10 レポートの作成 10-4 引用・参考文献の書き方 レポートや論文を書くときには、引用や参考にした文献は下記の例のように、きちんと 出典元(引用文献・参考文献)を記載する必要があります。 ■引用 引用とは自説をより説得力のあるものにするために、他人が書いた文章を用いることで す。しかし他人が書いた文章には「著作権」というものが発生するため、使用する際に は引用文の前後を「」でくくったり、長文の場合は前後に空白行を入れ、2-3 字下げたり して、それが引用文であることを明確に示す必要があります。また、その出典元もきち んと記述しなければなりません。 ■引用文献・参考文献の書き方 引用や参考にした文献については、レポートの最後に一覧にして、著者名の五十音順に 表示します(引用は同一ページの下部でもよい)。文献の種類によって表示方法も異なる ため、次の例を参考にしてください。 ・図書の記述例 著者名, (出版年),『書籍名』,出版社,該当ページ[ p.××- p.××] ・雑誌の記述例 著者名, (出版年),「見出しなどのタイトル」,『雑誌名』,巻数・号数,該当ページ[ p. ××- p.××] ・新聞の記述例 署名記事の場合の著者名,(出版日付),「タイトル」,紙名,朝夕刊の別,該当ページ[ p.××] ・電子媒体(インターネット・メーリングリストなど)の記述例 作成・著者名,サイト名・媒体表示,「タイトル」,< アドレス >,(アクセス年月日) (区切りの「, 」は「、」やスペースでもよい。記述の順番や書式を統一する。) 参考文献の表示方法にはさまざまな方法があり、統一されていません。図書館 1 階のス タディサポートルームに参考文献の書き方などの図書があるので参考にしてください。 参考文献:宮田昇,(2003 年),『学術論文のための著作権 Q & A』,東海大学出版会 158 KAETSU メディアガイド 2008
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