 産業・経済を支援するみち 【整備目標】 産業・経済活動を支援するための道路整備を推進する。 【取り組み方針】 ア 泉州基幹農道の整備 ○ 農業施設と流通拠点を有効に結び、隣接市域とのネットワークを強化し、地域農業の振興と 地域の活性化を図る泉州基幹農道(阪和自動車道の側道)の整備促進。 イ 産業経済支援道路整備 ○ 町内に点在する農家及び繊維などの地場産業工場と広域幹線道路のアクセス道路として、以 下の幹線道路の整備を図る。 ・国道 170 号(旧) ・(仮)町道五門山原延伸線(国道 170 号(旧)朝和口交差点~国道 170 号(大阪外環状線)) ・町道大久保野田七山線(国道 170 号(大阪外環状線)野田交番西交差点~町道五門七山線) ・(仮)町道小谷穴釜延伸線(国道 170 号(旧)ひまわりドーム北交差点~国道 170 号(大阪外 環状線)) ・町道小谷穴釜線 ・町道久保高田線 町道小谷穴釜線(H12 施工箇所) 9 2 安全・安心なくらしを支えるみちづくり (1) 全ての人が安全で安心して使えるみち 【整備目標】 幹線道路等における歩道の整備を推進するとともに、事故多発地点の改良、交通安全施設整備 などを促進して交通事故の減少を図り安全な道路整備を推進する。また、全ての人が安心して生 活できるよう、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法) を遵守した「福祉のまちづくり」を支援する道路整備を推進する。 【取り組み方針】 ア 幹線道路等における自転車歩行者道の整備 ○ 幹線道路等における自歩道未整備区間のうち、歩行者や自転車の通行が多い道路の歩道整 備や、改良事業にあわせた歩道の整備を推進する。 ・国道 170 号(旧) ・府道泉佐野打田線(泉佐野市界~国道 170 号(旧)大久保東交差点・旧道全線:府道泉佐野熊取 線大久保交差点~西小学校下交差点・町道朝代成合永楽線大阪体育大学前交差点~泉佐野市界) ・町道朝代和田大宮線(町道久保和田線 ~林道和田山線) ・町道五門七山線(重要文化財中家住宅~ 国道 170 号(大阪外環状線)紺屋交差点) ・町道五門久保小谷線 ・町道久保高田線 ・町道小谷穴釜線 イ 事故多発地点の改良等 ○ 事故多発地点である交差点の道路改良 を推進するとともに、交通安全総点検を順 次実施し計画的な交通安全施設整備を行 町道小谷穴釜線(通学時間帯) う。 ・国道 170 号(旧)(野田交差点、熊取駅 東交差点) ・府道泉佐野打田線(東和苑西交差点) ・町道五門久保小谷線・町道久保高田 線交差 ウ 安心して生活できる地区の整備 ○ 熊取北小学校周辺道路整備としてコミュ ニティ道路整備を推進する。 エ 「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進 に関する法律」(バリアフリー新法)を遵守し た「福祉のまちづくり」を支援する道路整備 ○ 町内幹線道路の歩道段差解消を推進する。 ○ 改良事業にあわせた歩道の広幅員化を推進する。 ○ 視覚障害者誘導用ブロックについては、視覚障害者の歩行が多い歩道上でバス停留所、公 共施設等への出入口部に敷設を計画的に推進する。 10 東和苑西交差点 (2) 災害に強いみち 【整備目標】 道路パトロールによって抽出される道路、橋梁などについて計画的に整備を図る。 災害発生時の避難路、緊急交通路となる地域幹線道路については計画的に整備を推進するとと もに、延焼遮断帯として広幅員歩道の整備を推進する。 【取り組み方針】 ア 道路パトロールによって抽出される道路、橋梁などの整備 ○ イ 道路パトロールによって抽出される危険箇所については、計画的に整備を行う。 避難路、緊急交通路、延焼遮断帯の整備 ○ 災害発生時における避難路、緊急交通路、及び延焼遮断帯となる地域幹線道路の整備に努 める。 (3) 沿道都市環境に配慮したみち 【整備目標】 広域幹線道路については、沿道状況を勘案し、特に必要性の高い地点で環境施設帯等の対策を 検討する。 【取り組み方針】 ア 環境保全に配慮したみちの形成 ○ (4) 沿道環境に配慮して、環境施設帯等の対策を検討する。 よりよく保全、管理されたみち 【整備目標】 道路管理体制を強化し、維持補修に努め、常に道路を安全で良好な状態に保つとともに、住民 参加の保全管理体制を構築する。 【取り組み方針】 ア 道路の維持管理の充実 ○ 円滑な道路交通を確保するため、道路パトロールの充実を図り、道路維持、補修の計画的 整備に努め管理体制の充実を図る。 11 3 緑を育む歩きたくなるみちづくり (1) 都市景観を楽しむみち 【整備目標】 電線類の地中化を図るとともに、沿道建物や風景に調和した道路構造物や道路照明等の道路附 属施設の整備を推進する。 【取り組み方針】 ア 電線類の地中化 ○ 町の玄関口である府道熊取停車場線や、歴史的景観に配慮する路線については電線類の地 中化を検討する。 イ (2) 道路附属施設、設備の景観整備 ○ 道路照明等の道路附属施設については、沿道建物や風景に調和した整備を進める。 ○ 心を和ませるマンホール蓋の図柄を工夫する。 ○ 案内標識等については、カラー、デザイン等の統一、系統化を図る。 歴史、文化に触れるみち 【整備目標】 歴史的なまちなみやみちすじの保全、補修を行い、歴史文化資源のネットワーク化を推進する とともに、協働のまちづくりの拠点では地域で育む芸術等を楽しむための空間を提供する。 【取り組み方針】 ア 歴史街道等の整備 ○ 歴史と交流の拠点内にある重要文化財中 家住宅周辺の道路整備、及び旧街道の整備 を進める。 ・町道五門七山線(国道 170 号(旧)~国 道 170 号(大阪外環状線)紺屋交差点) ・町道向田長坂線(国道 170 号(大阪外 環状線)熊取西交差点付近~府道泉佐 野熊取線(上出橋付近)) ・町道小垣内大宮線(大森神社付近) イ 重要文化財中家住宅(町道五門七山線) ストリートギャラリー等の整備 ○ 協働のまちづくりの拠点内にある町道野田泉佐野線を「ストリートギャラリー」として整 備する。 (3) 自然と共生できるみち 【整備目標】 住民が自然に親しむための歩車共存道路、歩道の整備を進めるとともに、自然体系を保全、共 生する道路整備を促進する。 【取り組み方針】 ア 人々が集い語らう散策道、並木道等の整備 12 ○ 二級河川住吉川の整備とあわせて、管 理用通路を駅周辺まで安全に歩ける遊 歩道として整備するよう要望する。 ○ 見出川整備とあわせて、管理用通路を 整備するとともに、永楽ダム周辺につい ては散策道の整備など、自然とふれあう 場の整備を推進する。 (4) 花、緑あふれるみち 永楽ダム 【整備目標】 幹線道路では道路植樹帯を増やし、又ポケットパークや交差点部の空間を活用して緑化を推進 する。 【取り組み方針】 ア 幹線道路緑化 ○ イ 幹線道路の緑化を推進する。 歩行者空間の緑化、植栽 ○ 町の玄関である駅前広場を美しくやすらぎのあるものとするためにある、夢広場花ふる事 業を住民参加も視野に入れ事業展開する。 ○ ポケットパークや交差点部の空間を利用して、緑化を推進する。 ・町道小谷穴釜線 ・町道小垣内寺山線 ・町道小谷線 ・町道五門築留線 ・町道中央小学校線 駅前広場 (5) 健康増進を支援するみち 【整備目標】 ウォーキングトレイル事業を推進し、歩行空間の面的整備を図る。 【取り組み方針】 ア ウォーキングトレイルの整備 ○ 歩くことを通じた健康、福祉活動を支援するとともに、歩行者がゆとりとうるおいの実感 できる質の高い歩行空間を形成する。 ○ 駅周辺(タウントレイル事業)、自然公園周辺(カントリートレイル事業) 13 第4 第2次道路整備計画 道路整備計画の 計画の体系 みちづくりの基本姿勢 次世代に引き継ぐよりよいみちの整備促進 まちづくりと利用者に配慮したみちづくり 自動車交通量の適正化 つくり手と使い手の連携強化 まちづくりの将来像 将来像 道路整備基本方針 まちづくり みちづくりのめざす姿 大綱 具体的な施策 ○広域幹線道路の整備促進 ・(都)大阪岸和田南海線 ・(都)泉州山手線 ・国道 170 号(大阪外環状線) ○地域幹線道路の整備促進 利便性と機能性にすぐれた 都市生活を支えるみち ・府道泉佐野打田線 ・国道 170 号(旧) ・町道小垣内川田七山線 ・(仮)五門山原延伸線 ・町道大久保野田七山線 ・町道朝代和田大宮線 ・(仮)小谷穴釜延伸線 ・町道久保高田線 ・町道小谷穴釜線 ・町道五門久保小谷線 ・町道西之山線 ・(仮)和田南山の手台延伸線 ・町道小垣内七山線 ・(仮)駅前延伸線 ○生活道路の整備促進 みんなが主 交流と連携を 役の 未 来か 図るみちづく ・町道五門七山線(紺屋地区) ・町道五門七山線(七山地区) がやくまちづ り ・町道久保高田線 ・町道朝代和田大宮線 ・町道五門和田線 ○渋滞対策の推進 くりの実現 ・府道泉佐野打田線 まちづくりを支援するみち ○面整備などを支援する道路整備 生涯の学びを ・(仮)五門山原延伸線 通じてひとを ○泉州基幹農道の整備 育むまちづく 産業・経済を支援するみち りの実現 ・町道大久保野田七山線 ○産業経済支援道路整備 ・国道170 号(旧) ・(仮)五門山原延伸線 ・町道大久保野田七山線 ・(仮)小谷穴釜延伸線 ・町道小谷穴釜線 ・町道久保高田線 ○幹線道路等における自転車歩行者道の整備 みんなが主役 健やかでいき ・国道170 号(旧) ・府道泉佐野打田線 ・町道朝代和田大宮線 いき暮らせる ・町道五門七山線 ・町道五門久保小谷線 ・町道久保高田線 ま ちづくりの ・町道小谷穴釜線 ・熊取駅東交差点 ・東和苑西交差点 実現 全ての人が安全で安心して 「やすらぎと 健康文化 のまち」 使えるみち 自然と共生す 安全・安心なく る快適で美し ら し を支え る い まちづ くり ○事故多発地点の改良等 ・野田交差点 ・町道五門久保小谷線×町道久保高田線(交差点) ○安心して生活できる地区の整備 ・町道希望が丘 18、26、36 号線 ○「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)を遵守した「福祉の みちづくり まちづくり」を支援する道路整備 の実現 災害に強いみち 利便性が高く 沿道都市環境に配慮したみ 安全で安心な ち ま ちづくりの よりよく保全、管理されたみ 実現 ち ○道路パトロールによって抽出される道路、橋梁などの整備 ○避難路、緊急交通路、延焼遮断帯の整備 ○環境保全に配慮したみちの形成 ○道路の維持管理の充実 ○電線類の地中化 都市景観を楽しむみち ・府道熊取停車場線 活気あふれる ○道路附属施設、設備の景観整備 にぎわいのあ ○歴史街道等の整備 る ま ちづ くり 歴史、文化に触れるみち の実現 緑を育む歩き ・熊取駅東西自由通路 たくなるみち づくり ・町道五門七山線 ・町道向田長坂線 ・町道小垣内大宮線 ○ストリートギャラリー等の整備 自然と共生できるみち ・町道野田泉佐野線 ○人々が集い語らう散策道、並木道等の整備 ・二級河川住吉川管理用通路 ・見出川管理用通路 ・永楽ダム周遊散策道 ○幹線道路緑化 花、緑あふれるみち 健康増進を支援するみち ○歩行者空間の緑化、植栽 ・町道小谷穴釜線 ・町道小垣内寺山線 ・町道五門築留線 ・町道中央小学校線 ・町道小谷線 ○ウォーキングトレイルの整備 ※ 下線 : 優先度が高い計画路線・交差点 14 14 第5 今後の 今後の整備方針 今後の道路整備については、第2次道路整備計画に基づき事業推進を図るところであるが、近 年の厳しい財政状況や国庫補助採択等、道路財源確保が困難となっている昨今、計画的な整備が 望まれるところである。 したがって、道路整備には、その道路の持つ意味、その事業効果を充分にPRし、事業着手の 段階から住民と連携した道路事業を展開するとともに、今後の財政状況や補助採択、地元協力等、 総合的な判断のもと事業展開を図ることとする。 H16.10.3 朝代大橋渡り初め式 (町道朝代和田大宮線) 15 第6 道路整備計画イメージ 道路整備計画イメージ図 イメージ図 至 岸和田 至 天王寺 至 堺・大阪 至 泉佐野 至 泉佐野 至 河内長野 至 和歌山 至 泉佐野 至 大阪 至 空港 至 和歌山 至 空港・和歌山 凡 例 幹 線 道 路 整 備 路 線 府 事 業 整 備 路 線 隣接 市事 業整 備路線 生 活 道 路 整 備 路 線 補助幹線道路整備路線 16 ■附属資料 (用語説明) ア行 【ウォーキングトレイル】 自然、歴史文化施設などを取り込んだ歩行者専用道のネットワークのこと。 カ行 【コミュニティ道路】 通過車両などの進入によって、歩行者の安全が脅かされているような 生活道路などについて、歩行者と自動車の共存を図るために、車道をジ グザグにしたり、凹凸化して自動車の速度を下げるべく、歩道を拡幅し て植栽やストリートファーニチャーなどを積極的に配置した道路。 サ行 【ストリートギャラリー】 快適な道路空間を創出するため、絵画や彫刻などの展示をした空間。 タ行 【土地区画整理事業】 都市計画法に基づく面的整備手法のひとつであり、土地区画整理法に 基づき、土地所有者等から一部の土地を提供してもらい(減歩)、道路や公 園等の公共用地としての活用や宅地の整形化などを図り、市街地の整備 や居住環境の向上などを目的とする。 ハ行 【ポケットパーク】 住宅地や団地などでみられる、ベンチやすべり台程度がある小さな公 園や道路法面などを利用した景観に配慮した小規模の公園をいう。 17 第2次道路整備計画 平成20年3月発行 発行 熊取町 〒590-0495 大阪府泉南郡熊取町野田1丁目1番1号 電話 072-452-1001 代表 〔企画・編集〕 熊取町 事業部 道路河川課 18
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